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総合評価

414件)
4.1
133
168
70
7
0
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    この世界観は興味深いが、その人間の価値観はいびつと思う。暴力は徹底的に忌み嫌われ洗脳まで行われていて、また繁殖に関してはコントロールされているのに、性欲はなんら締め付けもなく全面的に解放されている。それはおかしい。これだけ女性達が指導権を握っているのなら、男性の繁殖意欲をコントロールするほうが「らしい」んじゃなかろうか、と思った。そんなことだけで癒されるのは繁殖適齢期のみじゃぁなかろうか、って思ったよ・・・。 そんなことはさておき、バケネズミは一体何を考えているんだろうか。

    2
    投稿日: 2012.12.25
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    起承転結なら確実に承。上巻ではせわしく世界観や登場人物が語られ、緊迫したシーンもあったので、それと比べれば中休みの一冊。もちろん物語はどんどん進み、下巻への期待を増大させるが一冊の小説として評価するなら星3つです。121220読了

    0
    投稿日: 2012.12.24
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    上巻に続いて一気に読んだ。次の展開への期待感、予想を裏切る展開でついつい読み進めてしまう。ただ、長い物語なだけにオチをミスると台無しになるかも…

    0
    投稿日: 2012.12.24
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    アニメと同時進行 ページ数は多いけど長さを感じさせない ついに「あんな恐ろしいこと」が幕を開けてきたようだ 悪の教典と同じ作者とは思えない サキとサトルがすれ違ってしまった仲間を探す その最中に互いを通して名前も思い出せない少年を見つめる 真の仲間は一班だけなのだ、と

    0
    投稿日: 2012.12.22
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    街と闘うことだけでなく、バケネズミとの間にもすごく不穏な空気が。 瞬と早季のやりとりが切ない。

    0
    投稿日: 2012.12.16
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    町の外に出てはならない――禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕(はら)む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。(講談社文庫) ・レビュー  中巻は個人的には上巻よりも面白みには欠けていたように思うが、内容はおそらく最も重要であると思う。上巻や下巻と違いかなり創作部分が占めている。小説だから当然なのだが、上巻や下巻では「1000年後の日本」という設定を活かすために現実世界の要素も見て取れるが、シナリオ上中巻では独自の世界観の説明の色が強い。

    0
    投稿日: 2012.12.14
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    10冊目、やっとストーリーになってきた(中)は、あっという間に読み終わった!けれど相変わらず、筆者が結果を書いてしまう手法がどうにも受け入れられない。なんでああも、”〇〇は××だと気付いた”とか、”これは〇〇ということですよね”とか読者が思えば良いところを全部文章にして書いてしまうんだろうなーと、不思議に。私は本を読む楽しさはそこにあると思うのだけれど。主人公たちの感じている怖さが全然伝わってこないのは、中でひとりよがりな世界が完結しているからだと思う。なんとなく嫌な感じがする、という部分もできれば主人公が小説の中で思うのではなく私が思いたい。

    1
    投稿日: 2012.12.13
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    物語がどんどん加速して行く中巻 引き込まれて一気に読んでしまいました。 下巻もAmazonでポチッとな

    0
    投稿日: 2012.12.09
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    2012.12.06(木) うーん。おもしろいんだけど、なんだかなぁ。。性描写が不快過ぎる。 ストーリーも後の日本ってかんじがぜんぜんしない。 短期的なストーリーでハラハラドキドキしたいけど、夏季キャンプから何年か経ったあとに話がとんだりするので集中力が。。笑 すこし、消化不良です。。 批判ばっかりになってしまった。 でもでも、他の読者さんも言ってるように沢山の伏線をどう回収していくのかが気になるー。 とりあえず、下巻へいきます。

    0
    投稿日: 2012.12.06
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    するするよめる。先の展開が読めそうで読めないから。マリアとマモルのその後は。サキはこの新世界とどう向き合うのか。 ここが貴志祐介の巧さだと思う。表現の柔らかさと正確さ、エピソードの順序と情報量。そういうことを「いかに読ませるか」という点から考え抜いて書いてる印象。執念すら感じる。非常に好感。 逆に言えば踊らされている気がしてくるのも事実。若干鼻につくかもしれない。 けれどこういう時は踊らにゃ損。ワクワクしながら最終巻へ。

    2
    投稿日: 2012.11.29
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    派手さはないものの下巻にむけ物語はどんどん動いていく。 悲しい別れもあり、エロ展開もあり 下巻に期待

    0
    投稿日: 2012.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紐解かれたのに再び閉ざされた世界の奇妙さと、その先への布石を色濃く描いた中巻。怖いけど目を離せない、磁力。

    0
    投稿日: 2012.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中巻は、郷への帰還から、覚以外の仲間を早季が失うまでの物語。ドキドキしつつ、上巻でみせたダイナミックな展開から少し落ち着いて、悲しい展開が続きます。

    0
    投稿日: 2012.11.19
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    ここまで来たら読了はするけれど, 既に惰性・・・ ぶんるいにもこだわらないけど, なにかしら中途はんぱな印象を受ける・・・

    0
    投稿日: 2012.11.19
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    このままどうなってしまうのか!?というところで終わっていた上巻から、さらに怒濤の展開へ。バケネズミの行動含めて嫌な予感がひしひしとするが、それも一種のワクワク感な気がする。 ただ、あとから振り返ってかいたという設定のようだが、少し思わせ振りな言い方を多用しすぎてまたかよ、と思ってしまう。

    0
    投稿日: 2012.11.17
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    …おお。この巻はなかなかにアダルトですね…アニメ化していいのかしら。なんとなく殿方のドリーム入ってる気もするけど、その一方で殿方にしては思い切った描写を入れるなーとも思った巻でした。さて下巻、どう締めくくるのか…!?

    0
    投稿日: 2012.11.13
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    上巻読み終わって、 続きを買っておかなかったことに後悔。 さっそく買ってページをめくる手は止まらず.... あっという間い読み終わってしまいました。 あぁ、もう、理不尽。 でも、それが正しいのか、と迷わされます。 ぜひ読んでみて、考えてください。

    0
    投稿日: 2012.11.11
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    上巻の始めは、読むのを止めようかと思った事もあったけど、色々な方の感想で、面白いと書かれている方が多かったので読み進める事に。中巻では読むのを止められなくなりました。

    0
    投稿日: 2012.11.11
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    先は、なんとなく読めます わかってても一気に読み進めたくなるのは、貴志祐介さんの引き込ませる力。 面白い!

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    夏のキャンプから無事帰還し、5人全員揃ったのもつかの間。 倫理委員会や教育委員会といった、大人の集団に取り囲まれる。 大人になって行く5人を待ち受けているのは、 想像もしてなかった様な別れ。 物語が進むに連れ、どんどん不安が増していく書き方は、 貴志祐介らしいと思う。

    1
    投稿日: 2012.11.07
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    最終評価は下巻終了時に。 ただ、久しぶりの、独特の世界に浸り楽しんでいます。 椎名誠さんの「水域」や「アドバード」、鈴木光司さんの「楽園」を彷彿とする、正統派SFファンタジーといった雰囲気ですね。 異論はあると思いますが、私は「黒い家」「青の炎」よりずっと好きです。

    0
    投稿日: 2012.11.06
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    途中までは少し怖くもあり、本当に面白かったのですが、先を読めてしまい、後半につれネズミどもにいいように操られる二人にムカつき、読み飛ばす始末となりました。さらにまだネズミと口裏を合わせようとする愚かさ…!伏線との絡み合いから判断するとこれからネズミどもの反逆や、操られ敵となってしまう二人の親友…という展開を予想しましたが、やめて欲しいです。

    0
    投稿日: 2012.11.05
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    少年少女の冒険 成長とともに個々人はそれぞれ変化し、差異を表す。 通常であれば個性の一つとして認識されるものも、この現実では時に排除されるものとして扱われる。 様々な思い出や痛みを経験して、通り過ぎて、大人へなっていく。 主人公らにとっては、本巻で終わるのが幸せだろうなぁ。(エンターテイメント小説はそうはいかないけど。これからラストスパートが始まるんだけど)

    0
    投稿日: 2012.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たぶん一番状況がめまぐるしく動く巻であった。詳しい感想は下巻にて。 ただ瞬の死んでいくシーンが特に印象的だった。

    0
    投稿日: 2012.11.04
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    レビュー内容は上と同じく。が、Amazonでは上下しかなかったのにここで見たら中がある。よくわからんw

    0
    投稿日: 2012.10.23
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    中巻では、この世界の真実の姿と呪力(PK)の恐ろしい面が判明するところが、本巻のメインです。この作品の社会システムの設定と、呪力の設定が秀逸となっており、なるほどとうならされました。ただ、エロチックな描写には、ちょっと戸惑いましたが。

    0
    投稿日: 2012.10.22
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    上巻にレビュー書きました。 http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4062768534

    0
    投稿日: 2012.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2012 10/16読了。WonderGooで購入。 アニメを見て上・中・下と一気買い。 そして中を手にとったらそのまま下まで一気読み。 小説の先が気になって他のことが手につかなくなるのは久々の経験だった・・・うわうわうわ。 感想は下にまとめて。

    2
    投稿日: 2012.10.16
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    不条理な世界観が浮き彫りになってきた。 テーマがここだとどうやって収束させるのか読めたものじゃない。

    0
    投稿日: 2012.10.13
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    中巻はで既にマックスに近いくらいの状態の書き方になっている。 伏線になるところが非常に多く、綺麗に配置されている。

    0
    投稿日: 2012.10.07
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    【読了】貴志祐介「新世界より(中)」 10月2冊目 上巻に引き続いて、中巻を読み進めてみる。上巻は読みきるのに数日を要したのだけれども、上巻で世界観が頭に入ったからか(アニメで映像的補完があったのも効果的だった)、中巻は読み進めるのに苦労もなく、一気に数時間で読み切ってしまった。 物語は上巻の続きから始まるけれども、そこが一段落すると14歳の出来事が描かれる。とはいえ、まだまだ大きな盛り上がりを見せるわけではない。この歪な世界の真実が少しずつ明るみになってくるけれども、わりと静かに物語は進行する。 この巻は言ってみれば人間の中でも愛を描いた巻なのかもしれない。とりあえず性愛的な描写はこの巻がピークである。アニメで逃げずに描くのかは注目したい。そして多感な14歳の頃の描写は、読者によってはここがこの作品のピークだと捉える人もいるかもしれない。つまりは面白いということだ。 それにしても先へ先へと読ませるのが上手い作品だと思う。読み終わってみれば、物語的にはシンプルだし、そんなに複雑でもない。それをこのページ数を飽きずに読ませるのは高い筆力あってのことだろう。 前に男性作家は指揮者、女性作家はソリストと言ったことがあるのだけども、この人の作品はまるでピアノを弾きながら指揮をする「弾き振り」みたいだとも思ってしまった。

    0
    投稿日: 2012.10.07
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    中巻に入って、徐々に世界の成り立ちが分かってきたら、だんだん未知の環境に対する恐怖は薄れていった。ただし今度は、その世界の異様さや、生物に対しての不気味さが増してきて、ゾッとしてくる。 このお話はどこに向かっているのかまったく予想がつかないけど、大団円を迎えることだけはないだろうなぁ。とりあえず下巻へ直行しましょうか。

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    上巻は読みはじめから、読み終わるまで時間かかったけど、中巻一気に読んじゃった。物語はクライマックスへ。

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    投稿日: 2012.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中巻では主人公が徐々に仲間を失っていってしまう。下巻へと繋がるストーリーも含まれており、全然中だるみすることなく読めてしまった (1日で完読 !)。 ところで一つ疑問が瞬が業魔化する決定的な要因は何だったのか? 遺伝子等による先天的なものなのか? あるいは世間からの期待を受け続けることによる環境的なもの? はたまた正しくない方法で呪力を復活させたことによる?

    0
    投稿日: 2012.09.20
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    尾崎豊の「卒業」という曲を思い出してしまった^^; ♫この支配からのー 卒業ー♫ 自分を取り巻く環境への猜疑心。 近しいひととの別離を通して感じる喪失感と垣間見る人生の意味。 知ることで満ち足りる心とさらに湧き上がる疑問や疑念。 生きることへの希望と恐怖。 30歳を超えた今でも、満足できるテーマと描写。世界観。 このシリーズ、大好き。

    0
    投稿日: 2012.08.27
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    子ども達には隠されていたこの世界の裏側が分かるにつれて、面白さもドンドン加速。 そしてバケネズミとの攻防にもハラハラ。 バケネズミって一体何? 気になります。

    0
    投稿日: 2012.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何が悲しくて男同士のオーラルセックスを脳内描写せにゃならんのでしょう… 別に同性愛を否定はしませんが、不快なものは不快ですね。 さてさて、今回は瞬の業魔化と離脱 業魔に関してはだいたい合ってましたが、 人一人が核兵器に例えられるほど深刻だとは思いませんでした。 非人道的ともとれる教育制度は、 不安定なソフトを乗せた大量破壊兵器を恐れる大人たちの 苦肉の策だったということでしょうか。 穢れを放出するための八丁標、 因子の排除と、徹底的な洗脳と教育で悪鬼はほぼ完全に抑え、 業魔に対しては即時対応できるようなシステム。 でもその中で管理されているだけではそれを管理できる人間に 育つことはできない。 だから泳がされていた一班。 でもそのおかげで業魔になってしまった瞬。 逃亡した守と真理亜。 早紀と覚もまた、元通りに戻ることはないのでしょう。 意図と思考が交錯して絡み合ったまま、 物語はどこに着地するのでしょうか? それからバケネズミはどんどん人間っぽくなってい行きますね。 この分だとラスボスはバケネズミかもですねw そういえば、 温かくとかんじきとはったりとかまくらの横に点が書いてあるのは 何か特別な意味があるのでしょうか?

    2
    投稿日: 2012.08.10
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    がちで面白い。面白すぎて、徹夜で読みきった。わくわくする。読みながら、読み終わりたくないと思った本。近代科学が失われた日本が舞台。今度アニメ化もするらしい。(中川)

    0
    投稿日: 2012.08.05
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    先が気になる。 最初は含みが多すぎて、「ちょっと期待持たせすぎじゃないー?」なんて思ってたけど、後半に行けば行くほどドキドキ! 早く先が読みたい!!

    0
    投稿日: 2012.08.03
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    見事なSFであり単純に楽しめるのだが、バケネズミと人間の対比や、「攻撃抑制」「愧死機構」という仕組みによって非常に奥が深い内容となっている。

    0
    投稿日: 2012.07.25
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    核爆弾並みの破壊力を持つようになった人間たち。悪鬼や業鬼の正体。記憶を操作され、危険分子は不浄猫により排除された上で成り立っていた世界。大切な人が消えたことさえはっきり思い出せなくなった早季たちだったが、守の失踪によりその違和感の正体に向き合うことになる…。 ボノボに倣った過剰なスキンシップがエロチックな中巻、読了。

    5
    投稿日: 2012.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あらすじ(これ、短くまとめられないよ…) 若葉の季節ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 渡辺早紀が「和貴園」に通っていた頃から物語が始まる。 豊かな自然の描写や、不思議な形に進化した生き物たち… 悪鬼や業魔についての怖いおとぎ話… 主人公の平凡な子ども時代が、物語の世界観と共に語られる。 早紀は12歳になり、祝霊を受けて、無事和貴園を卒業。 最後まで祝霊を受けられなかった子どもは処分され、人々の記憶から消されていく。 一見平和な生活の中に、こんなふうに不気味な影が随所に差し込まれている。 全人学級に進んだ早紀は、真里亜、瞬、覚、守と同じ班になった。 授業や催しものは、すべて班で協力し合って行われる。 5人の結束は強く、とても仲がいい。 夏には、7日間の課外キャンプが行われる。 子どもたちだけで初めて八丁標の外に出てカヌーで利根川流域を探索する、という課外活動だ。 早紀たちの班は、これを利用して内緒で筑波山まで出かけて 噂になっていたレアな生物である「風船犬」や「ミノシロモドキ」を探しに行こうと計画する。 かくして、5人は、本当に、筑波山でミノシロモドキを発見してしまった。 いじくりたおしてみると、ミノシロモドキは半分が生物、半分がロボットというシロモノだ。 ミノシロモドキは流暢な日本語を話し、自分の事を「図書館」だという…… (ここらへんで一瞬ついていけなくなったが、ここからが物語の本番だ) 5人はミノシロモドキによって、人類の恐るべき歴史を知る事になる。 かつて人間同士が殺し合っていた事、 大殺戮につぐ大殺戮の末に今の世界が成り立っている事、 争いを防ぐために、ボノボ(猿)の生態を真似て、ストレスや攻撃性を オープンな性的接触によって解消する方法を採用した事、 それでは不十分なので、人間のDNAを操作して愧死機構と攻撃抑制を組み入れた事。 それでも生まれてしまう業魔や悪鬼を若いうちに見つけて処分するべく、 子どもたちは徹底的に管理されている事。 この情報は知ることだけでも大罪だ。 早紀たち5人の行動は離塵師(りじんし)という僧によって見張られていた。 事態を重く見た離塵師は、彼らの呪力を封印し、 キャンプを切り上げさせて集落に連れ戻すことにした。 夏闇ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 集落に向かう途中、バケネズミの攻撃に遭遇した。 バケネズミは人間を「神」として崇めている。 人間の呪力を心底恐れていて、人間を襲う事など絶対にありえない。 攻撃をしかけてきたバケネズミの集団は、外来種で、 人間の呪力を知らない者たちだった。 この時、八丁標の外では、外来種(土蜘蛛コロニー)と在来種の間で 小競り合いが起きていたのだ。 離塵師の呪力でバケネズミたちは一掃されていく。 しかし、やつらが送り出してきた「風船犬」によって 離塵師はあっけなく殺されてしまった。 早紀たちはなんとか逃げられたが、呪力を封じられたままだ。 5人は霞ヶ浦に停めてあるカヌーの場所で落ち合うことを約束し、 バラバラになって逃げた。 真里亜、瞬、守の3人は無事に霞ヶ浦まで戻る事ができたが、 早紀と覚は外来種のバケネズミに捕まり、コロニーに連行されてしまった。 早紀と覚は鳥籠のような檻に閉じ込められるが、なんとか隙を見て逃げ出す。 逃げる道中、在来種の「塩屋虻コロニー」のスクィーラ(後の野狐丸)に助けられ、 「大雀蜂コロニー」の奇狼丸たちとともに、外来種のバケネズミと戦うことになる。 スクィーラ(野狐丸)は、優秀だけど信用できないやり手タイプのバケネズミ。 奇狼丸は、人間に対して忠義を尽くす誇り高い「武将」といったかんじ。 2匹ともエリートなので流暢な日本語を話す。 戦いは本格的な戦争へと発展していった。 在来種のバケネズミたちの武器は弓や石つぶてだが、 外来種は毒ガスや火薬を使うし、バケネズミの体自体が武器の形に進化している。 何度も危機に陥りながら、 呪力を回復した覚のおかげで、なんとか外来種を倒す事ができた。 この戦争を通して、 便利なだけの、ただの醜い使役動物だと思っていたバケネズミが 実は人間とまったく変わらない知能を持っていることに気がつく。 早紀たちも、読者も。 バケネズミ同士の戦いは頻繁に起きているらしく、 戦術は洗練され、日本の戦国時代を思わせる…。 ともあれ、戦いが終わり、 早紀と覚は野弧丸と奇狼丸に付き添われ、霞ヶ浦で待っていた真里亜、瞬、守と合流する。 感動の再会。 そして集落へと帰っていく。 深秋ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー キャンプの一件から2年が経ち、 早紀たちは14歳になった。 瞬は、ずば抜けた呪力を持つ優秀な生徒になっていた。 覚もなかなか優秀だ。 そして、瞬と覚は恋人同士になっていた。 早紀はずっと前から瞬のことを好きだったが、男女の性行為が禁じられているため 真里亜と付き合っていた。 真里亜はセクシー系の美女だ。 そして守は真里亜のことが好きだった。 守→×→真里亜←♡→早紀→×→瞬←♡→覚 ってかんじ。 しかし楽しい青春は長く続かなかった。 瞬の様子が少しずつおかしくなっていったのだ。 多感で頭のいい瞬は、 2年前のキャンプで知ってしまった人類の過去について考えあぐねていた。 彼らが常識だと信じて疑わなかった「徳を積んだ人間がたどり着いた穏やかな社会」が 人為的に操作されたものだと知った事も、世の中を疑うきっかけとなっていた。 心の中で渦巻く不安や疑心は、いくら理性で押さえても、 呪力を使う時にどうしても無意識のうちに漏れ出てしまう。 そして、いったん負のエネルギーが漏れ始めると、もう歯止めが利かなくなる。 瞬は徐々に「業魔化」していった。 彼の家は瞬から漏れ出る負のエネルギーでぐちゃぐちゃにゆがみ、 周囲の木々や動物は異形化し、 とうとう大切な両親も巻き込まれて亡くなってしまった。 こうなるともう瞬を処分するしか道はない。 教育委員会によって瞬の処刑が決定した。 早紀は大好きな瞬を助けたくて、1人で瞬の元へ行く。 が、もう瞬はひどい状態で、とてもじゃないけど助けられるような段階ではなくなっていた。 瞬は、「ずっと好きだった」と早紀に告白したあと、 教育委員会によって周辺地域ごと爆殺されてしまう。 冬の雷遠ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 瞬に関する記憶は人々の頭の中から消されていた。 瞬と一緒に爆発した跡地には広大な湖ができていた。 そして、次は守の様子がおかしくなりはじめた。 早紀や覚が突き止めようとしている消された記憶や (二人は瞬のことをうっすらと覚えている) キャンプで知った歴史など、 色々なことを知るには、守るの心は弱過ぎた。 守が不安定になると、教育委員会は素早く処分を決定し、 守のもとへ不浄猫を放つ。 守はすぐに自分の置かれた状況に気がつき、 生き延びるために、1人で集落を出て行った。 事情を知らない早紀と真里亜と覚は、 姿を消した守を心配して彼を捜しにいった。 守は八丁標を出た山で事故にあってけがをし、 バケネズミに助けられていた。 守の話を聞いた真里亜は、 「守が殺されるなら、このまま守と一緒に逃げる。守には私が必要だから」 と覚悟を決める。 どうやら真里亜も守のことが好きだったようだ。 その頃、塩屋虻コロニーでは 野狐丸が(スクィーラは出世して、人間から和名を賜っていた) コロニーの改革を進めていた。 女王を軟禁して、急激に民主化し、なんと工業を興していた! コロニーは、地下の巣穴から、地上の土壁の建造物に変わり、 そこには製鉄所、セメント工場、製紙工場など、様々な工場があった。 野弧丸はミノシロモドキを手に入れて先史時代の技術を再興していたのだ。 早紀と覚は、野弧丸を訪ねて ●真里亜と守は雪崩にあって死亡したことにして、  人間たちにその旨報告書を提出する ●二人の遺骨はてきように用意して、人間に渡す と口裏を合わせる事に決めた。 劫火ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー それから12年が経ち、早紀は26歳になった。 20歳で全人学級を卒業した後、 早紀は保健所の異形管理課に就職し、 覚は妙法農場に就職した。 この頃、八丁標の外にある、バケネズミの世界は、 奇狼丸の大雀蜂コロニーを中心とする「旧体制派」と 野弧丸の塩屋虻コロニーを中心とする「改革派」の 二大勢力に分かれていた。 旧体制派のバケネズミが、改革派によって殺される事件が起きたのをきっかけに、 バケネズミ同士の激しい戦いが起きた。 旧体制派の方が圧倒的に優勢と目されていた戦いだったが、 いざ始まってみると、改革派の圧勝に終わり、 奇狼丸を残して、旧体制派は全滅してしまった。 塩屋虻コロニーを危険視した人間たちは、 鳥獣保護官を派遣し、コロニーを駆除することに決めた。 通常なら、5人1組で簡単に片付けられるはずだった駆除が 完全に失敗し、4人が死亡…。 野弧丸の軍勢には呪力を持つ人間がいたのだ。 野弧丸は、この12年の間に、真里亜と守の間にできた子ども(男の子)を捕獲していた。 野弧丸は男の子を「メシア」と呼んで育ててきた。 そして男の子が呪力を使えるまでに成長すると、 一気に攻撃を仕掛けてきたのだ。 旧体制派を滅ぼした野弧丸は、 夏祭りの夜、人々が集まる時間を狙って 男の子を集落に送り込み、攻撃を開始した。 男の子は人間を殺して殺して殺しまくる。 しかし、人間側は愧死機構により、男の子を殺す事ができない。 とうとう「悪鬼」が現れた!と人々はパニックに陥った。 悪鬼を殺すことは人間には不可能だ。 じゃあ、どうする!? ということで、1000年前の先史時代に製造された、 炭疽菌の生物兵器を使用することに決まった。 それはサイコバスターと呼ばれ、超能力者と戦うために アメリカで製造されたものだった。 それを極秘に日本が手に入れていたらしい。 東京に厳重に保管されていて、たぶん1000年経っても大丈夫らしい。 早紀、覚、乾(鳥獣保護官5人の生き残り、イヌイさん)と、 復讐に燃える奇狼丸の3名と1匹が 潜水艦で東京へと向かった。 闇に燃えし篝火はーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 野弧丸は鳥を使って、早紀らの行動を確認していた。 野弧丸は精鋭のバケネズミたちを従え、悪鬼とともに東京へと向かう。 そして東京での決戦。 大変な思いをし、多くの危険にさらされ、瀬戸際まで追いつめられ、 色んな事があり、それでも頑張り抜き、奇狼丸の武士道精神と犠牲に助けられ なんとか「悪鬼」を倒すことができた。 野弧丸はとらえられ、裁判にかけられ、 無限地獄の刑を言い渡された。 それがあまりに過酷でばかばかしい罰だったので、 早紀は野弧丸を安楽死させてあげた。 バケネズミはもともと人間だった。 呪力を使えない非能力者は、奴隷として能力者に仕えてきた歴史があった。 人間同士が殺し合えないようにDNAに愧死機構を組み入れたとき、 非能力者に襲われる危険があったので、 呪力によって、非能力者をバケネズミに変えていたのだった。

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    投稿日: 2012.07.14
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    核爆弾並になってしまった人類を管理する為に家畜化せざるをえなくなったなんて、精神的に脆弱で幼い種は過ぎた能力を得てはいけないということですか。

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    投稿日: 2012.07.05
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    どんどんグロく、様々な「人」や「いろんなもの」が死んでいく。 僕が読む本って、ほんと死にまくる。 謎だらけの「新世界」の謎が徐々に分かってくる。 爽やかに、とは言えないけれど、どんどん謎の点と点が線になり、面になっていく。 なんだかんだ引き込まれてく。さすがです。 ★★★★★

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    投稿日: 2012.07.02
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    [BOOKデータベースより] 町の外に出てはならない―禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。

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    投稿日: 2012.06.22
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    瞬の最期から唐突に、淡々と何事もなかったように流れる日常。 異性間では厳格な恋愛や性行為を同性間なら推奨する体制も非道く歪な形に思う。 それこそ人権など関係なく、人間をコントロールする手段として恋愛感情や性衝動を利用しているだけではないか。 十七歳までは人権がなく、不穏分子として排除することがまかり通る排他的な世界。 そんな片隅で狡猾な質で勢いを増していくバケネズミのコロニー。 何もかもが奇妙で気味悪い。

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    投稿日: 2012.06.21
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    上巻で謎だった部分が徐々に明らかになっていきます。悪鬼と業魔の正体、突然同級生がいなくなる理由そしてその同級生の名前を思い出せない理由等々。 ページをめくる手が止まらず一気に読んでしまいました。

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    投稿日: 2012.06.17
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    バケネズミの抗争から何とか生き延び、街へと帰ってきた早季たち。 しかし待っていたのは、記憶操作という大人たちの抵抗であった。 彼女らは成長し、それぞれに思春期という微妙な時期を迎え、 何かが音も立てずに崩れていっていた。 この物語の一つのターニングポイントとなる業魔と呼ばれる、 橋本・アッぺルバウム症候群というパニック障害と見られる悲劇。 この業魔化による悲劇によって、彼女らのバランスは崩れていく。 この悲劇によってバランスの崩れた子供たちを 大人たちは記憶操作というその場凌ぎの手段で誤摩化すが、 それは後の大惨劇を産む一つの要因としかならなかった。

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    投稿日: 2012.06.14
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    なんていうか…なんかもやもやしてなかなか読み進みませんw 仲間たちがどんどんいなくなっていく回。瞬は確かにおいしいキャラ設定ですが、キャラにすごい感情移入できるわけでもなく、世界観にすごい魅力を感じるわけでもなく。。相変わらずバケネズミの話だしw 設定固める話が多くて。。ってマイナス要素しか書いてませんね(-_-;) うーんまあ下巻を読んだら改めて感想書き直すかもしれません。富子さまは興味深いです。

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    投稿日: 2012.04.22
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    上巻からうって変ってサクサク読みすすめられる。 人間の傲慢さ、バケネズミの裏の顔?が少しずつ明かされていくのがおもしろい。

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    投稿日: 2012.04.12
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    戦慄の面白さ。上中下巻の中でも、謎が徐々に深まる中巻が一番ドキドキしました。謎解きの下巻は疾走するように読めます。

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    投稿日: 2012.03.10
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    化けネズミと呼ばれる、ハダカデバネズミから進化した不思議な生物が今後の鍵を握ってくる。 呪力と呼ばれる力は万能のようで弱点があるってのが良い。

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    投稿日: 2012.03.04
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    ちょうど震災があった時に読んだから、直接的ではないけれど、 自分たちの生きているこの世界もいずれはこんな風になっていくのではという未来を想像させて身震いした。 フィクションだけれども引き込まれていって先が気になって仕方なかった。

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    投稿日: 2012.02.28
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    (※上・中・下あわせてのレビューです) 2008年1月に単行本で出版されたものの文庫化。 呪術を操ることができる人間と、その人間の周辺で育まれた異様で奇怪な生態系。 少年・少女(後半では成年に達しているが)たちが発見した綻びは、はるか1000年前に滅んだ先史時代と現在の世界を図らずもリンクさせる。 SFにして、冒険活劇である。 そして、3巻で1500頁の大部ながら、一気呵成に読ませる面白さがある。 だいぶ方向性は違うが、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』のような。ただ、文章表現の巧みさという点ではやや点を引かざるをえない。(本書にかんしてはそれは特に重要な点ではないが) 作者の想像力、世界観の作り込みには恐れ入る。 2008年、第29回日本SF大賞受賞作品。

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    投稿日: 2012.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    町の外に出てはならない・・・・・禁を犯した子供たちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。 仲間の中で最も優秀だった男の子が呪力の暴走で処分される・・・・ 残された子どもたちは、記憶を操作され何事もなかったように生活していく。 仲間の死。町からの脱走。記憶の操作。大人たちへの不信感。 そして、バケネズミという異形の生物との協力・・・・ 呪力とは?大人たちの教えとは?バケネズミとは? 物語は様々な要素を含み、膨らみながら展開していきます。

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    投稿日: 2012.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新世界より、上中下の中巻。 この世界の危うい秩序のあり方が、段々と見えてくる。 悪鬼と業魔。 悪鬼は、人に対しても呪力を発動できる存在。 人に呪力を使用すると自身も死んでしまう、「愧死機構」が発動しない人。 たった一人悪鬼が現れただけでも、その町は壊滅の危機になる。 愧死機構を持つ人には、人である悪鬼は殺すことができないからだ。 「神の力」と自負するPK能力を持つ彼らの、どうしようもできない弱点。 悪鬼を現せないために、子供を徹底的に管理する方向へと社会は進む。 少しでも子供の性格や呪力の制御に問題が見られたら、すぐに処分する大人たち。 確かにこの方法なら、悪鬼の出現を未然に抑えることは可能かもしれない。 しかし、完全ではないだろう。 人間だって、動物である。その攻撃性が無くなる事はない。 生存本能と言ってもいいかもしれない。 どんなにコントロールしたとしても、攻撃性が強い人間は現れてしまうと思う。 悪鬼を殺すためには、愧死機構を外すしかない。 しかし愧死機構を外したら、再びPK能力を用いた戦いが起こり、人類は今度こそ絶滅してしまうかもしれない。 そして、業魔。 無意識下における呪力の漏出が、箍が外れたように止まらなくなってしまった人。 呪力の漏出は、周囲に影響を及ぼす。 生態系が急激に変化したのも、まさか人間達の呪力の漏出が原因だったとは。 業魔になってしまったら、治療法が無い。 本人はいたって理性があるのに、殺さざるを得ない。 本人に死を選ばせざるを得ない。なんて、哀しいのか。 一人、また一人と早季の仲間が減っていく。 瞬は業魔となり、彼女達からは瞬に関する記憶さえも改変された。 そして、守。彼は処分対象となり、真理亜とともに町から逃げる選択をした。 この世界は、果たして長く続くのだろうか。 大人が子供を管理し、性格や記憶を操り、時には処分する。 そこまでしても、悪鬼はきっといつかは現れるだろう。 呪力の漏出は、確実に生態系に影響を及ぼしている。 その顕著な例である業魔も、いつかは現れるだろう。 上巻ではとても平和な世界と思えた、この社会。 それは、まるで薄氷の上に存在しているかのような社会だった。

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    投稿日: 2012.02.12
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    全体を通して読むと面白い作品だと思います。 ただ、終盤になると「え?それだけ?」といったがっかり感は否めません。

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    投稿日: 2012.01.26
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    読み始めた当初は「少年少女が主人公」「中世日本の長閑な農村風景」「呪力」「架空の生物」といった設定からファンタジーぽいのかな~ハリーポッターぽいのかな~と思っていました。 しかし、序盤が終わる辺りから世界観が見えてきまます。 景色がうっすらと拓けていくように、少しずつ明らかにされる物語は異質です。 現在私達が住んでいる「科学技術が高い社会」 その社会が「愚かしい」紛争によって絶滅しており、本書においては忌むべき「古代文明」として記録されています。 「現代日本」の風景は、まるで近代以前の農村を思わせる小さなコミュニティ単位の生活を成している。 そこには自動車、携帯電話、高層ビルも存在しない... 科学に代わって人々が「コントロール」するのは呪力.。 かなり悲惨な展開の中で主人公の強さという設定の物語。 でも、どちらかというとこれは話の流れ的に不可欠で、与えられた属性でテーマは人間の業の救いの無さにあるようにも読めます。 人間の心の中に潜んでいる善と悪。 そして、差別と排他的暴力について考えさせられました。 「破滅的な力の制御」「異端者をどう処遇するか」「支配・被支配の矛盾」など、社会派なテーマも感じさせられる作品です。 しかし、物語としてそこまで深く考えなくてもあっという間に読めてしまう作品でもあります。 青春、恋愛、友情、ミステリー・サスペンスなども盛り込まれています。 多少、血なまぐさい内容がありますが、そういったのが苦手な方でなければ楽しく読み終える事ができると思います。 時間を忘れて想像力は働かせて、どっぷり世界観に浸りたい方には特にオススメの作品です!

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    投稿日: 2012.01.22
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    この話の面白いところは禁を犯したことによってあることを知ってしまった主人公たちが、様々な出来事を得て大人になっていくというかなり長い期間をとった物語の展開にあります。 今と全く違う文化の日本、特殊な力という舞台設定、それらを使ったその展開は自分の想像の範疇の上を行っていて良い意味で期待を裏切ってくれました。 続きは↓で公開してます。 http://deepbluewill.blog122.fc2.com/blog-entry-206.html

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    投稿日: 2012.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中盤はますます面白くなってきますね 大事な仲間たちがどんどんといなくなっていくあたりが切なかったです とくに瞬の最期はちょっと涙ぐんでしまった あの2人にももう会えないんだろうか・・・ そして信じていたものに裏切られたりと辛いことも多いですが、下巻でどうまとまるのかが気になる

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    投稿日: 2012.01.12
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    中巻より物語はスピードを増していく。 作品の紹介 子供たちの潜在意識に刷りこまれた「悪鬼」と「業魔」の伝説。悪夢の正体、その恐ろしい真実が明るみに出たとき、見せ掛けの平和は崩れ、社会を災厄が襲う

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    投稿日: 2012.01.09
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    なんか読み始めたら止まらなくて買ったその日に読破してしまったよ。少年Kの虐殺シーンとか結構エグかったなー。しかしどの作家も結局突き詰めていくと人間の愚かさみたいなものに行き着いてしまうものなのだろうか。思ったより冒険小説風味が強かったけどおもしろいと思う。

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    投稿日: 2012.01.07
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    あらすじ 教育の裏側で行われている友人たちの処分に気付いた主人公たち。 記憶操作を受け曖昧になった断片をたどり調べてみると、一緒の班だった友人が一人消え二人消え、そして次は。 ミステリーでもSFでも「現代プラスアルファ」の世界設定が面白くて好き。 現代にない条件を投下してどうなるかという思考実験。有川浩の海の底(他の2作品も)が記憶に新しい。 以下ネタバレ 早季の芯の強さにそんな理由があったなんて。倫理委会長の登場と突飛な能力は少し無理があったけど、面白い設定。 下巻どうなるの!

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    投稿日: 2011.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんどん早季たちの世界が壊れていくなあ。 同性愛的描写に少しビビった。 俊は死んじゃったの?実は生きてましたー、とかないの? 真理亜はなんで死ななくちゃいけないんだろう。最初もそんなことが書いてあったし。気になる。

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    投稿日: 2011.11.17
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    愛する者がだんだんいなくなる切なさと恐怖。今まで信じていたものが崩れ去った時、人は何を信じてどう行動すればいいんだろう。 ミノシロモドキが不確定要素としていい味出してる。 上でも言ったけれど、「監視されている」「回想している」という構造が見え過ぎさえしなければとても良い。

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    投稿日: 2011.11.15
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    上よりも引き込まれる内容だったな 下を早く読みたくなる さぁここからどうなるか ただハッピーエンドは見えないんよね上から回想が多いのが少しきになるなぁ

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    投稿日: 2011.11.11
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    上巻の最初のほうはちょっと読みづらい感じもあったけど、上巻も後半で一気にストーリーが進み、そのまま中巻。 スピード感が一気に増してきました。この世界の中核的なものが見えてきて、ダークなところがどんどん露になってきて・・・、読んでて見事に世界に引き込まれます。 1000年後という架空の舞台だけれども、そのつくり込みがすごいし、なによりよくこんな色々な設定を考えて、物語の中核にからめられるな、と思います。 全体的な感想は下巻で。

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    投稿日: 2011.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    早季が未来から過去を振り返っているため、未来を予期させるコメントが要所要所で出てくる。それがあまり好きじゃない。 それでもこの世界観を作り上げているのはすごいなぁ。他の作品も読んでみたい。 すごく若い人が書いているのかと思っていたら、結構な御年輩とこの巻で知り、ちょっと驚いた。

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    投稿日: 2011.10.31
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    上巻で匂わせていた悪鬼と業魔の実態がこの巻で分かって、ただただ おぞましく、気味の悪いバケネズミもまた登場して、最後まで絡んでくるんだろうなあ。 千年後の恋愛事情については「気持ち悪っ!」としか思えないけど、他人との 争いごとをなくすには一理あるのかな。まだ結末に向けてどう話が進むのか 全く読めず、もやもやした気持ちのままとりあえず下巻に進むことにする。。。

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    投稿日: 2011.10.26
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    SFと呼んでいいのか、ミステリと呼んでいいのか、伝奇でもあるしファンタジーでもあるような分類に非常に困る一冊。 貴志祐介さんのこれまでの小説のそれぞれの要素を含みつつSFというものに慣れていない人にも入りやすい作品。 ただ、一部エログロなところがあるので、そこに拒否反応がある人だとお気に召さないかも。

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    投稿日: 2011.10.11
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    スピード感が出てきました。 徐々に色濃くなる不穏な空気、内側から作られた歪んだ価値観、それを操る人たち。 下巻に期待。

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    投稿日: 2011.10.10
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    ようやく再会を果たして、一見何もなかったかのようにいつもの日常に戻るものの、あちこちに更なる波瀾を思わせる記述。 だけど全然先を予測できずにもどかしい。 そしてついに瞬に起こった悲劇がとにかく悲しい。 夢中になって読んだけれど、結構性的描写が多くて、 「こんなに細かく書かなくても…」と思ってしまう。 この話には重要な要素なのだろうけれど。 彼らの頭の良さも14歳という設定では無理ではないかな… これからまた悲劇が起こるんだろうなぁ。 でもどんな展開になるのか、引き続き下巻を読むのも楽しみ。

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    投稿日: 2011.09.20
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    さて中巻に突入。正直言って、この流れで続けられると中弛みも予想していたのだけど、緩まなかったねぇ。 何とか町に帰ってからは、平穏の中に隠されるこのコミュニティの異様な不気味さがひたひた迫り来る。 SFファンタジー丸出しだった上巻と異なり、呪力の漏出、業魔化、悪鬼などPKやポルターガイストが出てきた時からその気があったオカルトチックな話に、催眠暗示や危険な血統の排除ってな話も合わさったサイコミステリーの様相。 次々と仲間に降りかかる不幸の中で、薄皮が剥がされるように明らかになる暗黒の事実。暗然とした未来が示唆される中で、分厚い下巻はいかに収束!?

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    投稿日: 2011.09.11
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    中から話が動いてきて、面白いかった。 ここから下までは一気に読んだ。 ただちょいちょい出てくる、中途半端なエロいシーンは要らないような…。

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    投稿日: 2011.09.08
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    2日ほどで読了。 やっぱり引き込まれる…綺麗な物語ではなく、目をつむりたくなる痛いとこ感じる話。なのに先が気になって仕方ない。 業魔のくだりはショッキングだった。うまくいえないけど、哀しい。 はやく下巻が読みたいのでここで一旦きりあげます

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    投稿日: 2011.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ≪内容覚書≫ 自らの力で呪力を取り戻した早季たちは、14歳となっていた。 全人学級で友情と恋を味わいながら、大人になっていく。 が、早季たちの小さな世界の崩壊は、少しずつ確実に迫ってきていた。 そして、その崩壊は、社会の謎へと早季たちを導いていく。 ≪感想≫ すごい世界観だなー、とひたすらに驚嘆しながら読み続ける。 バケネズミが与えてくる不安感も半端ない。 スクィーラ、怖い。 平和そうな社会に見えるのに、 なぜか幸福そうには見えない歪さ。 しあわせな社会ってどんなものだろうと考えてしまう。

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    投稿日: 2011.08.31
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    下巻も読み出したので どこからどこまでが 中巻だったのか… 描写がこわいのに 先を知りたくて ただもくもくと 読んでしまう(笑)

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    投稿日: 2011.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生活していく中でミノシロモドキの言葉を思い出し考えながらも 早季たちはだんだんと成長していきます。 この中巻では仲間との悲しい別れがやってきます。 バケネズミや消されてしまった大切な人の記憶、 ぞくぞくする世界観に引き込まれました。 先が気になって仕方がなくて中巻も一気に読みました!

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    投稿日: 2011.08.17
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    最悪、と思える状況がさらに悪化したり、敵が見方かハッキリしない落ち着かない心理状況。 バケネズミとの駆け引きはドキドキした。

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    投稿日: 2011.08.17
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    第29回 日本SF大賞受賞 第6回 本屋大賞ノミネート作品(第6位) どんな終わり方になるのか気になる…。

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    投稿日: 2011.08.16
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    瞬が…!(°□°;)エー… 話が動きはじめ、エンターテイメントとしてはとても充実してます。心に引っかかるところはないけども、純粋に続きが気になる。ハンターハンターとかハリーポッターとか色んな作品が頭をよぎるんですが、要するに漫画に近いんですね。 下巻に続く。

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    投稿日: 2011.08.14
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    中盤だけど飽きずにがしがし読めた。誰も完全には信頼できないじわじわ怖い世界観。ハラハラドキドキ! 早く下巻読みたい!!

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    投稿日: 2011.07.17
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    和風ハリーポッターのようなファンタジィな設定。が、描かれてる内容は、「人間て集まると結局こうなんのね」。人の集まりってのは、表向き美しいほど舞台裏が不条理で、それを呑める者以外はサラッと脱落していく。中巻まで読んでこんな感じだけど、下巻はどうだろ。文体は、説明臭くてあんまり好きでない。

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    投稿日: 2011.07.16
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    圧巻の一言。 こんな想像力がほしい。 消化不良な点として、マリアと守に何があったのか等のエピソードが足りないが、主人公の回想という形で物語が進んでいるので仕方なしか。そこが残念と言えば残念。

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    投稿日: 2011.07.05
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    社会にとって不都合な人間を存在から抹消する、というくだりにジョージ・オーウェルの「一九八四年」を思い出した。 記憶まで操作され忘れさせられるのと、その人の存在が消えたことを知りながらも気付かないフリをさせられること。 どちらがよりタチが悪いのか。 “知らない方がいいこと”を知らないままに生きることは、本当に幸せと言えるんだろうか。 バケネズミたちの動きが不穏でもやもやする。下巻へ続く。

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    投稿日: 2011.07.03
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    クリムゾンの迷宮とか天使の囀りを合わせた感じの印象を受けながら読み進めた。 ミステリ要素も強くありつつ、どこまでもファンタジーで、かつ現実的でもある、そんな作品。 結構シビアに登場人物が逝ってしまうけど、それも作品のスケールの大きさ故だと思う。

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    投稿日: 2011.07.03
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    教育委員会、倫理委員会、悪鬼や業魔についてわかってくる。世界観がより詳しくわかってくるので楽しめた。ただ、主人公達の人間関係を苦手に思う人もいるかも。ただ、面白いんだなぁ・・・。早く下巻も読もうと思う。

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    投稿日: 2011.06.24
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    途中からやっと面白さがわかってきた。 コロニー名等取っ付きづらい部分は相変わらずだったが、どんどん引き込まれていった。 --- 街の外に出てはならない--禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、キケンな兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。

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    投稿日: 2011.05.31
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    少しずつ紐解かれていく過去の世界。現在の世界。 何かが狂っているこの世界はどうなっているのだろうか。

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    投稿日: 2011.05.16
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    上中下のなかで1番集中して読めた。 ドキドキワクワク。反面、下巻は血みどろで、ラストも少しよめてしまった。

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    投稿日: 2011.05.08
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    平和な社会と引き換えに行われる、子供たちへの「処分」が徐々に明らかになる中巻。 上巻の勢いそのままに、引き込まれて一気に読めます。

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    投稿日: 2011.04.30
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    面白くなってきた。上巻の後半からようやくこの世界感に入れてきて、期待どうりの中巻って感じ。 色々な伏線の答えが繋がり始め、1000年後を描いたこの世界の状況が少しずつ分かってきた。SF作品のパターンとして戦争や殺戮を越えて人々が平和に暮らす為に、徹底した管理社会を作り上げるというのがあると思う。 この「新世界より」の倫理委員会と朝比奈富子が、「ハーモニー」の次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループとシャタウフェンベルクに多少、タブって見えた。

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    投稿日: 2011.04.25
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    バケネズミのコロニー同士の戦いから始まる中巻。危険な子供を殺すという構図が見えてくる。それは社会を守る善なのか。

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    投稿日: 2011.04.10
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    だんだんと、この世界の欠陥が見えてくる。本当に瞬がなくなってしまうとは。ショッキングな内容がたくさん。はやく終焉を迎えたくて、読み進めてしまう。

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    投稿日: 2011.04.10
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     世界の姿が明らかになっていく様は圧巻。  「新世界より」の歴史の重たさが胸に響きます。  恐怖と熱さの配分も絶妙。

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    投稿日: 2011.04.09
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    上巻は全体にゆっくり進んだ感じだったが、だんだんスピードアップというか、状況がどんどん変化していくので、先が気になって仕方なくなる。 貴志祐介らしい描写の細かさが、また話にリアリティと不気味さをプラスしてておもしろい。

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    投稿日: 2011.04.04
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    だんだん秘密が明らかになってくる。 この話の中の世界がいいとは思えないけど、私たちの生きる世界の負の側面をすべて取り除いたら結果的にこういう事になってしまうんだろうか。 結局、どういう方向に向かっていっても歪みが生じる。 人間とはそういう生き物なのかなあ、と思います。 あまり内容とは関係ないけど。

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    投稿日: 2011.04.03
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    あっという間に読了。バケネズミとの表面は友好的だけど不穏な関係をひきずったまま続きが気になる。 エロスが目立ってきた。グロも目立ってきた。 面白い。

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    投稿日: 2011.04.01
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    上巻『若葉の季節』から成長し、大人と子供の中間の季節。人権は17歳まで認められない?!千年後の世界はどうなってるのか、どんな結末になるのか?!下巻が楽しみです♪

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    投稿日: 2011.03.26
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    多少のつじつま合わせ的な所はあるにしろ、 これだけ壮大な物語を破綻させることなく進めていくための緻密な設定に圧倒される。 世界観に引き込まれすぎて少々グロッキー気味な私はメンタルが弱いのだろう(笑) 教育とは洗脳だ、とは誰が言った言葉だっただろうか・・・

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    投稿日: 2011.03.23