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きみの友だち
きみの友だち
重松清/新潮社
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総合評価

775件)
4.4
384
256
68
5
0
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    ★一緒にいなくても寂しくないのが友達なんじゃないの。 ★俯いてから空を見上げると自然と笑顔になれる。 学校生活での恵美のまわりの友達について、俯瞰したところから書いた小説。一人一人にフォーカスした短編連続小説だった。 1番好きな物語は堀田ちゃん。すごく共感できたから。戦争より平和が好きだからどこの味方にもつかない。八方美人のようにいっぱい友達がいる。でも本当の友達は?そんな悩みが重なった。友達がいない訳じゃないけどだれにでもいい顔をしてしまう。私は恵美みたいなさっぱりした考え方と由香ちゃんみたいなほんわかした雰囲気を持った人になりたい。

    0
    投稿日: 2025.11.18
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    大好きな本。小学生の時から中学生にかけて4回くらい読んでる。ほんとうの、大切にすべき友だちとは何かを教えてくれた気がする。

    1
    投稿日: 2025.11.14
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    これも涙なくして読めなかった。 それぞれの短編の中で、それぞれの「きみ」の心の奥を見抜いて、端的だけど刺さる言葉を発する恵美さんが、瀬尾まいこさんの「あと少し、もう少し」に登場する先生を思い出した。 --- でもさ、青だけの空って、のっぺらぼうじゃん。空の顔つきって雲で決まるんだよ。お日さまだってギラギラして、うっとうしいときもあるじゃん。雲は雨も降らせるし、日差しもさえぎるし、けっこうクセモノだから。 邪魔じゃないよ、雲は。 がんばれ、雲。 私は「みんな」って嫌いだから。「みんな」が「みんな」でいるうちは、友だちじゃない、絶対に。 --- 「みんな」という人はいないんだよな。 重松さんは、難しい言葉は全く使わないが、だからこそ大切なメッセージが多くの人に伝わるんだろうな。 どこまでも優しい。

    9
    投稿日: 2025.11.09
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    小学生の頃に1度読み、凄い共感、感動したので中学になり再び読みました。 色んなきみのお話で共感できるようなお話もあったり、 友達ってなんだろうと改めて実感、、 この本を読んでまた本にハマり始めました 1番好きな本です 何度も読み返したい、、

    1
    投稿日: 2025.10.28
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    著者、重松清さん(1963~)の作品、ブクログ登録は4冊目。 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいるー。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない…。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。 ---引用終了

    71
    投稿日: 2025.10.17
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    苦しくて切なくて涙が出た。いろいろなきみが出てきて、自分のことのように感じたり、懐かしかったり。友だちってなんだろう。私にもたぶん少しはいると信じたい。

    2
    投稿日: 2025.10.02
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    中学校まではみんな仲良くみたいな風潮あって、なるべく友達が多い方がいいと思ってたのが堀田ちゃんとおんなじような感じで、クラスのかっこいいやつらと仲良い自分がかっこいいってちょっと思ってた自分が三好くんと同じような考えやったなーと思った。高校からはみんな仲良くって感じがなくなって仲良いやつだけでつるむ感じになったけどそれに早く気づいた堀田ちゃんも恵美ちゃんもすごいと思った。小中学校で気づけへんて。モトの悔しさはよくわかる気がした。1位になれない悔しさはなんとなく知っているからなんかな。由香ちゃん亡くなった時が一番泣いた。ブンが中学生とかの話で由香ちゃんが一切出てきてない理由はなんとなく分かってはいたけど。中高生の時に読んでたかったとも思った。いい作品。

    3
    投稿日: 2025.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編連作で物語の中心になる恵美ちゃんから展開していく。松葉杖の恵美ちゃんと腎臓の悪い由香ちゃんはある時から一緒に行動する。性格も考え方も違うけど、2人には穏やかな時間が流れて、素敵な関係だった。短編では親友のブンとモト、八方美人な堀田ちゃんなど様々な友達関係があり、「みんな」は恵美ちゃんから大事なことを教えてもらう。特に印象的だったのはブンとモトの話。小学生・中学生時代の話も好きだった。本を通して、本当の友達や大事にすべきことを考えさせられた。大人になっても「みんな」に縛られている人は多い気がする。

    1
    投稿日: 2025.09.05
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    とても感動しました。短編なので結構視点がぐるぐるしていましたがすごく分かりやすくて最後まで良かったです。 絶対的信頼を置ける友だちは仲がいいのではなく兄弟または家族のような存在だと思います!

    4
    投稿日: 2025.09.04
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    学校って窮屈なところだなあと思う。友だちをつくらないと寂しい気持ちになる。大人になったら1人でいても自由になれるのに。そんな窮屈な中で生活している子どもたちがかわいそうにも思う。もちろん嬉しいこと楽しいこともあるだろうけど。 いろんな「きみ」がいて、これは誰だっけとメモを取りながら読んでいった。 最後が意外な展開でこれを書いた人が誰なのかわかり、話の構成の仕方が素晴らしいと思った。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    過去記録 内容は全く覚えていないが、読みやすく、とても感動した記憶がある しかし、こんなに面白いのに、著者の本はブックオフで110円でたくさん売られているのはなぜなんだろう

    0
    投稿日: 2025.08.26
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    誰の視点で書かれてるんだろうとずっと謎だったけど最後でちゃんと描かれていたのでスッキリ。少し前に読んだので忘れてしまったが、物語が繋がっていく感じが好き。感動した。

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    確かにこれは名作だ どこまでも優しい語りが特徴 びっくりするようなことが書いてあるのに、その文体で感情移入しすぎることなく、第三者の視点として読み進めることができる あなたにとって、友だちってなんですか? 今の子達にもきっと刺さる でもきっと、大人が読んでも良い

    7
    投稿日: 2025.08.12
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    短編連作集。10編の短編の主人公は夫々だけど、10編を語っている人が誰なのか最後まで分からない。なぜこれを書いたのか、何を意図しているのか、誰に読んでほしいのか、゛グランドフィナーレ゛の第10章に書かれている。みんなって何?、友だちって何?学校生活面倒だなとか考えて、立ち止まったり、元気がなくなることもあると思う。そんな子にも、子どもを支援さる大人にもぜひ。子ども時代の行動が自分でも分からず言語化できなかったことも思い出しました。よかったです。

    12
    投稿日: 2025.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作家さんのお名前は以前からお勧めサイトなどでちらちら見ていた。 「泣けるお話」探しをしてて、同僚にお勧めされて本書を手にとりました。 今まで「泣けるお話」を探していて、あまりピンとこなかったのですが、本書は…泣けました!!! 一番泣けるシーン(由香ちゃんがなくなったと恵美ちゃんが感じるところ)を電車の中で読んでしまったせいで、理性が働いてしまい、こらえてしまったのですが…。 お勧めしてくれた方は「娘に読ませたくて買った本なんだよね」とおっしゃっていたんですが、(気持ちはめちゃくちゃわかる。思春期の学校という狭い場所でなんとか生きなくちゃならないときの辛さを和らげる手助けになればと思う)やっぱり、このお話が納得いくようになるのは、外の世界を知って、体感・実感してからかな~とも思った。 あと、恵美ちゃんが「今、由香ちゃんが逝ってしまった」って思った時には実はもうとっくに亡くなってて。 でも、みんなが少しずつ由香ちゃんの事を語りにくるっていう奇跡のような偶然は嘘じゃなくて…という展開がとてもよかった。 由香ちゃんが亡くなるところで終わるんじゃなくて、大人になった(現在に戻ってきた)ところまで物語が語られたところも好き。(人によっては蛇足に感じるかもだけど…。)

    2
    投稿日: 2025.08.01
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    すごく感動した。 小学生の頃、中学受験の対策で解いた国語の小説問題がこの本で、泣きながら問題を解いたのを思い出して改めて読んでみた。 由香ちゃんと恵美ちゃんの二人を通した様々な友達の物語。 友達の温かさを感じる一冊だった。

    1
    投稿日: 2025.07.26
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    初重松清。 ずっと誰目線?って思っていたが、終章で納得。 どの章も、ヒリヒリする感情になる。 恵美ちゃんと弟のブンちゃんとその友だちをめぐる話が交互に語られる。 短編連作形式はおもしろかった。 花いちもんめでは、涙が止まらなかった。

    0
    投稿日: 2025.07.24
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    【2025年85冊目】 ある雨の日に、恵美は交通事故に遭ってしまった。一生松葉杖を手放せない身体になり、人生のあり方ががらりと変わってしまう。ゆったりと歩くしかなくなった恵美は、腎臓の病を抱えた同じクラスである由香との距離を縮めていく――少年少女の心の機微とさまざな「ともだち」のカタチを描く一作。 危なかった、電車の中じゃなかったらバチバチに泣いてるところでした。ぐっと唇を噛み締めて耐えました。涙は滲んでいた。 作者が登場人物の一人であるというちょっと変わった文体でありながらも、違和感を覚えさせることなく読ませてくる文章力に脱帽でした。だんだんと物語が進むにつれて「これはきみの物語だ」って書いてあるのを見るだけで、なんかぐっと来るようになってしまい、パブロフの犬になるところでした。 恵美が最初は子どもだったのに、事故に遭って、友達ができてからなんとまあ、達観したことというか。ぐさりと刺さる一言が、言われた登場人物の胸を貫いて何度か私にも突き刺さりました。 子どもから大人まで広く読んで欲しいなと思う一冊でした。夏休みの課題図書とかにして欲しい。

    0
    投稿日: 2025.07.23
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    その日の前にを読了してから本作を読みました。 正直なところ、あまり印象なく読み終えてしまった感があります。 その日の前に、が個人的にもかなりの涙ものだったので、期待し過ぎてしまっていたかもしれませんが。 学生特有の温度感、あの時代を生きる人にしかわからない空気、心の機微をうまく捉えていると感心しました。恐らくいじめとかそういう経験がない人でも、なんだかむず痒いような、ノスタルジックな、でも戻りたくはないかなぁ、という気持ちになるんじゃないかと思いました。 ただ、それぞれのきみがたくさんいて、主人公のきみも感情を表にださない人で、正面から感情移入ができなかったかな。

    0
    投稿日: 2025.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

     交通事故で足が不自由な恵美とその友だちの生まれつき身体の弱い由香、恵美の弟のブンを中心に、それぞれの周りの「友だち」で悩む人たちに焦点を当てたそれぞれの物語の連作短編集。  最初は小学生から始まり、中学生、大人へと時間が進んでいく形になっており、年齢が進むにつれ、児童小説からティーン小説に変わっていくのが読んでいて面白かった。  視点が恵美の結婚相手となるルポライターとなっているため、子育て日記を読んでいるような少し俯瞰気味な視点となっていた。そのため、感情移入はするものの、どこか昔の遠い話のような雰囲気が常に漂っており、歴史の教科書を読んでいるように感じた。また、恵美のやや冷たいともとれる態度がブンたち年下の子たちから見ると、クールに格好よく見えるのは不思議だった。  とかく、同じ年の人たちが集められた学校という場所では、どうしても周りとの比較が発生してしまい、その中でどう優位に立つか、馴染んでいくかが重要なように思ってしまいがちではある。けれど、本当に大切なことはただ一つだけであることを恵美が気付き、「みんな」から脱して、例え他の人より輝くところが見つからないとしても、それぞれの「もこもこ雲」を探す話だったと思う。  個人的には、「ふらふら」の章が好きだった。小学生の時に恵美と由香をいじめていた子の太鼓持ちをしていた子は、中学生になると、周りの目を気にする八方美人になっていた。そのせいで、良かれと思ってやったことが裏目になり、いじめの標的になってしまった。生き方に悩む時に二人と話す機会があり、自分のしたいことを持とうと変わっていこうとする。いじめは、すぐにくだらない理由で別の子へ標的が移っていくが、皆と一緒になって標的を相手にせず、ささやかな自分の意志で反撃を行う。変わろうと思ってもすぐには変われない部分もありつつ、それでも自分なりに良い方向へ向かおうと努力をし始めるところが好きだった。

    10
    投稿日: 2025.06.30
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    「主役じゃないほうの子」の残念な部分を描かれていて読んでて苦しくなる時もあったけど、良いところや希望も書かれていました。勉強もスポーツもできるいわゆる「主役の子」もそれなりに苦悩があって、ああみんな悩んでるし落ち込むし上手く行かないこともあるよなと思えて心が楽になります。 小学生に勧める本で出てきたので読んでみましたが、 中2の子が先輩と一線を超えちゃったんだと話すシーンがあり、小学生の子供に勧めるのは少し気まづいので止めようかなと思いました。

    0
    投稿日: 2025.06.28
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    「うつむいてから顔を上げるでしょ、その瞬間って、けっこう笑顔になってるの。」 「わたしたちは他の子よりたくさんうつむいてきたから、二人でいたら、たくさん笑えたの。」 きみの言葉で前向きになれた。

    0
    投稿日: 2025.06.06
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    ザ・重松清、という作品でした。 交通事故で足が不自由になった恵美と、腎臓の病気で度々入院し学校も休みがちな由香。「みんな」からはじかれたことで二人で過ごすようになりますが、やがて互いにかけがえのない存在になります。 そんな彼女たちや、彼女たちを取り巻くクラスメイト、恵美の弟やその友人など、語り手を次々と変えながら物語が語られてゆきます。 「親友」「相棒」と軽々にラベル付けすることなく、真正面から由香と付き合うことで成長した恵美の姿は凛々しくて憧れます。そんな彼女の姿を見た登場人物たちも、弱虫だったり八方美人だったりする自分の弱さに気づきながら、自分たちの人生を歩んでいきます。 友だちとはどんな存在か、と聞かれて恵美が答えた「一緒にいなくても寂しくない」という定義は深いと感じましたし、自分にとって大切なものは何か、をしっかりと自覚している生き方をしたい、と思わされました。

    4
    投稿日: 2025.06.02
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    15年ぶりに読んだ 昔、重松清よく読んだ もちろん重複で買っちゃったんだけど つーか、ブクログにも登録してあったのに 間違ったというサイテーなケース でもよかった この歳になっても十分楽しめるし やっぱ文章が上手い 短編集だけど、軸のある繋がった物語 ほんと内面を文章化することでは天才的 改めて、素晴らしい作品でした

    0
    投稿日: 2025.05.21
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    何回も読んでは泣いてしまうお話。 自身もコンプレックスを抱えながら 子供から結婚までの人生で、 同じようにコンプレックスに抱える 「友だち」とのやりとりを第三者視点 で書かれています。 コンプレックスを抱えるが上に どうにも厄介な「その他大勢」と 向きあっていく一人一人を「友だち」 と呼ぶのであれば、そのような人は そう何人もいる訳ではないかなと 思ったりします。

    0
    投稿日: 2025.05.05
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    学生の時に読んで、学生独特の友達との距離感とか共感しました。大人になってから読み返したら、学生の時ほど響かなくなってたけど、エンディングが良いなぁとしみじみしました

    0
    投稿日: 2025.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恵美ちゃんと由香ちゃんの2人だけの素敵な関係に魅了された。 恵美が歩けなくなってしまったのはもちろん不幸なことであるが、そうでなければ由香とか仲良なくなれなかっただろう。そう考えると、一見最悪な状態でも長い目で見るとそれがよい出来事と捉えられるようになれるときが来るかもしれない、その希望があるだけでも前を向いて生きていける気がする。 由香ちゃんの笑顔は、すごく柔らかく素敵な笑顔なことがよく伝わりました。

    0
    投稿日: 2025.04.17
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    青春の甘酸っぱい記憶が蘇りました。お話はどちらかというと酸っぱい方が多いかも⋯。 友だちとの間に起こる感情のモヤモヤ、自分の立ち位置など、当時ならではの絶妙な心の揺れが見事に表現されています。 誰も悪くないのに心が痛む、やった人もやられた人もいろいろ迷う、そんな少年少女の葛藤が描かれています。 うーん、青春!

    0
    投稿日: 2025.04.15
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    2025/4/12 胸が苦しくなる。 事故で足が不自由になった恵美ちゃん、病気がちでいつもぐずぐずしている由香ちゃん。 周りのいろんな人が主人公になって、中学生の頃の息苦しさを思い起こさせる。 いろんな登場人物のなかに、わたしがいるし、あの子がいる。 友達関係で悩みがちな、ママ友の子どもへ中学入学祝いに贈ったけれど、性的表現のところだけ余計だったかな。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一つ一つの話の内容が少し重いなぁと思いながら読み進めたが、最後はハッピーエンド。 小学校高学年から中学高校までは、多感な時期であり友人関係が鬱陶しいと感じる経験は少なからず誰しもあると思う。どこまでが友達?どうなったら友達?など線引きはないものの、その定義はひとりひとり異なるなかで、どう周りと付き合っていくのか考えていくのもこの時期。 生きていく中で本当の意味での友達と呼べる人がたくさんいる必要はなく、大事にしたいと思える友達がいることが幸せだと思わされた。

    1
    投稿日: 2025.04.03
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    中学生におすすめの本ということで娘のために購入したのにわたしのほうが先に読んだ 大人が読んでも全然面白い というか、泣きました 重松清さんの本は初めてでしたが、母の家にブランケットキャッツという本があったので、次はこれを借りてこよう

    3
    投稿日: 2025.03.28
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    ・全部の人間に読んでほしい。 ・評価4以下の人とは仲良くなれる気がしない(本当にこの作品を読んだ者の感想かと思われるかもしれないが) ・どんな繊細な心を持っていればこの小説が書けるのだろう。あるいは心の中を直接覗いてるとしか思えない。 ・最初に読んだのは小学生のとき、当時はなんでこんなに子供の気持ちがわかるのかと驚いたのを覚えてる。久しぶりに読んだら当時の驚きは感じられなくなっていた。過大評価だったのか?いや違う。自分から子供の感性がなくなっていたということだ。却って重松清の才能に平伏すことになってしまった。 ・自分には語彙力がない。一定以上のことは「すごい」「やばい」、どちらでもないことは「微妙」「なんとも言えない」くらいの表現しか出てこない。ほんとはもっとたくさんの、複雑な感情が生まれてるはずなのに。自分だったら何気なくやり過ごしてしまうモヤモヤも、重松清だったら容易く言葉にしてしまうんだろうな。

    3
    投稿日: 2025.03.23
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    エミさんとその友だちに会いたくて読んだ。 「ぐりこ」と「別れの曲」が特に好き。 落ち込んでいる時に読むと、励まされると思う。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    交通事故で足を悪くしてしまった恵美と、腎臓の病気で体が強くない由香を主軸とした話。 印象に残ったフレーズなど 友だちって一緒にいなければいけないものではない。 ライバルであり良き親友であるが、その親友に勝っている優越感を味わいたいという本音がリアル。ブンが実は片思いしていた相手と付き合っていたことや、モトが選抜入りできなかったことなど、中学生からしたら大きな課題がきっかけで決裂しそうになってしまうところがリアル。 それでも自己受容し、互いに望むことで、認め合うことができる。 (モトはブンとの仲を、親友やライバルなんて月並みな表現したくなかったみたいだけど)

    0
    投稿日: 2025.02.18
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     自分から湧き出るものがこんなにあったのかというくらい泣いてしまった。  子どもならではの葛藤、その気持ちをコントロールできず、うまく伝えることもできず、もどかしい苦しみ。どの子にも共感できるところがあった。  大事なときに、優しくしたいときに、言葉が出せるような人間になりたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.02.09
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    すごく温かい気持ちにしてくれるし、じんわり心に残る大好きな作品になりました。 出てくる子たちがみんな間違った選択をしたり、完璧ではないし、最終的にもみんな素晴らしい人に成長できているわけでもなさそうなのがリアルですっと読めた。 友情も家族愛も描かれていてたまらない。

    1
    投稿日: 2025.01.27
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    小さい時って自分の知っている世界が狭くてそれが全てだと本気で思ってたなと。今思えばどうでもいいことが、その時は必死で異端の存在になりたくないから「みんな」の仲間入りできるようにしてたなって。まだまだ人生経験としては浅いけどしっかり自分らしさを出して毎日生きてるよということを小学生の自分に伝えたいなってふと思いました。

    19
    投稿日: 2025.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当の「ともだち」とはなんだろうと深く考えさせられ、気付かされる一冊。 短編連作はあんまり読んた事無かったけど、どの主人公の話もすごく考えさせられることが多かった。 由香と恵美の関係は性格も真逆だけど、歩くのがゆっくりという共通点からお互いにとってとても大切なんだというのがすごく伝わった。この本を読んで、恵美と由香を安易に友達、親友とは言えないと思った。 最終章はこんな感じなんだ!と私としてはすごくいい終わり方で、すごく心が温かくなったし、自然に涙がこぼれた。 友達は多くなくていい。恵美の結婚式の参列者のようなもこもこ雲のような友達を大切にしたいと思った。 『いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい』はっとさせられた恵美の一言。

    2
    投稿日: 2025.01.19
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    「時間を行きつ戻りつした長い物語は、今日のためにある。物語が終わったあとの付け足しではあっても、この一日が、なにかの始まりであってくれれば、うれしい。」 読みやすくてとても良かった。自分は子ども時代の人たちとほぼ繋がりがなくあまり思い出せるものがないのでなかなか想像は難しいけど、この物語がこういう終わり方で良かった。

    1
    投稿日: 2025.01.10
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    学生時代をおもいだします。 読んでいて息苦しくなりそうなくらい、 学校に通っている子どもの気持ちが繊細にかかれていました。学校で繰り広げられる人間関係。心のきれいな部分や悔しい恥ずかしい汚い部分も細かくかかれていて、読者は誰かしらに感情移入ができるのではないかなと思いました。毎回登場してくる恵美の素っ気ないながらも時として愛のある言葉が好きでした。学生時代、戻りたいとは思わないなあ。

    8
    投稿日: 2025.01.03
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    学生時代の複雑な人間関係が様々な登場人物から描かれており、改めて友達ってなんだろうと考えさせられた。

    1
    投稿日: 2025.01.02
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    友だちである理由が立派である必要はない。 友だちって自分を見ていてくれたり、そっと近くにいてくれたりする。逆に、自分が助けてあげたり、時には本気で怒れたり。それが友だちかな。 大人になって、友だちといえるのは、「ふとした時に想い出す」人なのかな。 恵美は、由香ちゃんに、たくさんの思い出と「友だちの暖かさ」を教えてもらったんだな。 この本はこれからも何度も読み返すと思う。

    4
    投稿日: 2024.12.25
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    小中学生のころの友人関係を思い出した。 小学生の頃悩んでいる時にこの本に出会いたかった..、自分は自分だと思えず周りに流されてしまってたあの頃。 最後まで読んだ時、キミ の意味が分かって すっきりした。

    1
    投稿日: 2024.10.30
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    「友だち」とは何なのか。 同級生だから、「友だち」なのか。 「友だち」とは何か知りたくなったら読みたくなる本。

    0
    投稿日: 2024.10.19
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    色々なきみという視点で描かれた作品。青春時代の友情で熱いシーンが多くあった。主人公の恵美が竹を割ったあっさりとした性格で友情の中心になっていたと感じた。ラストまで目が離せない展開だった。

    0
    投稿日: 2024.10.06
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    この本の書き手が誰なのか分からないまま読み進める連作短編、精神的に未熟な子どもたちの物語だけれども、あたたかく寄り添ってくれる感覚があって心地よかった。

    0
    投稿日: 2024.09.14
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    人生は長いからこの先どうなるかはわからないけど、ブンとモトみたいなキラキラした人生を歩む人は少数で、思っていることを言えかなかったり、思ったとおりにならなかったりが多いと思う。 恵美はひねくれているけれど、芯がある。由香のぶんも幸せになってほしいな。

    3
    投稿日: 2024.09.13
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    恵美ちゃんを取り巻く友達とのお話。ありし日の人間関係を思い浮かばせながら読めるお話。あんな子こんな子いたよな。あの頃ずっと一緒にいたけど、少しずつ距離が離れ、でも根底の思い出は繋がっていて。「みんな」ではなくて、名前のある人間関係を築きたいなと改めて気づく

    0
    投稿日: 2024.09.09
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    学校生活のなかでは友達の存在は大きい。友達によって幸せにもなるし不幸にもなる。友達との微妙な関係が実感できて深い物語になっている。プライドが高く無愛想なきみが、傷ついた友達の救いとなってる。傷ついたきみだから、きみをずっと包んでくれたもこもこ雲のきみを永遠の友だちと認めているのだろう。

    1
    投稿日: 2024.08.30
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    今までの人生で、親友という言葉にピンとこなかったのですが、本書を読んでその理由がわかった気がしました。 考え方も性格も違っているのに、何故か定期的に飲みに行く友人達には、言葉では表現し難いですが、居心地の良さというものがあるのかもしれません。 本書には色々な境遇にある方に読んでもらうことで、何かしら前に進むためのヒントが散りばめられていると思います。 是非読んでみてください。

    3
    投稿日: 2024.07.29
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    中学の頃の国語の先生におすすめされた本。 どうせ途中で読むのやめるかなと思っていたらいつの間にか最後まで読んでいました。ともだちについて深く考えさせられ本当に感動しました。

    2
    投稿日: 2024.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友達って何なんだろう。 私は本当の意味での友達を作れていたのだろうか。 恵美ちゃんと由香ちゃんのような、歩くテンポが同じだけの友達。でもあそこまで思い合える友達が私もほしい。 学生時代は出会えなかったな。これから出来たりするのだろうか。 やはり学生時代の友達は特別だよなと思う。でも今からだって作れるに決まってる。 素敵な作品をありがとう。

    1
    投稿日: 2024.06.20
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    ぽろぽろとじんわり泣いてしまう。 自分の思春期を思い出してほんとに苦しくなった。 あーーゆかちゃんとえみが羨ましい。 羨ましいっていうと不謹慎かもしれないけど、お互いが本当に必要としていて。 ブンとモトの関係ともちょっと違う感じ。 忘れないために思い出を作るからみんなと仲良くしてる暇はない。 ほんとにその通りだけどみんなに拘ってしまう私には難しい。

    1
    投稿日: 2024.06.10
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    友達について悩んだ時、子供達に読んで欲しい。 そして、大人にも読んで欲しい本です。 気持ちが楽になって、何が大切なのか自分はどうなのか、考える一冊になりました。 自分をもっと大切にしたくなりました。

    7
    投稿日: 2024.06.10
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    数年前から少し読んではやめて、 また忘れた頃に読み始めてやめて、 積本になってたけど ちゃんと読んでればよかった!

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    小学校高学年、友達関係で辛かったときに タイトルに惹かれて手を取った本。 15年以上経っても勇気づけられたことを思い出す作品です。

    0
    投稿日: 2024.06.04
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     誰もが経験するような青春時代の苦い思い出がぎゅっと詰まっている一冊。どのお話も完全に晴れ晴れとした気持ちで読み終えることはできないが、どこか救いのあるラストで爽やか。10作の短編集で1話ごとに主人公が変わる構成になっているが、登場人物が一部共通しており(短編連作というらしい)、ある短編で主人公だった子の後日談が別の子が主人公の短編で補完されていたりする。時系列はごっちゃになっているので注意。恵美と弟のブンの年齢差をざっくり覚えておくといいかも。  大人になると些細に思えるこんな出来事の積み重ねが学生時代なんだよなと、思い出させてくれた。教室内では下手すると大人社会よりもずっと空気を読むことが求められ、年が同じ子供たちの中で比較され順位をつけられる日々。劣等感。ライバル意識。いじめ。僻み。孤独。羞恥心。それらと折り合いをつけながらうまいことやっていかなくてはならない友達付き合い。  ああそうだよな、学生のときってこんな感じだったよな、と胸がピリッと痛んだ。しかし、この本の良いところは決して陰鬱な雰囲気では終わらないこと。最後には主人公ひいては読者に「友だちのあり方」について何かしらのヒントを与えて希望に繋げる終わり方になっている。主人公たちが各話で直面した問題が完全に解決するわけではないけど、どこか救いがあって前を向けるような、そんな爽やかな読後感をもたらしてくれる。    個人的には「かげふみ」のお話の恵美のセリフが大好き。 「笑いたいときには、うつむけばいい」 「そのうちに息が苦しくなって、顔を上げたくなるから」 名言ですね。人生しんどいときに思い出したら泣いてしまいそうです。

    0
    投稿日: 2024.06.01
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    友達って何だろうと考えさせられる物語。最後の2話は号泣(家で読んで良かった)。読後、昔の友人と連絡をとりたくなって、LINEしてみました。遠くに住んでいて気軽に会えなくなったけど、懐かしかったです。

    11
    投稿日: 2024.05.25
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    2024.5.17 読了 優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。 ひとつひとつは短いお話だけど重松清さんが描がく思春期の子どもたちの姿はとてもリアルでこんな子いたなと自分の中学生時代を思い返して甘酸っぱい気持ちになりながら読みました。 「友だち」の本当の意味なんてこの年になっても見つけられてないしきっとそれぞれに答えは違っててだからこそ不安になったり逆に強くなれたりするんじゃないかなと思う。

    1
    投稿日: 2024.05.17
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    再読。 連作短編集なんだけど、何回読んでも最後の二編で泣いてしまう。 重松さんの書く友だちの、何と深く、重く、暖かいことか… 毎回恵美ちゃんが出てくる。由香ちゃんはほとんど出てこないけど、存在はいつもはっきりしているのがすごい。 毎回ナレーションみたいな感じの役?の人の正体もとてもいい。 取り上げたい言葉だらけ。ブンとモトが写真撮られる時ちょっと距離あけて、「友だちになる5秒前」っていうのいいね。

    2
    投稿日: 2024.05.13
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    子どもの時は思ったことをそのまま態度や言葉に出してしまい、それによっていろんな人が傷ついたりする。自分の幼少期を思い出して少し胸が痛くなった。

    0
    投稿日: 2024.04.20
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    昔から度々読み返してきたやつ。このドロっと感は嫌いじゃないし最後の最後が好き。どの登場人物も悪いやつじゃないのも良い

    1
    投稿日: 2024.04.09
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    やっと仕事に少し余裕が出来るようになり、朝読書、昼休み読書ができるようになった(*^▽^*) マメムさんにご紹介頂いたこの本。 シンタロウさんも、重松さんNo. 1と仰っていたので、迷わず即ポチした(^^) 重松清さんの本はね、全部いいですよ。良いこと書いてありますし、読みやすいですし。 でも何故か私は重松清さんが得意ではない(笑) ↑また始まったよ、得意じゃないやつ。 でもご紹介してもらったらね、そりゃ読みますとも。 最初一話読み終わった時に、うわぁ、短編かよ、読めねーーーよ、、、と思ってしまったが、連作短編だった。 良かった(*^▽^*) 連作短編はかろうじて読める(笑) あらすじは、ブクトモの皆様がとても上手に書いてくださっているので省略する。 懐かしき小学校、中学校、高校時代の記憶が蘇ってくるような、凄くリアルな世界観だった。 そして何より文章が読みやすく、情景が想像しやすい。 娘の国語の教材で重松清さんの作品を読んだことがあったが、内容といい、文章といい、国語の教材向きだなぁと思う。 何というか、優等生過ぎるのかなぁ? だから私は得意ではないのか?? 主人公の松葉杖の女の子にも、イマイチ感情移入できず、そこまで尊敬もできず。。。 良い本なのに、がっつりハマりきれなかった自分が居て、重松清先生ファンには申し訳なくなってしまった。 こんな良書に★5つけられなくて申し訳ないm(__)m

    127
    投稿日: 2024.04.09
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    中学の時に読んだ小説だったと思う。初めて泣きそうになった小説で、再読した数年前は涙腺が脆くなっていて、泣いた。 恵美の言葉や生き様(?)、由香の人柄や笑顔に憧れる。恵美の言葉は難しいものも多いけれど、いつか分かりたいと思う。 私は、恵美と由香、彼女たちが関わる「ともだち」のお話が特に好き。 「友達」について、改めて考えさせられた本だった。少ないとしても、心から大事に思える人を見つけていけたらいいなと思う。

    3
    投稿日: 2024.03.19
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    登場人物がみんな言語化能力高すぎる。まあでも、言語化できなくてもなにかふと思ってることはあるし、それをなかなか口に出せないのはそう。 心情描写や行動の描写が丁寧すぎる。あまり想像に幅、余白を持たせない。ドキュメンタリーに近いような雰囲気の作品というか作風なのか。 ただこうして本スタントにティーンの心情描写、その世代に響くものを書き続けられるのはすごい。自分なんかもうすでにその感覚を失いつつある気がするというのに。 最後の結婚のシーンはちょっとなぁと言う気がした。幸せ=結婚みたいなそういうもん切り型の思考っていうのはちょっと時代錯誤なのかなぁという感じがした。

    2
    投稿日: 2024.03.14
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    あなたが大切にしていたものがここにあるということは、 あなたがまだここにいるということ。 素直じゃないことと純粋であることが同じ時間を過ごしていたあのときを思い出して、もう戻れないのだなと感じる。

    0
    投稿日: 2024.02.26
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    短編連作。  松葉杖の恵美ちゃんを軸に繋がるお話です。 にしても恵美ちゃんは人生何周目?笑 小学生の時から達観してるのよ! 「みんな」に入らない、「みんな」を必要としない簡単に言えば強い子供。 なのにラスト!  恵美ちゃん!号泣だよ! ありがとう!

    3
    投稿日: 2024.02.14
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    小学生の頃それまで知らない世界のファンタジーを得るものだった読書から、自分と同じ世界を生きる本に救われたきっかけ。1番に思います。

    1
    投稿日: 2024.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「きみの話をしよう」…と語り手が「きみ」の話をしていく物語。友達ってなんだろう…と考えさせられる内容になっている。できれば子供のころに読みたかったな…。 ひとつひとつは短編の物語になっているけれど、全て主人公の恵美に関係のある人の話で、語り手もまた恵美に関わりのある人ってところが面白かった!恵美と由香ちゃんの関係がうらやましいし素敵だなと思った。

    2
    投稿日: 2024.02.09
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    今まで友達だった筈なのにいつの間にか友達じゃなくなってしまう、その人と肩を並べたくても取り柄のない自分にはできない。 ライバルだったのに、親友だったのに、気付いたら追いつけなくなった。 色々な立場の人の葛藤を、その人の気持ちになって体感できたのがとても良かった。

    0
    投稿日: 2024.02.05
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    小学生のときに初めて読んで、中学のときも確か一回読んで、今回6、7年ぶりに読み直した。 小中学生のときには感じなかった気持ちになったし、あのときは掬いきれなかった登場人物の想いに気づいた。昔は恵美ちゃんを気難しい子だし友だちになれなさそーと思っていたけど、今読むと「友だち」への解像度が高すぎて何度もハッとさせられたし、由香ちゃんへ向けた友情の厚さ誠実さに泣いた。 共感しやすいのも、昔はどちらかと言うと、いわゆる優等生キャラのブンとかモトとか西村さんとか、そこらへんだった。でも今は三好とか佐藤先輩のほうがわかる。めちゃくちゃわかる。自分のダメさ情けなさが、どんどん剥き出しになって、でもそこに向き合う正しい術がわからないまま、どうにか大丈夫なフリをする。2人に向けられる、語り手の「きみは辛いよな」という語り口が優しくてまた泣きそうになる。電車の中でウルウルしてる成人ヤバやん〜 大人が読むと、というか大人のほうが刺さるかもと思った。また読み直すような予感がする。

    0
    投稿日: 2024.01.31
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    めちゃくちゃ泣きました、、 人それぞれの「友だち」の認識があって、どれも正解ではなく、間違いでもないのですが、どれも納得できて面白かったです。 小学校高学年〜中学生はもちろん、大人の方でも学生時代の友だちを思い出して懐かしい気持ちになれると思います。本当によかったです。

    1
    投稿日: 2024.01.15
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    友達の優しさに心温まる物語でした。学生時代の懐かしさを感じるとと共に、登場人物の純粋な心が直接読み手の胸に響くような物語でした。

    11
    投稿日: 2024.01.09
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    小学生〜高校生のリアルな友情。幼いがゆえに、残酷な世界。読んでてちょっとしんどかったかな。ストーリー自体は優しくてゆるやかな時が流れてるけど、現実味が強く、心がもっていかれる。

    0
    投稿日: 2024.01.08
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    友達とはー。 どんな人が友達なのか、何が友達と言えるのか。 本当の友達、あなたにはいますか? 「きみ」について、何篇ものお話が心を温かくしてくれます。

    2
    投稿日: 2023.12.30
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    「『みんな』が『みんな』でいるうちは、友だちじゃない、絶対に」そして「誰のものでもないから、由香は」と言い切る恵美の強さは、ほとんど交流のなかったはずの西村をもちゃんと覚えていた由香に育てられたのかな...。辛い時に読むと、余計に落ち込むわ。 個人的には、表題作はなくてもよかったかも。

    1
    投稿日: 2023.12.24
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    私が小説を読み始めるきっかけになった作品。 当時小学生だった私に本を読む楽しさを教えてくれたのがこの本。 とても心を揺すぶられ心に刺さった記憶がある。 この作品に小学生の頃に出会えた自分を褒めたい。

    88
    投稿日: 2023.12.23
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    普段、高校生や20代の人を主人公にした話をよく読むけど、今回は小学生。いわゆる「子ども」たちの、言葉や気持ちや嬉しさやつらさが、重松清の文章だからこそスーッとはいってくる。 たくさんの「きみ」について話す語り手目線が、本当に優しい。ひとりずつの子どもを「きみ」と呼び、やさしくやさしく語っていく語り手が、最後の章で、あぁそういうことか…となる。恵美ちゃんが関わってきた友達のことを愛おしく語っていたから、それがそのまま伝わったんだよね。だからこそ、由香ちゃん目線はなかったんだよね。近いほど気持ちなんて分からないし、お父さんお母さんに対しての由香ちゃんの気持ちを語るなんてできない。 本当に、いろんな子どもが出てきて。怪我をした子、病気の子、ガキ大将の子、お調子者、デキる転校生、嫌な先輩、いじめられた子。子どもたちが一生懸命生きていた。生きていく中で、つらいことにはどうしても遭ってしまう。でも嬉しいこともある。つらいこと嬉しいこと悲しいこと、全部受け止めながら、人間は少しずつ大人になっていってるんだなって思った。 どの話も、本当に良かった。 本当の友達ってなんだろう。 自分のことでいっぱいになって、そんなつもりじゃないのに相手を傷つけたり、勇気を出して笑ってみて仲良くなれたり、気づけばそばにいたり。 何回も泣きそうになった。 本当に友達ってなんだろう、この本はまた読みたい。何回も読みたい。

    2
    投稿日: 2023.12.21
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    初読は小5かな……捻くれ者の私は大人に子供の話を書かれるのが嫌でうるせぇ!と思いながら読了した。こんな子供いるか!とも。そう思いこむところが私が子供な所で、重ねてきた人付き合いと物語を重ねられる大人になれて嬉しい。

    1
    投稿日: 2023.12.14
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    人は人によって成長していくことを強く感じた。悩める時期に、答えではなく、いいヒントを与えてくれる人を心から尊敬する。

    1
    投稿日: 2023.12.03
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    重松清さんの作品は初めて読みましたが、1話目の「あいあい傘」を読んだ時点で、★5を確信しました。 こちら短編連作で、物語は学生目線の友人にまつわる内容ですが、大人が読んでも、心の柔らかい部分が刺激される内容だと思います。 読むと、泣き笑ったり、モヤモヤしたり、痛いほど突き刺さる心情になるというか… 読者は主人公たちの誰かの部分に共感して、きっと周りの人たち(特に若い子)にも勧めたくなる小説です。 読んで良かった。 「ねじれの位置」 平行でもなくて、交わりもしない線。 ジャングルジムでのブンとモトは近すぎず、遠すぎず、ねじれの位置という表現はずるいと思うほど、ぴったりハマります。 「友達になる5分前」って言葉も最高。 「ふらふら」 堀田ちゃんに対して、「自分がつまんないんだったら、やめちゃえばいいのに」という言葉が、私にも刺さりました。でも、こういうピエロみたいなことする時もあったなぁと。 もっと優しくなりたいとか、人の気持ちを推しはかりたいとか、そういうことを物語を通じて強く思わせてくれます。私はこの話特に好きです。 「ぐりこ」 「みんな」という本書のキーワードが出てきます。 「みんな」って、特に学校という閉鎖的なコミュニティにいると意識せざるを得ない怖い言葉だと思います。 「みんな」=「友達」ではない、ということに気づかせてくれる話。

    32
    投稿日: 2023.12.03
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    読んでよかった。なんだか自分の幼少期と重なるような重ならないような。確かにクラスにいたような…と複雑な気持ちになった。でも忘れてはいけない気持ちだなとも思ったし、子供にも伝えないといけないと思う。最後は涙が出てきました。

    0
    投稿日: 2023.11.25
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    大満足。 誰の心にも弱さがあって、そこから一歩抜け出すきっかけがあって、そこには君の大切な存在がいる。この作品が誰にどのような響き方をするのか正直わからない。少なくとも僕の心はとても暖かくなった。子供の頃に読んだらどんな気持ちになったのだろう?そして実はこの本は姉から借りた。姉は引きこもりだった。姉からはどんな気持ちでこの本を読んだのだろう。素敵な出会いに感謝したい。

    1
    投稿日: 2023.11.23
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    本が少し古いのもあって、シチュエーションが 古くさく感じることもあったが、登場人物の 思考は今にも通じるものだった。 友だちについて考えるよいきっかけになった。

    0
    投稿日: 2023.11.11
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    すごい感動した。もう、なみだ止まらなかった。一番最初に読んだ重松清さんの本だったのでそれからかな重松清さんの本を読むようになったの。

    28
    投稿日: 2023.11.10
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    なんか児童書みたいだなーと思って読んでた。「友だち」の人間関係に読んでるこっちまで疲れて途中ちょっともういいかなって思った。でも最終章まで読んですべて昇華された

    2
    投稿日: 2023.11.04
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    小学校からの友人が重松さん推しということで初めて読んだ重松さんの作品。 「友達」、「皆んな」について考えさせられた。 後、とても泣ける。

    2
    投稿日: 2023.10.20
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    性格が違う、話しもあってなさそうだけど、でも自分をわかってくれる1人の友達がいればいい!! でも、たくさんの「キミ」との出会いは宝物

    2
    投稿日: 2023.10.15
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    泣いた。ちょうど友だちってなんだろう?とか自分って?生きる、死ぬって?って考える頃。 たくさんの きみ の本音や心の中で闘っていること、叫びが詰まってる。周りと比べてしまって自分がわらなくて悩んだり、悔しくなったり、あの頃の自分も経験したし、自分の子供たちも悩むのかなとか思ったり。大人になって気付くまで果てしなく長く感じたあの頃の辛さは今はもうやって来ない。恵美と由香ちゃんみたいな、ブンとモトみたいな、子供でも大人でもない貴重なこの時間を大切に生きてほしいと願うのは親目線かな? 終わり方良かった。

    18
    投稿日: 2023.10.10
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    学生時代ってせまいコミニティならではの人間関係に悩むことがありますよね。小学生高学年から高校生くらいの人に特に読んでほしい。この本の中には痛いほどわかる気持ちも、理解に苦しむ思いもどっちもたくさんありました。

    13
    投稿日: 2023.10.02
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    重松さんらしい短編連作。「みんな」の中からはじかれたり、こぼれ落ちた子たちのお話。どれも綺麗事のハッピーエンドではない分、とても現実的で、友だちってなんなんだろうって、わかんなくなっちゃった子に、正解ではなく、ヒントを与えてくれるとても良い作品だと思います。この本は、息子たちにも読んでもらいたいなぁ。

    2
    投稿日: 2023.09.27
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    学生時代の友だち関係などが思いだされたりした。色々悩ましい関係も多いけど、学生時代の友だちはかけがえのない友だちだなぁ

    3
    投稿日: 2023.09.23
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    小学生や中学生に読んでほしい1冊。 作品中にも出てくるよう、友だちとは何かの答えではなく、ヒントをくれる。答えの押し付けでは無いからこそ、素直に読んで考えさせてくれる。

    1
    投稿日: 2023.09.19
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    友情に悩んでいた中学生のころに出会った本。 たいせつな友達が1人いるだけでいいんだ みんな表には出さないけど葛藤しながら生きてるんだ って教えてもらってから 生きるのが少しラクになった。 そして、それが私の人生の軸になった。

    4
    投稿日: 2023.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    泣いちゃったな。 事故がなかったら、というどうしようもない「if」を考える。遅かれ早かれ「みんな」とは離れていただろう。でも、由香ちゃんと過ごすようになったかはわからないな。一人で読書をするような子になっていたかも。でも、友達になるきっかけってわからない。「みんな」から外されたから一時、ってこともあるし、それをきっかけにずっと、ってこともあるし。病気や事故は人生においては大きいことだけど、この話でいえば、あくまで一つの事象、大げさにしないで、と恵美ちゃんなら言いそう。 連作短編という形もよかった。ブンとモトは眩しく書かれているのもあって、「いいね!」と憧れる。今で言う陽キャ。二人が驕らない感じがさらにいいんだろうな。あんな二人がいたら好きになるよな。 歳が離れている+怪我+友達を亡くしたという姉だから、そっけなくも相手が欲しい言葉(そこまで意図してなさそうだけど)を言えるんだろう。にしても、出来過ぎだけどな! 堀田ちゃんの気持ちが、佐藤さんの気持ちがよく分かる。自分が大切に思えて飾らなくてもいい相手に出会えるといいね。

    1
    投稿日: 2023.08.19
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    最後は涙が止まりませんでした。 スラスラ読めるし、自分の中にもある感情がどの物語の中にもありました。 モヤモヤした感情も文字で表現されると、ああそういう感情だったのかと、スッと腑に落ちるということがたくさんありました。 友達ってなんだろう、と考えさせられる物語。 正解がわからないから、悩んだりするのかな。 迷ったりした時はまた再読したい作品でした。

    11
    投稿日: 2023.08.15
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    恵美ちゃんと由香ちゃんに似たような二人組を私の学生時代にも見たことがあります。私は「みんな」の方で、でもどこか息が詰まるような感じがして、2人だけの空間を確立して持っているその2人組がすごく羨ましくて。でも自分がそこへ入り込む勇気も、1人になる勇気もありませんでした。そんな時にこの本に出会って、自分は「みんな」に囚われすぎていたんだな、周りに全て合わせようとばかりしなくてもいいんだなと気付かされ、実際何か行動に移せたわけではないけれどすごく心が軽くなりました。もし人間関係に疲れてしまっていたり、何かすごく嫌なことがあったら是非一度読んでもらいたいです。きっと現実に対する心持ちが変わるんじゃないかなと思います。

    9
    投稿日: 2023.08.06
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    「友だちとは何か」を考えるのに良い本だった。 「みんな」と「友だち」 「みんな」になったとき、人はどう変わるのか。 「みんな」とどう付き合っていくのか。 多感な年頃になったら子どもにも読んでもらいたい。

    4
    投稿日: 2023.07.18
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    涙腺崩壊した(TT) 最初は生意気な子どもばかりでくそうざいwwと思って読んでましたが、段々自分の子供時代を思い出して、あぁ自分もこんな感じだったかもなぁと思ったり。。 やっぱり、嫌なことがありつつも、学生時代は色んな人と関わるのって大事やなと思いました。 恵美ちゃんが言ってた「一緒に居なくても寂しくないのが友達」ってのに納得! 一緒に過ごせなくても、その存在そのものが自分に強さや安心を与えてくれるのが友達かもしれない。知らんけど笑

    7
    投稿日: 2023.06.21
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    本当の友達って何だろう?と問いかける短編集 主人公の「僕」が「君」の物語を順番に紹介していく構成で、読み終わると作者の重松清さんが「僕」で恵美は重松清さんの「奥様」なのかなと… フィクションなので推測に過ぎませんが、重松清さんの幾つかの思い出に重ねて届けられているように感じました。 本作では、私も学生時代の多感な時期に、同じような感情を抱いた事があるなぁ…と遠い記憶と重なる心理描写が多く、その時の上手く説明出来ない苛立ちや、焦燥感に似た気持ちが蘇って来ました。 もっとも、当時の自分は狭い社会の中でしか生きられなくて、それは今の時代の子達も同じで、きっと悩んだり思い通りに行かなくて苦しんでいる子も沢山いるんだろうなぁとしみじみ感じました。 大人になった今だからこそ、気付き感じられる事もあるので、その目線で読むと更に心に響く作品でした。 出来れば、狭い社会で日々のちょっとした変化に一喜一憂して悩んでいた、あの頃の私に贈ってあげたい!笑 読書は心が豊かになるなぁっと実感できる今日この頃です。 重松清さんの作品を読むのは今回5作目でした。 オススメしてくださったマメムさん、本当にありがとうございました♪ 素敵な1冊に出逢うことが出来ました!

    20
    投稿日: 2023.06.15