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銀河ヒッチハイク・ガイド
銀河ヒッチハイク・ガイド
ダグラス・アダムス、安原和見/河出書房新社
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総合評価

242件)
3.9
55
83
50
11
2
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    エゲレス様の高度なジョークは俺なんぞには理解できないかと思っていたが、純粋に楽しく読めた。すごい馬鹿馬鹿しいけど面白い。超弩級だが肩肘張らないSF。

    2
    投稿日: 2016.06.11
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    昔のイギリス人らしいバカ話。かわいいので何もかも許せる。ボートの三人男とほとんど変わらない。イギリス人マジヤバイっすね。 英語で読んだり聞いたりしてみたい。英語の勉強…

    0
    投稿日: 2016.04.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人生、宇宙、すべての答えは?」(作中より) そもそも「人生、宇宙、すべての答えは?」っていう問い自体の解釈に答えは色々あるのではないかと思います笑 これは「銀河ヒッチハイク・ガイド」というSF話(実は本も映画も観たことはないのですが)の中に出てくるそうです。「銀河ヒッチハイク・ガイド」は1970年代の終わりにイギリスで放送されたラジオ版からスタートし、これを基に小説化され、後に(2005年)映画化されたそうです。シリーズ化されて「宇宙の果てのレストラン」、「宇宙クリケット大戦争」が正編として続き、他に続編が2編と外伝の短編が1編あります。作り手はイギリス人の脚本家ダグラスアダムズという方で、なんと2001年に49歳の若さで亡くなっています。なんとも映画「2001年宇宙の旅」を思い出してしまうのですが。 「人生、宇宙、すべての答えは?」と聞かれたら、なんて答えようかな。因みに作中では「42」が答えだそうです。とびきり頭のいい宇宙人が惑星規模のスーパーコンピューターを作り、750万年の計算を経て出された答えが「42」という”数字”だそうです笑 「何故、42なのか?」って考えても答えは出ません。何故かって、人類よりも頭の良い宇宙人が数百万年をかけて出した答えなのですから、答えはそのコンピューターに聞くほかありません。因みにそのコンピューターも「42」という数字が出た理由が分からないそうですから、答えの確かさは計りようがありません。凡人の僕に理解できるのは、「天才スーパーコンピューターがそれだけの年数をかけて算出した数なのだから確からしい」ということぐらいです笑 思うに「何故、42なの?」と考えてしまうことがナンセンスなんせんす。人類は己が頭脳を使って生存してきました。人類はもともとオランウータンやゴリラなどと共通の祖先をもっており、そこから派生したのが我々人類の始まりです。なぜ派生したかというと、元来草食であったのに肉食になったことにより脳が発達したからだそうです(詳しくはhttp://www.daiwa-pharm.com/info/fukuda/7096/)。そして生存のために頭脳と両手足を使い、耕作をし、食物を蓄え始める。その結果として蓄えを多く持つものが力を持ち、争いが生じる。現代につながるすべては「生存」をかけた争いから始まったのだと思います。その争いに勝つ手段として人類は頭脳を使ったため、知能や技術の発達を遂げた。 「人生、宇宙、すべての答えが何故、42になるのか証明しよう」という科学的思考が極端な話、とりわけ近代そして現代の争いの原因になっているのではないでしょうか。争いを繰り返した後は「いかに争わないか」に頭脳を働かせ始め、17世紀のウェストファリアにおける講和条約につながり、主体が個人や集落など小さな単位から国になり、国民国家という概念が生まれる。それでも国単位の争いが止まず、第一次世界大戦後に生まれた一応の国際的な機関として国際連盟が生まれる。しかし、第二次世界大戦後が始まってしまい、その後国際連合が誕生する。経済連携を高め、相互依存的な関係を作ることにより戦争が生じないようにするという知恵も出た。しかし、そもそも人間は根本的な問題に答えを出せていないのだろうと思います。その問題とは「人生、宇宙、すべての答え」のことです。 お分かりのように人生、宇宙、すべての答えを科学的に出すことはできません。それにも関わらず「私(人間一人ひとり、国、権力者)はそれを知っているぞー!」ってな感じで「正しさ」をめいめいが主張し、争っているのが現状なのかもしれません。その「正しさ」こそ、ナショナリズムや愛などといった皮をかぶり正当化された人間の欲望(いい生活をしたい、いいものを食べたい、正しく生きたい)なのかなー、と思います。ただその日を生きるために、狩猟をし、採集をして生きてきた、ただそれだけで良かったのに欲望が暴走し、その欲望を得るための大義名分が当座の「正しさ」ということになっている。「生存したい」が「生存して当然だ」に変わってしまった人間の傲慢さ。「生は尊いものだ」という考えも、人類が生存していくための勝手な正当化なのかもしれません。今使っている、この言葉も人間の生を正当化するそのものですね。言葉がなければ人間は極端に言えば思考できませんから、ただ「生きる(食べて、寝ての繰り返し)」ことになるでしょう。そして自然に抗う手段も編み出すことができない。人間の行き過ぎた欲望の実現のために言葉はよく使われていると思います。例えば「ダブルスピーク」はよく使われますね。「人生、宇宙、すべての答えを出すことはできない」と言いましたが、否、人類は出そうとしたくないのです。その答えを出すということは、人間が言葉を失い、行き過ぎた文明が崩壊し、自然に還るということを意味するからです。 当然こんな反論が出てくると思います。「人間は頭を使って生き延びてきた。石器を作ったり、火を起こしたりして生存してきた。つまり人間の本性とはものを発明・利用するといったような文明にこそあり、ただものを食って生きる生活は人間の在り方に反する。」みたいに。確かにそのとおりです。現にインターネットを使って私はその恩恵を享受しています。しかし、文明は進みすぎた。例えば文明の利器として銃が生まれましたが、いい面もありますが悪い面もあり、その力の抑制にまで頭を働かせなければなりませんからね。何が言いたいかというと、利器を生み出せば問題も同時に生じるということです。最たる例は原子力でしょう。生み出さなければ良かったものを生み出してしまった。何かを生み出せば、そこから生じる問題に対処しなければならなくなる。そしてその問題の対処をすることによって再び問題が生じるといったような負の連鎖が連綿と続いていく。マッチポンプみたいなもんでしょうか。それならば生み出さなければ良い。0に対する不満よりも、1となってしまったものを0にする不満の方が大きいはずだから創らなければ良い。しかし、現状の問題を投げ出すことすらできない地点にきてしまったのだと怒られそうですが。それなら最終手段、メタルギアソリッド4の言葉を借りるなら「0を無に帰す」である。原点に帰れだよ。道に迷ってしまったら迷い始めた地点に戻らないと余計に迷う、って聞いたことがあります。 「人生、宇宙、すべての答えは何か?」という問いに対して「銀河ヒッチハイク・ガイド」では「42」となっていますが、これは人間の行き過ぎた欲望や生存のためにはどんな手段でも使って良いのだという高慢さを作者のダグラスさんが諌めているように思えてなりません。今、人間が争ってでも大切にしているものなんて、本当は「42」という意味のない数字ほどにしかならないちっぽけなものなのだから、そんなに意地を張って生きなくてもいいよ、って。「42」の意味を考え続けているのが現在。「42」の意味を人間の高慢さでもって捉えているのが今。今は本来の「42」の無意味さを受け入れなければいけないと思います。受け入れた上で、その範囲でやりたいことをやればいいと思うのです。人間の営みから生まれる負の連鎖を断ち切るためには人間は弱さを認めて、自然に還った方がよっぽど良いのだと私は思います。 「銀河ヒッチハイク・ガイド」で、世界で一番賢いのはハツカネズミ、二番目はイルカ、三番目は人類と言及されてます。その通りですね。

    0
    投稿日: 2016.04.18
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    ギャグが秀逸。かつ無数のSF的アイディア(フィヨルドを設計する老人とか)が無造作に放り込まれていて楽しい。

    0
    投稿日: 2015.11.14
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    ほんとうにすごい内容だ。奇妙奇天烈。スケールもでかい。映画を最初に見たけど、映画は結構本に忠実。鬱なマーヴィンなんてそのまんま。次のも読んでみたいなぁ。これ英語で読んで理解できるだろうか。シリーズは全巻読んでみたい!

    0
    投稿日: 2015.10.08
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    地球を起点とした異世界SF。 語り口のフランクさで とても読みやすかった。 そして偶然が予定調和を壊したり、 取るに足らないものが強かったりと 内容の奇想天外さに 海外SFの醍醐味が詰まってました。 鬱な高性能ロボットがツボだった。 こいつだけの短編が読みたい。 宇宙、侮れん。

    0
    投稿日: 2015.08.28
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    期待ほどバカなSFではないが、映画版などよりはずっと面白い。ストーリーよりも脇のこぼれ話の方がメインか。

    0
    投稿日: 2015.07.11
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    ひたすら愉快 このガイドによると地球は「ほとんど無害」な星だそうです マッコウクジラかわいそうかわいい、ペチュニアは達観しすぎ

    0
    投稿日: 2015.03.08
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    超ナンセンスなジョークがてんこ盛り。さらにSF的な未来宇宙の世界が、想像もつかない描かれ方で、すごく面白い。 映画化されてるようなので、見てみよう。

    0
    投稿日: 2015.02.04
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    SF小説と言っていいのか。 そういう意味でかなりファンタジーの方向に振り切られた 宇宙と宇宙人を舞台とする映画。 アメリカンコミックみたいに 宇宙空間に突如としてマッコウクジラが登場する感じ、 まさに表紙のような描写が一番この本のテンションを伝えている。 楽しいよ

    0
    投稿日: 2015.01.12
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    面白いんだけど、何を描きたいのかわからないシーンがあって、これは何を描きたいのかわからないシーンを描くために描いてるんだろうなぁ、と思った。

    0
    投稿日: 2014.11.20
  • 究極の答えは?

    いきなり地球が消滅するところから始まるSFコメディー小説です。シリーズ物ですが一冊で話は完結しています。訳者あとがきにも書かれていますが、笑いのセンスが日本人と違ったり、元ネタなどの予備知識が必要だったりとそれほど笑えはしませんでした。 しかし有名なフレーズ”生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え”が知れて満足です。ちなみにgoogleにこのフレーズを入れると答えが返ってきます。

    3
    投稿日: 2014.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りて読了。 映画を観る前に…とこれもやはりイギリス沼的に押さえておきたくて読んだのですが、これはハリーポッターと違って存在すらこれまで知りませんでした。 ジャンルはSF……というか不条理SFコメディ…? とっても訳が分からないのですが、正直このノリは嫌いじゃないです。その訳の分からず進む感じが気持ちいい。 どうでもいいことを秘密にしたりもっとどうでもいいことをきっちり説明したり。 そのさじ加減がなんとも絶妙で、なおかつこんなに無茶苦茶なのに不思議と世界観は確立されている。 残念ながら日本人には馴染みにくそうだな~という予想通り図書館にはせいぜい二冊目までしか無さそうなのですが…そして自分で買うかと言われたらちょっと悩むのですが、読めるとこまでは読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2014.10.09
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    イギリス風の皮肉の効いた言い回し。 スケールの大きい中で、小さいことを言う。 暗喩の技術。 ・「先の銀河帝国の大いなる栄光の日々、世界は荒々しく、豊かで、そしておおむね非課税であった」 ・ねずみは、自分たちの正体を隠しつつ、人間の志向を操作していた。実験台になるという演技をしながら。 ・なにが問いなのかを理解しないまま、すべての答えをもとめる科学者。

    0
    投稿日: 2014.10.05
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    ドタバタ?皮肉?意地悪?SF? ちがうな、SFっぽいナンセンス喜劇だ。 続きを(4作目を)読ませたいと思うような 内容だったので続きにも手を出す。

    0
    投稿日: 2014.09.04
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    変な話。人間社会のバカバカしさや腹立たしいことを、より大きなスケールのバカバカしさや腹立たしいさで包む。 キャラは弱い。設定も行き当たりばったり。ストーリーは弱く行き当たりばったり。 会話はたまに面白い。表紙はよい。空気感がいい。 と、悪点を挙げたものの全体としてはまぁまぁ面白い。今からみると、最近の作家の力量やストーリーテリング上の蓄積のおかげか、最近のSFは面白いなとも思った。 古典のひとつとして、それから円城塔のお気に入りとして、おすすめです。

    0
    投稿日: 2014.08.24
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    「図書室の魔法」で挙げられていた本の一冊で、これなら読みやすいかも?と読んでみた。 う、うむ。 おもしろくておかしくて、なんかキュートだわ、と思う場面(たぶん、ヒトやヒト型の異星人?よくわからないけど、が普通っぽく会話してる場面とか)と、ポッカーンとして目が字面をすべっていくような場面(なんか説明っぽいとことか?)が半々くらいのような。 ふと、なんかわからないけど、80年代の小劇場の芝居を思い出したり。(場面場面はおもしろくて笑ったりするんだけど、不条理な場面でポッカーン、みたいな?)あと、海外ドラマのシットコムとか。 登場人物に好感を持ったり、共感したりするには、話が短いような。シリーズの最初の一冊だからかもしれないけど。もうちょっとシリーズ読んでいくと、全体のストーリーというか世界観というか、そんなものがつかめてくるのかなあとも思ったり。 シリーズのタイトルがそれぞれとても興味のそそられるタイトルで。 やっぱりSF音痴には難しいのかしらん……。

    1
    投稿日: 2014.07.10
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    ずいぶん前に新潮文庫版を読んだはず。でもすっかり忘れていて、文庫本も処分したらしく見当たらない。先日読んだ「図書室の魔法」で主人公のモリが面白がっていて、これは読まねば!と新訳の河出文庫版を。 確かにこれは裏表紙の言葉通り「シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ」だ。なんじゃそりゃ~という展開の連続で、SFネタを思いっきり茶化しつつ、きっちりSFになっている…ような気がする。 あまりにもオフビートな(この言い方では上品すぎるな)成り行きで、最初はついて行きにくい。いかにもイギリス風の皮肉たっぷりのギャグに笑っているうちに、だんだんこのヘンテコな世界に取り込まれていった。まったくバカバカしいにもほどがあるが、やっぱり可笑しいんである。 私がすごく気に入ったのは、とんでもなく賢いがゆえにネクラでネガティブなアンドロイドのマーヴィン。出てくるたびに笑ってしまった。シリーズ作を楽しみに読むことにしよう。

    1
    投稿日: 2014.07.02
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    どうやら世間一般では名作との評価らしいが、当方とSF本自体との相性が良くないせいもあるのかどうにも面白くない。 おそらくは小粋なジョークで満ちていて、いかにもイギリスの本と想像するが、全く頭に入ってこない、、、 うーん、新分野の開拓として結構期待していたのだが残念無念。

    0
    投稿日: 2014.06.26
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    こんなに何回読んでも笑える小説他にない 結局私たち人間があんなに小さなネズミにいちいち驚くのは、私たちでは理解しえない知能の深淵を感じ取るからなのかもしれないですね、無意識レベルの畏怖というか…

    0
    投稿日: 2014.06.04
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    あんまり関係ないけど例のゲームに出てきた42ってこれだったのか...!!ってなったのが一番のハイライト(笑) 先生に勧められなかったら多分読んでないけど、これは面白いかも。 元ネタというか何のことを言ってるのかわかった時がちょっと嬉しかった。原文で読むのはまだまだ無理だけどな!! DVDも買ってはいるけどまだ観れてないから早く観たいなー

    0
    投稿日: 2014.05.30
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    こんにちは。ほとんど無害な42歳主婦です。今日はものすごくくだらなくて、ものすごくおもしろい本を紹介しに来ました。宇宙を旅したい人はこの本をもって出かけましょう。アルファ・ケンタウリ出張所にお知らせが出ているそうですよ。地球が滅亡してからでも間に合います。是非、是非。

    2
    投稿日: 2014.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おススメです。 全ての文章にユーモアがギッシリ詰まってる感じ。 物語の発想は天才的で、展開には引き込まれる。 印象的なのは、 この宇宙の時空で二番めにすぐれたコンピュータ(その名をディープ・ソート)に、 生命、宇宙、その他もろもろの回答を計算させる場面。 笑いました。 続編(?)の「宇宙の果てのレストラン」も読んでみよう!

    1
    投稿日: 2014.03.04
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    ネズミの正体! は笑えた。SFコメディということだけれど現在から見ると古い要素が多い。当時はコンピューターが紙を吐くのは逃れられない運命だったんだなー、とか。 しかし初めてバベル魚を耳に入れた人は何を考えていたんだろ。

    0
    投稿日: 2014.02.06
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    面白いが、これを読んでイギリス人が感じる面白さの3割程度しか感じられていないんだろうなという感じがしてもったいなさを感じる。 現代の日本人である自分には現代の日本の作品こそがもっとも楽しめるのだという思いを新たにした。

    0
    投稿日: 2014.01.25
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    イギリスっぽいナンセンスなユーモアに溢れていて楽しめた。かなり古い作品にも関わらず読みやすいSF。原書でも読んでみたい。

    1
    投稿日: 2014.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    センス・オブ・ワンダーと馬鹿な発想が完璧に融合した,伝説的なバカSFの傑作。 「42」の衝撃は未だに忘れられない。 あと,あまり語られないけど,「黄色い」とかも好きだった。

    0
    投稿日: 2013.11.30
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    SFコメディの名作です。SFが苦手な私でもすらすら読めました。みなさんもこのガイドを手に宇宙でのヒッチハイクを楽しみましょう。ブリテッシュジョークが面白いです。 九州大学 ニックネーム:浅野総一郎

    0
    投稿日: 2013.11.01
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    プッと吹き出す可笑しさ。 ボクの好きな雑誌『TV Bros.』で昔、 本作の映画の特集をしていた記憶がある…と書けば、 Bros.読者にはなんとなく方向性が掴めるはず(笑)。 それから、ちょっとだけ冨樫先生の『レベルE』を思い出す…と書けば、 冨樫ファンなら(以下同文) 時にさりげなく、時に唐突にジョークやユーモアを挟んでくるため、 気を抜いてぼーっと読んでいると一瞬置いてかれる(笑)。 しかし思い返してみたらストーリーはまだそんなに展開されてない… 本作品は小意気で毒気のあるジョークやユーモアでもってるのかな。 シリーズもののようなので続編の展開に期待。 それはそうと同じような出来事が、地域レベルと 銀河レベルで起こる冒頭の設定はなかなか見事だった。 ありふれた構成の一つかも知れないけど、意表を突かれた。

    1
    投稿日: 2013.09.24
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    SFコメディ。 面白かった! 初っぱなのまさかの展開から始まり、だいたいずっと面白かった。 しかしくだらなかったー(笑)。 最後はちょっと肩透かされた感がありますが、まぁ何となくその感じは予想してたから許す。 あまり上品でない方のブリティッシュユーモア満載のため、時たまブラック過ぎて「うぅひどい…。泣」と思う場面もちらほら。 これ読んで何か得るものがあるかと言えば特に無い気がするけど、哲学しようと思えば哲学できる。 これは続編も読みたい。

    2
    投稿日: 2013.09.11
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    いかにもイギリス風刺のきいたアイロニカルなコメディタッチのSF。ミスタービーンのSF版みたい。面白い。

    0
    投稿日: 2013.09.10
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    2013年9月5日読了。銀河ハイウェイ建設工事のための立ち退き要求により蒸発した地球最後の生き残り・アーサー。頼りになるのはたまたま(!)地球に滞在していたベテルギウス人フォードが持っていた宇宙的ベストセラー「銀河ヒッチハイク・ガイド」のみ・・・!スラップスティックSFの名作、とあり、矢継ぎ早に繰り出されるくだらないSF脱力系ギャグの数々には「抱腹絶倒」というより終始苦笑しながら読み進んだ。ただ、こういういかにもイギリス的な馬鹿馬鹿しいギャグを宇宙的規模で・本格SFの作法に則って連ねていくこのノリは意外と癖になり面白い。続編も多く刊行されているようで、この話がいったいどこに着地するのか(着地せずにダラダラ進むのだろうが・・・)、いずれ読んでいきたい。

    4
    投稿日: 2013.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宇宙人が、宇宙ルートのバイパスを作るために、邪魔な地球を破壊してしまった。 友人がたまたま宇宙人だったために、うまく宇宙船のヒッチハイク(不法入船)に成功した主人公は、なんだかよくわからないまま、伝説の惑星マグラシアにたどり着き、「実は地球ではねずみが人類を実験台として逆に利用していた」という驚愕の事実に直面したりしながら、宇宙の深遠なる真実、「42」にたどり着く(しかし、「宇宙の深遠なる真実とは何か」は、一向に不明である)。

    1
    投稿日: 2013.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    半ば伝説的な名作古典SFということだが,確かにイギリス人の書くものはひと味違う.マーヴィン!! それから42って何だ!? 映画を見たはずだが,つまんなかったという記憶しかない.読んでみて分かった.このテイストを映像で出すのはむりですよ.

    0
    投稿日: 2013.06.29
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    Googleのモトネタが分かって良かった。 ジョークが日本人には分かりづらいところがありるのが難しい。

    0
    投稿日: 2013.06.17
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    生命、宇宙、そして万物について750万年の計算の末に到達した究極の答え「42」!読み始めて数十ページでこりゃ絶対イギリス小説だなと確信できる、シュールでナンセンスなSFコメディ。序盤で地球は宇宙バイパス工事のために破壊されちゃいました。さよなら人類、だけど一人を除いてね。この世界では『ギャラクティカ大百科(何て胡散臭い邦訳だ)』より売れてて評判の高い書物『銀河ヒッチハイク・ガイド』はさながら現代のウィキペディア…というよりむしろアンサイクロペディアだなこれ。馬鹿馬鹿しいけど偏愛したくなる一冊です。

    3
    投稿日: 2013.06.03
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    (俺のブログ2006-01-13投稿より) 「answer to life the universe and everything(生命 宇宙 そのすべてに対する答え)」とGoogleで調べると「42」という答えが。この基となったのがこの本。 この本読むと地球がかなりちっぽけなものに思えてきます。地球を捨てて銀河にヒッチハイクしたくなります。これって現実逃避? 何の迷いもなくあっという間に消されてしまう地球、銀河に関することが全て記されている銀河ヒッチハイクガイド、波がじっとしてて建物が寄せては返す風景、船を盗むためだけに銀河大統領になった男、地表数キロの上空にいきなり出現したマッコウクジラ、惑星を建設することを生業としている惑星、そこでノルウェーのフィヨルドの設計をして賞を受賞した老人、最近買ってなくなったと思ったボールペンたちが住む惑星。 どれも魅力的な話でした。 好きなキャラは重度鬱病のロボット「マーヴィン」。「なんだって土んなかに顔を突っ込んでるんだ?」と聞かれて、「非常に効果的にみじめな気分を味わえるからです」と答えたのが一番印象的でした。

    1
    投稿日: 2013.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    くっだらねージョーク満載で、言語の壁を越えて笑える。「なんとなく語感が滑稽だ」って理由だけで笑われるスラーティバートファーストさん……。

    1
    投稿日: 2013.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰かに無性にお勧めしたい. もしも,本を読むことで何かを得たり,昨日より賢い自分になりたい人にとってこの本はただの文字の羅列でしかない.けど,何かに悩んで,疲れて,どうにもならなくなってるときにこの本を読んだ人は,少し頑張れる気がする. 意味はない.内容もほぼないと言っていい.なんだか面白そうなことが面白そうにならんでいる.伏線とか,大いなる謎とか,あるのかな? 無くていいんだけど. これを読んだ後に襲ってくるのは,いかに自分の人生がちっぽけなところでまわっているか,というばかばかしさ.虚無感とか,無力感では全くない. 所詮ばかばかしいifが1つでも放り込まれれば崩れてしまうような日常を必死に維持して頑張って生きている.怒られても嫌われても,ちょっとした宇宙バイパスの工事の都合で消え去るものでしかない. ねずみの計画で製造された有機コンピュータのある挙動の1つでしかない. そんなばかばかしさ. けど,終わった後に絶望なんて1mmも残らない.読み終わって,自分の悩みの小ささを笑って,じゃあ,頑張ろうかと.そう思えるような,どうしようもなく愛おしいお話. なんて.

    1
    投稿日: 2013.02.05
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    SFの命題とも言える人類の存亡を笑い飛ばすように物語は始まる。 地球はいとも簡単に滅亡してしまうが、物語自体に悲壮感は全く感じられず、むしろ面白おかしくストーリーは展開されていく。 読んでいるうちに冒険心は刺激され、心は宇宙を漂っている。

    1
    投稿日: 2013.01.23
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    あとがきを読んで作者がケンブリッジ大出身だと知り納得しました。 あのひねくれた皮肉たっぷりの難解なジョークは、あの大学出身の人の得意技に違いない。 そんなケンブリッジジョークが日本人の私にも理解できて、ちゃんと笑えるのはひとえに翻訳者さんの腕が良いからでしょう。 特にヴォゴン星人の詩の朗読シーンは電車の中で必死に笑いをこらえるくらい面白かった。 最後の最後でゼイフォードが「俺たちの冒険はまだ始まったばかりだぜ!」みたいなセリフを吐いて小説が終わるので続きが気になる…! ああ、マーヴィンかわいいよマーヴィン。

    0
    投稿日: 2013.01.05
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    ブリティッシュ火浦功( ´ ▽ ` )ノ ドタバタナンセンスコメディSF。 マーヴィンもっと活躍して欲しかった。

    0
    投稿日: 2012.11.24
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    突然地球が消滅し、宇宙でヒッチハイクをするはめに…。 ばかばかしさ爆発のSF小説。 ここまでとことんやってもらえれば、文句なし! 地球で本当に一番賢い動物とは…!?えっー!? ふふ、おもしろい!

    1
    投稿日: 2012.11.07
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    終始おふざけ。とにかく軽い。 超知性などのSF的な要素を絡めつつ面白おかしくかかれた感じの小説です。 ところどころ意味不明だけどそこはサラリとスルーして大丈夫だと思います。 主人公の家が壊される同じ理由で地球が壊されるとか、ブルドーザーの運転手との交渉とか最初の展開からしてすごく面白い。 知らずに読んでたけど、Googleの検索機能で一躍有名になった『生命と宇宙、その他全体の答え』の元ネタなんですね。 あ、ちなみに得るものはあんまり無いですw 強いていえばイギリスのユーモアセンス? いい意味で完全にエンタメ小説です!

    1
    投稿日: 2012.11.02
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    確か再読。やっぱり意味不明、だけど面白い。50ページ前後で地球が破壊されたり、人生の答えが出たり。なかなかめちゃくちゃ。あんまり期間開けずにシリーズを読みたいもんである。

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    初めはわずらわしい感じ、若干いらいら。 でも読み進めていくと、どんどんおもしろくなる。 最後の数ページが最高。このために読んできた! 常識を捨てて読む1冊。

    0
    投稿日: 2012.09.22
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    皮肉&かなりブラックでおなじみ、英国のユーモアがみっちり詰まったSFコメディです。 まず、しょうもない理由でいきなり地球が消滅しちゃいます。 たまたま地球に来ていた宇宙人フォードに助けられ、最後の生き残りとなってしまった英国人アーサー・デント。 表紙に「パニクるな」と書かれた『銀河ヒッチハイク・ガイド』ととにかくタオルを握りしめ、壮大でバカバカしい彼らの旅が始まります。 電車の中で読むと危険かもしれません。私は何度か吹き出しちゃいました。タオルで口元を隠しましょう。 著者のダグラス・アダムス氏はケンブリッジ大のコメディ・サークル「フットライツ」のご出身だとか。 フットライツ出身といえば、のモンティ・パイソンのスケッチにも少し参加されています。 あ、そうそう作品中にRADIOHEADの「Paranoid Android」のイメージ元らしきロボットが出てきますよ。 英国の笑いは人によって向き不向きがあるとも聞きますが、私にとっては大傑作! 銀河系に住む者として手放したくないアイテムです◎ (なんだか『タイタンの妖女』と通じるところもある…かも)

    2
    投稿日: 2012.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2012 8/30読了。WonderGooで購入。 「人生、宇宙、すべての答え」は42とか、「人間は地球上の生命体で一番賢いと思っているが、実は3番目で、2番目はイルカ。」とかの元ネタでもある、超有名SF小説。 手を出さずにいたのだけれど、担当している授業の例題に取り上げたこととかもあって今回、買って読んでみた。 地球が宇宙にバイパスを通すためにある日突然破壊されて生き残った主人公たちは銀河を放浪・・・的な筋なんだけど全然悲壮じゃないというか、皮肉が効いてて面白い。 続刊もこれはぜひ買おう。

    0
    投稿日: 2012.09.04
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    SFは好きだけど、この手のコメディものは初めてよんだ。とにかくまぁ、ふざけている。でも、とても面白かった。映画化されているとは、意外だったなぁ

    0
    投稿日: 2012.09.04
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    かなり面白かった 展開が早くいつの間にか読み終わった 9月2日  読了 9月9日  再読了

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    投稿日: 2012.09.02
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    「SF」と聞くと自動的に「宇宙暦○年」とか「星間戦争」とか「巻末の長大な年表」とか「多すぎて覚えきれない登場人物」を連想してしまい、臆病な私はなかなか手を出すことが出来ず、SF様の前では濡れた子犬のようにプルプル震えるだけであった。 しかし、ある時知人から「今読んでいる本が面白いのか面白くないのかが解らないから試しにあなたも読んでみてたもれ」という特殊な薦め方をされ、SF様か~私に読めるかな~なんて思いながら意を決して読んでみたところ、いきなり開眼。とにかく取っつき難い、というSF様に対する偏見がめでたく払拭されたのでした。 それが『銀河ヒッチハイク・ガイド』。 裏表紙の「シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作!」の文言に偽りなし。 念頭に置くのは「DON'T PANIC!(パニクるな)」のみ。訳わかんないことは訳わかんないままで大丈夫。必要とあらば、要所要所で引用される「銀河ヒッチハイク・ガイド」が、訊いてないことまで教えてくれます。 訳者解説によると、数字の上での矛盾がいくつかあるそうですが、SF超初心者の私は全く気になりませんでした。地球の直径とかどうでもいい。 他のSF作品を知らない私ですが、科学ゴリ押しではなく、宗教とか哲学を絡めつつブラック・ジョークでまとめられていたところが読み易いなーと思いました。 スケールの大きい大ボラに翻弄される心地よさを教えてくれた1冊です。

    3
    投稿日: 2012.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結構スッキリ読めた。 SFコメディの分類らしいけどあんまりコメディっぽくないですね。言い回しが面白いけども。 なんというか平和な感じだ。平和だけど、わりと途方も無い事を話し合っているし、なんでも無いような感じで喋っている。それでいいのか。。? ヒッチハイクをする物語らしいけど、そんなにヒッチハイクはしないですね。でもこれからもこのお話は続くみたいだからヒッチハイクはしていくのかな。 前半と後半のキャラの違いが気にはなるけど、そんなに気にはならない。どっちかって言うと気にはならない。何故かというならば他のことの方が気になるからだ。 世界の真理や地球の立ち位置や地球人の扱われ方や地球人よりも頭の良い奴や、なぜマッコウクジラが出てきてなんの意味があるのかとか。 ピーナッツのくだりやタオルのくだりもちょっと気になるがなんなんだろうか。気にはなるし、続巻への伏線になるのかも知れないだけで意味は無いことなのかも知れないが、この巻だけでも十分面白い。 そうだ、序盤の地球最後の時があまりにもあっけなくて、あまりにもパブのバーテンが潔くて、引き込まれたんだ。 こんなにあっけらかんと、簡単に地球が無くなってしまうとコメディになってしまうのかな。どうなんだろ。 宇宙警察がカッパ星人ってのはなんだろうね。イギリスでもカッパっていたのか?

    0
    投稿日: 2012.08.16
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    人生、宇宙、すべての答えが42という奇妙な解答で有名なSF小説。シュールでブラックでイギリス的な笑いというものを感じた。解説にもある通り、ネイティブでないと面白さのわからない部分もあったが、設定の妙は今も色あせていない。

    0
    投稿日: 2012.08.10
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    何という事だ… 平凡な土曜の昼下がりのはずが、うっかり「人生、宇宙、すべての答え」を知ってしまった。 我も知りたい‼という人は、急いでググる事をお勧めします。論拠は次の1000万年後までお預けで。

    0
    投稿日: 2012.07.14
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    イギリス郊外で普通の生活を営んでいたアーサーは、突然自分の家が取り壊されるという不運に遭う。だが突然地球が取り壊される不運に比べたらどうだろう?突然宇宙随一のガイドブックに「ヒッチハイクは諦めよう」と書かれているヴォゴン人の宇宙戦に乗らなくてはいけない事と比べて?…とにかく全篇通して「バカ」の一言に尽きる一冊。この長ったらしい蘊蓄は・注釈は必要か、地球の直径おかしくないか、アーサー適応能力ありすぎじゃないか等等ツッコミどころだらけだが、一つでもニヤニヤしてしまったらこの本の虜になってしまった証。諦めようw

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    投稿日: 2012.06.20
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    イギリスが誇るSFの名作。 コメディタッチの読みやすさとハチャメチャな展開。奇想天外なアイデア・・・とまあ宣伝文句は大層で、実際読んでみてもそのすべての要素が盛り込まれていることは確か。 (道路工事で立ち退きを迫られる主人公宅と、宇宙間バイパス工事のために破壊される地球という対比の箇所とかはかなり笑えた。) でも、そのどれもズバ抜けている印象は受けなかった。 もちろん全体としてはそこそこ面白かったし、非常に笑いを誘う個所もあった。 でも、数少ないSF経験からいくと、ラファティ作品のほうが遥かにその3つの要素を高いレベルで誇っているように感じた。

    0
    投稿日: 2012.05.27
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    地球人のごく普通のイギリス人のアーサー・デントさん、何の因果か、ペテルギウス星人のフォード・プリフェークトと宇宙でヒッチハイクすることになった! 帰ろうにも地球は何と消滅してしまったらしい。 とにかく、ホントどうでもいい設定の注釈がマニアック。もうアホだ。物語よりもそこに絶対力入れてるに違いない、作者は。決してSF小説にありがちな(?)高度な戦いとか、生命・宇宙その他もろもろの深遠なる疑問が明かされるとか、期待してはいけない。くだらな~いので真面目に読んではいけない。イギリス的背景とか分からなくともたぶん大丈夫。 宇宙版『地球の歩き方ガイド』の『銀河ヒッチハイクガイド』の地球の説明は「ほとんど無害。」ただ、それだけ。何それ?  重度の鬱病ロボットのマーヴィンがけっこう好き。

    0
    投稿日: 2012.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドイツに住んでる彼氏が研究室の同僚におもしろいSFとして紹介されたといって教えてくれたもの。ほんとにおもしろかった。 訳もいいのかもしれんが、キャラがみんなちょっととぼけたかわいさがある。地の文も、大真面目にあほなことを言うという芸風が良い。 鬱ロボットのマーヴィンと、影が薄くてゼイフォードに適当に扱われるアーサーがおもろい。

    0
    投稿日: 2012.04.09
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    終始ジョーク満載で続くテンポ、先が読めない展開で楽しめました。続編、宇宙の果てのレストランも読みたい。

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    投稿日: 2012.04.03
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    う~ん、あまり楽しめなかったなぁ。 英国人作家とは相性がいいと思ってたんだけどなぁ。 所々ニヤリとさせられるが、全体的にはノレなかった感じ。

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    投稿日: 2012.03.25
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    読み始めてから、数年前に映画版を見ていた事を思い出した。内容は自分にとってはその程度のインパクトだったのだろう。映画と違うところは、作者の語り口に大きな特徴があり、内容そのものよりもそちらに惹かれてしまったこと。あとがきにもあったが、面白さを理解するにはバックグラウンドが必要な作品。ネタばれもあるけどあとがきを先に読んだ方がちょっとは理解度がますかも。ベテルギウスを英語で発音するとビートルジュースだとか。

    0
    投稿日: 2012.03.04
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    Googleで「人生、宇宙、全ての答え」を検索すると「42」と応えてくれるらしいけど、その元ネタが本書だそうだ。 イギリスのジョークっていうかギャグというかユーモア満載、ってことだけどよくわからない。だから、たぶん、僕はモンティパイソンを見てもMr.ビーンを見ても笑えないだろう。 マニア向けだな。

    0
    投稿日: 2012.02.27
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    これは何て書いたらみんな読む気になるかな。 教訓が得られる本とかだったら書きやすいんだけど。 バイパス道路の建設のために家を取り壊される事を、 取り壊される当日まで知らなかった主人公。 売れない役者志望の男として隠れ生きていつつ、 15年間地球のつまらなさにふてくされていた その友人。 主人公が取り壊しのブルドーザーの前に 寝転がって妨害していたその時、 友人の持っていた機械が突然アラームを鳴らし始めた。 友人は実は、いわゆる銀河版「地球の歩き方」、 「銀河ヒッチハイク・ガイド」の編集者として地球に来ていた 宇宙人だった。 そのアラームから全てが始まる。 宇宙ヒッチハイク・ガイドの始まり。 あらすじどころか導入部分を書いただけでは この先何がおこるか分からないでしょう。 アクション映画などではクライマックスぎりぎりで どうすんのこれ?解決するの?って一番引っ張られる事が この導入の直後にあっさり訪れます。 更に前半で、これはドタバタナンセンスコメディなのではないかと気づきます。 そして銀河連邦大統領も絡んでくるうちに、 仕掛けられたナンセンスの壮大さに気づくでしょう。 そうしたらもう、徹底したご都合主義を ナンセンスで回収して行く手法に目が離せません。 むしろご都合主義の鮮やかな解決こそが小説の面白さだと 理解出来ますよ。 よく出来てないSF映画なんかを見て、「これはご都合主義だなあ」 なんて言ってしまう癖がある人は必読です。 個人的には重度鬱病の高性能ロボットが好きです。 あいつほんとに蹴り飛ばしてやりたい、けどしない登場人物の 現実味にほれぼれ。

    0
    投稿日: 2012.02.01
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    映画で分からなかったところが分かるかなーと思ったら、 そーでもなかった(笑)さすがヒッチハイク・ガイト。

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    投稿日: 2012.01.26
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    イギリス人が書いたSF小説。重要なのでもう一度言いますが「イギリス人が」書いたSF小説。本当にもう何この溢れんばかりのイギリステイスト。笑います。 あとGoogle先生に「人生、宇宙、全ての答え」を聞いた際に「42」って答えてくれる元ネタ小説。結構有名なんですね。 主人公はいたって普通のイギリス人。ただしバイパス工事の為に明日家が取り壊されることになっている。そのことで物語には全く関係ないけどチンギスハンの直系の子孫(本当に全く関係ないけど)である工事監督とやいやいやってたら地球自体が宇宙のバイパス工事の為に破壊されちゃいましたよ、でもたまたま今までずっとギルフォード出身だと思っていた友人がペテルギウス星近郊出身の宇宙人だったのでついでに助けて貰ったよ。っていうところからお話スタート。銀河でのヒッチハイクの旅がスタートです。大切なのは「Don't panic(パニクるな)」と「タオルのありかは押さえておけ」。 メチャクチャです。と思いきや中々深遠なところもあり。なんせ42だし。そしてストーリーの随所に現れるイギリス的シニカル。本当にもうこれかいたのどこのイギリス人。 宇宙人の嫌がらせが詩だしね。宇宙一最低な詩もアレだしね。パブとお茶は欠かせないよね。イギリスの地名もやたらでる。宇宙にいるのに。 続き物です。「よう地球人、腹減ってないか?」ってことで次の巻は「宇宙の果てのレストラン」らしいです。

    0
    投稿日: 2011.12.19
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    「人生、宇宙、すべての答え」が知りたくて読み始めた。 いやはや、笑った。といっても、爆笑とは違うのだ。なんというか、「ふ、ふはっ」みたいな変な笑い。ああ、大好きだ。 たとえば、自宅がバイパス工事のために取り壊されようとしている。大変だ!と思っていたら、自宅どころか地球がバイパス工事のために取り壊されてしまう。 ……どうです、この出だしからして、著者の素晴らしいセンスを感じるでしょう(笑) 全編を通して、こんなふうに次から次へと突拍子もない筋書きが襲ってくる。もう何が来ても驚かないぞ、と一章ごとに決意するのだが、次のページをめくるとたちまち度肝を抜かれる展開に。もはや科学的考証の正確さなんて問題にする気も起きず、ただただ頬の筋肉を痙攣させるばかりである。 鬱なロボットマーヴィンのキャラクターが光っている。「人生」マーヴィンは言った。「わたしに人生を語らないでください」 読み終わってブクログに登録しようとしたら「バカ」なるタグが付けられているのを発見、またにやりとしてしまった。そう、バカである。紛れもなく、バカである。モンティ・パイソン的なノリがお好きな方は、間違いなくツボにハマるかと思われます。続編も楽しみ。 DON'T PANIC!

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    投稿日: 2011.12.18
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    名前だけはちょこちょこ聞いてたので気になって読んでみた本。これシリーズモノだったんですね知らなかった…。風刺画ってあるけど、それの小説版みたいな感じ。

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    投稿日: 2011.12.04
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    裏表紙に「ばかばかしいSFコメディ」とあるけど、コメディ要素はちらほらあるけど全くもってまさしく傑作と呼ばれる小説で読み応えがある。 気づいたのは、章の終わりごとによく次の章か次の次の章までの次回予告みたいなのをニ三行書かれている、という書き方が、一つ特徴付けていて面白い。 でその「ばかばかしさ」というのは、この話の小説化される元ネタがラジオドラマだったそうで、イギリスの人にしか通じないようなネタで、訳者(安原和見さん)によるあとがきでちゃんと解説されてて、それ読んでやっと分かった。

    0
    投稿日: 2011.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人生、宇宙、全てのこたえ=42。 とにかく、色々な意味で私の人生観の今の根幹を成している、ようなきがしなくもない。

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    投稿日: 2011.10.31
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    もっと前に読んでおけばよかったと思う本と、もう少し後で読みたかった都思う本があるが、間違いなく前者な本。SFはほとんど読まない自分だけど、続きも全部読みたい。 Googleで「人生、宇宙、すべての答え」を検索したことから本書を知り読み始めたが、面白い。アーサーとフォードの会話に笑ってしまった。そもそも宇宙や人生に絶対的な意味は無く、もしそんな事を悩み始めたらこの本を読め、そう言われているような気がした。取り敢えずしばらく自分のマイブームは「DON'T PANIC!」になりそうな気がする。

    0
    投稿日: 2011.10.31
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    映画見てからだけど、小説版もぶっ飛んでておもしろい!1979年刊行の古さを全く感じないユーモアと皮肉が最高。

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    投稿日: 2011.10.08
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    読むのは2回目だか、3回目だかですが、やっぱりいいですね。 些細なことでクヨクヨしているのが、馬鹿らしくなってきます。 友人宅でこの映画版の冒頭だけをみせてもらったのだけれど、ゼイフォード・ビーブルブロックスはやっぱり特殊メイクなのだろうか。

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    投稿日: 2011.09.21
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    何がなんだかよーわからん展開ばっかだけど、そんなこと気にしないで読み進めていける。で、おもしろい。 SFって、想像力への挑戦みたいなとこあるけど、この本読んでたら、そんな固まらないでもっと気楽に発想しようぜって感じになった。こんな宇宙観を抱けたら楽しいだろうなぁ。 あと、ロボットのマーヴィンがウザかわすぎる。

    0
    投稿日: 2011.08.28
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    ある晴れた日のこと、突然地球が消滅。生き残った唯一のイギリス人が宇宙で体験する異星人との思わぬヒッチハイク。 本作を呼んだキッカケは、検索エンジンgoogleで「人生、宇宙、すべての答え」を検索すると「42」という答えが出る、という記事を読んでその元ネタがこの本だったってことですが、なるほど実際42ってことのようですし、それを含めて非常に質の高いスラップスティックコメディSFです。 ストーリーは非常にご都合主義。作中に出てくる「無限不可能性ドライブ」なんてその最たるですが(某人気ラノベの設定も似てるかも)、まぁSF作品の中では、科学的考証がほとんどまったくされていないというか、科学的な正しさよりも語感やフィーリングが重視されている感があります。そうは言ってもこれも立派なSFです。 とにかく、シニカルな登場人物によるシニカルな言い回し、そしてシニカルな宇宙の真理(と設定されているもの)に触れたりそんなことはどうでも良かったり。なんというか、そう、馬鹿馬鹿しい面白さに溢れています。 地球人類の存在目的に、真剣・本気“以外”の感情で迫りたい方には特にオススメです。 (2007年読了)

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    投稿日: 2011.08.27
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    SFの醍醐味は、現実の世界を別の視点から見る、あるいは矛盾や人間のエゴを暴き出すところではないでしょうか。この作品も著者のユニークな視点が随所に感じられ世界の違った見方を教えられます。 文章は癖があって、はじめは読みづらく感じるかもしれませんが、おもしろい作品です。

    0
    投稿日: 2011.08.25
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    肩肘張らずに、さらっと読めるSF。 大真面目に真顔でバカをやる、そんなノリに乗っていけるかいけないかで楽しめるかが左右されるようには思う。間違いなく乗ったモン勝ち。 変な笑いを存分に漏らしながら読んだ。とっても良い。

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    投稿日: 2011.08.19
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    そもそもの大元はラジオドラマだったらしいが、確かにこれは日本語訳で読む小説の形よりも、映像その他の形態で楽しむ方が味わい深いものだろう。 英語圏、それもイギリスならではの言い回しやセンスに頼った笑いどころも多かろうが、言語のリズムが違うのでなかなかそれを感得しづらいのが残念だ。 「キテレツ大百科」みたいなもんだな。

    0
    投稿日: 2011.07.26
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    1回目、あまりに面白くて一気に読破。どうやら5巻まであるということで、とりあえず2巻を探すも見つからない。みつからない。2巻をやっと見つけたが3巻以降がみつからない。おいてない。全巻揃えるまで続きを読めない。そしてなんとか5巻までを集めたところで、気づいたら1巻目は4周し終わっておりました。えー、もう、めっちゃおもしろい。ヒッチハイクしたい。

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    投稿日: 2011.06.28
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    読み終わったー 理屈をこねくり回すギャグは嫌いじゃないけどこれがイギリス人のギャグなのか?n=1で判断するに同じ島国だから、とかだろうか。

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    投稿日: 2011.06.26
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    作中ひたすら挿入される皮肉と笑いの数々、これだけでもコメディとして十分楽しめるにもかかわらず、なんと深いテーマを埋め込んでいるのだろう。 「人はなぜ生まれ、なぜ死ぬのか」 この問いの答えを求めることは、風車に戦いを挑むドン・キホーテのように愚かなことなのかもしれない。しかし、ダグラス・アダムスは楽しくてわかりやすいお話の中でその答えを教えてくれた。 「生命、宇宙、その他もろもろの答えは」 それは本作の中に書いてあります。

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    投稿日: 2011.05.21
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    しゃべくり漫才SF。というか、SFって呼んでいいのかこれ。ユーモアのかけらもない「ゲド戦記」のあとに読んだらあまりの落差にめまい。数十年前に読んだのにほとんど覚えてないことに二重にショック。

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    投稿日: 2011.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おんぎゃえええええううううあああああいいいい! 良質なエンターテインメントだ!マーヴィン欲しい。 訳者あとがきでわかりにくいネタも丁寧に解説されているのでありがたい。

    0
    投稿日: 2011.04.29
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    なんというか、ものすごいアタリだった。 こういうアタリに出会えるとすごくうれしい。 しかも、ブックオフの百円である。 およそ、三十年ほど前にかかれた海外SFコメディだが、 コメディではあるけれど、ストーリーはしっかりしているし、 伏線だってしっかりと張られている。 コメディも、著者の言い回しによる技巧や、 あるいは、登場人物たちのユニークさによって、 つくられているので、なんというか、下品な感じがまるでない。 下品なのは下品なので好きなのだけれども。 ストーリーとしては、 突如として地球が滅び、地球人のアーサーが、 フォードを始めとするユニークなメンバーに振り回され、 次第に宇宙にすら振り回されるという、 とにかく振り回され続けるというもの。 読者を飽きさせないための工夫もされており、 文章も平易で読み易く(ここがすごく重要)、 それでいて現代でも普通に面白いからびっくりだ。 SFと時代小説は全然読んだことないのだけれども、 そっちの方面もそのうち読み進めていきたいものだと思う。 しかし、これ続き気になるな。 シリーズもので、どうにも5作あるらしく、 4っつめからはラブコメディになるという。 とはいえ、この頃はブックオフの100円コーナーでしか買わないし。 なんというか本との巡り合わせって感じでいいな。 電子書籍もいいけれど、やっぱり、断然紙の本だぜ!!と思ってしまう。

    1
    投稿日: 2011.04.21
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    SFって初めて読んだんですが、宇宙全体で価値観が共有されている前提がどうやらあるようでなんか納得いかなかった。宇宙人にジョークが通じるのか。彼らが違う論理体系だったらどうするの。まぁそうじゃなかったらお話として筋が通らないんだろうけどさ。ただ宇宙モノのSFはもう読まないかも。それを看過すればお話としては面白かったです。ジョークの勉強にはなったのでそこだけは原著で読みたい。

    0
    投稿日: 2011.04.17
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    『銀河ヒッチハイク・ガイド』 その日突然地球が爆発して無くなってしまったんだ! 派遣員の宇宙人フォードとともに宇宙をヒッチハイクすることになったアーサーは ヴォゴン人の船から追い出されるも、ゼイフォードとシリリアンの乗った最新鋭の船により助けだされる。 彼らは幻の惑星「マグラシア」に到着し、地球ができた意味、地球の作り手、その意図を知ることになる。 人間より知的であった彼らの目的は?なんなのか?宇宙SFの超大作の第一部である。

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    投稿日: 2011.03.07
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    ある日突然、地球が消滅する。平凡なイギリス人のアーサーは、友人のフォードがたまたま地球に居た宇宙人だったため、彼に連れ出されてと宇宙船をヒッチハイクし、宇宙をさまよう事になる。風刺やジョークが満載のSFコメディー。

    0
    投稿日: 2011.03.06
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    楽しい。昔読んだことがなくて、「42」とか、「DON'T PANIC!」とか意味が分からず悔しい思いをした。 書店で見かけたのでつい買ってしまった。

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    投稿日: 2011.03.01
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    ・SF 英ラジオドラマより ・壮大で、ものすごく世界(宇宙)観が広い ・弟のオススメ http://nozaki.blog15.fc2.com/blog-entry-1354.html

    0
    投稿日: 2011.02.22
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    しょっぱなから無茶苦茶な理由で地球が滅亡し、その後も無茶苦茶な設定がまかり通っていく。 くだらないシュールなギャグが楽しめだしたら面白い。 鬱気味ロボットのマーヴィンが可愛いかった。

    0
    投稿日: 2011.01.31
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    今、猛烈な置いてけぼり感を味わっている。ブリティッシュ・ジョークと聞いてイヤな予感はしたんだよなあ。サクサク読んだし楽しめるところもあったんだが、どちらかというと苦手。映画版見てみよっと。

    0
    投稿日: 2011.01.13
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    出だしから、作者のユーモアセンスがビンビンに伝わってくる、力技に溢れる作品。まだ、途中だけど、すごいなあ、とすでに感心…。いや、ホントにこれだけの才能を見せられると、序盤でもすでに脱帽してます。詳細は、後日…。

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    投稿日: 2011.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人生、宇宙、全ての答え」で有名な本です。42。 とても読みたいのですが、いつも借りることを忘れてしまいます。

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    投稿日: 2010.12.24
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    「銀河ヒッチハイク・ガイド」ダグラス・アダムス/安原和見 スラップスティックSF。金色銀色。 自分はそもそも海外モノは全然無知なんで、本作も名前を全く知らず友人に借りるまで存在をしりませんでした。 でも・・・これが「人生、宇宙、すべての答え("the Answer to (the Great Question of ) life the universe and everything")」が出てくる原作だったんですね!初めて知った。 内容は古き良きアメリカのドタバタSFコメディ。ドタバタ。 あらゆるところに皮肉や言葉遊びやブラックジョークなんかがちりばめられていて・・・好きな人は好きらしいです。 シリーズ全5作の1作目。新訳です。(3)

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    投稿日: 2010.12.16
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    「宇宙ぶらり旅といった雰囲気の、『21エモン』みたいなSFが読みたい」と弟の前でつぶやいたら、差し出された一冊。予想外に注文どおりの内容でした。 ディズニーアニメ『ファイアボール』のギャグの元ネタにもなっています。

    0
    投稿日: 2010.11.28
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    英国SFの最高傑作で、プログラミング業界では必読書とされている "The Hitch Hiker's Guide to the Galaxy" の新訳版。初読はおそらく 1998年頃。カナダで買った Pan Books のペーパーバックで、第4作の "So Long, and Thanks for all the Fish" まで読んでいる(新潮文庫で出ていた邦訳は、当時すでに手に入らない状況だった)。ストーリーがあまりに奇天烈すぎて、原著で読んだときは意味不明なところも多くあったのだが、あらためて安原和見の日本語訳で読んで見て……やっぱり意味不明。もっとも、この豊かな空想世界と不条理な銀河を楽しむためには、意味など判らなくてもいいのだ。我々の手元には旅の最高の伴侶、The Hitch Hiker's Guide to the Galaxy がある。 初読のときは、この電子ブックというアイデアにやけに新奇な印象を覚えた記憶があるのだが、iPad や Kindle が登場した現在、その印象は大きく薄まっていた。銀河旅行時代は、どうやら着実に近付いてきているらしい。

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    投稿日: 2010.11.14
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    本気で悪ふざけをしている本。作者楽しかっただろうなと感じる。話の軸がぽんぽん飛んで細かい枝葉を追うのも、人を煙に巻くようで楽しくて仕方なかったろうなあと思うと、読んでいてにまにまする。悪意がないので許せてしまうというか…。そのくせ最後にちゃんとオチをつけるんだからすごい。遊びに本気な話なのだから、読むほうも本気でその遊びに付き合ってあげた方が絶対楽しい。 しかしぶっちゃけ続編は全部はいらないかな…個人的にはこの1冊目と、4冊目の「さようなら、いままで魚をありがとう」があれば満足。 映画版も見ましたが本の方が何倍も「ネタに本気」で面白い。映画の短い中ではあの世界の面白さを表現し切れてない印象。

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    投稿日: 2010.11.11
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     妻とよく映画を見に行っていたときにこの作品の映画を見ました。全く期待していなかったのですが、すごく楽しめるいい作品でした(好き嫌はあると思います)。ということで、この本を買って読みなおして楽しみました。楽しいです。  もちろんDVDも持っているのですが、この本は持っているだけで幸せになる本です。洋書のThe Ultimate Hitchhiker's Guideも積んでます。これを書きながらKindle Storeで検索したら見つかったのでぽちしました。

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    投稿日: 2010.10.10
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    映画を見た後だったから、映画がいかに淡々と要領よく作られているかがわかった。 このくだらないことも一生懸命表現している感じがすごく好きです。

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    投稿日: 2010.09.17
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    ・11/11 人生、宇宙、すべての答えが載っている、大変有難く恐れ多い作品である.というのは大嘘で、ハチャメチャなパロディーとして超有名な作品である.SF界では常識となっている、ドタバタものだ. ・12/20 読了.面白いのか面白くないのか、究極の答えが載ってなければ読んでないかも.42か。。でもこれで晴れて並行読みは解消されたな.

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    投稿日: 2010.09.08
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    バイパスとは、ある人をA地点からB地点へ大急ぎで移動できるようにし、またある人をB地点からA地点へ大急ぎで移動できるようにするための手段である。その二地点のちょど中間のC地点に住んでいる人々は、A地点にどんな取り柄があれば、B地点の連中はあんなに急いでそこへ行きたがるのかと思い、またB地点にどんな取り柄があれば、A地点の連中はあんなにいそいでそこへ行きたがるのかと思う。そしてしょっちゅう思うのは、いい加減自分がどっちにいたいのか早く決めろよということだった。(p.12) 「ぼくといっしょに来て、面白おかしくやりゃいいじゃないか。銀河系は愉快なとこだぜ。そうだ、この魚を耳に入れといたほうがいい」 「それはどういう意味ですか?」アーサーは尋ねた。おれってずいぶん礼儀正しいなと思いながら。(p.76) 「それはつまり」アーサーはゆっくりと抑えた口調で言った。「地球はもともとここで・・つくられたってことですか」 「そうだよ」スラーティバートファーストは言った。「あそこに行ったことはないかね・・たしかノルウェーと言ったと思うが」 「いいえ、ありません」とアーサー。 「それは残念だな。あれはわたしの作品でね、賞をもらったんだよ。美しく縮れた海岸線。あれが壊されたのかと思うと残念至極だよ」(p.219) 「それでは」とフークがあせって身を乗り出し、「第七銀河”光と独創”の十を乗すること十の百乗回の星の思索者(グーゴルプレックス・スター・シンカー)のほうが分析力で秀でているというのか?あのマシンは、ダングラバッド座ベータ星の五週間の砂嵐で飛ぶ砂の軌道を、ひと粒残らず計算できるそうだが」 「五週間の砂嵐ですと?」ディープ・ソートは見下すように言った。「このわたしに、ビッグ・バンのさいの原子のベクトルすら考察してきたこのわたしに、そのような計算をせよというのですか。笑わせないでください。それは電卓レベルの問題です」(p.226) 「生命、宇宙、その他もろもろの答えは・・四十二です」ディープ・ソートは、はてしない威厳をこめ、あくまでも落ち着きはらって答えた。(p.242) 主要な銀河文明の歴史には例外なく、それぞれ明確に異なる三つの段階が認められるようである。すなわち、生存、疑問、洗練の三段階であるが、これはまた、いかに、なぜ、どこの段階とも呼ばれている。 たとえば、第一段階に特徴的な問いは「いかにして食うか」であり、第二段階の問いは「なぜ食うのか」であり、第三段階の問いは「どこでランチをとろうか」である。(p.288)

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    投稿日: 2010.08.14