
総合評価
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powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 「表」の顔は、「甘酒屋次郎吉」と呼ばれる遊び人。しかし、その「裏」は、江戸で噂の盗賊・鼠小僧。一介の盗賊に過ぎないが、正義とやらにこだわって、一文にもならない事件に首を突っ込んでしまう。それもみな、江戸が故郷だから。この町で暮らす人々の幸せを見るのが何よりも好きだから―。今日も妹で小太刀の達人・小袖とともに、ひたむきに生きる庶民を助け、力を振りかざす強きをくじく。痛快エンタテインメント時代小説。 令和3年3月15日~16日
0投稿日: 2021.03.16
powered by ブクログ新幹線の道中に読むために駅で買った。昼は遊び人、夜は鼠小僧として暗躍する主人公。勧善懲悪の時代劇。 鼠、起つ(2003年12月号) 鼠、泳ぐ(2004年1月号・2月号) 鼠、化ける(2004年3月号・4月号) 鼠、討つ(2004年5月号・6月号) 鼠、騒ぐ(2004年7月号・8月号) 鼠、落ちる(2004年9月号・10月号)
0投稿日: 2019.12.30
powered by ブクログ江戸時代を舞台にした時代小説、たまらない。 鼠の人柄もいいし、妹の存在も大きい。楽しく読み進めてしまう。
0投稿日: 2018.05.05
powered by ブクログよ~~~~~~やく読めました、1巻です!7→2→5→3→1…どんな順番やねーん!! あ、甘酒屋だけど甘酒売ってないのは1巻からだったのか。へー。 いやぁ、イイ男っぷりですね、甘酒屋の次郎吉さん。 最後の「鼠、落ちる」がタイトル通りで面白かった(笑。 個々のタイトルの意味を考えるのも楽しいですね~。 2014/08/11
0投稿日: 2016.08.10
powered by ブクログ後表紙の編集者の解説は以下の通り。 「表」の顔は、「甘酒屋次郎吉」と呼ばれる遊び人。しかし、その「裏」は、江戸で噂の盗賊・鼠小僧。一介の盗賊に過ぎないが、正義とやらにこだわって、一文にもならない事件に首を突っ込んでしまう。それもみな、江戸が故郷だから。この町で暮らす人々の幸せを見るのが何よりも好きだから―。今日も妹で小太刀の達人・小袖とともに、ひたむきに生きる庶民を助け、力を振りかざす強きをくじく。痛快エンタテインメント時代小説。 「一介の盗賊に過ぎないが、正義とやらにこだわって」というところが、世の社会派時代小説とは違うところ。鼠は割と簡単に千両箱を盗むことができるので、生活には困っていない。しかも、そもそも法を破っているのだから幕藩体制下の法治主義からも自由である。幕藩体制を覆す野望は決して持たないし、持つはずもない。しかし、視線は常に庶民から離れないので、殿様も金持ちも間違っていると思えば、容赦なく罰するだろう。藩がお取りつぶしになれば、多くの家族が路頭に迷うのでどんな悪大名でも殺すようなことはしない。そのさじ加減が実によい。明らかに作者赤川次郎の分身だろう。 実は滝沢秀明主演のシリーズ1は見逃した。シリーズ2は全編録画したから、順番に観た。それで長い事積んどく状態だったこの本を読んだ。鼠シリーズの一巻目なので、7編の短編からなる。ちょっとお得な一冊である。鼠と相棒の妹があまりにも万能なので、ちょっと妬けてしまうが、今の時代、これぐらい明るく悪を討ってくれないと鬱ってしまう。実は赤川次郎の小説を読んだのはこれが初めて。ずっと読まず嫌いでした。ものすごく読みやすいけど読み始めると、その後ろには広大な海が横たわっているのを知っているのでできるだけこれぐらいにしたい。
1投稿日: 2016.07.28
powered by ブクログ赤川次郎の描く江戸の世界。時代物。 ただ中身は彼の特異な泥棒さんの話なのだけど、まあ、彼は悪くない?泥棒さんの話が好きなので、そういう意味では、鼠小僧は義賊の最たるものですから、なるほどと頷ける。 本作の鼠こと次郎吉は、妹と二人暮らし、この妹もなかなか変わってるので、彼らの来歴なんかもいつかシリーズで紹介されるのかなぁ。 見ず知らずの町でちょっと会っただけなのに、いきなり翌日次郎吉の家を訪ねてきたりして、そんなわけあるかよ展開がそこここにありますが(笑) 積極的に買っていくかは微妙ですが、機会があれば読んでみたい。読みやすい短編式なので。移動中やお昼休みの読書などにはもってこい。
0投稿日: 2016.02.12
powered by ブクログ赤川次郎さんの作品はどれも読みやすいので、気軽に手にとることができるのがいい。この「鼠シリーズ」も次郎吉と妹の小袖の兄妹の関係がすごく素敵だと思った。ずっと読んでいきたいシリーズの一つです。
1投稿日: 2015.12.30人情溢れる江戸が舞台のミステリー
面白かったです。兄妹の掛け合いが「三毛猫ホームズ」の片山兄妹を彷彿させるようでした。弱い者の味方「鼠」が解決するちょっとしたミステリ風味で話は進んで行きます。読後は爽快感が残る話ばかりでよかったです。
0投稿日: 2015.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今年始め(2014年1月9日)NHKでドラマ化された、赤川次郎さんの時代劇ミステリー鼠シリーズ1巻、3巻の「影を断つ」以降を図書館で読み蔵書の無い巻を購入、図書館に返す期限が迫る本を読み終え、シリーズ追いかけ開始。遊び人の甘酒屋次郎吉と小太刀の道場へ稽古に通う次郎吉の妹小袖兄妹が主役で、実在した鼠小僧を赤川さんらしい新解釈で、人情時代小説に仕上げている。起つ・泳ぐ・化ける・討つ・騒ぐ・落ちるのそれぞれ繋がりのない短編で、商家・武家・仇討と時代物定番の題材を広く浅く扱い、読みやすく痛快な娯楽作品になっている。基本は人助け。
0投稿日: 2014.10.23面白かった
赤川次郎の時代物ってどうなんだろうって思いましたが、軽快な筆致で楽しめました。
0投稿日: 2014.09.18痛快、爽快
ドラマを見てから原作を読み始めました。 実物は相当に粋な方だったそうですが、原作の鼠もなかなか粋なことをするなと、読み進める毎に胸がスッとします。
1投稿日: 2014.05.05
powered by ブクログドラマ化もされたことだし、せっかくなので最初から読んでみることにしました。良くも悪くも赤川次郎的な一冊でした。
0投稿日: 2014.03.28
powered by ブクログ弱きを助け強きを挫く鼠小僧! 表紙に惹かれて読みました。やっぱり好きです勧善懲悪もの。淡々と話が進んでいく感じだったので、もうちょっと人情ものならではの余韻が欲しいな~とは思った。
0投稿日: 2014.03.24
powered by ブクログテレビドラマでやってたから購入してみた。鼠という凄腕の泥棒が主役の短編集。うーん。感動とかはなかった。 kobo
0投稿日: 2014.02.09赤川次郎はいつも弱い人の味方です。
赤川次郎初の時代小説。あの鼠小僧次郎吉を主人公に、町人の間で息づく人情と正義のこころを、落語を読んでいるかのような小気味良い会話と物語のテンポで描いています。 持つものから奪い、持たざる者へ。 赤川版鼠小僧は、直接現金を渡すような鼠小僧ではありませんが、権力の側ではなく、いつでも弱い庶民の側に立つやさしさは他の赤川次郎作品と変わりません。 ある意味で、赤川次郎の哲学をもっともわかりやすく表現した作品かもしれません。
5投稿日: 2014.01.31
powered by ブクログ現在進行形のシリーズ物。 現状6巻まで。 大御所・赤川次郎、 初の時代物ということで読んでみる。 タッキーでドラマ化もするみたい。 著者の作品は初めてだったけど、 代表作がたくさんあるのは知ってたし、 テーマが鼠小僧だし、 面白いのは間違いないだろうと 安心して全巻購入。 が。 こりゃだめだ。 自分には合わない。 シリーズ物だから段々愛着でて好きになってくるんだろうと 我慢して6巻読んだけど、 今のところ段々モヤモヤしてきてる。 まず描写が足りなすぎ。 最小限の描写で想像力をかき立てるのが著者のやり方かもしれないが、 描写が足りなすぎて、セリフも展開も強引になり、 事件解決に必要な人やものや状況が 全部都合良く登場してるように見える。 人情ものなのに余韻も何もあったもんじゃないし、 哀しさも粋さも薄過ぎる。 描写が少なくセリフが多く(しかも不自然で強引な)、 脚本とか読んでる気分になる。 そして何より違和感が半端無い。 セリフも行動も時代背景も。 若い町娘が一人で居酒屋で酒飲んでたり、 簡単に町人の主人公たちが敵を斬ったり、 しかもチャンバラの描写もなく一太刀であっさり侍斬られるし、 侍なのに町人の主人公に丁寧語だったり、 身分の差とか軽過ぎるし、 世を忍ぶ鼠小僧なのに 「ただ者じゃない」ってみんなにすぐばれるし、 「ただ者じゃない」だけで周りはいろんなことを全部納得してるし 普段の生活や立ち位置も怪し過ぎる。 大名が絡む事件とか、 すぐに「さる藩の...」みたいな逃げ方するところを見ると、 単純に調べないで書いてんだろうなあって思える。 描写の少なさは、 著者に不都合なところを省いてるだけのように見えてしまう。 本当のとこはどうなのか分からんけど、 いわゆる「時代小説」を想像すると裏切られる。 他の作品を読んでないから分からないけど、 他の作品もこんな感じだとすれば なんで大御所とされてんのか理解できないレベル。 すごく偉そうに失礼なことを言うと、 素人が書いたみたいな小説。 期待した分がっかり。 ただ、表紙と表題のつけかたは好き。
0投稿日: 2014.01.29
powered by ブクログ14年1月からNHK総合でドラマ化されてるシリーズの原作と云うことで読んでみましたが、赤川さんらしい読みやすい文章で、面白かった。 タッキーと忽那汐里はあってるように感じる。
0投稿日: 2014.01.12
powered by ブクログ痛快エンターテイメント。勧善懲悪の短編集。鼠は人殺しとは違うと言いながら、悪役を殺していて、キャラがぶれていると思った。
0投稿日: 2014.01.02盗むこと除けば 頼りがいのある....
妹がいて、まともな生活をしている鼠小僧次郎吉の話。 盗むことを除けば頼りがいのある人格者。
2投稿日: 2013.12.31
powered by ブクログ鼠小僧の事は知識として知っていたけれど、小説として読むのは初めてかも。余計な情景描写や料理、美形や個性的なキャラで読者の気を引く事なく、潔いほど完結な文章がテンポ良く面白いです。人も良く死ぬし、やるせない話もありますが義賊・鼠小僧の人助けは読んでいて気持ちがいいです。
0投稿日: 2013.12.26表と裏の顔
一般に知られる鼠小僧は私利私欲に走る悪党から小判を盗んで、夜な夜な名を明かさずに小判を貧乏人に分け与える人物です。 この本に出てくる鼠小僧は小判をばらまくのではなく実際に人助けをするような人物です。 表向きは遊び人ですが、裏の顔は正義にこだわる心やさしい男です。
4投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ赤川次郎さんの鼠小僧シリーズ第一弾 表の顔は「甘酒屋次郎吉」と言う名の遊び人。 裏の顔は誰が呼んだか江戸を騒がす盗賊・鼠小僧。 盗人なのに金にならない事でも首を突っ込まずにはいられない。 江戸の庶民の為に今日も江戸を疾る 面白い。さすが赤川さんが書いた鼠小僧だけあってユーモラスに仕上がってますね。読んでいてとても気持ちよくなる小説でした。 鼠小僧が動くのは純粋な正義の為だけじゃ無いところがまたいいと思う。バリバリの正義の味方だけじゃなんとなく面白くないですし。。それに金の為に動いて無いのに結局悪人から金目の物を失敬してくるのあたりが笑えた。 次郎吉は妹の小袖と二人暮らしで小袖は小太刀の達人。その並の男では敵わぬ腕前でちょいちょい兄を助けているが、小袖は兄が鼠小僧である事を受け入れているだけじゃなく誇りにさえ思っているようにも思えた。 嫁に行くように次郎吉に言われた小袖は「小太刀で私に敵うひとなら。」と返している。この言葉が二人の関係性を物語っていると感じました。 この二人だからこそ鼠小僧は金だけではない盗賊をしていられるのだろうと思え、次回作の展開とともにこれからの二人を楽しみしていきたいと思います。
0投稿日: 2012.06.13
powered by ブクログ短編集になっていて、ひとつひとつどれから読んでも大丈夫、な内容で 起承転結がものすごくはっきりしています。 そのまんまの意味で『時代劇もの』でした。 鼠をする兄と、知っていても別段…な妹。 どちらも腕に自信あり、な感じで、特に危ない感じもなく 淡々と話は進んで終わっていきます。 何かが起こる→覗きに行く→濡れ衣な人がいる→真相を暴く、という ある意味王道なので、安心して読めるものでした。 が、それ故にわくわく感はなし。 ご都合で、というわけではないので 話のつじつまはきっちり、でした。
0投稿日: 2012.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸の時代小説。 鼠小僧。名は、甘酒屋次郎吉。 妹、小袖と2人暮らし。 江戸の庶民の人情物語。 侍や大店のご主人の無理をかわす。 起つ 泳ぐ 化ける 討つ 騒ぐ 落ちる の6編。 かっこいい兄妹の活躍にもかかわらず、 万事丸く収まるわけではないところがものがなしい。
0投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログ鼠小僧である次郎吉が妹の小袖と組んで、時に理不尽な事や 町の人からの頼まれ事なんかを解決していく人情物語。 印象としてはテレビの時代劇のようです。 短編集だし軽くてわかりやすい。 悪くは無いんだけど、ちょっと物足りないかなぁ
0投稿日: 2011.08.11
powered by ブクログなんだかんだ言ってシリーズ制覇。 めんどくさいこと抜きですいすい読める娯楽本。 でもこれ、鼠小僧が主人公じゃなくてもいいよね。
0投稿日: 2011.06.27
powered by ブクログ「表」の顔は、「甘酒屋次郎吉」と呼ばれる遊び人。しかし、その「裏」は、江戸で噂の盗賊・鼠小僧。一介の盗賊に過ぎないが、正義とやらにこだわって、一文にもならない事件に首を突っ込んでしまう。それもみな、江戸が故郷だから。この町で暮らす人々の幸せを見るのが何よりも好きだから―。今日も妹で小太刀の達人・小袖とともに、ひたむきに生きる庶民を助け、力を振りかざす強きをくじく。痛快エンタテインメント時代小説。
0投稿日: 2010.08.28
powered by ブクログこれもたなぞうで教えてもらった本。(最近はそればかりか^^; ありがとうございます!)赤川次郎がこんな時代物を書いていたなんて知らなかった。楽しんで読めました。鼠小僧と妹小袖、それぞれいい持ち味です。いい兄妹なのになぁ、やっぱり最後はつかまってしまい無残な最期となるのかなぁ、などとちらっと考えたりしたせいか、明るいだけの気持ちではなかったけれど。一話一話はテンポ良く進むのでTVドラマになりそうです。私としては土曜夜NHKである30分の時代劇シリーズにぴったりではないかと思ったりしているのですが。
0投稿日: 2010.06.03
powered by ブクログ暫くぶりに読んだ赤川次郎作品がこの時代もの。 入院中に読了。 中学生くらいの時は沢山読んだなあ・・・プロメテウスの乙女とか。 内容は分かりやすいというか・・・娯楽時代劇ですね。 入院中はこれくらい明快な本の方がいいのかも。
0投稿日: 2010.01.26
