
総合評価
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powered by ブクログ「西の善き魔女」以来の荻原規子。 鈍臭い泉水子がだんだん変身していくのがすごく面白い。ワクワクして早く続きが読みたくなった。 雪政・深行親子がかっこよすぎる。これから深行と泉水子の関係が変わっていくのも楽しみ。 ストーリーはまだまだ序盤で、人物と設定までしかわからないところだけれど、今後にすごく期待できる展開。文庫化を待てなくなるかも。
0投稿日: 2012.02.03
powered by ブクログ勾玉シリーズ後、RDGを本屋で見つけて購入。 このお話の中の雰囲気というか空気がとても好きです。 山の中のどんなに天気の良い日であっても、木のそばでは少しひんやりする、そんなすがすがしい空気を感じる場面がたくさん出てきますが、空気を吸い込むのもためらなうようなまがまがしい、重い空気も伝わってきます。 ぼうっとして守られている女の子、妙に攻撃的な男の子、特殊な環境と一見現実味がないのですが、その場の空気が伝わってくることで、第三者としてそれを見ているような不思議な感覚で読めました。 こういう文章大好物です。
0投稿日: 2012.02.03
powered by ブクログ荻原さんの和風ファンタジーは確り組み立てられているので、引き込まれてあっという間に読み終わる。 現代を舞台とする今回のシリーズ。1冊目はまだ物語のプロローグに過ぎず、ここからどのように世界が拡がってゆくのか期待。 シリーズが続々と文庫化されるのを望む。
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログめっちゃ面白かった! 読む前に思っていたのと全然違いました。普通ではない環境に巻き込まれていく女の子の成長物語ではあるんだけど、そんな事より相楽親子の関係がおいし過ぎました。彼らが今後主人公にどんな関わり方をするのか本当に楽しみです。
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
題名に惹かれて買ったレッドデータガール。 内向的な主人公と活動的な脇役、奥深い熊野の山奥と都会の対比が上手く、物語の世界観が現実社会としっかり絡めて書かれていて、ファンタジーにありがちな背景設定の薄さや軽さを感じさせない。 様々な事件に翻弄され戸惑う泉水子は時に歯がゆくも感じるが、気が付けば完全に感情移入していた自分がそこにいた。 自分に課せられた運命から逃れるをやめ、それに立ち向かう勇気を持った時、人はどう変わるのか? 順次刊行される単行本の続編が大変楽しみです。
0投稿日: 2012.01.25
powered by ブクログ純粋な和風ファンタジーとして読める、地力のある作品。派手さはないですが、そのおかげかリアリティが保たれている印象を受けました。 和洋問わず、根本に緻密な設定がないファンタジーは陳腐に見えてしまいがちなところがあります。そうやって、盛り上がる展開と引き換えに何でもありになってしまう作品はとても多いです。ですが、非現実的要素の説明や描写をしっかり書いた今作は、地味に見えるかもしれませんが、その分、作り込まれた世界観に引き込まれやすくなっていると思います。 シリーズものということで、今作は壮大な序章のような物語です。普通の暮らしを望む女の子に降りかかる不思議な出来事の数々。否が応でも自分の在り方の意味と向き合わなければならなくなり、その葛藤が痛々しく伝わってきます。ヒーロー役の男の子も登場し、彼の活躍も含め、終盤では一つの山場を迎えることになります。 次巻では舞台を新たに物語が描かれるようです。二人を取り巻く環境が変わることでいったい何が起こるのか。学園ものになりそうな展開にワクワクしっぱなしです。 【キーワード】 普通の女の子、特別な力、山伏、長いおさげ髪、舞
1投稿日: 2012.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり大好き! 本当に私の望んでいる、ストーリーですっ。 ファンタジー&ラブストーリ! 私は高校生なのですが、小学生くらいが読む「らくだい魔女」シリーズが大好きで・・・。でもさすがに学校では堂々と読めず・・・。その代わりをしてくれるのが、荻原さんの本っっ!みゆみこ大好き☆ 内容memo(ネタばれ↓) メガネをかけ、お下げの少し変わった(?)女の子鈴原泉水子は通っている中学校から遠く離れた玉倉神社に静かに暮らしていた。学校から遠く離れていることもあり、登下校は車での送り向かい。「普通の女の子になりたい」と願う泉水子だが、送り向かいは車で、引っ込み思案で、男子とうまく話せなくて、機会に触れるとどんなものでも壊してしまうため勿論携帯も使えない・・・これらから、その思いはなかなか叶わない。ある日学校に、ヘリコプターで父親の友人である相楽雪政が、泉水子のもとに。雪政は近々ある泉水子の二者面談の大成の代わりと、泉水子を東京の高校に進学することを説得しに来たという。東京の高校に進学することを断固拒否していた泉水子のもとにある日、雪政の息子であり、記憶にないが泉水子の幼馴染である深雪がやってきた。深雪や大成は今では少なくなった山伏で、泉水子は、生い立ちや家系に関わる大きな理由より、とても大切にされるべきな子。そこで、山伏として修業を積んできた深行を、(下僕として)泉水子に一生付き添わせるという。 泉水子と深雪は中学校の東京修学旅行中に泉水子の母紫子に会うため、クラスのみんなと別行動をし、紫子の指示に従い動いたが、「そこはもう見つかった。」という意味深な返事が来て、泉水子が感じている、後ろから追われている黒い影は、泉水子の勘違いではないこと、母も同じ危険にさらされていることが分かる。母に会うため、東京でいくつものトラブルに巻き込まれるが、深雪の回転の速い頭のおかげでどうにか乗り越えてきた。しかし、黒い影がもう来る。と泉水子がいい、雨が降り雷が目の前に落ち、そこに現れたのは、深雪の父、大成だった。大成は紫子の隠れ家で、結界が張ってあるという部屋に、深雪と泉水子を案内した。母はもう、危険なため泉水子たちに会うことはあきらめたであろう。と大成に伝えられる。そこで、突然、泉水子の体に姫神が降臨し、泉水子は最後の器だと意味深なお告げをした。大成はそれを聞き、今まで以上に、泉水子を守り、自分の手におさめようと言った。父親を敵対視している深雪も、山伏について今まで以上に学ぼうと決心した。 姫神が降臨し、大成は深雪には大役過ぎると考えてか、下僕として一生付き添ったり、同じ高校に行ったりしなくていい。という。しかし、泉水子は「普通の女の子」になりたいがため、地元の高校に進みたいと願っていたが、「普通の女の子」は無理とわかり、東京の、深雪と同じ高校に進むことを決めた。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ荻原さんの描く男の子は本当に魅力的ですいすい引き込まれしまう。ひねくれててかわいくない深行くん。それがかわいい!! 泉水子を最後認めてる辺りじわじわ楽しくなっていきそうなのが解るので早く続きを読みたいです。接し方変わるのかな…どきどき。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログこの作家さん好きなんですが、久しぶりにがっつんきました。 全巻揃ってから、寝食忘れて一気読みしてみたい物語。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログ単行本で既に読んでたんですが文庫になったので改めて購入。 初見では泉水子に馴染むのに少し時間がかかったけれど、その後を知っている状態で読むと皆可愛い。
0投稿日: 2012.01.04
powered by ブクログ「荻原規子 = 勾玉三部作」という印象が強く、単行本が発売していたのを知ってはいましたが、なかなか手に取ることができませんでした。 文庫化を機に、軽い気持ちで購入してみました。 始めはやはり、勾玉三部作と比較しつつ読み進めていましたが、次第にすっかり荻原規子さんの世界に引き込まれていました!やはり荻原規子さんの書くお話は面白いです。 あっという間に読み終えてしまい、現在、単行本の買い直しと続編の購入を検討しています。
0投稿日: 2012.01.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ話としては、顔見せというところか。 空色勾玉なんかと同じ空気を感じる。 ただイマドキの中学生とすると、 言葉遣いが…ちょっと世間ズレしてる気がする。 主人公も周りも。 荻原さんの癖なのかも知れないけど、読んでてちょっと気になる。
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログ「RDG -レッドデータガール- はじめてのお使い」荻原規子 和製ファンタジー。濃い藍、緑、えんじ。 現代日本が舞台の和製ファンタジー。 キーワード:姫神、山伏、巫女、神通力、などなど 荻原規子さんのシリーズものということで期待して読み始めています。 ただ、パラパラ立ち読みした感じ、ハードカバーで買い揃えるほどでもないかと思い… 文庫化で手に取りました。 舞台は現代の紀伊山地なんだけど、“いまふう”ではない書き口? 良く言えば純朴だし、悪く言えば鈍臭いというか。。 あさのあつこさんとかの最近の青春小説ほど、大人が読むに耐える感じではないかもしれない。 同じ世代の友人たちには荻原規子さんのファンが結構いて、僕らはこういった児童文学に育てられたな、と思うんだけど、 2000年代以降の児童文学ってどんな感じなんだろう。今も変わってないんだろうか。 ちなみに本シリーズは、角川・銀のさじレーベルです。なので最近のっちゃあ最近のなんだけど。 とまあ、くどくど批評的なことを書いたんですが、もちろん一気読みの面白さ有○!です。 タイムリープの予感も出てきて、今後の展開に期待。(3)
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ文庫化するのを待ちかねていました! 絶滅危惧種のような特殊な血(能力)を受け継ぐ少女をめぐる物語。 熊野古道や神社、修験道とかが関係していて、日本の神話が好きな者にとってはとっても面白い。 主人公の泉水子(いずみこ)もいいけれど、泉水子を守ることを宿命とされた少年、深行(みゆき)がカッコイイ♪
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログ荻原さんの本、シリーズものは西魔女以来に読みました! 文庫になってから読んだけど、二巻以降はまだ単行本。 でも続きが気になるので、単行本で読みます!
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ始まったばかり、今後が気になる。 主人公の心理状態の変遷が細かく書かれているのが良い。引っ込み思案でなかなかうまく人としゃべれない思春期の女子に読んでほしい。 「はじめてのお使い」という題が話の雰囲気と全然合っていなくてなんだかもったいない。 古事記の時代の神性みたいなものは、現在の日本文化の根底のどこかに流れ続けていると感じさせられた。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログ最近、本読むペースが落ちちゃったんだけど、それでも読む本も無くなり、嫁さんが「ベストセラーBOOK TV」で見たこの本が良さげということで、ネットで調べて本屋へ行く。 6月に発売で、帯の「絶賛の声ぞくぞく!」には結構な人の名前が並んでいたのだけれど、この表紙とタイトルでは流石の私も手が出なかった訳だわねぇ…。 熊野の山奥の由緒正しき神社に生まれ育った鈴原泉水子。長く編んだ三つ編みに赤縁眼鏡。パソコンも携帯も使えず、男の子も苦手。 レッドデータブックに載っている絶滅危惧種のような彼女が「普通の子になりたい」と一歩踏み出そうとすることから話が始まるのだけど、全然違う意味で彼女が“絶滅危惧種”であることが、姫神、修験道、山伏…、古い信仰の話を塗しながら、ゆっくりと語られていく。 まだまだ断片を匂わせるばかりで、長いお話の序章の感。次巻が今月出るようなので、今度は早速買ってみるとするよ。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ本格的な和製ファンタジーだが、第1巻は序章につき★3つ! 児童文学界の巨匠である荻原規子さんの人気シリーズ第1巻。著者が最も得意とする「日本神話」をベースに、2004年に世界遺産登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」である熊野古道から物語はスタートする。 人里離れた玉倉山にある玉倉神社で宮司を務める祖父・竹臣と暮らす中学3年生の主人公・泉水子は、麓の中学と家の往復だけの生活を送り、他生徒との付き合い方が大の苦手。そんな泉水子が初めて自分の意思で父親に反発し、腰の下まであった長いお下げ髪の前髪をほんの少し切ったことから、物語は急展開し始める。自分に不思議な力が備わっていることに気づかされた泉水子は、山伏、姫神、結界、憑依、神霊といった想像もつかないものと次々に遭遇することとなる。 ジャンル的には著者の代表作である「勾玉三部作(空色勾玉、白鳥異伝、薄紅天女)」や「風神秘抄」と同類で、学園物を思わせつつも、立派な和製ファンタジーとして展開されている。舞台が現代の中学校ということもあり、どうしてもライトノベル感が拭えない箇所も多少見受けられるが、巫女としての神秘性と女子中学生としての少女性を併せ持つ主人公は魅力十分で、さらに泉水子の指南役である深行の存在も、彼女と正反対の人間性を持たせることで、物語をより魅力的に彩っている。 本作は300頁を使って、基本的な世界観の提示とキャラクター設定に終始してしまっている。ゆえに、単体で作品を評価することは非常に難しいのだが、あえて評するならば★3つ!といったところ。「勾玉三部作」と「風神秘抄」を★5つ、「西の善き魔女」シリーズを★4つとするならば、現段階では残念ながらそういった評価となる。しかし、起承転結もあり、一冊の本としても完結してもいるうえ、長い目で見れば起の馴れ初めが描かれたに過ぎず、ようやくプロローグが終わって次巻からが本番!といったところ。最終的に「RDGシリーズ」が★5つ!となる可能性も十分にあると思う。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ文体に若干癖(違和感?)を感じたが、これは自分に合うかどうか程度の問題で内容自体は面白かった。 とりあえず物語の世界観解説が済んだくらいで、2巻以降が本編みたいな物になるんではないかと。
0投稿日: 2011.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1巻としてゆっくりな始まりですが、面白いです。 泉水子と深行のキャラと掛け合いがこの先の色々を思わせてくれて楽しく読めました。雰囲気ある少女マンガのイメージでいい感じに脳内再生されます。
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは、また嵌ってしまうシリーズに出会ってしまったという感じ ファンタジーなんで、とても不思議なことが起こるのだけど 憧れてやまない熊野古道にある山が舞台で, 本当におこってもおかしくないんじゃないかなんて、 もう大人なのに思ってしまう 続きが楽しみです
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログ文庫化したので、買って家に置いておいたら、ムスメがはまりました。(←やっと…)。ハハはまた最初から読み直しております。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログ表紙が酒井駒子さんで、児童書コーナーにある・・・という共通点からなのか、「クロニクル 千古の闇」シリーズとずっと混同していたみたいで、読み始めたら女子中学生が主人公でビックリした! 現代の天然記念物のような浮世離れした泉水子。あまりにビクビクしている彼女に少なからずイラッとしながら読み進めたのだけど、後半の彼女に変化が起きるあたりから、とてもワクワクした。今後は、もっと成長していく彼女の姿が見られるのかしら?
0投稿日: 2011.10.12
powered by ブクログ高校進学を控えて、熊野の紀州のお山から離れたことのない泉水子は周囲の環境の変化と共に自分の特異性に向き合わされ始める 萩原先生はこういう、田舎の女の子が実は特別な存在で、急に見出されて街に出て、新しい経験の中で自分を発見していくというお話が好きなようだ。 ただこれは現代日本のお話で、それでもそれをきっちりやっているというのは素晴らしい。 すこしずつ異常が水位を上げていく感覚に引き込まれるものがあって、まず一巻、一気に読みました。 お父さんお母さんもまだまるで書かれていないし、次巻どうなっていくかまた楽しみです。
1投稿日: 2011.10.11
powered by ブクログ主人公がへぼそうなのに実は強い力の持ち主。 ありきたりなパターンですが嫌いじゃないです。 深行がだんだんかっこよくなっていって、これからの2人の関係が楽しみです。
0投稿日: 2011.10.07
powered by ブクログ澄んだ清浄な、まっすぐな空気。 彼女自身が気づいていない彼女の魅力は、彼女が外の世界に出て初めて読者に伝わる。彼女と一緒に一回り成長した気持ちになります!あ~熊野古道行きたい~!
0投稿日: 2011.09.30
powered by ブクログ空色勾玉、西の良き魔女など日本の冒険ファンタジーでは定評のある荻原規子の新シリーズ。 地味で極度の引っ込み思案な泉水子(いずみこ)が『もっと普通の女の子になろう!』と決意した矢先、奇妙なことが起こりはじめ…と言うお話し。 あいかわらず文章がとてもやさしくて(平易という意味でなく)どんどん読んでしまいます。 思春期のよくわからない盛り上がり感なんかはさすが。 登場人物も個性派ぞろいだし、話の展開もキレ良く進んで面白かったです! ただ、下記の点から星は二つ。 私の個人的な好みの問題ですね(´・_・`) 1、シリーズ物の最初だと知らずに買っちゃったので物語の一割も終わってない感じにもやっと。 2、主人公がひたすら引っ込み思案かつ受け身すぎて若干イライラ(。-_-。) き、共感できない… 3.逆ハーレム展開っぽい匂いでそれ自体は好物なんだけど荻原規子の文体があんましそういった展開に向いてない(一人称が上手すぎて返って鼻についてしまうかんじ) 4.クライマックスで力を発揮する、一番盛り上がる所がものすごくあっさり。約1ページ。 作家さん自体は好きなので(空色勾玉の三部作は、小中学生の間に読むべき本TOP10には入るね!)、今回は少し合わなかったというコトかと思われます。 ファンタジーのシリーズを読みはじめたくて、気の長い方にオススメ…かも?(^_^;)
0投稿日: 2011.09.08
powered by ブクログ荻原さんの小説大好き☆ はやく他のも文庫になってほしいです! 泉水子と深行が今後どうなるのか楽しみ☆
0投稿日: 2011.09.02
powered by ブクログ霊的なものが出て来る話でした。あんまり怖い感じじゃ無くて、お寺や山伏の話し!続きが読みたいから、図書館に行かなきゃ(*^^*)
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語の導入、といった印象が強い。 本自体も薄く、さくさくと読める。現代と和風ファンタジーの融合。 続巻からもっと展開していくのだろう。 楽しみ。
0投稿日: 2011.08.17
powered by ブクログ守られて育った特異な力を秘めた女の子と、浅からぬ因縁を持った男の子の成長物語。 主体性の無かった泉水子が、深行と関わることをきっかけに、徐々に自我に目覚めていく。二人の姿をこの先も見守りたいと思う。 最後の方まで来て、サブタイトルに腹オチした。上手い。 余談になるけど、表紙絵のイメージで読むと、泉水子がメガネっ子だということをしばしば失念してしまう。とても素敵な表紙絵。
0投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ランキングに入っていたので購入。不思議な能力を持った女の子と彼女を守るために転校してくる山伏の男の子。途中で読み進めるか迷ったけれど、後半からよくなってきて2人の関係もこれからが楽しみな形。続編の文庫化を待ちたい。
0投稿日: 2011.08.14
powered by ブクログイメージしていた内容とはかなり違うものだった。 単行本のときから ジャケ買い(酒井駒子さんだし…)に近い興味だったので、いい意味で期待を裏切られた感覚。 個人的には深行のツンデレキャラぶりが好きなので、続きが気になります。 2巻の文庫落ちまちですね。
0投稿日: 2011.08.04
powered by ブクログまったくの架空空間ではなく、学校生活をうまく取り入れたファンタジー。大人が読んでもおもしろいので、子どもの頃こんな作品があったら....と思わずにはいられない。続きも読んでみたい。
0投稿日: 2011.08.03
powered by ブクログ酒井駒子さんの装画がずっと気になってて、やっと文庫になったので購入。何だろう、あんまり読んだことのない世界。これが現代ファンタジー?これからもっとおもしろくなってくるかな?次巻を待つ!
0投稿日: 2011.08.01
powered by ブクログ単行本発売当初気にはなってたけど、スルーしてて妹が読んで面白いということで、文庫発売を機に読んでみました。 世界遺産に認定された熊野古道、玉倉山にある神社玉倉山神社。そこに住む泉水子は中学三年生まで麓の中学と家の往復だけの生活を送ってきた。しかし、高校進学は、幼なじみの深行とともに東京の鳳城学園へ入学するように周囲に決められてしまう。互いに反発する二人だったが、修学旅行先の東京で、姫神と呼ばれる謎の存在が現れ、さらに恐ろしい事件が襲いかかる。一族には大きな秘密が――(裏表紙あらすじより) パソコンも携帯も使えない、できないことが多い泉水子に少し嫌な感じもしたけれど、最後の方には強気になってきた泉水子を応援したいと思うし、次巻以降の展開も気になる!
0投稿日: 2011.08.01
powered by ブクログ文庫になっていたので購入。 現代和風ファンタジーでおもしろかった。 まだ序盤なので、今後の展開が楽しみ。 泉水子の何もできない感じがもどかしいのだけど、それでもがんばろうとする姿は応援したくなる。 深行が登場時、ちょっと嫌な子だったのだけど、ラストで泉水子と仲良くなるシーンはよかった。
0投稿日: 2011.07.30
powered by ブクログ勾玉シリーズ以来大好きな作家さん。久々に読んだらやっぱり面白い~♪ これぞファンタジーですね。 舞台が日本なので、海外ファンタジーを読む時の価値観の相違や、世界観の食い違いがありません。 久しぶりにどっぷり嵌まれそうな予感…
0投稿日: 2011.07.30
powered by ブクログこれ、シリーズものなんですよね。読み終わりましたよ! 結構好きですよ、こういう話。第2弾以降も早く文庫にならないかな。
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログ昔、勾玉シリーズとか読んでました!泉水子の、いろいろできない感じがちょっと共感。 昔読んでて感じた感情のどうしようもない抑えきれない高まりというか、激しい怒り、みたいな感覚が湧かなかったのは、作品のテイストが違ううからなのか、私が大人になったからなのか・・・
0投稿日: 2011.07.28
powered by ブクログ中学三年生にして、パソコンも携帯も使えず、人見知りで友達がほとんどいないなんて今時の中学生にあるまじき娘だ。 これぞレッドデータな女の子。 でもこんな子は大好き。ひそかに応援したくなる。 神社に住む子らしい面もあって、不思議さは増す。 さてさて この後の泉水子はどうなって行くのか?
0投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログ荻原規子さんの日本を舞台にしたファンタジー。 勾玉シリーズが大好きだったので、文庫を見つけて即購入。 舞台は世界遺産の熊野古道。 読んでいて、彼女が描く日本独特の澄みわたった空気感がとても心地よかった。 1巻はまだイントロダクションといったところでしょうか、謎が多いままです。でも不思議と物足りなさはなく、これからはじまるんだというちょっとしたわくわく感と共に読み終えました。 続きが楽しみです。
0投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
姫神の正体って1巻で既に言及されてたのね〜全然覚えてなかった。 深行クンって、最初の頃ものすごい嫌なヤツ(笑) 泉水子ちゃんが過剰に怯えてたせいか...。
0投稿日: 2011.07.24
powered by ブクログいいなと思ったカバーイラストもそのままに文庫化。 角川さん、ありがとうございます! 和製ファンタジーって母数が少ない(と思い込んでいる)ので貴重な一冊。 話の進みは予想と大きく違う雰囲気だったけれど、悪くないですね。 ちょっとわくわく度が少なく感じたけれど、それは私が大人だからなのかな。。。
0投稿日: 2011.07.23
powered by ブクログ山伏の修験場として世界遺産に認定される、玉倉神社に生まれ育った鈴原泉水子は、宮司を務める祖父と静かな二人暮らしを送っていたが、中学三年になった春、突然東京の高校進学を薦められる。しかも、父の友人で後見人の相楽雪政が、山伏として修業を積んできた自分の息子深行を、(下僕として)泉水子に一生付き添わせるという。しかし、それは泉水子も知らない、自分の生い立ちや家系に関わる大きな理由があったのだ。
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ荻原さんは中学時代に空色勾玉を読んで以来のファン。 なんとなく単行本で出てたときは心引かれなかったからスルーしていたけど、文庫になっていたので購入。 面白くなりそうな予感。これは2巻も買わねば。 元々銀のさじで子供を意識した文体になってるせいか、空色勾玉よりちょっと薄い感じ? 私はもうちょっと中身が詰めてある方が好きだけど、これはこれで難しく考えなくてすむから良いのかも。勾玉シリーズを読んだときは古事記と日本書紀を平行して読んだからなぁ。
0投稿日: 2011.07.14
powered by ブクログ某TVのはじめてのおつかいは まったくもって興味はない こどもを商品化することに 違和感を感じているから このはじめてのつかいには おどろいた ぐんぐんひきこもうとする力に 次回作でもとらわれてみたい いい本みつけた・・・
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログページをめくる手が止まらないとは正にこのことだと思った。 勾玉シリーズの様に古典をベースにした日本の昔のファンタジーから、今回は日本の現代を舞台にしながら、今もひっそり息づく日本の特殊な一族等をベースに作りあげられる現代日本ファンタジー。 現代日本を舞台にしながらここまで面白い話が作れるのかと、久々に鳥肌が立った。 そして絶妙に折り込まれる荻原ワールドの恋愛要素もまた堪らない。 続きが早く知りたすぎて文庫版で買ったことを早くも後悔中・・・・
1投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログ久々の荻原規子。 大人になっても文句なしにおもしろかった!! 話の進み方が自分の本読みのリズムに合ってるんだと思う。
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログ久しぶりの荻原さんの著作。1巻なのでまだ核心までは遠い感じですが、少年少女が一歩を踏みだした、そのことだけでワクワクします。
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ浮世離れした超内気な中学生の少女が、とつぜん大きな渦に巻き込まれ自分の境涯を知り、新しい世界に飛び出して(おそらく成長して)ゆく物語。コミックか映画のようにキャラの立った登場人物ばかりで、あるていどは先の読める展開、と思いきや、意外な波乱もあり物語世界にひきこまれる。続きもとっても気になるなぁ。
0投稿日: 2011.07.07
powered by ブクログ絶滅危惧種と言ってしまうほどの純朴な少女がテーマなのかと思ったらそれだけではないんですね。純和風なファンタジー。ホラーではないけど、誰が身方で誰が敵でっていうのがわかりにくかったり、何気なく人外の存在が紛れていたりするのは少し怖いかも。
0投稿日: 2011.07.06
powered by ブクログなかなか面白い設定です。 両親の仕事の都合で、中学まで玉倉神社の宮司である祖父に育てられた泉水子。 引っ込み思案で、できれば目立たずに生きていたいという学校でも存在の薄いお嬢様。 なんせ、山奥の神社から通っているので、車の送り迎えつきです。 そして、泉水子の幼なじみで成績優秀な深行。 といっても、小学校から中学までずっと会っていなかったため、お互いの存在も忘れていました。 しかし、深行には、ある使命が……。 深行のお父さんが、めちゃめちゃかっこいいです。深行には煩わしい存在ですが。 神社の孫娘と、山伏の家系の反目する二人のこれからが楽しみです。
0投稿日: 2011.07.06
powered by ブクログ好きな作家たちが絶賛していたので読んで見たのですが、少々期待はずれと言わざるをえません。 確かに面白くはありますが、四部作の第一部なので判断は保留しておきます。 ただし、ストーリーの面白さではなく、キャラのハチャメチャぶり、ズレっぷりを「どう、面白いでしょう⁈、ねっねっねっ」と迫られている気もします。「いや、その、まぁ、」
2投稿日: 2011.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本ファンタジー界の重鎮、荻原規子氏の新シリーズ待望の文庫化ということで、嬉嬉として購入してしまった。 近年児童文学も文庫化が進んで嬉しい限りである。 こちらも数日前に読み終わっていたが、書くのが遅れた。 舞台は現代、しかし登場人物たちは、神社に住む少女に山伏!?と、面白そうな設定ではないか! 普通の女の子に憧れても、どうしても普通に馴染めない主人公。様々なことを経験し、段々と開き直る様が面白い。 「西の善き魔女」シリーズの始めにもあったが、何も知らないことからの脱却、主人公が今を変えようとする力のようなものを感じた。 そして荻原氏の作品の主人公は母、両親とあまり縁がないのだろうか。 まだ動き出したばかりの物語。謎だらけである。どうなっていくのか、興味が尽きない。 日本風、なのだろうか、皆の名前が好みだ。
0投稿日: 2011.07.05
powered by ブクログ夢中で、一気に読んでしまいました。面白かった! 巫女、山伏、神霊とかいう単語だけでもときめきます。内気な泉水子ちゃんがこれからどれほど凛々しくなっていくのかと期待できて楽しみです。舞台は現代なのにちゃんと和風でファンタジィ。久々に嬉しい、荻原規子さんの小説でした。
0投稿日: 2011.06.26
powered by ブクログ飛びつきたかったけど文庫になるのをひたすら待っていた作品。 荻原規子というだけで、買わないわけにはいかない。 しかしイラストがイメージと微妙に違う。 泉水子のイメージとしては全然悪くないっていうか、むしろ良いんだけど、なんかタッチから連想するのがどうしても赤毛のアンで! 荻原作品らしく、独特のファンタジーなだけに、少し変わった少女の日常生活と心情を描いた作品かな?と思って手に取ると、「えっ」となります。 全体的に、二次元寄りの話な気がするので。 相楽とか紫子とか、大成も、このタッチでイラストにすると全然違うイメージになるのでは?? そこがなかなかぴったりこないので、映像として想像しにくいなぁって感じがある。 とりあえずまだまだ続くし、まだ物語が動き出した序盤なので、ストーリーについての感想は保留。でも悪くはない。 キャラも良い。相楽と深行とかがっつり萌えられる。 いや萌えっていうか・・・相楽はちょっと出来すぎたキャラな気はしますが。 神社とか山伏とか奥駈道とか、タイトルの響きからすると意外な話で、でも面白くなりそうでわくわく。 早く続きを読みたい。
0投稿日: 2011.06.26
