
総合評価
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powered by ブクログあぁ終わってしまった、、、というくらい没頭して読みました。 これほど後日談の話が読みたいと思うことはないお話でした。 この作品は悪人が出てこないから心穏やかに読むことが出来ます。 ちょうどいい恋愛物です。谷さんの他の作品も読んでみたくなりました。
13投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思い出のとき修理します最終巻。ノスタルジックな雰囲気漂う、時計と過去にまつわるミステリーと不思議なようで不思議でない曖昧なファンタジー色を織り交ぜた物語が幕を閉じました。最後まで太一が神様の使いっぽく見せる手法が、自分は大好きでした。彼の正体はどちらなんでしょうね。明里は人間だったと決定づけていましたが、自分はまだどっちつかずな不思議な存在で彼にはいて欲しいです。秀司と明里の関係も彼ららしい答えを出して、最後まで商店街の温かさに包まれた優しい世界でした。彼らの続きがふと想像できるような終わり方に、これからもまだ彼らの時が刻まれていく、未来が広がっているように思います。
0投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログちょうど今、自分が大切な人と次のステップに進もうとしている時期にこの小説を読めてよかった。3つの章を読んで、自分の大切な人とのこれからの時間を大切に過ごしていこうと改めて思うことができた。
7投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログ最終巻にして、ぎゅっと心を掴まれました。好きだから離れたくない、でも夢を諦めて欲しくない、離れると不安になる…色んな思いが詰まった本でした。 ハッピーエンドだったけど、こんなハッピーエンドもあるんだなと思いました。 素敵なシリーズ本でした。
1投稿日: 2023.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時計というアナログなものを主に据えている物語だからこそゆったりとした時間を過ごせた物語だったのだと思いました。独立時計師としての秀司の夢を応援する一方で、彼が戻ってきた時の居場所として婚姻届を突きつける明里は意外と強かな面があるのだなと思いました笑 秀司も自分が丹精込めて作り上げた時計をプレゼントするほどに明里のことを想っているので、例え遠距離であっても2人が上手くいく未来が見えるように思います。
0投稿日: 2023.05.11
powered by ブクログ完結。 後日譚などちょっとあったらよかったのにと思います。 きっと夢を叶えて幸せな未来が訪れると思っていますが。
0投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログ今回もファンタジーと現実が見事に融合してました。みんなが幸せになる、読み終わって心地よさを感じる、このシリーズが終わってしまったのは残念ですが、登場人物たちのその後を想像するのも楽しいです。
0投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログトゥールビヨン 機械は重力の影響を受ける。 懐中時計は、6時の方向にずっと重力がかかることになる。 テーブルの上においていれば、裏蓋の方に重力がかかる。 そのわずかな力でも正確な動作に誤差を作ってしまうから、なるべく重力を分散して機会が正確に動くようにしようという仕組み
0投稿日: 2021.10.26
powered by ブクログついに完結。明里と秀がすれ違ったり離れたりすることなくゴールできて本当に良かった。商店街のみんなも、秀のお祖父さんや明里を可愛がってくれたお祖母さんたちも喜ぶだろうな。 太一は結局は普通の人、でいいんだよね。何となくごまかされた気もするが、ずっとツクモさんに居てくれるならいいか。
1投稿日: 2021.10.04
powered by ブクログ時計というタイトルに惹かれて読み始めた、このシリーズ文庫本も、本書が4巻目で最終巻。昔ながらの機械式時計修理だけで商売が成り立たなくなり、日本全国各地の商店街には必ずあった時計店も、いまや姿を消している。一方、郊外大型ショッピングセンターの出現によって、シャッター通りかしている商店街の復興も、全国各地の深刻な懸案である。そうした向かいながらの人情通う商店街復興に向けての若者たちの動きも描かれている。
0投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログ* 「今すぐこれを買ってもらうよ。長期ローンでね」 * ついにシリーズ最終作。秀司の元に、スイスの時計工房からの手紙が来ていて、スイスで修行をつむのか、商店街で一緒に暮らすのか、自分のために夢を諦めさせるのかなど、悩みの中で選んだ決断とは。 . 明里も秀司も、色々な人の思い出を"修理"していく中で、自分と重ねながら二人で生きていく上での価値観を身につけてきてそれが最後の決断にも繋がってていい話だったなと思った。 .
0投稿日: 2021.07.10
powered by ブクログ壊れた思い出ありませんか? 今は閑散としてしまった商店街に越してきた明里とこの商店街で時計屋を営む秀司の間に起こる心温まる物語。シリーズ完結。 印象に残った文 「時間を隔てていても、同じ場所に立てば、そばにいるかのように感じられるのではないだろうか」
0投稿日: 2021.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大好きな人の夢を応援したい気持ちと、自分の夢を追いかけたい気持ち。両方を叶えようとすると、離れ離れになってしまう。お互いのことを思うと「行かないで」「一緒に来て」はなかなか言い出せない。 でも、素直な思いを言葉にして伝え合うことで、絆がより深くなる。お互いを心から大切に思って、信頼し合っているから。 そんな明里と秀司の関係がとても素敵だと思います。 そして、そんな二人の周りにいる太一や商店街の人たちが温かい。最初は問題があるように見えた人たちも、周囲の人たちとの交流の中でずっと抱えていた「問題」が解決して、次第に街に馴染んでいく。つくづく人との繋がりって大事だな、と思いました。
0投稿日: 2021.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日時計と星時計が婚約指輪代わりのペアウォッチなんていいね。 夫婦はべったり一緒にいる時期があっても、子供も独立して老夫婦になったら、お互いやりたいことを尊重するのもいいな、と思ったり。 そして、商店街に新たな店、というかかつての大判焼き屋を復活させようとする人。 明里もヘアーサロンオープン? 秀司の作るドレスウォッチが完成。 あんなプロポーズ憧れますねえ。 しかし、結婚して秀司はスイスに行ってしまうのか。 現実的な話をすると、子供どうするのか?ってことだけど。 これ、帰ってくるところまで読みたいから、番外編もう1冊書いてくれないだろうか。
0投稿日: 2020.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ完結。終わってしまってさみしいけれど、心が温まる終わりを迎えて、あぁよかったなぁと思う。すごく好きでした、秀司と明里の2人も、2人の友人も、商店街の人も。修理したい思い出を持つ人々は一筋縄ではいかないことも多かったけれど、その人たちとのかかわりを通して、秀司と明里も人生を拓いていったのかなと思う。あと、自分の気持ちに素直になることは悪いことではないと思った。ちゃんと伝えることで、深く話し合い、理解し合える。そんなことを学べました。シリーズが終わるといつもさみしい気持ちになるけれど、その先を想像して楽しんでいます。2人が夢を叶えられますように!
0投稿日: 2020.10.24
powered by ブクログシリーズ4作目。今回にて最終話。 回も商店街を基に様々な出来事はあったけど。 ただシンプルに。 2人なりの「Happy Ending」 素敵な4作品でした。
5投稿日: 2020.09.22
powered by ブクログシリーズ最終巻。 収まるところに収まったので物語としてはこれで良かったのだろうけど、このシリーズに自分が感じていた魅力は壊れた時計を通して過去を知り、悩みを解決するという趣向だったので、すっかりラブストーリー寄りになってしまった本書に少し残念な気持ちを持ってしまった。 多くの読者がこの締め方を好意的に受け止めることが容易に想像できるので、たまにはこんな感想を持つ人がいてもいいでしょう。
1投稿日: 2020.05.27
powered by ブクログ最終巻は想いが時を超えるという部分が強くでていて良かったですね。 全四巻でしたけど、個人的にはもう少しコンパクトにまとめた方が良い作品になったかなと思います。
1投稿日: 2019.08.21
powered by ブクログシリーズ完結編。シリーズの予定でなかった作品を、だれることもなく4冊で綺麗にまとめてきました。とにかくベテラン作家さんの力量を感じる作品です。シャッター商店街と言っても過言ではない彼らの街は、思い出を修理してきたことで少しずつ変わり、二人もそれぞれお互いを大事にして信じるところに進むとてもいいラストでした。シャッター商店街と表紙絵のイメージから私の頭の中で物語はセピア色で進みましたが、きっとすぐにきれいなカラーがつくことでしょう。それにしても太一には最後まで驚かされました。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ終わってしまったけど、満足な終わり。 まだシャッターが閉まっているお店が多いと思うけど、秀ちゃんが帰ってきたら、もっとお店が増えて、幸せな町になりそうな気がする。
1投稿日: 2018.11.07
powered by ブクログ?不仲に思えた両親の思いを感じる「昼と夜のエタニティ」?亡き妻への秘めた思いが浮かぶ「幸運のタイムカプセル」?時計職人としての成長と結婚に迷った中で見出した「パートナーのしるし」、とても素敵な3編。もちろん、対になった時計が2つとも修理する中で気付かされる夫婦の思いと旅立ちへの決断など?が一番素敵だとは思うけれど、日時計に対して星時計があるなんて、とっても素敵です。
1投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ思い出のとき修理しますシリーズ4作目にして完結編。 寂れた商店街にひっそりと佇む時計店。 このシリーズにあるゆったりと流れる優しい空気感、少し不思議な空気感が好きでした 少女マンガチックな展開はあれど、良い終わり方だと思う。
2投稿日: 2018.08.31
powered by ブクログシリーズ第3弾、第4弾を続けて読みました。 お気に入りのシリーズですが、この第4弾で完結です。 シリーズ第1弾を読んだのは、2017年10月のこと。 5年前も前になりますね。 仁科明里の職業は美容師。 失恋を経験した彼女が引っ越した先は、シャッター通りと化した商店街。 その中で、今は店を閉めてしまっている「ヘアーサロン油井」。 通りを挟んだお向かいには「おもいでの時 修理します」という看板をだす時計屋さん。 その店の店主である秀司もまた、辛い過去を持つ。 「おもいでの時 修理します」 魅せにはその看板に魅せられた人たちがやって来る。 そして、様々な依頼、難題を持ちかける。 連作短編集である本シリーズ。 明里と秀司の恋も織り交ぜつつ、客たちが持ち込む日常のミステリーを解決していく二人。 時々、胸がキュンとしたり。 「おもいでの時 修理します」という看板の謎もまた面白い! お店を訪れる人々はこの看板に魅せられ、私は『思い出のとき修理します』というタイトルに魅せられたわけで。 シリーズが完結してしまったのが、悲しい… この作品、漫画の原作にもなっています。 装丁は漫画とはまた違うイラストで描かれている秀司。 本を読んでいる間中、イラストの秀司にずっと引っ張られてしまって… イケメンではあるのですが… 私のイメージする秀司とは違うのに、他のイメージが浮かんでこなくなってしまって。 これはちょっと残念。 最近、本の装丁が漫画のようなイラストで描かれているものが多いように思います。 私の場合、装丁が素敵で本を手にすることもあるので… 個人的には漫画のようなイラストではない方が好みです。
9投稿日: 2018.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
永遠の時を一緒に刻みたい。 うーん、完結。いい話、というか、いい着地点だった。結局太一の正体はなんだったのか、そこが気になるけれど、まあ、ふわっとしたままで終わってもいいか。 相手のために、自分の夢をあきらめる選択を、秀司も明里もしなくてよかったと思う。ここから先、もしかしたらハッピーエンドじゃない道もあるかもしれないけれど、選択は間違っていないと、信じて読み終える。ちょっと『LA LA LAND』的なものも感じた。
1投稿日: 2018.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 不仲に思えた両親の絆、亡き妻への秘めた思い……時計店には今日も人々の「思い出」が持ち込まれる。そんな中、秀司が作ってくれているドレスウォッチの完成が近いと聞き、喜びとともに複雑な気持ちになる明里。秀司の元に、スイスの時計工房から手紙が届いているらしいからだ。ともに商店街で暮らす未来を夢見つつ、本当は秀司がスイスで修業を続けたいのではないかと悩み……。ついに完結! 【感想】
1投稿日: 2017.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館より。 さらりと読了。でも、いい感じの読了感。好きだな~(*^^*) ふたりの幸せな今後が目に浮かぶようで、ホッと。因みに気になっていた太一くん、本当か嘘か分からないけど一応の決着がついて同じくホッと。 そんなに長くなく、しっかり完結してくれていいね。
1投稿日: 2017.06.25
powered by ブクログもう2人の行末より何より太一の正体が気になって…。 太一に関しては作者の手の上で転がされた感じでスッキリしませんが、2人に関しては納得できる終わり方をしてくれたので良かったです。
3投稿日: 2017.06.04
powered by ブクログついにシリーズ完結。 「思い出」は日々の暮らしの中で美化されたり、歪められたりする。 そして、そのどちらも時に自分や大切な人を苦しめる。 そんな、悲しみと苦しみの中にいる人の思い出を修理するのがこの場所だった。 本書は『昼と夜のエタニティ』『幸運のタイムカプセル』『パートナーのしるし』の三編からなる。 『エタニティ』はペアウオッチにまつわる話だ。 理想の夫婦であったはずの両親が離婚することに......。 だから二人の思い出の品であるこの時計を直したら、もしかしたら二人の関係も修復できるかも! そんな子供じみた発想にもすがりたい和歌。 その思い出は太陽と星の時計によって、過去ではなく、未来へと舵を切ることになった。 『パートナー」は明里と秀司の未来に続く物語。 秀司は独立時計職人になるのか。 明里は彼についていくのか。 夢か、現実か、そのどちらを選択するのか、二人は自分自身に迫られる。 いつまで待てばいいのか。 大切なものを、二兎を追うことは無理なのか。 いろいろな感情が溢れる二人。 二人の下した判断は......。 人には大切なものがいくつもある。 一つに絞れないことは往々にしてある。 自分を押し殺して誰かのためだけに生きるのも、自分のことだけを優先するのも、一つの生き方として尊重はするが、私は、それは対等な関係ではない気がする。 二人の未来に幸おおからんことを。
1投稿日: 2017.05.18
powered by ブクログ悪い人が出てこない。あたたかい昔ながらの商店街、懐かしい感じ。時計屋さんが大変よくできた彼氏。。穏やかでよいわ。
1投稿日: 2017.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
完結は寂しいけれど、これ以上続いてもダラけそうだし、ちょうどいいのかも。 でも、秀司が時計師になって戻ってきた話や太一についてもっと突っ込んだ話などの番外編があったらいいなと思う。
2投稿日: 2017.02.09
powered by ブクログとうとう完結なんですね。 通りすがりに古い時計店を見つけると、この作品を思い浮かべていました。 この物語のやわらかな空気が好きでした。 どことなくセピア色で、 淡々と時を刻む針の音が聞こえるような…。 時にじれったくなるくらい不器用な秀司と明里。 遠距離でも、この二人なら大丈夫ですよね。 そして、登場人物の中で特に好きだった太一。 彼の正体、本当は何だったんだろう…。 願わくば、大学の単位取得に苦しむ狛犬さんの化身ということで(笑)。 またまた大判焼きが食べたくなったのであります♪
13投稿日: 2017.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2017/1/23 シリーズ完結 最後、二人がどういう選択をするのかドキドキした。 もちろんハッピーで満足な選択なんだけど意外性はない。 意外性が必要とは思わないけどびっくりはしなかった。 この結末より悪い選択はいくらでも思いつくけど、私なんかじゃ到底思いつかないもう一段上のハッピーな選択肢を期待してしまったりするのが読者のゴウと言うかサガと言うか。 とは言え幸せな気持ちで本は置けたのでした。 その後、秀ちゃんが立派な時計師になって帰ってきた話も読みたい。
1投稿日: 2017.01.29
powered by ブクログシリーズ最終巻。 想い出にまつわる謎と雰囲気はそのまま、秀司と明里の行方にも決着がついてというか、やっと落ち着いて。めでたしめでたし。 寂れてるけど、後継者問題とか山積だけど、なくなったりはしないだろうなあと思える商店街が素敵だ。
2投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時計シリーズ完結編。 スイスから届いたとても貴重な時計。その修理を依頼された秀樹。 彼との結婚を意識するようになった明里は、彼が時計の技術を学びにスイスへ行きたい気持ちを感じ取っていて、応援する気持ちとそばにいてほしい気持ちの間で揺れる。 彼のスイス留学仲間が依頼した時計や、亡き兄が渡そうとした祖父の時計。 今回もさまざまな時計と不思議な出来事が起こり、そして最後ふたりは決断する。 神社の彼はやっぱ人間だったのか! 今回はあんまり出てこなかったなぁ。 明里と秀樹にはこれからこそ試練だと思うけど、幸せになってほしいなぁ。と感じる終わり方。
1投稿日: 2017.01.18
powered by ブクログ予想していたハッピーエンド。 太一君の招待も判明して めでたしめでたし。 ぐーっとひきこまれるまではいかなくったけれど ゆったりとした空気感を味わうのはこれで最後かと思うとさみしい。
2投稿日: 2017.01.07
powered by ブクログずっと気になっていた太一の正体! 今までのようにどちらが本当か想像出来るようになっていて、さすがだなって思った。私はこういう現実とファンタジーが合わさった物語が好きだと実感できた作品。 良い意味で、これだけじゃ物足りない!もっと続きが読みたいと思う作品だった。 2016.12.23
1投稿日: 2016.12.26
powered by ブクログ途中はやきもきしたけど、素敵な終わり方でよかったー。 ちゃんと話し合うって大事なんだなってしみじみ思った。 私は苦手だけど。
1投稿日: 2016.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
完結でした~ 好きなシリーズだったので少し寂しい気持ちも でもこういう終わり方で良かったって感じです。 結局太一の正体は・・・・ですが、 今後の2人と商店街の今後がいつか番外編で読めたらいいなぁと思う。
1投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログ不仲に思えた両親の絆、亡き妻への秘めた思い…時計店には今日も人々の「思い出」が持ち込まれる。そんな中、秀司が作ってくれているドレスウォッチの完成が近いと聞き、喜びとともに複雑な気持ちになる明里。秀司の元に、スイスの時計工房から手紙が届いているらしいからだ。ともに商店街で暮らす未来を夢見つつ、本当は秀司がスイスで修業を続けたいのではないかと悩み…。ついに完結!
1投稿日: 2016.10.26
powered by ブクログ穏やかな時が流れる2人です。 ずっと一緒にいなくても同じ時間の中にいられるってすごいなぁ。揺るがないので安心していられます。 昔の風景に過去が紛れ込んで重なって見えるっていうのもなんだか変わらないことが素敵だと思いました。
1投稿日: 2016.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ完結編。結局太一の正体は何者だったのかなあ。狛犬?。神様のしもべ?、人間?。その正体が謎のまま話が終わっているので「???」となっている。まあご想像にお任せしますという感じなのかな。秀司と明里の取りあえずの将来の選択も悲しいほうに傾かずに一安心。遠距離夫婦か。まあ、この二人ならいつまでも仲良くやっていけるのかな。そう思います。太一の正体に気を取られ、本筋を楽しむのを忘れましたが感想はこんなところです。
1投稿日: 2016.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
太一は結局なんだったんだろう?やっぱり狛犬かな?ほっこりしていてたのしかったな。完結しちゃって寂しいな。
1投稿日: 2016.10.22
powered by ブクログ最終巻。 最後のほうは二人の将来の話。 目的や夢のある人生って面白い。 その夢に向かって進む二人は本当に素敵♪
1投稿日: 2016.10.14
powered by ブクログ"明里のサインの隣に、秀司のサインがある。時計は明里のものになる。対価は、明里のこれからの時間だ。 ぴかぴかしたサファイアガラスの内側には、秀司がひとつひとつ作りだした奇蹟のような機械が詰まっている。外側の美しさにも負けない、完璧な正確さで動く金属の輝きを明里は想像する。耳に押し当てると、星のきらめきにも似たかすかなリズムが胸に響く。彼が神さまのような手で命を吹き込んだ鼓動が、明里の手首に宿り、時を刻む。"[p.252] 完結。 綺麗にまとまったなぁという感じ。 太一くんは狛犬であることを冗談だと仄めかした後に、それでも勝手口の音がしない描写があるから、それが正解なのかな。
1投稿日: 2016.10.11
powered by ブクログシリーズ4作目で完結 秀ちゃんのトラウマと夢、それに対して明里さんのとった行動はというお話しで完結 まぁ、色々なものを立てようとすると、そんな結末になりますわなぁ とは思うので、個人的には納得 個人的に好きなところは、おばあちゃんが人形を処分するところかな なんだかんだ言って、旦那さんが一番なんだなぁとしみじみ思ってしまった 他の人からしたらまったくメインストリームではないところだろうけどね ところで、結局は太一という存在は何? あれだけ思わせぶりな事をしておいて結局答えはなしですか?
1投稿日: 2016.10.07
powered by ブクログペアウォッチ、日時計と夜時計、鉄道時計...様々な時計があり、意味がある。 皆過去に縛られていてそれを変えたい。そして未来への一歩に期待したい。そんな想いだと思う。 大切な人だからこそ互いの人生を大切にする。 側にいなくてもその存在が支えになる。 改めてホッコリした小説( ´ ▽ ` )ノ 完結というだけあって、今迄で一番良かった。
1投稿日: 2016.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ完結編。 今まで楽しませてくれた御礼も含めて★5つ。 サブタイトルを見れば、結末もなんとなく想像もつくが… 収録された3編もすべて、永遠の絆、夫婦に関するものという点が共通していた。 離れているようで繋がっている、離れていることで繋がっている。 いろいろな形があっていいのだ。 そうして、苦いものを秘めながらも、お話は汚れる事がない。 作者は若い人を対象にした作品を書き続けていて、本作が初めての、大人に向けての物語だという。 しかし、大人も、不思議を見たい、汚れない昔を夢見たい。 そういう願いをかなえてくれる本だ。 大人になると見えなくなってしまうものもあるかも知れない。 しかし、ふとした瞬間に見えるかもしれない。 そして、大人になったからこそ初めて見えるものもあるのだと思う。 『昼と夜のエタニティ』 そういう“ペアウォッチ”もあるんですね。 同じ方を向いて、同じ方向に歩むのではなく、補い合って完成する時間。 『幸運のタイムカプセル』 女の方が一枚上手…そんな風に思ってしまった。 血のつながらない後継ぎ。もちろん、あり。 『パートナーのしるし』 思い切った。本当に。 どうなっても悔いは残らないだろう。
2投稿日: 2016.09.03この商店街の温かい交流が、二人の未来を・・・。
ふとした拍子に、むか~しのちょっとした場面が浮かんできて、 なんであんなことになったんやろ、なんであんなこと言うたんやろ、って。これ後悔ですわ。 まわりにいてくれる大切な人たちには、黙って口を閉ざすより、そのままにしておくより、 思い切って伝えた方が、行動したほうが、絶対いい事あると思います。 すでに津雲神社通り商店街の一員として溶け込んでいる、秀司さんと明里さんは、 神さまに、いや商店街の皆に見守られています。あの太一くんもね。 なのできっと。
5投稿日: 2016.08.26
powered by ブクログ最終巻。 今まで穏やかな関係を築いていたように思っていた2人がぎくしゃくしたあたりがシリーズのラストっぽいなぁと。 時計を渡したときのセリフ、ああいうの言えるのかっこいいなぁ。
1投稿日: 2016.08.18
powered by ブクログこれにて完結。 明里と秀司が出した最良の答えとは。 今回も時計を通して様々な人間模様が語られていく。 そうしてそこから2人がそれぞれ進みたい方向性を模索していくという流れは、 とても自然でシンプルだ。 明里の逆プロポーズがあまりにもかっこよくて、 一瞬惚れそうになった。笑 ドキドキはしないが、まったりした小説だった。
1投稿日: 2016.07.31
powered by ブクログ「人も、深く知り合うほど痛みに苦しむこともある。けれど、大切な人と触れたあかし。出会って、確かにそばにいたしるし。」
1投稿日: 2016.07.30
powered by ブクログついに完結してしまった…ちょっと寂しい気分で読了。時間を扱った話なだけに、シリーズを通して読んでいる間、少し特別な時間を感じたように思いました。秀司のプロポーズの言葉、最高に良かった!ホント、明里は幸せ者ですね!こうなるだろうなぁ、と想像した通りのラスト。ついつい、5年後、10年後を想像しちゃいます。
1投稿日: 2016.07.18
powered by ブクログ時計を舞台にしたちょっとミステリーっぽいお話。明里じゃないけど、素直に信じてしまうような幻想が見られるのもよかった。ほんわか胸キュンな物語だった。
1投稿日: 2016.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第4弾、そして完結編。 今回も、秀司のもとに持ち込まれた時計にまつわる3つのちょっとした謎。 さびれつつある商店街にも明るい兆しが見え、秀司と明里の関係も未来へ向け進んでいく。揺れ動き悩みながら出した二人の答え。最後の最後まで穏やかで暖かい、そしてちょっと不思議な雰囲気に包まれたお話だった。
1投稿日: 2016.07.07
powered by ブクログ2016/7/6e-honで購入。 時計にまつわるお話を読んでいる最中に、腕時計のベルトが壊れた。これで買ってから3度目です。お店に行って交換には1万何千円取られるとのこと。これって部品不良ではないか? 店の人とすったもんだしたが、何も変わらなかった。ちなみにCASIOのエディフィスです。お店は伊丹昆陽
1投稿日: 2016.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第4弾最終回 4冊で終わりか~ もう少しこの雰囲気を楽しみたかったけれど 裏切らない終わり方でよかったかも。 またスイスの修業が終わってからのお話しを読みたいです。
1投稿日: 2016.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結婚前ってどうして色々諦めなくちゃいけないって思うんだろうな… やっぱり目先の目標とやりたい事があると、 今まで自分ひとりで考えてた人生が急に『共有』する人生に変わることへのとまどいなのかもしれないですね。 そんな心情が丁寧に描かれている内容でした。 読み終わって 「あ~マリッジブルーの時に読めば、すぐに気持ちが前向きになれたのになぁ」と思いました(笑) 2人のその後もいつかまた読めるといいなぁ~ 2人があの商店街で歩んでいく姿を見てみたいです。
1投稿日: 2016.07.03
powered by ブクログ秀司が作ってくれているドレスウォッチの 完成が近いと聞き、喜びとともに複雑な 気持ちになる明里。秀司の元に、スイスの 時計工房から手紙が届いているらしく…。 切なく温かく、心を癒す連作短編集、 シリーズ完結。
1投稿日: 2016.07.01二人のその後が自然と浮かんでくる
シリーズ完結巻。 最終巻だけあって、今回は本当の意味で秀司&明里が主役の1冊になっています。個々の短編は秀司の時計店を訪れる客の物語でもありますが、今回はその依頼の内容さえも二人の物語に収束していくというか……。夢と大切な人、どっちかを選ぶのは難しいだろうなあ、自分だったらどうするかなあ、とぐるぐる考えながら読みました。 秀司と明里がどんな道を選んだかは実際に読んで確かめてほしいところですが、読後、本には書かれていない二人のその後が自然と想像できました。シリーズ最大の謎、太一の正体についてもやっと明かされるものの、こっちはよけいに混乱するかも……? これで秀司や明里ともお別れかと思うと寂しいですが、最後まで陽だまりのようなあたたかさに満ちたシリーズでした。
7投稿日: 2016.06.30
powered by ブクログシリーズラスト。まぁ普通だな。 2016.6.15
0投稿日: 2016.06.29
powered by ブクログ■夢をかなえることと、ふたりで歩んでいくこと。どちらかしか、選べないの_? 不仲に思えた両親の絆、亡き妻への秘めた思い…時計店には今日も人々の「思い出」が持ち込まれる。そんな中、秀司が作ってくれているドレスウォッチの完成が近いと聞き、喜びとともに複雑な気持ちになる明里。秀司の元に、スイスの時計工房から手紙が届いているらしいからだ。ともに商店街で暮らす未来を夢見つつ、本当は秀司がスイスで修業を続けたいのではないかと悩み…。ついに完結!
1投稿日: 2016.06.12
powered by ブクログ読了。シリーズ最終巻。 秀司と明里の話がもう読めないのかと思うと少し残念ですが、2人の夢に向かって前進していく終わり方で良かった。明里が初めて商店街を訪れた時は商店街も寂れていたけれど、時の流れと共に商店街も同様に活気づいていく様子があり、2人の未来と一緒に商店街の未来も見てみたい。 この先10年後くらいの話を読みたいと思わせる最後でした。 太一の正体は果たして本当に人間だったのか? あやふやな感じが良いのかもしれない。 シリーズ全体を通して良いお話でした。
1投稿日: 2016.06.09
powered by ブクログシリーズ完結編。 秀司と明里の、この2人だから出せた答えなんだろうな。 2人の未来を感じる終わり方でした。 太一はやっぱり、もののけにしか見えない。
1投稿日: 2016.06.08
powered by ブクログ思い入れの果てが思い出になる。 思いが深く入っていったものだからこそ 時を経て思い出すことができる。 思い出には、 思いと時が必要で 時を刻んで行く必要があるのだ。
1投稿日: 2016.06.06
powered by ブクログ二人の今後を見据えた話の展開でした。 胸キュンやほっこりしたり、人々の思い出の中で抱えていた気持ちを、ゆっくりと解きほぐしていく感じでした。 大切にしたい、お互いを高めていきたい、そんなパートナーが欲しくなります。 でも、どこか、物足りなさも感じました。 結局、太一は…?何者何だろう。
2投稿日: 2016.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時間が止まったような津雲商店街で、ゆっくりほのぼのと暮らす明里と秀司。一緒にいたい、でも秀司の夢を諦めさせたくないと悩む明里。夢と明里への思いで悩む秀司。どちらもお互いを強く思っていることが伝わってきた。悩んだ末に出した二人の結論も二人らしくてよかった。太一の正体は結局わかったような、わからないような・・・? 今作でシリーズ完結。もう読めないのは寂しい限りです。できれば津雲商店街を舞台にしたスピンオフシリーズで二人の今後を読みたいです。
1投稿日: 2016.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時計屋さんシリーズ完結してしまったよ!最後ちょっとややこしくしすぎな感じもあったけど、しかも結局結婚すんのかよ、って思わないでもないけど、まあよかったよかった。無事に二人は遠距離結婚を克服して、時計屋さんは独立時計師になって商店街に帰って来て、ヘアーサロン由井も再開して、大判焼き屋も大繁盛・・・ってことこまで書くと野暮ってもんだよな。
0投稿日: 2016.05.29
powered by ブクログ相変わらずほっこりする。当たり前がすごく素敵にみえるし優しい気持ちになる。夢と現実の間でどうしたら一番後悔しないか、なんて。前向きになれる恋をしたいなぁ。
1投稿日: 2016.05.27
powered by ブクログ寂れかけた商店街で、時計の修理を請け負う秀司と、同じ商店街で暮らす美容師明里。 互いを思い、尊重し合うがゆえに、最後の一歩が踏み出せずにいる二人だったが、秀司のもとに持ち込まれる時計の修理を通し、二人の道がひとつの方向に進み始める。 シリーズ完結編。 2016年5月25日読了。 主人公の恋と、依頼人の思いを上手にクロスさせて書かれてきたシリーズも遂に完結です。 最後まで、太一だけはすっきりしなかったかな?(昔のことを知りすぎて、年齢不詳) 人と人とのつながりを丁寧に描いた、よいシリーズだったと思います。
1投稿日: 2016.05.26
powered by ブクログついに、完結。ふたりがうまくいってよかったね~。この後どうなっていくのかと思いますが・・・。あれから数年後みたいなのがちょっとみたいなと思ってしまいました。
1投稿日: 2016.05.25
powered by ブクログとても練られていて 最後まで快適な緊張感と優しさを 胸に抱えたままで読めました。 実はたったひとつだけ残念なことが。 これが本当に完結編ならば…最後に もう一章、短いストーリーがほしかったな。 独立時計師となった秀司の工房。 その斜め前に明里の美容室。 それぞれの店の鍵を閉めて 二人は手をつないで商店街を歩いていく。 二人の前を 何度も後ろを振り返りながら駆けてゆく よく似た雰囲気の男の子。 素敵な思い出をたくさん見せてくれた物語。 そのラストに たったひとつだけの そんな素敵な未来を見せてほしかったな。
2投稿日: 2016.05.25
powered by ブクログ大好きなシリーズがついに完結。 1番最初が1番好きだったけど、きれいな完結で嬉しくなる。 みんな、みんな、幸せになってね。 秀司や、明里の出した答えに大満足。 で、太一くんったら、ふ~ん、そうですか(笑)
1投稿日: 2016.05.25
powered by ブクログなるほどそういうラストか。御都合主義じゃなくリアルでありながら、やっぱりフィクションの優しさがある。長期ローンで買った時計の対価は高かったのか安かったのか。いつかその結果が知りたい気もする。
1投稿日: 2016.05.24
powered by ブクログ完結編にふさわしい大団円でしたね。思い出を修理する、それはまた思い出を作っていくことのにつながるのでしょう。
1投稿日: 2016.05.23
powered by ブクログ完結…終わりが寂しい。 でも恋人関係の描写がとても素敵だった。 子供が出来る後日談が欲しい。
1投稿日: 2016.05.22
