
総合評価
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powered by ブクログ町の外側の世界を見てしまった子供達。バケネズミの攻防。大人達の隠している世界の過去。先史文明の遺産。知ってはいけない事を知ってしまった彼らは、ようやく町に帰り着く。 彼らは、自分たちの記憶までも操作されている事に気がつく始める。そして、恐る業魔の危険を排除する為、危険視された子供の排除をしている事を知る。排除されると気づいた子供2人は結界の外側で生きる事を決心する。 ヒト以外の生物は、呪力を持たない代わりに、大きさ形状など独自の発達をみせる。 図書館の自走型端末“ミノシロモドキ”は、ミノウミウシに擬態したものらしいけど、自走して図書館が来てくれたら便利だけど、ビジュアル的に使いこなせないなあ。 下巻で、2つの伝奇が絡んでくると期待する。
49投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログ上巻の後半からストーリーが動き始め、中巻になると段々と読む手が止まらなくなりました。 上巻では謎に包まれていた悪鬼と業魔を中心とした厄災の歴史が明らかになってきて、物語の世界観が繋がってきます。 最終巻ではどんな展開になっていくのか楽しみです。
2投稿日: 2023.02.05
powered by ブクログ上巻よりテンポ良く進んでいくため、読みやすかった。下巻はどうなっていくのだろうという期待に胸が膨らむ。上巻同様、イメージしにくい部分があったが、何度か読むことによって理解を深めていきたいと思う。それよりも読み進めたい気持ちが強いため、早々に下巻を読み進めていきたい。
2投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログ世界観に慣れてきたのか、中巻はテンポ良く読めたし面白かった! 誰が真の味方で誰が敵なのか... 自分がこの1000年後の世界にいたら生きていけないな:( ;´꒳`;):子どもたちが心穏やかに暮らせる世界になって欲しいと願いつつ下巻を読みます♪ どんな結末になるのか楽しみ!
11投稿日: 2023.01.31
powered by ブクログ上を読んじゃえば、中もスルスル読める。 世界観にも慣れてきたし、 ハラハラの展開も。 そして、上で語られてた物語が 徐々に種明かしされていくサマも どんどんのめり込んでいく要因になっている。 仲間が失われていく辛さよりも その仲間との記憶がなくなるほうが よりしんどいな…。
0投稿日: 2023.01.27
powered by ブクログ面白さがどんどん加速していく。 中巻はほとんど一気読みしてしまった。 起承転結の承転の部分にあたり、ラストどうなるかすごい楽しみ。 舞台の設定、謎の組織、バケネズミの動き等いろんなことがどう回収されるのか。 下巻も一気に読んでしまいそう。
1投稿日: 2023.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんどん引き込まれていく!14歳になった早季たちに新世界特有の思春期が訪れる。けど平和な時間はあっという間に過ぎ去り、唐突に訪れる悲しい別れ⋯⋯。そして物語は少しづつ動き始める。改めて「業魔」と「悪鬼」の恐ろしさを知る。腐ったリンゴ理論。「倫理委員会」と「教育委員会」が子供たちを管理し危険因子を処分する社会。バケネズミの社会体制の変化が怖い。さぁ、気を引き締めて下巻へ。
1投稿日: 2023.01.10
powered by ブクログ私が中学生の時から持っている本。面白かったけど最後まで読みきれなかったので再チャレンジしました。大人になった今、テロメアがなんなのか、ミノシロモドキが言っていることはなんだったのかを理解出来て難なく読めました。 上巻はちょっと間延びした印象でしたが、中巻はあっという間に終わります。 風景や動植物の描写が緻密で、目の前にあるかのように錯覚しました。私も呪力が使えたらなぁと妄想が止まりません!
0投稿日: 2023.01.10
powered by ブクログ悪鬼や業魔の存在がファンタジーでなくなり、幸せな少年時代に暗い影が落ちる。共同体を維持するために個体を排除するようになったら、その社会はディストピアになるのかもしれない。
0投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ上・中・下巻合わせて1000ページを越える大作。 それでも飽きることなく最後の最後まで読むことが出来ました。 何度も何度もピンチが訪れるので、ハラハラドキドキの連続です。 ピンチを脱したと思ったら次のピンチが舞い降りてくるので、最後の最後まで気が抜けませんでした。 ブログに詳細な感想も載せています。 https://gomago-gomago.com/new-world-dvorak/
0投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログ【2022年76冊目】 全く先の展開の予想がつかない中巻。じわじわと燻るように明かされていく世界の真相。隠された記憶と矛盾する捏造の事実。本当に複雑な設定であるにも関わらず、上巻同様読者を置いてけぼりにすることなく、物語は進んでいきます。最後にどういった結末に帰結するのか、すごく楽しみです。
0投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ面白くて2日で一気読みしてしまった。 こんな話どうやって思いついたのだろう? 構想にどのぐらいの時間をかけたのだろう?
0投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログ上から楽しみにしてて即図書館で借りて読んだ。 Aグループのメンバーがそれぞれ大きな選択をしていく内容だった。 前回バケネズミは人を変容させてたもの、と予想していたけどらどうやら違うらしい。 上でははっきりと分からなかった神栖町の実態、組織、不浄猫の本性など分かっていった。 個人的にはスクイーラが野弧丸という名前になっていたのがおめでたいことだった。世渡り上手そうだったもんな。 あとこの街は17歳以上にならないと基本的人権がないという設定に驚いた。 多感な時期を乗り越え街の思惑に沿うような子供しか生きる権利が与えられないなんておかしい。 それに気づいた瞬、真理亜は賢い。
4投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ上巻では5人の冒険譚の結末が、この巻では町を取り巻く環境が明らかになってくる。 早季と覚はどんな道を進んでいくのか?下巻にGO! 作品紹介・あらすじ 町の外に出てはならない-禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。
21投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログ3巻読んだ上での感想。 個人的には「中」が一番面白かった。 誰の言葉を信じれば良いかわからない怪しさと、 想像していなかった展開で一気読み。
0投稿日: 2022.07.10
powered by ブクログ徐々に解き明かされていく真実が面白い。厳しい現実がしっかり進行しついくので、緊迫感もありつつ一班の仲間意識も起伏があってそれも面白い。 学園、仲間、呪力、裏で手を引く大人、、 全く不安解消されない中巻、下巻が楽しみ!
4投稿日: 2022.06.30
powered by ブクログ文庫で再読。上巻読み終わりに下巻を探していたら、まさかの上中下巻でした。 今回は業魔の巻。 前に読んだのにどんな存在だったか思い出せなかったのですが、そういうことかーそういえばそうだったかー。と言う感じでした。 悪鬼が悪意の塊である分、業魔は切ない。 そんでもってすばるが一番悲しかった。
0投稿日: 2022.06.13
powered by ブクログ主人公の子供達が住む神栖66町と隠され続けてきた真実が明らかになっていきます。語られる真実にワクワクさせられると同時に、不気味で緊迫した状況も続いていく。
0投稿日: 2022.05.02
powered by ブクログ貪るように読んでしまいました。ネズミたちとの駆け引き。倫理委員会。マリアと守。富子さんが唯一の救いか?
0投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
暗い深淵へだんだんと飲み込まれていく主人公達。それが彼らに課せられていた運命であったことを、後に主人公だけが知ることになります。それまで信じていた社会や秩序が、実は先人達の保守的な考えにより形成された、規律からこぼれ落ちたものを徹底的に排除する、残酷な世界であったことがだんだんと明るみになっていく様は不穏でしかありません。また上巻から予想出来てはいたものの、唯一信頼していた仲間達との唐突な別れは、とても悲しく重いものでした。中巻の最後にあった一文が、下巻のさらなる過酷な展開を予感させます。
0投稿日: 2022.04.06
powered by ブクログ1人の人がこんなに壮大な世界観を創るなんて、作家って偉大だなぁと感心させられる。 下巻が楽しみ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 町の外に出てはならない――禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。
0投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログ主人公たちには次々とピンチが降りかかってきて、これ最後まで無事に行かれるの?と、ハラハラが止まらない。 そして世界の仕組みが少しずつ見えてきて、そのおそろしさに戦慄する。 まだわからない部分も多くて、それでいていろいろ話は進んでいるので、とにかく先が気になる! 上下とか上中下とかになっている作品だと、(上)や(中)は大抵、気になるところで終わってしまう。続きが知りたいし、早く先が読みたくなる。 というわけで、感想が疎かになりがちです(笑)。
0投稿日: 2021.10.22
powered by ブクログジワジワと謎が明らかになって行き、主人公も成長して行く。中巻ということも相まって、板挟みの若干だれる事もあったが、上巻での謎が少しずつ明らかになり、下巻へと繋がっていく。
0投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バケネズミの合戦は外来種を駆逐して終わり。 町に戻ると、瞬という有能なメンバーが呪力が漏れ出して周りを改変してしまう精神病で死ぬ。 が、みんなの記憶からは瞬ごと消え去って別の人間が彼のロールを演じる。 二年経ち、違和感を覚える主人公は、村長的な長老から見染められて、次期長老になれと言われる。なんでも、この時代的にあり得ないトラブルに遭遇しまくったが、精神が安定しているから。 そんな中、5人のメンバーのうち瞬の代わりを演じていた人が、やっぱりおかしいってことで仲間外れになり、メンバーは4人になる。 が、その内の1人が落伍者になってネコダマシに殺されそうになってるということで、彼ともう1人の女の子が村を去る。 村長は核弾頭に匹敵する2人の超能力者を野放しにはできないとのことで、主人公ともう1人を連れ戻しに行かせる。上で出てきたバケネズミに助けを求めて捜索するも、バケネズミに利用されバケネズミコロニーの拡大に力を貸した程度であんまり意味はなかった。 悲しい報告を村長にしに行かなきゃな…というところで中は終わり。
0投稿日: 2021.08.22
powered by ブクログ読書を普段しないので、上・中・下に渡る本は初めて読むかもしれない。でも続きが気になってサクサク読める。
0投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログ中巻は1番グロテスクな描写が多かった。ホラーっぽさはそこまでで、ひたすらずっとグロい。ただ、対人間ではないため慣れていれば読めるかなという感じ。 早希たちが感じていた対バケネズミだから愧死機構が発動しなかった、というところを重ね合わせて感じることができた。瞬のことを忘れてしまうメンバーがもどかしい。悲しい。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログ後半になるにつれて皆さんが感想で書いてるように先が気になったけれど、正直いって流し読みしてしまったページもあります。 ファンタジーSFと呼べばよいのか、引き込まれる部分もあるけれど、しっくりこない、馴染めない部分があったのが私的には残念。日本の古い迷信や言い伝え的なものと壮大な世界観についていけない部分も。 でも、こんな話考えて形にするってやはり貴志祐介氏の力量ってすごいなと感じました。
0投稿日: 2021.07.16
powered by ブクログやば! めちゃ面白い。 やっぱり貴志祐介最高。 特異なストーリーなのにこんなに読みやすいのはさすが! 続きが楽しみすぎる。
0投稿日: 2021.07.07
powered by ブクログ「え、どうなんの? どうなんの?」の連続だし、人間が全員超能力持ったらこうなるんだなって、作者の想像力の深さに感嘆してる
0投稿日: 2021.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻に引き続きとても面白かった。 SFの先が読めない感が良く味わえる。 終わり方も次の下巻に向けて読書意欲を駆り立てるような終わり方だった。 上巻からダラダラと読んでしまっていたので少し抜けがありながら読んだ、2周目するときはもっとスピードつけて読む。 グロテスクなシーンや性行描写が生々しく、自分が読んだ同じ作者の本としては『悪の教典』と似ている感じがして懐かしく感じた。
0投稿日: 2021.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想は上巻に。ドヴォルザークいつ出るかと思ったけど、第二楽章というか第一と第二と第三が入り混じった感じよね、、、
0投稿日: 2021.05.03
powered by ブクログ上巻はわりとゆっくり読んだけどどんどん物語が展開していく中巻は読み進めずにはいられない。ホラー?サスペンス?怖いけど止まらない。
0投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログ第二巻 1000年後の日本 仲間がひとり、またひとり・・・ 第一巻で、歴史を知ってしまったせいなんだろうか? 呪力は便利みたいだけど、なにかその世界の不穏さが 明らかになってきた感じも
3投稿日: 2021.04.12
powered by ブクログ貴志裕介が書くSF長編。の中編。 バケネズミに捕らえられてしまった早季と覚。 何度も絶体絶命の危機に追い詰められながらも 早季の機転と覚の呪力で無事に帰還する事に成功する。 瞬、真理亜、守も無事だった。 その後、教育委員や倫理委員によって罰せられる事を覚悟していた5人だが、 何故かお咎めなしとなっていた。 しかし、その裏には大人達の思惑が存在しており、 また仲間たちの絆にも歪みが生まれてきていた。。。 上巻で巻き込まれたピンチは何とか脱出するも、 今度は仲間が減っていく事態に。 瞬が…、守が…、真理亜が… という感じで、簡単に言うと最終的には早季と覚だけになってしまう。 特に瞬の存在がなくなった後の記憶の改編が恐ろしい。 大人達が無理矢理子供たちをコントロールしている事が垣間見える。 ただ、上巻の冒頭で早季が独白していたように、 下巻はもっともっと恐ろしい事になる予定であり、楽しみである。
0投稿日: 2021.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
よりこの世界の細かい設定が明らかになって、作者の想像力に舌を巻いた。上巻に比べてSF要素が一気に増えてきた印象。 瞬が業魔になってしまったり、守と真理亜が自活して街を出て行くことになったりと固い絆で結ばれていた5人がバラバラになってしまうのが非常に悲しかった。
0投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログどんどんイビツな世界が明らかになっていく展開。瞬のストーリーや真理亜、学のストーリーもそれぞれ儚い。いよいよ最終巻、ここからどうやって生き残っていくのかめちゃ気になる。
0投稿日: 2021.01.25
powered by ブクログ動物とか生き物の設定が緻密で、難しくてところどころ流し読みしちゃった。主人公の芯の強さみたいなのに成長を感じた。瞬の記憶を消されてしまうのが辛い下巻に全部まとめて書く
0投稿日: 2021.01.23
powered by ブクログ前半は面白かった。 舜がいなくなったことは痛い。 後半は面白いのか、面白くないのか。 私にあまり合わないのか。 2年経って、みんな成長してたけど、バケネズミもある意味成長してた。
2投稿日: 2021.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上から2年経った彼らは、成長し、より聡明になったのを感じた。 特に瞬が早季を放り投げたとき、私だったら後を追おうと思ってしまいそうだ。しかし、早季はあの年で、瞬の気持ちを汲み取って生きる決心をしたことに、私にはない早季の強さが垣間見えた。また、友人が次々と目の前から消えていき、悲しみにくれる彼らを見ると、涙が止まらなかった。 次回、下を読むのが楽しみな反面、更に絶望が待ち受けているのだと思うと、感傷的な気分に陥る。
1投稿日: 2020.12.25
powered by ブクログ中巻では、早季の成長とともに、1000年後の世界の構造が明らかとなってくる。 呪力を手に入れることによって起こりうる業魔や悪鬼の出現という不都合な問題を解決するための社会制度として、1000年後の人類は子供たちの選別をおこなっている。この社会を維持し、成立させるためには、何が正解で、誰がどのように判断するべきなのか。 社会の秩序を深く考えさせられる物語で、この物語の世界に入りこんで読んでいました。最後は、バケネズミの存在、特にスクウィーラが不気味で、下巻への伏線なのかなと感じました。
0投稿日: 2020.10.21
powered by ブクログ無事に街に戻ってきた5人に待ち受けたもの。。 友達が消え、記憶が操作され、そしてまた友が去る。 守が児童館の窓の外に見たのはやはり?? バケネズミが過去の人間(今を生きる読者の私たち)が通った過ちとして語られているような。。。 果たしてこの先早季のたどる運命は。。。 もう、先が気になって仕方がないので下巻に進みます!
0投稿日: 2020.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誰が真実に近いのか。人間はどこへ進もうとしてるのか。バケネズミ怪しい…バケネズミの視点から人間を見れば、そりゃ恨みも積もるだろうな。いい加減、大人も信用できなくなってきた。 ミノシロモドキにもう一度会わせてほしいな。色々聞きたい。そして唐突な性描写には戸惑ってしまう笑 妙に狭い地域に限定された話だけど日本やアジア、世界はどうなってるんだろう。日本の人口も5万人足らずという話もあった。果たしてこんな町の存在が成り立つものだろうか。 主人公は町、大人、人間の真実を突きつけられる。そして実験対象になっていた主人公は自らの意思で抗うことを決意する。 愧死機構(きしきこう)と言われる遺伝子に組み込まれた、攻撃抑制機能により、人は人を殺せない。 その機能が正常に動作しない人は悪鬼と呼ばれ、自らの力をコントロールできない人は業魔と呼ばれる。 どちらも処分対象であり、教育委員会の決議により抹殺され、人々の記憶からも消される。 残酷ながらも、人類が生きるために作られたシステムだった。 失われた記憶が主人公達を核心へと進ませる。 下巻へ進む。
22投稿日: 2020.08.14
powered by ブクログ新世界に生息する生物たちは、グロくて異臭を放っているような様相が、嫌悪感を引き立てます。そんな生物たちが、少しずつ進化している様子を見ると、うすら寒い危機感を感じてしまいます。社会、もっと広く言えば生物界の勢力争いの追われる恐怖が、言葉巧みに表現されていて、ついつい惨たらしい表現に嫌気を感じながらも、ページをめくる手を止めることができませんでした。
2投稿日: 2020.06.19
powered by ブクログ勢いに乗って一気に読み進めた中巻。上巻で覚えた違和感や千年後の世界の全貌が明らかになっていく過程に「人の業」を感じずにいられない。瞬の切ない最期、真理亜・守との別れを経て早紀たちはどこへ向かうのか、そしてバケネズミの不穏な動きも目が離せない。設定の大胆さと緻密さが本当に凄い。これまでの伏線を回収し、また新たな謎が発生している。緻密かつ大胆な構成と設定は見事。
3投稿日: 2020.05.19
powered by ブクログ442ページ、中巻読了。5人の少年少女が被る過酷な運命や、徐々に明らかになる街の秘密、人類が辿った歴史、不気味なバケネズミの行動、ますます先が気になります。下巻に続く。
11投稿日: 2020.05.19
powered by ブクログ引き続きこの世界の謎、裏で何が行われているのかが気になる。 でももう少し疾走する感じというか、ドキドキやスリルが欲しい!下巻に期待。 それにしても、バケネズミがこんなにもメインキャラとして出てくるとは...。
2投稿日: 2020.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夏季キャンプから2年ほど経ち、全人学級の環境変化が起きた。 悪鬼と業魔の存在や、俊の変化、それにまつわる記憶の改変など思春期の早季たちに強い刺激が。 また倫理委員会と教育委員会も登場して、町にいるのに取り調べを受けたりと生死に関わる巻だった。
0投稿日: 2020.03.21
powered by ブクログ世界観にどっぷりはまり、本から手が離せない。確かだが1日で読み切ってしまったと思う。 ここらへんで唯一無二の世界観がよく分かる。序盤の「自分たちの世界」と「外の世界」の違い、如何に「自分たちの世界」が異質で、「外の世界」が危険かを思い知らされる。こんなSF世界を描けるなんて凄すぎる、と思うと同時に、日本らしく、唯一無二のこの独特の世界が、全世界で考えてみても、かなり面白い部類に入るんじゃないかと感じ、なんだか誇らしい気持ちになった(笑)
0投稿日: 2020.03.05
powered by ブクログ中盤からも引力を失わず、お話が続いていく。 自分の中の道徳観念とすこし合わないところもあるけど、 お話としてはその世界感にひきこまれる。 なんていうかいい”ギリギリ感”があって、 アクションどーん、ばーん、て感じの派手な描写に力があるからかな。
2投稿日: 2020.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アニメで話の流れは分かってるけど、やっぱり小説の方が動機が分かる。気になってたことが書いてあった。 この巻で、覚が早季のことを好きなことは充分伝わったんだけど、それなのに、瞬の幻影がいつまでも付きまとう。早季も同じ。教育委員会に記憶を操作されたはずなのに、顔のない少年Xはぼんやりと思い出せる。記憶の消去は完全にはできないものなのか、早季達の能力なのか。覚と早季が過去に好きだった同じ人にいつまでも囚われているのが不思議。 それにしても、自然界の動物は人間からしたら想像もつかない特性を持っていたりする。自爆する蟻、攻撃抑制が備わったオオカミ、獰猛な塩屋虻… 人間とはほんの小さな世界に住む生き物で、人間の常識など自然界から見ればほんの一部の事象・考え方であり、人間の世界を出れば常識は常識ではないのだと感じる。例えば500歳「も」生きる鮫がいるけれど、それは人間の寿命を基準にしているだけで、その鮫にとってはそれが常識。 人間が自然界の頂点の様に考えるのはとんでもない勘違い。だから温暖化や自然災害やウィルス等によって、度々人間の弱さを認識させられ、自然を蔑ろにすればこうなるんだと警告されている気がする。 瞬との最後は小説だとより具体的で、瞬は両親に命懸けで助けられたけど助からず、自らも命懸けで早季を助けて…なんという残酷な話。業魔とは瞬のように聡明で、だけど人よりも色んな世界が見えてしまう分、一人で多くの悩みを抱えるような子が罹るんだろうか。 この世界では極端に重要視されるけど、心身共に問題なく健康な状態こそ、本当の健康だと言えるのだろう。たとえ身体は病気に罹っていなくとも、心が病んでいる、歪んでいる、不安定であれば、外に現れる。この世界では呪力を暴走させてしまう。それが瞬の言った、本当の恐怖は内側にあるということ。 この物語は、精神疾患とそれに伴う身体的な特徴、欠陥をものすごく極端に表現したものではないだろうか。 中巻で(アニメでも)一番印象に残っているのが、富子さんによる悪鬼Kの回想。悪いと分かった上で攻撃するので救いようがない。後悔や反省がない。それどころか騙したり楽しんでいるようにさえ見える。 精神的には未熟なのに最悪のおもちゃを渡してしまったがために、町が壊滅状態に…教育委員会や倫理委員会が必死で人を選別するのも無理はないと思わせるほど。 もしKが風邪を引いて病院に行かなかったらどうなっていたのか…しかもその病院での出来事がかなりのトラウマ。 テロメアについて初めて知った。どうして短くなっていくんだろう。なぜ完全な長さではコピーできないんだろう。本当に生命って不思議。 短くならないようにする研究ももちろんされているんだろうな。 結末も知っているんだけど、もっと細かい事情が知りたい。特にバケネズミの。 下巻へ。 20200216
4投稿日: 2020.02.16
powered by ブクログ上巻に比べ圧倒的に読み進めるスピードが早かった。 上巻で書かれていた違和感が少しずつ形になっていて、世界の全貌が見えてくるところが面白い。 アニメは昔見た記憶がある。よく理解できなくて記憶は断片的だけど、終わりだけは覚えてる。だからある登場人物がこれから何をするのかが怖い。
4投稿日: 2019.12.21
powered by ブクログ読書初心者だが、一日で全て読み終わってしまうほど読みやすかった。 シナリオや世界観も作り込まれていて没入しやすかった
3投稿日: 2019.10.23
powered by ブクログ続けて中巻も読了。上巻で触れられていたが、1班の仲間たちがだんだんと散り散りになっていく。業魔化した瞬、その影響で変異してしまった愛犬すばるとの再会は切ない。そして真理亜と守も・・・。バケネズミの不穏な動きも絡めながら、物語は下巻へと続く。余談だけど、植芝理一氏のディスコミュニケーションの世界観をちょっと思い出すのは私だけか。
4投稿日: 2019.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【感想】 上巻を読み終わった後、続きが気になって間を置かずにすぐに読み終えました。 窮地から帰還し、封印された呪力を取返すことに成功した早季たち。 無事日常に戻れたかと思われたが、そんな中、グループ一の能力を持つ瞬が業魔化してしまう。 また、親友である真理亜との別れも・・・・ 結局は、保守的な大人たちの為に子どもが選別されていく。 勿論、組織の存続の為とはいっても・・・・ こういった事が積み重なって、上巻で書かれていた「最悪の状況」へと世界は進んでいったのでしょう。 上巻に引き続き、世界観もキャラクターも設定も非常に完成度の高い1冊でした。 ただ、上巻に続いて、「この時は、〇〇のようなことを想像もしていなかった」など、期待を煽る記述が本巻にも多かったのには些か閉口(笑) ちゃんと伏線回収しているんだけど、そんなに期待煽られちゃうと、気になりすぎて読むことを中断できなくなるんですけど・・・・ この勢いのまま、下巻も読みます。 【あらすじ】 町の外に出てはならない―― 禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。 記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。 外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕(はら)む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。 【引用】 1.「呪力は、常に漏れ出している。僕らは、ある意味では無意識の命ずるままに、周囲の世界を改変し続けているんだよ」 「八丁標は『穢れ』、つまり漏出した呪力を外に放出するための心的装置なんだ」 2.瞬が業魔に・・・ 呪力の漏出が止まらないんだ。それも、どんどん激しく、制御不能になりつつある。 無意識の暴走により、呪力の異常漏出が起きて、周囲のものすべてが破壊的な影響を受け、異形化してしまう。 これが橋本・アッペルバウム症候群だ。 僕は、業魔になったんだよ 3.真里亜からの早季への手紙 町を離れてみて、はっきりとわかったことがあります。 わたしたちの町は、異常です。 そうは思いませんか?町の安定と秩序を維持するために、子供たちを殺し続ける町が、人間の社会としてまともでしょうか? ミノシロモドキの話では、今の状態に至るまでに、血みどろな歴史があったということでした。 でも、今の町は過去のどんな暗黒時代と比べても、自慢できるような代物じゃないと思います。 それは、大人たちが、心の底から、子供たちを恐れているという事実です。 【メモ】 新世界より 中 p97 自ら真言(マントラ)を唱えることで呪力を取り戻したときには、してやったりという気分だった。 タブーを犯しながらも、まんまと大人たちを出し抜き、ついに再び神の力を得ることができたのだから。 それが、とんでもない錯覚であるとは、想像だにしなかった。 p187 「呪力は、常に漏れ出している。僕らは、ある意味では無意識の命ずるままに、周囲の世界を改変し続けているんだよ」 「早季は一体、八丁標(はっちょうじめ)は何のためにあると思ってた?外から何かが襲ってきた時、あの注連縄(しめなわ)が防ぎになると思うか? 八丁標は外敵ではなく、内なる敵に対処するために作られたんだ。この場合の敵は、絶えず漏出している僕らの呪力だ。悪鬼にせよ業魔にせよ、僕らにとって恐怖とは、内からやって来るものなんだよ」 「八丁標は『穢れ』、つまり漏出した呪力を外に放出するための心的装置なんだ」 p190 「わかるだろう?これが、僕におきたことの結果なんだよ。 呪力の漏出が止まらないんだ。それも、どんどん激しく、制御不能になりつつある。無意識の暴走により、呪力の異常漏出が起きて、周囲のものすべてが破壊的な影響を受け、異形化してしまう。これが橋本・アッペルバウム症候群だ。 僕は、業魔になったんだよ」 p418 ・真里亜からの早季への手紙 町を離れてみて、はっきりとわかったことがあります。 わたしたちの町は、異常です。 そうは思いませんか?町の安定と秩序を維持するために、子供たちを殺し続ける町が、人間の社会としてまともでしょうか? ミノシロモドキの話では、今の状態に至るまでに、血みどろな歴史があったということでした。 でも、今の町は過去のどんな暗黒時代と比べても、自慢できるような代物じゃないと思います。 それは、大人たちが、心の底から、子供たちを恐れているという事実です。
13投稿日: 2019.10.15
powered by ブクログ中巻に入り世界の全容が見えてくる。 同時に早季、瞬、覚、真里亜と守の五人の関係に大きな変動が訪れる。 上巻では はからずも理想的な社会と思ってしまう部分もあったが社会は少なくない人々の犠牲の上でバランスが保たれていた! また、バケネズミの社会と神栖66町の人々の関係というものはかつての私達の世界でも起きていた出来事だったかもしれないと少し想像してみると・・・ 何れにしても下巻が楽しみ!
4投稿日: 2019.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
61 中巻も面白い、息つく暇もない! 最初同性愛のシーンがあってビックリしたけど笑 ご飯食べるのも忘れて読んだ。 瞬のシーンが、夢のような美しい描写で、 情景が目に浮かぶ。こんなに美しい殺害シーンある? 基本的人権が17歳まで確立してないって言う言葉が一番ぞわっと来た。 20190825
3投稿日: 2019.08.27
powered by ブクログ早紀と倫理委員会の長が接触することで、世界の真相がまた一段明るみになった。 ようやく悪鬼と業魔に関する説明が為された。 こんな風に、中巻では子どもと大人の世界が少しずつ繋がっていく感じがあった。(そして大人の都合によって、子どもたちが圧倒的な不条理を受けていたことが分かってしまう。) 上巻での謎を解消しつつ、確実に下巻にバトンを渡す形となっている。 一方で、早紀たち5人がバラバラになってしまうのが悲しくてたまらなかった。 上巻では5人の運命共同体とも言えるほどの結束を見てきただけに、辛い気持ちで読んだ。 一足先にすべてを理解して身を引いていく瞬に、心が締め付けられた。 この世界の都合のせいで真理亜と守が離れていく様に、やるせなさを感じて仕方なかった。(でも、これがまさか下巻への伏線になっていくとは…。) 中巻では、真相が明らかになっていく部分もあれば、より謎が深まっていく部分もあり、その塩梅がなんともちょうどいい。 全く中だるみすることがなかった。むしろ、より引き込まれた。 あと、瞬と覚、真理亜と早紀の間で、恋愛感情と言うか性的な接触があるのが個人的にはよかった。 物語の中で説明があるけど、彼らがそのような性的志向を持つようになったのって、あくまで人為的と言うか、文化人類学的な原理をベースにしている。 なので、その具体的な描写があることで、SF小説としての幅が広がっていたように思えた。
3投稿日: 2019.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個人的な感情に邪魔されずに物語を読みたいのに、有無を言わさず怒りや悲しみに支配された。 共感でも同情でもなく、他人を認める心と正しい知識が平和を作り出すと思う。疑いの目で教育され、知識さえ制限されている子供たちがどうやって健やかで曇りなき大人になるというのだろう。 徹底的に管理された人間がほとんどの世界。本当の悪魔は誰なのか、しばし考えた。人によって答えは異なるんだろうと思う。
3投稿日: 2019.07.03
powered by ブクログますますバケネズミが非情なネズミ男に思えてくる。 上巻の冒頭が早希の手記である事を言明しているから早希は生きている。覚もきっと生きている。 バケネズミは…いなくてもいいかな…
3投稿日: 2019.06.22
powered by ブクログとにかくこの世界観に圧倒されます。完全な管理下に置かれているように見える子供たちですが、記憶の操作までされて管理されても、大人の言うなりになっているばかりではありません。生じるひずみ。何もかもが計算通りにはいかないのです。一番恐ろしいものの正体は見えてきたようですが、外の世界はまだはっきりとしてきません。今後の彼らはどうなるのか。読む手を止められるはずもなく、このまま下巻へ。
0投稿日: 2019.06.14
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ついに下巻をブックオフ100円コーナーで見つけ、上巻から読み始める事ができるようになった。 中巻 上を読了し続けて読み始めた中巻。 3冊中一番ページ数が少ない本巻だったが、上ほどのワクワク感はやや薄れたものの、この作品の世界観には改めて感服する。 いつものエロさが物語の最後に出てきて、さすがエロいハゲ親父(賞賛)の貴志祐介である。
3投稿日: 2019.06.11
powered by ブクログ迫ってくるようなスリル、臨場感。物語が核心に近づくにつれてどんどん引き込まれていく。ファンタジーなのに、リアルな設定。別世界のようで、私たちの世界にも実際にあり得そうで、ときどき背筋がぞくっとする。 上巻とは比べ物にならないほど一気に加速していくスピード感が心地よかった。
3投稿日: 2019.06.01
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文庫本、上、中、下、全て読み終えてからの感想です。 上巻は、比較的ドキドキしながら読み進めておりました。この先、どうなるんだ?ミノシロモドキ、マジやべえ!とか思いながら。 でも、この中巻から、うーむ、、、ダメでしたね。個人的には、まあ、どんどんと面白くなくなっていきまして、うーむ。あかんな、多分これは、俺は、楽しめないな、ってのが、徐々に徐々に確信になりつつある中で、下巻まで繋いでいった巻だったな、という感想でしょうか。貴志さん、すみません。楽しむことができませんでした。 え?瞬、そんなに早くに死んじゃうんや?ってのは、感じましたね。「僕は業魔になったんだよ」って言われても、まあ、なんで瞬が業魔になるの?って理由が全然わからんかったんで、なんだかなあ、、、って思ったりしてましたね。業魔化した瞬に、早季が会いに行って、んでなんだか、ここ山場でっせ、な感じの場面があって、瞬が早季を助ける場面、とか、アレってこう、感動する場面なんだろうなあ、とは思うんですが、まあ、なんだかなあ、、、って思いながら、読んでました。ゴメンナサイ。なんだかなあ、、、って感じやった。 学校見学に来た鏑木肆星は、真理亜をジックリ眺めてたやないですか。アレってホンマに、「この子、、、可愛いなあ、、、ぐへへ」的な変態的気持ちで眺めてたんですかね?あの場面、なんだったんだろう。意味わかんなかったですね。あの描写、必要だったのか?ホンマ意味わからんかった。その後、意味あったと全然思えなかったし。 まあ、この中巻。なんとか、下巻、面白くなってくれよ。頼むよ。そう思いつつ、ひたすら耐えながら読んでいた感じですね。とにかく、肌に合わないなあ、、、って感じで、ホンマごめん貴志祐介さん。あなたの作品、基本的には好きなの多いんです。でもコレは、無理やったわあ~。なんか、とりあえず困った時は呪力に頼る。で、なんだか、色んな設定も、後付け無理くり感を感じまくる。瞬の存在そのものを、記憶改ざんで、みんなに忘れさせる、とか、そんな設定とか、うわあ、なんか杜撰やねえ、ご都合主義やねえ、とかね、そうとしか思われへんかったよ。 まあ、自分にとっては、そんな作品なんです。ホンマごめんなさいね。
1投稿日: 2019.05.31
powered by ブクログ上巻で張り巡らせた伏線や世界観の謎が、この巻で一気に解き明かされる。正直、下巻まで引っ張ると思っていたのでこれは意外だった。だが面白味を損なうことなく、明かされた謎が悲劇的結末を予感させながら下巻へと続いていく。主人公の初恋の人を介しての関係は美しく、それでいて切ない。
2投稿日: 2019.05.25
powered by ブクログどんどん物語の世界へ深く引きずり込んでいく。 世界の均衡がギリギリのところで保たれているようで不気味。
1投稿日: 2019.04.04
powered by ブクログ登場人物達の苦悩や起こる出来事が、読み進めていくのが苦しくなるほど 繊細に丁寧に書かれている さすが貴志さんだなぁと 読みごたえも十分あって早く下巻を読みたいと思う 最後まで展開が予想できないため どうなるか楽しみだ
2投稿日: 2019.03.11
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謎が謎を呼ぶ中巻。覚と瞬、早季と真理亜がそれぞれ愛し合う描写はおよそ年齢とかけ離れた色気と異様さに満ちていたと思う。社会を守るために子どもを監視し場合によっては殺すことが当たり前の社会、とだけ言うと設定としてベタな感じはするが、作者の文章力がそれがいかに恐ろしいものかを物語らせてくれる。真理亜の手紙のシーンはかなりぐっときた。
2投稿日: 2019.03.09
powered by ブクログ面白くなってきたぞー! この度重なる試練や冒険が、最後にどのように決着するのか! 下巻へ! 早く読み終わりたい!!
2投稿日: 2019.03.08
powered by ブクログ大人たちが築き上げてきた社会に不信感を募らせる子供達。 自分たちは決して権力者の好きなようにはさせない、自分たちには等しく権利が与えられるべきだと主張するスクィーラと、早季たちの状況が対比されており、ますます神栖66町の異様さを見せつけられます。 そして大切な仲間たちとの別れ。世界に引き込ませる筆力は最高です。
2投稿日: 2019.01.30
powered by ブクログバケネズミとの戦いで命を落としかけた二人は、何とか仲間の元へと辿り着く。 無事に帰れたことを喜ぶ子どもたちだったが、規則違反を許されたわけではなかった。 危険な子どもは排除し、記憶を操り、すべてはなかったことに。 倫理委員会と教育委員会の存在、注連縄で囲まれている本当の理由とは。 現代の先にあるのがこんな世界だとしたら、未来には絶望しかないのかもしれない。 異常過ぎる町の成り立ちに、驚きよりも恐怖の方が大きく。 この子たちがどういう道を選ぶのか、どう生きていくのか気になります。
2投稿日: 2018.11.22
powered by ブクログ読み始めて何となく世界観が見え始めたところで「まさか和製ハリーポッター的 な!?」と思い読むのを止めようかと思った。別にハリーポッターが嫌いってわけで はない(読んだことはない)けど、今はホグワーツでのファンタスティックなスクー ルライフを読む気分ではないから。 とは思いつつ勿体無いので読み進めてみたら・・・おもろいではないか。 特に中巻(文庫版)に入ってからはスピード感もなかなか、下巻の東京遠征と決戦は ハリーポッターにはない血生臭さもあって熱中できた。 東京の地下での探索や決戦の際に、実際の場所がわかるような遺跡(駅看板や銅像や そこそこ有名なオブジェ等)の記載があれば臨場感もアップしたかも。今は見附から 四ツ谷に向っているんだな?とか。
1投稿日: 2018.11.11
powered by ブクログ一巻から続き、基本的には独特な世界感で、幻想的な話ですが、段々とこの世界の秘密や、闇の部分が明らかになっていくにつれ、少しずつ残酷さや、エロティックな部分が出てきていると感じました。 すぐにでも三巻を読破したいです。
1投稿日: 2018.09.01
powered by ブクログ寝る間も惜しんで本を読んだのは本当に久しぶり! 普段読まない人におすすめしやすい本ではないけど、好きな人とはとことん語り合いたい作品。 薄気味悪い街の本質が少しずつ見えてきて、これってもしかして? と背筋に薄ら寒いものを感じながら読み進めて、読んでる最中ずっとなんとなく頭の中に未知への恐怖や疑念や違和感? みたいなものがあるのに、その感覚が全く不快じゃない。 むしろ嬉しい。 全部ひっくるめて期待感になる。 それがこの作品のもつ魔力だと思う。
2投稿日: 2018.08.30
powered by ブクログ世界の成り立ち、悪鬼と業魔、八丁標(じめ)など、徐々に秘密が明らかになっていくのは非常にスリリング。 個人的には中巻の助演男優賞は、バケネズミのスクィーラ(野狐丸)にあげたい。
2投稿日: 2018.06.19
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すごい勢いでよんでしまった。 瞬のところを読んで。 女の子のところを読んで。 Kのところを読んで。 何が正しいのだろう。 誰の判断が正しいのかって。 守は処分されるべきなのか否か? 100人の犠牲より1人の犠牲? 人間の考えることが恐ろしい。 排除するのが正しいのか。 共存するにはどうすればいいのか。 読むの怖いけど。。続けてよむぞ下巻! これ読み終わったら心に優しい本を読むんだ…絶対…←
3投稿日: 2018.06.02
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徐々に明らかになっていく伝説の正体。 平和の中に隠された残酷な現実。 上巻でも感じましたが、 想像を絶していて面白いです。 絶しているのに文章が巧みで描写が緻密、且つ 的確なので想像して読むことができました。
2投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ上巻に続き読了。中巻までの感想です。 中巻では、大人が隠している謎が解けていき、世界の殆ど(?)が見えてきた。ただ、その謎に関しては正直少し拍子抜け感は否めない。 しかしストーリーは読めない展開で続きがどんどん気になって引き込まれてましま。 下巻での新たな展開、まとめ方に期待です。
1投稿日: 2018.01.25
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著者:貴志 祐介 発行日: 2011/1/14 評価:★★★★☆ (所要時間:2.5時間) 読破冊数: 27/100冊 ■こんな人におすすめ ・怖い思いをしたい人 ・不気味なものを見たい人 ・純粋な仲間を思う気持ちを味わいたい人 ■概要 受賞歴 第29回(2008年) 日本SF大賞受賞 内容紹介 プラチナ本 OF THE YEAR 2008『ダ・ヴィンチ』第1位 恐怖とは内から芽ぐむ。 人間の心から出た膿が、社会を、自らを異形化させる。 心に埋め込まれた暗示が、都合の悪い記憶が蘇るのを妨害しているのだろうか。知らない方が安全――でも。警告は繰り返される。 町の外に出てはならない――禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕(はら)む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。(amazonより) ■この本から学んだこと ・「ねえ。もう一人、いなかった・・・?」 このセリフだけでサッと鳥肌が立ち、目が醒める感覚があった。 本当に怖いし不気味。 見えない無意識に対する恐怖心。 腐ったリンゴを排除しようとする、町の機関や規則に対する恐怖心。 大人が子どもの若さ故の自制心の未熟さに抱く恐怖心。 動物が力の敵わない人間に抱く恐怖心。 ここに出てくる人物たちは、 いつも何らかの恐怖心と背中合わせだ。 ・「鎖は常に、一番弱い環から破断するのよ。 私たちは常に、一番弱い者に対して、気を配らないといけないの」 この言葉に納得。 昨今の大きな企業など、まさにこの言葉を忠実に再現している。 身体や精神を壊した人たちに対して異常なまでに手厚い待遇をし、神経質に気にかけているのも見かける。 会社があることないことで訴えられたらたまらないから、 そうなるのも無理はないだろうが 本当に壊れてしまった場合はいざ知らず、 それを利用しようとする人間の心は、本当に弱いのか。本当に壊れているのか。 そして気を配る側の人間の苦労は、どこへいくのか。 ・「(唇の)その柔らかさを、いったいどう形容したらいいのだろうか」 中巻では、上巻よりもリアルに具体的に性行為の場面が何度か描かれている。 だが、これがまたいやらしさがなくナチュラルだから不思議である。 覚と瞬(どちらも男)が始めるところなんてまるで子犬がじゃれあっているみたいだし 早季と真理亜(どちらも女)の最後の長いキスなんて、涙が出そうになった。 男女がどうとか、性交がどうとかより 「仲間」「信頼」の感覚が先にあるからなのかもしれないが 性行為をこんなにあっさりと書く小説を、私は初めて見た。 新感覚の、「新世界より」である。
3投稿日: 2017.10.22
powered by ブクログ読む前は、読みにくいシリーズなのかなと思っていたけど、そんなことは全くなく、奇想天外な世界観ではあるが、それを冷めることなく、のめり込ませて連れていくことができるのはさすが。貴志祐介の小説は好きだったけど、偉そうだがここまですごいものを書ける作家だとは思わなかった。
1投稿日: 2017.10.12
powered by ブクログ相変わらず面白さ絶好調!の中盤戦。だいぶ世界観も露になってきて、作者の書きたかったメッセージも浮かんできて。窮鼠猫をかむ、みたいな状態になって、人類は没落していってしまうんでしょうか。それとも、全く予想外の結末?どちらかというと後者の可能性が高いと思っているんですが、ここからクライマックスに向けての展開にも大期待です。
1投稿日: 2017.09.04
powered by ブクログ上巻は読み終えるまで二ヶ月かかったのに、この中巻は2日で読み終えた。このまま面白いまま下巻も終えれますように!
2投稿日: 2017.07.17
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どんどん不気味な街の成り立ちが明かされてきた。 予想外の冒険からは無事に戻ったものの、記憶を操作されてしまった仲間達のうち、1人また1人と消えていく。早季の姉である吉美も処分されたようだし、瞬は早季の目の前で亡くなり、守は処分から逃げ出し、真理亜は一緒に消えた。恐ろしいバケネズミやら謎の生物やらまだまだ謎ばかりの組織など。 こういう当たりの柔らかい、でも厳格な管理って世の中にあるのが恐ろしい。気づけるか、生き抜けるか。
1投稿日: 2017.05.25
powered by ブクログ良かった。何回も読みました。初めはラノベっぽいかなと思いましたが、そのせいか?とても読みやすかったです。最後の結末は予想していただけに切なく考えさせられるような内容でした。
1投稿日: 2017.05.20
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だんだんわかってきたところ。 呪力をもたない人の運命が。 ばけねずみとか? 下巻に入ったところだ。
1投稿日: 2017.03.17
powered by ブクログ1000年後の日本の未来とは、サイコキネシス(PK)を操る人類とその人類を神を崇めるバケネズミが共存する世界だった。この小説のアニメを以前に観ているので、読みながら映像をおもいだしイメージを広げられず、小説を楽しめなかった。
0投稿日: 2017.03.13
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何とかサバイバルを抜け出し、処分される心配も何とか過ぎ去ったところで、今度は班のひとりが学校を突然去る事になる。原因を突き止めるべく街へみんなで向かい、苦労して会うももう手遅れで更に噂が真実だったと知る。いくら記憶を消されたとはいえ、微妙な記憶が中途半端に残ってるなか主人公のメンタル強いですね。守くんが普通だと思います。正直守くん達は生きていて欲しいところですが何とも絶望的ですね。バケネズミはこのまま終わらないだろうとも思うので、出てくると常にハラハラします。下巻がどんな展開を見せるのか読みたいような読みたくないような。
1投稿日: 2017.02.17
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少しずつ謎が明かされつつ話しが進んでいく。 選民思想のような表現がところどころで感じられる。 「私たちは、常に、最も弱い者に対して、気を配らなくてはならないの」
1投稿日: 2017.02.12
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中学生(年齢的な意味で)の友情・冒険物語の体裁をとりながらも、人間心理と社会のありようについてアイロニーを混ぜつつ、物語は展開していく。 清濁併せ呑む政治とは何か(富子)、母なる女王を生きる屍とし生む機械に貶めたのは民主主義である(スクウィーラ)、規格外となった者は社会から死の宣告を受け排除される(守、瞬。優生保護法・中絶)、記憶を消すという道義的に許容されない行為をしてまで暴発しない子供を選抜すること(学校の選抜的機能への皮肉)、管理されることに抵抗しない社会など、極めてアイロニーに富む物語である。
1投稿日: 2017.01.20
powered by ブクログ20160913 飽きることなく読み進められました。 残すは下巻!どのような結末が待っているのか早く知りたいです。
1投稿日: 2016.09.13
powered by ブクログ小説を読み慣れていないこの私に、こんな長編読めるのかな?と、上中下巻からなるボリュームに圧倒されたました。途中で読むのを挫折してしまうかも・・・と、心配していました。読む前は。 この小説、凄まじいです。なにもかも。途中で読むのを挫折するどころか、途中で読むのを止める方法を見つけるのに苦労しました。
1投稿日: 2016.06.26
powered by ブクログ上巻に続き中巻も勢い衰えず、読了。 物語は大きく進展し、非常に中身の濃い一冊だった。ラストの下巻も期待して読めそう。
1投稿日: 2016.06.24
powered by ブクログ序盤は難しい言葉の言い回しだったり、登場する設定の複雑さにイマイチ頭に入ってこなかったけど、読み進めていくうちにとてもはまった。スケールが大きい
1投稿日: 2016.05.19
powered by ブクログ1巻目で読むのを辞めようかと思った。 登場世界が、夢物語のアニメのようで、 子供だましのように感じたからだ。 でも、2巻目に突入して一気に面白くなって、 3巻目ラストでは、そうなのかと 納得してしまう。 面白かった。
2投稿日: 2016.03.27
powered by ブクログバケネズミの抗争に巻き込まれ命からがら町に戻った夏のキャンプ。 決まりを破って外界に出たこと、罰として取り上げられた呪力を勝手に取り戻したこと、なんとかごまかしながら日常の生活をおくる早季たち。 しかしその日常は、今までの日常とは違っていた。 ネタバレになるから詳しく書けないけど…って、もうこれ以上は書けることがないよ。 平和な世の中を維持するため、攻撃的なもの、闘争心などを排除するために、ヒステリックなほど神経質になっている世界。 何も考えず何も感じなければ、こんなに安心な世の中はないだろう。 でも、はみだしてしまった人は? 考えてしまう人、感じてしまう人はどうしたらいいの? 成長していくうちに少しずつ見えてくる世界の秘密。 秘密を受け入れることが出来ずに道を分かつ仲間、そっと消えていく者。 この先の彼らにいったいどんな試練が待ち受けているのか。 そして彼らはそれを乗り越えることが出来るのか。 いよいよ続きが楽しみである。
1投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログある程度の世界観がわかってくると、一気に面白くなってきた。 ストーリーも引き付けられる感じで、サクサク読めた。 最終的な展開が予想できず、(下)が楽しみ。
1投稿日: 2016.03.03
powered by ブクログ町の外に出てはならない―禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを排除することで実現した見せかけの安定。外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき、「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。 紹介文より
1投稿日: 2016.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいるうちに作り込まれた世界観にひたすら没頭してくる。 大人たちに完全に管理された子供達、将来の不安要素が見出された子は容赦なく処分されてしまう。 これを現実で実施したら、世の中から人間の愚かさが原因の犯罪がなくなるのだろうか?平和になるはずなのに心に引っかかるものが大きい。道理を超えた世界に気味悪さを感じる。
1投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログ全く飽きさせないストーリーで、上巻と同様一気に読めました。 いなくなっていく瞬、真理亜、守、そして残される早季と覚…切ない。 すごく閉じた世界の中でもがく子供達の物語、最後まで見届けたいと思います。 意識なんて、氷山の一角で、心の大部分は無意識でできてる。無意識だからどうしようもない。自分の内側が1番の敵。
0投稿日: 2015.12.16
powered by ブクログもしかすると未来はこうなってるかもというお話の中巻。 だんだんとこの世界の成り立ち、真実が明らかになっていく。 好みはわかれそうだけど、段々読む手が止まらなくなってくる。
0投稿日: 2015.11.12
powered by ブクログ手っ取り早く架空の生物をイメージするためにアニメ化された生物図鑑を参考に。 ネタバレしないよう文字を読まずに検索するのは一苦労w 【テレビ朝日の生物図鑑】 http://www.tv-asahi.co.jp/shinsekaiyori/seibutsumeikan/ さてクライマックスの下巻へ、いざ。
0投稿日: 2015.08.25
