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りゅうおうのおしごと!
りゅうおうのおしごと!
白鳥士郎、しらび/SBクリエイティブ
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総合評価

30件)
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    面白い。熱量がそのまま剥き出しになってぶつかってくる情熱を感じる。 小学生の弟子を取る16歳の竜王という設定も面白いが何より将棋という題材がいい。当方は駒の動かし方を知っているだけだが様々な戦術があると知って勉強になった。 盤上のゲームを題材にしながらもバトルものを読んでいるような胸の熱さがある。これを見逃していたのは俺がバカなのである。

    0
    投稿日: 2024.06.28
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    100冊ビブリオバトル@オンライン第16ゲームで紹介された本です。オンライン開催。 2020.08.22〜23

    0
    投稿日: 2023.05.04
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    ストーリーやキャラの感情表現は間違いなく面白い。人によると思うが、おしっこやロリ推しが少しきつかった。

    0
    投稿日: 2022.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    りゅうおうのおしごと!(GA文庫) 著作者:白鳥士郎 発行者:SBクリエイティブ タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 プロ棋士も絶賛中「竜王」と小学生のドタバタ・コメデイ

    0
    投稿日: 2022.03.05
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    ロリとのいちゃらぶモノと思っていたらいい意味で裏切られた。どちらかというとスポ根より。将棋へ打ち込む強い思い、勝負の熱さ、負けたときの苦しみなどなど最初から最後までずっと面白い。序盤に出てきたセリフで「約束通り弟子に~」がラストでも登場してきれいにまとまってる。こういう伏線回収みたいなの好き。

    0
    投稿日: 2021.11.28
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    将棋は全く分からない。ルールも分からない。 だけど、面白い。キャラクターの心情の書き方が上手い。題材の知識が無くてもここまでハマれる作品は初めてかもしれない。登場人物1人1人に上手くスポットが当たっていて、凄い作りこんであるのが伝わってくる なんと言っても銀子ちゃん可愛い。

    0
    投稿日: 2021.04.05
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    藤井聡太棋聖でも話題になり、前から気になっていた本なので読んでみました。なんというか、軽い。3月のライオンを読んでからこれを読むとライトノベルっていう表現がたいそうしっくりときます。話の筋は面白かったので、登場人物達の今後は気になりました。会話で普通の話してるのにエッチな内容みたいに展開する(ライトノベル得意の)とことかあったので、小学校図書館にはダメですね。

    0
    投稿日: 2020.12.20
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    大体はラノベらしい軽いテンションでいき、勝負のときには真面目な雰囲気に書かれているのでメリハリがしっかりとついていてわかりやすく楽しく読めました。

    0
    投稿日: 2020.12.12
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    「りゅうおう」は将棋の竜王のことで、16歳で竜王になった九頭竜八一が9歳のJS雛鶴あいを弟子にし、弟子とともに成長していく物語。監修は関西若手棋士ユニット西遊棋。 主人公はいろんなモデル棋士がいるらしいですが、読んでいるとイメージするのが豊島竜王(現竜王だから、というわけではなく、印象)。ロウきゅーぶの将棋バージョン的な感じではありますが、将棋のシーンが非常に盛り上がって面白い。玉の殺りあい、、いいですねぇ。なんといっても、弟子あいちゃんが盤面で深読みしていくシーン「こうこうこうこうこうこうこうこう」これが萌えます。石川弁でぶつぶつ言うところもとてもいい。金沢カレー食べたい。 姉弟子の空銀子が棋士になれるかも非常に気になる。せっかくのラノベファンタジーなので、強い棋士にしてもらいたい。

    9
    投稿日: 2020.10.10
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    気になっていた将棋ラノベ!ラノベってこうだった〜〜という読み味。小説で棋譜考えるの大変そうだな……でも分かると楽しいんだろうなあ〜。藤井聡太さんがどんどん『りゅうおうのおしごと!』超えをしていくということで、気になっていた作品でした。

    0
    投稿日: 2020.08.12
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    人気作は読まねばと手に取りましたが、こりゃ面白い。将棋のことがわからなくても、好きなものに熱中し全てを賭ける熱い展開が胸を打ちます。 また所謂ラノベ的な展開や文体の巧妙さで、実に読みやすいのですね。それも人気の理由でしょう。

    0
    投稿日: 2020.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    暫く、多分3年ぐらい、ぶりぐらいのライトノベル。本シリーズの名前は勿論聞いた事がありずっと気になってはいて、今回市民図書館で見かけたので手に取る。 曰く、「ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始(スタート)」だそうだ。16歳の若さながら、所謂竜王ドリームを実現しタイトルを手にした九頭竜八一だったが、タイトルの重圧から自分の指したいように指せなくなり黒星が続いていた。そんな彼の元に小学3年生の雛鶴あいがやって来る。「約束どおり、弟子にしてもらいにきました!!」… 最初は戸惑う八一だったが、彼女の将棋に対する直向きな情熱、そして劣勢でも決して諦めない心に、失っていた自信を取り戻していく、みたいな話。1巻は、あいが研修会への入会試験に合格し、正式に八一の内弟子になるところまで。 期待以上の良作。ラノベだから、とか勝手に思ってたが、対局中の、手に汗握る感じ、熱さの描写が秀逸。リアル対局はやっぱりいいねぇ。部分部分で挟まれる将棋界のエピソードも将棋ファンにとっては嬉しい。それからキャラクターもいい感じ。16歳で竜王(八一)も大概だが、3週間で『図巧』を全題解き終える(あい)とかどんな化け物だよ、とは思うが。2歳で将棋覚えちゃうのも(銀子)。あと、全体に占める女性の比率はおかしい。将棋を指す女子、こんなにはいない(はず)。主人公が鈍いのはお決まりのパターン。 欲を言えば、どういう将棋を指しているかの描写が少なく、そこだけはちょっと不満、というかどうしても気になって仕方がない。図面を載せて欲しい…。もう一つ言えば、ちょこちょこ入る顔文字と語尾の(笑)がうざい。 冒頭いきなりの下ネタには笑ってしまった。「まだ幼女といっていいほど幼い女の子相手にこんなにも固くしている自分に罪悪感を覚えながら、けれど俺は固くすることをやめられなかった。」クズですね。

    1
    投稿日: 2020.03.02
  • 高校生棋士と女子小学生弟子のお話

    タイトルからてっきりよくあるファンタジーのライトノベルだと思っていたので、ずっと手を出さなかったんですが、全く違っていました。 才能あふれる高校生棋士と女子小学生弟子のライトノベルでした。 将棋なんて子どもの頃にやっただけでほとんどルールも覚えていませんでしたが、どんどん話に引きこまれる。 気がついたら一気に最後まで読み切りました。 おすすめの一冊です。

    0
    投稿日: 2019.05.17
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    題名だけは知ってたのでなんとな~く図書館で予約して・・・来たのがこれでびびった。勝手にファンタジーもの(なんなら女子向け)と思ってたのよね。 最初の3分の1ぐらいまでは、設定と展開が「あ・・・これは無理かも・・・」って思いながら読んでたけど、以降は、あら~?おもしろい?! 2巻も予約済。

    0
    投稿日: 2018.11.26
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    『王手桂香取り』に続く将棋を題材にしたライトノベル 将棋の内容よりキャラクタの魅力を派手に打ち上げていて娯楽作品らしい出来ばえ あざとさというべき上手さは比較にならないし 多くの読者がどちらのキャタクタたちを見ていたいかの結果は見えているが 将棋ものとしては『桂香取り』の方が好きだったので過去形になるのが残念なところ

    0
    投稿日: 2018.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ◆ファンタジーの「りゅうおう」ではなく、将棋の「竜王」位にある少年を軸にした(盤上での)バトル物語。「教えることは教えられること」も伏流させている点で家族物語とも、青春ラブコメディの趣きも。多彩な要素は本作の第1の魅力◆  中学生の時点でプロ棋士、16歳で史上最年少の竜王位を奪取した主人公九頭竜八一。そんな天才棋士である少年に弟子入りする、これまた才気煥発な棋士志望の女子小学生雛鶴あい。彼らとその周囲の人々が織りなす、熱い戦い(盤上で)と成長のドラマである。  年下の姉弟子、八一の師匠の娘は妙齢の年上女性と、数多の女性陣に囲まれるものの、天才八一は将棋以外に関心なき鈍感野郎とは、こういう作品におけるお約束とも言える。  しかしながら、天才の集う将棋界というドラマ設定が、先の不自然さを左程露わにせず、また女子小学生の弟子入りが、棋界における成長曲線という意味での年齢制限にフィットしていて絶妙である。  小ネタの部分は兎も角、メンバーの繰り広げる熱いバトルは、真っ当な青春・成長小説の趣きがある。少年マンガにおける成長物語の傑作「ヒカルの碁」に匹敵する物語になればいいなぁ、と期待させる出だしである。

    2
    投稿日: 2018.05.05
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    今アニメが話題なので。『のうりん』の作者が書いている、ロリ将棋コメディ。 アニメとは少し展開が違って、こっちの方がコメディ色が強いかも。文字でおこす面白さってあるし。もちろん将棋シーンばかりで、非常に熱い。

    0
    投稿日: 2018.01.22
  • 将棋は素人ですが…

    素人の私にも大変面白い本でした。随所にちりばめられた将棋の知識も興味深いし、何よりストーリーと登場人物の魅力が素晴らしいですね。ラノベらしいコミカルさと熱さが爽快で一息で読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2017.12.19
  • ロリコン疑惑のかかるドラゴンキングの話w

    若干16歳でありながら将棋の最上位タイトルである竜王を獲得した八一でしたがその後は鳴かず飛ばずで途方にくれていたところに押しかけ弟子が現れましたw それは9歳の女の子(JS)で最初は追い出そうとしていたところ尋常ではない才気を見せつけられて弟子にすることに。 ただの弟子ではなく内弟子と言うことで一緒に暮らすことになるのですが、同門の姉弟子やライバルなんかにロリコン疑惑をかけられますw さらに女子小学生が弟子と言うことでつるむのが女子小学生の棋士の卵達w 自宅で研究会なるものを開くと自然集まってくるのは女子小学生ばかりでみんな竜王尊敬&大好きな面々でさらにロリコン疑惑が深まる竜王w かわいらしく才能豊かで強かな弟子のあいちゃんをひたすら愛でる物語かと思っていたらそれ以外のところは本格的に将棋について書かれています。 プロとは女流棋士とはそこに至るにはどうするのか、その門の広さなど読んでいくうちにわかってきて面白いですねw また、勝負の世界で大切なことやこれを職業にすることの大変さなんかにも触れられていてかなり深い将棋ラノベになっているのではないでしょうか。 のうりんの作者さんが書いていて農業の時もかなり考察されているようでしたが今回もすごくよく練られているように見えます。 のうりんの時はギャグパートでオマージュを含めたぶっとんだギャグが多かったですが堅くなりすぎない程度に真面目なパートとギャグのパートの配合が素晴らしいですねw 将棋を知らない自分も読んで雰囲気だけでも熱い熱戦を楽しめたので将棋をかじったことがある方でもない方でも楽しめる作品になっていますw

    0
    投稿日: 2017.08.22
  • 将棋のプロとはなんなのかが上手く表現されている

    あらすじ 中学生で最年少でタイトルホルダーになり、そこから負けまくっている主人公、九頭竜。彼の下に女子小学生のあいがいきなり弟子になりたいとやってきて・・・ 評判がよかったので、とりあえず2巻まで読んでみました。 個人的にいいなと感じたのは将棋のプロであり、将棋にすべてを賭けている感じの表現の仕方です。時に物語的に大げさに表現していたりして面白く読め、時にその世界について厳しく書いていくことで真剣勝負の世界であることをひしひし感じさせられ、それが使い分けられていることで物語の緩急のようなものがあり、よかったです。 また、将棋について知らなくても読みやすいのもよかったかなと思います。ただ、キャラの与えたい印象みたいなのがあるためか、いまいち強さと印象が一致しないなという印象も受けました。そこらへんは将棋に詳しくないと、どうしても途中で違和感を感じてしまうのではないかなと思いました。 あとキャラクターも魅力的なキャラクターが多く、主人公の姉弟子の不器用な感じなどは多くのラノベのツンデレな感じなどよりもうまく表現されている感じでよかったと思いました。 しかし、個人的にメインヒロインの女の子が、全体的に少しテンプレ的すぎる印象でした。先ほど書いた姉弟子などもいいキャラクターしてると思いますし、2巻などからでてくるヒロインなども好感がわくような感じだったので、メインヒロインが個人的にいまいちな感じなのは残念でした。 ふつうに面白い作品だとは思うのですが、ネットなどで多くの人がベタ褒めしてる程の面白さは正直感じませんでした。 将棋などに興味がある人やファンタジーなどよりこういう実際の世界での物語が好きな人にはオススメかなと思います。

    0
    投稿日: 2017.07.21
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    連敗続きの最年少竜王・八一のところにやってきた弟子志望のJSあい。下ネタを乗り越えた先のアツさにやられた。狙いなんだろうけど、本当に冒頭の下ネタは勿体無い気がする。対局に手に汗にぎるもよし。これは誰々だなーとか元になった棋士のエピソードに想いを馳せるもよし。ラブコメ展開ににやにやするもよし。姉弟子がんばれ、八一は鈍いぞ。ゴッドコルドレンとのやり取り好きだわ。

    0
    投稿日: 2017.06.13
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    このラノで話題になっていたので購入。すごく真面目に将棋を指していてビックリしました(褒め言葉)。将棋界のあれこれにへぇとなって、私としては一度で二度おいしい本でした。

    0
    投稿日: 2017.02.16
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    文句なく面白い。このラノで1位になったというような噂を見て購入したので完全に後追い組だけれども。 作中に登場する将棋の熱い展開や、ライトノベルに欠かせないキャラクターの魅力や掛け合いの面白さなど、読者の期待するものを見事にとらえている印象。 ただ、こういう題材にありがちな業界に配慮して、みたいな理由で失速しないか心配。このテンションのまま突っ走ってほしい。

    0
    投稿日: 2016.12.22
  • JSでも遅い

    最年少でタイトルホルダーを手に入れたが、そこから勝てなくなった主人公のもとに才能あふれる小学生が弟子入りするために押し掛けてきたところから始まる。 将棋の駒の動かし方ぐらいからしらない自分にはラノベの「王手桂香」は難しかった。 棋譜より勝負を重んじ将棋のちょっとした世界や、ルールがぐらいで文章としてはおもしろくよめた。 最近将棋を題材にした小説漫画も色々あるけど、タイトル持ってたり、弟子を取ってるというのは珍しい 特にあとがきを読んでなぜ竜王なのか?それはちょっといい話

    8
    投稿日: 2016.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★×5は驚きから付けました。少なからず自分も将棋を指すので、読む前はライトノベルだからとういう偏見の気持ちではないのですが扱われ方に期待はなかったです。 しかし、読後は「ごめんなさい」という気持ちと将棋を知っている人達こそ楽しめる小説ではないかと素直に思いました。古くからある将棋の興味深いトリビアや、対局に苦しむ弟子の姿を直でみる師匠の悔恨の想いなどの描写はアツく感動的でした。 1つ悩ましいのは、この物語が面白い=自分にもロリコンの気があるのではと不安になってしまうところです(笑)。言い訳ではないですが、そのくらい描写がかわいいのです。

    0
    投稿日: 2016.05.11
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     のうりんで人気を博している白鳥さんの新たなシリーズで、将棋をテーマに採ったライトノベル作品である。  本作では本格的に将棋を描いており、その熱い勝負の世界を描くことが主題になっている。そのため、のうりんで見られるようなエロパロの類は描かれず、その意味でライトノベルとしてもかなりバランスの取れた作品として仕上がっているのが特徴だろう。  白鳥さんが手掛けるシリーズとしては四作目であり、その意味でライトノベルというジャンルの中での塩梅を上手く捉え始めている印象だ。のうりんはかなり突っ切った作品なので、それに引いた方も多いことだろう。  のうりんファンである私も正直、あちらはところどころでドン引きしながら読んでいるが、今作はそうした引きがちな要素がない、シンプルに楽しめる正統派な物語だ。のうりんが無理だった方にも自信を持ってお勧めできる。  ネットネタや、ヒロイン的なキャラが小学生という点などを差し引けば、近年出ているライトノベルの中でも指折りの作品と言っていいだろう。文句なしの星五つで評価している。

    0
    投稿日: 2016.04.15
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    小学生女子が表紙の将棋ラノベということで、どれだけぶっ飛んだ内容なのかな、とワクワクしながら読んでみましたが、意外や意外、わりと地に足ついてた。もっとファンタジックかと思ってた。いやまあ16歳の史上最年少『竜王』タイトル保持者と女子小学生の押しかけ弟子、ってのが現実的かどうかはさておいて。vs歩夢きゅん戦とかおもしろかったです。まあ美少女ばっかり増えていくのはちょっと食傷気味になりましたがうん。もっとオッサンとかおじさんとかおじいさんとか出してもいいんですよ?

    0
    投稿日: 2016.03.15
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    漫画版が面白かったので読んでみた。 実力派作家が満を持して上梓する難波熱血将棋物語。16才の史上最年少の竜王タイトル保持者が、10才のJSを弟子にとる……といういろんな意味で夢に溢れた物語。 この物語を指す形容詞を一つ選ぶならば「熱い」。 JSあいちゃんの「しょうぎがすきっ!」という気持ちが、九頭竜八一の我が身が将棋とでも言うようなのめり込み具合が、弟子に負け涙ぐむ師匠の姿が、子供の頃から朝から晩までただひたすら将棋漬けの姉弟子の姿が、上を目指し心身ともに没頭しひたすら将棋、ただただ将棋、将棋こそ我が人生という熱く熱くたぎる想いが強く伝わってくる。 登場人物もうまく配置している。明るく粘り強く一本気で太陽のようなあいちゃんに、将棋だけを求めて進む人見知りの月のような銀子、ほんわか巨乳に見えて上昇志向もある桂香と、対照的なキャラが揃っている。 主人公の八一もいい。竜王になったはいいもののタイトル保持に気を取られみっともなく連敗、あいに出会って将棋に挑む心を取り戻す。 将棋は将棋崩しくらいしかやったことないし、作中の八一とあい達の語る将棋研究もよく分かっていないけど、でもでも面白かった! 女子小学生棋士あいちゃんというキャラクターも勿論だが、プロ棋士を目指す子やプロ棋士の人の日常生活が垣間見れたのも面白かった。プロ棋士の人は、普段は研究会なんてのをやってるんだね。興味深い。将棋が分かるようになると、新聞に載っている棋譜を見てドキドキわくわくできるのかな。 シナリオよしキャラクターよしテキストよし、小説本文を生かすような挿し絵の使い方もよし。前作「のうりん」で力を認められた作家だけあってライトノベルとしての文章はうまいし、メディアミックス展開にも恵まれている。テンポのよい、嫌みにならない適度なボケとツッコミも良い。これは次巻も期待。

    0
    投稿日: 2016.01.31
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    ろりキューブの将棋バージョン。16才の竜王、九頭竜八一に弟子入りした9才女児、雛鶴あいは、将棋歴3か月にして天才的な才能の持ち主だった。。

    0
    投稿日: 2015.11.26
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    意外にちゃんと将棋のことが書かれているのに驚いた。知らない人だと「そんなわけねーだろw」と思われることも、意外に史実だったりするから困る。

    0
    投稿日: 2015.11.06