
デトロイトから見える日本の未来
WEDGE取材班、中西享/ウェッジ
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総合評価
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地方自治体運営のあり方
本書で紹介されていたニューヨーク州ロチェスターには十数年前、デトロイト市には数ヶ月前に、仕事で訪問する機会があったこともあり本書を手にしました。 十数年前、その地域のアメリカ人の姿や彼らの仕事の仕方から、雑な仕事やそれにも関わらず驕った態度が見て取れた。 こんなことでは長続きしないと思っていたら本当に製造拠点が海外に行ってしまった。 年金などレガシーコストなどは自治体だけでなく企業をも圧迫する問題だった。 それから、十数年、リーマンショックなども経た後のアメリカ北部は明らかに寂れていた一方、本書に紹介されていたデトロイトでの様子のように再生への動きが見えた。そこには、反省、謙虚さ、新しいことへチャレンジする気持ちが人々の様子から感じ取れました。 本書は、日本におけるこれからの地方自治体運営のあり方について参考になると思います。
6投稿日: 2016.01.06デトロイトの今。
おそらく日本にはガッチリとは当てはまらないと思いました。社会的背景や価値観、国民性も違う。アメリカの現状を知るという意味では面白かった。デジカメにシェアを奪われた、巨大フィルムメーカーの衰退とその後も、富士フィルムに比較すると興味がある。時折入る写真も字面だけではわからない感覚に、実感として人間味を与えていると共感できた。
2投稿日: 2015.12.17
