Reader Store

総合評価

726件)
3.6
87
280
257
36
5
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    誰一人として演劇部員でない・脚本を書いたこともない・ミステリーに触れたことすらない学生たちの撮った映画(しかも未完成)から謎を解き明かそうとは、古典部員たちも随分な面倒事に巻き込まれたものです。 そもそもミステリーとして成り立つのか?と疑問でしたが(ここはこういうトリックでは?と論じても制作側のミスで片付けられそう)、謎解きの真意はそこでなかった訳ですね。 大団円で終わるのではなく、登場人物及び読者にほろ苦い悔恨を残すところが米澤穂信流だなと思いました。 タイトル『愚者のエンドロール』は、タロットカードでの“愚者”千反田えると、探偵役になれなかった“愚者”折木奉太郎、2つの意味が込められてるのかな。

    0
    投稿日: 2026.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作のあとがきの続きが気になって⋯続きも読んだのに⋯今作のあとがきの続き。わたし、気になります。 本編は勿論さっくり面白いです。謎解きは全部失敗しました⋯

    1
    投稿日: 2026.01.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部・折木奉太郎の、地味なくせにかけがえのない高校生活にほんの少しワクワクドキドキと色を着けるシリーズ。 奉太郎のお姉さんもせいぜい20歳前後なのだとは思うけれど、妙に酸いも甘いも噛み分けた感がするのは、この頃の時代背景(2002年発表)が影響してるのかな。 インターネットとかデジタル系の黎明期を経て、毎日が発展の連続で新しいことが次々とできるようになって。 毎日毎日毎日毎日同じことの繰り返し。 高校生の日々はそうではないことに、本人たちは(その頃の自分も含めて)気づかないんだよなぁ。 奉太郎の推理力、想像力はますます磨きがかかっています。 物語自体は著者の黎明期です。(生意気ですみません。)

    32
    投稿日: 2026.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    物語の中の自主制作映画が事件になっていてその映画の結末を奉太郎達が追っていくという展開が、ちょっと離れた視点から事件を俯瞰出来て興味深かったです。奉太郎が一度はまんまと入須先輩の目論見にはまりミスリードされた推理を披露するのも、若い探偵役らしくて良かったです。

    2
    投稿日: 2025.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前回のとは異なり、一冊で一つのミステリーを追う物語。 主人公がやっと自信をつけたと思ったら、可哀想な状況に陥り、高校生には酷だなと思ったが、まあ真相も自分で暴いたことが救いでした。 そして全ての考えを凌駕し、自由に羽ばたく姉が一番すごい。

    2
    投稿日: 2025.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ第2弾。 今回は未完成のミステリー映画のオチを推理する話。4人の関係性も良き◎ヒトが死なないミステリーでサクッと気軽に楽しめました。 姉貴は何者?と思いつつまた次作へ期待。

    2
    投稿日: 2025.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女帝こと入須先輩のクラスの文化祭の出し物、ビデオ映画の試写会に、古典部が招かれます。 けれどそれは未完成でその結末を古典部メンバーで探っていくお話です。 一見クールで頭脳明晰なイメージの奉太郎。しかし今回は優しく繊細で、女性に振り回さがちな一面が覗けます(*´꒳`*) それにしても入須先輩恐るべきΣ੧(❛□❛✿) 本当に高校生なのか!!

    14
    投稿日: 2025.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    奉太郎が入須先輩の手で踊らされるのがやはり少し悔しい。真意に気がつくのは終わったあとで悔しい!でもちゃんと気がつけるのはさすが奉太郎。

    1
    投稿日: 2025.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部の面々が「未完成の映画のオチ」を推理していくお話。三人の探偵役の推理を不採用にした為に自身が探偵役としてオチを考えるハメになり結論を導いていく過程と、最後の最後で依頼者の本当の狙いが判明する逆転のラストが面白い。省エネになりきれない奉太郎"らしさ”が前面に出ていて良い。途中のミステリ談義も興味深かった。

    4
    投稿日: 2025.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    『氷菓』が面白く続きを読みたくなった。 古典部シリーズの2作目。 1作目が続きそうな内容だったが、その続きではなかった。 1作目と同様にちょこちょこ謎解きチックな短編が入って全体像があるかな?と思っていましたが、1冊で1つの内容となっている。 古典部として、外部から謎解き?探偵役?を依頼されるというもの。 文化祭で流すビデオ映画(ミステリー?)の脚本の続き、オチを考えてほしいというもの。 折木は矛盾もなく面白い脚本を思いつき、それでビデオ映像は制作され成功とはなるのだが…。 それぞれの古典部部員の話とモヤモヤが残り、脚本を担当していた本郷の意図を汲み取ると、本当に作りたかったビデオ映画が何か分かる仕組み。 1作目からの折木のキャラクターから徐々に、推理力?が開花していくような内容なのかな?と思っていた。探偵役ではなく推理作家になるという意味が分かったとき少しだけ切なくなった。 折木の脚本も面白かったよ。 『氷菓』のときも思ったけど、本当に高校生なのだろうか…。 入須は恐ろしい女(女帝)だよ…笑

    2
    投稿日: 2025.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    作中作や多角的な視点からの推理が大好きな私にとっては最高の設定だった。ただ物語の筋から犯人を推理するのではなく、周辺の状況や映像に映ったもの、使わなかった小道具など様々な視点から推理を発展させていくのがとても面白かった。 折木が一度だけちらっと脚本家の意図などどうでも良い、的な事を言ったのが苦しかった。氷菓の際折木はあれだけ千反田叔父の声なき叫びに気づかない人へ憤っていたのに、いざ渦中に入って高揚感を覚えると声を聞こえないふりをした。勿論折木は悪くないんだが、そういう図を作り出した入須に露悪的なものを感じて嫌だった。最終的には脚本の子は全く気にしてないみたいだったし全く私の杞憂ではあったんだけど、氷菓のリバイバル的な作品だったのかなとおもった。やはりいつの時代も思春期の無条件の自信は他者を傷つけるものなのだなと思って身につまされた。 あと折木が考案した推理は叙述トリックマニアとして垂涎ものだったから、普通に嬉しかった。

    1
    投稿日: 2025.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ第2弾は、未完のミステリー映画の結末を探すです。 先輩から見せられた自主制作のビデオ映画。 未完成の映画は、廃屋の密室で起きた殺人シーンで途切れていました。 犯人は、 その方法は? 結末探しに乗り出したメンバーが辿り着いた真相、映像に隠された真意とは? 一筋縄ではいかない結末です。

    1
    投稿日: 2025.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    反転の反転が繰り返される感じが久々で面白かった。そうか、ミステリーてこんな感じだったなと。そして、2巻目なので、これから続く大きな伏線も隠れていそうな気配がした。忘れないうちに続きを読むことにする。

    0
    投稿日: 2025.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作『氷菓』から丸三年ぶりに読む、シリーズ2作目。 久しぶりの面々にそこはかとない懐かしさを覚えつつも、ちょっとよそよそしい感覚もあった読中・読後感。 そもそも寝かせ過ぎた私が悪いんですが。 読んでいて感じていたのは『毒入りチョコレート事件』とそっくりだな、という印象であったのだが《あとがき》にてそれが間違いでなかったどころか的を射ていたことがわかりちょっと嬉しい。我孫子武丸先生の『探偵映画』はぜひ読みたい。 ひょっとして《古典部シリーズ》って古典ミステリが下敷きになったプロットを追体験する、みたいなコンセプトだったりするのだろうか? であれば『氷菓』にも元ネタがあるということだろうか。ならばそれを知りたいぜ。 詰まるところ、本作の趣旨というか狙いは 「難しいものを簡単に見せるのは、難しいだろうにな」「違うわよ、このミステリが簡単そうに見えるのは、そう仕組まれたからじゃないわ」(p194) という奉太郎と伊原のやり取り部分に表れているように思え、メタ的な発言とも捉えられるのではないだろうか。 《羽場智博》先輩みたいなわかりやすい噛ませキャラが好き。 72刷 2025.8.23

    15
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一作目よりつまらなかったかな。 うーむ。主人公の言い回しが高校生っぽくないんだよなあ。というか非現実的?他のキャラはいいんだけどね。でも女帝は、女帝すぎるよ。そんな簡単に支配なんかできるかよ

    0
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部2作目。タイトルが好み。小市民シリーズロスを埋めるためもあって、読んだ。どんでん返し感もあり、映画仮タイトルが章題になってるのも好みの形。だれも死なないもポイントなのかな。シンプルで話がごちゃごちゃ広がっていかないのが読みやすかった。 エンドロールでお姉さんでてきて、アバンタイトルを読み直した。「氷菓」から姉の影がちらついている。いつか本人登場するかな?

    1
    投稿日: 2025.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズの2作目、入須 冬実に持ち込まれた依頼「文化祭のビデオ映画の脚本家が倒れた、その脚本家が考えたオチを推理して欲しい」巻き込まれる奉太郎含めた古典部。短い日数の中奉太郎が出した映画のオチとはという作品 私はアニメで見てたからオチは知っていたが入須冬実が女帝と作中で言われているのがよく分かる話であり奉太郎の姉はさらにその上位存在だなとなる話 私はアニメ見てて入須冬実のビジュアル惚れして彼女が好きだったが小説だと女帝の面がより強調されておりアニメを事前に見ていなければ入須冬実の印象が真逆の怖いになっていただろうなと思う 奉太郎が映画のオチをああ考えてしまったのが運が悪かったとなるが結果的に映画は成功したのは奉太郎にとての救いなのではと思った えるたそが出番が少なかったが「ひとの亡くなるお話は、嫌いなんです」のオチで圧倒的ヒロイン力を見せつけられた 古典部シリーズが何故殺人事件が起こらない日常ミステリーなのかが実感するお話でした

    1
    投稿日: 2025.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の真相には「おお!」となったけれど、撮影のシーンや登場人物の多さでごちゃ混ぜになりなかなか入り込めなかった。。最後の誤変換の箇所ではしばらく肩を震わせてニヤついてしまった。

    1
    投稿日: 2025.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作とは打って変わり、あるビデオ映像の謎を解いて行くという展開が面白い。 ミステリ要素もしっかりありつつ、折木の探偵としての資質が問われるようなテーマ性もとても面白い。

    1
    投稿日: 2025.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ第二段。とある縁で2年生の自主制作映画の台本の謎解きをすることになった古典部メンバーが、癖のある先輩たちからのヒアリングやロケ地調査を通して期待通りに映画台本を完成させる。そう、依頼主の狙い通りに。。。 台本の原作者の意図を想像してあるべき筋書きを推定する、という流れはメタミステリという感じで面白かったが、青春ライトノベルとしては一作目ほどの切れ味はなかったように思う。 余談だが、『今さら翼と言われても』を読んだ今では、巻末で奉太郎の姉が入須になぜあんなに怒ったかがわかる気がする。彼女は長い休日中の弟を騙して利用したことが許せなかったのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物のコミカルで軽快な掛け合いからは今でいうところのライトノベルの様相を感じた。立ち位置的には小説とライトノベルの中間だろうか? 内容としてはカタルシスを受けるようなものではなかったのであまり好みではなかった。どちらかというと登場人物たちの関係性に焦点を当てている作品かもしれない。

    1
    投稿日: 2025.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アニメでもそうだったが、ホータローが古典部メンバーからボッコボコにダメ出しされるところでは、 やめて!ホータローのHPは0よ!って言いたくなる…笑 せっかく頑張ったのにね。 シャーロキアンになりたい里志だからこその指摘をする場面はアニメよりも小説の方が好み。 2025.0515.10

    1
    投稿日: 2025.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    脚本担当が倒れたので、文化祭に向けて作ってた映画の脚本のオチを推理してほしいという依頼が舞い込んだ古典部。いくつかのヒントを元に正解を探っていく。 それっぽい正解を導くのが上手い奉太郎だけど、それがいつでも正しいわけではないということを思い知らされる回。まあ今回に関しては誘導されてたとこもあるし仕方ないけど。 ミステリ作品によくある、建物の見取り図が巻頭に用意されていて、それを参考に自分でも推理を組み立てる楽しみもある。 オチはちょっとビターめ。個人的には前作の方が好きだったかも?

    0
    投稿日: 2025.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ② 今回もちょっとしたミステリー。ミステリーと言うには 足りないぐらい。日頃の違和感解決みたいな感じ。 それはよしとして、前回よりもその謎解きの結末が あまり、個人的にしっくりこない内容だったので、星3つ。 1段目のオチはあーねって納得できたけど、2段目のオチがうーーん、、。 みたいな。 しかし、これを高校が舞台の青春ストーリーだと認識して読めば、 面白い。これまで灰色の(自我がないといえば言い過ぎかもしれないが、 そのくらい無気力なもの)人生を歩んできたホータローが、 自分の強みを今回の一件を通して、疑いながらも受け入れるのだが、 その中で、自分の強みは本当にこうなのだろうかと、アイデンティティ と葛藤しているシーンが、人間らしく、かわいらしいと感じた。

    1
    投稿日: 2025.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズの2巻目。 脚本家に答えを聞けない状態でミステリー映画を 完成させろという問題を古典部が あーでもないこーでもないと考えていくお話です 正解が全ての答えではない、なんともはや 氷菓につづきこちらも苦味もありますが、 ずっと気になっていたえるちゃんの 心情を聞いてすっきりしました。 次のシリーズも楽しみです。

    1
    投稿日: 2025.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    分かる! 結果としてお前ごときに何が分かる!と言われることになったとしても言い切る 分かる! 何の責任も負っていないので全力で言い切る 分かる! ミステリー作家と生まれたからには一度はやってみたいよね「多重解決」 しかし、無理くりこの舞台でやるとなかなかしんどい、あんまり本格的に出来ないよね いや逆か? ライトな「多重解決」をやりたかったから古典部シリーズの舞台なのか? うん、まぁね確かに良い変化球だなとは思う 切り口が新しいのは確かだけど、やっぱり本格育ちの我々にはかなり物足りない いや、そこターゲットにしてないから!と言われそう そだね、いわゆる学園ミステリーで「多重解決」をやり切ったことに価値があるんだもんね やっぱ★4にしようかな… いや初志貫徹!星一徹!

    65
    投稿日: 2025.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ第二弾。 学園祭の自主制作映画の結末を予想しなければならなくなる古典部。 設定自体が面白くてスラスラと読めました。 大好きな古典部のメンバーが相変わらず謎解きに必死になる姿も、読んでいて楽しいです。 最後の展開もしっかり驚かされて、一作目同様、面白すぎてため息が出ました。 やられた、という悔しさと待ってましたという期待感を味わえる作品です。

    0
    投稿日: 2025.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    <目次> 略 <内容> 古典部シリーズ第2弾。高校のクラスで撮影中のミステリー映画。途中まで撮ってあるが、脚本家がダウン。続きを描こう!という話。確かにこの趣向なら、殺人は起きない(エセ殺人事件が起きているが…)。例によってホータローは自分の自信のある解決篇を、否定されるのである(現実はホータローの推理による作品が完成するのだが)。そういう意味で2重・3重の罠とも言える。

    0
    投稿日: 2025.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中断された映画『ミステリー(仮)』の結末を考えるという設定が好み。だと思ったら、なるほどそう来ますか。 えぐみとは違う苦味が米澤作品の魅力であり、ミステリの業であり、青春を描く意味合いなのだろう。巧いなあと膝を打つ。

    0
    投稿日: 2025.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『氷菓』からの古典部シリーズ第2弾。 主人公がめんどくさいのは相変わらずです。 自分は興味ないし、普通にしたいのに周りがほっといてくれない〜みたいなキャラが苦手なので…。 ストーリーも回りくどくて好みでは無かった。 学生時代に読んだら面白いと感じたかも

    19
    投稿日: 2025.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    『自分の期待が妙でなかったことを、    私は確信している。       -----君は、特別よ。』     前作『氷菓』に続いて、米澤穂信氏の〈古典部〉シリーズ第二作。 単刀直入にいうと……どっぷりハマりました。 本作は神山高校の文化祭、通称“カンヤ祭”への出展について、2年F組がビデオ出展をしようと考えている中、脚本担当・本郷は脚本を書き上げる前に身体を壊してしまう。 そこで神山高校の女帝・入須冬美から『この物語の続きを推理して欲しい』と、古典部に依頼を受ける。折木奉太郎は途中までの脚本をもとに作ったビデオを見て、“不本意ながら”その結末を推理していくことを引き受けるが…と言った内容。   第一作よりも読み応えがありましたね。 ところどころに古典的なミステリ作品を散りばめたり、叙述トリックを用いたりと、第一作よりもミステリの香りが強く、良い意味でしっかりとどんでん返しの為の揺さぶりをかけてくれましたね。これは面白かった。     この〈古典部〉シリーズ、何やら読者の中では尻上がりに面白くなっていくとのこと。 第三作はどんなお話だろうか。 あ、第一作の感想でも触れていた姉・折木供恵は、今作も要所要所でのスパイスとして出演していたけど、僕的にはいつかどっぷり出てきてほしいなー。 第三作では出演してもらえるかなー。 ・ ・ ・ ・ ・ 未完のミステリー映画の結末を探せ!古典部シリーズ第2弾! 古典部のメンバーが先輩から見せられた自主制作のビデオ映画は、廃屋の密室で起きたショッキングな殺人シーンで途切れていた。 犯人は? その方法は? 結末探しに乗り出したメンバーが辿り着いた、映像に隠された真意とは――。

    3
    投稿日: 2025.01.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったです。ボリュームとしても少なくあっさりと読める。だけど撮影のシーンとかは想像しづらかった。最後の真相も意表をつかれる程のものでもなかった。なんでまた読みたいとかまではいかないかな

    0
    投稿日: 2025.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメでも見たが、『古典部』シリーズの小説としては、2作目。面白かった。 折木奉太郎には、才能があるのか、それともただの探偵役なのか..? 締め方も好き♪

    0
    投稿日: 2024.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ2作目。 未完となったクラス制作のビデオ映画。 クラスメイトたちの推察や推論、脚本といった様々な回答もあり面白い。 その中で折木は入須から言われた言葉から未完の映画の結末について考えることになる。 提示されたモノ、状況、すべてから謎を紐解いていく。そこにあるのは真実か。 作品への作者の想いを汲むことは必要か。 折木と入須の会話中にある言葉には、心にくるものがあった。 まさしく折木はタロットカードの「力」。

    0
    投稿日: 2024.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前作より大分好きな作品だった えるが真相に近付きつつあった理由を最後の一文に書くことで読後感も十分 古典部シリーズにハマってきた

    0
    投稿日: 2024.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    氷菓よりもミステリという感じ。バークリー『毒入りチョコレート事件』は読んでいないので、作者の挑戦については分からず。 Why didn’t she ask EBA はクリスティのWhy didn’t they ask Evans からきているそうな。クリスティは関係ないと最後に言っているのはここのことなのかな? 君は探偵じゃなく、推理作家になるべきだな、のままにホータローが完成させることになってしまうわけだが、タイトルがえるを指す方の「愚者」のエンドロールになっているのは、映画の方のエンドロールではなく本の方のエンドロールと真の結末のことを指しているのかな

    0
    投稿日: 2024.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ2作目。 1作目の『氷菓』よりはおもしろいけれど、やっぱりまだ小市民シリーズや図書委員シリーズに比べると、いまいち入り込めないというか、好みではないのかもしれない。 主要登場人物のことをまだ好きになれていないからだろうな。 でもストーリーは結構楽しめた。 …が、入須にいいように使われていたのはなんだか腹立たしい。(しかも“あ・た・し♪”ってお姉ちゃんだよね?それも気分が悪い) でもなんだか、高校生の頃の日常や頑なさ、些細なことを追求する感じが、読んでいてこそばゆくていい。 3作目も読もう!

    0
    投稿日: 2024.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ、2作目です。 読み始めのチャット表記から、こりゃなんだ!?と引き込まれ、あれよあれよと、エンディング。 ミステリ色が強いため、あまり多くは語れませんが、前作を読んでから、こちらを読むとより一層楽しめると思います。

    5
    投稿日: 2024.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ第2弾です。つながりがあるので、氷菓から読むほうがいいです。 古典部シリーズは、とにかく仕掛けがたくさんちりばめられていて、その上学生の心情も描かれている。学生の頃読んだら、すごい本だ!とコーフンしていたとおもう。が、今は仕掛けやどんでん返しが少し重く、スルーして読んでいるので、本当の面白さは読めていないかもしれない。それでも面白いなと思うのは、キャラや設定がしっかりしているからだろう。あまりページ数もなく読みやすいのに濃い本でした。

    0
    投稿日: 2024.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ一作目読んでないので、キャラ達が掴めないままスタートしてところあり。 ストーリーは面白かったが、会話がちょっと回りくどいというか、分かりずらいのです。含みを持たせて自分を特別だと思っている人ばかり、な感じ。全員厨二病だろうか。と言うと言い過ぎだけど、もうちょっとナチュラルな会話があると読みやすいなぁ 2024.11.17 186

    1
    投稿日: 2024.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ第二段 相変わらず主人公の折木くんの謎解き冴えるお話。 主人公のキャラがすごく好きです。

    0
    投稿日: 2024.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【あらすじ】 文化祭の自主映画を完成させて欲しいと頼まれた古典部。 その映画は密室殺人を扱ったミステリだが、解決パートが丸々撮影されていなかった。脚本も存在しない中、これまでの映像と関係者の証言からこの謎を解けるのか……? 【感想】 本物の殺人事件ではないからこその面白い発想で話が進む。 クラスのミステリ好きではない人達が提案する「解決編」と折木の結論。 そして、実際の脚本。 みんなが納得できてかつ面白い着地点というミステリへの自己言及的な話が面白い

    0
    投稿日: 2024.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部2作目。 おのれ入須冬実め。 最後、ほうたるとLのチャットがあって良かった。 供恵のチャットまでだったら、少しも気が晴れなかった。 ────── 1『氷菓』 2『愚者のエンドロール』

    0
    投稿日: 2024.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「第2弾があることを知らず、『氷菓』を読んでから10年弱の時を経て読み終わった。 古典部シリーズは、私にとって憧れの高校生活だと思うくらい日常ミステリーは、青春だと思う。」

    0
    投稿日: 2024.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ2作目。 文化祭のクラス展示で映画制作をしたものの、一人が殺されたところで作品は終わっていた。脚本を担当していた生徒は体調不良で離脱だという。このミステリー映画を完成させるために古典部の面々が推理をしていくが ―― 。 ホータローの結論に正直な感想を言う古典部員たち。信頼しているから言えるのだろうな、と彼らの若さを眩しく感じました。

    0
    投稿日: 2024.10.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    好みの問題でしょうが、私はこうゆう終わり方が好きなので良かったです。ただ謎を解くだけでなく、最後にそう持っていくのかとゆう所ですね。ちゃんとみんなが納得していないことをそのままにせずに奉太郎に言うのがいいですね。そこからのストーリーが好きですね、氷菓らしい、米澤穂信さんらしいと私は感じました。

    2
    投稿日: 2024.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部も小市民シリーズもあまりピンと来なくて、若い時に読むべきだったかなあと思っている。 米澤穂信さんはダークモードに振り切ってるほうが好き。

    0
    投稿日: 2024.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ2作目。『氷菓』と一緒に購入したが、氷菓があまり自分には合わず1年以上寝かしてしまった。小市民シリーズも読んでいるが、そちらの方がまだ良かったように思う。 プロローグも分かりにくいがエピローグも同様に分かりづらい。謎解きの主人公のホータローもやる気が無く、迷走を続ける。一応の解決が正解でも無いようだし。「愚者」に例えた友人の役割も今一つ疑問。 米澤さんの本も8冊目だが、どうも自分との相性が悪そう。

    62
    投稿日: 2024.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校生特有の甘酸っぱい青春のイメージが 匂ってきて、とても良かったです。 神山高校古典部のみんなが日常で起こりうる 小さな事件を解決していく。

    44
    投稿日: 2024.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    氷菓に続い古典部2作品目。氷菓を読んだのは7年くらい前。ホータロウとエルのことはちゃんと覚えていた。今回は夏休み終盤、文化祭に向けて準備が進められていた、が、古典部メンバー4人は2年F組の映画のミステリー作品を見ることに。その映像は殺人を思わせ、中途半端に終了。解決編が一切ない。脚本を書いた生徒に真相を聴けばよいのだが、何故か聞かずにホータロウがトリックを解く羽目に。全体的に2段オチだったが、どうも納得がいかない。シャーロックホームズの内容は楽しめたが、最初の場面設定に無理があったのでは?と感じちゃった③

    37
    投稿日: 2024.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4人の癖のある掛け合いは健在。氷菓よりこちらの方が読み応えがあった。 ホータローがおもちゃにされてて可哀想だ…

    0
    投稿日: 2024.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ第2弾。 今回、省エネがモットーの折木奉太郎のもとにやってきた謎は、2年F組が自主制作したビデオ映画の結末探しだった。果たして、古典部の4人は正しい結末を見つけ出すことができるのか…!? うーん、今回もちょっとシュールで一筋縄にはいかない展開でした。 古典部の4人もだけど、神山高校の生徒って個性派揃いだわー。 次の展開がますます気になります。第3弾にレッツゴー!

    0
    投稿日: 2024.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     〈毒チョコ風味+映像〉という点において、我孫子武丸『探偵映画』のフォロー作品である(毒チョコとはアントニイ・バークリーの『毒入りチョコレート事件』のこと)。そんな情報をきっかけに読むことにしたが、それならばと事前に読んだ古典部シリーズ第一作『氷菓』が面白かったので、正直『探偵映画』のことは置いておいて、ふつうにシリーズ続編楽しみという気持ちで読んだ。 ※以降の感想はネタバレ回避で書くの不可でした。    今回いちばん心に残ったことは、ラストで明かされる、千反田さんが真相に近づくことができた理由。 「ひとの亡くなるお話は、嫌いなんです」  ミステリー小説の世界では死んだ殺したが当たり前になっているとはいえ、それでも人の死なない作品自体は別に珍しくはない。ただこの感情、ポリシーが、ヒロインの発言として最後の最後に大事に提示されたことで、私は強いメッセージ性を感じた。もちろんその台詞を最後まで言わせなかった一番の理由は「ネタバレにつながるから」だろうとは思うが、「ひとの亡くならないお話」にこだわった推理作家とそれに共感した読者を話の核に据えるというその大胆さと繊細さに、米澤穂信さん好きかもと思い始めてきた。  それから、読者も含めみんな無意識のうちに「ホータローが探偵役である」と決めてかかっているのだが、それをホータローに引き受けさせることを、作者は異様なほど慎重に繊細に取り扱っているように見え、そこもとても興味深かった。そして実際、探偵ホータローが今回ひとりで導き出した答えは、ある意味では正解だったがある意味では間違っていた。謎解き披露以降のいわゆるどんでん返しに至るまでの、ホータローと古典部メンバー間のやり取りのシーンがとても良かった。ホータロー一人が天才ヒーローなのではなく、四人が集まると力を発揮する、そんな名探偵スタイルなのかもしれない。今回それぞれ自分にあったシンボルも手に入れたことだし、決め台詞やモットーがある人もいるし、なんだかプリキュアやゴレンジャーみたいな戦隊モノとしての見方がはまりそう。伊原さんだけお決まりのフレーズらしきものが見つからないのだが、「正義のレッド」であることは確実。  その他メモ。 ・女帝の入須さんもなかなかの強さ。このあと古典部戦隊シリーズで味方キャラクターを演ずるとしたら、声だけ登場する司令塔。計画達成能力が高すぎる。 ・じわじわと里志の魅力に惹かれている。補習に連れ去られるシーンが面白く、ドベタなコメディパートもお任せあれという頼もしさを感じた。

    12
    投稿日: 2024.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ第二弾 夏休み終盤、文化祭の準備のため生徒が集う神山高校 古典部メンバーは、2年F組が出展する予定の自主映画の試写会に誘われる しかし仮タイトル「ミステリー」のこの作品、脚本家が病で倒れたため未完成なのだ さて結末は? 知っているのは脚本家だけ それを解決してほしいと依頼される古典部メンバー 作品の関係者3人に話を聞きながら推理していく、というストーリーなのだが… どうやら、ミステリーファンなら分かる小ネタがいくつか仕込まれているようなんです 知識があればもっと楽しめるんだろうな、と少し悔しい でも青春ものは大好物なので、「青春ミステリー」として充分楽しめました! 古典部4人それぞれの役割があってひとつのチームなんだと思うと胸が熱くなり、自分が年齢を重ねたせいか、キュンとしちゃうのよね(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡ 千反田がチョコレートボンボンを食べて酔っ払うのも可愛いwww また気が向いたら続きを読もっ^⁠_⁠^

    70
    投稿日: 2024.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    奉太郎の心がへし折られた、というか挫折を経験して良かったと思う 自分の推理が間違えていたと分かってから、ちゃんと古典部メンバーの話を聞いて受け入れるところにやっぱり奉太郎の優しさというか善性を感じる 思春期の挫折経験、いいなあ

    0
    投稿日: 2024.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2年F組が用意したミステリー映画は途中まで。 脚本家が脱落して誰も落とし所が分からない。 その解決に古典部が乗り出す。ちょっと話が無理筋?脚本家に聞けばいいじゃんって思った。

    0
    投稿日: 2024.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    数年前に『氷菓』を読んで合わないなあと思った古典部シリーズ。 1冊で断念してましたが、「小市民」が面白かったので読み直したらちゃんとこっちも楽しめた(前回どうかしちゃってた?) 『氷菓』で探偵役となったホータロー。その頭脳で本郷さんが考えた犯人を見つけることができるか?と思いきや、今回はホータローには残念な結果に。 女帝も「あ・た・し♪」も、えるも一枚上手だったって感じかな。

    1
    投稿日: 2024.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすくて最後まで一気に読めた! 脚本の続きを作らされてるなんて思いもせず、読んでるこっちも入須にうまいこと動かされた気分になった。 自分が汲み取れてないだけかもだけど、所々疑問が解決してないのが気になる。 なんで入須とお姉ちゃんは知り合いだったんだろう? 千反田がウイスキーボンボンで酔うところ必要だった?本を忘れさせるため?

    3
    投稿日: 2024.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても読みやすい作品でした。 飽きることなく読みきったので、 まぁ、面白かったのかなと。 ミステリーの謎解きがメインの作品なのに、 「別にいいじゃない、鍵ぐらい」は、すごいとおもいました。 ただ読後感がなんかモヤモヤ。 いまいち作品を消化しきれていない感覚。 読んでいる時にひっかかった小さい疑問が、いくつか解決してないような気がするんだよなぁ。気のせいかなぁ。 もう一回読めば解決するのかなぁ。

    1
    投稿日: 2024.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ二作目。 日常の謎の範疇に入る作品ながら、未完成の映画の結末を推理するという形で、殺人事件を扱うのがとてもユニーク。 よく考えられていると思いました。 250ページ程の長編としては短めの分離ながら、ミステリとしての様々な趣向が凝らされた、企みに満ちた一冊です。 続編も楽しみですね。

    1
    投稿日: 2024.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【2024年7月再読】 小市民シリーズのアニメがはじまり、第2回を見ようと思ったらまだ配信されてなくて、じゃあ「氷菓」を見ようということになって、その初回を見たら原作も読みかえしたくなり、本棚にあったのが『愚者のエンドロール』だったのでこれを。 16年前(!)に読んだときは感想を書いてもいなかったようだけど、これはあれですね。ホータローの自分さがしというか、自信が持てるような持てないような、でも他者からの評価はうつろいやすくてけっきょく苦笑いするしかないというような、そこがよみどころなんだなあと初めて気づいた。おせーよ。とてもよかったです。 氷菓も読みかえしたいな。

    1
    投稿日: 2024.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごくよかった!日常の謎でこれだけ面白く出来るのすごいし、そもそも「途中までしかできていない脚本の本来の結末を推理して欲しい」なんて、ぱっとみ何言ってんだ?って内容でも成立するんだなあ。 最後に辿り着いた答えが、めちゃくちゃそれっぽかったし、ああ!って思ってしまったわだしはまだ全然初心者なんだろうな。 学園もの×日常の謎、というジャンルずっと好き。 最後のチャット欄、本編にもここにも名前も何も出てきてないのに彼女の存在感すごい。

    0
    投稿日: 2024.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     読みながら思わずニヤリとしてしまった、それは、てっきり前作の方針を緩く引き継いだような、日常の謎を解きながら、やがては大きな謎に挑む流れなのかと思ったら・・・古典部シリーズ二作目にして、早くも中身をガラリと入れ替えてきたチャレンジ精神と、前作同様に人間の見えない心模様を優しく酌み取った、青春ものストーリーとしても読ませてくれる、なんとも贅沢な作品です。  今作はいきなり本題の、大きな謎解きが待っていて、しかもこれが殺人事件! と思いきや、そこは米澤穂信さんならではの捻りが効いていて、正確には2年F組の文化祭の企画であるビデオ映画の中のそれで、なんだフィクションかよと思ったかもしれないが、ここでまた面白いのは、一応密室殺人の状況で、一人の死体が見つかったところまでしか撮影が済んでいない、未完成のままの映画を見せられて、そこから推測してその謎を解き明かしてくれると、撮影が再開されて助かるんだけどなといった主旨であり、その理由は、唯一解答を知っている脚本家が精神的苦痛で倒れてしまったからだそう。  また今作は、いろんな意味でミステリーを扱っているそうで、海外作家の名前や作品がいくつか挙げられているのは元より、黄色い背表紙の文庫や、「中村青」までしか読めない設計士の名前といった、私の世代に応えてくれる心憎いものまでと、古今東西、多岐に渡っていて面白い。  そんな中でも、どこか印象に残ったのは、まずは二年F組のビデオ映画撮影メンバーの考察を何人か聞いて、それに判断を下すのが、お馴染みの古典部メンバーといった構成に、まるで関係者達に聞き込みをしている、探偵の構図を皮肉っているような感じを抱かせる面白さがあり、しかもそれは高校生だからこそ許されるような、陳腐さに苦笑しながらも自由な発想に唸ってしまうといった、これはこれで結構馬鹿にできないのではと思わせてしまう上手さは、まさに『緻密でないが故に、隙が見当たらない』状況であった。  そして、そんな謎に挑む古典部メンバーを、改めて簡単に書くと・・・。 『やらなければいけないことなら手短に』がモットーでありながら、今回、青春の渦中に迷い込んだ高校生らしさを見せてくれた、ホータローこと、探偵役(?)の「折木奉太郎」 目と口元にいつも笑みを浮かばせてはいるものの実は自分の好きなものしか追求しない、ホータローの旧友にして好敵手「福部里志」 全体に漂う品の良さに反して目が大きい、好奇心の塊で、部長の「千反田える」 大人びた表情がそのまま変わらず成長して、今は童顔。しかし過ちに対しては自分自身に対しても手厳しい「伊原摩耶花」  ストーリー展開として、大どんでん返しとはまた異なるが、二転三転するところに前作同様のホータローだけの活躍ではない意外性はあるものの、その陰に隠されたとんでもない仕掛けとして、謎解き自体に潜ませた二重の謎があり、その一つ目の○○はどうでもよかった的なオチも凄かったが、更に二つ目のそれについては、両タイトルとも密接に関わった、まさに本書のテーマなのかもしれないと思わせるものがあった。  洋題の『Why didn't she ask EBA?』は、そのまんまといったらそうなんだけれど、重要なのは『そこには何かしらの理由があること』なのだと思い、この物語にしても、それを聞いたらすぐに解決するじゃないかと思うかもしれないが、そこにはその人ならではの繊細なものが潜まれている可能性だってあるんじゃないの? ということで、おそらく米澤穂信さんは、こういうところをとても大切にされる方なんだということを、これまでのいくつかの作品でも感じられて、そこには、人の心の中に土足で踏み込んでくるような行為を、やんわりと嗜めるような雰囲気もあるように思われた、彼ならではの優しさなのだろう。  そして『愚者のエンドロール』だが、ここでの「愚者」は、本編の中で古典部メンバーをタロットカードのどれかに擬えたそれであることから、人のことも自分事のように思えれば、きっと皆、毎日をもっと楽しく過ごせるんじゃないかなといった願いを込めているようにも感じられた、それは人が人を慮ることの大切さでもあり、とても基本的であるからこそ青春ものの題材としても、しっくりくる素晴らしさがあるのだと思う。  しかし、今回私が最も心を打たれたのは、ホータローの複雑な心境であり、それを親友の里志が、彼ならではの言葉でさり気なく伝えていたことには、改めてホータローのことをいちばんよく分かっている人は、もっと身近にいるのだということを教えてくれていたようにも思われて、この馴れ馴れしいまでには至らない、絶妙な距離感で相手を立てる感じは、中々できないことだと思う。 『運、ね。自己評価なんて聞いてないよ。僕がホータローをどう見るかの問題だ』 『ホームジストより心惹かれるものはいくらもあるさ』  そして、何よりも今回の謎は、古典部メンバー四人全員がいたから解くことができた、そんな感慨深さもあったことが、私にはとても嬉しかった友情の素晴らしさである。  ちなみに、米澤さんのあとがきによると、本書はアントニイ・バークリーの「毒入りチョコレート事件」への愛情と敬意をもって書かれたそうで(毒チョコ+映像には我孫子武丸さんの「探偵映画」という先例も)、これは絶対読まなくちゃと思って・・・だって気になるじゃないですか!!

    57
    投稿日: 2024.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作とはまた違った趣向で面白かったです。 ミステリーはまだまだ初心者なもので、古典部メンバーの推理をフムフムと受け身で聞くばかり。 撮りかけの映画の結末、いわゆる犯人を推理する描写で私が理解できてなかった叙述トリックや撮影の手法についても触れられていて興味深くもありました。 ホータローの推理を聞きながら、「ミステリー作家さんてかなりすごい!」と改めて思いました。 面白かったけど、ラストのエンドロールを1回読んだだけでは理解が追いつかず、読み返しました。

    10
    投稿日: 2024.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    淡々とした高校生活の推理が続くが、自主制作映画の殺人まで見て、その結末を考えるなんて斬新。驚きは小さいが、新感覚の日常の謎としてはピカイチ。

    6
    投稿日: 2024.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ2作目 いまのところ、 個人的には小市民シリーズの方が好き ホータローは、 前作の延長ということもあるが、 ヌルッと巻き込まれ、 本人は積極的ではないが 周りは期待をしているがそれを表に出さず… もっと褒めてあげよー シリーズを読み進めれば もっとハマっていくのかなぁ?

    8
    投稿日: 2024.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    人の死なないミステリーを読みたい、と思って手に取った一冊。学生時代に一度読了をしたものの、結末は覚えていなかったので自分と重なった瞬間感動を覚えた。 ただの密室ミステリーを読むより、作品内のクラスの出し物の密室ミステリービデオの結末の推理という訳で、二転も三転もして楽しむことができたと思う。入須先輩、あっぱれ!

    11
    投稿日: 2024.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    〈古典部〉シリーズの第二弾。氷菓よりもミステリしていて、楽しい。構成が前作と一緒なので、展開が読めるのが少し残念だったかな。

    3
    投稿日: 2024.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    氷菓に続く古典部シリーズ第2弾。 周りが褒めてくれても単に運が良いから謎が融けただけと言っていた奉太郎が、ちょっと特別なのかもと自覚して謎に取組む。 謎を解いたとみせて、その後ダメ出しが出るのが、なかなかあと引くおもしろさだった。

    20
    投稿日: 2024.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    入須先輩とのやり取りが難しくて、何回も読み直した。 本編も面白かったんだけど、「氷菓」同様あとがきが最高に好き

    9
    投稿日: 2024.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「愚者のエンドロール」(米澤穂信)を読んだ。
〈古典部〉シリーズいいですね。 
わたし的には伊原摩耶花様が好みです。
(誰もそんなことは聞いてない!) 
今回はしっかりとミステリーが前面に来てますね。 
あー面白かった!

    6
    投稿日: 2024.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日常の謎ミステリーの大傑作、古典部シリーズの第2作。安定の面白さ。日常の謎ということで、実際の殺人事件は描けないので文化祭出展のためにクラスで作った未完の自主映画のストーリーを探るお話。映画内で起こる殺人事件の犯人は一体誰なのか?一件落着かと思いきや、ラストにもうひと展開あって最後まで楽しめた!

    1
    投稿日: 2024.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    入須が狡猾すぎて、とても高校生には思えないくらいの才能だと感じました。 前作「氷菓」で上手く行き過ぎていた奉太郎が、自己評価と他者の評価との乖離に葛藤しながら推理し初めて挫折する、という奉太郎の人としての成長になるような話だと感じました。

    7
    投稿日: 2024.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ2作目。 前回も感じたが、主人公や周りの人物が高校生にしてはずいぶん大人っぽい。 このまま終わったら少し物足りないな、というところでもう一捻りあったので満足。

    2
    投稿日: 2024.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ2は長編。 淡々と回答さがしに進んでいくが、ほんの数日の出来事なのに、全体的に流れが緩慢で、何となく違和感があった。 「何故」の解消はいつ訪れるのかをただ待った。 主人公奉太郎は、あまり乗り気ではなかったのに、簡単に入須に乗せられてしまったのは、かなり意外だった。 『氷菓』で見せてくれた賢さがあまり感じられなかった。 冒頭のやりとりから、お姉さんが噛んでいるのはなんとなく感じていたのに、タイトルの意味に、ラスト近くまで気づかないなんて、我ながらおまぬけだったと思う。 入須の女帝っぷりは、最後まで謎だったし、盛り上がりには欠けたけど、あくまで学園もの、これはこれで良いのだと思う。 海外ミステリーにあまり精通していないので、深い部分まで理解できなかったのが残念である。 「館ものか!」「館ものなの?」、設計士の名前が「中村」‥のあたりを読んだ時は、いきなり綾辻さんが私の頭の中に出てきて大いに笑えた。 2024/02/21 17:30

    3
    投稿日: 2024.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ第2弾 こんな文化祭を送りたい人生だった... 殺人が起きないミステリなので血生臭くないのがまた良い。

    2
    投稿日: 2024.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全ては彼女の掌の上、という表現がこんなに合う作品もなかなかないと思う。最後の方の展開には誰もが驚くはず!

    1
    投稿日: 2024.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    好みの点では氷菓の方が面白かったけど、ミステリの観点からしたらこっち。 これは、さらっと読むかわかる人が読むかでだいぶ印象が変わるんでないかと。 かくいう私もシャーロック・ホームズさえまともに読んでいない人間だから、ほぼ前者なんだけれど。 あとがきは読んだり読まなかったりだから、読んでよかった。バークリー『毒入りチョコレート事件』読んでみたくなった。 毎度のことだけど、ミステリを読むには前提として少なくともシャーロック・ホームズとアガサ・クリスティーは読破しておきたいなぁ、と思う。 調べて知ったけれど、綾辻行人さんの作品関係もちらっと登場したらしい。綾辻さんも読みたい読みたいと思いつつ、一冊も読んだことがない。 毎回副題も気になるし、調べちゃう。 知識がないのでわからんことが多い、悔しい。 5.味でしょう、にしても、いろんなところに遊びごごろ加えてくるなぁ。けど、これはちょっとぶっこみすぎではないかと、。タイトルの違和感がすごい。 ストーリー自体というよりかは、構成とか散りばめられている面白みとかにひかれた。

    2
    投稿日: 2024.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    〈古典部〉シリーズ第二弾ということで、第一弾『氷菓』に続いて拝読しました。 日常に紛れる小さな違和感や、ついつい気になってしまう謎とともに古典部の活動が描かれていた『氷菓』とはうってかわって、本格的なミステリ要素を盛り込んだ作品となっています。 そこで〝ミステリ〟という概念について考えさせられてしまうのも、この作品の面白さのひとつです。 無事にビデオ映画の脚本が完成し、主要人物である入須冬実の真意の核心に迫ってもなお、晴れ晴れとした気持ちで結末を見届けることはできません。 そのため何度も読み返してしまうのですから、読み物として面白いことは間違いないです。 さらに気づかぬうちにこちら側(読者)も脚本を手掛けることになってしまい、創作も楽しむことができました。

    0
    投稿日: 2024.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ2作目。 文化祭での出し物として途中まで制作されたミステリーのトリックと犯人に関して依頼された古典部。面白かった。奉太郎の推理も見事だし、それに対する他のメンバーの切り口も良かった。奉太郎の姉の掴めない凄さにも驚いた。

    17
    投稿日: 2024.01.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2024.1.10 読了 古典部シリーズ 2作目! 文化祭前の準備に追われる古典部に 舞い込んだ先輩からの依頼。 先輩のクラスの出し物の自主制作映画 (ミステリー)の途中で 脚本家であるクラスメートが病気になり、 このままでは上映が危ぶまれる。 本人とは話せないから、 この映画のラストを考えてほしい。 省エネをモットーとした奉太郎が イヤイヤながら 腰をあげる。 まさかの結末でしたー

    1
    投稿日: 2024.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズの3作目にとても感銘を受けたと語っていた好きなミステリー作家さんがいたので、せっかくならと1作目から読んでみていた。 しかし、この2作目では、やはり米澤さんの作品は私には合わないかもしれないとの思いを濃くしてしまった。(あくまでも個人的な感想です!ファンの方すみません) 1つ目の理由は、作中で用いられる言葉や言い回しがやたらと難しく、普段、ましてや高校生が使う言葉ではないと思えて、とても気になってしまったこと。 私自身たまに”そんな難しい言葉はふつう使わないよ〜”と周りから指摘されてしまう方なのだが、その私から見ても難解で堅苦しい言葉が多すぎるように思えた。 例えば、(飲み物を)注文すること=誂える、と表現する現代の若者を、少なくとも私は知らない。 2つ目の理由は、そうした言葉の重厚さや、登場人物たちの切れモノぶりに対して、謎の規模が小さく、トリックも単純であるように、どうしても感じてしまうこと。 「黒牢城」を読んだ時、物語全体のスケールの大きさや登場人物の大物ぶりに比べて、ミステリー的な部分の規模が小さすぎ・単純すぎで“アンバランス”だと感じていたため、このシリーズの1作目を読んだ時は、高校が舞台で高校生が主役といった日常の方が、トリックの規模に見合っていいのかもしれない、と思った。 でも、やはり主要登場人物たちの考えの深さと鋭さ、文章表現の難解さを考えると、謎と解の部分が浅いように思えてしまい、私の中でアンバランスさが完全に払拭されることはなかった。 この2作目は、1作目より仕掛け部分が上手く捻られていたようには思うのだが、後味があまり良くなかったがために、最終的に残念な思いがより大きく残ってしまったのかもしれない。 しかしながら、もう米澤さんの本は読まない!とかいうことでは全然ないので、本命の次作に期待したい。

    3
    投稿日: 2023.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ第二弾。 1冊で1つの物語が収録。 序盤からずっと思っていた 本人になぜ聞かないのか? というのがポイントとなっていてとても読み応えがありました。 オマージュとしても最高の作品だと思いました!

    0
    投稿日: 2023.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     登場人物が魅力的。本来の脚本にたどり着くのに千反田の着眼が正しかったというのが、新鮮。やはり古典部のチームは素晴らしい。また、冒頭とラストのメール、ホウタロウが、やはり姉に踊らされていたというのが、また楽しい。

    0
    投稿日: 2023.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     才能がテーマの話。これはクドリャフカもそうだけど。奉太郎は女帝にそそのかされ自分の才能を駆使する、ように踊らされた。「才能がある人間はそれに従事すべきか?」才能なんて言葉は悉く無意味だと思う。せいぜいその物事をやり始めるきっかけになるくらいの力しか才能にはない。本当に才能がある人間は才能という言葉が無意味になる世界を知る。才能という言葉を意気揚々と掲げることがどれだけ自分が小さい存在かを公言することを意味すると知る。その道の第一人者になれるか、それは究極的にはそれに一生をかけてもいいレベルの、他の事を犠牲にしてもいいと思えるレベルの、どれだけ苦しくてもそれを続けようと思えるレベルの拘りを持てるかどうかに尽きるのだ。奉太郎には名探偵の才能がある。だが決して奉太郎は自分が才能があるだなんて思わないだろう。それでいい。それでこそ奉太郎は僕の好きな名探偵でいてくれる。

    0
    投稿日: 2023.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中まで作られ、脚本家が倒れて未完となったミステリー映画のトリックと犯人が分からない。 色々話を聞くが整合が取れず、主人公に解決を依頼される。貴方しか解決できないと認められ、名探偵ぶりを発揮。カメラ役が犯人というトリックで解決する。 が、まだ矛盾があった。 実際は、死人の出ない脚本であったが演者のアドリブが暴走し取り返しがつかなくなったため、その先のストーリーを考えさせるものであった。 才能があると信じて考えたが、うまく乗せられたと反省する。 探偵と推理小説家の違い、現実と想像。 途中まではそんなもんか、とまあまあだったが、最後のどんでん返し面白かった。

    1
    投稿日: 2023.09.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中まで出来上がってる「ミステリー」の後半部分を推測してほしい こんな推理小説は初めてで、これが話の中心になるのはとても斬新。 日常のミステリーなので重くならず、サラッとしてて、なんの情報もなく、ミステリーが読みたいと思い読んだので、少し物足りなく感じてしまった。 高校生の時に読んだらもっと熱中できたのかな。

    1
    投稿日: 2023.09.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほろ苦い。 大人の世界ではよくあることでも、高校生相手にこれは残酷だよなあと思ってしまう。 未完の自主制作映画の犯人を推理して欲しい。 という依頼を受け、古典部の4人は制作に関わった生徒達の話からヒントを得ようとする。 相変わらず折木の姉が謎すぎる。 そのうち登場するかな。

    0
    投稿日: 2023.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったけど、1冊丸々でひとつの話だとは思わなくて結構疲れた。 特に無理やりな展開もないし、主人公と同じ立場で読者にヒントを与えてくれる感じが面白かった。本郷さんは結末が思いつかなくて、それが原因で病気の振りをしていたんだと思っていたけど、人殺しの展開が嫌だったってのは以外。 アンケートでその他が出てきたら、見落とさないようにしないと、、、

    0
    投稿日: 2023.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    古典部シリーズ2巻目。 うわー!これはー!これはちょっと最後まで転がされてしまった感が凄い! 「いやそれはちょっと」って話が続いた後に出てきた説だし、推理小説を読み慣れてたら「なるほどその手があったか!」ってなってしまうパターンのやつ……これは知識があればあるほど逆に引っかかるのかもしれない。 でもあそこまで畳み掛けられたら根本から考え直さないといけないなんて思わないもの。 里志のあの一言がここまで効くとは……すっかり騙された!いや騙されたなのか?真相を見抜く力がなかったなのか? 奉太郎にはひと夏のほろ苦い経験……になっただろうなぁ。 人の認識が違いが生む面白いお話だと思いました。

    1
    投稿日: 2023.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地の文が主人公の一人称である小説はライトな読み口で読みやすいことが多いけど、古典部シリーズは、作者の端正な文体も相まって、驚くほど読みやすい仕上がり。 (例えるなら、水という感じ?笑) 本作については、メタ的にミステリーを描く過程で、作者のミステリー愛がひしひしと伝わってきて、もっと沢山の古今東西のミステリー作品に触れたくなる。 また、作中のタロットの例えもあったが、古典部の面々の役割分担というかキャラの立ち方というか、が大変お見事。素晴らしいチーム。 シリーズ全作読破を決意!

    0
    投稿日: 2023.08.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これを読んでいる時点ではまだあんまりキャラクター造形や語り手の頑なさなどに納得のいかない部分はあったが、推理を重ねて方向性が次々と塗り変わっていく(毒入りチョコレート事件オマージュスタイル)は、結構楽しい。

    1
    投稿日: 2023.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    氷菓からぶっ続けで読んだ。 今回は、あるクラスから古典部にある調査依頼がきて、それについて関係者を交えながら真相解明を図っていくというストーリーであった。 館ものの要素があったり、ミステリー小説を読まない人の考えがあったりと、読んでいてワクワクした。 また、折木奉太郎はもちろん”力”を持っているが、それを”使われて”こそ活きるものなのだなと思った。 古典部のキャラクターはやはり好きです。

    6
    投稿日: 2023.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    〈古典部シリーズ〉2冊目読破! 今回は前作『氷菓』のような1冊でいくつかの事件を解決するのではなく、1冊でひとつの事件を解決するという長編の構成でした。 今作は奉太郎の推理が2段階あって、1回目の推理もだいぶ終盤に差し掛かった頃に筋が通ったものがきたのでこれが結末かなと思っていたら、2回目の推理まで来てかなり楽しくて最後はページをめくる手が止まりませんでした。 一般のクラスメイトの推理は割と私たちと思考レベルが似ていたのもあって、なんだか親しみやすかったです(^^) 今回は奉太郎が自分の技術を自覚する過程のシーンが印象的でした。 「誰でも自分を自覚するべきだ。でないと。...見ている側が馬鹿馬鹿しい」(本文より) この言葉で入須先輩いいこと言う...と思ったのも束の間最後の最後に『女帝』を見せつけられ、なんとも言えない気持ちになりました( ̄▽ ̄;) ホームズネタが結構出てきたので、やっぱりミステリーを嗜むならコナン・ドイルさんのホームズシリーズも読んどかないとな〜としみじみ思います。

    12
    投稿日: 2023.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズの2作目。 ミステリー小説において殺人事件というのは定番中の定番だが、普通の高校生のまわりで殺人事件なんておこるわけもないので、映画の殺人事件を解かせよう!はなかなかおもしろい発想だなと思った。 1作目と同様のんびり緩やかなミステリーが展開されていってあまり構えずに読めて良かった。

    1
    投稿日: 2023.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    また、高校生たちの言葉調べながら読みました(汗 個人的にシャーロッキアンの端っこの人間と思っているのでネタに絡んで嬉しかったのと、「クリスティまで…」のくだりも、思い当たって面白かった。 という細かい事より、折木くんが1作目よりグッと人間味が増して気持ちが惹かれた。 気になったフレーズは、 「俺はそれを、壊したら人生が終わるほど高価な美術品を見るような目で見た」

    2
    投稿日: 2023.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ二作目。 おじさんになってから青春を感じるなんて、些か照れ臭いが、作中の登場人物達と一緒にこの世界を駆け抜けるのはとても楽しい、清々しい気分になる。 今作は、撮影が完結していないミステリー映画の結末を推理するというストーリー。作者が病気で続きを知る事ができず、締め切りも迫る中、完成している部分からその結末と犯人を探していく。  面白いのは当然、実際に起きた事件ではなく、撮影状況や準備物を手がかりに推理が展開される事であり、上級生の推理を聞きながら、まずいところを切り取って否定する方法も面白い。  作中作になるホータローの推理結果で落とし込んだ作品も実際にみてみたい。該当のトリックは何かで目にした記憶があるが、面白い試みだ。  最終のチャットの部分を見ればこの作品の「黒幕」が分かりますが、誰よりもホータローを理解しているのだと笑ってしまった。

    1
    投稿日: 2023.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古典部シリーズ第2作。最近気付いたんやけど青春ミステリ好きかも。 と言っても「氷菓」に続きこちらもラストはどこかビターな皮肉もあり、ちょっとモヤって残るようになってる。 あと、寿司屋の話しもまたまた。これもモヤっ。第3作目も読む!

    1
    投稿日: 2023.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物のキャラがバランス良く立っている。 とりわけ、新キャラの程良い距離感とミステリアスな雰囲気が良い味を出してた。 「氷菓」では奉太郎に苦手意識があったが、本作では少し好感をもてた!

    8
    投稿日: 2023.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は、「自分の役割」がテーマかな? 適材適所という言葉があるけれど、素質と自分の意志(やる気)のバランスが大切だよなあと思う。素質があってもやりたくないことをやるのは辛い。一方で、やる気があっても向いてないことをやり続けるのも辛い。でも、ホータローが里志に「なろうと思えばお前はいつか、日本でも指折りのホームジストになれると思う」と言った言葉を信じたい。 ということは、つまり支えてくれるのは人の言葉なわけで、今回ホータローは入瀬にそれをうまく利用されてしまったわけで…。 私も人の言葉に励まされて背中を押されることがあるけど、それがどうか心からの言葉であってほしい。もしくは、そうだと自分を騙したい。

    2
    投稿日: 2023.05.07