
総合評価
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ありえそうに思えるから引き込まれる
順調にオタク養成学校が機能してエルフやドワーフが真面目に自らの萌えシチュエーションについて熱くディスカッションをする中、一部に効き過ぎてしまっている生徒も出てきます。 それについて慎一君が悩んだり、前巻での日本政府の思惑と意見の相違が出てきたりをうまいこと調整するお話。 この政府の思惑やら帝国側の思惑やらが本当にあり得そうですごく好きですねw ただ面白い作品に異世界人が喜んで交易成功、そしてハーレム形成ってわけじゃないので読んでいて飽きませんw また、新キャラも出てきてどういう風に動いていくのかも注目ですw
0投稿日: 2016.04.17ここから本番
アニメ化もされたライトノベルの2巻目。今回は1巻で張られた伏線が回収されて、ある種山場を迎える。アニメではちょっと順番が変わって、この巻のエピソードが最後に使われていた。さて、内容はと言えば、主人公の慎一は相変わらずオタクで、そういうネタもしっかりあるんだけども、彼が頑張った結果、どうなるかという現実を突きつけられることに。この辺りはまさに著者の妙という所で、この本を読んで笑っていた読者も、ドキリとさせられてしまう展開である。そんな中で、慎一が出した結論。オタクだからこそ、譲れないものがあるというのは、一オタクの身としてはとても納得のいくものであったし、何か好きな物、入れ込んでいる趣味がある人には共感できるのではなかろうか。なんにせよ、この巻で主人公の立ち位置、スタンスが定まったと思う。物語が始まるのはここからだろう。勿論、ヒロインたち(今回で一人増えた)の可愛さが変わらないのは言わずもがなである。
1投稿日: 2015.04.05流行らせると流行るの違い
高校ドロップアウト,ラノベ作家とエロゲー原画師を両親に持つサラブレッド級おたくが、いきなりファンタジーの世界そのままの異世界へ。日本政府の代表伝道師として封建社会そのものの異世界へおたく文化を流行らせる話。 2巻は流行を創ることの負の部分に焦点が当たります。封建社会にとっての娯楽のマイナス面とプラス面についても描かれており、新鮮でした。 2時間位で読み終わりました。 何かを流行らせ、文化侵略者から、相手のための娯楽の伝道師になるには、どうすればいいか、これを考えながら読むとより楽しめると思います。奇抜なことでは無いですが、私は思いつけませんでした。。。 「何かを流行らせる」というのが作品名通り、ひとつのテーマではあるが、マーケティングに寄っているわけではなく、あくまでライトノベルの面白さが前面に出ているので、ライトノベル好きにおすすめです。
1投稿日: 2014.09.09
powered by ブクログ2 冊目にして、副題の内容がシビアに出てきましたね。 キャラクターで薄められているけれど、実質思想侵略の話ですから。 更に、最後にそっち方面に行くのかという、意外な展開もあります。 さすがの作家歴の長さってところでしょうな。
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログ面白いんですが、うーん…キリスト教差別的表現がちょっと気になるかな。 作者さんの意図は別にあるのかもしれませんが。
0投稿日: 2014.03.20大変宜しい。
今巻は主人公の悩みが大きくありました。オタクと言う文化を異世界に持ち込む事は文化侵略なんじゃないのか……これは正しい事なのか?––ってな感じです。これは主人公が学校を作り、生徒達が積極的にオタクに染まってく中、やっぱり起こる色々な問題がそんな悩みを想起させます。 そしてそんな中、日本政府の真の企みが更に主人公を自己否定の深みへと誘うのです。一体どうしたら……ちっぽけな元自宅警備員の主人公の出した結論は!? 今巻は色々と異世界の生活とかも見えてきました。学校というのは社会の縮図––とは言ったものです。特にエルフとドワーフ仲悪すぎ!!
3投稿日: 2013.10.21お気楽なのに、いつの間にか緊迫感が・・・
前巻ラストのテーマを引きずりつつ、それぞれの立場がはっきりと決まりつつある今巻。これまで軽い話が進んできたのだけれど、最後はカタルシス(?)とバイオレンスとペトラルカの見せ場も。思わず突っ込みたくなりますが榊節は健在。というか黒榊。 あと今巻で新キャラ増えて、ほぼメインのレギュラー(ハーレムメンバー)が揃います。
4投稿日: 2013.10.12
powered by ブクログじわじわと深まる面白さ。 しかし、二巻は通過点という印象で、新キャラもあまり活きてなかった。次巻の表紙を見る限り、活躍の場は次回にお預けみたいだが。 本作を読んでると、設定がいかに大事か、を痛感できる。
0投稿日: 2012.12.11
powered by ブクログ中世ファンタジー的な異世界をオタク文化侵略!! なライトノベル第2巻。軋轢に端を発するゴタゴタのとりあえずの着地点。そして絵師獲得による新展開が楽しみで仕方ない。
0投稿日: 2012.04.27
powered by ブクログ色々と穴のある話ではあるけど、キャラ萌えで成立する話ではあるしな。 獣娘とか。 あと、この状況で輸入は無理ではないかな? 昔の不平等条約状態になるのではないかと。 どうやってこれを回避するか、ある意味意地の悪い楽しみ ではある。
0投稿日: 2012.02.07
powered by ブクログ今回もなかなか深い切り口で。日本の政治屋って役に立たないのにホントめんどくさいやね。まぁあくまでイメージなんでしょうが現状そんな感じだから仕方ない。美埜里センセーのオタク教育、というか完全にソッチ方面の強化教育(笑)が面白かったかな。何気にこの人も楽しんでるんじゃなかろうか。あと今回もミュセル可愛いよミュセル。ところで最終的にエルビアは放置のまま?(笑)
0投稿日: 2012.01.10
powered by ブクログオタク文化で文化侵略ってアホか、みたいな話に対するアンサーだったけども、 官僚に対しても政治家に対しても悪意がある内容だなぁ、これ。 まあいいけど。 異世界における第三国を導入しようという努力は認める。ここは続刊に期待。 しかし、相変わらず、色々となんかぬるい。 「交易量に制限がある」という前提と、「相手国側の態度が硬化中」という状況からすると、輸入は厳しいのでは無いでしょうか…… あと、入口が一箇所しかないし、超自然的な監視法があるのも公知のはずなのに特殊部隊が潜入って、それはちょっと、相手を舐めすぎだと思います。
0投稿日: 2012.01.08
