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臆病者のための億万長者入門
臆病者のための億万長者入門
橘玲/文藝春秋
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総合評価

108件)
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    投資を始める前にもう一冊読もうと思い手に取った。初心者には少しわかりにくい部分もあったが、知識を深めることができた。自分の知識を増やしてもう一度読んでみたいと感じた。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    とても分かりやすく書かれており、初心者にも分かりやすく勉強になった。 本当かな?という主張も論理的に書かれているため、すぐ腹落ちする。 金融の知識も作者の論述のテクニックに惚れた。違う本も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.03.12
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    タイトルだけ見ると、 億万長者になるためのコツ!みたいなよくある本かと思ったが、 為替、株、資産運用に関して鋭い意見が多々あり、金融リテラシーをあげるためにとても良い本だと思った。 自分には難解な部分もあるが、投資に触れていく中で理解できる点も多々あり、難解だけど読みやすい。

    0
    投稿日: 2025.02.18
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    「期待資産額」の指標が興味深い。 米ニューヨーク州立大教授トマス・スタンレーが考案した指標で、 期待資産額=年齢✕年収÷10 を上回ったら蓄財優等生(金持ち)らしい。

    2
    投稿日: 2024.08.18
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    金融知識がほとんどないので後半は難解だった。 書き方は簡潔でわかりやすいのでおすすめ。 ウマい話はないという教訓を得た。

    0
    投稿日: 2024.08.14
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    金融マンは会社の利益になる商品を売るのであって、それは顧客にとって有利なものではない。不動産は株よりインサイダーな取引であって、買う側に有利なことはない。宝くじは、確率があまりにも低い。生命保険は不幸な宝くじで、確率はやはり低い。 金利が高い国の為替は安くなる デフレの国の為替は高くなる ドル・コスト平均法が唯一の投資方法 国家が破産したとき何もしないのは駄目

    1
    投稿日: 2024.08.08
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    所々難しい箇所があります。 でもわかりやすい方だと思います。 保険や投資のからくりの説明が面白く感じました。

    0
    投稿日: 2024.05.08
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    少し内容が難しく、経済学や経営学を学んでいないと理解できない章があった。(好きな人は好きといった感じ) しかし、基本的には面白く、金融リテラシーを向上させるようなものであったのでとても満足しています。

    0
    投稿日: 2024.01.23
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    2014年発刊だから今から9年前とちょっと古いけど資産運用の”王道”な話なので、現在でも全く色褪せない内容。 とても参考になりました。

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    投稿日: 2023.09.22
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    基本的な内容が網羅されている。常識とその論理的な説明がセットで述べられている点が良い。 常識は頭に入っていても、理由は頭から抜けている事があるので、この本を手元に置いて繰り返し読みたい。 一部理解しきれない点もあった(金利が高いと通貨は下落?)

    0
    投稿日: 2023.07.21
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    資産運用のやり方の本ですので、既にやっている人にとっては復習するつもりで読むといいです。 まだやっていない人にとっては負けづらい方法が書かれているので勉強になると思いますし、資産運用についてスゴく分かりやすく解説してくれている本です。

    0
    投稿日: 2022.09.07
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    億万長者になりたいなら読むべき…ではなく、貧乏になりたくないならば読むべき本だった。どうしたら世の中の詐欺(といっても銀行や証券会社を含め)に引っかからないかが書かれた本。

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    投稿日: 2022.04.05
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    完璧には理解できてないが、端的に物を言っているので分かりやすくぼんやりと理解しやすい。2014年出版で、中で今後についても触れる部分があり、それと現在を比較するのも面白いかなと思った。また読み返して金融の仕組み?のような物を理解しておきたい。

    0
    投稿日: 2022.02.18
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    橘玲の本はたくさん出ているので、何冊か読んでいれば、焼き直しに感じる部分も多いが、書かれている内容が同じでも勉強になる部分はある。 本書の肝は、“これからの資産運用は、儲けることではなく、労働市場から富を獲得できなくなったときの保険だと考えるべきだ。” “日本のように豊かな国では、ほとんどの人は金融資本よりも人的資本の方がはるかに大きいので、金融資本の運用よりも先に人的資本の運用を真剣に考えなければならない”と言うことであろう。 利殖法について語った本の結論が、経済合理性に適ったまともな結論であるのは安心できる。 資産運用の初心者が、ネット情報を元に安易に投資してしまう前に、読むことをおすすめしたい本である。

    0
    投稿日: 2021.11.08
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    一番リスクを取らない投資方法だったり、素人向けの投資方法について記載があってよかった。デリバティブ投資などについても実体験が例として上がっていて面白かった。

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    投稿日: 2021.10.31
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    宝くじは買った瞬間損している。55%は販売元のみずほへお金が行く。 不動産価値=毎年の賃料÷金利 賃貸を探す時、同じ地域の同程度の物件の販売価格を知るとお得かどうかわかる

    0
    投稿日: 2021.10.20
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    株価の予想に因果関係はなく、確率的に決まるもの。予測は不能。株式市場がオープンマーケットに対して、不動産市場は、インサイダーマーケット。現代は、複雑な世の中になってきており、遅い思考が求められる世界。遅い思考をするプロが早い思考の素人をカモにする。資産運用に関する基礎的な考え方を読み物として、会得することができたように思いました。

    0
    投稿日: 2021.05.03
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    金融資本の運用で失敗する最大の原因は騙されたりぼったくられたりすることだ。 業者にとっては投資家から受け取る手数料を最大化することが最も効果的 本書はこの金融資本の運用でやらかさないための金融リテラシーを上げる足がかりとなるような知識を多く提供してくれるものだった 金融、経済に関する通説やよく聞き覚えのある言葉について、かいつまんに説明しつつ実態を分かりやすく伝えてくれ、すごく勉強になる内容だった。 なんとなくわかった気でいたたくさんの用語や仕組みが少しは深く理解できるようになったと思う 以下、特に印象に残ったフレーズたちを記しておく 資本主義とは、複利とレバレッジによってバランスシートを拡大していく運動のこと インデックスファンドによるドルコスト平均法では、株価の暴落こそが投資の最大のチャンスになる 資産運用において「よく知っている」ことはほとんど意味がない 「損したくない」というのは、人間の本性に根ざした根源的な感情 「直感的に正しそうなことこそがもっとも疑わしい」というのが資産運用の基本 投資のプロはサルに負ける 市場は因果律で動いているのではなく、未来は確率的にしか把握できない、株価の変動に理由はない 市場は複雑系であるから、予測不可能なことを前提に資産運用を考えるべき 株価や地価は将来の利益を現在価値に割り引いたもの 為替はモノの値段が同じになるように異なる通貨を調整すること 金融機関が熱心に勧誘するウマそうな話は無視 →歩合制で給料が決まる金融機関の営業マンが売りたいのは顧客に有利な商品でなく、自分が儲かる手数料の高い商品

    0
    投稿日: 2021.05.03
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    お金を蓄えたり増やすにあたって大切な原理原則が簡潔に書かれた本。ただし、原理原則を実践し続けるのは困難。よって、時折読み返すと役に立ちそう。

    0
    投稿日: 2021.05.02
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    投資を考え始めるにあたり、必要な基礎知識が一通りまとまっている印象。既知の内容も多かったが、著者の単刀直入な物言いでコンパクトにまとまっていると感じた

    0
    投稿日: 2021.05.02
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    投資全般を考えるにあたり、読む価値のある本です。 私の場合は特に、不動産投資をしているので、不動産投資の前提は納得するものでした。 【不動産投資の前提】 ①株式は市場で取引されるが、不動産は相対取引 ②株式市場では時価が瞬時に公開されるが、不動産取引では売り手の希望価格しか分からない ③株式投資では特定の投資家だけを優遇できないが、不動産投資では顧客を差別する事が当たり前である ④株式市場ではすべての情報が公開されるが、不動産取引では最低限の情報だけしか教えて貰えない ⑤株式取引の手数料は低いが、不動産仲介手数料はかなり高い 不動産投資のノウハウとは、いかにしてインサイダーになる事であると結ばれていました。 自分自身の経験からも、収益の源泉はそこにあると感じます。

    0
    投稿日: 2021.05.02
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    下手な投資の為のハウツー本よりは役に立つと思う。割と単純化して説明してるので分かりやすい。 実際に投資を始めると、分かっていてもということが多く、いざ実行となるとなかなか難しいですね。 自己責任でしっかりと考えながら投資を楽しんでいきたい。

    2
    投稿日: 2020.11.14
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    マイホーム購入後に読んでいるので、マイホームのことについてネガティヴに言及されるのツライ。 インデックスファンドについて知らなかったので、追加で別途学んで投資するか検討する

    0
    投稿日: 2020.10.15
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    学び ⇒ ・金融資本の運用で失敗する最大の原因  ┗①騙されて有り金をすべて失う   ②手数料をぼったくられる ※投資に過度なリスクをとることではない ◎人生の2つの経済的目的(稼ぎ方) ①人的資本を労働市場に投資して大きな富(効用)を得る  ┗ここでの大きな富は、金銭を含む「幸福」のこと ②金融資本を金融市場で運用して、最小のリスクで最大のリターン(利益) を得る →金融資本は人的資本と違い、「幸福」という問題が介入しない (※「損したけど有意義な仕事」はあっても「損して嬉しい投資はない」) …損して少なからず学びはあると思う。 ⇒金融資本の運用においては①リスク②リターン③コストの3つだけ考えれば良い ・「資産運用」の第一原則は、人的資本の運用を真剣に考えること -人的資本からより大きな富を得るには?  ①人的資本への投資によって運用利回りを良くする  ┗資格やスキル等に投資して、市場価値を高める  ②人的資本の運用期間をできるだけ長くする  ┗できるだけ長く働けば、それだけ給料がもらえる ◎年金不安を解消する最も簡単な方法 ⇒労働市場での価値を高め、年齢に関係なく稼げるようにする ┗「老後問題」の本質は老後が長すぎることなので、老後を短くすれば良い ※補足:「万が一、日本が破綻しても年金がもらえなくなるわけではない」 ┗財政破綻⇒社会保障制度撤廃とはならない →元々、年金=定年(強制解雇)によって労働市場から退出させられたサラリーマンを救済する制度、だった ・生命保険=「不幸な宝くじ」  ┗普通の宝くじと違い、もらう時には死んでいる -そんな生命保険の正しい買い方  ①最も経費率の低い生命保険に加入する  ②保障は必要最低限にする  ③保障が不要になったら即解約する ・大手保険会社が保険の原価を公表しない理由 ┗保険会社の手数料がとても高いから →期間10年の定期保険で手数料率6割以上のものもある  ┗保険外交員を大量雇用して、会社訪問させる販売方法にコストがかなりかかっているから ⇒対面販売を行なっていないネット保険や共済保険は手数料がその分安いため、その中から自分に適した保険を探そう ・十分な貯蓄ができていれば生命保険による保障は必要なし →「安心」を手に入れる代償で高い経費を支払っている →別の方法で安心を確保できれば、無駄な保険は解約すべき (国民年金、厚生年金、遺族年金等の支給もあるので必要な保障額は思ったより少ない) NA ⇒ ・長期的にスキルや資格を身につけるよう意識し、市場価値を高める ・保険はネット保険に入る ・収入の十分の一は必ず貯金 ・株(インデックスファンド)の勉強をする

    1
    投稿日: 2020.08.17
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    金融業界のことがいろいろ分かりやすく書かれていてとても勉強になる本です。 わたしは株式投資をしていて、これまでにもいろんな金融本などを読んだり話を聞いたりしたことがあるので少しは知識があるほうだとは思いますが、為替などあまり詳しくないところが理解しやすかったです。 宝くじやマイホームなど多くの人には夢であるようなものの実態がどういうものであるかなど、知識のない人には知りたくなかったと思うようなことも書かれています。 ただ知らずにいるよりも、知るほうが今後の人生にプラスになると思います。 とてもおススメできる本です。

    0
    投稿日: 2020.06.07
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    いささか悲観的すぎると感じる部分もあったが、全体的にものすごく参考になるし、あまり伝えられない真実が伝えられている。

    0
    投稿日: 2020.05.20
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    投資とは何かを学び始めるのに最適な一冊。 超基本的なことから分かりやすく、非常に読みやすく纏まっていました。

    0
    投稿日: 2020.05.13
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    * 若い内は人的資本が最も大きい * 長く+いっぱい働こう * うまい話には罠がある * 熱心に勧誘するウマそうな話はすべて無視する * 騙されやすい商品 * 不動産、保険 * 儲け話 * 早い思考、遅い思考 => ゆっくり考えることのできるひとだけが資産運用に成功する * 個人はリスクに弱い * インデックス投資 * 為替は、自動的にバランスされる。(金利が低いと、為替は上がる) * デフォルトのリスクを考える * 国債の金利up => 円安/インフレ => デフォルト * 一瞬で起こるわけではない わかりやすくいい本だと思った。

    1
    投稿日: 2020.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「お金は分散して外貨預金しろ」 投資の基本は分散。現金主義の人はリスクを負っている。投資することがリスクだと思っていたが、日本円だけ持っていると、日本が落ちた時に破産する。米ドル、ユーロ、日本円など分散して持つことでリスクを分散する。それが臆病者が億万長者になる秘訣である。 知識があまりない人でも読めるものだと思っていたが、そうではない。投資に関して多少知識のある人でなければ難しい内容であった。

    0
    投稿日: 2020.04.12
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    投資概念を学ぶため講読。 金利、経済成長率の関係など理解したが、腹落ちしていないのでもう一度読んで理解を深めたい。

    2
    投稿日: 2020.04.01
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    切っても切れないお金の話。 流石の舌鋒の鋭さ。 ただ、私個人のリテラシーが低いので、飲み込めてない部分も。 他の本も読んで理解を深めたい。

    0
    投稿日: 2020.03.14
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    - 株取引を始めて以降最初に読んだこの手のhow to本、実経験の有無によって納得感は大きく異なると実感。 - 頭に入れておきたい知識・洞察が多く、定期的に読み直して自分をチューニングしたい。

    0
    投稿日: 2020.03.02
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    p117 個人投資家にとってもっとも合理的な投資法⇒「暴落を待って」株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資すること これはしっくりくるな P148 インフレ率の低い(デフレの)通貨は必ず上昇する」 「長期的には」高金利の通貨は安くなる これが金利平衡説

    0
    投稿日: 2019.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    資産運用の入門書。宝くじや不動産投資のデメリットを仕組みから丁寧に解説し、分散投資などによってコツコツと利益を生み出していくべきとの論調である。アクティブファンドよりもインデックスファンドが利益を生み出す、うまい話には乗ってはいけない、など、初心者向けとして著者の主張は決して目新しいものではないが、根拠を示して説明がなされているため、読んでいて理解が進みやすい。 本書の一番のポイントは、資産運用を“儲け”として考えるのではなく“保険”として考えるべき点だろう。平均寿命が伸び老後が長くなる中で、年金だけでは心もとない。また、多額の債務を抱える我が国の経済が、将来どのようになっているかも解らない。そのような不安を解消するためにも、円預金と外貨預金が資産運用のゴールだという。 外貨預金の知識が不十分な自分にとってはハードルの高い目標設定な気もするが、国家破綻までも想定した場合、入念にリスク分散をしておくべきなのだろう。(個人的には実践には移せないように思うが…。)

    0
    投稿日: 2019.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それぞれの資産のリスクを最小化する それぞれの資産のリターンを最大化する 資産運用に必要なコストを最小化する 暴落を待って、株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資する 長期的には高金利の通貨はやすくなる 金利平衡説 外貨投資に為替リスクはない マイホームの購入はレバレッジをかけた不動産投資で、それは株式の信用取引やFXと変わらないということ

    1
    投稿日: 2019.08.17
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    『臆病者のための株入門』(文春新書)というべき内容の本で、前著とおなじくだれもが知っておくべき金融リテラシーが、わかりやすく解説されています。 前著につづいて本書でも、高度な金融理論を駆使するファンド・マネジャーといえども、インデックス・ファンドの投資成績におよばないという事実をはじめ、うまい話はないということをていねいに説明しています。ほかにも、マイホームや生命保険、年金など具体的なことがらについて、たいへんわかりやすく説明されており、興味深く読みました。 すこし前に公的年金以外に老後資金2000万円が必要という金融庁の報告書が出されたことが話題になりましたが、資産運用についてはじめて考える読者にとってたいへん有益な本だと思います。

    0
    投稿日: 2019.07.14
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    「投資において一番やってはいけないことは、損をしないことではなく騙されないことだ」 毎回勉強になるが、今回はお金のことで自分の生活と密接しているところから、かなりためになった。 株式投資・不動産投資初心者のために詳しく記載したあと、裏事情や本質的な部分の解説、考え方、個人(臆病者)のための実際の投資法まで書かれていてる。 精神論だけの本や小手先のテクニックを記載した本が多い中、本書は淡々と事実ベースで物事を語っている。 全ページ必読といっていいほど内容が濃い。 もちろん本書が全て正しいことを言っているわけでもない。ただ合理的なことを書いてあるだけだ。 本書を参考に、自分にとって最善の策を考えて投資を楽しんでいこうと思う。 誰でも億万長者になれるのが今の世界。 それは、億万長者ではないことも自分の責任である残酷な世界なんだ。

    1
    投稿日: 2019.06.26
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    億万長者になる方法が書かれている本である。 とはいえ、基本的なことであり、 1 人的資本を労働市場で運用して大きな富(効用)を得る 2 金融資本を金融市場で運用して、最小のリスクで最大のリターン(利益)を得る の2点が繰り返し強調されている。 著者の本を何度か読んだことがある人にとっては、おさらいの内容が多いが、改めて気づきもあった。

    0
    投稿日: 2019.05.18
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    とても難しい本だった。 しかし金融リテラシーを高め、個人の資産を守り増やすための基礎として理解しやすい内容になっていると思う。理解できるまで何回も読み直したい。

    0
    投稿日: 2019.05.01
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    自分には少し内容が難しかった。。 この本を読んで、 割と無難に資産運用するなら、今のまま銀行に預金でいいように感じた。 マイホームか賃貸かという話や、 年金の話、この辺りも基本今の自分の考えで問題なさそう。 少なくとも、自分にはあくせく働くのが向いてそう。

    0
    投稿日: 2018.12.30
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     これまでの氏の著作の総論集、といった具合。  面白いが、深めたかったら個々の著作に当たるのがベストと思われる。 年金問題の解決  問題は高齢化ではなく、定年という強制解雇が早すぎる 資産形成  暴落を待って、株価が回復するまでドルコスト法

    0
    投稿日: 2018.12.22
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    資産運用についての基本的な知識が書かれています。 銀行や保険会社、不動産会社等の営業にだまされないために一読をおすすめします。

    0
    投稿日: 2018.12.18
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    【由来】 ・東洋経済 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

    0
    投稿日: 2018.10.28
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    億万長者入門というのは、大仰なタイトルだと思うが、 記してあることは、きわめて論理的で、なおかつ明快だ。 私としては資産運用よりも年金制度に関する記述が目から鱗で、 このようにして搾取されてゆくのだな、というような、 暗澹たる気持ちにならざるをえなかった。 源泉徴収というのは国家にとって、まことに都合の良い仕組みだ。

    0
    投稿日: 2018.03.05
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    すごい言いたい放題言ってしまう人の本。笑笑 宝くじは愚か者に課せられた税金 と、表現してみたり、経済のあれこれ裏につながる定期預金、投資信託のおすすめする側のありとあらゆる事情。 銀行の事情、政府の事情。などなど、そこまで明かすか!?という金が絡む世の中の裏事情が実にわかりやすく書かれてありました。 宝くじの当たる確率は交通事故死の300分の1以下。 だそうです。笑笑!!!!! 我が国がやたら安全なのか。宝くじがよっぽど当たらないのか。笑笑

    0
    投稿日: 2018.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ロゴ孫の世話をして過ごすのが幸福と言う価値観は、グローバルスタンダードではすでに時代遅れになった 生きていくためには、特別の自分には特別なことが起きると信じる位楽天的でなければならない。そしてその一方で、この一方であらゆる種類の災厄を招き寄せるのも事実だ 収益率を上げる最も確実な方法は、採算部門から撤退し、中学生の高い部門にすべての使用を導入することだ

    0
    投稿日: 2017.10.27
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    [図書館] 読了:2017/8/26 マンションは賃貸か購入か、という議論にわかりやすく答えられていた。 ・企業の本社などはほとんど賃貸だ。購入した方が得だというのであれば、個人よりリスク耐性があるはずの法人が購入資産を持たないのはなぜか。 ・購入すれば毎月の家賃を払わなくて済むというが、家を購入するために借金する4000万を投信や株式に回して利回り6-7%で運用すれば同じことが実現できる。 ・地震などの天災が起きた場合、購入資産であればそのリスクは全て個人で引き受けなければならない。 ・不動産市場は株式などと違ってオープンな市場ではない。個人的なお得意様に先に売ってしまう。不動産のセールスマンは出世して重要情報を手に入れられるようになるまで家は買わない。 ・2023年には日本の空き家率は21%と予測されており資産価値が下落する可能性もある。

    0
    投稿日: 2017.10.18
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    納得のいく話でグイグイと読めていたが、結局、何がお薦めなのかと期待していたら、普通預金、外貨預金。それでは億万長者にはなれないのだよ。読む価値あれどウケ狙いの期待外れなタイトル。

    0
    投稿日: 2017.10.15
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    "ゆっくり考える人だけが、投資に成功する これからの資産運用は、労働市場から富を獲得できなくなったときのための保険と考えるべき” 明らかに買い手に有利な条件で、不動産が売りに出された時、一体何が起こるのだろうか。 不動産業者が最初に連れてきたのは、地元で手広く、アパート経営を手がける個人投資家だった。投資家は彼に会うと、なぜこんなに安く物件を得るのか聞き、その説明に納得すると、即座に一棟買いを決めて、銀行に融資を申し込んだ。収益性の高い物件だと言うことで、融資審査もすぐにとって、1ヵ月もたたないうちにアパートは売れてしまった。 この投資家は、地元の不動産勉強会の会員だった。勉強会は、不動産業者が優良な投資家を囲い込むためのもので、割安な物件は優先的に買いに案内される。彼らは、不動産投資のプロで、即断即決できるから、業者にとっても金融機関にとっても素人相手にするよりずっと楽なのだ。 売主がしびれを切らして価格を下げると、その情報はすぐに上得意の投資家に伝えられる。「公開されている物件にまともなものがあるわけがない」というのが業界の常識なのだ。

    0
    投稿日: 2017.10.04
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     この本では、金融商品についてだけでなく、不動産や保険、さらに宝くじまでと、個人が購入する可能性のある様々な資産(?)に焦点をあててその仕組みや正しい向き合い方を解説している。  著者の書いてあることについてはほとんど同意だが、どう経済が動くか読みづらい現在なら仕方ないものの、普通預金が一番有効な戦略というのはつまらない結論だった。まぁそもそも資産を守ることなんて基本的につまらないことなのだとは思うが。

    0
    投稿日: 2017.09.28
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    タイトルの面白さから興味半分で購入したが、読んでみると金融素人のための解説書として簡便に書かれている。宝くじ・totoが「愚か者に課せられた税金」とは正に目から鱗が落ちる思いだ。生命保険を「不幸の宝くじ」との表現も得心で、これだけでも読んだかいがあった。個人投資家の資産運用でリスクをとることだけが億万長者になる手立てではないこと。本書を読み終えた頃には、普通預金が平時の最強金融商品ということに妙に納得している自分がいた。

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    投稿日: 2017.08.28
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    トレーディングの世界は「みんなが美人だと思う美人に投票するゲーム」 これが株取引を一番よく表現できてると思います。 ある程度適正な価格はROEとかで測れるんでしょうけど取引価格は買いたい人と売りたい人の気持ちで変わります。 自分が美人と思っても周りのみんなが美人と思うかが問題ということです。 つまりみんなが思う美人を予想するゲームと喝破されてます。 ホリエモンについても書かれていて著者がよく言われる制度の歪みを利用して大儲けしただけと言われてます。 ただ誰もが天才的に歪みを見つけれるわけではないですし僕はやっぱり彼は天才やったんやなあと思います。 僕らがなれるデイトレーダーについても書かれています。 大儲けしたデイトレーダーは時間に余裕がある主婦や専業トレーダーなんですよね。 僕ら仕事持ちは精神的に耐えられないというところを実体験を交えて書かれています。

    2
    投稿日: 2017.08.26
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    資産運用についてどう考えていけばいいのか、金融市場や経済の仕組みとともに丁寧に解説されている。ただ自分は経済の基本知識が乏しすぎて理解しきれない部分も…。お金の価値、自分自身の時間といった資本についてどう捉えていくか、その基本はちょびっとは分かったと思う。

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    投稿日: 2017.08.14
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    内容にタイトルほどのインパクトはなかったが、わかりやすく、なるほどと思う内容が多かった。 ・社会保険料 会社が半分負担する→本来であれば人件費(自分の給料になっていたもの)という点が目からウロコだった。半分は会社が負担してくれててお得、くらいに思っていた。年々社会保険料率が上がっているのは感じているが、社会保険料率は国会の議決が不要というのも知らなかった。消費税よりよっぽど負担が重いのに、注目度が低い。 ・投資不動産 利益を追求する企業は不動産を買わずに賃貸している→賃貸の方がお得ということ。この点が個人になるとマイホーム神話でマイホームの方が賃貸よりお得、となってしまう。マイホーム購入がお得とは言えない。 ・悠々自適な老後より、どれだけ長く社会に貢献するか 社会貢献(仕事だったり、自分で生活費を生み出す)している限りは年金問題は起きない

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    投稿日: 2017.07.18
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    ★期待資産額=年齢×年収/10 あなたの純資産が期待資産額を上回っていれば金持ち、逆に下回っていれば、どんなに年収が高くても貧乏人。 ★資産を守るには「金融機関が熱心に勧誘するウマそうな話は全て無視する」事 ★金持ちになるには①収入を増やす②支出を減らす③資産を上手に運用する ★資産運用に成功するには金融商品のコストに敏感でなければならない。 ★長く働けば人的資本は大きくなる ★どんなに財政破綻に陥っても社会保障制度は全廃されない。 ★宝クジは愚か者に課せられた税金 ★医療保険の原則①年金受給者になったら医療保険は必要ない②医療保険は出来るだけ受け取りにくくする ★世界株投資ETF→上場インデックスファンド世界株式 除く日本(1554)主要ETF→(1680)(1681)(1306)(1321)(1547)(1322) ★複利とは利益をもう一度剰余金として利益に戻す事 ★失われた10年で最大の資産運用の勝者は全財産を普通預金で持っている人だった ★個人投資家にとって最も合理的な投資法「株式市場の暴落時に株を買い始め、株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資する事」 ★損は得より3倍苦痛。①ちょっとでも損をすると慌てて売ってしまう②損失が大きくなると逆に売れなくなります塩漬けにする③更に損が膨らむと、一発逆転を狙ってハイリスクな取引を好む様になる。 ★長期的には外貨預金に為替リスクはない ★マイホームと賃貸リスクは誰が負っているか?マイホームは不動産投資。企業の多くは賃貸でビジネスをしている事実。 ★資産運用のゴール金融資産を半分ずつ外貨預金と円預金にする。1億を5千万ずつ分けると日本が国家破産しようと米ドルが暴落しようと何が起きようとも実質的な資産価値は5千万円を下回る事がない。 ★金融リテラシーとは相手の立場になってみる事。高い人は一見得な様な話があると、コストはどうなっているのかまず考える。低い人は特別な私だから幸運に恵まれたと考える。

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    投稿日: 2017.05.20
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    タイトルと内容のギャップが凄まじい。結局は大事な金融用語をただ噛み砕いて説明しながら、「分散投資」とか「ドルコスト平均法」等、いわゆる長期投資で重要と言われている手法を改めて言及しているだけ。ちょっと残念。

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    投稿日: 2017.05.07
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    ■臆病者の億万長者入門 ■序章 読みたくなるような書き方するわ。 ■第1章 •日本のサラリーマンの生涯収入が平均3億から4億はちょいと高くないか。 •総資産=収入−支出+(資産×運用利回り) └収入を増やすための確実な方法は勤労 └支出を減らすには倹約 これはシンプルだけどそういうことだな。 •総資産=人的資本+金融資本 •金融資本=金融資産+不動産+年金資産+相続財産など •人的資本を労働市場で運用しておおきな効用を得る。ここでの効用は金銭含む幸福のこと。 ※二十代と六十代のポートフォリオはなるほどな、と。 •人的資本は長く働くことでも運用期間が長くなる なるとぼなあ、冷静に淡々と語るけどうなずかされるなあ。 ■第2章 └金融の常識にだまされないために。 •いろんな極端な例をあげて注意を促している。 要するにうまい儲け話などなく、自己責任のもとやることが大事ということだ。 ■第3章 •株価についてわかりやすく書いてあるわ。 EPRとPERの関係。PERは低いほど良いというか実態ということかな。 •日本とアメリカの比較しつつ、ROEが社長の成績表というのはわかりやすい例えだった。会社は株主からお金を集めて、それを事業において投資運用して返すというね。 それが、日本はアメリカと比較し低い、と。 なぜか、アメリカは整理解雇できるが、日本は出来ず、泥沼の争いになる。商品を安くしあうような。 だけど、整理解雇ができるとなると、もしかしたら自殺者も増えたりして、それはそれでどちらが良いと一概にはいえない。ここでも、どちらにもうまい話はないということを著者は言っている。 •ETF=上場投資信託 •複利とレバレッジの説明分かりやすい •海外市場をホームバイアスで拒否するのではなく、冷静に目を向けることが利益をもたらすかも。それが結果どうなるかはもちろんわからいんだけど。 ちなみに日本の株式市場はアメリカ、中国につぐ3位(つぐといっても中国には抜かれたわけだが)でしかも全体の6%である。 •損は得した時の振り幅の3倍の苦痛だそうだ。50万の損は150万の得と同じ。俺の場合はなおさらかな笑。 ■第4章、為替の不思議を理解する •実質金利と名目金利について。インフレとデフレについて。それが何を意味するか。 実質金利=名目金利÷インフレ率 →ベトナムの例。ここで為替について •ソブリンリスク=国家の信用リスク。そういうものがあるんだねえ。 インフレ率を為替レートが調整する →市場の調整を果たすことを裁定という。 •相手の立場に立つというのは、たしかにな。取引系では自己中になりやすい。 自分も相手も合理的であれば、長期的には高金利の通貨は安くなる、と。金利平衡説。これは結構腑に落ちた。 ■第5章 マイホームという不動産投資 •この人不動産投資好きよな •なるほど。マイホームは不動産に投資することなんだ。そういうつもりじゃない、というのは人によるかもしれないが、そういうつもりじゃなくてもそういうことなんだ。 だって、借金して他に投資したら、同じ風に住めるかもしれないでしょ? あ、でもリスクが高い場合はどうなるんだろ。それも一緒なのか? •不動産価格=毎年の賃料÷金利 •そうか。どうしたって一般人にまわってくるのは最後になるわけだ。そりゃそうだ。徳なら買うもの不動産業者が。あるいは情報筋の投資家が。 そこは踏まえたうえでということなんだろうな。 ■第6章 アベノミクスと日本の未来 •少子高齢化、労働人口減少、保険料収入減少、but年金支給額増える •年金は金融商品という説明がわかりやすい。そして厚生年金の罠というか裏側の解説がヤバイ。 •資産運用について。なるほどねーと思わせるような説明。 分散投資は株式、債権、不動産。けど不動産買ったらそれが大半を占めるぞ、と。 •日本「円」というリスクを考えてるのは山崎元さんの本にはなかった。 んで、国の破産というシナリオに対する対策を書いている •国債の下落→国債ベアファンド、円安→外貨預金、インフレ→物価連動国債 ■終章

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    投稿日: 2017.02.22
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    金融業界の不都合な真実,「それを言ったらおしまいだよ」を披露。「保険は正しく買う」「(特に金融機関が勧める)うまい話は無視する」「パッシブ(インデックス)ファンドは常にアクティブファンドを上回る」…。一番大きな学びは「問題は高齢化ではなく平均寿命に比べ定年退職という強制解雇が早すぎること。長く働くことが人生の新しい価値,そして,これからの資産運用は儲けることではなく働けなくなった問の保険と考える」ということ。

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    投稿日: 2017.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    金融商品や不動産、FXなどについて基本的なことも含め詳しく説明されており、わかりやすかった。 億万長者というタイトルから、資産運用をたくさんして、お金を莫大増やす方法が書かれているようなイメージを持っていたが、株などは一銘柄買いではなく、日経平均とかに連動しているものを買った方がいいというのが、面白く感じた。 株価が下がった時が買い時だということで、アベノミクスの前にこの本を読んでおり、投資に興味を持っていたらよかったと少し思った。将来に向けた知識として、忘れないようにしたい。

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    投稿日: 2016.10.03
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    投資初心者向けの解説や、資産のリスク管理について。 こういう系の本は、人によって違う部分と共通する部分があってなかなか興味深い。

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    投稿日: 2016.08.30
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    色んな数式 eps=純利益/発行株式数 利益率=益回り=eps/株価 高いほど良い per=株価収益率=株価/eps 低いほど良い 実質金利=名目金利-インフレ率 不動産価格=毎年の賃料/金利

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    投稿日: 2016.07.23
  • 金融リテラシーの入門書

    法人と違い、リスク耐性の低い「臆病者」の個人投資家の資産運用はどうあるべきか。 「宝くじは『愚か者に課せられた税金』」、 「『不幸の宝くじ』生命保険」、 「FXでふつうのオバサンが億万長者になった理由」、 「『マイホームと賃貸、どちらが得か』に決着をつける」など、 直感的な思考ではカン違いしがちな「金融の常識」に斬り込む。 金融リテラシーが不自由な人はぼったくられるしかない。 かと言って誰かがそのことを指摘してくれるわけではない。 しかし気付かないことで世の中上手く回っていることもあるのだ。

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    投稿日: 2016.06.16
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    「億万長者入門」というタイトルは大げさだが、庶民の資産防衛のためには、おおいに役立つ内容。 株価=EPS(一株当たりの純利益)÷金利 PER=EPS÷株価→5%ならPER20倍 S&P500は18倍、東証1部は29倍。日本株は割高。 日本証券市場の主要ETFは、1554、1680、1681,1306,1321,1547,1322。 暴落を待って、株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資。 「資産フライト」も大衆化。郵送で口座開設も可能。 ①楽観シナリオ②悲観シナリオ③破滅シナリオ共に第一ステージでは、普通預金は最強の金融商品。

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    投稿日: 2016.03.25
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    ・株価=EPS÷金利 ・株価1万、EPS千円、益回り10%,PER10倍 ・株式の適正なリスクプレミアム=5%=PER20倍 ・益回り=インフレ率+リスクプレミアム ・ROE=欧米20~25%,日本10~15% ・ROA=欧米6~9%,日本3~5% ・暴落を待って、ETFをドルコスト平均法で購入する ・為替、実質金利=名目金利ーインフレ率 ・インフレ率の低い通貨は上昇する(デフレ) ・市場の裁定により、為替レートがモノの値段を同じにする ・長期的には高金利の通貨は安くなる ・FXを1倍で利用する

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    投稿日: 2016.03.21
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    軽妙でわかりやすく、切れ味鋭い文章。 年金、生命保険、投資、為替、マイホームetc.など、資産運用にまつわる「ホントのところ」がよくわかる。人間(や人間が作る組織)がいかに利己的であるか、改めて気づかされる。 本書をよく読めば、「ウマい話」に騙されることなく、安心感を持って資産運用を行うことが可能になるだろう。

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    投稿日: 2016.01.29
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    著者によるオススメ投資法は、「暴落後にドルコスト」とのこと。いまの相場状況(2016年1月の逆オイルショック)にピッタリ。投資を始めるなら今でしょ、という感じ。

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    投稿日: 2016.01.23
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    橘さんの本は分かりやすく納得してしやすい。 不動産の箇所は他のレビューでも批判が多いので再読して考えたい。 ただ、マイナンバーの影響も知りたかったが、著者の今後の本に期待したい。 以下は自分用メモ。 ・老後を短く。→出来るだけ長く働く。生き甲斐も。 ・誘導しようとするメンタリズム(メンタリスト)に注意。 ・確実に儲かる話は来ない。うまい話は無視する。 ・【第3章 株式投資法】計算式を書きながら再読 ・上場インデックスファンド世界株式(1554)、上場インデックスファンド海外先進国株式(1680)、上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(1547) ・インフレなら通貨は下落、デフレなら通貨は上昇。  金利の高い通貨は下落、金利の低い通貨は上昇。 ・マイホームは損。(マイホームを資産ではなく消耗品と考えたら?) ・不動産、美術品などのインサイダーマーケットには手を出すな。 ・家賃保証は空手形。 ・「金融資産の全てを外貨建て」がお勧めだが誰もやらない。→金融資産の半分を円預金、残り半分を外貨預金。必勝のポートフォリオ ・『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』(橘玲 著) ・『ファスト&スロー』(ダニエル・カーネマン著者)…ゆっくり考える! ・FXでリバレッジ1倍なら外貨預金。銀行よりも利息(スワップポイント)が高い。

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    投稿日: 2016.01.15
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    金融リテラシーの初歩をわかりやすい例で教えてくれている本書。 山崎元の「超簡単お金の運用術」と重複するところが多いのは、原理原則が同じだろうから、復習と思って読んで損はなかった。

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    投稿日: 2016.01.13
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    お金の運用に関する注意を喚起させてくれた。 世の中は食い物にされる人と食い物にする人で成り立っている、うまい話には絶対裏がある、というのを改めて意識させられた。

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    投稿日: 2015.12.03
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    ★★★★☆ 億万長者にはなれなそうだけど、ウィットに富んでいて面白い 【内容】 お金に関するる間違いと正しさを示す。 【感想】 非常に面白いです。非常にハッキリした物言いが気持ち良いです。金融機関をディスりまくりですww 住宅とか保険と言った身近なところから、投資まで幅広く扱っており参考になります。 特に大局的に、円安になる理由とかが参考になりました。(あまい他書には書いてないので) 【引用】 「老後問題」の本質は老後が長過ぎることにある。だったら、それを解決するには老後を短くすればいい。 生命保険は「不幸の宝くじ」なのだ。宝くじより割の悪ギャンブルなのだ。 収益率を上げるもっとも確実な方法は、不採算部門から撤退し、収益部門の高い部門にリソースを投入することだ。 ところが、日本では正社員の解雇が事実上不可能なため、不採算部門を閉じるとと従業員の行き場がなくなってしまう。 結果、撤退っ出来ず各社がひしめき合って価格の叩き合いになる。 →問題の本質は、効力的で流動性の低い労働市場にある。 トレンドとボラティリティがわかれば株式市場の将来は確率的に予測できる。 →方向性がはっきりしていて、波が高い時が勝負 世界株ETFがオススメ→上場インデックスファンド世界株式(1554) 暴落こそが投資の最大のチャンス →暴落してから、株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資をすべし! 人の脳は「損すること」をものすごく嫌うようにできている。 インフレ率の低い(デフレの)通貨は必ず上昇する。 →購買力平価説 長期的には高金利の通過は安くなる →金利平価説 デフレで低金利の円は上昇するしかなかった。 資産を守るための第一のルールは「金融機関が熱心に勧誘するウマそうな話はすべて無視する」ことだ。

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    投稿日: 2015.11.23
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    Eテレでやっている、「オイコノミア」という経済番組で、少し前に不動産の特集をやっていた。 翌週にはローンがテーマになっていたので、その関係かと思うが、かなり強引に「家は買ったほうがトク!」みたいな話になっていて、見終わってもやっとした。 この人口減少時代に、今でさえ空き家が問題になっているのに、新築着工数は増え続けている。 そういう政府の方針に迎合したんじゃないかとさえ思った。 そのもやもやを中和するために読んだのが本書。 不動産マーケットは、インサイダーマーケットであり、市場は効率的にできていない。 レバレッジをかけて投資しても(ローンを組んで物件を購入しても)シロートは損をするようにできている、というのが面白い指摘だった。 子どもはどうしても土の上で育てたいとか、そういう特別なニーズがあれば別だけど、一概に不動産を持つことがいいとは言えないと自分としては思っている。 少しもやもやが晴れた。

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    投稿日: 2015.10.24
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    不動産市場は超インサーダ市場。一般投資家によい投資が回ってこない。株が為替の方がまだオープン。 株もギャンブル。インデックス・ファンドに投資すべし。 という、昔からの橘氏の主張と同じような気がする。

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    投稿日: 2015.10.17
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    簡単な論理展開で甘い話がそこらに転がっていない事を示している。どれも何度も読んできたような話だが、株取引をしていくうちにのめり込んでしまうのを防ぐ良書であった。

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    投稿日: 2015.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マーケットの魔術師 ラリー・ウィリアムズの相場で儲ける法 株で富を築くバフェットの法則 ピーター・リンチの株で勝つ 賢明なる投資家 ウォール街のランダム・ウォーカー 証券投資の思想革命 リスク、神々への反逆 を参考文献に挙げる 84 デイトレードで年利2割をあげられるプロはトップの10% 94 投資家の仕事は損をすること ファンダメンタルVSテクニカル 効率的市場仮説 金融版バカの壁、平成電電の話 毎月分配型ファンドの税金

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    投稿日: 2015.07.04
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    分かりやすく噛み砕いて述べられているとは思いますが, 為替のところは,私にはちょっと難しかったです。 他方,マイホームのところは,一番興味があるところだけに,分かりやすかったです。 大企業がなぜ,不動産を所有して事業をしないのか, 不動産情報については,良い情報はオープンには流れないというのが非常に印象に残りました。 私はここだけでも読んだ甲斐がありました。 財産として持つのは普通預金で十分というのと, 投資実績でプロはサルにも負けるというのは,身も蓋もなく,この著者じゃないとはっきり述べないところでしょうね。 これからの著作にも注目していきたいと思います。

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    投稿日: 2015.06.01
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    株式投資、保険、為替、不動産投資など資産運用の良質の入門書。要は、金融リテラシーを身につけ、金融機関や証券会社等のカモにならないようにということを主張している。宝くじを「愚か者に課せられた税金」、生命保険を「不幸の宝くじ」と表現しているのは言い得て妙だと思った。

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    投稿日: 2015.05.27
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    長期的に見れば為替相場は同じになる。 人口が減っている日本で住宅価格が下がるのは当然の流れ、にもかかわらずレバレッジをかけて購入するのは合理的ではない。 国家破綻が現実的になってきたとしても段階があり資産を避難させる方法は数多くある。 この本が書かれてから1年たっているが楽観的に考えても意外になんとかなっている。

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    投稿日: 2015.04.17
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    結論は「専業主婦でマイホーム」が人生最悪の選択肢という事か。経済合理性から言えばだが。それが趣味と言われたら反論はできないし、どうしようもない。 「為替リスクは存在しない」はどうも詭弁のような気がして、資産の半分を外貨で持つのは勇気がいるなあ。理屈を理解できない自分が臆病なのかもしれないが。最強なのは「普通預金」との事だが、銀行はその預金で国債を買っているので、個人向け国債を買う方が最強のような気もするのだが・・・。

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    投稿日: 2015.04.14
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    臆病者のための、と初心者向けぽいけど、中身はかなり上級者ぽくもある。インデックスファンドがいいらしい。

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    投稿日: 2015.04.02
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    橘玲さんらしい切り口で宝くじ、年金、FX、株、マイホームvs賃貸等について語っています。特に宝くじについては、「射幸心を煽る国家の悪徳商法」といったり「愚か者に課せられた税金」と言ったりするところが如何にも橘玲さんぽくて好きです。金融について身構える事無く読めるのでおすすめです♪

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    投稿日: 2015.02.09
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    ○経済関係の著作の多い、橘氏の作品。 ○最近の経済情勢を背景に、個人に必要な投資・資産の運用、利用に関するリテラシー向上のための方法論を分かりやすく解説したモノ。 ○専門用語も分かりやすく解説しており、具体例も多く理解しやすい。特に、この分野に詳しくないものとしては、とても役立つ情報ばかり。

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    投稿日: 2014.12.16
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    参考になった。 個人の資産管理は、すべてここに書かれてる、らしい。 年収の10%×年齢の貯金があればお金持ち。 専業主婦は、人的資産一億円を捨てることになる。 働けば年金問題は無くなる。老後を短くすれば良い。 直感的に正しいそうな話が怪しい。 迷ったら、普通徴収が最強。 金融機関が熱心に勧誘するうまそうな話は無視する。

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    投稿日: 2014.12.14
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    リーマンショック、震災、政権交代・・・この6ー7年の間だけでも、日本の経済に大きな影響を与える出来事が複数あったことに気づきます。 その中で、自分の資産というものを どのような形で持てば、より「安全」と言えるのか? 「臆病者」そして「億万長者」という題名に惹かれて、この本を読んでみることにしました。 まず、資産とはどのように定義されるかという話から始まり、宝くじ、生命保険、医療保険といった身近にある「騙されやすい」項目について、解説されています。 その後、株式、為替、不動産といった代表的な投資対象について、メリットとリスクを解説し、最後に、今後の日本での資産運用に関する動向に触れています。 特に印象に残ったのは、前半部分にある「金融資本だけでなく、人的資本との合算で考えるべきだ」という考え。 そして生命・医療保険や投資信託といった部分で、自分は見直す余地があるなあと、勉強になりました。 雑誌連載をまとめたということで、特に年金生活者またはその予備世代を主眼に書かれているようですが、自分のような「臆病な」日本人には、参考になる部分の多い一冊だと思います。

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    投稿日: 2014.12.10
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    タイトルにある「臆病者」とは、アマチュア個人投資家のこと。彼らは、損失が即、人生設計を狂わせることになるため、臆病にならざるを得ない。だけど、一発当てて、億万長者になりたいという夢も持っている。 そんな彼らに送る著者からの言葉は「金融機関が熱心に勧誘するウマそうな話はすべて無視する」、「直感的に正しそうな話こそがもっとも疑わしい」と、実に健全でシンプルなこと。プロである金融機関は寝ても覚めても投資のことを考え、自らの儲けを最優先に考える。だから、「ウマい話」の果実の多くはプロがすでに刈り取っているのだ。 そのことを重々承知した上で、個人投資家はアベノミクスや年金問題、不動産投資などにどう立ち向かっていくべきなのか。皮肉を交えて、著者が金融の常識を教えてくれる。

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    投稿日: 2014.11.16
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    なんだか、著者の他の本と内容はあまり変わっておらず、目新しい情報はあまりなかったな感。 確かに、株、日本経済の今後の話など細かく、著者の考えが述べられているが、大筋は著者の前作で読んだなと思う内容で残念感。

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    投稿日: 2014.11.06
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    この作者の本は昔から読んでいるが相変わらず面白い。 昔出した本の焼き直しだが、投資商品の紹介みたいな本なのでそんなに違和感はない。 タイトルどおり臆病な人向けの投資商品の紹介なので、ETFやリートや預金を勧めている。 この先もデフレが続くのなら現金を預金しているのが一番安全で効率がいいのも確かだ。 ただ日本以外は成長していくので、海外株のETFも持っておくと世界の成長に乗り遅れなくていいという話。 「宝くじは愚か者に課せられた税金」という言葉は年末ジャンボを買ってしまう身としては耳に痛い。 外れると分かっているのについ買ってしまう。 この人の本を詠むとこの作者の他の本も読みたくなる。

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    投稿日: 2014.11.05
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    株に限らずマイホームや宝くじにまで言及していて、資産運用全般を学べる内容。経済の仕組みも解説されていて、非常に勉強になった。 著者の小説以外は始めて読んだが、小説同様面白くてスラスラ読めた。

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    投稿日: 2014.09.21
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    橘玲ワールドは今回も絶好調 この爽快感を味わうために読んでいるのかと錯覚してしまう。 今作品も「資産運用の常識」を著者独特の文才で気持よく心に落ちていきます。 冒頭で油公プライベートバンクが登場。 3章では「投資においてもっとも大事なのは、損しないことではなく騙されないことだ。」(P.68)と紹介されていたのは伏線だったのかとニヤニヤしながら面白さ倍増。 これ1冊で資産運用法を網羅するようなものではないけれど、文学作品好きで資産運用に興味があるのならば、名著巡りの途中で橘玲作品も読んでみることをオススメします。 必死になって難しい投資理論を学ぶのではなく、純粋に読むことが気持ちいいクールな作品。

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    投稿日: 2014.09.10
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    人は確率的な出来事をしばしば正確に判断するのが苦手なゆえに、宝くじ売り場に行列を作るし、目の前にいる金持ちのうまい話に乗っかってしまう。 世の中には、人間が本能的に持つ錯覚や弱みを巧みにコントロールした、悪質商法や詐欺まがいの話は案外多い。 そうして、一握りの人間は、無数の馬鹿で平凡な一般人(未来に夢見る若者)に射幸心を煽り搾取し続ける。 投資においてもっとも大切なことは、「損しないことではなく騙されないことだ」と筆者は言う。特に、熱心に勧誘するウマそうな話は。 人生においてもきっと同じですね。 ウマい話に乗っかって「自己責任」を隠れ蓑に全財産を失って人生を台無しにする前に、この本を読んで損はしないと思います。

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    投稿日: 2014.09.10
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    【「遅い思考」で乱世を生き残れ!】保険、宝くじ、為替、株、投資信託、不動産投資……。大好評『臆病者のための株入門』の著者が賢いお金の殖やし方を指南します。

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    投稿日: 2014.09.09
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    億万長者にはどうやったらなれるのか。働く期間を長くして、カネ蓄えておけばいい。読んでみると大変に簡単そうである。 ただ、人間には落とし穴がある。自分を世界の中心として考えてしまう、という穴が。 常に錯覚していることを自覚し、ウマい話など来るわけがないと思い、暴落後にいろんなザルに卵を盛るように分けて投資する。臆病にしていればいいことある。速い思考は野生に必要で、現代はゆっくりした思考に価値がある、と。フックしたのはこんなあたり。 投資のテクニックらしいことも書かれているのだけど、関心なくて、ようわかりまへん。現実的でありながら遠い世界のように思えるのは、僕が投資をしていない人だからか、それとも小さい世界の中心を見ているからか。読み物としても面白いので、億万長者を目指している人は読むべし。

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    投稿日: 2014.09.03
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    著者の作品は多く拝読させて頂いてるが、相変わらず歯切れが良い。主張されていることも一貫している。どの業界にも存在する「不都合な真実」。数十年、不動産業界に身をおいた私ですが、不動産投資に関するくだりは著者の指摘通りである。

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    投稿日: 2014.08.26
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    久しぶりに資産運用・保全の本を読みました。この本の著者である橘氏の本も以前読んだことがありますが、当時はデフレ全盛期で、多分、日本円で預貯金するのが一番良いようなことが書いてあったと記憶しています。 現在(2014.8)はアベノミクス効果(消費税増税含む)で状況が変わっている可能性もあり読んでみました。私の受けた印象では、インフレ状態になるまでは今まで通り、日本の普通預金が最も安全、今後の動向を考えると、円安対策として外貨預金、景気が良くなることを考えて、日本国全体に投資ができるような株の購入(インデックスファンド)が良いようです。 マイホーム購入という不動産投資は、頭金に対する借入金の度合いにより、レバレッジが異なり、言ってみれば先物取引をしているようなものであるという印象を受けました。 皆が同じようにやっているからそれほど恐れないのだと思いますが、今後の人口減少や住宅が余っている状況を考えると、これからの不動産投資は慎重になる必要が有ると感じました。 以下は気になったポイントです。 ・期待資産額=年齢x年収/10である、50-54歳の平均年収が803万円なので、期待資産額は4176万円となる(p18) ・人的資本のリスク(割引率)を8%とすると、65歳の定年まで働くサラリーマン(生涯年収3億円)が入社時に持っている人的資本の価値は1.35億円となる。入社時の年収250万円、退職時1300万円、退職金3000万円と想定。60代になると人的資本は10%となり、残りを均等に、金融・不動産・年金資産が受け持つ(p29) ・人的資本から大きな富を得る方法は2つ、1)人的資本への投資によって運用利回りをあげる、2)人的資本の運用期間を長くする(p31) ・公的年金制度が創設された1940年代は定年が50歳、男性平均寿命が55歳。問題は高齢化ではなく、日本の平均寿命に比べて定年が早すぎることにある(p33) ・月額20万円の収入を得られるとしたら60歳時の人的資本はいくらになるか、80歳まで働ける仕事をもてば人的資本は4000万円で老後問題はなくなる(p35) ・宝くじの商品特性を金融商品取引法の理念に照らし合わせると、「1等の当選確率は1000万分の1、毎回3万円分、100年間購入しても、99.9%の購入者は当選しない。50%の手数料がかかるので、購入者は代金の半額を失う」と表現できる(p43) ・ルーレットの期待値は95%、パチンコ97%、カジノのバカラ99%、競馬でも75%、期待値が50%を下回る宝くじ、サッカーくじは最も割りの悪いギャンブル(p47) ・死亡率が1%を越えるのは、男性で65%から、女性は75%から(p49) ・べき乗分布に従う株式市場、大雪崩は、ロングテールがあるので正規分布よりもはるかに頻繁に起きる(p90) ・投資の勉強をするくらいなら、好きなことをやって人生を楽しんだほうがよっぽど良い(p97) ・どの株が上がってどの株が下がるかわからないので、合理的な投資家のとるべき道は、1)なにもしない、2)株式市場をまるごと購入(p98) ・資本主義とは、複利とレバレッジによってバランスシートを拡張していく運動のこと(p109) ・個人投資家にとってもっとも合理的な投資法はひとつだけ、「暴落を待って、株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資する」(p117) ・これまで円高がずっと続いてきたのは、アメリカのインフレ率が日本より高かったから、つまり、インフレ率の低い(デフレ)通貨は必ず上昇する、である(p148) ・ほとんどの企業は土地や建物を借りてビジネスしている、なので、マイホームは所有が得で、ビジネスは賃貸が得というのはあり得ない。いまの日本では賃貸の方が得になることを示している。賃貸よりマイホームが得だとは、借金をして投資したほうが得だ、と言いかえただけ(p173,178) ・株価が1年に4%あがり、地価が2%しか上がらなければ、株式に投資したほうが有利に見えるが、不動産投資に5倍のレバレッジ(頭金1000、借入4000)していれば、投資収益は10%ではるかに儲かる(p181) ・不動産価格の適正価格は、毎年の賃料÷金利である、金利は5%で考える。月額10万円なら、2400万円(10x12÷5%)である。現在では都心部など流動性の高い物権は収益還元法の価格で取引されるようになってきている(p183,184) ・日本国の剤線破綻は、1)国債価格下落、金利上昇、2)円安インフレ進行、国家債務膨張、3)国債のデフォルト(p231) ・資産を守る第一のルールは、金融機関が熱心に勧誘するウマそうな話はすべて無視すること(p253) 2014年8月10日作成

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    投稿日: 2014.08.10
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    逗子図書館 これはなかなか役に立つ どんな金融商品も、作った側に有利になっている。 あまり期待しないこと また読むかも 79 1月の株価 月初と半ばの上昇率高い 116 平成の花咲爺 武田和平 配当利回りで決める 長期保有 128バークシャー ハサウェイ 130 BRK-B

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    投稿日: 2014.07.22
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    この著者の本は今回初めて読みました。 いろいろ複雑な物事を俯瞰され、冷静に執筆されている良書だと思います。 他の著書もぜひ読んでみたいと思います。

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    投稿日: 2014.07.12
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    【面白かった話し】 ・不幸の宝くじである生命保険に、貯蓄型のプランがあるのは本質的には無意味で、一緒に契約をする意味は無い。 ・名もない銀行の「1年定期1%特別金利プラン」であってもペイオフで補填されるのでこの選択は合理的。 ・金融市場は複雑系で、確率的にすら将来の予測は出来ない。そのためもっとも合理的な選択は、何も考えずに市場全体に投資するインデックス投資、世界株投資。 ・今後の日本の人口動態を考えれば、不動産価格が上昇する見込みはない。不動産は株のようなオープンな市場と違って、インサイダーな市場だから、素人の買い手が適正な価格を判断するにはかなり不利で、いくらでもぼったくられるリスクがある。 不動産市場では情報の分布はインサイダーとアウトサイダーに二極化している。インサイダーが鼻もひっかけない物件だけがアウトサイダー、すなわち一般顧客に回されるのだ。 こうした市場の構造から、素人が「掘り出し物」の物件を見つけるのは原理的に不可能だとわかる。自分が有利な取引をしたと思っても、それはただの勘違いだ。 不動産の営業マンは、顧客に持ち家を勧めながら、自分たちは賃貸住宅に住んでいる。マイホームを購入するのは、会社内で出世して有利な取引が許されるようになってからだ。

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    投稿日: 2014.07.12
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    評価4と3の間。これを読んだ臆病者は小金を少々は貯められるけど億万長者にはなれないなあ。 巻末に近くに日本の金融、経済状態予測をはっきり、シンプルに虚飾なしで書いている。、これだけなんのてらいもなくストレートに書いている書は少ないのではないか。

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    投稿日: 2014.07.07
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    む、難しい。。 将来的に資産運用をするために読みました。 金融知識ゼロだった私にはかなり負荷の高い本でした^_^; ちょっとずつ勉強していこうと思います! 2018.19th ★★★★ 4年ぶりに再読しました。 ちょくちょく金融(というほどのものではないけど)の勉強のために本を読んでたので今回はスラスラ読めました。 要は…絶対に勝てる投資はない、分散投資で資産を守りましょう!というのが著者の主張。著者の言ってることは面白い話ではないけど、とても大事なことだと思います。 自分も少しは金融リテラシーがついてきたかな!?

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    投稿日: 2014.07.06
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    株式、為替、不動産、保険などの金融商品について、ファイナンスの世界で常識となっているNPVの考え方で紹介している素晴らしい本。著者は金融のプロではないので、ところどころ理論の誤認があがるが、プロではないので数式など使わず素人にもわかりやすく説明されていて、一般向け著書として優れている。

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    投稿日: 2014.07.03
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    働けば年金問題はなくなる 老後問題の本質は老後が長すぎることにある。だったらそれを解決するには老後を短くすれば良い 宝くじは愚か者に課せられた税金 生命保険 経費率の最も低い生命保険に加入、保証は必要最低限にする 保障が不要になったらすぐ解約する 貯蓄型保険 保険会社にお金をはらって定期預金するのと同じ 医療保険 年金受給者になったら医療保険は必要ない 医療保険はできるだけ受け取りにくくする(入院初日からは不要) 資産運用の4つの原則 確実に儲かる話はあなたのところに絶対来ない、誰も他人のことは真剣に考えたりしない、誰も本当のことを教えてはくれない、自分の資産は自分で守るしか無い 個人投資家 暴落をまって、株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資 ホームバイアス(自国びいき) 知らない外国より日本が安心 資産運用の基本 直感的に正しそうな話こそがもっとも疑わしい 日本の不動産市場 リスクプレミアムを加味した不動産の割引率は5%  賃貸10万 一年間120万 理論価値は120/5%= 2400万 株式の手数料は下がったが、不動産仲介料は物件価格の3%+6万円 金融取引では商品の供給側と受給側の情報の非対称性が常に問題となるが、その弊害が最も大きいのが、不動産市場

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    投稿日: 2014.07.03