
総合評価
(301件)| 113 | ||
| 115 | ||
| 40 | ||
| 2 | ||
| 0 |
powered by ブクログ行動経済学のケースが数多く、易しい文体で取り上げられている為、人がどれほど不合理か、ということがよく理解ができる一冊。 タイトルの通り、人は予想通りに不合理である しかも、不合理であり続けているため、未来にとる行動も不合理と予測できる、ということが一番の気づきであった。 たとえば、無料の魔力。 1000円のギフトカードを無料で貰うか2000円のギフトカードを700円で購入するか、という選択肢の場合どちらを選ぶでしょうか。 合理的に考えると、1300円得をする方を選ぶのだが、ほとんどの人は1000円のギフトカードを無料で貰うこと選ぶ。 また人は自分が何を求めているかわかっていない。そのため、他の選択肢と比較して、初めて自分が求めているものを理解する。 その際、似ているAとA’に加えて、異なるBの選択肢という3つの選択肢であれば、AとA’に目がいきどちらかが選ばれる つまり、何を選ばせるかはコントロールがされやすいことを意味している 他にも、アンカリングであれば、何の根拠のない数字、例えばマイナンバーの下二桁を記載した後にオークションに参加すると、下二桁が大きい数字の人は入札価格が高く、下二桁が小さい数字の人は入札価格が低くなる。 これは、はじめに見た数字がアンカーとなって、人の判断基準に影響を及ぼしている。 こういった合理的に考えれば選ぶであろう選択肢を選ばない、という不合理さを一貫して持っていることに気づき、日々の生活やビジネスに役立てられる本です。
8投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ行動経済学が理解できる本である。なぜか、最近この行動経済学が、かなり気に入った。この問題をどう行動経済学で考えるか?を考えるだけで、随分と視野が広がる。人間って、なんと矛盾した生き物であることだと思うが、そこに人間らしさがあるのだろう。 トランプを行動経済学で見てみると、 「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」や「America First(アメリカ・ファースト)」といったシンプルで力強いスローガンは、愛国心や自己防衛の意識といった感情に訴えかけ、国民に特定の行動(トランプ氏への支持など)を促すナッジとして機能し、支持を集めた。メキシコ国境問題を語る際に、「麻薬密売人」「犯罪者」といった言葉を繰り返し用いることで、移民をネガティブな存在として印象付け、壁を作り、不法滞在者(でない人も)を国外に追い出した。「CNNは嘘をついている」などを繰り返しいうことで、支持者が主流メディアの情報を疑い、自分の発言のみを信頼する状況を作り出し、支持者は「トランプの言うことは本当で、他のメディアは嘘をついている」と思い込むようになり、彼の主張が浸透しやすくなった。とにかく、大統領が率先して分断•差別するから威力がある。「失われた栄光を取り戻す」を繰り返しいうことで、昔の強いアメリカの頭で突き進む。トランプの行動は、有権者の非合理的な意思決定傾向(バイアス)を誘導し、この非合理的行動が、実に時代を先取りしているのが、トランプなのだ。 経済学は、「人間の決断はすべて情報にもとづいた合理的なものであり、あらゆる品物やサービスの価値と、あらゆる決断によってもたらされるだろう幸せ(効用)の大きさについての正確な観念によってくだされる。こうした仮定のもとでは、市場のだれもが収益を最大にしようとし、経験を最高のものにしようと努める。」ということを追求してきた。 しかし、行動経済学は、人間の判断や行動が非合理であることを追求する。 人は物事の価値を比較によって判断するものである。比較対象として「おとり(デコイ)」となる劣った選択肢が存在すると、ある特定の選択肢が魅力的に映りやすくなり、選ばれやすくなるという相対性の法則を示している。つまり、人間は、相対的な観点から物事を選択するのである。これは、販売のシーンで活用されている。売れないものも置くことで、売れ行きが良くなる。 カルガモのように、最初に見たものが、母親である。物事を選ぶのは、最初に見たもので選ぶ。それを、アンカリング効果という。無料だと分別なく、いらないものでも、欲しい。無料のためなら、地の果てまで駆けつける。それほど、無料は人間をワクワクさせる。糖質ゼロも、ゼロに惹きつけられ、魅惑的だ。 社会規範と市場規範があり、親切に対してお金を払うものではない。関係が崩壊する。愛はお金で買えない。ビートルズも歌う「キャントバイミーラブ」と。 興奮すると、見境がなくなる。ドーパミン効果は、全てを許す。だから、興奮するとコンドームをつけるのも忘れるのだ。セックスするために、愛してなくても愛してるとさえ叫ぶのだ。情熱はわたしたちが思っている以上にあついのだ。困ったモンだ。行動経済学は、冷静にデータをとって分析する。 高い化粧品ほど、美しくなるって思い込むのは人間だ。プラシーボ効果は、エジプトのミイラの粉でさえ、万病に効くのだ。聖者が触ると病気が治るのはプラシーボ効果なのだ。民間伝統秘薬でがんが治るって、ありえないのに治る人もいる。多くは、死んでしまうが、人間は一度は死ぬのだ。 共同で使用する冷蔵庫にあるコーラは、なくなるが、冷蔵庫に置いた1ドル札はなぜかなくならない。共同トイレのトイレットペーパーも同様で、そのささやかな罪は容認されるのだ。シェークスピアは、「人間とはなんとすばらしい傑作か!」と表現した人間像とは違う非合理であることに、行動経済学は、解明し、理論づけるのだ。 オレオレ詐欺は、行動経済学に基づいて完成する 犯人はまず、「息子が事故に遭った」「トラブルに巻き込まれた」など、緊急かつ深刻な事態を装い、被害者に強い不安や動揺を与える。 この情動ストレスが高まることにより、被害者は冷静な思考が難しくなり、「騙されているのではないか」という合理的な疑いを抱く余地が失われる。視野狭窄となる。動揺している状態では、人は複雑な状況を深く分析するよりも、提示された具体的かつ単純な解決策に飛びつきやすくなる。 詐欺師が警察官、弁護士、銀行員などの権威ある立場を装うことで、「この人物の言うことは正しいに違いない」と無意識のうちに信じ込ませる。複数の人物(例えば、息子とその上司、警察官など)が関わっているかのように見せかけることによって、「多くの人が関わっている=本当の事態に違いない」と認識させ、信憑性を高める。そして急がせ、周囲の人に相談させないようにする。 返報性の法則を使い。人は他者から恩恵や親切を受けた場合、「お返しをしなければならない」という強い心理的義務感を抱かせる。詐欺者は親身になって話を聞き、トラブル解決に協力的な態度を示すことにより、被害者に対して「この人は信頼できる」「助けてもらっている」と感じさせ、最終的な金銭の要求を断りにくくさせる。シナリオはできているのだ。こうやって、年寄りのタンス預金を奪う。行動経済学のたくましく、完成された構造に感心をするのだ。 ダン•アリエリーは、アンカリング効果、無料の魔力、損失回避などを提唱。 行動経済学は、ダニエル・カーネマン が確立。『ファスト&スロー:あなたの意思はどのように決まるか?』が代表作。2002年にノーベル経済学を受賞。リチャード・H・セイラーが、『行動経済学の逆襲』が代表作、2017年にノーベル経済学を受賞している。 なぜ?を考える上で、行動経済学は、わかりやすいロジックが見つけることができる。
10投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログ人は合理的に行動する訳ではない。 自分の行動を振り返ってみたとき、合理的ではないことに反省しました。そして、人に対する誘導術の参考になりました。
15投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログここ数年よく耳にする行動経済学について知りたいと思い手に取った一冊。 経済学と行動経済学、お互いがあるからこそお互いが活きるんだとか。 実験をもとに人間の不合理性にパターンを見いだしていくのが面白かった。 自分は日々より良い選択ができているのか、はたまた不合理の罠にはまってしまっているのか、考えるきっかけにしたいと思う。
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ私は自分の行動を振り返ると、「なぜこうしたのか」「また同じことをしてしまった」「おかしいな」と後悔や不思議に思うことが多い。自分で判断し行動しているはずなのに、その理由を理解できないことがしばしばあった。 本書『予想どおりに不合理』を読んで、腑に落ちた。人間の行動は合理的ではなく、むしろ不合理さに満ちている。著者は数々の実証実験を通して、私たちの判断がどのように歪められているかを明らかにしている。その結果は「予想どおり不合理」であり、経済学で語られるような合理的な決断は存在しなかった。私たちは見えない力に操られているのではないかとさえ感じる。 本書で紹介されている不合理さはどれも共感できるものであったが、特に共感できたのは第11章の「価格の力」である。まさに価格によって自分の考えや感情まで変えられていることが多い。それどころか無意識の領域で身体に影響まで及ぼしている。そんなことがあるのかと正直驚かされた。しかし、理解はできても、脳がフィルターをかけているので対処は難しいようだ。 それでも本書を読んだことで、人間の行動が実に興味深いものであることを改めて実感した。完全に合理的なAIのように生きたいとは思わないが、不合理な選択によって「また失敗した」と後悔することは減らしたい。せめて大きな決断をするときには一度立ち止まり、「これは本当に後悔しないか」「自分の判断以外の力は働いていないか」と考える習慣を持てるようになりたい。そう思わせてくれる一冊であった。
25投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ多くの実験結果と共に経済学では起こり得ない人間の不合理さを教えてくれる本であった 確かに経済学を学んでいると、いかにも市場の原理が正常に動くと思わせられるが、現実はそうでないことが多いと感じていたので非常に納得させられた また、ユーモアのある表現も多く読んでいて飽きない。ダン・アリエリーの書を他にも読もうと思う
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ最初から中盤にかけては 目から鱗の情報が多くて面白かったが、最後の方はプラセボとかよくあるもので飽きてしまった。
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ気軽な文体と大変に興味をそそる内容で、楽しく読めました。 度々読み返したい。これから、数多の不合理な判断をする前に。
0投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログじっくり読んでいたら大変時間がかかったが、面白い実験例が満載の絶対に読むべき本。私たちがいかに合理的でないものの考え方をしてしまうか、自分の行動を決められてしまっているかがわかるし、自覚のある話ばかり。そしてそれを証明する実験はとてもユニーク。全部の実験結果が正しいと信じるべきでないとは思うが、実験する側の人にも参加する側の人にも愛着が湧き、こんな実験ができるなら研究職もいいな、なんて。
2投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ想像より入門編って感じだったけど、事例集という意味では面白かったかもな。 印象に残った文もたくさんあった! 「フロムによれば、近代民主主義において、人々は機会がないことではなく、めまいがするほど機会がありあまっていることに悩まされている。現代社会においてはまさにそのとおりだ。わたしたちは、やりたいことはなんでもやれるし、なんにでもなりたいものになれると常に言いきかせられている。問題は、この理想にふさわしい生き方をすることにある。わたしたちはあらゆる方向にみずからを成長させなければならない。人生のすべての側面を味わわなければならない。死ぬまでに見るべき一〇〇〇のもののうち九九九番めで止まっていないか、しっかり見とどけなくてはならない。だが、ここで問題が生じる。わたしたちは無理にいろいろなことに手を広げすぎてはいないだろうか。」
0投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ・高額な新モデルを出したところ、旧モデルの売上が爆発 →人間は比較で「お得」を感じている ・送料無料と2点購入で送料20円では送料無料を喜ぶ人が多かったこと、20円のチョコを0円に、100円のチョコを80円にしたところ、0円のチョコの方が5倍人気になった →無料とは魔法 ・性的興奮を前にした人間に、正常な経済学は通用しない ?故にポルノ業界の売上は成り立っているのではないか
0投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本書の中身は面白く、文章もわかりやすくて軽快で、本来なら文句なく☆5を付けたいところなのだが、読んでいる最中に著者の行った研究不正がどうにもちらついてしまう。 カーネマンが「研究の半数以上に再現性が無い」と指摘されたことは(カーネマンのそれに対する姿勢はクソだが)、他の分野でも十分にあり得ることで、統計学を意識しながら補強していけば良い部分であるが、アリエリーの取り下げた論文のねつ造に関しては明らかに故意であり、悪意を持っていると思えるので論外。当然、「1つねつ造が見つかったということは・・」となりすべての研究が怪しくなってしまう(;1つのねつ造が認定されれば研究者としては終わりなのでそれ以上の研究不正を探すようなオーバーキルを普通はしない。ゴシップを探すことが好きな研究者はいないし労力も無駄になる)。米雑誌の記事によれば他にも不正が疑われている研究成果が複数あるようだし、共同研究者とされた人物が「一緒に研究したことはない」と証言していたりするようで、それを加味すると本書の内容も綺麗な結果を見る度に「コレ、やってないよな?」となり信頼しきれない気持ちになる。 本書12章の『不信の輪』が非常に皮肉な内容で、まさしく私が著者に対して抱いている感情について描かれている。 翻訳も良く、内容も文章の調子も面白いのだが読みながら妙な気持ちになりたくないのでもうこの著者の本を読むことはないだろうなと思った。 本書序盤のアリエリーの研究を志したモチベーションを記す部分では、非常に気の毒な経験をしていることが分かる一方で、この部分だけは著者のコンプレックスというか恨みのような暗い、冷たいものを感じる文章だった。 自らのケガの治療について研究し、当時の看護師に研究結果を伝えた段では看護師の立場からの言葉を全く意に介していないように見受けられる。私ならばこの看護師の言葉でハッとして、包帯交換にかかる時間が大幅に増えることや医療従事者の積算される苦痛とそれにより離職者が増える可能性(;経験を積んだ優秀な人材を失うこと)の費用対効果のような、反対側の見方からの議論が欠けていたことを反省し、患者・医療者両面からの最適解を探さねばとなるのだが、著者は若いときから「自分だけが正しい」のみの人ではないかと思えた(= なんか不正もやりそうだなぁ)。 この姿勢だが、カーネマンにもその感じがしたのでユダヤ人の持つ特色(;アメリカ人研究者の特色ではないのはわかる)なのか、行動経済学をやる人間の傲慢さなのか、たまたまだろうか。 この部分を過ぎれば以降は不穏な感じは無い。本編に入ってしまうとわかりやすく読みやすく、スラスラと流れる文章で気持ちよく読める。 扱っている話題も興味をそそるものが並び、それを明らかにするための実験と得られた結果も行動学らしく明瞭でよく考えられている。随所に使われている例も身近で(アメリカでも大皿に食べ物が1つだけ残されることや女性のステレオタイプについては日本固有の考えではない点でも驚いた)、専門用語や模式図を使わずとも易しく、大雑把に行動経済学の成果を短い文章で上手く示せる(;事前にカーネマンの著書を読んでいるために感じるのかもしれないが)のは著者の力量だろう。この分野の広告塔として有名になったのもうなずける内容だった。 細かく見ていると、データに偽りがないとしても「数字の理解がどんぶり勘定過ぎないか?」と感じる部分がところどころにある。 5章の中で同じ種類の実験をしているのに数字が違いすぎることには疑問を感じる。 164ページの実験でのキャラメルは無料なのか1セントなのかで、一人が持っていく数は3倍程度の差に収まるのに対して、次の169ページ以降のチョコレートでは無料と1セントの間で(無料時の個数はほぼ同じであるのに)20倍の差と、一桁違っている。 このバラツキにはきちんとした考察や再現性を示さないと、チョコレート実験の『労働した場合』の解釈が真逆になり得る(;1セントでの持ち帰り数がマシュマロ実験の比率のように4.5個程度なら、「労働すること(8.6個)は少額の支払い(4.5個)よりも市場規範寄り」という結果になってしまい本書結果とは完全に異なることになる)。 11章のプラセボ(ソービーの実験)の部分でもクイズの正解数にはどれくらいの誤差(標準偏差はどのくらいか)があるのだろうかと気になった。 試験の内容的にサンプル数を増やしてもバラつきは収束しようがなさそうなので、エラーは最小でも1〜2問分くらいあるのではないかと思うのだが、もしそうならば結果がひっくり返ることもあり得てしまう。 また、0.6個の差は相当のサンプル数がないと有意とは言えないし、正答数の有効数字が一定ではなかったり(6.5問や3.3問だけが2桁)、ちゃんと分かって数字を出しているのだろうかと訝しんだ部分があった。 13章の不正直さの実験でも対照群と不正群(?)との比率が実験ごとに結構変わる(1〜8割)のが気になる。これも平均値だけでなく標準偏差のような分布がわかるものが必要ではないのか。 64ページの表の相関係数のように、扱っている相関係数が自然科学に馴染んでいる人からすると異常に低い(自然科学なら偶然の一致〜ほぼ相関していないと解釈する)と感じる点は、「社会科学のデータは因子が多くて系をシンプルにできず相関係数が低くなりがち。大まかな方向性を示せれば良い」ということで理解できる。 しかし、相関係数の低さとエラーの大きさは本質的には無関係なはず(エラー大きく相関も大、エラー大きく相関小、エラー小さく相関も小、エラー小さく相関大、どれももあり得る)で、測定値のエラーについては大まかに考えてはいけないはず。そこら辺がごちゃ混ぜになっているように感じたのは気持ちが悪かった。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ読み終わった印象は、心理学の本ということ。 ある状況下で、人の選択のクセを実験で解き明かすが、それが必ずしも合理的ではなく、むしろ全くの非合理的。 相対性の章で、入札金額がそれとは全く関係ない保険番号に影響を受けるというのが一番印象に残った。そんなことある??? 社会規範と市場規範の関係も興味深い。人は対価を提示されない方が気持ちよく他者や社会に貢献できる。 行動経済学は実験の再現性に疑問符がつけられているらしい。ただ、「あるある」と思えるものも少なからずあり、あくまでこういう傾向があるかもね、と捉えるのが正しい見方かもしれない。
0投稿日: 2025.07.03
powered by ブクログ1章 相対的に評価する 3つ選択肢がある場合は真ん中 パン焼き機…最初売れない。次に値段が1.5倍,大きさも前回より大型を売り出した。すると最初のが売れた! 独身パーティーでもてたいなら?おとりとしてあなたに容姿が似ているけど少し劣った人,または会話術が少し劣った人を連れて行こう! 2章 需要と供給の誤謬 トム・ソーヤの冒険 トムがペンキ塗りの仕事を友人に売りつけたエピソード アンカー(イカリ)が働く。(例えば見た数字に影響される) 自分の決断を疑う。 3章 ゼロコストのコスト 498年頃 インドの天文学者アリヤバータがある朝ベッドから起き上がり,「スタナム・スタナム・ダシャ・グナム」(値が10倍で位から位へ!) 何かが無料だとわたしたちは興奮しすぎる。 出費の痛手。何人かで食事に行った場合,わりかん?誰か一人がはらう,次に誰か別の人が払う,がよい。私たちは出すか出さないか,に対する精神的痛手は大きいが,多く出すか,少し出すかに関しては鈍い。0から500は大きいが,すでに2000に500加わってもそれほど痛くない。感応度の逓減性 4章 社会規範のコスト 私たちはふたつの異なる世界―社会規範が優勢な世界と,市場規範が規則をつくる世界―に同時に生きている 社会規範には友人同士の頼み事。社会規範は私たちの社交性や共同体の必要性と切っても来てない関係にある。たいていほのぼのとしている。即座にお返しは必要ない。セックスー無料,愛に満ちている。 市場規範は賃金,価格,賃貸料,利息,費用便益などやりとりはシビアだ。独立独歩,独創性,個人主義も含まれるが,対等な利益や迅速な支払いも含まれる。支払いに見合ったものが手に入る。セックスー売春婦(永遠の愛は求めない) 託児所のお迎えに遅刻すると罰金を課す(市場規範への切り替え)という実験。社会規範の時は申し訳なさで1回遅刻しても次はしなかった。罰金導入後,市場なので,遅刻するもしないも自分次第。遅刻が増えた。その後罰金がなくなっても遅刻は多かった。一度市場になると,社会に戻るのは難しい。 企業は社会規範で忠誠心を育てる(googleのように社員にさまざまな特典を与えている。 教育制度を改善するには,社会的関心の高い社会的な目標(貧困,犯罪,人権)科学技術的な目標(省エネ,宇宙開発,ナノテクノロジー)医学的な(がん,糖尿病,肥満の治療)とのつながりをもっとはっきりわかるようにする。生徒も教師も親も教育により大きな意味を見出し,もっと熱心で意欲的になるかも。教育することが目標であるという点を忘れず,生徒が学校ですごした時間数と生徒が受けた教育の質を混同するのはやめるべきだ。子どもはさまざまなこと(例えば野球)に夢中になる。生徒が野球選手について知っているのと同じくらい,ノーベル賞受賞者についても知りたいと思うようしむけるのが,社会としてのわたしたちの課題だ。 バーニングマン お金を一切使わないお祭り 社会規範がわたしたちの評価をはるかに超えるおおきな役割を社会に対して果たせる プレゼントは経済効率が悪いけど社会の潤滑油として重要。 サインフェルド(現代の偉大な哲学者の一人!)の中のエピソードで,メイドを恋人に…社会規範(恋人)と市場規範(メイド)の混同。結果共存はできない。 ニューヨークの女性 クレイグスリストに個人広告 年収50万ドル以上の夫を募集中。自分のことを目が覚めるような美人,はっきり意見が言えて,浅はかなところがある。 広告に返答した投稿者:自分は基準を満たしている。自分の利点はおそらく年月とともに増えていくのに,彼女の利点はまずまちがいなく年齢と共に減っていく。これは悪質な商取引だ。この場合,経済上合理的な行動は買うよりリースすることだ。と指摘。
0投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログタダでもらえるものを過大評価しちゃったり、プレゼントを贈る理由だったりなぜ現金じゃだめなのかだったり、 あーなるほどね!あるある!っていうことを面白おかしく事例を交えて紹介してくれて読みやすかった。
0投稿日: 2025.06.05
powered by ブクログ発達障害こそこの本を読め、と名前も知らないツイッタラーが宣伝してて読んでみた。けど対象はやや限られるのでは。 それよりも価値観が定まってなくて、なにかを判断するときに自分の軸がない高校生〜大学生くらいが読むべきだと思う。 常識とは18歳までに身につけた偏見、という言葉の通り、人によって判断の基準が曖昧になるにも関わらず「普通はこうだろ」とズレた考えを持ってしまう人こそ必見。 アンカリングの話は進路を決める、もしくは新生活を送る人たちにこそ知ってほしい。本当に自分の価値観が世間一般の常識通りなのか、はたまたその世間すら疑う必要はないのか。 あとは日々生活でうまくはいってるけど、それがどうしてかわからない、考えが言語化できない人も参考になる気がする。自分は労働とか感謝には対価としてお金を払うべきだとは思うけど、社会規範と市場規範の話を聞くと、世の中金じゃねーよな、へっ。って気持ちにもなった。ともかく予想して合理的な判断はできるし普段の生活にも落とし込めるところがある。 とどのつまり発達障害の人全体向けとかよりも、アスペとかそっち系の人が読むには価値が高い。と思う。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログMITの学生で実験。人間は不合理な判断をすることをデータで示す。訳も読みやすいです。 人間が相対的にしか判断出来ない事実を知れる。無料の威力。オトリに騙される事例、商業的にこの仕組みを使ったトリックが既に横行していることを知るのは自身の行動判断について再考する価値がある本です。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ行動経済学の最初の一歩としておすすめの本。 「食事、買い物、恋愛、お金、ものごとの先延ばし、ビール、正直さなど、人生のいろいろな面について調べた、実用的で好奇心をそそるおもしろい(ときにはおいしい)研究」の様子がいくつも紹介されている。 専門用語も少なく、実験の様子が読みものとしても楽しめる。 時代や国の違いで理解しづらい部分もあったが、日々の生活にも活かせそうな内容が多いと感じた。
0投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ脳のフィルターによって、決断される結果がいかに不合理かを学べる一冊。 500ページ近くある本だけど、全体的に例え話が豊富で分かりやすい内容となっている。 読んでいて"うんうん、分かる分かる笑"と何度も心の中でつぶやいたことか笑。
0投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログAudibleで読了。 人間がいかに不合理かという話を実際の実験を例に基づいて解説されており、おもしろかった。
0投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログ「あるある!やっちゃう!」というところをついてくる面白い心理学実験ばかり。 どんなに優秀な人でも、環境によって不合理な選択をしてしまうことがある。 わたしたちを動かしているものがほんとうはなんなのか人間の行動を研究するおもしろさがつまってる! 楽しい!
0投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログ人間は合理的ではなく、不合理な行動をする。ただし、その不合理さにも規則性はある。一般の経済学ではなく、行動経済学の観点から我々の行動をいくつもの実験を通して解説。なぜボランティアなら手伝うのに、安い報酬だと断るのか?など面白い例多数。 ①価値の相対性②刷り込み③ゼロコスト④社会規範と市場規範⑤無料の力⑥性的興奮⑦先延ばし⑧所有意識⑨選択の自由⑩予測⑪価格の力⑫不信の輪⑬⑭我々の品性⑮無料のランチ をテーマに語られる。
0投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログ人が正直になるためには、ただ約束事を思い出せばいい。 マシュマロ実験や囚人のジレンマなど有名な話がある。けれど、それらは近年では否定もされている。 ダイエットや貯蓄はした方がいいしサブスクはお試し期間できっぱりやめた方がいい、そして正直であることは何やりも美徳なだけでなくあらゆる面でメリットは多い。けれど、それら「合理的」な選択をなぜか僕らはできない。 本著はそんな疑問に対するちょっとした解を与えてくれる。 とりわけ印象的だったのは「不正」の予防だ。人は「不正」が手軽でバレにくければ比較的やってしまう。けれど、それを防ぐのは厳しい監視や罰をするのではなく、ただ、「盗むなかれ、嘘をつくなかれ…」といあ十戒の一節を書かせるだけで不正をするものは減るということだ。 「お天道様がみている」という古い言葉はあながち間違えではないのかもしれない。 その他、人が無能に弱かったり締切の効果なども書かれている。 面白かったです。ただ、自分には読み終えるのにそこそこ時間がかかりました。
0投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ人はなぜプレゼントをするのか。 お金を直接渡すのと、何が違うのか。 人は、お金が介在すると、なぜ人を助けづらくなるのか。 ここらへんの「なぜ?」が詳しく書かれていて、仕事だけでなく、人間関係についても考えさせられる本だった。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこの手の話は、へぇ、そうなの、で終わってしまう感じで、暇つぶしにと聞いてみた。ものすごい発見があったわけじゃないけど、意外と面白い話もあって、それなりに楽しめた。
0投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログこの本を読むことで、人間の行動を深く理解し、マーケティングや日常生活での失敗を減らすヒントを得られます。
0投稿日: 2025.04.12
powered by ブクログやはり行動経済学は面白い。 不合理な判断と習慣を改めて考えさせられた。正直、自分は割と合理的な判断を冷静にできるタイプではあるので眼から鱗とまではいかないが、この人間の不合理性を理解しておくだけで利用できて得をする可能性は高い。
2投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログ人が無料のものを過大評価したり、自分が持っているものを過大評価したり、合理的である理由をあとづけしたりする傾向について、実例・実験を踏まえて行動経済学の観点から説明した本。 我々の根底に 「人/企業はは合理的な判断をするものである」 「合理的な判断>感情的な判断」 という先入観があるのでは、と最近感じ始めており、その裏付けを取ってもらったような感覚となった。 ・人は自分が求めているものがなにかわからずにいて、状況とからめて見たときに初めてそれがなんなのかを知る ・ひとはものごとをなんでも比べたがるが、比べやすいものだけを一所懸命に比べ、比べにくいものは無視する傾向にある ・社会規範が市場規範と衝突すると、社会規範が長い間消えてしまう ・人はチャンスがあればごまかしをするが、決して目一杯ごまかすわけではない
0投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログわかりやすくユーモラスに説明しようという親切さが伝わる内容でとても読みやすくおもしろかったです。タイトルの予想通りに不合理、まさにそうですね。 文章でみると、そんなバカなことはしないよと思うような判断を人間は日々し続けています。人間が全て合理的に動いているならば世界は違う姿のはずです。 ただ、だからおもしろいのだと思います。 世界の見方が変わる素晴らしい本でした。
49投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ●2025年2月22日、以前からこの本は知ってた。 YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より:勉強系なら「予想どおりに不合理」行動経済学を身近な物事に当てはめながら説明してくれる 物語なら「52ヘルツのクジラたち」怒涛の展開は ないけど、虐げられた事がある人なら共感しかで きないと思う https://youtu.be/zW1jx6LS4ko?si=EpTXRbzGwUm9u9fN ●2025年5月8日、吉祥寺・よみた屋にあった。440円。 ●●2025年5月25日、Yahooフリマのクーポンを使うために本探し。検索条件「ビジネス書/500~700円」で検索かけたら出た。700円(クーポン使用で500円)。
0投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学やり直すならこういう分野も面白そう 以下、印象に残った話 ◯市場規範と社会規範は相容れない 男女の交際という社会規範の中に男が奢る→見返りという市場規範を持ち込むとうまく行かない (一番高いセックスは無料のセックス) 学校の先生の待遇上げた方が良い派だったけど給料上げる市場規範で釣ろうとするより社会規範で持ち上げるのもありな気がする。(先生という仕事のやりがい、社会貢献度、地位) 市場規範に持ち込んだ瞬間、何が正しくて何が正しく無いのかを考えなくなるので、脆い ◯ 知識が後か先かで経験が変わる 「肯定的な予測は、ものごとをもっと楽しませてくれるし、まわりの世界の印象をよくしてくれる。何も期待しないことの害は、それ以上何も得られずに終わってしまうかもしれない」 →車ならBMW、時計ならロレックス、住むなら港区という情報がある人の方が=それが良いものという予測のある人の方が、期待できる人の方が幸せかもしれない。一種のプラシーボ効果と考えたらなんか人間そんなもんだしそこまで抵抗無い。 ◯現金が絡んだ方が罪悪感は大きい 共用のトイレットペーパーくすねるのと同じ金額のの現金盗む罪悪感の違い
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ多くの事例パターンを挙げながら、説明されていたので、とても理解しやすかった。なぜその選択をするのか理解できないことに遭遇する場面があるが、実は規則性があり解決策があるということを学んだ。
2投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ人間はなぜ不合理な選択をしてしまうのか、その原因や原理を理解すると、予想どおりにその不合理が繰り返し起こることを理解できる。行動経済学の15トピックについての実験について触れられているため、行動経済学で取り上げられる効果、原理を深掘りしたい場合に読むのが良いだろう。
7投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
行動経済学の本は初めて読んだけど、面白すぎる 言語学といい、やっぱり自分の生活の中での考え方に活かせる学問の方が自分は興味が湧く ご飯を奢る時、奢られる時は 「○○円だけ払って〜!」じゃなくて 「次なんか奢って!」ってなることが多いけど 行動経済学的観点でいくとみんなが楽しく過ごすためには最適解の行動だったということが分かってニッコリ
3投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログ人間の不合理な行動パターンが多くの実験結果とともに記されていて、説得力と発見があって面白い。ページ数は多かったけど毎章得られる知見にわくわくさせられたことが次章への期待につながり、基本ずっと楽しく読めた。日常生活に役立ちそう。
0投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログ行動経済学の本。不合理であることを計算された生活というのは、考えると結構怖いものだ。処世術としては必須。
0投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログ軽妙な文章で、不合理ではあるけれど何故かそうしてしまうという、人間の行動特性についての、様々な実験と考察が書かれていました。 このような行動経済学の成果を、世界で起こっている様々な問題の解決に活用できないかなと、期待してしまいます。
9投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログ1100 496P ★4.5・・・2789 ダン・アリエリー Dan Ariely 行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務した。また、ユニークな実験研究によりイグ・ノーベル賞を受賞している。2008年に刊行された本書『予想どおりに不合理』は、米国各メディアのベストセラーリストを席巻した。他の著書に『不合理だからすべてがうまくいく』、『ずる――嘘とごまかしの行動経済学』(いずれも早川書房刊)がある。 予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 by ダン アリエリー、熊谷 淳子 これはどういうわけだろう。まずは、基本的なことを押さえておこう。大半の人は、自分の求めているものが何かわからずにいて、状況とからめて見たときにはじめてそれがなんなのかを知る。たとえば、自分がどんな競技用自転車を欲しいのか、ツール・ド・フランスの優勝者があるモデルに乗ってギアを切りかえている姿を見てはじめてわかる。自分がどんなスピーカーを欲しいのか、いま持っているものより音のいいスピーカーを聞いてはじめてわかる。自分がどんな生き方をしたいのかさえ、親戚なり友人なりの生き方がまさに自分のとるべき道だと思えてはじめてわかる。すべてが相対的、これにつきる。わたしたちは、暗闇のなかで飛行機を着陸させるパイロットと同じで、車輪を接地できる場所まで誘導してくれる滑走路の両側の明かりが必要なのだ。 わたしは、まさにこの問題を抱えていた学生を知っている。ジョーという非常に才能のある若者だった。三年生になったばかりのジョーは、必修科目をすべて終え、専攻を選ばなくてはならなかった。だが、何を専攻したらいいのだろう。ジョーは建築に夢中で、週末はボストン周辺の 折衷主義の建造物を鑑賞してすごした。いつの日かこうした見事な建造物を設計するようになる自分を思いうかべていた。だがそれと同時に、ジョーはコンピューター科学、とくにこの分野の自由さと柔軟さにも魅力を感じていた。グーグルのような刺激的な企業で高収入の仕事をしている自分の姿も想像できた。両親はジョーがコンピューター科学者になることを望んでいた。それに、建築家になるためにMITにはいる学生などいるだろうか(*1)。それでも建築に対するジョーの思いは強かった。
1投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ行動経済学ブームの火付け役となった本…だそうです。(帯に書いてあった) 印象に残ったのは、社会的インセンティブで行動している時はみんな共存共栄、互いを思いやって進んでいきますが、一度金銭的インセンティブ(市場経済原理)が持ち込まれると、社会規範的なものは消えてしまって、市場原理を廃して社会規範方式に戻っても復活しないということです。 世界が全体として、こういう方向に進んでいる気がして気になります。
15投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ合理的ではない行動をとってしまうことを論理的に証明してくれる。 日々の生活や自分の決断のときにも注意できそうなことや、何か企画したり人を動かす場面でも活用できそうなことが盛り込まれていて良かった! どの話もユーモア溢れる工夫に満ちた実験による検証と、実生活での経験を想起させる著者のエピソードがまとめられていて腑に落ちやすい内容。
3投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ対照実験を中心に展開されている行動経済学について書かれた本で、日常生活に応用できそうな知識も多かった。
2投稿日: 2024.06.13
powered by ブクログ私たちは古典的経済学の論理に従わず、合理的な計算をしなかったり直感を頼りにして不合理な選択をしてしまうことが多々ある。これらを分かりやすい実験の結果とともに紹介してくれる。 しかし、不合理な選択をしてしまうことには一定の法則がある。これらを理解することで、日々の選択に最適解が得られるようになるかもしれない・・。 上記のように、本書は行動経済学の手軽な入門書といえる。実験の内容も分かりやすく、「うん、私もある、ある!」と思わず頷く。自分の行動を客観視しようと思うきっかけを与えてくれる。
3投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログ金銭や利益が絡むと人がどんな行動をとってしまうのかを、ユーモアな実験で検証し、その結果をわかりやすく解説してくれている。 アメリカでの実験なので、日本人でも同じ行動をするだろうか?と疑問に思っていたけれど、自分のことを振り返ってみると、うん、すると思う。 そして、そういった人の行動心理を利用して、より良い社会システムを作れないか? どうすれば、社会全体を良い方向に導き、個人の利益にもなるか?を著者なりに考察、説明してくれている。 こういった行動心理を理解する人がふえて、より社会を良くしていこうとする人たちで溢れたら、たぶん行動経済学という学問の有りようも、また、変わっていくかもしれない。
2投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログ読みやすかったけど、事例がちょっと縁遠いというか、訳書ならではの冗長さは否めなかったかも。学習の意味なら、自分で整理しなおしてこそ身になる本な気がする
2投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログ行動経済学の第一人者、 ダン・アリエリーの世界的ベストセラー 身近で思わず「あるある!」と言いたくなるような人の不合理な行動を分析する。 超有名なチョコレートの実験など わかりやすく楽しい話が多かった。
0投稿日: 2024.04.24
powered by ブクログ行動経済学を学ぶには持ってこいの1冊です! 私たちが無意識に取ってしまう行動のなぜ?を実験をベースによく説明されていると感じます。 経済学に留まらず、自分をコントロールして、より良い人生を歩むための助けともなるでしょう!
3投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログ選択肢の中から比較しやすい物があるとそれだけで評価し全体の評価としてしまう アンカー、基準を一度作ってしまうとそこを基準に考えてしまう
0投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログ人の行動ってすごく面白い。 なんでよって思ってしまうが、伝え方や条件を変えるだけで人間の行動は変わってしまう。 ただ、これをいい方法に使えれば、よい組織がつくれると思った。 行動経済学って面白いなぁ〜
0投稿日: 2024.02.03
powered by ブクログっっっっ読んだあー!!!ってなるぐらい個人的には参考書レベルにハードでしたが、行動心理を制するものはお金を操れると言えるかもしれない。学び多し。
3投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログあらゆるものが相対的なのはなぜか分かる本「予想通りに不合理」|白田|雑記note @srtmsr #多様性を考える https://note.com/srtmsr/n/n31b36e7c7a2c #note
0投稿日: 2023.12.26
powered by ブクログ2023/12/22 読破 まとめ:不合理さの証明と実験結果に合わせた解釈 ・人間の不合理さと、言語化できない行動を多くの実験結果から証明してくれる ・合理的に動くのは経済学、不合理に動くのは行動経済学 ・まるで自分の行動が見透かされているような、そんなお話しがありました 読み物として、とても面白かったです。ただ、ページ数の割に、内容が濃いので、読み進めるのが大変でした。読むのに疲れる方は、かいつまんでもいいと思います。 人の行動原理や人間観察が好きな方は面白いですよ
5投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログいかに人間が不合理な選択を取ってしまうか。自分の今までの行動を振り返り、身につまされました。個人的に「社会規範と市場規範」の章と「先延ばし」の章については自身の生活の中でも思い当たる事があり、とても興味深く読むことができました。 本の内容としては意外にもひらがな多用されており、加えてアリエリー氏のユーモアたっぷりな文章もあいまって非常に読みやすいと感じました。行動経済学を扱っている以上、難しい内容をイメージしてしまうのですが本書は逆でした。 各章、アリエリー氏が実際に行った実験について書かれているのですがどれもユニークで楽しかったです。特に、性的興奮時の意思決定についての実験については「ここまでやるんだ!」と驚きました。ただ、各章で実験の繰り返しになるので、読んでいて中だるみしてしまう恐れがあることは否めません。 ですが、行動経済学を知りたいという取っ掛かりで本書はとても良い本だと感じました。アリエリー氏の他の本も読んでいきたいと思います!
0投稿日: 2023.12.13
powered by ブクログ行動経済学について学びたい(営業や社内コミュニケーションに活かせないかと模索していた)と思っていたときに、それならコレが良いんじゃない?と当時の同僚に勧められた一冊。 正直サクサク読める感じではなかった(割と情報量多め)というのが個人的な感触。 とは言え、色んな仮説から様々な実験を行い、人間の行動を調査した中身を見て、漠然と「コレが行動経済学か、面白ぇ!」と感じたのも事実。 ※単純に、よくこんな実験を思いつくなと感動もした。 ただ、内容的にはひたすら仮説と実験内容と結果を書いている感じで、「行動経済学とは何か?」を理解するにはまとまっていない気もする。 著者が行動経済学の第一人者ということもあり、読むのはオススメするが、過度な期待は禁物。
0投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログ相対評価と絶対評価 人は相対評価で判断しがち。 2番目に高いものを買う。 アンカリング 値段が決まってないものは初めに定義をつけたものの意識が永遠と使われる。 最初の意識が大事、仕事はやらせてもらうのか、やるのか。 0円最強説 無料ならもらうと考える人が多い。 無料でつる。 市場規範と社会規範 社会規範意識が足りず会社との関係が市場規範のみになっているためモチベが低いのでは? 先延ばしと自制心 長期的な楽しみのための短期的な辛さを我慢できない 長期的やりがい+短期的やりがいも必要
0投稿日: 2023.12.07
powered by ブクログ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと アンカリング 芸術など相場が曖昧なものほど、 アンカーに影響されてしまう ■性的興奮の影響 興奮してると 予防、防備、用心、道徳性は意識から消え失せる →★→→→浮気してしまう 怒りも同じ 上司に大っぴらに批判された時、憎悪を込めたEメールでやり返したくなるかもしれない →下書きに二、三日入れておくべき →★これはまさにそう!何回もこれで助かった。。 興奮してる時は運転しない"
1投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログもともと行動経済学に興味があり、ようやく読むことができた。 ベストセラーと言われているのも納得の面白さ。 従来の経済学では説明できない部分を、わかりやすい実験を交えて知ることができた。 経済学の本ではあるが、日常にも繋げることが多く書いてあり、日々損にならないよう不合理な生活に備えようと考えた。 また、筆者の文章も面白く、飽きることなく読めた。
0投稿日: 2023.11.22
powered by ブクログ人の不合理な側面の存在を知っている人と知らない人とではかなり世界の見え方が違うんじゃないかなぁと思う。 これはまた良書に出会えて良かった。オススメの一冊。
3投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログ何が不合理な行動を誘因するのか具体的な事例を挙げて分かりやすく解説している。おとりやゼロコストを意識して合理的な行動がとれるようにしたい。
2投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログ人間の行動や思考の「不合理」な癖について、研究結果を元に解説していく。結果として同じだけ得だとしても、割引ではなく無料!に強烈に惹かれてしまうのは、自分の行動を顧みても本当にその通り。お金はちょろまかさないが、鉛筆1本ならあまり躊躇わず「借りて」いってしまうというのも、職場ではよく見る光景だと思う。外国人の作者なので、これが国民性ではなく他国でも同じ行動傾向なのだと思うと面白い。 お金以外のインセンティブで動いていた者に金銭的な報酬を与えることで、むしろモチベーションが下がってしまう、ということについては、上司・部下間だけではなく、親子間でも気をつける必要がある点だと思った。
0投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログとにかく自覚!一見不合理な行動を、我々はなぜだかどうしてもやってしまう。それを防ぐにはとにかく自覚すること。知識を得ること。 この本はついついやってしまいがちな「あるある」不合理行動を、仮説を実験によって検証していくという内容。 消費者はこういった行動経済学にもとづいて消費行動をコントロールさせられている駒だと認識せよ。まずは自分は「見栄っ張り」だと認識してみようか。。。
0投稿日: 2023.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間の意思決定における不合理なパターンを、行動経済学の観点で解説している。ユニークなテーマを扱い、あまり専門用語を使わず分かりやすく説明されており、面白かった。行動経済学に興味をもつきっかけとなった。 個人的には第4章の「社会規範のコスト」が面白かった。人とお金のやりとりをすると、対人関係を冷たくしてしまうんだなと思った。仕事以外の場面では、お金のやり取りをしないよう心掛けたい。
0投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった。 自分はどこにでもいる普通の思考の人間なんだと痛感させられた。もっと行動経済学の本を読んでみたい。
0投稿日: 2023.08.28
powered by ブクログ読みやすい語り口とイメージが湧く事例と実験で、行動経済学の基本が理解出来る。行動経済学に触れる最初の一冊にして良かった。
0投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ人間は、どこまでも滑稽で「不合理」。でも、そんな人間の行動を「予想」することができれば、長続きしなかったダイエットに成功するかもしれないし、次なる大ヒット商品を生み出せるかもしれない! 随分前にベストセラーになっていたものの、なかなか手をつけられず。面白かったけど、理解した上でもなかなか自分の行動に結びつけられないのが残念すぎるw愛情や気遣いをおカネで解決しようとするとこじれる、ということは肝に銘じておきたいなと思った。自分が経済的にゆとりがあるから悪気はないけど、そういう風に解決するのは良くないし、心からの感謝を示すことが大事だな。
0投稿日: 2023.07.25
powered by ブクログ痒い所に手が届いた感覚を最初に抱いた。分かっているけどやってしまう事(先延ばし)や、確かに言われてみるとそうだなという事(独自性)を分かりやすく具体例、実験とともに記されている。加えて、痒い所に手が届いたからといって、痒いから掻くという合理的判断を下して良いのかという選択肢(?)を手にした感覚も同時にある。
0投稿日: 2023.07.06
powered by ブクログ分かっちゃいるけど、やめられない。(^◇^;)ただ、人間ってこうなのよと知っていることは意外と役立つのかも。そんな気づき。
2投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログ経済学に心理学を合わせた"行動経済学"を学べる一冊。ヒトが合理的でない意思決定をする、それも規則性を持って(繰り返し)されることが、さまざま実験を通じて証明される。 とても面白い学問で、ビジネスを展開するうえで知っているとマーケティングに役立てられそう。自分個人に当てはめると、、、分かっていても不合理な行動を続けてしまうんだろうな、と思う。
0投稿日: 2023.05.20
powered by ブクログ大好きなvlog YouTuberが紹介していた一冊です。 行動経済学を扱っていますが、 文章自体は柔らかく、とても読みやすいです。 個人的には翻訳書って昔から苦手で(なんかよくわからない文章とか、たぶんここは笑えるとこなんだろうけど理解できないとか、急なカタカナとか、やたら文章長くて説明よくわからないとか。苦笑)、どうしても読むのに時間がかかりました。 意思決定のバイアス、アンカリング、 無料の力、興奮状態での判断、社会規範、所有効果、 とにかく当てはまること、頷くことがたくさん。 本書では、たくさんの実験を行い、 そのなかで合理的ではない選択を多数がしている、 知らないうちに不合理な判断をしている点を挙げています。 たしかに一回入った保険はやめるのを戸惑うし、 相場を知ったら、そこから判断してしまうし、 これまでの経験で間違いなくバイアスがかかるし、 怒ってるとき、焦ってるときのとっさの行動に後悔したり。 無料なんて言われると詐欺なんじゃないかと思うし。 読み切った後に最後に、解説でまとめてくれているのも嬉しかったです。 きっかけの一冊なので、もう少し関連書籍を読みたいなと思います。
2投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ人は必ずしも合理的に動かない…というか、必ず合理的ではないらしい。「合理的に考えればあっちなんだけど、こっちの方がなんとなく好きだから、今回はこっち」とかではなく、自分の意思に反して正しく合理的でない判断をする…んだとか。 この辺は心理学の世界になってきて全く苦手なところだけど、いろんな実験があって楽しく読めた。 選択肢が3つあると、大抵の人は真ん中を選ぶ。 確かにそうか。無難な所…無意識に危険を回避しているのかな。 考えの中に一旦「市場規範」が入ると「社会規範」は消えてしまう。 そういえばそうかもな。親切でやったことに値段をつけられたら、損した気分になるでしょうな。 誰もがジキルとハイド。 私もよくハイド氏になります。そっちの方が心地よかったりして。 プレゼントは経済効率は悪いけど大切な潤滑油。 その通りですな。何よりお互い心が潤うし。 被験者が思惑通りに間違えてくれる実験の結果が面白かった。そんな人の心や思考を試す実験自体を考える方が、実は何倍もおもしろかったりして。
1投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ自分の行動は100%自分の意思による決定だと思ってきたけど、実はそうでもなさそうだ。特に金銭や損得が絡む場合。売り手がちゃっかり罠を仕掛けてきている。その罠に気づかずに商品を手に取り、レジへと向かう。そして家に帰って袋を開けた時に、なぜこれを買ってしまったのかと嘆く。これはひとえに自分の意思が弱いからではない。売り手の方が1枚上手だったのだ。 この本を読み、いくつか学んだことがある。 ・ポイントや値引きがあるから購入する、といったことは今後は一切しない。定価でも欲しいと思ったものを買う。というのも、値引きされてると価値や効果まで引かれるように感じられるからだ。 ・複数人でランチ行く時は1番最初に頼む。自分が好きなモノを食べたいからだ。相手に譲るまい。 自分軸を大切にしようと思った。
3投稿日: 2023.03.22
powered by ブクログこの本は、「行動経済学」について書かれた本で、「人間の選択は不合理なものだ!」ということを様々な実験を通じて検証しており、読み物としても、とても面白かったです。 行動経済学に火をつけたベストセラー本です! ぜひぜひ読んでみて下さい。
10投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログついついやってしまう不合理な行動に関して科学的にアプローチしていて面白かった。しかし行動経済学でも再現性の問題が最近はよく取り沙汰されているようなので、話半分に読んでおいた方が良いだろう
0投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログ人は必ずしも合理的には動かない、ということを再認識させてくれる本。 しかしながらその不合理さはある程度予測できるものである。 多彩な実験でこういったことを示してくれているが実験が多いのでそれを読むのがちょい疲れる。実験内容は面白いけど
1投稿日: 2023.01.23
powered by ブクログ・紹介される実験がどれもおもしろい。小テストとかレストランの注文とか、身近なものごとが対象だから結果の意外性がよくわかる。 ・すでにほかの行動経済学の本を少し読んでたんで、新しく知ることはあんまりなかったな。 ・いくつかの実験は、これって再現性あるのか...?とは思った。そんな微妙なうさんくささも味わい深い。 ・社会科学の実験がしたくなる楽しい本です。
2投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人が何気なく取りがちな行動について、実験的にデータ化し、その理由の分析を試みた本。行動経済学というものが身近に感じられ、面白かった。 15の例が挙げられているが、そのうち特に、"需要と供給の誤謬"では、人は自分の中の基準値ができると、それより高いかお得かなどと判断するという、アンカリング効果についてはなるほどと思った。また、"予測の効果"では、あらかじめ効果などを示しておくと実際に効果があがる人が多いなど、プラセボ効果が実証されていて、今後はなんでも疑ってかかるより、信じて試すようにしたいと思う。
18投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ行動経済学のブームに日をつけた本。 人はどこまでも不合理であることが、多くの実験から明らかにされていることがわかった。政治の世界、軍の世界、ビジネスの世界とその応用範囲は広く、本学問の重要性を再認識できる。
0投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ食べ物を分け合う時、最後の1個が残りがちである。このような人間の習性についてまとめた本。行動経済学が元になっているが、堅苦しいものではなく、気軽に読むことができ、面白い。 個人的に面白いと感じたのは、相対性について、社会規範と市場規範、選択肢が多いほど本来の目的からそれてしまうことの3つである。 相対性についてー人間は何かを測る時、絶対的な基準を持たない。何かを決めるとき、必ず何かと比較してしまうのである。そのため、選択肢を増やすことで相手をその比較に注力させてしまうのである。 社会規範と市場規範ー社会規範は思いやりのようにお金が関わらないときの行動、市場規範はお金が関わる時の行動である。これらの規範の切り替えによって、人は動いており、どちらの規範に傾いてるかによって人の行動は変化するのである。 選択肢が多いほど本来の目的からそれてしまうことー「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざにもある通り、優柔不断なのが人間の常である。これは、より良い可能性を捨て去ることに対する不安からくるものである。しかし、多くの場合はどちらも非常に似通った選択肢であるため、早々に決断したほうが得をするのではないだろうか。
3投稿日: 2022.11.27
powered by ブクログ冷静に考えて判断しているつもりでも、ずいぶんおかしな行動をしてしまっていることが多い。それは不合理。行動経済学、って面白そう。
3投稿日: 2022.11.25
powered by ブクログ実験をして私たちが普段とっている意思決定や行動を行動経済学を使って説明している本だった。 より分かりやすくするために一つの考察のために何個も似たような実験をしていて分かりやすく書かれているが、少しくどい所もあったため評価を下げた。 アンカリング効果…最初に与えられた数値を基準にして物事を考えること。 セルフハーディング…前の自分がとった行動が正しいと思い込んで同じ行動をとること。 ハーディング現象…他人と同じ行動をとること。
1投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ人間の行動は合理的ではなく、しばしば不合理な行いをする。 ただし、合理から外れるそのやり方は共通性がある。だから、「予想通りに不合理」 人間が完全に合理的な購買行動を取る、と仮定する経済学とは一線を画す、よりリアルな人間の振る舞いに迫る学問。 それぞれの章で扱われるテーマはとても身近で「わかる!」連発。 分かりやすいものを比べて分かった気になる人間の心理、 楽しみでやっていたのに報酬をもらった途端楽しく無くなってしまうのはなぜか、 プラシーボ効果の力、 なぜ先延ばしにしてしまうのか… こうしてマーケティングに操られているんだなあ…と痛感。 「無料!」って聞いたら確かにもらっちゃう…。 こうして、自分が判断して動いてると思ってたことが、実は踊らされていたってのは知りたくはないが知ればこれからは見破れる。はず。 人の振る舞い方が分かったら、こちらがどう仕掛けたらいいのかも分かる。 そんな行動経済学の入門編の本で、数々の面白い実験を通じて人間の姿が見えてきます。
1投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なぜ、人間は合理的に行動しないのか。経済理論などの机上の論理に対して、実験と検証を行うことでいかにして人間が不合理な判断をおこなっているか、を明らかにしていく画期的な良書。マーケティング理論では、チョコレートの例で、Free!があった場合に、人は誤った経済合理性というマーケティング理論を大きく外れた行動にでる。タダでもらえるというだけで、リスクやロスした感覚が軽減されてしまう。レストランに頼まれることを期待しない、高価なメニューを入れておくと、その次に高い(食べて貰いたい)ものを選択してしまう。また性的な興奮状態でも、人は正しい判断ができなくなることも明らかにしている。えげつないような、アホな生き物だなと思うけど、それが現実でもある。また、車を買うときにも、オイルが無料になるとか、メンテフリーとか、そういうアディショナルなものが、購入するための冷静な判断を狂わせる。行動経済学的な観点でも、人は合理的に行動することを前提にしたものが一般化の過程で必要であるが、我々が購入する多くの権利関係、大きな買い物にはこの合理性以外の要素が多く入ってくる、つまり誤った決断をする可能性がある。ちょうど、家を買うか悩んでいる人がいて、欲しいエリアの欲しい間取りのマンションが2億円程度になっていたが、1億2000千万円で中古が出たときに、買おうとした友人がいた。これも、頭の中で、比較が発生して、人は比較していい方に行動しようとする。 イントロの例が一番面白い。新聞の料金体系で3つの選択肢があり、新聞紙のみ、新聞紙とネットのセット、ネットのみ、という3つがあり、新聞紙とネットのセットがネット単体よりも安く設定されているときに、多くの人はそのセットを買ってしまうというものだ。その際、他紙がどうなっているという比較を頭ができなくなってしまい、つい2択の中で良い方が正しい選択だと思ってしまう。 また、論文締め切りを自ら設定する場合、合理的なのは締め切りギリギリにすべきところ、あえて早める人がいて、その場合、先生から勝手に締め切りを設定される生徒よりも成績が良いという結果も出ているという。これが示す、人間が欠点(先延ばし)を認識した上で、それを乗り越えることができる人がいるという実験結果も面白い。数々の実験と事例で、人が合理的に行動しておらず、気をつけないとその罠にいつの間にかにハマっていること、それを回避する手立ては自分が冷静に物事を判断すること、にあるということを教えてくれる。
0投稿日: 2022.08.07
powered by ブクログ行動経済学の面白さを教えてくれる一冊! 経済的合理性のみに基づいて個人主義的に行動する人間は"ホモ・エコノミクス"と呼ばれています。 旧来の経済学は私たちがホモ〜であることを前提としていますが、本当に正しいのでしょうか? なぜなら人間は往々にして冷静な判断ができず、不合理な意思決定をしてしまうことに私たちは気づいているはず。 本書では、品行方正で清廉潔白で尊い(はずの)私たちが、オカネによっていとも簡単に「ズルい」行動に走ってしまうことが、様々な実験を通じて証明されます。 ヒトのパーソナリティや価値観は、生活環境や過去の経験に大きな影響を受けるものと一般的には考えられています。 ではそれが過去に"たまたま"行った意思決定による、アンカリングの積み重ねの結果だとしたら? いまこの瞬間の意思決定がアンカリングとなって、未来の行動に影響を与えるとしたら? そんなことを考えずにいられませんでした。 行動経済学に興味のある人にはお勧めしたい一冊です。
0投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログ人が行動を起こす動機を研究した本。行動の背景は必ずしも合理的ではなく、むしろわかった上で不合理な行動を起こしている。 自分や周りに人に照らし合わせてもまさにその通りのことが数多く研究されていて読んでいて面白い本だった。
0投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ合理的にやっているようで不合理・矛盾だらけの我々。行動経済学から、人間の動向を分析した面白い内容。不合理であるとしても、それを理解した上ならまた別の視点が生まれ、より良い選択や行動を取れる様になるという、ロジックを理解するのも良いだろう。
1投稿日: 2022.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間が行動を起こしたり、決断するための動機は タイトル通り『不合理』である。 不合理とは、理に合っていないこと。論理的な筋が通らないこと。 ・緻密に計算すれば損している選択である。(数値的に) ・選択した行動が自分の理想の類いではない。 上記のような、価格と価値の天秤において 側から見て損得が一目瞭然な図式でも、人間はその他の要因によって様々に行動が変わる。(必ずしもV/Pによって選択をしないことがある) 大抵の人は何かを選択するとき、相対的に物事をチョイスする。根底に確固たる何かがあるわけではなく。 比べるものがないとき、また一方で比べるものがたくさんあるときでも違うし、 社会規範(純粋な人間の関係で成り立つ領域) 市場規範(お金が発生しているシンプルな関係) このどちらに事柄が発生しているかにもよる。 人間の経済活動における、いろんなパターンの選択に関するいくつかの事例が書いてあるので、行動経済学というものに初めて触れる人は入門編としておすすめです。 (ユニークな部分もあり面白い)
0投稿日: 2022.06.24
powered by ブクログひぐ的に行動経済学を学ぶ3冊目。本書を最初に読むべきだったかかも知れない。 「無料!のほんとうの魅力」「お金 vs プレゼント」「性的興奮の影響」「先延ばしの問題と自制心」「信用できない広告」などなど。 「行動経済学研究の第一人者」は、「学者っぽくない文体」で書くのが簡単ではなかったと述べているが、500頁弱の文庫本はユーモアにあふれ、楽しみながら学べた。
0投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログ行動経済学の知見をどうビジネスに活かすかという本が多い中、本書はそれらの知見を後に導いた様々な実験と考察を中心に述べている。 ビジネスや私生活に行動経済学を活かしたいという人は別の本を読んだ方がいいと思う。本書は行動経済学に興味を持ってもらう読み物の位置付けだと感じる。
0投稿日: 2022.05.19
powered by ブクログ心理学と経済学をくっつけた様な印象。人はいかに不合理に行動するのか実験をもとに論じていく。納得させられるものばかりだった。そもそも人間とは不合理なものだと思いながら生きて行きたいものだ。一番危険なのは自分は合理的な人間だと思い込むことだと思う。語り口が軽妙で分かりやく、楽しく読み進める事ができた。
0投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログ行動経済学とは何か、この本のタイトルが意味することは何かが、豊富な具体例をもとに示された一冊です。 何より一つ一つの具体例が面白い。ほぼすべて作者による研究によるものですが、扱う研究テーマ、実験方法、結果を元にした考察のどれもがユーモア溢れるものです。このセンスは日本で生活してたらなかなか磨かれないんだろうなーと思ったり。 伝統的な経済学では「人間は合理的な生き物」と考える。だが、周囲の環境にいとも簡単に左右される社会的動物である人間は、時として「不合理な」選択をしてしまうもの。ならば、人の不合理な決断に規則性を見出し、同じ過ちを冒さないように新しい戦略を探し、人々がより良い決断をして全体が幸福になれるにはどうしたらよいかを考える。それが行動経済学の意義です。 人の錯覚や思い込みを利用した効率的なマーケティング戦略を考えるための学問、と思ってましたがとんだ勘違いだったようです。
0投稿日: 2022.05.06
powered by ブクログ行動経済学と聞いて行動心理や経済の成り立ち的な話を期待したら、具体例満載の数学/法則に関する話が多かった。 ある程度適当に流し読みできる感じの本が好きなので、複数の数字が何個も出て気長に読まないといけない本書は好みじゃなかった。
0投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログ人は「合理的でない」意志決定をし、通常の経済学では予想できない行動をよく選択する。 例えば、現金は盗まないのに鉛筆なら平気で失敬したり、頼まれごとならやるが安い報酬ではやる気がなくなるなど。。 そんななぜ人間が不合理な行動を取るのかを探った本。 テーマも幅広く、語り口もユーモア溢れるので読んでいて飽きなかった。 テーマは以下。 1.相対性の真相 2.需要と供給の誤謬 3.ゼロコストのコスト 4.社会規範のコスト 5.無料のクッキーの力 6.性的興奮の影響 7.先延ばしの問題と自制心 8.高価な所有意識 9.扉を開けておく 10.予測の効果 11.価格の力 12.不信の輪 13.私たちの品性について1 14.私たちの品性について2 15.ビールと無料のランチ 色々面白い議論はあったが、最も印象に残ったのは社会規範の領域と市場原理の領域を意識する事。
0投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ全般的に面白く読めた。 よくある海外の本のごとく冗長さは否めないが、文章の旨さとユーモアでなんとか読み切れた。 最後の解説で改めて振り返られるのがよい。
0投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログざっくりとした要約 ↓ 自分のことは自分が一番知っていると思っているが、決めているのは自分ではなくほとんどは何かに動かされて行動してしまっている。 例えば 無料という異常に言葉に弱かったり、どう考えても無駄なのに、選択肢を減らしたくなかったり、想像しただけでその物を持っている気分になったり、必ず誰か他の人や物と比べてしまう。 らしい。 感想 ↓ 実験の内容がやや多めに感じるが、所々にユーモアがあるので、あまり長ったらしく感じなかった。 欲を言えば、もう少しバイアスに陥らないための予防の仕方や、どう行動すれば抜け出せるのかの内容も多ければ良かったかなと思う。 興味のある人は是非手に取って読んでほしい!
0投稿日: 2022.04.19
powered by ブクログ経済学は合理性に基いているが、行動経済学は不合理な行動をしてしまう人間の行動のメカニズムが分かる。様々な実験と考察を読むと、自分にも思い当たる不合理な行動をしてしまうバイアスがたくさん思い当たる。とても読み易く、分かりやすい良著。
0投稿日: 2022.04.09
powered by ブクログ著者は行動経済学の第一人者ということで、この学問の名前は、合理的な行動をとることが想定されている経済学に対するアンチテーゼなのでしょう。 でも、この本で示されているのは、人間の不合理さであって経済学ではないように思います。「心理学オモシロあるある本」という感じです。 人間が、様々な理由から経済合理性とは異なる判断基準で行動しているということ、それがどのように「経済学化」されるのか、経済学として整理された著作にも触れてみたいと思います。
0投稿日: 2022.04.08
powered by ブクログとても面白く読みました。 社会規範と市場規範の話は納得。たしかに不合理だけど分かる! そして、「予想どおりに不合理」というタイトルがまた秀逸!
1投稿日: 2022.04.02
powered by ブクログタイトルに違和感がある。「予想どおり」になるためには、それに対する規則性などの「論理」があり、その「論理」に従うという「合理性」があるということである。決して「不合理」ではない。本書の中で一貫して述べられて、解説にもあるように、「伝統的な経済学」においては「合理」的でないように見える現象があるという意味の「不合理」である。理屈はあるのである。社会科学は合理性と現実とのせめぎあいの中から発展してきた。経済学が基礎科学たりえんとするところから、苦しい部分が出てくる。現象把握・理解に努めてきたにすぎないことをもっと謙虚に心得ておくべきである。その反省のケース・スタディー集として本書は読んでいて面白い。
0投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログ不合理にも関わらず、自分もその行動、思考をしてしまうなぁ、、!と面白く読めた。 世の中意識的に選択してると思っていても、無意識に選択させられてることも多いんだろうな。 無料の威力、お金の存在、真ん中のものを選びがち、失うことへの恐怖、、納得し理解したけど、この先も私は不合理な行動をしてしまう気がする。
0投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログ2022.2.24 読了 感覚的な認識とのズレを明確にする行動経済学のおもしろさを一気に体感できる本だった。
0投稿日: 2022.02.24
powered by ブクログ行動経済学とあるので、もう少し経済学に関連があるかと思っていたが、そこまでではなかった。ただ内容は非常に興味深い。
0投稿日: 2022.02.12
