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バチカン奇跡調査官 黒の学院
バチカン奇跡調査官 黒の学院
藤木稟/KADOKAWA
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総合評価

242件)
3.4
24
70
94
17
4
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    多少強引な箇所はありましたが、シリーズものだからこれからに期待。大学の教会に足をはこんでみようと思います。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    ホラーというよりミステリーに近いストーリー。とても丁寧に書かれていますが、もう少しテンポがいいと、すらすら読めたかなぁと思います。前半がとても丁寧だった分、後半がだだだーっと終わってしまった感じでした・・・内容的にはおもしろかったです。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    平賀神父とロベルト神父の奇跡調査の第一弾。 修道院と併設の全寮制のキリスト教の学校で起こる奇跡と殺人を解決していく。 奇跡調査開始から事件解決までの期間が長い。そのため、スピード感に欠ける。殺人だけでなく、様々な事件が伏線的に起こり、4つほど視点があるので、場面転換もめまぐるしいと感じることがあった。 ホラーなのかミステリーなのか・・・微妙なライン。オカルトサスペンス?

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』―世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し――。天才神父コンビの事件簿、開幕。

    0
    投稿日: 2011.08.12
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    ヴァチカンの奇跡調査で神父2人が活躍するミステリー(?)シリーズ1作目。 キリスト教自体まったく馴染みがなく、 ヴァチカンと聞いて(読んで)歴史的にも宗教的にもいろいろ想像をかきたてられて購入。 話に引き込まれて一気読み。 『聖徒の座』という奇跡調査を行う部署に属する天才科学者の平賀と古文書・暗号解読のエキスパートであるロベルトのコンビ。 世界各地からの奇跡申請に対してその真偽を調査しに出向きます。 今回は「処女受胎」。 調査の過程でもその他いろいろ。 平賀は、天才だけど日常生活は役立たず。 かたやロベルトは、語学堪能で常識人。 没頭すると危なっかしい平賀をロベルトがサポートします。 結末はちょっと後味が悪かった。

    0
    投稿日: 2011.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』―世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し―。天才神父コンビの事件簿、開幕。 ---------- THORES柴本さんの表紙がこってりして本当にまぶしいです。 ちょっとマッドサイエンティストというよりも、いきすぎたヲタクのような平賀神父と、見守り系ロベルト神父のコンビ開幕って感じです。 事件解決は純真な平賀神父がほぼやっちゃうというか検証しちゃう感じなんですが、それだと舌足らずな説明になってしまうところを、ロベルト神父が補足するという感じですね。 P2ロッジや、ダビンチコードとかヨーロッパの秘密結社が好きって人だとかなり楽しい作品です。 事件解決後の関係者のその後も是非どこかで出してほしいかなぁ。

    0
    投稿日: 2011.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この作品面白い。 読み応えがあるし、宗教がすきな人には たまらなく面白いと思う。 出てくる登場人物も個性があっていい。

    0
    投稿日: 2011.08.02
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    おもしろい。奇跡も所詮人の仕業なのですね。2人がかわいいです。・・・いつの間にかナチスが関連しとる。

    0
    投稿日: 2011.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    転げまわるくらい萌えるかつまんないかの二択の賭けになるかなあと思いつつ買って読んだら意外と普通で驚いた。 奇跡調査官コンビが奇跡が事実か否かを調査するミステリちっくなお話。 片割れいらなくね? とかキリスト教世界で無縁仏って、とかドイツの科学力は世界一ィィィィィィィィ、とかちまちまこの世界に没入出来ない点があったのが残念だったけどそこそこ楽しめた。 あと全寮制男子神学校がとてもほもくさいですね。 ナチスはほもだめ、絶対、だった気がするけど

    1
    投稿日: 2011.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    処女受胎の奇跡を調査しに、アメリカの私立学校を訪れたバチカンの調査官二人が遭遇する奇妙な事件。キリスト教史にヨーロッパ近代史にまで広がって、オカルト(宗教の奇跡がらみなので)が入った科学ミステリ・・というところでプロットはなかなか面白い・・んだけど、学校のカリキュラムとか二人の主人公の内、一人ははっきりいって引き立て役程度にしか役に立ってなかったり、と突っ込み処も満載・・・ので、次巻に期待で星2つ。 京極堂、ダ・ビィンチコード、ホームズ物が好きな人は好きかも、なオカルト・ミステリ。 「この世に不思議なことなどないのだよ、関口君」 というあの方のささやきが聞こえてきそうです。 科学は信仰を妨げる対象とならないという確固たる信念があるから調査するのか、それとも・・・。

    0
    投稿日: 2011.07.29
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    ミステリーとしての犯人の動機付けは弱いと思ったけど、 宗教が絡むことで可能になる状況などは面白いと思った。 カトリックについて新たな知識が得られたのは良かった。

    0
    投稿日: 2011.06.29
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    平賀とロベルトのキャラや、全体の設定がとても好き。 でもミステリとしてのトリックやホラー的な雰囲気はいまいちだったので評価−1。概ね満足。

    0
    投稿日: 2011.06.27
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    軽い話かと思いきや、内容がしっかりしておりなかなか面白かった。ただラストが少し足早だったように感じられた。

    0
    投稿日: 2011.06.24
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    バチカンに属していながらに科学を利用して奇跡かそうでないかを判断する そんな設定が面白いです それと宗教って怖いなぁと 絵画などの説明があって楽しかったです

    0
    投稿日: 2011.06.21
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    某吸血鬼マンガを髣髴とさせる内容でした。どうせなら表紙もヒラ(自粛) とりあえず一冊目。閉鎖的な教会で起こる神父の連続殺人はまんま『薔薇の名前』だが雰囲気はきちんと活かされている。古典的学園ものの要素も加わり、より特殊かつ閉鎖的な舞台が出来上がる。ここまでは上出来。 しかし、他のレビュアー諸氏が言及されているとおり、 ・平賀の薀蓄が会話として不自然。 ・回収されない複線やミスリードが多い。 ・クライマックスが陳腐。 などなど、少し作りが粗いように思えてなりません。 特にエピローグの大演説による論理のすり替えは、まさに作中で語られる"カソリックの欺瞞"と言うやつではなかろうかと思うと、具材が良いだけに残念でなりません。 二冊目以降で拾われなかったものがスッキリしてくれると嬉しいのだけれど・・・

    0
    投稿日: 2011.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    完全なる表紙買いです(笑)。 薀蓄が長い割に後半の展開が急なので、物語に絡んでいるのか絡んでいないのかがよく分からない。 あと、セバスチャン視点やジェームズ視点の話も余り本筋に絡んでいなかった様なのが消化不良です。 平賀の活躍は面白かったけど、帯に「天才神父コンビ」とある割にロベルトの存在感が薄いです。彼の活躍は次巻に期待です。

    0
    投稿日: 2011.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    完全に表紙買いでしたが、当たりです。 角川ホラー文庫から出ていますが、中身はホラーというよりは、ミステリーという感じです。 私は美形好きなので、二人の美形神父にはメロメロになりっぱなし。 二人は、神父でありつつも、博士なわけで、専門用語が飛び交い、少し難しい気もしましたが、お話はとっても面白いです。

    0
    投稿日: 2011.05.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    舞台設定は割とベタ。美形もインフレ気味。 折角のコンビもの?なのに、ロベルトがいる意味があんまりない(笑)。天才に驚くワトソン役だから、これでいいっちゃいいのか…。 そこは今、説明しなくてもいいでしょ、というくらい、蘊蓄だらけだったなー。だから小説の中身の割には、ページ数がある…。蘊蓄が面白いということもあるけど、別に斜め読みしても本筋には問題ない^^ 次々に出てくる謎(奇跡)に、一応の回答は付いているから、まあいいかな。そんなにうまく運ぶものかなあ、というこじつけっぽいものもあるけれど。

    0
    投稿日: 2011.05.30
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    借本。 著者の本はこれが初めて。 表紙の絵に誘われて。 ラノベみたいにサックリ読めました。 キャラが面白いので、次も楽しみだったりします。

    0
    投稿日: 2011.05.28
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    はっきり言うならば、ジャケ買いだった。 おもしろくないと言うにはおもしろいけど、出汁が物足りない。

    0
    投稿日: 2011.05.28
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    卒論でキリスト教関連をやるので興味本位で+ジャケットがトリブラの方…!で購入。 絵って大事ですね。 バチカン奇跡調査官コンビの話。 堅い。キリスト教含め、様々な知識は面白いのですが、途中で少々飽きてしまいました…バチカンコンビの個性も、掴みきれないと言いましょうか、調査中は調査に関する話しか出てこないので、よく人物像が分からないな…という印象。 また、第二の主人公?とも言えるセバスチャンは?マリオは?など、ぽつぽつ疑問は残るまま… 続巻から面白くなってくるのでしょうか?

    0
    投稿日: 2011.05.24
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    天才科学者・平賀と、古文書と暗号解読のエキスパート・ロベルトが奇跡調査官としてコンビを組んで、バチカンに寄せられる「奇跡」が本当に神の奇跡なのかを調査しに行く話。ホラー文庫とはいえ、怖いのが嫌いな私でも読めるくらいであんまり怖くないです。ついでにミステリー的な推理要素も薄い。キャラクターが濃いので、それを楽しめればそれなりに楽しく読める小説だと思います。ちなみに私はバチカン+THORES柴本さんのカバーイラストというトリブラを彷彿とさせるキーワードから購入しました。

    0
    投稿日: 2011.05.18
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    カトリックの総本山・バチカンに仕える天才科学者・平賀と古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルトの2人の神父が活躍する藤木稟の新シリーズの第1作目

    0
    投稿日: 2011.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトル通りバチカンの機関所属の奇跡調査官・平賀、ロベルトがとある学院で起こった奇跡を調査するといったお話。 ―以下、感想のような雑多箇条書き。 ○宗教特有の湿っぽい雰囲気を感じられて楽しかったです。宗教上の信者心境とか色々参考になりました。人物の掛け合いなども個性に溢れていて面白いです。 ○●謎解きは壁のマリア辺りはなるほどな、と思いました。ただ、後半になればなるほど謎が複雑化しているのに解説が早足な感じで少し置いてきぼりにされた感じがしました。 ○●学生パート。憧れの先輩とか学院の秘密とかでワイワイしている彼らの様子は読んでて面白かったです。ただ、話の主軸にあまり絡んでこなかった点ではここまで人物描写する必要はなかった気もします。セバスチャン視点で見る学校生活が楽しくなって来たと見えただけに終わり方があっさりし過ぎてあっけない感じ。シリーズで続いているようなのでそちらに再登場などするのなら濃い描写も納得かも。 ●個人的に読んでいて疲れたのが人物の長台詞。平賀ならそのくらいそらですらすら暗唱出来てしまいそうだけども、話し相手も「そうです」と頷いている内容をつらつら話している場面を想像して読むとなんともテンポが悪くなる印象を受けました。 ●宗教に纏わる通説などは全く詳しくないのでナチス畳み掛けがいまいちよく分かりませんでした。受け取れたのはキリスト教とナチスには何らかの説なり因縁なりあるのかなといった印象くらいです。そこら辺の知識があったらもう少し楽しめたかもしれません。調べてみたらヒトラーとキリスト教についての話題がわんさか出てきたので、これを機に学ぶのも一興かなと思いました。

    0
    投稿日: 2011.05.12
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    あれ?あの謎はどうなったのかなーという箇所がありましたが、キャラがおもしろいので中には入り込みやすいかも。この巻は平賀さんが何考えてんのかな…ってゆう場所が多いので、自己完結についていけない部分もありました。

    0
    投稿日: 2011.05.06
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    バチカンを舞台にした、奇跡調査官のお話。 キリスト教、それもカソリック(本の中でそう表記されている)のお話で、専門的なことがたくさん書いてありました。 まぁでもなかなか面白かったです。

    0
    投稿日: 2011.04.19
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    天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』――世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し――。天才神父コンビの事件簿、開幕! (裏表紙紹介文より) *** 「大聖堂」を読み終わり、TVでは「天使と悪魔」を観て、今回この「バチカン奇跡調査官」を読みまして、なんだかキリスト教に浸かった数週間でした。 ラストの方で明かされた真実には思わず ちょw と言いたくなりました。 まさかそんな方へ進むとは…。 キリスト教と●●●が絡んだ小説は色々あるみたいですが、私は免疫がなかったので驚きました; 私にとってはあまり馴染みのない世界(キリスト教)だったので、共感や感情移入はしずらかったですが、設定とかは面白いなぁと思いました。 【ここから辛口】 しかし、セバスチャンやマリオの件については見事にスルーして終わったなぁ、という印象。 別に説明に不足があるわけではないですが、少なくともセバスチャンは彼視点の描写もあったのだから、もう少し描き加えてくれても良かったのでは…?と思います。 それから、文章があまりしっくりこなかったです。 なんだか下手な翻訳ものを読んでいるような…(汗) ここらへんが気になったので★3つになりました。 設定は好きなので、続きを読むか迷い中です。

    0
    投稿日: 2011.04.11
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    科学者と信仰って、両立難しそうだなぁ~と思っていたけど、そんなことはないんですかね~ 表紙買いでしたが、かなり楽しめて、続きにもすぐに手が伸びてしまった 天才コンビ、的な帯だったけど、この巻では「ロベルトってなんかしたっけ~??」と感じてしまった。。。平賀のターンだったのかな

    0
    投稿日: 2011.04.09
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    色々と狙われている感満載でした。 多分そんな事を思っているひとはわりといらっしゃると思う。 綺麗な顔立ちをしたちょっと変人だけれど頭が抜群にキレる日本人神父と、彼に振り回されつつ面倒みているような感じの暗号解読の達人の神父が二人で奇跡を調査する話です。 今回はそれにギムナジウムで起きた殺人事件や某ある人間が関わってきて…。といった感じで。 取り敢えず男二人組の神父とかなんか相棒ちっくなのとか、あと男子学校のギムナジウムが舞台なのでそういうのに引っ掛かる方は読んでみたら楽しいんじゃないかと思います。 最近文庫が出ましたが、文庫の表紙絵はトリブラのあの方だよ! 単行本の扉カラーも同じあの方だよ!相変わらずふつくしいイラストです。 結構なんか、凄く単純というかこじつけっぽいのもありましたが面白かったです。 でもなんかちょっとほんのちょっとだけ物足りない。 しかし基督教と×××(ネタバレになる為隠し)は相性いいんでしょうか。 どこかで見た組み合わせです(笑)

    0
    投稿日: 2011.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    セントロザリオ学院の場面は、ちょっと『トーマの心臓』を思い出した。 キリスト教はよくわからないけれど、なかなかおもしろかった、 続きも読みたい。

    0
    投稿日: 2011.04.02
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    文庫にしては破格のボリュームの中に凝縮された謎。 ミステリーとホラーの間を行く知的小説! 建築様式・歴史・神学・科学・・・・・。 外部記憶に頼らなきゃ解読不能!再読必須!! 文庫にしてはまずボリュームが多い! だから登場人物が多い! 読んだ端から忘れてしまう!! ノートとかに書き留めておいた方が良かったな・・・; しかし登場人物の多い中で主人公の平賀とロベルトの二人のキャラはしっかり組みたてられていて、難解な話を読みやすくしてくれる存在。 しかしこれだけのボリュームなのに、まだ『ページが足りないのでは? 』と思った個所がある。 連続殺人事件発生当初には有ったはずの動機、後半になるにつれて動機が不明瞭で有り、解明もしなくなる点。 たまに出てくる転入生・セバスチャンの心の変容を語る視点。 警備員・ジェームズの視点もあるが、彼はきっかけとなる物を目撃しているので必要だと思う。 セバスチャンは主役二人にある鍵を渡す役割を担っているが、それは変容する前の彼なら面白かったと思うが、変容した後だと、他の名もなき生徒でも誰でもよかったのではないかと思う。 後者の方が『セバスチャンはあんな子だったのに』という悲哀は強く出ていると思うが・・・・・; 何はともあれ、 小説を読むだけでなく、中に出てくる歴史やバチカンという国など、少し調べてみようかと思わせる一冊でした。

    0
    投稿日: 2011.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    衝動買いの1冊。 バチカン、奇跡調査・・・なんて言葉につられてしまいました。 読み終わってから「ホラー文庫」と気付くほど、ホラー度はかなり低い。 ロベルトと平賀のコンビがいい感じ。 ロベルトによる『聖書』の疑問と、『悪魔の聖書』解説部分は、ちょっと躓きになりそうな世界です。 でもなんで、ヒトラー/ナチスものが続いてしまったんだろう…。たまたまなのか、ネタにする本が増えてきているのか・・・ちょっと意図していなかっただけに悩ましいです。

    0
    投稿日: 2011.03.26
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    バチカン、奇跡調査官、エクソシスト、etc.  馴染がない事だけに、興味深く面白い。 信じる者は 救われる…のか?  ホラー文庫だけど、ホラー感は薄い。ので、読めた。

    0
    投稿日: 2011.03.21
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    表紙買いした一冊。この人、こういう舞台の小説の挿絵、よく書いてる印象があります。トリニティ・ブラッドとか。 おもしろいです。がちょっと説明口調に疲れてしまう。キリスト教とか、聖書のこともよくわからないので、それを知ってればもうちょっと面白く感じたのかな……。 次を読んでみたいとは思うので、ロベルトの表紙を目印に探しに行ってきます。 ほかの人のレビュー見たら、表紙買いしてる人が結構いる(笑)

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    投稿日: 2011.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラー文庫から出てるにも関わらず、内容はミステリーでした(笑) 乱歩の黒蜥蜴もホラー文庫だったし、このレーベルは改名するべきじゃなかろうか…。 内容はよく書かれてると思います。下調べ大変だったんじゃなかろうか。凄い知識量です。 ナチスやゲシュタポの解釈が面白いなと思いました。 ヒトラー生存説は沢山あるけれど、こういうのもありだなーと思いました。まぁ実際にツェッペリン級の飛行船を飛ばしたら、いくら夜中で灯りをつけてなくてもバレバレだと思いますが(笑)

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    投稿日: 2011.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙がかっこよかったので買いました。 うーん…平賀はキャラが確立してるんだけど、ロベルトのキャラが掴めないな~…というか、ロベルトが活躍してる感じがしないんだが。 大きく広げた割には、最後があっけなかったり。拾ってない伏線もあるのでは?続きは次巻? ただ、キリスト教には詳しくないので、なるほど~と思いながら読みました。

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    投稿日: 2011.02.28
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    好きな系統の話です。 最初はダヴィンチコードのような話を想像してたんですが、結末はまったく違います。 最後はちょっとあっさりしすぎかなと思います。

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    投稿日: 2011.02.06
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    ホラー文庫だけど、 ホラーチックなミステリ。 ちょっとまとまりが悪かった気もするけど、 キリスト教(バチカン・カトリック)調なのが 新鮮で面白かった。

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    投稿日: 2011.02.05
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    久々に集中して読んだ本。面白かった。 カソリックの最高機関であるバチカンに寄せられる『奇跡』が本物かどうかを調査する役職の青年神父2人が主人公。 平賀のキャラが素敵です。そして私好みの知識の垂れ流しであるww

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    投稿日: 2011.02.03
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    キャラで読むにはキャラが薄く、謎解きミステリとして読むにもなんだか微妙かなと思ってしまったり。でもキリスト教の知識的な部分は面白かった。

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    投稿日: 2011.01.31
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    ホラー文庫なので迷ったけどそんなに怖い話じゃなかった。二人の調査官の謎解き話といったほうがいい。キリスト教の歴史やヨーロッパの歴史などを知ってたほうがより面白いと思う。人物相関図が欲しかった。終わり頃にはあれあの人誰だっけって思う人もいて。。。

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    投稿日: 2011.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    狂信者たち 美少年・美青年・美中年……(おそらく) 小道具が効き過ぎている。 音楽で分かってしまってラストの驚愕が半減。 ところどころ日本語につっかえる。

    0
    投稿日: 2010.12.30