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銀河ヒッチハイク・ガイド
銀河ヒッチハイク・ガイド
ダグラス・アダムス、安原和見/河出書房新社
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総合評価

242件)
3.9
55
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50
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    軽快でユニークな小気味の良い言い回しと展開で、さくさくと読ませてくれた。 訳文もとても読みやすい。 肩肘張らずに読める、非常に良作なSF。

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    投稿日: 2010.08.01
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    朝起きたら、高速道路の工事の為に家が壊されようとしている。工事責任者が言うには、もう随分前から、役所の地下に公示してあったという。 それとほぼ同時刻、銀河間のバイパス工事の為に、地球が撤去されようとしていて、撤去されて、そのまま地球が滅んだので宇宙をヒッチハイクしていくという話。 ブリティッシュジョークが効いていて、面白い。

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    投稿日: 2010.07.17
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    笑った、笑った。いきなりの地球消滅に始まるナンセンスな展開の連続にニヤニヤしっぱなし。かの有名な42の元ネタだったんですねw。

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    投稿日: 2010.07.11
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    よく考えると、なんでやねん!って突っ込み入れたくなる。(笑) スピード感溢れる文章で何がどうなって現状こうなっているのか わからなくなる。それがまた中毒的な良さに感じる。 『銀河ヒッチハイクガイド』が欲しい。 手触りのいいタオルも忘れずにね。 すべてがブリティッシュジョーク!

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    投稿日: 2010.07.06
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    話しとしては面白くて一気に読めました。 斬新な考えがなるほどと妙に納得。 ただ、理解できないだけかナゾなままな点がいくつかあってちょっとすっきりしませんでした。 次の巻を読んだらすっきりするかも?

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    投稿日: 2010.06.09
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    シリーズ全5巻。どたばたコメディSF。 この「銀河ヒッチハイク・ガイド」が1巻で、以下「宇宙の果てのレストラン」「宇宙クリケット大戦争」「さようなら、今まで魚をありがとう」「ほとんど無害」っと続きます。 お話もいろんな設定も続いてるので読むなら順番に読んだ方がよさそう。 で。 ジャンルとしては上に書いた通り馬鹿馬鹿しくもエキサイティングな「どたばたコメディSF」なんですが。 1冊目のこれはまさに自由奔放なアイディア・素敵にナンセンスなジョーク・ぴりっと利いた皮肉がこれでもかって盛り込まれてて楽しいんですが。 そんな楽天的な空気が進むにつれてちょっと雲行きが怪しくなってきて、3冊目あたりから読後にすっきりしない感覚が残り、4冊目は何故かSFから離れてラブロマンスを始めて、5冊目は楽しさはすっかり飛んでいって最後はとことん救いようのないバッドエンド……っていろんな意味で尻すぼみ! 「シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作」なんて売り文句に惹かれてまとめ買いした身としてはほんとにがっかりしょんぼりです。 1冊目から順に星を付けるなら4・4・3・2・1ってとこでした。シリーズものはまとめて1巻だけレビューすることにしているので間を取って星ふたつ。 バッドエンドが許せる人は参考にしないでね。

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    投稿日: 2010.04.18
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    バカバカしくて笑っちゃうんだけど、でもなんかハッとさせられる。 究極の問いの答えが。。ずっこけました! 面白かったです!

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    投稿日: 2010.03.22
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    くだらない。一言で言ってしまえばくだらない。けどそこが好き。 今回読んだのは安原 和見訳だが、家に風見潤訳もあったので気が向いたらそちらも読んでみようと思う。今まで魚をありがとう。

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    投稿日: 2010.01.08
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    アーサー・デント、フォード・プリーフェクト。宇宙でのヒッチハイクが容赦なくスタート。 「生命の、宇宙の、その他もろもろの答え」がものすごく無造作に書いてある。頭が二つある大統領とか、落ち込みっぱなしのロボットとか、設定も登場人物もユニーク。なかなか面白かった。

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    投稿日: 2009.12.15
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    映画を見れなかったので、原作を買ってよんでしまいましたが、言葉の使い方、まだるっこしい言い回し、大好きです:) その後、DVDで映画も見たのですが、原作と比べるとなお楽しいかも。

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    投稿日: 2009.11.29
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    『タイタンの妖女』をもっと悪趣味で馬鹿馬鹿しくした感じ。どうしてこうなった?と思ったら、後書きでジョン・クリーズの影響があったのを知って、全てに納得しました。

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    投稿日: 2009.11.13
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    内容がぶっ飛んでて面白かった。話脱線しまくり、皮肉っぽい喩えがたくさん。 書いた人も凄いけど、訳した人もすごい。 ◆ メモ  この惑星《地球》に住むサルの子孫はあきれるほど遅れていて、いまだにデジタル時計をいかした発明だと思っているほどだ。(P5)  ミスター・L・プロッサーは、言うところのごくふつうの人類だった。言い換えれば、炭素型二足歩行生物でサルの子孫だった。(P11)  「ひとつ興味深い説があります。お気づきでしょうか、人生はたいてい電話番号に支配されているんですよ」(P139)  ――惑星・地球に生息する生物のうち、人間の知能の高さは三番めでしかないという事実が広く認識されていれば。《ちなみに1番:ねずみ、2番:イルカ》(P185)  生命、宇宙、その他もろもろの答えは四十二。(P242抄)  ――ほんとうはなにが起きているのかがわかる可能性は、もうお話にならないほど小さいものだ。とすれば、意味なんぞ考えるのはやめにして、その時間をほかのことに使えと言うしかなかろう。(スラーティバートファースト)(P257)  ――たしかに科学はすばらしい成果をあげてきた。それはそうだが、わたしはやっぱり、正しさより楽しさを追及するほうがずっと良いと思う。(スラーティバートファースト)(P258)  主要な銀河の歴史には例外なく、それぞれ明確に異なる三つの段階が認められるようである。すなわち、生存、疑問、洗練、の三段階であるが、これはまた、いかに、なぜ、どこの段階とも呼ばれている。(銀河ヒッチハイクガイド)(P288)

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    投稿日: 2009.11.08
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    突拍子もない設定を次々とさらっと描写するのは映画より顕著だったかも。それにあの映画はあれでなかなか頑張ってたんだな、というのが分かった。この空気感(宇宙だから真空か)を映像化するのはなかなか大変だったろうに。皮肉たっぷりのイギリス娯楽SFで、脳天気に楽しめるのに人生の深淵も覗ける。ちょっと訳に食い足りない所もあったけど、これまた同好会の匂いがするところも含めて好感。しかしそんな終わり方とは…次作「宇宙の果てのレストラン」に続く!

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    投稿日: 2009.10.24
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     ある朝アーサー・デントが、我が家を取り壊そうとしているブルドーザーに気付き、工事責任者を問い詰めると、責任者は、ここにバイパスを作る工事の公示はもうずっと前からしてあったんだから、抗議するならもっと前に申し出ればよかったのだという。アーサーが、工事のことなんか知らなかったと抗議すると、責任者は言った。「ですがね、ミスター・デント、計画はもう九か月も前から地元の設計課で閲覧できるようになってたんですよ」  納得がいかず座り込みを続けるアーサーのもとを、友人のフォードが訪ねて「すごく重要な話があるから、いますぐちょっと来てくれ」と言う。それどころではないとアーサーは抵抗するが、フォードは「地球が終わるまであと十二分ほどしかない」と妙なことをいいだして、強引にアーサーを連れて近所のパブに場所を移す。  十数分後、本当に大軍の宇宙船がやってきて、いきなり全世界へ放送をはじめた。『すでにお気づきと思いますが、銀河外縁部開発計画に基づき、この星系を通る超空間高速道路の建造が不可欠となりました。まことに遺憾ながら、地球は取り壊し予定惑星のひとつになっております。工事は地球時間にして二分足らずで完了の予定です。以上です』  地球の要人が抗議をとなえると、彼らは言い返す。『いまごろ大騒ぎしてなんになる。設計図も破壊命令も、最寄りの土木建設課出張所に貼り出してあっただろう。アルファ・ケンタウリの出張所に地球年にして五十年も前から出てたんだから、正式に不服申立をする時間はいくらでもあったはずだ。』――  正直、英国人の皮肉のセンスを舐めてました……! いやはや、ツボにどんぴしゃではまりました。  突拍子もないはちゃめちゃな展開と、ものすごいシュールな設定、くだらないジョークとブラックなユーモア、そして哲学の香りとが、なんとも絶妙な融合を見せています。こういうの大好き!  うつ病のロボットがふてくされて、自分で自分のスイッチを切って眠るシーンがありまして、思わず吹き出してしまって、それからちょっとしんみりしました……。  どうやら続きがあって、三部作になっているそうです。続きもそのうち買おうっと。

    0
    投稿日: 2009.10.16
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    やっぱイギリス人のセンスは面白い。 語る事はたくさんあるけど、もうみんなが語りつくしてる感じはあるかも。 名作。 シリーズ化してるので、残りのも読みたい。

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    投稿日: 2009.10.14
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    「笑える小説」を探して、ネットでオススメされていたものの1つ。 ただ、やっぱり文字だけだと、笑いを取るための”間”だったり、 言い方だったりという部分は伝わりづらいので、 大笑いするようなシーンは無かった。 しかし、所々、「フッ」と声が出てしまうような面白い箇所はある。 たぶん、映像化されたものの方が面白いのではないかと思った。

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    投稿日: 2009.07.12
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    夢がある、スケールがでかい、もうなんでもあり。 最近SFっていいなぁ、と思うようになりました。 ヴォガネットの作品と少し雰囲気が似ていて、リアルな世界に対するシニカルなユーモアが光ります。 究極の答えは「42」。 しかし答えより重要なのはその問いである… 深いっすねぇ。

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    投稿日: 2009.06.03
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    SF小説。英国でかなり愛されているシリーズだそうだ。物語の内容は、銀河バイパス建設のために、とある宇宙人たちによって地球が破壊されてしまう。そこで一人生き残った地球人の大冒険??が描かれている。本書の魅力は、外国人特有のくだらないことをさも論理的に話す語り口のジョークだろう。。終盤の章では、メッセージ性を感じる内容だった。

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    投稿日: 2009.03.25
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    読了。 ある種の小説は終わりのページを読み終えた直後に最初のページに戻ってようやく、あ、そういう伏線だったのね。とか、ここの描写はそういう必要性においてだったのね、とか全体像が判った上で楽しめるものですが、本書は解説でも触れているように、当時のイギリスの社会情勢を皮肉ったアイロニーとか、ギャグとか、モンティパイソン的な感じとか、判り始めるとじわじわときます。映画版も是非。

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    投稿日: 2009.03.03
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    理不尽な理由で粉砕された地球の最後の生き残り・アーサー・デントが愉快な不愉快な仲間にぶんぶんと宇宙中を振り回されるスケールのでかいジョークのきつい宇宙の真理に触れてみたりするSF。皮肉が痛快で時々真実を言い当てていてとても面白い。ネズミや地球の真実の話が好き。

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    投稿日: 2009.02.12
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    「地球のみなさんに申し上げます。まことに遺憾ながら、地球は取り壊し予定惑星のひとつになっております。工事は地球時間にして二分足らずで完了の予定――破壊光線作動」  銀河バイパス建設のためいきなり消滅させられた地球、の唯一の生き残りで平々凡々英国人アーサーは、友人だったけれど実は宇宙人で『銀河ヒッチハイク・ガイド』現地調査員だったフォードと大宇宙をヒッチハイクするハメに。持ち物はタオルと『ガイド』。はてさて彼らの命運やいかに? 無限大分の一の確率で起こる偶然と数万光年先まで突き抜ける大ボラが織りなす、天文学的にバカバカしいコメディSF。  ページごと、どころか行ごとにブラックユーモアが仕掛けられているという希有な作品。イギリス人ってこういうのを書かせると天下一品ですよね。どうでもいいところで異常に細かいネタが仕込まれていたり、出てくるのが変態ばかりだったりなど長所を挙げればきりがない。  個人的に、アーサーの自宅取り壊しとヴォゴン人による地球取り壊しが対応されている部分がヒットでした。

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    投稿日: 2009.02.08
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    ハチャメチャSFです。 地球の滅亡から始まり、結局どうでも良い事ばかりが馬鹿馬鹿しく続き、結末まで話が進んで行きます。 こんな物が映画化されている事自体びっくりしました。 でも30年前に書かれたSFとは思えない今的な感覚で読めるので、後書きを読むまでそんなに古いとは思いませんでした。

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    投稿日: 2008.09.10
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    ブラックユーモアなんだけど、なんだろうこのペーソスの中に溢れる愛らしさは。こんだけ突き放してるのにどうしてどこか優しいんだろう。不思議な魅力です。多分人間が好きか嫌いかの瀬戸際で、そこが決まるんだと思う。

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    投稿日: 2008.05.21
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    カオスな本 この一言に尽きます。 理解しようとしてはいけない そうすると頭が痛くなるという・・w そんなシリーズの記念すべき第一作目!

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    投稿日: 2008.01.06
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    すげーナンセンスSF。三部作全五冊、とか変な紹介をされるそうです。どうなのか。そんな感じです。リクツじゃない、感じろ! 的。イギリス人ってやっぱヘン。

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    投稿日: 2007.11.30
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    ラジオから始まり、テレビ化、映画化など本国イギリスでは大ヒットしたらしい シュールでブラックなドタバタSFコメディ。 爆笑とかではないけど、思わずクスリとしてしまう本。

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    投稿日: 2007.11.17
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     ダグラス・アダムス作のSFコメディ小説で、前々から友人が面白いと勧めていましたのでふいっと買ってきました。  いやあ、友人だけでなくいろんなところでこの作品について聞いていたため、ある程度の筋はわかっていたのですが、これ何も知らないで読んでいたら爆笑していたのではないでしょうか。非常に楽しく面白いSFコメディでした。  なにしろ冒頭45ページでいきなり地球が滅亡するのですが、その理由がとにかくひどくて笑えます。地球滅亡にまつわるお話が主人公の自宅のお話と対比されているところもまたいい味を出しています。  ほかにも『生命と宇宙とその他もろもろ』の真理の答えとか、人間が地球で3番目に知能の高い生き物にすぎないなら1番と2番はいかなる生物かとか、『銀河ヒッチハイク・ガイド』に記載されている(宇宙版『地球の歩き方』のような本?)地球の記載項目とか、いちいちがおかしくて読んでいて苦笑を誘われます。  登場するキャラクターもまたいい味を出していて、人間よりもはるかに高い知性を有しているが故に極度に鬱で被害妄想のロボットとか、どんな状況でも無駄にハイテンションかつ明るい宇宙船とか、印象深い連中がごろごろ出てきます。  河出文庫版を購入したのですが、これは字のポイント数も大きく、文体も非常に読みやすいことからさくさくと読み進められるのも好印象。  まさにオススメのSFコメディ小説です^^

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    投稿日: 2007.08.04
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    欧米のgeek連中にえらく人気があるというSF小説。日本でgeekやってる自分も一応読んでおこうかな、シリーズ全巻が翻訳されて出らしいし・・・と思って読んでみたんだが、これはおもしれえっっっっ。 なんですかこの奇妙奇天烈なアイデアに基づくとんでもない設定と展開わ。なんですかこの知性と笑いのあまりに高いセンスわ。何を書いてもネタバレにしかならないと思うのでこれ以上書かない。SFと英国のニヒルな笑いが好きならきっと夢中になれるはず。

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    投稿日: 2007.01.13
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    全五部作の1つ目。 簡単に言えば頭のいいコメディー@でもそれだけじゃない。いろんな皮肉やメッセージが込められてます。考えさせられる**

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    投稿日: 2006.11.09
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    こんな話イギリス人にしか書けません(偏見)。ビバ!大英帝国。「フォード・プリーフェクト」は、日本語で言えば「豊田カローラ」みたいなものでしょうか。脳内変換して読むとまたおかしさも倍増です。

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    投稿日: 2006.10.22
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    wikipediaで整数を0から順に見ていった結果発見した本。すげー!生命、宇宙、すべての答えは42らしい! でもまだ読んでない。パニくるなってか!?

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    投稿日: 2006.09.07
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    自分の意思ではないとはいえ、結果的に宇宙をまたにかける生活を送る主人公がうらやましい。銀河バイパス、うちにも通してくれ。

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    投稿日: 2006.08.30
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    欧米式皮肉たっぷりのバカ小説の最高峰。テンポのよさと馬鹿馬鹿しさの裏側に、張り巡らされた複線の影がちらつく。正統派SF模用を呈しながら後からニヤリとこみ上げる笑いは、日本的な笑いというよりはブラックジョークに近いのかもしれない。「the great answer to life the universe and everything」が「42」という事を知る為だけにでも読む価値はあるww

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    投稿日: 2006.08.17
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    シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作!くだらないウィットの羅列に飲まれてください…

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    投稿日: 2006.07.30
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    四半世紀程前にイギリスのラジオドラマとして書かれた作品。 そのドラマが大人気を博して脚本を書いた作者がノベライズして、全5作のシリーズになったみたいです。作者はもう死んでます(爆) 邦訳は永らく絶版だったんですが、去年映画化された折に再度訳されました。今の所は2作目まで出てるっぽいです。 ストーリーは、宇宙のバイパス建設予定地にあるからってな理由で地球がアッサリぶっ潰されて、運良く最後の生き残りになった主人公が色々な目に遭うってなカンジです。コメディです。コレ関係のネタで有名なのは「人生、宇宙、すべての答え」です。この質問をグーグルに入れると出てくる答えは、この小説が元ネタになっています。ヨーロッパ圏では有名なんだそうです(笑

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    投稿日: 2006.07.09
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    映画化されているし、DVDが出たら買おうと思っているので読まないつもりが、平積みされていたのでつい買ってしまった。久々に帰宅途中歩きながらも読んでしまった。

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    投稿日: 2006.04.25
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    イギリスで大人気だったSF小説。今まで読んだ本の中で一番わけがわからん作品。いい意味で。ファンタジーに加え哲学的でもあるのがこの本の魅力。

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    投稿日: 2006.04.09
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    銀河バイパス建設のため、地球はあっさりと破壊された。友人のフォードが、実はベテルギウスからやってきた宇宙人だったため、運良く?助かった地球人唯一の生き残りアーサーは、宇宙でヒッチハイクするはめに…。不条理ナンセンス馬鹿SF(褒め言葉)。Googleで「人生、宇宙、すべての答え」で検索した時に返ってくる答え、その理由がこの本を読めばわかります。以前の翻訳版も読んでみたい。

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    投稿日: 2006.01.29
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    抱腹絶倒間違いなしです。そして、ハチャメチャなくせに、異常に説得力のある宇宙史は、目からウロコだと思います。

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    投稿日: 2006.01.16
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    Googleで「人生、宇宙、すべての答え」を検索すると42が出てくるんですが、それの元ネタです。スラップスティックと聞いていましたが、意外と普通だったかな?ちょっと展開が速いところがそれっぽいちゃそれっぽい。結構衝撃のラストで楽しめました。

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    投稿日: 2005.11.26
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    映画が観たいので。普段原作がある映画の場合、映画を観るまで原作を読まないようにしているのだけれど、この映画の場合は読んだ方がより面白いのでは?と思って買って来た。やっぱり読んでよかった。面白いなぁ。しょうもないけど。

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    投稿日: 2005.11.12
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    映画があまりに面白くて購入。映画よりもとっつきにくい部分はありますが、なかなか楽しめました。映画の補足もできましたし。でも映画の方が好きかな・・・

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    投稿日: 2005.11.06