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キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇
キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇
石田衣良/文藝春秋
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総合評価

137件)
4.0
38
51
26
4
2
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    タカシがキングになるまでの物語。 マコトは本当に優しい。美しい。中途半端な不良をタカシと一緒にやってたけど、決めなきゃならいときが来た。 タカシはマコトが大好き。マコトはタカシを死ぬまでマトモでいさせないといけない。 マコトのおふくろが本当にいい。 タカシがシリーズで頭が上がらない理由が分かる。 タケルが簡単に死んでしまったのはシリーズに有用だったのだろうが悲しかったな。 タカシにはマコトがいるけれど、タケルも必要だよ。 このシリーズは一生読み続けます。

    1
    投稿日: 2024.12.21
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    タカシの過去を掘り下げた内容。 彼が池袋の王となった経緯やバックボーンが明らかとなる。また、学生時代の青っぽい姿も描かれており新鮮。とりあえず、キングファン必読。

    17
    投稿日: 2024.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【2024年81冊目】 池袋のガキの王様、安藤崇はいかにして氷のキングになったのか。東京と埼玉のギャングボーイたちの抗争に、おれおれ詐欺に、たった一人の兄の死。忘れられないひと夏が、タカシを孤高のキングに仕立てあげた。池袋ウエストゲートパークシリーズ青春編であり、番外編。 タカシって4代目くらいのキングじゃなかったっけ、あれ…?歴代キングの一人が過去作に出てなかったっけ…?と思いつつ、キング誕生の物語を読みました。どうだったっけ…また読み返さなきゃ。 さて、本編ですが、まずびっくりしたのがタカシの口調が違うこと。気弱!ボクシングなんかやらないみたいなことを言ってる上に死にたいみたいなことまで発言してる〜!誰?って思うほどのキャラの違い。なので、こんなに急にがらっと性格変わる?!って思いましたけど、母親と兄貴の死が立て続けば、いろいろと抜け落ちるのもそうかもしれないな…と。 あと、誠にはGボーイズに入らないで欲しいって言ってたけど本編では何回か勧誘してなかった?冗談?気が変わった?設定の細かなブレが気になってしまう。 2人の友情物語としては良いけど細かなところが腑に落ちなかったなぁ、私の記憶力がゴミなので、記憶違いなこともいろいろあるかもだけど。 Gボーイズの資金(いわゆる資本金)がそこから来たんか〜みたいなのはちょっと納得。そこから増やしてはいるのかな。 タカシがとても好きなのでちょっと期待しすぎてしまった部分もありますが、過去の話が知れたのは良かったです。

    0
    投稿日: 2024.04.09
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    IWGP好きは読むべし。 本編の最後に辻村深月さんの解説がのっているのだか、言いたいことをすべて言ってくれている。

    1
    投稿日: 2022.10.08
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    池袋ウエストゲートパーク外伝 タカシが氷のキングになった理由、タカシの生い立ちや取り巻く沢山の人とのこと・家族のこと、マコトとの関係性など、いつものマコトの語り口調で進められるストーリーがとても良かった。

    1
    投稿日: 2022.08.17
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    タケルのスゴさがあまり伝わらないなあ。 兄弟の人柄の違いはわかるけど。 仇討ちとキングになることの繋がりもいまいち。 タカシとマコトのキズナとそれぞれへの思いは感じた。

    2
    投稿日: 2022.05.12
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    辻村深月の解説にとても共感する。 もっと若いころに出会っていたら、絶対に「これは自分のための物語!」と感じたに違いない。

    1
    投稿日: 2022.05.05
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    タカシの兄・タケルと母のはなし。 そして、Gボーイズのキングが誕生するまでのストーリー。 本編とは切り離した、Gボーイズ結成までの組み立てが素晴らしい。マコトがGボーイズに入らない理由もわかり、スピンオフオブスピンオフ

    1
    投稿日: 2022.02.19
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    託児所の話(先代キングの依頼)と矛盾しているのはよくなかった。 タカシの性格やマコトとの関係性の原点を描きたかったのかもしれないが、タカシについては生い立ちを明かさないほうが魅力が増したと思う。

    1
    投稿日: 2022.01.31
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    IWGPキングタカシの誕生物語。いつものマコトのあの口調でいつものあの世界に引き込まれて行く。面白かった。

    1
    投稿日: 2021.12.24
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    IWGPシリーズが好きならぜひ。 Gボーイズとキングタカシの誕生までのストーリー。 個人的にはマコトとタカシの掛け合いがしっかり高校生版になってるのが良い。 シリーズ読んだことなければつまらないと思うけど。

    1
    投稿日: 2021.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろいろと初期設定との矛盾などもあるようですが、とりあえず僕は面白かったです♪ただし、内容的には特に大した話では無かったので、あくまでこのシリーズが大好きだった人限定での星4つ。このシリーズを読んだ事が無い人はやっぱり初期の作品がオススメです☆ ちなみに、話の舞台はクラスの人気者・真島誠と「安藤の弟のほう」こと安藤崇が高校生だった頃の話。「おまえとは、その、なんていうか、ずっと友達でいたい。そのほうがいいんだ。うちにはきてくれるな」とか言ったりするタカシくんが居たりしてとっても楽しく読む事が出来ました♪

    1
    投稿日: 2021.03.22
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    IWGPシリーズ青春編。 タカシがどうやってGボーイズのキングになったのか!兄貴がいたなんて知らなかった。そしてマコトがGボーイズに入ってない理由がわかった。 母と兄を一度に亡くしたタカシは凄いショックであっただろう。今後もキングであり続けるタカシとマコトの活躍が楽しみです。

    1
    投稿日: 2020.11.28
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    タカシが何故絶対王者になったのか、マコトが何故友達なのか、すごく良い作品。 個人的には巻末の辻村深月さんの解説も良かった。確かにこのシリーズはマコト目線で、軽やかで、痛快に描かれることが多い。シリアスで、怖くて、重い表現は極力減らされて(今回で言うと「おれは震えながら言った」とか。状況的に思うこと多そうだけど、それを1行で済ませてる。こういうの本当多い)、明るくて、くだらなくて、フワフワしてる部分に焦点を多く当ててる。マコトのキャラ設定のせいだと思ってたけど、やっぱり作者さんが描きたいことがあって、このキャラ設定にしたんだなぁと改めて納得しました。 物語+解説含めて満点です。

    1
    投稿日: 2020.11.26
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    池袋ウエストゲートパークシリーズの主人公マコトと双璧をなすもう一人の圧倒的なキャラクター、タカシ。 彼が氷のキングになるまでの経緯が、マコトの一人称によってスリリングに、生き生きと語られる。 ただ、欲を言えば、そこへ至るまでの感情の変遷をもう少し深くリリカルに描いてほしかった。

    1
    投稿日: 2020.11.17
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    池袋ウエストゲートパークの スピンオフ作品。 タカシがなぜキングになったのか? マコトとタカシの昔の話。 IWGPファン必見ですね!

    9
    投稿日: 2020.08.06
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    キングがキングになる前、なる覚悟を決めた日、なった日の物語。 キングの母親、兄に対する愛情が溢れる言葉に思わず、涙。そして大事な友としてのマコトの存在。マコトに寄せる信頼の厚さ。 これらがない混ぜになった物語。 面白かった。 ストーリーとしては少し物足りないので、星4つ。

    1
    投稿日: 2020.05.16
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    池袋ウエストゲートパーク外伝。キングとなる前、高校時代の誠とタカシの冒険の話。 IWGPの読者にはクールでなにがあっても動じないキングの印象が強いが、まだ可愛い頃のタカシのギャップにびっくり。誠とじゃれあって冗談を言うところなんて普通のバカっぽい(失礼)高校生で微笑ましい。 高校時代の誠は現在とほぼギャップがないが、この頃から国語の成績はよくコラムニストの片鱗を覗かせている。懐かしのドーベルマン山井もちょこっと友情出演していて嬉しい。 しかし矛盾点もある。タカシには伝説的な兄がいたという設定だが、Gボーイズの先代って無認可ガーデンをやってるシンジさんじゃなかったの?とか、そんな凄い兄がいたのにシリーズ中一回も名前がでないどころか存在を匂わされてもないのはいくらなんでも不自然じゃ……とか、あれタカシおじさんの所に身を寄せたって言ってたよね、連絡する親戚がいないってどういうこと?とか、突っ込みどころは多い。 けれどタカシの貴重な高校時代や人間臭い側面、誠とタカシの青臭い友情など見所も多く、アンダーグラウンドのジュブナイルな青春要素で中和されてる。オレオレ詐欺やチーム同士の抗争など、犯罪や暴力描写も多いが、不思議と読後感が爽やか。 人の死や肉親との生き別れなど重いエピソードを扱いながら、湿っぽくなりすぎないバランス感覚は絶妙。 スピンオフと割り切り、本編との細かな矛盾点に目を瞑って流せばタカシの成長や誠(及びその母親)との絆により説得力がでる佳作なので読んでおいて損はない。

    2
    投稿日: 2019.09.21
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    タカシがキングになるまでの物語 タケルがいかに池袋をまとめて、Gボーイズをつくる タケシの人間味あふれるところが描かれている。 文庫版の解説は辻村深月でいかに安藤崇が好きかというのが書かれていて面白い

    1
    投稿日: 2019.03.05
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    池袋ウエストゲートパークシリーズの番外編。マコトが高校2年生の夏,タカシの兄タケルは池袋のギャングを束ねGボーイズを組織するが,他地域のチームとの戦いで命を失う。器用でクレバーだが兄の影に隠れていたタカシがその仇を討ち,Gボーイズの冷徹な「キング」になるまでの物語。この疾走感,一気読み。できれば若いうちに読んでおきたかった。

    0
    投稿日: 2019.02.23
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     タカシがいかにしてキングになったのか。その全てが語られる。  タカシは、昔から天才だったようで、ボクシングの難しいコンボも見たら覚えるし、頭の回転も早い。だけど普段は、人望も厚く、ボクシングも強い兄のタケルの陰に隠れてしまい地味だ。最初のマコトとの会話は、成長した後のタカシを知っている身としては随分と可愛いもので、アルバムを覗いているようだった。  池袋のギャングはタケルがまとめたが、周りの街との戦いが激しい時期で、板倉兄弟というヤバい奴らも出てきている。マコトとタカシが何となく入ったオレオレ詐欺グループの揉め事を、タケルが殴られることでケジメをつけて足首を怪我する。この怪我がなければ板倉兄弟にやられることもなかった。この揉め事を、タケルみたいに沢山の人から慕われる者が体で受けてはダメだろう。ここが冷徹になれない、一杯一杯でボスをやっているタケルの弱みだった。  母が死に、タケルが死んだ後のタカシのセリフは、最初にマコトと話していた少年から読者が知るキングになったのを感じた。鮮やかにタケルの仇を討ち、タカシは池袋のキングになった。  マコトは国語が得意だったり、街での話を学校で面白く話すなど、将来性が見える。吉岡がマコト母に恋心があるのは、ドラマからの逆輸入かな。  この調子で過去編も書いて欲しい。

    0
    投稿日: 2018.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつもながらに最後まで一気に読ませる展開が見事。若くて幼さまで感じさせる誕生当時のキングのキャラ立てもうまい。終わり方がちょっとあっさり過ぎの感があったので、星四つはちょっと甘いか。

    1
    投稿日: 2018.10.27
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    たまに読みたくなるIWGPの主人公マコトと主要キャラタカシの過去のお話。 いろいろと突っ込みどころはあるものの、いつもながらの読みやすい文体と安定のわかりやすい冒険譚で楽しく読めました。

    2
    投稿日: 2018.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「池袋ウエストゲートパーク」のマコトとタカシ(キング)の高校生時代。マコトの語りで描かれる最高傑作。 タカシの生い立ちが、衝撃的。タカシを思う兄・タケルの存在は大きく、兄弟、親子の絆に涙。 高校生のマコトとタカシの制服姿を想像するだけでも、かなり楽しめる。なんか、いいな。 悲しい物語だけど、それだけじゃない。男の友情をいちいちデコレーションして語らない。かっこつけないで語るマコトはかっこいい。

    1
    投稿日: 2018.06.20
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    タカシがキングになるまでのストーリー。高校生のマコトとタカシが新鮮で面白かった。何も考えずに読める。 2018.3.26

    0
    投稿日: 2018.03.26
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    まさにタイトル通り、Gボーイズとキング・タカシの誕生ストーリー。 マコトとタカシが単なるイチ高校生だった頃の関係性が微笑ましく、後のシリーズ本編での不思議な連帯感の謎が解けた。 すっかりひと昔以上前の若者文化ななった感のあるカラーギャングだけど、この作品には今読んでも色褪せない魅力があります。

    0
    投稿日: 2018.03.18
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    もう一つの外伝の方を先に読もうと思っていたのですが、やっぱり語りがマコトじゃないとしっくりこない。 のでこちらはスイスイ読めました。 絶対零度の王様よりかは、まだ少し温かみがある感じのタカシと、良い意味で変わらないマコト。 最近では二人ともアラサーなんで、高校生とかすごく若く見えました。 今だとすっかり王様とフレンドリーな臣下って感じだけど、こっちの何者でも無く対等な友達っていう関係も良い。

    1
    投稿日: 2017.11.28
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    タイトル通り、タカシが池袋のキングになった物語。 タカシとマコトがまだ高校生のころから始まりますが、その頃には病弱ながらも母がいて、皆に慕われる最強の兄・タケルがいて、タカシはまだひっそりとタケルの陰にいるのが普通の高校生でした。今まで読んできて、当たり前だけどタカシにも家族がいたんだなと思いました。 東京では各地でチーム同士の派閥争いが頻発していて、池袋をまとめようとしているタケルのもとにGボーイズが結成されます。 オレオレ詐欺を企てている輩がいたり、まだ混沌とした池袋。 オレオレ詐欺って、いつから騒ぎになったっけ?と疑問に思うこともあるけれど、キングがキングになるためにそんなエピソードがあったとは、という感じです。 マコトがいて良かったとは決して言わないけれど、読者には感じさせる池袋の王様。

    0
    投稿日: 2017.11.07
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    IWGPシリーズ!しかもタカシとマコトが高校生!青春編!?うわ、久しぶり!と手に取った。 ふーむ、タカシくんは、こんな高校生だったのか… 美形に抜群の身体能力を持ち、池袋のストリートギャングたちのキングとして君臨する、氷のキング・タカシ。 兄の仇を取ったのは必然として、彼は、何を求めてGボーイズを続けてるのだろう? いつものシリーズで、マコトに持ち込まれるトラブルの数々への対処は、クールだけど、汚さはない。なのに、な〜んでそんなにリッチなのか、どうもわからないんだけど….⁇ 隙を見せられない立場になったタカシが、マコトをどれだけ別格の存在として認めているのか、伝わってくる。 高校時代は、中学生ほど子供ではなく、かなり人格が出来上がってきて、けれど心のガードの中にはまだ十分に柔らかいものがあって、特別な時期だと思う。 だから、青春時代…とまとめてしまうと小綺麗すぎて胡散臭く、こっぱずかしいけれど、そこにしかない魅力的な物語があるんだね。

    0
    投稿日: 2017.08.21
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    キングの少年の頃なんて! 可愛い! 少年のキング可愛い! IWGPファンにはたまらないキングの一面が存分に描かれていて良かった キングのお兄さんやお母さんはキングになったタカシをどう思うんだろうな お母さんは不安だろうに マコトに頑張ってもらわないとなぁ キングのお洒落理由もわかって良かった また機会があればIWGPシリーズを最初から読みたいな

    0
    投稿日: 2017.05.22
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    タカシがGボーイズのキングになるまでの話。マコトとタカシの高校時代。二人の友情が今も変わらず続いているのが嬉しい。

    0
    投稿日: 2017.02.27
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    マコトとキングであるタカシのつながりを知ることができてとっても嬉しい。これから新章にはいったIWGPがどうなっていくのかも楽しみ。

    0
    投稿日: 2017.02.03
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    あー。えらいもん借りてしまった。このシリーズは全部読まないと。。だめ。。 高校生の時に読みたかったかなー。そのあたりが一番楽しめたかも。今でもじゅうぶん楽しかったけど。

    1
    投稿日: 2017.01.11
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    スピンオフってなんかこうズルいよね。 「ふっふっふっ、お前の好物はわかってるぜ」といわれてるみたいでムカツクんだけど まんまと読んでしまった。 おもしろかったです。チクショウ。

    1
    投稿日: 2016.12.19
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    IWGPシリーズ番外編。いきなり引き込まれる書き出し、心地よい疾走感は、ここでも健在。石田衣良は、やはりこのシリーズが一番いい。

    0
    投稿日: 2016.12.03
  • やつが少年の心を捨て、非情のキングになるまでの物語だ。

    IWGPの番外編。高校時代のタカシとマコトたちの物語。 マコトが最初に言っていることが、この物語のすべて。 「これから、おれがする話は、どんなふうにタケルが戦国状態だった池袋を制覇したか、どんなふうによその地域のチームと闘ったか。みんなのボスがなぜ死んでいったかという話。 そして、ボスの弟・タカシがどう兄貴のタケルの仇を討ち。決して笑わない池袋の絶対君主となったのか。やつが少年の心を捨て、非情のキングになるまでの物語だ。」 タカシとマコトのコンビ、好きすぎます。 もう1度、本編・・・というか、二人の会話を読んでみたくなります。 それぞれの母親との絡みも、たまらない。面白いです!

    2
    投稿日: 2016.11.22
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    あのタカシがいかに氷のキングになったか? 誰にだって忘れられない夏の一日があるよな--。 高校時代のタカシにはたったひとりの兄タケルがいた。 スナイパーのような鋭く正確な拳をもつタケルは、みなからボスと慕われ、戦国状態の池袋をまとめていく。 だが、そんな兄を悲劇が襲う。 タカシが兄の仇を討ち、氷のキングになるまでの特別長編。 IWGPシリーズ初の、文庫書き下ろし作品!

    0
    投稿日: 2016.10.05
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    やっとここまできた。青春篇、再読。 マコトとタカシの高校生時代。タカシの兄タケル。Gボーイズをつくりあげた池袋のボス。母の死。タケルの死。タカシが少年の心を捨て、氷のキングとなったお話。 とにかく序盤はマコトとタカシの青春時代にきゅんきゅんする。かわいい。とにかくふたりともかわいい。タカシもごくごく普通の男の子だったんだなあとしみじみ感じる。マコトはこのときから国語や作文が得意だったんだね。そしてタカシの母・華英さんの目からみるマコトの人物像が素敵。誰よりも先に心を動かし、人の痛みに寄りそえる。あなたとタカシは、一生とてもいいコンビになる。もうなんかマコトの人の好さがここにぎゅっと詰まってる。マコトにつられて華英さんの病院のシーンは泣けてくる。そして危篤になったと連絡をしてきたタカシとの電話の会話がもう…いろいろ想像して泣ける。そしてタケルの死。もう後半が疾走感あふれる感じでドキドキしながら読んでしまう。再読なのに。タカシがだんだんキレッキレになっていく感じ、たまんないね。ほんとマコトと同じく最初の方でメダルゲームしてた少年が懐かしいよ…。 素朴な疑問として、この時代にオレオレ詐欺とかもうあったんだっけ?っていう時系列が分からないこと。高校時代って何年くらいを想定?とか。あとは、IWGPシリーズの中で過去に無認可保育園の園長やってた元Gボーイズの王様シンジっていたよね?てことはタカシはこのあと、きっといろいろあって一旦キングを退いたのかな?そしてまたなんかいろいろあってキングになったとか?…というあたりが気になってしまう、IWGPファンとしては。まあそのへんの細かいところは気にせず、きっとマコトが語っていない日々のいろんな日常があって、物事はそんな綺麗に単純じゃないってことなんだ、と思うことにする。 とにかく青春篇、とてもキラキラしてて、でもすごく悲しくて切なくて、タカシがかっこよすぎる、そんな忘れられない夏のお話。

    1
    投稿日: 2016.09.04
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    タカシがキングになるまでの話。 「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ10冊読了後に読んだ。絶対にシリーズを読み終えてから、「キング誕生」を読むことをオススメします!

    1
    投稿日: 2016.08.27
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    池袋ウエストゲートパークの番外編を図書館で偶然発見!もう見つけた瞬間からうれしくて一気に読んでしまう。 氷のキング、アンドウタカシがキングになる前そしてキングになるときの物語。 EWGP好きにとって、面白くないはずがない。 高校時代のマコトとタカシの関係というのも、なかなかいい感じ。 もっとないかな、こういう番外編みたいなの。というか石田氏続編もう書かないのか?

    0
    投稿日: 2016.08.12
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    タカシがキングになる前の話。スリリングな展開は少ないけど、高校生の風景が懐かしい景色を思い起こさせる。 悪くはないけど、盛り上がりがやや少ない。

    0
    投稿日: 2016.07.31
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    そんなにデキのいい作品とは思わないし、ストーリーが回収できてない。 しかしまあ、そんなことどうでもよくなる面白さだね。 タカシとマコトの過去、すべての始まりの物語。 これでいいんだよ。 なんか、涙が出そうになったね。

    0
    投稿日: 2016.06.19
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    暴力あり犯罪ありで、本来だったら苦手系の話。 だけどずっとシリーズを読んできたから、マコトやタカシのことは分かっていたから、楽しんで読めた。 人と争うのが好きではなく、ちょっとクールなタカシは、その頃まだ少年だった。 高校一年生。 普通に親に反抗して、好き勝手なことをしている子も多い年ごろ。 タカシの家には父親はいなくて、だからお兄さんにちょっと反抗して見たり。 病弱で入退院を繰り返すお母さんを、献身的に看病して。 暇つぶしにゲーセンで遊んだりしてマコトとつるんだり。 だけど将来の希望なんてひとつもなくて、漠然と死を考えたり。 そう、タカシが少年だったころの最後の物語。 母と兄を喪ったあの夏。タカシは少年であることをやめた。 キングとして生きる今、マコトの存在は私が思っていた以上に大きなものなのだろう。 タカシが切り捨てた温かなものたちの象徴がマコトなのだから。 時々キングが年少者に見せる優しさの理由がここにある。

    0
    投稿日: 2016.05.19
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    IWGPのシリーズが大好きで、この話もやっぱりおもしろいです。この作品をシリーズのいったん終了を見てから読みましたが、そのほうがよかったと思います。安藤崇びバックグラウンドがわかり、次のシリーズでどのように反映されるか気になります。

    0
    投稿日: 2016.04.11
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    タカシ────!! 読み終わった時、この一言しか出てこなかったよ。 お母さんとお兄さんを亡くして、氷のキングになったタカシのお話。 本編だけだと、クールでかっこいいキングなタカシだけど、この本を読んでしまうと、クールでかっこいいキングが、儚く、愛しい(かなしい)人に見えてしまう。 なんだかんだ、マコトには心を許しているとこも、クールでかっこよくて、儚いとこも、全部全部大好きなタカシです! これからも、池袋ウエストゲートパークのいちファンでいます!! マコトとタカシの活躍楽しみに読みます!(あと、サルも!)

    0
    投稿日: 2016.03.04
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    池袋ウエストゲートパークシリーズ タカシがいかにして氷のキングになったかという過去のお話 高校生のマコトとタカシの友情もいいし キングとなる前の人間くさいタカシもいい。 そしてタカシの背負っているあまりに悲しい事実も。 ボクシングシーンが多いのも、ボクシングファンとしては嬉しい限り

    0
    投稿日: 2016.02.17
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    氷のキング、タカシの過去の話。こんな悲しい過去があったなんて…お兄さんのタケルもかっこいいけど、タカシがやっぱりかっこいい。解説で辻村さんも書いていたけど、やっぱりマコトの語りがいい(^^)でも前までの巻の話覚えてなさすぎて読み返したくなった…

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タカシが【女の視線がうるさいから常にマスクをつけている】というのが最高に興奮した あと【自分で自分の制服にアイロンをかけている】というところ もうおばさんはね、高校生のタカシくんをどうにかして救ってあげたい思いで泣きそうだっだよ

    0
    投稿日: 2016.01.30
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    【生きるべきもの、死するべきもの】 マコトって何者なんだろうか。幼いようで老人のようであり、熱いようで氷よりも冷たい。掴みどころがない。ずっと、一緒に年を重ねてきたつもりでも、マコトはいつだって変らない。マコトは時々もうこの世にいないんじゃないとさえ思える。 あまりにも人らしく、あまりにも人らしくない人がマコト。

    0
    投稿日: 2016.01.30
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    崇が何故キングになるに至ったのか。 生育歴が悲しい。 マコト、タカシ、タケルがメイン。脇役の話も読みたいかも。

    0
    投稿日: 2016.01.11
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    キングは寂しいのかなー・・・。マコトとキングは、昔はもっと仲良しだったのね。つるんで遊んでたなんて、ちょっと意外ー。キング、大好きよ♡

    0
    投稿日: 2015.12.16
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    冷たくて優しい池袋のキング誕生秘話。実は彼には池袋の優しいボスだった兄と、病弱な母がいて、そこからある事件を機にその生まれ持った才能をフルに活用するキングへと成長する。相変わらずの一気読みフルスピード。何よりこのシリーズが完結していなかったことが嬉しい。

    1
    投稿日: 2015.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タカシがなぜ氷のキングになったのか、そのきっかけの事件、彼らの高校時代のお話。 昔からIWGPシリーズが好きで読んだいたけど、どうしても時間軸が引っかかってしまった。 氏は常にその時世の社会問題をこのシリーズに投影してきた。 マコトたちは現実と同じスピードで年はとらないが、常に現実世界と同じ情報レベルの中を生きている。 しかし、過去となるとまた別で、いつの段階から遡ったのか?どうしても気になってしまった。 おれおれ詐欺や満喫なんかも出てくるが、IWGPの初期の頃から数年遡ると錯誤してしまう。かといって、チーマーの抗争はその頃から遡ると起こっていた話。 どうしてもその矛盾が受け入れきれなかったのが残念。 タカシは大好きな人物なので、彼を取り巻く環境や境遇を知れたのは良かったかな。

    0
    投稿日: 2015.08.04
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    IWGPシリーズ初の文庫書き下ろしでは、キングがいかにしてキングになったのかが語られます。初々しいマコトとタカシの描写も新鮮で、シリーズファンは必読の一冊。

    0
    投稿日: 2015.07.01
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    タカシがいかにして池袋の王様になったかというお話。 高校生のマコトとタカシは初々しいですね。特にタカシが。母親の前でよくしゃべったり、はにかんだり、マコトに甘えてみたり。本編ではもう冷たい王様になっていたので、血の通った男の子だったタカシが、ある意味痛々しいです。 最初の語り口でお兄さんが死んじゃうことが明かされているので、このあと起こることを思うと気が滅入って、なかなか読み進められませんでした。 ヤクザでもない不良たちが殺しあうって正直、よくわからない世界ですが、IWGPファンは是非ご一読を。

    0
    投稿日: 2015.06.11
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    よかったぁ。あっという間に読んじゃった。 高校生のタカシとマコトに会えて。 そして、タカシの家族… アイスとメロン。 タケルも、よかったぁ。 辻村深月の解説プラス。

    0
    投稿日: 2015.05.31
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    安藤崇がキングになるまでのあれやこれやのお話し タカシ、兄貴いたのね。そして、お母さんも… マコトは昔から変わらないんだけど、タカシの覚醒っぷりがカッコイイ そして、一般人だったところから周りが一目置くようになり、Gボーイズのトップになるまでの変化が読んでいてよくわかる 最後の方は本編ではおなじみのキングなんだけど、最初の頃のタカシも結構好き そういえば、本編では元Gボーイズのキングの人が無認可保育園の話しで出てきてたけど・・・ タカシはそのままキングになったわけじゃないのかね? そのうち、詳細が描かれるのを期待

    0
    投稿日: 2015.05.30
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    面白い!池袋ウエストゲートパークのファンとしては絶対に読まなければならない小説。タカシはかっこいい。

    0
    投稿日: 2015.05.19
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    面白かった。 何か足りないような・・・・・と思っていたら、この作品にはIWGPシリーズでは必ず絡められる音楽がない。 他にも物足りなさには原因がありそうだけど、とりあえず、タカシをもっと好きになる一作。 最後の辻村深月氏の解説はIWGPファンブログみたいで、読む価値はなかった。

    0
    投稿日: 2015.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キングがキングになるまで。 池袋のギャングを束ねて、ボスになった兄貴の絶対的存在と喪失。 タカシとマコトがばかなガキで不真面目な高校生でただの親友だったころ。 マコトがチーマーでなくただの果物屋手伝いを貫いているわけや、強くて冷たいキングの弱さや人間性が語られるアツい一冊。

    0
    投稿日: 2015.04.06
  • あおこ

    ウエストゲートパークシリーズは読み易くてハズレがないし、タカシとマコトコンビの心友の絆がたまらなく好きだな。タカシがキングになった経緯が分かって面白かったです。

    1
    投稿日: 2015.04.01
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    やっぱり面白い。 内容は表題通り。 ドラマを見ているから、人物が想像しやすくて更に入り込める。 IWGPシリーズは、読んでも多分得るものはない。 エクセルかなんかの表みたいに本屋にずらっと並んだ「意識高い系」が読む新書なんかと違って。(これは俺なりの皮肉) ただ、読むのが心地良い、ストレス社会で心に立った波が凪いで、物語に沿ってまた自然な波を立てる。心の調整をしてくれる。 きっとまことと一緒にいるとそういう気分になるんだろう。 奴の友達はラッキーだな。 以上まこと風にレビュー。

    0
    投稿日: 2015.03.26
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    #読了。IWGP外伝。本篇での「キング」ことタカシとマコトの高校時代の話。タカシの兄、タケルは池袋をまとめていくが・・・解説に辻村深月さんというのが驚き。

    0
    投稿日: 2015.03.16
  • 氷のジャブを打つべし

    IWGPは本編が(一応)終わっても、今回みたいに続けられる、素敵なキャラ盛りだくさんのシリーズ。今回はキングの誕生秘話?悪ガキはやっぱりボクシングかなぁ(偏見ですね)。軽いタッチと暴力の落差に引き込まれます。 ・・・こんな事言っては何ですが、年代がわからなくなってきた。本当にシリーズ通して時代はマッチしているのかな?読み直さなければわからなくなっている自分です。まぁ面白いので気にしない。

    5
    投稿日: 2015.03.16
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    中身は濃くないけど、キングファンは必見と聞いていたのですが、結構面白く読んだ。 内容としては、かなり王道な感じもして 最初から何となく予想はつく。 だけど、タカシが最初は普通(かな?笑)の高校生 だったことが、確かにファンとしては唸ってしまう。 そして、何よりも新鮮だったのは 恐る恐る手を出して、自分たちで何とかしようとしているところ。 やばそうな感じになったら、Gボーイズ。 ヤクザが絡んできたら、サル。 エリート警察署長の横山さんとか 困ったときには、マコトには頼る先をいっぱい持っている。 だけど、何にも持っていなかった頃のマコトは 新鮮で面白かった。 解説の辻村深月さん。 石田さん、筆が進んじゃいそうなエールでしたね。

    0
    投稿日: 2015.03.13
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    タカシの過去編ということで迷わず買いました。 氷のように冷たいけどマコトとサルだけには心を許しているタカシ。 冒頭では生意気だけど憧れの兄に甘えたり、ロードワークをしてることを隠したりと可愛い面がある。 素行は悪いけどそこら辺にいる男子高生と変わらない。 それがどうして今のキングになったのか。 兄の存在、母親の死、そして兄もまた亡くなる。 もし、あの時自分がオレオレ詐欺なんてかつがなかったら。 あの時タケルの足がなんともなかったら。 そうやって自分を責める一方、兄が作ったGボーイズを守らなくてはいけない。 そのためには今の甘っちょろいままではいけない。 感情を厚い氷に閉じ込めることによってキングである自分を保ってるんだなと今回の作品で実感した

    0
    投稿日: 2015.02.22
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    いつから、いつの時代に、東京はそれぞれの街を代表するような若者がいたり、 お互いに抗争するようなことをするようになったのだろうか? 面白いのだけれど、全く共感もできない、臨場感もないシリーズ。 知っている地名がたくさん出てくるのに、全然知らないところの話のよう。 タカシにお兄さんがいたとかいうこの話は本当にとってつけたような話だった。

    0
    投稿日: 2015.02.06
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    久しぶりのIWGPシリーズ。マコトやタカシの若い時ってだけでちょっとときめく気分だったけど、思いのほか切ない話だった。この人の話はやっぱりこのシリーズが一番。

    0
    投稿日: 2015.01.28
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    IWGPシリーズ、キングのタカシのスピンオフ物語。キングになるまでの話なので、タカシファンにはたまらない話だと思う。何となく先は見える話だったが楽しく読んだ。 が、時代設定がおかしくないのかな?主人公が高校時代の話なのに、出てくる背景や物が昔っぽくない気がしたのだが。

    0
    投稿日: 2015.01.06
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    キング誕生を読んでますますタカシのファンになった(*≧∀≦*)まぁこのシリーズで一番好きなのはマコトのおふくろさんだけどね(^.^)このシリーズに出会ったのがドラマの後だったので、ドラマは見ていないんだけれど、辻村さんの解説に書かれているとおり一冊読むと、他の物語も読み干す羽目になります(^^;)ゞ キングの誕生と共にマコトとタカシの真の友情も誕生した二人の高校生時代の話が読めて凄く嬉しい♪そしてまたシリーズ新作を望む!

    0
    投稿日: 2015.01.05
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    読む前からあらすじだけでながれがわかっちゃって、読み終わってからもやっぱりこんな感じかって思って、つまらなかった。さらっと読めただけで内容はない

    0
    投稿日: 2014.12.27
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    IWGPの氷のキング、安藤崇誕生ストーリー。 番外編として十分に面白い。ストーリーの流れは意外性は無く水戸黄門のような予定調和。 もう一回ドラマ化しないかな。

    0
    投稿日: 2014.12.17
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    ・あらすじ 実は悲しみの力で俺はつよくなったぞーって話。 ・かんそう ん~。これを公式ストーリーにするのもったいない。俺のイメージするキングじゃない。

    0
    投稿日: 2014.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キングの兄の話。 後から書いたにしてはつながりはきちんとしてる感じ。 中身はそんなでもないが…。

    0
    投稿日: 2014.12.05
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    IWGPシリーズの番外編、Gボーイズのキング ・安藤崇誕生のストーリー。 本編のタカシとは違い、まだ少年らしい言動が垣間見えるところに新鮮さを感じながら、改めて作者の物書きとしての軽やかさを痛感しました。タカシのフットワーク並の軽やかさ、さすがだと思った。

    0
    投稿日: 2014.12.03
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    IWGP番外編。ちょっと期待外れ。 タカシがGボーイズの頭になる明確な理由が欲しかった。 ライノーズの兄弟は「憎悪のパレード」のノマドワーカーの話の双子と被ったな。 サルが出てこなかったのが残念!

    0
    投稿日: 2014.12.01
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    昔からマコトはやたら弁が立つ男だったんだねぇ。 それを自分の武器にできるって、すでに気づいてたんだ。 ろくに本も読まなきゃニュースも観ないと公言して いる割には、結構な博識だったりするんだよなぁ。 街の噂とかってのじゃなく、てもっとマニアックな。 そこがこのシリーズ読んでると毎回引っかかるんだけどね。 それはさておき、キングも昔は笑ってたんだ。 何もなければ、IWGPでおなじみのキングは居なかった訳か。 しかも初めから望んでその地位についた訳じゃないと。  頭が切れて義理人情に厚い性格じゃなければ、 もっと気楽にやれただろうに。 過去の話を書いていながら、今時の(2014年現在)一部の若者の間で流行っている あまりよろしくない遊びを少し形変えて取り入れてたりするのは流石がと思った。 鬼子母神神社の描写は若干誇張してんなぁって笑っちゃったw IWGP好きな人には十分楽しめる作品。

    0
    投稿日: 2014.11.25
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    先日読んだ最新のIWGPの話の外伝とでもいいましょうか。 真島誠の親友、池袋Gボーイズのキング「タカシ」の物語です。 いつものように誠の語り口調で始まる物語ですが、 時代は今から遡ること20年ほど前にさかのぼります。 誠とタカシが高校2年生の頃のこと。 当時池袋の街をうろつく不良少年たちをとりまとめようと 紛争していたのは、タカシの兄タケルでした。 腕っ節も強く人望も厚かったタケルは、 徐々にその地位を確定的なものとし、 ライバルだった、新宿チームや埼玉チームとの抗争に備えていました。 そんなとき、タカシと誠が、 興味本位でのぞいた「オレオレ詐欺」の会社グループからねらわれ、 それを助けようとしたタケルの身に悲劇がおこります。 池袋のボスと言わずに、池袋のキングと呼ぶタカシ。 アラサーになっても、冷酷で非情といわれる存在ですが、 そうなるには、そうなるだけの理由があった、というわけです。 誠との友情もこのころから固く結ばれ、 「池袋ウエストゲートパーク」の根源はこのころにあったのだと、 深く深く納得する作品でした。 社会的な問題もストーリーの中に組み込まれ、 警察では対処できない、若者の心の傷も巧みに描かれていました。 10代の誠とアラサーの誠の社会を見る視線が 余り変わっていないのが気になりましたが・・・。 誠が早熟だったのか、成長していないのか、 どっちかなのでしょうね。(笑)

    0
    投稿日: 2014.11.21
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    うっすい文庫…内容がいいかと言われれば、微妙なところだと思うけど。。。 でもやっぱりこのシリーズは、マコトの語り口と世の中の今をうまーく取り入れてるところが凄くいい!なんだかんだでとても面白かった。 マコトとキングが若く、お友達!って感じなところは、ふたり…と言うよりキングにもこんな頃があったのかぁ、という気がして微笑ましい。 シリーズ一気読みしたくなるー。

    0
    投稿日: 2014.11.20
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    久々のIWGPシリーズ。やっぱりさくさく読めた。 マコトとタカシが高校生離れしてる感があって、それは少し残念だったかな。

    0
    投稿日: 2014.11.14
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    たぶん、シリーズを読み続けてる人ならみんな好き。 タカシがどのように、キングになったのか。 タカシとマコトの軽快なやりとりは健在。 最後の仇討ちはかなり爽快。 本当に一気に読み切れる。 あー、この後に鬼子母神ランダウン読みたいなー。 (たしか女性の趣味が微妙なタカシの話) それにしても、これは全シリーズに通じることだけど、 タカシは何でお金を稼いでるのだろうか。 Gボーイズのキングしてても、金にならないだろうに。

    0
    投稿日: 2014.11.13
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    池袋のガキの王様。 Gボーイズのキング・タカシ。 少年タカシが『キング』になるまでの物語。 彼には『タケル』と言う兄がいた。 その兄が新宿や渋谷のチームに負けないよう、 池袋のチームをひとつにまとめて作ったのが 『Gボーイズ』。 時は都心の戦国時代。 どの街でもケンカが起こり、 日々、勢力図が塗り替えられて行く。 他人とつるむ事を嫌うタカシが、 なぜGボーイズに入り、 そしてキングになったのか? IWGPシリーズを読んでない人は、 そこまで面白さは感じないと思います。 ただの『ヤンキーの抗争物語』ではなく、 家族愛なども描かれているので、 そこらへんは楽しめるかな?と。 でも、IWGPシリーズを読んだコトのある方(特にキングのファン)には最高の一冊。 少年時代のタカシの可愛さったらありゃしない♪ (もち、マコトにも言えるコトですけど。笑。) この作品を読むタイミングのベストは、 『IWGPシリーズを読んで、キングに興味を持った瞬間』 だと思います。 キングが気になった瞬間ならいつでもいい!! そんな感じですね♪

    0
    投稿日: 2014.11.11
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    やっぱりこれだ!って思った。 マコトが語る池袋の物語。「池袋ウエストゲートパーク」シリーズは、出会いから10年以上がたった今も、私にとってナンバーワンの小説。その事実をもう一度実感させてもらうことができました。 “おれたちはみな物語という弱点をもっている。つぎにどうなるか、気になってしかたないのだ。” そう、私たちは物語に弱い。そこで繰り広げられるさまざまに喜怒哀楽を感じざるを得ない。そしてその物語は、私たち一人一人の存在によって形作られるもの。どこで生きていようと、私たちには自分にしか描けない物語が存在する。マコトの語りを読んでいると、そんな当たり前だけど尊いことをあらためて思い知らされる気がします。 “氷のキング”タカシがいかにしてキングとなったのかが語られる今作。本編ではいつだって冷静沈着、怖いものなんて何ひとつなさそうな振る舞いでGボーイズを束ねるタカシが、まだ少年性を帯びていた頃のお話。同時にマコトもまだ高校生だから、ちょっとだけ幼く危うい。本編での彼らを知っているからこそ、その危うさに惹きこまれてしまいました。 そして、彼らに大きすぎる影響を与えた、タカシの兄でGボーイズのボス、タケル。心温かで、強く、誰からも慕われる唯一無二の存在。あぁ、こんなリーダーだったらみんなついていきたくなるよなって、アラサーの私でも思ってしまう。ひとつの“リーダー論”を見せつけられたようにも思えてしまいました。 でもやっぱり、IWGPはマコトが語る物語。タカシとタケルの兄弟を主軸に置きながらも、マコトが彼らのそばでどんなふうに成長を遂げ、本編へ向かっていったかがよく分かる。高校生の頃から語りの能力が天才的だったなんて、本編のファンにとってはおもわずにやけてしまいそうになる。そして、相変わらずマコトの語りにどんどん惹きこまれていく。彼らと一緒に笑い、傷つき、恐れ、泣きたくなってしまう。彼らの物語が、私自身の物語に共鳴していく。本を閉じたとき、私も私の場所で頑張らなきゃなって、軽くこぶしを握って「よしっ」と気合を入れる。IWGPを読み始めた頃から変わらない心理。それを今、再び体験させてもらえたことに感謝の気持ちでいっぱいです。 「憎悪のパレード」、まだ読めてないけど、早く読みたくなってしまいました。 そうそう、今作の解説は、私が最近ちょこちょこ読ませてもらってる辻村深月さん。辻村さんがIWGPに出会った年齢が、私のそれとほぼ一緒で、なんだかすごくうれしかった。ささいなことだけど、つながってるのかなって。辻村さんの解説に大いに共感させてもらったことも、ここに記しておきます。

    0
    投稿日: 2014.11.09
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    直木賞受賞以降、石田衣良の作品は洗練されすぎて、美しくはあっても以前のような面白さには欠けてきていると思う。 特にIWGPシリーズは近年、マンネリと展開の浅さが目立つ。そんな中でIWGPシリーズの準主役を用いてのスピンオフ、特に昔を描いた作品へのニーズがあるのは理解できる。 この「キング誕生」はそういうかつての荒っぽさ、展開の大きさを期待して読んだ。確かに文体も今の石田作品とは少し違うし、内容も面白かった。でもやっぱり少し違う。ストーリーと登場人物ががすっきりまとまりすぎている。 ちょっと残念。面白かったけど。

    0
    投稿日: 2014.11.02
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    久し振りのIWGP。懐かしすぎる。 なのに安定の面白さ。 一気に読んでしまった。全シリーズ読んでないから最初からよみたくなった

    0
    投稿日: 2014.11.02
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    安定のシリーズは読みやすく、どんどん話に惹きこまれていく。辻村深月の解説でも紹介されていたけれど、やっぱり私たちは「物語」を求めているのかなと。後半タカシが兄の仇を討つために闘うシーは読んでいて爽快感のようなものさえ感じて、一気に読み終えました。 ただ、他のレビューでもあったように、タカシ=窪塚洋介・マコト=長瀬智也の自動脳内変換は避けられませんw 何年経っても人の記憶に残るドラマも、やはり原作に「物語」があってこそなのでは。

    0
    投稿日: 2014.10.26
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    久しぶりのI.W.G.P!! 何年ぶりかなー?キング誕生の話だったから読んじゃった。なんかいっとき石田さんTVで良く見てたからなんかあの人が書いてる…と思うとなんだか複雑な気持ちもするが← やっぱり池袋は馴染みがあるし、神社やお店もよくわかるから読んでてワクワクするよね。 久しぶりにドラマ観たくなった―!!

    0
    投稿日: 2014.10.21
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    ガキの王様=タカシ誕生のお話。 ってことは ガキ@池袋のトラブルシューター=マコトも この本で生まれたのね。  ■ ■ ■ ■ ■  「氷の」とか言われる割に 例えばツインタワーに対して、とかさ タカシは案外に情を見せることもあるじゃない。 ああ それで ってことになんのね。 切なくも納得。  ■ ■ ■ ■ ■  やっぱマコト母は美人だったんだな  ■ ■ ■ ■ ■  まぁ 後付設定くささが多少匂うよね(苦笑。 本編のどっかで先代キングが出てたような記憶があんだけどな? 記憶違い? ま いっか、パラレル・ワールドってことで(笑。 マコトもタカシも「若いぜ!」って感じで自ら動くぶん 最近の本編よかIWGPらしかったんじゃね?って印象だったし。 『IWGP』って「最強の男は誰だ!」みたいなコンセプトで始まったプロレスのタイトルと同じ略称だもん。 最強の男が安楽椅子探偵じゃつまらんしな。  ■ ■ ■ ■ ■  あ 書き忘れてたけど、面白かったよ! 3時間ほどで読んじゃったくらいにね。

    0
    投稿日: 2014.10.21
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    タカシがGボーイズのキングになるまでのストーリー。熱くてクールで透明なタカシが凄くカッコいい!!! また1から読み直したいな

    0
    投稿日: 2014.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    好きなIWGPシリーズの外伝的なお話。 キング誕生までのお話だが、相変わらずの面白さで一気に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2014.10.20
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    IWGPシリーズはこんなに面白くて引き込まれるから読むのを止められない。石田衣良の著作の中でも圧倒的に魅力的な物語ばかりだと思う。辻村深月の解説も良かった。[2014.10.20]

    0
    投稿日: 2014.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嬉しい文庫書き下ろし、な、IWGP番外編。 久しぶりのIWGPは、やっぱり面白い。短編・中編でなくどっぷり一冊丸ごと浸れる分、さらにのめり込んで読み進められた。 格好良すぎる“キング”誕生の秘話は、シリーズ隋一のストーリーだと、イチオシ。 文句無しに★5つ、10ポイント。 2014.10.20.了。 ※いつ読んでも、どう読んでもやっぱり“タカシ=窪塚洋介”に脳内変換されてしまうという点、連ドラ時の存在感の厚さを実感する。“マコト=長瀬智也”の方は、さほど尾を引いてはいないのだけれど……。 最近テレビで窪塚をとんと見かけなくなってしまったのが、残念……。 ※辻村深月さんの巻末解説文も、◎◎。 やや“オタ臭”が漂う興奮ぶりな文体だけれど、本シリーズの魅力を十二分に解説している。“あらすじの羅列”に逃げることなく! 本編を通して読んできた読者ならば、皆うんうんと頷けるだろうし、本編未読な読者ならば、ぜひ次は“Ⅰ”から読んでみたくなるだろうな……。 ※石田衣良さんは、やっぱり恋愛ものより“街もの”の方が面白い。 “マコトの物語”も、第2シリーズがスタートされたようだし、文庫化されるのが待ち遠しい。

    0
    投稿日: 2014.10.20
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    高校時代のタカシには、兄タケルがいた。鋭く正確な拳をもつタケルは、みなからボスと慕われ、戦国状態だった池袋をまとめていく。だが、そんな兄を悲劇が襲い…。タカシが兄の仇を討ち、非情のキングになるまでの伝説。 番外編も含めIWGP13作目。シリーズを初めて読んだのが10年以上前だし、IWGPオタクではないので、本作が初期の設定とどれだけ矛盾があるのかはわからない。主人公2人の高校時代のことを描いていて楽しめるのに、全体に躍動感が乏しいのは最近のこのシリーズと同じ。文庫書き下ろしのため巻末に解説がついているが、辻村深月が担当した解説は本編以上に熱かった。 (B)

    0
    投稿日: 2014.10.19
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    IWGPシリーズはもう読めないと思ってたから、文庫出た時びっくり! やっぱ読みやすい。安定。 ただ、ドラマとか年代とかいろいろな情報があって、時間が経つと登場人物達の性格が変わってる気がするな。

    0
    投稿日: 2014.10.19
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    【大人気IWGPシリーズ、初の文庫書き下ろしで登場!】高校時代のタカシにはたったひとりの兄タケルがいた。戦国状態の池袋でタカシが兄の仇を討ち氷のキングになるまでの書き下ろし長編。

    0
    投稿日: 2014.10.17
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    兄弟の、不器用だけど羨ましいほどの相手を思いやる関係が、悲しいストーリーを予感させながら話が展開していく。 タカシが『氷のタカシ』に変化したとき。読みなれた懐かしい場所にたどり着いた思いと、あぁ深いところへ行ってしまったというズシンとした思いと、両方だった。 深いところへ行ってしまっても、マコトが付かず離れずの距離でずっとタカシに寄り添っている理由。タカシそれを受け入れ、マコトに心を許している理由。それが十分にわかる一冊。

    3
    投稿日: 2014.10.16
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    安藤崇がキングになるまでのあれこれを、マコトが奥に秘めた熱い友情の溢れ出るような思いとともに語る、語る、語る!しかもクールに!このシリーズの中で、久々に良かったのは、タケルの存在もあるが、若々しい無鉄砲な躍動感にあると思う。軽いステップの中に重いパンチを持った小説だ。

    0
    投稿日: 2014.10.15
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    IWGPのスピンオフ作品。 いわゆる0話にあたるエピソード。 単行本ではⅪ、セカンドシーズンが始まってとても楽しみにしていたら、 文庫で興味深い書き下ろしが出ていた。 久しぶりにマコトの語りに出会うと痺れるというか、 活力のある文章だなと思った。 文章であるのに語りかけてくる、聞きたくなる、生きている言葉という印象を改めて受けた。 内容はタカシの兄、タケルが池袋にチームを立ち上げ、 タカシがキングになるまでの話。 予想通りおもしろかった。 本編はもちろんだったのだが、辻村深月さんの解説が思わぬ拾い物だった。 IWGPの魅力、ことにタカシの魅力を存分に語っている。 それもまさにマコトに負けないほどの生きた言葉で。 さすがだなと思った。 あれよあれよとひきこまれる文章、 こちらの思っていたことを言葉にし、代弁してくれる役割を担ってくれていて、ありがとうと感謝したくなる。 いつも文庫で読んでいるので、 Ⅺの文庫化が待ち遠しい。

    0
    投稿日: 2014.10.13
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    おかげ様で、この本を読んでから、youtube:TV池袋ウエストゲートパークにはまって見まくっている。 今更ながらですが、本も買うと思う。たぶん。

    0
    投稿日: 2014.10.12
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    この前最新作が出たと思ったら文庫でスピンオフ、というか過去の話がが出てきました。 正直、ここのところの作品はちょっとやっつけかなー、と思っていましたが、これは初期の頃の雰囲気があって良かったです。 もう新作は期待できないなー、と思っていたので次からの期待ができるのでまた読もうかな、と思いました。

    0
    投稿日: 2014.10.12