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戸村飯店 青春100連発
戸村飯店 青春100連発
瀬尾まいこ/文藝春秋
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総合評価

403件)
4.2
140
172
61
7
0
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    兄と弟の対比。お互いにお互いの方が自分より優れてるって思ってて干渉し合う関係じゃなかったところから、兄が上京し離れたことをきっかけに少しずつ関係が変わっていくのがおもしろかった。 大阪と東京の対比もあるし、それぞれがこれまでなんとなく避けてきたことに向き合うラストも良かったです!

    4
    投稿日: 2021.06.22
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    関西弁が印象的でテンポよく読めた。 どこにでもあるような他愛ない話だけど、心が温まり読み終わった後に前向きになれる。

    0
    投稿日: 2021.06.17
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    大阪の下町にある中華料理店で生まれ育った2人の男兄弟の青春物語。 クールで要領のいいお兄ちゃんと不器用でまっすぐな弟。キャラクターは違えどお互いがお互いを心の中では認め合っているけれど、決して表面上は繋がり合おうとしない、このくすぐったい感じ。 登場人物すべてが素敵な人間で、あぁこんな場面でこんなこと言える男になりたかったなぁ、みんなの器の大きさに自分に言い聞かせるように読んだ。 折に触れて読み直したい、最高な1冊でした。

    13
    投稿日: 2021.06.07
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    人と関わる中で自分が分かる。見えてくる。 分かるなあ。大人になるってこういうことなのかもしれない。我が子も違う世界に飛び出して自分を感じてきて欲しい。そんな作品でした。

    2
    投稿日: 2021.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙を見て、瀬尾まいこっぽくないなと思い、中身を読みだして、やっぱり瀬尾まいこっぽくないなと思う。 だけど読み終わったら、瀬尾まいこ、やるなと思った。 男同士の兄弟って、こういう感じなのだろうか。 自分にないものを相手の中に見つけ、それがコンプレックスとして心にしこる。 うちの長男次男もやっぱり性格は正反対で、自分にないものを相手の中に見つけてコンプレックスを感じてはいたようだ。 兄弟仲は良かったけれど。 同じ出来事でもヘイスケの視点とコウスケの視点では、見え方が違う。 一目置かれる長男と、可愛がられる次男。 私は長女なので、どちらかというとヘイスケ寄りに物事を見てしまう。 どうでもいいわけじゃないけど、なんでもいい。 そういえばうちの長男もそうだな。 長男には長男の言い分があって、悩みや屈託があって、次男には次男の言い分があって、悩みや屈託がある。 だから、若い人にはこの本を読んで、大笑いしながら悩み事を吹っ飛ばし、ついでに自分をみつめ直してほしいと思いました。 瀬尾まいこ作品にしては珍しく、血のつながった父の存在感が大。

    2
    投稿日: 2021.05.29
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    瀬尾まいこさん2作品目! そしてバトンは渡されたに引き続き、大きな感動はないけど、 読んだ後の幸せな気持ち、ほっこり感がたまらない。

    0
    投稿日: 2021.05.22
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    関西のノリっていうか会話が面白かった。登場人物の人柄がすごく暖かくて好き。特にコウスケ好き。私も実家が豆腐屋やから就職とか色々悩んでたけど、ちょうどいい時期に読んだ小説やった。

    0
    投稿日: 2021.05.11
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    読後のほっこり感が心地良い。 大阪弁も東京の言葉も使えるので、セリフも心情もよく分かる。 長男の気持ちもすごく分かるな。

    1
    投稿日: 2021.05.02
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    戸村飯店青春100連発(文春文庫) 著作者:瀬尾まいこ 発行者:文藝春秋 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 兄と弟の本音に泣ける大阪弁で読む、笑って泣ける兄弟愛。

    2
    投稿日: 2021.04.29
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    兄弟それぞれの視点で描かれた青春小説。淀みのまったくないキレイな世界が広がっている...。たまにこういう世界に浸ると、体から悪いモノが排出される感覚になるのだが、また悪いモノが蓄積されたら著者の本を手に取ろう。ただ、私は帰りたくはない、あの頃、あの場所には...。 「俺もいつか、こんな風に走ろう。駅のホームはちょっと抵抗あるけど、コーラ飲んでようが、横っ腹痛かろうが、気にせず全速力で走れる男になりたい。」

    8
    投稿日: 2021.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヘイスケ⇔コウスケ 語り手チェンジで両方とも友達のような気がしてくる うんうん、そうやな、それはあれやな、あかんやつやな、ほんでどないやねん!ツッコミ入れながら青春プレイバック 面白いなあ、兄弟かあ 同性だと周りは比べてるわけじゃないんだけど相違点がハッキリ見えるから、それが当人たちにしてみたら「比べられてる」みたく感じるのね 血のつながりが全てじゃないと思ってるけど、両親どっしり感に二人の交差する思い、切っても切れないとはよく言ったものだ

    0
    投稿日: 2021.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大阪弁に馴染みがない私でも大阪弁のセリフから下町にあるお店の賑やかさ温かさが伝わってきました。 兄弟の幼い頃から抱いていたお互いへの思いが次第に変化していく感じが心痺れました。読んでよかった〜!!

    0
    投稿日: 2021.03.31
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    地元を思い出しながらなつかしく読みました。 大阪弁のせからしい感じが自分にとっては心地よく、作中の小気味よい会話のテンポとは裏腹に、読んでいくうちに心がすーっと落ち着いていきました。 鬱陶しく感じるときもあれば、恋しく思うときもある。 生まれ育った町って不思議な感じです。 ヘイスケとコウスケ、この兄弟、リアルでいたらお兄ちゃんだけじゃなくて弟も絶対モテると思うけどな〜!

    0
    投稿日: 2021.03.30
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    瀬尾さんの文章のリズムは 個人的に心地よくて好きです。 会話のキャッチボール感も。 ザッツ大阪な中華料理屋の息子ふたり。 大阪が嫌で上京した長男と 店を継ぐまではと高校生活満喫中の次男。 反目し合う兄弟だけど…。 甘酸っぱい幼馴染ラブな 次男物語も青春してますが 長男のゆるい上京物語がねぇ なんか読むほどにじんわり効いてくる。 最後の鍵になるウルフルズの曲 あえて曲名書いてないから 自分で脳内再生チョイスできるね。 私は『笑えれば』でしたよ〜。

    1
    投稿日: 2021.03.29
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    面白かった。 ヘイスケとコウスケ兄弟。 弟は、兄を誤解し、兄は自分自身を誤解し、でもそれでも色々進んで行って、成長する物語。

    0
    投稿日: 2021.03.21
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    実習でも、本は読める。 今まで読もうとしてこなかっただけでした。 岡山の置き土産、第1冊。 ヘイスケとコウスケの関係は私と妹みたい。育った環境は一緒なはずなのに、全然違う。お互いにお互いを嫉妬していて、尊敬もしている。だからすごく感情移入して読んだ。 きっと兄弟だったらもっと似てたと思う。姉妹だから結構べたべたしてるけど。 また、甘酸っぱいのがいい。ヘイスケの話は、まだかさぶたにもなっていない傷を思い出して、心が痛かった。コウスケの話は、いい話すぎて泣いた。 瀬尾まいこの本は読み終わったら心がすごくあったまる。自分の居場所って誰かが羨んでるものかもしれない。自分は自分で生きていっていいのだと思った。

    0
    投稿日: 2021.03.15
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    普通にいそうな人、平凡な毎日を描いているのになぜか心を揺さぶる文章。 読み終わった後、今回もなんだか胸が暖かくなった。 早く違う作品も読みたい。

    0
    投稿日: 2021.03.09
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    人から見えてる自分と本当の自分は違うし、人は誰にでも無い物ねだりをしてしまう。 現代でも、SNSでいい部分だけを人に見せ、また見せられての生活はもう慣れたものだけど、やっぱり自分の持ってないものを持っている他人に嫉妬してしまう。 この本も、なんでも器用にこなす兄を羨ましがる弟がいて、誰からも愛される弟を羨ましがる兄がいて、、、結局他人から見えてる自分と、自分が見ている他人のイメージには大きな乖離が生まれていることを考えさせられました。最後のヘイスケにはぽろっと目に涙が浮かびました

    0
    投稿日: 2021.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公は性格の全然違う兄弟。片や地元に居心地の悪さを感じて早く出たいと思っている兄、片や近所の人に可愛がられて、地元愛が強く、兄の代わりに店を手伝う弟。 最初が弟のターンだから兄の人物像が「ちょっと嫌なやつ」に見えてしまう。が、兄のターンになると「なんて不器用で愛らしいキャラクターなんだ」とガラッと見方が変わる、そんな物語でした。 弟も恋愛やら学校生活やら色々と大変で応援したくなるんだけど、それでも兄の一見分からない不器用さ、可愛らしさをより応援せずにはいられません。 関西ノリらしく、所々フフっと笑えるので、軽く読んでましたが、最後に兄が故郷に帰るシーンは、お父さんとお客さんがいつもと変わらず迎え入れてくれて、思わず泣いてしまいました。 続編出ないかな?続きが気になります!!

    1
    投稿日: 2021.02.19
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    家を出たい兄、高校を卒業したら家業を継ごうとしてる弟。そんなふたりの進路を決めるまでの面白可笑しい物語に引き込まれる。軽妙な語り口が最高。

    1
    投稿日: 2021.02.15
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    いやあ〜瀬尾まいこ、読む本読む本全部おもしろい。そしてじんわり心があったまる。 タイトルと表紙の絵でなんか今まで読んできたのとトーンが違うのかなあと思ってなかなか進まなかったんだけど、ノッてきたらずんずん読めた。 東京に行ってからのヘイスケ、好きになっちゃったなー。人は見た目や表向きで判断したらいけないね。まさかヘイスケが、大阪を恋しく思って帰ることになるとは思わなかったなー。 コウスケは、最初から最後までずーっとまっすぐで、アホで単純だけどめちゃくちゃいいやつだった。まさかコウスケが、店を継がずに大学受験をするとはなー。 お父さんとお母さんの、子を思う気持ちにもじーんとさせられた。ヘイスケに渡された50万とその中に入ってた手紙。つっけんどんなお父さんだけど、子どものことめちゃくちゃ考えてる。店を継ぐと言ったコウスケに、あほか、と言い放つところね。1回外の世界を見ろってことよね。 岡野ちゃんも、かわいいのよ。ずーっと受験勉強に付き合ってくれてね!!! あー本当おもしろくて、泣けて、ほっこりしました。 2022.9.3 再読

    1
    投稿日: 2021.01.31
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    テンポの良い関西弁の会話が面白かった。 家族・友達・周りの人のおかげで、自分というものに気づかされることはよくある。それは自分が思っているのとは正反対だったりする。 私も同じことがあったなと、人生色々と振り返ってしまった。

    0
    投稿日: 2021.01.23
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    前回の「そして、バトンは渡された」に引き続き、瀬尾まいこさんの作品。 男兄弟二人の高校生からの青春小説。 めちゃくちゃ直球の青春小説なんだけど、男性から見ると、これは女性の書いた青春男性像なんだろうなと感じる。 女性が若者の男性に、こうあって欲しいという望み? こんな爽やかな青春男子って、そうそう居ないと思うよ。 でも、最後のシーンでは泣かされました。 やっぱり、瀬尾まいこさんの作品は面白いです。

    0
    投稿日: 2021.01.22
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    青春の悩みが懐かしく羨ましく。兄弟っていいな。周りの人間のサポートも心があたたまった。 改めて、周りの方が自分のことよく分かってるなと思った。

    0
    投稿日: 2021.01.17
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    大阪のこてこて町中華。チャーハンの油の匂いと温かさ、お客さん達の騒がしさと心の温かさが伝わってくる小説。瀬尾さんの小説はいつも豊かな気持ちになれる。家を出たい兄と家を継ぐ弟、性格は全然違うけれど、2人とも家族を大切に思っていることは同じ。あぁ、兄弟っていいな。戸村飯店のお客さんに、私もなりたいと思った。

    1
    投稿日: 2021.01.13
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    子どもの頃。兄弟って一緒に暮らすのが当たり前だけど、以外と知らない事が多いもの。 だけど、やっぱり兄弟。分かり合えちゃう。 心温まりました。 ヘイスケの実は野球がめっちゃ好きって言うとこ、印象的だったな!

    0
    投稿日: 2021.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    戸村飯店の、イケメンで要領も良い兄のヘイスケと 少しおとぼけで、みんなから愛されているコウスケ の兄弟のお話。 お互いがお互いのことを羨ましいと感じていて、 嫉妬もして。ないものねだりというか、 なんだかんだでバランスのとれた仲の良い兄弟 なんだなあと思った。 長男だから、次男だからというのではなく、 自然に、自分がなりたい未来を切り開いてゆく 様子は、一度親元を離れてじっくり考えさせて あげたからなのかな。 素敵なご両親だ。

    2
    投稿日: 2020.12.30
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    とても読みやすく、一気に読んでしまった。 ヘイスケとコウスケの名前がカタカナ表記になっているところが、話が重くならない要因の一つかと思う。 二人の感情の変化がとてもリアルで親近感が持てた。

    0
    投稿日: 2020.12.27
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    戸村飯店の次男コウスケと長男ヘイスケの青春白書。 ひょうきんで単純でガサツだけどみんなに愛される。高校3年生の、大阪のコウスケ。   飄々としてて器用で女性にモテモテ。高校卒業後東京で暮らすコウスケの一つ上の兄ヘイスケ。 大阪と東京。住む場所も性格も見た目も対照的な2人の視点が交互に進んでいく。 きょうだいって、周りを見てても似てない人が多い気がする。うちも兄が1人いるが、性格は全然似ていない。 男兄弟で歳が近いと、ライバルみたいな関係になることもあるんだろうな。 (姉妹の場合もあると思うけど) この2人の距離感が面白い。仲良くないと人には言いながら、互いに意識し合う存在。 終始明るい関西弁で、ツッコミの応酬も多い。楽しく読める一冊。 合唱コンクールで指揮者になったコウスケが、伴奏を担当することになった、今まで特に仲の良かったわけじゃない北島くんと友達になっていくところとか、結構好きだな。思いがけない人と、あるタイミングがきっかけで仲良くなったりすることあるよね。   さすが教師経験のある瀬尾さん。学生たちをリアルに生き生きと描くのがとても上手い。 先程、図書館からついに瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」が届いたと連絡が入った! 長らく待っていたので楽しみ‼️

    0
    投稿日: 2020.12.17
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    ヘイスケとコウスケ 全く違う思いを持って育った2人。 それぞれ、 自分の生きる道を見つけるまでの 道のりが良かった。 あったかい話だった。 人との出会いと いるべきホーム。 自分にとっては ここなんだな、とも思えた。

    0
    投稿日: 2020.12.15
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    好きなラジオ番組で紹介されていて、面白そうだったので読んだ本。 タイトル通り、青春100連発。 兄と弟のそれぞれの想い。 それぞれの目線で一章ごとに語られていく。 お互いがそれぞれの立場で成長していく。 とってもいい話なのだけれど、それぞれの恋人はそれでよいのか?? いやその世代にとって恋人こそがすべてでないのか?? それとも二人とも大人なのか? 恋愛経験の少ない私にはちょっと切ない。

    68
    投稿日: 2020.12.03
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    べたべた関西人の私にはぜんぶリアルでクスクス、あはは、と頭からっぽで笑えた。 全編吉本新喜劇。なんていうか、難しいことなしに笑える。全部、わかる。 せやねん、って、頷くことばかり。関西離れて早や20年。でもやっぱりこの感覚が好きでたまらないと思う。 爽やか?な読後感。 ギャグだけじゃなくてちゃんと、青春してる兄弟。いろいろ考えてそれなりに成長している、いい感じだ。 タイトルも、いい。ほんとうに100連発だったかどうか別にして、 ええねん、そんなこまかいこと、ってアリさんなら言うか。 評価満点じゃないのは、この小説自体は満点だけど、そうするとほかに満点付けたのが満点じゃなくなるから。 また、頭をからっぽにして笑いたいとき、読むと思う。

    0
    投稿日: 2020.11.26
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    現実にありそうな家族設定の中で、現実にありそうな話を書いてるのに、それがすごく愛おしい。一人ひとりの思いが丁寧に書かれてる。兄も弟もかわいいな。そしてバトン〜と同じく、家庭、学校、大地讃頌、ピアノ男子が出てくる。学校好きだったんだろうなこの人。

    0
    投稿日: 2020.11.24
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    瀬尾まいこさんは、「そして、バトンは渡された」にて一発で引き込まれてしまって先日オトナ買いをしてみた著者。「そして、バトンは渡された」の解説の部分に上白石萌音さんが推薦しているコメントあり、オトナ買いした中でも一番に読みたくなった。 萌音さん、『読書家の知人から是非にと渡されたのが、「戸村飯店 青春100連発」だった。その日のうちに夢中で読み切り、明くる日には他の著書を探すべく最寄りの書店に走った。』『そして、わたしの「瀬尾まいこさん勝手に応援キャンペーン」は始まった。』とあったので、せっかくオトナ買いしたのなら、まずはこの本から読み始めよう(その後はまた改めて考えよう)と思って読むことにした。本日レビュのために改めて二回目を読み終えたのだが、読後感『家族に「ただいま」を言いたくなる。』まさに本の帯ってすごいなぁ、よく表しているなぁ、とも思いました。 ストーリーとしては、戸村飯店という大阪の中華料理屋で育ったヘイスケとコウスケの兄弟が高校生、高校を卒業してというまさに青春真っただ中を成長していくストーリーなのだが、こういう小説にはやはり自分を重ね合わせて読んで感情移入してしまっています。僕も姉がいて、二番目の子供ながら長男で、(一番目の行動を見て考えるもあり)家を継ぐ・継がない、そうしたことがあったり、認められたい、という話があったり、お前は人の想いを裏切れんやつや、というくだりがあったり、「お前そんなに、そやけど、そやけど、言う男ちゃうかったやん」「お前はいっちょやったろかってやつやろ」があったり、順番めちゃくちゃだけど、自分が中学の時にめっちゃがんばった大地讃頌の指揮の話(これはバトン渡されたでもあったが)があったり、とにかく自分として感情移入する話がたくさんで、『からだと心に沁み渡る瀬尾さんの言葉』という萌音さんのコメントすごく伝わってきた。 1章読んで2章読んで、あぁこれはよくある、二人のストーリー・視点がそれぞれ独立で動きながら、最後は交わっていく話だな、と思いながら、二人の成長・悩み・気づき合い・助けあい、が、心温まるストーリーだった。 また上記、自分のストーリーと当てはめて(「好きなことやれ!」と育ててくれた実家の両親に感謝しつつも)、少しでも「いっちょやったるか」となっていかなきゃいけないな、と自分に喝!を送りたくなってきました。 抜粋というか残したかったフレーズ ========== P230 「お前は俺とはちゃうからどうしようもない」「役に立たん長男や」(中略)「考える気がないんとちゃう。俺とお前は立場も違うし、人間としても全然ちゃうやん。だからやで。」(中略)「お前は人の思いを裏切れんやつや。だから、その分あの店で好かれとるし、必要とされとる。俺とはちゃうやん」  兄貴の言葉に妙な気持ちになった。自分が褒められているうれしさより、そういうことを当たり前のように言う兄貴が、寂しかった。 (中略)「お前そんなに、そやけど、そやけど、言う男ちゃうかったやん」(中略)「お前はいっちょやったろかってやつやろ」 P255 岡野の言葉はすごく素直に心に入ってきた。本当にそのとおり。ここでは、たくさんの人が応援してくれる。それはたぶん戸村飯店の息子だからだ。とれもありがたいことだけど、いつまでも戸村飯店の息子ってものに、頼っていてはいけない。 P278 「えっと、ほんまありがとう。兄貴に礼言うのは恥ずかしくて死にそうやけど、やっぱり、ありがとうしか言いようないし、言うとくわ」  コウスケはとてもまっすぐに頭を下げた。恥ずかしくて死にそうなのは勝手だけど、目の前で深々と礼をされて俺のほうが気持ち悪くて死にそうだった。 P295 ウルフルズなんて今までちゃんと聞いたことがなかったのに、なるほどと思った。歌詞は関西弁なわけではない。でも、このまんまな歌。ストレートで何も手を加えてなさそうで、深くて熱い歌。心に率直に入ってくる歌。これは関西の人が作った歌だ。関西の人が歌う歌だ。そう思った。そして、それがわかったら苦しくなった。  どうしてたまたま聞こえてきた曲に、こんな気持ちにさせられなくちゃならないんだろう。ふと流れてきた歌声に、こんな風になってしまうのだろう。十九歳にして生まれて初めて抱いた感情。さっさと消してしまおうと思うのに、どんどんこみ上げてちっとも止まらない情けない気持ち。(中略)  認めたくないけど、どうしようもなかった。情けなくて格好悪いけど、仕方がなかった。 ========== 瀬尾まいこさん、楽しい食事と音楽の力で、みなさんにほっこり感を届けてくださる。 引き続きオトナ読みしていこう。

    6
    投稿日: 2020.11.07
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    正反対の兄弟がそれぞれ成長していく姿にニンマリしながら、ハッとしたりジワぁとしたりテンポよく読み進めることができる作品です。美味しい匂いがしてきそうな食欲もそそられます!兄弟のその後も気になる一冊です。

    0
    投稿日: 2020.10.17
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    いい小説だった。 私は関東人だから、東京と大阪の違いをそんなに意識してなかったが、この小説が言うように案外違いは大きいのかもしれない。 体に染み付いた望郷の念を1年東京で暮らして思い出すノスタルジックな青春小説でした。

    13
    投稿日: 2020.08.31
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    胸がじわ~っと温かくなった。 ヘイスケ、コウスケのタイプが全然違う年子の兄弟の物語。 それぞれが抱える悩みや得意なことは違うけれど、二人ともちゃんと自分に向き合える所、行動力がある所、周りの人に愛されてそれに感謝できる所は似ている。 どちらも愛おしい。 二人の成長をこれからも見たいと思った。 北島君のスピンオフも読んでみたい!

    1
    投稿日: 2020.08.21
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    読み始めた時は、ただただ要領の良い兄ヘイスケととコテコテの大阪人の弟コウスケの話かと思っていたが、いい意味で裏切られた。とても素敵な話で、最後は泣いてしまった。

    0
    投稿日: 2020.08.18
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    私は、このお話大好きです。 みんなそれぞれ紆余曲折を経て、たどり着く。 青春の時期だから出来ることなのかも しれない。 瀬尾さんのお話は、どれも心が温まって、 和みます。

    0
    投稿日: 2020.08.15
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    兄弟どちらも主人公な話だけど、最後は実はお兄さんだったか…。 うちの夫は関西に帰りたくないという。濃すぎるらしい。笑 帰るとしたら、神戸の品の良い地域でって言ってる。私も同意。 関西って、ほんまよくも悪くも全てが濃い。最初は東京の人って冷たいと思って、恐る恐る働き始めたけど、全然そんなことなかった。ステキで優しい人多い。 そんな経験もありお兄さんに肩入れ。最後はちょっと違うけど。

    10
    投稿日: 2020.07.24
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    良い意味で肩の力が抜けてる話。 関西弁だから? 正反対の性格の兄弟の、二人それぞれの青春のお話し。 サクッと読めてほっこりできる瀬尾まいこさんらしい作品。

    0
    投稿日: 2020.07.23
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    要領よく回りの空気を読む兄ヘイスケ、人当たりも良く器用な弟コウスケ、大阪で生まれの二人の青春譚。 ヘイスケは、大阪から飛び出したものの、何がしたい!でない。コウスケは、実家を継ぐのが役割と!似ていないようで似ている二人の物語でした。 面白かったぁ、人生は自分の居場所探しの長い旅なんだろうななんて考えて読了。 ラノベに慣れてしまったら、こういった展開に戸惑う(笑) やはり、兄の方に目がいくし、そして、恋人のアリとの事が気になるし。そして、ついつい、この後の物語を考える。 大阪に根付いたヘイスケの前にアリさんが!なんてダメですよね(笑)

    1
    投稿日: 2020.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    兄のヘイスケと弟のコウスケ。要領よく見た目もいいヘイスケは高卒後東京の専門学校に行くもすぐ退学。お調子者のコウスケは高卒後実家の中華料理店を継ぐつもりでいた。 兄と弟それぞれの視点から見えるものが違い、お互いに少しコンプレックスをかかえている。コウスケはよくできる兄、家業を自分に押しつけて家を出る兄への思いを抱えているし、ヘイスケは誰にでもかわいがられるコウスケに対してうらやましい気持ちも抱えている。他人にあまり心を開かなかったヘイスケが東京に出ることで少しずつ人との関わり方を変え、家に帰ろうと思い立つ。 居場所がないっておもいながら生きていたら、実はあったんだって感じられる小説。コメディータッチの文体なのに、なぜか泣ける。

    0
    投稿日: 2020.05.10
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    兄ヘイスケと弟コウスケのそれぞれが今まで考えたことなかった「自分の生き方」について考えていく話。コロナで一人の時間が多くなって、そういうことを考えてナーバスになりがちだった自分にそっと寄り添ってくれたような気がして、じんわり心が温かくなった。

    2
    投稿日: 2020.05.06
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    瀬尾さんの描く家族って最高。 ものすごくテンポ良く読める兄弟の自分たちを見つめ直す話。 顔も良し、要領も良し、大抵のことは何でもできる兄ヘイスケと、家族や周りの人を大事にしつつ、でも単純でいい意味であほなコウスケ。 中華料理店を営む家族の中で自分の身の置き所がないと感じ、逃げ出したかったヘイスケは、適当な理由を見つけ、家を出て東京で一人暮らしを始めます。そんな兄のことなどお見通し、じゃあ自分がなんとなくお店を継ぐのかあ、と店を継ぐことが苦ではないコウスケ、そんな2人が自分の本当にやりたいことってなんだろうと見つめ直すお話です。 関西弁ってちょっと苦手意識があったのですが、2人の話す言葉はテンポがよく、楽しい気持ちにさせてくれます。 出てくる人がみんな温かくて、思わずにやにやしながら読む場面もありました。 地域愛というか自分の周りの皆は家族と同じ!みたいな考えもすごくよく分かる気がしますし憧れます。でもそれを窮屈だと合わないと思う気持ちも分かるような……。 瀬尾まいこさんの作品を読む度に、家族ってほんとうにいいなぁと毎回思います。 そして、わたしも家族に大事にされてきたなあ、と思います。 もうすぐ母の日ですねぇ。 過去に母の日や父の日で何かした事がある記憶は一切ないわたしですが……。 こういう本が後押ししてくれる気持ちもありますね。笑

    4
    投稿日: 2020.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1日でイッキ読みしました。 いやあ、おもろい!笑 コウスケとヘイスケ、まるで対照的に異なる兄弟。 それぞれに取り巻く人間関係、そこから生まれる色々な愛の形がとても見ていて心がほっこりします。 大阪の下町の人情味溢れる人達、広瀬のおっちゃん、竹下の兄ちゃんなどおもろい人達もいれば、東京でのアリさん、古嶋などまた違う世界の人達と出会って成長していく、自分の本当の想いを模索していくヘイスケ、凄く応援したくなりました。 私はコウスケが凄く好きで、周りの人をどんどん巻き込んでいくあのパワフルな性格がこちらもまた、応援したくなりました笑 恋愛、合唱コンクール、受験と、色んな事にバカがつくほど全力を注ぐ。そんなコウスケを見てて、これぞ青春!と思わされました。 あの後のコウスケめちゃくちゃ気になるなあ。。 岡野との関係はどうなるんや…!! 凄く読みやすくて、お勧めできる本です!!!

    1
    投稿日: 2020.04.10
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    性格の違うふたりの兄弟。コテコテの大阪の下町の町中華屋、戸村飯店で育った兄と弟の何気ない思春期の日常が描かれています。瀬尾まいこさんらしく、軽い文体で綴られている会話や行動から、主人公ふたりの想い、主人公自身も気づかない感情や葛藤、周りの友人、恋人、家族との関係性が深くあたたかく読み取れます。 実は、気づかないところで人は守られているんだなぁと、心がじわっとあたたかくなる、そんな本です。

    0
    投稿日: 2020.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公は、タイプの違う2人の兄弟 それぞれが悩みを持ち、お互いを羨ましく感じている、どこかぎくしゃくした関係。 そんな2人が将来について、そして自分自身についてを見つめ直す青春小説。 高校生や大学生に、学びや励ましになる本だと思う。家族の有り難みにも気付ける。読後はとても暖かい気持ちになれる一冊です。

    0
    投稿日: 2020.04.05
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    ★3.5 濃いなあ〜〜大阪。 大阪弁だと一気に人情味が5割増し。 テンポも良くクスッとしたし、繊細な感情の機微も描かれている。話自体も広がり過ぎず、上手く纏まってるなっていう印象。 しかし大阪の下町の様子は強烈。ヘイスケのような人も多いだろうに、実際どういう気持ちでいるんだろう。 同じく国なのにホントに文化が違う。興味深い。

    0
    投稿日: 2020.03.26
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    大阪のコテコテな下町にある戸村飯店。何でも器用にこなしてしまう長男のヘイスケとアホだけど店の常連から愛されている次男のコウスケ。ヘイスケは人との距離が近い大阪の街から脱出するために高校卒業後に東京の専門校へ行った。コウスケは昔から店を手伝っていたために高校を卒業したら店を継ぐつもりでいた。そんな兄弟のお話。 なんというか大阪の濃さを体験したかんじだった。東京のほうが近いところに住んでるからか「おぉ、これが大阪の下町の人たち…」となった。コウスケみたいな性格なら大阪でも楽しくやっていけるかもだけど、ヘイスケみたいにどこか冷めたような子は大阪ではキツいのかなぁとか。 しかし、そんなヘイスケも東京に出てきたら「面白い関西人」になってる。まぁ、それは東京のほうが近い関東圏で暮らしてる私も近くにヘイスケみたいな子がいたら「さすが関西人…!」ってなる自信ある。ヘイスケにはヘイスケの居場所が見つかって良かったなとは思った。 一方、弟のコウスケも普段は連まない北島くんとの出会いで色々変わってきたなと思った。そして、ヘイスケとのギクシャクした関係も少し離れてみて変わったのも良かったし、お互いが少し素直になったのも良かったな。 大阪に行きたくなったら読む本ってかんじですごく楽しかった! 2020.3.12 読了

    0
    投稿日: 2020.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昨年から読み始めている瀬尾さん。これまで読んだ瀬尾作品の中では一番読みやすいと感じた。 青春ってこういうことをいうんだな。兄弟って、冒頭コウスケの思っていたような関係だと思っていたけど、こんな風に分かり合えることもあるんだなぁ。ヘイスケはこれから何をするんだろう。コウスケの卒業後の進路はいかに?!

    1
    投稿日: 2020.01.20
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    性格も容姿も全く違う一つ違いの兄弟、ヘイスケとコウスケ。 地元の高校を卒業して先に家を出て東京に行った兄と、自分は店を継ぐものだと思い込んでいたのに、見当違いだった弟。 二人は反発しあっているように見えて、実はお互いのことを最も理解できる間柄だったのではないかな。 大阪弁がガンガン飛び交い、人間愛に溢れてる。何かすごくいい話。 悩み多き青春時代。いいものがいっぱい詰まりすぎてて、泣けてくる。

    11
    投稿日: 2020.01.13
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    瀬尾まいこの著作を、本屋大賞あたりから遡って読んでいます。つまり、にわかファンなのですが。 中華料理店で生まれ育った、年子の兄弟二人。人生の最初の分岐点ともいえる、高校卒業前後を、それぞれの視点で描く作品。なんでも器用にこなす兄に嫉妬を感じている弟。両親や近所の人たちに愛されたいという感情がありながらも、うまく表出できず、でもそれを他人には悟られていないがために孤独感を深める兄。二人は衝突すらせず、兄が東京に出て行くことで、物理的には離れて行く。でも彼らの根底にある、お互いへの愛情が、離れたことで浮き上がってくるのを感じられる。再会して抱き合うわけでもない。お互いの感情を激しくぶつけるわけでもない。淡々と物語は進むが、兄弟のそれぞれへの愛情を再確認する。そんなちょっと渇いた話のテンポが、瀬尾さんらしくていいなぁと思った。

    0
    投稿日: 2020.01.12
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    【青春を見上げて】 兄弟の話としても、個々の人のお話(ヘイスケとコウスケ)としても好き。 なんだかいつもの瀬尾さんとは違うなーと思いながらも、やっぱり瀬尾さん。 登場人物みんな愛らしいし、料理は美味しそう。ってか絶対美味しい。 アリさんも、北島君もいい脇役だけど、岡野、文字だけでも可愛すぎる…!!

    0
    投稿日: 2019.12.29
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    白状する。瀬尾まいこ、恐ろしい作家だ。俺はこの人の書く物語が、どうしようもないほど、好きだ。縦横無尽に、これでもかと、感情を揺さぶってくる。ざわつかせて、くすぐったくさせて、懐かしい気持ちにさせる。ページを進めるたびに、心を動かされる。 瀬尾まいこさんは、「繋がり」を描くのが上手いと「卵の尾」を読んだときに衝撃を受けた。 ただ、今回本書を読んで気づいたのは、彼女は、繋がりの質的な側面、つまりは、「愛」を描くのが、とても上手い。 そしてそれは、あまりにも純粋で濁りのない、愛だ。しかも、それは一面的な、くさったらしい、愛、ではない。親子愛、兄弟愛、友情、恋愛、人と人との、信頼。ー 夫婦愛を除いた ーすべての愛の形が、ここに描かれている。あまりに綺麗ですぎて、それこそ本書がフィクションであり小説であり、だからこそ現実世界の自分自身との差異を浮き彫りにし、無慈悲に感情を揺さぶるのでも、ある。 瀬尾まいこ、暖かく恐ろしい作家である。だからこそ、惹かれる。

    1
    投稿日: 2019.12.27
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    タイトルもコテコテなら、内容もドストレートな青春小説でした。タイトルは確かに内容的にはこれが「アリ」なんですが、初見の方に手に取ってもらうには若干ハードルが高いタイトルな気がします・・・。 素直に応援できる二人の男兄弟の物語。こういう青臭さがなんか心に素直に響く時ってあるんだな、と改めて自分の感情に気付けました。

    1
    投稿日: 2019.11.24
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    大阪下町の中華料理店の息子、ヘイスケとコウスケ。 実家が嫌で東京へ飛び出した兄のヘイスケ。 実家を継ぐと思い込んでいた弟のコウスケ。 彼らの1年間の物語。 笑いあり涙あり。 関西弁で語られるストーリーは、関西人の僕には読みやすかったが、他の地域の人にはどう写るんだろう。

    1
    投稿日: 2019.11.15
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    大阪が舞台となっています!関西住みなので、大阪弁でテンポよく読みすすめることができました。子供の頃の出来事をそれぞれの立場で綴られており、当然お互い思うところがあって、自分にない部分を羨ましがったり、妬んだりして、、、ああ、自分もこんなだったのかも、なんて考えたりしながら。でもやっぱり兄弟って素晴らしい!

    2
    投稿日: 2019.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    兄弟の成長を、東京と大阪という土地柄をからませて書いた作品。 大阪の下町って本当に独特で、洗練されてると良しとされない。その空気に合わせられなかった兄と、何の抵抗もなく馴染んで育った弟。 男兄弟って、そんなにぺちゃくちゃ喋らないだろうし、すれ違いもあるんだろうな。 読後はあたたかい気持ちになれる。

    0
    投稿日: 2019.07.31
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    いい話だったけど、LGBTに無神経な会話がひっかかっている。関西人ノリとホモソは親和性が高いとはいえ物語に落とし込むことに私自身明確に拒否反応があるのだなという発見。

    1
    投稿日: 2019.07.06
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    早く地元から出たかった。 だから東京に来た。 大学に通い、就職し、 帰る理由がなくなっていった。帰らなくなった。 辛いことがあると 故郷を思い出した。故郷に帰った。 息がしやすかった。生きやすかった。 でも私は東京に戻ります。 帰る場所を思い出したから。 お姉ちゃん。 私のことをいちばん知っていて、 いちばん嫌いでいちばん大好きな人。 今はとても貴方に会いたいです。

    2
    投稿日: 2019.07.02
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    大事なところで出て来る手書きの手紙がとてもよい。 手作りの料理もそう。 大阪の人は、照れくさいことを嫌がるから本当に思ってることは言葉にしない。ノリで冗談めかしてあやふやになっちゃうこともある。 でも愛情は誰よりもあって、優しさやおもいやりは手書きの手紙や手づくりの料理に表れる。 そしてノリや冗談を言い合う日常はそこに必ずあって、いつでも迎え入れてくれる、待っててくれる。 この物語はその大阪の人情だけじゃなくて、東京も捨てたもんじゃないって思わせてくれるとこがまたいい。 コウスケとヘイスケの兄弟を通して、世の中に対して可能性を感じるそんな物語でした。

    1
    投稿日: 2019.06.13
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    これから読む人へ  作品名と表紙に見事に裏切られる熱くてほのぼの泣ける作品です。 関西人以外の方へ  ボケとツッコミに隠された悲哀と優しさが分かるでしょう。大阪へ旅したくなります。 コテコテ大阪人の方へ  大阪生まれの私も納得する大阪人魂を、いっしょに再確認しましょう。 すべての皆さんへ  とてもいいお話しです。

    2
    投稿日: 2019.05.29
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    もどかしい。なぜこんなにすれ違うのか。 兄弟は互いに相手を意識して、自分が全く見えていない。親子は互いに思いやるのに、気持ちはなかなか届かない。 あぁ、ジリジリと妬けるこの感じ。うちの兄弟にも中高生になったら読んでほしい。 やっぱり美味しいものが出てきて、瀬尾さんは絶対に食いしん坊だな、と失礼ながら断定。…はい、私も食いしん坊ですから。 そして安定の合唱ネタも。やっぱり中学生にとって、個人にとっても、クラスにとっても、合唱コンクールがいかに影響があるかを、瀬尾さんが教師時代に見ていたということかな。 この関西弁、このノリ、瀬尾さんの真骨頂だな。

    2
    投稿日: 2019.05.10
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    初めまして、瀬尾まいこさん。 本屋大賞おめでとう。 それがあったから私はこの本を読む事になりました。 うまい表現ではありませんが、人情話ですね。 家族愛、兄弟愛、人間愛。 読むうちに主人公と同じような青春体験をしたことがあるような気になって少々胸キュン感覚を覚えました。 住み慣れた土地を離れ、異郷で暮らし、元の土地へ戻る。 どれも寂しさが付いてくる。それぞれの地で濃い人間関係が育まれれば育まれるほど別れは辛い。けれど辛さを乗り越えて次のステップに進まなければならない時がある。 青春ならではの悲しみであり特権である。

    5
    投稿日: 2019.05.05
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    育った大阪を嫌って出て行った長男と、その町と店が大好きな次男。2人の確執と本音が交互に語られる。 底抜けに優しい登場人物たちに囲まれて2人が成長する物語。

    1
    投稿日: 2019.05.03
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    お互いをコンプレックスに思ってる戸村飯店の兄弟、兄ヘイスケと弟コウスケの物語。 なんか、兄弟ってうらやましい。 その後の二人も気になるんですけど!

    1
    投稿日: 2019.03.07
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    今年4冊目。 瀬尾まいこつながりで、 懐かしくなって再び読んでみた1冊。 学生時代に読んで、良い本だったなーと 思ったのは覚えていたけど、 内容は全然覚えてなかったようです。 学生時代とは違った受け止め方なんだろうけど、今読んでも純粋で良いお話でした。

    2
    投稿日: 2019.02.04
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    読み出してから、早い段階で気付かせてくれる。 誰だって、みんなちゃんと考えてる。声に出して言えないこと、いっぱいあるんだなーと。相手の思いに気付けたら、人生幸せの始まりだ。 身体が硬いからシャチホコと反りが合わん...みたいな冗談言えるのに「面白くないヤツ」と思われてたなんて。大阪、ハードル高過ぎ! ヘイスケ、立派な兄ちゃんだよ!

    1
    投稿日: 2019.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上白石萌音さんがラジオで紹介していたので読んでみた。おもしろかった。 男兄弟って、あまり本音で話さないところがあるのかもしれない。自分は弟がいて、べつに仲が悪いわけではないと思うけど、かといってそんなに深く話したこともなかった気がする。兄は適当な人間なのであまり何も考えてないけど、ひょっとすると弟からは良くは思われてなかったのかもしれない、という所もこの本と似ている。 で、大人になって家を出て、何かしら人生の転機的なものにぶち当たると、ちょっと本音で話すようになって、今更ながらああ、こいつはこんな人間だったんだなって思い知る。そんなところまで、この本の兄弟と自分とがなんだか重なっているような気がした。 単行本が出たのは10年前なんだな。今でも全然色褪せない。 兄弟が物語の最後に至った場所が、最初の選択とは反対で、だけどその方がしっくり来ていて、良かったねって思える。 男兄弟の人は何かしら共感出来ると思う。 というか、弟の立場の人はこの本を読んでどう思うのか、聞いてみたい。 あと、何気に兄弟に対するお父さんの心情も大切な要素だと思うんだけど、お父さん世代の人たちはどう感じるのかというのも、聞いてみたい。

    3
    投稿日: 2018.12.01
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    大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の二人息子 見た目も要領もいい兄のヘイスケと、 ボケが上手く、単純な性格の弟、コウスケ。 性格の違う二人の仲は決して良いわけではない。 ヘイスケが高校卒業と同時に東京に行くのをきっかけに、 二人がお互いを見つめ直す物語。 東京と大阪、兄と弟。 そのコントラストが読んでいて飽きない。 単純だけど、兄弟っていいなぁって思った。

    1
    投稿日: 2018.10.16
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    兄弟といえど、全然違う生き物。自分には何ができて何ができないか。それぞれが模索してほんとうの自分を求める。 お父さんの存在がまた泣ける。親は強いね。

    1
    投稿日: 2018.10.15
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    瀬尾まいこさん、「僕らのご飯は明日で待ってる」「春、帰る」を読んで、ほわーとした作風だと思いました。今回読んだ「戸村飯店青春100連発」、ツボにはまりましたw。久しぶりにいいな~~~としみじみ感じた作品、青春という時代を思い起こさせてくれました(^-^) もっとも「青春」そのものは、齢には関係ないものでしょうけどw。戸村飯店のひとつ違いの兄弟、ヘイスケとコウスケ、そのおやじとお袋、ヘイスケの8つ年上の東京の恋人アリサ、コウスケの同級生岡野さん、みんないい人。ただ、ヘイスケは大阪にアリサと帰ると思いました。

    1
    投稿日: 2018.09.22
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    2018/7/3 きっと失敗しても生きてればなんとかなるから やりたいことも言いたいことも沢山伝えたいなあって。

    1
    投稿日: 2018.07.03
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    最初は長男のヘイスケがいけ好かないやつだな、って読んでたけど兄は兄で思うところがあったんだなと思いました。器用だしかっこいいしなんでもできるしそつなく何事もこなすけれど、周りがよく見えるからこそ人の懐に入るのが苦手で、いるだけで周りの空気を明るくさせる弟が羨ましく思えるのかなって思いました。弟も弟でなんでもできる兄にコンプレックスを抱いていて、ないものねだりだし良いところは自分にはわからないんだと思います。 両親にあまり良く思われてない、自分のことをわかってくれない、と思っていたヘイスケだけど両親は兄も弟も同じように同じだけ愛情をかけていたんだなあと。最後は泣きそうになりました。何気ない1年だけど、何も変わってないように見えるけど、確実に成長した兄と弟を描いていてすごい!

    1
    投稿日: 2018.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価は5. 内容(BOOKデーターベースより) 大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の二人の息子。要領も見た目もいい兄、ヘイスケと、ボケがうまく単純な性格の弟、コウスケ。家族や兄弟でも、折り合いが悪かったり波長が違ったり。ヘイスケは高校卒業後、東京に行く。大阪と東京で兄弟が自分をみつめ直す、温かな笑いに満ちた傑作青春小説。坪田譲治文学賞受賞作。 同じ様に育てても兄弟って違うんだよなぁ~。皆が何気なく交わす会話がクスリと笑え、出てくる人達が皆普通だけど魅力的だった。

    2
    投稿日: 2018.05.22
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    まさに青春だと感じる読後感。兄弟の視点から、自分の思いを語られていて、新たな一歩を踏み始め成長に感動。兄は地元の息苦しさから一人暮らしを始め、飲食店でのアルバイトで更に料理の腕をあげたり、専門学校の講師に出会ったことが兄のその後に影響を与えたり、弟は料理店を継ぐつもりだったが、父から地方の大学に進学した方が良いと背中を押され、新たな道へと踏み出す成長物語にうるっとくる。周りの人々も暖かく、懐の深さが良い。兄は東京での経験を生かし、料理店を継ぐのに応援したい。いつかは弟も一緒に料理店を継いでいけたらと思う。

    1
    投稿日: 2018.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017/11/29 兄弟の話。 それぞれ思ってることを言わないからすれ違っちゃってたみたいな。 もっと話せばいいのに。 でも兄弟ってこんなんよねとも思う。 特にお兄ちゃんの内心が切なくて弟君に伝われと思ったのは私が弟持ちの姉だからだろうか。 血液型や星座なんかより、兄弟のどこに位置してるかの方が性格占いに向いてるといつも思う。

    1
    投稿日: 2017.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    超庶民的な大阪下町の戸村飯店。 全てが筒抜けで常連客は妙に馴れ馴れしい。 幼い頃から外面がいいと言われる長男ヘイスケはそんな町から早く出たいと願い、高校卒業後東京へ旅立つ。 他人が評価する「自分」と自分が思う「自分」とのギャップとジレンマ。すごく分かる。 どうしたらいいか分からずジタバタするよね…。 一方次男コウスケは愛嬌のある愛されキャラなのにいつも兄を妬むばかり。 東京と大阪で各々自分を見つめ直す兄弟。 二人を見守る頑固親父の然り気無さが良かった。 ラストの兄の渾身のギャグと頑固親父の温かい怒鳴り声に泣けた。

    5
    投稿日: 2017.08.18
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    夏にぴったりの、本当に青春100連発な本でした。 最初はありがちな設定だと思いましたが、だからこそ登場人物の心情が手に取るようにわかり、自分に重ね合わせて読みました。 全然違う境遇で育ったのに、自分の青春時代を思い返しているような気持ちになりました。 読み終わった後に、とっても幸せな気持ちになれる本です。

    1
    投稿日: 2017.07.22
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    あまり期待しないで買った小説。初めて見る名前の作者で、新しい人も読んでみようと思って何気なく購入。 そしたら、あなた面白かったじゃあーりませんか!そして、最後にはほろりとさせる。 年子の兄弟の話。兄と、まっすぐな弟と。どちらもいいなあ!まさに青春100連発。 ほかの小説も読んでみようっと。

    1
    投稿日: 2017.05.05
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    瀬尾まいこを読みはじめたのはわりと最近です。映画化された『幸福な食卓』(2006)と『天国はまだ遠く』(2008)はDVD化されてからすぐに観て、どちらも結構好きだったのに、なぜか原作には手が伸びませんでした。しかし、600頁超えの分厚い本に疲れていたころ、300頁を切る厚さ(薄さ)に惹かれて『幸福な食卓』を購入。映画を観て結末は知っていたはずなのに、不幸のどん底に突き落とされる結末に泣かされました。その後読んだ『図書館の神様』、『おしまいのデート』など、いずれも胸キュンキュン。 今回、タイトルに惹かれて購入したのが『戸村飯店 青春100連発』。4年以上前に文庫化されていたとは知らなんだ。不覚。大阪出身の国語教師、瀬尾まいこのがっつり大阪弁の本はとても楽しい。がっつりだけど、木下半太とはちがって品があるのです(笑)。 大阪(住之江辺りらしい)の超庶民的中華料理店、戸村飯店。年子の息子がふたり、兄はヘイスケ、弟はコウスケ。兄弟とは思えないほど見た目がちがう。イケメンで勉強もスポーツもできるヘイスケは昔からモテモテ。対するコウスケはゴツゴツした顔でボケだけは上手い。幼いころから父親は料理の真似事を息子たちにさせたがったけど、器用なはずのヘイスケが包丁で指を切り、なぜだかコウスケが店を手伝うことに。コウスケは、ヘイスケがわざと指を切ったのだと確信しています。高校3年生のヘイスケは、卒業したらとっとと東京へ出て行くと言う。店を継ぐ気なんてさらさらない様子だから、コウスケは自分が店を継がざるを得ないと思っています。けれどそれが嫌なわけではないし、ほかに進路の希望があるわけでもなし。 こんなふたりが章ごとにかわりばんこで語る構成。折り合いの悪かった兄弟が、大阪と東京で自分を見つめ直す時間は、関西人ならばまず間違いなく笑えます。オチのない話をすれば怒られ、吉本新喜劇を見るのは必須。巨人ファンだとでも言おうものなら「関西人の風上にも置けんやつ」と罵られ。東京でヘイスケがバイトをするカフェの料理の話もちょっと面白い。戸村飯店の客たちがチャーハンや餃子をかっくらう姿を「美味しさ以上のあたりまえのものがある」という話も。 コウスケは兄のことを要領のいい、すかした奴と思っているけれど、ヘイスケは常連客の笑いを取るコウスケのことを羨ましく思っています。小学生だったヘイスケがこっそり吉本のギャグを練習するくだりは切ない。おとなになってそれがやっと報われたとき、読んでいる私も思わずニッコリ。 吉本新喜劇のすばらしいところ。何年も前のギャグが今でも笑える。戸村飯店に集まる人のすばらしいところ。どれだけ勝手して離れていても昔のまま迎えてくれる。 お気に入りの本になりました。

    2
    投稿日: 2017.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全く性格の違う戸村兄弟の生き様を描いた作品。実家が嫌で東京に出る兄、家業である中華料理店を継ごうとする弟。関西弁が心地よい。

    1
    投稿日: 2017.04.08
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    土日のテレビでやっているホームドラマのノベライズのよう。子どもの頃のエピソードをからめた結末はいい感じ。

    1
    投稿日: 2017.01.21
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    年子の兄弟、 ヘイスケ19歳とコウスケ18歳の1年間。 この年齢の1年間は濃いよなぁ。 二人がいろんな人に出会い、 自分の頭で考えたことは彼らを大人にする。 まだまだ続く彼らのこれからが楽しみだ。 私自身が兄弟は異性で自分の子どもも兄妹なので、 同性の兄弟というのが 意外と新鮮。 THE大阪のコテコテの関西弁で非常に読みやすかった(笑) THE大阪過ぎて、巨人ファンと言えない空気感。 吉本のギャグをとりあえず言ってみる感じ。 あるあるだねぇ。 ちなみに阪神タイガースは在阪球団ではありません。 兵庫です、西宮です。 西宮という土地柄はまったくコテコテではありません。 でも、そんなこと、阪神ファンの前では言えません。 娘の友人に、遊びに来たら必ず 「お邪魔します」と言って入ってくるので 「邪魔するんやったら帰ってやぁ」と返すと とりあえず一回外にでて、 「なんでやねん」と言いながらまた入ってくる、という子がいます。 ええ子です、めっちゃええ子です。 娘たちもヘイスケやコウスケのように 悩みながら、何となく流されたり、立ちどまったり 勢いつけたりして大人になっていくんだろうなぁ。

    2
    投稿日: 2016.12.10
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    ☆4.5 何気ない一瞬が青春なんだろう。 良い友達や知り合いに恵まれているだけでこんなにもいい気持ちになるのだろう。 戸村飯店の長男と次男の二人の目線から描かれた作品。昔から仲は良くなかったけど、実は心の奥でお互いのことを評価していた。実際はそんなこともなかったんだろうけど、それが本当の信頼できる兄弟になるんだろうと思った。 容量よく生活し、店のことなんて考えないと兄を評価した弟。みんなから愛される弟を羨ましいとも思っていた兄。でも兄は店のことを考えないわけではなくて、向いていないと感じ、弟は愛されているが兄も同等かもしくはそれ以上に愛されていた。男の兄弟愛ってわかりにくいものなんだろうと感じた。

    1
    投稿日: 2016.08.09
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    瀬尾さんの本、初めて読んだけどとても読みやすい!難解な表現とかなくて、すんなり物語に入っていける。 兄と弟の真逆の性格や進路が、自分と姉との関係と全く同じでびっくりしました。立場上は、自分の方がヘイスケだけど。環境や考え方にはすごく共感できるし、その反面、姉はコウスケと同じように長女としてのあり方をきちんと考えたからこそ型にはまったような生き方をしているのかなと考えさせられたり。 お互いのこと全然知らなくても、ケンカしても、けっきょく兄弟はこんなふうに悩んだ時には、恥ずかしながらも心を開いて助け合える一番の友達なのではないかなと思う。

    1
    投稿日: 2016.04.14
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    ゆるい物語かと思ったが、思いのほか最後は感動した。 人は何にせよ経験しなければ成長しないんだなと改めて感じた。

    1
    投稿日: 2016.04.03
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    失礼ながら、何も期待せず読み始めたら...温かい気持ちになれる物語だった。 大阪の超庶民的な中華屋の兄弟の成長物語。 兄ヘイスケはイケメンで賢く、要領がいい。 弟コウスケは武骨なルックスだけどまっすぐ明るい性格で、いつの間にか人の輪の中にいる。 その兄貴が、実家を捨てて上京するところから物語が始まる。 最初は兄がいけ好かないヤツで、両親、弟が振り回されるのかと思った。 しかし、兄もコテコテの大阪の下町の雰囲気にうまく入れず、ただ町を出ていくことしか夢を持てずにいたり、弟が本当はうらやましかったり。 桑原和夫のギャグをイケメンの兄が必死で練習するあたり、思わず笑ってしまった。 弟は弟で、学校行事に片思いと最後の学生生活に驀進していたのに、ひょんなことから大学に行くことになり...。 それぞれが自分を知り、兄、弟を互いにわかり、ちょっとずつ前に進む。 別ればかりの三月に、前向きに旅立っていく若者の物語を読むのは悪くない。

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    投稿日: 2016.03.25
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    おもしろい!先日読んだ「卵の緒」に続き2冊目の著書作品だけど、変わらぬ読み心地のよさ。楽しい・・・だけじゃないストーリー、いい感じ。

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    投稿日: 2016.01.18
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    瀬尾さん大好きだけどなんとなくタイトルに惹かれずに読んでなかった本。 とってもおもしろい。 古嶋が近くにいたら楽しいだろうなあ。 「人生に疲れてへんの?」 「うーん、なんか大丈夫。食べられそうになってきた」

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    投稿日: 2016.01.05
  • 関西人

    関西の人の毎日がぎゅっと詰まった面白小説。 こんな感じよ、関西人って。 楽しいぞ。 物語キャラクター全部含めて百連発してはります。 最初は戸村飯店弟が一人で百連発をしているイメージをかもしだすが、 いやいやどうして兄も30連発ぐらいしてはるし、お父さんも大きいの2発ぐらい してはります。 他の登場人物も考えようによっては連発してるよ。 青春っていうのは何連発できるか、ってことなのかもしれませんね。 あ、思い入れをね。  京阪電車とかにこんな人たちたくさん乗ってるんじゃないだろうか、と思わせるようなリアリティある人物スケッチ。 どこかにいそうな人が 関西人が思う理想の関西人がこの本の中にいますね。 こんな街住んでみたいです。 他の地方の人が読んだらどう思うのか興味があります。 主観でこの本が何連発なのかは評価が分かれるでしょうが 私にとっては百連発以上あるですね。 何のことでしょうね。

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    投稿日: 2015.12.31
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    すっごく良かった〜!!青春100連発だなぁ。泣ける!私にも姉がいるから2人の関係はすごく共感できる。仲が悪いわけではないんだけど、大事な話はしたことないって、すっごく共感!!兄弟に対してだけじゃなく、家族や地元、友達に対する想い。私も家を1度は出て、戻ってきてるから様々なシーンが本当に共感できた。人生の大事な場面で読み返したいと思える本だな。

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    投稿日: 2015.10.25
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    とても面白かった。 読後感がとても良かったですね。 かっこよくて一見、器用な兄貴と真っ直ぐで不器用な弟の物語。 瀬尾ワールドが全開でしたね。 すべての登場人物が、みな人間的で、魅力的。 読み終わったあとの読後感と余韻がとてもよかったです。

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    投稿日: 2015.09.07
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    10代後半の兄弟の話。章ごとに、兄・弟それぞれの視点で物語が進む。要領がよくスマートに見える兄、不器用だけどみんなに愛されている弟。決して仲良くはなかったふたりが、成長とともに心を通わせていく。ラストは意外。 イマドキの若者たちが、一生懸命これからの人生を模索しながら生きている。特に、兄の陰の部分、虚しさに共感した。 兄弟は大阪の中華料理店出身とだけあって、関西弁が飛び交う。吉本新喜劇は苦手だけど、物語のなかの兄も同じだから、取り残されずにすんだ。7年前の作品なので、流行ネタがわかって、リアル感up。

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    投稿日: 2015.07.09
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    小説で笑えたんは初めてな気がする。とても面白かった。そして中華が食べたくなった。264ページは良いページ。映画、ドラマ化しないかなあ。

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    投稿日: 2015.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    笑いながらちょっと泣けました ヘイスケ兄とコウスケ弟、交互に二人の目線でお話は進みます 読みやすくて、共感できます ヘイスケさんの子供の頃の孤独感がジィ~ンときます 大阪が少し好きになりました

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    投稿日: 2015.02.25
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    大阪らしい雰囲気が楽しめた。 土曜日に学校から帰ってきたら新喜劇鑑賞。懐かしいなぁ。 お兄ちゃんも実はイイヤツで。 まさかあの方とそのまま付き合うことになるとは思わなかったけれど。 弟君のお友達が好きなキャラだった。

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    投稿日: 2015.02.06
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    久々に読みました。やっぱ最強(^O^)笑えてほろっとくる青春モノ。へいすけの性格に共感!ラストが好き。

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    投稿日: 2015.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    瀬尾まいこ 母からのプレゼント本 頭が良く、クールで何事も先を考えるしっかりものの兄貴 お調子者で目立ちたがり屋の弟 兄は弟のどこでも溶け込める性格を羨み、弟は兄の変な生真面目さに釈然としない日々を送っていた そんなとき高校卒業を機に兄貴が東京へ 兄弟が離ればなれになったことで、お互いのことを改めて考えるようになる 兄貴は東京で、弟は地元 大阪で成長していく... * 私は結婚を機にはじめて関東を離れました 祖母、両親、兄妹と離れ、気付かされたことが本当に沢山ありました 当時のことを重ねながら、家族のことについて考える1冊になりました♡

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    投稿日: 2014.11.23