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ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪
ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪
今野晴貴/文藝春秋
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総合評価

126件)
3.4
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    今さらですけど、日本の終身雇用制度と解雇しづらい環境が労働環境の流動性を低くして、企業と労働者ともにネガティブにしていると思います。 もっとポジティブな本に出会えたいですね。、

    0
    投稿日: 2024.10.10
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    #43奈良県立図書情報館ビブリオバトル「妖怪」で紹介された本です。 2014.7.19 https://m.facebook.com/photo.php?fbid=903326536348455&id=248452188502563&set=a.268268019854313

    0
    投稿日: 2024.09.26
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    この本が出版されたのは2012年。 当時はすき家や、本の中にも出てるワタミがブラックとしてよく話題にあがっていたのを思い出す。 ブラックの人格破壊や自主退職に追い込むやり方などが書いてあり、自分が壊れる前に逃げようと著者は云う。 しかし、スマホが普及し、SNSやネットで悪評が広がる今、ブラックもなかなかそうしたことはできないし、していたとしても今はみんなすぐ辞めるという発想があるので今の世の中にはもうそぐわない本なのかな、と感じた。

    0
    投稿日: 2024.07.02
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    感想 なぜブラック企業が存在するのか。構造的なより深い問題に切り込まれていない。経営者がいけないのか。騙される就活生も悪いのか。犯人はいるのか。

    0
    投稿日: 2022.12.18
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    思ってた以上に、インパクトがあった。 まさに、日本システムを利用して、日本を食い潰す妖怪。 若者を壊す。つまり次世代の日本を壊す。 単に若者の責に帰すべきでない。 かつ、法的な網掛けが難しい。 宗教法人も問題がだ、こっちもちゃんと取り上げないと、マジに滅びるぞ。

    1
    投稿日: 2022.10.12
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    この本で紹介されている事例を見ると、ブラック企業は本当に恐ろしいと思う。 人を人として扱わない。 印象に残った章 第3章 ブラック企業のパターンと見分け方 パターン1 月収を誇張する裏ワザ パターン2 「正社員」という偽装 パターン3 入社後も続くシューカツ パターン4 戦略的パワハラ パターン5 残業代を払わない パターン6 異常な36協定と長時間労働 パターン7 辞めさせない パターン8 職場崩壊 第5章 ブラック企業から身を守る ・「戦略的思考」をせよ! ・鬱病になるまえに、五つの思考・行動を  1自分が悪いと思わない  2会社のいうことは疑ってかかれ  3簡単に諦めない  4「労働法」を活用せよ  5専門家を活用せよ ・争う方法 ・「選別」への対応 ・「使い捨て」への対応 ・逃げ続けてもブラック企業はなくならない

    14
    投稿日: 2022.10.01
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    2021.27 ・専門家にも使用者側、労働者側といった立場に立つ人がいる。 労働者側:労働弁護団所属の弁護士、個人加盟ユニオン、労基等 ・固定残業代と呼ばれる残業代を基本給に含めて月収を誇張する裏技がある ・ブラック企業と戦うには簡単に諦めない、労働法を活用する ・戦う方法は、個人的に交渉する、行政を交えて交渉、労働組合に加入して交渉、裁判

    1
    投稿日: 2021.10.05
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    いまや社会にすっかり定着した言葉「ブラック企業」。問題の代表的な論客である今野晴貴が執筆し、「第13回大佛次郎論壇賞」を受賞するなど高い評価を受けたのが本書。わたし自身も「ブラック企業」ではないかと疑われる会社に勤務していたことがあり(15日間で休みが1日しかないときがあった、むろんすぐに辞めた)、かねてからこの問題については関心があったので読んでみた。本書を開くと、報道などである程度事例については知っていたが、のっけから目を覆いたくなるような酷い事例のオン・パレード。そこで働いていた従業員の心情たるや、と暗澹とした気持にさせられてしまう。誰もが名を知るような有名企業ですら法令違反のブラック労働が横行し、「ブラック士業」と呼ばれる専門家までグルになっていることがある、と聞かされた日には、いったいどうしたら良いのかわからない。この世に救いはないのではないかとの想いすら浮かんでくる。「働き方改革」が叫ばれるようになった昨今では、執筆当時よりは多少状況が改善していると信じたいが、それでもいまだに大企業でも労働問題が報じられており(今年の「ブラック企業大賞」は三菱電機が受賞)、もはや問題解決は不可能であるような気もするが、だからこそ著者のような人たちの活動は貴重であり、ブラック企業の実態を明らかにした本書にも意義深いものがある。

    3
    投稿日: 2019.12.30
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    ブラック企業が持つ本当の怖さを知りました。 本書の中にはブラック企業で起こった実例がいくつか挙げられていますが、どれもフィクションではないかと思うほど恐ろしいものでした。 人格を壊されかねないブラック企業という存在は身近な殺人鬼であると私は考えました。 この殺人鬼から逃れる方法は企業選びを慎重に行うことが最もベターなため、 ぜひ就職活動や転職をしている(しようと思っている)方々に読んでもらいたいです。

    8
    投稿日: 2019.10.07
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    p164・ブラック企業に入った場合はすべり台社会ではなく落とし穴社会、ロシアンルーレット社会といったほうがしっくりくる。 ・ブラック企業の明確な定義はない。 ・この著者、若いのにしっかりした文章を書く。 ・ファーストリテイリング恐るべし。

    0
    投稿日: 2019.09.23
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    さすがに実務で相談を受けているだけあって、内容がリアル。社会の実情を表しているとは思う。ただ、解決策はやはり難しい。今その手法で利益を支えている企業が多くあるし、それによる社会の形に落ち着いてしまっているから。ペルソナ5もやっていて、なんか読んでて胸にキた。

    0
    投稿日: 2019.08.22
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    著者は企業の事が何も解ってない様に思える。 派遣企業の例だけ聞いてそれを全てと思っていないか。 客観性に欠ける著書、オススメしない。

    0
    投稿日: 2019.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ☆長時間労働、低賃金、辞めようとすると損害賠償などで脅す。 (著書)ブラック企業、ブラック企業2、ブラック企業ビジネス、生活保護 ちくま新書、『ブラックバイト』 大内と共著

    0
    投稿日: 2018.11.19
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    「ブラック企業」という言葉は、この本から定着した。 「ブラック企業」は他人ごとではない。ブラック企業は貴重な人材を浪費し、そのコストを日本社会の押し付けることで成長している。

    0
    投稿日: 2018.11.08
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    若者を喰らうブラック企業。多量の新卒を採用するが、多くの若者が離職していく。その実態を明らかにする。特定の企業がブラックなのではなく、日本型雇用制度そのものにブラック企業化する仕組みが内在している。若者の意識論ではなく社会問題としてブラック企業に取り組まないといつしか日本は食い漁られてしまうと警鐘を鳴らす。しかし政府・財界は今以上にブラック企業化を進めたいらしい。

    1
    投稿日: 2018.10.11
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    2013年大佛次郎論壇賞を受賞.ブラック企業に対処するには戦略的思考が必要と指摘. 一つの会社で仕事だけしているとその会社のルールなるカルチャーしか見れないので,自身の働き方が異常かどうかはわかりづらい.やはり様々な人と交流し多様な価値観を持っていることが大事.それが最終的に自分を守ることになる.

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    今不景気の日本で跳梁跋扈しているブラック企業について書いた一冊。 単にブラック企業の社員を食い物にする体質だけではなく、そういう企業に入った際の対策も書いてあり、非常に実践的だった。

    0
    投稿日: 2018.06.07
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    こんなひでー企業があるのかと驚き、今の会社に感謝した。 と同時に被害者の意見に偏った構成で客観性に乏しい感じもあった。 ブラック企業の側とコミュニケーションを取るのは難しいのかもしれないが、そういうのがあると良かったかなと思う。

    0
    投稿日: 2018.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もはや市民権を得ている「ブラック企業」という言葉。その企業の実態を事例とともに紹介したうえで、原因や対策にも言及している良書。新書にありがちな事例紹介や著者の思いだけにとどまらず、客観的な分析と俯瞰的な対策についても述べられている。 フリーターやニートは若者の問題とされがちだが、本書を読めば、決して若者だけの責任だけではなく、企業や社会にも原因があることがうかがえる。特に私が共感したのは、今の若者の就職活動の問題点である。就職活動はネットによるエントリー方式であるため、若者の多くは(大学生の大半は)気軽に企業に応募できる。そのため、若者は多くの企業にエントリーし、そして面接を受ける。その活動を通じて、どうしたら企業に受け入れられていくのか、「自己分析」という名の「自己変革」がもたらされる。その結果、企業に献身的に働くことを誓う、企業にとって都合の良い人材へと変革する。こうした人材は、たとえ就職先の企業から無理難題を押し付けられても、それを疑問に感じない。もはや感覚が麻痺しており、気が付けばうつ病を発病するなど、心身ともに深刻な打撃を受けている。さらに、「そう簡単に他の就職先が見つからない」という思い込みが、若者を視野狭窄に陥らせ、ひたすら今の職場で耐えるという選択に結び付いてしまう。 私は、こうした要因分析について非常によく共感できた。実際、本書においても、就職活動の経過とともに学生のワークライフバランスや離職率へのこだわりが低下傾向にあることがデータでもって示されている。 本書にも触れられているように、若者の離職率や失業率の増加はわが国の社会保障問題にも直結する。企業への厳罰化や若者の職業意識の改革など、早急に手を打つ必要があるだろう。

    2
    投稿日: 2018.01.14
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    賛否両論、実に物議を醸し出す一冊だな。 ブラック企業。 本書では、ブラック企業について論じられる時、若者の甘えと断じられるが、それは間違いだと述べられている。 否定できない側面があることは確かだが、果たしてどうだろう。甘えとしか思えない側面が半々という印象だ。 某アパレル会社での研修で、使い終わった洗面所を拭かされたり、歩く時に背筋を伸ばすことを強要されたり、まるで軍隊だと離職の理由を語る若者の経験談があったが、こいつ阿呆かとしか思えない。 面談と称して何時間も軟禁され罵倒を受けたり、睡眠時間数時間の日々が何日も続き時給数百円という労務環境はブラックと言えるだろう。 ただ、権利という大義名分を掲げているだけではという印象は拭えない。 業界によっては、徹夜連勤が当たり前のところもあるのは事実で、客商売なら連勤休日出社、サービス残業、身銭を切っての営業なんて当たり前だ。 決して、上記を是認するわけではないが、休みは欲しい、自分の時間は欲しい、意味が分からないとしたくない、休みの日まで勉強したくない、そんな風にしか聞こえない。 地方から出てきて、最初の契約と違うなど分からなかったなど。昭和初期の移民ならまだしも、これだけ情報化社会でネットでいくらでも調べられるのに、自らの情報収集の欠落をこんなはずじゃなかったと言い訳にしか聞こえない。 常時大量募集をかけていれば、それだけ常時人不足と離職率が高いのは容易に想像がつきそうなものだが。 グローバル人材募集の理念に惹かれて?そう書かれていたのに?うーん... 新卒を大量に仕入れ、不良在庫は切り捨て、使い潰すということが書かれていたが、年功序列の終身雇用神話が崩壊した現代日本では至極当然な気もする。 そうならないためには?という発想が垣間見れない。外資なんかじゃ、利益を生み出さないものは当然のように捨てられるが。 介護医療の世界でも、安く、一生懸命な労働力として東南アジアから続々入ってきているし、新卒は何も分からないから手取り足取り教えてね、でも権利だから休みも給料も保証してねなんてのは如何なものか。 と、ここまでが前半の印象。 後半からはブラック企業は駆逐されるべきだと断言できよう。 前半ではやや批判的なことを言ってしまったが、決してブラック企業を擁護するつもりもないし、被害者を十把一からげに断罪する気も毛頭ない。 ブラック企業の成立つ背景には、日本特有の文化、社会構造にある。果たして、駆逐することは可能なのだろうか。 就職活動から洗脳の連続だ。 行政や法整備にも問題は大有りだ。 法整備も遅々として進まず、時代の流れからあまりにも乖離し過ぎている感は否めない。 ブラック企業も新卒たちを病へ追込みむことで、その際に発生する各種保険などが、自分達の税金や社会保険で賄われていることをなんとも思わないのだろうか。 未来は政治家たちの老後ではない。 どこかで聞いた台詞が頭を過る。 この国を支え担ってゆくのは、年寄りではなく若者だ。 より良き未来になることを切に願う。 最近起きた電通社員の過労による自殺の結果、命の値段に50万円という金額が付いたことに遣る瀬無さを覚えた。

    1
    投稿日: 2017.11.30
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    NPO代表ということで、明らかに社員視点、社員を支援する視点で綴られていた。 実名こそないものの、あの有名なアパレル系メーカーも登場しており、急成長することとは、様々なところで歪みが生じるのだなと感じ入りました。 これは、企業側だけの問題というよりも、きっと社会問題なのでしょう。 急成長したい企業側の考えと、労働と余暇のワークライフバランスを重視したい社員側の利害のコンフリクト。 もっと言い換えると、世代間対立か…。 でもIT系企業の経営者は若い方かもしれないので、モチベーション間のコンフリクトか。 今の時代は、企業情報はそれなりにとれると思うので、選んだ責任というもあるのかなと感じました。

    0
    投稿日: 2017.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書に書かれていることは誇張でもなんでもない。つまり、そこにある事実として、就活中、転職活動中やその希望者は読んでおいた方がいい。特に、本当は高卒ないし専門学校卒の就活者が読むべきだろうが…。また、安いことを標榜する、売りにする外食産業、アパレル、運輸業者その他の業者を利用するユーザーは、間接的にこのブラック企業のやりように加功している認識を持った方がいいように思う。

    0
    投稿日: 2017.01.21
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    今の日本では「これ以上は働けない」 と自分からいえる人だけが 生き残れるみたいだ。 社員を使い潰す以外に 能のない企業などさっさと 退場させなきゃね……。(ツイッターより)

    0
    投稿日: 2016.11.14
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    労働者をコストとみるか投資と考えるか、「コストと考え経費削減はまず人件費」という発想が前面に出すぎている。結局若者に皺寄せ。ブラックとわかっていても働かざるを得ない現実。胸が痛む!

    0
    投稿日: 2016.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の勤めていた会社がやっと倒産手続きに入ったとのことで振り返って感想と愚痴を(笑) もう少し早くこの本に出会えていたらもっといい解決ができたのかな。 読み終えた時点ではあまり役に立たなかったが参考になった。 私の勤めていた会社は賃金が○年未払いな上に過労死ラインを超えるサービス残業を平気で強制するところだった。 労基の是正勧告も悉く無視。 今冷静になって考えると心筋梗塞などを発症するリスクがぐんと上がるし怖いことしていたと思う。 私は見なし倒産の申請が通り立替制度を使うことができたけど、退職のタイミングで適用されなかった人もいる。 社長が頑なに倒産を拒むし、残った社員も従順に仕事をこなしていたようで、長引いてしまった。 半年という期間は短すぎるのでもう少し長くするか何か対策が欲しいなと思う。 早い段階で協力者を募り、労働組合に加入するなり弁護士に相談するなりしていれば情況は変わっていたのかなと激しく後悔。 今後はこんなことがないように何かあれば早めに考え、動けるようにしたい。

    1
    投稿日: 2016.05.12
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    再読 いろいろなタイプのブラック企業がある 大切なことは自分の能力を高め精神を鍛え立ち向かうこと

    0
    投稿日: 2016.03.21
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    02.10.2016 読了 働き方とか自分の身の振り方とかを再度振り返った。 理不尽さとか非効率さとかが企業として、社会としての成長を阻んでいるのかな。 自分の職場を振り返っても、悪しき習慣とか前年踏襲はザラにあるし、価値観を変えなきゃね。

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    果てしなく残念な一冊。文春新書でまともな本にあたったことは今だかつて一度もないな…。 本の中で紹介されている「ブラック企業」の実態は現実であるし、それが社会問題になっているのも事実だが、企業あるいは社会人としてあまりにも当たり前のこと(たとえば「非稼働はコスト」だったり、「話している人の方に椅子を向ける」だったり)を、鬼の首でも取ったかのように「ブラック」扱いしていて、議論全体のレベルが低い。事実誤認(たとえば「IT業界で35歳が定年と言われているのは、単純なマニュアル仕事を体力の続く限りやらせるから」とか、「中小企業は労働条件が悪い」など)も目立つし、著者が「対策」として推奨する「戦略的思考」とやらはあまりにも幼稚で現実的でないばかりか、鬱病発症の可能性を増大させる危険な方策だ。入社後に競争があることを取らまえて「ブラック」だと言われると、「この著者、ゆとり世代?」としか思えない。たぶん、就労経験も無いんだろうな、この略歴から察っするに。 使えない社員に対して退職を強要する手段が横行するのは、企業の問題というよりも会社都合解雇を容易にみとめない日本の法制度の問題だし、新卒採用で(に限らず、40代、50代でも)退職に追い込まれると再就職が難しく、どんなに労働条件が過酷でも今の会社にすがり付かなければならないのも、新卒偏向採用という社会的習慣の問題だ。本来ならば流動性が求められるはずの労働市場と、従来の日本的な長期雇用の狭間に生まれたのが「ブラック企業」という妖怪であり、これを退治するためには、日本社会として様々な側面から同時多発的に労働力の流動性を高める政策を取る他はない。著者は何だかんだ言って「楽して長期雇用」の道を模索しているので、いろいろな箇所で議論が破綻している。

    0
    投稿日: 2015.12.29
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    ブラック企業。。。昨年から凄く流行っている言葉ですが、この本を読むと、企業側の仕組みが凄く理解できます。。こんなことをしていては、日本という国の若い世代が全部、病んでいってしまうと感じます。。  しかしその根幹の原因は長きにわたって続いたデフレに問題があるとも感じますね。

    0
    投稿日: 2015.11.02
  • 若者そして私たちから搾取した利益でグローバルに羽ばたくブラック企業

    ブラック企業の実態を具体例とともに紹介し、跋扈する背景について論じている。 新興企業に多い印象だが、グローバル企業にもブラック企業は存在する。 日本型雇用の労使関係では雇用保障と命令権はセットで与えられる。ブラック企業は近年のその変化につけこみ、命令権のみを行使して徹底的に従属させ、労働力を搾取した上で意図的に鬱病に陥れて捨てる。ムチをハラスメントに持ち換えた奴隷制である。 当のブラック企業は本来負担すべき辞めた若者の治療費、社会保障費などのコストは全て社会に押しつけている。 著者はブラック企業を社会問題として捉え新しい「労使関係」の制度を構築することが重要としている。

    0
    投稿日: 2015.08.22
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    「ブラック企業」というワードを世間に広めた本の一冊。急成長した新興企業・グローバル企業に潜む過酷な職場環境と新入社員への洗脳。ロースクールの乱立による弁護士過剰市場における悪徳弁護士、そして社会保険労務士、キャリア・カウンセラー、そして大学におけるキャリア教育の光と影などが、鮮明に描かれている。とはいえ、「ブラック企業」の定義は曖昧で、定義づけまではされていない。

    0
    投稿日: 2015.08.08
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    本書で紹介されている事例はおそらく世間を騒がせた、かなり大きな企業の事例であろう。かつてブラック企業に籍をおいていた私ですら思わず眉をひそめてしまうほど非道な実態と、それに対する著者の静かなる怒りを感じた。 また、就労に起因する精神疾患の治療費が、労災保険からではなく、健康保険や国民健康保険から支払われているケースが多いことなどを挙げ、ブラック企業が日本経済にタダ乗りしていると断じている。自分が籍を置いているときは、そんなことを考える余裕すらなかったが、もっともである。旧来の日本型雇用の悪用こそが、ブラック企業であるとの指摘もあり、まさにタイトルのとおり『日本を食いつぶす妖怪』。 本書を読んで、安心して、一生懸命になって働けるということが、本当に有難く、そして難しい世の中になったと感じた。

    0
    投稿日: 2015.07.04
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    ブラック企業の実態、ブラック企業が生まれてくる社会構造を丹念に論考しており、非常にわかり易かった。 ブラック企業とは単にきつい職場くらいの認識であったが、もっと悪質で確信犯的な行為を行っているところも多々あるようだ。 大量採用して、使える人材を選別し、不要な人材は解雇ではなく自主退職に意図的に追い込んでいくという手法は倫理的に全くいただけない。それがひいては日本全体の不利益に繋がるのだ。 ブラック企業という言葉を、著者が言うように簡単に定義はできないが、不健全な労使関係にあることは間違いがない。その処方箋は社会のあり方を変えることと、労働者自身もその対応方法を学んでいくことである。悪質な労使関係を許してはならない。 ブラック企業も彼らなりの「合理的な」行動なのだろうけど、これからのグローバリゼーションでブラック企業は更に増えるんだろうなぁ。

    0
    投稿日: 2015.01.16
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    ブラック起業出現の原因、成長までの過程、対策とブラック企業が日本の市場にもたらす損失などについて分かりやすく書かれていた。 特に、損失の面については若者の労働人口の減少、治療による医療費の増加、出産率の低下などは個人として特に懸念する内容だった。 作者のあとがきにも書かれていたが、これは他人事ではなく日本国全体にも関係のある内容であると受け止めることが重要である。

    1
    投稿日: 2014.12.09
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    なにをブラック企業とするかは難しいところだけど、少なくとも本書で紹介されているようなところは許しがたい。 極端な話だけど、労働者に労働の喜びを与えられないような企業など全部つぶれてしまえ、と叫びたくなる。 対処として、被害にあっている個人に何か求めるのは酷だと思うんだよね。 だから社会でなんとかしないといけない。 第一歩として、ブラック企業の商品は買わないとか、そんな小さな行動はとったっていいんじゃないかな。 でも何より効果的なのが景気回復。 某牛丼屋の深刻な人手不足からもわかるように、景気が回復して「代わり」がいなくなれば、ブラック企業は淘汰されるはず。 その点で、アベノミクスの成功を心から祈っている。

    0
    投稿日: 2014.12.07
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    違法な労働条件で若者を働かせ、人格が崩壊するまで使いつぶす「ブラック企業」。人を人として扱わない会社に腹が立ちます。ブラック企業に就職してしまったら・・・対策も書いてあるので読んでおくべき1冊です。

    0
    投稿日: 2014.11.04
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    帯文:”ブラック企業は日本の病だ!” ”1500件の労働相談が示す驚愕の事実” 目次:はじめに、【第I部 個人的被害としてのブラック企業】、第1章 ブラック企業の実態、第2章 若者を死に至らしめるブラック企業、第3章 ブラック企業のパターンと見分け方、第4章 ブラック企業の辞めさせる「技術」、第5章 ブラック企業から身を守る、【第II部 社会問題としてのブラック企業】、第6章 ブラック企業が日本を食い潰す、…他

    0
    投稿日: 2014.10.14
  • 感情的になってしまう

    経営学でまず経営に必要な要素として、「ヒト、モノ、カネ」(最近は、情報も加えて4つらしいですが)と教わります。 それとともに企業の目的は「利潤極大化」にあるとも、学びます(この定義は最近は古典的定義らしいです)。 経営に必須な要素のうちの「ヒト」をないがしろにして、「利潤極大化」だけを目指す企業がブラック企業といえるで しょう。 創業者が存命で、急速に事業を拡大かつ利益を計上しなければならない会社が、ブラック企業となる可能性が高いよ うに感じました。特に、オレのやり方が全てだとか最高の考え方と思っているような経営者は怪しい。 この本を読むと、ワタミグループでは食事をしようと思わないし、まして渡邉美樹を国会議員なんかにしてならないと思 ってしまう。ついつい主観的に読んでしまい、こんなことが許されていいものかと力んでしまいます。かといって、何か 行動するわけではないんだけど。

    2
    投稿日: 2014.09.23
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    読みやすい。実例が怖い。大手衣料品X社って、○○クロ?? 自分にしろ家族にしろ、もしこういう会社に入ってしまったら、うつ病など悲惨な状態になる前に「冷静に」手を打たないとだめだ。 相談しに行く場所も重要。会社の労働組合は会社の味方だから基本あてにならないみたい。 個別加入ユニオンに相談するのがベストだが、方針や得意分野がまちまちなのでまずはNPOなどに相談するのがよい。 役所の相談窓口も個々の能力に差があり、争った場合の解決水準が低い。 組織的な圧力の数々…読んでて本当に怖かった。 たとえば、募集広告に出した給料は残業80時間(!)を含んだ額だったとか、正社員募集とあったのに契約社員だったとか色々。 就職して何かおかしいなと思ったらこういう本を読むべきだと思った。

    0
    投稿日: 2014.09.08
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    大佛次郎論壇賞を獲ったことで本書を見直した。湯浅誠が2008年「反貧困」で同賞を獲った時と、2013年に同賞を獲った今日ではギアが数段上がっていると著者は考えているのかもしれない。もはや徐々に社会から排除される「すべり台社会」ではない、一度ブラック企業に入ってしまったらその時点でアウト「落とし穴社会」になってしまったと著者は云う。 いろんなブラック企業が出てくる。ワタミやSHOP99、ウェザーニュース。しかしもっとも印象的なのは、訴訟に持ち込まれていないためにX社という言い方でしか紹介されていない(私はあえて言う)ユニクロの実態である。 私は小さな建設会社でブラック企業的な扱いを受けたことがある。そこでは労基法違反が十数例平気で罷り通っている最低の職場だった。これは親方的な感覚の社長が、自らの小さな財産を守るために行う無知我儘な振舞いだった。よく考えると、売り手市場の労働環境を背景に、入ってからも選抜を繰り返すやり方は、まさに現代のブラック企業の小型版とでも言うべきものだった。私はさっさと辞めたけど、数社を渡り歩いてここを辞めたら将来が無いと悲観していた青年はどうなったのだろうか。鬱を発症したら、それこそ落とし穴に嵌ってしまうだろうに。 ユニクロはなかなかずる賢く対処している。本人が心の病気で優しくも(訴えらるのではなく)退職しようとすると、いったん休職させて治ってから辞めさせているのである。これで「労働災害」としてのリスクはなくなる。その他よほど優秀な社労士がいるのか、ユニクロは未だ裁判に持ち込まれていない。 この本には様々な対抗方法が記されているが、最も大切なのは、ブラック企業がいかに国益を害するのかを指摘している処だろうと思う。「ブラック企業の成長それ自体が、日本の医療費等の直接的な、あるいは労使関係の信頼という間接的な財産を食いつぶして成立しており、実質的な意味では「一時的な成長」だということも出来ない。」(177p) 著者は根本的な社会的対策を提言する。労働時間規制、過労死防止基本法、非正規雇用規制、失業対策。しかし実情は反対方向に向かっているのは、ご存じの通り。残業ゼロ法案、非正規雇用拡大、職業訓練の縮小等々である。対策としては、労組やNPOに相談、加入して労使関係の再生に取り組もうと呼びかけている。また、中学・高校での労働法教育の充実をあげている。大賛成である。というか、「ブラック企業」という言葉のみが一人歩きするのだはなく、多くの労働者がそこに気がついて欲しいと思う。 2014年6月19日読了

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    投稿日: 2014.06.20
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    まったく笑えない。不快でしかない。この本のことではなく、現実が。 この本に書かれてることに共感できることが、もう終わってるな、と感じた。大学生だけでなくすべての就活生が読んでおくべきだ

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    投稿日: 2014.06.01
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    雇用の場で今どんなことが起こっているのか、ブラック企業にはどんな問題があるのかをコンパクトにまとめた一冊。 ブラック企業が個人に与える影響・社会に与える影響・個人的社会的にすべき対応が説明される。 ただ、被害者用と啓発用では言葉を変えなければ伝わらないから、一冊でどちらもやろうとすると半端になってしまう。 そこがちょっと残念だけど、入門によい読みやすさだった。 ブラック企業の悪だけでなく、企業をそそのかす悪徳士業や、せっせとブラックが住みやすい環境を整えてきた日本の制度についても語られる。 だから副題の「モンスター」はふさわしくない。 ブラック企業はどこからともなく現れた化け物ではなく、日本社会が生み出した産物なのだから。 新卒を採用して定年まで使い続ける(その代わり無理な要求もする)日本型雇用。 学年があがるように昇給していく安定のシステムが崩壊したにもかかわらず、突然の異動やサービス残業などは変わらない。 ブラック企業は日本型のおいしいところだけをとって、新卒を大量採用し使いつぶしていく。 自社の負担がかからない辞職に追い込むから、退職者にかかるコストは社会に押し付けられる。 つぶされた人の医療費や働けなくなった人の生活保護費も社会に押し付けられる。 そもそも若い人を使いつぶすのは社会的な損失。 など、社会的デメリットの部分は、理解できるけれど、ひどい話をするときに「損失」を数えなければ説得できない社会は嫌だなあと思う。 それと、「一度しかない大事な新卒」を食いつぶされる不利益が何度も書かれるけれど、処女信仰みたいな気色悪い「新卒の価値」自体をもっと問うた方がいいんじゃないか。 直前に読んだ『民主政治読本』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4915340821を思い浮かべながら読んだ。 真面目な人が染まってしまうブラック企業の働き方は尾崎行雄のいうところの「封建的な忠義」だなとか。 批判的精神を持って考えろという基本路線は民主政治読本と通じるものがある。 だけどあちらが理想へ向かって進もうとするのに対し、こちらは奈落に落ちないための心得が書いてあるから、大事な話だけど消耗する。希望がもっとほしい。 ブラック企業の研修や、(おそろしいことに)大学の就活セミナーでの「自己分析」の様子は、旧東側の「自己批判」にそっくりだ。 よくするためにどこをどうすればいいのか考えるのではなく、「正しい答えに至らない自分はクズです」と言わせるための振り返り作業。 こういうのって思想は関係ないんだな。 資本主義だろうが共産主義だろうが、批判を許さない思考停止は、同じように社会をゆがませる。 都知事選のときに田母神俊雄が軍事関連で「コストは他国に押し付ければいい、アメリカだってそうしてる」という趣旨の発言をしていたのを思い出した。 本音がそうでも建前としてそれは言っちゃいけないだろうと驚いたけど、あれはブラックの発想だったかと妙に納得した。 押し付けられている側としてすべきことは、押し付けられた荷物を自分より弱いやつに押し付けることではなく、押し付けられたものを受け取らずに突き返すことのはずだ。

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    投稿日: 2014.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今から8年程前の事だったと思いますが、女性5人と私を含めた男性5人で合コンしました。 場所は、新宿。名前は忘れましたがそれなりにおしゃれなお店だったと思います。 5対5でしたので長めのテーブルに着席し、対面にお年頃の女性を迎え、とても緊張しながら食事をしたことを今でもよく覚えています。 さて、その女性たちの奥のソファー・テーブルに50代と思しき男性が一人、その向かいに若い男性1人と若い女性2人が着席していました。 その50代の男性が大変な勢いで向かいに着席している若い3人に怒声を浴びせ続けていました。 今にして思えば彼は私の中でのブラック企業経営陣のイメージと重なります。 公共の場所であるにも関わらず、周りの迷惑も顧みず、いい大人が3人の若者を支配しながら悦に入っている変態具合を目の当たりにしその時は「たんなる変態のおっさん。」としか思いませんでしたが、それこそ、ハルスメントだったのではないかと今となってみれば想像することも出来ます。 さて、さてその男性が本当にブラック企業経営陣であり、その行為がパワーハラスメントだったとすると、そういう上司が多くのさばっているところがブラック企業と定義するのでしょうか。ブラック企業の定義は何でしょうか。どんな条件が整えばブラック企業といえるかという問題です。 ハラスメントが横行している企業か、あるいは、無理難題な業務スケジュールを押し付け、残業代不払いで長時間労働を強いる企業をいうのか。 従業員として採用しながら、企業側からしてみて、立場的に無理が言える都合のいい客とでもみなして、社員である彼ら本人や友人・親・親戚をも巻き込んで不合理で強引な理由で商品を買わせる企業を言うのでしょうか。 明確な線引は難しいようです。ただ間違いなく言えるのは個人差はあるにせよ、社員にとって精神的、心理的に過度な負担を平然と強引に受容させる劣悪な労働環境を内包した企業であると言えそうです。 本には酷い事例が多く紹介されており、怒りなくしては読めない部分も多く、どうにも腹が立ってきてしまって読み進めるのに苦労しました。 もちろん、果たして本で紹介されている事例をそのまま鵜呑みにしてしまうこともないよう慎重になる必要はありそうですが・・・。 ところで、何故ブラック企業と言われる企業が世の中に出てくるようになってしまったかに考えを巡らすことはまた大切です。病気の原因がわかるのであれば、その環境を作らないように、その健康管理できる可能性があるからです。 ブラック企業台頭の背景には以下の問題が関係してくると私は見ています。 ・グローバリゼーション ・景気 ・教育問題 ・日本型雇用の崩壊 ・インターネットを主としたテクノジー革命 ・(物事を深く考えないように誘導されている単純化された)政治 ・少子化 ・資本主義という考え方 どの部分がどう関係しているのか詳細についてはまた別の機会とさせていただきたいところですが、ブラック企業は現れるべくして現れたビジネス形態だと言ってよいでしょう。 さて、本の酷い事例が実話だとすると、それはいわゆる「ヤリ捨て」と同じだと見ることができます。 まだ、恋愛をよく知らない女性を悪い男がたぶらかして、肉体関係に持ち込み、用済みになったら捨てる。という意味です。 最初の恋愛でそういう男を引いてしまうと心に傷を負うことでしょう。 本に紹介されている、大量の新卒採用とそして使い捨てが本当であったとするならば、その企業がやっている事は「ヤリ捨て」と同じです。 そんな都合が良すぎる雇用を続けていてその企業はこの先も存続していけると思っているのでしょうか。「おめでたい話だ。」と喝破したいところですが、財力がある企業であれば悔しいところですがあながち存続可能なのかもしれません。 出版当時、2012年11月の日経平均は9000円弱でした。一方で現在2015年7月の日経平均は20000円強です。株価のみで考えると倍となっていて、景気を比較するならば遥かに良いと言えそうです。 しかし、上でブラック企業台頭の要素ではないか。と、私が考えたものの多くは問題に対する決定的な対処方法はありません。また、一方でブラックなのは企業だけではなく、社員の方にもあるのではないか。と言う考え方に基づくブラック社員などという語彙も生まれているようです。 雇用・労働・経済に関わるこれらの問題を今後も注意深くウォッチしていく必要がありそうです。

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    投稿日: 2014.05.14
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    ブラック企業大賞って賞があるんですね・・・。あの有名な会社も入ってる。ブラック企業就職偏差値ランキングってのもある。どうなってんだ!?日本は・・・。

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    投稿日: 2014.05.06
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    前半はありきたりな内容。実例と労働法的視点からの検討。 後半はブラック企業の社会に与える影響という視点からの考察。新鮮で勉強になりました! ただ、著者の基本的思想が格差の否定にあるようで、そこから導き出された短絡的結論はいかがなものかと(^^;;

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    投稿日: 2014.04.27
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    ブラック企業の事例やパターン、対処法等について書かれた本。 肝心な対処法については全体の一割ほどしかページを割かれておらず、就活生の目線からどう見分ければ良いのかが掴みきれなかった。 (パターンに注目して探りを入れれば良いという事?) さらに「ブラック企業をなくす社会的な戦略」として ①個々人が労働組合・NPOに加入 ②労働法教育の普及。 等、浅い提案で終わった点も残念。入社後の対策として ①労働弁護士への相談 ②個人加盟の企業外部ユニオンへ相談。 などの示唆があった事は収穫だったがわざわざ本書を買って得る情報か疑問が残る

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    投稿日: 2014.04.18
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    ≪目次≫ 第1部  個人的被害としてのブラック企業  第1章  ブラック企業の実態  第2章  若者を死に至らしめるブラック企業  第3章  ブラック企業のパターンと見分け方  第4章  ブラっ企業の辞めさせる「技術」  第5章  ブラック企業から身を守る 第2部  社会問題としてのブラック企業    第6章  ブラック企業が日本を食い潰す  第7章  日本型雇用が生み出したブラック企業の構造  第8章  ブラック企業への社会的対策 ≪内容≫ かなり分かりやすく書かれている。第1部の内容は、ある程度知っていたが、第2部の分析がわかりやすい。しかし、その対策は現在の日本では簡単に進むと思われないが、これをやって行かないと、将来の日本は後進国化すると考えられる。

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    投稿日: 2014.03.16
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    特に目新しい内容はなかった。霞が関で働いているキャリア組と言われてる中堅位までの人達は民間ブラック企業よりもきついと思うけれどあまり叩かれないね。自分と世代の近い著者は一般企業での実務経験がない又は浅いのではないかと思う内容の持論が多かった。ハローワークで働いた経験のある人が書いた方がもっと凄い内容が出て幅広い世代に読まれそうだけど。

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    投稿日: 2014.02.16
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    ブラック企業とはどういう企業か? それは、若者を食いつぶし、使いものにならない廃人になるまで使い倒して社会に放り出す、社会悪。 ひたすら会社の利益を追求し、かかる費用は公費に押し付ける、社会保障の敵とも言える企業のことだった。

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    投稿日: 2014.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現状認識は確かに合ってるような気がするけど、それに対して提案している解決策は理想論っぽくてぱっとしない。

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    投稿日: 2014.02.04
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    言わんとすることは評価するけれど、本の中身は繰り返しが多く、後半はかなりすっとばしたし、読むのが辛かった。

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    投稿日: 2014.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りた本。 この本では、主に新卒の新入社員を大量に雇用しておいて、使えない(会社にとって都合の悪い)社員をやめるように追い込んでいく手口が書かれてあった。 最近では、新入社員の何割かが入社から半年以内に辞めてしまうという話を聞くと、みんな我慢が足りないのかなと思っていたけど、こういうブラックな企業が大量に採用して、大量に退社へ追い込むから、そういう数字になっちゃうのかなと思った。

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    投稿日: 2013.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何となく感じていたブラック企業に対することが、明言化されていて、すっきりした。 就職氷河期をリアルに感じていた世代なので、本当に納得しながら読めた。

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    投稿日: 2013.12.16
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    終身雇用制に伴い,良好な労使関係を築いてきた日本型雇用だが,グローバル化の流れの中で,その形態も崩れつつある。日本型雇用の副産物である「家族型経営・サービス残業」といった言葉も,その実質的な形を変えつつある。企業側も生き残りに必死であり,ブラック企業=悪と一方的に決め付けることは難しい側面もあるのだが,教育現場においては,もしもの時の自分の身の守り方,ワークライフバランスの概念は,しっかりと身につけさせておきたい。「仕事に打ち込める社会人」を育てることと同時に,「たかが仕事,と良い意味で割り切れる社会人」としての良識も育てていくことが必要だ。キャリア教育の真価が問われる時代でもある。

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    投稿日: 2013.11.13
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    個人的な被害を強調するだけのようなブラック企業論ではなく、社会問題として捉えた本。若者がうつ病に罹患させてやめさせるような、人材育成の放棄の問題、病気にさせるような職場であるにもかかわらず労災をみとめず医療費を社会保険に払わす私たちの税金に負担を転嫁させている問題等々。 これまで若者が自己中心的で新卒3年で辞めると言われているが、社会構造の変化と対にして語られないと、本質を欠いていると指摘した内容。 この本をみると、ブラック企業が日本全体をますます狂わしていく方向に加速させること、そして、そもそもブラック企業が生み出されたのは、大企業の正社員(しかも男性)が稼ぎ、福祉の手当などを給与に含めることで成り立ってきた、「日本型雇用」に母胎があることなど、日本社会のあり方をかんがえさせられる内容だった。

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    投稿日: 2013.11.11
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    http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166608874 , http://www.npoposse.jp/

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    投稿日: 2013.11.06
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    ブラック企業というと、以前はフロントや、企業舎弟と思ってましたが、ここ最近はもっぱら若者を使い捨てするような労務管理をする企業を指して使われるようになりました。社会問題として捉えようという本書ですが、いろいろと考えさせられる、また、考える必要のある問題ですね。

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    投稿日: 2013.10.18
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    深刻な問題を真正面から切り込むとこの国って、やばいんじゃないかと素直に思える。そのやばい状態が常態化している。みんななんとなくは意識しているけど、声をあげない、声をあげても、制度にならない。

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    投稿日: 2013.09.02
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    ユニクロやワタミの悲惨な実態。自分がブラックじゃなくて良かったと正直に感じる反面、確かにブラック企業(と働くこと大好きまともに休もうとしない日本人)のせいで日本がだめになるという趣旨には同意。

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    投稿日: 2013.08.25
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    同じ内容を繰り返しすぎ。稚拙な文章に思えてしまい、読むのをやめた。時間の無駄だと感じた。ブラック企業については他の良書から学ぼうと思った。

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    投稿日: 2013.08.20
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    著者の今野晴貴はPOSSEの代表。これは、若者自身によって若者の労働問題を解決することを目指して設立されたNPO法人。NPOを立ち上げた後、1500件を超える労働、生活相談に関わってきたという。したがい、83年生まれの若さだが、経験によって養われた洞察力があり、ブラック企業が単なる労働問題に留まらず、社会問題であると断言している。 そもそも、日本型雇用は、長期雇用と年功賃金というと引き換えに、極めて強い人事権の行使を従業員に「合意」させる雇用形態である。ところが、現在の労働組合は、老舗大企業の正社員の日本型雇用を守る能力しか持たず、特に新規企業では日本型雇用の合意は崩され、それが大量の非正規雇用を生み出し、「非正規雇用という貧困状態への恐怖」が、若者を正社員への競争にかり立て、ブラック企業に吸収されていくと、著者は説明する。要は労使関係の変化がブラック企業発生の直接的な要因と断言する。これは、わかりやすい説明と思う。そして、政府や社会がブラック企業問題で遅れをとっているのは「若者の意識」の改善させれば解決する問題であると考えているためと指摘する。 そして、 ブラック企業を規制するのは、①従来の企業別組合だけに期待するのではなく、そのユニオンを外部構築し、外部から新しい交渉や取組を広げて行くこと②労働法教育を確立することを提言する。 結論を言うなら、本書は若者の立場も尊重しながら、ブラック企業問題を論じた良書である。 ただ、若干青臭さも感じた。これは本書の中で繰り返しが多いという文章の拙さから来るものと思う。しかし、一読の価値のある新書である。

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    投稿日: 2013.08.17
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    駄目。ほとんど賛同できません。 もうね、世の中甘くないんだよな。 会社のために死ねる人が欲しいよ。 嫌なら退職してください。 それか労働者の権利が尊重されるところで再就職しましょう。

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    投稿日: 2013.08.13
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    新卒採用の厳しさや、入社後のうつ病・休職について、改めて世知辛い世の中だなぁ…と。 もし今新卒の就職活動を控えていたとして、この本を読んでも実際社会に出てみなければ、会社というものに所属してみなければ、真摯に受け止め理解するのは難しい。 新卒採用や給与関係、職場ハラスメントに関しては決して自分の会社は所謂”ブラック企業”ではないとは思うけど、36協定あたりの残業時間に関してはグレーゾーンかもなぁ。 会社に合っていないんじゃないか、職種が合ってないんじゃないか、と自分を責めることが多かったけど、もしかしたらどこでも一緒なのかもって楽に思えた。EU事例の「退社から次の出社まで11時間休息を」なんてありえんかったし。やっぱ働きすぎてた、と思う。

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    投稿日: 2013.07.16
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    読みながら何度か涙を流しそうになった。最近話題のブラック企業についての新書。著者の今野晴貴さんは一橋大学博士課程在籍者。 本書ははじめにブラック企業の現状、実態を説明してゆく。その中身は新卒の大量採用とその後の選別による若者のカット。そしてその方法は長時間労働と精神的重圧に寄る鬱病の発症などの精神障害だ。 さらにブラック企業の社員を辞めさせる技術について語り、かつブラック企業から守る方法を挙げてゆく。 面白かったのは後半、どうしてブラック企業が生まれたのかという章だ。もともとの日本型雇用形態である終身雇用と年功序列、そしてこれらと表裏一体の強い命令権のうち、ブラック企業は命令権だけを残しながら社員の福祉を担う部分をカットしている。ブラック企業も雇用の歴史の中から生まれた存在だったのだ。 そして最後はブラック企業に対する対策が論じられる。 本書はこれから就活をする大学生に、さらには社会構造を知らない高校生にも、もちろん現在働いている若い世代皆にとって考えて欲しいテーマをわかりやすく解説した。優良書でした。 是非読んでみてください。

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    投稿日: 2013.07.12
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    日本型雇用のいいとこどりで、若者を使いつぶし、その負担を社会に押しつけ、海外逃亡する。若者は、戦略的思考を身につけよ。 悪代官みたいなわかりやすい悪者のイメージが、だんだんぼやけて、あっちもこっちも日本だったら普通にあって、別の本だと賛美されてることがここでは悪で、結局どうしたらいいのって感じ。

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    投稿日: 2013.07.12
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    とってもいい本だった。前半の実際に被害にあった方達の内容は読んでて胸が詰まるようだった。私も、日本の企業のほとんどがブラック企業であるか、そうなる可能性を含んでいるというのは賛成。社会問題として捉えなければならないと強く思う。最近の若者は仕事に関し甘い、我慢を知らない、権利ばかり主張するなどという人は、そのような意見がいかに的外れで、それこそ現状を理解していない甘い意見であるか、この本を読んで気づいて欲しい。労働者は権利を主張できないという慣習は日本に古くから根付いており、働くということは自己犠牲のうえに成り立って当たり前という意識が長年受け継がれているが、そのような考え方がそもそも異様だ。周りを見ても、正社員で企業に長年務めている人ほど労働法は守られなくて当たり前で、そんなものを守れと主張する方がわがままだと思っているふしが強いように思う。そんな社会は異常で不幸だ。そのような社会的下地があったためブラック企業に蔓延る隙を与えたと思う。学生はもちろん、その親や家族、それに最近の新卒採用社員より上の世代のサービス残業は当たり前だと思っている正社員など、などあらゆる人に読んで欲しい本だと思う。

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    投稿日: 2013.07.07
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    現場分析は面白かったけど、解決策となると少しステップを飛ばしすぎな印象。 日本型雇用環境の中での労使関係を悪用し、社会保障制度にもフリーライドすることで、自らのコストを極限まで減らすブラック企業。

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    投稿日: 2013.06.20
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    ブラック企業の実態と事例、対処法、弊害等を書いてある。 はじめの方はちょっと面白かったけど、正直あんま、おもんない。 日本の雇用制度のいいとこ取りをしながら、労働者を好き勝手に扱っているブラック企業。 はよ対処せねば日本の将来を担う若者がダメになり、不要な費用ばかりが嵩む事になる。

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    投稿日: 2013.06.10
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    現代日本における、最高のビジネス書だと思う。中高生などにも(将来日本で働く気があれば)、ぜひとも読んで欲しい。文科省推薦図書にしてもよいのではないか。 前半は、身の毛もよだつ、ブラック企業の事例が挙げられているが、多くの企業でこういうことが起きているのが現実。これを読めば、よほどのサイコパスでもない限り、「甘えるな」「努力が足りない」なんて言えなくなるだろう。 本文中で、「すべての日本企業はブラック企業になりうる」という記述があったが、私個人としても、日本企業の99.99%以上は、多かれ少なかれブラック企業だと思う。 ブラック企業とどのように戦っていくか? これからの日本をどうするべきか? 非常に考えさせられる。 日本語で書かれたビジネス書は、隙あらば、企業・経営者の味方をしようとして不快になることが多い。だがこの書籍は、徹底的に労働者の味方という立場を貫いているところも気持ちいい。 仕事のことで悩んでいる人は、ぜひとも読むべきである!

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    投稿日: 2013.06.10
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    五つほどの事例を交えて紹介をしている。中には本当にそれほどに?と目を疑ってしまうような事例もある。 そしておそらくそれらは働く側の方から見た一つの事実なのだろう。 大切なのは、それらの情報を鵜呑みにせず、自分の頭で考えることなのだろうと思った。 今や検索をかけようと企業名を入れると、予測変換で企業名 ブラック。と出てきてしまう状況。 こう言った概念を世に知らしめた本として、読んでおいて間違いはないと思う。

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    投稿日: 2013.06.03
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     この本は、ブラック企業はそこで働く若者だけの問題ではなく、日本社会全体の問題だと主張する。ブラック企業で心身ともに疲れ果ててしまった若者は、心の病に罹患したり、働く気力を失ってしまったりして、公的な扶助に依存せざるを得なくなる。それが日本の財政を圧迫することにもつながる。少子化が進む中で、貴重な労働力である若者を摩耗させるブラック企業の罪は重い。  ここまでブラック企業がはびこるようになった背景には、かつての日本型雇用システムの名残と労働規制の急激な緩和があった。日本の雇用の間隙をついたのがブラック企業だった。  若者だけではなく、この日本にすむすべての人にとって読む価値のある本だと思う。

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    投稿日: 2013.06.01
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    ブラック企業というものについて実例を交えて紹介しております。ブラック企業の問題は労使間の問題だけでなく社会保障政策との関連で負の外部性を惹起することに警鐘をならしています。CSR、コンプライアンス、コーポレートガバナンスの観点から企業の社会性を詳しく述べていればグッとしまる本になったと思います。この点は次に期待ですね。

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    投稿日: 2013.05.09
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    「ブラック企業」ということばを聞いて思い浮かぶのは「労働者に対して,劣悪な労働環境の下で違法な労働を強いるような企業」というものだろう。サービス残業を強いたり,わけのわからない先輩や上司がはびこっていたり,法律に反する行為が常態化していたりする企業である。本書では,若者の労働相談を受け付けるNPO法人を立ち上げて1500件を超える労働相談に乗ってきた著者が,ブラック企業の実態やブラック企業が社会にもたらす問題を論じている。 いわゆる「ブラック企業」に勤めてしまった労働者はさまざまな被害を会社から受けるわけだが,実際にはブラック企業が引き起こす問題は個人的なものにとどまらない。ブラック企業は社会全体に悪影響をもたらすと著者は主張する。ブラック企業とは社会問題なのである。例えば,ブラック企業が日本全体に与える悪影響の一つとして,ブラック企業が,企業に対する若者の信頼を失わせてしまった結果,健全な企業が若者を育成することのコストを増大させたという議論は説得力がある(経済学でいうレモン市場や「悪貨が良貨を駆逐する」の類の話だ)。得体のしれない「ブラック企業」の具体的な実態を例示しているだけでなく,ブラック企業が日本社会事態に与える悪影響を指摘している点で本書は評価できるだろう。 しかしながら,本書を読むとどうしてもぬぐえない次のような印象がある。それは,分析が表面的であり,あいまいな議論がなされているという印象だ(内容に同意できない点も多いがここではその点については述べない。意見に異論があるのは当然だろう)。大きくふたつの理由があるように思う。 一つ目は,本書で最も重要なはずの「ブラック企業」がきちんと定義されていないことである。実際にブラック企業=違法企業,反社会的企業などと言い切れないために,定義を与えるのが難しいことは想像がつく。しかし「ブラック企業に定義はない(180頁)」と言い切るのはやはりまずいだろう。本の中でその問題を論じる以上,少なくとも「現在のところブラック企業の共通した定義はないが,本書では××であると定義して話を進める」などと始めるべきだろう。議論の対象に明確な定義づけもなく「分析」などできるはずがない。 二つ目は,数字にかんしてあまりに無頓着だという点である。そのために印象論が展開しているようにしか読めない箇所が多い。たとえば,ブラック企業の事例のなかでも「同期の半数が一年で退職した」というような記述がみられるが,実際に数値を調査したのではなく,当事者が語る印象としての数字をそのまま書いているように感じられる。また,具体的な数値を示す代わりに「かなり」とか「多くの」とかの用語が多く用いられ,印象論が展開されている。たとえば「ブラック企業に就職する大卒の学生は、多額の奨学金(借金)を背負っている場合もかなりの割合に上る」(163頁)とあるが,これを読むだけでは本当なのかどうかまったく不明である。 このように「ブラック企業問題の分析」としてはかなりラフ過ぎるきらいがあるものの,ブラック企業について知りたいと考えているひとは,まずきっかけとして本書を読んでみるのも良いだろう。

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    投稿日: 2013.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旅先で読んだ朝日新聞にこれの著者のインタビューが載っていて、少し気になったので読む。 言いたいこともここで挙げられている「ブラック企業」に何らかの問題があるであろうことはわかるんだけれど、著者の言っている問題点と「ブラック企業」とされている企業から漂ってくる「不穏な感じ」はなんだかかみ合っていない気がした。 大手衣料販売業X社については、大石哲之氏のブログ「ユニクロがブラックな本当の理由。キャリアの分断にみるユニクロの真の闇 」の方が腑に落ちる解説をされていた。 どちらにしろ一言でいうと、従業員、経営、双方の期待値がズレてる、ってことか。

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    投稿日: 2013.05.06
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    ポッドキャストで、麻木久仁子と著者の対談 http://www.tbsradio.jp/asaken/2013/02/ を聴いて、それまでブラック企業という言葉に対して漠然と感じていたもの(たとえば3Kなど)とは違って、実はとんでもない企業の時代になっていたんだということを思い知らされ、購入した本でした。 ただ本の内容は、対談の内容がほとんどそのままで、取り立てて目新しいことはなし。ポッドキャストで聞いたことを再確認するようなものでした。 1時間ばかりのポッドキャストを聴くだけで、本書(を1時間で読むのは困難)の内容がおよそ解ってしまうというのは、本好きの人間にとって、なんとも複雑な心境です。 (2013/4/14)

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    投稿日: 2013.04.28
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    世にはびこるブラック企業の実態にせまった一冊。 やっぱりサービス業がブラック企業といわれる所以のエピソードがいっぱいあった。手早く言うとパワハラ→精神疾患→退職ってな具合に追い込んでさらには鬱病を患ってしまうみたいな。でもなんでそこまでして正社員に拘るかなぁとも思いました。

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    投稿日: 2013.04.18
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    著者の今野さんは、POSSEができた頃の話が『We』に載っていて、名前だけはずっと知っていた(「希望の持てる働き方をめざして」)。私もたまには『POSSE』(日本で唯一の若者による労働問題総合誌)を読み、いろいろ本も出してはるねんなーと思っていた。若いなーと思っていた今野さんも、ことしは30になるらしい。 タイトルの「ブラック企業」、かつては暴力団のフロント企業というイメージを持たれる言葉であったというが、今使われる一般的な意味は「違法な労働条件で若者を働かせる企業」ということになろう(p.11)、と冒頭にある。"若者"を取って、「違法な労働条件で働かせる企業」ではないかとも思うが、今野さんとしては若年労働問題に焦点をあてているから、こういう書き方になるのだろうか。 ともかくこの「ブラック企業」という言葉は、明確に企業の側の問題を表している点が、「ニート」だとか「フリーター」という言葉で"若者の側の意識や態度の問題"が語られてきたのと、違っている。 世の中の問題設定の仕方がそのようになっていたからということもあるのだろうが、POSSEが関わってきた労働相談の場面でも、明らかに企業の違法行為があってもなお、「自分が悪いのではないか」と不安がる若者が多かった、という。 今野さんは、ただブラック企業を見分け、そこへ入らないようにするという個人的解決だけでは不十分で、この「ブラック企業」が社会にどれだけの損失をもたらすか、社会として取り組んでいく必要があるのだと書く。それがサブタイトルの"日本を食いつぶす妖怪"にも表れている。 コンパクトにいろんなことが書いてあるが、"「キャリア教育」がブラック企業への諦めを生む"とか、"就職活動「支援」による「諦念サイクル」"など、会社というハコに入るためにぎゅうぎゅうとおこなわれているお導きは、結局のところは、就職活動をいつまでも続けさせ、若者の心を縛り、最後には諦めさせる、つまりは共通して現状のシステムの補完物になっている、というところは、多くの大学がおそらくこういう方向で学生を駆り立て、学生たちもまたひっしになっているであろうことが想像できて、そりゃ苦しいだろうと思った。 ▼大学4年生の時点で思うような就職先が得られなければ、もう1度留年して就職活動を行う、まただめなら奨学金を借りて大学院へ進学する。それでもだめなら、いよいよ自分には能力がないのだから、どんな労働条件でも受け入れるしかない。非正規雇用でも、トライアル雇用でも受け入れるしかない、といういわば「諦念サイクル」がこれ等の「対策」によって、形成されている。(p.227) ちょっと視野を広げれば、どう考えたって景気が悪いとか、わずかな椅子の椅子取りゲームで座れない人がほとんどだとか、そういう風景が見えないこともないのだろうが、いかに自分に力をつけ、いかに自分をPRしていくかという方向につっこんでいると、だめなのは自分、だめなのは自分、だめなのは自分…と、何度も何度もやられていってしまうのだろう。 「ほとんどの人は、ブラック企業の違法行為を追及しても、ブラック企業そのものを変えるという発想がない」(p.144)、「だから、本当に必要なことは、若者が鬱病にされたり殺されたしまったりする前にブラック企業の体質を改善することである」(p.145)、と今野さんは説く。 そのために必要なのは、一人一人が戦略的思考を持つこと、そしてブラック企業そのものを変えていくためには、労働法と団体交渉を利用すべきだと。「何が正しく、何が権利であるのかは、すべて戦略的に主張し、争うことを通じて実現する」(p.236)のであり、「労働組合やNPOへと相談し、加入し、新しいつながりを作ること」(p.238)、さらには「労働法教育を確立し、普及すること」(p.239)だと。 「ブラック」な~、そうやったかもしれんな~と、自分の働き方を振り返りつつ読み、この先の働き方をもにゃもにゃと考えたりした。 (4/2了)

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    投稿日: 2013.04.13
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    ブラック企業の手口はほんとうに汚い。希望に満ちた若者の心を踏みにじるような組織だ。こんな企業が増えたら、日本はだめになってしまうよ。

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    投稿日: 2013.04.12
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    すべてを理解したわけではないのだけど、個人のみならず社会全体に与える影響や、その対策が論じられていて、非常に関心を持てた。 読んでよかったと思えた本。

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    投稿日: 2013.04.11
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    ユニクロ、和民、ウェザーニュース…。普段からよく利用するサービス業だが、中の実態は全くもってオウム真理教と何ら変わらないシステムである。日本の若者の受難を克服しない限り、この国の未来は無いと確信した次第だ。平成25年4月6日読了。

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    投稿日: 2013.04.07
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    ブラック企業の特徴や、実例企業が出た背景から、対策にまで踏み込んだ書。自殺者や過労死を出した企業は実名を掲載している。  一番に有名なウェザーニューズや、ワタミ、大庄、SHOP99(現在はローソンストア100)など。これらの企業の経営陣のほとんどが問題が起きても反省していないという事実がある。  現代病でもある鬱病になる人が今後増えていく中で、改善を求める事すら出来ていない実態がある。このような運営を見直す事がこれからの会社にとっての課題である。人はそれ程強くは無いのである。

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    投稿日: 2013.04.04
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    ブラック企業、色んな場面が語られていてその全てを否定したくはないと思っております。長時間労働を強要され、先輩社員から罵倒されてという環境にコミットして入社している社員であればそれはブラック企業とは言われないでしょうし。

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    投稿日: 2013.04.04
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    題名で購入。 終始著者の自論にイライラしながら読んでいた。展開されてる論調が、労働者の視点によりすぎている。 もちろん日本での企業と労働者の力関係では、企業が圧倒的に強いのは事実だけど、本書でも企業の視点も考慮して書かれても良いと思う。 普通にサラリーマンで長年勤めてきている人にとって、イライラするので読まなくていいと思う。

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    投稿日: 2013.03.30
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    人間がブラックである以上、ブラック企業は無くならないとは思うのだが、気になったのは、社会へのコスト転嫁だな。いったいいくらになるんだろうか?試算はあるんだろうか?こういう会社を許してると、結局は国民負担になる。という点では法人税というのは高くてもいいのかな?って気もする(儲けてる会社ってのは全部ではないが大抵良心的ではないものだし) ブラック企業の見分け方はいろいろあるけど大量採用は何かあると思って間違いない。新卒採用は全従業員の5%ぐらいが適当。だから、「若者多くて元気な会社」をアピールしてるところは怪しい。学生にはよさそうに見えるだろうけど。あとは通年で中途採用の募集広告出してるところもちょっとアレかな。IT企業に多いけど。 著作としては多少粗いところもあるが、POSEEのような団体がもっと世に知れていろんな抑止になる事を期待したいところ。

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    投稿日: 2013.03.28
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    これはあくまで企業の話だから教員には関係ない、という気持ちを捨てて、教員こそこの本をサラッとでもいいから読んでおくべきだと思った1冊。 読んでいてすぐさま思い浮かんだのが、自分の職場の現状だったのもその要因の1つである。 教職員組合(日教組)の組織率の極端に低い現在の職場では、ブラック企業とよく似たような状況が若手教員にふりかかっているなと、そう思わざるを得ないことがたくさんある。 本書でも書いているように、やはり教員であってもそういった状況は社会的な視点からも許してはならないと思うので、若い教員こそその状況を打破するためにも教職員組合にきちんと加入することが重要なのではないかなと、そう強く思った。

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    投稿日: 2013.03.25
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    友達からの誕生日プレゼント。blogosで結構話題になっていた。自分がどれだけ幸せな仕事をしているかよくわかった。

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    投稿日: 2013.03.24
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    本書は、いわゆる”ブラック企業”の実態を暴き、そのターゲットとなる若者達に対して、また、社会全体に対して、有効な解決策を提示するものである。なお、ブラック企業について、これといった明確な定義はないようだが、わかりやすく表現すると「違法または違法に近い労働条件で若者を働かせる企業のこと」となる。 さて、このような話を聞くと、みなさんはどのようなイメージを持つだろうか。「要するに、ブラック企業って、法律を守る体力もないようなどこぞの零細企業だったり、日雇いをかき集めて、危険な現場で働かせるような存在そのものが怪しい組織だったり・・・働く前からブラックであることを明確に特定できる・・・そんな企業のことでしょ!?」。そう、思うかもしれない。ところが、どっこい、である。本書が非難するブラック企業は、大企業であり、むしろ、世間ではよいイメージをもたれている企業ばかりだ。だからこそ、タチが悪く、一朝一夕に解決できる問題ではない、と著者は主張する。 著者である今野晴貴氏は、自らが代表を務めるNPO法人を通じ、実際に被害にあった若者達、何十人、何百人達に接してきた張本人である。火のない所に煙は立たない。感情的になりすぎて、客観性を失いたくないが、この本に我々が見過ごしてはならない内容が書かれていることもまた事実だ。 これから就職をする(あるいは就職したての)若者達が自らを守る手段として・・・ 日本をよりよくするための政策を考える人達や、彼らを苦しめる一因を作っている企業側が、世の中の現状を正しく認識するためのインプットの1つとして・・・ 読んでおきたい一冊だ。 (書評全文はこちら→http://ryosuke-katsumata.blogspot.jp/2013/03/blog-post_22.html)

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    投稿日: 2013.03.22
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    読むと気分の悪さが増幅する一冊 スポーツでも何でもルールがあり、ルールを守る事で楽しさが倍増するものだと思うが、今の新卒はいきなりルール無用のリングに丸腰で登らされる社会現象がリアルに描かれている

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    投稿日: 2013.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書では、ブラック企業の見分け方・対処法に加えて、ブラック企業が生み出されやすい日本企業の構造が述べられています。 勤務する企業がブラック企業である場合は一人で悩んだりせず、労働組合に加入したりNPOに相談することが解決につながる。そして、その問題は個人の問題にとどまらず、社会全体でブラック企業をなくすために行動しなければならないとしています。 ブラック企業を放置すると、被害を受けた人が病気となり十分な保証が受けられず生活保護の状態まで転落するため、社会保障費も増加するので社会全体で解決する必要がある。それにはまず、個人が戦略的に対抗していく、と繰り返し主張されています。 日本の雇用形態からブラック企業を取り上げた点はよかったと思います。ただ、話の内容は日本型雇用と定番の展開となっています。個人の対策も被害状況をメモを取る、記録に残すといったありきたりのものです。 また、現在ブラック企業ではなくても、採用担当者の意識のよってはブラック企業に転換するかもしれません。以下引用したいと思います。 ある有名な人事コンサルタントの話はとても印象深かった。面接採用で「環境問題への御社の配慮」や「ワークライフバランスへの取り組み」について質問した学生については、全員不採用としたことがある、というのだ。彼曰く、「学生には勘違いしてもらっては困る。お前たちが企業を選ぶのではない。お前たちが企業でどれだけ利益を出せるか。それが重要なのだ」と。こうした目線に晒され続けることで、企業を通じた社会貢献の志や、労働条件についてなど、「何も言えない、言うべきではない」という思考を身に付けさせられていく。(193頁) このように、日本の企業はすべてブラック企業になる素質を備えていると言えるのでしょう。

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    投稿日: 2013.03.11
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    私たちの年代全員が読むべき社会問題について。 旦那の会社もいつブラックになるか・・・むしろもうなっているかもしれない。 これからは会社に入社すれば一生安定という安心感はないので、いつでも食べていけるような実力が必要だ。

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    投稿日: 2013.03.08
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    学生や20代の社会人には、自分には関係ないことだと思っても、一度読んでみてほしい。読むと気持ちのよくなる本ではないが、このままではいけない、という危機感を感じると思う。 私もブラックな環境で働き、一度心身を壊した身なので、この本を読み、当時を思い出して苦しくて仕方がなかった。今そのような環境にいる人には、自分が悪いのだなどと思ってもらいたくない。潰れてしまう前に、辞めるか戦うかの選択をしてほしいと思う。 ブラック企業は、入ってしまった個人の問題ではなく、「社会問題」として捉えるべき問題ということ。ブラック企業に必要な人材は、今の就職活動によって作られていること。たくさんの新しい視野を頂いた。 簡単に解決する問題ではないと思いますが、著者の今野さんを、本当に応援します!

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    投稿日: 2013.03.03
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    日本の現在の雇用形態からすると、終身雇用制度が崩れ、会社も人材を育てるところではなくなってきているのは事実。いわゆるブラック企業が増えていく実態も、今の日本の厳しい状況をものがたっている。

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    投稿日: 2013.03.02
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    kindleで初めて読んだ本。日本の企業は全てがブラック企業になる要素をはらんでいると思う。一番問題なのは、善意でやってるブラック企業が結構あるということ。ワタミとか。日本人はツラい=成長=成果、みたいなところがあるよなぁ。まあ若干は自分にもあるが。

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    投稿日: 2013.02.22
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    「ブラック企業」という表現が正しいのかはさて置き、経営者として考えさせられる内容でした。 そもそも日本人の仕事に対する考え方って歪んでると思いますからね。長時間、休みなしで働くことが美徳みたいな考え方が若い人にもあるし、その考えを上手く利用しちゃうからこういうことが起こるんでしょうね。 参考に読んで見るのは面白いかもしれないです。最後ら辺はつまらなかったです。

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    投稿日: 2013.02.18
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    ブラック企業について、若者の視点から書かれておりかなり参考になった。特に、第5章「ブラック企業から身を守る」、第8章「ブラック企業への社会的対策」では長期的にブラック企業に対して立ち向かっていく「戦略的思考」の具体例が示されており、まさにブラック企業が一部の企業に限ったものではなく自分の直近の未来にも関係してくるということが理解できる。

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    投稿日: 2013.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブラック企業なんてごく一部の悪徳企業でしょ?と思っていたら、甘かった。今までの日本型雇用を根っこに、はびこってたとは。「すべての日本企業はブラック企業になりうる」というのは確かに、実感するところもあり。

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    投稿日: 2013.02.14
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    結果、若者の人生を弄ぶようなひどい話があることに驚かされた。 ただ、本書に挙げられた会社以外でも、知らず知らずのうちに、このような非人道的な道に陥る可能性のある会社は多いのではないかと思う。 常々思うのは、雇用環境が海外、特に米国の形式に近づきつつあるのではないかということと、であれば、雇用の流動性が社会全体で達成されなければいけないということ。生涯所得に大きな影響がない状態でのやり直し、入り直しが極端に難しい日本社会では、試用後解雇等の方法は禁じ手であるべきだと思う。

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    投稿日: 2013.02.09
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    参考になる視点をたくさんもらえた。あのマニュアルの背景にはこういうことがあったのか,等々。そして全体的に伝わってくる執筆の動機が好きだ。私もそうありたい。

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    投稿日: 2013.02.06
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    大学のキャリアセンターなどの「面接などで労働条件について聞いてはいけない」という主張が「法律は守られるべきだという価値観を破壊している」と捉え、これは洗脳であるという著者の主張が印象的です。こういったことにより、ブラック企業自体が支援されている方向に進んでいるとのこと。今まで当たり前だと思うようなとこも、あれ?おかしいかもと思うようなことがありますが、この本はいくつかのあれ?という疑問をもたせてくれました。

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    投稿日: 2013.02.05
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    この本を読んで、社会保険労務士としても一人の人間としてもとても悲しい気持ちになった。 でも悲しんでいる場合ではなく、社会問題としてブラック企業について考え、また多くの人にも考えてもらうようにしなければと思う。

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    投稿日: 2013.02.04