
総合評価
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powered by ブクログ"「ほら 見てごらん」 「…折り鶴?いらん」 「あげないよ!これだからゆとり世代は!」 「だからいらん しかもなんかヨレヨレだし」 「フフ あのね これはね その人の本当に欲しいものが入ってる箱なんだ」 「却下」"[さらば、やさしいゆうづる] 「ひとつめは木曜になく」 「さらば、やさしいゆうづる」 「なき顔の君へ」 「はたらくおばけ」 「postscripts」 短編集。ひとつめは木曜になくは二度読んだ。 なき顔の君へが一番好きかも。
0投稿日: 2018.07.08
powered by ブクログ説明不足かなーと思うところはあったけれど、全体にとても雰囲気がある。登場人物たちの言動に、きちんと背景が見えて、読みごたえ十分。別の作品も読んでみたい。
0投稿日: 2014.03.12静謐な空気感の表現が見事!
小説家小川洋子の書きおろし原作という驚きの作品『最果てアーケード』で、単行本デビューした、いまもっとも注目すべきマンガ家と個人的に応援している有永イネ。 作品としては『最果てアーケード』に先行して描かれた、実際のデビュー作などを集めた短篇集である本書。その後、小川洋子原作でマンガを描くことが、必然的な組み合わせだったのだと納得させてくれる、不思議だけれどやさしい世界と絶妙な間合い、そして何より静謐な空気感の表現が見事で、ゆっくりとだけど確実に引きこまれてしまいます。 特に好きだったのは、自分の顔のアザにコンプレックスを抱いた姉が、ある日突然、双子の弟の顔が認識できなくなってしまった「なき顔の君へ」。この“なき顔”は無き顔と泣き顔のふたつが重ねられています。自分のコンプレックスと歩んできた人生を負と捉える姉と、それも含めて支え、愛した弟の存在にこころがじんわりしてきます。(スタッフY)
2投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログよかった。 設定とか世界観がファンタジー風味だから、そっちを追いたい人にはパンチが足りないかもしれないけど、 別に作者が描きたいのはそういう世界観とかストーリーではないと思った。 登場人物の抱えてるものを丁寧に描いてくれていて、それがこの漫画の魅力かなと思う。 絵も丁寧できれい。 またこの人の本が出るのを楽しみにしています。
0投稿日: 2013.10.27人と人とのつながりを描いた短編集。
常識を教わらなかった女子大生が、ロリコンイケメン作家(笑)のお隣さんから渡された「箱」で心を癒やされていく「さらば、やさしいゆうづる」。顔のあざにコンプレックスを持つ姉が、ある日、双子の弟の「顔」だけが見えなくなってしまう「なき顔の君へ」。その他「ひとつめは木曜になく」「はたらくおばけ」の計四編を収録した短編集。 人と人とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、悩んだりしている若者達を、ちょっとコメディーチックに、優しいタッチで描いている。 それにしても絵がバツグンにうまい作家さんだ…。
2投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ有永イネさんのデビュー作。 デビュー作でこのクオリティならすごいと思う。 作品の方向性というか、世界観はとても好き。ただ、まだまだ荒削りだと感じるので、これからが楽しみです! 個人的には「はたらくおばけ」が一番好き!おばけってただ怖いものじゃないんですね。とてもコミカルで楽しく読めました。
0投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ絵はすごく好みなんだけど…すごく好きなんだ…! 何が言いたいんだろう…と思ってしまった話もあったので。 でも、これがデビュー作なんてちょっとすごい。
0投稿日: 2013.05.19
powered by ブクログうーん微妙だったなぁ。悪かないというか、いい線はいってるんだけど話を通じて何が言いたいのかよくわからないし、オチが不明瞭。設定とかもあまり生かせてない感じが否めない パンチが足りないな
0投稿日: 2013.05.17
powered by ブクログ短編の上手い作家が好きだ。 それも、どちらかというと、レイ・ブラッドベリのような、やや説明不足気味の美しい短編を書く作家が好きだ。そういう意味でこの短編集はツボ。 表題作はもちろん、『ひとつめは木曜になく』『なき顔の君へ』もグッとくる。
0投稿日: 2013.05.12
powered by ブクログ4編すべてできがいい、レベルの高い作品だと思います。 と簡単に言いましたけど、何がすごいかってこれがデビュー作っていうのがもう恐ろしい。 これからどうなるのか楽しみな作家さんです。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ普通の漫画としてはとっても面白いと思います。 ですが面白い故にパンチが足りないかな、という感じ。 Amazonレビューで好評だったので買ってみたのですがちょっと物足りないかな...。 ストーリー自体は一般的には受けると思います。 私個人にはグッときませんでしたが。
0投稿日: 2013.02.02
powered by ブクログすごいっておもいました…また一人楽しみな漫画家さんに出会えて嬉しいです。短編四話全部良くてどれが好きと思い悩みますそのぐらい良かった題名作となき顔の君へはウルッとした
0投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有永さんこれで漫画書き始めてすぐとか何事ですか、と言いたくなる。 ひとつ目さんのお話のじゅんちゃんのミスリードにまんまと引っかかって何回も読み返すことになりました。 はるか君は絶対にいい人だな!!! あとぶっちゃけブラは後ろ手には、はめられません。 あれには特別な訓練が必要だと思う。 漫画かきたくなりますね。
0投稿日: 2012.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アマゾンのレビューを見て、なんとなく購入してみたのですが…。 大正解! 表題作を含む全4編の短編集。 なんと、作者のデビュー作とのこと。 絵はとても丁寧で、私好み。 ストーリーも、4編とも設定は様々ながら、どれも人のきれいな面とそうではない面がきちんと書かれていて、最後はやさしい気持ちになれます。 個人的に一番好きだったのは「なき顔の君へ」。 前日譚(?)や後日譚などが読んでみたいと思いました。 公演はうまくいったのかな、とか。 その後の高校生活とか。 でも、ほかの3編も、どれも甲乙つけがたく、とてもよかった。 まだデビュー2年目とのこと。 作者がどんな人なのか、これからどんな作品を描くのか、とっても気になります。
0投稿日: 2012.05.04
powered by ブクログ[漫画] さらば、やさしいゆうづる http://orecen.com/manga/goodbymysweetcrane/
0投稿日: 2012.05.03
powered by ブクログ少しでも余計な力を加えた途端、「くしゃり」と崩れてしまいそうな柔かいタッチの絵 緩やかなテンポでありながら、読み手の胸の奥深いところを貫いてくる 漫画好きを自称するなら、この漫画家を抑えておくべき、と上から目線で言われても、読んだ後に「なるほど」と素直に納得できるレベルの作品が詰まっていた 個人的に「スキ」と思えたのは、「なき顔の君へ」
0投稿日: 2012.04.20
powered by ブクログデビュー作だとは思えないほど巧い。登場人物のもつ葛藤や悩みが生のかたちではなく、ストーリーに反射して出てくるという演出がすぐれている。今後に期待。
0投稿日: 2012.04.17
powered by ブクログ短編集。どれも瑞々しい感性を持って描かれていて、少し不思議で、それでいて心に染みる。またまた語彙の少なさを露呈してるけど、読んだ人にしか分からない言葉にしにくい感動がある。そして何度も読み返して噛み締めたくなる。これはすごい。すごくいい漫画。
1投稿日: 2012.04.17
powered by ブクログ120411購入0412読了 表紙買い これがデビュー!?って位のデキ。絵柄、ストーリーと好みです。って言うかこれで漫画描きはじめて2年はないわ。 人の気持ちは近くで遠く、そして決して触れ合う事はない。でも、どうしても求めあってしまう生き物なのだ。 大人になって見えるいとおしい世界が大人の力で描かれている。
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ少し不思議なことが物語の中にすでにあって、わかりやすい葛藤がある。しかし、ひねりが中途半端だなと感じた。 表題の短編がいちばん良かった。一コマ目からインパクトがあって、棘のある二人のやり取りがあって、所望のものが入っている箱の種明かしがある。にぎやかで温かい。
0投稿日: 2012.04.11
