簡単にいえば異世界転生した三十路の男が、歓楽街を満喫する話なんだけど、じっくり語ってもほぼ同じ。 異世界転生した直後は「まずはこういう緩い話から進めていくのね」と思っていたけど、最後までコレとは思わなかった。 異世界行ったんだから冒険でしょ、魔物とかと戦闘してチート発揮でしょ、そうじゃなければ内政チートでしょ。なんていう定番は一切無し。 ただひたすらに娼館に通う毎日を描いている。 読む価値無しって批判の大声上げる読者もいそう。だけどオイラはそうは思わない。 超弩級戦艦やら軽巡やらに例えたり、しょーもなくアホらしく素晴らしい表現のオンパレードには稀有な才能を感じます。 また１巻エピローグにあるイモスケの話は最高です。 しかもこの作品は９巻まであるらしい。え、もしかしてずっとコレ？？とは思うんだけど、ハマる人はハマる。そういうことなんでしょう。 このノリで９巻まで続いたらむしろ凄い。 ただ全体的に、子供にはチョット読ませられないです、、

建築会社で働く30歳佐藤太郎、職場で事故死して回復魔法チートをもらい異世界転生。 商人ギルドにポーション販売をしながら、趣味の娼館めぐりをする。 ランドバーンからアウォークに。途中の宿で喪服未亡人風メイドから女性の扱いを教えてもらい、アウォークの高級店エルサイユでスピードファイターとパワーファイターに返り討ちにされるが、翌日スピードファイターと互角の勝負をし、悪役令嬢を完膚なきまでにノックアウトした。気をよくした３度目ではエルダーリッチもどきに洗脳魔法をかけられるが、日課の自身への回復魔法により解除、即座に王都へ脱出する。 王都では高級店からゴーゴーバー、援交喫茶店をめぐる。 シオーネのサイドラインの魔法少女と闘い、ジェイアンヌで教導軽巡と出会い、プロの技を受ける。魔法少女コンビとの一戦後、爆発着底お姉様との闘い。 教導軽巡の体調不良を直し、娼館の女性を救うという自身の使命に目覚める。 ホテル住まいから賃貸住宅となる。人狼との戦いを終え、ツインテの治療で質の悪い媚薬が使われてることが発覚。 エルフの深淵なるものに一度は敗北するが、巨乳人妻の尻で気を使った特訓を行い、再びエルフの店に向かい、今度は別のソバージュを指名。 人とエルフとの尊厳をかけた戦いに勝利し、天国の門を開き精霊と契約する。 精霊獣の芋虫と契約し庭で飼うことにする。

基本的に「俺　Tueeeeee」系です。異世界転生ものとしてよくできた無理のない（？）設定です。（男の夢？リビドー？に則った） WEBではもっと先まで読めていたのですが、削除になってます。ずっと先まで猥談交じりの俺Tueeeeeものなので「なんだよそれ」と思いながら楽しく読んでいけます。 とはいえ主人公は舞台回しで本当の主人公は周りを固める人、モノたちですので、世界観の広がりもありで飽きずに読めると思います。 でも、なろう系作品なのでとても軽い。行為も軽い。 したがって、それ目的の方はやめて置いた方が良いです。 気分転換にでもどうぞ。読み始めるとドンドン読んでいくことになって時間を食べられるかもしれませんが。 PS.今後どうなるかは出版社次第でしょうけど、WEBは男X男も乱交、強姦もでてきます。その意味で人を選ぶのかもしれませんが、陰惨なこともなく、そういう世界なんだと軽く読み流せる作品です。 （今出てる4巻まで位なら安心して読めます） でも、先になるほどエロ要素も減るという矛盾した（ある意味順当な）流れです。

回復系のチート能力を持って異世界転生した主人公が、娼館の女性たちを相手に女体の神秘を求めて冒険を繰り広げていく作品です。 行為の表現はそれぞれの女性たちの特徴を捉えて比喩的なもので描写されていて、やや下品かなとは思いますがエロさはなくその表現力にはコミカルな印象を受けます。 序盤、主人公の男としてのあまりのゲスさ加減に不快な印象を受けましたが、冒険を重ねるうちに徐々に面白く感じられるようになってきました。 女性たちとの冒険を経験するうちに何かしら新展開というか、ストーリーの伏線を生かした何かが始まるのかなと思って読み進めましたが、主人公の意識が風俗にしか向いていないので真っ当な冒険が始まるでもなく、女性相手の冒険に終始して色々と開眼していきます。 ここまで風俗に嵌まり続ける主人公も珍しいですね。この先、風俗以外にも何かしらの展開があるのかどうかは……、期待していいのかな？