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村上海賊の娘(一)(新潮文庫)
村上海賊の娘(一)(新潮文庫)
和田竜/新潮社
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総合評価

177件)
3.8
41
52
55
7
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「軍船に女を乗せること堅く禁ずべし」この真の意味を知った時は震えました! そしてそこからの長い戦闘シーンは一気でした。 全ての登場人物が生き生きと描かれていましたが、特にあの泉州言葉! 私も関西人ですが、本当に大阪南部の言葉は荒っぽいw(個人の感想)。 その言葉遣いが特に真鍋家の海賊や、泉州侍を生き生きとさせていたと思います。 作者は大阪生まれらしいのですが、ほとんど広島から東京なので、どうやってあの言葉をひねり出せたのか不思議。 当時の人々が自家の存続に心を砕き、ある者は栄え、ある者は散っていった。また、一向宗の門徒はひたすら極楽浄土を信じ、突き進んだ。 巻末に多くの歴史資料がありましたが、そこからの史実をもとに紡がれた物語だけに、彼らの生き様は真実ではなかったかと思ってしまいます。 能島の姫も無事にどこかに嫁げたようですが、やはりその後も生き生きと暮らしたと思いたいですね。

    0
    投稿日: 2025.11.20
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    まるで少年漫画やジブリ映画を見てるような爽快さ。 続きが気になるので早々に2巻に手をだしました。 全体の感想は、全部読み終わってから4巻の感想に書く予定。

    0
    投稿日: 2025.10.27
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    和田竜さんの作品は全体的に好きなんだけど、ちょっとエンタメ性が強すぎるな。 こんなダイハードな女海賊をはじめ、登場人物の大部分がダイハード。こんな奴らはいねーよ(笑)。 映画化されるのを意識しすぎている感じ。 醜女といわれていたが、実際には美人という設定もありがちだったなあ。 残念。

    0
    投稿日: 2025.10.12
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    他の方の感想と同じく、何やら小難し話ばかりで、読みにくい出だしだけれども、破天荒な景の登場で一気面白みが出てくる。

    2
    投稿日: 2025.10.05
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    最初は難しく感じるし、うちの子達も挫折した でも、そこを耐えて!!! 景(キョウ)が出てきたらあなたの勝ちです あとはスルスルと引き込まれてやめられなくなりますよ 難しいと思うところはいっその事飛ばしても良い!(コラ) 騙されたと思って読んでみて欲しい 全4巻

    0
    投稿日: 2025.09.10
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    2025/4/30 「村上海賊の娘」読了〜!牛歩読書なので結構かかったな、今年初の読了だったわ。今回の脳内キャストは読み始めてすぐに景がBLEACHの志波空鶴、七五三兵衛は大前田希千代で行きましたw 歴史小説、意外と読みやすく面白かった。

    1
    投稿日: 2025.09.10
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    歴史物なのに現代風の言葉遣いでテンポよく読める。参考文献の抜粋が適宜挟まれていて、歴史好きには特に楽しい構成。 時代背景では主人公・景は“醜女”とされているが、今の感覚ではむしろ美女。美人が無双する物語として読むとさらに爽快だった。 ちょうど展開が気になるところで終わってしまったので、続きが気になりすぐに図書館で次巻を予約。

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    なんとなーく歴史に苦手意識がありなかなか手を出せなかった1冊。ようやく読み始めたが、もっと早く読めば良かった...! 登場人物がとにかく多くて覚えるまで大変だけど、頭に入ってきたらそこからはスルスル読める。ありがたい事に地図も付いてるし。 景の破天荒なところが心配でもあり超絶カッコ良くもあり、魅了されてる。とっても面白い展開でどう進むのかしら。続き読むぞ〜!

    1
    投稿日: 2025.08.10
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    ずっと気になっていたけれど、手が出せずにいた本。 普段、歴史小説を読んでいません。長いものが多く、文体は現代口語文体ではないだろうなと思っていたので、これがハードルになっていました。 前半、物語というよりも、内容に関わる説明が多く、内容に入り込むのに時間がかかりました。 歴史ドラマで言ったら、ナレーションが説明を途中で入れている感じ。 中盤以降はストーリーがどんどん動いていくので、目が離せず一気に読みました。 全4冊の1冊目、話としてはまだ序盤。このあと村上海賊の娘景がどんな行動をとり、物語が進んでいくのか。次の巻を読むのが楽しみです。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    和田竜さんの「しのびの国」を読んで、伊賀者の世界の面白さを知り、次は海賊の世界を覗いてみたくなった。 三島村上それぞれの立場やキャラ、時代背景と、 一巻は全体をなぞるストーリーだが、最後いよいよ話が大きく動き出す予感のまま終わった。 早く次が読みたい!

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    序章を乗り越えたら、もうそこから一気でした。一気。 登場人物は、わたくしにとってあまり馴染みがない人物ばかり。 なのに絵が浮かぶ、知らないけれど絵が浮かぶ。 景の躍動が目に浮かぶ。景(姉)の景親(弟)に対する扱いがひどいのも わたくしの子供たちの関係と同じで、ニヤニヤしてしまう。 さすがは本屋大賞をとった本だと思う。 ええ、もちろんまだ一巻ですけどね。 今後も期待して読み進めますよ。

    0
    投稿日: 2025.06.24
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    「るっさいな、お前は、何だよ」主人公「景」の最初のセリフ。軽い。知略、武力を尽くして戦国の世を渡り歩く武将たちの言葉とは落差がありすぎる。 その存在自体がフィクションのように書かれている彼女が、木津川合戦の史実にどのようにかかわっていくか楽しみ。 海賊を題材にした小説は初めて読むが、瀬戸内海の島々を船で渡る描写は臨場感にあふれている。 昔、九州~大阪間の瀬戸内を通る夜間フェリーに何度か乗ったことがあるが、狭い海域はどこを通ったのか今更ながら不安になった。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    景ちゃんたくましいのに女の子っぽいところあって好きかわいい。 タイトル的に女大河みたいに女視点ばっかりかとおもったが、そうじゃないのが良い。 次巻に期待。

    0
    投稿日: 2025.05.21
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    戦国時代にこんな海賊集団がいたとは。 村上海賊についてあまりしらなかったので勉強になるし、 和田さんののぼうの城もそうだったけど、解説しながら進んでいくので知らなくても読みやすい。 瀬戸内海の島々の様子や情景も目に浮かんでくる。 村上武吉の娘景も吉川元春の正室も世に又なき悍婦で醜女とはすごい言われようだけど、今でゆうと超美人なんだろうなぁ。 これからの展開も期待。

    0
    投稿日: 2025.04.26
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    歴史モノはあまり読まない。史料を併記されると読みづらく没入できないから。史実がベースになって、著者こだわりの史料が少し邪魔くさかったが、途中から物語の戦闘に引き込まれた。

    0
    投稿日: 2025.04.16
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    言葉遣いが今風。 作者が主人公を一歩引いたところから見ていて、読者が主人公大好き~にならないように構成している感じがする。 ストーリーには入っていくけれど、景姫はまるで一人で大騒ぎしているような… 美醜の観点は時代と土地によって大きく変わる。そりゃあ、これだけ醜女醜女と言われたら、一度くらいは自分の容貌を美しいと言ってほしいのが、二十歳の女の子だろう。 読んでいて、景はどのような顔なのだろうと知りたくなる。(文章で表された顔形は、読む人によって大きく受け取り方が変わるから)表紙カバーの絵は絶妙に顔が見えない(笑) とても話題になった本なので、これからどう展開していくのかな。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    第11回本屋大賞受賞ということで読んでみた 実に面白い、流石だ 戦闘シーン多めでバトル漫画みたいで、長いから途中だれてしまったが、こういうのこそ小説だ メインストーリーもよく知らなかったが、本願寺の歴史も知らんかった、ここで東西分かれるんだ 大阪の土地勘あれば、あそこらへんかな?とイメージできる でもあの島々や淡路は分からない 是非行ってみたいと思った 解説にも旅に出るのとをすすめているが、いつか伊予大島行ってみたい

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    村上海賊を中心とした戦国物語 個人的にも馴染みの深い地域で進むお話のため、楽しく読み進められました^^ 史実に基づきながらエンタメ寄りに感じました 続きが楽しみです

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    はじめは、読み慣れない地名と場所を確認しながら読んだので時間ぎかかりましたが、海賊の姫様が出てきてからは面白くてどんどん読み進めました! 醜女、醜女っていうけど、当時の美意識が今と違うだけで、現代では美人の部類なんだろうなぁと思いながら読んでいます^_^ 続きが楽しみです!

    1
    投稿日: 2025.02.22
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    この前読んだ「小太郎の左腕」が面白かったので、続けて和田竜作品。 この本はかなり話題になってたし何度も読んでみようかと気にはなっていた存在。 でも歴史が苦手だから手を出してなかったんだけど、最近の時代小説へのハマりでだいぶ歴史も好きになってきたので、いざ! これは面白い。予想を超えました。ちょこちょこ歴史説明というかうんちくを挟んでくるから集中力がきれたけど笑、それぞれのキャラや人柄が想像しやすくて親しみやすくなる。 個人的に瀬戸内海沿岸が地元だからなおさら興味も湧く。勉強にもなったなぁ。 続きも楽しみ!

    3
    投稿日: 2025.01.27
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    最初は大阪本願寺の話が多く、難しい印象があったが、いつしか海賊のお姫様の話にがらりと変わった。見た目も心もかわいくない描かれ方をしていたが、それも最終巻まで読み終えるとここまで印象が変わるとは。おもしろかった!

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    一巻だけ読んで、つまらなかったら止めようと。結局続きが気になりすぎて、この後買いに行く。 面白い、とにかく面白い。 キャラクターの性格とか背格好とか、映像で見せられてる気がするするくらい、文章が絵を見せてくれる。しかも、その一人一人が魅力的。 ユーモアあり、アクションあり、娯楽たっぷりで痛快な一冊。

    0
    投稿日: 2024.12.31
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    和田竜氏の作品は「のうぼうの城」を読みましたが、歴史小説ながらも人間味が要所要所にあって構えず読めて楽しめたので、この作品を手に取りました。 冒頭は場面設定ぽく登場人物や地理説明が続き、少しイメージと違いましたが、読み進めるうちに期待を裏切らない海賊の世界が広がり続編も楽しみです。 海賊の法の下に生きる女海賊景の勇ましさと、男性の目を気にする女心がなんとも憎めません。

    1
    投稿日: 2024.12.23
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    時々歴史の説明が入ってくるのがわかりやすいようなわかりにくいような… 下巻でさらに面白くなることに期待して!

    0
    投稿日: 2024.12.01
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    主人公の容貌がいきなり醜女と書かれていて躊躇したが、ひと工夫ある設定で、読みすすめると納得がいった。 動きのあるシーンが、最小限の表現でありながら、しっかりとイメージを与えてくれるなど、文章も良かった。 当時の風習や時代背景の解説が多いが、作品解説まで読み終えて、史実、史料への作者の強いこだわりを知った。 自分の読んだ小説は、歴史の一部を切り出して都合よく創作したものではなく、歴史の中で本当にこんなストーリーがあったのかも知れないと思わせるリアリティを感じた。

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    かっこいい女性戦士の話だと思って手に取ったが醜女(西洋顔なので戦国時代の感覚では醜女になってしまう)を気にしつつも男の海賊顔負けの腕っぷしの姫の話。弟の景隆をいじめる子どもっぽさなど笑える場面もあり、映画化されたら面白いだろうな、なんて考えながら読んだ。

    0
    投稿日: 2024.07.23
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    最初読めるかな…って不安だったけど序章終わってからの一気読み。こんな面白い本ずっと読まずに閉まっておいたなんて!海賊って何時も笑って楽しく自分達の考えがあって海が好きで、なんかいいなあ。しまなみの大好きな島が沢山出てきた◎

    4
    投稿日: 2024.07.04
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    本屋大賞、歴代受賞作読破まであともう少し。 いよいよ苦手な歴史ものです。 やはり、似たような名前に苦戦するも、心の声というか腹の中が、カッコ書きされていて、それぞれの人物像が少しづつ色づけできる。史実がわからないから一つ一つ確かめつつですね。 景姫の以外な一面は、おいてかれないように必死な自分を和ませてくれてます。彼女の行く末をおいかけていきましょう。

    37
    投稿日: 2024.06.30
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    先月の松山旅行で訪れた今治市村上海賊ミュージアム。 そう言えば10年ほど前に読んでいた和田竜さん著、村上海賊の娘が面白かったという印象は覚えていたんだが、どんな話だったのかまったく思い出せず、ミュージアムの展示を観ても(興味深かったけど)同じように既読だった夫に比べて全然ピンと来ずに悔しかったので、もう一度読もうと今回は文庫で揃えた。 その1巻目。 10年前は世界史はおろか、日本の歴史にもほぼ興味がなくて、なんとも覚束無い歴史知識をもとに読んでいたな…とか思いながらの再読。 ミュージアムで知った村上海賊の海域や、能島村上と毛利との関係性なんかも格段にわかった上で読んだので、べらぼうに面白く感じた。 違和感があるとすれば、特に景のキャラが最近読んだ歴史小説の中ではずば抜けて現代っぽいというところか。 でも10年前はこれだから内容覚えてなくても面白い印象がちゃんと残っていたんだろうな。 今回の再読ならではで言えば、先日の旅行でとても思い出深く記憶に残っている大山祇神社の話が出てきたりして、物語だけでない楽しさもあった。 1巻は、ひょんなことから大坂本願寺を目指す門徒たちの、廻船の上乗りをしていた景が、難波海で眞鍋七五三兵衛と出会ったところで次へ続く。 派手な立ち回りで織田の使者である太田を首級にしてしまった織田家への申し開きやら、本願寺への兵糧を運び込みたい毛利方の動き、景の婚姻の行方…などなど、一度読んでいるはずのこの後の展開がめちゃくちゃ新鮮に楽しみだ。

    1
    投稿日: 2024.06.11
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    あいつ、首になりよったで と、生死が人為的に日常で一線を交える時代に 娘が理想と現実の中で生き抜いてゆく 生き様、という言葉の 意味や重みは現代とは格別であり 誰かのために なにかのために 生きることが 強さ、を生み出す本

    0
    投稿日: 2024.05.09
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    全四巻からなる戦国時代歴史小説。 大坂本願寺を寄越せと圧をかける織田信長。 どうしても本願寺だけは譲れない一向宗。 信長に抵抗すると決めた大坂本願寺(一向宗)が雇った傭兵・雑賀孫市が、戦に必要な兵糧は毛利家に、運搬は海路で村上水軍に頼れと提案する。 そこから舞台は毛利家と村上水軍へと移っていき、能島村上水軍当主の娘、村上景(気が荒く、醜女と周りから言われている)が主人公として話が進んでゆく。 この第一巻は前半に地理、地名、家系、人名、時代背景がわんさか登場してややこしい。 なんとか把握したあとは少し読みやすくなる。 毛利、その他歴史の人物がどうあったか、海賊がどういうものだったかが史料を挙げて説明されるので『へぇ』と思うこともある一方、どこまでフィクションなのかが歴史に疎いわたしにはわかりにくかった。 とはいえどちらにしてもエンタメ歴史小説として面白いので全四巻、読破したいと思います。

    14
    投稿日: 2024.02.15
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    図書館にて。 この本が出たばかりのころに読んでみたが、全く進まなかった。 しかし今年、小2息子が戦国武将にハマり、それに付き合ううちに「村上水軍」の話になり、この本を思い出して再読。 いや面白い! まだ物語は始まったばかりなので評価はつけづらいが、ワクワクしている。 出会うタイミングは大事だな。

    1
    投稿日: 2024.02.08
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    1巻読み終えてもキャラの強さにまだ慣れない…。 のぼうがすごく面白く感じたし評判もいいし、読み進めるどこかで楽しくなってくることを期待してます。

    0
    投稿日: 2024.01.23
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    正直、最初の100ページくらいは、あまりストーリーが入ってこず… 最後の100ページくらいで、登場人物の相関図が理解できるようになり、楽しくなってきた。 積極的に続編(二)が読みたいかというと、、申し訳ないが答えは否。 まあ機会があれば、という感じです。 新人賞とってたり、有名な歴史長編だったからちょっと期待外れ感が個人的にはある。 生粋の歴史好きには、たまらん小説なんだろうな。 たぶん漫画の方が楽しめる、と思う!続編読むなら漫画で読みたい!うん。

    0
    投稿日: 2023.12.03
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    村上海賊の話。初めて読みました!景や弟の景親、兄の元吉や父の武吉、来島村上の吉継、因島村上の吉充、眞鍋七五三兵衛やその父、眞鍋道夢斎など個性豊かな人が出てきて面白かったです。石山合戦の本願寺側影役村上海賊がこれからどんな活躍をするのか楽しみです!【小5】

    1
    投稿日: 2023.12.02
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    とりあえず一巻。いい感じにこれから面白くなっていきそう。ワクワク。 勝手に景の顔は中村アンさんとか高橋メアリージュン的な人を想像してます。(目鼻立ちとかの描写から) 時代が違えば美醜の考え方も違うのね...。 当時の国どうしの地理関係とかちゃんとリアルタイムで追いつくためには集中して読む必要があるが、この感覚を頭に入れたまま日本中(特に近畿、四国、中国)を旅したらとっても楽しそう。 城址めぐりしたくなる。特に中四国は知らない地名ばかりでぜひともしまなみ海道から探索してみたい。 眞鍋家の泉州弁がだいぶガラ悪くて、泉佐野出身の友人のことを思い出して愉快だった。

    0
    投稿日: 2023.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大阪本願寺と織田信長の争いから物語は始まる。信長に包囲され籠城を迫られた本願寺の顕如は毛利家に兵糧を輸送するよう頼むが毛利家だけでは運びきれないので村上海賊を頼むこととする。三島村上の長である能島村上武吉は娘の景を毛利家家臣の児玉就英に嫁がせる条件で味方するとした。就英は醜女で海賊働きをしていた景を嫁にはしないとしたが吉川元春の説得により承諾する。しかしその頃景は助けた伊予廻船を難波まで送り自身がモテると言われた堺を目指すところで終わり。 とても読みやすい。

    1
    投稿日: 2023.10.31
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    しまなみ海道行くからと思って読み始めたけど、1巻読むのに2ヶ月かかって旅行には間に合わず。 歴史物?読み慣れてないからか、なかなか進まない。人の名前おお、似過ぎ、地理分かんねぇ、主従関係むず、久しぶりに出てきたこいつ誰だっけ?みたいなの延々続く。笑 今作の特徴なのか知らんけど、話進んだと思ったら、合間に文献の説明出てくるからそれに慣れるのも時間かかる。 焼きごてのくだりで読む気力を一度失う。 能島三島の把握に疲れて気力を失う。 未だに登場人物、全然把握できてない。 なのにまだまだ増えそう…

    1
    投稿日: 2023.10.18
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    長編に疲れて薄めの本を連続して読んでいたが、飽きてきたところで長い話をはさんでみた。ただし文庫版で。(単行本上下巻が文庫4巻になっているので、単行本でいえば半分くらいの分量) 思いつきで図書館で借りて読み始めたが面白かった。 さすが本屋大賞の作品だ。 時代は戦国で石山合戦のころ、元就は死んで輝元を毛利の両川がサポートしている時代。毛利と能島村上氏との関係性を中心に描かれている。先が気になるが長編同時並行が厳しいので2巻以降は間をおいてから読むことにする。

    0
    投稿日: 2023.09.20
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    織田信長と本願寺の対立する中、本願寺側が毛利家を通じて起用した?(するでしょ?)村上海賊。歴史に疎い私的に今までライトを向けることのなかった一族ですが、はじめの“景”登場〜戦闘までのシーンで一気に興味がわいて好きになりました(和田竜先生の魅力とも言えますね)。

    1
    投稿日: 2023.08.27
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    初めて歴史小説を読みました。 やっぱり登場人物の名前を覚えるのが難しいなぁ…と。 ただ、登場人物の台詞回しや時代背景の説明はわかりやすかったです。 まだまだ物語の導入部分になるので、機会があれば読み進めていきたいです。

    0
    投稿日: 2023.07.09
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    戦国でも海賊モノは初めてだし、ドラマなどで小悪党として描かれる事の多い本願寺顕如の扱いも新鮮。 痛快ではあるが、これからどの様に展開して行くかハラハラでもある。 景の性格が性格なだけに。 過去にこの作家の作品は「のぼうの城」も読んだが、歴史モノにしてはテンポが良い。

    0
    投稿日: 2023.05.06
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    ふと歴史小説が読みたくなり、面白い作品は何だろう?とスマホで調べてみたら、この小説が出てきたので本屋へ直行、あった!という事で試しに一巻だけ買って読み始めた。 面白い! めっちゃ面白い! 導入部は少々ダルさもあるが。 室町幕府最後の将軍である足利義昭のいる京に上洛して旗を立てた織田信長は、西に勢力を伸ばそうとしていた。その足掛かりとして地形的にも要衝となる位置に一向宗の大阪本願寺があり、この地から退去を求めたが一向宗が応じないため、信長は大阪本願寺を攻めようとしていた。 周辺には信長軍の砦が建ち、次第に包囲されていく大阪本願寺には、一向宗信徒が集まり、鉄砲による傭兵集団の雑賀党首領の鈴木孫市もいた。だが、陸路がほとんど寸断されていき、兵糧も心許なくなってきている。 幸いにして難波海に面した細々としたルートがあり、本願寺の勢力下にある木津砦が海に面している。西国の毛利輝元に兵粮入れを要請しようとなった。その洋上ルートには瀬戸内海を使う。つまり瀬戸内海を支配する村上海賊の協力が必要となり、村上武吉へ使者を送ることになる。 この使者が、村上武吉の娘、景と遭遇してから一気に物語が進む。本願寺へ向かう一向宗信徒を助けた景。信徒たちを捕らえていた悪党には容赦ない仕打ちをする残忍さも持っている。嫁の貰い手のない醜女と酷い言われようだが、この時代の美人とはふくよかで丸顔の色白のっぺり顔という事で、景は目が大きく目鼻立ちがはっきりしている南蛮風の見た目で、海にいるため肌が黒いというだけ。イケメンを目の当たりにすると舞い上がってしまう一面もある。 弟の景親をいつも連れまわし、臆病な弟相手に稽古というなのイジメなど、弟は姉に怯え振り回されている。 兄の元吉は勉強ばかりで頭が固く、いつも景には延々とお説教。 村上武吉は娘に対しては親バカになるところがあり、使者の児玉就英と娘の景の婚姻を条件に一向宗につくと伝える。就英はいわゆるイケメンで、景は内心嬉し恥ずかしだったが、当の就英は逆上してしまう。それは景が醜女だからではなく、武吉のやり方が気に入らないからだと景には伝える。 景が助けた一向宗の信徒たちは、大阪本願寺へ向かう事を希望する。信徒たちの話によると大阪の泉州では景のような風貌の女性こそが美人と好まれるという。景は下心が目的で、大阪まで信徒たちを船で案内する事にする。一向宗は本願寺増援の為、景は良い男を見つける為、そして、父武吉の命で景を連れ戻すため兵を連れて船で追う弟の景親。 この時に、海賊衆の当主たちの間では「鬼手」の言葉が出る。元吉は「きしゅ」とは何ぞや?と首をかしげる。 景と一向宗信徒たちの船は、難波海へ入るとすぐ、泉州海賊の大型船と遭遇する。この大型船には織田信長の家臣も同乗していたが、海賊同士のしきたりを理解せず、景がその首をはねてしまう。しかもその死体は海の底。 泉州の真鍋海賊の当主、真鍋七五三兵衛は、織田家にどう申し開きするか悩んだが、とりあえず織田家家臣の原田直政に事情を話して謝ればなんとかなるだろうと楽天的。そこへ景親が追い付く。 景は一向宗信徒を送り届けたら必ず戻り、一緒に原田直政へ謝りに行くから、それまでの人質として景親を七五三兵衛に預ける。 2014年の本屋大賞受賞作だそうで。それと吉川英治文学新人賞とか。 登場人物も話の展開も、なんとなくマンガのような。ノリとイキオイで突き進む所があり、海賊物という事で「ワンピース」のような。 とにかく破天荒だが強い女海賊。頭は少々弱いが、戦に憧れており、戦も海賊働きも男がするものという事に納得せず、猪突猛進。これに振り回される気弱な弟が本当に哀れ。 対する兄は、勤勉謹直そのもの。景と会えばいつもお説教。真面目過ぎて海賊としての剛勇さに欠ける。 泉州の真鍋海賊当主も、見た目はいかつい大男だが、気持ちの良い男で、信長側なら敵になるのだろうけど憎めない存在。細かいことは気にしない楽天家。 この当主の父親も同様に大男で楽天家。家督を息子に譲ったばかりだという。 意外な展開で瀬戸内から大阪湾(難波海)へ舞台が移ったが、この先どうなるか気になり、二巻目もさっそく買いに本屋へ。

    0
    投稿日: 2023.05.06
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    最初の前置きというか蘊蓄というか、なかなか本題に入らないのでそこがいまいちかなあーと。 当時はのっぺりしてふっくらしているのが美人で、景のような目鼻立ちがはっきりした色黒女は醜女なんですね。 文庫本のイラストがイメージ通りで◎

    1
    投稿日: 2023.04.19
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    初めは醜女の物語かと思うと何となく気が進まなかったけど、現代の西洋風な顔立ちが醜女扱いされていたとする理由付けでなるほどと やっぱりイメージ大事 戦国時代の海賊王の娘が冒険に出かける様な話で面白い、主人公の景のはちゃめちゃさや強さなど海賊っぽくて、海賊王の血を感じる また、その兄弟もそれぞれキャラがあって面白いです 大坂についてこれからどんな冒険をするのやら楽しみ

    0
    投稿日: 2023.04.17
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    初めての時代小説。 とりあえず一巻読了。 歴史の背景と戦の背景が多く書かれており、なかなか読み進めることができなかった。景の魅力に取り憑かれた後はスラスラと読み進められる。なかなか面白くなってきた。

    2
    投稿日: 2023.04.15
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    和田竜さんといえば「のぼうの城」「忍びの国」といった映画化もされたエンタメ時代小説をいくつも描いていて、本作も傑作として名高い。売れる時代小説としてムーブメントがあったと記憶している。瀬戸内の最強海賊団の女性海賊が活躍するわけだが、前出の二作に劣るとも勝らない作品だった。分冊しての長編。歴史大作を望む方はぜひ。

    1
    投稿日: 2023.02.01
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    地元広島の話で大変興味深く読みました。 でも私的には「のぼうの城」の方が面白かった。 また、宗教というものの力強さと同時にこわさを知らされた。

    1
    投稿日: 2022.12.07
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    自分では選ばない本を読みたいと思い立ち、母に「今読みたい本教えて!」と聞いたときに、この本が気になっているとのことだったので読んでみました。 普段、時代ものはあまり読まないので、どうかな…と思いましたが、完全に杞憂。テンポよく、展開が気になって、するすると読み進め、あっという間に読了。何より、女海賊・景の豪胆さが気持ちいい。 私にとって馴染み深い関西や瀬戸内海の土地が舞台なので、面白さも倍増です。早く続きが読みたい!

    1
    投稿日: 2022.11.13
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    まだ2巻までしか読んでいないが登場人物もしっかりしていて話がとにかく面白い。 戦国時代の知識など受験程度の浅いレベルだけど、要所要所解説してくれてわかりやすかった

    3
    投稿日: 2022.10.09
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    本屋大賞ということで購入。巻頭についている地図がなんとなく学校図書みたいで嬉しい。平沢下戸さんデザインの表紙にも惹かれた。しかも物語は村上水軍。これは間違いなく面白い‥‥はず!(4巻一気買いしたので自分自身でテンションを上げてみる) 弟くん(景親)かわいそう‥‥姉ちゃん(景)ひでー(笑)!

    1
    投稿日: 2022.09.06
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    4冊を1か月くらいで読んだが、次の展開が気になり、時間がある時に読み進んだ。史実に基づきつつ、主人公の景(きょう)、七五三兵衛たちの男気に熱くなった。 戦国時代ならではで、今となっては酷い時代だが価値観を変えると美徳も変わると思い知った作品。

    1
    投稿日: 2022.08.21
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    普段歴史小説はあまり読まないので、最初は入りにくかった。 登場人物を覚えてきて、村上海賊に視点が定まってからはスっと読めた。 戦国時代の知識がほぼ無いため、この先の展開も、誰が出てくるのかも、どうなるのかも、何も分からない。そんな私でも読みやすかった。相当分かりやすく書かれてるのかと。 歴史の勉強やり直そうかな… 景のキャラクターが良い!姫と言われつつ全然姫感のない海賊娘。 絶対この後おもしろくなる。

    4
    投稿日: 2022.08.10
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    全巻読みました。 おそらく相当読みやすい歴史小説。 合戦シーンなんかはハラハラドキドキ、 ページを捲る手がとまりませんでした。 確かな満足。

    0
    投稿日: 2022.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤場面切り替えが多くて、誰が誰だかわからなくなりましたが、村上海賊のみなさん視点でほぼ固定されてからはぐっと面白かったです。 文章が映像的で、イマドキな感じ。 カット割まで考えられてるのか?と思えるほどでした。 時々入る歴史的な、俯瞰的な情報もナレーションっぽいですね。 姫さまはどう変わっていくのか? モテるのか!? 楽しみです。

    0
    投稿日: 2022.03.27
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    瀬戸内海の海賊の娘 “景” を主人公とする長編歴史小説の第一巻。 小説でしょうと、気軽に読み始めたが、作中のあちこちに、出所確かな史料が示される。史実を基にした時代小説。 日本史、特に戦国時代の知識が乏しいので、序章は、厳しかった。が、第一章に入り、全てが規格外の“景”の登場で、「イケメン好きの海賊令嬢が、瀬戸内海で大奮闘」的な、エンターテイメントに。 景の今後も気になりますし、イケメンの海賊頭領との縁談も心配ですし、続きも何処かで読みます。

    12
    投稿日: 2022.02.10
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    2021年末の大掃除で発掘した本です、この本は2021年の間に読む本の様ですね。読みかけになっていたために、評価は「★一つ」にしております。内容が不満足だったわけではありません。 2021年12月29日作成

    0
    投稿日: 2021.12.29
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    まだ、おそらくほんのさわりで話自体がどうこうというのはよく分からないけれど、登場人物がとても魅力的で、それだけで話に引き込まれています。 続きが楽しみだ。

    0
    投稿日: 2021.12.20
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    次代小説は読み慣れていないこともあり、最初の方や史実の話は流し読みになってしまった。 中盤からは景の竹を割ったような性格や登場人物たちの生き生きしたやりとりに引き込まれた。 これからどんな話になるのか楽しみ。

    1
    投稿日: 2021.11.14
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    『村上海賊の娘(一)』読了。 戦国時代を舞台に女海賊が活躍する時代小説でした。いや〜なんか、すごい。Wikipediaでいろんな登場人物を調べながら読んだからとても面白かったです! しかし景がとてもとてもかっこよくて割に好きなタイプ。笑。なんか憧れてしまうな… 電車の中でゆっくり時間をかけて読んだ。たまーにジブリで映画化したらどんな風になるんだろうな〜とか読みながら考えてしまったわ。 もののけ姫のサンみたいなキャラ(性格とかではないけど)になるかな〜とか、映像化したらかっこいいだろうな〜とか、思ったわ。 時代小説をあまり読まないのですが、私の祖母は村上水軍の末裔らしいということを知り、読んでみようと思ったのがきっかけでした。それが本当なのかは分からない。(旧姓は確かに村上ですが笑) だけど、祖母にはいろんな場所に行きたい!いろんなことをしたい!という好奇心と行動力が人一倍ある人なのでなんとなく景の姿と重なった。 2021.10.21(1回目)

    8
    投稿日: 2021.10.21
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    瀬戸内海の海賊の話は聞いた事がありましたが、歴史に大きく関わっていることに大変興味を持ちました。まだ一巻しか読み終えていませんが、景の恋話、活躍、大坂本願寺の戦いを楽しみにしたいと思います。

    0
    投稿日: 2021.10.21
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    とても面白い!!!! 歴史はとても好きで戦国武将は沢山知っていたけど、海賊の話などは観たことなく、実際僕が思い描いていた物を盗んでいくような海賊とは違い、戦国武将みたいでスラスラ読めた

    0
    投稿日: 2021.08.13
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    どんどん読めちゃう❗ 景は、長沢真澄ちゃんで、阿部寛、宍戸かいに( あれ?テルマエロマエ?) 海賊といえば、ウサギ丸?加藤浩次?ムンムンと体臭まで攻めてくるよー。脳内映像を楽しんで、あっという間に読んじゃた。

    0
    投稿日: 2021.08.04
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    今年計画している「しまなみ海道サイクリングツアー」の予習復習のため再読。大河ドラマ「麒麟がくる」でもちょうど信長の本願寺攻めのタイミング。瀬戸内海の覇者村上水軍が誇った歴史が興味深い。

    0
    投稿日: 2021.06.08
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    漫画のようにすらすら読める!これ漫画で読みたい気もする笑登場人物のキャラクターというか個性がきちんとたっていてその中でも歴史を学べてさらに面白い!!!ほんっとにすぐ読み終わってしまう。 景がかわいくてたまんない!馬鹿正直だけどすごく可愛い部分もあって最高!海賊の七五三たちの会話に笑ってしまった笑

    1
    投稿日: 2021.04.13
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    無茶苦茶な行動をとるのに何故か憎めない景を始め、緊張した場面でも妙に緩くてユーモアが感じられて良い。 ほぼ現代語で書かれているので非常に読み易いし、所々に解説が挟まれているのも背景を理解するのに役に立つ。 評価に違わぬ面白い作品のようなので、続きを読み進めるのか楽しみです。

    0
    投稿日: 2021.04.04
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    瀬戸内の海で海賊業を営む村上海賊。 実在する村上武吉の(架空の?)娘である景のお話。 戦国時代織田信長と敵対する大坂本願寺に教徒を送るために船を出す…その命運は… 和田竜先生の小説は初めて読みましたが、時代背景の描写や、登場人物の想いが伝わってくる。 読み終わった時の爽快感も良い。

    1
    投稿日: 2021.03.28
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    最初は景があまり好きにはなれなかったけど、物語が進むにつれ、どんどん魅力的に感じ、最後には大好きになった。

    0
    投稿日: 2021.03.17
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    面白く読めた。 時代が今やってる大河ドラマ「麒麟がくる」と同じ時代ということもあり、入りやすかった。 続きが楽しみ。

    0
    投稿日: 2021.01.16
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    歴史ものは勢力図や言葉遣いなどがややこしくて苦手だけど、この本は会話が現代的な言葉遣いで書かれており、読みやすい。 家系の存続に必死な男衆と、婿探しを目的にして豪胆な態度を見せる景(きょう)が、対照的で面白い。 姉にいたずらをされる景の弟が不憫で応援したくなる。

    0
    投稿日: 2020.06.03
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     2014年、第11回本屋大賞&第35回吉川英治文学新人賞受賞作。 戦乱期の能島を拠点に活躍した村上海賊の動乱と行く末を村上武吉の娘、景の視点から描いた全4巻の歴史長編。織田信長の大坂本願寺攻めに端を発し、なぜ瀬戸内の村上海賊が巻き込まれていったのかが分かりやすく描かれている。本巻はその第1巻。大坂本願寺から救援の依頼を受けた中国の毛利家と、その毛利家から依頼された村上海賊家が大坂に出向くまでを描いている。  それぞれの人物像が特徴的に描かれており、会話などのやり取りも面白く、漫画を読んでいるようなエンターテインメント性がある。海賊の掟、当時の結婚、信長という大勢力に対するそれぞれの思惑、過去の歴史などなど、難しい部分もかなり噛み砕いて表現されている。歴史物語ではあるが特有の硬さはなく、歴史が苦手な人でもすんなり入りやすい作品である。

    0
    投稿日: 2020.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序章はイマイチ乗り切れなかったけど 景が出てからスピード感があって面白い! 多分これからもっともっと壮大に面白くなる予感。

    0
    投稿日: 2020.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天正4(1576)年って、何回も何回も繰り返し出てくる。何か意味があるのかと思ったが、一巻だけではそうでもなさそう。最後まで読むとわかるのかな? 第1章の扉絵は毛利家の定紋「一文字に三つ星」。 第2章の扉絵は村上海賊の紋?焼印に使うシーンあり。きゃっ、痛い!

    0
    投稿日: 2020.01.04
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    醜女でもモテ期は三回あるらしい。 (以下抜粋) ○一向宗の教えでは、浄土で生まれ変わる方法はただ一つで、ひたすら阿弥陀仏の救済力、すなわち「他力」を信じ、頼り切ることである。このため、生きている間に善業を積み、その成果として浄土に行こうとする努力をも否定する。こうした「自力」によって浄土に行こうとすることは、裏を返せば、他力を信じ切る心に欠けていることになるからだ。(P.256)

    0
    投稿日: 2020.01.01
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    2019.11.23 ハーフかなんかなのか?? めちゃめちゃ美人が浮かんでます。サンドラブロックみたいな。 歴史物によくある「ちなみに…」みたいな注釈がうっとうしいけど、まだ序章。

    0
    投稿日: 2019.11.23
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    日本史が得意ではないが、細かい解説のお陰でこの時代の この地域の情勢はよく理解できた。 独特な個性の主人公が魅力的。 男の世界で堂々と渡り合う姿がまた面白い。 次の巻も楽しみ。

    1
    投稿日: 2019.10.25
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    面白かった! マンガライクなエンターテイメントストーリ! 本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞 毛利家と織田家の第一次木津川口の戦いを下地にした物語 第1巻では村上海賊、さらに主人公の景の紹介、木津川口の戦いとなる本願寺への兵糧搬入に至る過程などが描かれています。 景と児玉就英への輿入れの話をはじめ、村上家としては、この戦をどうとらえるのか? 戦国時代を生き伸びるにあたっての当主達の様々な思惑が錯綜します。 そんな中、景は門徒達を大坂本願寺へ届けることに。 そして、真鍋七五三兵衛との出会い。 さて、どう展開していく? といった展開です。 当時の海賊と言われた人たち、恐ろしい!

    4
    投稿日: 2019.10.06
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    景の性格が強烈過ぎて特に後半はなかなか読むのがしんどかった……。 とりあえず2巻も読み進めてみようと思う。

    0
    投稿日: 2019.09.04
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    おもしろい。一巻までですでにぐいぐい惹き込まれている。 『忍びの国』がイマイチ楽しめなかったのでどうかと思いながら読み始めたが、これは嬉しい誤算。そして、こちらを読んでから『忍びの国』を読んだ方が、最初から『忍びの国』を楽しめた気がする。

    1
    投稿日: 2019.07.30
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    2019年5月29日読了。 戦国時代、織田信長が大坂本願寺ともめていた頃の話。 瀬戸内海を跋扈していた村上海賊の醜女で悍婦の一人娘が主人公。 醜女というが、その時代の美人ではなかったが、欧米的な顔つきで当時南蛮人が多くいた、堺では別嬪とされるところまでが一巻。

    0
    投稿日: 2019.05.30
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    第一弾 破天荒な村上武吉の娘、景の話 海賊に襲われた安芸の一向宗徒を助け、更には醜女の自分がもてる地を求め大阪の地へ

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    投稿日: 2019.05.14
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    いやぁ、おもしろかった。高校生の時に最初らへんで飽きて挫折したけど、もう一度ページを開くと止まらなくなった。 こんな時代があったんですね。 人物描写も個性的でおもしろかったですー。

    0
    投稿日: 2019.03.28
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    NHKBSプレミアムの「英雄たちの選択」を毎週欠かさず見ているのだが、去年だったかに放送した村上武吉に興味を持って、いつか読もうと思いながらも積読。やっと手に取る。真鍋海賊のコテコテの泉州弁が面白かったが、村上氏も本来は瀬戸内の人間なのだから方言はあるだろう伊予か安芸かどこの言葉と近いのだろうとストーリーには関係ないことを思ったりした。

    0
    投稿日: 2019.03.23
  • この娘、けた外れに強い!

    タイトルのまんま、村上海賊の娘の話なのだが、この娘のキャラがすごい。腕っぷしはめっぽう強く、拷問も人殺しもへっちゃら。気性も荒く乱暴だが、単純で素直な面もある。笑えるのは、瀬戸内ではブスで有名なのに、大坂ではべっぴんともてはやされ、結局どっちなのかわからない。推測するに現代なら美人なのかな?この小説で明らかに和田竜さんの筆力がレベルアップしてるのがわかる。従来のエンタメ重視の軽い書き方ではなく、古文書の記述をよく分析しながら史実の再現に努めていることで、歴史小説としての重厚感が加わっている。

    0
    投稿日: 2019.01.19
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    途中までは、お堅い時代小説かと思ったが、結構軽い感じ。主人公が現代的なキャラで読みやすい。2巻以降が楽しみ。

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    投稿日: 2018.12.08
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    母方の我祖父は、47代を継ぐ士族の出と、母から聞いていた。 そして、祖父の妹に子が、出来なかったので、我母が、瀬戸内海の島の旦那衆の一人であった家に、養女へと迎えられて、一人娘として、大事に育てられた時に、村上水軍の話を聞かされていたそうである。 そして、母は、村上の姓の友人が私に居たら、この瀬戸内海での村上家を思い出すみたいで、佐伯泰英の時代小説でも出て来る来島の剣法の話、私が生まれた住吉大社近く、26号線の高登楼迄が、海であったと、、、、 幼き時に、ずった、聞いていたのだが、、、時代小説を読むと、いつもなるほど、南海の上町線で、天王寺迄行っていた西側は海であったのだと、、、、 この本で、登場人物の村上影の勇敢なる女性が、とても肝っ玉の太い女性に描かれており、身に及ぶ危険をも もろともせずに、自分の意思で、自分の将来を突き進んでいく姿。 この時代に置いて、織田勢と大坂本願寺の戦いに、どのように翻弄されて行くのか? 読みたいと、思いながらも、、、後回しにしていたのだが、、、、続きをすぐに読みたくなった1冊である。

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    投稿日: 2018.06.17
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    2018.6.12完了 私の中で和田作品の好き嫌いはハッキリしているが、今のところ読める。テンポも良い。 勢いに乗って(二)へ突入~。

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    投稿日: 2018.06.12
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    ずっと読みたいと思ってたんだけど、積ん読が多くてたどり着けなかった。 しかし、しまなみ海道に旅行に行くことになり、大急ぎで読み始めた。 * 和田竜さんの本はキャラ立ちしてるので、読みやすい。 少年漫画みたいな感じで、歴史に疎い私でもスラスラ読めちゃうよ。 『のぼうの城』、『忍びの国』より更に読みやすい気がする。 まだ一巻なので、本当に序章。 続けて二巻も読みたい。 * …にしても、新潮文庫さんはなんで表紙を配信してくれないのかな⁉︎ 同じお金を払ってるのに、表紙がこれじゃ味気ないよー! kindleのマイライブラリの所にはちゃんと配信されるのになぁ…。

    0
    投稿日: 2018.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    頭を空っぽにして、ひたすらページめくって読んで、スッキリした。 私は!エンターテイメントを!満喫した!! って気分になれる。 和田竜の作品で女性主人公は村上海賊の娘が初めてかな? 戦う女の人はカッコいいのう。 あまりこの時代をちゃんと勉強したことなかったから、最終的には織田信長が本願寺を制圧するのは知っていたけど、最初はずいぶんてこずったのね。 海の上って、こんな風に戦うのねって初めて知った。 和田さんの作品は、爽快でさくさく読めてしまうのだけども、苦労して色んな文献調べて書いた作品を、こんなにあっさり読んでしまっていいのか?ってたまに思う。でも読む。

    0
    投稿日: 2018.04.05
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    戦国時代のど真ん中、瀬戸内海で武勇を馳せてた 村上海賊の頭領の娘のお話。 主人公はお転婆では済まない剛毅なお姫様、景。 1巻では主に景や家族、周りの人物の描写がメイン。 主人公の快活な性格もあってか、 少年漫画的でコミカルなストーリー。 大阪での戦の予感もあり、2巻以降に どれだけ血なまぐさく、ドラマチックに話が動くかが見もの。

    0
    投稿日: 2018.03.13
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    顔立ちが、いまでいう美人。西洋風で、地元では醜女呼ばわりされているが、外国人が多くいた大阪では美人扱い。う~ん、映像化を意識しすぎて創作したキャラクターということが丸わかりで、興ざめ。 ただ読みやすく、移動中の読み物としてはGood。

    0
    投稿日: 2018.03.10
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    今更感ではあるが、読みだした。 なるほど、面白い。 ほぼほぽ何も知識のない状態で読み始めたから、景の年齢に(O_O) 勝手に少女だと思っていた。 さて、続き続き

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    投稿日: 2018.02.09
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    戦国時代、瀬戸内海で権勢を誇っていた海賊の娘を主人公にした小説。 歴史ものの小説だが、エンターテイメントの要素が強く読んでいて楽しい。 所々筆者が当時の資料など挙げ、当時の歴史的背景を説明する部分が入るのもテレビの歴史ものの途中でナレーターが歴史背景を解説している様な感じで新鮮であった。 主人公の海賊の姫様である景のキャラクターもエンターテイメント小説にふさわしくポジティブな行動派(武闘派?)で好感が持てる。文中では醜女と書かれているが美醜の価値観は時代や文化圏によって異なるということが後ほどわかる。 海賊だけに結構殺戮とか残酷な刑罰を行っているシーンがあるが、エンターテイメント小説的な描写となっているので陰惨な感じはない。 他の登場人物も個性的かつ魅力的な人物ばかりで彼らの織りなすドラマもスリリングで刺激的である。 会話なども歯切れがよくそのまま映画とかドラマにできそうな感じだ。 歴史小説というよりエンターテイメント小説を楽しみたい人にはお勧めだと思う。

    0
    投稿日: 2017.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の景の容貌の表現が醜女(しこめ)と連呼するように書かれているのだが、文章を読んでみるとそうでもないと思われる。(目鼻立ちがハッキリした女性だと思いながら読んでいます。)まあ、おてんば娘のイメージで読み進めています。来島村上家の領土から抜け出し、当時の有力な戦国大名織田信長の下へ行こうとするところで話は続くようだ。景がこの先どんな騒動を起こすのか。文章自体は面白く読めるので続けて読んでいきたいと思う。

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    投稿日: 2017.10.31
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    この時代の知識が乏しい私にも、すんなりと理解できる物語。和田さんの本は読みやすく面白い。 まだ始まったばかり! 史実は変わらないので、この時代に生きていた人達とその生き様を感じたい。

    0
    投稿日: 2017.10.26
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    景が登場するまで長かった~。 醜女(当時の基準で)でがさつ、歯向かう者には率先して容赦なく海賊働きが何より大好き…ヒロインとしての美点を全く感じられない第一印象。途中の琴姫や兄とのやりとりで、彼女の裏表のない真っ直ぐで無邪気な別の一面が垣間見え「あれ?」と思う。後半明かされる彼女の夢がまた晴々しくいじらしい。まだまだ景という女の魅力が掴めない。 最悪な出会い方をした就英の景の印象と景自身にこれからどんな変化が訪れるのか、引いちゃう第一印象のままで終わらないでほしいという期待も手伝って俄然興味が湧いてくる。

    0
    投稿日: 2017.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017.8.30 読了  大阪本願寺攻防戦の木津川合戦が舞台。村上海賊と泉州の真鍋海賊との壮絶な海戦、その中で能島村上の景姫が活き活きと躍動している。”女子を兵船に乗せるのが鬼手の秘策”とばかりに姫のために兵が命がけで戦うという所が海賊ならでは。要所に史実を示しており、結果として真実味を高めている。

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    投稿日: 2017.09.06
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    ★評価は読了後に。 土地勘のある場所が舞台だと何処となく気分が良いのは気のせいかな?さておき活劇だなぁ、本作。現在の小説です、細かいことは気にせずドンドン読み進めればよろしいかと。 それでも蘊蓄的事実描写が捨て切れないのは歴史ものの宿命か。

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    投稿日: 2017.08.30
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    日本が最も熱かった時代の一つだと思う。そんな時代に生きる人々は魅力的な人が多い。フィクションみたいな生き方を地で行った人もいたのだろう。そんな時代の雰囲気が感じられていい。

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    投稿日: 2017.08.29
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    面白い。瀬戸内の海賊の雄・村上水軍にいた(らしい)奔放な姫が主役なのだが、もののけ姫か怒れるナウシカが読んでいてずっと頭の中に浮かんできた。当時の美人の標準である引目鉤鼻とは程遠い日本人離れした容貌の姫の劣等感と周りの反応が笑いを誘う。以前読んだ『信長公記』で信長方から見た大坂本願寺を、本書では逆の始点から見る楽しさ。他にも歴史的文献を引用、解説に使うなど、読者へのサービス精神に溢れた小説に仕上がっている。

    0
    投稿日: 2017.08.19