
総合評価
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powered by ブクログ演劇少女の小説。 設定や登場人物は違うものの、『ガラスの仮面』のオマージュと言っていいほど似てます。でも、嫌な感じはしないですし、面白く感じました。 恩田陸も『ガラスの仮面』の2人の王女のオーディションが大好きなんだな、と分かります。
0投稿日: 2011.10.12
powered by ブクログ登場人物の作りこみと詳細な舞台設定が良く出来ている。普段の生活では見ることの出来ない演劇と役者の世界を垣間見ることが出来る。十分に取材をされて、実際に舞台の脚本なども書いたようである。その経験が活かされている。 これまでの恩田陸作品のようなグルグルと話が巡ったり、突然物語が飛躍したりせずに読みやすい作品になっている。 そしてなにより、内容の魅力は素晴らしかった。オーディションのくだり、それぞれの女優が個性を出している様子が面白い。きっと本当にこういうことが行われているんだろうと思わせる説得力があった。
2投稿日: 2011.10.09
powered by ブクログオーディションのシーンも良かったが、ゼロ公演のシーンが良い。観客の1人になったように、一緒に気味が悪くなったり恐怖を感じたりする。 続編も読みたい。
0投稿日: 2011.09.30
powered by ブクログ久しぶりの恩田さん。 台風でさてどうしようかなと思っていたときに駅でたまたま見つけました。 読み始めての印象は、ガラスの仮面を恩田さんが書くとこうなるのかなーという感じ。 丁寧な筆致、わくわくさせる語り口。舞台やお芝居特有のどきどきさせる要素も相まって、かなり厚めの本であるにもかかわらずどんどんと読み進めた。 ☆4つとも思ったけれど、実はいくつかの展開を読めてしまって、3つ+といったところ。 ただ飛鳥の言動だけは最後まで読めず。特別な存在。 続編を早く読みたい!!
0投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログあらすじの部分を読んで「これってガラスの仮面じゃ・・・・」と思った。 ↑他のレビューを読んだら、みんな同じようなことを書いていて笑った が! 完璧なる恩田ワールド。 評価高い理由がわかりました。 元々恩田さんの作品のファンで 光の帝国 六番目の小夜子 ライオンハート ネバーランド 好きな作品を挙げたらきりがないのですが 中庭の出来事 こーれが、トラウマになってしまってしばらく読んでいなかった。 中庭の出来事は女優と脚本家の話で、 このチョコレートコスモスも 最初に出てくるのは脚本家で、主人公は天才役者。 自分のなかでは、相当な勇気を出して読んだ(笑) 久しぶりに読んだけれど、やっぱり恩田さんは新しい世界を作り出す天才だ。ほんと。 現実のお話なのに、どこか「不思議だなぁ」と思わせる世界をいつもつくりだす。しかも登場人物は、おかしくても理性的でときどき哲学的な部分もある。 そういうところが好きです。 話は変わるのですが、私が「本」に求めているものは、ずばり旅行気分。 本の値段は旅費だと考えているのです。 本の中には、自分の知らない世界が広がっている。 そこは全く知らない生き物がいる世界かもしれないし。 自分が住んでいる町と似た場所なのかもしれない。 その場所に行って、魅力を感じるか感じないかは運しだい。 それが私にとっての本。 今回は、チョコレートコスモスという名の世界に行って、どっぷりとはまってしまいました。 それくらい魅力的な「旅」だった。 天才の考え方や生き方は共感できなかったけれど、 次はどんなことをしてくれるのだろう、 二人の天才の道は、どうやって絡みあっていくのだろうと まるで冒険するように、読んでいてわくわくして、緊張した。 続編が出るということなので、今からとても楽しみです。 ガラスの仮面かよ!と思った人にはぜひ読んでいただきたい。
0投稿日: 2011.09.20
powered by ブクログ演劇バトルもの。 前半は路上や稽古場で出会う 演劇スキルの高い者同士の接触が描かれる。 後半はオーディションを通じて ベテラン新人入り混じって熱きバトルが繰り広げられる。 なんか出鱈目なコメント書いたけど 大体あってると思う。
0投稿日: 2011.09.11
powered by ブクログ今話題の舞台女優、東響子。天才素人役者、佐々木飛鳥。新劇場の舞台を飾るのは…プロデューサー、芹沢が誰もやったことのないオーディションを始める。 舞台の話。小説版「ガラスの仮面」らしいです。 佐々木飛鳥が天才すぎてあんまり共感が持てませんが、この人何してくれるの?と登場人物と一緒に楽しめます。 後半、オーディションが始まるところからがとても面白い! 続きが読みたいです。
0投稿日: 2011.09.10
powered by ブクログ「あたしは、あなたと同じところに行きたい」 恩田陸版、ガラスの仮面。 飛鳥の静と響子の激しいまでの動。 この二つのテンポが話をぐいぐい引っ張っていきます。 するする読めて本当に面白い! ラストのオーディションのシーンの勢いは圧巻です。 響子もすごいし、徳子や葉月の演技もすごい。 でも飛鳥の演技は別格だと感じられます。 確かに飛鳥は役者としては不完全で(おそらく人間としても) これからどういう壁に突き当たり、それを乗り越えていくのか…それを見たいと思います。 続編希望!
0投稿日: 2011.09.08
powered by ブクログブグログで評価が高かったので読んでみた。 恩田陸初読みです。 読んでみると演劇の話。なんだか最近劇団の小説を読むことが多い。 話を読んでくうちに、なんだかガラスの仮面を思い出した。 設定がそっくり。 あとがきにガラスの仮面のような作品を目指してというようなことが書かれてたので、やっぱりと思った。 舞台がほとんどの話なので、セリフがほとんどで読みにくく感じた。 続きがあるようなので、出たら続きも読んでみようかなと思う。
0投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログ伝説のプロデューサー芹澤が、新しい舞台のためにオーデションをする。 作者のあとがきにもありましたが、ほぼ「ガラスの仮面」です。 特に、芸能界のサラブレッドな、東響子は亜弓さまみたい。 が、対抗する天才少女飛鳥が、一味違う。 確かに、常識では考えられない天才っぷりを次々に見せてくれるけど、マヤとは全く違います。 すごいな、恩田陸。 「ガラスの仮面」を知っていて、マヤの天才っぷりを見ていても、また別の天才を創造できるってすごいことだと思う。また、亜弓みたいといった東響子だけど、彼女も本質は亜弓とは違う。もっと、地に足がついた、そして、がむしゃらになることをいとわない人で、亜弓とは、自己顕示欲の出方のベクトルが違う。 ともあれ、「ガラスの仮面」のオーディションシーンのわくわく感を裏切らない。そして、それ以上の芝居の向こう側にあるもの、を見せてくれます。 そう。とても、これ以上ないほど、視覚的なのだ。 シリーズは、3部作になるらしい。 続きがとにかく楽しみです。
0投稿日: 2011.08.31
powered by ブクログ3ページで2回脱落したが、飛鳥のエチュードからあとは止まらなくなってしまった。 あとがきのとおり、「ガラスの仮面」なんですけど、面白すぎ。 落ちもみえみえなんですか、そんな事はお構いなく、舞台の上に釘付け。
0投稿日: 2011.08.31
powered by ブクログさすが恩田陸。 天才(?)を中心に据えて、話が陳腐になってしまうギリギリのところで、その緊張感を保つ。 様々な横糸、縦糸が終盤一気に収斂していく様は、いつもながら圧巻です。 続編もあるとのこと、今から非常に楽しみですね。
0投稿日: 2011.08.30
powered by ブクログ大学で芝居をはじめたばかりの少女、飛鳥。芝居の経験は全くないながらも、天才と言われる女優、響子と同じ舞台に立つことになる。飛鳥の稀に見る異色の才能は、多くの舞台を経験してきた女優たち、脚本家、演出家でさえも、虜にするものだったが、彼女にはひとつだけ弱点があった。オーディションというステージで演じ合う役者たちのそれぞれの個性や、演技力、演出力などが、すごくリアルに描かれている。つまりは、作者さえもが演出家なのであるからすごい。芝居好きの私にとって格好の餌食本である。舞台の暗がりのその向こうに、見えるものが何なのか…、演ずるということの、極地までも誘ってくれるのだ。続編が楽しみ。
2投稿日: 2011.08.29
powered by ブクログ面白い!! 響子・飛鳥の二人の女優を軸に展開される、演劇物語。 ほんものの舞台を観ているように、どんな展開が待ってるのかわくわくする。 『チョコレートコスモス』には、続編として現在連載中の『ダンデライオン』、構想中の『チェリーブロッサム』があるらしい。 こちらも楽しみ。
0投稿日: 2011.08.28
powered by ブクログ読みやすいし、感情移入がしやすい&スピード感もあり面白い!ので急いで読んでしまいました。 コレは三部作の1つめで、まだ2、3は単行本すら出てないことを後書きを読んでぐぐってから知りました…。やっちゃったなあ〜!気になるっ!一応ちゃんと完結はしてますが、次も読みたいと思いました! 内容は芸能一家であり実力もある女優と模倣演技がとてつもなく上手な不思議素人がオーディションで出会うまでのそれぞれ、オーディションで出会い、ダブル主演として決まるまで、となっている。 オーディションの様子が頭に鮮明に浮かんできて自分が審査員席にいるかのような気持ちで、とにかく後輩はページをすっ飛ばす勢いで読みました。 出会うまでの、2人やその周辺人物の心情の移り変わりや自身を見つめる姿は人間のドロドロしたのを感じたり…私的には2人が出会う前がすっごく深く頷きながら読んで、その後はだあーっと読んじゃった。 脳内ドラマが完璧できました(笑) 正直オーディションは長いなあと思うとこもあったしダレたとしたらあそこかな、って思うけど…(自分は続くと思ってなかったから、え?ページ足りんの?どうおわんの?ってよんでた)でも面白かった! いろいろ書いたけど次にも期待で★4!早くよみたいです
0投稿日: 2011.08.28
powered by ブクログ面白かった〜恩田さんって本当に凄い。よく色々思い付くなあ。飛鳥の最後の案には物凄く納得させられた。続編があるらしいですね。文庫化まだかな?
0投稿日: 2011.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。恩田の中で一番好きな話。 作中劇のシーンで何度も鳥肌が立った。「目的地」の哄笑と仮面、いないはずのヴィアラが視線だけで現出するシーン、葉月が「死神だけ」と呟くブランチに寄り添うシーン…もう数え上げたらきりがないのだけれど。 正直これを週刊連載でやったというのは信じがたいほどの完成度。だけれど、週刊連載だったからこそ、テンポよく魅力的なシーンが連続する構成となったのかも知れない。
0投稿日: 2011.08.25
powered by ブクログ佐々木飛鳥が何をしでかしてくれるのだろうかとわくわくしながら読みました。続編があるそうなので楽しみです。
0投稿日: 2011.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハードカバーも持ってるけどお布施的に。それくらい好きだ。 どこを開いても面白い、っていう本も珍しい。 ただ毎回読んでて思うけど、「佐々木飛鳥がどんな人間か語っておく必要があるだろう」のくだりはもうちょっとどうにかならんのかと思う。
0投稿日: 2011.08.23
powered by ブクログ最近の恩田さんはラストが曖昧な終わり方が多かったから、読むのを躊躇してしまって離れていたけど、この小説は久しぶりに面白くてページをめくる手が止まらず、どんどん読み進めてしまった。展開は読めるけど、そこまでのプロセスがホントに面白い。続編が今後出版されるらしいので、楽しみ。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログ大物演出家の新作の舞台のオーディション前後の話を4人の視点によって描かれた作品。 オーディションのシーンがものすごく興奮した! あとがきによると、続編もあるようなので、ぜひ読んでみたいです。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログハラハラドキドキしながらページをめくった。 面白い! こんな素晴らしい作品は、是非、文章の中だけに仕舞っておいてほしいな。 たくさんの登場人物の心の動き方のリアリティ。すごい。 お芝居を観たくなりました。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お芝居をテーマにした青春劇。もうちょっと火花散るバチバチな戦いがあるのかと思ったけど、そうでもなかった。著者は人気漫画『ガラスの仮面』に影響を受けて、劇中劇を描いてみたかったらしいけれど、正直オーディションのシーンは長すぎてちょっと退屈してしまったかも。もっともっと響子の嫉妬やライバルに対する敵対心が見たかったな。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログ大好きな恩田さんでしかもお芝居の話。おもしろかった。小豆島にいる間に一気に読む。こんな女優さん達の舞台を観てみたい。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログめっっっっっっちゃおもしろかったです! 夜のピクニックも面白かったけどこっちの方が断然おもしろいですね。 お芝居とか舞台とかぜんぜん知らなかったので、すごく新鮮でした。 お芝居観にいきたくなりました。 続編に期待!
0投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログ久し振りの恩田さん。 やっぱ面白いわ。 珍しく舞台物だったんだけど、一気に読んでしまった。 個性的な登場人物、いいですね。 どうやら続編があるらしいので、ぜひそちらも読んでみたいです。
0投稿日: 2011.08.16
powered by ブクログミステリーを多く手がける著者が、新境地と言える「演劇小説」に挑戦。プロとして活躍し、人気を博している新進女優の東響子、大学入学後に初めて芝居を始めながらもその凄まじい演技力で周囲の驚嘆を買う佐々木飛鳥。2人の天才がそれぞれの壁を破り、同じ舞台に立ったときに見たものとは・・・。圧倒的な演技の描写に舌を巻くこと必至です。3部作の1作目ということで次回作にも期待!
0投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログとうとう文庫化。ということで、恩田さん作品(エッセイ除く)のコンプリート! 以前単行本は読んだのですが、その時の読後感・記憶が全くあてにならなかった。以前読んだ後のイメージはコミカルとか、テンポ早いとかで、あんまり恩田さんらしくない作品だと思っていたような気がするのだが、全然違った。『ドミノ』とかと混じったのか…? 何はともあれ、ミステリーじゃないけど恩田さんらしい文体の作品でした。 最後の影のブランチを演じるくだりが、もう最高に盛り上がって入り込んでしまった。 まさかの続編があるらしく。。それ、早く読みたいなぁ!
0投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログあるオーディションに挑む役者たちの物語。 大満足!! 多くの登場人物がでてくるが、それぞれが考えていることに私自身も考えさせられる。 芝居の世界はよくわからないけど、オーディションに挑む姿がすごく熱くて、心が動いた。
0投稿日: 2011.08.13
powered by ブクログガラスの仮面のパクリかな?と思って読み始めて、 いや、オリジナリティあるかな?と途中で思ったけれど、 やっぱりガラスの仮面は超えられない。
0投稿日: 2011.08.13
powered by ブクログ杭州へ出張になったので、その途中で読むのは少し分厚いこの本にということで鞄に収める。結構待ち時間があったこともあるけど、このお話し、凄く面白くて、旅程の途中で完読。 幼い頃から舞台に立ち、若くして既に人気と評価を手にしている東響子。大学に入って芝居を始めたばかりの、しかし天才的なひらめきを見せる佐々木飛鳥。この二人を中心に、伝説のプロデューサー・芹澤泰次郎が手掛ける芝居のオーディションを巡って物語は進む。 『芝居は、「事件」であり、共有される「体験」なのだ』という件りがあるけど、その日その日の役者と観客によって出来が左右される、芝居の生き物感がピシピシと伝わる。 特に後半の2度のオーディション場面は息詰まる臨場感。 無理なお題に即興の芝居を演じる『開いた窓』。剛速球の一人芝居に「影」となって挑んでいく『欲望という名の電車』。 その場に呼ばれた役者のプライドを賭けたそれぞれの個性に相応しい演技が披露され、その解釈と発想と表現の多様さに感嘆する。 緊迫感が続く演技の連続に、登場人物と一緒にあちら側へ行ってしまいそう。
1投稿日: 2011.08.12
powered by ブクログオーディションの話。 演技をする事、舞台を作ることの気迫が伝わってくる。どきどきして、引き込まれる文章。 主人公・飛鳥の続編も出るそうなので、ぜひ読みたい。
0投稿日: 2011.08.08
powered by ブクログただ一言、面白い!! ぞわぞわ、ぞくぞくと、頁をめくる手が止まらない。 たっぷり読んでも読み足りない。
0投稿日: 2011.08.06
powered by ブクログ2011.08.04読了 面白かった! 芝居の話なので、更に興味が倍増でした。 お芝居したくなりました。 三部作になる予定だということなので、とっても楽しみです。 恩田陸さんの本は始めて読みましたが、これから徐々に増やしていきたいと思います。
0投稿日: 2011.08.04
powered by ブクログこれは恩田陸じゃなきゃ書けないお話だと思う。 もともと構成とか演出が上手だから作中劇の演出もとってもすてき。 ただただ圧倒されながら読んだ。 飛鳥の天才っぷりとか劇のシーンがやたら大げさに表現されてるけど それが少女マンガちっくでまた良い。 続編も読もう。
0投稿日: 2011.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
記念すべき一冊目!! 最近舞台ものとかダンスものとかやたら好きなんです。 こちらは本屋をぶら-っとしてるときにたまたま手に取った一冊^^ 「オーディション」・・・だと? 購入ケテーイ^^ 私が小説を買うときは大体こんな感じです^^ あと、最初の1~2ページパラパラーってみて、 引っかかりがなければ買わない。 ☆★☆★ 読みながら浮かんだこと↓↓ 「ガラスの仮面w」 ☆★☆★ 飛鳥の神がかった演技力の描写がうまかったです。 絵なしでよく書けるなあ・・・・ 続編購入ケテーイ^^
0投稿日: 2011.07.31
powered by ブクログ演劇を題材としたお話。緩急がよくついていて、盛り上がる箇所では非常にスリリングな展開で一気に読ませられます。まさに舞台上の、即興的で張り詰めた緊張感にのせられている感じ。舞台や劇場、それに携わる者たちの独特な雰囲気もリアルに描かれていると思います。
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログ久しぶりの恩田ワールド 面白かった これを実写でやるとすると、誰ができるかなあと考えるとさらに面白い
0投稿日: 2011.07.27
powered by ブクログ読んだ後すっきりした気持ちになった。 2人の天才と周りの人、それぞれの考え、行動が面白い。 続きを連載中だそうで、ぜひ読みたい
0投稿日: 2011.07.27
powered by ブクログ演劇界を舞台に、恩田陸さんの描く女の子ワールド。 演劇人を父母に持つサラブレッドの響子と、空手家として成長し、響子の芝居に触発されて演劇を始めた飛鳥。 二人の天才が出会う時、新しい何かが生まれる…? チョコレートコスモス…の意味って、何かな…いまいちよくわからないので、続編に期待します。
0投稿日: 2011.07.25
powered by ブクログ前半は比較的退屈な感じがしましたが、響子が東京に駆けつける頃から一気に読みました。 ガラスの仮面の愛読者なので、演技のパターンがとても似ていると思い、小説版ガラスの仮面とも言えると思いました。モチーフにしているというより、模倣に近いのかもしれません。 でも、おもしろかった! 響子が大切なものを見つけて行く過程が、「どのような恵まれた境遇にいる者でも、苦悩することは避けられない」、そんな風に考えさせてくれました。 続編が出たら必ず読みたい本です。
0投稿日: 2011.07.24
powered by ブクログ役者 この不思議な生き物 舞台で別の人になるオーラがあふれる 引きずり込まれて 劇場の中の世界を生きる、しばし 役者が舞台を踏む場面、オーデションに打ち込む場面 陶酔も嫉妬も飲み込んで 舞台の上の世界がある 飛鳥がこの後 どう変わるのか 響子は どこまで行くのか 一つのことにのめり込むことへの希望と恐怖を ともに感じていたい
0投稿日: 2011.07.22
powered by ブクログ寝る間も惜しんで一気読み。仕事に支障をきたすのでは?となってしまうくらい引き込まれた。もともと演劇は好き(と言ってもあまり劇場にいけてないが)なので、この本の雰囲気は自分の好みにあった。続篇も凄く楽しみだし、演劇も久々に見に行きたいなと思いました。
0投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログ「中庭での出来事」とか、ほかの小説でも場面が変わる感じとか、 絶対恩田陸は演劇作家もありと思っていた。 これは小説だけど、どんぴしゃの作品 これからも続くのが楽しみ。 ファンタジー、心理描写、高校生、 そして演劇 これからも恩田作品を読めると思うとうれしい。 あまりにも速く読み過ぎたので、再読したいと思います。
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログ最初は、登場人物の関係性を理解するのに時間がかかったんだけど、オーディション始まったあたりから一気読み。こんなに引き込まれる演技ってのを観てみたいな。この人の本はラストがはっきりしないものが多いけど、これはすっきり。続編が早く読みたい~!
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログ響子と飛鳥が、心底うらやましいとおもった。 私はどちらにもなれない。 演劇を志す多くの人間は、嫉妬や羨望や敗北感といった、たくさんの負の感情を抱えていて、 それに飲み込まれないように必死に抗って、自分と戦っているんだとおもう。 成功した、やりとげたとおもっても、すぐまた不安になってしまう。それがずっと続く。 難儀な職業だとおもう。 それでも好き好んでそんな状況に身を置くのは、 一瞬の達成感がとんでもなく魅力的だからで、 文中にもあった「麻薬のようなもの」とは言い得て妙。 ざっと言うと「ガラスの仮面」でいう、マヤタイプの飛鳥と亜弓さんタイプの響子が主人公で、 一つの芝居のキャストを決めるオーディションの話なのですが、 (というか現代版ガラかめといっても差し支えないかもww) 内容の面白さはもちろん、演劇やってる人間ならきっと2人の天才に心をざわざわさせられるとおもいます。 3部作のようなので、続きがすごく楽しみです。
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログ演劇、という世界に身を置く人々・・・役者、脚本家、演出家、学生演劇に青春を掛ける青年たち、をめぐる熱いお話。 お話の前半では、登場人物が順繰りに紹介され、それぞれがどんな思いや背景をもって演劇に関わっているのかが語られていきます。 学生演劇の座付き作者から始まり、いまでは名の売れた脚本家になった男。 芸能一家に生まれ、美貌も才能も兼ね備えたサラブレッドとして、若くしてスターの位置に君臨する女優。 仲間たちと新しい劇団を立ち上げ、いつか訪れるであろう自作の初演に向けて密かに闘志を燃やす青年。 演劇については素人なのに、演じだすと一瞬にして周囲の空気を変えてしまう、謎の才能を秘めた少女。 彼らと「舞台」との関わりが時間をかけて丁寧に読者に提示されたころ、 この物語の軸は、演劇界の大御所が秘密裏に準備をしているという、ある新しい芝居であることがわかってきます。 脚本は誰が書くのか、どんな内容の芝居なのか?主演は誰がやるのか、オーディションは、いつ誰が呼ばれて実施されるのか? 物語の後半にさしかかると、この新しい「舞台」を要に、登場人物たちが一つの場に向かって収束しはじめます。 前半、いろんな人が次々に出てくる一方、なかなか話が進まないので読みながらいまいち乗り切れないでいましたが、 実際に演じられている「舞台」の光景が描写されだすと、一気に面白くなりました。 ステージ上で繰り広げられる役者たちの生き生きとした演技の応酬が、「息もつかせぬ」といった具合に描かれ、 まるで自分が本の中の世界に居合わせ、客席から舞台を鑑賞しているような気分にさせられます。 次にどんな光景が見られるのかと期待で胸をふくらませ、 役者たちの一挙一動に驚かされたり、恐怖を覚えたり、とにかく舞台に引きつけられている、 そんな一人の観客になった気分を味わいました。 恩田さんは読者を「魅せる」ことにとても長けている書き手だなと思います。 現実とは異なるもう一つの世界を鮮やかに提示してみせ、 その中に起こる色とりどりの出来事で、 あっと言う間に読者を幻惑してしまう。引力がとにかく強い。 そんな恩田さんの書き手としての特性と、”舞台”という題材は、とても相性がいいのではと感じます。 本作の登場人物たちはいずれもしっかりと性格づけされ、書き込まれ、人物造形はもちろんないがしろにされたりしていませんが、 それでも本作でスポットライトを当てられているのは彼らによる人間ドラマではなく、 「演劇」や「舞台」という存在そのものではないか?という気さえしました。 (実際、演劇にまつわる恩田作品は他にもありますし) 文庫になった機会にぜひいろんな人に楽しんでもらいたい一冊です。
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ読み始めたら面白くて最後まで一気に読めちゃいました。途中、飛鳥はどうオーディションを乗り切るのかなあとワクワクしっぱなし。飛鳥と響子のあまりの天才ぶりに、スカッとしつつ鳥肌が立ちました。面白かった! 続編が気になるところ。飛鳥の成長が早く読みたいです。
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ装丁にひかれて、紹介文もなんとなく面白そう!と思って手にとったのがきっかけ。 各女優さんたちのオーディション戦争て感じの話。同じ台本を題材に各女優さんたちのキャラクターを踏みながら全く別パターンの演技が出来上がるから、人間の幅って実に広いんだなーと思う。舞台に立っている人達を尊敬する! 飛鳥が入団したゼロの公演「目的地」では背筋がゾーッてさせられて、この真夏でも時折寒くなれる。 タイトルと中身が結び付かないと読んでいたものの、…納得!の一言。 恩田さんの作品を読んだのは初めてだったけど、久々に小説ガッツリ読みたくなったし、彼女のも読んでいこうと思えた作品。
0投稿日: 2011.07.16
powered by ブクログ読み終わるのが惜しくなったくらい面白かった。 ガラスの仮面みたい・・・と思ったら、作者もそれを目指したとのこと。 なんか嬉しい。 手に汗握る、女優の競演。私もあの向こう側を見てみたい!
1投稿日: 2011.07.16
powered by ブクログある舞台の主演オーディションを受ける2人の女優を 主軸(両軸?)とし、舞台に関わる人々を描いた物語。 設定は全く違うけど小説版ガラスの仮面みたいな。 悪い意味ではなく“ファンタジー”としての演劇モノ。 オーディションでの各演技は、実際に見てみたく なってしまい、作中人物たちが羨ましかった。 連載中?の続編でもこんな面白演技(解釈)が てんこ盛りなのかな。刊行されるのが楽しみだ。 しっかし一応3部作予定らしいけど、作中作として もンの凄い脚本を上梓しなきゃならないわけで・・・ かなりハードルが高いよなぁ。
0投稿日: 2011.07.15
powered by ブクログなるほど確かに恩田陸版ガラスの仮面だ。 視点が次々に変わるのに全然バラバラな感じがしないのはやっぱり流石。 恩田先生はぼんやりしたラストに終わることが少なくないので ちょっと物足りなく感じることが多いけど、これはラストも納得だった。 久しぶりに恩田先生の作品で感激した。やっぱりすごい。 三部作だということで続きもたのしみ。 でも続編が文庫になるのはまだまだ先なんだろうな。
0投稿日: 2011.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった!久々の恩田陸のあたり! 恩田さんは最後が微妙なまま終わる本が多かったけどこの本は終わり方も私好み。 飛鳥の演技は巽たちと一緒に毎回わくわくしたし、お芝居を見に行きたくなった! 響子が最後笑って宣言するとこと、道場での飛鳥と芹澤のやりとりが好き。 ダンデライオンが読みたいー 2015/12/22再読。めちゃくちゃ面白かった。恩田さんは週刊漫画の次号へのワクワク感を書きたいって言ってたけどまさに表現出来てるしワクワク感を表現できる作者たちは本当にすごい。戦争と電話が見たい。芝居を見たくなった。2回目は東響子が好きだった。大阪から駆けつけてから役者という仕事に本気になるまでのスピードがたまらない。4年経った今でもダンデライオンが完成してないのが残念。でも発行されたとしてもチョコレートコスモスは超えられないだろうなと思う。次号へ続くが1番面白いんだ
0投稿日: 2011.07.14
powered by ブクログガラスの仮面みたいだなぁ、とどんどん引き込まれていった作品。 あとがきに「ガラスの仮面のようにしたかった」とあって納得。まさに。 面白かった。入り込んで、読んでる時間があっという間だったな。 お芝居、舞台っていう場所の特殊さを 文章にしてこんなにもいきいきと伝えられるなんて。 女優の話、という作品は幾度か読んだことがあるけれど、 これほどまでに客観的に、主観的に、書かれているのは初めて。 やってみたい、魅せられて見たいと思うだろう。 久しぶりにお芝居を見に行きたくなった
2投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログうちの頭の中には、佐々木飛鳥が居ます。どの登場人物も生きてる感じがしました。いや、おもしろかった…!響子と飛鳥がブランチを演じるシーンは読みながら鳥肌がたった。良い芝居を本当に読んだ気分にまでなれた。続編の『ダンデライオン』も楽しみっ!
0投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログ登場人物のキャラクターがとてもよくたっていて、面白いです! 色々な目線で楽しむことかできました。 飛鳥の続編があるそうなので、楽しみ!
0投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログ恵まれた環境に育った将来有望な女優、これから女優になろうとする天才的な女の子の二人を巡るまるで「ガラスの仮面」のような設定。 面白かった。 まだプロローグ、これから本番というところで終わってしまうが、ダンディライオン、チェリーブロッサムという続編を予定日しているそうで楽しみ。
0投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログ恐らく少しでも演技経験があったり、演劇鑑賞を趣味としていたら感想は全く違うのだろうが、いかんせんその世界に疎い私には、やや大仰な印象を受けた。 登場人物そのものは個性的で、魅力的ではあるが、演技にまつわる度重なる形容詞の連発はさすがにうんざりしなくもない。私も畑違いながら映画の演技については見ることはあるが、あそこまで役者が舞台世界に浸り、かつ観客までその世界に没頭することがあるのだろうか。これは小説だから、そういったことがあっても良いのではあるが、どうも、その表現が大仰としすぎて、読者として一歩引いてしまうのである。 演劇世界に興味がないまでも、【ガラスの仮面】を読んだことがあれば、かなり印象も違うかもしれない。しかし、それすらも読んだことのない私にとっては、終始物語に没頭できなかったのが惜しい。
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログ恩田陸版「ガラスの仮面」といった感のある女優たちの物語。結構な厚みがあるものの、面白さにのめり込み一気呵成に読み進めました。ある舞台のオーディションが物語の中心なのですが、プロデューサが示す課題に如何に応えていくかも見所のひとつ。そして鬼気迫るほどの描写に息を飲みます。芸能一家に生まれ幼い頃から演技の世界に身を置いた響子と、演技を始めたばかりだけど天才的素質を見せる飛鳥、ふたりの物語はこの後も続くとのことで楽しみです。
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログなんだかいやにドキドキした。 別に事件とかが起こってるわけじゃないんだけど、ぞわりとし一文に恐怖を覚える。 そして読み手もまるで客席にいて舞台を見てるかのような錯覚に陥る。 なぜか止まらない。 面白かった!
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログ初読み、恩田 陸さんの作品。 読み終えた瞬間に「続編が読みたい!」と思いました。 読み進めるたびに本当に舞台を観にきてるな感覚に陥って一気に読破してしまいました(笑)世界への引き込みがすごい! 飛鳥や響子の才能の爆発がチラっとみえた所で話しが終わったので、すごく読みたい衝動にかられましたが、あとがきで続編の「ダンデライオン」があると知ってほっとしました(笑)
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログドキドキしながら夢中になって読んだ。口の中が渇いてしまったのは暑さのせいではないだろう。演劇はあまり観たことないので序盤はあまりイメージが描けなかったけど、物語に引き込まれてしまったら描写に圧倒されてしまい何度も鳥肌が立った。後半のオーディションでの響子と3人の女優との演技もとても面白かったけど、飛鳥との絡みではわからないけど空間が凄くドキドキが最高潮に達した。天才と評価されながらも女優というシビアな世界で生きる苦悩と葛藤も描かれていて、主役は飛鳥なんだけど響子のファンになりました。続編が待ち遠しいです。 「欲望という名の電車」を読み、一通り把握してからオーディション場面を読み返すと、やはり面白さが増し「影」のブランチを楽しめますね。こうして読むと徳子と葉月の影のブランチもとてもいい。飛鳥の影はアランやミッチにそしてブランチの母に変わったりして「?」だったが、ようやくついていけた。響子がヒナギクに触れた瞬間、少しだけ何かを感じ取れた気がする。もっと読み込んでみよう。
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白い本とそうでないものの境界は、 もう一度読みたいかそうでないかだ と私は思っている。 その点この本は間違いなく面白い。 演劇、ガラスの仮面好きという贔屓目を除いても おもしろいのではないだろうか。 個人的には響子が良い。天才よりも、人間味があって。 オーディションでの布の演出が…といったところはまさに漫画、ガラスの仮面を彷彿させた。漫画で見てみたいような感じ。 とはいえ、天才があっさり秀才に勝つ、というほど単純なつくりでなく、終盤はとても楽しめた。 続編があるとか、きっとまた買います。
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログひさしぶりに、読み終えた後に今すぐ続きを読みたいと思った作品。 ひとつのことを追求する過程で絶対に考えさせられるだろう対象の深さ面白さ恐ろしさ、向き合わなければならない自己、そういうものが響子の視点で率直に描かれている。臨場感のある舞台の描写にも引き込まれた。これから飛鳥と響子がどういう壁にぶち当たり乗り越えていくのかを、是非読みたい。
2投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログガラスの仮面だ、確かに。特に亜弓=響子は…言わなきゃいいのに。 舞台に引き寄せられた人々の、それぞれの、であり、相互作用の、でもある物語。 そこでしか味わえない高みに触れられて、緊張感が途切れることなく、ただもっと見ていたいって思った。
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログ久しぶりに小説の内側に引き込まれ、どっぷり世界観に浸ることができました。『演じる』ことの深淵を、かいま見た気がします。
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ中盤に差し掛かった辺りから、何度も鳥肌が。 物語に引き込まれて、気付けば一気読み。 読後は軽い興奮を覚えました。 続編もたのしみ!
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ何回も何回も戦慄しました。 高校の時に演劇かじってた程度だけど、女優目指してる人は飛鳥に憧れると思う!
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
展開に引きずり込まれて一気に読了! ガラスの仮面を思いだして、にやにやしました。 続編も気になるところ。 ただ欲をいえば、展開が読みやすかった、かな? 響子が相手役になるだろうというのはすぐにわかっちゃう分。 演技中の描写はさすが恩田陸です。 二人で架空の花に触れた瞬間、同じ世界を見ているという、女優の演じるだけじゃないもう一段階上の世界を、言葉で表現できるのはさすが。
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ素晴しい小説だった。テーマは演劇。『ガラスの仮面』の影響を受けているのは明らかだけれど、オリジナリティがあり、単なる二番煎じではない面白さがあった。演劇界のサラブレッドとして育った若き名女優と、演劇を始めたばかりで未知数だが、天才的な素質を秘めた少女の二人が主人公。サキの『開いた窓』、テネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』によるオーディションのシーンは、凄まじい迫力に溢れた描写で、ぐんぐん読ませる。読み終えたとき、美味しい食事をお腹いっぱい楽しんだような満足感があった。続篇もあるそうなので、大いに期待している。
0投稿日: 2011.07.07
powered by ブクログ文庫化したこの作品を書店で見つけて、久々に読みました。 <ガラスの仮面>的なタイプの異なる二人の女優の話です。 オーディションのシーンがメインで描かれているので、その先の稽古→本番の内容が気になる所です。
0投稿日: 2011.07.07
powered by ブクログあすかときょうこだったから、ちょっと嬉しい偶然性(^^) 演劇はほんっとうに面白いよね!!!!すき~! 舞台も、舞台のお話も同じくらい好き!
0投稿日: 2011.07.06
powered by ブクログとても良かった。面白いという以上に引き込まれる感じが強くあった。臨場感の表現が凄く上手いのだと思う。
0投稿日: 2011.07.06
powered by ブクログ芝居、演劇の素晴らしさを再認識した作品。 今すぐにでも舞台を観に行きたくなりました。 オーディションを描くためにこれだけの作品を書くとは。 更に続編も出ているそうなので、早く文庫化されてほしいです。 舞台には役者、監督、演出家、脚本家、その他いろいろの人が関わっていて。 舞台の裏側が少し見えたような気がします。 責任や期待のされ方が違うかもしれないけど。 学生、プロの違いはあれど、舞台を大切に思う気持ちは同じです。 仲良しのチームじゃうまくいかないのは仕事も同じで。 雰囲気が悪かろうと、各自がちゃんと仕事をこなせば結果はついてくる。 久しぶりにどっぷりはまれる小説を読んだという感じでした。 こんな舞台があれば絶対観に行くだろうな。
0投稿日: 2011.07.05
powered by ブクログガラスの仮面のオマージュ。演劇大好きだからか続きが気になって気になって久しぶりに寝るのを惜しんで一気に読み切った!
0投稿日: 2011.07.04
powered by ブクログ最近の中では一番面白かったです。ガッツリ読んだ感じが満足。 オーディション小説(?)演劇が舞台で、恩田陸さんらしい小さなトリックがいっぱいあって、引き込まれて、独特な居心地の悪さというか気味悪いかんじ?恐怖心をあおるようなとこあったりして、スリリングで。盛り上がるところは一気に読めて。 読者の興味がそそられる、もっと読みたい、読ませてほしい、この続きはどうなるんだ!と思わせる感じ、恩田さんよくあるかも。 恩田さんの作品は登場人物も生きてて、実在してそうな気分にさせられる。 文庫あとがきに、今まさに続編書いていますとあって、めちゃうれしかったです。またこの登場人物たちに会えると思うとワクワク。3部作らしいです。でも文庫になるのはいつになるやら…。
0投稿日: 2011.07.03
powered by ブクログ演劇ものが最近多い気がするのは気のせいだろうか。 恩田さんらしい、がっつりファンタジーを読みたくなった。
0投稿日: 2011.07.03
powered by ブクログわたしの毎日がいかに生ぬるいものかと痛感させられるほど、生に満ちた眩しいお話。肌の表面がざわざわするくらいの全力、痛いくらいに。わたしには、そういうものがないことが悔しい。
0投稿日: 2011.07.01
powered by ブクログ続刊と分かってたら買わなかったのになあ…。 恩田陸は文章力はあれだけど、発想と言うか物語性が素晴らしいと思う。 ただ今作については、作者も文庫版あとがきで述べていたように、「ガラスの仮面」が始終ちらつくため、作品そのもののみで楽しむことはできなかった。 場面ごとにここはマヤが…亜弓さんが…と「ガラスの仮面」を思い出してばかりいた。 続編は『ダンディ・ライオン』なのだそうだが、それより何より、 ガラスの仮面を読みなおしたい! というのが本音だ。 ブックオフに走るべきか。
0投稿日: 2011.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わってため息をついてあとがきを読んで飛び上がって喜んだのは私だけじゃないはず…?(文庫派なので事前情報はなるべく避けてるからかも。 続編があって、また彼等に会えるのですね! すっごい楽しみです。
0投稿日: 2011.06.30
powered by ブクログ演劇・舞台の物語。 芸能一家に生まれ、幼い頃から役者として活躍してきた響子。 響子の親戚で歴は浅いものの、めきめき力をつけてきた葉月。 アイドル出ながら役者として非凡な才能を見せ始めるあおい。 すでに貫禄もある大御所女優の徳子。 一方、まったくの未経験者で大学から演劇を始めた飛鳥。 とてつもなく強い印象を残し、無茶な入団テストを切り抜け、 早速その劇団の旗揚げ公演に出演することになる。 時を同じくして、ある劇場のこけら落としに、有名な プロデューサー芹澤による芝居が当てられるという噂が。 必然的な流れに従うかのように、彼女らはそのオーディションに 参加することになるのだが、なぜが響子だけには声がかからず… いやー、もうなにこれ。ホントに面白かった! 小学生みたいな感想で申し訳ないけど、今はもうそれだけだ。 背表紙の概要や帯や批評やあとがきなんかはあまり見ずに、 誰が主役なのか知らないまま読んだ方がいいと思う。 見方を変えれば、舞台を創り上げていく男達の物語でもあるし、 家族や友情の物語でもある。 芝居の世界だけで終っていないからこその深みがある。 これはもう「今年一番の本」を決めるのがすでに難しくなってきたな。 最近いい出逢いがありすぎだよ! なお、続編の『ダンデライオン』は現在連載中。 さらに構想としては、完結作としての『チェリーブロッサム』も 用意されているらしいです。 楽しみなシリーズがまたひとつ増えた。
2投稿日: 2011.06.29
powered by ブクログすっごく面白くて、空き時間に少しずつ読むはずが気が付いたら一気読みしてました。どう話がまとまっていくのか、先が気になって仕方がなかったです。恩田陸版『ガラスの仮面』。
0投稿日: 2011.06.29
powered by ブクログ初恩田陸。これは芝居の話だと知って、文庫になったら絶対読もうと思っていた。で、まあ、わたしが元演劇好きだからかもしれないけど、とんでもなくおもしろかった!!!! めちゃめちゃ惹きこまれて、読むのがもったいないくらいで、読み終わるのがすごく残念だった。読んでてぞくぞくした。さんざん言われているけどまさに「ガラスの仮面」。でも絵もなくて、文章だけであの世界を表現するっていうのはすごいのではーー。もっともっと長く長く読みたかった。それこそ「ガラスの仮面」のように長く長く。主人公がすぐオーディションに呼ばれるんじゃなくて、小劇場から少しずつ出世していく過程とかも長々書かれていたらよかったのに〜。どうやら三作目までこれから書かれるそうなので、めちゃめちゃ楽しみ。待ちきれない。
0投稿日: 2011.06.29
powered by ブクログ559ページ。久しぶりに一気読み。さすが恩田陸さん、読ませるなぁ。次巻の『ダンデライオン』が待ち遠しい。あー、この気持ち『ガラスの仮面』の時と同じだ。
0投稿日: 2011.06.26
powered by ブクログ楽しみに待っていた時間の補正関係なく、面白かった。 思っていた以上の世界の描写があったし、綺麗な世界に 書かれていないところと、綺麗に書かれているところも メリハリがあったと思う。リアルを持ち込んで欲しくない所を うまいこと書かれていてよかったなぁと。 取材をされて書かれているのがきっちりと作品にはめられて いるような厚みもあったんじゃないかなぁ。 とにかく思った以上にすっきりと爽やかに世界を感じられました。 特に泣くような話でもないんですが、読んでいて、自然と 涙がにじんできたのが不思議。文章で書かれているんだけれど、 その演じられている様子とか感情とか、そういうのが確かに私の 中にあって、私も響子と飛鳥の二人のシーンは体感したような 気持ちでした。 本当に感情の先というか、そういう奥には本物のモノが あるっていうか、私はそんなことはできないと思うけど、 「ある」っていう瞬間はあると思います。 それだけにとどまらなくて、「あっ、これだ」と感じる瞬間とか、 説明できない感覚って演劇、芝居の世界にはあるけれど、 それがこの作品を読みながら感じられて凄かったと思います。 「ガラスの仮面」のことも頭にありながら書かれたこの作品。 そのときのわくわく感、あると思います。 オーディションの発想とかも、地に足が着いた感じで説得力も あったし、読んでいて緊張感がありました。 キャラクターの構図も「ガラスの仮面」からなのか、 感覚派の演技をする飛鳥と、理詰派の響子という感じで 分けられていて魅力的。 そして二人とも完全に一線を越えていないというのがいい。 ほどよい理想感とリアル感がある。 (ここでとんでもなく巧すぎたりするともうつまらないと思うんだけど!) 飛鳥は天才肌なんだけれど、弱点を持っているっていうのがいい。 (それが次作の「ダンデライオン」以降に書かれるのだと思うけど) それが、決して天才だけが陥るようなことじゃなくて、 人間的というか、「感情」という部分で、それは演劇を始めた 役者にとっては最初にぶつかる壁といってもいいというところ。 それが、技術的に演じられてしまう飛鳥、というところで違うだけで、 その壁にぶつかる役者が多い、ということから、凄く共感して もらえる部分なのではないかと思います。 外面、外側だけをうまく演じられてしまう役者の演技を 「つまらない」と言った言葉は個人的にグサリときました。(笑) どうしても「こうなりたい」「こうでありたい」というところに向かって 役を作ってしまったり、演じてしまうというところも、結構 経験がある役者さんが多いのではないかと思います。 リアルな、生の感情を見せられる役者でありたいです本当に。
0投稿日: 2011.06.25
powered by ブクログ買う! →買った。そして読んだ。 再読なのに打ちのめされるほど のめりこんで感動してしまう。 わたしは、すごいものを、観た(読んだ)!
0投稿日: 2011.06.14
powered by ブクログ内容紹介 無名劇団に現れた、一人の少女。天性の勘で役を演じる飛鳥の才能は、周囲を圧倒する。いっぽう若き女優・響子は、とある舞台への出演を切望していた。開催された奇妙なオーディション、二つの才能がぶつかりあう! 著者について 1964年、宮城県生まれ。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、『中庭の出来事』で山本周五郎賞。
0投稿日: 2011.05.15
