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満願(新潮文庫)
満願(新潮文庫)
米澤穂信/新潮社
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総合評価

828件)
4.0
209
364
190
21
1
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    短編集で読みやすい。一つ一つの話に、はじめに思っていたのとは違うような落ちがあり、納得できる終わり方だった。個人的には「万灯」が一番面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    どの話も不穏な雰囲気に引き込まれた。臨場感があるけど描写はさっぱりしててすごい。白木蓮の場面が印象的だった。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    殺人は目的ではなく手段である。それが一貫している。どんでん返しはないが、8チャンネルの奇妙な物語のような映像が頭で流れた作品集であった。

    2
    投稿日: 2025.03.27
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    どれもちょっともやもや、なんとも言えない気持ちになる 嫌な気持ちとはまた違うような、、 夜警、万灯がすきだった

    1
    投稿日: 2025.03.25
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    個人的な話だが、純粋な短編集なので通勤途中の電車内で一遍ずつ、という読み方が楽しめる作品でありがたかった。 どの篇もラストにかける巻き返し方が同じ形なのにも関わらず、だれることなく更に表題作をラストに持ってくるのは、本当に見事だと思った。 個人的には『死人宿』『万灯』が好みだった。

    0
    投稿日: 2025.03.24
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    受賞歴などから期待しすぎたのか、あまり良さを理解できずに終わってしまった。おもしろいのはおもしろいのだけれど、うおお!!!これはすごい!!!傑作だ!!!という感じではない。以前読んだ同著者『儚い羊たちの祝宴』の方が好みだった。

    1
    投稿日: 2025.03.18
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    各種年末のミステリーランキングで一位になり、その上個人的には面白本として一番信頼している山本周五郎賞まで受賞したので、期待して読み始めました。 どういうわけか連作短編集だと勝手に思い込んでいたので、途中頭の中で?マークがブンブンとんでましたが、三編目位で違うことにようやく気づきました。純粋な短編集なんですね。一編一編の魅力で勝負している作品です。 どの作品にも人間心理の深淵さや複雑さ不可解さが描かれており、どこか松本清張を思わせる雰囲気も漂ってます。読んでいる時よりも、読み終わり少し時間が経ってからの方がじわじわとその感覚が自分の中にも染み込んできて凄いものを読んだと言う気になります。 個人的には「小市民シリーズ」の印象が強いのですが、いろんな引き出しを持っている作家さんなんだなと認識を新たにしました。

    16
    投稿日: 2025.03.16
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    「世にも奇妙な物語」を観ているような感じでした。 解説にもありましたが、ざらりとした後味が残る短編集でした。

    2
    投稿日: 2025.03.12
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    YouTubeでおすすめされてて読んだ一冊。 短編集だけど、全部読む時にゾクゾクする怖さがある。ホラー映画を見ているような感覚。 1番面白かったのは最初の警察官の話。 伏線回収が見事かつなるほどなぁと唸りました。

    13
    投稿日: 2025.03.10
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    どの話も生々しく、怖いもの見たさでどんどん読み進められた。雰囲気が好きな人はかなり刺さりそうな感じでした

    0
    投稿日: 2025.03.09
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    6つの話が入った短編集。 話に引き込まれてサクサクと読めました とても完成度が高くさすが3冠を撮った作品!

    0
    投稿日: 2025.03.03
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    しばらく積読になっていたけど、、何故途中で読むのやめたかな、、短編が嫌いだったのだ 読んでよかった、全部の話がゾクゾクする 万灯が一番好き

    1
    投稿日: 2025.02.26
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    米澤穂信さんの短編ミステリー。 短編なのにどれも完成度が高く、バラエティに富んでいて面白い。あっという間に読了。 「このミステリーがすごい!」等高評価されたのも納得だ。 米澤さんの作品は物語終盤謎が解き明かされていく時、ひやりとした感触を心地よい程度に与えてくれてる。後味が良いミステリーだ。 個人的には『夜警』『柘榴』『万灯』が好き。 えっ!?と驚く展開。登場人物の細やかな描写も好きだ。 『黒牢城』から読み始めた米澤作品。 新作も出る中、過去の作品も追いかけていきたい。

    24
    投稿日: 2025.02.24
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    柘榴、お気に入り。 さいご登場人物の心情が暴かれて、なんとも言えない読了感。柘榴はどろっとしててゾワッとした。

    0
    投稿日: 2025.02.21
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    大好きな作家さんの作品なので読んでみました。 話題になっていた表題作も面白かったですが「夜警」と「死人宿」が特に好きでした。 短編集ですが、どの作品にもしっかり衝撃の展開が用意されていて さすが米澤穂信作品だと言わざるを得ません。 警察物は米澤穂信さんの他作品でも抜群の面白さですが、今作も期待を裏切らない物語構成で圧巻です。 それなりのボリュームがある作品でしたが、あっという間に読み終えました。 少しゾッとするような展開もありましたが、癖になります。

    0
    投稿日: 2025.02.21
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    元々短編が苦手なので評価は下がってしまうが、氷菓から米澤先生の本に入ったので、こんな作品もあるのかと新たな一面が見れた本です。 短編と言えども、一つ一つのストリートがねっとり絡みつく怖さがありました。 特に柘榴と死人宿は背筋がゾワゾワしました。

    0
    投稿日: 2025.02.14
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    短編集なので続きは読書のご想像に、ですが、、。 「柘榴」は筆者に物語を完結させて欲しいと思う作品。 1番良かった。

    0
    投稿日: 2025.02.14
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    史上初のミステリー三冠を達成した本作。 6作の短編が収録されていますが、どの作品も読み応えのある素晴らしい作品でした。 特に好きだったのは、「夜警」「死人宿」「万灯」。 「夜警」 あの日何が起きたのか。真相がわかった瞬間のスッキリ感は最高でした。正直が一番。 「死人宿」 女将さん、最初から絶対真相わかってたよなぁ。最後の瞬間は、背筋が凍りました。 「万灯」 6作の中で一番オチが面白かったです。最後に散りばめられた伏線を回収する所も圧巻。因果応報だなぁと思いました。

    83
    投稿日: 2025.02.13
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    米澤穂信さんの作品を初めて読みました。 連作短編集ではなく、別々の6つの短編集です。 ですがどの人物にも、人を殺してでも隠したいと思う理由があり、思わず共感してしまいヒヤリとさせられました。 「夜警」読んでちょっと落ち込みました。

    5
    投稿日: 2025.02.11
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    2025/02/09 友人にお薦めしてもらいました。「氷菓」のアニメを見たことがあって米澤さんの名前はミステリー作家という認識でいたのですが短編集は初めて読みました。 どの話も、最初からある匂わせ、ちょっとずつ話が積み上がっていく感じ、最後に一気に展開していく話、それでも話に余白が残る終わり方でどの短編も面白く、続きに引き込まれるものだと思います。 読みながら自分でも「こうじゃないのか?」と考えることは当然話の中の主人公も考えていて、「そうじゃないんだ」といい意味で期待や予想が裏切られていくのが楽しくなってきます。 ちょっとホラーだったりサイコパス的な雰囲気もあって、それでも確かに「人って何考えてるかわからないからこう思っててもおかしくないよなー」とか考える余地があるのがこの本の面白いところなんじゃないかなーって思いました。

    1
    投稿日: 2025.02.09
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    穂信ちゃんらしく端正な文章ではあるのだが、良い意味で予想を裏切っていて、こんなストーリーも紡げるのかーと感心した。 夜警 死人宿 柘榴 万灯 関守 満願

    1
    投稿日: 2025.02.07
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    6つの物語が収録された短編集。ミステリの短編は、これまであまり読んだことがなく、イメージしづらかったが、想像以上に面白かったです。それぞれの話で、犯行に及んだ人の心情が肝になっていて、様々なパターンがあり、最後まで飽きずに読むことができました。個人的には「関守」が好みでした。

    4
    投稿日: 2025.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お気に入りは柘榴!! どの話も周囲の人は気づかない登場人物の深層心理が最後の最後に暴かれる展開がすごく良い。 読後感は最悪だけど!!

    1
    投稿日: 2025.01.23
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    ミステリはこういうタイプが理想形という気もする。腑に落ちるオチ、ある意味星新一的かも。▷そんな短編が六編。▷夜警:《だが、この交番にいたのは、警官に向かない男たちだった。》p.69/死人宿:その遺書は女と男の試金石《それは、わたしだけを? それともあなたは、他人を助けられる人になったと思うの?》p.88/柘榴:《佐原成海はわたしのトロフィーなのだ。》p.167/万灯:《だがいま、私は裁かれつつある。思いも寄らなかった存在によって。》p.174/関守:《そいつは、ホンモノだって気がするんだ。》p.294/満願:《酒に強いのも不幸だが、女房が立派なのはなお悪い》p.388

    8
    投稿日: 2025.01.22
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    短編集で各々のストーリーが全く関係を持っていないものを久しぶりに読みました。 一つ一つのお話が読みごたえがあります。 面白かった。

    1
    投稿日: 2025.01.18
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    短編集だけどどの話も重みがありおもしろかった! 普段短編集を読まない身でもとても楽しめた。 この長さの中で無駄なく無理ない進行と結び、華麗すぎる… 個人的には特に、万灯、柘榴が好きだった。 死人宿だけ少し物足りないように思ったのは、なんとなく他の話と色が違うからだろうか? ブクログ上の他の感想を見て初めて、このような作品のジャンルを”イヤミス”と呼ぶことを知った。 そして自分の“イヤミス”好きを自覚…

    7
    投稿日: 2025.01.16
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    6つの短編どれもがハイカロリーで、短編とは思えない満足感。個人的には表題作の「満願」と「死人宿」が好み。なんともやるせない気持ちになる読後感が良かった。 米澤さんの本は3冊目だけれど、今のところどれも読み終わった後に、ほの暗い余韻に浸れる作品が多く、すっかりファンになってしまった。 次は古典部シリーズに挑戦したい。

    2
    投稿日: 2025.01.14
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    どの短編も面白い物ばかりでした。読めて良かったです。好みで言えば 万灯>夜警>満願>死人宿>関守>柘榴 の順で好きでした。

    2
    投稿日: 2025.01.07
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    面白かった。独特のヒリヒリ感があります。期待を外さない作家さん。他の作品も読みたくなります。 「万灯」のどんでん返しは、思いもしなかったです。

    0
    投稿日: 2025.01.06
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    最後になって急にどろりとしたものが現れる展開という表現がまさに!な作品集だった。 読み心地よく進めていくと最後に後味の悪さが残る独特な読み応えで引き込まれた。

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    米澤さんの作品は初めてでしたが、とても面白かったです。 読み始めてすぐに引き込まれ、最後の展開が意外で驚きました。 表現力が繊細で豊かな優秀な作家さんですね。他の作品も読んでみます。

    11
    投稿日: 2025.01.03
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    「ミステリー」と銘打ってはいるが,いずれも末尾付近で主人公が真実に気がつき背筋が凍る思いをする,という短編から構成される.

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読み作家さん。 短編集だが、各編に重みがあって読み応えがある。情景が周りに立ちあがる様に引き込まれ「死人宿」は比較的物足りなかったけど、その他は傑作と言われているのも納得。 「夜警」では拳銃狂いの川藤の内面が、直接書かれていなくても物凄くよく分かり「柘榴」では母の理由の推測が真っ当と同時に見当違いであり、月子の手を離さない理由が分かった途端、ゾッとした。「万灯」ではゲリラの成り立ちまでも教えられた気がする。サイクロンの中の熱風は50度もあるのか…

    7
    投稿日: 2025.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「夜警」はなにかで既読。 バングラデシュで天然ガスを開発する華やかな時代の商社マンの話、「万灯」これが一番好み、仕事のために殺人を犯し、2度目も、とは。大筋とはそれるが村に長老が1人でなく何人かいることに感心した。なるほど、もちろん数人いることで、こういうことも起こり得るけど

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    24.12.26読了 短編集。イヤミスな落ちでゾクっとして面白かった。 ・夜警 ・死人宿 ・柘榴 ・万灯 ・関守 ・満願 柘榴の作品に出てくる旦那は性的魅力に溢れすぎていて妻だけじゃなく自らの子供も魅了するの怖すぎるし気持ち悪いなと思った。奥さんが報われなくて悲しい…。 万灯、これが1番個人的にはゾクっとした。仕事一筋に生きてきた伊丹は、開発室長としてバングラデシュで天然ガス資源の開発に挑んでいたが、時には殺人も厭わなかった。完璧な殺人がまさか赤痢(だっけ?なんだっけ?)に感染したことで暴かれるとは…。

    1
    投稿日: 2024.12.26
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    全六篇のミステリー短篇集。短篇集がゆえの物足りなさもあるが気軽に読めて良いと思う。ストーリーの最高潮で終わってしまったりでその後が気になって後味が悪め。

    0
    投稿日: 2024.12.23
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    短編ゆえの物足りなさもあったが、気軽に読める上に短編とは思えないほど作り込まれてる作品もあり、満足度は高め 「夜警」 ★★★★☆ 丁寧に伏線が張られ、きちんと回収された上でインパクトのある結末につながっており、推理もできる上に読み応えも◎ 「死人宿」 ★★☆☆☆ 一度安心させてからの転調が◎ 「柘榴」 ★★★☆☆ どの視点で何が描かれるのか予想が付きづらく、心理描写も含めて常に緊張感がある作品 「万灯」 ★★★★★ 盛大かつ壮大なフリからのそう来たかと思わされるオチ。読み返すと伏線も張られてて短編とは思えないクオリティ。 「関守」 ★★★★☆ どの要素がどの要素と繋がるのか、どういう結末に繋がるのか、ピースがたくさん与えられているパズルのようで考えるのが楽しい作品。無事に全て繋げて納得感のある結末につながっているのが流石。 「満願」 ★☆☆☆☆ 犯人ではなく動機で勝負する系、の割には動機の衝撃度が物足りないような、、、

    1
    投稿日: 2024.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    米澤穂信は「氷菓」シリーズのイメージが自分の中で定着しきっていたので、今作はいい意味で見事に裏切られたなという気がした。ミステリ作品は個人的に、心情置いてけぼりでトリックだけ先行してしまう展開(トリック上は可能だけど、人間心理としてそんなことをするだろうか?という展開)があまり好きではない。 今回気に入ったのは、とことんまで人間の心理の動きを考えている作品が多いなと思ったからだ。作品の中には、やむを得ずして凶行に至る人物も出てきていたけれど、「なぜそのようなことになってしまったのか?」が丁寧に書かれていたおかげで、違和感なく読むことができた。何人も人が死ぬようなハラハラする展開ではなかったけれど、引き込まれてしまったのは、『動機』に重きを置いているからだろうなとも思う。短編集それぞれのタイトルも、シンプルなのにその作品のテーマになるようなものから取られていて、そこも面白いなと思った点だった。

    6
    投稿日: 2024.12.20
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    6つの短編からなる短編集だが、どれも読み応えがあり中だるみすることなく読むことができた。 結末は予想通りのもの、そうでないものどちらともあるが、そこに至った過程がどれも面白く人間の心の醜さや葛藤・どろっとしたもの等々が見え楽しい。 読後感は良くも悪くもない。楽しめた短編ミステリーでした!

    3
    投稿日: 2024.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たまたまスタバでチャイティーを飲みながら万灯を読んでいてゾクっとしました。忘れられない話になったかも。

    0
    投稿日: 2024.12.07
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    米澤さん久しぶりに読んだけど、やはりさすがだなあ。安定して高得点を出してくるところは昔から変わらんな。全部がすごく安定して、伏線も良い感じくらいの良い短編集やった。

    3
    投稿日: 2024.11.30
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    ⭐︎3と4でとても迷ったが、 最後の後味具合で3にした…! どの話もストーリーが良くて引き込まれてるんだけど、ドキドキ最高潮の時に終わっちゃう感じ あぁ!この後どうなったのーーー? って毎回なるのがもどかしい

    1
    投稿日: 2024.11.24
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    ずいぶん前にNHKのドラマで見て、原作のほうも読んでみたいと思い本を買いました その後かなり長い間 “積ん読” 状態だったのが、この度ようやく読了! あらためてオビを見ると「山本周五郎賞」受賞、「このミス」などのランキングで三冠達成など華々しい勲章の文字が踊っていますが、それも納得の一冊でした 全部で6篇の短編ミステリー どれも面白かったですが 私はとくに『夜警』『死人宿』『万灯』の三作品が心に残りました ラストはどんでん返し…と言いますか、とつぜん横から思いもよらない結末を聞かされるような驚きがありました 中でも『万灯』の結末は見事だと思いました 開発途上国でのエネルギー資源争奪戦 つねに危険と隣り合わせのヒリヒリした展開が続きますが、最後に主人公に引導を渡すのがまさかの…そういうことになるのか!と思わず声を上げたくなりました 『柘榴』はちょっと後味がわるい気がします 私が登場人物の気持ちを理解できないからかもしれません

    1
    投稿日: 2024.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集だが、どの作品も上質で骨太。 意外な展開はもちろん、どこかざらりとした気持ち悪さとまたクセになる。 一編一編が心に残る、さすがの一冊。

    2
    投稿日: 2024.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4話/6話を読んだが返却期限が来てしまい読了ならず。個人的には柘榴が一番印象に残った。 どんでん返しがすごい、とかではないので⭐︎3としたが、文章から匂いが漂って来るような、読んでいて世界観に引き込まれるような感覚だった。

    1
    投稿日: 2024.11.09
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     表題作「満願」他5編の短編集です。2015年の「このミステリーがすごい!」第1位の他、「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」でも国内部門1位となり、史上初めてのミステリー3冠を獲得してますね。  個人的には「夜警」が一番好きかな。でも、なぜこの短編のタイトルが「夜警」なのか最後までわからなかった。  本作品や「黒牢城」にしろ「可燃物」にしろ、米澤穂信さんらしいというか緊張感がある文章になっているように思います。一方で軽いノリの著書もあり、描き分けれるのがすごいなと感じます。  まだ読んでいないデビュー作の「氷菓」や「儚い羊たちの祝宴」「インシテミル」も読んでみたいなと思います。もう読んでみたい本がどんどん増えて本当困ります!

    15
    投稿日: 2024.11.08
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    各短編ごとに面白さがかなり違う。 夜警★★★ 死人宿★★ 柘榴★ 万灯★★★★★ 関守★★★★ 満願★★★ ミステリーとしての完成度が高いと友人は言っていたが、論理的には上手くできていたとしても「本当にそんなことする?」となる部分が多々あった。 万灯は文句なし。 肝心の満願は微妙に感じたので本のタイトルは万灯でも良いと思う。

    1
    投稿日: 2024.11.08
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    所謂イヤミスなんでしょうか…後味の悪い短編集でした。(褒めてます) どのお話もおもしろかったですが、表題作の「満願」だけ私には理解できなかったです…

    2
    投稿日: 2024.11.07
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    本格ミステリ作家として名を馳せている米澤穂信氏。 初読みは「王とサーカス」で、カトマンズが舞台だったのもあり、興味深くとても面白かった。 本作は、評価も高く、代表作という事で読んでみた。 ただ、今の自分の体調や気持ち的に、イヤミスの本がちょっと厳しくて! またいつか、じっくり読んでみようと思う。

    25
    投稿日: 2024.10.29
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    米澤穂信の作品は初めて読んだ。後味悪目の短編集で自分好み。どの物語も面白かったが、強いて言えば夜警が1番印象に残った。自分の利益のために人を傷つけてしまうという人の弱さや恐ろしさが全体を通して描かれていた。短編だが物語の世界観に没入できる点が素晴らしく、著者の長編作品も読んでみたい。

    3
    投稿日: 2024.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い。。のめり込んで一気読みした。 のめり込んだのは、周りの景色や心の動き、設定とかの描写が丁寧だからだと思う。 万灯が一番好き。 『私は自分の仕事を全うしたかったのだ。 バングラデシュに眠る天然ガスを日本に運び、街の明かりにしたかった。 今目の前で煌めく灯りに、自分の力で一灯を加えたかった。』 …悲しい… 途中まで狂った行動しているのに、最後に急にじわじわ自分の状況を思い返して後悔するのが、人間味ありすぎて怖い。

    1
    投稿日: 2024.10.24
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    ミステリー短編集。各話に繋がりもなく独立している短編集なのに、個々に読み応えがあり満足感がある。各話、動機とトリックが作り込まれており、読んでいて引っ掛かることがない。終わる度にそこはすっきりするが、読後感としては嫌な感じが残る。好み。

    1
    投稿日: 2024.10.15
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    ミステリー、サイコ、ホラーをテイストとした短編集。表題作の「満願」は風情が感じられ特によかったです。太宰作品のような哀愁漂う感じというか。ミステリーとしてはよく犯人の行動が分かりませんが、、笑

    4
    投稿日: 2024.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    山本周五郎賞受賞作の短編集  夜警 初出2012年「小説新潮」改題  死人宿 初出201年「小説すばる」  石榴 初出2010年「小説新潮」  万灯 初出2011年「小説新潮」  関守 初出2013年「小説新潮」  満願 初出2010年「小説新潮」別冊 ちょっと変わった真相究明もの。 夜警 若い警察官が殉職した真相は、拳銃暴発を隠蔽するために、DV夫に刃物を振るわせるように仕向けて発砲し、意図せず相討ちになったというもの。 死人宿 有毒ガスで死者が出る旅館で、遺書の片割れから自殺志願者を割り出して防いだものの、別の宿泊者が自殺してしまう。 石榴 娘たちのために、生活力の無い人たらし夫と離婚調停したものの、中学生の娘は母親からの虐待を偽証し、母親を追い落として父親を独占する。 万灯 天然ガス開発に取り組む商社員が、バングラディシュの村で反対する有力者を殺し、共謀した他社の日本人も殺すが、被害者からのコレラ感染にさらされる。 関守 峠道での連続転落事故を取材すると、ドライブインの老婆から5人の死者について詳細に教えられ、最初の事故は娘の2人目の夫が孫を連れ去ろうとして老婆の夫が道祖神の石像で撲殺して車ごと転落させたもので、ほかの事故は道祖神の首が取れたことを隠すためだった。そして出されたコーヒーには睡眠薬が入っていて昏倒してしまう。 満願 主人公の弁護士が法学部の学生だった時に下宿した家の妻が後に高利貸しを殺し、弁護を引き受けたが懲役8年の有罪となった。刑期を終えて連絡があり、改めて事件の資料を見返して、血が飛んで証拠品となった実家の家宝の掛軸と後ろ向きだった達磨から、偶発的でなかったことに気づく。

    2
    投稿日: 2024.10.02
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    ゾッと怖いのもあるけれど、自分としては美しさが勝つように思った。 その美しさは残酷さが引き立てていると思うとまたゾッとして楽しい。

    1
    投稿日: 2024.09.29
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    これと儚い羊たちの...がミステリ短編の中では最高峰!と確信して友達に勧めたら怖くて面白くなかったと言われたのでびっくりした記憶。 ブラックな世界観が大丈夫でゾクゾクとした感覚を味わい方は是非!

    1
    投稿日: 2024.09.28
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    『史上初のミステリー短編集での三冠』の帯文句に釣られて手に取った1冊。 どの短編も楽しく読ませてもらいました。 解説でも書かれていましたが、物語の最後に残るざらっとしたものが残る感覚が癖になる作品でした。 米澤穂信さんの作品はまだ短編以外読んだことがないので今度は長編物も読んでみたいと思います。

    2
    投稿日: 2024.09.22
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    『夜警』を読み終わったあたりは後味の悪さばかり取り沙汰してましたが、いつの間に面白くて面白くて次の話が気になるようになっていました。スルスル手が進む。胸糞の悪さも現実の世界と地続きのところにあるような感触で、決してフィクションの大仰なものと言い切るようなものでもありませんでした。面白かった。

    3
    投稿日: 2024.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死人宿、万灯、満願が好き 全体的に思ってたよりもどんでん返し感はない…かな 死人宿、関係性萌え萌えヲタクにとってこの二人の性格、関係性が良くて好き、ミステリーとしてはわからない 万灯、最初の裁かれているという文で、勝手に裁判所にいるのかと思って読み進めちゃってたぶんラストから面白く読めた 満願、ラスト、羅生門かと思った

    0
    投稿日: 2024.09.21
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    最後にちょっとどんでん返しのある短編集 読みやすい文章であっという間に読了 特に「万灯」は短編とは思えない怖さ。殺人を重ねた主人公を追い詰めたのがまさか、となる話だった。ところどころ伏線が張られているのも面白い。 最近「リウーを待ちながら」を読了したばかりなので、恐ろしさが倍増した。

    0
    投稿日: 2024.09.20
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    全六篇の短編集。 ドキドキ、ゾクゾク、ひやり。 「関守」が一番怖かったかな? どのお話も面白かったです!

    51
    投稿日: 2024.09.15
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    読む手が止まらなくなり、ラストの切ない結末に思わずため息が出てしまう、そんな1冊。 短編の推理小説が6編はいっている本作は、じわじわと染み出してくる登場人物の本音と、各章ラストの結末がとんでもなく印象に残りました。 イヤミスのような嫌悪感はないものの、どこか心に引っ掛かりを残す6つの物語たち。強烈なフラストレーション。そして全話のそれぞれがどれも異なる色の推理小説になっている事がこの読み応えを作り出しているんだろうなと。 出版したその年の賞を総ナメにした本作の魔力に あなたもぜひ取り憑かれてみてください。

    0
    投稿日: 2024.09.15
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    随所に伏線が散りばめられた短編集。 各章ごとに、伏線回収がなされていくたび、胸にぐっときたり、ゾッとしたり。

    0
    投稿日: 2024.09.15
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    ページを進めるのに時間がかかった…けど、六篇すべて面白かった。特に柘榴と万灯の終わり方は読み終えて天を仰いだよ、思わず。初めて米澤穂信さん読んだけど、他の作品も読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2024.09.14
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    6章からなる短編集。全体的に暗い雰囲気だったが、どの短編も細かな伏線を回収したラストで前評判通り完成度が高かった。自分は『死人宿』が1番好きだったかな。安らかに自殺ができると評判の宿で、置き忘れられた遺書は誰が書いたものか探すはなし。ラストのビターな締め方が米澤さんっぽくていい。

    0
    投稿日: 2024.09.11
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    ミステリとはいいつつ、純文学っぽさもある短編集。 「夜警」「柘榴」が特に好きだった。 どの話のラストも、急に崖から落とされるような感じになる。落ちた後で、あの伏線綺麗だったな〜と思わさせる。

    1
    投稿日: 2024.09.08
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    一気読み。 短編集はあまり読まないのですが、凄く評価が高いのでこちら読んでみた。 個人的に【夜警】と【満願】が面白かった。最後ゾッとした。

    1
    投稿日: 2024.09.07
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    短編ミステリー全て伏線が埋没してて自分の好みは「万灯」前半スローで後半スピードとスリルを味わいました物語終わりにはざわめき、ときめきを満喫する1冊でした

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    追い詰められて超えてしまう一線、人間の業の深さ。 不穏さの中、沈思黙考する登場人物にいつしか我が身を重ね合わせ、不安と焦燥感に駆られる。

    3
    投稿日: 2024.09.02
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    ミステリー短編集。ちょっと昔の時代感はあるけれど、それもまた良し。「関守」が一番好き。どの話もヒヤッというか、ドキッというか、わ!とさせられる内容。

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一つ一つが面白い 短いのに、伏線があって読み応えあり 中でも関守が1番好みだった。 怪しい怪しい…と序盤から絶対何かあると感じさせつつも、読み終えた時のゾッとする感覚があった。 ミステリー初心者におすすめするならこの本!って本に出会えた

    7
    投稿日: 2024.08.29
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    奇抜で突拍子のないトリックでもなく、大どんでん返しがあるわけでもなく、とにかく人間臭いドロドロした部分が全面に描かれたヒューマンミステリー短編小説といったところか。そういった点では引き込まれる感覚はあるものの、もうひと展開ほしくなってしまった。

    0
    投稿日: 2024.08.25
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    関守が一番ミステリーらしく感じる展開だった。 柘榴は母親ならおぞましくて到底書けない内容。史上初の三冠達成と帯にあったから手に取ったけど、私にとっては、二転三転してページをめくるのがもどかしくなるような、そんなミステリーではなかった。

    0
    投稿日: 2024.08.25
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    全てが独立している話だが、一貫したテーマとして「外からは見えない不可解な願い」を描いた6編。読後には心にざわめきがあり、夏の読書にぴったりな一冊。杉江松恋さんの解説がわかりやすかった。

    2
    投稿日: 2024.08.18
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    学生のころ読んで以来?の米澤さんなので、20年ぶりぐらいに! 新潮文庫100冊で手に取りました。 史上初の三冠を達成したミステリ短編集。 夏にぴったりの一冊でした。 仕事の昼休みに読んでいて、 一人ぞわぞわしていたときに、 背後から声をかけられたときは めっちゃ驚きました。笑 淡々とひたひたと迫ってくる感じと、 結末を知りたくてページをめくる手が止まらず。

    9
    投稿日: 2024.08.16
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    ミステリー短編集(6篇) 5年前くらいに幼馴染に借りたまんまパクってるやつ読み直した^^(幼馴染は貸したことも忘れてるたぶん) やっぱり米澤穂信作品は面白い〜 目に浮かぶような情景描写とラストに向けてぞわぞわ〜!て怖さがじわじわくる感じが天才

    0
    投稿日: 2024.08.14
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    それぞれの登場人物の闇というかミステリー的な部分が見れる傑作短編集でした。どれも面白いものばかりで非常に読みやすい小説でした。 個人的に好きなのは、柘榴と関守です。終わり方が特に印象的だったので、良かったです。あまり、ミステリー短編集を頻繁に読まないのですが、これは非常に良いものでした。おすすめです。

    2
    投稿日: 2024.08.14
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    「願い」をテーマにした6篇の短編集。彼らの願いは一見純粋な強い想いとも取れるが、その願いに隠された真相は、米澤作品らしさに溢れていた。 黒くドロっとした感情が理路整然と美しい文章で紡がれている様は、気味の悪さをより引き立てている。 幾度となく感じていることだが、やはりこの世で1番恐ろしいものは人間であるということなのだろう。

    1
    投稿日: 2024.08.12
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    読み始めはそうでもないのに、気がついたらゾクゾクするような話ばかり。いい意味ですごく気持ち悪い短編集でした。

    2
    投稿日: 2024.08.07
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    図書委員の話が面白かったから、この人の本で評価が良かった本を選んで読んでみた。 すごく完成度が高くて面白かった! 短編集だけど、1つ1つの話が綺麗にまとまっていて深かった! 他の本も是非読んでみたい!

    8
    投稿日: 2024.08.06
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    人の願いにまつわる6つの物語。全てが素晴らしい。収録話の1タイトルとはいえ、この本に『満願』という表題を選ぶセンスよ。怖いよもう。

    1
    投稿日: 2024.08.06
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    どの話も意外性がありつつ、そこに重きを置きすぎていない話だと感じた。 特に「万灯」がお気に入りで、前半と後半で別の短編かなと思うような展開になり、全く飽きなかった。

    1
    投稿日: 2024.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    各タイトルでそれぞれのストーリーがきっちり完結してるタイプのミステリー短編集。解説でも触れられてるように通じるテーマはありつつも、一話ごとに舞台がガラッと変わるのでサクサクといろんな味が楽しめてよかった。仕組みに気づいた時にはもうすべて終わってたり手遅れだったりして、じっとり肝が冷やされる感じの読み心地。最近はデカ装置アトラクションみたいな小説をよく読んでたので新鮮さを感じられた。 以下各話毎感想 夜警:心理テストを受けてるような気分だった。丁寧にヒントが積まれていくので、想像が外れてくれてたら…と願う瞬間があった。 死人宿:希望と絶望のコントラスト。光が強くなるほど影が濃く映るねえ。 柘榴:悪趣味〜!でも幸せならOKです(ほんとぉ?) 万灯:1番好きかも。因果に絡め取られていく感じが気持ちいい。高い理想ばかり見つめてると足元を掬われるんだなぁ。 関守:後追い記事しか書けないライターくん、オカルトに興味ないが故の察しの悪さがかわいい。 満願:猿の手的な不気味さがある。達成条件の隙をつくようなやり方が。

    0
    投稿日: 2024.08.03
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    元は苦手だったはずの短編集が、最近は当たりが多く苦手意識が薄らいできた。今回もどの作品もしっかり仕上がっていた。読んだことはないはずだが、最後の作品は既視感があった。

    8
    投稿日: 2024.07.30
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    新潮文庫の100冊をきっかけに。 ある出来事を違う視点から見ると、新たな真相が浮かび上がってくる…そんな短編集。 ミステリーだけど、ホラーな雰囲気もあった。 私は「関守」が一番好きだった。 ミステリーでもあり、ホラーでもあり、オカルトでもあり、面白い話だった。 意外な真相という点では表題作の「満願」もよかった。 解説を読んで、今度「王とサーカス」を読んでみようと思った。 ✎︎____________ 合理性より優しさが大事な時もある(p.88) 貧しさとは、豊かさを見て初めて気づくものなのか。豊かさに比べて足りぬということが貧しいのか。(p.221) 学があるというのは大きなことです。この世はとかくままならぬもの。でも学があれば、世が世ならと臍をかむこともきっと少なくなりましょう。(p.370)

    16
    投稿日: 2024.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    六つの短編集。ミステリーというが短編でもあるのでささやかな謎と真相解明、という感じ。 夫の借金取りの男を殺した鵜川妙子の弁護人の回想である表題作は、つまり先祖が島津の殿様からいただいた掛軸=妙子自身の誇りを、借金取りの血によって守ることが満願成就ということだろうか。トリッキーな彼女の発想になるほどね、と思う反面、現実的でない感じもする。要は、全てを賭けて誇りを守った女の話なんだけれど、その筋書きに納得はしても心情に共感はできないというか。 バングラデシュの天然ガスを手に入れるために人を殺す「万灯」は、読みながらVIVANTのBGMが絶えず頭の中で流れていた。猛烈サラリーマンが猛烈すぎて、仕事のために人間性失うのもそこまで行ってしまうのか…普通の仕事できる男に見えて闇落ちからのサイコパス感。落ちが急展開で、コロナ禍の前に書かれた作品でコレラ禍なんて言葉が使われようとは。 変に魅力的な父親に親権を持ってもらうために姉妹で謀をする「柘榴」以外は人死にがちで、その点でちょっと安易な気もしたので星3くらいかな。ミステリーだからそういうものかもしれないけど。

    1
    投稿日: 2024.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どの話も、不穏で不気味で面白かった。読後のザワザワ感が抜けない話ばかり。 うまく行ったと安堵したのも束の間、次の瞬間にはどん底に落とされる。人生とはなんて不確かな、と「夜警」や「万灯」で痛感。 世のモラルなど遠くに捨て去る「柘榴」の魅力溢れるクズ男。ホントこんな男を愛したら地獄に落とされるの分かっているのに、恋は盲目、どころじゃない… 家族を守るための固い決意と笑顔の裏の殺意。人間とはかくも恐ろしいもの「関守」では背筋が凍った。人の忠告に耳を貸さないと恐ろしい結果になるやもしれぬ…ホラー!!

    4
    投稿日: 2024.07.21
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    短編集は、自分には刺さらないのかもしれない。 良く言えば読み易い、悪く言えば特にこれといった感情を持たずに次の章に進めてしまう。 まだ3.4作しか短編集に触れてないから、もう少し探してみよう。 ギャフンと言わせる短編集、どなたか教えてください…

    8
    投稿日: 2024.07.18
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    前編しっかり作り込まれていて、ラストがよめずハラハラさせられるような作品や、普通に怖いな思うようなラストもありこんな複数のパターンが書けるのは流石だなと思いました。他の作品も読んでみたい

    0
    投稿日: 2024.07.07
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    短編集の中の一編。個人的には他の作品である、人の資質的な怖さを思い知る「柘榴」「夜警」。ブラックユーモア的な「関守」の方が心に残った。

    1
    投稿日: 2024.07.06
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    短編集苦手だけどこれはどの作品も短いながらちゃんとまとまっていて面白い!ひとつひとつの作品にインパクトがあった。

    0
    投稿日: 2024.07.05
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    米澤穂信の代表短編。 しかし私には合わなかった。 儚い羊たちの祝宴の方が好き。 ミステリーとうたわれてはいるが、謎解きのようなものはほとんどない。 ストーリーが淡々と進んでいき、最後に実は…というのが6篇。 基本的にイヤミス。 文章は読みやすい。 世にも奇妙な物語とかが好きなら好きかも。

    2
    投稿日: 2024.07.04
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    ミステリーとホラー要素がミックスしたような短編集。 人の根底にある傲慢や欲が事件を起こし他人を巻き込んでいく様が描かれていて、作者の観察眼はすごいと思った。 同作者の作品では『可燃物』のほうが個人的には好きかな。

    1
    投稿日: 2024.06.30
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    どの話も不穏な気持ちを与えながら、読む者を惹きつける。 願いを成就するために、人は様々な手段を考えるものだなと、怖さと面白さがないまぜになる気持ちになりました。 面白かったです。

    1
    投稿日: 2024.06.27
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    短編集。 んー、ギミックと構成はさすがだが、ちょっと後味の悪い話シリーズだなと思った。 人間の暗部、ほろ苦い物語、とも言えるが。 個人的には、スラスラ読んだと言うよりがんばって読んだ感。

    1
    投稿日: 2024.06.26
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    偶に短編を読みたくなり手に取ってみたのが本作で米澤穂信作品は初でした、短編読切は時短で完結するので改めて良いですね。 本作品は6つの物語がありますが、中でも『関守』は読中ラストが近づきにつれ『ゾッ』とするストーリーで恐怖すら感じました…是非是非。

    8
    投稿日: 2024.06.21
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    【2024年130冊目】 部下を亡くした巡査部長。恋人を追って死人宿に辿り着いた男。売れた柘榴と生活能力のない父親。バングラディシュからの死神。峠の関守とライター。弁護士を目指した学生と下宿先の妻。ひっくり返りそうになる六篇の物語。 「柘榴」のパンチが強すぎて…びっくりしちゃった。すごいな、男も女も怖いよ。欲望真っ直ぐな奴が最強チャンピョンかよ。 いや、「夜警」も「死人宿」も「万灯」も突き詰めれば欲が引き起こした話なんですよ。隠蔽、死出の旅、利権…でもやっぱ「柘榴」で描かれた欲が一番強いし怖いしイカれてる気がしてならない。気になります?読んでください、是非に。 って思ってたら「関守」ですよ、急にホラーを混ぜるな。読み終わった瞬間「こえええ」って小さく呟きました、夜中やったんで。最後の一文でおしっこ、ちびった人いるんじゃないですかね、言い過ぎ? 最後に収録されている表題作も想像の斜め上をいく欲を描いた作品です。人は人を、言うなれば簡単に殺めるのですね、欲を満たすために――。 米澤穂信さんの作品を読んだのはこれで二作目ですが、いやー幅広恐ろし作家さんだなと思いました。

    0
    投稿日: 2024.06.19
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    短編ながら、最後に背中がゾクゾクするような展開が待ち受けていて、改めて最初から読み返したくなるような作品だった。展開を知った上で読み返すとまた違った面白さがある。事実は変わらないのに、見方を変えると、そこから炙り出される表面的な解釈と、実際の心理がここまで変わるのかと驚いた。

    0
    投稿日: 2024.06.16
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    はじめましての米澤穂信さん。 ▶淡々としているのに感情が見える ▶理解できないのになんかわかる ▶純粋さは狂気 ▶文章に無駄がない、上手い ▶めっちゃ好き ▶実はもう別の作品も読んだ ▶文豪ここにいる

    0
    投稿日: 2024.06.15
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    「万灯」と「関守」がおもしろかった。 しっかり読み応えはほしいけど、読書にあまり時間を割けないな、という時に分けて読むのにおすすめ。

    1
    投稿日: 2024.06.14