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陰の季節
陰の季節
横山秀夫/文藝春秋
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総合評価

294件)
3.7
44
128
87
8
3
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    連作短編。 警察の刑事以外の人たちが主人公のお話。 全編を通して存在感のある登場人物もいるけれど、その人物が探偵役として推理を披露して事件が解決する、といった展開では無いのが特徴的です。 もちろん、推理した結論を表明して解決する問題が扱われていないということもありますが。 警察小説だけれど、捜査小説ではないというところに、好みに合うかどうかのポイントがありましょう。

    0
    投稿日: 2015.07.25
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    読み終わって日にちが経っている事と、第三の時効と若干ごっちゃになっているのですが、横山秀夫さんの警察モノの短編集は面白いです! 外れがありません(*^^*)

    0
    投稿日: 2015.07.19
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    横山秀夫をはじめて読んだ。警察小説と書いてあったが、イメージしてたのはもっと謎解きやスリリングな展開。実際は公務員の人事や出世が絡むストーリーで、フィクションなんだろうけど、かなり警察組織の調査をしてて現実味を帯びている。

    0
    投稿日: 2015.07.13
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    D県警シリーズ。 64では二渡調査官のことがよくわからなかったので、既刊の短編集に出ていると知り、気になって読んでみた。 短編はそれぞれ警務課、監察課、婦警、秘書課と、管理部門の人間が主役。 でも紛れもない警察小説。 表題作は元刑事部長の尾坂部が、三年で任期が切れる天下りポストを辞めないと言い張り、その真意を二渡が探る話。尾坂部の威圧感たるや… 四編で印象に残ってるのは「黒い線」 圧倒的男社会である警察組織の中で婦警として、職務を全うするのは並大抵のことではないと思う。 似顔絵婦警•平野瑞穂には職場復帰してもらいたい… あと「議会対応」とかしてるんだな、と。 警察のことってあんま知らないな、と思った。

    0
    投稿日: 2015.06.20
  • はじめての横山秀夫体験

    映画「半落ち」や「クライマーズハイ」の原作者とは露知らず,ただNHKでドラマ化された64(ロクヨン)が評判のようで,それがD県警シリーズというシリーズ物だということを知ったのをきっかけにそれならいっそD県警シリーズを最初から読んでみようと思って購入してみた。短編集だが,共通する登場人物が交錯する作りはこの作品群に群像劇としての厚みを持たせている。ぽっかり空いた時間ではなかなか大作は読めないが,本書はちびりちびりと楽しめて,それでいてそこに壮大な警察世界を感じることができてとても楽しめた。てっきり作者は元警察官なのかなと思うほど(実際は元新聞記者とのこと),警察官の機微をうがっており,リアリティが感じられた。警察官の実生活がこんなものなのかはまた別の話だが,例えそうでなくてもこれは小説なのだから,十分である。

    0
    投稿日: 2015.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横山秀夫の警察小説だが、刑事は脇役でしかなく警務部の人間がメインにストーリーが進んでいく。登場人物それぞれの心理描写が秀逸。

    0
    投稿日: 2015.04.10
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    うーん、どれも面白かった。 警察モノなのに事件は起きない。内部のゴタゴタ。 この単行本が1998年に発行されたのに合法ドラッグの話が出てきて危険ドラッグってそんな昔からあったのかと… 二渡のことどんどん好きになっていきます。 頭の中では堺雅人です。銀行員風ってので堺さんしかいない!ってなりました。半沢の影響ですね(笑)

    0
    投稿日: 2015.04.06
  • 渋い・・・。

    枯れそうになるのを踏ん張りつつ、細やかな反抗と情熱を内に秘めた男達が、組み込まれた組織の中で生き残りをかけた攻防戦❕❕ 脳内のアドレナリンを爆発させて頂きました。 いいですよね❣❣ 男の美学を沸々と感じさせてくれる一品です。 この昭和チックな濃いい表現の数々が大好きです。(恋愛小説だと相当諄いか( ̄∇ ̄;)ハッハッハ…) 良いのです&良いのです❕❕ ハードボイルドはこうでなくっちゃぁ面白くないのだよへへへっ!!

    4
    投稿日: 2015.04.04
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    解説に、捜査畑の人間が出てこなくて新しいと書いてあり、ああなるほどと。 D県警のシリーズという、短編だけど、連続ドラマの要素もありという。 人事とか議会対応とか、この辺は警察に詳しい人じゃないとそういう職種があることすら知らないなぁと思った。 いずれにせよ、この人の本は面白い。

    0
    投稿日: 2015.03.30
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    一つ一つの短編が微妙に絡み合って、 うまく構成されていると思う。 小説の題材としては地味だが、 心情を含め、登場人物のディテールを描写しており、 読みやすい作品となっている。

    0
    投稿日: 2015.03.25
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    警察の組織の一部ではあるがメインではない脇役たちの暗躍story。 落とし落とされあまり気持ちの良いものではないが、警察も一会社とあまり変わらないと思うと親近感さえ湧く。

    1
    投稿日: 2015.03.21
  • 横山秀夫すごいわ。最高の警察小説

    ある県警を舞台とした短篇集だが登場人物が他の短編にも出てきて、脇役ではあるがまた重要な人物として登場する。読み進むたびに名前が出てくるとこちらまで緊張間が伝わってくる。 事件ものと言うより警察組織の話しで内容としては重い作品だけれども、人間心理が半端無くぐいぐい自分まで追い込まれる錯覚さえ起こす。

    6
    投稿日: 2015.03.11
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    通常の警察小説では多くは描かれない警務部を舞台にしていて、そこが珍しい~。面白いです。 地味な部署って見過ごしがちだけど、人を追及したり管理するのってのも大変なんだなぁとしみじみ。 そんな切なさというか哀しさが作品に漂っています。

    0
    投稿日: 2015.03.03
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    内面的な警察小説。派手さはなくても、巧みな心理描写でハラハラさせる術はさすが。「64」も楽しみです。

    0
    投稿日: 2015.02.10
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    「64」をシリーズものとは知らず先に借りてきてしまったので、急遽借りてきて先に読了。 短編集なので物足りないが、以前読んだ「半落ち」よりこちらの方が好き。 外部の犯罪を追い詰めるのではなく、警察内情暴露的なストーリー。 キーマン的に二渡が出てくるが基本的には人物シリーズでなく警察内部というくくりのシリーズなのかな。

    0
    投稿日: 2015.02.08
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    色んなヒーロー像、ヒロイン像っていうのがありますが、横山さんがD県警シリーズで作った「二渡さん」、なかなか僕は好きです。その楽しみがいちばん残りました。 横山秀夫さんの短編集。1998年の小説、もう、2014年現在からは16年前の小説になるんですね。 「陰の季節」「地の声」「黒い線」「鞄」の四編です。 横山秀夫さんの出世作、と呼ばれるもののようです。 2014年現在の横山さんの最新作「64」と同じく、「D県警シリーズ」の一つだそうです。 つまり、限りなく群馬県を思わせる、「D県警」が舞台の警察を舞台にした小説です。 「64」が面白かったので、D県警ものを読んでおこうかな、と。 「64」で登場する、二渡さん、という「怜悧で権力志向かと思いきや、意外に人間味のある内勤の警察官」という味のある人物が、出てきます。 そのほかにも、「64」に登場する人物がいろいろ出てくるのが楽しかったです。 そして、短編としても、いやあ、実に強力、面白かったです。 「陰の季節」… D県警内で人事を手掛けるエリートの二渡さんが、「天下りポストから予定通り退任してくれないOB」の説得にあたります。 ところがその裏では、ある事件が動いていた…という。 「64」もそうですけど、「直接刑事事件の捜査に当たっていない警察官のドラマ。なんだけど刑事事件が絡んでくる」という手法、上手いですよね、横山さん。 「地の声」… 出世が渋滞している中年警部が、女性絡みの不祥事を起こした、という密告が。 その密告者と、コトの真相を、「監察」の人が探ります。 「監察」というのは、警察内部の不祥事を調べるような部署なんですね。 最後、意外に、実は密告者は本人だった…その後に手柄を立てることが判っていたので、目立つようにしたのだった…。というオチ。 その過程で、警察内で40代50代を迎えて、出世競争を考える世代の悲哀みたいなものが、 胃に持病を抱えた監察の主人公の生活感とともに味わえます。 「黒い線」… 婦人警官。まだまだ1998年当時では色々大変だったようですね。今もそうかもしれませんが。 捜査用の似顔絵を描く若い婦人警官が、似顔絵で手柄を立てた。 なんだけど、その翌日から職場に来なくなった。 D県警で「婦警の母」のポジションにいる、シングルマザーの女性警官が、その謎を心配しながら解いていく。 オチは、実はその手柄=新聞記事になる事件、は、マスコミ対策用に、上司が半ばねつ造したものだった、という。 対外的なマスコットだったり、どうしても実力を評価されにくい婦人警官の感情がよくわかります。 「鞄」… D県警で、県議会の対応を仕事にする担当者がいる。それが主人公。 県議会で、警察絡みの質問があると、県警本部長=現場はマッタクしらないエリート。東京から数年来て帰るだけ。 が、返答しなきゃならない。 その質問を事前に聞き出して、回答を作っておく役目なのだ。 ところが、質問を教えてくれない議員がいて、聴きだすために大変な苦労をする。 ついつい、その人の鞄を不法に漁ってしまう… オチは、それが全て、警察内の上司の罠だった。出世競争の中で弱みを握る為の…。 どの短編も、「なるほどこういう部署、仕事、裏が世の中あるんだなあ」という「へー」がある上に、 組織の中で非常に会社員的に生きている人物たちの生活感や葛藤が手に取るように分かる。 その上、娯楽として必ず事件が起こって、意外なオチになる。 これは良く出来た短編集でした。 そして、人事エリートの二渡さんという人が、全ての短編でちょろっと出てきます。 どれでも「そして二渡さんはそれを見て、見抜いていた」と言う感じ。 これが一件冷たいエリートな訳だから、なかなかひねりのあるヒーローキャラクターですね。 二渡さんがバンバン活躍する小説、読んでみたいですね。 そして、そう知ると「64」もまた、見え方が変わってきて面白いんだろうなあ、と思いました。

    0
    投稿日: 2014.10.26
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    D県警を舞台にした短編集。 刑事事件ではなく、県警内部での色々といった感じで、澱んだ川の底をのぞき見ている雰囲気。

    0
    投稿日: 2014.09.28
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    "警察モノ"で、ありながら、刑事事件はほとんど関係ない。 自分にとっては新しい分野。 四篇の短編すべて重苦しい空気が漂っていて読んでいてジリジリする。 こういう形の小説もあるのかという目新しさと、語りのうまさに引き込まれるけど、何となく、「面白い」とは言いづらいタイプの内容だった。 D県警シリーズというシリーズ作品らしいけれど、続きが読みたいような、また苦しい思いをして読むのかと思うと読みたくないような・・・迷うところ。

    0
    投稿日: 2014.09.15
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     D県警を舞台とした短編を4編収録した短編集。  横山さんの初期短編集でありながら、登場人物たちの葛藤や鬱屈具合、そうした心象風景が抜群に上手く、他の短編と比べても遜色のない完成度の作品ばかりです。  警察小説ながら作品に出てくる登場人物たちは、刑務部で人事権を持っている人物だったり、婦警の管理役の女性警官だったり、府町村の「議会対策」の警官だったりと現場とは関係のない警官たちが主人公です。そういう意味では「警察小説」としてだけでなく、警察を組織もしくは企業と見た「組織・企業小説」としても読むことができると思います。  そうした人物たちを主人公にして見えてくる物語というものは、単純な犯人対刑事の構図ではなく、組織の中で矛盾や閉塞感に囲まれる登場人物たちの心理的な哀愁と、そこから生まれる人間の心理と行動の矛盾の謎だと思います。   そしてそれを支えるのが警察組織のリアリティある描写です。「鞄」という短編では、普通はあまり聞かない議会対策の警官を主人公に持ってきて、その警官だからこそ生まれる事件を描き、そこからさらに彼の心理に踏み込みます。読み終えてみると議会対策の警官だからこそ書かれた小説なのだ、ということが分かります。 「まったく新しい警察小説の誕生!」と裏の内容紹介にはあるのですが、それは単に現場の警官を描かなかったからというわけではなく、現場の警官以外の警官だからこそ生まれた謎と、人間心理というものを横山さんが書き上げたからだと思います。 第5回松本清張賞受賞作「陰の季節」収録

    0
    投稿日: 2014.09.02
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    横山秀夫の小説読んでみたいとおもって、 今回初めてよんだ。 (初、だったので長編ものではなく短編がよかった) 警察のなかでも、いろいろな部署があり、 そのいろいろな部署にスポットあてていて、おもしろい。 うー。私は短編ものが好き??

    0
    投稿日: 2014.06.25
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    天下りなどの人事問題に真っ正面から取り組んで、選考委員の激賞を浴びた松本清張賞受賞作ほかテレビドラマ化されたD県警シリーズ「県警」という名の巨大組織。その警察一家の要となる人事担当の二渡(ふたわたり)真治は、天下り先ポストに固執する大物OBの説得にあたる。勇退拒否とは、組織人として生涯を過ごしてきた者として、考えられない行動だ。いったいその真意は? 引退を説いたがにべもなく撥ねつけられた二渡がOBの周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた……。「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作。D県警シリーズの鮮烈な第1弾!

    0
    投稿日: 2014.06.01
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    「64」が面白かったのでD県警シリーズの最初の本を読んでみた。 刑事ではない警察官に焦点を当てた短編集。 予想通りに面白かった。 当たり前だけど、世間一般のイメージの「刑事」だけでは警察は成り立たない。 人事、県議会対応、監察などさまざまな役割を担うのも警察官。 それぞれの立場の苦闘が「刑事」よりも身近な存在に感じられる。 シリーズの続きも読もうと思う。

    0
    投稿日: 2014.05.21
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    D県警シリーズの一冊目で組織内部での闇といった内容の短編集ですが、なかなか面白かったです。「64」で登場した二渡が陰の主役となっているところも良かったですし、特に「陰の季節」が「64」の内容とダブった感じの展開で面白かったです!

    0
    投稿日: 2014.05.17
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    横山秀夫氏の既刊でレビュー書いていなかった分。 警察ものの短編。人間臭い。「顔」主人公の平野瑞穂もこの作品で登場する。

    0
    投稿日: 2014.05.04
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    主に警察内部にスポットを当てた、短編4作品。 短編なので軽くサクサク読めるんですが、警察社会の独特の雰囲気が重く伝わる内容でした。 同じ警察官でも、立場や部署の違いでそれぞれの思惑があって、何とも言えない気分になりました。 少しダラけて読んでいた所で、4話目の『鞄』は、散りばめられていた伏線が最後一気に回収されて、ハッと目が覚め鳥肌が立ちました。ドキドキしながら読み終える事が出来て、後味は良かったです。

    0
    投稿日: 2014.03.30
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    本年5冊目。読書ペース、遅い…。 これまで読んだ横山作品と比べると、より内面的な短編集、という印象。4作ともに、内容的には県警から一歩も外に出ないものだし(笑) しかし、これはこれで読み応えアリ。

    0
    投稿日: 2014.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察の内部の話でここまでハラハラさせられるとは 驚いた。 伝えるまでの心の葛藤、盛り上がり方が気持ちいい。 悲哀もたっぷりいい余韻。 たまたま手にとった作者、大当たり。他作品も読みたい。

    0
    投稿日: 2014.02.24
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    確かに新しいテイストと角度で面白い。 中でも『鞄』は対政治家、議会質問対策という今までにない題材で面白かった。 最終的には出世云々の話になってくるのだが。 しかし警察内部というのは、本当にこんな感じなのだろうか。 どこの組織も同じなのかな。 これも続編があるので読み進めることにする。

    0
    投稿日: 2014.02.12
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    短編集一話目が題名の作品、昔警察ものはこの人と言われていた時代もあったかと、気にいっているお話です。全部読んだけど、題名どおり陰湿な話題だ、世の中すべてがこうあってほしくない。

    0
    投稿日: 2014.01.20
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    「動機」の小説が良かったので、こちらも読みました。動機に比べると、物足りなさを感じます。こちらの方が、前の小説だからでしょうか。

    0
    投稿日: 2013.12.08
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    横山秀夫の短編小説集。人事課の二渡真治を中心に物語は進む。警察小説でありながら捜査課ではなく警務部が舞台の警察内管理部門のミステリーとでも言っていい。殺人事件は無し。でも面白い。警察小説の新しい楽しみ方を覚えた一冊。 つーか、警察ものは初めてw

    0
    投稿日: 2013.12.03
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    『64(ロクヨン)』が良かったので再読。D県警シリーズの第1弾。警察内部の管理部門を主人公とすることで組織に生きる人間の姿がよりリアルに生々しく感じられる。丁寧な伏線の張り方も見事。

    0
    投稿日: 2013.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    陰の季節 >> 親しげな宮部みゆきさんの語りに対して、横山秀夫さんの 語りは、終身検視官 倉石の台詞のようにぶっきら棒だ。しかし、 その言葉で描かれる登場人物の心情は、意外なほど繊細であった。 地の声 >> 北村 薫さんによると、優れた本格の条件は、魅力のある謎、 納得の行く伏線、そして切れ味のいい解決とのことであるが、 『地の声』の解決は、決して切れ味がいいとは言えないような気がする。 黒い線 >> う~ん凄い!これは、名作だと思います。こんな展開、 普通、考えつかないでしょう? 私より一級先輩の横山秀夫さんに、 女性の気持ちは分からないんじゃない?という失礼な発言は、 撤回します。たいしたことないと思っていた発言が、とんだパワハラや、 セクハラになる可能性もありますから、オジサンたちは、気をつけましょう!

    0
    投稿日: 2013.11.16
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    横山さんのD県警シリーズ第1弾です。 私は順番を無視してD県警シリーズの2作目の『動機』を以前読んだんですが、どっちも短編集だし、特に話が続いてるというわけでもないので全く問題なかったです。 警察小説というと、やっぱり刑事さんが主人公のミステリーというイメージがありますが、この『影の季節』の主人公は人事担当の二渡さんで、警察組織内で起こるミステリーなので、なんとなく新鮮でした。 私の中でエースのエリート警視という二渡さんは、かっこいいイメージです。 短編集というのもあって、すごいおもしろいとか、インパクトがあるっていう感じではなかったんですが、警察って大変なんだなって思いました。 4つの話の中では「黒い線」が好きです。 やっぱり警察は男性組織というイメージがあるので、婦警さんメインで良かったです。

    0
    投稿日: 2013.11.02
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    D県警本部の警務部が舞台の、主役が管理部に置かれている警察小説。 ほとんど初めて読むこの手の小説だが、何か違うと思わせたのは 外部では無く警察内部で起きる事件であること。 背景に人の心理、切なさがあり、警察小説でありながら遠くなく近く感じさせる。

    0
    投稿日: 2013.10.12
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    警務課。企業で言うところの総務課、警察小説で刑事ではなく裏方である事務方にスポットを当てた短編集。なるほど新しい。組織の中での嫉妬、思惑、パワーバランス等等、共感できる部分が多い。主人公達の異常なまでの分析力や想像力にはやや違和感を感じたが心も声という事で。個人的には表題より『鞄』が良かった!

    0
    投稿日: 2013.09.04
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    安部首相がこのシリーズを読んだらしいので、興味を持って。 警察内部で発生する事件、というよりかは、 警察の闇というか、影の部分の話で、 いかにもありそうな話で面白かった。 短編ながら、中途半端な終わり方ではなく、うまくまとまっているのも良かったし。 こういう内容の本を片手に、なぜ、 安部首相が外遊帰りの飛行機のタラップから降りてきたのか、 そのミステリーも気になるところ。

    0
    投稿日: 2013.06.03
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    管理部門という新たな切り口で、今までの警察小説とは一味も二味も違う。 「鞄」が一番面白かった。意外な真実にやられました。

    0
    投稿日: 2013.06.01
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    「64」を読んで警察小説とひとくくりにしていたけど、こんな警察小説もあったんだと今さら気付かされて、この作者の本を年代順に読み始める。警察内部にも犯罪者はいるし、権力闘争も正義の闘いではない。過去の私が荘だったように警察小説という言葉だけで敬遠していた人は損をしているので、是非読んでみるべきと、お勧めしたい。

    0
    投稿日: 2013.05.22
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    表題作にもなっている『陰の季節』を含む、四作品収録の短編集。D県警シリーズ第一作目。 警察小説といえば、捜査をする刑事にスポットを当てるものが多い。しかし、この作品では管理部門の人間にスポットを当てている。 警察内部で起きた事件や問題を、管理部門の人間が解決するという斬新な作品。 組織の中で生きるという事を生々しく表現していて、読んでいて息苦しさを感じてしまう程。 だけど面白くないかと聞かれれば、間違いなく面白いと答えるだろう。その理由のひとつは、著者の圧倒的な筆力で描かれる“心理描写''にあると思う。 これは是非、読んで確認してもらえたらと思います。 どの作品もテンポよく読めますが、内容は決して軽くないです。むしろ、長編を読んだ時のそれに近い満足感。 読後感は必ずしも良いとは言えません。けれど、読み終わった後に改めてそれぞれのタイトルをみてみると、とても感慨深いものがあります。 警察小説が苦手だった方も、もしかしたら意外と読めてしまうかもしれません。

    3
    投稿日: 2013.05.12
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    短編集。 それぞれに意外な結末があって面白いが、「半落ち」などに比べてやはり見劣りはする。 気軽に読める一冊。 それぞれの話のどんでん返しのやり方がワンパターンなのは同じ作者である以上多少は仕方が無いか。

    0
    投稿日: 2013.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    D県警が舞台の短篇集。楽しめた。 2013/04/27図書館から借用;04/28から読み始め;04/29読了

    0
    投稿日: 2013.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読書期間:4/21-4/29(9日間) 内容:警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下り先ポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ね付けられた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた……。「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の激賞を浴びた第5回松本清張受賞作を表題作とするD県警シリーズ第1弾。解説・北上次郎 感想:前回読んだ、横山秀夫さんの短編と同じような感想になるな…。 主人公の仕事の選び方がとてもよい。今回は、D県警の管理畑の人間を使っている。悪いところは、人の心をえぐいくらいに描きたいという想いが強いのか、そちらに傾注するため、実際のオチ(理屈)部分がいくぶんか強引すぎる気がする。 1.陰の季節 主人公:警務部 部長 二渡真治。人事担当。警察の異動事を取り扱う。今回の事件は、警察OB尾坂部さんが天下り先ポストを、約束の期限で辞めてくれなくて困る話。オチはちょっと無理があるかなぁ。 2.地の声 主人公:警務部監察課 監理官 新堂隆義。タレコミ文書を元に内偵を行う嫌われ者。今回の事件は、ある警察署の、生活安全課長の不貞を密告する文書の、真偽と密告者を探す話。オチは2重になっている。1つめのオチはいらなかったかもしれない。2重オチは、作者の「どんなもんだ」という想いが見えると良くないですね。 3.黒い線 主人公:警務部警務課 婦警担当係長 七尾友子。機動鑑識班の似顔絵担当、平野瑞穂巡査が、似顔絵でひったくりを検挙した翌日に姿を消した。その理由と足取りを追うが…。今回の4話の中では、オチまで通して一番しっくりくるかな。 4.鞄 主人公:警務部秘書課 課長補佐 柘植正樹。議会対策担当者。鵜飼県議が、県議会一般質問で県警に対して爆弾質問をするという情報が入った。しかし、その内容がどうしても分からず、なんとかして調べようとするが。職種としては、今回の4話の中で一番好き。読んでて楽しかった。オチは…強引だなぁ。また。

    0
    投稿日: 2013.04.29
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    流石。硬いテーマなのに読み易い筆致はもちろんのこと、ストーリー展開が流石。基本的に、警察小説は主人公がみんなカッコいい。だけど、カッコよければカッコ良いほど、その私生活が気になる。そこをチラ見させて主人公に親近感をもたせる。流石。

    0
    投稿日: 2013.04.27
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    2013/3/20読了。 読み進めるごとに、気持ちがどんどん重くなってしまった。 暗く鬱屈した人の心に入り込んで、謎を解いていくミステリー。 評価は高い作品のようだけれど、私には楽しめなかった。あまりに自己中心的、保身や出世のためだけにうごめいている登場人物たちを、生理的に受け付けないからかもしれない。 「警察」だって、大きな組織なのだから、犯罪をおかした人間を捕まえるだけではなく、いわゆる管理部門があるのは当たり前なのだけど… 多かれ少なかれ、「こんなもん」なのだろうか。 どれも個性的な設定で、よく練られたストーリーだけに、こちらの心まで引き摺られて、暗く鬱屈したものになってしまいそう。

    1
    投稿日: 2013.03.20
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    いつまでも色褪せない警察小説の金字塔的作品。 当時の衝撃は今でも忘れることはできない。 表題作「陰の季節」「地の声」が秀逸。 はてさて「64」はいつになったらよめるのかな、只今積読中。

    1
    投稿日: 2013.03.12
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    120回直木三十五賞候補作、松本清張賞受賞作。 D県警シリーズ。普通の警察小説と異なり、警務課調査官という人事管理部門の警官を主人公に据えた短編連作。 人が死んで犯人を捜したり、巧妙なトリックのミステリーやサスペンスは正直苦手だが、「天下りの人事異動」、「警察職員の賞罰」、「機動鑑識班の婦警」、「警務部秘書課の議会対策」と、警察を舞台とした組織小説で組織の心理描写が巧みに描かれている。

    0
    投稿日: 2013.03.05
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    警察官の事件で活躍する様子を描いた作品ではなく、警察署内の人間関係や事件との係わりなどが描かれた作品で面白かった。警察官としての自分、親としての自分、同期と自分との微妙な関係、上司部下との情があるが故の葛藤、パワハラ、無関心、警察特有の問題から一人の人間としての問題まで色々な悩みや怒りを抱えながら警察署で働く人々の姿は逞しさよりも哀愁を感じさせる。

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    投稿日: 2013.02.28
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    事件の最前線に立つ部署ではないだけにどのような話になるのか・・・・・ D県警本部警務部で起こる四つの出来事をミステリー仕立てにした警察物語 小さなきっかけから警察官たちの悩みや悲しさを見事に描いた作品 『黒い線』 これが好き!! http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-250.htmlより

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    投稿日: 2013.02.27
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    初めての横山秀夫作品で初めての警察小説。短編4話とも緻密で臨場感があり一気に読み切ってしまいました。暫く嵌りそうです。2013 2/20

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    投稿日: 2013.02.20
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    D県警シリーズの短編集。 『64』を読破した余韻でそのまま再読したが、 警察小説でありながら、舞台が管理部門ということで、 初めて読んだときはかなりの衝撃があった。 久しぶりに読み返してみても、全く色あせた感じはしなかった。 やはり登場人物たちの心の動きが“事件”を形作っているからだろうか。 『64』が話題になっているので、これから読もうという人には、 入門編としても非常におすすめ。 横山作品を読破したのはもうだいぶ前で、 久しぶりに出た『64』も一気に読んでしまったが、 今回読み返して、横山秀夫といえば短編のイメージだったよな、と思った。 今度また、キレのある短編の新作も読んでみたい。

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    投稿日: 2013.01.30
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    警察の裏方にスポットライトを当てた心理ミステリーの短編集。普通の警察小説のように犯人を逮捕する内容ではなく、表題作の「陰の季節」では人事を調整する警務課、その他の短編では、監察課、秘書課、鑑識課が舞台になっている。短編でありながら、どれも内容が濃く面白い。それらが少しずつリンクして、新しい警察小説を作り上げている。所々で男性、女性ならでは警察官の悩みも描かれており、その人間臭さも良かった。

    1
    投稿日: 2013.01.26
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    警察内部における管理部門を主役にしたと言う点に感嘆。 ”事件を追う刑事”だけが警察ではなく、ある意味”お役所”であるのだから その立場の人々にも物語はある。 人間の心の動きや隠された事実をあぶりだす手法はさすが。 じっくり腰をすえて読みたい一冊です。

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    投稿日: 2013.01.24
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    4作とも「主人公の脳内で閃きがあり、真相は一気に解明…」てパターンに統一されてたのは短編だからかな。ちょっと飽きました…

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    投稿日: 2013.01.15
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    事件を解決するだけが、警察小説じゃない! 事件を解決するのが陽なら、警察組織のしがらみを描いた今作はまさに陰。横山さんの作品好き。

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    投稿日: 2012.12.29
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    D県警シリーズ第1弾。 警察小説でありながら、殺人も盗難も起こらない。刑事部ではなく、警務や観察など裏方がメインの小説。警察官もある意味カイシャインであり、出世や妬みなどが渦巻いている。というよりも警察という特殊空間であるが故の重さが描かれていて新鮮であった。 続刊も楽しみ。

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    投稿日: 2012.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察組織を良く知った人間が描いた人間模様。ミステリー要素というより、その濃厚な人間ドラマに引き込まれる。それも、一癖も二癖もある人間たちが、私のようなサラリーマンから見るとどうしてそこまで出世に拘りを持つのだろうか、と言いたくなるほど人間臭く組織の濁流の中でもがいている様を刻々と現している。 短編集なので内容の濃さの割には比較的読みやすい。推理小説でよくある驚かされるような大どんでん返しがあるわけではないが、一つ一つに伏線が張られていることによる丹念な描写が、浮き上がるように提示される真相をよりリアリティーに明示する。まさに読者を追い詰めていくとしか言いようの無い技術力に驚かされるのみだ。 内容が若干暗めであり好みのタイプの小説ではないことから★一つ減らしているが、組織と言う立場に身を置く可能性がある人間、特に男性は読んでおいて絶対に損はしない。そう言い切っていい作品である。

    1
    投稿日: 2012.12.23
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    「64」の評価があまりに高くて読んでみたくなり、D県警シリーズの一作目である本書を読んでみました。 警察ものってあんまり読まない方なのですが、警察組織の管理部門にフォーカスしてるのは新鮮でした。

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    投稿日: 2012.12.23
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    警察組織の管理部門が主役。 組織としての私と、個人としての私がバランスよく織り交ぜられていて、読みやすい。理解と妥協がぐるぐる駆け巡り、短い作品に凝縮されている。

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    投稿日: 2012.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「震度0」を先に読んでいたので、そのルーツなんだろうなって感じの内容。 警察組織とか警察内部についていろいろわかって面白い。

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    投稿日: 2012.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと古い感じはあるけれど、1998年の作品なのでそれはおいておいて なんだか裏切られた感じがする短編集。 全編共通で、大きな事件~連続殺人とか~はおこらない。でも、よかった。

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    投稿日: 2012.12.16
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    【88冊目】横山秀夫「陰の季節」刑事が主役ではない警察小説、しかも面白い!傑作の呼び声高いこの短編集、とうとう読んでしまいました。確かに面白い! この小説の一番の特徴は、主役が捜査部門の人間ではなく、人事課・監察課・秘書課といった、警察組織の「管理部門」に所属する人間であるということ。これだけなら、単なるビジネス小説崩れになりそう。けれど、これが警察という組織を舞台に、横山秀夫という稀代のミステリーメーカー、そしてヒューマンドラマメーカーの手にかかると、極上のストーリーが生まれるのです! よくもこんなに短い中に、これだけのどんでん返しを詰め込めるものだと、尊敬してしまいました! 読んで損なし!

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    投稿日: 2012.12.09
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    「それ、お前の趣味じゃないよね」 と、友達に言われた 確かに普段なら店頭では手に取らない題材 でも読み始めると続きが気になって一気に読めた 薦めてくれた人に感謝

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    投稿日: 2012.12.05
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    県警採用の出世頭である銀行員顔の人事マン、組織防衛の為なら醜聞の隠蔽工作も辞さない。そんな静かなる野心家の二渡調査官が主役、脇役、陰役となり話を繋ぐ、D県警本部を舞台にした連作集。所謂“警察小説”とは異なり殺人事件の捜査などは一切出て来ない署内小説。こう書くと詰まらなそうだが実は非常に面白い。池井戸潤ファンに特にお勧め。但、銀行や一般企業が舞台の池井戸作に比べると、警察絡みの話だけに人生のほろ苦さをより感じる。D県警シリーズ!読破したい。最近、話題の『64』も同シリーズのようだが、いつ手に入ることやら…。

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    投稿日: 2012.12.04
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    警察署内の事務方である「警務部」を舞台とした小説で、「陰の季節」は第五回松本清張賞を受賞した短編。 警察OB天下りポスト人事で、人事担当の警視・ニ渡真治が、移動を拒む刑事部長OBの語られざる理由を探る。 本書には同じくD県警警務部を舞台にした短編が3篇。表沙汰にはならない警察内部の事件ミステリー。横山秀雄らしい渋い1冊。

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    投稿日: 2012.11.27
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    警察モノだけど、いわゆる推理小説とは違う。人事など、組織内部を担う部署にスポットを当て、内部で起きた不可解な出来事を紐解いていく。これはこれで面白いけど、やっぱり私はありふれた推理小説みたいなスリリングさが好きだなあ笑

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    投稿日: 2012.11.26
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    横ちんの短編集はハズレやしやね。 これも分かりやすくて、なかなかおもしろかった! 64迷うなあ。 買おうかなあ。 待とうかなあ。とりあえず先にスマッシュブラザーズだけでも買っておこうかなあ。

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    投稿日: 2012.11.25
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    「陰の季節」 まぁまぁ。 64が気になって買ってみたけど、少し地味かな〜。 「地の声」 面白かった。 「黒い線」 婦警さんも大変だね。 「鞄」 酷い話だな〜 ただの犯罪じゃん

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    投稿日: 2012.11.24
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    『64』を読み、D県警に興味を持ちました。 今まで横山秀夫先生の本を読んでいなかったことに後悔しました。 「陰の季節」が特に面白かったです。 『64』で得体の知れない怖い人のイメージがあった二渡がですが、実際は、嫁も子供も友人もいて、苦手なこともあると、とても人間臭かったです。 『64』を読み返したくなりました。 他の作品も凄く面白かったです。「黒い線」も好きです!

    3
    投稿日: 2012.11.19
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    短編なんだけど、一つでの主人公が別のでは脇役で出てくる、連作短編チックな作り。こういうのは好き。 大人の小説って感じでうまいなぁと思う。こういうのもたまに読みたくなる。

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    投稿日: 2012.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    驚愕の警察小説誕生! 第5回松本清張賞受賞作 二渡真治が活躍するD県警シリーズ第1弾 「陰の季節」 人事担当の二渡が天下り先に固執する大物OBの真意を探る一編。 刑事の執念深さをまざまざと見せられる。 「地の声」 監察課の新堂隆義は、密告文書の内偵を命じられる。 所轄の生活安全課長が不倫をしている――。 事件の裏と密告者の真意とは。 十七年の長き忍耐が「地の声」を出させた。 「黒い線」 D県警の警務課・婦警担当係長、七尾友子は出勤しない機動鑑識班の平野瑞穂巡査の身を案じていた。 出勤の形跡は残っている。彼女の心移りを読み取れるのか。 些細な描写と、組織に飼いならされることへの屈辱。 「鞄」 D県警警務部秘書課課長補佐、柘植正樹。 主な業務は『議会対策』。 ある県会議員が、予告なしに「爆弾」質問を落とすという。 内容を事前に知らなければならない。 議員周辺を調査しだした柘植に待ち受けていた結末とは――。 借りは返す。弱みは握り返す。警察官は孤独だ。 「刑事」そのものではなく、警察関係者を、とくに管理部門の人間にスポットを当てる。 部下個人を支配するものであり、組織には支配されるもの、その悲哀を丁寧に描いた5編。 ミステリ:☆☆☆☆ ストーリー:☆☆☆☆ 人物:☆☆☆☆☆ 読みやすさ:☆☆☆☆

    0
    投稿日: 2012.11.05
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    同じ人物がでるということで同じ作者の64を読む前に読んでみました。 この作品はいわゆる警察小説です。 しかし、普通の警察小説のような刑事が足を使って犯人を挙げるのではなく、警察の内部の管理部門にあたる人たちに焦点を当てた作品です。 短編なので読み易いです。 次は、64を読みます!

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    投稿日: 2012.10.29
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    どいつもこいつも上を見詰めてひた走りしてる。その途中には落とし穴や障害物がいっぱいで、窮地に陥った人間の心理描写が凄い。 結末は地獄か、良くて沼地。けれどその差は大きい。どちらになるかはほんの少しの驕り、油断。おもしろかった!

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    投稿日: 2012.10.19
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    県警の警務部を中心舞台とした警察小説の短編集。どれも非常にリアルでありながら謎が深くて面白い。 ただ、最後の話は流石にちょっと荒唐無稽過ぎる感じがしたので、その分星1個減。

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    投稿日: 2012.10.05
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    横山秀夫の警察モノは、どれもハズレがない。 これはその中でも異色?! 警察だけど、刑事ではなく、人事や賞罰を担当する「管理部門」が主役 あまり小説では出て来ない場所なだけに新鮮 カッチリした文章が、警察モノの教科書のようで小気味よいです

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    投稿日: 2012.09.15
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    警察内部を取り上げた異色の短篇集。しかも犯罪捜査と言うより警察内の人事抗争などが中心なので、普段このあたりについては意識することがないがこうやって読むと想像以上に泥臭く気持ち悪い世界が広がっているのだなぁと。ここまでの縦社会は自分には向かないけど、他人事として読む分には面白い(笑)

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    投稿日: 2012.08.16
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    4編の短編集。地の声が良かった。畳み掛けるような意想外の展開に目はくぎ付け。人間の弱さ、脆さ、拘り、矜持は、いずれも他人事とは思えない切実さをもって胸に響いた。力みのない淡々とした言葉に静かな説得力を感じた。

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    投稿日: 2012.07.20
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    好きな作家さんの本! 全部制覇するつもり。 これもやっぱり面白かった。 初めて女の人の目線での話があったので、どうなるかな?と思ったけど 以外に良かった!!

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    投稿日: 2012.06.30
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    短編小説の名手という肩書きが相応しい作品。 1つ1つの短編の濃さが1つの長編に匹敵するように思える。 二渡さんがすごくカッコいい. 「陰の季節」 天下りポストに固執するOBに対し、必死の説得。そこに過去の未解決事件が絡んでくる。 「地の声」 内部告発文の真偽をめぐる攻防。信じていた人物が意外な行動をみせる。 「黒い線」 似顔絵担当の婦警が謎の無断欠勤。その裏に隠されていた真実とは。 「鞄」 県議会で、警察を攻撃する爆弾質問を用意している議員。その内容を事前に掴み、なんとか警察の面目を保とうとする。しかし、議員の目的は別のところにあった。

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    投稿日: 2012.06.14
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    警察署が舞台ですが、警察署内の職員の話ということで 少し変化球な設定です。 (と書いたら、ひとつ前のレビューの方が偶然にも同じ  表現をしていました。。。) それなりに面白いです。 ドラマを観てから原作本を読みました。

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    投稿日: 2012.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察組織の中でも表立って華々しく活躍することのない、人事や監査などの管理部門に属する人々が組織を守るために奮闘する姿へスポットを当てた小説です。 全て空しくなるようなやりきれない終わりですが面白い。 犯人や凶悪犯罪に立ち向かう姿とは裏腹な、組織中の膿を排するためのなくてはならない管理職の奮闘は興味惹かれるものがありました。

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    投稿日: 2012.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横山秀夫の初読み。 いわゆる“警察小説”と呼ばれるジャンルに惹かれていくきっかけとなった1冊。 また、横山秀夫にのめり込むきっかけとなった1冊でもある。 主人公が刑事じゃない! ことに、軽く驚き・・・。 人事担当者を主人公にした物語に、ここまでミステリ性を持たせる作者の筆力・構成力に驚き・・・。 殺人事件が起きるでなし、手に汗握り犯人を追うスリルがあるでもなし・・・、はっきり言って地味な事件ばかり、地味な展開ばかりなのに、物語にはグイグイ引き込まれたのが不思議。 基本的には短編小説は好みではないが、コレは面白かった!!! 好きな話は・・・ 手帳の紛失の話と、似顔絵婦警の話。 2006の夏頃の読了。 2012.03.26.書。

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    投稿日: 2012.03.26
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    出張のおともに、横山秀夫、外れなし。いわゆる一線の刑事モノでないところに、むしろ共感を覚えてしまう人は多いはず。

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    投稿日: 2012.02.26
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    凄く面白かったです。3日ほどで一気に読んでしまいました。警察の話ですけど捜査したりする人が主人公ではなく人事部など管理職の人が主人公でした。管理職の人がメインというのが珍しく、面白い設定だと思いました。短編集4作品収録されてます。

    0
    投稿日: 2012.02.26
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    面白かった!! 警察ってゆーとやっぱ刑事さんとかだけど、いわいる間接部門てか管理部門を書いてて新鮮(゜∀゜)短編集ってのもいいです。

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    投稿日: 2012.02.06
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    珍しくファンタジー設定で戸惑ったのも束の間、最後には号泣してしまう程に感情移入してしまいました。主人公の葛藤も悲しいけど、一番報われてないヒロイン久子には幸せになってもらいたい…。面白さは安定の横山クオリティだけど、途中で真相が読めてしまう話が多かったのはちょっと残念かも。その分人物描写が面白かったのと、泥棒描写がリアルで、防犯意識が高まりました(笑)あと、ちょっとだけ泥棒用語に詳しくなった(^▽^;)

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    投稿日: 2012.01.22
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    ぐいぐい引き込まれてあっという間に読み終わった! 何でも「まったく新しい警察小説の誕生!」と絶賛されたとか。 事件だけの話じゃないところが面白かったです。 社会の組織の中での男のプライドとかが垣間見れたかんじ。。 この本をきっかけに横山秀夫ブームが私の中に訪れ 笑 著作を片っ端から読み漁ったなぁ。 どの作品もハズレなかったです。 美味い作者さんや~。

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    投稿日: 2012.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横山秀夫の警察組織内部から視点をとった、短編小説。 普通の刑事事件を扱ったものはなく、警察の主に警備部や警務がメインとなっている。横山さんにはまった僕はここまで来てしまった。

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    投稿日: 2011.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    だと思って読んでいたのですが、 30ページくらいすすんだところで 何かおかしい… と、カバーをはずしてみると、 本体は和久俊三の赤かぶ検事シリーズでした。 ブック○フめ…。 でもとりあえず赤かぶ検事を読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2011.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察小説だけど、刑事じゃなくて警察内部のことを書いた小説。 んで、短編集。 この人のは長編しか読んだことなかったけど、短くても読み応えあり。 たまーにこういう重い警察ものが読みたくなるんです。

    0
    投稿日: 2011.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横山秀夫作品ということで。 この著者の作品は短編の方がいいのかもしれない。一応すっきり終わってる感じ。 県警の役所内の争いの描写は上手い。 これが警察小説の中でも管理部門を描くもののパイオニアらしい。 ただ少し二渡がスーパーマン過ぎるか。

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    投稿日: 2011.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このお話の主人公は、警視でも刑事でもなく、警察内部の人事担当の二渡さんという人です。 一応4篇に分かれていますが、全話に二渡さんがキレ者の存在として登場してきます。 人事担当者が主人公なので、警察内部の詳しい描写がすごい! 『へ~、そうなんだ…警察って大変なんだなぁ…』と思ってしまいますw ただ、どうしても派手なミステリーの雰囲気が弱いかな。 私にはちょっと物足りなかったかも。 この本の中で、かなり印象に残ってるのが本書のタイトルにもなっている 「陰の季節」。 予定調和の人事異動を無視する警察官。実は彼には、娘が殺された過去があった… この話は面白かったなぁ。 二渡さんの必死さも伝わってきましたw

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    投稿日: 2011.11.15
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    目新しい舞台設定が興味を引く。その時点で勝ち。プロットも抜群によく、印象的なシーンや台詞が多くて、読みごたえあり。トータルクオリティーでは「動機」より上だな。

    0
    投稿日: 2011.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【陰の季節】 横山秀夫さん D県警本部の人事担当・二渡 彼の人事担当歴は長い。 それはとりもなおさず彼が優秀だからであり 彼が年齢的にも上司にとって使いやすいから でもあった。 県警OBの天下り先の斡旋も彼の担当だ。 順次排出されるOBたち。彼らの行く先を考える のも二渡の仕事だ。 この不景気の時代、天下り先は潤沢にあるわけではない。 先に就任したOBには期限を切って退いていただき、 そのポストに新たなOBを据える。それは警察組織の鉄の掟 でもあり、そういうコトをD県警は連綿と続けてきたのだった。 ところが、二渡が定期人事異動の名簿作成の大詰めの 段階になった時、ある大物OBが天下り先を退かないと 言い出したのだ。 仰天した警務部長は二渡を彼の説得に当たらせる。 二渡は彼に会いに行くが、そのOBは二渡の説得を 頑として受け付けなかった。 二渡は彼が何故警察界の鉄の掟に背いてまで天下り先 に居座り続けるのか、彼の身辺を調査することから始めた。 そして、彼が現役時代のある未解決事件が浮かび上がってきた。 他、人事を見据えた警察内での匿名の密告 鑑識課・女性巡査の失踪など警察内での人事にかかわる 事件を彼は内密に調べあげてゆく。。 ☆ 久々の横山秀夫さん。 さすがに面白くて読みやすい。 感動するタイプの物語ではありませんでしたが、 肩肘張らずに気楽に面白く読める本でした。(^^)/  

    0
    投稿日: 2011.09.20
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     先の古本屋シリーズで発見した半落ちの作家。最初の作品なのかな?  「陰の季節」「地の声」「黒い線」「鞄」の全4篇で、いずれも警察を舞台とした異色の作品。警察ってそんなところなの?って驚くこと請け合い。  トリックというかミステリー度はあまり高いとは思わないが、上手に短編を纏め上げており好感が持てる。いい作家だな。次の作品も楽しみだ。

    0
    投稿日: 2011.09.13
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    嫁のススメで読んでみた。 とある県警が舞台の警察小説。 だけど主人公は刑事じゃない。 主人公は人事部の若手警視。 さまざまな警察の管理部門にフォーカスをあてているのが面白い。 シリーズになっているようなので、次の作品も読んでみよう。

    1
    投稿日: 2011.09.06
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    2冊目。普通のサスペンスでは描かれない、警察の「裏側」を特徴ある語り口で描く横山さんの小説、嫌いな人はものすごく嫌いだと思います。が、自分は結構好きです。 前の「動機」と同じく短編集ですが、今回は舞台は警察庁オンリー。 けれども刑事が主役ではなく、刑事の裏方、一般企業で言う事務系の人たちが主役です。 タイトル作「陰の季節」では人事担当の二渡が、天下り先のポジションが開かないことにやきもきし、次の「地の声」では監察官がタレこみの真相を暴きます。「黒い線」は一応第一線の鑑識の婦警が主人公ですが、話の焦点は警察署内のイザコザ、最後の「鞄」は秘書課の話です。 言われてみれば確かにそうですが、警察庁も組織である以上事務とか人事とか必要ですよね。 それに加えて、よく口にはされるが実感の沸かない「出世欲」がキーポイントになってきています。 小説ばっかり読んでるとやり手の捜査官が集まったエリート集団に見えますが、実はガチガチの縦社会という警察の裏の顔を上手く描けてるな~と思います。 確かに派手な事件や捜査はないですが、どんどん引き込まれる一冊。渋く、味がありますね。 最初に出てくる人事の二渡、後々から「やり手のエース」なんて呼ばれますが、最初の困ったチャンの印象が強すぎて、ちょっと戸惑いましたが。 それから「地の声」。この話は珍しくバッドエンドでしたね。中年の課長(でしたっけ?)に感情移入しすぎ、「も~!何で~!!」ってなりました、最後。

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    投稿日: 2011.05.16
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    いやー、こんなに地味な話を硬質な筆致で淡々と盛り上げられる、その技術はすごいです。 しかし警察ってこんなに大変な組織なんですかね… 何にしろ計算できない直球な私には務まりそうにありません…

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    投稿日: 2011.05.15
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    警察小説なのに、タイーホが軸じゃない。鑑識や人事監察など、内部の中の外から見れば静かに動く心理戦?のミステリー。こんなところが舞台になるなんて…意外で先が読めず愉しめた!

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    投稿日: 2011.04.10
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    警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下り先ポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ねつけられた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた...。「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第1弾。

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    投稿日: 2011.03.06