
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わりのスッキリがないのであまり好みではない。 双子が出てきて驚愕のとか付いたら、もう大体入れ替わってるのは想像つく。 夢のお告げの話もなんだかな、主人公の名前が出てこないのはなぜ。
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログうううーん‥はっきり言ってこれはどうなんだ?裏表紙のあらすじで「驚愕のエンディング」とあっただけに期待していたので、ちょっとガックリ。本当に本人なのか。双子だから入れ替わってるんじゃないのか。だとしたら彼女は本当に恋人なのか?そもそも彼女を愛していたのか。主人公たち男性がどんどん愛に懐疑的になっていく。結局彼女は誰なのか。ふわふわしたまま終わった気がする
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログなぜ前半後編じゃなくてsideA.Bなんだろうと思ったんだよ!! これは確かに2冊に分けなきゃダメだ 読み終わった後に感じたことは、本当にこれはA.Bなのか?ということ、もはや別次元の話すぎて 大抵の場合、自分は代替不可な存在であると無自覚に考えているし、そのことが尊厳を保っていることにもつながるのだけれど、では、本当にあなたは代替不可なのかと問われ、そしてその理由に対して深く考えてみると、そんなことはないかもしれないという答えにいきつくんだよなあ だけど、だからこそ、私は私であることを楽しみたい、それが私の存在意義だと思う ゆかりやかすみにとって彼らも代替可であったということ
1投稿日: 2025.05.19
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side-Aとside-Bにした理由が分からない。 上下でいい。 想像をふくらまして、裏を読んでしまってただけに残念。 主人公の名前が出てこなかった理由も特になかった。
2投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ必ず前後編と巻が分かれていることが重要。結末はあまり覚えてないからもう一回サラッと読んでも良いかもしれない。
5投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログ恋愛の話は良いのに、ビジネスの話になると途端にリアリティがなく異様に感じてしまった。主人公がバーのオーナーの奥さんについて会話するシーンにデリカシーの無さを感じてゲンナリした。。。勿論それが主人公の特徴であり、登場人物イコール作者ではないが。 でも恋愛の話は良かった。主人公と尾崎のタクシーの話と、占い師の話がとても良かった。11時55分が指す伏線回収は本当に素晴らしかった。
1投稿日: 2023.05.22
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ストーリーも最高に面白いながら考えさせられた点を書き残しておきたい。 かすみとゆかり。 一卵性双生児の二人が2つの人生を共有しあい、かすみの中のかすみとゆかり、ゆかりの中のかすみとゆかり、お互いの中で2人が存在し4人の人格が存在している感じにも見える。しかし逆に二人で1つの人格の形成も無意識に行っているようにも感じられる不思議さ。本来1人ずつの人格なので2つのはずがそうならない混乱が薄気味悪く残る。 かすみの死はそこを決定づけてしまうもので、周りの人間達の混乱ぷり、本人ですら分からなくなるほどの様子。 自分達は一体本当に何をみて認識しながら確認しながら暮らしているのかが分からなくなってきた。 次の日が今日の延長で同じ継続線上の「当たり前」の普遍性を伴うものと何故信じられるのか?疑った事もないような気がする。 自分が曖昧で漠然と処理しすぎている事への疑問すら覚えた。不思議な作品となった。
12投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログ生き残ったのは、「かすみ」なのか「ゆかり」なのか、当の本人にもわからないという曖昧さにゾクッしました。 「かすみ」もしくは「ゆかり」が主人公に「私に名前をつけて」と迫りますが、主人公は敢えて「ゆかりさん」と彼女に声をかけます。 かすみとのことを過去のことにしないと、この先の人生が混沌として、平穏に過ごすことができないと主人公は考えて、「ゆかりさん」と呼んだのではないかと思いました。
0投稿日: 2022.06.02
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前作が甘い終わり方をしていたので このsideBは最高の裏側といった感じ 前作がただの序章に過ぎなかったと思わせる強烈な展開に大興奮してしまった。 また読み直してフレーズ残したい。
0投稿日: 2022.05.30
powered by ブクログ軽い気持ちで読み始め、夜中に読み終えた。 明日仕事が休みで良かった… それぐらい個人的には気に入りました。 なんか読み終えて心がざわつくような、でも読んで良かったと思える作品。
1投稿日: 2020.11.29
powered by ブクログなんだかまとまりきっていない。 大学時代の彼女水穂、双子の姉妹とその妹の夫、仕事場の人間、新しい仕事場の人間、仕事でかかわっているバーの人間と、たくさんの人が出てきて、主人公はそれぞれと複雑な関係を築いているが、話が飛び飛びになってわかりづらい。 全体としては主人公が行き詰っている感じや、主人公の人間像を共通のものとして描きたいのだろうが、彼が何を考えているのかも伝わってこない。 ラストもはっきりとしない。 水穂の話は解決したようだが、私の中で一番存在感のあったかすみとの関係の描写が足りないと感じた。 この本は水穂の話だったのか? 双子をミステリっぽく扱ったのに解答が示されないことも不満。 内容紹介にある「驚愕のエンディング」、「極限の愛」というものはちっとも感じられなかった。
0投稿日: 2020.10.07
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いい読後感。 どれだけ強く想っていた人と離れたとしても、また人は人を愛せるし、愛した人も愛した自分も忘れずに生きていけるのかな。
1投稿日: 2019.07.13
powered by ブクログ★2009年1月29日 10冊目読了『真夜中の五分前 SIDE-B』本多孝好著 評価B SIDE-Aは結構筋書きに変化があって面白かったので、期待してSIDE-Bに入ったのですが、うーん 何か消化不良の結末で、意外性もないし正直がっかりのストーリーというのが感想です。もっと良い物語を本多氏なら書けたと思えるだけに残念ですね。
0投稿日: 2018.09.02
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変わってるね。 恥じらいがないだけですよ。 恥じらいがないから周りに合わせようとしない。 だから変な部分が変なまま残ってこんな大人になってしまった。 それにも恥じらいがないから、おめおめとこんな面を世間様にさらしている。 仮に来てくれたところで、友人はすでに僕の知っている友人ではなき。 その提案に乗りかけ、自分に対してそんなにも優しさを示す人間がこの世界にいることが不思議になった。 私にはわかる。あなたは水穂さんを愛していたのよ。 僕はその衝動に負けた。一度許して仕舞えば、涙は止まることなく溢れ続けた。水穂が死んでら今、僕は初めて水穂の恋人だった僕自身のために泣いていた。 自分自身を哀れむことの愚かさを僕は初めて自分に許していた サイドえーでは許せなかった。許してくれたのはかすみだった。いいんだよと言ったのはかすみだった。 その全ての水穂が、その水穂と過ごした時間が、ただ愛しかった。 どれくらい泣いていただろう。時にただ感情に流されるまま、ときにその愚かしさを自嘲しながら、ときにそんな自分を客観的に眺めて呆れながら、それでも僕は長い間、水穂の墓の前でただ泣き続けていた。 愛していたから泣けなかった。自嘲し、呆れ、哀れむことのの愚かさを知っていたからこそ、泣くことは、自分のために時間を使うのが憚られたんだろう。 極限の愛とは、「誰だために それが僕のために」今は言えるそれがありのままに 生きてくことだと それが人なんだと 僕はそれを優しさと 呼ぶことはもうしないよ 相手が何者かではなく何者でも自分が愛しているという確固たるもの 愛するということ愛してたということ 失っても、いなくなっても、愛すことは出来る 自分がその人のために愛した時間があれば それは紛れもなく愛だという事 会えなくなった悲しみを凌駕し逃げることもなくただそこに自分が愛してたという自信で5分を使う 苦しみを凌駕し、楽しさを与えることが慈悲 慈しむことができた僕はいつか魂だけになっても彼女達と共鳴し続けることが可能なのだろう。
0投稿日: 2017.11.10
powered by ブクログ文庫版の後半編。 ジャンル的には恋愛小説になるが、本作品は一般的な恋愛小説とは一線を画した恋愛小説だと感じる。あまり恋物語は好きではないが、当事者間の恋以外のところに焦点が当てられることが多いのが馴染みやすいのかもしれない。 ヒロインが見た目や性格が全く同じ双子であり、だからこそ起こり得る展開が新鮮だった。
0投稿日: 2016.06.19
powered by ブクログ「君は時間を経たものにもう少し目を向けたほうがいい」 ーオーナー 10の240乗分の1の奇跡、人類がクロマニョン人辺りから今までと同じ歴史を三回くらい繰り返せば一人出てくる奇跡…後半の尾崎さんは信じたくても信じられないほど悩んだんだろうな。
0投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログside-Aで真実の愛を得たかと思われたが またしても恋人の突然の死 死んだのは彼女か それとも双子の妹なのか うーん、なんとなくしっくりこない ふたごの旅先での行動も唐突すぎるし なんとなくもやもやーっとしたまま終わる これ、2冊に分ける必要あったのかなあ
0投稿日: 2016.01.04
powered by ブクログsideーBの『B』は、ビジネス? 内容は面白い。 全く別物でもないんで、一冊にまとめてもう少し厚くても良かったような。
0投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログただ面倒な雑用が増えただけにしか感じられなかった 八木課長 スペインで列車が脱線 007がロシアに潜入していた ソムリエは威張った講釈好きだったし、料理の味も大したことがない代わりに、値段だけは大したものだった。 逡巡 やはりそれは突飛な妄想 実写的な野毛さんと、特徴がデフォルメされた野毛さん、人間以外のものになった野毛さん 西麻布のワインバー キャンドルが乗るガラスのトレイやソファーカバーに女性的なセンスが見受けられた つかえている棒を一本外してやれば、たぶん驚くぐらいに客は雪崩れ込んでくる。きかがく幾何学的な模様 礼拝堂 聖母像 ロザリオ数珠の輪 「順調だよ。がっぽり税金を払ってるよ」渋谷の老舗バー 「ロマンチシズムを見限ったロマンチストらしいお店って意味よ」占い師の話っす 「ああ。辛くて幸福な人生だよ。文句あるか?」自分自身を哀れむことの愚かさを僕は初めて自分に許していた。一日の二百八十八分の一だけ、僕はその静けさと穏やかさの中にじっと身を潜め、自分の中から湧き上ってくるものにそっと身を委ねる。
0投稿日: 2015.10.03
powered by ブクログ恋愛の相手に一卵性双生児を使うことで、人を愛するということに疑問を投げ掛けているよう。 何を持って愛するのか。何を持ってこの人を愛しているのか。 とても複雑だけど、その先にあるものがなんなのかとても気になる。 2015.9.21
1投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログすっきりしない終わり方が、引っかかる感じ。 一つすっきりしたことといえば、ちゃんと過去の自分に一つけじめをつけれたことかな? 主人公のような器用な人間になってみたいものです。
0投稿日: 2015.09.14
powered by ブクログ2周目読了。 初め読んだとき、Side-Aにはかなわないと思った。でも改めて読んでSide-Bもものすごいよかった。 あと出てくるひとの魅力が半端ないな。 私は野毛さんと小金井さんがほんとにすき。 小金井さんみたいな上司についていきたい。
0投稿日: 2015.08.18
powered by ブクログ前作のAに比べてなんだか宙ぶらりんな印象。 人は顔に恋するのかそれとも・・・といったテーマで描きたかったのか??
0投稿日: 2015.08.03
powered by ブクログ何だかぼややんとしたお話だな。双子ってすごいな!!物語を通して印象に残ったのはとにかくそこだな。面白くないわけではないけど、、、好きなお話ではないかなー。ってか、なぜ実写映画では舞台が中国になったんだ?
0投稿日: 2015.03.02『僕らの人生は、ただそうあるだけだよ。』
双子でもなく、恋人をなくしたこともなく、なので2人の心について行くのがちょっと難しかったかな。 そこにアイデンティティとはなに?みたいな事をふっと思いちょっと考えました。 でもいつもの日常ではそんな事浮かんでもこないですから。 対話の妙。 全編を通してのことばのやり取りがセンスあふれ、また私自身のテンポに合っていて、 どういう風に心の変化を迎えてゆくのか?心の落ち着き先はあるのか?という期待感を湧かせてくれる一つの要素になっていると思う。
0投稿日: 2015.02.13
powered by ブクログ急展開のSide-B.東野圭吾さんのあの作品が頭を過る.こういう恋愛観は嫌いじゃないな.読んで良かったと思う. 以下あらすじ(巻末より) かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside‐Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。
0投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ主人公は女性に関しては、運がないけど仕事運には恵まれている。そんな美味しい話って…と突っ込みたくなってしまった。 双子の話にはついては、これが「極限の愛」と言われたら、なんだか怖いなぁと感じた。
0投稿日: 2014.12.18
powered by ブクログside-Aから続くストーリー。 主人公は変わらず、人間味の薄い、クールな男性。 しかし、付き合っていた女性を亡くした経験を通し、自分の中に変化が起きる。 side-Aでは白黒だった物語が色づいてくる。
0投稿日: 2014.12.11
powered by ブクログ先が気になって気になって、どんどん読み進めるし 面白くて深い…でも形容しがたい… 《何者でもない時間が時には必要》という言葉が頭に残る そして、形の無いものを確かめるには… 自分が信じてきたものが本当は勘違いだったんではないか…そう迷い始めると…答えなんて無い…怖い
0投稿日: 2014.12.11
powered by ブクログBサイドを読みはじめていきなりの展開に驚いた。 このストーリーはハッピーエンドで終わってほしかったと思う。
0投稿日: 2014.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
冒頭の事件から あー、こういう流れかー ってちょっとがっかりしたのは事実 そしてラストはしっくりこなかった ただ主人公が、水穂を、かすみを想うところは なんかよかったです 主題にもなってる真夜中の五分前の意味が よく噛み切れなかったのが残念 読解力が足りないのかもしれない ずれた時間はずれた時間のままなのかな かすみのおかげで、ずれた時間がもとにもどるっていう ことではなかったようですが 真夜中の五分間=皆が一歩先に次の日を迎えているときに、ほんのすこし立ち止まって過去を振り返りそれに浸る時間? 時間の積み重ね、という言葉も結構出てきたので それを積み重ねて未来へ進んでいくという趣旨だったのだろうか...よくわからないです しかし何にせよかすみのことがきっかけとなって 水穂に会いに行けて、そしてお父さんと話せて 涙を流せて、よかったんだと思う そしてやっぱり主人公の名前出てこなかった
0投稿日: 2014.11.17これはありかぁ?
Side Aから読まないとダメですよ。 最近のお気に入りの作家の一人で,文章はとても好きです。 Side Aは納得できたんですが,これは・・・・。 あまりにも人間不信になってしまいそうで。 「あなたは自分が自分であることを証明できますか?」,「それに自信をもてますか?」っていうことなんですけど。 東野圭吾の「秘密」を思い浮かべてもらったら良いかと。
1投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ仕事の出来るイケメンめ……!(ぎりぎり)ってなる。 結局のところ、主人公の悩みは何だったんだろう。これだけ当たり前のように何でも手に入ってしまうと「ただ漠然とした悩み」が生まれてしまうのかもしれない。 仕事で成果を上げる為に苦労せず、難しい上司や同僚ともうまくつきあい、お客さんには愛される。 彼に必要なものが「渇望」だとしたら、それはどんな皮肉なんだろうね。
0投稿日: 2014.04.29
powered by ブクログわたしは、あまり村上春樹っぽさを感じなかったけれど。 side-Aは読んでいて胸が痛くなるような、とても切ない物語だった。このside-Bにも苦しみや葛藤はあるけど、なんだかサラッとしすぎていてひどくさみしいような。こっちの方は結末に重点を置いているからかな。 そもそもAを読んで随分日が経ってからBを読んだから、Aのイメージが美化されているのかもしれない。 とにかく薄くて読みやすい本だから、またいつか再読できたら。
0投稿日: 2014.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何故かこちらだけ読んだことがある気がした。 --- かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside-Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。
0投稿日: 2014.03.06
powered by ブクログもちろんside-Aから読みました。 5分ずれた時計に大きな意味なんて無いような気がするが、僕の前に現れた双子の一人のかすみとどんな関係になっていくのかはちょっと興味を持てた。双子を襲った事故でますます面白くなって来たと思ったが、やっぱり馴染めない。
0投稿日: 2013.12.07
powered by ブクログなんだかスッキリはしないのだけど、そのもやもやがまたよかったりして… 彼の感情がなくなってしまっているようで、なんだか辛く感じた。
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログ尾崎氏への想いを断ちきったかすみに5分間の狂気から救い出された僕はある日唐突に彼女を喪う。姉妹水入らずで出かけたスペインで事故に遭い、助かったのはゆかりのみ。それ以来尾崎氏ともゆかりとも交流を絶った彼は、久しぶりに尾崎氏から呼び出されるのだが・・・ 共に暮らす妻が本当に自分が選んで結婚したゆかりなのか、分からなくなり、憔悴した尾崎氏は残酷な願いを口にする。「ゆかりに会って欲しい」と。 同じ見た目、同じ遺伝子、性格も共有する記憶までもほぼ同じ一卵性双生児・・・知り合いに一卵性双生児の姉妹がいるが、どちらがどちらなのかほとんど実際見分けがつかない。髪型や話す内容で見分けるだけだ。 尾崎氏の妻として生き残ったのは本当にゆかりだったのだろうか。 主人公である僕にも感情移入しにくかったし、なんだかすっきりしない。 最後に、本多氏はこの作品についてこう語っている。 『これは恋愛関係でなく恋愛感情を書いたエンターテインメント小説です。いわゆる「純愛もの」を期待されると、少し違った印象を受ける小説だと思います。それを期待されている方には「こういう恋愛小説はどうでしょう?」と挑むつもりで書きました。逆に「純愛って、いや、ちょっと」という方には、「わかる。僕もそうだから。じゃ、これならどう?」と、そう言いたい小説です。 きっちりと構成を組んでから書き始めたわけではありません。これを書いている間、「これは本当にエンターテイメント小説として成立するのだろうか」という迷いを常に抱えていました。原稿用紙にして四百枚を越えても物語の終わり方が見えず、「これが小説として成立しなかったら、次に本を出せるのはいったい何年後だろう」と暗澹とすることもしばしばでした。その原稿を自分としては納得のいく物語に仕上げることができて、今はただただほっとしています。今度は、この物語を読んでくれた方々がその中に何を描き上げてくれるのか、著者としてとても楽しみにしています。』
6投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり村上春樹っぽさが強すぎる。読んでる途中にこれ本多孝好だったよなぁ…って確認したくなるくらい!結末もなんだかなぁ…っていう。水穂の存在がイマイチうまく生かしきれていない気がする。かすみとゆかりは村上春樹の『1973年のピンボール』の208と209へのオマージュとしか思えない。本多孝好が村上春樹を好きだということが良くわかった本。村上春樹が好きな人は読んでみるといいかもしれない。2011/126
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真夜中の五分前 本多孝好さんらしいスラスラと読める文章でした。 性格やしぐさも似ている一卵性の双子に 恋をするという設定で、どうして「片方」の子じゃないと だめなんだろう、と考えさせられました。 孝好さんの答えは「その人と過ごした時間、思い出」かな? 人を好きになるのに定義なんていらないと思うけれど、 私も孝好さんに同意でした。 特にラストのシーンが大好きで、 そのシーンを何度も読み直しました。 感動するというより、酔うというような感覚でした。 暗闇に溶けながら、時計の秒針の音を聞く。 そんな情景が思い浮かびます。 「好きだった人のことを忘れてしまうのはどうして? ほんとうに大好きだったのに。」 新しい恋をしたときにふと疑問に思うときがあります。 今この瞬間も過去としてなくなってしまうんじゃないかと 怖くなります。 でもラストシーンを見てモヤモヤが晴れました。 切ないようで、あったかい。 長くなりました。
2投稿日: 2013.08.15
powered by ブクログよくもまあ・・・ 不幸をひきつけるというか・・・ 最後の双子さんの今後にはちょっとすっとした。
0投稿日: 2013.08.14
powered by ブクログ彼女が本当に愛したのは誰なのか。僕が愛したのは誰だったのか。 信じられないのは、その感情なのか、君をか、それとも、自分自身か。 過ぎた時間。かつての君と、君と共に過ごした僕を思う時。 今はもう君がいない、それだけが無性に悲しかった。 五分遅れながらも、確かに歳月は流れ、そして、彼等は、彼女たちは、僕の傍らを通り過ぎ、去って行ったのだ──。 世界から取り残された五分間。それは、失ったものへ、流れた時間へ、過去の自分へ、今の自分へ、そして、愛した人へ、愛する人のために使おう。 優しい静けさに満ちた幕切れが訪れる、シリーズ後編。
1投稿日: 2013.08.06
powered by ブクログside-Aから年を経て、主人公は転職した。side-Aから2年後、「ゆかり」と結婚した男が主人公を訪ねてきた。 本作はside-Aの続編であり、恋愛小説の形をとっているが、「一人の人間を決めるために必要な情報(個性)」を「双子の姉妹」を使って抽象化し、少し重いテーマを取り扱っているように感じました。 一般に、一人の人間が「個人」としてのアイデンティティーに必要な情報は、過去からの連続した記憶や名前だと思うのですが、本作で登場する双子の姉妹は、そのあたりがあいまいです。 驚愕のエンディングです。
0投稿日: 2013.04.19
powered by ブクログ軽く読み終わって約半日が過ぎようとしているが、すでに印象が薄れつつある、、、(ちょっと忙しいせいかもしれないが) 水穂とかすみ、両者と主人公の関係が上手く説明できていないというのが第一印象。 過去とその想いなどが幾つか綴られているのだが、それらに必然的な交わりはなくただ作者が捻り出したエピソードが並んでいるだけとさえ言えなくもない。 個々のエピソードは悪くない(最後なんか良いとは思う)が、それだけではなぁ、、、
0投稿日: 2013.04.16
powered by ブクログかすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。 あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。 そして、かすみとその妹ゆかりを思い出さずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。 物語は、驚愕のエンディングが待つside-Bへ。 今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。 (必ずside-Aから読んでください) 読み始めからマジかよって驚いた。 野毛さんとの関係がなんとなく良い。 近すぎず遠すぎず。嫌気がさしてる世の中だけど、そんな世の中でしか生きられない野毛さんが結構いい味出してると思う。 sideAから2年後のお話。 その2年の間に大きく変化を遂げている。 小金井さんは会社を辞めてしまうし、 主人公も会社を辞め、 ゆかりとかすみはスペインの列車事故に遭う。 かすみが死んでしまって、ゆかりは生き残る。 一卵性双生児だからこそ描ける作品。 本当はどちらが生き残ったのだろうか。 途中に出てくるロザリオの話。 漫画家志望の占い師の話。 そういう事を加味すると、きっとかすみが生き残ったのだと思う。 熱を出したあの夜の夢で未来を知っていたのではないかな。とか想像してしまう。 そこまでも2人の記憶をそこまで共有できたのは、 きっとどちらも愛したかすみしか出来ないと思う。 でもかすみが死んでしまった事で、主人公は長年のけじめをようやくつける事が出来た。 本当に人生とはただそうあるだけだけど、 ただある中にも救いはある。 世界から取り残された5分間。 そういう過去と未来の区切りの付け方も悪くないと思う。
1投稿日: 2013.03.30
powered by ブクログside-Aにつづきside-B。 冒頭を読んだときは、side-Bいらないんじゃないか...と思ったが、読み進めていくとやはり、二つで一つの物語なのだ、読んでよかったと思える。 本当に読んでよかった。
1投稿日: 2013.03.06
powered by ブクログ主人公どんだけ女に縁がないの!? 仕方ないとはいえ、私より年下なのにちょっと達観しすぎ。 仕事もできるし料理もできるのに不幸体質なんて、なんて残念なんだろ。 現実離れしてきちゃってるので、寓話だと思って読んだ方が楽しめるかも。 side-Aの方が好きです。 読んでたら一日の正確な時間を思い出した。23時間56分4秒。五分遅れた時計を使い続けると、どうなるでしょうか。 答え:五分遅れた時計も一日24時間だから、五分遅れのまま。
0投稿日: 2012.12.16
powered by ブクログほっとするようなSide-Aのラストから一転、Side-Bの冒頭は、後ろから頭をガツンと殴られたような大きな衝撃から始まります。 恋人を失うということと、「自分は誰なのか」という答えのない問いと少しずつ向き合っていく主人公は、乾いたアスファルトに雨がしみ込んでいくように、じわじわと少しずつ熱量を取り戻していきます。 そしてずっと守っていた堤防が決壊するシーンでは、読んでいる私まで堤防決壊!笑 「なあ、今の君に今の僕はどんな風に見える?」 結局は、それが唯一の答えで、一番大切な守るべきことのような気がします。 真夜中の五分前―以前なら「昨日」に取り残されてるような主人公だったけれど、今は"five minutes to tomorrow"―明日に続く5分間が、過去と向き合い、明るい明日に向かうための大切な五分間に変わったような印象を受けるラストでした。 今日の最後の五分間、私は何を想おうか。
5投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログ人は何をもって、「ある人」を「その人」だと認識するのだろうか。 私たちは「ある人」が髪型を変えても、服装を変えても、声が枯れていても「その人」だと認識することができる。 私が私であることを容姿と「私」が持つ記憶によって証明できないとしたらどうしたらいいのだろうか… 全身のホクロはさすがに他人と同じにすることは難しい? 自分が自分であることとは?を問う、ちょっと恐いストーリーだった。
0投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログSide -A での温かいラストシーンから一変した重苦しい冒頭だけでも強烈な衝撃があった。前作でもチラリと触れられた双子が抱えるアイデンティティへの悩み、というエピソードが今作の中心に。 決してすっきりした結末ではないけど時間をかけながら過去を清算して人間味を取り戻しつつある主人公の姿にグッときた。
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログただの恋愛小説ではなくて 所々に胸にくる言葉がありました。 主人公の心情がまざまざとsideーBでは描かれていて、心理描写が上手だな、と思っていました。 グレーゾーンにして答えを出さずに結末を迎えてなんだかよかったと思います。
0投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログsideBでは「器用」で「そつがない」けれど「中身のない」「女たらし」だという主人公の「僕」の心情がまざまざと描かれている。 ひとの死と向き合うのは、いつも悲しい。 だけど亡き人を偲ぶことはきっと大切。 たまらなく切なくて、でも少しだけ優しい。 そんなラスト。
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログside‐Aから二年、驚愕の展開からスタートしたside‐B。 幸福に満ちたside‐Aと違い、難しい問題と展開に非常に引き込まれた。最後の結末も難しいところではあったがグレーな部分はグレーなままで◎。
0投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログside-Aとside-Bに別れているから視点が変わるのかなと思ったのに何も変わらず。。これなら上巻、下巻にしたらいいのにと思った。結局ゆかりなのかかすみなのか。。自分自身は誰なのか。。side-Aは明るかったけどside-Bは喪失感の中から相手を思う切ない話になっていた。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ「なあ、今の君に今の僕はどんな風に見える?」 泣けた。みんな切なすぎるよ。うまくいかないなぁ、不自由だ。 読み終わるのがもったいなくて、最後のページを何度も読み返した。 私も時計の針を五分遅らせてみようかな。
0投稿日: 2012.06.03
powered by ブクログ本多孝好の真夜中の五分前 Side Bを読みました。 かすみさんとゆかりさんの双子の姉妹はゆかりさんの結婚前にスペイン旅行に出かけるのですが、そこで列車事故にあってしまい、かすみさんは亡くなってしまいます。 帰国したゆかりさんはリハビリの後、婚約者の尾崎さんと結婚するのですが、二年後、尾崎さんが「僕」の前に現れるのでした。 エンディングに強い印象が残る物語でした。
0投稿日: 2012.05.22
powered by ブクログこの本は単なるベタな恋愛小説じゃない。 単なる真夜中の5分前でもない。 人の心の動きを敏感に感じ取って、心の奥底に内在してる心理をまざまざと書き出した、現実に想像するとちょっと恐ろしい一冊。一卵性双生児の双子って、実際にこんな悩みを抱えたりしてる...!?いつか一卵性双生児の双子に出会うことがあれば、ちょっと複雑な気持ちになるかもしれない(笑)そう思わせるくらい印象深く記憶に残る一冊になった。ようやく「真夜中の5分前」の意味が理解できて、それも心温まる5分間でスッキリと読み終えました。
1投稿日: 2012.05.20
powered by ブクログ結局そう終わっちゃうのかー。個人的にはside-Aの方が好きだけど、BはBで色々考えながら読めたかな。
0投稿日: 2012.05.06
powered by ブクログside Aの方が心地よかったが、 sideBも十分に読み応えがありました。 久々にとても読後感がよい小説にであえました。 人物描写がとてもうまくて、ちょっとした人物に ついても人柄がとてもつかめてとてもよかったです。
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ下巻である。一気にストーリーは飛躍する。新しい恋人の突然の死。そして、明らかになっていく不条理さ。 モテること以外はけっこう感情移入できる主人公の自我が次第に解き明かされていくのだが、それと並行してクソのような世の中(作中の表現)に対する感受性豊かな反抗みたいなものが読み取れる。 しかし、ラストはあっけない。一卵性双生児を使ったトリックというかミステリーは、少しオカルトチックですっきりとはしなかったなぁ。
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログside-aを引き継ぎ「人間の個性」と「時の流れ」が中心視点となり展開される。 両点の細かな伏線が次々と回収される。この伏線が見事で、読み当たった時は繋がりが明確にわかるが、読み進め読み終わると、どんな伏線があったか忘れてしまう。それほど緻密なものだ。 side-bでは登場人物、特に主人公の心情変化が顕著になり、また別の意味で人間臭さを感じられるようになる。 生き残ったのは双子のどちらかなのか、流れた時間はどんな意味を持つのか、最終的には個人が決めることであり、個人にしか決められない。 夢の温度、夢の密度
0投稿日: 2012.01.26
powered by ブクログsideAの二年後の話。やはり語り方が独特で面白い。そして二年後ゆえに登場人物の環境も変わり、それにそれぞれ同順応しているかが面白い。双子についてはあえて触れないが、前作にあるミステリアスな部分は今回も健在。
0投稿日: 2012.01.02
powered by ブクログ思い出と上手に付き合っていく方法を教えてくれる、ラブストーリー。 一日の最後の五分間だけ、過去に身をゆだねるのもいいかも。 その時間は一日の二百八十八分の一にしかすぎないけど、 それが集まればいつか何かの形を成していくんだろう。 そして残りの二百八十七は、今の自分と、今の自分が愛する人のために使うんだ。
0投稿日: 2011.12.21
powered by ブクログ人間をかたち作っているものや 恋愛とは何かなどに果敢に挑んでると思います。 ただ、個人の存在の問題に双子を使うんだったら、 更に踏み込んだアプローチの仕方がほしかった。 本作者は、色々な難しい問題に取り組んでくれてるため、 これからも読んでいきたいです。
2投稿日: 2011.08.25
powered by ブクログAサイドの終わりからBサイドの始まりにかけては期待していたけど、最後がうん~…って感じでちょっと期待はずれだった。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログこの段階でやっと本来のようなストーリーがかんじられました。 でもこの方にしてはごく一般的な作品です。
0投稿日: 2011.08.07
powered by ブクログいきなりの衝撃。 誰も皆、自分を見失っているのかもしれません。 見失っていることに気づかないでいるのかもしれません。 疲れているのかもしれません。
0投稿日: 2011.07.05
powered by ブクログ仕事・今の恋・昔の恋いろんな要素を詰め込んで最後は本物の愛へたどり着く物語。 昔の恋を解決したところはとても感動したけれど、そこにたどり着くまでが長く、たどり着いてからの話がちょっと物足りなかった。。。 そこに行くまでが紆余曲折して少し分かりずらい箇所があった。 それでも終わり方は主人公にも希望がもてる結末になっていて読み終わった後は読んでよかったと思える作品だった。
0投稿日: 2011.06.29
powered by ブクログ主人公が墓参りに行くところは凄くよかったけどその他はイマイチ。 ラストも驚愕というかポカーン的な。 あんまり記憶に残らないような気がする。
0投稿日: 2011.06.24
powered by ブクログ前作でようやく人並みの感情を取り戻せつつあった彼なのにまた、彼から大切な人がいなくなる状況はとても切ない。 彼の人物像が形成されたものを思うとやるせない気持ちになります。
0投稿日: 2011.04.22
powered by ブクログ読み終えた後、村上春樹さんの”ノルウェイの森”を思い出しました。 ”ノルウェイの森”はとても人気のある作品ですが、 正直に言ってしまうと、理解に苦しむというか、なかなか頭に入ってこない物語でした。 なので、うろ覚えな印象ですが、人の死や再生が恋愛を絡めて書かれていたように思います。 このside-Bも同じようなテーマで書かれている印象です。 同じようなテーマ(私の一方的解釈)で書かれていますが、 私にとってはside-Bの方が読みやすく、理解もしやすかったです。 物語の時代背景や育った環境(時代)のせいなのでしょうか。。。 ネタバレになってしまうので、詳細は伏せますが、休日3日目の過ごし方が心に染みました。 あと、出来る事ならアルバイト君の漫画も読んでみたいです。 2011/3/24 読了 ------ 2011/3/21 旦那と出掛けた本屋にて、この本を含め、5冊同時購入。
0投稿日: 2011.03.24
powered by ブクログミステリー、ラブストーリー…どちらとも括りにくい、そんな話でした。 僕と過去の恋人・水穂、プールで本当に偶然に出会ったかすみ、一卵性双生児の妹・ゆかり、その婚約者(のちに夫)・尾崎さん。 ゆっくりと、でも確実にその歩を進める時の中に、確かな痛みと哀しみを隠しているような。 そしてその中を生きる人たちの、世界。 ラストが確かに思いもよらない展開だったけど、心の流れの描かれ方、言葉のやり取りの仕方が好きだと思いました。
0投稿日: 2011.03.16
powered by ブクログ過去の恋愛を引きずる(本人は引きずってないつもり)男の子と、一卵性双生児の女の子の出会い。 両作品を通して、必ずside-Aから読むようにと書いてあったけれど、それってただ前篇後編だっただけではないか…っていう。 その点が残念でした。期待しちゃった分余計に。 内容は恋愛より、あたし的には『自分とはどういう存在か』っていうところに深いテーマがある気がしました。アイデンティティってやつですね。 ちょうど旅行中に読んだこと、そしてなんとなくそういうテーマについて最近よく考えてたこと(就活が近いのも一因)が重なって、そういう意味では一緒に考えられて面白かった。 この作者の言葉のセンスは好き。
0投稿日: 2011.03.14
powered by ブクログタイトルだけ見ると、 お、ミステリーかな、 とか思うのだけど。 ざっくり言うとラブストーリー なのかな? でもそれでは括りたくないお話。 side-Aとside-Bの二冊から 成り立ってて、 はじめは、なんでわざわざ二冊に? とか思ってたけど、 二冊じゃないとダメですね。 そして、裏表紙に書かれる通り、 「必ずside-Aから読んでください」 間違いない。 その人をその人たらしめるものって 一体、なんなんだろう。 何をもってして自分は自分で 存在してるのか。 「存在」について考えさせられた。 って話すとすごく重いのだけど、 そこはさすがの本多さん。 語りのセンスで持ってかれました。 多分、もっと自問自答しなきゃいけない、 「僕は誰だ?」ってこと。 それから気付くのは、 自分が浅はかだってことと、 でもそれでも良いのかなってこと。 ネガティブ極まりない中に、 少しのポジティブを認めたい。 そんなことを考えました、と。 これをみんな読め! とは思わなかった。 けど、こういうのもあるよ。 っていう評価が星の数の理由です。
0投稿日: 2010.12.19
powered by ブクログsideAの雰囲気そのままに、ゆったりと流れる時間の中にじんわりと佇む悲しみがある、そんな印象があるお話。そんな雰囲気は大好きなのに、ラストが釈然としなかった。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログこの話はSide-Aと合わせて何を伝えたかったのかな。 一卵性の双子それぞれを愛した主人公と尾崎さん。 姉のかすみが事故で死んでしまい、 ふたりともどちらがとちらか分からなくなる。 生きている妹のゆかりも本当に自分がゆかりなのか分からなくなる。 実体って何だろう。 過去とか気持ちとか目に見えない物ってのは いとも簡単に変わった気がしたり分からなくなっちゃう。 逆に言えば目に見えてる、実体があるから 自分の変わってしまった気持ちに鈍くなってしまうこともあるのかな。 モノがあるから「こうなんだ」と決めつけてしまう。 見えるもの/見えないものは同じくらいウェイトのあるものなんだろうに。 うまく言えないけどそんなことを思った。 なんか似たようなこと前にも書いたな。 主人公の語り口とか世間とのズレ方とかキレモノっぷりとか 村上春樹作品のような雰囲気だったなあ。 淡白な感じ。でも最後に感情をあらわにして涙を流すところは 淡白の反動でこっちも大きく感情を揺さぶられた。
1投稿日: 2010.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいくうちにだんだんと考えさせられていった。 ラストを読んだとき最初は「かすみ」と呼んだ方が幸せになれるような気がしたけど、呼ばないことを選んだ結果はせつないけど間違っていないと思った。
0投稿日: 2010.10.01
powered by ブクログ今まで読んだことのないようなハッピーエンドでした。 もやもやしましたね。でも終わりが良かったので満足です。
0投稿日: 2010.09.21
powered by ブクログ主人公の葛藤や過去への克服がさらりと描かれていてよかった。ドラマチックな展開より淡々と心理の変化を行間に込めているようなところが好感が持てる部分で好きだった。 ただこの上巻にあたるサイドAを読んだのが結構前だったのだけど、一気に読んでしまった方がよかったかも。 サイドAに対して時間が経っていて登場人物の変化がところどころに現れるんだけどこの人誰だっけ、と思い出すのに少し時間がかかってしまった。もう少し勢いを持って読むと印象が変わるところもあったかもと反省。
0投稿日: 2010.09.18
powered by ブクログA-sideの約二年後の話。前回よりも重いです。 ヒロインが真実(かどうかも疑わしいけど)を打ち明けてあのまま進めたなら話は別で、最終的にああなって良かったとは思う。だって記憶があるならじゃあ指輪はどうなんだよ、て話じゃないですか。 だから主人公はあの選択をしたんだろうし、B-sideを最初から読んでもちゃんと辻褄が合う。物語的には何も問題はない。 しかし、あまり印象に残らない。ふと思い出すことはあるかもしれないくらい。 文章は好きなんだけど。
0投稿日: 2010.06.30
powered by ブクログマスターのゲームがおもしろい ABそれぞれを独立した短編としてきちんと終わらせて、 1冊の本に入れてくれたならよかったのに
0投稿日: 2010.06.28
powered by ブクログ僕らの人生には偶然も必然もない。僕らの人生はただそうあるだけだよ。 消費者のころなんて忘れなさい。具体的に存在する人間のことを考えて。 人生というのは時間の長さだよ。時間を軽んじるものは、人生を軽んじているのに等しい。 久し振りにあって、変わったと言われれば、対外の女は気を悪くするね。 生きるための一番いい手段を教えてやろうか?死なないことさ。
0投稿日: 2010.06.04
powered by ブクログ交通事故で彼女を失った後、心の空間を埋めることのできない主人公。 交通事故で生き残った彼女の妹の「告白」を聞く場面は印象的。 淡々としたストーリー展開が、彼の心の温度を表している気がした。 何をしても無色だったかれが、色を取り戻していく感じがとても良かった。
0投稿日: 2010.05.16
powered by ブクログ■姉と妹、ふたりが求めたのはただひとつの心。 かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出さずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は驚愕のエンディングが待つside-Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を藪知、魂震わす極限の愛が生まれる。
0投稿日: 2010.05.14
powered by ブクログside Aが恋愛色強い感じで、Bはどうなるのかと思っていました。 こちらは謎が残る1冊。現実でもあり得るのかなぁ~
0投稿日: 2010.04.26
powered by ブクログside-AとBに分かれてるからどっちから読んでも良さそうな雰囲気だけどside-Aから読まんとあかんです。 side-Aでは昔の恋人がメインで書かれてるんだけど side-Bはいきなしときが変わり、Aで恋人になる前の関係だった人が・・・ このストーリーの感想を述べようとするとすべてネタバレになりそうだー だからやめとく。 本多さんの作品を読んだ後の読後感はとても好き。 心がスーッとなります。
0投稿日: 2010.04.21
powered by ブクログside-B。必ずside-Aから読んでください。 かすみとゆかりは二人で旅行に行ったが、帰ってきたのは一人だけだった。 二人の愛する人を失った僕は、世界より5分遅れた時間を生きる。世界の日付が変わってから、僕は一日の最後の5分間を過ごす。
0投稿日: 2010.03.30
powered by ブクログ結構好きな終わり方だったな。 果たして彼女は、どっちだったんだろう? 前編を読んだだけじゃ何とも言えないけど、後編も読んだら、なんとなく色々分かった。 この本のカバー、すっごい好き。綺麗。
0投稿日: 2010.03.11
powered by ブクログ先日のSide-Aの続編です。一度頭をクリアーにするため、続けて読まずに時間をおいてみました。 ただ残念なことに、ストーリーは前作を読めば想像出来る範囲でしょうか。 Side-A、Bを合わせてみると結局は主人公の苦悩と救いの物語なのかなと思います。 上下巻、前後編とはせずにSide-A、Bとした意図がいまいち読みとれず、もうちょっとキレイなシンメトリーがあってもよかったのかなあと。 KEY WORD>>真夜中の五分前~five minutes to tomorrow side-B(著:本多孝好) 前作から一年半後の物語。年明けに直属の課長が辞表を出した。ここまでは公然の秘密、まさにその通りに時間は流れていた。しかしその後。主人公を待ち伏せしていた運命は、左遷でも昇格でもなくもっと予想外の展開。そして彼女との関係は、それを上回って余りあるほどの予期せぬ未来だった。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログかすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside-Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。(必ずside-Aから読んでください) (裏表紙紹介文より) *** 私にとっては『驚愕のエンディング』というより“驚愕のオープニング”だった; 本多さんの本はあまり読んでないけど、あまり良い意味ではない感じで裏切られる気がする。(私が勝手に展開を期待してるだけだけど。) sideってあるから、side-A(僕の視点)に対するside-B(同じ時間軸の僕以外の視点)だと思ってたのに、そういうわけでもなかったし。 Bまで読むと、この本で何が言いたかったのかよくわからなくなるけど。 愛、死者を悼む、自己とはなにか、大切にすべきもの、生きる・生きているということ。 色々詰め込まれているけど、結局は物語の最後の段落に書かれていることが言いたかったの、かな?
0投稿日: 2010.01.08
powered by ブクログside-Aから続けて一気に読める位の分量 ラスト目前 彼はどんな心境で 目の前の女を、ゆかり、と呼んだのか かすみと呼べば彼女は生き返ったのに いい年した大人の恋愛が描かれているが 他にも考える事があったように思う アイデンティティとか
0投稿日: 2010.01.01
powered by ブクログなんだろ・・・このなんて言い表したらいいのやら あれですね、もし主人公が最初に会いに行ってれば ちょっとは違ったのかな、とか余計なこと思ったり
0投稿日: 2009.11.16
powered by ブクログ一番最後の2ページの 「真夜中の5分前」についてのくだりが すごくすき。 よくこんな表現思い付くな、って本気で思う。 最後2行は、もっと好き。 2009/10/08
0投稿日: 2009.10.11
powered by ブクログ【何者でもない時間っていうのは、ときに必要よ】 目に見えない形のないものはどうやって存在するのかといったところか。 Side-Aからの続き。これぐらいのボリュームなら手軽に持ち運びでき読みやすくて良いなぁ。 こちらもなかなか面白かった。
0投稿日: 2009.09.22
powered by ブクログ真夜中の五分前 five minutes to tomorrow〈side‐A〉 の続編。side‐Bの方が色んな意味で読み応えがありました。
0投稿日: 2009.09.02
powered by ブクログ2009.08.24 良かった。 言葉を尽くす必要が何故か感じられない。 「人生というのは時間の長さだよ。時間を軽んじるものは、人生を軽んじるに等しい」
0投稿日: 2009.08.24
powered by ブクログマジでぇ?! って展開に。いや、そうでもないか? うん。なんかいろいろ考えてしまうな。うまいな。 きっとこういう感情ってどこにでもあるんだと思うけど、双子を使うのを思いついたのがすごいなぁ。
0投稿日: 2009.04.18
powered by ブクログかすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside‐Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。 2008.8
0投稿日: 2009.03.17
powered by ブクログ相変らず テンポ良く引き込まれてさくさく読み終えてしまった。 「愛していること」に定義をつけようとしたら何も愛せなくなっちゃうんじゃないだろうか。。そんな感想。 これ一冊にしてもいいんじゃないの?という感じ
0投稿日: 2008.10.25
powered by ブクログなんか、物語は続いてるんだけど、 上巻と下巻で独立してるかんじ。 ラストの終わり方が、自分的に 納得しきれないけどすごくしっくりきました。
0投稿日: 2008.09.13
