Reader Store
Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学
Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学
ケン・シーガル、林信行、高橋則明/NHK出版
作品詳細ページへ戻る

総合評価

190件)
4.0
53
69
41
7
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これを単なるAppleやJobsの賞賛本だ、というのは、それこそこの本の本質を見誤っていると思う。確かに表面上はJobsだからこそ出来たんじゃないかという事例が並んでいるので一般論として理解することが難しいのだが。 なんとなく日本語で考えるとシンプル→簡単→平易→安易みたいなイメージがあってシンプルより難しく考えることのほうが「頭いいじゃんん、一枚上」という観念があった。でもよく考えるとSimpleはEasyではない。余分なものを取り除いて「本質」を見極めることだ。そこが捉えられれば、そこに向かう方法はどんなものであっても構わない、それら方法に固執する必要はない。これを強烈に実行した事例がJobsでありそれに導かれたAppleという会社なのだと思う。 このシンプルに物事を見極めることはなかなか難しいが、壁にぶつかったり、議論がかみ合わないときとか、意識的にこの視点で考えていくと道が開けることがある。日々訓練が必要だがとてもよいツールである。

    0
    投稿日: 2012.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルの理念「Simple」について書かれた本。 個人的にはジョブス亡き後のAppleがどうなるのか気になって購入。 本を読むと、Appleはジョブスのカリスマ性で生きてきた会社なんだなと実感。 Simpleであるためには複雑さを要する。 とあるように、伝えたいメッセージを絞る、Simpleさを追求するには並々ならぬこだわり、哲学が必要なんだと思いました。

    0
    投稿日: 2012.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    SIMPLE is the BEST! Apple製品の使いやすさ、広告の美しさはシンプルという言葉にすべてが集約される。そしてそのシンプルさを求めることがどんなに大変か。

    0
    投稿日: 2012.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Appleを成功に導いた、”シンプルさ”がいかに素晴らしいかについて書かれている。 考えぬかれたアイデアはシンプルでなければならない、人の心に届くメッセージはシンプルでなければならない、行動するときの基準はシンプルでなければならない、などなど。 マーケティングに関わる人にとっては勉強になるはず。

    0
    投稿日: 2012.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スティーブ・ジョブズのもとで仕事をしたクリエイティブ・ディレクターが伝える”シンプル”という考え方。Appleの製品がいかにシンプルに作られてきたかが垣間見ることができる。ジョブズ亡き後にも生きる哲学がここにある。

    0
    投稿日: 2012.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルの広告を12年間に渡ってディレクションしてきたケン・シーガルという人の著書。 スティーブ・ジョブズの伝記にも何度か登場してました。 シンプルであることの良さを10のテーマに分けて説明。 しつこいくらいにシンプルの杖で叩かれます。 マイクロソフト、デル、インテルなどの会社と比較する話が多々登場しますが、こんなに叩いて大丈夫かちと心配。 このシンプルな発想はジョブズならではのような気がして、個人的には距離を感じました。 ですが、理想としてこういう仕事の進め方をしたいとは思います。 ●容赦なく伝える ●フレーズを決める ●人間を中心にする ●不可能を疑う 特に大事にしたいなと思いました。

    0
    投稿日: 2012.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルの強みは、品質とデザインとシンプルさ。そのシンプルさについて、製品の使い勝手やプロモーションだけでなく、アップル社の意思決定、社内コミュニケーションの面からも述べられている書籍。 少人数での意思決定は、ストレスフルだろうが、そこから生まれた成果は爆発的な威力を持つ。アンケート調査では得られない成果だ。ただ、そのためには優れた能力と、強い信念を持ち、逆境や圧力にも立ち向かえる精神を兼ね備えている必要がある。ただ、そういう人たちが、ジョブズの描くビジョンのもとに集っていたということ。 物事は複雑になりがちだが、本質を突き詰めてシンプルにする、というのは重要であり、難しいことである。

    0
    投稿日: 2012.10.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本書は上司(役員クラス)から薦められて読んだ本。 本書を読んで「究極に研ぎ澄まされた答えはシンプルなものであり、複雑を超えたシンプルは思考の頂点」と気づいた。 思考を凝らして複雑な仕組みを検討してしまった自分に反省です。

    0
    投稿日: 2012.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    書かれている事は、理解できる。 ジョブズがすごかったのも非常に分かる。 この著者が自慢したいのも納得できる。 でもおもしろくなかった。

    0
    投稿日: 2012.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Think brutalとThink smallが特に印象的。ビジネスなんだから、あまり遠慮しすぎず優しすぎず、意見をぶつけ合うべきだ。また、いきなり多くの人を巻き込んで話すと失敗する。Think skepticalもその通り。なんでダメなの?なぜ?なぜ?とシンプルに考えるようにしたい。ジョブズほどはいかなくとも、自分が正しいと思っており、やりたいことなんだから、何が悪い?できるでしょ?やるべき、という、時には厳しさ、傲慢さ、自信が欲しい。

    0
    投稿日: 2012.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    翻訳本の日本語は、どうしてこうも読みにくいのだろうか。 もとい。本書について。 シンプルさ。確かにそれは必要だ。悪い例として取り上げられている大企業の描写には、身に覚えのあることばかりで頭が痛くなる。 ただ一方で、スティーブ・ジョブズ氏がアップルから追放されたあと起業したネクスト社は、業績が悪かったということを知り、疑問が浮かんだ。同じ人が経営しているのに、なぜアップルでは成功して、ネクストでは成功しなかったのか。 スティーブ・ジョブズ氏が偉大な人であることは認めるが、あまりに彼一人が輝きすぎて、現場の社員やアップルを支える他の企業の努力や能力が軽視されているのではないだろうか。会社は人の集合体であり、スティーブ・ジョブズ氏一人では、今日のアップルは存在しなかったはず。そんなことを考えさせられた一冊であった。 最初の話に戻るが、著者の意図するところをより深く知るためには、やはり原書を読みこなすだけの英語力がないとだめだなと感じる。

    0
    投稿日: 2012.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズの会議に参加しているよな感じがいい。 シンプルをめざす、ジョブズ、堅苦し大企業のプレゼンは 許さないというすっきりする、納得な内容 とちゅうからは、ジョブズの内容が少なくなるので 全部がアップルと思うと少し残念ですよ

    0
    投稿日: 2012.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スティーブジョブス氏と長年付き合いのあるらしい広告代理店の人の著書です。 シンプルが素晴らしいということは理解出来た。私もそう思います。 物事を判断する際は、なおのこと思います。 イメージを利用するあたりは、ガーレイノルズさんとも共通するとこがあった。 まあ、ジョブズさんのようなひとがいても、うまくやれるかなぁ

    0
    投稿日: 2012.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほぼアップル、というよりもスティーブ・ジョブズについての本。一部比較のためにデルやインテルの話も。 思った以上に読み終わるのに時間がかかった。シンプルは奥深い。 著者は、なんと初めてアップルの製品の名前にiをつけたiMacの名前を考案した人物らしい(もしこれが採用されなければ、『マックマン』になっていたそうだ。ある意味それもシンプルだ)。 自分が今会社で作っているプログラムももっとシンプルにできればいいのだけれども・・・。複雑すぎて作った本人も何をやってるのかわからなくなってきた・・・。

    0
    投稿日: 2012.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    広告代理店の担当者としてジョブズと長い間仕事をしてきた著者が、どうしてアップルがエクセレントカンパニーになれたのかを考え、まとめた一冊。 結論としては「シンプルであれば良いんだよ」というもの。 チームはシンプルだったら最高のパフォーマンスを上げるし、製品はシンプルだったら皆に求められるし、広告はシンプルだったらみんなに刺さる、といった具合だ。 アップルはシンプルである。 アップルは成功している。 ゆえにシンプルだったら成功する。 という中学生でもロジックの破綻に気づくような話を300ページにも渡って展開しているのだからご苦労な話である。 どこがこんなクオリティの低い本の翻訳を企画したんだろう、と思ったらNHK出版でした。

    0
    投稿日: 2012.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつも物事を複雑に考えてしまいがちな性格をしているので、 ちょっと読んでみた。あとは、単にAppleのファンだからっていうのも理由の一つです。 複雑に考えたり、仕組みを複雑にしたりするのは、 自信が無かったり、自分の隠れ蓑ができたり、ちょっとかっこ良く見えたり、そうした利己的な事情があるんではないか、と感じさせてくれた。 なかでも、興味深かったのが、 「プロジェクトの成果の質は、そこに関わる人間の多さに反比例する。」 「プロジェクトの成果の質は、最終的な意思決定者がかかわる程度に比例する。」 多くの会社が、会議に多くの人数を投入し、そのほとんどが誰かの意見に従うような雰囲気になっている。 議事録の為だけに、人を使ったりしている。 会議には、本当に必要な人だけを参加させるっていうのは、本当に大事だと思う。でも、一般的には「仲間意識を芽生えさせる」とか「会議の雰囲気を感じさせる」とかって考えから、意見を言わない人だったり、重要ではない人を参加させる。 そうしたほうが、対外的に見栄えがよく思うかもしれないけど、 効率の面からみれば、マイナス。 効率を武器にして、会議に参加させなかったりすると、残酷なように見える。だけど、至ってシンプル。 結局の所、自分がシンプルさを受け入れる覚悟があるかどうかだと思う。物事をシンプルに考えても、行動がシンプルではなかったらダメだ。種々の事情を考えるのではなくて、たまには一つの側面からだけ考えた方がいいときもある。 そして、 最終的な意思決定者はプロジェクトに携わる必要がある。 最終的な意思決定者は、人から上がってきた加工された情報に基づいて、意思を決定するという仕組みが世の中にははびこっている。 でも、最終的な意思決定者がその場にいて、会議が進めば、すぐに物事を実行出来る。余計な仕事を増やすことで、恩恵を被る人もいるけど、 それは複雑。 僕たちはいつだって、シンプルな考え方をする必要があるし、 そのシンプルな考え方を実行する努力が必要。 そして、何よりもそのシンプルさに耐えられる(シンプルなものを提示されても生き残っていける)ように、自分を磨く必要がある。 シンプルさ、今日から実行していこう。 *積読候補です、確実に。

    0
    投稿日: 2012.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【評価】 アップルが好きだという人にとっては★五つ、そうでない人にとっては★一つだろう。正直って、内容は啓発に富むものだが、write simple!と言いたいところだ。 【特記事項】 ・容赦なく、正直に、解釈の余地をほとんど与えることなく伝える。 ・会議やプロジェクトには少数で取り組む。プロセスよりもシンプルさを愛するようなチームを作る。リーダーは創造性に富む必要があるというより、想像性が大切であることを擁護する人物であるべき。 ・アップルでは、コマーシャルの評価をするのに一般人に聞かない。 ・CMで伝えることは一つに絞る。 ・製品も数を絞っていく。 ・考えてから動くのではなく、動きながら考えろ。 ・イメージを多用する。 ・ネーミングやフレーズにはこだわれ。 ・結局、人間性を大切にした製品、マーケティングが勝つ。 ・「できない」と言うな。 ★シンプルに考えることがいつもベストというわけではない。オリジナルがベスト。肝心なのはクオリティである。

    0
    投稿日: 2012.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作者さんはアップル社やMacやiPodなんかよりも、とりあえずジョブズさんが好きなんだな、って一冊。 アップル社、というかスティーブ・ジョブズのブランドイメージや企業文化を「シンプル」というキーワードで読み解いています。 長くジョブスさんと一緒に仕事をしてきた著者さんが、iPhoneやiMacの開発や、ブランドイメージ構築のための広告に関わる多種多様な実例をあげて、アップル社の姿勢を紹介しています。 本書から伝わるアップル社の成功の理由は、「シンプル」にするということを拘り続けていたこと。 いわば戦略的断捨離を読み解いた本。 ただ単にアップル社の成功譚(と他社の失敗譚)を紹介したというだけでなく、そこから読者の生活(ビジネス)に活かせるように読み解いた本です。

    0
    投稿日: 2012.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルがここまで多くの人に愛されるのは理由がある。「アップルはシンプルの熱狂的信者」だからこそ、だ。この本は、シンプルという哲学をわ10の要素に分けて説明。シンプルは簡単ではない。

    0
    投稿日: 2012.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・Think Brutal 容赦なく伝える  良い内容でも悪い内容でも率直に考え、伝えること。意地悪になるのではない。  率直に伝えることが、お互いにとって結局利益になる。 ・Think Small 少人数で取り組む 優秀な少人数のチームでプロジェクトを動かすこと。 ・Think Minimal ミニマルに徹する メッセージはできるだけ一つにする 複数のメッセージがある場合は共通項でくくって共通項を強調する ・Think Motion 動かし続ける 少し時間が足りないのが理想的なスケジュール ・Think Iconic イメージを利用する アイディアやアイディアの象徴するイメージを使う 印象的なイメージは言葉よりも効果的に情報を伝えることがある。 ・Think Phrasal フレーズを決める シンプルなセンテンスでシンプルなフレーズを。 少ししか語らないことで多くを語る。 ・Think Casual カジュアルに話し合う ヒエラルキー構造の少ないスタートアップ企業のような運営や精神を保ち続けること ・Think Human 人間を中心にする 数字の向こう側を見る大胆さを。 ・Think Skeptic 不可能を疑う 自分の独立性と客観性に誇りをもつ。 全体の状況の中で事実と意見を評価する。 長期的目標など専門家の意見を超えた見方を。 ・Think War 戦いを挑む アイディアの命運がかかっているときにやってはいけないのはフェアな戦いをすること、全ての武器を使う。 ・Think Different

    0
    投稿日: 2012.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽い気持ちで「シンプル」と言う言葉を使う人に、「シンプルをなめんなよ!」と戒める本。 なぜAppleだけが一人勝ちし、他のメーカーがAppleを見習いながらもAppleの真似ができないのか?それは多くの人たちが、「シンプル」の意味を正しく理解していないからだ。ともすると「シンプル」を「単純で簡単」と誤解していないか?いや全く違う!! 「シンプル」に反している例を挙げてみよう。 「1) 素晴らしい広告のアイデアが実際に実現されるまでに、いくつもの承認プロセスを必要とする。」 「2) ソフトウェア製品に、機能や価格が異なるいくつもの『エディション』がある。」 これらは、ジョブズなら一喝で消されてしまう「複雑」なものだ。だが、これら複雑さを取り払って「シンプル」にすることは、実に難しいことだ。事実Apple以外の企業では、全く出来ていない。 結局のところ、この本の英語原題である「Insanely Simple(狂気的にシンプル)」に鍵があるように思える。真の「Simple」は、狂っているとも思われそうなほどの信念と熱意で、初めて実現されるのだ。

    0
    投稿日: 2012.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    目次だけ紹介 1.容赦なく伝える 2.少人数で取り組む 3.ミニマルに徹する 4.動かし続ける 5.イメージを利用する 6.フレーズを決める 7.カジュアルに話し合う 8.人間を中心にsる 9.不可能を疑う 10.戦いを挑む そして最後にジョブズの言葉。 …シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしい。 物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。 だが、それだけの価値はある。 なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、 山をも動かせるからだ。 最近読んだ中では一番にくる。とくに自分の職場、グループに当てはめると、そのギャップに引き込まれる。 「こんな風に働きたい」という意識を持てたので、あとはそれを実行に移すだけ。 『インサイド・アップル』というほとんどアウトサイドからしかアップルを捉えていない本も買ってしまったが、こっちの方がぜったいお勧め。

    0
    投稿日: 2012.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズのシンプルさに対する熱意が伝わる一冊。 簡単そうに見えて実は複雑より難しいことだと改めて認識させられる本。

    0
    投稿日: 2012.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    英題は"Insanely Simple: The Obsession That Drives Apple's Success"。 シンプルさを信仰するジョブズの考え方やリーダーシップが、如何にAppleのクリエイティビティの源泉となってきたかが分かる。それと同時に、ジョブズ亡き後のAppleが、この信念を貫き続けることが出来るのかという不安も掻き立てられる。以前、ジョブズが会社を首にされた後のAppleは、倒産寸前まで落ちぶれたからだ。ジョブズの考え方がAppleにすっかり浸透し、既にDNAとして組み込まれたものになっていて、これからも革新的な商品を次々と生み出してくれることを強く願う。 また、自分の職場がこのThink Simpleの世界と如何にかけ離れた物であり、Simpleさを取り入れていくのが如何に困難そうであるかも痛感させられる。少なくとも自分はSimpleの大切さを忘れずにいたいと思う。

    0
    投稿日: 2012.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルの広告を作っていたマーケティング会社の人が書いた本。 「物事をシンプルに考える」ということは必要で、たぶん当たり前のこと。 それをこんなに長く書かなくてもなー、という感じ。 そして、スティーブ・ジョブスを伝説としてほめすぎなのもちょっと気になった。 メッセージそのものはすばらしいはずなのに、なんか伝わりきらない感じになってしまって、、、そこがザンネン。

    0
    投稿日: 2012.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2018/12/08(2回目の感想) シンプルなやり方が必ずしも一番簡単なやり方ではない。 著者はアップルで仕事をするときに、重要と思ったことを記録している中で、シンプルさにつながる10の項目を見つけて紹介している。 1.Think Brutal 容赦なく伝える 2.Think Small 少人数で取り組む 3.Think Minimal ミニマルに徹する 4.Think Motion 動かし続ける 5.Think Iconic イメージを利用する 6.Think Phrasal フレーズを決める 7.Think Casual カジュアルに話し合う 8.Think Human 人間を中心にする 9.Think Skeptic 不可能を疑う 10.Think War 戦いを挑む 2012/09/05(1回目の感想) シンプルの考える事の大切だと思っているが、ついつい色々なシガラミ(権限が無い)や思い込みなどでシンプルな思考が出来ない事が多い。 本書は、シンプルに思考、実行するために、どの様な事を実践する必要があるかを実例を交えて説いている。 少人数で取り組むなどは、確かに大人数の会議などを考えると、その有効性は良くわかるが、実際には後から色々と問題点が出てはいけないという思いから、ついつい色々な関係者を巻き込んでしまう事もあるので、反省した。 また、ステーブ・ジョブズが会議室にいた女性を、「この会議には君は参加しなくていい」と追い返す場面が象徴的に書かれているが、確かに、シンプルさを維持するためには、「まあ来たんだし参加してもらおう」と対応してしまう事で、シンプルさが徐々に失われていく事になるので、容赦なく伝える事も、シンプルさを維持するためには非常に重要だと言う事が良くわかった反面、容赦なく伝える時は、言われた相手側を傷つけないフォローも重要だと思った。(本書の例でもスティーブは、「ありがとう、しかし」と言っており、「出ていけ」と怒鳴ってはいない) 先日読んだ、エリヤフ・ゴールドラットの「ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!」と共通点が多いと感じた。

    0
    投稿日: 2012.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    内容はタイトルに全て集約されている。 実現はなかなか簡単ではないが、心に刻んでおくべき考え方と思う。 もう少し翻訳が柔らかかったら、もっと読みやすかったかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なぜスティーブジョブズはシンプルに徹することが許されたのか。カリスマ?アップルをApple][で成功させたアメリカンドリームの体現者だから?なぜ彼にできることが普通の人、普通の経営者にはできないのか。結局はシンプルに考えるという一般的なことでなく、スティーブという個人がキーなのだろうか。スティーブ後のアップルがどうなっていくかにその答えはあらわれる。

    0
    投稿日: 2012.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この人もすごいアップル信者なんだなぁという感想w でも面白かったです。アップルにとっての哲学はシンプルであること。だけど、それは徹底したシンプルじゃないと意味がないし、それを徹底することはかなり難しいということ。一部だけをシンプルにするんじゃ効果は半減で、シンプルさを貫き通すことでアップル的思想の会社になる、ということですかね。 シンプルであるために犠牲やリスクも厭わず、その先にある結果を見据えて貫き通すこと。まあリスクの方が上回るならあんまり意味ないかもしれないけど…とかいいだすとこれでまた「複雑さの罠にかかっている」ということですねw

    0
    投稿日: 2012.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    原題は "Insanely Simple: The Obsession That Drives Apple's Success" 。副題はだいたいそのままだが、"Insanely Simple" から "Insanely" を取ってシンプルにしているかと思いきや "Think" をくっつけて複雑化している。 "Insanely" は伝説のCM「クレイジーな人々」に引っ掛けた部分があったのだろうし、 "Think" も、かの "Think Different" への思いが込められているのだろう。原著者と翻訳編集者の思いが複雑に交錯する。 (続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/201208/article_13.html

    0
    投稿日: 2012.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で返す期限が迫っており斜め読み。 シンプルでいることの難しさ、だけど大切さ。 仕事の効率を高めるために非常にためにはなった。 実践できるかどうかは、今後の自分次第…

    0
    投稿日: 2012.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Simple is Best!を標榜する人にはインパクトの強いタイトルであろう。 サブタイトルにはアップルを生み出す熱狂的哲学と銘打ってあればなおさらのこ。 読み始めたが、筆者の体験記?と疑いたくなる内容のようだ。2012、8、28 途中でつまらなくなって、廃棄。

    0
    投稿日: 2012.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    感想は以下。 http://masterka.seesaa.net/article/288532264.html

    0
    投稿日: 2012.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    広告のクリエイティブディレクターとして数々の賞を総なめにした、Ken Segall(ケン・シーガル)がAppleの全ての根源となるSimpleについて説いています。 全10章に分けて、AppleがSimpleさを追い求める理由や意味、そしてその難しさを、デルやマイクロソフトを例に出しながら、Simpleさの正しさを教えてくれます。 容赦なく伝える、少人数で取り組む、ミニマルに徹する、動かし続ける、イメージを利用する、フレーズを決める、カジュアルに話しあう、人間を中心にする、不可能を疑う、戦いを挑む、以上10のテーマを元に解説しています。 この本を読んで感じるのは、本来Simpleだったはずの人間は、長い年月で複雑になってしまい、生きること、遊ぶこと、学ぶこと、人と人の付き合い方、会社というもの、集団組織というもの、すべてにおいて複雑になってしまった。そのために大事な物が見えなくなってしまい、本来見えなければいけないものが隠れてしまっている。その隠れてしまった物を見つけるために、徹底的にSimpleにし、一番大事な物を見つけようとしているのがAppleという会社であるのが分かる。 時代が進んでも本当に大事なものというのは変わらない。しかし、色んな物に惑わされて、それを見失ってしまう。大事な物を見失ってしまっている僕らは今こそこの本を読み、本当に大事な物を見つける必要があるのではないかと思います。

    0
    投稿日: 2012.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     アップル社のキーワードである「シンプル」に焦点を当てて、シンプルさの持つ、とてつもない大きなチカラについて説明してくれています。シンプルさの素晴らしさを教えてくれる本です。  著者は広告ディレクターであり、アップル社と長年仕事をしてきた人物であり、アップル社のシンプルで印象的な広告に携わってきました。著者から見て、アップル社とそれ以外の大手メーカーとの仕事の違いを分かりやすく解説してくれて興味深いです。  広告ひとつ作製するにも、大手メーカーは多くの人間が関わり、社内の複雑なルールに従って、長時間かけて作られます。しかし、できあがった広告は、複雑で分かりにくく、消費者の心を惹きつけません。一方、アップル社は、スティーブ・ジョブズをはじめとする少数の人間で物事が決定されるため、余計なアイデアが入りません。iPodやiPhoneのシンプルで印象的な広告は、他社ではマネできません。シンプルで印象的なのは、広告だけでなく、製品の中身やデザイン、製品名まで製品の全てに渡ります。製品が単なる製品を超えて芸術品に昇華していると思います。  シンプル・イズ・ベストという言葉があります。アップル製品はまさにその言葉に当てはまります。アップル製品は、非常に高度な技術を駆使して性能も他社製品に比べて高いです。しかし、その高性能さを全面に押し出すのではなく、あえてシンプルのベールで複雑さを隠しています。他社製品が高性能さを売りにしてアピールしているのと対照的です。  なぜシンプルが良いのでしょうか?ひとつに、シンプルな方が相手にとって分かりやすく、覚えやすいからだと思います。相手にとったら膨大な資料を突きつけられるよりも、だから結果的にどうなんだということが重要です。自分の持っているあらゆるデータをアピールして、相手に分かってもらいたいとの気持ちが、返って相手からは分かりにくくなってしまっていることはよくあります。難解なプレゼン資料しかり、報告書しかり、だれでも見覚えあると思います。  相手を完全に満足させるのではなく、重要なポイントだけを伝えて、残りの詳細は相手の必要に応じて答えることが必要であると思います。重要なポイントに絞れば、自然と表現はシンプルになります。シンプルになればなるほど相手の記憶に残りやすくなります。  著書を読むとスティーブ・ジョブズがシンプルに徹底的にこだわったことが分かります。シンプルとは、「簡単」ではなく、「核心」であると感じました。可能な限り余計な肉をそぎ落とし、「核心」だけを相手に伝える。その手法が一番相手に伝わるやり方であると思います。著書を読めば、シンプルさの偉大なチカラを感じることができます。ぜひ、読んでみてください。 目次 Introduction シンプルの杖 第1章 容赦なく伝える 第2章 少人数で取り組む 第3章 ミニマルに徹する 第4章 動かし続ける 第5章 イメージを利用する 第6章 フレーズを決める 第7章 カジュアルに話しあう 第8章 人間を中心にする 第9章 不可能を疑う 第10章 戦いを挑む Conclusion Think Different

    0
    投稿日: 2012.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スティーブジョブズとThink differentキャンペーンにたずさわったクリエイティブディレクターが明かす、アップルのシンプルな哲学。 ジョブズと長年働いてきた著者だけに、ジョブズの哲学、求めているもの、ワークスタイル、ちょっとした裏話などが沢山載っていて印象的でした。 しかし、能力がある人にとってはすごくおもしろい仕事だろうけれど、大変だろうないっしょに仕事するの。。。 シンプルというキーワードで語られていますが、どちらかというと合理的って言葉のほうがぴったりくる気がしました。 本質を考えてぶらさない。率直であること、妥協しないこと、これらを突き詰めると結果的にシンプルになっていく、そういうことかなーと。 しかし、こんな影響力が大きいとジョブズ亡きあと、アップルはどうなっていくのかな?10年後のアップルの姿、想像がつきません。

    0
    投稿日: 2012.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルのマーケティングを手がけていた方の本。あまり語られないエピソード多し。容赦なく、少人数、ミニマル、常に動く、イメージ、フレーズ、カジュアル、人間、できる!、戦う。think different.

    0
    投稿日: 2012.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「Simpleにする!」という意識は持っているものの、本書を読むと、自分はスタート地点をゴールと勘違いしていることを痛感させられる。突き詰めるからこそ、あれだけの思想が生まれる。分かっているつもりだが、実践するのは容易でない。数段、意識レベルをあげる必要がある。 また「ノー」を素直に受け入れないという点に、激しく共感した。なかなか出来ることではないが、こういう考え方を習得していきたい。

    0
    投稿日: 2012.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズとはクリエイティブ・ディレクターという形で一緒に仕事をした人のジョブズ観。原理原則はシンプルなところにあり、それをつきすすめたのがジョブズということ。 ビジネスを推進するための原則・ヒントが詰まっている。

    0
    投稿日: 2012.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Apple製品の使いやすさに気付いたのがきっかけで、最近はジョブズ関連本をあさり、魅了され続けている。本著者が、“think different”キャンペーンや“iMac”の名付けに関わっているとの帯情報により、即購入した。 「洗練を突き詰めるとシンプルになる」とのジョブズの言ったフレーズがお気に入りだったが、そのフレーズに込められた思考プロセスや哲学を分かり易く説明してくれた著書だった。 シンプルな考えが優れたアイディアとは限らないが、クオリティが高いアイディアがあって、そこにシンプルなものの見方を適用することで、高い次元にいけるということ。シンプルという概念を実直に遂行できるかどうかが、大きな分かれ目になる。 対極にある概念=“複雑さ”。気付けば、周囲はかなり複雑であふれかえっている。それが当たり前であるかのように、自分自身も複雑さに身を委ねている世界において、シンプルへの追求はかなり至難の業。 ジョブズも、「シンプルであることは、複雑であることもよりも難しい。物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。」と。 同書で展開されるシンプルさのコア要素10項を参考に、シンプルさの追求はチャレンジする価値がありそうだ。 そういえば、ジョブズは日本の“禅”の精神にも精通していたとか、、、、。

    2
    投稿日: 2012.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本題と、それを構成する(10に分かれている)各章の副題、結論のつながりがとても良い(さすが広告関係の筆者ということか)。 いわゆるジョブス伝記モノは読まず、インサイドアップルとかこの本とか周辺部から攻めた本を読んでいるが何れも面白い。本丸(伝記)を攻めるべきかどうか。 Think Simple Think Brutal,Think Small,Think Minimal,Think Motion,Think Iconic,Think Phrasal,Think Casual,Think Human,Think Skeptic,Think War そしてThink Different

    0
    投稿日: 2012.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「シンプルの杖」の威力のスゴさを思い知ることができる。プロとしてやるべきという心とそこまでできないとストップをかける頭の戦いで穏やかじゃなくなる。 巻末のスティーブ・ジョブズの言葉が心に残る良書。面白かった!

    0
    投稿日: 2012.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長年Appleでクリエイティブディレクターとして活躍した著書が語る、Appleの哲学。スティーブジョブズの強烈な才能と個性がAppleのすべてだったと、実感。シンプルに、スティーブの思いを実現したからこそのAppleだったのですね。

    0
    投稿日: 2012.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ある問題を解決しようとして、最初に考えだした解決策がとても複雑だったとしよう。ほとんどの人はそこで考えるのをやめてしまう。だが、そこでやめずに考えつづけて、タマネギの皮をむくようにムダなものをそぎ落としていくと、とても洗練されたシンプルな解決策にたどり着くことがよくある。... アップルではひとつの解決策を考えだすことは、終わりよりも始まりを意味するのだ。複雑さの皮をむいていくことで、アップルは「魔法」を作り出せるようになる。

    0
    投稿日: 2012.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長年、アップルの広告をスティーブ・ジョブズとともにディレクションしてきたシーガル氏の著書。 アップルがいかにシンプルな組織で、シンプルなロジックで判断して成長してきたかを、広告制作の面から切り込んでいる。 複数の人が関わると、それぞれの利害関係が伴い、組織が大きくなればなるほど複雑になる。それを、スティーブ・ジョブズがことごとくNOを出し、誰でも分かるような体系を作り、シンプルに考えられるようになっている。 あくまでも力のあるカリスマ社長がいなかれば、出来なそうな仕組みであるが小さな部署内でも実行できることは多々ある。同じことを企業全体でやろうと思うと、TOPの意識変革と絶対にやるんだという強い信念がなければ、中途半端に終わる。 物事をシンプルにするのは、体力が欠かせない。そして、それに伴う弊害をも超越する成功体験を生まなければならない。実力と同じくらい未来に対する自信と鮮明なビジョンが必要だと思った。

    0
    投稿日: 2012.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップル社、そしてスティーブ・ジョブスの哲学であるシンプルさについて語った本。著者はジョブス氏と10年以上組んだクリエイティブディレクターで、多数のCMやネーミングに関わっている。 何のジャンルの本なのだろう、と思った。シンプルさを追求したビジネスの手法についてか、アップルとジョブス氏の歴史についてか…。それが合わさったようなかんじ。シンプルさを分解して、少人数チームやイメージ重視など、アップルの行ってきた戦略がまとめてある。 iPhoneというネーミングや、その機能のわかりやすさだけを見て、物事をシンプルにしよう、と単純に思い立っても上手くはいかない。誰もがシンプルに物事を進めたいと願っていても、つい複雑な方へ傾いてしまう。それは常識であったり、妥協であったり。世の中はそういうもので、だからこそシンプルさにこだわったアップルは世界を変えることができた。 提訴覚悟のネーミングや、必要のない人間は即座に退席させるジョブス氏の真似を完全にするのはとても難しいと思う。けれどやっぱり理想を追い求めることは大切で、そのためには簡単に妥協したり諦めたりしてはいけないんだな。

    0
    投稿日: 2012.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    著者のアップル、ジョブズとの仕事回顧を通じて、複雑性に陥るプロセスと、そのデメリットが本書の基本構成。 ・シンプルさは目標ではなく、スキルである。 実践して、アウトプットさせてなんぼ。 ・複雑さはいつも楽な道を提案する。 ・プロジェクトの成果の質は、最終意思決定者が関わる程度に比例する。 ・プロセスが王様の時に、アイデアはけっして王様になれない。 ・イノベーションは、1000もの物事にNOと言う事でもある。 ・ミニマルに徹する 欠けているものを足すより、いかに引き算出来るか。 ・マーケティングとは価値の話(ジョブズ) ・アップルは、顧客の言葉で話す製品を作り、それを顧客の言葉で紹介する。 ・事実と感情の違い。 数字で読めないもの。 マーケティングとイノベーションの違い。 ・アイデアを前進させる時に、チャンスは全て使うべし。 あらゆる可能性を試す。 引き分けでは、複雑性の勝ちである。 ・Think Different = 物事をまるで違う目で見る。 ・容赦なく伝える。 ・シンプルさへの信仰を広める。

    0
    投稿日: 2012.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いかに物事をシンプルに考え、実行するか、というのは、意思決定、経営を行う上で、非常に重要ということは、誰しもわかっているかと。ただ、それができるかできないか。多くの人は、人と接する際に、情というものにとらわれてしまい、正しいと思うことも、組織の中で実行する際、どうしても物事を複雑化させてしまう。しかし、スティーブ・ジョブズは違う。自分が正しいと思うことに対して、躊躇なく、正直に相手に感情をぶつけ、物事を常にシンプルに解決しようとする。これができるのは、自分の行動に対して、彼なりの正らしさがある故、できることで、彼の確かな経験と知識と感覚が、成せる技。ワンマン、何が悪い。組織を有機的に扱うには、強すぎるリーダーシップが必要なのだと、思い知らされる本かと。

    0
    投稿日: 2012.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ハッキリ言って、肝心の内容がシンプルではありません。 要点は以下3点。 1.世の中は複雑で溢れており、複雑の中でこそシンプルなものが絶賛される。 2.それを実践しているのがAppleであり、彼らは究極のシンプルを具現化した製品を送り出している。 3.シンプルなプロダクツを生み出すには、組織やプロセスが(残酷なまでに)シンプルでなければならない。 書いてあることは以上です。それをわざわざ10章立てという長編で、延々とAppleがいかに素晴らしいか、いかに筆者がそれを体験したかをひたすら書き続けています。対極にあるMicrosoftやDELLがいかに複雑であるかを比較しながら。ある程度の示唆やジョブズの発言など、貴重な知見は得られますが、それにしては長すぎです。

    0
    投稿日: 2012.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルの物語はいつも読むたびにエキサイティングである。 作者はスティーブ・ジョブズのもとでクリエイティブデレクターとして「Think Different]キャンペーンや「iMac」ネーミングを創り出した。 その今までにない新しい製品が生まれてくるエピソードに引き込まれる。

    0
    投稿日: 2012.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    エンジニアの視点から書かれた「UNIXという考え方」をマーケティング、企業の組織形成に置き換えて書かれたような本。シンプルであることの重要性をテーマ別に繰り返し繰り返し。 この本の次に鶴見済さんの「グローバル経済が蝕む暮らし」を読んでしまったので、若干、印象が悪くなってしまったかも… なにかを作って売る、その為に広告を打つ、というのは悪いことではないし、クリエイティブな行為であるというのが本書の主張のひとつですが、そうは言っても、と… #一応、自分もアップル信者です

    0
    投稿日: 2012.07.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「シンプル」とはどういう事を言っているのか実例て説明している良い本だと思います。こうできたらいいな、やってみようと思う事も多々ありました。ただ、あまりにもジョブズ色が強すぎて「シンプル思想」の説明をしているのか、アップルを褒め讃えているだけなのか分からなくなる場面もあったので★3つです。

    0
    投稿日: 2012.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学は、PR会社で働く筆者が、ビジネスパートナーの故スティーブジョブスをクライアントに、アップルのイメージ戦略やiMac、iPod、iPhoneなどの広報戦略を担当してきた経緯から、スティーブの「シンプル」に対するこだわりとビジネスにおける成功を当時の具体例と共に披露する、というスタイルのものです。ジョブスブームに乗ったきらいは否めませんが、内容は基本的に理解できるものでした。 <シンプルさの10のコア要素> ①容赦なく伝える・・・良い内容でも悪い内容でも、残酷なまでに正直に。貴重な時間とエネルギーを節約できる。 ②少人数で取り組む・・・新たにプロジェクトチームを作るときは、有能な少人数のグループを形成すること。よりよい結果と高い効率性、士気の向上をもたらす。最終的な意思決定者がちゃんとした形で参加することも重要。 ③ミニマルに徹する・・・二つ以上のことを人に伝えようとすると、注意が分散するため、共通項でひとくくりにして、それを強く主張すること。選択肢は絞れば絞るほど、魅力的になる。 ④動かし続ける・・・プロジェクトは、少し時間が足りないぐらいが理想的なスケジュール。ある程度のプレッシャーが物事を前進させるし、余裕がありすぎるスケジュールは、多くの意見を求めることになり、自分のアイデアが少しずつ削られて死んでいく。 ⑤イメージを利用する・・・あなたの会社やアイデア、製品を象徴するイメージ(概念的・印象的)を使うことで、その具体化(判別しやすくなり、効果的に情報を伝えること)が可能。シンプルで力強い優れたイメージを見つけることが重要。 ⑥フレーズを決める・・・堅苦しくなく自然なもので、アイデアを完璧な明快さでシンプルに表現すること。言葉は強力であり、簡潔さと率直さが重要。 ⑦カジュアルに話しあう・・・社内や顧客との打ち合わせは、型どおりの会議や形式張ったプレゼンを避け、カジュアルで率直なものにすること。創造的ですばらしいアイデアが多く生まれる。 ⑧人間を中心にする・・・数字やスプレッドシートの向こうを見る大胆さを持ち、自分の心に忠実であること。数字に頼るのは大企業病であり、無形のものもしばしば重要な現実の指標である。 ⑨不可能を疑う・・・他人に反対されたからといって、妥協してはいけない。自分のアイデアを押し通そう。他人は最初に否定的な反応をするものだと予想しておくこと。自分の独立性と客観性に誇りを持ち、全体の状況の中での事実と意見を評価すること。 ⑩戦いを挑む・・・非常時には先手必勝、すべての武器を使って、最大限の努力をすることが必要。フェアな戦いをする必要はない。自分の有利な立場を利用することも厭わない。

    0
    投稿日: 2012.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何も考えずにこの本の内容をまんま猿マネするのはナンセンスだが、自分の仕事を取り巻く環境の現状を思い浮かべてみて、この本の考え方を取り入れるとより短い時間で高い成果に結び付けられそうなヒントはたくさん書いてあった。

    0
    投稿日: 2012.07.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Think Simple 誰もが素直に納得し求めるけどできていない有様。 Think Diffrent 誰もが憧れる境地。 世界の人々はどうしてAppleに惹かれるのでしょう。 製品個々の話も楽しいけどAppleが求めている先に魅力を感じているのでしょうね。 私も。 Appleが見ているのは人。 人の感情。人の行動。 禁断とわかっていても齧っちゃいたくなる甘美。 Simpleに突き進む力をもらいました。 建前が横行しておかしくなっている会社に立ち向かうために。

    2
    投稿日: 2012.07.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    素晴らしい、良本。著者はiMacの名付け親で、ずーっとアップルのマーケティングを担当してた人。アップル(というかジョブズ)の仕事の姿勢、シンプルにする・シンプルに考えることについて実例盛りだくさんで解説。わかりやすい。 振り返って全くシンプルさのかけらもない自分の仕事を思い出すw

    0
    投稿日: 2012.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    着眼点が面白い本です。 著者はAppleの「Think different」や「iMac」などをスティーブ・ジョブズとともに世の中に発信した広告クリエイティブディレクターであり、視点が他のApple本とは一線を画する内容となっています。 内容が非常にダイナミックです。スティーブ・ジョブズの妥協なき思考、独裁とも言えるリーダーシップが本の内容からリアルに読み取れるかのようです。 シンプルさ、スマートさ、 話し方であれ、考え方であれ、企画であれ、何に対しても重要な要素であると感じれます。 シンプルイズベスト って言葉は昔からありますが、なるほど、そういうことかと感じれる一冊ではないでしょうか。

    1
    投稿日: 2012.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    iMacの命名をしたクリエイティブ・ディレクターの本。自身の経験を紹介しながら、シンプルな仕事の進め方の重要性を説いている。 今回の施策のコピーを作る際は大変お世話になりました。

    1
    投稿日: 2012.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    アップルを他の会社と異ならせるシンプルへの強い執着をデル、マイクロソフト、インテルなどと共にアップルの広告を担当した著者が語る。少なくともアップルでは製品ラインを絞ってもマーケットの熱狂的な支持を集めているし、チームもスティーブ・ジョブズが名前を覚えられる100人が最大単位で、利害関係のある代表全てを含めても良いものが出来上がった試しがないそうだ。 ・iPhoneの開発で、アップルはマルチボタンの考え方に正面攻撃をしかけた。長年、人びとがたくさんのボタンがついた携帯電話を使ってきた状況で、iPhoneはシンプルさを叫んだのだった。iPhoneを握って、親指で一つだけあるボタンを操作するのは心地よかった。同時に、どれほど操作しても、同じボタンを押せば安全なホーム画面に戻ってこられるのは安心できる。 ユーザーがiPhoneでもっとも利用する機能は、インターネット、電話、iPodの三つだった。3はとても小さな数字だ。だから設計の時に、ボタンをひとつではなく、美しいボタンを三つつければいいではないか、という考えが出てもおかしくない。 私が反対できる理由はひとつだけだ。3は1よりも多い。

    1
    投稿日: 2012.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長年、ジョブズのパートナーとして、アップルの広告戦略の中心を担ったクリエイティブディレクターが語る、アップルの強さの本質。シンプルであることについて。 iPhoneをはじめとする製品が見た目も操作も極めてシンプルで、広告やストアも洗練されていることは周知の事実だが、それがジョブズやアップルの会社としての哲学であるシンプルさから生まれているという指摘は斬新であり、また実際のアップルとのビジネス事例を通して語られるため説得力あり。 コミュニケーションには裏表なくシンプルに白黒をハッキリと伝える。会社の組織はフラットで極めてシンプル。戦略もシンプル(何項目も戦略が並ばない)、意思決定プロセスもシンプルで、広告や商品名もストレートで極限まで削った短いコトバで全てのイメージを伝えている。 シンプルさの対極は複雑さだが、これは油断するとすぐに会社全体に浸透する。複雑な組織、あれもこれも伝えたがるプレゼン、多機能だがメッセージ性のない製品。それらは、会社における「それは正論だが、そうはいってもこういう事象や現実もあるから。。」という発言に代表される妥協が源になっていると言われればその通り。アップルの場合、何よりそれを決して許さない、妥協しない、リーダーとしてのジョブズの凄みがそれを可能にしているのは事実だろう。 本書は、単純にジョブズの伝記や個別の伝説的エピソードを紹介するのではなく、実際にアップルと仕事をした人間が肌で感じた、アップルという会社を貫く哲学について語られていて非常に感銘を受けた。アップルに学ぶとしたら、まずは、身近なところからシンプルであろうとすること。実現は難しいだろうが、チャレンジはできる気がして前向きになれる、そんな一冊。5ツ星。お薦めです。

    1
    投稿日: 2012.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブズのようになろうとすべきではないが、仕事をする上で見習うべきポイントをまとめたような内容。 伝記を読んでいれば聞いたことのある話ばかりだけど、ビジネス書として読むのならこちらの方がオススメ。 Introduction シンプルの杖 第01章 Think Brutal 容赦なく伝える 第02章 Think Small 少人数で取り組む 第03章 Think Minimal ミニマルに徹する 第04章 Think Motion 動かし続 ける 第05章 Think Iconic イメージを利用する 第06章 Think Phrasal フレーズを決める 第07章 Think Casual カジュアルに話し合う 第08章 Think Human 人間を中心にする 第09章 Think Skeptic 不可能 を疑う 第10章 Think War 戦いを挑む Conclusion Think Different ※電子書籍”Kinnopy”で読了

    1
    投稿日: 2012.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    クリエイティブ・ディレクターということで、ジョブズの求めるものに直に接した人なのだろう。そして才能ある人なので、ジョブズが求めた「シンプル」ということを教えてくれる。 内容は、ジョブズの「シンプル」さを、10の観点から紹介している。いくつか「ふーん」くらいだったけど、ほとんどが納得。あえて言うなら、エピソードの描き方が少し浅い感じがしたのと、エピソードから伝えたいことがストレートに入ってこないところも少しあった。 著者は、誰でも使えると言っているけど、著者がインテルやデルでシンプルでない状況に置かれたときに、自ら「シンプルの杖」を振らずに、流されているところがあって、少し残念な気がした。そう、みんなそうなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ウォルター・アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』を読んでいれば、そこに出てきたようなエピソードがたくさん出てきます。しかし本書の価値は、二人称、三人称でそれが語られているということ。そして、マーケティングやプロモーションといったフィルターを通されているということ。ビジネスに役立つのは間違いないのですが、それ以上にAppleファンには面白い内容だと思います。

    2
    投稿日: 2012.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ①容赦なく伝える ②少人数で取り組む ③ミニマルに徹する ④動かし続ける ⑤イメージを利用する ⑥フレーズを決める ⑦カジュアルに話し合う ⑧人間を中心にする ⑨不可能を疑う ⑩戦いを挑む シンプルであることは、複雑であることよりも難しい。 物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明晰にしなければならないからだ。 だが、それだけの価値はある。なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、山も動かせるからだ(スティーブ・ジョブズ)

    1
    投稿日: 2012.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    またもや読んでしまったアップル本。 こんな複雑な時代だからこそ、シンプルな組織と考え方が必要。特に大企業化してくるとなおさら。会議やプロジェクトに不要な人は入れず、最小限の人数で情熱を持った人が行動する。簡単なようで難しい。

    0
    投稿日: 2012.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    語っていることはいちいちごもっともだけどスーパースターによる実践と既に確立された地位をもって云われても素直には読みづらい、という本。 長らくいっしょにやってきただけあって贔屓の引き倒し的な側面はあるものの、私たちのビジネスに忍び寄り台無しにしてしまう「複雑さ」の危険を説きそれを回避することの重要性を説く…ってのはいいんだけど、結局のところそれはジャッジとしてのジョブスがジョブスの会社でやったことであって、要するに後ヅケだったら何云っても許されるよなあ、と感じる。 合議によって振るわれた「シンプルの杖」はその魔法を発揮するのだろうか?それとも合議している間にそれは魔法を失い、ただの棒きれになってしまうのだろうか? 我々は「杖」を振るうべき人間を探して歩かないといけないのだろうか、でもそれはどうやって見つければいいのだろう。 岩に刺さった宝剣を抜き取れる人間を待つしかないのだろうか、でもその人だとどうしてわかるのだろう。

    1
    投稿日: 2012.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    この本は自分にとって必要な本だと思い、手に取りました。 そしてその思いは読んだ後も変わらなかったです。 数年前、自分の1年の目標を「シンプルになる」としたことがありました。 その年の終わり、割とシンプルに物事を考えられるようになったかな、と思いました。 全然甘かったですw。 シンプルになるためには努力と情熱と辛抱強さが必要。そしてそれはシンプルに達成できる事じゃないんですね。 自分がやってた事はシンプルに振る舞っていただけなんだと思い知らされました。 製造業に勤める身として、一番印象に残ったのは 「少人数で取り組む」 という考え方。 沢山の人たちが関わると、利害関係、意思決定プロセスなど、シンプルを除外するものが山積して 結果的に不要なものを生んでしまう。 例えば我々製造業での「製品増殖」が代表的な例だと思う。 「製品ラインナップの拡充」という大義名分の下、自分たちで選択する事を避けている。 ※ちなみにP76にうちの会社の名前が。超脇役だけどw そして「動かし続ける」という事。 余裕があるスケジュールは余計なものを生む。 ギクッ。 そして「不可能を疑う」。 「できません」と言ったときには、それが特別な努力なしではできないという意味だ。 ギクギクッ。 思い知らされる事が沢山ありました。 デルやインテルに関するネガティブな内容が本の内容の結構な割合を占めていましたが アップルからの目線に偏っているかな、という気も少しして、その分が☆マイナスです。 最後にジョブズの言葉 シンプルである事は 複雑である事よりも難しい 物事をシンプルにするためには、 懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。 だが、それだけの価値はある。 なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、 山をも動かせるからだ。 ジョブズに関する書物を今まで読んだ事がなかったけど 他も読んでみようと思いました。 彼が生きている時にもっと知っておくべきだったな。

    1
    投稿日: 2012.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「スティーブ、キャッチしてくれ!」 彼は紙の玉をひとつテーブル越しに投げた。スティーブは難なくキャッチした。 「これがよい広告だ」 「またキャッチしてくれ!」 今度は5つの紙の玉を同時に投げた。 スティーブはひとつもキャッチ出来ず、紙の玉は床に落ちた。 「これが悪い広告だよ。」 この本は、Appleで 「Think different」キャンペーンにたずさわり、iMacを命名したクリエイティブ・ディレクター、ケン・シーガルが書いた本。 NeXT時代から12年間 スティーブ・ジョブズと働いてきた彼が、Appleのもつ”シンプル“について事細かに語っています。 "ジョブズがAppleに戻った時、Appleには30種類以上の製品が存在していた。ジョブズはそれを4種類にまで絞った" シンプルに徹するのは難しい。 例えば、DELLやIBMにはたくさんの製品のラインナップがあった。 それはすべての顧客を満足させるには、たくさんの選択肢があったほうがいいと思うからだ。 確かにパソコンに詳しい人にとってはそれはいいことだった。 ただ、パソコンをそんなに詳しくない人にとっては、結局どれを買えばいいか分からないということを引き起こしまった。 Appleは逆に、顧客を絞った。 Appleの商品は分かりやすかった。4種類の中から自分にあったものを選べばよかったから。 シンプルは一見簡単なように見える。 ただ、それを実行するにはとんでもなく難しい。 なぜならターゲットを絞るということは、判断を間違ってしまうと、それでおしまいになってしまうから。 本を読んでみると、そのためにAppleが徹底的にこだわっていたのが分かります。 それは製品から広告、店舗、全てに至るまで。 そのようなシンプルにかけるエネルギーが凄まじかったからあのような革新的な製品ができたし、 それだけシンプルにこだわったからこそ、顧客にその伝えたいメッセージが届き、心を動かしたのかもしれない。 これが出来たのも、Appleという企業がどんなに大きくなろうとも、まるでベンチャー企業のように、スピード感と決断力を持って動いてたからだし、その文化をつくったジョブズの力が大きかったんだろうなぁと思います。

    0
    投稿日: 2012.06.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「シンプルイズザベスト」。昔から言われてるけどそれに徹底的に拘ったらアップル製品が出来ましたというお話。

    0
    投稿日: 2012.06.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シンプルとは「率直さ」。容赦なく素直に率直に物事に取り組めるか。無駄なくストレートに問題解決ができるか。その実践の生きた事例がたくさん書かれてる。信念とか軸とかそういった部分を醸成するのに良い本です。

    1
    投稿日: 2012.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者とジョブズの実際のやり取り、ジョブズと長年仕事をしてきた著者だから書けるエピソードを題材に、マーケティングの考え方、イノベーションをいかに生み出すのか、意思決定の仕方、等々を物語形式で書かれた本。 iMac、当初ジョブズは「マックマン」にしたかったらしい・・・もしマックマン になっていたら、iPod、iphoneは生まれなかったかもね。ネーミングって大事だとつくづく感じさせられるエピソード。 ものごとをsimpleにする。これが一番難しい。

    2
    投稿日: 2012.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    広告ディレクターによるスティーブ・ジョブスとの思い出エピソード集といった趣が強いので、一般のビジネス書みたいに安直にノウハウだけ得ようとしても無理な本。 でも、おもしろがって読んでるうちに手を変え品を変え「シンプルに、シンプルに」と強調されつづけて、なんだか得心した気になってしまう。「狂的にシンプル アップルの成功をうながした妄念」とでも訳せるような原題なだけある。 iMacのネーミングの際、しばらくの間ジョブスは自分の考えた「マックマン」が良いと言い張っていたというエピソードが笑えるというか天才も神ではないんだなとほっとするというか

    0
    投稿日: 2012.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まだ読んでないけど、積ん読だけでも絵になる。 これがまさに、Simpleってことか!? 読むの楽しみだー。

    0
    投稿日: 2012.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々のビジネス書。 広告やマーケティングに興味がなくても、iPhoneを魅力的だと感じたことがある人、AppleのCMや広告をかっこいいと思ったことがある人であれば、絶対に面白いと思います! いつでも「シンプル」を忘れない様にしたいと思います。

    0
    投稿日: 2012.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Appleの広告を15年以上担当しているシーガル氏著作。Apple成功の秘訣の一つとして、 常にシンプルであることを追求してきたことであるとして、その事例を紹介している。また複雑さがいかに悪かも併せてといている。 複雑さは大企業病のようなものである一方、シンプルさを追求することはものすごく難しいとも。

    0
    投稿日: 2012.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「シンプルに考える」ことを突き詰める事は、簡単なようで難しい、という事をアップルでジョブズと共に働いた筆者が、実例を踏まえながら紹介した本。 リーダーシップやクリエイティブだけでなく、色んな面で参考になる事が書かれていて勉強になった。

    0
    投稿日: 2012.06.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人類が共通して価値を感じるのはシンプルであること。 常識で考えて、シンプルを追求しつくせば、良いものができる。 戦いはフェアではなく。

    0
    投稿日: 2012.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    止まることなく一気に読んでしまいました。 簡単そうで難しいシンプルを追求すること。ビジネス書であってビジネス書ではないストーリー仕立てが読みやすさを増長しています。決してアップルをまねる書ではなく未来に向かって前進する勇気をもらえました。

    0
    投稿日: 2012.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても楽しく読めた。 以下、感想ではないが・・・ アジャイルの主張と重なる話が多かった。「少人数の有能なチームで」というのはアジャイル開発におけるの理想のチームそのものだし、「我々が何者であるか」という辺りはインセプションデッキによる手法によく似ている。「正直に伝える」といったあたりで居心地の悪さを感じる人もいるよ、という点や他にもいろいろ。 アジャイルの書籍と違うのは、こうした手法の紹介をしているのではなく、こうしたシンプルさを徹底して実践してある種の革命を起こしたジョブズのすごさを紹介している点。

    0
    投稿日: 2012.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者は広告のクリエイティブディレクターで、Steve Jobs氏とNeXT時代から12年間仕事をして来た経験をもとに、アップルおよびJobs氏の成功をもたらす経営哲学が述べられている。 「シンプルに」という事をキーワードに、シンプルというやり方がいかに多くの生産性をもたらすかが描かれているが、シンプルを保つ事は簡単な事ではなく、特に企業が巨大化するにつれて様々な障害がシンプルであることに敵対し、複雑さに屈してしまう様子にも触れられている。 本書は主に広告とかマーケッティングに関する内容であるが、自分の人生にも当てはめて考えられる理念についても書かれていると思った。 アップルと他のインテルやデル、マイクロソフトと言った大企業との比較でアップルがいかに独特な経営方法をとっているかを垣間見る事が出来るのは興味深い。 監修、訳者も良い本である。

    0
    投稿日: 2012.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作者は広報関連のプランナーでアップルを担当していた人、外部からアップルとジョブズをみて関わってきただけに、冷静に分析しているのがおもしろい。 物事をシンプルに万人に理解させることは、簡単に見えて非常に難しいことです。アップルはあれだけの大企業になりながらなお、ジョブズの考えで進めていく究極の経営の姿だと感心します。 なかなか経営者になると解っていてもここまでできないのが本音なんですけどね。 私も引退するまでには、ちょっとでもジョブズのような思想の入った会社にしていくのが、目標です。

    0
    投稿日: 2012.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今まで読んだジョブズ関連本の中で最も整理されていると思いました。シンプルというキーワード。物事を発想、決定、アウトプットと一連のワークにおいてシンプルさがいかに重要か、実例をもとに語られます。 分厚い本ですが、結論がよくまとまっているので、この部分だけ読み返せば内容を思い出せる構成もよいです。

    0
    投稿日: 2012.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ①容赦なく伝える ②少人数で取り組む 考えることは大きく、それ以外は小さく ③ミニマルに徹する 共通項を見つけ出し、シンプルに伝える すばらしい会議の実践方法 1最小限の人数 230分以内 3その日は生産性の高いことを行う ★プロセスが王様の時はアイデアは王様になれない たくさん情報を告げこむと、均一化してメッセージがぼける ④動かし続ける 快適なスケジュールを疑う 偉大なことを成し遂げるには、二つ必要。 1計画 2充分ではない時間 ⑤イメージを利用する 情熱をもった人は世界をかえることができる ⑥フレーズを決める ⑦カジュアルに話し合う 話し合った方が良いものが生まれる ホワイトボードと意見交換 ⑧人間を中心にする プロセスによって効率性を上げることはできる。 イノベーションが生まれるのは、 廊下で人が出くわしたり、夜の10時半の電話だったり。 ネクスト、アップル自尊心を傷つける経験 遺された時間を何に使うのかを感がること。 宇宙にへこみの跡をのこしたい。 ブランドを決めるのは形のないもの、証明できないもの。 ⑨不可能を疑う 自分の独理性と客観性にほこりをもつ ⑩戦いを挑む シンプルさは人を一つのことに集中させる。 自分のアイデアを進ませる時には自分の武器を全て使うべきだ。 辛勝より、圧勝する。 情熱がもっとも強力な武器

    0
    投稿日: 2012.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「シンプルの杖」という本題のもと、Think ◯◯というルールで名付けられた全10章からなる本。1.シンプルかつ小さな規模で考えることで決定速度を向上させる。2.自分ができる最大限を尽くし常に戦い続ける。が本書の主題であったと感じた。各章毎、過去Appleが経験してきたThinkDifferentキャンペーンに代表されるエピソードを交えて進んでいくため想像しやすくかつ腹落ちしやすい。特に第8章「人間を中心にする」はビジネスの本質をついており非常に興味深かった。「自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えている」まさにその通りだと感じた。

    0
    投稿日: 2012.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    “iMac”のネーミングを考え、“think different”の広告にも携わった人の、ジョブスの哲学であった“シンプル”の内実を明らかにした本。 アップルにまつわる本は無類に出ているが、ジョブスの自伝と、 本作、ウォズニアックの本くらいを読んでおけば十分なのでは ないかと思う。 本作においては、アップルの神髄になった“シンプルに”という事の 意味を10章に渡って解説してくれるが、いずれもアップルでの話が中心となっており、アップルやジョブスに興味がある人は必見。 また、著者が広告代理店の人でもあるため、クリエイティブとは 何かを考えるのにも役に立つと思う。 今後、何回か読み返しそうな本。

    0
    投稿日: 2012.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルの哲学を具現化した「Think Defferent」キャンペーンにたずさわり、iMacを命名したクリエイティブ・ディレクターの著。 Think Brutalー容赦なく伝える Think Smallー少人数で取り組む Think Minimalーミニマルに徹する Think Motionー動かし続ける Think Iconic ーイメージを利用する Think Phrasalーフレーズを決める Think Casual ーカジュアルに話し合う Think Human ー人間を中心にする Think Skeptic ー不可能を疑う Think Warー戦いを挑む

    0
    投稿日: 2012.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アップルの黄金期にブランド戦略やPRツールのコンサルに携わっていた人による、アップル経営哲学(らしきもの)の紹介。アップルが収めた成功のベースに、率直でシンプルであることを重んじる企業理念(文化?・・というよりジョブズの信条か・・。)があるとする。すなわち、 ■容赦なく伝える ■少人数で取り組む ■ミニマルに徹する ■動かし続ける ■イメージを利用する ■フレーズを決める ■カジュアルに話し合う ■人間を中心にする ■不可能を疑う ■戦いを挑む 複雑で煩雑で?文で縟礼で「コミュニケーション」と称する情報共有のためだけの大人数会議で時間を絞り取られているレガシー会社のビジネスマンには、納得できるポイントばかり。といっても、これはカリスマCEOがたまたま成功している一部の幸せな企業にしか「無理なはなし」だというのが、実感。

    0
    投稿日: 2012.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ■Simple 1.シンプルさは通常、優雅な形で現れるが、複雑さは醜い姿をしている 2.考えることは大きくそれ以外は小さく 3.複雑さはいつも楽なみちを提案する 4.プロセスが王様のときに、アイデアは決して王様にはなれない 5.シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしい。物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければらないからだ。だが、それだけの価値はある。なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、山をも動かせるからだ

    2
    投稿日: 2012.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ジョブスの伝記を読んだ後、ジョブス関連の本はもう読まなくても良いだろうと思っていた。だが、まさにシンプルな装丁に引かれて購入、一読。幾つかのエピソードは知らないものもあったし、本書を読みながら初めてのアップルのCMをYouTubeで確認したりした。  自分自身、アップルファンだが、それは「シンプル」というキーワードで括ることができるだろう。「ユーザー目線」とか「ワクワク感」といっても良いだろう。本書、特にconclusionで指摘されていることは仕事にすぐに生かすことは難しいし、特に目新しいことでもない。しかし、ジョブス好きには本書は楽しく読めると思う。それにしても、デルの悪口、ここまで書くかなぁとちょっと疑問に思った。

    0
    投稿日: 2012.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    What was going on behind the scenes of "Think Different"

    0
    投稿日: 2012.05.24