
総合評価
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powered by ブクログ「助けてと言えない」と併せて読んだので、2つの本の共通項について、興味深く読んだ。 自己責任を社会から押し付けられているはたらく世代。一度つまずくと立ち直れない、という恐怖。 改善するためにはいろんな面からの変革が必要だ。日本全体が時代の移り変わりについていけていないのでは?と強く感じる。
0投稿日: 2013.01.31
powered by ブクログもっと突っ込んだ話かと思いきや、社名ありの事例が3つ出てきただけで、あとは精神論。「当事者」からヒアリングした内容もゆるすぎて、それくらい当たり前では? 仕事だもん・・・と突っ込みたくなる。こんな内容でも新書を出版できちゃうんだと思わせるブラック新書。
0投稿日: 2013.01.30
powered by ブクログブラック企業を社会問題としてとらえている点、ブラック企業が旧式日本企業の「いいとこどり」をしているとの指摘などが特に興味深かった。
0投稿日: 2013.01.27
powered by ブクログブラック企業の実態がある程度わかった。さらに有名な大企業でも、ブラック企業になっているのを見ると、誰でも被害者になる可能性はある。うわ~、こわい、こわいσ^_^;
0投稿日: 2013.01.23
powered by ブクログお正月に実家に帰った時、ハローワーク勤務の父が読んでたので。うーん、ブラック企業の実態はとりあえず怖かった。うちの職場は大丈夫だと思う・・・多分。少なくともこんな露骨にやばくはないぞ。内容としては、精神的に対抗する方法かと思っていたら、手続き的な対策が主だった。確かに精神論ではなく対等な立場で冷静に対応するのが正解だもんな。
0投稿日: 2013.01.22
powered by ブクログブラック企業の実態を具体例を挙げて分析するとともに、ブラック企業による新卒の早期退職者の増加は国全体の経済力を下げることになると指摘し、社会全体が取り組むべき社会問題であると提言した1冊。 著者は労働相談のNPO法人代表ということで最近NHKの若者討論番組などでもよく見かける今野さん。労働法を専門に学んだということもあり、労働者の権利をないがしろにする企業、それが横行する社会への憤りを感じる。 個別の企業の問題とされてきたブラック企業問題を社会問題として提言したことは非常に重要と思われる。どんな企業でもブラック企業になりうるという考え方は確かに正しいと思う。そういう社会だから、自分を守るためにあらかじめ労働法に関する知識や企業につぶされない心構えをもっておくことは、これから就職活動をする人にとっては非常に大事なことになってくるだろう。 ただ、残念ながら企業の立場や言い分についてあまり触れられていないので、労働者の権利を声高に主張しても戦略的に行動しても、それだけでは解決しないのだろうな、と思わざるをえない。 今波に乗っている新興企業と老舗大企業や中小企業ではそれぞれブラックになりうる理由も状況も異なるだろうし、そういった部分にも少し踏み込んでもらえるとよかった。 そういう意味でちょっと物足りなさも感じたかな。
0投稿日: 2013.01.22
powered by ブクログ人材の使い捨ては本当にもったいない話で、いくら正社員採用だからと言ってもそういう会社に入らないでほしいし、入ったとしても体を壊す前に辞めてほしいです。 ただ、ブラックだとだいたいわかっていながらも、消費者としては安いものを買ってしまうし、働き口がなければ就職してしまう、これは啓蒙だけではなかなか解決しない難しい問題で、違法の取り締まり強化と労働者側の知識武装くらいしか対策が思い付かず残念です。
0投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログ今の実態を知ることができる本。 あまり、気が良くないときに読むのはオススメしない。 ただ、こういう側面もあり、大人の世界がこういう所もあると知るには、良い本だと感じる。 法律は知っておいて損はないと改めて感じる。
0投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ブラック企業と就職活動の結びつきには納得を覚えた。 自己分析の繰り返しによる自己否定は確かにブラック企業が必要とする人材を生み出すだろう。
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ労働相談NPOのPOSSE代表の著書。 前半は、事例の紹介をしつつ、ブラック企業を体系的に分析している。事例はどうしても客観性がなくなってしまうので、どう読めばよいかというのは少し難しく、企業側の言い分がある場合もあるとは思う。ただ、日本型安定雇用と命令権のバランスが崩れているのがブラック企業問題の原因だという指摘は、チェーンストアやITなどの新興産業がブラック企業として挙がりやすい理由をうまく説明していると思う。 後半は、ブラック企業がコストを社会に押し付けることによって成長しているという議論で、これは的確な指摘だと思う。企業が次々と労働者を使い捨てて利益を上げる一方で、捨てられて再労働ができなくなった人は社会が養わざるを得ないという構造だ。 仮に、格安なサービスが劣悪な労働によって支えられているとすれば、そのときに消費者が支払う商品代金は安くても、将来は、働けなくなった労働者の健康保険や生活保護などの社会保障料負担として消費者が支払うことになる。なので、費用の先送りでしかなく、しかも、先送りの代償として将来を失った労働者が残される。そういう意味では、本書で提言されているような政策や企業・労働者の対応だけでなく、消費者の選択も、ブラック企業と深い関わりがあると思う。また、『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか』(http://booklog.jp/item/1/406138516X)で書かれているような「再生産可能な労働を維持できるだけのギリギリの働き方」というのはまだマシなほうで、ブラック企業というのは再生産不可能な働き方と言える。 少し極端な表現もあるけれど、「ロシアンルーレット社会」として、ブラック企業を「個人の就職先選択の問題」ではなく、「社会の問題」にまで広げた意味は大きいと思う。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログP180「労働法は道路交通法と同じくらい守られない」とも言われてきた。 自社のマニュアルは何があっても遵守させるが、自分たちは決まりを守らない。なぜ厳粛に守られる法律と見てみぬふりされる法律があるのだろうか。不思議。 しかし、ブラック企業によって恩恵を受けていることも忘れていけない。難しい問題。
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログいわゆる「ブラック企業」の実態と、それに対する対策を記した本。裁判沙汰になっている企業は実名で、そうでない企業もなんとなくわかるように紹介されているので、ああ、あの会社ってそんななんだー、と思う。 もちろんこの本に紹介されているようなブラック企業ってまったくもってダメなんだけども、それでもちょいちょい「いや、それは企業としてドライでストイックなだけであって、それが無理ならその企業と合わないんだから会社辞めるしかやいやろ」というのもある。毎日嫌がらせを受けてノイローゼになるまで精神的苦痛を受けることと、毎日4時間残業が前提になっていることは並列に並べると議論がぶれるような気がするんだよね。毎日4時間くらい残業してた時期があるものからすると。(最近はゆるいけど) 筆者は会社に毅然として労働条件の改善を求めることが必要だというけれど、たぶん労働者が求める条件を受け入れるとその企業は企業活動を続けていけないのであろうし、そもそもその違法な労働環境を続ける企業があってよいものではない。で、あればそんな企業に入らないで起業するか、労働市場できちんと選別されるべき。でもそれって労働者が企業を選別する能力と環境が前提なのであって、そう考えると「ブラック企業」問題とは、個人の資質にその解決を求めるしかないじゃないかなあ、と解決にならないことを思った。
1投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログブラック企業が恐ろしいということは分かった。ブラック企業との対峙の方法も分かった。ブラック企業が生まれた背景も、ブラック企業を支える弁護士・社労士の存在も、彼らが生まれた背景も分かった。だけどそれらの多くを多分本書の読者は既に知っているのではないか。 以下、読書感想文ではなく、ブラック企業に関する個人的な意見を。 僕には、ブラック企業に関して、一つだけ分からないことがある。 ブラック企業が、法的なリスクや世間の批判に晒されることのリスクをとってまで、なぜブラック企業でい続けるのかということだ。 そこには、本書的な批判が批判として機能しない、つまり、「そこはブラック企業でダメだ!」という指摘が意味をなさない文法が存在するはずであり、それをこそ、我々は掘り下げて分析する必要があるのではないか、と僕は思うのだ。 つまり、我々が本書の視点から見たときに「リスク」とすることであっても、彼らにとってはリスクでない可能性がある。我々がネガティブに捉える事象が、彼らにとってポジティブな事象である可能性がある。我々の合理性と彼らの合理性が異なる可能性がある。 レヴィ=ストロースが『悲しき熱帯』で、ブラジルの原住民の生活に寄り添うことで、「白人中心主義」の構造を逆説的に導き出したように、我々も、あえてブラック企業に寄り添い、ブラック企業の中の文法・ブラック企業がブラック企業であることから脱け出せない構造を分析することで、新たに見えてくることがあるのではないか。そして、それこそが今後のよりよい社会のための視点なのではないか、というようなことを、僕は思ったりするのだ。 まあ、お前がやれよ、って話ですよね。
4投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログ「ブラック企業」という言葉が安易に使われている割に、実態が断片的にしか知られていなかったり、対岸の火事のような意識しか持たれていない現在の状況が、社会的にすごーく危ないということがポイント。戦略的に生きていかないと、どこで落とし穴に落っこちるかわからない世の中です。 自己分析に明け暮れてシューカツを頑張った人や、努力と根性でたいていのことは乗りきれると信じている人、二言目には「このゆとりがwww」た言ってしまう人は、これを読んでもう一度まっさらな状態から自分を省みるべし。
0投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
就活生にぜひ読んでほしい。 読み方としては、1章⇒7章⇒8章⇒もう少し読みたければ他の章も。 って感じ。 1章ではブラック企業の「パワハラ」「使い捨て」「選別」などの実態を知ることができるし、 7章では自分たちがしている就活とは何か、を客観的に見ることができる。 ただ、ブラック企業を無くす、若者がこの労働環境を変えていく具体的な解決方法は、著者自身まだ模索中のようだ。 就職する前にこの本を読めてよかった。労働法教育に興味を持ったので、POSSEさんのホームページを拝見しようと思う。
1投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログNPO法人POSSEの代表が書いた本。 さすが中大法学部、と言いたくなる専門性と多角的な考察が素晴らしい。 就活前にぜひ読んでおきたい一冊。
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログブラック企業の登場の背景についての分析はなるほどと思った。確かに指揮命令権の対価として安定雇用の保証を意図的に欠落させていることが、大きな特徴だと思う。提案は少し説得力が弱く感じる。高福祉社会の確立は書くのは簡単だが、実現はなかなか難しいのではないか。
2投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログブラック企業が何をしているのか、それは本人達に、社会にどのような影響を与えるのか。 読むと、こんなことがおこなわれているのかと気分が悪くなるくらい。 昨今、仕事がらみで、某企業が3年で40%の新卒が辞めて行くという記事を読んだが、まさにそれ、その企業が出てくる。 ブラック企業に立ち向かうために、新卒の人達に戦略的になれと説いているが、なかなかそうはいかないと思う。 私が就職した頃と較べると、大卒の人数は倍近くになり、この不景気。大企業でも安定的とは言えず、たいへんだと思う。
1投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新卒を雇用の調整弁と考えるブラック企業と言う存在は怖いと思いました。新卒社員にに対する人格否定のカウンセリングや、労働基準法を無視した長時間労働。それによって、優秀な人までも、鬱に追い込まれて社会から投げ出される。 需要と供給のバランスで買い手市場の企業にとって、選別が起きてしまうのは仕方がない部分があるかもしれません。だからと言って、人を大事にする必要はないと言う理由にはならないのですが。 正社員だからと言って暗澹としていられない時代。ブラック企業と言う言葉は聞いていたけどここまで、ひどい実態だと言う事は知らなかったです。確かに、無垢な新卒社員にとっては、辛い時代ですね。 社会自体が、柔軟なローコストの雇用環境を望んでいる部分もある。そんな社会の一部である企業は、どんなに健全でも将来はブラック企業になりうる可能性がある。だからこそ、監視の目をそのような企業に向けると言う事は必要なのですね。無知であることは決して、自分を守ることにならないのですね。しかし、今の時代を松下幸之助なんかが見たらなんというのかな。
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログ何と無く思っていたことが、書かれていた本。本当に多くの会社がこういう状況なのではないかと思う。 何がどうなれば簡単に解決ということもないのだと思うが、多くの事例の集積から世の中が変わっていくことに期待しつつ、自分にできることはしていこうと思わされた。 本当、人生に関わる問題だものね。それも、自分1人だけにとどまらず、多くの人の人生に関わる問題。
0投稿日: 2012.12.24
powered by ブクログブラック企業と呼ばれる企業群がもらたす影響(個人から社会まで)や、その発生原因から対処法まで書かれている。就活生が一番食い物にされている(されやすい)ということは由々しきことで、著者の言うとおり、一個人でこれを変えることは難しいと思う。これに対して組合や国の援助・施策が必要と言うことももっともだと。 ただ、最後のほうで弁護士や社労士など、企業以外のところまで話が及んでいる部分は、ある一面を正確に照らしているのだとしても、一社会人から見て賛同できるものではなかった。 全体的に、思い話だからというのもあるけど、ネガティブな思考のもと書かれている感じがして大手を振って賛成はできないかな。
1投稿日: 2012.12.23
powered by ブクログ豊富な具体例に基づき、よく分析されている。 「日本のあらゆる企業がブラック企業になりうる」、「普通の人が生きていけるモデルの策定」など、まさにその通り。 就職前の若い人だけでなく、全国民が本書を読んで、個企業や個人の問題ではなく、日本社会全体の問題であることを認識すべき。
1投稿日: 2012.12.22
powered by ブクログ必要なのは、ユニオンの「戦略的思考(なにそれ?)」の前に、自分の勤め先とそこでの自分の相対位置を客観視できる冷静さ、過去の自分と環境に対する冷たさじゃないかな。社会問題としてとらえるのなら、業界固有の収益構造、雇用構造とか、企業の成長段階のサイクルとか、金を貸してる銀行とか分析しないのかな。法定労働時間って業界で違うよね?なんで違うのかな?(週4時間だけど)という疑問。 大企業と中小企業、事業所規模、新卒正社員とパートと有期契約社員と派遣と、それぞれが生活に求めるものが違うので、「ブラック企業」から引き出すべき、あるいは国の法律で解決すべき問題も違うと思うんですよね。 まー、私は、結婚前提で教育投資や雇用条件が抑えられがちの女子の問題にしか興味ありませんけど。
1投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログブラック企業を社会問題として斬り込んだ意欲作。ブラック企業が生まれた原因背景から、それを取り巻く日本の社会環境や政策に対する批判が光る。 できれば入社前に見分けられるブラック企業の傾向を具体的に示して欲しかった。
0投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログ労働相談の中から、現在の労働問題を的確に分析。従来の日本型雇用制度が完全に崩壊したいま、新たなモデルを社会全体で構築していく必要がある。本書で紹介されたような、鬱病になって人生を狂わされた人、過労死に陥った人を少しでも減らしたい。
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログブラック企業という、ある種のネットスラングに端を発する言葉を大きなテーマとして掲げることに違和感を覚える人もいるかもしれないが、本書はそのような言葉が生まれる社会的背景を通じて現代の若年層が置かれている生活環境の問題点を鋭く抉る快著である。正社員として採用されたはずなのに待遇が非正規雇用だったり、入社後も熾烈な企業内抗争が待ち受けていたり、競争から降りた者、ついていけなくなった者に対しては理不尽なバッシングが待ち受けているという状況があらゆるところで蔓延し、それに歯止めをかける法律もなく、歯止めをかけるべき存在さえもそのような状況を後押ししている。このような状況は、若年層の劣化という認識がコンセンサスを得ていることによって正当化されるだろう。若年層の労働問題、そして青少年問題全般に対して的外れな議論が繰り返されたツケを現実の若年層は 負っているのである。
0投稿日: 2012.11.15
