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第三の時効
第三の時効
横山秀夫/集英社
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総合評価

489件)
4.3
225
174
63
2
1
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    「犯人が国外に逃亡した場合、その期間は時効の進行が停止される。」 その期限を「第二の時効」とした場合、はたして「第三の時効」とは? それにしても、みんなキャラが立っていて味わい深く、渋い。 実写化するとしたら 朽木役は地井武男で 楠見役は國村隼で 村瀬役は小林薫・・・ナニワ金融道のイメージが強いからちょっと違うかな〜 岸部一徳も捨て難いな。両者全然違うタイプだけれど。 なんて思い浮かべながら読んでました。 表紙が渋くてよい。

    0
    投稿日: 2009.04.24
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    短編集だけど、登場人物はすべて関連していてどの話もとても読み応えがあって 最高に面白かった。 犯罪捜査に関わる刑事達の体臭がただよってきそうだ。 犯人を追いつめていく大胆かつ狡猾な罠もお見事。 警察とはまさに男達の意地とプライド、縄張り意識がぶつかりあう濃密な競争社会である(笑) 横山ワールドが濃縮された日本の警察ミステリーの傑作と言えると思う。  素晴らしい!!以前ドラマ化されたらしい。見てみたかった…

    0
    投稿日: 2009.02.19
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    シリーズというほど繋がっているとは思いませんが、ぼちぼちとあちこちの横山作品でみかける名前があると思います。 短編集です。 文庫タイトルになってる「第三の時効」は、タイトルになるだけはあるな!って感じ。 その他にも刑事たちのプライドってほど綺麗じゃない、まさに矜持があふれるカッコイイ本でした。

    0
    投稿日: 2009.02.03
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    F県警捜査一課が舞台。 一係〜三係のそれぞれの思惑と意地とプライドが綺麗事でなくていい。 話自体も最高です。 それ以上に人間のエゴとかそういった余計ないらないものが どんだけ人を振り回して、狂わせて、人を動かすのか。 上手いなぁ〜って思いながら何度も読み返します。 二年前位に作者がF県警を舞台とした長編を・・・と 言っていたみたい。 読みたい〜〜〜〜〜っと、期待しています(●^o^●)

    0
    投稿日: 2009.01.21
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    F県警の短編シリーズ。第三の時効・・・まさかあんな結末とは。登場人物が同じ短編集なので、通勤中に読みやすくすぐに読み切ってしまう。

    0
    投稿日: 2009.01.12
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    刑事心理ももちろん 落とされ方が ぞくぞくするよ  実は一回読んだだけでは理解できないことがあって 読み返した作品 

    0
    投稿日: 2008.12.28
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    横山秀夫の警察物は文句なく、面白いっ! そう思いながらも、短編なので、つい後回しになっていた作品。 同じ警察物でも、横山秀夫の視点は面白い。 今回は県警の捜査一課強行班を描いた連作集。 全ての話が事件後から始まる。 朽木、楠見、村瀬と言うくせのある班長をめぐる課長の苦悩をベースに描いている。 上司の目線で描かれる警察物と言うと、つい今野敏の安積班と比べたくなるが、全然違った面白さがあり、これまたはまるっ!

    3
    投稿日: 2008.12.20
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    すべてのミステリー小説のトップ 横山作品は、すべて面白いが、その中でもナンバー1!! 3人の刑事が、3人ともいい!! 読んでて面白い、トリックもいい!!

    0
    投稿日: 2008.11.30
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    「ザ・男の世界!!」って感じですね〜この本の前は北村薫や北森鴻を読んでいたので、全く違う世界に迷いこんだ気分でした(笑)読書ってだから好きです♪ でもやっぱり横山センセはおもしろい!グイグイよませますね。「密室の抜け穴」が特にお気に入り

    0
    投稿日: 2008.11.11
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     F県警捜査一課強行犯係シリーズの第一作。一班朽木、二班楠見、三班村瀬、三人の鬼達の連作。「やつらは事件で喰っているんじゃない、事件を喰らって生きているんだ」の記述がピッタリくる、ノワール小説です。続編期待!

    0
    投稿日: 2008.11.09
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    警察小説としてはある意味頂点かもしれない。個人的には横山作品で最初に読んだ「陰の季節」が印象強く好きだが、「精巧に・重厚に」描かれた本作品の小説としての出来としてはかなり上をいっている。連作小説としての流れもいいし、それぞれの登場人物しかも脇役までが個性豊かで、警察という特殊な組織の中ですごい輝きを放っている。朽木班長の苦悩を抱えた姿・解決するさまももちろんかっこいいが、他の登場人物・ストーリーも単純に一言では言い表せないほど凄い。もちろん凄いというのはスーパーマン的な凄さではなく、心に染み渡りながらも「うーむ、そういうことかあ」・・渋いっていうような。 警察小説好きには必読かもしれないお勧めな作品。

    1
    投稿日: 2008.11.07
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    第二の時効まではよくありがちで、今や子供でもしっている事 しかし第三の時効があるとは。。。起訴をすれば時効が伸びる! 事件の陰には必ず女があり! やっぱり絡んでいたか・・・しかも悪の根源・・・ 女は強い。

    0
    投稿日: 2008.09.25
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    なかなか骨太な刑事物。 なんだけど、単純に面白かった〜 この人の「顔」は同じ警察物でも暗すぎて辛くなったけど、 これはエンターテイメントになってて 重くて暗いけど楽しめる!感じです。 キャラクター設定がしっかりしてるからかな。 ほんのり光もあるし。

    0
    投稿日: 2008.09.21
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    沈黙のアリバイ/第三の時効/囚人のジレンマ/密室の抜け穴/ペルソナの微笑/モノクロームの反転 F県警強行犯係シリーズ。 一班の朽木、二班の楠見、三班の村瀬。皆個性的で辣腕。

    0
    投稿日: 2008.09.16
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    F県警強行犯シリーズの短編集。 捜査班が三つ合るが、その三つのリーダーはどれも個性的。しのぎを削りあう三つのグループのそれぞれの捜査の違い、時には重なりあう部分も出てくるが、どう折り合いをつけるか。 第1の時効は本来のもの。第2の時効は、もし犯人が国外に逃亡したら、その逃亡年数は時効に加算されないため、日本に戻った時から再度時効の時計が廻りだす。第3の時効とは一体なんなのか? スピード感溢れる内容。 横山 秀夫さんのは、いつも事件の内容そのものじゃなくって、捜査方法、捜査側の人間模様などが書かれていて大変面白い。

    0
    投稿日: 2008.09.15
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    むちゃくちゃ面白かったです。話ごとに主人公が変わる連作短編集ですが、視点が変わるたびにみえてくる署内の人間関係や人物像がすごく魅力的でした。みんな個性が強くて野心があって胸に秘めたものをそれぞれ持っていて。ひとつひとつの謎も、それが解かれる瞬間やひっくり返されるのが鮮やかですごく引き込まれました。読んで損はないと思います。

    0
    投稿日: 2008.09.11
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    F県警捜査第1課が事件を説いていく短編集.各話毎に主人公が 変わり,捜査1課の面々の関係が見えてくる部分も話とは別に面 白い.それぞれの話も短いが十分に考えられており,テンポよく サクサク読める. 2008.08.09(Sat)読了

    0
    投稿日: 2008.08.20
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    タイトルからすると、なんか心情的な時効(現実の時効が過ぎても自分の罪の意識は消え無い的な)と思ってたけど、実際はそんなんじゃなく、もっと苛烈な話だった。「半落ち」の影響で人情系の古臭い刑事ドラマ系の話かと思ってた

    0
    投稿日: 2008.08.09
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    横山秀夫の警察小説のナンバーワンとの評判をみて借りてみました。‘濃い’メンバーが登場して、大丈夫なのか警察?といった感じです。テレビではTBSが月曜ミステリー劇場で映像化。朽木班長=渡辺謙、楠見班長=段田安則、村瀬班長=伊武雅刀といったキャストだったようです。図書館予約数は0(08/08/06現在)です。

    0
    投稿日: 2008.08.06
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    初めて横山秀夫さんの作品を読みました。『クライマーズハイ』とか『半落ち』を書かれた方とは知らずに。 一つ一つが短い物語だけれど、かならずあっと驚く展開でタイトルの意味が分かる。 本当の警察機構がこのようなのかはまったく知らない(また興味もない)けれど、一人一人の刑事たちの抱える思いや思想にどんどんひきつけられてしまう。警察小説とか推理小説とかいう既存のジャンルにあてはめるよりも、群像劇というほうがふさわしいのかもしれない。

    0
    投稿日: 2008.07.27
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    F県警の3班からなる捜査一課 捜査一課長 田畑   一班長 朽木   二班長 楠見     三班長 村瀬 容疑者逮捕への執念と手柄に執着する敏腕刑事の各班長 他の班よりも先に手柄を挙げる事だけを考えている・・・・・・・・ しかし、3人とも自分の手柄より憎むべき犯罪者の逮捕が根底にあるように薄っすらと感じさせてくれる! この微妙な感じが最高にいい! 好きです、横山秀夫

    0
    投稿日: 2008.07.26
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    F県警強行犯捜査の1,2,3班の話。本当に男性社会がこうなっているものなのかはわからないが、それぞれ班の係長がすごい。陳腐な書き方だが、警察って怖いんだな、と思った。が、多々理解できないところも(思考回路が追いつけない)『ペルソナの微笑』が好きです。あと朽木係長かっこいいな、と。

    0
    投稿日: 2008.07.11
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    全6編の連作短篇集。 面白かった! 登場する刑事たちのキャラクターがまたいい! 朽木・楠見・村瀬の3人が個性的で。 あたし的には、朽木さんの捜査のやり方が良かった! 冷静な判断というか(笑) この本は、6篇共どれも良かったw

    0
    投稿日: 2008.06.19
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    クライマーズ・ハイと同じ著者!検挙率100%の切れ者の刑事たちが淡々と追い詰めていく姿がかっこいいです。特にタイトルにもなっている第三の時効はすごく面白いです。女性に厳しい刑事さんを部下からみた視点で書ききっています。短編なので一気に読んじゃいました!

    0
    投稿日: 2008.06.09
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     これはアタリな小説です。  厳しいんだけど厳しいだけじゃなくて、でもやっぱり大変ですね。  息を止めて読む感じ。活字に引き込まれる。短編なのに深くて、後に残る余韻がなんともいえない。なんでもっと早く読んでおかなかったかな、自分。

    0
    投稿日: 2008.06.07
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    「初」横山秀夫だった作品。 タイトルに惹かれて購入。そしてハマる。 横山秀夫といえば現場の刑事よりも管理部門の人間を取り上げることが多いが、この作品は第一線の刑事が主役。 だから他の作品よりも迫力がある。F県警の捜査第一課の各班長のせめぎ合いの描写が読み応えあり。

    0
    投稿日: 2008.06.05
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    刑事課を舞台にした短編集。登場人物は一緒。 推理小説とはちょっと違うんだろうけど、久々にきれいなオチのある面白さを感じた。

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    投稿日: 2008.05.15
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    ほんとはダンナの本なんだけど、ダンナより先に読みました。 ぐんぐん引き込まれて、一気に読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2008.05.15
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    面白い。 面白過ぎる。 面白過ぎて、感想が書けません。 F県警本部捜査第1課の3人の班長 「理詰め」で捜査をすすめる1班長「朽木」、 「冷血」と呼ばれる公安上がりの2班長「楠見」、 そして「カン」を重視する第3班長「村瀬」 村瀬の下で働いて、朽木の彼女になりたい(爆)

    0
    投稿日: 2008.05.14
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    ふむふむ。警察とはこんなにすごいものなのかと驚いた。男たちの世界だ。かっこいいなあ。08.04読了。

    0
    投稿日: 2008.04.14
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    F県警強行犯捜査第一課田畑課長率いる、一班朽木係長「理詰め型」、二班楠見係長「搦手型」「謀略型」、三班村瀬係長「閃き型」「天才型」。 法廷で突然アリバイを主張しだした被疑者の意図を探る「沈黙のアリバイ」、真の時効とは何なのか「第三の時効」、主婦殺し・証券マン焼殺事件・調理師殺しの三つの事件を抱える一班・二班・三班と田畑課長の捜査指揮とマスコミの対応「囚人のジレンマ」、厳重な密室から逃げた容疑者をめぐる刑事たちの葛藤「密室の抜け穴」、十三年前の青酸カリ殺人事件を追う「ペルソナの微笑」、一家三人殺人事件の捜査をめぐる刑事の駆け引きと顛末「モノクロームの反転」の短編集。それぞれが登場人物、ストーリーが濃くて短編なのにわくわくドキドキがたくさん。面白い。2008/3/25

    0
    投稿日: 2008.03.25
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    横山作品では珍しく刑事が主人公の物語。 とはいえ、警察官としてのプライドをかけた人間味がありありと描かれており、さすがの一言です。

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    投稿日: 2008.03.03
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    F県警強行犯シリーズ第一弾 ということは二弾もあるということか。期待。 2008/02/18

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    投稿日: 2008.02.19
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    警察小説のおいしい所が、特濃で仕込まれている。六編の連作短編だが、どれをとっても中編とか長編にしてもいいんじゃないかと思えるほど濃い。何かの推薦文で見た「硬質なエレガンス」もあながち外れてない。個人的ベストは、「密室の抜け穴」。 横山さんにかかると「密室」はこうなる。男たちの謀略の限りをつくした極限の鬩ぎ合いに圧倒される。

    0
    投稿日: 2008.02.18
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    タイトルのエピソードを含む6つの短編からなる短編集。しかし、舞台は同じF県警刑事部捜査一課強攻犯捜査係の一班から三班である。それぞれの班長はみな個性的でそれぞれ捜査方法は論理の一班、冷血の二班、直感の三班である。同じ刑事部でありながら手柄争いや、自分自身との葛藤などを細かく描いてある作品です。 「密室の抜け穴」のイヌワシの話や「囚人のジレンマ」のエピソードなどは一読の価値ありです。

    0
    投稿日: 2008.02.17
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    「半落ち」でがっかりさせられて以来読んでいなかった横山秀夫。人に薦められて読んでみたら、これは文句なしに面白かったです!。緻密なストーリーの中で、登場人物達の個性が活きていて、どの短編も読み応え抜群でした。

    0
    投稿日: 2007.12.26
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    最初は読みづらいかな、と思ったけど、最後の方にはのめり込んでました。面白いです。「ペルソナ〜」が一番好きです。

    0
    投稿日: 2007.11.15
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    今一番好きな作家の一番好きな本です。 もう何度読み返したことか、、、 個性が強すぎる三人の刑事班長。どのエピソードもぞくぞくしながら読めますが、あえてお気に入りをあげるなら表題の「第三の時効」と「ペルソナ」です。 最高にかっこいい刑事小説です。

    0
    投稿日: 2007.09.21
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    まさに圧巻!連作短編だがどれも一本長編できそうなストーリー。捜査にかかわる男たちのギラギラした覇権争いや、部内での駆け引き、またその捜査員たちを束ねる管理側の苦労など見所盛りだくさん。殺伐とした雰囲気で非情な捜査を進めるなか、時折垣間見える仁義や男気などにもしびれます。F県警シリーズ続編も連載スタートしてるとのことで非常に楽しみである。贅沢をいえば特別長編なども期待したい。

    0
    投稿日: 2007.08.31
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    横山さんの県警ものはサイコーですね。 刑事と容疑者のせめぎ合いや刑事同士のぶつかり合い。読んでて興奮しました。

    0
    投稿日: 2007.08.30
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    ~内容(「BOOK」データベースより)~ 殺人事件の時効成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か!?刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短篇集。本格ミステリにして警察小説の最高峰との呼び声も高い本作を貫くのは、硬質なエレガンス。圧倒的な破壊力で、あぶり出されるのは、男たちの矜持だ―。大人気、F県警強行犯シリーズ第一弾。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ F県警捜査一課を舞台にした連作短編集。短い話の中で3人の班長の個性が非常に際立っており、短編とは思えない読み応えがある。所々に散りばめられている「人情」がやや狙いすぎな気がしなくもないが、横山作品の短編集の中ではNo.1。 沈黙のアリバイ/第三の時効/囚人のジレンマ/密室の抜け穴/ペルソナの微笑/モノクロームの反転

    0
    投稿日: 2007.08.02
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    過去に読んだ横山秀夫作品の中では一番好きです。F県警の強行犯係を舞台にしたシリーズ。例によって警察モノの短編集。2004年度このミステリーがすごい!第4位らしいですが、1位でもいいのにな。それくらい抜群の面白さです。

    0
    投稿日: 2007.06.18
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    男臭くドロドロとした感情があちら此方に飛び散ったとてつもなく面白い本です。 朽木の頭が閃いた時、私の心は鷲掴みされ本から抜け出せなくなりました。 「浅はかな人間」と「狡猾な人間」 面白いです。

    0
    投稿日: 2007.06.15
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    そう都合よく事実と直感が結びつくかは別として、いや経験がそれを結びつけるのか。とにかくコリャ面白い。

    0
    投稿日: 2007.05.27
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    F県警強行班を舞台に繰り広げられる短編集。「殺人事件の動機やトリックなど」よりも、横山秀夫の小説は「組織」を読むものだと改めて痛感。私は2班の楠見班長が好き…!!

    0
    投稿日: 2007.05.18
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    読んだ日:2007/5/7 「深追い」で横山秀夫の虜になり、続けて読んだ作品。短編集で各主人公のキャラが立っていて面白い。個人的には「ペルソナの微笑」の矢代がお気に入り。

    0
    投稿日: 2007.05.09
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    今更ですが読みました。面白かった! 連作短編という私の好きな形態をとった リアルな警察のお話。 短編どれをとっても面白かった。キャラがいい!朽木さんが気になるなぁ。 4/24

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    投稿日: 2007.04.28
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    一編一編が長編小説にも勝るほどのリアルな濃密さ 刑事たちの男臭さが強烈な迫力をもって迫って来る連作短編集。 プライドとプロ意識のぶつかり合いは息詰まるほどに圧倒的! 物語の場面が展開する度に止まっていた呼吸を慌ててしたくなるような気分。 読み終えた時には、もう何冊もこの作家の作品を読んで来たような気がしました。 とてもじゃないが、自分は刑事にはなれないということを思い知らされた。 でも、この本を通して覗き込むその世界には、とても引き込まれます。。。

    0
    投稿日: 2007.04.25
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    面白かったです。堪能できました。F県警シリーズ。連作短篇集です。6篇あります。 どの話もリアルで泥臭い感じです。どれもよかったけど、あえてあげるなら『沈黙のアリバイ』『第三の時効』の2話かな?

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    投稿日: 2007.04.15
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    「クライマーズ・ハイ」で横山作品に出会い、手当たり次第に読みあさった結果、この短編集が私の「横山ベスト1作品」と決定致しました。それにしてもなんとこの装丁の愛想のなさよ!

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    投稿日: 2007.04.09
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    F県警史上最強の呼び声高い三人の班長、朽木・楠見・村瀬を中心に、警察内部の派閥争いや刑事達の心の葛藤を描いた連作短編集。殺伐とした人間関係の中にも、「犯人逮捕」という共通の正義が際立っています。

    0
    投稿日: 2007.03.03
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    知能戦が面白い。 「第三の時効」には驚き。 囚人のジレンマや鳥の兄弟殺しの話など、現実の様々な問題を語れそうで面白い。

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    投稿日: 2007.02.16
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    熱中して読んでしまいました。 続編があるらしく、すぐにでも読みたいのですが、まだ手に入れられてません(T_T)

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    投稿日: 2007.02.07
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    仕事に生きる刑事さんたちの人間くささが、とっても魅力的でした。文章もシンプルで過不足なく、とても読み心地良かったです。そして切り口の違う各作品、どれも文句なく面白かったです!

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    投稿日: 2007.02.05
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    横山秀夫さんの作品で人気の高い『第三の時効』読みました!! 短編集ですが、それぞれの作品にF県警捜査一課の人間が続々、登場。なので、多種多様な人間関係、刑事それぞれの人間模様が絡み面白みを増してます。

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    投稿日: 2007.01.13
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    横山秀夫の小説はどの作品もすべて面白い!この「第三の時効」は表題作を含め6つの短編が含まれているが、すべてF県の県警の捜査第一課を中心に事件が起こる。この課には3つの班があり、それぞれの班長が個性的であり、覇権争いをしているわけだ。登場人物もそれぞれの短編でめまぐるしくリンクするので、課の組織図でも手元に置いて読みたい気分になった(笑)警察組織を小説に書かせたら、やはり横山秀夫は天下一品だと思う。

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    投稿日: 2006.12.28
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     F県警強行犯係を舞台にそれぞれの作品の主役を変えて描いた連作短編集。  理詰めで捜査を進める一班「青鬼」の朽木、女性の犯罪に異様な執念を燃やす二班「冷血」の楠見、現場の状況から感じることを重視する三班「カン」の村瀬。  それぞれのクセのある班長と、クセのある組織である警察をそれぞれの立場から違う事件を語ることで、興味深く硬質の警察小説に仕上げている。そして、そのくせ読みやすい。この辺りのバランス感覚の良さが横山秀夫さんの作品といった感じがする。  もちろん表題作や他の作品も良いのだが、個人的に好きな作品は「囚人のジレンマ」。  捜査一課長の田畑の目線から3つの事件を追う3つの班の諍いを描いており組織の難しさと楽しさというかわずかな潤いを伺える良作。  やばいなぁ。横山秀夫さんの作品にはまりそうやなぁ。

    0
    投稿日: 2006.12.24
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    横山作品はこれで4作品目です。 短編の警察小説。 ホシ(犯人)のエゴが如実に描写されているのが、読みどころ。 他の作品にも共通しますが、人間の奥底にたまっていたり、潜在している感情を読むのが、横山作品の読みどころだと勝手ながら思います。 半落ち、陰の季節と警察小説を続けて読んできたので、少し驚きが少なくなってしまい評価は3つ。 次は明治大学が力を入れている「出口のない海」を読みます。

    0
    投稿日: 2006.12.22
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    文句なく面白かった。 F県警捜査第1課を舞台として、六篇の短編からなる連作形式ですが、第1班〜第3班の班長が一癖も二癖もある面子ばかり。 各話における事件の顛末は、それだけで立派に作品となりえているわけですが、そこに各班や刑事各人の葛藤を盛り込むことによって、より面白味のある小説になっていると思います。 一般的に警察小説とか、推理小説などは、事件の謎解きに主眼が置かれていると思いますが、この作品は人を描くことに視点を置いています。 各話において主役となる人物を変え、視点を変えて語らせることにより、互いに対する感情(あるいは関係性)が明確になっていきます。そう意味では、六章(六篇)からなる長編小説という言い方をしても良いのではないかと思います。

    0
    投稿日: 2006.12.17
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    この本もおもしろかった!!!!!です。 刑事もののミステリーですが、短編なのと、それぞれの話の登場人物が、同じ県警のメンバーなので、人間関係などわかりやすく、非常によみやすかったです。一気に読破しました。 長編ミステリーの、じっとりとした粘り、何度も前後関係を確認したくなるような、じりじり感は少ないですが、それぞれの短い話の中で描かれる刑事さんの心理描写や、各話を通して浮き彫りになる人間関係など、読み応えあります。 短い話なのに、しっかりと(読解力のないわたしだけかも)犯人追求!ミステリーの醍醐味を味あわせてくれます。 刑事さんのキャラが濃いのも、魅力の一つですね。

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    投稿日: 2006.12.04
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    初めて読んだ横山作品! ものずごく面白かったです。あとで調べてみると、横山さんの作品ではめずらしい、よくある警察どらまなんですが???詳しくは読んでみて!!

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    投稿日: 2006.11.15
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    作中人物があまりに魅力的で…それぞれの個性溢れる男らしい生き様に惚れてしまいます。推理小説としても絶品です。

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    投稿日: 2006.11.13
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    F県警の強行犯捜査係を描いた短編。わたしは、本のタイトルになった第三の時効より、最後の2編「ペルソナの微笑み」と「モノクロームの反転」が好きです。捜査1班の朽木、2班の楠見、3班の村瀬それぞれの班長が個性的。個人的にはやはり1班の朽木さんでしょう。ペルソナの微笑みでは笑わない男朽木の部下、偽りの笑みの矢島が活躍。モノクロームの反転では、いがみ合う朽木と村瀬が最後に手を取り合う。その訳は・・・。やっぱり、横山作品の警察もの。おもしろいですねえ。

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    投稿日: 2006.11.12
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    短編集。同じ警察署内でおこるさまざまな事件。こんなにタテマエや体裁って日本の社会には大きく関連してるんだな、と感じた。いろんな雑学も学べた。

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    投稿日: 2006.10.20
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    とにかく一度読んでみてよ、すごいから!と誰にでも宣伝したくなる横山作品。警察が舞台のミステリが好きなら満足すること確実。

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    投稿日: 2006.10.17
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    『半落ち』の作者が書いた、警察小説の短編集です。刑事さんたちの心情などが細かく描かれて、とてもよかったです。

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    投稿日: 2006.10.06
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    人間心理を上手く扱ったトリックが見事です。従来の警察モノとは一線を引く本だと思います。続編が気になる一冊です。

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    投稿日: 2006.09.26
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    やっぱり読ませる。出てくる主人公が抑えの効いた人間ばかりで渋いのが横山さんの小説。締め切り前に、現実逃避に連れて行ってくれる。しかもかなり遠くに

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    投稿日: 2006.09.24
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    横山作品にはまったきっかけ。 警察小説。刑事,事務方,いろんな人の本気の思いがいいです。第3の時効のトリック(?)も衝撃だったよ・・・

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    投稿日: 2006.09.16
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    面白かった!! 読みやすくてリアルな短編集。 どの話も面白かったなー。 初めて読んだ横山作品。 他のも読んでみたくなった。

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    投稿日: 2006.09.08
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    面白かったです。警察小説はあまり読みませんが、これは続編が気になります。ここにきて、なぜか集英社続きです…

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    投稿日: 2006.09.08
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    短編集なんですが、まるまる1冊分F県警強行犯シリーズ。 個人的には、この本が氏を評価するようになったきっかけでもあり(何やらエラソーなもの言い)、今のとこ横山秀夫氏の作品中最も好きな1冊でもある。 登場人物では一班の朽木がお気に入りv

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    投稿日: 2006.09.03
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    警察小説といっても警務課、交通課、新聞記者といったちょっと変わった視点のストーリーが多かったのがこれまで読んだ横山作品。それはそれで十分に面白かったのだけど、やっぱり警察小説と言えば刑事物でしょ。全編捜査一課を舞台にした本格的な刑事物で、プライドをかけて戦う男達の心理が精巧に描かれています。事件解決までのストーリー性も高く、一気に読ませる短編集です。横山作品の傑作じゃないかな。

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    投稿日: 2006.08.21
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    横山秀夫にハマった一冊。ここから私内・横山ブームは始まりました。最強の警察小説!早く続編を!!!(出るのか?)

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    投稿日: 2006.08.16
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    コレはおもしろかった。F県警捜査第一課を主にした短編集。一係の朽木、二係の楠見、三係の村瀬という各班長がとても魅力的に描かれている。とくに二班の楠見班長が好き。徹底した冷徹っぷりに惚れました。(゚ー゚*)事件は若干強引な解決の仕方が多いけれど、補って余りあるキャラの魅力があります。3人の各班長をもてあましている捜査一課長も充分キャラ立ってます。F県警シリーズ続編が連載中とのことで嬉しい限りです。( ´艸`)ムフフ

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    投稿日: 2006.07.26
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    短編集だった。横山さんはあまり好きじゃないなぁって思ってた。なんか条件描写ばかりで、あまり感情描写がない。けど、とまらない。読み始めるととまらないんですね、これが。

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    投稿日: 2006.07.25
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    横山秀夫の警察物って、やっぱりすごい。物語が大きく展開する場面が、ぞくぞく来ます。(2006.03)

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    投稿日: 2006.07.22
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    警察小説の中でも秀逸な作品。前にも書いたかもしれないけど、決して横山秀夫は文章はうまくない。が、作品のプロットはピカイチ。これだけ内容の詰まった短編集もなかなかお目にかかれないと思う。

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    投稿日: 2006.07.07
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    昨今、警察小説といえば横山秀夫の名前があがるが、これまでの作品は地方警察の 警務課内の人事の話がメインであった。 だから、たとえ殺しの話が出てきても本筋ではなかったのだ。 だが、これは違う。 確かに今回も地方警察が舞台なのだが、刑事の話なのだ。 それも1課もの。バリバリの強行犯を相手にする刑事の話だ。 癖も実力もある3人の班長を中心にした短編集であるが、どれも読み応え抜群。 抜群すぎてこわかった。 そうなの、私は怖がり。それも超のつく怖がり。 横山秀夫が本格ミステリ(?)を書くとは思ってなかったのだ。 うっかり読んでしまって、うなってしまった。 お見事。 奇妙奇天烈なトリックは出てこない。 地に足のついたミステリとでも言おうか。 事件の謎解きばかりではなく、刑事の心情もうかがえて興味深い。

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    投稿日: 2006.07.06
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    【帯の推薦文は半分くらいは信じても損はしない、と思った】 「横山秀夫の最高傑作!」という帯に魅かれて、「動機」以来読んでいなかった横山さんの本に手をつけました。で、久々に「しびれるくらいのかっこよさ」にどっぷりはまってしまいました。 登場人物がめちゃくちゃかっこいい。男の意地とかプライドとか自信とか責任感とか生き方とか。 そういったものがすごくよく書かれてる。6編の短編を読み進むうちに、今度はどんなかっこいい終わりがまってるんだろうと、わくわくしてしまいました。最後はなんとなく「あかるくて」「ほっとする」。 ラストに近づくにしたがって、その明るさが徐々に見えてきたり、突然目の前が開けたりする明るさがある。 この6編には全部その明るさがあるような気がした。中でも囚人のジレンマは秀逸だったと思います。 しばらく、人に勧めまくりました。「3人の班長のうち誰が一番好きか教えて」という、くだらないお願いを添えて、、。「誰って、、そんなの決められないよ」と言われてしまいましたが。ちなみに私は村瀬班長が一番好きでした。

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    投稿日: 2006.06.29
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    この人に警察のことを書かせたら天下一品だ。 警察の中ってほんまにこんなにどろどろしてるんかしら。「半落ち」もかなり面白かったけど、これもなかなかによく書かれた作品。この人の小説もっと読んでみたいと思った。

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    投稿日: 2006.06.03
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    ひさしぶりに横山さんの読んだけれど、やっぱりおもしろい 話は6話あったけど、全部濃い内容 警察ものだと横山さんが一番!

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    投稿日: 2006.05.29
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    F県警強行犯シリ−ズ第1弾。 朽木、楠見、村瀬の3人の強行犯班長の、三者三様で犯人逮捕に向ける凄まじいまでの執念の物語。こんな刑事って実在するんかしら。はーぁ、、、という読後感です。2006/5/18

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    投稿日: 2006.05.22
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    県警の刑事課を舞台に、刑事達の心情や犯罪への視線を深く掘り下げた短編集。 こういう類の構成って海外の警察小説ではよくあるらしいけど。刑事達1人1人の心の動きが細かく書いてあり、非常におもろしかったです。

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    投稿日: 2006.05.21
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    「半落ち」の作者の作品です。 「半落ち」も良かったので勧められて読みました。 やっぱり好きです、刑事もの。 面白い。 短編集なので読者に推理させるというより、答えから結びつさせるという感じです。

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    投稿日: 2006.05.14
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    横山秀夫は「半落ち」から入ったけど、これがお気に入り。映画はハッピーエンドがスキだけど、小説は「そうきたか!」のどんでん返し系がスキなんです。

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    投稿日: 2006.05.11
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    内容(「BOOK」データベースより) 殺人事件の時効成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か!?刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短篇集。本格ミステリにして警察小説の最高峰との呼び声も高い本作を貫くのは、硬質なエレガンス。圧倒的な破壊力で、あぶり出されるのは、男たちの矜持だ―。大人気、F県警強行犯シリーズ第一弾。

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    投稿日: 2006.05.07
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    読みやすい!! の一言につきます。 俺は横山秀夫の作品が肌にあいます。 読んでておもしろい。 先も読めない。 本編は短編集で某警察の強行犯の人達の話、話によってその強行犯の中の誰かが主人公になる。 いろいろな視点から見れて、満足行く作品でした。 でも鳥肌がたつような物はなかったんで星3つにさせてもらいます。

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    投稿日: 2006.04.26
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    警察強行犯係が舞台の短編集。決まった主人公がいるわけでなく、班長やその部下、それぞれの話について違う登場人物が他の話に出てきた人物とのからみもありながら、話が進んでいく。「囚人のジレンマ」がオススメ。 相手の出方を見ながら、話の駆け引きをするところなんて、悶々とストレスがたまりそう、と母は言っていたが…。 私はこの組織の中では、腹の探り合いなんて当たり前だろうし、なかなか素直にぺらぺら本音を出さない方が、男らしいな、と。 つ、続きが読みたい…!

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    投稿日: 2006.04.26