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さよならドビュッシー
さよならドビュッシー
中山七里/宝島社
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総合評価

1259件)
3.9
293
499
309
49
13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このミス1位に輝いた作品らしい、中山七里の出世作だとか。と色々話題の作品であり、シリーズ第1作ということもあって読んでみた。 ミステリー素人の俺にもなんとなく読めたトリック(同じ年頃背格好の女性2名が火事で顔含めて全身大やけどを負ってしまったら、トリックは…読めるよねぇ)はご愛嬌としても、それ以外の描写もやや稚拙、いじめっ子3人娘にしても、ライバルの天才マッチョピアノ娘についても、イケメン先生数名についても…ありがちサブキャラをもうちょっと上手く動かせていたら物語にもっともっとメリハリがついたと思うんだけどなぁ。 とはいえ、この物語の醍醐味であるスポコン学園物描写については読ませる。スチュワーデス物語、家なき娘(比喩が古くてスマン)あたりの伝統をしっかり踏襲していて、安心して読める。 キモであるピアノ演奏描写も中々の迫力。クラシックのピアノ曲を聴きたくなる。さすがに「蜜蜂と遠雷」には及ばないものの、こっちの方が随分先に刊行されているのだから、読み順がこっち先なら、俺の中で当面「ピアノ描写ベスト1」作品になってたであろう。 初期作品のエネルギーをきちんと持ってる、これ以降の中山作品に期待が持てる佳作である。

    2
    投稿日: 2018.12.13
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    音楽に関する描写のシーンでは、繊細すぎて読むのに神経を費やしたが、最後の最後で予想反する結果につながりいい意味で驚かされた。 実写化もきになるところ。

    2
    投稿日: 2018.11.30
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    最後の最後に、え、そーゆーこと?となり、中々楽しく読めました。 ピアノに関しては無知ですが、鬼気迫る演奏は文章を通してよく伝わりました。

    2
    投稿日: 2018.11.27
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    スレたミステリファンなので、メインのトリックは最初からうっすらわかりましたが、そんなことより主人公がどんな思いで歯を食いしばってピアノに打ち込んだか、謎解きのあとに彼女の行動を反芻すると、そっちの方が印象に残りました。 そして岬先生の人でなしっぷりがいいです。そもそも芸術家って、これくらい偏向してるからこそ、素晴らしい作品を作り出せるんですよね。 前々から気になっていたので読めてよかったです。

    2
    投稿日: 2018.11.15
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    凄い!一気に読んだ。最後のトリックの解決のパートを読んだ後、当該事件のパートを読み返しても全く齟齬が無い。 音楽青春モノとしても読ませる。 お見事。

    1
    投稿日: 2018.10.16
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    「さよならドビュッシー」 第8回このミス大賞受賞作品。 言わずと知れた中山七里の本作。「連続殺人鬼かえる男ふたたび」「能面検事」を書いた作家とは思えない。前者は当分順番待ちであり、後者が図書館に無いか物色予定の今、遂に話題となった「さよならドビュッシー」を漸く読了。 突然の悲劇により祖父と従姉妹を失い、自身は大火傷を負った香月遥。更に、祖父の遺言により莫大な遺産が遥に譲渡されることとなる。大切な人を失った代わりに望んでもいない大金を手にすることになった遥は命を狙われながらも、周囲の差別や嫉妬、蔑みと闘いながら自らの道を切り開いていく。武器は音楽だ。 音楽とスポ根、ミステリーの掛け合わせ。タイトルが切なさを感じさせた。でも、それは音楽を通じた人と人とのすれ違いや別れに感じる切なさでは無く、火事、火傷、遺産目当てから垣間見える人の浅はかさや思い込み、邪推からくるそれでした。遥に突然降り注いだ三重苦はかなり重い。この三重苦に加え、周囲の差別や嫉妬、蔑みが遥に降ってくるのだ。この辺のお陰で音楽やミステリーよりもスポ根の要素を強く感じた。 ただ、恐らく必要な要素だったから盛り込んだのだろうが、個人的には音楽とミステリーをより強めても良かったのではないかと思った。遥が理不尽な悪意に立ち向かうからこそ、ピアノを弾くシーンは映える面はあるかも知れないが、仮にスポ根要素が抑えめでも十分な描写だったと思った。むしろ音楽に割く分、より迫力あるようになったのではないかと。 と何やら述べてみたものの、率直に言えば担任やクラスメイトのあからさまな嫉妬や冷笑、嫌味、更にメディアや校長の利用してやろう感の態度に非常に腹が立ったからというのが大きな理由。加えて、遥の理解者が少なすぎるのでないかと。 特に、遥がアラベスクを完奏した時担任が発した「全身に大火傷を負った人がここまでやった。五体満足な貴女方も負けられない」という発破など言語道断じゃあないですか!と、ここまで腹立たしくさせられるとは作者に上手くやられた訳ですが仕方がない。 音楽に関しては上述した通り、躍動感や迫力が伝わる描写で良かった。音楽を理解するには作者の人となりを理解すること、権威ある世界はヒエラルキーがあること、何より世の中には悪意が溢れていることというメッセージは響いた。肝心のミステリーは、もう少し芯を食ってくるかと思いきや意外とあっさり。岬のあの台詞で上手く回収された感じ。 しかしながら一番は、祖父の言葉だろうか。とにかく温かい。その言葉は悲劇を乗り越えようとする遥の背中を押す。こんなじいさん最高じゃないか。 中山七里作品の入口としてまずはお勧めしたい。

    2
    投稿日: 2018.10.06
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    王道中王道、 未来ある若者が夢に向かって頑張るお話、 かと思っていたら展開が少し違って驚きました。 思ったよりも過酷な状況で頑張る主人公… 私だったら立ち直れないなぁと 何度も思いました…笑 ミステリーだと思って読んでいなかったので、 最後のどんでん返しはまんまと騙されちゃいましたし… ほんとに驚きました。 ここの驚きだけでも読む価値はあるように思います。 ミステリーの種明かしとか、すぐにわかってしまう人には 簡単だったのでしょうか、、? 自分の意図しないところで 自分じゃない何者かに勝手にされるのは辛い (的な感じだったかな?)の岬さんの発言には ぐっとくるものがあったなー にしても、岬さんがハイスペックすぎて、 ずっと頭の中で向井理さんで脳内再生されてた笑 主人公の人物設定は少し苦手だったかなぁ。 ただ良くも悪くも中高生ってこんな感じなんだな、 という感じがしました。 不安定さがよく出てたというか。 お母さんのことは事故とはいえ あんな結末になってしまって、、 なんだかすごく悲しい気持ちになりました。 誤解を解くこともできないまま、 最悪の展開で永遠のお別れなんて、、

    0
    投稿日: 2018.08.27
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    「音楽関係の小説」と思い読み進めていた。演奏の場面や、曲についての解釈、作曲者の人生など、日頃の自分からは遠い、音楽の世界に浸りながら、出てきた曲を検索して流しながら。 しかし、途中から、音楽の道に邁進する少女の話、だけではなく、不吉な事件が起こり始める。 最後に、真相が分かった時の衝撃!思わず、もう一度、はじめから読み返してしまった。 構成もおもしろく、音楽の表現の仕方も、美しい。 シリーズ物なので、次も読みたいし、また読み返したい作品。

    2
    投稿日: 2018.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クラッシックがメインのストーリーに殺人事件がおまけに突いてくる。岬先生というのが、実はテミスや御子柴の話に出てくる岬検事の息子だとは。 中山ワールドにはまってしまう感じですね。 まあ、終わりは意外性のある終わり方。 ちょっとびっくり!

    2
    投稿日: 2018.08.05
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    岬せんせーのスーパーマンぶりがちょっと非現実過ぎるかなぁ。まぁ、こういうことなんだろうなと薄々と思っていた伏線をラストで見事に回収してくれた。

    2
    投稿日: 2018.07.29
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     ピアノの演奏描写は抜群に上手いが、ミステリとしては穴があるなあ、そもそもタイトルで・・・とか思いながらのほほんと読んでいたので、最終盤のどんでん返しにたまげた。穴に見えたのはすべて意味のある伏線やミスリードで、音楽小説である以前に間違いなく本格ミステリだった。巻末の解説でも「スポ根」と評されているように、「このミス」受賞作らしく内容は通俗的で、単線的なストーリー展開といい、某宗方コーチみたいなピアノ教師やライバルの「プチ子・ヘミング(!)」嬢のようなキャラクターといい見事なまでに漫画みたいだが、他方で差別的で排他的な現代日本社会・大衆への批判・批評をところどころでストレートにぶつけていて、予定調和の枠の中にとどまっていない。

    0
    投稿日: 2018.07.18
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    ■ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。第8回『このミス』大賞受賞作品。

    1
    投稿日: 2018.07.16
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    登場人物の台詞回しに現実味がなさすぎて、全く共感できなかった。 14歳の少女って、そんな大人臭い言葉を使って喋らないし、そんなに馬鹿な感受性じゃない。

    0
    投稿日: 2018.07.11
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    物語と謎解き真相が見事に融合した作品。そこに真新しさはまったくないが、物語を美しく描いていることてまったく気にさせない。濃密に描かれた主人公の物語、それらがあることによって報われなさを感じさせる真相にも納得し前向きに生きる主人公を応援したくなるのではなかろうか。素晴らしい。

    1
    投稿日: 2018.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    香月遥は震災で両親を亡くした従姉妹ルチアと厳しいけど温かい祖父とともに火事にあい、重度の火傷を負いながらただ一人生き残るという壮絶な序盤。 リハビリを経てもなお障害が残る体で、音楽学校の特待生として好奇と嫉妬の目に晒され、人間の本質的な醜さをこれでもかと描かれている。 世界は悪意に満ちていて、現代は不寛容。これが今生きている世界の姿だと思うと生きづらい。 岬洋介を先生としてコンクールに向けレッスンをする様子は鬼気迫るものがあった。その理由も最後にはわかるが、ブレない先生が法曹界でも有名人という設定が面白い。 全体的に物悲しさも感じる作品に思えた。

    1
    投稿日: 2018.05.03
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    広く知られた有名な作品で、皆さんあらすじを書いていらっしゃるので私は省いて。 中山七里、やってくれるなぁ。 音楽小説は当たり外れが大きく、ちょっと間違うとチープな印象になってしまう中、音楽への熱意がガンガンと伝わり胸熱。 ミステリである事を思わず忘れ、ラストでガツンとやられました。 蛇足ですが、私自身も音楽の高校へと進み学んだ身ですが、こんなにギスギスとした人たちは居ませんでした。 もちろんライバル関係ではあったけれども。 作中に出てくる曲を聴きながら読むことをオススメします。 クラッシックは敷居が高いと思われがちですが、作曲者たちの背景を少しでも知っていると、いきなりグンと身近な存在に感じられると思います。

    2
    投稿日: 2018.04.15
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    最後の10ページまで永遠に約400ページくらい騙され続けて、裏切られた感が一番に残る。 随所に強く生きる為の言葉が散りばめられていて、主人公の境遇を同情させない物語の展開に勇気をもらえる。 ピアノの描写は、音楽を演奏しない人にも言葉で音を想起させてくれて、なんだか、クラシックとの距離が近くになった感じがする。 感想を沢山書きたくなるくらいおもしろかった

    0
    投稿日: 2018.04.04
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    重い内容のわりに、軽やかに読めた。ラストは、主人公じゃなかったんかい?!みたいなツッコミを入れたくなった。音楽描写も中々。酢豚食べたくなった。

    0
    投稿日: 2018.04.01
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    デビュー作で、2013年に橋本愛×清塚信也で映画化されてます。岬洋介シリーズ1作目ですが、岬洋介がとにかく非の打ちどころがないほどかっこいいです。作中ピアノの専門的用語が幾重にも出て来ますが、それを苦痛に感じさせない疾走感と躍動感が素晴らしいです。岬洋介シリーズなのに、主人公は被害に遭った女の子というのが、新鮮でした。そのせいで読者が真実に辿り着くのが難しくなってます。

    1
    投稿日: 2018.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    毎度のことながらじっくり推理をしながら読む、ということをしないもんだからあっさりだまされた。振り返れば、解決のためのわかりやすい伏線もしっかり提示されてるし、その段階で少なくとも犯人を絞ることは可能だったようにも思う。 いや、どうかな。 どちらにしても良作であることに間違いない。

    2
    投稿日: 2018.03.18
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    予想以上の良い作品だった。 音楽とミステリーがどう絡んでくるのか? 最初はそんな感じで読み始めたけど、読み終わってみたら「やられた!」って感じだった。 是非おすすめしたい作品でした。

    2
    投稿日: 2018.02.25
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    穏やかな音楽小説かと思いきや、序盤から激しく物語が展開していく。ピアノを志す主人公の女子高生・遥は火事によって大やけどを負い、そして彼女の家族が次々と死んでいく。 不穏な空気が終始物語に漂いながらも、遥とその講師・岬が奏でるピアノの描写が美しく幻想的。 私もピアノを習い始めたので、何曲か自分の知ってるクラシック曲も出てきて、よりイメージが膨らんだ。 それにしても、ミスリードにまんまとはまってしまった。 どんでん返し好きの人にはオススメ。序盤で気づくべきだったな。。色々伏線がちりばめれてたのに。 ドビュッシーの「月の光」はいつか弾きたい一曲だ。

    2
    投稿日: 2018.02.05
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    ベストセラーには手が伸びない天邪鬼。でも結局気になって読んでみる。そして毎度,何でもっと早く読まなかったのだと後悔。この作品も例にもれず・・・。衝撃的な始まりから目が離せなくなる。読みやすいので最後まで一気読み。音楽に詳しければさらに面白さ倍増だろう。 あらすじ(背表紙より) ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。第8回『このミス』大賞受賞作品。

    2
    投稿日: 2018.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バイオリニストを目指す2人の少女。ある晩、資産家の祖父と少女が一人焼け死んだ。それでもプロを目指そうとする彼女の元に聴力に障害のあるピアニストが指導の手を差し出した。二人三脚で猛練習を行う日の中、たびたび事件が起こるようになる。 なんだか救いようがないような。哀しい。でもおもしろかったので、他の小説も読みたくなった。

    2
    投稿日: 2018.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これだけピアノの演奏が描写された作品は初めて。あまりよくわからないが、熱演ぶりは分かった。 どんでん返しそのものは早々に分かったが、事件の原因は最後まで分からなかった。 岬洋介シリーズ、また読むつもり。

    2
    投稿日: 2018.01.04
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     あー面白い。序盤の伏線が「あれ?」って思っていたところにそれがきれいに整えられた結果である。  音が見えてくるような不思議な感じ。  しかし、あとからレビュー書いてて、これってアレのお母さんみたいにならないのかなぁって心配が出てきた。怖い。

    2
    投稿日: 2017.12.18
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    「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里さんのデビュー作。 解説に「音楽+スポ根+ミステリのハイブリッド」とある様に、三つの要素が合わさった物語はとても読み応えがありました。 特にピアノ演奏の描写が素晴しかったです。 クラシックはほとんど聴くことがないのですが、それでもどんな曲か聴いてみたくなりました。 実際、曲を聴きながら読んだ方が、イメージが膨らむような気がします。 デビュー作だとは思えない筆力を感じましたし、何より物語としての面白さがありました。 シリーズ続編は勿論のこと、他の作品も読んでみたいです。

    1
    投稿日: 2017.11.06
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    あんまり芸術とかピアノとかクラシックに知識も興味もないので、正直専門的な説明には辟易したがミステリアスな出来事についつい読み進めてしまった。最初の出だしからすると、こんな暗い感じになるとは思ってなかった・・・というのが正直なところ。しかし、結末にはびっくりさせられたので、読んで満足。

    2
    投稿日: 2017.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コンクールを目指してピアノに取り組む話とサスペンスが絡んだ珍しい作品。まず音楽に対する文章の描写が凄い。その点でまず圧倒された。そしてサスペンスの部分も音楽の話の行く末に夢中になっていたので事件の真相にすっかりだまされたという感じ。でもあとから冷静に考えてみると、サスペンス部分はそんなに難しい謎でもなかった気がする。(それだけ音楽の話の行く末に夢中にさせられたということ。)初読みの作家の方だが、他の作品やこのシリーズも今後是非読みたいと思った。感想はこんなところです。

    1
    投稿日: 2017.08.29
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    一人称「あたし」に読む気を削がれながらなんとか読み切った。それも含め、「そうある必要があった」ことを洗い出していくとこうなるのだなあ、と。結果的に楽しく読んだ。

    0
    投稿日: 2017.08.27
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    面白かった。 家事で炭化するほどの火傷から回復した少女がピアノコンクールに出場するという青春ストーリーにミステリーが加わっている。 クラシックの楽曲を文章で表現してるのはすごいです。 コンクールに向けた情熱、犯人の推理、そして………展開も面白く、アッという仕掛けもあり、文章も無駄がなく、テンポよく読めました。

    2
    投稿日: 2017.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    見事に騙されていました(笑) 亡くなった祖父や従妹についてあまり触れないから、どこか変だなぁ・・・と思っていたら、そういうことだったとは。 終盤の岬さんのセリフで、どういうこと!?とかなり驚愕しました。 音楽(ピアノ)とスポ根(ひたむきなレッスン、リハビリ)、そしてミステリー(主人公の正体)という、異なる3つの分野を上手く融合させた作品だと感服しました。

    1
    投稿日: 2017.08.22
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    家が火事にあってから加速していくミステリー。 クラシック音楽をあまり知らなくても、早く続きが読みたいと思わせる小説でとても久しぶりにワクワクした。 また最後のどんでん返しも素晴らしく圧巻だった。

    1
    投稿日: 2017.08.12
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    ピアニストを志す遥、従姉妹のルシア。ルシアはインドネシアのスマトラ地震で両親を失い日本に暮らすことになる。脳梗塞の祖父が火事で死亡、遺産問題が発生、遥は全身火傷、ルシアは死亡、ここからミステリーが始まる。かつては親の意向で検事を志したこともあるピアニストの岬が遥の専属ピアノ講師になる。本筋には関係ないが、岬のセリフ、どんなに綺麗な服でも自分の趣味や体型に合わなければ苦痛でしかない、これがピアニストになった理由、納得させられる。母まで神社の階段から転落して死亡。まさかの結末、岬の謎解きと伏線の回収が心地よい。クラシック音痴の自分だが、描写が細かくて良い、すべて一度聞いてみたくなる。

    2
    投稿日: 2017.08.06
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    途中で読むのが辛くなるくらい話には関係ない音楽の描写が多かった。一作目よりも多い。途中から飛ばしてました。笑 が、最後の最後にどんでん返し。まさか犯人があの人だったとは!!

    0
    投稿日: 2017.07.22
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    これがはまるきっかけだったか。 ちょっと無理やりな印象もあったけど、でもこれだ。 やっぱり空港、やるやし。

    2
    投稿日: 2017.06.28
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    ここまで音楽の描写が多いとどうしても「蜜蜂と遠雷」と比べてしまう。蜜蜂と遠雷の音楽描写にはとても引き込まれたけど、こっち(さよならドビュッシー)の音楽描写は理屈っぽくて頭に入って来ず大半を読み飛ばしてしまった。

    0
    投稿日: 2017.06.26
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    いやあ!よかった!! 実は映画をちょっとだけ見て、冒頭のシーンをちょっとだけ読んで放置してたんですが、読んで良かったー!という感じ。次々謎が解き明かされていくのもそうだけど、オチが秀逸。結末は知ってたはずなのに最後のページに辿り着くまで、お話が終わることに気付かなかった。とてもすごい。さすが「このミス」だなと思いました。この本棚は、とにかくたくさんの本を読んで世界を広げることを目的にしてるんですが、これなら続編?シリーズ?読みたいなって思いました。 何より、少しでもピアノを囓っていた身としても音楽にまつわる描写で心が震えた。文句なしの満点です。

    1
    投稿日: 2017.06.15
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    久々に、ガツーンとおもしろかった。 無駄なところが一切なく、シンプルだけど繊細な文章。 単純に読み進めてったので、はらはらもグサリもドキドキも素直に感じれた。 ピアノの演奏や曲の描写がとても丁寧で、各々の人物の個性も際立っててそこがまたいい! 続編があるようなので、さっそく買ってみようと思います。

    1
    投稿日: 2017.06.02
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    おもしろかった。 解説に<音楽+スポ根+ミステリのハイブリッド>とあったが、まさにその通りだった。リハビリに立ち向かいピアノにぶつかってゆく描写は鬼気迫るものがあり、美しく儚く猛々しく音楽を語り、そしてやがて露わになる事件の真相。 これほどまでに不幸に見舞われた時、私なら…と思わずにはいられないほど不幸が滝のように降り注ぐ。この世がいかに悪意に満ちたものか、ひしひしと考えさせられる。 正直に言っていろいろ現実離れした奇跡が起きまくるけど、そこはもう軽く目を閉じて圧巻の音楽に耳を傾ければいいと思う。 タイトルにもなっている、最後の一文「さよなら、ドビュッシー。」がすごくよかった。 個人的にはあたしという一人称を使いながらのものすごい力技な結末が残念なので、☆4。 おやすみラフマニノフも読まなきゃ。

    2
    投稿日: 2017.05.23
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    楽しめた。 事件の犯人は意外だけど、背景は、もしかして、と思っていたところとどんぴしゃだったぶん、するすると読めました。 ミステリ部分より主人公の気持ちやピアノへ向かう姿勢の方が楽しかったな 2017.4.30

    2
    投稿日: 2017.04.30
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    音楽ミステリー。 音楽部分が教養不足でなかなか入って来ず。。 ミステリーとしては、1つの犯罪は予測通り… もう1つは、予想外。悲しい結末でした。

    2
    投稿日: 2017.04.28
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    これを「音楽小説」(そんなジャンルがあるかどうかは別として)として読むならば、演奏シーンでの臨場感のある情景は素晴らしい。 語彙豊かに、それを聴いたものがどのように感じるか、という、言葉にするととても表現が難しい音楽を、まさに、本当に聴いているように錯覚してしまう。 但し、ミステリーとしてはどうか。 一人称としては禁じ手となる手法を使っているし、何より、二度目を読みたいとは絶対に思わなくなるからだ。 いや、まぁ、また読みたいと思う人ももちろんいるだろうけど。 三人称だったら……。うーん、でも、そうするとあの瑞々しい感性は表現できないだろうし。 難しいところだね。

    2
    投稿日: 2017.04.10
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    病室のベッドで読んでいた。「犯人は君だ」と探偵役が告げ、次の行に目を写そうと思ったら「回診です」…その後10数分のもどかしかったこと。そして犯人を知って愕然とした。こんなに残酷で悲しいことが起こっていたなんて。そして(探偵が引っかかった)犯人に繋がる部分の記述を読み返す…叙述の巧みなこと。やられた、完敗。一つ言っておくと、一つ目の事件で犯人はわかってました。だけど殺人の方は、まさか。長編だけど一気に読了。ちょっとラノベ的な文章だなと思ってけど、主人公の設定が高校生だからこうなったんだろうと考える。状況設定が巧み、ドビュッシーの音楽が聞こえてくるような記述。犯人の背景は辛かったけど、読み応えのある一冊だった。映画も見てみたい。

    1
    投稿日: 2017.04.06
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    チームメイトのMOLYからの推薦。 いやぁ、おもしろくって一気読みしました。差別や偏見と他者評価が主題かなと思っていたんだけど、最後のどんでん返しで、まったく印象が変わってしまった。(ふっとんだ) 一番最後でタイトルの意味が理解できて、本書の余韻が引き立ちますね。 岬先生良いこと言ってるよ、ホント。 しかし、続編があるらしいんだけど、何が軸なんだろうか?岬先生かな?

    2
    投稿日: 2017.03.20
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    「傍観者になるかどうかは状況ではなく、その人間がその場でどう対処するかの判断で決まる。そして傍観者を決め込んだ者は、その瞬間から罰せられない在任となる。そして責任がない分、時として傍観者は加害者よりずっと卑劣だ。」 ミステリー小説としてはあまり好みではないが、クラシック音楽に向ける尋常とは思えない気持ちが伝わる作品だと思う。

    0
    投稿日: 2017.03.05
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    この著者のこのミス大賞受賞作ということで読みました。『〜カエル男』の方を先に読んでたので、最初の事件はあったけど、全体的に情緒的だなあと思っていたら。。。ちゃんと最後に仕掛けがありましたね。中盤からの遥のピアノに対する思いが滲み出てきて、そこからは一気読みでした。所々のクラシックの記述は知らなくても問題ないですが、知ってたらもっと面白いでしょうね!

    1
    投稿日: 2017.02.21
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    司書さんから借りた本。 ずっと読みたいと思ってたのに忘れてた本に、思いがけず出会う。人と本の話をすると、自分の知らなかった世界に気づけるみたい。本の話をできる友人は貴重。 第8回このミス大賞。いかにもこのミスって感じだった。 音楽やピアノの描写はすばらしいんだろうなぁと思う反面、医療的な部分に難ありで、いまいち集中できず。

    0
    投稿日: 2017.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何だかものすごい作品を読んでしまった。 小さな頃にピアノを習い、数年のブランクを挟んでピアノを再開した私。数年前に話題だった本作と古本屋で出会い、タイトルに惹かれて手に取った。 主人公が音楽高校のピアノ科へ進学し、ピアニストを目指す青春ストーリーと思わせられる物語の出だし。 ところが、読み進めると平凡な日常が一瞬で消え去り、全身大火傷の渋滞からの奇跡の回復、そして復活劇であることがわかる。 ピアノ科へ進学するも絶望できな大怪我、周囲からの嫉妬や羨望、いじめ、重圧、そして自分自身との闘い。 作中で魔法使いと例えられる新進気鋭のピアニスト岬洋介の弟子となり、世の中に満ち溢れる悪意、そして自分自身への弱さへと立ち向かう。 作中で語られる音楽の表現は圧巻。文章によって音楽をここまで伝えることが出来るのかと驚く。 そして、大怪我からの、スポーツ漫画のような怒涛の復活劇。そしてその主人公を取り巻く周囲の人間関係、日常に挟まれる不可解な事件、そしてついに殺人事件までも… 手に取ったときは知らなかったが、第8回このミステリーがすごい!大賞の大賞作品なのである。音楽小説であるだけでなく、ミステリー小説でもある。 一人の少女と一人のピアニストによる、ピアノというスポ根ストーリーとミステリーが融合された作品。 織り交ぜられたミステリーがアクセントになりつつ、少女の行く先に手に汗握らされた。 そして、物語の終演とともに、タイトルの意味を知ることとなる。 何だかものすごい作品を読んでしまった。 この作品の中には、私の心に響くメッセージがいくつもあった。  困難に打ち勝つ唯一無二の方法は、勝つまでやめないこと。  最初からプロである人はおらず、その道を職業と選んだからには、その道のプロであるようお力することが最低限の義務ではないか、という心構え。  向き不向きというのは、結局のところその人の我儘であり、言い訳にすぎないのではないかという指摘。  知識は積み重ねるものであり、その上に立って人は世界を見る。視点が高ければ、自分の目的地とそこまでの童貞がよりよく見えるようになるということ。  逃げるのは楽だが、得られるのは対だと死ぬまでの時間だけであり、逃げることを覚えれば余計に戦うことが怖くなるということ。  そして、全ての闘いは自分との闘いであるということ。 私の日頃の悩みや思考の迷路に対して、深く突き刺さる言葉の数々。私はこの作品と出会えて本当に良かったと思う。 私にとって、ハイリゲンシュタットの遺書とは何だろうか。私も、誰にも負けない武器を見つけたい。

    1
    投稿日: 2017.01.23
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    堅実な作品。 ミステリーとしては弱いけど、ピアノの事、クラシックの事が詳しく語られて、興味深く読めた(^-^)/

    0
    投稿日: 2017.01.22
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    そんな手があったのね  ぜんぜん伏線を回収出来てない  リズミカルで軽快な文章で気持ちよく読み始めた  それがね~~

    0
    投稿日: 2017.01.18
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    岬さんがひたすら頭良くてかっこいい。 情報量が多くて、中山さんの言葉の言い回しも好きで、お気に入りのシリーズとなった。 ミステリーとしても、音楽の話としても、医療の話としても楽しめる。 お得な小説だ。

    2
    投稿日: 2016.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレすると面白くないけど、しないと書きにくい話(笑) 資産家の孫2人が火事にあって、片方は死に、もう片方は全身皮膚移植という方法で何とか生き残る 2人ともピアニストを目指していて、生き残った方は辛いリハビリに耐えながらそれでもピアニストを目指すが…という話 最後、ああそういうことだったのかと納得する

    2
    投稿日: 2016.12.25
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    冒頭より圧倒的な情報量を積み上げてきて、一気に崩し去る。なかなか体験したことのない、スピーディーかつ重厚な幕開け。それもそのはず、章題は「嵐のように凶暴に」なのだ。まさに音楽ミステリーを予感させる。 とある災難に巻き込まれ全身に火傷を負った女子高生が、障害を乗り越えてピアニストを目指すのだが、そこには更なる遺産絡みの騒動と社会復帰の障壁が待ち受ける。それらを乗り越えるべくピアノ講師と二人三脚で、リハビリとコンテストに臨む。そんな最中にも家族が狙われ、彼女自身も狙われる。 そこで読者はピアノ講師と一緒に、事件について追うこととなる。 更に彼女は学校では謂れのない苛めにあい、メディアには好奇の目に晒される。そんな戦いも待っているのだが、いかに社会は、我々は、ハンディキャップをもつ人に優しくないのか、身につまされる思いだ。 ピアノコンテスト当日に、一人の容疑者が挙げられる。狙いについて語られるのだが、物語はこれで終わりではない。ここからがこのミステリーの真骨頂。詳細をここで書くことは憚れるが、最後の章題は「情熱をこめて祈るように」とだけ書いておこう。 中山七里 初体験でムソルグスキー好きの僕でも、楽しめました。 さよなら、ドビュッシー。

    0
    投稿日: 2016.12.25
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    音楽とミステリが合わさって濃い話になっていた。どちらの要素でも楽しめる素敵な作品だと思う。音楽の先生が司法に詳しいというのも面白さに拍車をかけている。

    2
    投稿日: 2016.12.05
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    面白かった。主人公がとにかく不幸で、でも強くて、最後がどんでん返しで、ピアノの先生が完璧過ぎて(不幸を背負っているところまで完璧)、音楽の描写がきれい(思わずYouTubeで検索して聴きながら読んじゃうくらい)な小説だった。

    2
    投稿日: 2016.11.25
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    遺産相続の説明、事件の描写、各曲とピアノを弾いている描写が細かくて素敵だった 全然関係ないように思えたあの話が伏線となっていようとは…

    2
    投稿日: 2016.11.19
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    2016.11.19台湾旅行から帰国途中、機内にて読了 読みやすかったが興奮してページをめくるのが怖かったりら特になかった ただ聞き覚えのある曲名がチラホラ出ていてピアノやっていた時期を思い出した。

    0
    投稿日: 2016.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前に平積みされていて気になっていたところ、ドラマ化されたことを期に購入。 音楽が文字を通して描かれていて、文字数は多いもののリズム感は非常によかった。 ミステリー部分も楽しめたが、どちらかというと人の感情の書かれ方に引き込まれた。 最後まで読むとタイトルと繋がるのも秀逸 昔エレクトーンを習っていたけど、練習から逃げることばかり考えていた自分。きっと岬くんには見向きもされないだろうなぁ(笑) ドビュッシーのCD借りてこようかな

    0
    投稿日: 2016.11.05
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    ピアニストを目指す遥は、家の離れで火事に遭い、全身に大火傷を負う。他に離れにいた2人が死亡し、唯一生き残った彼女に課せられたリハビリは過酷なものだった。 彼女のピアノ指導として名乗り出たのは新進気鋭のピアニスト、岬。 音楽学校での悪意に満ちたイジメ、過酷なリハビリやピアニストには致命的な指の痛み、そして徐々に周囲に増えてくる命を狙われるような事件。そんな中で、彼女は無事にコンクールでドビュッシーを弾き終えられるのか? ミステリ要素、音楽やリハビリにまつわるうんちく、「ガラスの仮面」的なイジメ渦巻くライバルだらけの音楽家の卵たち、人の生き方とは強さとはを語る精神論的な部分、と話の軸が何重にも組み立てられていて、単純なミステリとは言いにくい全体像。全てを締めくくる、ラストの1行が巧い、というより、憎い演出するねえ。 なので、オチを変に予測させて読み進める面白さを半減させるかのような帯の「ラストのどんでん返し!」な謳い文句は抜いて欲しかったなあ。と、個人的には感じた。ミステリ的にはどうしてもそうなるけれど話の面白さの真の中心はそこではないはず。 「二つ返事でオーケー3した」は流石に誤植、でいいんだよね?ちょいちょい出てくるこういう、不思議な表記にひっかかる。

    2
    投稿日: 2016.10.25
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    少女漫画のようなカジュアルなミステリー。最初に想定されてた人があっさり逮捕され、単純だなあと思ったも束の間、別の犯人もいた。しかもよくよく考えればそのトリックに気づくべきだったのに…残念! ピアニストの話なので音楽の話題が多いのは然りだけど、皮膚科学やリハビリの話題が意外に面白かった。

    1
    投稿日: 2016.09.27
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    火事で従姉妹にお爺ちゃんは炭化するまで燃えちゃって、生き残った少女も全身大火傷。彼女をピアニストとして極めて短期間に復帰、さらには成長させるのならば、何もそこまであり得ないほどのケガをさせなくてもいいじゃない、と思っていたら、なるほどね。奇跡の生還、奇跡の形成手術、奇跡の回復、奇跡の進化、そして仰天の結末で、リアリティーがどうのと言っちゃいけないお話だけど、惹きこまれる。岬くんは万能備える超人で、かつ饒舌過ぎるほどなのに、真相は最後まで語らず秘めとくわけだ。こんニャロメ。

    2
    投稿日: 2016.09.06
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    ミステリーではいつも騙されますが、この作品でも本当にすっかり騙されました。でも心地よいだまされっぷりでした。当初はちょっとした優しさだったのかもしれないけど、結局、っていう犯行。よく考えたらけっこう切ない立場の犯人でした。音楽の場面では応援したくなるばかり。おかげで読後感もとても良く、楽しませてもらいました。またこの作者さんのシリーズを読みたいと思いました。

    5
    投稿日: 2016.09.03
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    ミステリー的には、ま、そういう結末でしょうという内容。それよりも、ピアノの演奏シーンや練習シーンが青春、という言葉でいいのかとも思いますが、そういうシーンが圧巻。 音楽用語が結構出てきますが、それを知らなくても本当に音楽を感じることができます。 実際に本当の音楽を聴きたくなる作品ですね。 それにしても、ピアノとかかなり体育会系のノリで練習するんですね。

    0
    投稿日: 2016.08.19
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    音楽の描写が多く、途中でミステリーということを忘れていたくらいでした。ピアノはやっていたけど、そんなに詳しくないわたしは正直途中退屈な部分もあったけど、、、終盤、思わず声を出してしまいそうなくらいびっくり。全く予想もしていない展開。岬さんがちゃんと伏線を回収してくれてスッキリ。スポ根、青春、ミステリー全部の要素満載で、おなかいっぱいです。

    2
    投稿日: 2016.08.06
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    ピアニストを目指す香月遥、16歳。従姉妹のルシアと祖父とともに大火事に遭い、一人生き残るも全身大火傷を負う。数分と持たない指、好奇の目、すべてを薙ぎ払いながら講師である天才ピアニスト、岬洋介とともにコンクール優勝を目指す。 音楽のことはさっぱりわからないながらに、ピアノ演奏シーンにはものすごい迫力を感じました。ミステリーというよりは、途中までは一人の少女のドキュメンタリーを読んでいるような気分だったので、最後にみぞおちを思いっきり殴られたような感覚。(笑) ページを開いてから起こったこと、出で立ちや背景、無駄なものなど何一つとしてなかったのだと、ただただ感動でした。ほんと、気づくタイミングはいくらでもあったのに!と嬉しいような悔しいような。 最後の一行を読んで、本を閉じて、思わず溜息が漏れるような作品でした。

    1
    投稿日: 2016.07.21
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    映画版・TVドラマ版を先に見ていたが、やっぱり原作を後にして正解でした。 原作を先に読んでから映画版を見ると、絶対物足りなくなるナリ。 純粋に原作だけを楽しむなら、映画版は見ない方が良いですが、結局どちらも見るのなら、迷わず原作は後で! 音楽系の作品(のだめetc)は、音楽が分からないと、多少ついていけない所があると思うので(かくいうミーも、有名なんでしょうけど、どれもこれもわかりません)折角のインターネット時代、某動画サイトなどで、曲を聞きながら読んで見てはどうかと。。。 映像版を先に見ている方が後からコレを読むと、読み始めの方は「少しイメージより軽いノリの作品なのかも」と思うかもしれません。 ただ、それは最初の方だけですので。

    0
    投稿日: 2016.07.17
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    読みやすくて、いろんな側面から楽しめる小説。ミステリーとして読んでも、音楽の話で読んでも楽しめる。この人犯人と匂わせておいて。。ていうのがなかなか良かった。

    2
    投稿日: 2016.07.12
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    ミステリが読みたくて借りたはずなのに音楽の描写が丁寧ですさまじく、読んでいるうちにすっかり引き込まれ、最後のどんでん返しで「そうだこれはミステリ本だった…」とまんまとしてやられた。岬先生のあまりにハイスペックぶりにちょっとやりすぎでは?と思ったものの他は難なく気にせず読めた。シリーズ物らしいので見かけたらまた読んでみたい。

    1
    投稿日: 2016.07.11
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    のだめちゃんを思い起こしてよませてもらった。 なんの予備知識もなく、書店でふと手にとって購入。このミス大賞受賞作なんて事もしらず、解説を読み終えて初めて知る。 なるほど、面白かった。 おじいちゃんの言葉を読み返し心に留めおき、主人公の女子高生の忍耐力、這い上がるパワーに驚異を感じ、いい歳したオトナの私は情けないなぁ…とストーリーとは直接関係のない思いもらい抱かせてもらった。 岬先生もう会えないのかなぁとおもいきや、ちゃんと続編あるんですね。 解説って、大切ですねσ(^_^;)

    2
    投稿日: 2016.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    岐阜出身、同郷の作家さんで⁉︎ 別の本から、入って。 これ、シリーズ化してたとは。 アタシは最初予想したのに。 忘れて、読み耽り。 やられちゃった…ラスト。 キレイに面白かったし。 ピアノ弾きたくなっちゃいました… おこがましいぃですが。

    2
    投稿日: 2016.06.01
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    ピアニストを目指す遥が、火事により大怪我を負う。天才ピアニスト岬と出会い、コンクールに向け猛特訓を重ねていく。ミステリー要素はほぼなく、推理小説だと思い読むと肩透かしをくらう。うやむやで消化不良な部分もある。しかし、遥の頑張る姿は胸を熱くさせてくれた。

    1
    投稿日: 2016.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終盤に至るまで、ミステリだということを忘れて読める本。 でも、考えてみると物語にあまり絡まないのなら、彼女のことを登場させる意味もないはずだわ。 だけど、トリックを暴いてやろうとすることより、無理だと思われることをやってのける道のりとか、周囲の悪意にめげない姿とか、身障者の立場に立って考えることとか、クラシックに対する理解とか、そういうものに目が行って、そういえばミステリだったなぁと最後で気づく。 一気読み。

    1
    投稿日: 2016.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかくアツい。単に音楽がストーリーに絡んだミステリなのかなと思って読んでみたら驚く無かれ、中身は一度どん底に落ちた主人公が音楽の力と意志の力で這い上がるハイパーサクセスストーリー+どんでん返しミステリだった。特にラストの演奏会のシーンは圧巻。僕自身音楽をやっていて、左手に障害も少しあって、自分の体験と主人公を重ねながら読んだので個人的な思い入れはあったが、それを差し引いてもアツいと思う。アラベスクも月の光も弾いたし、今まで弾いた中で一番好きな曲がアラベスクで、それがこんなにフィーチャーされて全体の主役の曲として扱われたのにも感動した。結末はしっかり探偵役の岬がどんでん返しを用意してくれた。あれは一応叙述トリックに入るのかな?すっかり騙された。 音楽好き、ミステリ好きに是非勧めたい一冊。

    1
    投稿日: 2016.05.12
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    日常使わない単語や表現を連発する辺り、作者の文章力の低さが出てると思う。 ストーリーの部分はかなり上手く仕掛けられており良かったです。

    2
    投稿日: 2016.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリ好きの人なら読んですぐに「そうだろうな」と気づくことがある。なのでどんでん返しに驚く人は少ないと思う。気づいた以上、逆にハラハラしてしまう。それが作者の狙いなのでは?と思ってしまう。クラシック好きの人には十分楽しめる内容だと思う。少女たちの切なさや瑞々しさが表現さえていてミステリには珍しくさわやかな読後感が味わえた。

    0
    投稿日: 2016.04.17
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    映画やドラマになるずっと以前に購入していたにも関わらず放置…今更ながら読了。 とても読みやすく入り込みやすいストーリー展開。 個人的には綺麗過ぎて現実離れ感は否めないが、面白くないわけではなく、物語として纏まっていて楽しい。 エンタメに富んだ内容かと。 職業柄、曲に関する描写が実に良く感じた。 ドビュッシーの情景描写なんかはとても美しいし、その他 登場してくる曲は作曲された当時や本人の時代背景も上手く絡めていて良い。 岬洋介のキャラクター性が良いので、シリーズも読みたい。

    2
    投稿日: 2016.04.08
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    壮絶すぎる境遇にも屈しない強すぎ主人公! べたべたなライバルからの嫌がらせ! 謎解きをじらしにじらしまくる展開! …解説にもあったけれど、スポ魂に青春にミステリと、私が好きな要素が詰まっておりました。だから、予想以上にはまったのかな。 若干文章が固め?というか理屈っぽい部分もあるのと 謎が知りたいのとで、演奏の部分とかはびっくりするくらいななめ読みでしたが笑 でもすごく調べてある、というか好きなんですかね!これまた解説にもあったけど、のだめ感がひしひしと。 おじいちゃんの番外編も読みたいなあー! にしてもドラマの番宣観ちゃったから、岬先生が東出のイメージついちゃったのは悔しいなー。いやいいんだけれど。

    2
    投稿日: 2016.04.02
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    凄く面白かった。ただそれはミステリーとしてではなく、ピアノをめぐる青春小説としてだ。とりわけ演奏シーンは、音が聴こえてくるようだった。鍵盤を触った事のない僕にでもその感触が生々しく伝わってきた。そして、ミステリーである必要があるの?と疑問に思いながら読み進めていた。ラストに僕の浅はかな疑問は打ち砕かれた。このミステリーはすごい!大賞は伊達じゃない。『おやすみラフマニノフ』も読もう。

    2
    投稿日: 2016.03.22
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    ドラマで見てしまったからか、そこそこの推理ものに感じた。 最大のトリックは先入観の利用か。 ただ、ドビュッシーの月の光もアラベスクも名曲なので、それが全編通して流れるのは素晴らしい。なぜドビュッシーを選んだんだろうか。

    0
    投稿日: 2016.03.21
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    金持ちの家で育った遥はピアノの才能に恵まれる。火事が起こり全身に火傷を負う。ピアニストの再起は無理という周囲の評価を裏切り、注目を浴びている岬先生の元、ピアニストとしての実力を伸ばす。 一方で火事から続く事件に不審点があり警察の捜査が始まる。 構成は、音楽とサスペンスという斬新さで新鮮だったけど、音楽の描写が長い割に伝わりづらい。サスペンスの割合が少なく、ねじ込んだ感が否めない。

    0
    投稿日: 2016.03.21
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    なんと! 犯人わかったと思ってたのに! といいますか、大方の謎はわかってたのにそうきたか!と思いました。 文体は読みやすいんですがいかんせんピアノに造詣がないから途中のスパルタは流し読みに…… てわも時々クラシックが頭を流れました。 なにより舞台が名古屋でわかりやすくて素敵でした笑!

    0
    投稿日: 2016.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

     亡くなったおじいちゃんの遺産争いから来るミステリと、ピアニストを目指す少女の成長物語、そして音楽的な要素。これらの要素で十分物語が成り立っているのだから、何故、両親を失った従姉妹のルシアの存在が必要だったのか、ルシアとおじいちゃんを亡き者にした火事で遥本人も大火傷を負う必要があったのか、物語の最後の最後まで、この二つの要素の必要性を疑問に思っていたのだけれど、最後まで読んで、全てが必要なピースだったのだ、と納得した。両親という後ろ盾を失った、背格好も血液型も同じ従姉妹。服の燃え残りがなければ誰だか分からないほどに負った大火傷。むしろ、それこそが必要なピースだったなんて。勘のいい人は気付いたのかな。わたしは全然気付かなかった。  玄太郎おじいちゃんが亡くなったのは、ショックだった。おじいちゃんが遥とルシアに話した言葉は、とても考えさせられる、響く内容だった。「引用」には字数が多すぎるので、ここに引用しておく。 『みんな、今の自分がよっぽど嫌いなんや。きっと自分ではない誰か、ここではない何処かを望んでおるんやろうなあ。そう言やテレビで流れる歌はどれもこれもお前は特別だの、違う自分を探せだの呆けた台詞の大合唱だ。ただな、わしの考えでは、これが欲しいあんな風になりたいとかの希望やら願望は果実みたいなモノや。若いうちに食せば滋養にも美容にもなろう。しかし時を経れば果実は傷み、腐る。腐った果実は毒素を持つ。当然、それを食し続ける者は腹の内から蝕まれていく。そして現実と喧嘩する力を失のうていく。それにな、どんなに美味しくとも腹一杯以上食べれば腹を壊すのは道理や。人にはそれぞれ果実を食してもいい限度が予め決められておって、それを分と言う。分を弁えん者の末路は大抵が自滅や』  せいぜい少年院に収容されるのは5年以下だろう、なんて言葉を「信用していい?」と言って自らの罪を告白して償おうとするのは、いささかいかがなものかと思うが、それでも、驚きと納得の大どんでん返しのラストだった。  おやすみラフマニノフを先に読んでしまっていたのだが、本書を読んで、やっと岬先生の素性が分かった。どれから読んだ人にも分かるように一行くらい岬先生の素性について書いておいてくれたらありがたいのにな。でないと、おやすみラフマニノフでは、岬先生、得体の知れない超人にしか思えなかったよ。  このシリーズ、先にも読んでみたいな。一番読みたいのは、おじいちゃんのスピンオフ!

    2
    投稿日: 2016.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと読んでみたかった本。 ピアノ経験者で、楽器は違えど今でも音楽に携わっている者としては興味深い内容だった。演奏の描写は表現が豊かで、なぜか手に汗を握る。やっぱり「のだめカンタービレ」を想像しながら読んでた。物語に出てきた曲を知っているともっと楽しめたかも。 序盤で感じたアレがまさかのオチで、ミステリーとしては物足りなさを感じたけど、音楽を楽しめる本ではあったので良しとしよう。タイトルの意味も最後にすっきりするしね。

    3
    投稿日: 2016.03.17
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    曲を聴きながら読みたくなる。それぐらい曲の描写が臨場感に溢れてる。探偵役が担うのは謎解きよりもピアノ教師としての役割の方が大きい。それでも最後は見事に幕引きをしてくれる。

    2
    投稿日: 2016.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルからはこんな話になるなんて想像つかなかった。文章でみる演奏シーンの迫力もあり、ミステリーとしての緊張感もあり。ずっとドキドキしていた。 障害とは何かを考えさせられ、自分の態度を恥じ、存在の照明とはなにかを考える。 母親の死の原因も、みち子さんの態度の理由も、主人公の音楽にかけすぎるほどの執念の実態も納得。

    2
    投稿日: 2016.03.09
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    ずいぶん前に読んだ本 おじいちゃんと従姉妹と一緒に火事にあい、自分だけ助かるも全身大火傷。整形手術をし、ピアニストを目指していく。。。 結論、最初のほうで「まさかね」と思ってた事がその通りに。 疑いながらもはまって一気に読めた。

    0
    投稿日: 2016.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やはり賞を取っている作品は質が高いと思う。あたり前だけれど。好きな著者ではあるけれど、このところ読んでいた数冊は期待したほどではなかった。本作は楽しめたし、何より落ち込んでるいるときに力をもらえる内容であるのが良いと思う。ただ、少しネタバレになるけれど、題と、この著者の持ち味で何となくラストが気になっていたのだが、やはり読後感は余りよくない。

    1
    投稿日: 2016.02.23
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    火傷を負った少女がピアノコンクール優勝を目指す物語。 火事で体の大部分に大やけどを負いピアノを諦めかけた少女のもとに、とびきり優秀なピアノコーチの岬洋介が付くことに。コンクール優勝を目指していくなかで、火事を通してかけ違えた人間関係がしだいに浮き彫りになる。思わぬどんでん返しと、音楽描写の叙情的表現が印象的。引き込まれ面白く読むことができた。

    2
    投稿日: 2016.02.22
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    2016.2.10読了 ミステリーとしての要素は思ったより少なく、ピアノを通じて成長していくお話の方が中心に思えた。クラシックは好きだけれど詳しい訳ではないので、すごく細かい描写に途中で読むのが疲れてしまいました。それでも最後のコンクールの部分は臨場感があり引き込まれました。ピアノをやってる人ならもっと楽しめられそう。 物語としてはあまり細かい事が書かれおらず、ドラマや映画のように説明が随分端折られてるように感じました。 でも岬さんのキャラクターは好きなので、ラフマニノフの方もこの後読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    文庫本の帯に書いてある文章を読んで、先入観を持っていたため、この作品のミステリーの核に当たる部分には、すぐにピンときた。それを読んでいなければ、もっと驚くことができただろう。ただし、このような間違いが実際に起こるとは思えない。警察で確認されてあるべきはずのことではないだろうか。 階段や松葉杖に細工をした人物、母親を殺した人物に関する岬の推理もあまり説得力のあるものではなかった。 一方、ピアノ演奏に関する描写は、表現力豊かで極めて饒舌。ピアノを弾く人、クラシック音楽が好きな人には、楽しめる内容だと思うが、そうでない人には、全く関心が持てないだろう(自分はピアノは弾けないが、クラシック音楽を聴くのは好きであり、ここで取り上げられている曲は、練習曲以外は聴いたことがある)。 ミステリーとしてよりも、ピアノ演奏に関する描写を味わい、主人公の音楽を通しての成長物語として捉えるべき作品ではないだろうか。

    0
    投稿日: 2016.02.09
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    ドキドキして読み始めてから一気に読み終えた。ミステリ要素の答えが気になってしょうがなくて、音楽部分読み飛ばしてしまったような…。面白い本なんだとは思うけど、読み直す勇気がないです。

    0
    投稿日: 2016.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うわーっ!見事にしてやられました。上手いなぁ、いろいろと。ミステリーと音楽もの、そしてスポ根と一冊でいろいろ楽しめました。ぐいぐい引き込み、読ませる力に圧倒されました。面白かったです。   以下余談ですが… 。  彼女のこれからを考えると切なくなります。遺された人は彼女を受け入れることが出来るのでしょうか。

    2
    投稿日: 2016.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者の本は、個人的★5つの「嗤う淑女」から遡って読んでいるので、「この頃はまだまだ青いなあ」と微笑ましく一読。素人に言われたくないでしょうが。レビューの評価はさんざんなれど、音楽好きなこともあって、個人的には素直に楽しめました。もちろん、ご都合主義過ぎたり、突込みどころも満載ですが、トリックに最後まで気が付かなった私としては、心地よい敗北感に★3つ。

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    投稿日: 2016.01.29
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    終盤、一気に読み終えた。 予期していない結末。 これはめちゃくちゃオススメ本(^o^)! 曲に対する表現の仕方が素晴らしすぎる! アラベスク 主題は少し速めのテンポ。水が煌めくように、緩やかに流れるように演奏していく。和音がその底流になるように奏でる。三連符を多用したアルペジオが一本の線になる。 ひたすら優美に、そしてひたすら繊細に。この曲の生命は和音進行の多彩さにある。三連符と八分音符が絡み合い、揺らめきながら音のアラベスクを作っていく。… 煌めく音、弾ける音。この曲はまるで音の宝石箱だ。

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    投稿日: 2016.01.07
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    作中に出てくる曲を聞きながら読んだ。「月の光」や「アラベスク」は落ち着いた曲なのに、コンクールのシーンと合わせると気持ちが熱くなった。ピアノにクラシック…優雅に見えることが、スポーツもののように情熱的に描かれていて新鮮。

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    投稿日: 2015.12.28
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    2013年ごろに「このミステリーがすごい!」に載っていたことで興味を抱いた作家さん。もともと私もピアノをやっていたので、余計に興味がわいた。 題名からは想像もつかない内容でなかなか面白かった。 いつだったか映画化されていたので、いつか見てみたいな、とは思っている。

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    投稿日: 2015.12.24
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    このミステリーがすごいってことで読んだら ライトノベルだった 初めから仕組みが分かってしまうし 謎解きをする岬という男が魅力がない

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    投稿日: 2015.12.17
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    最近コンサートホールに行く機会が多いせいか、にわかクラシックファンになってしまいました。好きなドビュッシーがタイトルについているので今さらながら読んでみることに。 全身大火傷を負った若い女性ピアニストがコンクール優勝を目指すのですが、同時に火事によって莫大な遺産を相続することにもなり、周りで続々に不吉な事が起こっていくというミステリー。 ピアノや音楽の描写はすばらしいと思いますが、音楽そのものはテーマではないのがちと残念。

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    投稿日: 2015.12.05
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    スポ根であり、音楽であり、でもしっかりミステリー!だまされました。 コンサート場面では、ピアノの森とオーバーラップ。

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    投稿日: 2015.11.29
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