
総合評価
(1208件)| 373 | ||
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| 46 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館戦争のイメージで読んだけど全然違った(笑)わりとシリアスな感じの話なんですね。なんとなく『宇宙戦争』を思い出してしまった。『空の中』というからもっと飛行機で空中戦なのかと思ってたけどちょっと違いましたし。かなり楽しめましたけど(笑)登場人物では宮じいが一番良かった(笑)ディックとフェイクも良かったけど(笑)こういうSFは好きなんで楽しんで読めました(笑)次は『海の底』だ(笑)
0投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ海の底を読んでから本作のことを知り読んでみました。 本作もう一人の主人公?(もしかしたらこちらこそ主人公だという方もいらっしゃるかもしれません)の少年があまり好きになれず、そればかり終始気になってしまいました。
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ有川ひろさん(1972~)の作品、ブクログ登録は8冊目。 本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とはーすべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント。 ---引用終了
93投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログいやー!とても面白かった!っていうのも言い尽くされてるかもしれないけど展開がとてもテンポよくて...なんか読み終わってしまうのがもったいなくて日々少しづつ読んでました!Wカップルはとてもよくて...そして宮じいが神すぎてとてもおすすめしたい本でした! 有川浩さん本当にいいですね!! 図書館戦争も読みたいところです!!
2投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ青年と少年、2人の主人公の物語。 空にいた知能のある物体、白鯨と呼ぶものを介しそれぞれの成長や苦悩などを描いている。 物語に出てくる3人の女性の描写も面白い。 しかし老齢の宮じいの言葉のひとつひとつの重みや温かさに救われる。 自分も重みのある言葉が言える様に人生経験を大切に噛み締めていきたい。
3投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログ宮じいのキャラがよかった。間違った道をずっと進んでも正しい道に辿り着くことはないってことをちゃんとまっすぐ瞬に伝えてくれた。真帆にお母さんが間違っているからそれを許してやってくれというところが一番泣けた。あとキュンキュンした。
1投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ自衛隊三部作 第二弾『空の中』。 未知との遭遇から、相互理解を経て、信頼を築き、共生の未来を探る物語。SFであり、ファンタジーでもあり、そこに有川さんらしい恋愛小説が加わります。 有川さんは“大人のライトノベル”を描きたかったとか。それが何を目指すのかわからないけれど、友人としての信望、仕事としての信奉、家族としての信頼……と、大人でなくても心惹かれる場面が展開される。そこに、年代の違う恋愛が絡まるのだから充実の第二弾です。 未知との遭遇をテーマにしながら、より人間的な他者との関わりを描き、わかりあうこと、信じあうことの尊さを――年齢に関係なく楽しめる作品だと思います。
102投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ有川浩2作目 前作よりも面白い。ダブル主人公スタイルで、話は展開。その中で宮じいの存在は大きい。20年前に亡くなった私の祖父と思い出も重ねながら読んだ。終盤の真帆への会話、良かった。
2投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ図書館戦争が設定に感心したが何故かラブロマンス路線にとほほーとなりご無沙汰だったんですがすんごい面白かった なんというか、文字から情景を浮かばせる天才ですわ 僕、かなりの高所恐怖症なんですけれど(ゲームですら手震えるしエスカレーター苦手)いや、いいなあ。かっこいい あと小説と関係ないんですけどずっと男性作家とNHKの猫のやつ見るまで思ってました そういえば心理描写とか中身描こうとされる姿が、なるほどなあ
18投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ自衛隊三部作2冊目。 高校生特有の未熟さを突きつけられるので、結構読み進めるのがしんどい部分もありましたが、その分宮じいのセリフがスッと入ってきてよかったです。 自分が間違ったことを受け入れる強さを自分も持ちたいなと思いました。
3投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いやぁ〜良かった❣️有川浩「空の中」 自衛隊航空機が高度2万メートルの飛行訓練をする… ん〜響きが良い笑 謎の航空機事故が相次ぎ、 その事故で父を亡くした当日、息子·瞬は 訳のわからない、謎の生物を拾ってくる。 父が亡くなったのが悪夢だと確かめるように かけた父への携帯
2投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ有川浩の自衛隊三部作最終巻。シリアスな展開とクスッと笑みが溢れるラブコメ感とか良い塩梅に詰まっている。光稀と高巳の恋の行く末が気になるのは私だけじゃないはず。
2投稿日: 2025.06.24
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意思疎通が可能な巨大未確認飛行生命体。字面だけで唆られる。こういうのって【人類VS未知の生物】みたいな構図になる事が多いけど、この作品は未知の生物が味方でもあり敵でもある。敵対するだけじゃなくて未知の生物と協力しながら共存するための解決方法を探していくというのが新鮮で面白かった。光稀と高巳がフライト中に呼びかけられて、着陸する事になった時のワクワク感がすごかった。 そしてなんといってもキャラが良かった。 ディックのちょっと変な日本語が可愛いかったし、フェイクの瞬のためにという健気さも好き。高巳の普段は飄々としているのに好きな子や好きな事のために頑張れるところはカッコ良かった。光稀も素直になれず一々悪態をついてしまったり、告白の場面で張り合って私の方が前から好きだったと言ってしまうところがとても可愛かった。宮じいは本当に良い人。言葉一つ一つに心がこもっている感じがして暖かかった。個人的には宮じいが今作のMVP。宮じいみたいなおじいさんになりたい。佳江と瞬も最後ちゃんとくっついてくれて良かった。 めちゃくちゃ面白かった。
1投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログ間違ったら間違ったことを認めて謝る。当たり前なことでも大人になると、色々考えてしまってできなくなってしまう。どんな時でも正直でいたい。
1投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログちょっと読みにくいところがあるけど、そんなの気にならないくらい読了後の達成感と満足感! 有川さんは本当に魅力的な男性を書くなぁ〜〜 【白鯨】がどう終結するのか全然想像つかなくてページ捲る手がとまらずだった 最初はいけすかないと思ったキャラも終わりにはみんな好きになった、面白かった
0投稿日: 2025.06.01
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高度2万メートルでの航空事故に端を発する、原子の知的生命体と人間との交流を描いた青春SF。「他者」という概念を持たない生命体と対話を通して解決の道を探る大人たち、そして若さゆえに暴走する子供たち、それぞれの戦いを綴る。 自衛隊三部作の第二作、主役は航空自衛隊。僕は飛行機が好きなので、冒頭の民間航空機開発計画の話や航空自衛隊の描写はとても嬉しく読んだ。ただ、その後の展開は大人たちの「社会性とは何か?」をめぐる議論と子供たちの成長の描写に重きがおかれ、設定の壮大さのわりに普通の人情物語にまとまってしまって大きな動きが少ないのが残念だった。たぶん原因は、全編通して知的生命体の物分かりがよすぎる。
0投稿日: 2025.05.27
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間違えることを誤魔化してはいけない。その間違いで誰かを巻き込んだら謝るしかない。 宮じいの言葉が記憶に残っている。小さい頃に教わるような基本的なことを忘れずに素直に実直に生きたい。
0投稿日: 2025.05.11
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高巳達がディックと出会ったところでは「そういう系の話?」とかなり戸惑ったが、全体としては非常に面白かった。 未知の生命体とのコンタクトの様子も良かった。 しかし、作中の恋愛要素は個人的には邪魔に感じてしまった。 瞬&佳江についてはまあ自然な流れと受け入れられるが、高巳&光稀のやり取りに関しては高巳の態度に引っ掛かる部分が多く感じた。 高巳が航空機に対して熱い想いを持っているのは分かるが、それにしても軽薄な感じが自分は好きにはなれなかった。(後半の真帆とのやり取りの際は頼もしさを感じたが) ストーリー的には★5だが、有川さん独特の会話文が個人的には受け入れられなかったので★4。
1投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ自衛隊3部作の2作目。 「塩の街」よりSF色が強い。 恋愛的な描写はあまり無いが恋愛小説。 登場人物が良い。 光稀に惹かれた。
1投稿日: 2025.05.06
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ダブル主人公による二軸展開だが、両方キャラが立ってて面白い。高己と光稀のコンビはクソ真面目で堅物な光稀を高己が翻弄する軽妙なやり取りが面白い。一方、ダメだと分かりながら引き返せなくなっていくまだまだ子供な瞬を止めるため、小細工なしで向き合っていく純粋な佳江と宮じいの思いがグッとくる。宮じいのいる仁淀川に行きたい。。
2投稿日: 2025.04.28
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すごく良かった。 瞬、佳江、宮じい、光稀、高巳、みんな強くてかっこいい。 何かを間違えた時、そしてそれに気がついた時、間違えた方向に進み続けても一周まわったスタート地点には戻らない。間違えた事実も消えない。間違いに気がついたその場で、その間違いを2度と起こさないように過ごすしかない。 自分の間違いに気づいて、恥ずかしくて認めたくなくて、他のものに責任を押し付けたり、そのまま突き進んだりしてしまう。だけど、それはそこから何かが生まれるわけではなく、ただただ悪化してしまうだけ。間違いを認めて、その間違いを胸にしまって、進んでいくしかない。間違いを認めて進んでいくことの難しさと大切さ。 切ない寂しいハラハラモヤモヤ 安心嬉しさ可愛いキュンキュン いろんな感情を経て、素敵な作品でした。
2投稿日: 2025.04.24
powered by ブクログ「宮じい」が素敵だ。 間違いなく面白い。 ★を5にするか迷った。 この作家の書いた恋愛小説が読みたい。 また、良い作家さんを見つけてしまった。 またまた、生きる喜びが一つ増えた。幸せ。 喜びを見つけている時期ではないのだが。。。
2投稿日: 2025.04.06
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『塩の街』『海の底』そして『空の中』。ようやく自衛隊三部作を読破! 突如と現れた謎の敵、自衛隊員との恋愛模様というおなじみパターンにちょっと飽きを感じつつ、この作品は宮じぃがいい!! 宮じぃに会いたい! 宮じぃみたいな(本物の)大人になりたい! そしてフェイクが、ディックが、瞬や高巳にずっと好意的あってくれますように。
1投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ甘酸っぱい恋心を織り込むのがうますぎる。 ストーリーはもちろんだけど、登場人物の関係がどうなるのかにハラハラさせられた。
0投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ素晴らしい!読む物無くてツナギとして次男文庫より拝借。あれ?SFなの?って最初たじろいだけど、いやいやいやいや、コレは皆んな読んだ方がいい。
0投稿日: 2025.01.31
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電車の中で泣いた。星4か5か迷ったけど4で… 登場人物が多く、人と人の関係が際立っていい本だと思った。間違った道に進んだ時、もうそれ以上間違いを重ねることがないように生きないといけないという教訓を得られる。そして、その間違いに気付き正してくれる友人の存在を大事にして、自分もまた友達の間違いに気付いて寄り添ってあげれるようになりたいと思った。宮じいめっちゃあたたかい…電車の中で泣きました SFっぽいのはあまり読まないが、最後結局白鯨との関係が曖昧に終わったのが少し残念だった。
1投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
塩の街から続けて読みました。 話がどう進んでいくのか最初は全く分かりませんでした。 出てくるキャラクターが魅力いっぱいです。 後半の高巳はかっこ良過ぎました。敵キャラを同情してしまいます。 「仁淀の神様」は辛いけど、瞬や佳江の成長を読めて楽しかったです。
2投稿日: 2025.01.07
powered by ブクログ高度2万メートルに潜む「秘密」とは?謎の航空事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残ったパイロットは調査のため高空へ飛ぶ。 事故原因である謎の物体「フェイク」を拾った、佳江と瞬、事故原因を捜すため高空へ飛び立った、高巴と光稀。この2人組のそれぞれのやりとりが、すれ違いや、お互いを思いあったりと作品を通して良かった。 有川浩の自衛隊シリーズの2作目。前作の「塩の街」に匹敵するくらい面白かった。陸自、空自、海自それぞれをテーマに作品展開が行われている。あまり知ることができない自衛隊について触れることができ、同時にきれいな恋愛も描かれており読みやすい作品だと思う。
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
色々繋がっていく過程ほか、など、想像できて、ワクワクした。 最後どう終わるのか、楽しみすぎて読み進んだ。 宮じい、いい味
0投稿日: 2024.12.02
powered by ブクログ壮大な壮大な話なのに、最後の一文だけ読むとそんな風に感じないのがすごい。 「ちょっとかわいい困り者の幼なじみが、紆余曲折を経て特別な女の子になった夏だった。」
0投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログ朝霧さんからの頂本(読むのが遅くなりすいません) 飛行機2機が高度2万メートルに到達した瞬間に謎の爆発を遂げ、 その原因が未知との遭遇だったお話。 遭遇した親元「白鯨」と交渉する大人組の高巳・光稀と、 それから剝離しまっさらな「フェイク」を観察する高校生組の瞬・佳江のダブルスタンダードな恋愛物語(違)。 白鯨を攻撃することも、高校生を洗脳して都合よく利用しようとすることも実際にありそうではある。 正直そこまで絶賛するほど刺さりはしなかったけど、面白かったです。 いろんな立ち位置で流されたり、抗ったり、立ち向かえない敵に絶望したりと読み応えありました。
0投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログ航空会社の命運をかけた航空機の試運転、高度二万メートルで突然爆発炎上する。 調査員が見つけたものは…。 ものすごく夢のあるお話だった。 全ての登場人物が魅力的。 有川さんの小説って登場人物を大好きになるわ。 ファンタジー色強いお話かもしれないけど、有川さんの筆力でリアルさを感じられる。 面白かった~。 詳しい感想はこちらへ↓ https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12870853824.html
0投稿日: 2024.11.15
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高知の仁淀川に住む高校生、瞬と佳江 国産音速飛行機の開発事業者にいた高巳と航空自衛隊員の光稀 空に住んでいた未知の生命体「白鯨」「ディック」「フェイク」を巡って進むストーリー 途中(中序盤ぐらい)、展開が重たくて読み進めづらいところもあったが、終盤は色々な立場の人の色々な思惑や考えが混じり合う人間模様が面白く読めた。
0投稿日: 2024.10.29
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有川浩の自衛隊三部作2作目 今回のお話はライブ派(キャラ設定だけ決めて執筆しながらストーリーを書き上げる有川浩スタイル)を自称する有川浩にしては珍しく、プロット派(物語の道筋を予め設定しておきプロットに沿って物語を仕上げる)な書き方をしていることに驚いた。し、有川浩ファンとして気づけたことに嬉しかった。(あとがきにそのように書いてあった) それでも、緻密な設定があったからこそ『白鯨』という未知の生き物が成り立っているし、どのキャラも生き生きとしていて全部必要不可欠でストーリーにいい味を出しているところが変わらない有川浩作品の魅力として光っていた。 ラノベ要素、SF要素が絡み合いながら、策略を巡らせる感じが図書館戦争シリーズの頭キレキレライブラリタスクフォースを彷彿とさせてよかった。 ところで、有川浩は自衛隊ファンなのか?今回のテーマは空自で、自衛隊航空機にまつわる知識が半端じゃない。これは機内見学までしたことのある人が書いた作品だとわかる。自衛隊三部作や後に続く図書館戦争シリーズの組織内の解像度といい、これは何も知らない素人が書けるものじゃない。よっぽどのマニアなのだなとこの作品で再確認。
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログまた有川浩さんにやられました。 乱暴な女性の設定は有川ワールドではいつものスタイルでこれがまた最後にグッとくるんですよね。 たまらん。読み終わったあとは有川作品もっと読みたくなるんですよね。 佳江と瞬の恋も最高でした。 仁淀の神様には号泣。
0投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有川浩さんの本を読むのは初めてだったけれど、これだけ引き込まれる話は久々だった。 他のシリーズも全て読もうと思った。 そして 最後のフェイクと瞬の通話でもう泣いてしまった。 フェイクは瞬が喜ぶことしかしない。 白鯨と共倒れ=それはフェイクの死=瞬の喜び そう思ったフェイクは最後に取り返しのつかない悲しいことをしようとした。どうか瞬、間に合ってくれーと思いながら読み進めてました。 最後間に合って良かったよ。。 そしてフェイクは瞬を憎むどころか救った。 フェイクーーー!! 仁淀の神様も素晴らしかった。
7投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ未知の生物のアイデンティティや感覚については非常に面白かった。 ただ登場人物の心理描写が弱いというかリアルじゃないというか。 でも宮じいの言葉はシンプルで突き刺さりやすく爽快でした。 高巳&光稀のやりとりは昭和くさく女性としてはなかなか不快に感じるところがありました。
0投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ2024.0913 3.75くらい 最後はすごく幸せな気持ちになった。 途中はんーーーーって感じだった。 多分また読み直したら違うんだろうな。
0投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ8月に読了したがレビュー忘れ。 また奇抜な設定。空の中に正体不明の浮遊する生命体が見つかった。その存在を巡って様々な思惑が交錯する大人たちと、純粋に友人を思う子供たち。 前作の砂の街の設定は、私自身も想像したことのあるような設定だったのだが、この空の中で出てくる白鯨の設定は奇抜で面白いと思った。ここまで現実味を持たせたのはとても上手い。読後感もよかった。
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログSF兼ラブコメ小説です! 男女2組を軸に物語が進み、交錯していきます。 未確認飛行物体をどう対処していくのか、男女2組の関係はどうなっていくのか、そこが見所です! 登場人物全員キャラが立っていて特に私は宮じぃが好きです、私もこんなお爺さんになりたい!
0投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログ自衛隊三部作を全て読了。 個人的には塩の街→海の底→空の中の順で好み。 間違いは許されない、背負って生きていくしか無い。 間違えてない側が間違えた側からの圧を背負う必要はない。
0投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ塩の町に続いて読んだ。シリーズかと思ったがそうでもないので順番にこだわる必要はなかった。塩の街よりもさらにライトノベル。気持ちよく読む進めたが、塩の町の方が好きかな。
0投稿日: 2024.08.11
powered by ブクログ今度は空の中にいる未確認の知能の高い生物が人類を滅ぼすかもしれないというもの。 有川浩の人類滅亡の危機シリーズは色々考えさせられる。 変にリアルなところも。そして、いつも政府はほとんど機能していない。 終わりが和解というのも珍しい終わり方。高巳と瞬のダブル主人公だったんだ。
1投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログいろいろ考えさせられる場面も多い本でした。 有川浩三部作とのことで手に取りましたが、相性の問題で少し読みづらさもあり★をひとつ下げました。
0投稿日: 2024.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
空の中 「図書館戦争」でブレイクした有川浩さん(女性)の怪獣小説です。「図書館戦争」が月9連ドラ小説であるならば、「空の中」は映画版怪獣小説と呼べるでしょう。最近の怪獣映画のように、リアリティや人間模様を追求しているところが所以です。 今回の主人公は結構線の細い高校生の舜とちゃらんぽらんなようで頭脳明晰な若手社員の高己です。脇役として「図書館戦争」、「図書館内乱」の主人公の郁のように竹を割ったような性格の女性である”F15乗り”の武田三尉と高校生の佳江が活躍します。 浩さんは多分「図書館戦争」の脇役で頭脳明晰、情報収集能力抜群、人間観察の達人である柴崎のような人なのではないか?と思っています。「空の中」での一人の主人公である高己のような人かな?だから、逆に自分とは反対の郁やら武田三尉やら佳江やらをかっこよく書くんじゃあないかな?まあ、想像ですが。 話は、有史から捕食という行為を嫌って進化し空中を浮遊していた生物(白鯨)に、YS11以来の国産商用機プロジェクトの試験機やF15がつっこんでしまったことから始まり、その生物の破片を拾って育てた舜と、事故調査のためにその生物とコンタクトをする役目を仰せつかった高己、試験機パイロットの娘で反白鯨の団体を指揮する真帆などが入れ替わり登場して物語は進んでいきます。 未知の知性体へのコンタクトや交渉などのテーマ、高巳と武田三尉、舜と佳江の恋など、映画版怪獣小説の常道(?)を踏みながら話は収束していきます。(こんな書き方をしてますが、揶揄しているわけではなく、最近の怪獣映画が面白いのと同じように楽しんで読むことができます。) ああ、あと忘れてはならないのは高知弁と豊かな人生経験に基づいた発言がいい味を出している漁師の宮じいの活躍です。”うーんやはり経験に裏打ちされた言葉は良いなあ、宮じいのような知恵を持ちたいなあ”などと知識はあっても知恵がちっともない竹蔵は自分に足りないものにあこがれる今日この頃でした。 竹蔵
0投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログ入り込むのに時間がかかった。 時折登場する宮じいの言葉にグッと来た。 最後の仁淀川の神様はとても良かった!高校生だった子達のその後と宮じいの話。
9投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログ高度2万で起きた航空事故の謎と、その遺児である高校生の身に起こる不思議な出会い。その2つのエピソードが交差しあい、引き寄せあって迎えるエンディング。 登場人物それぞれの思いに共感し、最後は温かい気持ちでいっぱいになる。 最後を読んでる時、電車の中なのに、気づいたらすーっと涙が零れてしまいました。 読む手が止まらなくなる面白さ、みんなに読んでもらいたい1冊です。
0投稿日: 2024.05.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自衛隊三部作の一作目 他二作同様、SF色強い。ディックやフェイクとのやり取りや思考解釈は読みづらく、ちょっと斜め読みしちゃったかも。 宮じいの存在感たるや、佳江や瞬、真帆にとって大切な大人の存在だったなぁ。一言一言胸に染み入る。
0投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ飛行機が好きってだけで読み始めた本でしたが、いやー、面白かった。 SFは好きじゃないけど、これは好き。 物語も始まりも終わりも、澄んだ空のような清々しい感じ。 高校生組男女も大人組男女も可愛いし、フェイクも可愛い。 楽しいだけじゃなくて、自分の正義は本当に正義なのか、自分の間違いを認めて正すことが出来るか、みたいなことを語りかけてくる本。 中高生にも大人にもオススメ。
1投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ面白かった。これはまた読み返したくなるかもしれない。 学生の頃に読んだ「寄生獣」を思い出す。 謎の生命体とのやり取りが面白くてずっと会話してて欲しいくらいだった。言葉は知っててもその言葉が生まれた背景や歴史が分からないと会話が成立しない、それを踏まえた上での会話は難しそう。 たまには少しだけ本体から切り離して遊びに来れたらいいのになー。
4投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょっとSF要素が強かったかなー。 あんまり入り込めなかったです。 先にクジラの彼を読んだから、高巳とみきのやりとりはニヤニヤしながら読みました笑笑
11投稿日: 2024.04.05
powered by ブクログ自衛隊シリーズ、これにて読破! 有川ひろの自衛隊ラブコメがもう癖になってるので、大人パートの2人は最高でした。 不思議な設定なのに妙に描写がリアルで、このシリーズは本当に読み応えがあります。詩的で難しめの書き出しだったから身構えたけれど、きちんと噛み砕いて語ってくれる部分もあるから理解できずに置いて行かれたりもしない構成。 書き下ろしの『仁淀の神様』は読みながら涙で潤んでしまった…
1投稿日: 2024.03.26
powered by ブクログ空の上に謎の飛行物体。上から迫りくる恐怖。大人たちの責任と子供の苦しみ。ファンタジーだけど人間模様はリアルで面白いです!
1投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログ少し前の家族旅行で、子が念願の飛行機デビュー。帰ってから何度も興奮して飛行機の話をするので、飛行機が出てくる物語が無性に読みたくなって手を出してみた。 『塩の街』と同一シリーズということで、SFだろうなあ、と予測していたが、思いっきりSFだった。謎の生命体との遭遇。序盤のフェイクとの出会いや描写、典型的な非現実感すぎて少し気持ちが置いてけぼりになった瞬間もあったものの、章を重ねるごとにぐんぐん物語の内部へと引き込まれていった。 やはりというか、有川先生のキャラクター描写は瑞々しい。春名と光稀、瞬と佳江、二十代と十代それぞれの感情の揺らぎが等身大で良い対比になっていた。大人チームは……少女漫画顔負けのキュンがすごくふんだんに仕込まれている。ラノベとして書かれたもの……である前提を踏まえたとしても、それにしてもズルいと思わざるを得ない。瞬も佳江も、真帆もそれぞれ思考と行動が十代ならではの部分があり、度々胸がぎゅっとしめつけられた。 そして一番好きなキャラクターは、もちろん宮じぃである。高知弁で朴訥と語ること、すべてが身にしみる。瞬のそばに宮じぃがいて良かったなあ、と心から思うのだった。書き下ろしの『仁淀の神様』もたまらなく好き。
10投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ未知の生物と出会う少年と未知の生物と対話をしようとする大人の話。 特に何と言うわけでもないが、読みやすい。 ただ、フェイクや白鯨の内面?の白々しさと、敵対勢力の美少女のキャラの書き込みが足らないので、クライマックスに行くにつれつまらなくなる。
0投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
未知の存在との接触、交渉が軸のお話だったけれど、それを中心としたドラマがどれも本当におもしろかった!
0投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ超大作! 内容は時折難しいと思ったところもあったが 結局は宮じいという人の偉大さ 間違ったところで素直に受け入れられるか 人間の奥深い心の底を探っていく話でした
7投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ有川先生の本はお外で読んではいけません。 地下鉄で読み始めて、すぐにウルっときてしまいました。 その後は、自宅でゆっくりと。 ミキさんのあのツンデレ?具合が大好きです。
0投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログ面白くてびっくり。これを今まで知らなかったなんて…! 元々の読者層を考えたら仕方ないのかもしれないが、恋愛要素や容姿への過度な言及は不要だった
0投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログ読むのは2回め。 飛行機にのる職種の人は命懸けで飛んでいるんだと改めて思う。 飛ぶための訓練も、飛び続ける存在でいる努力も、私の想像よりずっとずっと大変なんだろう。 でも空を飛ぶことは、文化的な意味でも経済的な意味でも人類にとってとても大きく大事なことで。私にできることは、せいぜい彼らを思いの限り尊敬し続けることだ。 面白いドラマだったなあとは思うけど、特に何かを感じることはあまりない作品かも。
0投稿日: 2024.01.23
powered by ブクログ序盤は分かりづらい状況が多く、いまいち入り込めなかったのですが、徐々に理解できてくると中盤からは面白くて一気読みでした。 最後は感動したし、すごく良いドラマを見終わったのと同じ充実感がありました。
1投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログ高巳のチャラさが最後まで好きになれなくてストーリーに没入できなかった… 話がとっ散らかってた印象なので個人的には恋愛要素はいらなかったなーと。 宮じぃ好きだったから仁淀の神様はちょっと泣いた。
2投稿日: 2024.01.02
powered by ブクログ2023年の最終日に読了。 ちょっとボリュームがあり、読み進めるに時間がかかりました。 お話としては、刺さる人には刺さる…って感じなのかな? 結論から言えば、最後は大団円みたくまとまる。 それは悪くないが、如何せん専門用語が飛び交うし、二人の主人公目線で交互に話が進むから、長くダラダラ続いてしまうと感じざるを得なかった。 あと、感情移入がしにくい内容だったかな^^; 強いて言えば、“頑張れ佳江ちゃん!” うん。佳江ちゃんはいい娘だな。一歩引いて見守るところが健気。 それが故の星3つ。 巻末の仁淀の神様は良かったですな。
2投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログどれも荒唐無稽だけど、三部作といわれる中で一番奇妙。高巳と光稀の不器用さが可愛いけど、面白さなら「海の底」の夏と冬の組み合わせ、理不尽さでは「塩の街」が上と思う。一番光るのは宮じいの懐の深さかな。 そういえば、組織としては海自だけ目立った活躍をしてない気がする...
0投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ白鯨関連はなかなか理解が難しく感じたものの、白鯨をめぐる高巳や光稀、瞬と佳江、宮じいの人柄や関係性が素敵だった。
3投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ前回の『塩の街』に続く自衛隊3部作 相次いだ飛行機事故、その事故で父親を失った瞬くんが、浜辺で得体の知れない物を拾う事から始まります。聞き慣れない土佐弁や、戦闘機の名前等で最初はなかなか読み進められなかったですけど、慣れてくると小説の世界にどっぷりハマってしまいました。フェイクと瞬くんの関係に切なくなったりました。大人、子供それぞれの恋のお話しもすごくキュンとして素敵でした。 最後は涙が止まりませんでした。やっぱり有川浩さんの作品大好きです。
1投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ立て続けに起きた高度2万メートルでの航空事故 時を同じくして高知の仁淀川で高校生の男女が拾った 謎の生き物 何万年も前からの生物と人間は共存できるのか 有川作品らしい「あまーい」展開もたっぷり! そして、フェイクのいじらしさが哀しい。 「全きひとつ」に戻れてよかったね
0投稿日: 2023.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
他の2作品に比べて、ストーリーは地味。 大きな戦いもなく、飛行機がビュンビュン飛び回るでもなく…(後者に関しては他2作品も同じだはあるが) ただ、高校生たちの成長と、 武田三尉と高巳の関係の行末は見るのが面白かった。 あとディックとフェイクが可愛いし、 宮じいから学ぶ事の多さ。 最後高校生ふたりの人生も見れてよかった。
0投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログ人に薦めて読んでもらっているところなので私も読み返しを。 現代日本の剣も魔法も無い世界に混ざる何かを描くのが塩の街海の底と等しく好きなところ。 真っ先に目を心配する春名が私もポイント高いです。武田と春名のコンビが本当に好き。
0投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログ自衛隊3部作海の底の次に読みました。 海の底では巨大エビ、今回は全く未知の生命体! しかも地球内の生命体で、現在の生物の常識がぶっ飛んだ生命体。 ややこしい説明もあるけど、有川浩さんらしい文章で柔らかく読みやすかったです。二組の男女のラブコメ要素もありつつ楽しめました。
0投稿日: 2023.09.01
powered by ブクログ序盤からSFにぶっ飛びつつも、単一生命体のくだりとかが丁寧に描かれていて、物語としては楽しむことができました。 最後のほうには、ぶっ飛んだ設定の謎の生命体に何故か愛着が湧いてきました。
2投稿日: 2023.07.19
powered by ブクログ日本の上空に突如現れた超巨大生物を巡る攻防。長編ながら飽きさせない展開で面白いけどでもやっぱり長かった。瞬と佳江、高巳と光稀、超巨大生物に対峙しながら関係を深めていく。小難しい論理より宮じいの年輪を重ねた問いかけが胸を打つ。
3投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログ航空機事故から始まる物語。 事故死したパイロットの息子とその親類、 事故調査を命じられた航空機メーカーの高巳と事故に立ち会ってしまった女性パイロットのミキ。 未確認飛行物体「白鯨」なるものも出てきて盛りだくさんの物語。 なのに泣ける、ジーンとくる、微笑ましくてにやける。これだけ感情を顔に出しながら読んだ小説は初めてかも。 いやー、いい話だよなぁ。としみじみ感じました。 出会えて良かった、皆に薦めたい一冊。
0投稿日: 2023.07.07
powered by ブクログ有川浩さんの自衛隊三部作の二作目。といっても共通項や関連性はあまり無いのでどこから読んでいただいても大丈夫。ただ、最初100ページを読むのがちょっと大変ですが、その辺りを超えると、後はスムーズに読めます。
0投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
瞬がフェイクを切り捨てた時、人類がいきなり白鯨を攻撃した時、本当に悲しかった。 宮じいが言ってた、相手がモノを言えないのをいいことに、勝手にいる要らないを決める… 確かに、人間は勝手に一番上に君臨してる。 私らにそんな権利ってないよなぁ。 最後は多大な被害がありながらも、ハッピーエンドに終わったのが有川浩らしくて良かった。
2投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログ登場人物の中で宮じいが1番好き。宮じいみたいな歳の取り方したいな。間違いを受け入れて前に進むって苦しいけどそれが大人と子どもの違いなのかな。春名と光稀はお似合いの2人で読んでいて応援したくなった。前作もそうだったけどSFでありつつ恋愛要素もあって良い。
5投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白いSFだった。白鯨・フェイクの登場からどう着地するのか先が気になって読み進められた。 ただ、高巳の言動が癪に障るところが多くて好きになれなかった。特にセクハラ発言のところは引いた。 瞬についても聡明な男の子的な設定だったけど、真帆の勢いがすごくて賢そうには見えなかった。 設定はすごく良かったけど、キャラクターがなぁという感じの作品でした。ただ総合的にはとても面白かった!
4投稿日: 2023.05.26
powered by ブクログ異質なるものに、異質だからという理由だけでスペシウム光線を浴びせれば良いというわけではないことを教えてくれる。 傷をおったという理由だけで、その傲慢な主張が通る訳ではないというのもまたしかり。 相互理解のプロセスは1に忍耐、2に忍耐、3、4がなくても5に忍耐。
3投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ航空機事故とか怖いことはあるが、三部作の中では一番ほのぼのしていると思う。空に無色透明の巨大な不思議物体が居る話。魅力的なキャラクターが色々出てくる。
1投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ再読。AIが広まってる今、高度な知的生物というのがなんだかタイムリーに感じた。前に読んだのは小学生であんまりよくわかっていなかったけれど、こんなにも深い話だったのだと感動した。みんな好きだけど宮じいたち3人の関係が好きだなあ。
1投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ何年かぶりの再読。塩の街に続いて。 意外と早く正体?が分かったところで、次々と障害が起きて、少し冗漫。なんて偉そうなことを思ってみたりして。 でも有川さん、イイね!
2投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ本当に人間って傲慢な生き物だなって。 非現実的なのに物語の中の「人間」が生きてるから、本当に起きたことのように思える。 このストーリーにラブストーリーも乗せてくるんだから有川浩はすごい。 読め。面白いから。
2投稿日: 2023.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
絶品。何度目だろうか。 何回読んでも大好きだ。 国産輸送機開発の試験機と空自のイーグルが、同じ空域で謎の爆発。そこにいたのは高度2万メートルに潜む「かれ」。 空の中は、主軸となるW主人公たちと白鯨のそれぞれの視点から織り進められていく。初読時高校生だった私も、現在の私も、変わらずツンデレの光稀推し。 白鯨の存在自体に関しては、登場してすぐはフィクションの存在に感じるが、読み進めるうちにどんどん魅力的に思えて、こんな知的生命体がもしかしたら上空にいるかも、なんて思ってしまったり。 感情や集団という概念を持たない「全き一つ」である白鯨とのやり取りの中で、社会生活を営む人類の抱えた矛盾と愚かさを思い知り、そして同時に人間という在り方への愛おしさを感じさせてくれる。 戦闘機乗りの父親を持つ瞬。祖父を亡くし、事故で父親を亡くし、葬儀の日に偶然遭遇した未知の生命体で心の穴を埋めていく。明らかに不自然な瞬を心配しつつも波風を立てられない佳江。両者が自分の間違えたところに気付き葛藤し正解の方へと向かっていく様をハラハラと見守ってしまう。 目の前で上司を喪ってしまった女性のイーグルドライバー光稀。国産輸送機開発最後の砦と言われるプロジェクトに参加していた高巳。2人の組み合わせが最高に好きだ。どこが好きって細かく書き始めたらキリがないからやめておく。 それから、白川真帆と宮じい。この2人も絶対にこの物語に居なくてはならない存在。宮じいの言葉のひとつひとつが、とても重要なエッセンスとして生きている。後半瞬に語りかけるシーンや、屋上での真帆とのシーン。心の深いところに響く。この役割を演じるのは宮じいのような歳の重ね方をした老人でしか有り得ないだろう。 それからなんと言っても土佐弁!
0投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ最近、「空飛ぶ広報室」といい「県庁おもてなし課」といい有川浩ばっかりだな。 けど、やっぱり面白いもんな。 この 「空の中」、前に読んだ「海の底」と、まだ読んでない「塩の街」で「自衛隊三部作」というらしい。 「空の中」って言うぐらいだから、これは航空自衛隊。 と言っても、物語は自衛隊内部の事だけじゃないので、そう言うのに興味がなくとも楽しめると思います。 それにしても、この作者、女性のくせに相当な武器オタクですが。 ただ、SFチックな話なので、その辺ちょっとダメな人も居るかもね。 やっぱり有川浩は外れがないねぇ。 「塩の街」、「図書館戦争」、「県庁おもてなし課」、「空飛ぶ教室」… 全部、読みたいわ。
1投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ男前な武田光稀! 彼女から最っ高にかわいい言動を引き出す春名髙巳。 この2人の関係がめっちゃ心地よいわ〰️♪ お話自体は単純な筋なんだけど、え?これどうやって収拾させるの?とワクワクドキドキさせる有川浩節。 解説の新井素子さんにも感動! 読め。 面白いから。
18投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログ少年が心を閉ざし悩むところと幼馴染がそれをどうもすることができない葛藤が切ない。 謎の物体の心理描写が分析されて行くところは面白い。
2投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ「塩の街」と同じくあり得ない状況だけど、読んでいるうちに、もしかしたら、あり得るかもと思えてきちゃった。高巳と光稀のやりとり、瞬と佳江のお互いを思いやるが故のもどかしい感じに、今作品でも胸キュンしちゃいました。そして心の底にズシリとくる宮じいの流石な言葉の数々。有川さんの登場人物って、ほんと温かいなぁ。
1投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログいやぁ、よかった!! ディック/フェイクも、主人公達もとてもよかった!特に春名と武田三尉最高!!好き!! そして、やはり宮じいだよね…泣いた…こんなおじいちゃん近所に1人はほしい… クジラの彼をもう一度読みたくなったなぁ
0投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログ久しぶりの2回目。新たな気持ちで読みました。 やっぱり有川さんって感じ!読みやすい。 追加の仁淀川の神様、に泣かされ号泣でした
2投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ2004年作。 気晴らしになるような胸躍るエンタメ小説が欲しくなって買っておいた本だが、巨大な生物が出現するSF小説で、さほど胸躍るエンタメでもなかった。 「先を早く知りたく」はなったのだが、ここで示される人間観は非常に浅はかで、皮相的、したがって駆り立てられる情動が湧いてこず、何とも退屈しながら読んだ。 この薄っぺらな「意味」の網目は、日本のアニメに似ている。じっさい、本作はアニメ映画のノベライズものと言った方がふさわしいような品質である。人物たちの言動はいかにも芝居がかっており、作者の人間観察の薄っぺらさが如実に出て彼らにはリアリティが無く、そのためにアニメレベルのちゃちな世界観に終止する。たとえば若い女性が登場したと思ったら、彼女たちが「かわいい」かどうかで価値判断され、みんなかわいくて嬉しい、そんな他愛も無い欲望がストレートに顕れるだけだ。 あとがきを読むと「大人ライトノベル」が書きたかったという話が書かれていて、なるほどそうか、と思った。ライトノベルだったのである。大人が真面目に読むものではないし、アニメ映画で表現されればいいものを予算がないために小説で書いてみました、といったところか。 おまけにところどころ言葉遣いがおかしい。明らかに間違っているというわけではないかもしれないが、奇妙な、不自然な言葉の組み合わせが見られた。最近は言語能力の低い人でも作家になれるようだから、こんなものか。
0投稿日: 2022.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋愛要素はオマケで良いくらい。 瞬と佳江と宮じいのストーリーがとても良い。 宮じいの言葉ひとつひとつが深い。 同時にストーリーが進んでいくが、絶妙にその2つが絡まっている。 私にも宮じいのような人が身近にいて欲しい。
0投稿日: 2022.12.14
powered by ブクログ今ひとつ白鯨の姿がイメージし切れず。 でも面白い内容だった。2つの話がうまく重なっててさすが。 二組のカップルの最後、もう少し楽しみたかった。と思うくらいには感情移入も出来た。フェイクの最後が切ない。
2投稿日: 2022.12.10
powered by ブクログ再読 3部作の1番目 以前読んだ時は この自衛隊の飛行機の話が 1番面白いと思ったけれど.. 2回目はどう感じるか楽しみだった 次は「海の底」へ..
2投稿日: 2022.11.22
powered by ブクログ宮じいのことすごく好きになった。 子供の頃感じていた大人の姿で、偉そうに何かを教えるんじゃ無くて、寄り添って諭してくれる、気付かせてくれる存在。 ホントこんな大人になりたいですよ。
2投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログ未確認生物についての話をはじめて読んだ。 有川さんの文章は読みやすいから、分厚い本だったけど、さらっと読めた。 読んでよかったと思う。次は海の底!!
1投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ固い言い回しや色々な攻防戦の中、二組の主人公のお話し そして融合! 壮大な世界にどんどん引き込まれてしまった。最後は涙が止まらないくらいにいいお話だった。
2投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ斬新な物語と思うが、後半は盛り上がりに欠ける内容だった。春名と瞬にあまり共感出来ず、入り込めなかったかも。
0投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログ自分が小説を読むようになったきっかけの本です。 中学生の頃はどハマりしていましたが大人になって読んでも面白かったです。 はるみと武田が有川作品のキャラの中でも1番好きです。
3投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログ乙女男子は読んだらしい。なので私がずっと何年もこの気になる本を読んだらどうなるのか聞いてみた。「きらいじゃないかな。」らしい。 これから、読もうかな。
0投稿日: 2022.08.30
powered by ブクログ読め、面白いから。 解説の言葉は間違いではなかったです。はい。 高校生だからこそ、自分の行動に責任を持たなくては、 という思いに振り回される。 その焦りはやがて世界をも巻き込んで・・・
1投稿日: 2022.08.27
