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きみはいい子
きみはいい子
中脇初枝/ポプラ社
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総合評価

376件)
3.9
91
131
103
15
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    虐待がテーマの短編集。小学校の学級崩壊は、教師の力量関係なく、家庭環境の原因や保護者間で結託して起こることもある。全ての登場人物に恵まれない家庭環境があるので、一筋縄ではいかないもどかしさがある。 (短編のそれぞれの内容)学級崩壊の小学校教師。自分の母のように、娘に虐待する母。友達がいない男の子と遊んでくれる少年。障碍のある子どもと年老いた老女。認知症が進んだ虐待母と娘。

    0
    投稿日: 2025.12.30
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    3.5⭐︎ たまたま私の心のタイミングと合ったからなのか、これを読みながら私の頭の中のごちゃごちゃが片付けられた気がした。 シンプルに読み進められた。 読みやすくて。ほんと、どこの家庭も色々あるんだよねって。 短編集になっているので、それぞれに深く書かれすぎていなくてそこが重く暗くならなかった良さだった。短編集って軽すぎてあまり好きじゃないからほとんど読まないけど、この本は逆に短編集なのが良かったです。

    0
    投稿日: 2025.12.23
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    けっこうメンタルがえぐられました……。 特に最後の「うばすて山」は自身の経験と少し似たところがあり、いろいろとつらかったです。タイトルからも考えさせられるお話でした。 どれも最後は少し希望が見える終わり方でしたが、そんな風に思えるものなのかな。 別々の短編だけど少しずつ繋がっているところはおもしろかったです。

    11
    投稿日: 2025.12.09
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    虐待をテーマに扱っていて読むのが辛い箇所もいくつかあった  しかし全体としてやや軽い 言葉選びや文体にもう少し工夫が欲しかったかな 情景描写も特筆する点がなく 自分のアンテナには引っかからない物語だった 読んだ直後は重苦しい気持ちになるし 深刻な社会問題だなあと考えたりもするのだけれどさらりとしていてなんだか内容を忘れてしまう予感がする物語だった 私には爪痕が残らなかった作品だった

    13
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    きみはいい子 どこにでもあるような郊外のある町の弱き者を巡る連作短編集。 親からネグレクトされ暴行され、「親に抱きしめてもらう」という宿題ができない男の子。ママ友の前では笑顔なのに、家に帰ると娘に手を上げてしまう母親。一人住まいの老女と発達障害の男の子と母親との交流。虐待されてきた娘が認知症の母親を預かる話。 弱き者の負った傷は、虐待の連鎖や孤独という形で続いていくのだということがわかります。 どの話も心に染みる物語ですが、弱き者に寄り添う人たちがいることが救いです。 竹蔵

    4
    投稿日: 2025.08.06
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    5編の連作短編集。読むのが辛かったのは「サンタさんの来ない家」と「うばすて山」 ・サンタさんの来ない家 新人教師か虐待されている子どもに気づく話。 ・べっぴんさん 子どもの頃に虐待されていた子が親になり子どもを虐待してしまっている話。 ・うそつき 子どもの友だちが継母と父親に虐待されているのを気づく話。 ・こんにちは、さようなら 孤独な老婆と障がいのある子どもと親の交流。 ・うばすて山 虐待されていた傷跡を抱え大人になり母親と再会するが、自分のことを認識できなくもう何も覚えていない母親との決別。

    0
    投稿日: 2025.05.21
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    最初の一編から引き込まれた。 学級崩壊を起こしてしまう新米教師。 親から虐待され、我が子にも虐待を加えてしまう母親。 どのシーンにも、覚えのある気持ちが重なった。 なんだ、大丈夫じゃないか。 そう思った僕が甘かった。(サンタさんの来ない家) ママは、子どもの時間に自分の時間を重ねて過ごすしかないんだから。(べっぴんさん) そして、私自身も「きみはいい子」と言われたかった時期があったかもしれない。 それについてはっきりとは覚えていないけど、このタイトルがなぜか刺さる。

    6
    投稿日: 2025.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画から入って、原作を読みたくて買った本 今取ろうとしてる資格を目指すきっかけのひとつになった作品 特に印象に残ってるのは虐待の疑いがある男の子と先生の話だった 映画でも原作でも最後先生が男の子のために行動したのかが分からず、読んだ後自分の中で考える余地がある話だった でも、私はあの先生は男の子のために介入したと信じてる 全て読んだあとに「きみはいい子」というタイトルに涙が出てきた 世の中の虐待を受けている子どもや受けてきた大人、障害のある子どもや大人はみんなちゃんと「いい子」 この作品を読んだことで、虐待は悪で、虐待をする親が全て悪い、なぜこんなことをするのかという以前までの自分の考えが大きく変わった 虐待をしている親も子どもだった頃虐待を受けて育ったかもしれない、と思うと親と子どっちも支援することが出来ればいいと強く感じたし、それを目指す職業に就きたい

    3
    投稿日: 2025.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    色々な家庭・色々な人達の虐待をテーマにした物語だった。 担任をしたクラスは必ず学級崩壊してしまう新任教師と家で まともに食事を与えて貰えない男子児童。 外出先では愛想をふりまいて、いい人を演じながら子供が親の言うことを聞かなかったり、人の迷惑になったこと等を全て記憶し、帰宅したら、子供の失敗の数だけ虐待をする母親。 シングルファザーだった頃は、そんなことなかったのに、再婚した途端に虐待をする父親。 小さい頃、何かあるとすぐに手を出した母。(文字や数字を言い間違えただけで、お湯の中に頭を突っ込まれたり、自分は散々虐待を受けてきたのに妹には一切虐待されなかったり、テストで70点を取っただけなのに首をしめられたり、目に砂が入った時は目を無理やり こじあけて目を舐められたりされた) そんな母親が認知症になった途端、自分の娘のことも、一切忘れてしまった。などの物語だった。 虐待されている人達に対して、「君はいい子」と言っているのだなと感じた。 この作者の本を以前何冊か読んだことがあるが、どの本も必ず読み終わった後は、切ない気持ちになるなぁと思った。

    4
    投稿日: 2025.03.29
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    短編集なので感情移入はしにくいがすべて救いがある終わり方で良かった。 でも根本的には解決できない問題なので今後の子どもたちが心配

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    うぅ…胸が苦しい… 児童虐待をテーマとした五つのお話。 どのお話にも心温まる部分はあるものの、リアルな虐待の様子が描かれていて呼吸困難になりそう。でもきっと、身の回りで起きていることで、しかももっとひどいこともあったりするんでしょうね…。 虐待や貧困の連鎖はとても難しい問題だと思う。 幸せと温かさが相続されていくような社会になっていくには、どうすればいいんだろう…。

    1
    投稿日: 2025.01.26
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    色々な虐待の短編集で、切ない気持ちになった。 進行形で虐待されている子供の話だけでなく、かつて子供だった人が虐待されていたころの記憶や心の傷が描かれていることが多かった。 虐待の連鎖ってこうやって起きるのかなと想像できた。 まわりの人が気づいてあげられる社会になるといいなと思います。 短編集なので、その後どうなっていくのか気になる感じではありました。

    2
    投稿日: 2025.01.11
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    親からの虐待やネグレクト被害にあっている子どもがいて、その状況やそれが起きる背景について描かれている。苦しい内容。赤の他人が出来ることって何だろうか。児童相談所に通報してあとはお任せするとか短絡的なことでもなくて、ここに登場する大人たちのそっと見守る目が絶望の中のひとすじの希望に感じる。それがいいとか悪いとかって事でもなくて。 名も無きどこかの誰かによって見守られている。ひとりぼっちにしない。今苦しんでいる子の周りにもそんな優しい世界があるといいなと祈らずにはいられない。一方で、現実はもっと残酷なはずとも思う。これは祈りの物語なのかもしれない。 静かに深い良い文章だった。

    1
    投稿日: 2024.12.06
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    ただ「泣ける」、それだけの本なら山ほどある。だが魂の内側に入り込んでそこの奥深くにある傷にそっと寄り添うような作品がいくつあるだろうか。 「子供」と「大人」に焦点を当てたこの連作短編集は大人だって子供だし、子供だって実は大人の目線を持っている、という事を我々に突きつけてくる。 虐待に教師の悩み、幼少期とは死ぬまで永遠に続く檻のようなものだ。本書を読んでもしかしたら自分自身もそうだという事に気付かされる方もいるかもしれない。 この本はそれほどよく出来ている。 収められた短編は粒揃いだが、その一つ一つがわずかな繋がりを見せてくる時、読者は初めて「全ては繋がっている」という世界に辿り着く。いい本だ。何度でも言いたい。

    2
    投稿日: 2024.09.18
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    虐待をテーマにした短編集。前向きに締められるとそんなに甘くないだろと毎話つっこんでしまう。虐待の連鎖に逃れられない母親の心境はなかなかリアルに感じた。

    2
    投稿日: 2024.06.07
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    「いい子」と言われたかった人たちのお話。 主人公たちは、前向きな気持ちで物語を終えているけれど、そんな気持ちには到底なれないなと思ってしまった。 たとえ、あの人にも事情があったのだろうと思うことができたとしても、許すことはできない。親子のしがらみは複雑だ。子供の頃についた傷は、ふとした瞬間に蘇り、気まぐれに苦しめてくる厄介なものだと思う。

    3
    投稿日: 2024.01.25
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    読み進めるのが辛くなるような、虐待を題材にした短編集。 どの話にも、最後には救いと希望があるのがフィクションのいいところである。 虐待する母親の心理などなかなかないので辛くなった。 なぜそんなことで殴るのか?なぜその子のことを尊重できないのか? でも、自分の中にも同じような気持ちは蠢く。放出するきっかけがあるかないか、本当は些細な差なのだ。 きみはいい子だ。みんなに言ってあげたい。きみはいい子。大人になったとき、認められた記憶が残るように。 幸せな気持ちが残るように。

    2
    投稿日: 2023.10.16
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    ある町を舞台に、虐待という題材で、描かれた5つの話。人というものは、人に認めてもらい、愛されることによって、健やかに成長できるんだなぁ…。どの話も、最後には、自分の事を認めてくれる人と出会えたりと、重いテーマだけど、心温まるかんじで、よかったです。

    1
    投稿日: 2023.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    かつて自分を加害してきた存在が、老いて無垢な存在になってしまった時。ぶつける先を失った感情はどこへやればいいのか。 あれが嫌だった怖かった許せない。けれど加害者側はそれを忘れていて、自分が大人で親であることすら忘れていて、かつての怒りをぶつけた所で今度はこちらが加害者になるだけ。 たった一つの優しい記憶を繰り返し再生して、これからも生きていく。それは希望のようにも見えるけれど私には逃避と自己暗示にしか思えなかった。 けれどそうでもしないと生きていけないのは、加害者が親だから。唯一無二の存在だから。あれがしてほしかったこれがしてほしかった愛してほしかった。それが叶わなかったから、最後の最後に思い出したたった一つの優しい記憶を頼りに生きていく。 親という呪縛。何処までも前向きで後ろ向きなラスト。 *** ・文章が淡白なのに読みづらい ・母に「かよちゃん」と呼ばれるシーンは泣いてしまった。 ・べっぴんさん。子供に手を上げる側の気持ちが痛いほど伝わってきて苦しかった

    2
    投稿日: 2023.08.02
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    面白かったよ、自分の親がいかにまともだったかを思い知らされたし単にそれってラッキーなだけだったのかも。愛されて育った子はいい子に育つんだよなあ多分、愛されずに育った子供は絶望だろうなあ、かわいそうだよなあ。本当にクソな親に当たると性格や人生変わっちゃうよなあ。あるただ愛されたいだけなんよなあ。

    1
    投稿日: 2023.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心が痛かった。 悪い人はいないんだろうけど、全てのことに何か原因があるんだろうけど、許せないことも沢山あって、でも理不尽なことを飲み込むことが生きることなのかな…なんて思ったり、でも、なんでも美談にしてしまうのは、何かに蓋をしてなんの解決にもなっていないと思ってみたり…

    3
    投稿日: 2023.06.25
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    2023.5.23 再読 どうしてまた手に取ってしまったのだろう。 新聞か何かで書評を見て「読みたい」に登録し確か図書館で予約して長い間待った末に読んだのだと思う。 それなのに記憶からこぼれ落ちていた。 覚えていたのは「長い間読みたいリストにあった」という事実で、先日古本屋でタイトルを見かけたときに、「読みたいんだった」と買ってしまった。 ちらっと、「読んだよな・・」と思ったのに。 なんだからして、読まなきゃよかったのに。 ず~~~~ん、と心に重い石がのっかったように つらかった。 「虐待といじめの物語は辛すぎるから読まない」ようにしていたのに。 タイトルの「きみ」はぱっと見、各短編でいじめられていたり虐待を受けていたりしている子どものように思える。でも、そうなんだろうか。もしかして、「きみ」は、「こんにちは、さようなら」では、あきこさんかあるいは櫻井さんなのではないのか、学級崩壊させてしまった岡野先生じゃないのか、だいちゃんの手をあげているままははじゃないのか。 みんな、いい子なんだ、いじめたかったり、理由もなく手をあげたりしたいわけじゃなかったんだ、 そう思わないともうどうにも辛くてこの世界は救いようがないじゃないか。

    2
    投稿日: 2023.05.23
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    うん、 子どもは家族にだけに育てられる訳じゃない。 身近な大人の関わりが大切。 そして、そんな大人に出会えるか、なんだよね。

    2
    投稿日: 2023.04.25
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    子育て中の今、心に深く浸透してきた もしこの先子どもに手をあげたくなることがあるとしても、今子どもを心の底から可愛いと思っている事実を忘れないようにしようと思わされた

    2
    投稿日: 2023.03.03
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    私は心の専門家として虐待を受けたお母さんを癒し子育てを楽しんでもらえるように、自分を肯定できるように支えていきたい。虐待連鎖防ぐのが今の私に出来ること。 虐待連鎖の話辛すぎます。

    11
    投稿日: 2022.05.08
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    一つの町でのそれぞれの短編が5話つまった本でした。学級崩壊や児童虐待がテーマになっていましたが、みんなそれぞれ悩みながら精一杯に生きてるというのがよかったです。「べっぴんさん」が一押しかな?

    1
    投稿日: 2022.02.21
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    短編集。こどもとのかかわりかた。はっと気付かされてしまうような事ばかり。 親になる事、先生になるとき。子供とどうかかわるのか?謙虚に考え、いろいろシミュレーションしながら、考える事が必要な時代なのかも。

    0
    投稿日: 2022.02.11
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    学級崩壊させてしまう若い教師、虐待を繰り返す母親、子どもの頃を思い出す認知症が始まった老婦人、虐待されてきた母親の介護をすることになった女性…小学校の子ども達をめぐるお話。短編なんだけど、どれも同じ街で起こっていて少しずつ繋がっている。 心をえぐられるような、それでいて読後感は救いがあって優しい。子どもって、子どもを育てるって…といろいろ考えさせられる。なかなか難しいけど、我が子にとって優しいお母さんでいたいし、まわりの子ども達にとっても優しい大人でありたい。

    0
    投稿日: 2021.11.22
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    数年前に図書館で借りて読んだ。 結構ツライ話もあったけど登場人物の幸せを願いたくなる。 子育て悩み中なので本から教訓が欲しくなるけど、そういう読み方をしたくないような気もする。 また読み返してみようかな。

    0
    投稿日: 2021.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    桜が丘小学校と小学校のある「烏ヶ谷」の地域の連作短編集 児童虐待がテーマとなっている どの話も重くつらいが、必ず見守ってくれている人がいるのが救い 「サンタさんの来ない家」 学級崩壊させてしまった新任の男性教師の岡野と義父から虐待を受けている男児神田を中心とした物語 「べっぴんさん」 自分も虐待された経験を持ち、今は自分の娘を虐待してしまう母親の物語 「うそつき」 小学校のPTA会長をしている主人公の息子の優介の友達のだいちゃん(大貴)の話と子どもの頃の親友で黒人とのハーフのもっちゃんの物語、「サンタさん」の校長先生と担任の先生のエピソードが挿入される 「こんにちは、さようなら」 認知が入ってきた老婦人あきこさんと発達障害をもつ櫻井ひろや君母子の物語、ここにも最初の小学校の先生のエピソードが挿入される 「うばすて山」 認知が入って施設に入ることになった母ふうちゃんを3日間だけ妹のみわから預かることになったかよ。元小学校教師だった母親から受けた虐待が忘れられないが全てを忘れてしまった母親に対峙することになる 「べっぴんさん」のパンダ公園と「うそつき」のもっちゃんのエピソードが挿入される

    0
    投稿日: 2021.06.16
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    とある街に関わる人たちの話。 読んでて胸が苦しくなる(虐待の話)のに読み進む。 でもみんないい子なんだよ、と思わず言いたくなる。

    0
    投稿日: 2021.03.30
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    心臓が震える。 辛くて、読みながらしょんぼりしてしまう。 私は、お母さんに大事にしてもらってる。 それが罪に思えるくらい、辛かった。

    1
    投稿日: 2021.02.17
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    理不尽な辛さ。家族は選べないとは言っても世界に1つしかない家族。 悪い子だから虐待されているわけじゃない。きみはいい子だよ。そう感じた。 私はしょうもないことに文句つけたりしていたけどもっと大切にしよう。そう思える本だった。

    0
    投稿日: 2020.04.01
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    虐待など辛いテーマばかりの5つの短編。 教職の授業を取っているため、子どもの抱える問題、学校と家庭の関わり方など日々考えるが、この本を読んでいても改めて考えた。今この時も実際虐待を受けていたり、人に言えない問題を抱えている子どもがいると思うの本当なら辛いし、どうにか救いたいと思う。 日本だけでなく世界でも起きている問題について考えさせられる本だと思う。

    0
    投稿日: 2020.02.25
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    三人の男の子を育てましたが、今孫を見て可愛く思う反面私は子供達にとって「良い母親」だったのか?子供が思う「良い母親」だったのか?改めて考えさせられる良い本でした。今私にできることは、家族を一生懸命愛する事だと教えてくれた本です

    1
    投稿日: 2020.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。 虐待された子が連鎖的にそのまた子にも虐待、と生々しい心の傷跡が垣間見えるお話があった。 おそらく全てが登場人物等少しずつ繋がっている。活字が細かく個人的に丁度いい厚さ。

    0
    投稿日: 2020.02.05
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    短編集なんだけどどれも心にズシッとくる。 それは私も継母に虐待に近いことをされていたからか。 とくに今でいう虐待の連鎖とワンオペ育児の 「べっぴんさん」 かつて虐待された母親が認知症になり 過去の記憶と向き合う「うばすてやま」 作者もそんな経験があるのか?と思うぐらい 描写がうまくて、そして自分の経験とシンクロして 心が苦しくなった。 でも昔を乗り越えた今、つかんだ幸せがある。 小さかった自分を抱きしめてあげたいと思った。

    0
    投稿日: 2019.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本帯に書いてたとおり、ものすごいことが書かれてる。 だけど、きっと、現実、今、この世界のどこかで起きていることなのだと思う。 だけど 全ての物語の最後は 何か “救い”があって、自分の中で救いを見つけるのだけど、それが、他者との関わりやつながりによって見つけらているところがよかった。 どんなに自分が自分のことを嫌いで、そうなったのは誰かのせいだと思いたくて、そんな自分を更に嫌いになって、自分のことを分かる人なんていない と思っていても、向き合い、何かに救われるのだ と思わせてくれる。 べっぴんさん は特に自分自身にすごく響く物語だった。 このお母さんを救ってくれる人に出会えて本当によかった。 この本の中ですごく残った言葉。 うそつき の中の最後、『たとえ別れても、二度と会わなくても、一緒にいた場所がなくなってしまったとしても、幸せなひとときがあった記憶が、それからの一生を支えてくれる。どんなに不幸なことがあったとしても、その記憶が自分を救ってくれる。』 本当にその通り。過去を振り返りすぎることはよくないと思いつつ、わたしがよく過去を思い出すのは、きっとその記憶がよくも悪くも今のわたしを作り、その時の喜びや嬉しさや、楽しさ、悲しみ、怒り、悔しさが今の私を支えているからなのだと思った。

    0
    投稿日: 2019.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「きみはいい子」  この自己を肯定してくれる他者からのひと言が全ての救いになる、という掌編5つで描き出した連作短編集。  それぞれの弱者による心情が丁寧につづられ、最後に小さいながらも“救い”を置いていく物語。  都市近郊の巨大ベッドタウンが舞台。 モンスターペアレンツに囲まれた学校で足掻く新米教師と家庭で虐待される児童、あるいは我が子に暴力を奮ってしまう母親とママ友、老女と発達障害の子供、虐待を受けて育った娘が向き合う認知症の母親。親の因果が子に報い、ではないが虐待の連鎖を断ち切ることの難しさを思うが、どこかでそれに終止符が打たれるとしたら、やはりそれは「きみはいい子」という、「それでいいんだよ」という肯定の言葉になるのかな。 今の話題の表現を借りれば「弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想」ということか。  きっと、本当にその状況に置かれている人たちからしたら「なにアマイこと言ってんの?!」というお話ばかりで、一片の救いすら見いだせない日々の中に暮らしているケースのほうが多いのだろうと思う。日本でなく、諸外国に目を向ければ、尚のこと。だからと言って、希望の物語を紡ぐことは否定しない。恵まれた環境から、きれいごとをただ並べていると取られるかもしれないが、それでもいいんじゃないかな。 「恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。」(by 上野千鶴子)ということで。  5編を順に読んでいくと、3話めあたりで同じご町内、同時代の物語であることが知れる。1話の新入生が下校途中にピンポンダッシュのいたずらをする家に住むのが、3話で発達障害の子どもと心を通わす老女。うまい具合に物語が絡んでいく仕組みが、ちょっと今風(中島京子風)というか、ニヤリとさせられる。  そうと気づいてからは、最後の5編目は全体を取りまとめるような、あるいはその地域の歴史を踏まえた物語にでもなるかと期待するが、そこは肩透かし。  そこまで大きな仕掛けが組める力量は著者にはなかったか。こそはすこし残念。

    0
    投稿日: 2019.04.17
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    「きみはいい子」中脇初枝著、ポプラ社、2012.05.20 319p¥1,470C0093(2019.03.10読了)(2019.03.02借入)(2012.07.02/6刷) 50頁から70頁ほどの作品が5編収録されています。どの作品も桜が丘という地域に住んでいる人たちです。この作品に出てきたあの人は、あの作品に出てきたあの人かな、という感じで読むことになります。 どの作品も暗くなって、救いようのない話が続いた後にちょっと光が差して明るくなりかけたところで、終わります。ちょっと救われた感じで終わってくれるのでほっとします。 「きみはいい子」という題名の作品はありませんが、それぞれの作品のなかで、君は悪い子ではなく、いい子なんだよ、と言う言葉は出てきます。 「サンタさんの来ない家」 桜が丘小学校の先生の話です。教師になって二年目です。一年目に一年生を担当し、学級崩壊を起こし、二年目は安定している四年生を担当しました。 岡野先生と、生徒の神田さんの話です。神田さんは給食費を払っていません。痩せていて、給食は、お代わりして食べます。聞いてみると、朝食も食べていないし、休みの日は、昼食も食べていない、ということです。父親に、5時までは帰ってくるなと言われているので、それまでは、外で過ごしています。父親に暴力を振るわれているようなのですが、神田さんは、自分が悪い子のせいだと思っているので、何も言いません。「ぼくが悪い子だから、うちにはサンタさんが来ないんだ。」(46頁) 四年生の学級崩壊を止めたのは、宿題の・ハグだった。 岡野匡、神田さん 清水さん、星さん、佐藤さん・吉澤さん 小野さん、大熊さん、櫻井さん 「べっぴんさん」 幼児虐待の話です。ママも小さいころ親から虐待されて育ちました。子どもは欲しくなかったけど、夫の要望に負けて、産んだのですが、夫は単身赴任で育児はママの仕事です。 保育園に入園する前の子供を持つママたちは、子供とパンダ公園で過ごします。 あやねちゃんとひかるくんは大の仲良しです。同じマンションの同じ階に住んでいるので、パンダ公園から帰るときはどうしても一緒になります。 あやねちゃんのママは、マンションの部屋から出るときは、顔に笑顔を張り付けています。外にいるときは、ママは、あやねちゃんがママの気に入らないことをしても怒りません。しっかり心に刻んでおいて、部屋に帰ったときに、まとめて、叩いたり、けったり、つねったり、虐待が始まる。 あやね、ママ はなちゃん、ひかるくん、ママ こうやくん、ママ ゆいちゃん、ママ りえちゃん、ママ 「うそつき」 「優介はわるいことはしないよ。必ず理由があるんだから。」(148頁) だいちゃんのうそ 「おかあさんが殺されて、殺したひとがまま母になってきて、今度はだいちゃんを殺そうとして、ごはんを食べさせてくれないんだって。」(161頁) (まま母で、ご飯を食べさせてもらえないとか、鞭でたたかれる、というのは本当らしい) 土地家屋調査士事務所 杉山ミキ・妻、優介・六年生、美咲・四年生(岡野先生)、 山崎大貴(だいちゃん) 「こんにちは、さようなら」 認知症になりかけのおばあさんと障害児の櫻井ひろや君の話です。 おばあさんに会うといつも挨拶してくれるのが、櫻井君でした。「こんにちは、さようなら」と言います。 ある時、おばあさんに会った櫻井君は、鍵を落としたらしく探していました。家の人が帰ってくるのは、5時ということなので、櫻井君をおばあさんの家に上げました。 櫻井君のお母さんは、おばあさんが買い物に行っているスーパーの店員さんでした。 あきこ・80+歳、 「うばすて山」 認知症のすすんだお母さんとその子供の姉妹の話です。 お母さんの世話は、ずっと妹のみわがしてきました。在宅猪介護が限界に来て、施設に入れることになった。その準備をする間の三日間だけ、姉が預かることになりました。 一人で、母親の面倒を見るのは、大変でした。 お母さんは、小学校の教師をしていた。結婚して、妊娠後専業主婦になった。小さいころ、かよちゃんは、いつも母親に叱られてばかりいた。妹のみわちゃんは、叱られることはなかった。(親にとって二人目というのは、子育てに慣れてくるので、あまり厳しくなくなりますね。) 三日目になって、妹の家に母親を送ってゆくとき、お母さんを置き去りにしようとした。 かよちゃん 独身、雑誌の編集長 みわちゃん かよちゃんの妹 どの話も、現代の子供、母親、老人の現状を切り取ったものです。何とか出口は見つかるものと思って、暮らしていきましょう。 【目次】 サンタさんの来ない家 べっぴんさん うそつき こんにちは、さようなら うばすて山 (2019年3月11日・記) 内容紹介(amazon) ある雨の日の夕方、ある同じ町を舞台に、誰かのたったひとことや、ほんの少しの思いやりが生むかもしれない光を描き出した連作短篇集。 夕方五時までは帰ってくるなと言われ、雨の日も校庭にたたずむ生徒と新任教師との心のふれあいを描く「サンタさんの来ない家」をはじめ、娘に手を上げてしまう母親とママ友との物語、ひとり暮らしが長くなった老女と、家を訪ねてきたある男の子との物語など、胸を打つ作品を五篇収録。 人間の優しさとその優しさが生む光が、どれほど尊くかけがえのないものかをあらためて感じさせる感動作。

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    投稿日: 2019.03.11
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    被害者 加害者 第三者 さまざまな立場から リアルな心理描写をもって虐待を描いており 痛切 親なら無条件で子どもが愛しいなんて 幻想だ 慈しんで育ててもらえることは、いや 成人するまで育ててもらえること自体が、決して 当たり前じゃない 必死で全力で かつ温かく 育ててくれた、自分の両親への感謝が 心に溢れた

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    投稿日: 2019.02.22
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    児童虐待がテーマですが、重過ぎず軽過ぎず、ちょうど良い内容だったかなと思います。 短編集なのも良かったです。 読み易いですが内容はしっかりしてるので、色々な人に読んで欲しいです。

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    投稿日: 2019.02.17
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    描写がとても分かりやすく、人と人との会話の中で物語が進んでいくので、読みやすいし、想像しやすい。ふっと体の荷が降りるようなそんな物語たち。

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    投稿日: 2018.08.19
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    夕方5時までは家に帰らせてもらえないこども。娘に手を上げてしまう母親。怖かったのも、触れたかったのも、おかあさんの手だった-。追い詰められつつある家族の物語を描く連作短編集。 せつない辛い話が多いですが,その中に救いのある話もあったので良かった。

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    投稿日: 2018.06.21
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    【サンタさんの来ない家】 『一枚のTシャツだって、一本の鉛筆だって、この子のためにだれかが用意してくれた。そのひとたちの思いが、この子たちひとりひとりにつまっている。 そのだれかは、昨日はこの子たちにごはんを食べさせ、風呂に入れ、ふとんで寝かせ、今朝は朝ごはんを食べさせ、髪をくくったりなでつけたりして、ランドセルをしょわせ、学校に送り出してくれたのだ。 そんなあたりまえのことに、ぼくはやっと気づいた。』 『たしかに、こどもは親をえらべない。住むところも、通う学校もえらべない。偶然によせあつめられて、ここにいる。ここで、揚げパンを食べている。 だからこそ。 みんな、こどもなりに、ここで、ふんばっているんだ。 ぼくは揚げパンをかじりながら、泣きそうになるのを、必死でこらえていた。』 【べっぴんさん】 『あたしもそうだった。 たたかれるようなわるいことは、なんにもしていないのに。 今になってわかる。 そのときはあたしも、あたしは世界で一番わるい子だと思っていた。』 『冬はいい。寒いから着込んで、肌の露出が少なくなる。たたいた跡も、けった跡も、おして家具にぶつけた跡も、積み木を投げつけた跡も、みんなあたたかい服がかくしてくれる。着せれば着せるほど、いいママになれる。』 『なんであんなことしたのよ。なんであたしを怒らせたのよ。なんであんなことして、あたしにたたかせたのよ。あたしは、いいママでいたかったのに。たたかせたのは、あんた。みんなあんたのせいなんだから。』 『あたしもそうだった。なにもかもがくりかえされる。 はじめからなにもしなければ、きっと、こんな気持にならなくてすむのに。 こどもを、生なければよかったのに。 そう。ママは、生まれなければよかったのに。 あたしなんか。』 『わらっている。でもその笑顔をいつ貼りつけたのか、あたしにはわかっていた。あたしもついさっき、扉の前で貼りつけたばかりだったから。』 『「たばこでしょ。おんなじ。」 はなちゃんママは、知っていた。そのときの痛みを。消えない親の怒りの跡を。自分の体に刻まれたそのしるしを見るたびに、自分は、親に嫌われている、世界で一番わるい子だと思い知る。いくつになっても消えない、世界で一番わるい子のしるし。』 【うそつき】 『ぼくは知っている。 たとえ別れても、二度と会わなくても、一緒にいた場所がなくなってしまったとしても、幸せなひとときがあった記憶が、それからの一生を支えてくれる。どんなに不幸なことがあったとしても、その記憶が自分を救ってくれる。 雨に振りこめられた家の中。 このひとときの記憶が、いつか、優介とだいちゃんを救ってくれますように。 ぼくは祈った。』 【こんにちは、さようなら】 「ね、ひろや。しあわせってなんだっけ。しあわせは?」 「しあわせは、晩ごはんを食べておふろに入ってふとんに入っておかあさんにおやすみを言ってもらうときの気持です。」 『たしかに、それほど仕合わせなことがあるだろうか。 たたかれたって、おとうさんに捨てられたって、おかあさんに殺されそうになったって、この子は仕合わせの意味をよくわかっている。』

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    投稿日: 2018.02.24
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    毎朝おいらは娘っ子を抱き上げる。そして幸せの重さを噛みしめる。嫌がる歳になるまで続けるつもりだ。作中で「ハグが足りない」と登場人物が言う。すごく共感。ハグすると、ちょっぴり心がホコッとする。暗闇の中もがく子ども、声のない声で助けを求めている子どもがいれば、近くに行ってそっとハグしてあげたい。雨の中、誰かの為にドアを叩ける大人でもありたい。絵空事かもしれないが、この本にはそんな気持ちにさせてくれる力がある。

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    投稿日: 2018.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次 ・サンタさんの来ない家 ・べっぴんさん ・うそつき ・こんにちは、さようなら ・うばすて山 虐待を受ける子ども、虐待をしてしまう親。 どちらの視点からも書かれている。 とても丁寧に。 親に殴られてても、自分を責めて親を求める心。 かわいいはずの子どもを殴らずにはいられない親。 自分を虐待した親が認知症になったら。 障害を持った子供と二人で生きていかなければならなくなったら。 誰もが人には言えないいろんな事情があって、思い通りにならないものを抱えて、それでも日常を生きていかなければならなくて。 この作品のようにきれいに納まらないことの方が、きっと世の中には多いと思う。 痛くて、苦しくて、震えがおきる。 それでも、小さな希望はどこかにあると信じたい。 2年連続で学級崩壊を起こしてしまった小学校教師のぼくは、子どもたちに宿題を出す。 「家族に抱きしめてもらってください」 劇的に何かが変わるわけではないが、家族に抱きしめてもらうことで、自分も、友達も、かけがえのない人間だと一瞬気づくことができる。 抱きしめてもらえなかった神田さんを、ぼくは抱きしめる。 「神田さんは、悪い子じゃないよ」 “たとえ別れても、二度と会わなくても、一緒にいた場所がなくなってしまったとしても幸せなひとときがあった記憶が、それからの一生を支えてくれる。どんなに不幸なことがあったとしても、その記憶が自分を救ってくれる。” 祈りのような、小説。

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    投稿日: 2018.02.03
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    ちょっとしたこと、そこにあるSOSを見逃すことは良くあること。 良くあることだからこそ、手を伸ばせることは勇気がいって、ヒーロー。 みんないい子。

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    投稿日: 2017.12.05
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    子ども虐待の話。 最初の2つ目くらいまでの話は 読んでいても辛くて辛くて・・・ 救いようのない話に、いったい作者は何が言いたいのかと。。。 しかし、読み進めるうち 物語の先に、かすかなかすかな希望の灯が見えて来るのです。 たとえ親が愛してくれなくても その子の手をそっと握ってくれる人がいれば・・・ 自分は悪い子だと思い込んでいる子に 『きみはいい子なんだよ』と笑顔でささやいてくれる人がいれば・・・ きっとその子は生きていける。 だからこそ大人は もっと周りの子どもたちに目と心を注いであげなくてはいけないんだと改めて思いました。 第28回坪田譲治文学賞受賞作品。 いい本です。

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    投稿日: 2017.11.10
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    たぶん、現実はこんなに簡単に救われることは無いんだと思う。救いは簡単にはもたらされない。だから皆、苦しむし連鎖から逃れられない。けど、こうだったらいいのに、と願ってやまない。虐待と言葉で呼ぶと一瞬だけど、傷ついたと感じることは、親から受けた傷は、本当に人によって違い、癒え方も本当に人それぞれ。だからこそ苦しい。

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    投稿日: 2017.05.21
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    どの話も悲しいけれど希望があって良かった。 私も親を嫌いでもいい、って言葉に救われたな。 親に多くを求めていたことに気づけた。

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    投稿日: 2017.04.26
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    うまくいかない親子たち。実体験者やいままさに渦中のひとにはこんな甘いものではないと言われるかもしれないが。 でも読む価値はあると思う。

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    投稿日: 2017.03.28
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    どれも傷ましい話で、虐待された子ども、またはしている親の視点から語られるので、読んでいて辛くなる。しかし、どれも最後にほんの小さい希望を残す。誰かの関心や、楽しい記憶が生きていくには必要なのだと教えられる気持ちだった。 とくに最後の「うばすて山」は刺さった。いつでも親の愛情を求めていた子どもがどんなふうに時を過ごしていくのか、考えるほどに胸が痛くなる。当たり前のあたたかなやり取りを、羨ましがる心理が切ない。

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    投稿日: 2017.02.02
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    かつて子どもだった自分、今母親な自分。どちらに身を置いても目を反らせない現実がいっぱい詰まった一冊。読んで痛いのは身に覚えがあるから。読んでホッとするのはいつだって希望の光を信じたいから。今この時代だから身に染みる言葉の集合体かもしれない。

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    投稿日: 2017.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予約待ちで借りて楽しみにしてたのにイマイチ…と思っていたら後からじわじわ来た。子を大事にしよう、向き合おうとすることにした。

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    投稿日: 2016.12.31
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    虐待をテーマにした短編集。 どれも読んでいて心が締め付けられるようで、切なさを通り越してどうしようもないやるせなさでいっぱいになった。 子どもは親を選べない。 必死で生きる子どもたち。角度は違えども虐待は大人になってからもずーっと心を蝕んでいくものなんだなぁって。 読んでいてつらかったなぁ。

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    投稿日: 2016.08.15
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    (2016.08.12読了) 2013年本屋大賞4位! 微妙に関連付けられた5つのお話の短編集。 いずれも子供の虐待がテーマになっていて、読んでいてすごく切ないです。 でも、物語の中に救いがあり、なんとか希望は持つことができるように思います。

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    投稿日: 2016.08.12
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    初めて、言葉の使い方に感動した。 小さな町の、お話。 学級崩壊、虐待、障害、孤独。 大きなくくりで見たら些細な出来事かもしれない。 でも小さな光があってもいいじゃないか。 このお話に出てくる人たちに共通していること。 きみは、いい子。 君はいい子、じゃなくて きみはいい子。 いい子なんだよ。みんな。 暗い話にも穏やかな、夜明けのあと太陽の淡い光を注いでくれるような。 そんな後読感。 残しておきたい本というのは こういうものを言うのかな。

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    投稿日: 2016.08.10
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    本のタイトルは「きみはいい子」 短篇集なのだが、そういうタイトルの作品は収録されていない。 「きみはいい子」というのは作者からの、登場人物たちに囁くメッセージであり、同じ経験や悩みをかかえる読者たちの傷を癒す薬草のような呪文なのだ。 親が自分を叩くのは、私が悪い子だから? 親が私をかわいがってくれないのは私が悪い子だから? 子供を叩いてしまうのは、私が悪い子だから? そう思って傷つくひとみんなに、「そうじゃないよ。きみはいい子だよ」そう言っている本なのだ。 『サンタさんの来ない家』 一生懸命な新任の先生は、2年続けて、受け持ちのクラスを崩壊させてしまう。 『べっぴんさん』 思い通りにならない子どもに手を上げ続けてしまう。 外面はつくろわなくてはいけないのに、何かと関わってくる、鈍感なママ仲間がうっとうしい。 どうして放っておいてくれないのかしら。 『うそつき』 記憶の中のだいちゃん。 かなしい。 『こんにちは、さようなら』 戦争があった。 生き残ることだけを考えて、生き残った。 けれど、長生きをしすぎて、知った人もいなくなってしまった。 道ですれ違う小学生たちの中で、一人だけ挨拶をしてくれる男の子がいた。 『うばすて山』 おかあさんは、私に厳しくつらく当りつづけたことをさっぱり忘れてボケてしまった。 だけど私は忘れることはできない。 おかあさんはずるい。

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    投稿日: 2016.06.25
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    「みなそこ」では注文もつけさせてもらったがこちらは素晴らしい出来映えで中脇さんの評価の高さも納得できる。 何処にでもある地方都市の群像劇もその切り口は斬新であの呉美穂監督の目に留まったこともこれまた納得…尾野真千のキャスティングは怖すぎるんだけどね(笑) 「知らぬは男ばかりなり」で育児、介護、そしてその裏にある問題に直面する女性たちの現実はリアル過ぎて嫌な汗が滲むのだが人と人との巡り合いによって新たな一歩を歩み出す物語は読後感も爽やか。 仕合わせの偶然性が今の混沌とした世の中に一筋の光を差すいい感じのお話でした

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    投稿日: 2016.05.27
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    ずっと気になっていた本。ようやく読めた。 虐待とそれをとりまく地域社会を描いた短編集だけど、ほとんどの話に「母親へのコンプレックス」があった気がした。自分のこども時代がタブーである間は子育てって苦しいのかな。 私が母親は全知全能ではないことを知ったのは中学生のときで、親子だからとすべてをわかりあう必要はないと気づいたのは高校のときだった。 「親子だから」、親は子に何を言っても許されるわけじゃないと思っているけど、残念ながら小学生にとって、母親は神様みたいなもの。きみはいい子、と言ってもらいたいのは子どもなのか大人のほうなのか。 ただ、現実でも最後の最後でこんな風に救われる人がいればいい。

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    投稿日: 2016.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    郊外にある新興住宅地を舞台に繰り広げられる群像劇。 学級崩壊をおこしてしまう新人教師、育児放棄された子ども、自身が幼少時代に虐待された経験から、わが子にも同じことをしてしまう母親、社会との関わりが途絶えて孤独に暮らす老人、障碍を持つ子どもとその母親・・・。 何度も涙がでてきてしまうので人前ではなかなか読むことができなかったです。 読んでいる途中、保育園にいる息子に会って抱きしめたくなりました。 不幸な境遇の人ばかり出てきて読んでいて辛くなるのですが、その人たちを見つめる暖かいまなざしが必ず傍らにあるのが救いでした。 人を最も不幸にするのは孤独なんじゃないか、つまり差し伸べてくれる手があれば人は生きていけるんじゃないかとこの本を読みながら思いました。 初めて読む著者の作品ですが、この人はどんなひとなのだろう、と興味を持ちました。 読み終えてから映画化されていることを知ったのだけど、これを映像で観るのは辛いなぁ…

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    投稿日: 2016.03.19
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    ただのフィクションとは思えなかった。現実はもっとうまくいかないのかもしれないけど、本の中だけでも希望を持てる終わりかたで救われた。一人でも多くの人に読んでほしい。そしてどう感じたか聞きたい。

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    投稿日: 2016.03.06
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    桜ヶ丘という町が舞台。親に愛されていることを実感できない子供たち。わが子をかわいいと思うのに表現できない親。 虐待を受ける子供の気持ち、手をあげてしまう親の立場からも書かれている。 あっという間に読み終えてしまった、ドラマ化されるのも頷ける。 うちもそうだ・・。やってしまっている・・。タバコの火を押し付けたりはしないけど、いうことを聞かない子、不注意が多すぎて手のかかる子、言い聞かせても怯えるばかりの子・・、素直に聞いてくれない子。決して子供を愛していないわけじゃない、でも怒鳴ってしまう。何度言っても同じことを繰り返されると手が出てしまう。ののしってしまう。早く早く、遅い、さっさとして!小言ばかり言ってしまう。笑顔を向けられない。「おかあさん!」って呼ばれても不機嫌な顔で「何?」ってこたえてしまう。

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    投稿日: 2016.02.28
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    優しい言葉で綴られる、厳しい現実の話 人は人と関わらずには生きられない 人と関われば、必ずしもそれがすべて良いものだとも限らない それでも関わらずには生きられない

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    投稿日: 2016.02.27
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    「きみはいい子」 「べっぴんさん」 誰もが言われたいと思っている。 誰もが言われたかったと思っている。 老若男女。 それだけで、自分の存在に自信が持てる。 素朴な言葉の温かさ。 今からでも言ってみよう。 子どもに。友人に。自分に。

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    投稿日: 2016.02.25
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    大人も子供もみんな、「きみはいい子」だと誰かに認めて、慈しんで、愛してもらいたいと思っているんだなあ。虐待という重いテーマを扱った話だけど、どの登場人物も虐待をしたくてしているわけでも、虐待することが好きなわけでもない。それでも周りを大切にできないのは、本当はみんな「いい子」なのに気づかないだけなのかも。

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    投稿日: 2016.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。胸が痛むお話ばかりでした。特に『べっぴんさん』は身につまされる思いがしました。子どもが大きくなった今はイライラすることも少なくなりましたが、小さい時は時間に追われて常にイライラ、子どもは思い通りに動かないし、どこにも持っていきようのないイライラを子どもにぶつけていました。手をあげてしまったこともありました。でも直後、じんじんする手のひら以上に、激しい後悔と自己嫌悪で泣きたくなりました。なので、あやねちゃんママが、はなちゃんママにぎゅっと抱きしめられて「大丈夫だよ」と言ってもらえたことに救われる思いがしました。  育児中は孤独な気持ちになります。特に現代は干渉を嫌い、人との交わりも最小限しかもたないような気がするので、狭い世界での子育てになっているのかもしれません。  『サンタさんの来ない家』の岡野先生が本当にダメな先生なのか、それとも保護者の側がダメなのか、読み終わった今でもわかりません(苦笑)  『うばすて山』も他人事ではないような思いです。  このままでよいのかともやもやさせられる本ですが、考えずにはいられません。  

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    投稿日: 2015.12.30
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    様々な親子関係を描いた短編集です。虐待に関しての物語は重くて読んでいて辛くなりますが、物語の最後には救われるエピソードがあり、読了感は良い感じでした。

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    投稿日: 2015.10.14
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    なぜ自分の子を虐待するのかが分からない。 そんな親、子どもの方から捨ててしまえ。と思うけど虐待されていたからこそ一生母や父の愛を求めてしまいそう。。切ないです。

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    投稿日: 2015.10.03
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    1つの街で起こる様々な問題を抱えた人々の物語。 学級崩壊、虐待、イジメ、障害、認知症… 人々の抱える問題はどれもずっしりと重い。 物語の中では同じように雨が降っていることが多い。 どれも辛さを孕んでおり、幸せとは言い難いが… どこか考えさせる、希望を持たせるずっしりの中にもしっとりがある物語。 「サンタさんのこない家」の新任の先生。 学級崩壊がリアルで怖かった。 でも先生は抱きしめるかさに希望を見出した。 「べっぴんさん」に描かれたのは虐待の連鎖。でも花ちゃんママがかけてもらった方言だらけの温かみのある言葉は、あまりにも胸に落ちてきすぎた。

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    投稿日: 2015.09.28
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    心に残る一言 「たとえ別れても、二度と会わなくても、一緒にいた場所がなくなってしまったとしても、幸せなひとときがあった記憶が、それからの一生を支えてくれる。どんなに不幸なことがあったとしても、その記憶が自分を救ってくれる。」

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    投稿日: 2015.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学級崩壊や虐待など現代社会が抱えてる負の部分に焦点をあてた短編集で、何気なく一話目で出てきたおばあちゃんが実は四話目のメインという、ちょっとした発見もあったりしました。全部解決って訳じゃないけど、最後にほんの少し、希望が見えるような終わりかたなので終始暗い気分ではなくなるのが救いでした。作者の主人公たちに寄り添うようなやさしい感じの文章はすきです。「幸せな人でないと幸せは分けられない」「この記憶が将来子どもたち絶望を感じたときの救いになってほしい」など所々刺さった言葉もありました。

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    投稿日: 2015.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    虐待と言う一つの共通点を軸に進む、痛々しくてやり切れないお話がベースなれど、ほんの少しの誰かの優しさや思いやりがかすかな希望となってくれる、心揺さぶられる一冊。 ”どんなに不幸なことがあっても、このひとときの記憶が、いつか、この子達を救ってくれますように・・・”と祈る父親の心情が、あたたかくも切ない。

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    投稿日: 2015.08.25
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    厳しくて切ない現実を突きつけられる本。 同じ立場になったとき、わたしはどう動けるのかな。 「しあわせってなんだっけ。しあわせは?」

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    投稿日: 2015.08.19
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    親子や家族にも相性がある。 親の考え方や親の事情で辛い状況にある子どもたち。でもまだ生きている、生かされているということは、誰かからは認められているということなのだ、たとえそれがすぐ目の前にいる人からでなかったとしても。 五つのお話の最後はどれもそのように思わせてくれる。

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    投稿日: 2015.08.19
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    虐待をめぐる、1つの街の5つの話。愛されて満たされて、幸せな人にしか、幸せをわけてあげることはできない。叩く気持ちも、叩かれる気持ちも、叩き叩かれた記憶も、痛いほど伝わってくる。

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    投稿日: 2015.08.08
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    いい思い出も忘れたいような記憶も、記憶にふり回されるというどうしようも無い哀しみがそこかしこにあった。 自分が子どもを産む以前はそれは自身の問題として自分(おのれ)が悪いんだと思っていたけれど、今はそういうことも受け入れていいんだなと思える。誰にでも、憎しみもまたどうしようも無くあるもの。 そしてそれは、悪いことではないのだということ。

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    投稿日: 2015.07.27
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    この本を原作にした映画(呉美保監督)を鑑賞。題材自体はそれほど目新しいものではないのだが、そこの描き方がやっぱりこの監督は違う。単に弱者に寄り添うとか、共感するとか、そういうきれいな、そして既製の枠組で捉えるのではないところも、そして主人公たちが「絵に描いた餅」のような成長を遂げるのではなく、ほんのちょっとだけ変わっていく、というところも自制が効いた描写になっている。ことにエンディングは「これ以外にないよな」という結び方。参りました。それにしても子役たちの演技がめちゃくちゃすごい。4歳の女の子もそうだし、自閉症児を演じていた子もそうだし、そして、学級崩壊寸前だった4年生のクラスメートたち! どれもが奇跡みたいな演技で、この監督はただものではない、とますます思いました。

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    投稿日: 2015.07.09
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    学校の新米先生の気持ちが手に取るようにわかる。作者は学校関係者?! それはさておき、静かな流れの中で少しずつ重なる物語。求めても与えられない愛情。親でなくても誰かから与えられたとき、人は救われるんだなと。ただし、一番欲しい人からはもらえないのが切ない。

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    投稿日: 2015.07.08
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    映画は見てないけれど、個人的には「うそつき」の最後のくだりが好きです。 もう2度と会えなくても、楽しかったひとときの記憶がその人を支えてくれるということ。 虐待がテーマだけど、重すぎす、ほのぼのとした描写も多く読みやすい。

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    投稿日: 2015.07.04
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    自分が教師じゃなくても、親に虐待された過去がなくても、子を持つ親でなくでも、この内なるこころの叫びには身に覚えがあって、迫り来る現実との向き合い方に緊迫感に戦慄する。 うーん、泣いた…。

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    投稿日: 2015.06.26
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    子どもが傷つけられる話も親が年老いていく話も読んでいて辛い。だが、読み進めるのを躊躇しながらもページを手繰るのを止められなかった。 自分はちゃんと育ててもらったのにこんなことを言うのはおこがましいが、子どもの頃に感じた親への報われない思いは少なからずある。普段は忘れてるけど今でも心の奥底に残ってる。あの頃は周りにいろんな子どもや親がいたし、それぞれの家庭の事情があって、そんな他所の事情を垣間見た時はここは踏み込めない領域だと子どもながらに判断したものだ。だからここに書かれていることが他人事とは思えず、フラッシュバックのように読んだ。 親に対する報われない思いはいつになったら解消されるのだろうか。きっと解消されることはないのかもしれない。でもたった一つだけでもいい思い出が残っていれば、たとえ親が呆けたとしても最期は笑って看取れるのかなと、「うばすて山」を読みながら、必ずやってくる近い将来に怯えつつ一縷の望みを抱いた。

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    投稿日: 2015.06.22
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    重松清をむりやりちょっとハッピーエンドにした感じという印象。最後の絶望感が薄いぶんまだ読みやすいかな、くらいの感じ。

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    投稿日: 2015.06.20
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    虐待される子供とその親の姿を様々な立場から描いた連作短編。 担任の先生、虐待をする母親、友達のお父さん、近所に住むおばあちゃん、そしてかつて虐待を受けて育った娘。 今でこそ虐待が大きな社会問題となっているが、虐待をする親も、虐待を受ける子供も、昔から存在していた、そんな風に思った。 気づかなかっただけで、私のクラスメイトの中にもいたかもしれない。

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    投稿日: 2015.05.30
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    文庫が新刊で出ていたのを見て、タイトルが何となく気になり、単行本を図書館で借りた。 虐待を(フィクションだけど)垣間見ることの後ろめたさと怖さ。

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    投稿日: 2015.05.28
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    何かのきっかけで、気付かされるって事あるのかなぁ 私はいい親なのか?愛情をいっぱい与えて下さい。

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    投稿日: 2015.04.22
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    某書店でゴリ押しされていたこの本。決して明るい作品ではない。虐待を受けている子どもたちの5つのお話。ひとつめから衝撃的。虐待を受けている子どもが出てくるのは勿論だけど、その中に学級崩壊を盛り込むという。「べっぴんさん」では虐待を受けてきたふたりの母親の心の交流が。最終話の「うばすて山」は自身も経験するかもしれないことだけに怖い。全ての年代の人に読んでほしい作品。2012/655

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    投稿日: 2015.04.14
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    2015.4.5読了。 辛い話ではあるけど、でもどこか希望が持てたのでよかった。 人はどんな状況でも、ひとりだけどひとりじゃない。自分が気付いていないだけで程度の大小はあっても気づかってくれる誰かが必ずいる。それに気付けたら、今の状況を乗り越える勇気を少しもらえるのかもしれない。

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    投稿日: 2015.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2015.03.2013年坪田譲治文学賞受賞作品.虐待されている小学生を学級崩壊させた若い教師が救おうとする話.子供のころに虐待された母親が自分の子供にも虐待してしまう話.虐待されていた子供と自分の子供が一緒に仲良く遊ぶのを見守る親の話.障害のある子どもとおばあさんとの話.子供のころに虐待されていた母親が認知症になり世話をする話.の子供の虐待をテーマとした5つの短編集.テーマは重いが,救いのある終わり方なのでよかった.

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    投稿日: 2015.03.16
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    虐待話だった ひどいはなしだけどこれがお話じゃない現実… 小学校の先生は(中学校も)メンタル…と思った 親をえらべない子どもたち 親になるのに審査があったらいいのにね

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    投稿日: 2015.03.13
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    連作短編。ある町の小学校に関わる人達の物語。ちょっとした思いやりや優しさ、それを実行する勇気。心が温かくなる、重松清さんの本に似てる気がしました。

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    投稿日: 2015.03.13
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    短編集だけど繋がりがあって、 読み終わるとほっこりしたような切ないような気持ちになる。 親になること、子どもと関わることについていろいろ考えさせられる感じ。

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    投稿日: 2015.02.21
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    虐待の話。抵抗できない子どもを傷つける大人たち。やりきれない思いです。しかしこの本には最後に希望が残ります。

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    投稿日: 2015.02.17
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    簡単には感想を口に出来ない。 親子というのは、美しい、だけではない。愛、だけではない。 中脇さんといえば絵本のこりゃまてまてだったけど、本作ではひらがなが多用されていて、それは児童書のように温かみがあるとも言えるが、親も大人もまるで子どもかのような描写に感じた。 まだ親の気持ちを知らぬわたしは、ただ雨の日には少しだけ祈ろう。

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    投稿日: 2015.02.15
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    虐待された子たちが自分が悪い子だと思っていることが、その子の内面の成長に及ぼす影響の深さを示唆している。子どもたちの単純・純粋な愛情の要求に気づけない親の愚かさも痛々しかった。いつも結局愛されてるって知ってほしい。

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    投稿日: 2015.02.11
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    児童虐待を様々な視点から扱った、短編集。 たんたんと読んでいったのだけど、 かなり何度も何度も胸を打たれた。 思わず、振り返る、いろんなこと。 あたしはちゃんと育てられた気がするけど、 やっぱりどこかおかしかった。 まだあたしも、 おかあさんをさがしている。 受け止めてくれる人を。 子どもは、おかあさんが絶対的に好きなのだ。 おかあさんが子どもを嫌いでも。

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    投稿日: 2015.02.09
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    内容を先に知っていたら、読まずにいたかも。 でも読んで良かった。 虐待する親をただ非難するでなく、障がいのあるこどもを必要以上に哀れに思うでなく、現実を受け止め、少しでも前に進めるようにほんの少しの明かりを灯すような。 読んでスッキリしたりしないし、なんならずっとモヤモヤとするのに、読後感は悪くないです。 読んでる間も読み終わっても、ままならない現実に絶望するけど、誰かのすることには、たいてい理由があることをわかってあげられたり、自分にも周囲の人にも、べっぴんさんと言ってあげられたなら。そんな人が、少しずつでも増えていくのなら。 きっと、そんな些細なことが、希望になるのだと思います。

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    投稿日: 2015.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    寄せ集め、と言われた桜が丘という街の人たち。 マンモス小学校で新人教師の苦労。 虐待されて育った母の子育て。 子供の家庭に事情がある友人を通じてよみがえった子供時代。 年老いていくことすら忘れそうになるときに出会った障害のある小学生。 かつて厳しかった母が認知症になり思い出すこと。 学校で問題を起こす子供は、家庭でなんらかの理由がある。 虐待された痛みを知っているからこそ、与えてもらえなかった愛情を注げるはず。 周りのサポート、近所の親切の偉大さ。 当時つらかったことも、時が経てばいつか和らぐときがくる。 自分がされたこと、したことを忘れてしまった母の小ささ。 おお、わたしを見つけてと、同じ街。 神田さんの子供がでてきたり、気のいいおじいさん菊地さんとか。 べっぴんさんが印象的。 問題を抱える人もいる中で、支えようと手を貸す人もいる。 寄せ集めの街は、それほど嫌な地域でもなさそうだ)^o^(

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    投稿日: 2015.01.29
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    それぞれのお話に「かわいそうな子ども」が出てきます。 大人として、この社会に生きるものとして、少しやりきれない気持ちになる。

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    投稿日: 2015.01.26