
総合評価
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powered by ブクログあのタカシがいかにして氷のキングになったのか。IWGPシリーズをずっと読んでいたので、原点が描かれることになってよかった。
0投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログタカシがキングとなるひと夏を描いた作品、池袋ウエストゲートパークシリーズのエピソードゼロ。 ひさしぶりのIWGPシリーズ、はっきりと好き嫌いが別れるシリーズだと思いますが、私はやっぱり好きでした。 ここ1ヶ月ほど読書欲が湧かず、必要最低限の本だけを読んでいましたが、おかげさまで一気に読書欲が噴き出してきました。 辻村さんの解説、本シリーズへの愛が溢れる素敵な文章です。
0投稿日: 2014.10.03
powered by ブクログ石田衣良さんの文庫新刊を読了しました。 IWGPシリーズは完結していますが、 その前夜としてのエピソードゼロになるのが、 本作のキング誕生というお話です。 IWGPシリーズの主役である真島誠と、 その親友で池袋の支配者たるキングこと安藤崇は まさにシリーズのど真ん中にいる存在なわけですが、 その二人の高校時代の姿が面白くないわけがありません。 あ、IWGPシリーズファンにとって、という意味です。 もちろん自分はそれに該当するわけで、 非常に面白く一気に読んでしまいました。 タカシの兄であるタケルが死ぬことが 冒頭で明かされてるのが少し残念な展開でしたが、 これって本編で既に死んだことになってたんでしたっけねぇ。 もしそうじゃなければ、伏せておいて貰った方が、 さらに面白く読めたような気がします。 それとこれはマコトの一人称による物語である以上、 仕方ないことなのでしょうが、 この話の最重要人物であるタケルのやられざまが ほとんど描かれないのは少し残念にも思いました。 そんな点が多少気になった本作ではありますが、 んなことはどうでもいいくらいに痛快に読める作品でもあります。 現代に巣食う問題を軽快な筆致で描く、 というシリーズの雰囲気は変わらずあるので、 ぜひシリーズを一作でも読んだことがある人には 読んでもらいたいですね。 ちなみに解説は辻村深月さんが書いてますが、 かなりの熱さを感じる解説でした。 IWGPファンでありながら、ベストセラー作家、 そして自分とほぼ同年代というあたりが 自分に響いたのかなぁと思います。
0投稿日: 2014.10.03
powered by ブクログ懐かしの『池袋ウエストゲートパーク』 てっきり、シリーズは完結したものと思っていたが、池袋のキングの青春時代、まだ池袋の王になる前の物語。 崇フリークには垂涎ものの一冊だろう。 これだけ活字でキャラを瞬時に立たせる石田衣良は相変わらず。
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログいつもブランド物を着こなしベンツで送迎されているキングが、高校時代は2DKの団地住まいで自らシャツにアイロンをかけていたとは知らなんだ。ボクシングの難しいコンビネーション技を一度見ただけで再現出来たりは少々リアリティに欠けるが、そこはマコトの語り口でカバー。マコト、国語は得意だったのね。二人の青春編、こそばゆく感じながらも楽しませていただきました。大人編にも期待。
1投稿日: 2014.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池袋ウェストゲートパーク青春篇~豊島工業高校機械科2年の夏休み前,真島誠は同級の安藤崇を誘ってゲーセンでサボっていた。バスケ部の一人がアルバイトの田宮を呼びに来たのは,新宿の連中が攻め込んできたからだ。相撲取り崩れに田宮が苦杯を舐めていると駆けつけ来たのは,崇の二つ上の兄・猛だ。完璧な脚捌きと高速のパンチで相手を倒した。翌日,ボクシング部に呼び出されたマコトは,KO強盗が弟の仕業ではないかと心配している。そもそも弟には友達らしき者がマコトしかいないのも心配だ。夏休みに入って一緒に行動する二人をキャバクラに誘った藤本は,率の良いアルバイトを紹介した。おれおれ詐欺の電話を掛けまくる会社を仕切っているのは,橋爪という男でケツ持ちもいるというが怪しい。騙される年寄りがいることが驚きだ。タケルはギャングの地域間抗争が激しくなっている時に,池袋が一つに纏まっていないことを憂い,自分のGボーイズに結束させる集会は,埼玉の板倉の双子によって水を差された。月曜になっても戻ってこないマコトとタカシには,橋爪からの脅迫が来るが,2発だけ殴らせて,後は大暴れするだけだと多寡を括る。二人が呼び出された鬼子母神には,タケルも呼び出され,タケルは落とし前を受け入れたが,足を踏んづけての体当たりで,ストレートパンチを撃つための足首をやられた。安藤兄弟の母は心臓が悪く,入院しているが,タカシに飲み物を買いに行かせた母は,マコトに自分が死んだ後の事を託される。自分のせいで怪我をしたボスである兄の組織にタカシも加わった。母親が一週間持ちこたえて亡くなった晩,タカシは兄と二人きりになるのが嫌で,マコトの部屋に泊まったが,朝6時の電話は警察からで首都高6号線の高架下で,兄・タケルが殺害されたという連絡だった。二人分の葬式を挙げる式場で,タカシはGボーイズのトップになることを拳で勝ち取り,ハシヅメと双子のイタクラ兄弟への報復を誓い,マコトにはチームに入らず,外から見て欲しいと頼むのだった~なるほどね。こうして,マコトとタカシの不思議な関係が出来たって事ね。うん,巧く纏まったじゃない!
0投稿日: 2014.09.30
powered by ブクログ池袋のキングが、キングと呼ばれる様になった時期の物語。そんなころから一緒にいたマコトは……それはそれで凄いんじゃぁない?
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログこのシリーズやっぱり好き。文庫なのでさっそく購入。こんな奴らいないだろうと思うけど、どこかにいて欲しいとも思う。ただただかっこ良い。
0投稿日: 2014.09.27
powered by ブクログ石田衣良さんのIWGTはもはや造形美で、文体のシャープさ、現在の社会問題を取り上げるテーマ、登場人物の魅力(まこちゃんとキングのブクロ最高!)等で安定した面白さを誇っている。ムック本も買いましたよ。敬愛する辻村深月さんとの対談も最高でしたし、本作は辻村深月さんの解説がとにかく効いている。ずっと続いてほしいシリーズだ。
0投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログGボーイズのキング タカシ誕生のストーリー 本編のタカシとは少し印象が違う気もするが、いろいろな出来事で、キングはさらにキングらしくなっていったのだろう。 またIWGPシリーズを1から読み直したい
1投稿日: 2014.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々のIWGPシリーズ♪ 何故か家の近くの本屋さんになくて、探し回った一冊。 もう手に入れた時の興奮って言ったら( ´艸`) ここからネタバレ↓ 【キング誕生】ってタイトルだけでも震えた。 兄が居たっていうのも驚いたし、まだまだあどけない高校生のタカシも新鮮だった。 幼さが残るけどマコトはマコトだな~って印象。 内容はいつも通りのスタイリッシュさ( ´艸`) 所々最近のネタが入ってきてたけど、そこを差し引いても楽しめた。 辻村深月さんの解説が全てを物語っていた。 本当にIWGPは「僕達の作品」だと思う。 石田さん、これからも素敵な作品を楽しみにしてます!
0投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログ★4.6。 相変わらず素晴らしい軽妙さ。爽快感。疾走感。 瞬読です。 タカシがキングになるまでの話。 辻村深月の解説が的を射すぎてる。
0投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログキング誕生の物語。 もう、それだけで、シリーズのファンであれば垂涎もの。 当然、ぐーっと一気に読み終える。 はーおもしろかった。 読んでる最中も少し考えたけど、読み終えて改めて考える。 なぜ、彼らが高校生の物語なのに、あえて現代的な設定、話題なんだろうか。 やっぱり、初期のころから長く読んできた人の目線で考えれば、98年以前っぽい設定の方が没入できるだろうに。 いや、作中でも語られてるように、これは物語、小説だからだ。 たとえば、本作ではじめてこのシリーズに触れる高校生くらいの若い読者にとって、設定が90年代だったら、やっぱり、うまく入り込めないだろう。 マコトも、タカシも、現実に生きているわけではないから、ストーリーの設定はある程度自由で構わない。 どうせ、長く読んでるファンは放っておいても勝手に読む。笑 で、やっぱり、マコトが語る池袋の物語はわくわくする。 それだけで、じゅうぶん。
1投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログキングかっこいいなあ〜 マコトとの関係もはっきりしていい感じ! シリーズ物で一巻完結型で好きなのこのシリーズくらい! そして辻村深月の解説が秀逸!! 言いたいこと全部言ってくれる感じ! 辻村深月作品も愛さずにはいられないーー!
0投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログ池袋ウエストゲートパークのドラマにハマったのはかれこれ10年以上前… なのに色褪せないこの感じ。 石田衣良作品、小説で読むのは初めてだけど 色々衝撃を受けた ドラマ以上の衝撃。 タカシどう池袋のキングになり誕生したのかを マコトの成長と共に描いてる作品。 兄タケルの死、母の死、オレオレ詐欺、チーム抗争、退屈な毎日。 暇で暇で仕方ないのに有り余る力。 久々生々しいというかリアルではないけれどリアルに近いものを感じた。
0投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログGボーイズの氷のキング、タカシの誕生には、悲しいエピソードがあったのね。 でも誠が友達なら大丈夫・・・って思わせてくれます。
0投稿日: 2014.09.17
powered by ブクログ2014-58 このシリーズの爽快感、スピード感は健在。 マコトとキングの過去話なのに起こってる問題は最近の話題ってのが、少し違和感だけど、そこを除けば面白い。
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログエピソードとしては読み始めで大体想像できた話。 時事的なトピックで勧善懲悪みたいなストーリー仕立てであって、意外性を求めてるシリーズではない。ただ、スピンアウトで作るなら、ありきたりだと少しつまらないかな。
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログ池袋ウエストゲートパークの番外編「キング誕生」をついに読み終わって泣いてる。 氷のキングにも少年らしく笑ってふざけてバカやってた時代があったんだねって……。 タカシ自身はキングになったことで色々変わってしまったけど、唯一マコトとの関係が昔と何ひとつ変わってないのがまた愛しくて、切なくもなります。 中学一年生のときに安藤崇に恋をして、修学旅行の班研修では池袋西口公園を見学したいとアピールしまくっていた私にとっては、ご褒美のような一冊でした。 しばらくは過去のIWGPシリーズを読み返すことになるだろえけど、タカシへの印象がずいぶん違ってくるんだろうなぁ〜。 多分キングの「完璧じゃない」部分ばかりに目がいって、ますます好きになってしまうと思います!
0投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログいつかこのエピソードが語られるだろうなぁ、と心待ちにしてましたが、こんなに待たされるとは。。。 いろいろな物語がありえたとおもいますが、こういう風に提示されると、これしかなかったかも、と納得させられるところが、やっぱ凄いとこかも。 いやまあシンプルに楽しませて頂きました!
1投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ年に一冊、この季節に必ずやって来たIWGPシリーズが届かなくなってもう2年。 物語は復活し、ついこの間Ⅺが単行本になって並んでいたのは見ていたのだけれど、その文庫化に先立つこの本は文庫書き下ろしで登場。 “青春篇”と銘打たれたお話は、マコトとタカシがまだ高校生の頃、戦国状態の池袋をまとめていくタカシの兄タケルと、その兄の仇を討ちタカシが氷のキングになるまでの物語。 いつもの通り世の中を賑わす話題、おれおれ詐欺やノックアウト強盗も交えながら(ということは時代設定おかしいのだけれど)、Gボーイズ結成の夜に埼玉からの殴り込みで、この夏、池袋に起きたイベントは盛り沢山。 マコトをして『やつが少年の心を捨て、非情のキングになるまでの物語だ』と語るお話は、冒頭タケルが作中亡くなることが語られ、安藤兄弟の母親の病気のこともあり、何だか劣勢の中での戦いというヒリヒリした雰囲気が全編を貫いていて、なかなかジンと来た。 辻村深月の解説も良かった。
0投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ十代のマコトとタカシの青春編。 少年時代は普通の(とは言いがたいが)優しく繊細な少年だったタカシ。マコトと無邪気に遊んでいた彼が、いかにして「氷のキング」と呼ばれるような存在になったか。 そんなタカシを支えるマコトの、時に軽快に、時に切なく、そして情感あふれる視線と語り口がなんともいい。 やはりマコトあっての「氷のキング」なのだろう。 タカシファンには必見の一冊。
0投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログこの魅力的なシリーズの最新作でも、久しぶりのマコトの語りは前と変わる事なくテンポよくスイスイと脳に沁みてゆく。 この「青春編」は池袋のキング、タカシがなぜ誕生したのか、シリーズの中で語られていなかった秘話を切り取っている。IWGPマニアにとってはシリーズの要、外せない一冊。 IWGPは常に現代を語りながら、しかし普遍的な社会の歪みと、その中で自分の居場所を求めて揺れる若者を描く。 IWGPの魅力はマコトが読む物の気持ちを代弁してくれる所なのだろう。
1投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ冒頭のマコトの語りから、痺れっぱなし。かっこよすぎるでしょ。IWGPシリーズは、もっと書いて欲しい。
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログIWGP。タカシがキングになる話。 この頃ってこんな時代だったっけ。 時代背景はともかくタカシにこんな過去があったとは。 IWGPシリーズもすっかり忘れてるんだけど。。
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログ先日単行本が出た本編は読んでいないので、ひさしぶりのこの世界。 いまさらながら、タカシの「キング以前」って考えたことなかったなぁ、と気づく。本編の中で変わっていくマコトと違って、タカシは最初から氷のキングだったから。 でも、もう少しやわらかい時代があったんだなぁ・・・としんみりするお話。といっても、血の気の多いことに変わりはないみたいだけど。 読み終わってから、ながらく読んでいなかった本編が恋しくなって、数日で10冊一気読み。ちょっと今回の外伝と設定がずれていると感じるところもあったけど、長いシリーズだからしかたのない部分もあるかな。
0投稿日: 2014.09.12
powered by ブクログこれが「今」の物語なら文句はない。最高に面白い。ただ、マコトが高校生のときって何年前?初期のころ、マコトは携帯じゃなくてPHSを使ってたし、100円マックなんて昔はなかった。激安だったのは間違いないけど。キラキラネームって言葉だってなかったと思う。なんか時代背景に?。あー、昔はそうだったよね、懐かしいなあ…というのが欲しかった。そういうツメの甘さが石田衣良らしいけど…。でも、内容はサイコーに面白いんだよね。
1投稿日: 2014.09.12
powered by ブクログ1409 相変わらずのIWGP。だけどファンにはそれが堪りません。登場人物もちゃんと若返ってて、その初々しさがまた格別でした。本編も番外編ももっと頻繁に出して欲しいなぁ。
0投稿日: 2014.09.11
powered by ブクログIWGP番外編.あのタカシがいかに氷のキングになったのか.やっぱりIWGPシリーズは良い.冒頭の数行で痺れてしまうあの語り口.もうメロメロ.IWGPをまだ読まれてない方はぜひ1巻から読んでほしい.
0投稿日: 2014.09.11
powered by ブクログもう、いっそのこと鬼平みたいに登場人物の年齢固定でかまわないからどんどん書いて欲しい。 と、いつも思っている。
0投稿日: 2014.09.10
powered by ブクログドラマしか見ておらず,IWGPを小説で読むのはこれが初めて。考えさせられるでもなく,文章の書き方も僕の好みではないので,この評価です。 どうしてもドラマから入るとそれに引っ張られてしまって,いまいち入り込めない。
0投稿日: 2014.09.09
powered by ブクログタカシが氷のキングになるエピソード。まぁ楽しい!本シリーズに出てくる話と少し違う所が有るような…長編が読みたい。 2014.9.7
0投稿日: 2014.09.08
powered by ブクログ氷のキング 崇の高校夏休み 池袋の王になった夏の話をいつもの通りに誠の物語形式でスタート IWGPシリーズがここからはじまる。 10年以上続く長編シリーズ、あらためて楽しませてもらってることに感謝
0投稿日: 2014.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
IWGPというだけで、懐かしくなってしまうのだが、今回は青春編でマコトとタカシの高校時代、しかも「キング誕生」ときた。これにはもう、書店で手に取ったときからどきどき…。好きな人の過去を、そっと覗き見るかのようなときめきを覚えた。 相変わらずのマコトの独特な語り口調、何が起こるのか最初に知らされてしまい、それはやめてよと思いつつ引き込まれていく。 氷のキングになる前のタカシには、確かに都立高校に通ういち男子生徒という、笑顔と泣き顔の時代があったのだ。ほとんどもう、子どもを見守る親の気持ちで読んでしまった。 余談になるが、作者はコピーライターをしていただけあって、タイトルや登場人物のたて方が上手い。中でもこのシリーズは、デビュー作のシリーズということもあり、どのキャラクターも際立っていて、愉快なほど生き生きと踊っている。作者自身も、楽しんで書いている様子がうかがえる。
0投稿日: 2014.09.06
powered by ブクログマコトの語り口調で一気にIWGPの世界へ引き込まれる心地よさ。タイトルそのまま崇が池袋のキングになるまでのストーリー。のんびりと少しずつ読むなんて無理な話。あっという間に読了。
0投稿日: 2014.09.05
powered by ブクログIWGPが一段落してその次の作品。これはズルイ。タイトル見ただけで即購入決定じゃないですか!(まあほかの話でも買うと思うけど)何のかんの言ってIWGPってマコトとタカシの話だなあって思います。ハードとソフトの両面で池袋の街を見守っている感じが。 というわけでいかにタカシがキングになったかということとマコトがいかにタカシの家族にタカシの事を託されていたのかっていうような話でした。まあお互い嫌なことも楽しいことも一緒にいられる友達がいてよかったね、とその一言に尽きる気がします。面白かった!次、きっとあると信じて、楽しみにしてます。ハイ。
0投稿日: 2014.09.02
powered by ブクログタカシが笑ってる。タカシがしゃべってる。初々しいタカシの姿にドキドキしてしまう。 氷のキングになる前の、まだやわらかいタカシがここにいる。 マコトの語り口調は、ちゃんと「17才」になっているのがすごい。マコトはずっとマコトなんだけど、最近出た「憎悪のパレード」ではそれなりに年齢を重ねた口調になっているのだ。 このお話の面白さは、解説で辻村深月さんが熱く語ってくれている。 前日譚というのはワクワクするものだと思う。 そして、それを読むと、もう一度シリーズ作品を全部最初から読み返したくなってしまう。 若き日(といってもたいして変わらないけど)のマコトとタカシの姿を知ってから、再び全作品を追いかけたら、またきっと違う景色が、心情が見えてくるような気がする。
1投稿日: 2014.09.02
