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罪と罰 上
罪と罰 上
ドストエフスキー、江川卓/岩波書店
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総合評価

129件)
3.9
47
26
33
6
3
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    なぜ人は罪を犯すのか、それを背負ったままどのように生きているのかの一つの回答が得られそうだなと思った。 「なぜほとんどの犯人がその痕跡をああも明瞭に残していくのだろうか?(中略)犯罪者自身が、それもほとんどすべての犯罪者が、犯行の瞬間にら意志と判断力の一種の喪失状態におちいり、そればかりか、判断力と慎重さがもっとも必要になるまさしくその瞬間に、めったにない子どものような軽率さにとりつかれる。」150 「彼の判断力と意志は、その目論見を実行していく全過程を通じて、いささかもくもらされることがない、と決めこんでしまった。その理由はただひとつ、彼の目論見が「犯罪ではない」からである...」150 犯罪は簡単に露見するが、目的が「犯罪ではない」ため簡単には露見しない。そのため、犯罪を犯してもよい。そんな理屈が主人公にはあるように感じた。 老婆を殺害する描写は非常に美しく、まさに目の前で繰り広げられているように感じた。この描写はとても好み。

    12
    投稿日: 2025.08.15
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    読んでいて思ったのは、ラスコーリニコフがライ麦で捕まえての主人公(ホールデン)に似ているということ。 作者に何か共通点があるのかな? 罪を犯した後のラスコーリニコフは、気違いみたいになってしまう。 当たり前だよな。 人殺しという重みは、凄まじすぎる。 続きがどうなるか、楽しみだ。

    0
    投稿日: 2024.10.29
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    最初のページから主人公のラスコーリニコフ の背負う鬱蒼とした混沌が本の中から 滲み出てくる様である。 狭く重苦しい屋根裏部屋とソファにうずくまる ラスコーリニコフを目の前で自分が 見ている様で息苦しさを感じるリアルがある。 ラスコーリニコフの気分の上下の先には 何が潜んでいるのか此方も彼の背後に こっそりと潜み付いていくしか無い。 そして老婆を殺戮する場面に遭遇し そこだけはハッキリと彼の姿が見えるのだ。 そこからまた霧の様に彼の思考は途切れ 次に何が彼の心の衝動が起きるのか 背後で見守って行きたい。

    1
    投稿日: 2024.09.22
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    罪を犯した後の生々しい感覚や自己嫌悪の感情が緊迫的に描かれていてすごい。ページを捲る手がどうにも止まらない。人物たちの話が現代にも繋がる感覚があるため、読んでいる途中一旦自分でそのことについて考えを巡らせる時間が発生する。これが最高すぎる。読書であり何かを考える時間。 ラズミーヒンいい奴。ラスコーリニコフ、苦手な性格と思いきやなんだかんだおもしろくまさしく人間という感じ。酔っ払った女性が男にあとをつけられていて助けようとするも突然「どうにでもなっちまえ」的な感じで急に無関心になるところが何故か印象に残った、どういう思考回路、、? ラスコーリニコフってすごいハムレットじゃんと思った。

    1
    投稿日: 2024.07.15
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    罪を犯したあとの心理描写はリアル。ただ、キリスト教の強い背景で描かれているため、日本とかなり価値観は違いそう。

    1
    投稿日: 2024.06.05
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    初罪と罰は亀山訳だったが、こっちの江川訳の方がなんかしっくりくる感じがある。 マルメラードフのどうしようもなさ、でも憎めなさ。 ラズミーヒンいいやつすぎ。

    0
    投稿日: 2024.04.14
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    罪を犯した後の描写がリアルだった。 達成感、自己嫌悪を覚えるところから始まり、別の関心ごとで罪の意識が一瞬で塗り替えられる。そしてまたあるタイミングで自分の罪について思い出し、認識し、絶望していく。なんとも後味の悪い話だった。

    0
    投稿日: 2023.08.27
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    罪と罰をモチーフにした漫画を読んでいたせいか、変な先入観がある。 ラスコーリニコフは、独善的で妄想狂の異常者にしか見えない。好感どころか嫌悪感しか抱かない。 このあと、徹底的に打ちのめされてもらいたい。 ラスコーリニコフの自爆ではなく、理詰めで暴かれて追い込まれてほしい。 そんなサディスティックな気持ちにさせられる男だ。

    0
    投稿日: 2023.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディオブックで聴きました。以前、罪と罰を読んだ時は、登場人物の呼び方が複数あり分かりにくかった。そのため、登場人物やあらすじを見ながら聞きました。 1章1 老婆からお金を借りる。  ラスコーニコフは、ある計画実行のために老婆からお金を借りる。その後、近くの汚い居酒屋に初めて行き、ビールを飲んで落ち着く。 1章2 ソーニャの父マルメラードフに絡まれる  酔っ払いの話がダラダラと続くのだか、思わず笑ってしまう。 「私が酒を飲むのは、この酒の中に苦しみを、共感を見出すためなんです。苦しみたいから飲むんです。」・・・よくわからない。 酔っ払いのマルメラードフが家に帰り、妻に髪をつかみ部屋に引っ張り込まれたとき、マルメラードフは額を床にぶつけながら、「これが快感なんです」と言っている。なんのコントかと思ってしまった。 1章3 家に帰る。家賃を払わないため、大家さんが警察に相談していることを知る。母からの手紙。 2章1 ドイツ訛りの達者なロシア語の人の会話も笑える。 ラズミーヒンの翻訳の仕事の会話が印象に残る。ドイツ語は分からないから、自分で作文してる。その方がかえって良くなってると慰めてるが、やっぱり悪くなってるかも笑

    0
    投稿日: 2023.02.25
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    「罪と罰を読まない」本から、実際に著者らも読まないから読むにシフトチェンジした所で私も読み始めました。 以前に読んだカラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳)よりずっと読みやすい印象なのは、内容のせいなのかはたまた翻訳者との相性なのか。。 上巻ではラスコーリニコフのどーしょもない生活っぷりが惜しみなく披露されている。実際の「とある事象」の描写に関してはかなり生々しく、実際にこういう心情になるものなのではという狂気に近い凄みもあり圧巻。その後のラスコーリニコフの様子もほんとになんというかウザいし、ラズミーヒンのしつこさもこれまた実にウザく、ウザさの波状攻撃が続く。 現代ならあっというまにしょっぴかれるような始末だとは思いますが。 (中)に進もうと思います。

    6
    投稿日: 2023.02.06
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    面白い、最初こそダラダラしている感が否めなく、ある程度大筋ではなにが起きるのかはわかっているため、そこまでは早く読み進めたいという一種の我慢もあったが、事後からは私はどんどんと引き込まれていった。 特に、ラスコーリニコフが周りがそう感じるように本当に気が狂ってるほどの情緒の不安定さが伝わってきて、それが読んでいて、何が言いたいのか?やよくわからない。という難解と感じる原因になってしまっているのだろうと思うが、私はその不安定さがかなり気に入りました。 特にザメートフとのやりとりはハラハラしてました。

    0
    投稿日: 2022.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雑誌で20代の時に読む本と紹介されていたので読んだ 主人公が家賃を払えず、大家さんにビクビクしながら外出しているのに「俺はいつかビックになる」とか、「考えてるのが仕事」とか、現代の夢見がちな若者と同じことを言っていて、昔も変わらないなんだなと思った 主人公が偉大な人間になるために行うことが殺人で、これも現代での通り魔的な事件と似ているなと思った この本を読んで、殺人した後、どのようになるかを目の当たりにした気がする もし、自分に子供が出来たら、読んでほしいと思った キチガイとか、証拠もないのにお前が犯人だとか、雑な犯行なのに捕まらないとかは、笑ってしまった 最後に、ソーニャが何もしていなのに、囚人達から敬意を払われていて、世の中も捨てたもんじゃないのかなと思った 絶対ではないが、誠実な人というのは何もしなくても伝わるのかなと思った

    0
    投稿日: 2022.01.29
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    朗読CDで大体の内容を掴んでから、この本に移りました。再読してみて思ったことなのですが、この作品ではラズミーヒンやナスターシャなどの「良い人」にかなり惹かれるんですよね。

    0
    投稿日: 2022.01.02
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    2021/07/30読了 難しくて内容が頭に入ってこない。 登場人物の名前もロシア語で馴染みがないためか誰が誰なのかわからなくなる。コロナで外出出来ないので挑戦したが、理解が追いつかないのと頭の中での状況描写ができない。ただそれでも殺人の場面など主要な部分は読みながらイメージが湧いた。これから面白くなると信じて中、下に進みます。

    0
    投稿日: 2021.07.30
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    上中下を読み終わったのでこちらに感想など。 大学生ぐらいの時も「罪と罰」を読んだのだけど、その時はさっぱりと面白さが分からなかった。ドストエフスキーの饒舌な文体の癖もあるんだと思うのだが、文章が冗漫すぎて意味が理解できなかった。 この岩波の新しい版は、翻訳が易しくて読みやすいと思う。結構、現代的な語り口に直されていて、物語それ自体の面白さが伝わりやすくなってると思う。 「罪と罰」それ自体が物語としてスリリングで面白い作品なのだとこの本を読んで思った。

    0
    投稿日: 2021.05.19
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    殺人を犯した主人公が自首するまでの物語。長い。あとロシアの名前ややこしすぎ。登場人物欄を都度確認しながら読むほかない。途中まで中村白葉訳のほうを読んでたんだけど、難解すぎて読み終えることなく返却期限が来てしまったので、途中から江川卓訳に切り替えたらあまりにもスラスラと読めてしまうので拍子抜けした。 時代もかなり影響してるとは思うけど、訳によってこんなにも受け取り方が変わるのなら、外国文学ってわりと翻訳者ゲーなところあるなと思ったり、思わなかったり。 そんなことはどうでもよくて、とにかくどえらい本を読んじゃった⋯という気分にさせられた。解説で、《社会小説としても、推理小説としても、恋愛小説としても、思想小説としてもいかようにも読むことができる》と説明されていたが、これは本当にそうで、この小説をどのように捉えるか、この小説から何を得るかは個人の趣味嗜好に委ねられているように思う。 主人公の言動は側からみると異常そのものなんだけど、小説の中で語られる主人公の複雑な心理描写にはかなり共感するところもあって、それが恐ろしくもあり嬉しくもあった。自分はそんなことはしないだろうと、というかそんな考えすらつゆほども浮かんだことはないけど、もしかすると人を殺めてしまうとき、人はこうした思考の過程を踏むのかもしれないと感じた。それくらい心理描写がリアルだったし、ドストエフスキーは過去に人を殺したことがあるのではと思うくらいだった。怖。ところどころに現れる登場人物たちによる常軌を逸した思想。怖怖怖!でも最高に面白かった。つねにハラハラドキドキだったし、読みながら「わっ!」とか「え!?」とか言っちゃった。 この小説の背景を知っていればもっと理解も深まるんだろうなあと思う。もっと教養を身に付けてから読み返したい。そんな日が来るかは分からんが..。

    3
    投稿日: 2021.04.05
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    ・頭脳明晰な貧困大学生が、強欲な金貸老婆とその妹を殺害。 ・一つの罪も100の善行で許される、といった主人公の独自の犯罪思想を展開 ・しかし罪の意識や罪悪感に苛まれる ・娼婦のソーシャと出会い、彼女の家族のための自己犠牲に心を動かされる ・最後は自首し、殺人という最悪な犯罪を犯しながら、人間回復に努めていくストーリー

    1
    投稿日: 2021.02.25
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    これはわたしが大好きな図書館である茨城の西部図書館で、ソファにもたれながら、少しずつがんばって、がんばって読んだら、中盤から面白くなって、読了して、ドストエフスキーす、凄い、GOD って思った作品。 ただ殺したかった このシーンを読んで強烈なインパクト、衝撃を受けたその時の自分、それを読んでいた場所まで、思い出すほどのインパクトを私に残した今のところ唯一の作品。

    2
    投稿日: 2021.01.17
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    『あれはどこで?』ラスコーリニコフは先へ歩きながら考えた。『どこで読んだんだっけ?なんでも死刑を宣告された男が、死の一時間前に言ったとか、考えたとかいうんだった。もしどこか高い岩壁の上で、それも、やっと二本の足で立てるくらいの狭い場所で、絶望と、大洋と、永遠の闇と、永遠の孤独と、永遠の嵐に囲まれて生きなければならないとしても、そして、その一アルシン四方の場所に一生涯、千年も万年も、永久に立ち続けなければならないとしても、それでも、いま死んでしまうよりは、そうやって生きた方がいい、というんだった。なんとか生きていたい、生きて、生きていたい!どんな生き方でもいいから、生きていたい!……なんという真実だろう!ああ、なんという真実の声だろう!人間は卑劣な存在だ!だが、だからといって、人間を卑劣と呼ぶやつも、やはり卑劣なんだ』一分ほどしてから、彼はこうつけ加えた。 何度読んでも震える、何度でも読む

    2
    投稿日: 2020.08.07
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    まだ上巻しか読んでいませんが…。 登場人物の台詞が、ひたすら長い。 苦学生の苦悶は、彼をどこに導くのだろう?

    2
    投稿日: 2020.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典にチャレンジ。本で読もうと思うと重い腰が上がらないが、その点、オーディオブックは良い。名前がわかりにくいから、誰だっけ?とはなるものの、それなりにストーリーの筋は追えるし、主人公の視点で描かれていく心理描写の圧がすごい。意外と、中巻、下巻も聴き進められそうだ。

    1
    投稿日: 2020.07.25
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    時代背景や境遇、国の違いによって、理解できない思考や行動が多かったが、それを「おかしい」と捉えずに違う考え方として考察すると、楽しく読めると思う。主人公がどう心情が変わっていくのか、中以降も楽しみだ。

    0
    投稿日: 2020.04.16
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    『『罪と罰』を読まない』を読まなかったら、もしかすると一生読まなかったかも知れない本書。日常では使わないような、読みも判らない熟語が結構出てきて、ネットで調べつつの読書となった。ラスコーリニコフの、構想に酔ったような殺人と、その後の狼狽ぶりがウザさを増大させる。本書は第一部と、第二部の序盤を収める。まだ「罪」の部分であり、挙動不審なラスコにイラッとしながら読了。第二部へ入る。 なお、読了したのは奥付・初版1928年、改版1958年、第61刷1984年のものだが、本サイトには登録されていないため、ここに感想を書き入れるものである。

    0
    投稿日: 2019.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分がこの小説を理解しきれてないのか、それとも、理解しきれないような内容ということで理解していいのか不安はあるが、難解な中にも、スリルや共感するような個所もあるので、それなりに楽しく読めた。 主人公のラスコーリニコフの思想は、かなりあっちへいき、こっちへ戻りとするので、一気に読み進めないと疲れてしまうかも。 全三冊

    1
    投稿日: 2019.07.19
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    上巻を読了、中巻に進みます。 10代の頃に読みかけて途中でやめてしまってから敬遠していましたが、何と、無茶苦茶面白いじゃないですか。今さら知るとは恥ずかしいですが。

    0
    投稿日: 2019.06.09
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    当時、ユゴーの「レ・ミゼラブル」を読了してから数か月、少し文学に触れてみようかと思い、購入。キリスト教知識は、その数年後に福音書その他を読んで得たたため、すべてを理解しきれはしなかったが、のめり込んで読んだ思い出がある。

    0
    投稿日: 2018.05.03
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    初見。何でこの世界の人は、こんなに面倒見がいいんだろう。そして、事件現場はある程度凄惨なはずなのに、血生臭くない。そんな事をほやほや浮かべつつ、中編へ。

    0
    投稿日: 2018.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    FeBeで聴書 主人公の心の動きを整理してみました。 ある計画が頭に浮かんでいるが、現実味がなく感じている。 マルメラードフとの出会い。自分の惨めな境遇と重なって、彼に共感する。人間どこかに居場所がなくっちゃいけない。 母からの手紙。彼の人柄が分かる。妹想いの兄であること。事の一切を見抜く鋭い利口さがある。ひねくれている。 衝動的に行った外出。偶然に絶好の機会が訪れ、計画の実行を決心する。 計画の決行。精細さを欠いた、行き当たりばったりの行動から決心しつつも、自分の中で受け入れられていないことが分かる。そして、自らが事を起こす前に想像していたにも関わらず、気が動転しこらえきれなくなる。 その後は、自らの行いを受け止められない。 病気になり、証拠を隠滅する。 それでも、罪の意識が彼の心を蝕み、自首、自殺の寸前まで行った。 マルメラードフの死に直面する。彼を救おうとすることで主人公の本来の良心が蘇る?もしくは彼の娘から感謝されることで救われる。 貧しさからすっかり心がやせ細った人間の起こす、人の矮小さ、心の葛藤が描かれていて面白いです。 続編が楽しみです。

    0
    投稿日: 2018.01.29
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    とにかく主人公には共感できないが、若い時に読んだら感想は相当違いそうでもある。やはりドストエフスキーは若い時に読んでおくべきだと実感。 バフチンの「ポリフォニー」という表現の仕方がこの『罪と罰』を読むまで全然腑に落ちなかったのだが、確かにこの本では登場人物それぞれが強烈な主張をしつつも、それが何か作者の意見を目指すための主従関係には置かれておらず、そのまま対置されたままになっている感が強い。バフチンが『罪と罰』だけをことさらに重視していたという記憶はないが、とてもドストエフスキーらしさにあふれた作品なのだということなんだろうな。

    0
    投稿日: 2017.07.21
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    ドストエフスキーは殺人の経験があるのだろうか。 逡巡したかと思えば決断し、大胆になったかと思えば怯え、注意深く行動したかと思えば隙だらけなラスコリニコフの心理描写は、ほとんど全ての読者が経験するはずもない殺人を追体験している気にさせてしまう。 ラスコリニコフの惨めな現状、マルメラードフの独白、通りで保護した少女、母の手紙、善良なリザヴェータの境遇は「貧困」が金銭によってしか救済できないという残酷な事実をこれでもかと突きつける。 その金銭は金貸しアリョーナが死蔵しており、アリョーナが「生きて存在する」ことで周囲の貧民はなけなしの金銭をはぎ取られ、不幸が拡大していく... 一つの殺人という悪を数多の善行で償うことは赦されるか、というテーマで語られる本作だが、アリョーナの存在そのものが「悪」だとすると、殺人は「善」とまでは言えなくとも「必要悪」ではないのか。(財務省の中枢をテ囗で一掃した方が日本国民が幸福になるみたいな) 自暴自棄になり、ほとんど無意識に犯行を自白しているとしか思えないラスコリニコフの行動や、論理的なウラズミーヒンの推理により、事件は悲しいながらも結末に向かうだろうと思わせるところで、ラスコリニコフに生きることを決心させる「救い」が現れる。 ... これは中巻が気になる。とても気になる。

    0
    投稿日: 2017.07.05
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    いつか読もうと思っていた大作を今だ!と思い立って読んでいく。はじめ訳が古くて読みにくいかと思ったが、そんなことはなく、むしろ重厚な訳が物語に重さを与えている。内容を深く理解しているとは決して言えない。ただ、ラスコーニコフの苦悩する様子はよくわかった。この先彼の苦悩と、彼の中で問題をどのように解消していくのかを見ていきたい。ただやはり人物名は覚えにくい…最初気になって読んでいったがだんだん気にせず読んでいくと意外となんとかなった。さぁ中下へ!!

    0
    投稿日: 2016.09.21
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    まだ上巻なので仮で★4つ。 貧乏青年が金目当てで質屋の老婆を斧で殺害し、その後自責の念からか、精神的に追い詰められ、幻覚、幻聴が現れる。 終始暗い背景のもと物語が進む。中巻につづく。

    0
    投稿日: 2016.04.03
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    タイトルの時点で敬遠していたのに、驚くほど読みやすい。小難しそうだと苦手意識を持たず一度読んでみて欲しい。 ちなみに同作者の「白痴」は最後まで読み進められる気がしない

    0
    投稿日: 2015.12.26
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    始まって200ページくらいで殺しちゃって、あとの1000ページどうするんだろうと思ってたら登場人物が増えてちゃんとやることあった。

    0
    投稿日: 2015.12.22
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    何度目かの『罪と罰』。三種類目の翻訳。この江川訳が最も読みやすい。それかこの小説を楽しむのに適した年齢に達したからなのか?

    0
    投稿日: 2015.08.17
  • ナポレオンになれなかった少年

    引きこもりの大学生が殺人を犯し、自首するまでの物語。今なら一時、新聞の三面記事を賑わして忘れ去られるような事件も、ドストエフスキーの手にかかるとあら不思議、何とドラマチックな大作に仕上がることでしょう。 主人公のラスコーリニコフは自分が選ばれた特別な人間であると思い込み、虫けらのように蔑んでいる老女を殺します。そして、運悪く居合わせてしまった老女の妹を巻き添えにしながら、まんまと逃げおおせるのです。良心の呵責など、つゆほども感じません。 一方では行きずりの家族のためになけなしの金をはたく、やさしい心を持ち合わせながら、どうしてそんなことができたのか? 上・中・下巻にわたる長編ですが、物語の中に入り込めば、意外とさくさく進みます。 実は手塚治虫の『罪と罰』を読んでいましたが、原作にはその後の話も描かれていて、このエピローグをもって『罪と罰』の完結と言えるのだと思いました。読後感が何とも良いです。

    15
    投稿日: 2015.04.07
  • 読みやすさとロシアっぽさがいいバランス

    ドストエフスキーの作品はいろいろな訳が出ているが、読みやすさとロシア文学っぽさ(?)のバランスではこれが一番おすすめ。 ロシアでは名前の呼び方が「ソフィア」「ソーニャ」「ソーネチカ」など関係性や場面によっていろいろ変わる。 亀山郁夫訳ではそのあたり、読者の混乱を避けるため一種類に統一してあり、わかりやすいが、再読してみると何だか寂しい。 呼び方の違いにはそこに込められた思いの違いがあるはずだから。 他の訳や漫画などで読んだことのある人にも改めておすすめしたい。

    4
    投稿日: 2014.07.16
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    「優れた自分の為ならば、劣った人間を殺してもかまわない」という独自の理論で罪を犯してしまうラスコーリニフは、ある意味二十世紀を象徴しているのかもしれない。鬼気迫る彼と判事の論戦はミステリー小説のようだ。娼婦ソーニャは文学史一のヒロイン! まちなかギャラリーアートステーション店主おすすめの一冊 (http://ai-arts.com/index.html)

    0
    投稿日: 2014.06.28
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    人の精神状態はあらゆる行動の基盤だ。アリストテレスは情念によってではなく理性によって行動しようと欲する者のみが善を行うことができると言うが、理性が感情をコントロールするのは並大抵のことではない。輪郭をもった感情が理性によって変化していくことはどの程度可能なのだろうか。

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中でマルメラードフという中年のおじさんが出てくる。彼は仕事をしない。家で酒を飲んでクダを巻くだけなので、代わりにまだ若い(幼い)娘が体を売り、それでどうにか弟妹を養っている。彼の妻は典型的なヒステリーで、侯爵家に生まれたという虚しい過去の栄光が精神の支え。 マルメラードフは仕事を得る。得るって言っても妻がなんとか斡旋してくれただけでこの人自身は何もしない。妻は大喜びでなけなしの金をはたき、新品のシャツ、きれいな靴、汚れてない帽子、そんなものを買ってきてくれる。弟妹にも久々に温かいスープなんかが出されて、さていよいよ初出勤という日、マルメラードフは職場にいかずに酒屋で飲んだくれ、当たり前だがクビになる。 結局このどうしようもないオヤジを主人公が家に連れて帰ってあげるわけだけど、激怒した妻が罵声とともに彼の体を打ち据える。そうすると、マルメラードフは叫ぶ。「これがうれしいんだ!」 罪に対しての罰は、人間を人間として扱うための手段であり、罪人に向けられる最後の優しさなのだと思う。このマルメラードフの述懐とエピソードが、「罪と罰」をミニチュア化した挿話であり、ここですでに言いたいことをほとんど言っちゃってるんじゃないかな、と思う。

    0
    投稿日: 2014.03.04
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    名作なんでしょうか。なんでしょうね。主人公は馬鹿ですか。馬鹿なんでしょうね。質屋のお婆さんがそこまで悪人に見えなければ、犯行も稚拙であれば、言い訳ばかり、言い訳ばかり、なんなんでしょう。男は馬鹿ですか。そうなんですか?罰を受けろ。中、下に期待。

    0
    投稿日: 2013.10.14
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    普通の会話が二重鍵括弧で違和感。 ラスコーリニコフの台詞はやさぐれ感強め。 心理描写の訳には他にない雰囲気があるが、ちょっと読み辛い。

    0
    投稿日: 2013.09.21
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    某犯罪学の教授曰く、法学部生が読むべき本。有名文学作品というと暗くて重いというイメージだったが、先が気になる展開のおかげもあってサクサク読めた。タイトルからして深いテーマを扱っているがあまり身構えずに読み始めても楽しめると思う。大学生くらいなら主人公の考え方に共感できてしまう人も少なくない…ような気がする

    0
    投稿日: 2013.08.25
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    独り言のようなセリフを中心に展開していく物語。「貧困」と「犯罪」のつながりについて考えさせられる。似たような名前が多く、別称などもあるため、丹念に読んでいかないと混乱する。

    0
    投稿日: 2013.07.05
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    自分は非凡だと確信している青年が、その非凡さ故に金貸しの ああもう無理だ。面倒だ。 要するに馬鹿が金貸しババァの頭を斧でかち割って、勝手に怯え続けるだけの話だよ。 古典として読んでおくと色々と他のお話を読む、観るにあたり 良い予備知識となるし ロシア人ってのは寒くて薄暗い部屋の中でじっとしてるからこんな鬱々としてひたすらに長ったらしい文章を思い付くんだよ っつーか何よあの言語形態。長ったらしい上に書き辛くてボフボフ何云ってんだがわかんない言語。 そんな生活してっからそんな言葉思い付くんだよとか思ったり あー夏目漱石とか、こういうのの影響受けまくってたりするんじゃね? っていうか、この当時の翻訳家ってこういう翻訳が流行ってたんかなーとか まぁ、死ぬ迄に暇すぎて仕方がないなら読んでおくべき本だとは思います。 はい。 大体だな 良い年をした大人が罪だの罰だの罪だの罰だの! 宇宙海賊コブラは「(神について)罪なんて詰まらんもんを生み出した奴さ」つってんだ ンなもん感じてんじゃネーよ。 大体その二つは道徳と倫理とかいう 「それが有る事で過去から現在まで唯の一人でも幸せに成った事あるんかね?」 ってわけわかんねー人間の精神を苦しめるだけの毒を後生大事にs

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    投稿日: 2013.04.15
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    上巻はマルメラードフに始まりマルメラードフに終わる。ヒロインの父親であるこのジジイ、カラマーゾフの長編の中でも入門的作品ともいえる本書冒頭で、いきなり家族も仕事も投げ捨てて酒に溺れた不幸話を延々30ページ余りも語り続ける。執筆当時、著者自身も酒と賭博ですっからかんになり辛酸を舐め尽くしていた様だが、そんな著者の意識を飛び越えてグダを巻き続ける姿はまごうことなくポリフォニー。「ロシア小説に出てくる登場人物は、基本泥酔してるかヒステリー持ちでどいつも話が長い」という酷い偏見はだいたいドストエフスキーのせい。

    0
    投稿日: 2013.01.09
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    「罪と罰」のレビュー内ではありますが脱線します。 語り尽くされていると思いますが、太宰治が描いた女性たちの聖性は、端的に「罪と罰」のソーニャを想起させます。今、個人的に興味があるのがここで、近いうちに一通りを再読したいと思っております。 一生のうちに何度も読みたくなる本ではあります。ドストエフスキーの作品は難しいことを考えなくても面白く読めるし、当時の社会や暮らし、宗教観などを調べて読んでも深く楽しめますね。 ※自分が読んだのは昔の中村白葉による翻訳であることをおことわりしておきます。現在流通している版よりもより叙情的な訳が気に入っております。

    0
    投稿日: 2013.01.02
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    とことん暗くて重い。ラスコリーニコフの心の声が、凄まじくて圧倒されてしまう。これからの展開が楽しみ。

    0
    投稿日: 2012.11.20
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    正直ドラマ観てから読み始めました、という私のような方も多いはず。それ以前から本棚には入っていたけれど、どんよりした雰囲気(もはや持つだけで伝わる)に負けて進めなかった。

    0
    投稿日: 2012.10.15
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    とても恐ろしい心理が書かれているな、と思った。 だけど、あまりにもスムーズにめくるめく事件が起きていくが、 違和感なくストーリーが運ばれる。 怖いし、読んでいると怯える気持ちになるが、名作の古典だから今、読まなくては・・・というなんとなく苦しい気持ちに板挟みされる。 登場人物の名前が全て長いので、正確に覚えていられないが、”なんとなく”で読んでも気にならずストーリーが追えるようになった。

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    長かった、人物名を覚えるのに終始手間取りました。また読み返したいとも思うけど時間的な余裕が無いので読み返すことは無いと思います。

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    投稿日: 2012.09.17
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    罪と罰は、良心の呵責がテーマなのかと思ってたら、偉業と信じるもののためなら「一線を越えれるか否か」というところだった。最後急に改心しちゃうところがちょっと意外だったな。ラズミーヒン超いいやつだな。冒頭のマルメラードフとの会話が印象に残る。自分でもそれが最低の行為だとわかっているのに、それをしてしまう。なぜなんだろう。

    0
    投稿日: 2012.09.15
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    つまらなかった。ドストエフスキー自体が、何か自分ではどうすることもできない力の存在(悪霊の仕業)を信じていたようだけど、それにしたって主人公があまりに考えなしなのは我慢ならないし、犯行動機や主人公の思想もありふれているし。これだけ世界的に認められた文学作品に何ら感化されない自分には何か欠けてるのかと少し心配になるけれど、得るものといえば当時のロシアの様子を伺えることくらいで、少なからぬ時間をかけてわざわざ読む程の価値はないと思った。

    0
    投稿日: 2012.06.02
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    老婆とその妹を殺害してからの主人公の心理状態の叙述が真に迫っていて、当時の自分は、小説の面白さをすこぶる感じさせられた。

    0
    投稿日: 2012.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    悪いことをして平気でいる人の精神は病んでいる。 精神が病んでいると、どんなに健康な体でも、思うようには動かなくなる。 自分が思うように動くのではなく、他人の思惑でしか動けなくなることが、 悪いことをしても平気でいられる人の精神構造なのだろうか。 人が悪いことをしたときには、社会的な手続きに従って、粛々と対応されるのがよいのだろう。 逃げれば逃げるほど、追いかけてくるものがあるように感じていくのだろう。 自分で自分の影におびえていくのかもしれない。 罪を犯した人への、罰のあり方を考えさせられる作品です。 罪を犯した人は、それだけで、精神的にはもう罰も受けているのだという。

    0
    投稿日: 2012.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私にとって初のドストエフスキー。今までずっと興味を抱きながらも敬遠してきた理由は、ひとえに先入観である。まずドストエフスキーという名前からして威圧的であり、さらに『虐げられた人びと』『罪と罰』『悪霊』などの陰鬱なタイトルによって読む前から心が重ーくなり、半端な覚悟で読もうものなら心の奈落に叩き落されそうな気がして、つい腰がひけてしまっていた。しかも作者の顔写真を見れば、人類の苦悩を一身に背負ったような険しい表情で、軽い気持ちで読もうとすれば「出直してくるがよい、無学者!」とあの世から一喝されそうで何だかコワくて手が出せなかったのである。 しかし、近代小説の極みとまで言われる傑作群を読まずに一生を終えてしまうのはあまりに勿体ないと急に思い立った。別に余命いくばくもない状況になったわけではないが、人生いつ何が起きるか分からない。今年も無事に年を越せた幸運に感謝するついでに、いつ何が起きても後悔しないよう、ここらで頑張って気になっていた作品を少しずつ、よくわからなくてもいいから読んでいこうと唐突に思ったのだ。それでとりあえず、もっとも気になっていた本作品から読んでみることにしたのである。 結論は、読んでみて正解だった。「重厚長大で難解、素人には理解不能の超高尚な哲学的大作」という先入観は見事に覆された。正確には、高尚な哲学的大作には違いないのだが、ありがたいことに哲学的な部分を抜きにしても純粋にエンターテイメントとして読んでいけるほど、物語として面白いのだ。文章も思ったほど難解ではなく、ストーリーを追うだけなら高校生でも可能だろう。少なくとも近代日本の私小説に比べればはるかにリーダブルだというのが私の印象だ。 上巻は総じて、中・下巻のための前ふりという感じ。正直なところ最初の100ページほどは、読者は忍耐が必要かもしれない。ひたすら主人公・ラスコーリニコフ青年のモノローグによる自問自答が繰り返され、本筋とは一見無関係の(しかし実は必要不可欠な伏線である)エピソードが続くからだ。 しかし、「ひとつのちっぽけな犯罪は数千の善行によってつぐなえないものだろうか?」という、物語の根幹をなす重要テーマのひとつが提示されると、物語は本格的に動き始める。そして最初のクライマックスである老婆殺害が遂行されると、主人公の苦悩の日々が始まり、警官とのやりとりや近代主義的哲学談義など幾つかの小さな山場を経て、聖なる娼婦・ソーニャとの運命的出会いによって上巻は終わる。全体として上巻はやや冗長に感じられるかもしれないが、これはすべて中巻以降に次々と繰り出される熱狂的クライマックスのために必要な伏線なので、ぜひとも頑張って読破したい。 ともあれ、あえて強引にまとめてしまうと、これは読者にとって非常にコスト・パフォーマンスの良い作品だと言える。ほとんど推理小説のノリで楽しめるにも関わらず、読了後には「ドストエフスキー、読んじゃったもんね~」という優越感(?)に浸れるのだ。しかも意外なことに、読後感は決して悪くない。下巻のネタバレになってしまうが、バッドエンドだろうという予想に反して、エピローグは主人公の魂の救済を予感させる美しいエピソードで締めくくられているのだ。いかめしい名前と顔に反して、ドストエフスキーは意外とサービス精神旺盛な作家だったのかもしれない。「サービスではない、深遠な思索と人間性の追求による帰結だ!」と、それこそあの世から怒声が聞こえてきそうだが、読んでいて本当に楽しかったのは事実なのであるから、ご寛恕願いたいものである。

    27
    投稿日: 2012.01.26
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    ドストエフスキ-自身がこの小説には様々な仕掛けを施したらしいので深読みすればするほどおもしろい。名実共に世界文学の最高峰であろう。これを読まないと「本が好き」「読書が好き」とは言えないんじゃないかと。そういう奴には「ドストエフスキーの罪と罰読んだ?」と聞き、読んでないと答えたら鼻で笑ってあげましょう。

    0
    投稿日: 2011.12.28
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    時間かけてよんでるけどおもしろいなぁ・・・・ 以前、読もうとして手にとってやめてたので大人になってから改めてちゃんとよんでよかったと思う。

    0
    投稿日: 2011.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「罪と罰」は殺人事件のドラマだ。われわれは殺人事件の物語に慣れきってしまっている。だが、いったい殺人動機は何か?単に金か? 主人公ラスコーリニコフは金貸し老婆アリョーナを斧で殺害した。この点だけを考えれば金目当ての殺人だ。大学を中退した貧しい学生の彼はなぜ老婆をターゲットにしたのか?彼は殺害後一人悩み続ける。決して自分の殺人を正当化はできないが、殺人に自分を追いやった「貧困」についての疑問を払拭できない。 貧困がもたらすものは殺人だけではない。ソーニャは売春を強いられ、彼の妹ドゥーニャはお金のための結婚を考える。”人間が生きていくこととは何か?”彼は悩み続ける。 一方、予審判事ポルフィーリは彼を追い詰めていく。まさに彼は権力の象徴である。 この不朽の名作は金権社会に生きるわれわれに永遠のテーマを投げかけている。愛、権力、資本主義、共産主義、戦争、そして若者にとって未来とは・・ ドラマではラスコーリニコフは社会秩序に服従することになるが、21世紀の読者はもっと違った結末を考えてみてはいかがだろうか?

    0
    投稿日: 2011.11.24
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    陰鬱なロージャの心境がロシアの暗い空気とあってて、中近世ロシアのこと何も知らなかったけど情景が浮かびやすかった。

    0
    投稿日: 2011.11.04
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    重くて読み辛そうだと敬遠していたが、高校生のとき手に取ったら意外と読みやすかった。 考えながらもつい、読み進めてしまう、そんな一冊。 【熊本学園大学:P.N.モコ】

    1
    投稿日: 2011.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言葉の言い回しが不自然に感じて読みにくかった。 ロシアの物語であるため、登場人物の名前も長く且つ登場人物が多い。 誰が誰なのか、主人公のラスコリーニフとの相関関係をしっかりと把握していなければ読むことが出来ない。 上・中・下を同時購入したが途中で挫折。

    0
    投稿日: 2011.08.19
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    読んでおいたほうがいいかな~と思って。 上中下あるがすんなり読めた。 難解かと思ってたけど描写が細かく具体的で分かりやすかった。 狂った人がでてきてなかなかいい。 もう読まなくていい。

    0
    投稿日: 2011.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    世界に名だたる文豪ドストエフスキーの代表作も最初は推理サスペンスのような気持ちで読めばいいと思う。ドストエフスキーの作品はたいてい前半が説明くさくてしんどいが、そこを抜ければあとはジェットコースター。事件と心理が目まぐるしく変化する。こんなに面白い小説はなかなか無い。そして読み返す度に発見がある。

    0
    投稿日: 2011.07.18
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    たくさんの要素がつまっていて尚かつ読みやすい。それぞれの思想を持った人物の描き方が、説明っぽくなくて想像力が使いやすい。共感できる部分も多く、続きが楽しみ。

    0
    投稿日: 2011.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生々しい感情の描き方が心にグサグサくる。 主人公の気の違った行動は読者をどんびきにする可能性は高いが、それと同じくらいの確立で彼に共感を覚えてしまう人もいるとはずだ。 こんなにも人間ってどうしようもないんだって思い知らされる本。これはいつ書かれたのだったか・・・時が経とうと人も名作も変わらない。

    0
    投稿日: 2011.02.22
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    夏ごろに読もうかな~っておもってずっと放置してたのやっと読み終わりました やった!! 主人公(名前おぼえてない^^;)がきちがいすぎてこわい 金持ちのばあさん殺す話ってことはしってたけどなんか殺すまで長くてそこまで行きつく間がなんかなー 不謹慎だけどやっと殺すシーンだ!って思った あとでてくるひとがみんな変な人だな~っておもったけどお国とか世代とかの問題? あの時代のユーモアとか風刺とかがけっこうあったからわかりずらい´` 罪と罰ってタイトルがよい 読んでるとかっこよくみえる笑

    0
    投稿日: 2011.02.14
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    岩波なのでちょっと文章が硬い感じがする.(他のはどうかは知らないけど) 話としては引きこまれやすい. 人間の心理状態がいい感じだと思う.

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    投稿日: 2011.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルだけで惹かれました。内容は少年が改心してゆく姿、というものでそれにも興味を持っております。 借りなきゃなー。買うという手もあるけれど。

    0
    投稿日: 2010.12.24
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    生とは?死とは? 善とは?悪とは? 善の為の殺しは善なのか?悪なのか? 小野不由美【屍鬼】もお薦め.

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    投稿日: 2010.09.30
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    こんなにエキサイティングな本だとはつゆ知らず。結構な厚みなのにあっという間に読み切ってしまった。殺人の前後の描写には鬼気迫るものがありああ〜人一人殺すのってこんなに大変なのかーと妙に感心してしまった。

    0
    投稿日: 2010.09.28
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    「本好きと言う割には読んでないなんてちょっと恥ずかしいんじゃない?的本をこの際だからまとめて読んでしまおうキャンペーン」(長い…。)第一弾。 恐る恐る読み始めると、最初からトップギアで鬱展開…すごい。 主人公の考え方がめまぐるしく変わるので、彼に感情移入して読むとしんどい。頭ぐらぐらしてきます。 そもそもいわゆる「名作」と言われる本は、堅苦しい言葉で小難しい文章が長々とつづられていて、特に海外文学なんて似たような長ったらしい名前の登場人物がいっぱい出てきて、苦行のように読むもんだ、と思ってたわけです。(偏見。) まあ人名については「お前、誰だ!?」ってなりながら何度も登場人物一覧を見返しましたが。 でも。 意外と、読み易かった。 コロンボ的面白さで、むしろぐんぐん読ませる。 ええ、ほとんど推理小説のノリで読んでましたごめんなさい。 ただ、それだけではすまないところが、さすが。 解説にもあったように、「社会小説としても、推理小説としても、恋愛小説としても、思想小説としても、いかようにも読むことのできる」ところが名作と言われる所以か、と。 私は推理小説としてダカダカッと読んでしまいましたが、やっぱりそれだけではすまなくて。 「良心をもっている人間は、誤りを悟ったら、苦しめばいい。これがその男への罰ですよ、懲役以外のね」 とか。ハッとさせられるわけです。 まあ、主題とはあんまり関係のナイところかもしれませんが。 あと、場面場面の臨場感と言うか、緊迫感がすごい。 暗くて臭くて汚くて鬱鬱とした世界に油断してると、急にぎらっとした場面に出くわして、思わず前のめりに読んじゃう。 予想に反して、何度も読むといいなと思えた本。 もっと若い時に一度読んでおくべきでした。 「いかようにも読むことのできる」本だから、読むときどきによって、感じ方、得るものが違ったでしょうから。

    0
    投稿日: 2010.09.12
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    最後の2ページが言いたかったがための800ページ以上の文章・・・・という感じだった。 長かった~ あまり共感せず。 なんであんなに突然激高するのか。ついていけなかった。 「豚ちくしょう」BYラズミーヒン。

    0
    投稿日: 2010.06.06
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    数々の翻訳が出ている中、江川さんのものが一番評価が高かったのでこちらにしてみた。 ロシア文学は初だなー。 全くストーリーを知らなかった。序盤におばあさんは殺されちゃうね。 殺人を犯したあとの主人公の心理描写がすごい。

    0
    投稿日: 2010.05.29
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    その年の夏は暑かった.大学を除籍になり,ぎりぎりの貧乏暮らしの青年に,郷里の母と妹の期待と犠牲が重くのしかかる.この悲惨な境遇から脱出しようと,彼はある「計画」を決行するが…閉塞した社会状況のなかでくすぶる人間性回復への強烈な願望を描いて世界文学史にドストエフスキーの名を刻みつけた不朽の作品

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    投稿日: 2010.05.06
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    個人的に最も面白いと思う古典長編小説。魅力的なキャラクターが多く登場するが、ロシア人の名前は覚えにくい。しかし岩波文庫版は巻頭に登場人物の一覧が載っており、大変助かった。

    0
    投稿日: 2010.03.08
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    昔の本という感じは読んでいて全くありませんでした。日本の古典的名作だと、女性の雰囲気とか、農村の雰囲気とか、現代との違いを強く感じる場合が多いですが、外国が舞台だから、そういう意味の古臭さも感じなかったです。まぁ知らないっていうのもありますけどね。

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    投稿日: 2010.01.31
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    ほとんど未読な読み途中(*・v・*) いつもすんごいわかりやすく説明しようとしてくれる先生が 「人生の為になるかもしれないから読んだほうがいい」って 思想史系の講義で言っていたので手にとりました。 近代化、倫理と現代社会を考えるひとつの材料になるとかなんとか。 カラマーゾフと迷ったけどこっちのが読めそう。 キーワードは悪魔主義的傾向(無神論)だそうです。なぜ人を殺してはいけないのか? これ読めたらカラマーゾフにいきたいです...いけるかな

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    投稿日: 2009.11.23
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    どうも苦手。 自己陶酔してばっかで イライラしてくるよ〜 「白痴」も上の残り20ページくらいで脱落したしなぁ。 でもこっちのが読みやすい、最後までがんばるぞ。

    0
    投稿日: 2009.10.25
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    唯一読んだドストエフスキー。 むかついてむかついてしょうがなかった。 むかつきをそのまま読書感想文にしてみたら、 岩波文庫からたいそうな賞を頂きました。 今読むと違う感想をもつのかな。 まーもういっかいこれ読む体力ないけど。。 ロシア文学は結構読むの得意だよ。 登場人物の区別つくよ。w

    0
    投稿日: 2009.10.05
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    若かりし頃に読んで、ラスコーリニコフに感情移入。 世が裁かない罪人はおれが裁く。 単純に、主人公に同意できたあの頃。 時が経って、いいおっさんになって改めて読む。 人を裁くということに対する恐ろしさ。 自分が罪を犯したときに罰せられる覚悟はあるか。 裁判員制度なんてものが始まった今だからこそ もう一度読み直すべき作品。

    0
    投稿日: 2009.09.25
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    私はラスコーリニコフと同じ気持ちになった。 かつて二度読書感想文を書きました。 どちらも大体の内容としては「罪には罰」って感じで、寧ろ「罪こそが罰」って感じで。

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    投稿日: 2009.09.22
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    この作者の名声に圧倒されて読むのが怖かったけど、とりあえず上巻だけ読んだ感想としては「圧倒されるほどでもない」っていう感じ。ただロシア文学だからちょっと頭に浸透しにくいところが少なからずあったけどストーリーがめっちゃおもしろそう。あと登場人物の台詞がやたらと細かいような気がして、常に雑念に襲われて関係ないことをよくしゃべる自分としては波長が合っていたような気がする。何が「罪」であるかはもう完全に出てきた(主人公ロージャが殺人を犯す)けどどんな「罰」が科せられるのかは中・下巻から輪郭を現す感じすなぁ。そしてちらちらと実存主義の臭いも感じる。

    0
    投稿日: 2009.09.20
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    基地外の主人公が殺人を犯す。家族にも、友人にも心を許すことができず… 鬱展開の連続、気絶しまくりの主人公、なんなんだこの小説は…と思いきや神シーン こんなシーン作れるなんてドストエフスキーマジカッケー

    0
    投稿日: 2009.08.17
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    やれやれ やっと上巻  再読です。 殺される場面が、 今度はえぐく感じて・・ 謎解き「罪と罰」 がお勧め、 今読み中。 

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    投稿日: 2009.07.29
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    借本。 本に手招きされたので、読んでみました。 色々と面白い。 結末を知ってるけど、今後の展開が楽しみ。

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    投稿日: 2009.05.23
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    「感情」対「理論」。 ここまで人間心理の葛藤を描ききれている作品は他にはないと思う。 よく他の小説のなかで、『罪と罰』が引用されているのを見かける。 私はまだこの小説の全てを把握しきれていない気がするけど、それでもこの小説の魅力は感じることができた。 すごーく心に残った一冊。 あとで、伊坂幸太郎さんの『グラスホッパー』にもでてきているのを見て仲間意識を感じた。 ずっと昔に書かれた本が現代に至るまで影響を与え続けているなんて、すごいっ!!

    0
    投稿日: 2009.05.21
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    戦争も「代理」、出産も「代理」。 きれいに舗装された道をてくてく歩いて、きれいな美術品を眺めに行っても、なにやら満たされない。 これ以上、どんだけきれいな物を見続ければ、おれも、あなたも満足できるんだろう?って気分になる。 「きれいさ」を人に伝えたくても、説得力がない事に気付かされる。 説得力が、どこまでも欠けてるし、溶けてるんだよ。とろんとろんにさ。 個人的な痛みを残酷に飛び越えてしまう、便利な、都合の良い、「代理」という言葉に甘えっぱなしなんだもの。 「きれい」の基準は、与えられるもんじゃなく、気付く、気付ける才能。 見落としてばかりいるから、退屈が始まる。 なまなましくて、きれいじゃない、「身代わり」という言葉を使う勇気がないんだったらさ。 お気軽に「代理」という言葉も使っちゃいけないんじゃないの? ナポレオンは、「しらみ」の存在を知ってはいる。 けれど、気にも留めない。 「しらみ」は、ナポレオンをそもそも知りもしない。 なので、気にする必要もない。 おれとあなたは何を知るべきで、何を気にする必要があるんだろうね。 代理をしてくれてるあの人に訊いてみたくても、あの人は、自分が代理であるとは夢にも思わないから、やっぱり結局、解らない。

    0
    投稿日: 2009.05.13
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    ペテルブルグの夏の盛り、貧乏な元学生ラスコーリニコフは自身の境遇への嘆き、家族の犠牲と愛から、ある「計画」を実行する。 その「計画」とは、ラスコーリニコフの質入れ先である金貸しの老婆を殺害することであった──。 主人公ラスコーリニコフの心の葛藤を、実に見事に描いている。 人は時に激しい感情を持つものだが、人が犯罪を犯してしまう心理について、人間の内面を鋭くえぐり出したミステリー、またヒューマン作品でもあるといえるだろう。

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    投稿日: 2009.04.18
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    当時は寝食忘れて読みふけっていました。 最初はもしかしたら読むのが大変?かもしれないけれど、 知らぬ間にどんどん引き込まれていくので大丈夫です(笑)

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    投稿日: 2009.04.01
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    訳が良い。 名作と歌われるだけの価値はある。 名前もカラマーゾフほど覚えにくくはない ポルフィーリィとの対決、緊迫感、あれほど切羽詰まった文章はない 原書で読めたらどれだけいいことかとおもう

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    投稿日: 2009.01.26
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    タイトルが気になっていたのと、友人に「ドストエフスキー良いよ!」進められて購入。 彼の作風なのか宗教色が強いのと、 訳文だから台詞にちょっとわかり難い表現がありますが、 かなり面白いです。 まだ読みかけですが、ラスコリーニコフの病みっぷりが素敵。 折角の美男子が台無し。

    0
    投稿日: 2009.01.05
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    昔の作品を読んでみたいなと思い 手にとってみた作品。 外国文学を読むのもこれが初めて。 今、中巻を読んでいるので読破したら感想書きます

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    投稿日: 2008.11.29
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    ドストエフスキーの最高傑作(いくつあるんだろ)です。 ドストエフスキーはどうしてこうも・・。 俺にとってはかなり衝撃作でした。

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    投稿日: 2008.10.17
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    思ったよりも読みやすかった。 下巻の最後のほうはちょっと泣いた。。 一瞬だけ、彼らは解放されたのだと感じたから。 なにから。。?脳みそから。。かな?? 開放されたのは一瞬だけど、その体験は、 忘れられない大切な感触を彼の中に残していくだろうな。。

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    投稿日: 2008.10.05
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    とっても有名なお話。憂鬱になるけどね。 登場人物が見事に皆危ない人w 癇癪持ちで偏執狂やら、狂信的な信者やら、盲目的な人やら、、、 熱く語りたくなってしまう本です。

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    投稿日: 2008.05.24
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    大学をやめた超極貧ニートの主人公の青年ラスコーリニコフが悲惨な境遇から脱出しようと金貸しのババァへの殺人を実行する話。 熱病にうなされ気も狂ったようになってひたすら主人公の視点で物語が進められていくが実に病んでて最初はとっつきにくいかも。でも読み進めていくと引き込まれていく。

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    投稿日: 2008.05.19
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    ロシアの作品は人の呼称がコロコロ変わるので誰が誰だかわからなくなってしまう。若い頃は、名作といわれているから「読もう」と努めて読んだだけだった。それを30年も経って読み返すことがあろうとは……。 頭で考えたことと実際とのギャップーー小説の上で実験的に書かれた作品という認識でかつては読んでいたが、今の日本でこんな事件が起こってもありえないことではないように思えた。 それにしてもラスコーリニコフの錯乱した心理描写は圧巻。 作成日時 2007年03月27日 07:27

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    投稿日: 2008.05.13
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    上巻は全体のエピローグ的部分とみた。なぜ殺人をしたのか、まだ理解できなくても我慢して読む。人物をじつによく観察している。

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    投稿日: 2008.04.17
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    確かに内容としては色々難しいものがあった。 でも読んでいて面白かったし、勉強になった。 天才だと思う、この人。

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    投稿日: 2008.03.21