
総合評価
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powered by ブクログ井上真偽さんの作品を読むのは2作目です。 最近気になっている作家さんのうちの1人。 「アリアドネの声」も面白かったです(語彙力消失してますが、ここでは割愛します)。 こちらは新しいタイプのミステリーといったところでしょうか。 “奇蹟”の存在を信じる青髪の探偵、上笠丞。 奇蹟とは、神の御業としか思えない現象のことだそうです。 ある宗教団体の村で起こった集団自殺、1人生き残った少女。 少女が目を覚ました時に目にしたのは、同じ村で育った首と胴体が離れた少年の死体だった。 数年後、少女は探偵のもとに現れ、事件の真相を調べてほしいと依頼します。 少女の記憶によると、集団自殺から助け出され、首のない少年が自分を祠に運んだのだといいます(運ばれる際、少女は少年の頭部のようなものをお腹に抱えていた)。 目に光が宿る探偵。 果たして真相は⋯ ここから、推理バトルが始まります。 次々に探偵のもとに現れる登場人物は、あらゆる仮説を立て推理、トリックを論じますが、その全てを探偵はことごとく否定、反証していきます。 これは“奇蹟”であると(笑) 登場人物はみんなキャラがたっていて、まるで映画やアニメを見ているかのようでした。 後半はちょっと難しかったですが、読後感はわりと良かったです。 ちょっとひと癖ある変わったミステリーが読みたいといった方におすすめします。 続編もあるようなので、そちらも読みたいと思います。
9投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ「奇蹟は世界で最も美しい真実」 本筋とは関係なく登場人物の情報量が多い タイトルの台詞どおり、あらゆる可能性を否定することで奇蹟を証明しようとするミステリだが、状況説明があまりすんなり入ってこず、時間のかかる本だった ウエオロのマインドは好きだけどネ
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログカルト教団の集団自決現場から唯一生き残った少女・渡良瀬莉世の依頼を受けた探偵・上苙丞。彼は、事件が全くの奇蹟であることを望んでいる。冷めた目で成り行きを見守るヤオフーリンを横目に、数々の仮説を残念そうに論破していく。果たして、全ての可能性を論破した先にある奇蹟へと辿り着くことかできるのだろうか。 まあ、新しい試みである。 事件解決に息巻くでもなく、無関心でもなく、論理的に解決できない道を模索していくという風変わりな構成だ。ありそうでなかった探偵の新境地。この試み自体は興味深い。ただ、既に考えた可能性については網羅的に共有すべきで、後出しで出して良い情報ではない(笑) ポケモントレーナーのように、推理勝負をしかけてくる方々。上苙丞は、回りくどく奇襲をかけなくても快く推理勝負に応じるのではないだろうか。仮説の討論の前後のやりとりが、もたつきの要因であると思うので、すぱっと本題に入ってほしいと思った。後半で突如現れる枢機卿なんかも含めて、色々盛り込みすぎである。もっとシンプルな方が面白かったかなあ。 キャラ小説としては、もう一歩! 上苙丞もヤオフーリンも見目麗しい設定なのであるが、所作や雰囲気が全っ然美し足りない!!せっかく美男美女設定を盛り込むなら、もっと魅力的に描いてほしい。ただ「美丈夫である」「美しいのである」と直截に述べるだけでは魅力に乏しい。所作や雰囲気、台詞回しなんかで読者を魅了してほしかった。そうでないのなら、無駄なイケメン美女設定はノイズでしかない。 事件が血生臭くて魅力的で良かった。 閉鎖的な宗教集落、集団自決、脱出を目論む子どもたち…魅力の種は十分にあった。もっともっとシンプルにその謎を回収するだけでよかったのに。枢機卿と繋がってた渡良瀬とか、もう本当に蛇足。引き算の魅力ってあるよなあ、と遠くを見詰める瞬間があった。続編では、改善が見られる点もあるという噂を耳にしたので、続けて読んでみることにする。
11投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ井上真偽さんの小説が読んでみたくて、やっと読めた! 内容はすごい面白くて、井上さんの頭の良さをすごく感じる複雑さだったけど、中国語が多くてやや読みづらさがあった。 ☆4.0 2024.6.18 読了
0投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログたぶん好みが分かれる作品なのだろうと思う。 一つの事件に対しあらゆるトリックのパターンを考えて、仮説を立てたり反証したりを繰り返す話。ちゃんと推理して犯人当てをする派の人は好きそう。 中国語のことわざ的なのや、中国っぽい表現が多くてそこは読みづらさを感じた。 登場人物:探偵、フーリン、リーシー、渡良瀬など
0投稿日: 2025.12.28
powered by ブクログ"奇蹟"の存在を信じる探偵、上苙(ウエオロ)。 そんな彼のもとを訪れた依頼人は、10年以上前に山村で起きたカルト教団の集団自殺事件の唯一の生き残りである元少女だった。 彼女には当時首を斬られた少年に抱えて運ばれた記憶があり、そんな常識的にありえない事件の真相を調査してほしいと依頼する。 残っている情報は、当時の資料と依頼人が当時書いていた日記のみ。 ウエオロは、首のない状態で人を抱えて運ぶという"奇蹟"を証明するために「人知の及ぶあらゆる可能性を全て否定」しようと試みる。そんな彼の前に現れる刺客たちは荒唐無稽ともいえるようなあらゆるトリックを提示し、それを事実や証言に基づいて反証することウエオロに求め、彼らの推理の攻防が始まった。 設定はかなりぶっ飛んでいるし、出てくるキャラクター達は漫画に登場しそうなくらい濃い面々ばかり。 そんななかでも突飛なトリックを、探偵ウエオロが物語の序盤で提示された事実・証言のみで論理的に否定していくというギャップがとても面白かった。 正直物語で展開される刺客とウエオロの攻防の内容が自分には高度すぎて理解できなかった部分もある。 読者を置いていっても構わないとでもいうような登場人物たちと展開によく分からない部分はありながらもワクワクして、とにかく置いていかれないように、必死に追いかけるような読書体験だった。 読み終えて、序盤で提示された情報のみで反証するという構成や真相への辿り着き方等、作者の井上さんはいったいどんな風にストーリーを組み立てているんだろうと怖さすら感じた。 自分の理解が追いつかなかったのが残念だったので、図の説明や要点をまとめた表があったら、もっとテンポよく読めたかなと思う。 けれども最近は複雑なトリックを図で説明してくれたり事件の要点をまとめてくれていたりする小説も多く、自分がそれに慣れすぎてしまっているのもあるかもしれない。 いずれにせよ、続編も置いていかれそうになりながら読むのが楽しみだ。
23投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ次々出てくる登場人物か、そのキャラクター設定か、全体的な世界観なのかなんなのか、私には合わなかった。リーシーが出てきたあたりから、主人公はハウルなのに周囲がらんま1/2とチグハグな絵柄で脳内再生されてしまい、ホントに困ったアル。 事件の背景や少年少女の村での生活などはあまり深掘りされず、とにかく誰が何をどうやってこうなったかを何周も考えるので、理由知りたがりの私としては事件自体に興味を持てなかった。誰かの数学の回答を添削している気分。 主人公の結論は正解なのか。可能性はある。でも蓋然性はある?世界観の混乱から事件背景をあまり理解できなかったせいで、私にはわからなかった。論理パズルの本としてもう一度読みたい。
0投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1.因習村設定好き このような崖に囲まれて大麻を育てている村設定好き。金田一少年の事件簿とかトリックに近い設定かも。凄惨な殺人の中で救いを持たせる物語が良かった。 2.いままで読んだミステリとは違う。 一つの事件に複数の解を持ち寄って検討し続ける設定はほかにない感じがした。ただ、主人公の生い立ちにかかわる要素が、続編を読まないとわからないような気がする。事件に集中したいのにそれ以外の要素が邪魔にも感じる。 一気読みしてしまった。
0投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログほんタメにて紹介されていた作品。久々に論理的思考が必要とされるミステリを読んだ。 緻密に計算された展開というか、1つの事件に対してこんなにも筋の通った仮説とその反証が出てくるものなのかと感服した。 この作品は論理バトルもさることながら、最後のストーリーに少年の優しさを感じられて胸がいっぱいになった。 追記 最後の解説を読んでいて、著者である井上真偽さんが実は『探偵が早すぎる』の作者であるとも知って、今までこの方の作品に触れてきたことがあったのかと驚いた。
0投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語の構図が斬新でした。 過去起きたカルト宗教団体集団自殺事件。生き残りの少女の証言、当時の物証だけを頼りに、事件を紐解いていくストーリー。 よかった点は探偵が奇蹟を肯定するために推理を重ねるところです。こういったストーリーはだいたい奇蹟をトリックのものと否定し、暴くために探偵は動くものですが、本作は全く逆です。 何人もの個性豊かなキャラクターたちが、奇蹟を否定するために推理をしていくなか、主人公はそれを反証し、跳ね除けていきます。 犯人探しというより、推理ゲームをみんなで解いていくような進行です。後半はディベート対決のようになりますが、試みとしてとても魅力的だったと思います。 周りの人間が殺されていくような緊迫感がなく、推論で話が進んでいき、答え合わせがないので、すこしぼんやりした展開にはなるので、サスペンス調な作品が好きな人には不向きです。 登場人物設定はすごくアニメチックです。 ちょっとやりすぎなくらいです。平成のティーンアニメ感があります。属性モリモリです。ここも合わない人がいると思います。おじさんは少し気恥ずかしく読みました。 探偵が話し始めると反証がすぐに始まって論破してしまう構成のため、肝心な場面で毎回酷い目に合う主人公に涙を禁じ得ません。えっ?また具合悪いの!? 中学生、高校生あたりの子が読めば、影響を受けるかもしれませんので注意です。 急に中国語で悪態をついたり、「その可能性はすでに考えた」なんて先生に言わない様にしましょう。
0投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログ初読み作家さん 「その可能性はすでに考えた」 有名作品で気になってた本。 崖に囲まれた山村で起きたカルト宗教団体の集団自決事件。唯一の生き残り少女には不可解な記憶が。 探偵上苙が奇跡であることを証明しようとする。 いろんなキャラが推理を出し合う多重推理もの。 精緻に詰められてる推理合戦なので、ロジックが好きな人には刺さるのかも。 うーん、私には合わなかった|ω・*) 脈絡もなくポンポン登場キャラが増えていき、中国語の諺や歴史を引用しまくりで、終始置いてけぼりでした。
9投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ【短評】 人生初の井上真偽(いのうえまぎ)である。素敵なお名前。 10点満点中1000点みたいなタイトルに惹かれて手に取ってみた。果たして、実に好みな作風だった。タイトルが好き。キャラクタが好き。スタイルが好き。琴線に触れたと言うべきか、波長が合ったと言うべきか、ゾワッとする位に嵌った感じがした。 探偵・上苙丞(うえおろじょう)は、とある理由から「奇蹟」の存在を肯定している。故に「人知の及ぶ全ての可能性を否定すること」により、彼は「奇蹟」を実証せんとする。 新興宗教団体「血の贖い」において発生した大量殺人事件。首を斬られた人間が少女を運んだとしか思えない不可能犯罪を調査し、彼はそれを「奇蹟」と結論付けた。 現れるは海千山千の論客達。彼らが披露する「推理」を傾聴した上で、探偵は嘯く。 「その可能性はすでに考えた」 好きな要素が多過ぎた作品。 あらゆる推理を否定することで神の奇蹟を実証する、という形態が最高にロックだ。 ワトソン兼語り手の姚扶琳(ヤオフーリン)も大好き。「ーーあるね」的な喋り方をする探偵の債権者と言うポジションが良いし、中国的な考え方に基づく皮肉の効いた筆致も癖になる。各章のタイトルが、内容を象徴するような中国の諺という点も素敵。 貪るように読み進めることが出来た。 では、何故4点となったのか。 「推理」が直感的でない、というのが正直な感想である。整然とした論理展開であることは認めつつ、内容が難解でイメージが浮かび辛い。無論「難解である」ことは瑕疵には当たらないが、理解が一拍遅れ、リズムが崩れた感はある。このへんを雰囲気で押し通すことも出来ると思っているが、残念ながらそこまでの瘴気は纏っていなかった。 【気に入った点】 ●フーリンが気に入った。真相を明らかにする手段として「凌遅刑」を持ち出すワトソンという時点でもう大好き。中華的な視点が新鮮で心地良かった。地の文が性に合うならば、読書は一気呵成である。 ●推理を片端から否定するという新たなミステリィの方法論が斬新だった。「どこに着地するんだろう」という興味が尽きなかった。最終的な着地点も悪くなく、是非続きも読んでみたいと思った。 【気になった点】 ●「推理」がやや分かり辛いこと。脳内でイメージ可能なギリギリのラインというか、気を抜くと「ほーん」と流してしまいそうになる。同一の事象に関する「真相」が連続するという構成上、議論が枝葉に行きやすいというところか。射抜くような衝撃が欲しかった。 ●キャラが立っていて、各々が動いているだけで楽しいが、個性的な論客が登場と退場を繰り返すため、段々と食傷気味になる。個人的にはリーシー辺りがピークだった。 明確な弱点を認めつつも、狂おしい程に好きだった作品。 まだ摂取したり無いと体が叫んでいるため、近々に次作に取り組みたいと思う。
12投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
掴みはワクワクするんだけど、ちょっと無理があるのではと思ったミステリー。まず極限状態の人が全く矛盾した行動をしない前提で推理してるし、割と簡単に思いつくようなことを見逃してる。事件の舞台をAIの世界とかにすればまだ説得力が出るのではと思いました。
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログある事件の真相を証言だけを基に探るお話 探偵は奇蹟を信じており、それを証明するため「実現しうる可能性を全て論破する」という勝負に挑む… 証言に基づいてはいるけど実現可能性はかなり低いトンデモ理論を、これまた証言から読み取れる論証で論破していく様を、推理など全く出来ない自分は「ほぇ〜」と感心しながら読んでいました笑 各人の主張も、トンデモ理論ながらしっかり証言に基づいていて、丁寧に構築されている印象です 逐一まとめ的に「つまりこういう事」という分かりやすい説明が入るので助かります 基本的な進行役が中国人なので、中国語や中国文化で例えたりするのが少し読みにくいかな… とはいえ依頼人の真相や、探偵が奇蹟に拘る理由、最終的な結論など色んな展開があって楽しく読めました!
1投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ主人公の思考が面白かった。 相手への悪態が秀逸で、でも本人は認めていない温情や愛情がある。 「その可能性はすでに考えた」 という探偵の言葉を待っている自分がいた。 面白かった
1投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログ話の展開は予想できなくて面白かったけれど、漢字が、、むずかしかった、、、!日本語ではあまり出会わない、中国由来の漢字たち、、、大変だった、、、 奇跡が可能なことを証明するために、あらゆる可能性を検討する探偵の心のゆらぎが少し苦しく感じました
1投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログクセが強いな~。 主人公の名前の読みを最後まで覚えられず…傍点はなくていいから難読語にふりがなください。 あと比喩が多すぎ! 読みやすい文章なのに読みにくいという謎の感覚を味わう。 せっかちなので、メタ的に論破されるとわかっている仮説を延々と読まされるのはつらい… キャラ設定が盛り盛りなのは、推理勝負が長いぶん幕間を派手したいのかなあと。ただ探偵の過去やフーリンのデレ方に至るまでテンプレで、そこに惹かれるかと言うと…うむむ。 ドウニとリゼの関係はエモく、読後感はよかった。おまけで★3.5かな。
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いや凄い。真偽っち天才すぎるわこれ。これぞザ・新本格。 初回の決め台詞には厨二心がくすぐられたぜ。 同じ多重解決の『毒入りチョコレート事件』や『ミステリーアリーナ』と明確に違うのは、最初に推理に必要な手がかりをすべて開示し、かつ不可能性が極めて高い逆密室状況で、多重解決が繰り広げられること。これは奇跡の存在を証明するために、あらゆる可能性を否定する名探偵という設定が功を奏している。名探偵と推理対決をする相手はただ「可能性」を示すだけでよくなるのだから、フィージビリティーの問題を元から排除しているという隙の無さ。なにより、3つの説が出揃ってからなされる"ある趣向"には、細部まで精緻に練られたプロットと真の狙いに度肝を抜かれた。だが、本作はそこで終わらない。名探偵とライバルの対決の末に、やはり人智を超えた奇蹟は否定される。ただ、血の通った人間の生み出した奇蹟だったと… パチパチ 『名探偵のいけにえ』もそうだが何食ってたらこんなん思いつくんやろねぇほんと。 エンターテイメントとして面白いかという問題は確かにあるが、従来のミステリーを1歩進化させた作品というのには完全に同意だ。
1投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ昔起きたカルト宗教集団自殺を1人の生き残りと真相を追求する。 敵対キャラが推理し、ロジックで主人公が否定していくスタイル。 文章では理解し辛い。キャラも展開も良いので映像向きな気がする。
0投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。 奇跡を証明するために可能性を潰していくというスタイルが珍しくて良い。 どの人の推理も結構ぶっ飛んではいるが、“可能性を上げれば良い”ためそこは問題にならないというのも面白い。 びっくりしたのは、回想のリゼと依頼人のリゼが別人だったことで、別人が依頼に来た理由がなかなか重かった。 残念だったのは、枢機卿のターンでこれまでの探偵の反証の矛盾を突いていたが、「それって推理の論拠が正しいと仮定した上での反証では?」と思っていたので、その通りに反論がされて「まあ、そうだよね…」くらいの感想にしかならなかったことかな。 しかし、多重解決が楽しめたので全体としては好きな作品だった!
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
探偵が奇跡を証明するために、あらゆる可能性を否定するという話は非常に面白かった。あらすじを見た時はドラマtrickとは対になる探偵だなと感じた。 trickの山田奈緒子は自分の超能力を否定するためにあらゆる霊能力者のインキチを暴く探偵。一方で、今作品の探偵は母の超能力を肯定するために、現実主義者の推理を否定する探偵。この2人が摩訶不思議な事件に遭遇した時、どんな結末になるのか想像するだけでもワクワクする。
0投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ私はこの本が大好きです。 キャラクターものが大好きだからという面が大きいのは否定できないけれど、それを差し引いてもストーリーがあまりにも魅力的である。 十数年前のカルト集落の集団死亡事件、ただ1人の生存した少女、首切り死体と不可能殺人、そして奇蹟の証明。こんなにワクワクする設定がなかなか揃うこともないだろう。 この小説が面白い点は、登場する推理仮説が「そんなのありか!」という荒唐無稽なものなのにそれを完璧なロジックで否定し切らないといけないこと。 そう、主人公に与えられる課題の難易度設定があまりにも高いのだ。読んでいる最中、何度も無理だろこれはと思わずにはいられない。そんな時、次のセリフを聞くともうこの小説を最後まで読んでしまうだろう。 「その可能性はすでに考えた」 ーーと、 確かに中国語を多用する読みづらい文や、あからさまな章立て構成は違和感を覚えないこともないが、根幹をなすミステリー部分やバトル部分がしっかりとしているので、ハマってしまったらとことん追いかけたくなる作品だ。 こんなに素晴らしい作品が今もまだ出ていることにワクワクが止まらない。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログとある殺人事件が犯行可能かどうかをあらゆる可能性を推理して解き明かす探偵。 仮説を考えるのも、それが可能か不可能かを考えるのも凄くて、頭脳戦の極み。頭沸騰しそう(笑)。 「その可能性はすでに考えた」 かっこいい~一度でいいから言ってみたい(*´ω`*)
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
その可能性はすでに考えた 多重解決ミステリという少し珍しいジャンルの本作 読む前に想像していたような話ではなかったが、自分としてはかなり好きな作品 恐らく評価を下げているであろう中華を絡めた若干読みにくい登場人物達も、個人的には好きになれた ただし、主人公が“奇蹟“を信じるに至るまでの一連の流れとラスボスは完全に蛇足だろうと感じた もっとシンプルに他の推理者の推理を主人公が上回り薙ぎ倒す描写が見たかった 続編でも枢機卿とやらとの対決が続くのだろうか?
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログあらゆる可能性を推理した上で、全て不可能であれば、それは奇跡 人は奇跡はあることを信じたい名探偵 10年以上前に起きた事件を、推理する探偵の前に、次々と現れる挑戦者という構図で物語は進展するけれど、私にはどうにも事件が凄惨すぎて、全く感情移入も、自分なりの推理もする気になれず まぁ、要は私には合わなかった
0投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ推理バトルをし奇蹟を証明する探偵、最後までピンチがありながら論理的に解明しドゥニの妹を救いました。私は「幕間」でやさしい2人の語りとドゥニのとった行動がとても胸を熱くさせられました。これを読んだ人で本当のリゼは助かった後どーなったのか気になりますね!?最後までミステリーでした。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログカルト集団の斬首集団自殺現場で気を失っているところを、首無し死体に安全な場所まで運んでもらったという少女が真相を明かしてもらいに来る。この時点でまず面白い。その真相を色んな人が明かしにするが、上苙はあらゆるパターンを想定し全てを否定する。通常探偵はトリックを明かすために理論を構築するのだが上苙は逆にトリックがないこと(奇蹟)であることを証明するために理論を構築する。そこがとても新鮮で面白い。またこの話はいくつか場面の転換はあるものの基本的には座ってお喋りしているだけである。刺客が持ってきたトリックを上苙が否定する。それをひたすら繰り返す。ケツが痛くなりそうだ。ただ、割と登場人物のキャラが濃いというかラノベ的と言うか漫画的というかそこは好みが分かれそうだった。個人的に好きではなかった。それに全体的にセリフ回しもダサすぎる。特に『憂思黙想』こんなに心の底からダサいと思える設定もなかなか無い。後は「無自覚に叙述トリックを使ってしまったか・・・・・・」などセリフ回しもそうだ。前者はあえてと思えるが、所々にあるセリフ回しの痛さは作者由来のものではないだろうかと思う。痛いキャラにしているのではなく、かっこいいセリフを言わせているつもりだが作者本人の痛さが出ているのではないか。そして常々気になったのがフーリン。設定はてんこ盛りなものの口だけで活かされた場面が一つもない。終始相手のいいようにやられ口だけでキザな言い回して何とかメンツを保っているシンプルな無能。そもそも上苙に大量の貸付をしているもの意味が分からないし、小遣い程度しかない依頼に自ら積極的に関わっていくのも謎。この小説は全体的に動機が意味不明で、フーリンの多額の貸金の件もだし、カヴァリエーレ卿が奇蹟を否定するために上苙にちょっかいをかけるのも、大門とリーシーがそれに従っているのも理由を聞いたうえでも意味がわからない。まあ要するにストーリーは面白かったけどキャラクターは全くということ。星を見てもらえれば分かるけど普通に楽しかった。でも微妙なポイントも多い。深いことを考えずライトノベルとして読むといいと思う。
0投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログたしかにミステリーの展開としてはオリジナリティがあり、ロジックもよく練られていたのだが、ちょっと小難しさを感じた。 気になったのは、主人公の相棒である女性のキャラ設定。中国人で、裏社会の金貸しで、拷問のスペシャリスト、これは必要だったのだろうか?主人公に一億円以上貸付けをしているのに、依頼者の若い女性が支払う報酬(せいぜい数万〜数十万?)に執着するのは違和感があった。実は主人公に惹かれていた、という描写もないではないが、基本的に塩対応で、「内心では信頼を寄せている」というところまではイメージできなかったのが残念。そういうキャラだから、と言われればそれまでだが…
0投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ事件の真相を解決するのではなく、仮説を否定していくことで、それは奇跡であるということを反証しようとする作品。 過去の事件かつ進行形で危険が迫っている訳でもない。良い意味でハラハラせずに純粋に仮説・反証を楽しみながら読めた。 作者の語彙や知識量がすごい。 かなり怜悧な作者だと思い調べたら東大卒。 さっそく、続編も読みます。
0投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
難しすぎる…理解しきれてないと思うが。 主人公の探偵の元に依頼者が来る。山間の新興宗教で地震で川が枯れ、教祖が村の入り口を爆破して塞ぎ、全信者を首を落として殺し、唯一生き残りの少女は首なし少年に祠に運ばれて無事だったと証言。 この村で実際に何があったかを考えて、全ての可能性を潰せば、少年は首を落とされても少女を守ったという奇跡を証明できる。 探偵は全ての可能性を潰すべく報告書を書く。現れる刺客はどんどん可能性を投げてくるが、それらを封殺する。ラスボスが封殺した話間で矛盾が発生することを突くが、それも必死で回避する。 すると、新たな可能性が見つかり、どうやらそれは真実そうで、美しいとなり、奇跡ではなかったけど良かったねという感じ。 宗教団体がそもそも犯罪者の集まりで大麻を売って生活してて、水が枯れて大麻全滅で死ぬしかなくなり、みんな集団自殺するも、少年と少女は犯罪者じゃないから教祖も救ってあげたくて、少年は騒動で死にかけるも必死で首なしを演じて、教祖にも死後に首を切って少女の近くに置いてもらって奇跡を演出。でないと少女は少年の後を追ってしまうから。
0投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
様々な可能性を論理的に排除し最後に残ったものは、血腥くはありますが、死を目前にした人間の善性に救いを感じられて、良い結末だったと思います。キャラクターもみんな濃くて楽しく読めました。
0投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
井上真偽作品。頭脳明晰キレキレの主人公いいじゃないですか。依頼人は、私が人殺しでないことを証明して、だっけ?大好きで慕っていた兄のような存在の生首を持って逃げた記憶?!次々と浮上する新しい見解を見事に打ち砕いてくれる主人公。読んでいて気持ちが良い。少し前に読んだから忘れちゃったけど、最後もスッキリ終わったと思う。
1投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
堂仁がすごく輝いていた。 15年前にカルト集団が起こした衝撃的事件の謎を、依頼人の言う通り「奇跡」と証明するために、刺客から提示される「可能性」を否定していく話し。 最終的に辿り着いた「可能性」が本当に尊いもので、幕間の章に出てきたリゼと堂仁の会話も良かった。 ミステリを読み慣れていない人でもラノベのような軽さで読み進めていけると思う。
2投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ個性的なキャラクターで、クセになる感じ。久しぶりにミステリーを読んだが、エンターテインメント性が強くて、ミステリー苦手な人でも読みやすいかも。 最後は救いがある終わり方ですっきりもするし、切なさとか、余韻もあってよかった。
1投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「奇跡」を証明するため、トリックの可能性を全て否定しようと情熱を注ぐ探偵(その理由は後半明らかになります)。「事件は解決しないで終わるのかな?」と思いながら読み進めましたが、最後はスッキリ解決。 マフィアの中国人やイタリアの枢機卿など、やや現実離れした設定が自分には合わなかったかな。時々出てくる中国語は意味理解が難しく読みにくく思いました。 とはいえ、トリックについての考察は非常に論理的で(少し難しかったけど)、とても楽しめました。
1投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ井上真偽初読了作品。 起こった事件は不可解であるし、探偵もいる…のに、これまで読んできたどの推理小説とも毛色が違ってその点では非常に面白かった!不可能を論破していくのではなく、可能を論破して真実に近づいていくのは新鮮だった。 ただ、ストーリー展開や登場人物の言動がところどころ児童書を読んでいるような気分になった…
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ中国人キャラクターの魅力は感じるが、中国語や漢文表記、漢字の羅列にルビが振られる語句が多用され、読書のリズムが乱れストレスになった。カタカナの表記だけならそこまで読みづらさは出なかっただろう。
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ決めゼリフだけで消化不良…厨二っぽいかっこいい単語とかセリフ回しは出てくるんだけど内容に実が入ってなくて(詭弁の推理対決だし)ただの「可能性」を飾り立ててどうするんだって感じがする。枢機卿だのロシア人だのふりがな振った中国語が多用されてわざとらしい西尾維新という感じ。作者の学歴を知ってるからかなぁ。。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ斬新!新感覚エンタメミステリー! 奇蹟を証明したい探偵という風変わりな設定ですが、無理なく入り込めました。 登場人物がみんな癖があり、現実離れしたキャラでもそれも魅力の一つになっています。 馬鹿馬鹿しい可能性を全部潰していき、全ての可能性を反証できたらそれは奇蹟の証明であるという、頭がこんがらがりそうな話ですが、予想に反して一気読みしてしまいました。 探偵が奇蹟にこだわる理由も想定内でしたが、彼を取り巻く人たちがそれぞれ違う理由で彼に執着するのが面白かったです。 続編も期待!
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ奇跡を信じる探偵ウエオロジョウが、ありうる仮説を全て否定することにより奇跡を証明すると言う全く新しいミステリー小説。いろんな賞を取ってる。理屈っぽいので頭空っぽにして読める系ではないけど理解すればロジックゲームみたいではまる。中国マフィア的相棒の女性もキャラが良く中国の諺がちりばめられた文章も面白い。
6投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ奇蹟の証明、不可能犯罪の可能性を全否定する。そんなロジックをバトルでやらかす。これは新しい。その可能性はすでに考えた。というキラーワードが痛快。 衒学的ともとれる味付けに一章から突き放しに来るが、我慢の先に面白さが待ち受けている。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こんなミステリーがあるのかと膝を打った。コミカルなキャラクターたちについては賛否あるみたいだが、読書初心者の自分には読みやすくてよかった。
0投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ新たな視点のミステリー、という噂通りの作品だった。 謎を解決していくのではなく、不可能を証明するために次々と出てくる仮説を否定し、論破していくのは面白かった。 ただキャラが少し厨二かぶれ過ぎているというか、描写されているビジュアルに対して、中身や言動にあまり調和性がなく、作者がこういう見た目や中国語を使うキャラが好みだったんだろうな…という感じ。
1投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログ事件が起きる→犯人を探すという定石ミステリーではありません。 ある事件において、人知の及ぶあらゆる可能性を全て否定することで奇跡的な現象と認定しようとするストーリー。 展開に一つの狂いも許さないように作られた巧妙な作品。 作者の人の頭の中どうなってんの…って感じです。 めちゃくちゃ面白い‼︎
2投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログその可能性はすでに考えた/井上真偽 なるほど!新しいミステリーってこうやって誕生するんだな、凄いなって思いながら読みえました。 多重解決というか事件を解決するんじゃなく、事件じゃなく“奇跡”が起こした事故であると証明するミステリー。いわゆる悪魔の証明をしていくのだが事件だと言い張る相手が次々現れ対決していく。 新感覚のミステリーを読んでみたい方におすすめ!
2投稿日: 2025.06.20
powered by ブクログずっと積読していた、約半年、やっと読了しました。タイトルは完璧なくらい素敵。 多重解決ミステリだということは知って読み始めました。期待度MAX! だかしかし、だがしかし、スタートからまぁ、読みにくいったらありゃしない。世界観を描くためとはいえ、中国系のキャラを描くために、読みにくい漢字のオンパレード。 そして、キャラの呼び名が変わりすぎるし、これまた読みにくい漢字。主人公すら上苙氶、ウエオロジョーなんて、読めないよ。だから読むリズムが悪く、クセ強っ!すぎる。 探偵ウエオロは『奇跡』をさがしている男。殺人の可能性がすべて否定された時、それを奇跡とする!わけです。 しかし、奇跡とは、探偵ウエオロと依頼者が出会えたことこそ奇跡!って思っていたら、影の黒幕がいたりするわけで。 多重解決をしっかり楽しみたかった。 まさか読みにくくて好きになれない可能性を 考えてなかったワタシが悪いですね。 再読かな?2回目なら読めるかも。 井上真偽さんの他の作品も積んでいるので リベンジしてみよっと!
33投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めて多重解決ものを読みました。 推理が難しすぎる、あとは人の名前が難しすぎる!と思いながら読みましたがとても楽しく読めた作品でした。解決する謎が魅力的でファンダジー味感じながら難しいのにどんどん読み進められるのも初めてでした。 最後のドウニ少年と教祖、母親たちのリゼ少女を助けたいという思いがあったのではないかという推理いいですね。すごく映像化してほしい!作品でした。
2投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ不可能犯罪が起こりうる可能性を考えて、それを論理で否定していく、否定していった先に真実がある。主人公達は「可能性を探る側」ではなく、「可能性を否定する側」であり、否定して真実を探っていく新しいタイプのミステリ。 主人公達が中国系であり、読むのに少し一苦労したが設定が面白いです。
7投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ3.7 第一章はものすごく面白かった。だんだんと登場人物が増え、否定の否定など複雑になり理解するのか難しかった。
1投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ論理合戦による新しい多重解決ミステリー。色んなコンテンツで紹介され、非常に興味深かった作品。第一印象としては難しい…のですぐに2周目。意外と伏線あって理解も深化したらまぁ納得。
60投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ見事だ。途中までは、ロジックは面白いものの、あまりにも漫画チックなキャラクター造形についていけなかった感があったのだけれど、3つの仮説を否定した後の展開が凄かった。まるでオセロで黒く染まった盤上がたちまちのうちに白く裏返っていくような爽快感があった。それはそのまま、理屈をこねまわす言葉遊びが人間の感情を取り戻していく過程のようにも見えて、ちょっと胸に迫るものでもあった。 「アリアドネの声」から遡って読んでみた本書だが、どちらも読後感が素晴らしかった。著者は本当に頭がいいんだろうな。すごい。
2投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログ約半年ぶりの再読。僕のオールタイムベストの十位くらいには入るかなという作品。 衒学的なのにやたらリーダビリティーが高く、ラノベ調の文章と展開も個人的にはすごくハマっていると思う。 そして何より反証の完成度が高い。反証というのは基本的に面白くないというか単なる揚げ足取りになりがちなのに、この作品では反証がエンターテイメントになっている。豚のナンバープレートのくだりは、一生忘れないと思う。 探偵が最後まで気付けなかった〈真相〉に一番小説的な説得力がある点も良し。
1投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。やっぱミステリーはハズレ無し。 主人公の上苙氶が過去の不可能状況を説明するために推理バトルをする話。 主人公が出てくる相手の推理を否定して探偵なのに奇蹟を証明するために戦うっていうのが斬新で面白かったし、これ否定すんの無理じゃね?って思ってもタイトルのその可能性はすでに考えたで否定していくのが気持ちいい。 主人公は若干コメディ色が強い残念イケメンキャラだけど自分の母親のために芯を持ってるのがかっこいい。 最後は主人公は奇蹟を証明しきれなかったけど満足そうな感じで終わって良かった。 ドウニはマジで聖人。 妹と同じ名前のリゼのために、リゼの将来のことも考えて自分は死んでいく。マジで報われててほしい。 フーリンもマジでいい。 ちょっと灰原哀と被るキャラ。ツン9.5割のツンデレ相棒キャラ。やっぱ探偵物には相棒の存在が不可欠だよね。なんだかんだで上苙のことを心配したりとか上苙のために戦ってくれたりとかでフーリンいいなぁってなる。ドケチみたいな描かれ方が多いからこそ最後のそれくらい奢ってあげるが響く。なんだかんだ今回のことを労ってる感じっていうか褒めてる感じ? この依頼を通して2人の関係に進展が見えるのがいい。 クスッと笑える要素もあるし伏線もあってかなり面白かった。井上真偽いいなぁ。
1投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ「本当に『奇蹟』以外の理由をすべて否定できますか?」 ・自分の理解力が足りず難しかった! 最後の仮説がとても綺麗で、これが真実ならいいなと勝手に信じます。
3投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログ事件が人の手によるものだと証明するのが仕事であるはずの探偵が、反対に、人の手では実現不可能な奇蹟であった、ことを証明しようとする。 設定だけで十分興味を惹かれる。 ⭐︎5としなかったのは、意図的にそうしているのだろうが、登場人物にリアリティがなかった点。中華系のマフィアや天才小学生など。 そう言った要素を削ぎ落としても十分魅力的で、かつ読みやすい作品になったのでは。
2投稿日: 2025.03.15
powered by ブクログタイトルに期待感が高まりまくりましたが、合わなかったです。途中から早く終わらんかなと思ってしまいました。 ■良かったところ ・推理の内容は、精緻に考察されている感がありました。 ・安楽椅子探偵というコンセプトは好きです。 ■うーんなところ ・世界観がよくわかりませんでした。ごちゃごちゃしています。 ・こちらの想像力不足ですが、事件の現場の絵が浮かんで来にくかったです。非現実的な舞台を、現場に行かずに推理するという設定なので想像するのは無理があるかもです。 ・登場キャラが悉くキツいです。映像化前提なのか、、好きな人は好きかもしれませんが。 ・やたらと中国の言葉や故事が出てくるのですが、物語との関連が不明です。本筋と関係ないのでミスリードになってしまっていると思います。
2投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログ苦手やった! 漫画みたいな…ラノベみたいな登場人物。 胸でかくて身長も高いゴージャスな美女、裏社会に通じてる金貸しで拷問も平気でやるような残忍さもある中国人。「~ね。」という典型的な中国人キャラの話し方のフーリン。 オッドアイの美青年探偵。風変わりやけどめっちゃ頭は切れる。 フーリンを追いかけて日本まで来たこれまた美女の裏社会で名を馳せてる中国人、シーリー。 探偵と対立する煎餅かじってるじいさんも探偵を慕ってる天才小学生も…。 全員話し方がわざとらしいしなんか小っ恥ずかしくてぜんぜん肌に合わんかった。 文章の書き方もいちいちまわりくどくて名前も全員むだに難解で好きになれず…頭良さそうやなと思ったら作者が東大卒でなるほどと思った。 基本的に本はキャラクターがほぼ全てと思ってるからキャラクターを好きになれない時点で合わんなあと、、、 ただすごく人気があるのも分かる、こういう感じが好きな人にはたまらんのやろうな。 私には合わんかったからこのシリーズの他のやつもこの作者の他の作品ももう読まんと思う。
8投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ気になってどんどん読み進めちゃう本でした。 でもなぜ刺客が出てくるのかは不思議なのと、途中、かなりしっかり読まないと混乱する文章になってます。 かなりしっかり読んでもこれなんかおかしくない?と思う箇所もある。 理解力かな??
1投稿日: 2025.02.21
powered by ブクログ初読み作家さんでした。 奇蹟を証明する為にロジックで可能性を消していく。ロジックをロジックで論破する。難しそうに思えて、とても読み易く、理解が追いつきました。 キャラも立っていて、面白かったです。
3投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログ思っていたものと全く違う話で、解説にもあった「ミステリの可能性がまだあった!!」の衝撃たるや。 あらすじの「奇蹟を信じる探偵」というだけで、陳腐な考えですが「こんな奇蹟が起こせました!というような犯人からの挑戦状ともとれる事件に、私の信じている奇蹟はこんなものじゃない!これこれこういう理由ですべて私の信じる奇蹟と違うことは証明される!」的な反論で展開されるのかな、とか思っちゃってました。考えが甘い。甘すぎる。 まさかの超バトル物。これはもう熱血バトル小説ですよ。次々と現れる個性豊かな強敵と推理バトルをしていく主人公たち。 ラストが好きだ。もう気持ちがぐちゃぐちゃ。続編も読みます。
2投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログめっちゃ小難しかった。読むのに何回もページを戻ったりしながら理解しつつ進むのがしんどかった。 登場人物がみんなトンデモキテレツ人間なので、そこも馴染むのに時間がかかったし、結局最後まで完全には馴染めなかった。 ストーリーも行きつ戻りつする上、小ネタの量が半端なく、中国語もふんだんにあるためもう頭がこんがらがった。
23投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ぼくのかんがえたさいきょうのせってい」に肉付けして出来た特殊設定ミステリという印象。主人公の風体や中国人マフィアの美女、バチカンとかが出てこなければまだ読めたかも…。
1投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ全部仮説と想像、不確かな記憶でしかなくてミステリーと呼べるものなのか?これは…と思ってしまった。 このミスとか本格ミステリ大賞にノミネートされたと絶賛されてたけど期待外れだった。
2投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ2025.2.24 読了 青髪の探偵・上苙丞の元に持ち込まれた自分が人を殺してしまったかどうかを推理してほしいという依頼 この導入部分で面白そう!と思って読み始めたんだけれど中盤の仮説→反証の部分があんまり面白く感じられなくて挫折しそうになりながらなんとか頑張って読み進めたら終盤でそれらが伏線となってまた面白い展開になっていってまあトータルで見たらそこそこ面白かったかな。
1投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログ面白かったけど、俺の求める面白さとは違うかなー。 結局、これっていう結論が出ないからあんまりスッキリしないんだよなー。 「その可能性は、すでに考えた」っていうセリフのワクワク感は凄いんだけど、なんかそこまでハマれなかったかなぁ。
1投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ漫画みたいなとんでも文脈だったり見慣れない言葉が多くて続き物を知らずに読んでしまったんじゃねーかと思いながら読み終えた
2投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ本格ミステリではありますが、斬新な内容でした。 事件の真相を推理するんですが、推理する側と推理を否定する側に分かれてバトルします。 タイトルにある通り、あらゆる可能性を考えた先にあるものは・・・ 続編も気になります。
1投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログ新感覚のミステリであっという間に読み終わった 従来のと違って不条理を棄却するための推理じゃなくてそれを証明するために向かってくる敵を打ち倒して…っていうのが面白かった ラスボスの正体とかが壮大で楽しかった!
1投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ山村にあるカルト宗教団体の集落で起きた斬首集団自殺。この事件で唯一生き残った少女が、首を切られた少年・ドウニが自分を逃すために抱えて祠へと運んだという不可解な記憶があると供述する。探偵・上苙丞は首なし聖人の奇蹟である事を証明するために、数々の刺客たちによる事件の「可能性」を全て否定していく。否定の先に辿り着いた真相の「可能性」とは。 悪魔の証明に対して挑んでいくスタイルで描かれる新感覚のミステリー小説でした。探偵が最終的に辿り着いた仮説は、まさに「奇蹟」と呼ぶに相応しい結論ではないかと感じました。
9投稿日: 2025.01.01
powered by ブクログ多重解決ものは以前に読んだことがあり苦手意識があったが今作はそんな意識を消してくれるくらい面白かった キャラ設定が魅力的にされており描写がイメージしやすく読みやすい そして、最後の「ストーリー」がとてもいい 絶望の中でも少女のために動く少年の尊さにgood
2投稿日: 2024.12.11
powered by ブクログ奇蹟を証明するために探偵・上苙丞は数々の論客を論破していく、決め台詞「その可能性はすでに考えた」 いやーカッコいいですな、一生に一度は言ってみたい台詞です。 カルト宗教施設、集団自殺、首無し聖人などケレン味溢れる謎も魅力的!読むべし!
11投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ新しいミステリーを提示してくれた一冊だった。 『奇蹟』の証明をする『探偵』 『トリック』という論理をぶつける外野という構図。 ひたすらにトリックを否定する珍しい探偵性と、数多のトリックに飽きが来ない。 まさに可能性は無限だった。 中国語がアクセントになっていて、それもまた楽しい。
9投稿日: 2024.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の事件内容には わくわくしたけど 醍醐味の多重解決が 私には難しかった。 ってか結局後々味方になるような 刺客いる? ボスに雇われた みたいな 設定がどうも無理矢理感ある。 登場人物もみんな 厨二病感すごくて萎えた。 言葉の言い回しも 無理に小難しくしてる感じがして すんなり入ってこなかった。 ミステリー云々じゃないところが 気になってしまった。
1投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログ私生活がダメな探偵ウエオロと金貸しフーリン。よくある探偵ものと趣向が違って、おもしろかったです。冒頭、え、その方向だとモヤッとしたまま終わるんじゃ?と不安になりましたが、すっきり終われてよかった。設定盛り沢山だし、中二感溢れるキャラ多いので、好みが分かれるかも。私は好きです。
2投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログ上苙丞(うえおろじょう)、ジョジョに出てきそうな珍しい苗字ですが、全国に30人ほどいらっしゃる様で、カッコいいですね。 フーリンも良いキャラだけに深掘りしてほしかったのと、どうも多重解決ものは合わない様で、序盤のカプレカ数のとこがピークでした。
1投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログほんタメで紹介されていたので読みたかった本。結果的には私には合いませんでした。 登場人物が全員厨二病的であまり馴染めず、物語にも引き込まれないまま終わってしまいました。アニメ化とかしたらいいかも??
4投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログある村で起こった集団自殺の事件の真相を様々な登場人物が推理をするが、主人公の探偵がタイトル通り「その可能性はすでに考えた」のセリフで否定していく多重解決ミステリ。 探偵が事件を推理するのではなく、推理を否定するというのが斬新で面白いし、ポップな登場人物が出てきて読みやすい! ただ、複雑な論理合戦がメインなので、気軽に読むというよりじっくり頭を使いながら読む作品なので、心して読む必要ありかもです。
16投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ赤い衣に身を包んだ眉目秀麗な青髪の探偵・上苙丞と、彼に多額の金を貸し付けている中国人美女・姚扶琳(ヤオ・フーリン)。本作は多くの人が連想する探偵と助手のイメージからかけ離れている、この凸凹コンビの会話から始まる。 物語の幕開けからエンジン全開と言わんばかりに印象的な二人の掛け合いを読み、一体どんな謎が待ち受けるんだ…!と気もそぞろに読み進めていった。 ミステリーの核である探偵の解決するべき謎。本作におけるそれは、上苙へ依頼主である女性が過去に経験したという「首を切り落とされた少年に抱き抱えられていた」記憶が本物かどうかというもの。 序盤でこの謎の解決を依頼されるこの場面を読んでいた私は、「これは本当にミステリーなのか…?そんなことあり得るわけがないだろう!ファンタジーじゃあるまいし!」と通勤電車に揺られながら深く眉を顰めていた。 また、本作は一般的なミステリーとは違い、この謎を解き明かすことが目的ではない。 上苙は過去のとある事件から「奇跡」があることを証明するべく活動する探偵。そして、先に述べた事件は上苙によって「奇跡」であると判断される。 しかし、この事件を奇跡だと認めようとしない数々の人物により、「奇跡ではない可能性」を提示される上苙。彼はこのあらゆる可能性に対し反証をしていくことになる。 そう。本作はこの事件が「奇跡」を証明しようとする探偵と、「奇跡でないこと」を証明しようとする刺客たちによる推理勝負の物語なのだ。 刺客たちの提示するアホらしい大道芸トリックの数々を、タイトルと同じセリフで論破していく上苙は、探偵というよりディベート対決に身を興じる大学生のようだった。 にもかかわらず、それらのあり得たかもしれない可能性たちをスマートに論破していく彼の姿に、思わず唸ってしまったのも事実。本当に魅力的な登場人物が多いので、この辺は皆さんにもぜひ読んで味わってほしい。 そんな中でも、私がもっとも魅力的に感じた登場人物は姚扶琳(ヤオ・フーリン)という女性だ。 上苙と共に行動することの多いフーリンは、厳密に言えば助手ではない。 高利貸しとして生計を立てる彼女は上苙に多額の金を貸し付けているため、実際は探偵業の出資者のような存在なのだが、その血の気の多い性格から気になっていることを都度質問する場面が多い。 所謂助手としての活躍はほとんどないものの、こういった読者が読み進めながら抱くことになる痒い疑問点をズバッと提示するのは、ミステリーではれっきとした助手の役割だろう。 彼女の仕事内容や気性が激しさが序盤から描かれているだけに、こうした如何にもミステリーに登場しなそうな人物を上手に物語に絡めてくるのは、さすが井上真偽氏と言わざるを得ない。 奇跡の証明をかけた推理勝負。これほどロマンのあるミステリーはないと誓って言える。 他の誰にも書けない物語を見せてくれた井上真偽氏は、これからもミステリーの新しい可能性を提示してくれると、私は確信している。
19投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログ最初のページの目次の項目で中国語?と心のハードルが出来てしまったが、これは映像化したら面白いと思える作品だと思った! それぞれのキャラが大変際立っているのが、こう、喉にひっかかる感じで、なんかスッキリしないなって感じがあるけれどこういう論を展開していく内容ならばこのぐらいのキャラが丁度いいのかもと思う。 スルスル理解しながら読む、は私には難しかったけれど首のない少年に私は運ばれたかもしれないって設定が何よりも面白くてよかった! 別の作品も読んでみたい!
1投稿日: 2024.09.26
powered by ブクログ多重解決モノはおそらく初めて読む。 いやこれって解決なのか...?という疑問はさておき、なかなか読み応えがあって新鮮だった。 面白いのは、奇跡の証明が主軸にあるにも関わらず、反証可能性がきちんと担保された科学的な論戦が繰り広げられているところ。もちろん状況を知り尽くしているわけではないから「なるほどな」で終わってしまうけれど、読んでいて楽しかった。他の可能性の否定も是非見てみたい。 主人公であるウエオロジョウのキャラクター性もなかなかに好みで、タイトルにもなっている「その可能性はすでに考えた」という決め台詞も悪くない。 内容としてはかなりロマン寄りというか、テーマから見てもファンタジーの要素を持っている気がしなくもない。 少し残念というか、合わないなと思ったのは馴染みのない漢字が出てくる以上に、あまり作品の性質上必要のない中国語が出てくることで読みづらい部分があったこと。ただこれは慣れや自信の教養のなさからくるものでもあるから、懲りずに続編や他の作品も読んでみたい。
1投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログ店頭であらすじ読んで、行けるかなと思って購入。しかしこれは、本格派ミステリー=推理小説ですね。小生には、一つずつ考えるまでの気力なく、流し読みしてしまいましたが、展開は面白かったです。
3投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログ10年くらい前、年末のミステリーランキングで好評だったので期待して読み始めた。 いわゆる多重解決物で、論理のキレ味が売りのようだが、残念ながら私の琴線にはあまり響かなかった。 探偵のキャラは、どこか京極堂の榎木津を彷彿とさせるところがあり魅力的だし、事件の舞台もとある山中にある新興宗教の在所が舞台で、クローズドサークルの要素もあり、それなりに面白いのだが、謎の中国人や中国語が多く読みづらいのが辛かった。 作中で語られる様々なトリックも、説明が煩雑で分かりにくく、それも作品にのめり込めなかった一因である。 作者の作品は何冊か積読してあるので、これ一作で見切りはつけずにもう少し読んでみたい。
12投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログ多重解決を初めて読みましたが、個人的にはそこまで好みではなかったです。 中国語?が多くてそれが少し読みにくかったですたね。 解決という解決もないのが私の中では腑に落ちなくて。どうなんでしょう?ってなりました。
1投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログ第7回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会4-オンライン-で紹介された本です。 https://www.youtube.com/watch?v=I1WIGU-uM-s 2022.2.12
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログ新しいタイプのミステリで面白かった。 始めは設定盛り盛りのキャラクターと語りにウンザリしていたけど、半分くらい過ぎた頃には、この荒唐無稽な論調には胡乱げなキャラじゃないと世界観も合わないかとある意味納得。でも読みづらいことこの上ないので、大部分は読み流しました。
1投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログ題名が面白いと思い、手に取りました。 読み出すと私が想像していたのとは違い、私にはイマイチでした。というか仮説や推理が難しい、否定が難しい、漢字が難しいです。結局、どういうこと?何が言いたいの?となり、よく分からなかったです。 分からないなりに読んで八ツ星聯の仮説は、私が思ってた説とだいたい一緒だったので、少し分かりやすかったかな。 世代がバレてしまうのだけど、読んでてファミコンのゲーム"スパルタンX"を思い出した。ゲームは、一ステージにボスが一人。ボスを倒し階段を上がって行き、確か五階にラスボスがいた気がする。 話の展開が似てるなと思った。
40投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログ読んでいて疲れた。登場人物の名前の読み方とか、中国語とか、トリックの名前がカタカナばかりだったりだとか、論理を考えることとか、色々すんなり頭に入ってこないことばっかりで疲れてしまった。
3投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ井上真偽の3作目。今までで1番好きだった。 10年以上前に、山奥のカルト集団で起きた集団自殺。唯一生き残った少女「リゼ」は首のなくなった少年「ドウニ」に運ばれた記憶がある。 リゼ以外が死んでいるため、ドウニを殺して胴体と死体をバラバラにするのはリゼ以外にできないはずなのに、周りの状況などからリゼには犯行が不可能のはずだった。 いったい誰が殺したのか? 多重解決ものの形をとっており、検察官のおじいさんや中国裏社会の女性、かつて探偵の助手だった少年も次々に、探偵と推理対決を行う。 そして探偵はタイトル通り「その可能性はすでに考えた」と告げる。 毎回納得して、違うのかーそうなのかーと面白く読み進められる。 あと、意外と主人公の探偵と中国人美女の掛け合いが面白い。 恋愛関係でもなく、バディ?のような絶妙な関係性が良かった。聖女の毒杯も読んでみたい。
1投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログラストバトルのオチが少し弱いかな 奇跡の証明という新しい試みの中で読み手を満足させようというのはなかなか難しいのかもしれない
1投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ面白い、面白いには面白いけど高校の時友達が書いてた裏社会パロ二次創作思い出した。 少し稚拙でちょっと突拍子もないような... 本筋は良かったんだけどな...コナンとか金田一少年の事件簿とかのミステリが好きな人は好きかも知れないけどもう少し堅苦しくて現実にありそうな小説の方が好きな私にはあまり刺さらなかったかな... 本筋は良かったと思います!
3投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリの新しい形だった。 首を切った人間が動くという奇跡を信じるため、それ以外の事件の可能性を排除していく話。 あらゆる仮定を根拠をもとにスパッと切っていくのが面白かった。 ただそういうときって大抵覚え違いとか勘違いとかがあるんだよなーっておもってしまった。前提を信じすぎるのって良くない。 なかなか面白かったような気がする!
1投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログアメトークを視聴して購入。名推理を否定する謎解きのような逆転の発想が非常におもしろかった。 けれども、ストーリー、描写はやや癖があり、好きでは無い癖だった。
1投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログ設定は面白かったけど、キャラクター造形が漫画寄りで現実味が無いのと、ほとんど論争場面で物理的動きがあまりないのが、自分には合わなかった。 沢山出てくるトリックもいまいちイメージしづらく、読みながらひたすら混乱してた。 読むのに体力がいる作品。 読了 6月18日
1投稿日: 2024.06.19
powered by ブクログ難しかったけど面白かった。ウエオロの独特な雰囲気もいいけど、フーリンが好き。 クローズドサークルの中の首切り殺人事件は「奇蹟」なのかそうではないのか。あまたの刺客?から繰り出される仮説の可能性を一つずつ崩していく話。
3投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログ思ったよりも軽い!文体のせいかそこまで感情移入はできず… トリックとか、ひとつの事象に対して色んなトリックを考えるとことかは面白かった
1投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ見慣れない漢字とか中国語が多くて読み始めるまで時間がかかったけど、そこをクリアできたら結構すぐ読めた。 トリックがいっぱい出てきて楽しかった。
1投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログミステリー色々考えたくなる人におすすめ。 単純だから、その可能性もあるか〜なんて 軽く読んでいたら次々ひっくり返されて 結末まで突っ走った感じ。
28投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログミステリー好きの人にはぜひ読んでほしい作品です。 「考えられうるあらゆる可能性を否定する」という手法で謎を解いていくのがとても斬新でした。 中国語や宗教の専門用語とかが多く出てきて少し難しいなと思ったところもありますが、それを覆すほどの内容でした。
7投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログ「アリアドネの声」が良かったので、同じ作家の作品を手に取ってみた。 「奇跡は実在する!」と、その証明に人生を賭ける青髪の美しい探偵。しかし、その信念に見合う収入はなく、彼は金銭的に困窮して、金貸しのフーリンに多額の借金を抱えている。フーリンは美しい長身の中国人女性で、かつては中国裏社会で恐れられた残忍非道な人物。現在は引退しているものの、その影響力は健在だ。 癖の強い登場人物が次々と現れ、(ダイナーを思い出した)どのキャラクター達もそれぞれ魅力的だったが、特にこのフーリンが良かった。彼女の語りと、他の登場人物とのやり取りは聞いていて(読んでいて)楽しくて痛快だった。 内容的には斬新で、興味深い題材だったが、正直私には読み辛かった。 中国の単語が多くて頭に入らず、主人公の探偵に感情移入も出来ず…
7投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログ「このようなことが起こった」という通常のミステリとは逆に、「このようなことが起こったはずはない」と証明する否定のミステリ。 起こり得る仮説を否定する論理は極めてロジカルであり、ある程度正しいのだろうが、それをさらに否定する説明もおそらく無限にある。それを覆い隠し煙に巻くような外連味溢れる展開や文章が自分好み。 衒学的なところは麻耶雄高へのリスペクトを感じる。
1投稿日: 2024.05.05
