
総合評価
(12件)| 7 | ||
| 3 | ||
| 2 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本編最終巻まで読んで、まだまだ世界観に浸りたくて短編集も読んでいます。 基本図書館で予約して読んでいましたが、この本は予約待ちで半年くらいかかりそうなので、待ちきれず購入して読みました。 Web版のSS置き場で読んだ話もありましたが、それも含めて全て読みました。どれも面白いけど、ハルトムート、ジルヴェスター、アドルフィーネ視点の話が好きでした。特にアドルフィーネは、ジギスヴァルトをコケにしてくれてスッキリ。いつかアドルフィーネとフェルディナンドの研究交流会が実現したらすごく面白そう。 ダームエル視点の婚約の誓いの話は、神様言葉の解釈の違い面白い。短期間でローゼマインとフェルディナンドが熱愛関係みたいな認識になってる人がいる中で(エグランティーヌとか)、一番近くで見ていたダームエルが「2人の関係は変わっていない」と言っていて、ちょっと安心。家族愛から恋愛感情に変わるのは、これからゆっくりでいいかと。でも、熱愛関係のように見せて愛妾の話を牽制している、というフェルディナンドの周到さが良い。恋愛感情が芽生え始めてはいるのだろうけれど、照れたりしないでサラッと情熱的な婚約の近いを言ったり、エスコートできるフェルディナンドがかっこいい。 フラン視点の話も、またフランがローゼマインとフェルディナンドに仕えることができるようになったところが描かれていてよかった。フランは幸せになってほしい。
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヲタがオフ会で推しを語りつくす・・・そんな楽しみを字柘植させる短編集、本編で登場人物にスポットライトが当たらなくても、その瞬間に、その人のこだわりのマイワールドが展開している筈、いやしている! 視点も希少価値のある人が選ばれているハルトムートは決して万能ではなく、カルラも参加させたいし、レティーシアぐらいの特殊な環境下で果たして何を感じ考えていたのか興味深い、ハイスヒッツェにも思考能力があるんだ、アドルフィーネは強い交渉力の貴族様だし、トラオクヴァールの凝り固まった思考方法に一筋の光明が差込みほっとしたりする・・・短編集はええなぁ
0投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ〔Ⅰ〕ランツェナーヴェやゲオルギーネの侵攻前後からアレキサンドリア設立あたりまでが、さまざまな視点から描かれる。 〔Ⅱ〕土地が枯れている新領地ブリューメフェルトのアウブとなった前ツェントのトラオクヴァールは礎を染めるとき、グリトリスハイトを持たないツェントとしては足りなかったが、一人のアウブとしてならむしろ魔力量が多いことを知り喜びに満たされる、という話が印象に残った。苦しみ抜いてズタボロだった彼が報われそうで。彼よりマシな土地に封じられた息子よりだいぶいいアウブになれそうな気がする。 〔Ⅲ〕ローゼマイン周辺の人びとの苦労と喜びと刺激的な人生ははまだまだ続く…
1投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログかなり短い短編集。でも、本編では読めなかった色々なエピソード満載なので、とても楽しく読めました…が、このシリーズ読んで大分時間たって、登場人物の名前を覚えていないと、楽しめません! ほとんどの短編が、第五部の8~12あたりの話なので、本編読み上げたら、即読むことをオススメします。または、登場人物紹介がついている本(なんとこれには何もない)を傍らに置いて読みましょう。 私が好きだったのは 『消えて、戻った妹』コルネリウス視点(名捧げ側近全ハルトムート化、ププ) 『成長と変化』トゥーリ視点(甘酸っぱい)
3投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ本編に入らなかった話を含め、本編の裏話などをまとめた短編集3 まずまず面白いものもあるけれど、特典SSで読んだものもある
0投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログベンノ「暴走娘の共通点」 オティーリエ「側仕えの初仕事」 レオノーレ「ブリュンヒルデの事情」 フラン「神官長室の雑談」 フェルディナンド「問題だらけの領主会議」 ハルトムート「踏み込みすぎた代償」 カルラ「息子の成長」 ジルヴァスター「葬儀前の挨拶」 レティーティア「余所のお菓子と玩具」 エックハルト「ローザマインが不在の冬」 トゥーリ「成長と変化」 ジルヴァスター「諦めない存在」 ハイスヒッツェ「ダンケルフェルガーの会議室」 ルッツ「相変わらずの騒動の原因」 ローゼマイン「第5部X余話 夜空の星」 コルネリウス「消えて、戻った妹」 ジルヴァスター「頭の痛い面会依頼」 アドルフィーネ「別れの女神に祈りを」 トラオクヴァール「ツェントからアウブへ」 ダームエル「誓いの言葉と解釈」 フラン「旅の終わりと新しい神殿」
0投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ短編集ではあるけれど、シリーズを通しておさらいするようで、本編の一部を読み返してしまったし、もっともっと読みたいと思った。婚約時の誓いの言葉の解釈がどうしたらそうなるの?というところはとても楽しめた。(きっとフェルナンド様は冷たい目でフンとでも言うのであろうが)
0投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ短編集。単行本を全て持っているわけではないので読んだことのない短編が読めるのはほんとうにありがたいです。短編を読むことで裏側や別の視点が補強され世界が広がる感じがするのが良い。書き下ろしの誓いの言葉解釈おもしろかったです(笑)上級貴族のやりたい放題はおそろしい。アレキサンドリアに移動する船旅に文句つけるフランは新鮮でかわいかったですね。船酔いするタイプなんだね。 短編を読むと本編をまた読み直したくなります。本好きの無限ループが終わらない。
0投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログjubeさんの感想を読み、手に入らないことに悶々とすること5日、漸く読破!面白かった〜! webでは読まないと決めているので、初読の短編ばかり。あの出来事の裏側では、こんな思いがあったのかと、本編を思い出しては、ニヤリ。 ローゼマインの言動に振り回される周囲のしたたかなこと。過激なエックハルト、常識を捨てきれないコルネリウスにダームエル、自身の優柔不断さに葛藤するジルベスター。良いね、物語が終わっても、登場人物たちはその世界で生きていくんだという作者さんの思いが伝わってくる。 一番知りたかったアドルフィーネの離婚話も、納得のいく形。しかし、ジキスヴァルトが独善的なのは、ここでも変わらず。性格設定見事すぎ。 来年の夏には、ハンネローレの2巻が出る予定らしい。時の女神さまのお導きとやらに触れられるのかな?楽しみ。
6投稿日: 2024.12.15電子版読者へのクリスマスプレゼント!
第五部5〜12の一部書店向け特典SSを中心に、これまでに収載されていなかったWEBのSSと書き下ろし2編ほかを集成した一冊。第一部の話から始まるなど感慨深く、WEBから大幅に加筆されているところもあり、世界がさらに多元的に見えてきて楽しい。特に書き下ろしの、フェルディナンドの誓いの言葉と解釈の対訳は面白すぎました。
0投稿日: 2024.12.10
powered by ブクログ本当に面白かった! Web版で既に読んでいたものもあるのだけど、紙に縦書きで印刷されたものを読むと、また違った印象があるのです。 本編のサイドストーリーという部分ではもうこれで終わりなのかもしれないけれど、もっともっとSSを読みたいし、アレキサンドリアのお話も読んでみたい。 ひとまず、2周目突入します!
1投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログ面白かった〜〜、やっぱり好き〜〜。 短編集なので、物足りなさはもちろんあるが あの時のウラではこういうことがあったとか 色々と悶えること多し。 この細やかさもマイン本のいいところであるな。 エックハルト視点のエックハルトの心の中のツッコミ話とか ジルヴェスター視点のツッコミとか ツッコミとはちょっと違うがフラン視点とか そこらへんが個人的に気に入って2巡ぐらい読んだ箇所。 もっともっとアレキサンドリアのことが読みたい。 「いいえ、ただの経験則です」
29投稿日: 2024.12.09
