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インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
真梨幸子/徳間書店
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総合評価

244件)
3.5
26
84
96
15
3
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    すっかりフジコの世界にハマってしまい読み始めた。 「フジコの衝動」は誰のなんの話なのか混乱したり、物体のわからない胸糞悪さに苦しめられるのだけど 今回の「フジコの真実」は誰視点の話か明記してあり分かりやすく、様々な謎だった点が気持ちよく明るみになっていくのでとても読みやすかった。 親に愛されなかったり兄弟で違う扱いをされた経験から人の気を引くために虚言を吐くようになったり、 傷つかないために感情を殺し人形のように過ごした果てに自分の邪魔をしてくるものは排除していくようになったり、 人が人を壊していく様が怖くて苦しかった。 茂子の母性、宗教の洗脳、孤独な女の加害男へのストックホルム症候群。 北九州連続監禁殺人事件をはじめとする実際にあった事件を参考にしている部分もあり、 リアリティのないグロさなのに本当にどこかで起きてそうなゾワッと感もありすっかり没入してしまった。 そして、ちゃんと最後には「え?」となるカラクリがしかけられていて前作の「フジコの衝撃」のあとがきをもう一度読み返してしまった。 これはシリーズ全話制覇しよう。

    0
    投稿日: 2025.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の様な残酷描写はなく続きが気になり一気に読み終えてしまった。 前作そして今作の黒幕や犯人たちはこれで全ていなくなり恐ろしい連鎖は終わったと思いきや…的な終わり方がまた良かった。

    0
    投稿日: 2025.12.16
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    フジコの続編 前作では分からなかった事件の 背景や茂子についても描かれていた。 本当に恐ろしい人とは 悪い事という意識が無く 正義、救い、人の為、と信じる そんな茂子のような人だと思う。 登場人物をメモしながら読む方が 良かったと後悔したが、 時間が経過したらもう一度読みたい。

    2
    投稿日: 2025.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺人鬼フジコの衝動の続編 一作目殺人鬼フジコではわからなかった真実が明らかになる。終始、茂子の不穏な感じと団地の不気味な描写が怖くて、また一作目の胸糞とは違った嫌な感じがあった。真実はわかるもののやっぱり胸糞。 実は茂子がフジコの実母だった…とか 叙述トリックも途中出てくるのだけど… そんなのが霞むくらいの胸糞ストーリー

    1
    投稿日: 2025.11.13
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    8章の最後の5文字で目ん玉ひん剥いて深いため息がでた 衝撃が強すぎて前作の何故!?ってなってた部分が腑に落ちたといえば落ちたけど...。ものすごく落ちた。 今作もめっちゃ病めました。

    16
    投稿日: 2025.10.13
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    『殺人鬼フジコの衝動』よりも強引な感じもしなくはないが、それにしてもよく組み立てられていて、読みながら予想させられる楽しさもあるし、また前作から読み返したい気持ちになってくる。ただ相変わらず胸糞だし、こんなの書いてたらヤバイ奴だと思われるであろうリスクを背負って書き続けてるのもなかなかすごい。

    20
    投稿日: 2025.10.05
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    藤子の育て親である叔母下田茂子へのインタビュー。 息子である健太が連続殺人の容疑者として裁判がかけられたが無罪とされている件についてだが、話の展開が怪しい方向に。 衝撃の結末は後日談の部分のことかしら。 150冊目読了。

    5
    投稿日: 2025.08.31
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    終始胸がざわつく展開だったが、次へ次へとページをめくる手が止まらなかった。とても面白く、個人的には前作よりも好みだった。 作中に登場する「“正義”は最も危険な詭弁であり方便であろう」というフレーズが特に印象的で、多くの気づきを与えてくれた。どんなに悪いことであっても、その人にとっては“正義”であり、さらに世間が共感してしまえば、それは“正しいこと”として成立してしまう。そんな怖さを考えさせられた。 物語はハッピーエンドではないが、読み終えたときの満足感は非常に高かった。

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    多くは語りません 殺人鬼フジコの衝動→私は、フジコ→インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実→殺人鬼フジコの衝動 で読みました 登場人物の見え方も最初と変わる まだ最新作の『フジコの十ヶ条』は読んでないので、時期を置いて手に取ろうと思います。

    2
    投稿日: 2025.08.07
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    複数人の男女をリンチの末殺害した罪で起訴されたが、無罪となった男、健太は茂子の息子で、フジコの従兄弟だった。 被害者と関係者の証言からリンチ事件の真相、フジコの出生が判明。 相関図があればより面白い!

    1
    投稿日: 2025.07.29
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    個人的には一作目より好みだった。 怖いもの見たさで先を読んでしまうのは相変わらずで、1日で読了。 読んだ後の余韻は、胃もたれをしているような胸焼けをおこしているような感覚。再読はしたくないと思いつつも、面白かったことに変わりはないのだ。

    27
    投稿日: 2025.07.12
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    前作ほどの衝撃はないが、フジコの衝撃の後日談・補完として充分面白かった。みっちゃんの驚きと前作から描写されているカルマは終わらないんだ、、というイヤミスならではの読後感はとても良い。

    7
    投稿日: 2025.07.06
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    「インタビュー メモ」 事件の概要を集めて。 こんな短時間で一気に全ての情報を分かりやすくするなんて、余程手慣れていなければ不可能だろうな。 「インタビュー 一日目」 遅刻と早い到着には。 約束しているのだから時間厳守は当たり前とはいえ、分かりづらい場所ならば迎えるのも優しさだろうに。 「インタビュー 二日目」 短い時間で終わった。 どれだけ端的に聞きたいことをまとめたとしても、これだけ短いと全て話すのはなかなかに難しいだろう。 「インタビュー 三日目」 全てキャンセルした。 特別という言葉は甘美に聞こえるが、連絡手段を失っている状態で一人でいるのは流石に危険ではないか。 「インタビュー 四日目」 泊まった翌朝のこと。 正常な判断ができなくなっていたのだろうが、取材なんかよりも自分の命を護ることを優先すべきだろう。 「インタビュー 五日目」 隠しカメラに映った。 何が起きているのか把握するのも大切なことではあるが、連絡が取れないなら直接会いに行くべきだろう。 「インタビュー 六日目」 到着した頃には既に。 毒牙にかかっていると分かった時点で動き出していたら、どうにか上手く動けば一人でも助けれただろう。 「その後」 誰が決行した事件か。 勢いに任せるしかなかったとはいえ、相手が刃物を持っていることを思慮したうえで動けば変わっただろ。

    2
    投稿日: 2025.06.28
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    前作「殺人鬼フジコの衝動」が個人的に微妙だったせいか続編の方が面白かった。 作者ははじめからシリーズ物のつもりで構成を練ったのだろうが、前作からよくここまで話を膨らませたなぁと感心した。大抵薄っぺらくなってつまらなくなるのに、前作よりさらに狂気を孕んでいた気がする。 前作、茂子がやたら口にしていた「あなたのお母さんみたいにはなってはダメ」と、フジコの「私はお母さんみたいにならない!」というあの印象的なセリフも実は… 下田健太の学生時代のエピソードは嘘みたいだが、似たような話を聞いたことがあるので、人はきっかけと役割があれば割と簡単に化ける事ができるのかもしれない。 前作から間が空いてしまったので文庫本を引っ張り出して復習する必要があった。登場人物が多すぎる… 登場人物全員嫌な奴感が半端ないが、その中でも吉永サツキの鼻持ちならない感じはなんなのか。笑

    2
    投稿日: 2025.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    フジコの衝動を読んで、最新作にいく前に気になって読んでみました。 今度は衝動に比べて気持ち悪い、性癖がやばすぎ!でした。でも、衝動の最後の伏線が回収されたときの爽快感はすごかったです!読み切ってよかった!

    5
    投稿日: 2025.06.16
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    フジコ第2弾。前作から数年後、新たな猟奇連続殺人が世間を賑わせ、犯人とされていた「下田健太」は無罪判決を受けた。健太の母親である下田茂子へのインタビューのために雑誌記者や脚本家などが接触するのだけれど、茂子たちの策略にはまっていく。前作のあれこれを回収しながら新たな恐怖に陥る。サイコパスって遺伝するの?ってくらいに恐ろしい人たちの集まりだった。前作の衝撃を上回ることはなかったけれど面白かった。そしてGテレビが企画していた番組は「1961東京ハウス」へ繋がったんだね。

    1
    投稿日: 2025.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作のインパクトには敵わないものの、かつてフジコが身を寄せていた下田一家でここまで話を膨らませるとは。北九州連続監禁殺人事件をモチーフとした団地でのリンチ殺人事件。序盤から茂子の洗脳が始まってるんじゃないかという不穏な雰囲気は良い。Q教団の組織力も怖い。 でも目立つのは健太の異常性。みっちゃんも里佳子も奴の人形になりかけていた。高峰美也子が死んでなかったのは衝撃。そういう生かし方もあったか。 Q教団が存在する限りこのような惨劇は繰り返されるのだろうか。

    3
    投稿日: 2025.05.29
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    「殺人鬼フジコの衝動」より面白かった! 全ての謎が解けて、あらゆる伏線が回収された感じでスッキリ。 茂子が恐ろしすぎるし、異常すぎだ… 久しぶりにこの2作品を読んで、ホントにイヤミスの王道と言っても過言ではないし、後味悪すぎ…笑 とにかく期待も込めて次の「フジコの16ヶ条」を期待して待ちたいと思う!

    1
    投稿日: 2025.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    フジコを読んで、小冊子「私はフジコ」を読み、ぶっ続けで読みました。 殺人鬼フジコの育ての親、下田茂子の住む”Sヶ丘団地”で、息子の下田健太と内縁との妻藤原瑠美子は男女5人に壮絶なリンチの果てに殺した罪で逮捕。 しかし、下田健太は証拠不十分で無罪に… 茂子の住むSヶ丘団地に向かう取材陣を待ち受けていたのは… これはぶっ続けで読むべし! 衝撃的な真実が本作で明らかになりまくり! •5人リンチ殺人から奇跡的に保護された、左手指と左耳がない謎の女性、北野友梨→実は北野友梨ではなく、フジコの娘の”美也子”であった。 美也子は前作のあとがきのラストで、行方不明となり山林で遺体の一部が見つかった旨の新聞記事が載っていたが、実は殺された訳ではなく下田健太に陵辱されていたのだ… 耳と指全てをもぎ取られ、殺したように見せかけて美也子をSヶ丘団地に誘拐していた。 命からがら生き延びた美也子は、リンチの末殺された”北野友梨”として脱走したのだ… •脱走の後、Gテレビの人気作家”吉川サツキ”に団地の事件の真実を打ち明ける。 •本作冒頭で、月刊グローブ編集部宛に取材依頼の電話をかけてきた”下田茂子の代理人”は美也子で、取材スタッフに”吉川サツキ”を指名してきたのは、邪魔者である下田茂子と下田健太を、味方につけた吉川サツキの手でこの世から消すため??策略だとしたら怖すぎ…… •フジコ一家を襲った強盗殺人事件「高津ヶ丘→小学生のフジコが夜中自らの父母妹を殺していた…現場に着いた茂子が死体の解体を命じたが間に合わず、フジコを残し逃走していた。 書ききれないくらいの伏線回収があり、前作をさらに深掘りする展開にページを捲る手が止まらない! 前作からここまで一気に読むことを強くお勧めする。 最近出た極限団地という作品も、今作に出てきた偽番組に設定が似ているため、楽しみ。

    9
    投稿日: 2025.05.20
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    男女数名を凄絶なリンチの末に殺した罪で起訴されるも無罪判決を勝ち取った下田健太。その母茂子が月刊グローブの独占取材に応じるという。茂子は15名を殺した殺人鬼フジコの育ての親でもあった。いろいろと明らかになっていく真相!

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    一気に読んでしまった。 やはり異常さは遺伝なのか・・・ 面白い。 そして参考文献に「夜と霧」があり、これは積読なので、忘れないうちに何を参考にしたのか確認しなければ。と思いました。 あと、他の方もレビューしているように最初のフジコを読んだあとに、すぐにこのインタビューを読んだ方がいいですね。私は何日か空いたので、名前とか繋がりを思い出すのがちょっとやっかいでした。 スッキリしたようなしないような。

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    「リング」の貞子のように「フジコ」ウィルスが身近な人に感染したかのように展開する話。この手のスピンオフ的な作品は肩透かしをくらう事も多いが、本作は十分に楽しめた。

    14
    投稿日: 2025.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「殺人鬼フジコの衝動」を先に読み、よく分からなかった部分をクリアにしたくて読んだ。こちらもイヤミスの女王の名に恥じないおぞましい事件が起きるものの、グイグイと読ませる文章のせいで一気読み。面白かった。次は茂子と健太の目線での話が読みたい。

    0
    投稿日: 2025.04.11
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    前作を超える不快感を味わいました。 ストーリー的には終始山も谷もないですが読み進めるごとに登場人物に対しての不快感、嫌悪感が増していき最後は奈落に落ちます。 勿論褒めてます!オススメです!

    0
    投稿日: 2025.03.27
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    再読。 とりあえずしんどい。しんどかった。 フジコの周りにいる人間はことごとく悪魔。茂子、健太・・・ 高峰美也子も結局は人を操る悪魔のような感じ。天性のもののよう。もしまたもう一度読むなら、西暦と元号をメモして、あと複雑な人間関連があるから関連図をかけば更によく分かると思う。

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『血は争えない』とはこのことか。 前作では主人公フジコ目線からの物語となっていたが、今作の主人公は下田健太だが、話し手は記者となっており、前作と比べ作風がガラッと変わる。 記者目線から物語が進むが、途中には過去のインタビュー記事が挟まることで、今回の事件や下田健太に対して薄らとヴェールに包まれてるような印象を受けた。読み進めても何も掴めないような。それでも下田健太の異常性はひしひしと伝わるが。 ーーーー以下ネタバレ含 高津区一家惨殺事件の真犯人はフジコで、フジコを守るために茂子と小坂初代が関与してたのは驚いた。手を下したのはてっきり小坂初代だと思ってた。 また、フジコの戸籍関係の話も驚きと共に納得した部分。 ラストの後日談含めて、『血は争えない』と感じた。電話をかけることで他人を動かし、結果として下田健太たちを追い詰めた。ただしその結果、無関係な人が一人死に、無関係な人が殺人犯になった。やっていることは、茂子や下田健太、フジコとなんら変わらない。 これは、茂子から始まった3世代に続くサイコパスの物語だ。

    2
    投稿日: 2025.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちびちび読まずに一気読みした方がよかったな。登場人物が多くてごちゃごちゃしているので、ゆっくり読むと内容を忘れそうになる。また、胸糞悪いので読むのがしんどくなってくるので一気に読んでしまった方がいい。 読みながら、悪魔がそのまま生き続ける最悪のバッドエンドじゃないだろうな…と不安だったので、とりあえずラストについては満足。前作の衝撃のラストの覆りもよかった。 「〜衝動」を越える衝撃と戦慄という説明文にはいささか疑問はあるけれど、とりあえず納得はできた。

    0
    投稿日: 2024.11.19
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    前作必読な作品。 正直、インタビュー五日目までは少々退屈気味……でしたが、六日目以降が凄かった!驚きとジットリとした気持ち悪さがこれでもか!と脳に飛びこんでくる。前作が好きな人は読んでみてほしい。

    2
    投稿日: 2024.11.16
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    お下がり本 前にフジコの本もこの本をくれた友達が貸してくれて読んだことがあり、怖いけど読んでみました やっぱりニンゲン恐怖シリーズです、、、 怖いのに逃げられない マインドコントロールされることの恐怖 現実では絶対起きてほしくない事件です

    94
    投稿日: 2024.07.10
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    ドットドロだね。 題材が北九のあれなだけに、「ケモノの城」とかも連想はしたけど、あっちよりソフトだし、何より相変わらず文章や物語に引き込まれる。 前作もそうだったけど、「小学校の下校中に蹴って帰ってた缶を家に持って帰ってその缶で城を作った」みたいな伏線の拾い方をするから最後まで気が抜けない。 これは「衝動」とセットで読むべきものなのに、タイトルが良くないよなぁ… タイトルだけでの印象は「実写を撮った後の役者へのインタビュー」なのかと思ってずっと放置してた。

    6
    投稿日: 2024.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「殺人鬼フジコの衝動」読了後に手を付けた。私にはフジコの真相解明と共にありながらも、対極にある話な気がした。下田健太視点の描きが無い点、「チツジョ」の防波堤を得た人達が探りを入れていく流れから、犯行動機や内容に違いはあれど、本作は単純に客観視した時のサイコパス殺人の悲惨さが際立った印象。直列回路としての犯行として受け入れた時の恐怖さは、フジコを上回ってきた。また、最後のイヤミスは痺れた。若干直前に予想は立ったものの、だとしてもこの著者の構成力には脱帽。血は争いたい。 ・みっちゃんが「知能に少々の遅れがある」という設定は、下田家からあったはずだが、どう回収すべきか →私なりには、後輩入居時に既に心神喪失であったみっちゃんへの畏怖させない為の言い訳と解釈。 だが、この点読者任せにせず、留美子とみっちゃんの邂逅時に言及頂けると解像度増な気も? ・下田健太の左耳と指への固執理由 →私の読解力不足か、気になる。 一応、フジコを模しながら辿り着いた独特な拘りと解釈。 だがそれも些細と片付く良い作品でありました。

    3
    投稿日: 2024.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これが殺人鬼フジコの業(カルマ)か…。 前作の『殺人鬼フジコの衝動』を読んでからでないと理解し難い作品。 前作の人物関係が難しく名前をメモしながら読んでいたのが役にたちました。 (殺された人と家族などの相関図)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 今回の作品での"真実"とは、 フジコは、母の妹(茂子)が実母だったという点。 茂子の息子(下田健太)が今作の事件の犯人で、テーマ主題でもあるけれど、その健太と藤子が実の兄妹だとわかったのも衝撃。 また藤子の子どもである美也子は、健太のおこす事件の被害者の1人で、みっちゃんとなっている。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『殺人鬼フジコの衝動』では美也子は、最後に茂子と小阪さんに会いにいき殺されたのかな?…という疑問で終わっていたが、(身体の一部発見だけのため)今作で再登場し、最後にはフジコの業かと思わせる終わりかたでした。 話のはじめ、みっちゃん(不明人物)は死んだことになっているが、最後のほうで北野友莉(=みっちゃんが成り代わり)と分かる。 事件の唯一の生存者、北野友莉となったみっちゃん(美也子)がGテレビの吉永サツキと出会い、ことの詳細を告白する。結果的に、吉永サツキの正義感を利用して憎き相手(下田健太と茂子)を処分したことになる。 生き残った美也子が、これから人生を踏み外していかないかがやや不安ではある…。

    4
    投稿日: 2024.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真梨幸子さんの書く文は妙に生々しい。 そしてねっとりと絡みつくような不快感は読了後も取り除かれることはない。 前作、《殺人鬼フジコの衝動》を読み終えてすぐに本作も読み終えた。明かされなかった謎、《衝動》に書かれていたミスリードが全て回収され、事件は首謀者ら死亡という形で全てを終えた。 【蛙の子は蛙】という言葉があるように やはりカルマは廻るのか。いやだなぁ。嫌な気持ちになる本だ。勿論褒め言葉である。 けれど、少し読みにくかったかな。 目が滑ってしまったことが何度か。 全体的には面白かったけれど、そこが少し残念。

    2
    投稿日: 2024.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的には一作目『殺人鬼フジコの衝動』よりもおもしろかったかなぁ。 登場人物が広がる分、色々と動きがあって読みやすかったのかも。 ずーっとどんよりしてるし、痛いこと・怖いことのオンパレードだし、気持ちの良い要素は一切ないけど、なんか怖いもの見たさで読んじゃうんだよねぇ。 下田健太と茂子が殺されたので少しホッとしたのもつかの間、実は美也子にみんな踊らされてて、それは結局茂子の血がそうさせた、的な結末もやばいでしょ。 被害者面してるけど、結局血からは逃げられないんだね、みたいな。 あとは、人間関係がかなり複雑で(血縁関係とか、Q教団の絡みとか)、正直一回読んだだけでは理解しきれなかった。 『殺人鬼フジコの衝動』と続けて読んだ方がよさそう。 そして、フジコシリーズ最新刊出てるのよね。 ちょっと色々思い出しつつ、読んでみるか〜〜〜〜

    0
    投稿日: 2024.03.20
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    読む順番を間違えてはいけない小説です。「殺人鬼フジコの衝動」を読んだ後、本書を読むと言う順番を守った方がよいです。そして、間髪いれずに読んでしまうことをお勧めします。本書を読み終わった後、一作目の後書きを読み返しました。いろんな伏線があり、きっちり回収しつつ、後味の悪い事件を追体験できような作品です。 一気読みしてしまう危険書籍です。

    6
    投稿日: 2023.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作に引き続き面白かった。 フジコの方は(ミスリードはさておき)話の展開がなんとなく読めた上で転がるストーリーを追っていくために読み進める手が止まらないという感じだったけど、今作は核心というか、茂子と健太の目論見が不透明で不気味なまま展開していくのを、真相が知りたいがためにどんどん読み進めてしまう感じだった。後半からは一気読みしてしまった。 事件のモデルが北九州なだけあって、グロくて胸糞なところも怖かった。 ただ、自分の読み込みが浅いだけかもしれないけど、肝心の健太が巧妙な詐欺師かつサイコパス殺人鬼になれたのかという理由がいまいち分からなかったことだけ残念。結局「血の業」ってことなのか? Q団体の闇もうやむやなまま…これはこれでイヤミス感あっていいけれども。 フジコの真実とあの人の正体は中盤でなんとなく予想がついてたけど、ラストであの人もまた「血の業」を感じざるを得ない終わり方をしたこともゾッとした。

    1
    投稿日: 2023.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 真梨幸子 ∞----------------------∞ 前作に引き続き、面白くて一気に読んだ。というか、すごく読みやすい!所々に証言とか丸々入ってたり理解しやすくて、他の本より早く読めた気がする。 以前カルト宗教についての本を読んだけど、自分は大丈夫と思っててもその人に合った誘い文句なんかもあったり、抜け出すことが困難だったり、なかなか怖いので絶対関わりたくないって思ってた。 お金は穢れたものだから浄化しようと言われたらもう燃やすしかないね。 私が怖いと思ったのは今回殺人の容疑がかかってた健太ではなくて母の茂子だった。 そっかぁ、あれもこれも茂子の遺伝子かぁってなんとなく納得してしまった。 みっちゃんについては途中から何となく気付いたけど、よくよく考えたら近親相姦だった。健太がなぜモテるのかも不明で、どうも不潔なイメージしか持てないのだけどなんか変なオーラでもあるんだろうか。 最後は、モヤッとしつつもハッピーエンドかもしれない。 2023/10/10 読了

    2
    投稿日: 2023.10.10
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    何年か前に『殺人鬼フジコの衝動』を読み、合わせて買っていたのを読み終わりました。 恐怖で人間を支配したり操る事の恐ろしさが、非常に後味悪く見事に描かれています。最後は血生臭さのオンパレードです。

    1
    投稿日: 2023.08.10
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    もはや、嫌ミスの範疇を超えている感じ。 読んだことを後悔するレヴューはあってもいいだろうし、この本を好む人があるのは多いに自由だろうけれど・・私は、時間と労力を無駄に使った感じだった。 鬼畜、サイコパス、異常性格とひとくくりにするのも汚らわしいゲス、人間の屑には生きる権利はないな。。母親も同人種。茂子の態度、言動すべてに吐き気・・類は類を以て集まるとはいえ、社会に入るだろうと思われる。 嫌な感じだった。 不安の方には深くお詫びするけれど、こういった作品を書き続ける精神力に驚嘆というしかない。

    1
    投稿日: 2023.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    難しいなーーー前作の構造がすごく面白かったんだけど、期待が高まりすぎて上回らなかった。 いやまあ面白かったんだけど! 途中で、みっちゃんの正体を察してしまったために驚きが薄まってしまったせいかなあ…? 前作のフジコの人生に見られた凄惨さや必死さ、どんよりとした気持ちの悪い薄暗さ…が好きだったんだけど、今作は取材者側ということもあり、主役陣の味わいがあっさりしていた。 ねっとりした気持ち悪さを期待していたんだけど、主役陣が無個性に近いというか…。村木は良くも悪くも凡庸で、井崎はそこそこ仕事はできるがまあこれも凡人だし、何かありそうだった吉永も(一応「何か」はあったけど)そんなに深い部分まで描かれずに殺人を犯すし、と。 まあ、それもこれも、茂子とその血を引く者(美也子)の手のひらの上。という都合上、敢えて「自我が薄い感じ」にしたのかなあ? 自分の意志で行動していたと思われていた吉永の行動も結局は美也子に操られていた、というオチは好きでした。 そしてフジコは実は茂子の実子だった(からこそ前作のセリフが光る!)ため、美也子が生きていることで茂子の血も生きていく感じが良い感じに後味が悪いところも良い! あとは、前作の感想で「フジコ家の殺人事件は茂子がやったかと思ってたけどコサカサンノオカアサンが犯人だったのかー」と書いたけど、ガッツリミスリードしてしまったのは、やられたーwと思った。結局フジコだったんかい!でも結局、隠蔽諸々は茂子とコサカサンノオカアサンだったんだもんね。まあいいか。 そう、コサカサンノオカアサンは良い味出してる。今作初め、団地で登場した時は興奮したし、茂子宅への到着を遅らせたのも全部茂子の思いのままなんだろうなぁと思いながら読んでて楽しかった。 ただ、一応今作は、結局全部美也子が裏で操っていたということなんだよね? ということは、茂子は一体それぞれの場面で何を思い、そして死んでいったんだろうというのが、とても気になる。 茂子が色んな意味で元凶になっているのはもちろんだけど、描かれないままの部分も多いから、謎のまま死んでしまった感もあって、消化不良なんだよね。それもまた後味が悪くてまあ良いとも言えるけど。 最後に。様々な作品に影響を与えるのは、結局のところ、実在する事件である(北九州…)というのが、最も恐ろしいことかもしれないな、と思いました。事実は小説よりも奇なり、ですね。

    1
    投稿日: 2023.05.04
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    茂子と健太のがクソすぎる!なぜそうなったのか背景がなく、ただ酷いヤツらで終わってるの残念。 ブジコの衝動からあった伏線は見事に回収されてたので それは良かった。最後の最後まで抜かりなくイヤミスなのさすが。

    3
    投稿日: 2023.03.18
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    前作の続編って感じかなと思ったら、そうなんだけど、別の殺人鬼が現れて、フジコよりやべえじゃんって話し。かなり不快な内容で好き。

    1
    投稿日: 2023.03.04
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    「殺人鬼フジコの衝動」の続編。今回もあまりにグロすぎて、受け付けない表現もあって辛かった。実際にも似たような事件があったとは、ほんとに恐ろしい。暴力で押さえつけられ、洗脳されると、逃げるという発想さえ失うのか…。しかし、この血のつながり、どこまで続くんだろ。

    0
    投稿日: 2023.02.13
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    何が何だか笑 でも、前作より話の流れがわかりやすかった。 サイコパスは本当に恐ろしい。。 北九州監禁事件が実際にあった事件だなんて、信じられない。。

    2
    投稿日: 2023.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一番怖いのは分かってて村木を送り込んだ編集長。 衝動も本作も、周囲の人間全てを自分のための道具だと思ってる血族に振り回されてる。 前作と間を空けて読んでしまったので、思い出しながらで楽しみきれなかった。個人的な問題で3.5。 続けて読んでたら星4だと思うな。 上下巻にして出してくれてればいいのに。

    0
    投稿日: 2023.01.20
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    詰まるところ、全ては血の繋がりが濃厚に表に出たということなのか。 果たして、そんな簡単に済ませてしまっていいのだろうか。 心理的要因が与えられる極めて胸糞悪い事象だ。

    0
    投稿日: 2023.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    業… みんな業で繋がってる… タカダさんはどうなったの?ほんとに夢だったの? 初代の手記は事実?死人に口なしで自分の都合いいように書いてない? 誰も彼も怪しくて全部疑ってしまう!

    1
    投稿日: 2022.10.23
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    『殺人鬼フジコの衝動』を読み終えレビューを投稿後、読了した本からのおすすめで本作品があることを知り、読まずにいられませんでした…。両親と妹を惨殺されたフジコを引き取り育てた下田茂子の息子、下田健太が男女数名を殺した罪で起訴される…証拠不十分で無実となる可能性が高い中、下田茂子が取材に応じることになった…。今作も後味の悪いイヤミス…だけど、前作より読みやすいと感じました。悲しいラストになり、ずーんと重い気持ちになりましたが、そうだったのかぁ~と驚いたり納得したりと、一気読みしちゃいました。

    14
    投稿日: 2022.09.11
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    多分、藤子さんが主人公の小説が先に出ていたのかな?これから読んでしまったからわかりにくかったけど、とにかく複雑な人間関係だった。。

    0
    投稿日: 2022.08.05
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    登場人物、全員おかしい。特に下田健太と茂子、藤子より怖いかも。 「殺人鬼フジコの衝動」で語られなかった部分も明らかになる。 茂子の美人の姉、慶子。その娘でお母さんにそっくりな藤子?あれ、そうだった? 村木里佳子、最初は野心があるバリバリのキャリアウーマン風なのに、だんだんボーっとしてくるのは何なんだろ。何にせよ、今作で一番可哀想な人だったかも。

    5
    投稿日: 2022.07.27
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    実際は星4.5くらい。前作と合わせて上下巻にすべき、と思うくらい前作が面白かった方は必読。前作でモヤモヤっとした部分にさりげなく答えてくれる。後半の新事実もたいへん驚いた。ただ、今回は悪役がどうしようもなく悪役であり、不快感が終始ついて回ったのが残念。

    2
    投稿日: 2022.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前回同様、オススメはできないのだけれど。もしかすると前回よりオススメできないかもしれない。 前回は間違いなく主人公がフジコであったため、その業(カルマ)にこちらが潰されそうになったのだが。今回はインタビューや取材形式であったため、少し客観的に見れた気がする。客観的でなければ、この話を最後まで読めなかったのかもしれない。それでも真相を知りたいという欲求だけで一気読みした。 残りわずかのページ数で、何度騙されたと思い知らされるのか。まさに客観的な切り口であったから暴かれた真相だった。 当初主人公と思われた人が、犯人の手に落ちてしまうあたりで、その人の視点の文章がなくなっていくところなど、恐怖でしかない。アイデンティティを奪われていく様子が、そういったところにも表現されているのだと思った。 内容なだけに、スッキリとはいかないが、前回の疑問はほぼ解消された。 茂子が生み出したモンスター…2人…

    1
    投稿日: 2022.07.14
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    フジコ本編よりも断然面白い。事件のインタビューあり、進行系の件ありとバラバラなものが一つの道筋になる感がいい。 美也子もカルマと言ったらカルマに囚われているのかな。血族ほど短絡的では決してないけど。 読む速度は遅い方だが、二日間でフジコとインタビューの二冊を読み終えたからこの作者さんは自分には読み易い部類なのかも。

    1
    投稿日: 2022.06.28
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    藤子に続く健太と恐ろしい人間。その謎が明らかになった。前巻よりグロさにかけるところがあるが、話の流れがはっきりした。

    1
    投稿日: 2022.03.26
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    下手に逃げようとするから、この男は追いかけてくる。下手に汚水を避けようとするから、どうしてもそこに足をとられてしまう。なら、自分から汚水の中に飛び込めばいい。頭のてっぺんからつま先まで汚れきってしまえば、逆に楽になれるかもしれない。抗うからいけないんだ。受け入れてしまえばいい。それがたとえ降参の白い旗だったとしても、そうすることで今の疲労から解放されるなら。(P.237) そう、゙嘘‪”‬とは、自身の良心との葛藤だ。それは、生まれ落ちた瞬間から繰り返し躾られた結果だ。゙嘘‪”‬をつくと良心が痛むように教え込まれるのだ、思考の奥深くに、そして体の隅々に。だから、ちょっとした嘘でも、人は汗をかき瞬きの回数を増やし、または、声を震わせ、ろれつが怪しくなる。そんなふうに体が反応するように、叩き込まれているのだ。そう、条件反射なのだ。(P.248)

    11
    投稿日: 2022.02.19
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    実際にあった事件を連想させる内容でひたすら怖い けど、最後に「あーこう繋がってるのか!」となるところはさすがイヤミス 「殺人鬼フジコ~」とリンクしてる内容なので読み返したくなったけど、あっちも胸クソ悪くなる作品なので(この場合誉め言葉かも)たぶん読まない・・・読めない・・・

    1
    投稿日: 2022.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読み。 (殺人鬼フジコの衝動を再度読んで整理をする) 複雑で、いろんな人間が絡んで、感情、支配、暴力のフルコース。 前作よりも強め。 詰め込みすぎなきもする。

    2
    投稿日: 2022.02.04
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    前作が強烈すぎてちょっと印象薄かったかなあ。 北九州監禁殺人事件テーマになってるとは思わなかった!ウシジマくん、愛なき森で叫べなど北九州監禁殺人事件をモチーフにしてる作品は数々見てきたけど、やっぱり面白いなあ。。。(不謹慎)

    1
    投稿日: 2022.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    p.247 : 「鮮やかだな」サツキは、つい、そんな賛賞を口にした。 特別 この言葉がやたら出てくる。特別な存在になった女たちがただ、ひたすらに殺されていく。特別だから殺されていく。 最後まで濃厚だったなぁ。 続編がある意味がわかった。読むべき。 読むべき〜!!!

    3
    投稿日: 2022.01.10
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    ほえ、、?ってなってしまった、、前作のことあんまり覚えてなかったから高峰美也子??誰だ???となってしまいました

    3
    投稿日: 2022.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    茂子さんの血筋はヤバいって話ですね。 前作を読んでから直ぐに読むべきだった…(^_^;) 「孤独」は人を脆くするものだと痛感しました。 長らく読書生活から離れていましたが、呼び寄せてくれたのはやはり真梨幸子作品。 真梨さんの描く泥臭さというか、生臭い世界感が堪らなく好きです。(褒め言葉)

    2
    投稿日: 2021.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全体的に救えません。 最初に何度もインタビューを中止していましたが、実際でもまかり通るものなのでしょうか。 客観的に見ると、村木さんが無防備にも下田宅に泊まったり、被疑者に車で送って貰う事に違和感を感じました。 結果的に悲惨な結末を迎えましたし。 でも、支配されるというのは、こういう事なんでしょうね…。 生き残った被害者のこの後が気になります。 前作と同様、その血が流れてますものね…。 それに、あのような体験をして今後生きていくのは、かなりの生き地獄だと思います。

    2
    投稿日: 2021.11.10
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    面白かったが、前回の殺人鬼フジコの衝動 をもう一度色々確認して読まないと 頭が混乱する。 前回と同様最後の最後に、犯人が隠されている と言うオチは前回より驚きは無かったが とにかく誰が誰なのか、不線は何処なのか 読み返しながらやっと答えに何とかたどり着いた。

    1
    投稿日: 2021.09.03
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    前回ほどのイヤミス感と騙された感はなかったかも。とはいえスッキリはしない。 作品全体に漂うのはなんとも言えない嫌な感じ。

    2
    投稿日: 2021.09.02
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    前作よりは生々しくないけど、グロテスクな空気に変わりはなく眉間に皺をつくりながら読みました。 実際に起きた事件もベースになっていることを考えると現実に起きうることなんだろうけど、紙媒体の作品だけで既にきつい…。 文字通り身体を傷つけられながらも絶対的な服従しかなす術がない、そんなことあるのだろうか。万が一あるならば、そういったものに関わることのない人生でありたいです。

    5
    投稿日: 2021.08.22
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    前作との絡みがあるのだが、前作を読んだのがかなり前なのでどうかなと思いながら読んだ。相変わらずのどろどろした感じがある。前作を知らなくて、いきなりこの本を読んでも良いかもしれないが、やはり読んでからの方がより楽しめるのではないだろうか。

    3
    投稿日: 2021.08.13
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    前作を読んだ際、フジコを引き取った茂子を「この人も殺されてしまうかもしれない」とハラハラしながら読んでいた。茂子の息子、健太については殆どその存在に触れられず、その内茂子と共に惨殺されてしまうのかも…くらいに思っていた。 なのに、あれ?そういう事?? あの人もこの人も、あれ?? こちらを読んでから、前作を読んだら全く違った視点で俯瞰で読めそう。前作でぼんやりしていた事件の真相が浮き彫りになってくる。 とすると、フジコと健太の間には本編で描かれていなかったストーリーがまだまだある様に思えてならない。 とにかく闇が深い。

    1
    投稿日: 2021.07.31
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    この続きを読んで、全てが解る。 ここまで色々関係してるのか、と納得する。 結局は全部、、そうなのか。 みたいな気持ちになる。

    3
    投稿日: 2021.07.08
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    『殺人鬼フジコの衝動』の続編。 前作である殺人鬼フジコの衝動の完成度が高く、当書はスピンオフ的な作品なのかと思っていたけど、全く違いました。 『殺人鬼フジコの衝動 後編』もしくは『殺人鬼フジコの衝動 解決編』とするべきですね。 この続編を読まずしてフジコは語れませんよ。

    3
    投稿日: 2021.06.06
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    この本は『殺人鬼フジコの衝動』とセットで読むべき。 茂子が前作でも怪しすぎたけど、 本作読んで、色々繋がって気になっていた所が全て解ってスッキリ。 それにしても下田健太が最悪に気持ち悪かった。

    1
    投稿日: 2021.06.03
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    フジコと下田健太の原点ここにあり、といった内容です。すべての点と点が線でつながったところは、さすが真梨さんです。 事件の内容は北九州で起きた事件を彷彿させるものですが、フジコの事件ともからめ素晴らしい小説に仕上がっています。 そして、フジコの子どもには、どうか親からの負の連鎖を断ち切って、幸せになってほしいと願うばかりです。

    1
    投稿日: 2021.04.21
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    前作の殺人鬼フジコの衝動を読了後、小冊子の私は、フジコと併せて即読一気読み。 フジコの死刑執行後の出来事と、前作では不透明だった点、新たに明らかになった点が線となっていく展開は秀逸。改めて著者にしてやられた。 今回の悪党外道野郎の鬼畜ぶりには不快しかなく、私が欲したイヤミスの結末には至らなかったことだけが残念。

    30
    投稿日: 2021.04.18
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    前作と合わせて相関図を書きながら読むことを強くおすすめします。 また、前作からあまり間を開けずに読んだ方がいいです。 とにかく登場人物が多く、ぐちゃぐちゃに掻き乱して...というのが真梨幸子さんの特徴ですが、本作は特にその色がよく出ていました。 読んでいくうちに点が線になる感覚がこれほど恐ろしいものかと、唖然としています。 胸騒ぎの中、読み進めるべきか迷いながらもページを捲る手が止まることはありませんでした。 どんな登場人物も、それに関係する出来事も、全てが伏線だと思って読みました。 こんなに怖い話、もう読みたくないですが、真梨幸子さんの作品以外読めなくなってしまうというのも事実。 本当によくできた残虐な、エログロでした。

    1
    投稿日: 2021.01.16
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    イヤミスです…途中から救いを求めて読んでいました。最悪の結果ではなかった(個人的に)ものの、胸に異物を埋め込まれたような違和感が残ります。ですが面白いです。真梨にハマりそうです。

    2
    投稿日: 2020.12.28
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    まだ楽しませてくれるのか!!!!と思った 初めの方は前作のキャラクターが出て来なさすぎてどこで繋がるんだ……と思っていたけど、後半の怒涛の勢い、そして明かされるあの子の正体! 本当に良かった。

    1
    投稿日: 2020.11.28
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    「殺人鬼フジコの衝動」の続編。 前作のネタバレ編みたいな… まぁ、前作のモヤモヤ感は、かなりスッキリしたけど、イヤミスなんで…それもどうかとは思う… 血は争えんというか、血ばっかりというか…この血縁関係者は、そんな事する人ばっかりやん。その周りの人もやけど… 教団も怪しさ満点! インタビュー形式で進み、新事実も発覚! 前作読んで、すぐなんで、忘れてる事も少なく納得感はある。 ドロドロしてる内容やけど、文章自体は読み易く、スイスイ読める!

    11
    投稿日: 2020.11.23
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    解説サイトに頼らず全貌を理解できるまでの読解力を身に付けてから読むべきだった...!!! なんか全力で楽しめた気がしない。勿体無いことをしている気がしてならない。

    17
    投稿日: 2020.07.22
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    前作を読んだときの、最後ええぇ!? って思ったのがこれでスッキリした。 最後はかなり予想外ではあった。

    4
    投稿日: 2020.02.26
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    「衝動」と同時に購入したので間をおかず読む。 残酷描写でいやな気分になったのは前作より明らかにこちら。 読み物としては普通に楽しめました。

    1
    投稿日: 2020.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「殺人鬼フジコの衝動」だけでなく、この「インタビュー・イン・セル」まで読まないと、この事件は語れないと思った。もちろん「私はフジコ」も読んでおくに越したことはないが。 下田健太と関わった女性被害者が多過ぎて、人物相関の把握が私には少し大変だったから、改めて読み直せばもっとすんなり頭に入ってくると思う。最近前作を読んだはずなのに、小坂初代さんにも最後まであの小坂さんのお母さんだと気づかなかったし、みっちゃんと聞いて美也子が思い浮かばなかった私はバカかと思った。フィクションだけど、ほんと下田健太は常軌を逸していて、サツキ同様激しく嫌悪感を覚えずにはいられない。これがイヤミス、ということか。

    8
    投稿日: 2020.01.11
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    『殺人鬼フジコの衝動』って読んだんだっけ、映像でみたんだっけ? どちらにしろ、随分前のことなので忘れてしまっているよ。 再読したくなる。

    1
    投稿日: 2019.08.27
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    殺人鬼フジコの衝動の続編。男女数名をリンチの末冊街した罪で起訴されるも無罪となった下田健太の母を取材する取材陣。その母はフジコの育ての親だった。前作の背景も同時に見えてくるが、それより期待通りイヤすぎ。

    1
    投稿日: 2019.08.01
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    前作も展開が分からなく犯人が意外な人で、今回も意外な人がフジコの家族を殺害し またフジコの出生が明らかになる。従兄弟の件も引き込まれて、現実と小説の境が分からなくなるぐらいにのめり込んでしまった。 前作の別冊を読むとすんなりと小説の世界に入っていけ、留美子とバーのママの関係もそこで分かるようになっている。 エグいけど上手くもっていく文章で先が気になって1日で読んでしまった。

    4
    投稿日: 2019.03.03
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    殺人鬼フジ子の衝動の続編。 ちょっと前に読んだところだったので、設定もだいたい覚えていたのでスラスラ読めた。 視点がころころ変わってそして核心っぽいものにたどり着く。 けど、それもさまざまなフィルターを通してみているので核心っぽいとしか言えない。 ラストの予想はわりと早い段階でわかるかも。 謎は残りつつですが。

    3
    投稿日: 2019.02.20
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    フジコを読んでからだいぶ時間が経っていたのでその内容はすっかり忘れてた。でもこれはこれでテンポよく読めてそれなりに楽しめた。ここまで酷いサイコパスじゃなくてもこんな風に他人を支配するのが上手い奴っているよなあとおもった。 でもなんだか最後は結局わかりにくかったなぁ。 自分の理解力が足りないのか、フジコを読んだ時に書いた感想もおんなじようなことが書いてあった。

    3
    投稿日: 2019.01.09
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    『殺人鬼フジコ』シリーズである。監禁殺人事件で逮捕された男の母親の茂子は悍ましい殺人鬼とされたフジコの継母であり、継母がある事件のインタビューに答えていくという物語。女性ライターらが茂子にインタビューしていくうちに、事件の内容や、息子やフジコの生い立ちなどに確信を迫り、息子はサイコパスであること、事件に巻き込まれた人達はとても可哀想でやらせない思いだろうというのが感じられる。茂子もそういう節があるのが伝わってくる印象であった。サイコパスは受け継がれていくのだろうと感じ、最後二人が殺められるという、後味の悪い、終始サイコホラーが徹底されていた印象である。

    3
    投稿日: 2018.10.31
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    殺人罪で起訴されたフジコの従弟とフジコの育ての親でもある彼の母の凄惨さと、取材する記者の里佳子、構成作家のサツキら。するすると入って来るけれど深くは読み取れなかった。「〜衝動」で伏せられていた一家惨殺事件の真相等少しだったけれどフジコが関わって来ると人物像が濃くて予想の範囲内でも途端に引き込まれる。

    2
    投稿日: 2018.10.10
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    前作は比較的短絡的な殺人モンスターの話でグロいところはあるが怖いという感じはなかったが、今回の人を支配するモンスターというのは心底怖さを感じた。 北九州で実在の事件があったとのことで、さらに胸糞の悪さはかなり高い。 そんな異常世界を描いていて、前作より面白いと言いたいところであるが、ラストがちょっと強引かなと思った。 生き残ったあの人がまた、他人を支配するようになるのかもしれない。確かにイヤミスという感じ。

    3
    投稿日: 2018.08.24
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    読ませるなぁ。途中で読むのを止められない展開の早さと巧みさ。フジコの単純明快な殺害動機が懐かしく思えるほど、この続編の得体の知れない狂信性とサイコパスの闇は深く恐ろしかった。ある意味本編を超えてる。睡眠時間を削ってこんなに一気に読んだ本は久しぶり。 親から受け継いだ血にはやはり逆らえないのか。そんな強い呪縛に囚われそうな読後感もデンジャラス。

    3
    投稿日: 2018.04.22
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    フジコ事件のその後。北九州連続監禁殺人事件を彷彿させる内容ですが、連続殺人をする犯人の心理をもっと追究してほかったと思います。また、血は争えないということが身につまされました。

    1
    投稿日: 2017.12.29
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    どうも集中できず、内容が今一つ理解できなかった(と思う)。 前作ほどのめり込めなかった。 登場人物が多すぎ?複雑すぎ? 私の理解力が乏しくてスミマセン

    0
    投稿日: 2017.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

     フジコの育ての親、茂子の一人息子、健二がおこした凄惨な事件。北九州監禁殺人事件を彷彿とさせる、血みどろの世界。  それを軸に、インタビュアーがいかに洗脳され殺されるか、と言ったようなお話。  それぞれがそれぞれの疑惑のもと、鉄槌がくだされるわけだけれども。  みな、救いがない。なぜに、こんなに、救いがないのか。生きるために他者を巻き添えに逃げたあの人も、上を目指すが故に奇妙な空気を飲み込んで家から投げ出さないあの人も、何もかも。

    0
    投稿日: 2017.10.17
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    「殺人鬼フジコの衝動」の記憶が残ってるうちに読もうと思ってた。だいぶ忘れてたので、ネットであらすじを復習。 ふむふむ、かなりグロい小説だったことを思い出す。 この小説もグロい。いたたまれないシーンも多く出てくる。 これで「殺人鬼フジコの衝動」を読んでモヤモヤしていた部分がスッキリした、という感じか。 いやいや、またまたラストがぞわっとしたんだけど。 支配する側と支配させる側。洗脳とかとちょっと違うか。鎖で繋がれてる訳ではないのに、恐怖心だけで人に支配されてしまう、、、。本当に怖いと思った。

    1
    投稿日: 2017.05.26
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    殺人鬼フジコが衝撃的だったので こちらは、少し物足りなく感じた。 でも、ラスト前辺りは読んでるだけで 痛々しく怖い〜ってなる所が多々ありすごかった。 自分の思い通りに人を動かす素質?って代々受け継がれるものなのかなと、怖かった。

    1
    投稿日: 2017.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『殺人鬼フジコの衝動』の続編。 前作の首謀者だった茂子と小坂が登場する。 <はじまり> 静岡県Q市のSケ丘団地の一室に集められた男女7人が凄惨なリンチ及び殺害されたという事件が起きた。 犯人は下田健太と藤原留美子。 留美子は罪を認め無期懲役を言い渡されるも拘置所内で自殺。 下田は無罪を主張し証拠不十分で無罪判決を勝ち取る。 <人物> 下田健太 母親は茂子(フジコの母の妹)。 児童ポルノDVD制作会社、ソーラーシステム委託販売会社、など詐欺まがいの事業をするも借金を負い、逃れるために内縁の妻である留美子と共に茂子のツテでSケ丘団地に隠れ住む。そこで不特定多数の人間を監禁し口座から預金を引き出す計画を立てた。 藤原留美子 芸名・小川ルミとしてアイドルデビューするもハメ撮りビデオが流出しAVへ。その後再現ドラマを中心に女優活動を続けるも妊娠が発覚(父親はナゾ)。その頃下田と出会い行動を共にすることになった。 藤原武雄・久恵 留美子の両親。 行方不明だった留美子を捜索中にSケ丘団地を突き止めるも、団地内で留美子によって殺害される。 北野友莉 12歳のときに下田にスカウトされ児童ポルノDVDに出演。25歳のとき下田にDVDをネタに脅迫。さらにSケ丘団地に呼び出され監禁され、左耳と左手の指を切断される。その後近くの駅で保護され事件を証言したことにより今回の事件が発覚した。 北野正・月子 友莉の両親。 ポルノDVDをネタに下田から金を無心され支払う状況が続く中、下田から友莉を預ってるから引き取りに来いとSケ丘団地に呼び出され監禁。その後下田によって殺害された。 ハヤシダ 下田の愛人で友莉の左耳と左手の指を切断した張本人。下田によって殺害された。 みっちゃん 詳細不明の女で下田がSケ丘団地に来る前から住んでいたらしい。下田の性のはけ口となっていが、下田によって殺害された。 ミノル 留美子が産んだ男児。下田によって殺害された。 ※下田の犯行はすべて留美子と友莉の証言で証拠はない <あらすじ> 一審で無罪判決となり現在控訴中の下田の母・茂子から月刊グローブにインタビューに応じる旨の連絡が届く。 ただし条件として新進構成作家・吉永サツキを同行させるようにとのこと。 喜び勇んで月刊グローブの井崎智彦と村木里佳子は吉永に連絡を取り、共に茂子にインタビュー場所として指定されたSケ丘団地に向かった。 そこに現れたのは団地の管理人・小坂初代。 彼女に案内され茂子と対面するが、些細なことでインタビューは翌日にすると言われる。 しぶしぶ茂子の家を出て3人が食事したとき、吉永から今回同行されることになった推測を聞かされる。 前作の小説「殺人鬼フジコ」は、作者でありフジコの娘である美也子が失踪したことにより頓挫したが、美也子の担当編集者が吉永の兄だった。 その原稿を読んだ吉永はドラマ化に着手。 主人公フジコを藤原留美子が演じ撮影は無事終了。 でも放送直前に茂子からのクレームで中止になってしまったと。 以降吉永は一連の事件を追っているとのこと。 そして翌日、 茂子の家に3人は向かうが、なんだかんだでインタビューを断られる。 その翌日も。さらに翌日も。。 その間も下田の控訴期間は着実に迫っていた。 インタビューで下田が犯人だという証拠を掴もうとしていた吉永は過去のインタビュー資料を読み調査を進める。 月刊グローブの井崎智彦も別方面から調査を開始。 村木里佳子は茂子に気に入られ茂子宅に泊まりこむことに。 4日目、 里佳子は茂子宅で下田と対面。 里佳子は情報を聞き出そうとするが、言葉巧みにかわされる。 町へ出るという里佳子のために下田が車で送ることに。 しかし下田が向かった先は森の中。 車内で殺人犯と2人きりという恐怖で固まる里佳子。 下田は里佳子をレイプする。。。 その後、 里佳子は茂子宅に監禁される。 井崎は里佳子に連絡つけようとするが携帯はつながらず、インタビューを断られ続けているので茂子宅に里佳子がいることも知らず。 吉永はついに下田が殺人犯である証拠を掴んだ! そんな中、検察は証拠不十分で控訴を断念したとの一報が入る。 下田の無罪が確定した。。。 <オチ> 下田の無罪確定を知った吉永は茂子宅に突撃。 茂子は不在だったが、里佳子を犯しながら里佳子の左耳をナイフで切断してる最中の下田がいた。 吉永は下田を背後から刺し殺す。 反動で下田のナイフが里佳子の首を切ってしまい、里佳子も死亡。 そこへ茂子が帰宅してきたので首を絞め殺害。 吉永は逮捕されすべては終わった。 後の小坂初代の手記より、小坂は前科がありそれをネタに茂子に服従していたことが明かされる。 フジコの両親と妹が殺害された事件も、犯人はフジコだったが、茂子と小坂が外部の犯行に見せる工作をしたとのこと。 何故茂子はフジコを助けたのか。 それはフジコの実母は茂子だったからだった。 詳細不明の女・みっちゃんの正体はフジコの娘・美也子だった。 フジコの事件を調査していた美也子は茂子に迫るが下田に拉致され、左耳と左手の指を切断される。 下田のオモチャにされる日々を過ごす中、次々と拉致られた人がやってきて、藤原留美子と仲良くなる。 そんな中、北野友莉が浴室で死亡する。 留美子は美也子が死んだことにして、美也子は北野友莉になりすまして逃亡し、保護された。 前作「殺人鬼フジコ」で死んだとされた美也子の死体は北野友莉だった。

    0
    投稿日: 2017.02.21
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    「殺人鬼フジコの衝動」が強烈だっただけに、この物語がひどく平凡なものに感じてしまった。 他者をコントロールして事件を起こす。 この手の設定の物語が最近は多いせいもあるだろう。 「衝動」と「真実」を通してわかったことは、すべての事件を引き起こす元凶となったのは下田茂子・その人だということだ。 彼女がいなければ、フジコの連続殺人も、健太のリンチ殺人も、そして自業自得ともいえる最後の事件も起こらなかったのでは?と思ってしまう。 残念なことに茂子はこの物語でも重要な脇役といった立ち位置しか与えられていない。 彼女の中に息づいていた半端ない負の引力はどこから来ていたのか。 知りたいような、絶対に知りたくないような、どこか近づいてはいけない人間というのは存在するのだ…とあらためて感じた物語だった。

    3
    投稿日: 2017.02.18
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    +++ 一本の電話に月刊グローブ編集部は騒然となった。 男女数名を凄絶なリンチの末に殺した罪で起訴されるも無罪判決を勝ち取った下田健太。その母・茂子が独占取材に応じるという。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になっ たフジコの育ての親でもあった。 茂子のもとに向かう取材者たちを待ち受けていたものは。50万部突破のベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』を超える衝撃と戦慄のラストシーン ! +++ ひとつ前の読書のほのぼのした気分が一遍に吹き飛ぶような殺伐とした始まりで、一瞬本を閉じようかと思ったほどである。フジコの事件の再現も含まれてはいるが、一体何人殺されるのだろう。フジコと彼女を形成した環境、そして、彼女が生み出してしまった悪意の数々が、あとからあとから押し寄せてきていたたまれなくなる。下田茂子にインタビューはできるのだろうか、これからどんな厭な展開が待ち受けているのか、半分怯えながら読み進んだが、最後の最後でやっとこの件を仕組んだ張本人が姿を現す。この厭な連鎖はまだ続くのだろうか。ほんとうに厭な読後感の一冊である。

    3
    投稿日: 2017.02.11
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    読者に物語のダークな部分を感じさせ、不安感を煽る演出なのかもしれないが、単に間延びした印象を個人的には感じた。 前作のフジコ共々、鬱々とさせる救いのない物語で作風は嫌いじゃないけど、本作は期待してただけに残念な印象になってしまった。

    0
    投稿日: 2017.01.26
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    I read that whole novel all at once. Never twice without three times. Rather, never three times without four times.

    0
    投稿日: 2017.01.09
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    「殺人鬼フジコの衝動」を読んだのが5年ほど前で、内容をすっかり忘れてる・・・しかも、あまり面白くなかったらしい。★3っつだったし。 その後「孤虫症」でハマって、ぼちぼち読んでたので「フジコか~」と思いつつ購入してはみたものの・・・。 前作を読み返さなきゃダメかしらね、やっぱw ちゃんと覚えてたら「おお!」ってなるような内容だよねw

    1
    投稿日: 2016.12.03