
総合評価
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powered by ブクログ人気作と聞いていたので。 繊細で美しい表紙からセンシティブなお話…と想像していましたが、見事に外れました。 これコメディ?と思ったぐらい後半は笑みが絶えない話運びでした。受が好きすぎて気持ち悪い攻。王様のように振る舞いながらも絆される受。ファンの手本ともいうべきマイルールを自らに課す攻の平良に対して、受の清居が自分がここまでしてるんだからもっと距離を縮めてこい!とジレジレする姿がとっても面白かわいく、あっと言う間に読了しました。 前半はイジメっぽい展開もあって不穏な雰囲気でしたが、平良の根幹をなすアヒル隊長のエピソードなど妙に惹かれる描写は健在。上手さと萌えがたっぷりつまった作品。何度も読み返す本になりました。続編も楽しみ。
2投稿日: 2016.11.03めちゃめちゃ可愛らしい!
いやいや、私も紹介文だけ読んでなんだかつらそうなんで 「これは読まないでおこう」と思いましたが、 レビューを書かれている方の文章を見て、 「あ、それなら…」と気を取り直して読んでみましたら… 面白い! 可愛い! 明るい(笑) スクールカースト云々と言うより、ひたすら一途な主人公と、 彼に結局は振り回されて行くキングに、愛情を感じずにはおれません。 確かによくある青春期の友人関係の不安定さを、 ここまで明後日の方向に力強く突き抜けて行く主人公、あっぱれ。 作者の筆力、お見事。 最後のおまけストーリーなんて「くすす」の連続で、 モンブランの上の栗を見る度に微笑んでしまうようになりました(笑) 重そうだな~、と迷うようでしたら、心配ご無用。 爽快な恋物語ですよ。
0投稿日: 2016.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
BL好きな子に借りる(決して貸してと言ったわけではない) BLはきらいじゃないけどノーマルな作品にちらっとほのかに出てくるのが好きなんです …と思ってたけど 長野まゆみ好きだし 薄々気づいてたけど 全然OKだったむしろ超よかった(笑) やっぱりわたしこの手の好きなんだなぁぁ わかってたけど どうしよう(笑) 今さら本屋さんのBLコーナーで本手に取る勇気はない(笑) けどまぁあえて読もうと思わなくてもいいかな 貸してくれた子には厚くお礼を言わなくちゃ(笑) お互いの目線で描いてあるからよくわかる 不自然じゃない(かな)この展開 ネクラ男子が受けかと思ったら(相手の子俺様だし) 自然と逆だったという 実はかまってちゃん(というか?俺を見てくれ願望が強い)だったという ああおもしろい あとここまでエロ描写を丁寧に書いてる小説を読んだことがない(忘れてるだけかな)から 特有の表現がおもしろい おもしろいというか知らない単語だらけでウケる まあなんとなくわかるけどww こういうのって誰が考えるんだろう みんなどこで覚えるの? (あ、そういう小説でか) 男女のエッチイのは辟易するのに 男同士だとふしぎと楽しく読める これはなんなんだろう 誰でもそうだと思うときっとそうじゃないんだろうな でも好きな人多いよね 自分は多数派だと信じたいこの微妙な心理^^ 一晩たって★5こにしちゃった(4こだったけど)(爆笑) 5こは奮発しすぎだよなあ と思うけど面白かったからまあいいか
0投稿日: 2016.01.30いい意味で裏切られます!
あらすじで、スクールカーストの最低辺とか、クラスの頂点に君臨する王(キング)、なんて書いてるし、 表紙のイラストは、すごく美しいけど、なんだかシリアスな雰囲気もあって、読む前の印象は、 痛くて、悲しい物語なのかと思っていました。 しかし、その予想は大きく裏切られます。もちろん、いい意味で‼ 吹き出すぐらい、面白い! 前半は平良目線で話が進んでいきますが、後半はキング清居目線に代わります。 平良の脳内がすごく面白いし、また清居が可愛すぎる・・・(*^^*) 二人のすれ違うやり取りが、笑えます! 平良と清居のカップルが大好きになります。Hシーンもよかった~♡ ホントにキュンとして最後まで楽しく、読みました。
5投稿日: 2016.01.06
powered by ブクログ葛西さんの絵が綺麗で題名と絵柄がぴったり。平良も絵柄のせいでキモさ半減して読んだから逆に感情移入出来たのかも(笑)キングと崇拝する愛情が一途なのに時々的外れだったりして、クスッとさせたり萌やっとさせたり。読んでみたら甘々で個人的にはもう少し痛いほうが萌えたかな。でも可愛い話でニヤニヤしながら読みました。
0投稿日: 2015.11.23
powered by ブクログ清居のツンデレ具合がたまらないですね。イラストが超美麗なので、想像が膨らみます。平良くんは実は隠れイケメンでしたが、イラストが美しいので高校時代からイケメンに見えました。そうじゃなきゃ想像がきつかったかも!
0投稿日: 2015.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吃音のせいで他人と上手くコミュニケーションが取れない平良。いらぬトラブルを避けるため誰の目にも留まらないよう学校という残酷なヒエラルキーの底辺にいることに甘んじている。それなりの処世術も覚え、大きなトラブルもなくやり過ごしてきたが、高校に入学して、美しい同級生、清居に出会ったことで平良の人生は大きく変わってしまった。 清居をひとめ見た時から、いっぺんに心を奪われた平良。その日から清居は平良のすべてになった。 クラスの中でも取り分け目立つグループに身を置きながら誰にも捕らわれず、どこか孤高の雰囲気を漂わせている清居。ただ清居のそばにいたくて、グループのパシリに甘んじる平良。清居を近くで見ていられるだけで幸せだった。清居の歩いた地面にくちづけたいほど崇拝している。あからさま過ぎる平良の好意を『キモイ』『ウザイ』とバッサリ切り捨てながらも、絶対的な愛情を向けられることは心地いい。 許して許されるふたりきりの秘密の時間。 卒業の日、『またな』となんの躊躇いもなく去っていく清居の背中を見送って、これで何もかも終わってしまったのだ平良は思った。もう二度と清居には会えないのだと。気まぐれに与えられたキスの喜びはどこにもなかった。世界はいま目の前で閉じられてしまったのだと思った。 後半の清居目線。 度を越した平良の好意に初めこそうす気味悪さを禁じえなかった清居も、揺るぎなく全くブレない平良には唯一自分をさらけ出せた。清居にとっても平良は特別な存在だった。 卒業の日、『これからもふたりで会ってもいい』とキスまでしてやったのに、平良は忽然と自分の前から消えてしまった。悲しくて、悔しくて、記憶から消し去ろうと思った。平良が再び自分の前に姿を現すまでは。自分が客演している舞台の観客として。隣にかわいらしい恋人を伴って。 プライドが高くて素直に口に出せない清居の『嫌よ嫌よも好きのうち』を全く解さず、『嫌ですよね…そうですよね…すみません』と引き下がってしまう鈍感過ぎる平良。 そんなふたりのちぐはぐさにうっすら笑いさえこみあげてくる。 プライドをかなぐり捨てて、そんな自分をみっともないと思いながらも自分の感情に素直な清居には好感が持てるし、清居を想うあまり変態紙一重の平良が、清居を神聖視し過ぎて肝心なところに気付けずにいるところも面白い。 ネガティブな勘違いからのすれ違いラブ。自分の恋にいっこうに気付いてくれない平良に頭をかきむしる清居がすごくかわいい。恋愛とはかくも不条理。 凪良さんはホントこういうのウマイ‼
0投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログスクールカースト物って苦手意識があって今まで積んでたのを後悔した! クラス最底辺の高校生・平良×クラスのキング・清居。 前半の清居に忠誠を尽くす平良の気持ちにぐっとくるものがあり、 後半の清居目線の話には、うわ〜!清居可愛い!ってなり読み進む毎に素直になれない清居が可愛くって可愛くって(*/ω\*)一気読みしちゃいました!
0投稿日: 2015.03.25
