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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集2
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集2
香月美夜、椎名優/TOブックス
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総合評価

27件)
4.2
10
9
5
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本編を読み終えて、まだまだ世界観に浸りたくて短編集も読んでみました。 本編の完結後に読むと、少し物足りないけれど、ユストクス視点の話は続編を仄めかしていて嬉しくなりました。 貴族社会の話に比べると下町の話はちょっとつまらなく思っていましたが、ルッツとトゥーリの婚約の裏話は読めて良かった。本編だけだと普通に恋愛したのかと思っていました。 まだ短編集1と3は読んでいないので(図書館で予約待ち)、これから読むのが楽しみです。

    0
    投稿日: 2025.10.14
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    『第二部 神殿の巫女見習い』から『第五部 女神の化身』までの、下町の家族、仲間、側仕え、他領の貴族、王族の目線で見た物語。 フェルネスティーネ物語が出来るまでだったり、ラザファムとローゼマインの会話だったり、ルッツの婚約の事情だったり、面白かった。

    10
    投稿日: 2025.07.25
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    毎回解説があるので分かりやすい。どれも短いお話だけど本編では語られなかった部分が知れて面白い。 いつの間にか婚約してた2人が気になってたけど色んな事情があったのね。てか失恋してたことに驚いた。

    16
    投稿日: 2025.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本好きの下剋上短編集、おなじみの登場人物目線で 何気ない信条や本編のイベントを別方向から描いて 物語を膨らませた作品、セルフ二次創作ともいえる 自分のキャラを膨らませ、ヲタク心を存分に発揮し ている作者の喜びたるや想像できません

    0
    投稿日: 2024.08.06
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    5部Ⅳの貴族院3年生後の春までが書かれた4部Ⅴ~5部Ⅳの書籍特典SSと、Web上のSS置き場にある話が掲載。 トゥーリの失恋相手が誰か知りたくて。 このSSでトゥーリの恋やルッツとの婚約のいきさつも知れてとっても満足。 成人が近づくにつれ結婚を意識せざるを得ない状況に戸惑う心境がよく描かれている。 ”家の格が違うと結婚は難しいよね” ”お互いに恋心があるわけではない。一番無難な相手がお互いというだけだ” でもエルヴィーラが言うように、相手の事も家の事情もよく知っていて安心・信頼できる相手であること、エーファが言うように自分の夢や仕事を応援してくれる相手であることを考えたら、最良の相手なのよね。 虚弱なマインの面倒を見ていた辛抱強さに加えて、トゥーリの危険な状況を知るないなや守るためにすぐに行動できる実行力。 トゥーリの髪飾りに使えそうと頭を下げて花のスケッチをお土産に用意できる優しさ。 そこに製紙業の契約料で不労所得がある大店のダプラ…。 なんてめちゃくちゃ好物件なんだ、ルッツ。 ☆ふぁんぶっくで聞きたいこと ・酒の神ヴァントールは何を司る?バッカスのようにワインなど特定の種類はあるか? ・商人の間で婚約魔石の代わりにアクセサリーを贈ることが流行っているが、贈る石はダイヤやルビーなど貴石?それとも色ガラス? 貴石はユルゲンシュミットの鉱山で発掘される?(原石があっても研磨技術が追いついていなさそうだけど…)

    2
    投稿日: 2024.06.30
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    短編集2。 時期も人物もバラバラのため、これだけ読むと読みにくい。 本編から少し時間をおいて読んでるので、記憶を探るのに時間がかかってしまった。 本編の補足情報が多くて、さまざまな視点から語られるサイドストーリーがたくさん。

    18
    投稿日: 2024.05.03
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    フェルネスティーネ物語がやはり面白い。下町よりも貴族院の話のほうが好み これで、本編通巻33冊にプラス3冊 加えて、コミック31冊 合わせて67冊撃破 療養を利用して20日で一気読みという かなり至福だが もったいない読み方をしてしまった。

    16
    投稿日: 2024.03.24
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    この本の存在を知りませんでした…。 わたしは基本的に小説は電子派なので、特典SSは読めません。それを諦めてたんですが、短編集で読めたんですね!おもしろかったです。 各話の扉に、その短編が本編のどの辺りの話なのか、解説とともに記載がある親切設計。 次に本好きを読み返すときは、この短編集も時系列に沿って読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2023.12.15
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    聖女と呼ばれるローゼマインさんと知らないところで悪の権化扱いされているフェルディナンドさん師弟を取り巻く人々視点のお話集ですがそんな貴族連中の思惑なんて関係ない平民の皆さんにホッとさせられます。

    0
    投稿日: 2023.12.04
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    本編の裏側や描かれない他の登場人物達の心境が描かれるのが面白い。特に下町の家族や関係者の話は貴族院編や女神編ではなかなかわからなかったのでトゥーリとルッツの婚約話が読めて良かった。バルトルトの旧ヴエローニカ派の子供から見た粛清、ゲオルギーネに礎を奪わせればいいと考えていたみたいだけど、で、その後どうするの?という展望がない。領主交代を軽く考えすぎ、エーレンフェスト防衛戦後のバルトルト達はどうなったんだろ?

    0
    投稿日: 2023.10.15
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    普段メインにならない人たちの視点から語られるお話はおもしろいし読み応えがあります。トゥーリの恋の話が切なくてかわいくて好きです。下町や神殿、城、貴族院、他領、王族などさまざまな人たちの裏側が見られて楽しいです。ダームエルが信頼されてるところや、ライムントが評価されるとなんだかうれしくなりますね。

    0
    投稿日: 2023.04.24
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     多分再読3回目。今回気がついたのは、P 291、「ラルフは春の終わりに成人してインゴ工房へ移るんだろう?」  えっ?大丈夫なの?インゴ工房って、グーテンベルクで、ローゼマインと関わりあるよね?身バレとか・・・。遠目に見るだけの成人式ですら危惧したのに。

    2
    投稿日: 2023.03.16
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    IIが出ていたのに気づかなかったので購入&読了。 本編に載せるほどの話ではないけれど、脇役たちもモブではないことがわかる短編集。良き。

    0
    投稿日: 2023.02.26
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    短編集。いろんな視点、時期もバラバラで、Ⅰと違って貴族院の話もほとんどなくて、おもしろかった。 ルッツとトゥーリの関係が興味深い。ルッツにはマインが特別だから、お互い様。結局一番うまくいくのだろうな。

    0
    投稿日: 2023.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろんなキャラクタ達がいて それぞれの考え方に基づいて 行動している。 本編とは全く違う視点、違うキャラクタがいるから 世界が深く彩って見える 正解なんてない 間違いなんてない 立場が違い タイミングがずれて 自分の思いだけではない思いで その一歩に踏み出す 好きの気持ちだけでは 進んでいかない 自分の思いだけでなく 周りと話し合いながら 次へと踏み出していく 自分の思いを言葉にできるからこその変化 急ぐ必要はあったのか なかったのか 心にある人が 思いっきり変わっていきながら 周りを振り回す人だからこそ そこに付き合える自分になりたい その視点がなくても いることが感じられる

    0
    投稿日: 2023.02.07
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    全てローゼマイン以外の人から語られた短編集。19話あるので、一つは凄く短いです。本編のように話が動くわけではないけれど、補足されていくのが楽しい。そして、ルッツとトゥーリの婚約にまつわる心情が語られて、あー、なるほどそういうことね、って思います。あと、感想で触れてる人多いバルトルト視点の話と、レティーツィア視点も印象深かったです。読んでなくても本編に支障ないけど、より下剋上を楽しみたければ読むべし。

    3
    投稿日: 2022.09.19
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    短編集。 ウェブを読んでて特典SSを手に入れてる人には、目新しい話は無い。 でも、コレに特典SSを付けない決定には感謝。

    0
    投稿日: 2022.09.14
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     本好きの下剋上の短編集その2です。  かなり初期の頃のものから、つい最近のものまで、広範囲にわたる短編集。それぞれ数ページずつなので、一遍を読むのはあっと言う間です。  ローゼマインとは全く違う立場の人々の視点での話なので、ローゼマインの正義が相手の正義ではないとか、それぞれどのような思惑で動いていたのか、とか。その世界観がより深くわかってきます。  でも、一番印象に残るのは、ルッツとトゥーリの婚約関係のお話でしょうか。そうなんだねえ、と。まあ、日本だって数十年前までは、結婚相手は親が決めてましたしね。そんなもんだったんでしょうね。

    0
    投稿日: 2022.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本編と違って最初に登場人物紹介も無いし、結構時を遡るSSもあったから、若干混乱したけど、面白かった! 特に自分の立場と研究について悩むライムントのお話は、彼から見たローゼマインはそんなに怖い存在だとだったのかと初めて知ったし、その後フェルディナンドとローゼマインを繋ぐ貴重な役割を果たすため彼の人となりやヒルシュール先生の弟子になった経緯が見れて良かった。 また、旧ヴェローニカ派のバルトルトから見たら現領主はこんなにも信じ難く、ゲオルギーネに執心してることに驚いた。あと、やっぱりヴィルフリートの筆頭側仕えのオズヴァルトが糸を引いていたのだなと。その後、ヴィルフリートとローゼマインの婚約が解消されたり、ゲオルギーネがエーレンフェストに乗り込んできたりした時、彼の心情がどう変わったのかも気になるところ。 まずは、本編最新刊を早く読まねば!

    0
    投稿日: 2022.08.13
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    短編集のⅡ巻。 図書館で借りた。 本編第二部から第五部Ⅳに関連する短編だけれど、そんなこともあったなぁとかなり昔に感じたり、正直どうでもいいなと思える件も多かった。 イライラさせられる話もいくつかあったり。 本編がとにかく今面白いので、短編集より本編を早く読みたい気持ちの方が強い。 トゥーリの初恋や婚約の件は良かった。 イラストとマンガは、いつも通り楽しめた。

    0
    投稿日: 2022.06.03
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    エーファ視点 側仕えとの初対面:フランとギルが下町にきて挨拶 リコ視点 変化の始まり:孤児院がローゼマインによって改善 ブリュンヒルデ視点 ローゼマイン様と染め物のお披露目 ブリュンヒルデ視点 ギーべ・グレッシェルの娘として ルッツ視点 元気に成長中 ライムント視点 領地と師弟の関係 オットー視点 旅商人の依頼と冬の準備 フロレンツィア視点 フェルネスティーネ物語ができるまで トゥーリ視点 ざわめきの中の自覚 ギュンター視点 兵士と騎士の情報収集 ユストクス視点 古ぼけた木札と新しい手紙:完結後の続編のための伏線?時間遡行? バルトルト視点 胸に秘めた怒り ロヤリテート視点 小さな疑惑 アナスタージウス視点 それぞれの思惑 ルッツ視点 トゥーリの心配 ローゼマイン視点 ラザファムとの会話 エーファ視点 子供達の成長 トゥーリ視点 婚約の事情

    0
    投稿日: 2022.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このシリーズ久々の短編集ですね。今まで短編でマインちゃん以外のキャラの気持ちや裏事情を知るのが楽しみだったんですが、今回はちょっとうーんって感じかな。 この世界の人達マインちゃんが転生者だから彼女のことがわかってなかったのかと思ってましたけど、なんだか自分の価値観だけで生きてる人が多すぎませんか?もうちょっと目端の利く人がいても良いのにって思いました。ハルトムートがそういう人なのかと思ってましたけど、ちょっとマインちゃんを崇拝しすぎな気もします。 ルッツとトゥーリ。前々巻で結婚することになったのにかなりショック受けたんですけど、恋愛結婚じゃなかったことに再びショック受けました。 しかも、トゥーリの初恋の人はベンノさん?な…なんでこんな設定にするんですか?マインちゃん的にはトゥーリにはちゃんと好きな人と結婚して欲しいって思うはずなのに…。ルッツはやっぱりマインちゃんが特別なんですね。お互い好きな相手が高嶺の花だから傷の舐めあいで結婚するってことなんですかね?なんだかなあ。

    0
    投稿日: 2022.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ローゼマイン以外の視点からの短編集。 トゥーリは、ベンノさんが好きだったと、知る。びっくりした。じゃあ、いつからルッツに気持ちが傾いたのだろう? 興味が湧く。 トゥーリもルッツも、ローゼマイン様を好きすぎる件。面白い。 ルッツとトゥーリは、好きから始まった婚約関係ではなく、親同士が話し合って決められたものだった。 なるほどね。 読んだ後の4コママンガが面白い。

    0
    投稿日: 2022.03.30
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    脇役たちが主役になるSS集の第二弾。 本編もなかなか壮大な話ですけど やはりその本編に奥行きを与えるのは こういう周囲の人たちの背景、人生までもが それぞれ考えられているからだと思っています。 アーレンスバッハへ行かされてしまったフェルディナンドたちが アーレンスバッハの祈念式を押し付けられたものの、 嬉々として素材採集をしてこられて、 むしろよかったね!って嬉しくなります。 あぁ、また本編読み返そう。 来月は本編の続きも刊行されることだしね。

    2
    投稿日: 2022.03.13
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    このところずっと既刊を再読していて、色々気付きが。マイフェアレディなんだなとか。社会正義の話しなんだなとか。短編集は繋がりがよく見えて面白い。ライムント視点で、スクールカーストか! と感じた。能力と努力で乗り越えて行け。そしてそれを超越してるローゼマイン。私も昔そうだったなと。まあ、今でも本さえあれば良いのは変わらん。

    0
    投稿日: 2022.03.12
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    web上の未収録ssだったり特典ssの短編集とのことだが、本好きにハマって1年未満で書籍はお気に入りの書店で大人買いをした私にとっては、新しいssや作者のちょこっとメモ情報に心が鷲掴み状態で読了。 本編では分からないキャラクターの行動の心情やそこに至るまでの流れが分かって面白い。

    1
    投稿日: 2022.03.10
  • 電書派へのご配慮に多謝

    第四部5〜第五部4の一部書店向け特典SSを中心に、この範囲と前の短編集より後からWEBに掲載されていたSSを集成した一冊。 電子書籍派では読めないのに噂はあちらこちらから伝わってきて妄想を膨らませていた多くのお話に答え合わせしてもらえて、とてもスッキリしました。 ひとつだけネタバレすると、トゥーリ、マジ天使。

    2
    投稿日: 2022.03.10