
総合評価
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powered by ブクログ好きーーーーーー!!!!!!! ダンジョン飯から入り、九井諒子さんの作品が大好きです。世界どう見えてるんだろう…と聞きたい! わくわくするお話がたくさん、と思えば絵うま!!!うますぎる!!!とシンプルに美しさにどきどきする。 毎回記憶を消して読んでいます。楽しすぎる。
0投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
竜の学校は山の上 九井諒子作品集 2011 2011年4月11日初版発行 初出 WEBサイト 「西には竜がいた」 同人誌 ロールプレイング・ゲーム2010/02/14 進学天使2010/5/4 代紺山の嫁探し2010/11/14 描き下ろし 目次 帰郷 魔王 魔王城問題 支配 代紺山の嫁探し 現代神話 進学天使 竜の学校は山の上 くず あとがき 内容紹介 勇者は孤独な里帰り、女子中学生の天使は進学に悩み、 ケンタウロスは馬車馬のように働く、今日も大学の上空には竜が飛ぶ…… あたりまえのように、そこにある非日常。 現実(リアル)と幻想(ファンタジー)が入り混じる「九井ワールド」へご案内! ウェブや同人誌即売会で発表された7編に加筆修正を加え、描き下ろし2編もあわせて収録。 ウェブや同人誌即売会で作品を発表し、広い世代から注目を集める新星、初の作品集! WEBメディア マトグロッソで紹介中! 九井諒子氏による短編集だ。 九井諒子氏もダンジョン飯(2014年 - 2023年)で一躍世間一般でも広く名が知られたと思う。 意外なことにダンジョン飯が初めての長期連載作品で他は短編集しか作品が無い。 個人的に昔、九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子(2012)を読んだ事があった。 この竜の学校は山の上はその作品よりも前ということになる。 と言っても荒削り感も無くて既に完成度は高い。 2011年から既に九井諒子は九井諒子だったのだ。 短編でも面白い作品を作れる人が長期連載でも面白いものを作れるという事ではないのか。 細かい点でダンジョン飯でも活かされているものがある感じだ。 九井諒子氏は今は充電中なのだろうか。 また良い作品を世に発信して貰える事を期待している。 話が少し脱線すると、 九井諒子の短編集は3つ出版されている。 いずれも電子書籍化されている。 ダンジョン飯と竜のかわいい7つの子(2012)はハルタの出版なので頻繁に50%ポイント還元セールなどがあるのだけれど、この竜の学校は山の上(2011)、ひきだしにテラリウム(2013)は出版元が大手で無い事も影響しているのかずっと定価でしか売っていないのがやや不満である。 今回この2つは奥さんから電子書籍では無く、紙コミックを借りる事で読む事になった。 ただ紙の本の方が人間との相性が良いというか距離感が近い感じがする。 感覚論ではあるが。 それぞれの感想 帰郷 魔王を倒した勇者が村に帰ってきた話。しかしこの短編集、初っ端から単純に魔王を倒した、平和になった等という単純な話は無い。この話に出てくる勇者も2年後人間同士の戦いの流れ矢に当たって死んでしまう。なんと切ない話なのか。主人公は魔物に襲われ助けられた時に勇者の手を取ってありがとうと言えなかった事を悔いている。感謝は迷わず伝えた方が良い。ただその事を悔いている中でも主人公の娘たちが走り回っているコマなのが救いがあるというか・・・ 魔王 美女と野獣から発想を得たのだろう。ただこちらは悲しいエンディングだ。結局、王は魔物の姿から元に戻れていないまま死んでしまうし・・・ 魔王城問題 ドラクエなどで魔王を倒すというファンタジーものはよくある展開である。しかし、その魔王城の跡地はどうする?という、よく考えると重要な問題を取り扱った話。似たようなテーマで映画「大怪獣にあとしまつ」(2022)というものもあった。ちなみにこの映画はクソつまらない。しかしこの魔王城問題。実に見事な展開で清涼感のある良い終わり方を迎える。真のハッピーエンドとはこういうものではないのか。魔物との闘い以上に人間同士の争いが終わらないというのも重い話であった。勇者の仲間2人の内1名が魔王討伐後の人間同士の陣取り合戦で主君を守って死んだという。人間の本当の敵はいつだって人間なのかもしれない。しかし姫を救うべく地下の聖水を与えた事で好転していく。 つくづく思うのは当初の勇者のように虚無に陥ってはいけないのだ。何としても希望を見つけ出さないといけない。姫は当初から希望を捨てていなかった・・・ そして何十年後かの旧魔王城から元勇者と老いた姫が(恐らく結婚したのだろう)発展した街を見渡す場面は良い。 支配 SFとファンタジーが合体したような作品。宇宙人が星の生命の進化の為に生き物製造機と呼ばれる機械を星に設置する。(ドラえもんかよ???)そして星に住まう人々の暮らし、文明は発展していくが。。。生き物製造機はいつしか魔王と呼ばれるようになり、それは倒されるのだった。生き物製造機が壊された事を一方の宇宙人が嘆くけれども、もう1人は彼らにとってもう必要無くなったのだからこれで良いのだと肯定的見解を示す所で終わる。 代紺山の嫁探し 村の守り神だった竜が人間に化けて迷子(おみつ)を村に帰してやったが、いつの間にか自分自身が神であった事すら忘れていた。その権平を生贄として村に来る女神を探す話・・火の女神、水の女神・・・それぞれデザインがイカしている。豊穣の神の娘(花の神)を村に来てもらう事にするが・・・そこでのすったもんだでようやく竜、神であった事を思い出す権平。おみつを連れて行ってしまう(これはどこへ?恐らく神の住む世界?)娘であるおみつがいなくなって途方に暮れる村長もある種の自己責任でもあるが、なんとも哀れだ。 現代神話 現代日本社会に、馬人という種族と猿人(要するに普通の人)が混ざって生活している様子が描かれている。馬人の方が体力が多く、仕事をばりばりこなすという意味で優位にある社会だ。その馬人の働く時間の法規制がニュースで流れる、デモが起きる等が描かれる。この現代神話ではみちおさんと馬人の妻の話(四コマ漫画もある)と会社で働く先輩(猿人)と後輩(馬人)の話が並行して進んでいく。寿命は馬人が短いなど全てにおいて優位なわけでもないようだ。この辺の世界観というか発想はダンジョン飯でも活かされているなと感じる。 進学天使 高校3年生の話。翼を持つ女子高生(進路に悩む)とその周囲の話。リアルに翼を持って飛ぶとは何かを突き詰めていった先にあるものという感じ。確かに日本(特に都市部)では飛ぶには不適切だ。電柱とか多いし。実際に現在もドローンの規制があるのも落下とかのリスクもあるからな・・・地元を離れたくない心理、新しい土地で色々試したい気持ち。周りの期待・・色々微妙な所を上手く描いているな。好意を持っていた男子生徒、翼を持った女子生徒は最終的にどのような進路を選択したのだろうか?絶対的な回答が無い故に難しいテーマでもある。 竜の学校は山の上 この単行本の題名としても採用されている話になる。架空の大学で竜の存在する日本社会の現実を描いている。冒頭は大学入学、サークルや部活の勧誘のチラシ配りに出会う所から描かれている。私も自分の大学入学時を思わず思い出してしまう。宇ノ宮大学という架空の大学は山の上に設置されていて、余計にリアル。自分もかつて大学受験先の一つに和歌山大学があったが、あの大学も山の上にあってなかなか立地的に通学が厳しいと当時思えた(2000年代前半は南海和歌山大学前駅が無かった)話を戻す。竜研究会に入った主人公とその研究会の部長香野橋(カノハシ)、宮島、菅野、他登場人物・・・短編ながら魅力的な登場人物達だ。九井諒子作品の短編ものは読んでいて長編としても成立しそうな感じのものばかりというのも魅力の一つだな。 最後の香野橋部長の台詞が良い。身にしみる。この香野橋。かなり中性的に描かれている。恐らく男性のはずだが・・ぱっと見女性のような。いや、やはり女性か? くず パレートの法則、働き蟻の内、集団にすると何割かは勤勉に働き出す・・。それでも怠け続けた主人公は栄えある?クズofクズに認定されるが・・・・バイト代をちゃんと就職活動をするべくスーツを買おうと誓った所で終わるのが救いである。人間はやはり頭が良いだけとかだけではなく勤勉性パーソナリティが無ければダメなのだ。 あとがき お金を食う謎の男(夫?)との会話。1万円札なら他に良いもの買って食べた方が良いというのはそれはそうだ。なんかダンジョン飯でも似たようなお金(モンスター)を食べる話があったな・・・ 印象に残った点 おめでとう! 君は栄えあるくずの中のくず 世の中にはな ふたつのものしかないっ 役に立つものとこれから役に立つかもしれないもの だっ なくしてしまったものをあれは役に立たなかったてことは言えるけど それは所詮、狐の葡萄。 だから簡単に捨てちゃいけないんだ でも役に立たないと諦めたらそれでは捨ててしまうのと何も変わらないだろ 私は自分のやってることに自信を持ってるつもりだよ あの人がやりたかったのは竜の排除では無く そこからの竜学の発展だったが、それは伝わらなかったわけだ 以来1人で持論と戦う羽目になったあの人が それを覆す瞬間を俺は見たいんだよ 自分の人生なんだから自分の好きにしないと後悔するぞ・・ 他人の苦労なんて見えないもんだからな なんか 理解のつもりが 足引っ張ってただけだって気付いたから そんなもの 何にも違わないわよ なーんにも どうしてやれば良かったのだ? わしはお前が町へ嫁に出て 里をばかにされるような事があれば不憫だと思い・・ 百、千の春が来ようとお前がおらんでは意味がないではないか おみつ・・・ 違うぞおみつ 皆から忘れ去られ山を去ろうかと迷っとった時にお前と会った 自分の事は忘れてもお前のいるこの山を守りたいと思ったからこうして戻れた それでいい 生きることに悩み苦しんで初めて生まれるのが文明だ ああ・・ なんと馬鹿な連中だ 製造機を破壊してしまうなんて もうあの賢い生き物達が生まれる事は決して無い 見て下さいあの間抜け面を 我々の気もつゆ知らず これでまた元の荒廃した大地に戻ったとしても自業自得だとしか言えませんね こう言っちゃ何ですがいい気味です ・・必要無くなったのかも知れぬ 何ですか? 確かにこの星は今やっと魔王の支配から脱したのだろう そしてそれは恐らく、とても喜ばしい事なのだ あの時、私を見捨てていれば あの泉が白日の元に晒され枯れてしまうことも無かったのでしょうね 後悔していらっしゃる? どうかな・・・わからない しかし少なくともそうなるとこんな光景を見ることはなかったろうな 1人は魔王との戦いで死に もう1人はその後のろくでもない陣取り合戦で主君を守って死んだ! 俺は 俺は一体何の為に魔王を倒したんだ 人間同士で殺し合わせる為にか? 仲間を失うためか・・・ だが他人の希望を奪う道理は無かったな 魔王軍との戦いで傷ついた人々は沢山いる 魔王を倒してもすぐに平和が訪れるわけじゃないわ 勇者さま あなたが私達に下さったのは希望です 魔王がいなくなったからもう必要ないだなんて そんな言葉勇者様の口から言わせたくなかった 認めてはいけないと思った 近いうち隣国との戦が始まるだろう 今までは魔王がいた 人間同士で争ってる暇は無かったんだ それからほどなくして隣国との戦が始まった 勇者は周囲の期待通り王女と結婚し 2年後に戦場で流れ矢に当たって死んだという 今でもあの勇者の表情を何となく思い出しては 何故あの時、彼の手を取り「ありがとう、助かった」と言う事が出来なかったのか 今でも後悔している 2026/01/25(日)記述
2投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ2025/09/15 ダンジョン飯の人やから絵柄からダンジョン飯を感じた。 「支配」と「代紺山の嫁探し」が面白かった。 支配→魔王が宇宙人の生き物製造器なのが面白い視点。生き物製造器が攻撃的でないときに人間が製造器の周りばっかにいるのなんとなくわかる。魔王を倒したときの宇宙人の顔が面白い。いい顔してる。 代紺山の嫁探し→いい話。火の神、水の神、豊穣の神のビジュアルがすごい好き。豊穣の神、腕が3本ある女神初めてみたかも。胸はしまってください。 神が犬夜叉と乙嫁語りを思い出した。ミックスした感じって思ったんかな。全部の神のビジュアルを見てみたい。 下賤の手で神に触れてはならないって言うのが神と人の共通認識できてるのにびっくりした。 竜になって現れるのかっこよすぎる。冒頭で山の奥で木こり?帰れなくなった?商売せずに生きてるん?って思ったけど、権兵が竜でその記憶を忘れているというところで回収されてスッキリした。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
竜の学校は山の上 九井諒子作品集 こういった拾いものがあるので、マンガの乱読も無駄ではないです。 収録作品は以下の通り。 『帰郷』 『魔王』 『魔王城問題』 『支配』 『代紺山の嫁探し』 『現代神話』 『進学天使』 『竜の学校は山の上』 『くず』 最初の4つはRPGの後日談的な物語。魔王を倒したんだけど・・・の設定で、その後に起こる様々な問題を描いています。「現代神話」は、ケンタウロスと人間が現代生活を一緒に送ったらという設定で、働き過ぎの日本の社会をちくりと皮肉っています。「進学天使」は、羽を持った女子高生が、飛ぶことに制約のないアメリカへ留学するかどうか悩む話。今も昔もファンタジーの世界でも同じなんだなあ~。表題作の「竜の学校は山の上」は、”竜学科”のある大学で主人公が竜の有効利用を模索するお話。この話も効率至上主義について考えさせられます。 絵柄も好きですし、何より物語りが良く練られている上、登場人物の気持ちの綾まで表現していてとても深い。 次作を心待ちにする作家さんが一人増えました。 竹蔵
1投稿日: 2025.07.24
powered by ブクログ漫画短編集 本当に、本当に良かった 特に「進学天使」 思春期のすれ違いを種族の違いという要素を加味して描く 切ない、切なすぎる 男性の方は、幼馴染の同級生に天使がいる (なお文字通りの天使であり、翼が生えている。天使という存在は希少ではあるが世間に認知され当たり前に受け入れられている) 女性の方は、あなたは翼の生えた天使である 好きな人間の男子学生がいる これで物語を創造して欲しい この結末を思いつく人はいる、いると思う ただ この絵の終わり方 引き方 思いつきました? ダンジョン飯で大ブレイクした作者ですが あれは連載なんで本領じゃないですよ 完全手塚治虫の系譜だと僕は思っています
2投稿日: 2025.07.22
powered by ブクログ世の中にはな ー ふたつのものしかないっ 役に立つものと これから役に立つかもしれないもの だっ
0投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログどのお話も面白かったです。 ダンジョン飯みたいな絵柄も綺麗で好きだったんですが、こういう線の荒いシンプルな絵柄もいいなあと思いました。 お話としては『代紺山の嫁探し』が一番好きでした。
0投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログ九井諒子作品集「竜の学校は山の上」。 うーん。人の善意や未来への希望が作者の根底にあるのだろうけど、それだけで物事は収まりはしないよね、という現実の虚しさ厳しさを見せてくれる作品集だと思いました。どちらも、大上段に振りかぶってどうだ、というのではないし、こういうのもあるよね、というさりげなさでもない。押し付けがましくもなく、気づく人だけ気づけば?のニヒルさもない。ちょうど良い塩梅なところが、うまいと思います。 『代紺山の恩返し』『現代神話』のラストが、誰かへの好意という善意が生み出した先にある結果の虚しさを描いていて、どちらも報われなくてこう悲しさと悔しさと哀れみが混じって虚しくなる。 皮肉や冷笑を喜劇のオブラートに包むのが巧みなのかな。奇妙奇天烈というわけではないんだけど、王道でもなく、風刺も含みながら、誹謗批判ではない。 中庸になるのかなぁ。いろんな要素が作品のテーマとしてあるんだろうけど、世の中の全てに、それぞれの要素でうまく中庸なんだと思います。
1投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ美女と野獣のカバーあって嬉しかった。自分と違う誰かが当たり前に存在する世の中。天使の話が特に好きだった。
0投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログダンジョン飯、そしてデイドリ以来九井諒子にどハマり中のこの頃。それにしても短編が上手すぎる...。 ファンタジーの世界構築の組み立てが上手いのはもちろん、その世界で起こりうることへの洞察が鋭く、なるほどあれだけ緻密なダンジョン飯の世界を作り込むわけである。 加えて、その気が有ってか無くてか、その短編ひとつひとつがファンタジーながらに(またはファンタジーであるがゆえに)それぞれに普遍的なものに手を伸ばしているのが素晴らしい。 個人的にはやはり馬人猿人の話が身に沁みることであった......
0投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 代紺山の嫁探し:まんざらじゃなかったのに破綻になって悲しんでる花さん可愛い。全部娘のためだったと分かると、父親の気持ちを考えると切ないな。
0投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログど真ん中ファンタジー世界の余白を切り取るのがうまい このアプローチでダンジョン飯が生まれたんだなというのがよくわかる 途中からダンジョン飯のプロトタイプ作品を勝手に期待してたので入ってなくて勝手に落胆
0投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログすごい才能だ(絶句) 一話一話確実にページの向こうに異世界が存在している。全話何回も読み返すぐるぐる案件なんだが、特に「代紺山の嫁探し」が好き。 民俗学っぽい。蛇信仰っぽい。日本昔話っぽい。 現代ものも、すごく普通の日常に少し不思議なことが嘘っぽくなくはまってるのがとてもすごい。 隣の世界のぞいてるみたい。
0投稿日: 2022.11.03
powered by ブクログ買って長らく積読してたけどようやく読了。 序盤の、「魔王を倒した後」系のいくつかの話と、和風の話が良かった。 読み終わって初めて表紙が馬人であることに気がついた。
0投稿日: 2022.07.29ゲーム世代のファンタジーコミック
ダンジョン飯の面白さから、原作者の関連本を探してこの本に辿り着く。 ダンジョン飯はダンジョンRPGをベースに作られているが、この短編集も例に漏れず、作者がRPGに親しんできたであろう事が解る設定・描写が多い。 RPGの定型に沿って物事が進んだ先に、人が何を感じるかを克明に描いている。とかく描写の旨さが解る話ばかりで、作者の力量が10年以上前から卓越してた事が見て取れる。気になれば是非。
0投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログ「竜の学校は山の上」を読んで、小柴博士のスーパーカミオカンデが頭に浮かんできました。ニュートリノって竜だ!と思ってしまった。
0投稿日: 2021.10.01
powered by ブクログどの作品集よりも一作品一作品がシリアスで、クスリ笑いすら出ないものすらある。より切なめなショートショートが読みたい時に。 表紙絵にもされてる「現代神話」が1番インパクトあった
1投稿日: 2020.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
帰郷 魔王 魔王城問題 支配 代紺山の嫁探し 現代神話 進学天使 竜の学校は山の上 くず 夢想したことがある世界が描かれていてなつかしくなった 集団心理や役割的性格、個人の特性などを観察実験されてくずとして認められ、政府からサンプルとして保護してくれ とか働きたくなくて考えていたり。 先天性の障がいの場合、不便と感じないのではないか え、翼ないの? 飛べないとか不便で大変だねーかわいそう なんていわれても、そうなのかな、わかんかいとしか思わなそうだ ガラスの天井や下駄はかせなど性別による労働における差別 体力、筋力、身長、妊娠出産による時間的制約の可能性、生理などの性差がたしかにある 個人差もある 昔の家族の形(同居親世代+大黒柱+専業主フ)と、健康で体力のある労働者を前提として築かれてきた会社制度と社会制度 もしまったく異なる特性のものとともに働く場合、それを0から作り上げる場合、どのような環境や制度、労働形態とするのか まさかのケンタウロス 自分が特性として弱者側の立場での見え方を体感してほしい 代紺山の嫁探し 現代神話 竜の学校は山の上 がお気に入り
0投稿日: 2020.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
九井さんのデビュー作。それ自体ほんわかする。しつつ、こうなったら楽しそうねーとは思うものの、どの話も刺さる。 『現代神話』と「竜の学校は山の上』が好きだな〜特に。 ・現代神話 馬人(ケンタウロス):タナベくんと奥さんのポジティブさと言うか、明るくてほわ〜っとしてて前向きな雰囲気が良い。関連づけて考え出したらキリがないけど、兎に角奥さんカワイイ。大きいパンツもかわいい。文句言わずに精進料理で痩せていく旦那さんもカワイイ。ほんわかする。タナベくんがベンチに腰掛けた図もかわいい。そして少しホロっとする。 ・竜の学校は山の上 ヒリュウのよし子(4)がめちゃくちゃ愛い。もはや尊い。P.237〜の一連の流れがとてもスキ。 「竜なんか役に立たないから大切にする意味はないと言われても〜」てアズマくんの問いに対する香野橋部長のセリフ…あと「世の中にはなーふたつのものしかないっ〜」に痺れた。 キツネのブドウ。
2投稿日: 2019.11.13
powered by ブクログ丸井鯨子さんの作品は・・・「ひきだしにテラリウム(2013)」、「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子(2012)」に続き・・・ 『竜の学校は山の上 九井諒子作品集(2011)』 ”進学天使”が切なくてよかったなー。
1投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログこの作者はほんとに竜が好きですね。 他の作品集に比べて描き込みが少なくてさみしいところが多いですが、 十分楽しめる一冊かと思います。 私は嫁さがしの話が一番好きです。
2投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログファンタジーでありながら、シリアス。「ダンジョン飯面白かったから他の作品も読んでみよー!」ってノリで読み始めたので面食らった。現実の社会問題にも通じるものがあると思う。 人の数だけ善悪があって、好き嫌いがあって、そして損得がある。 どの短編も、最後に救いを残してくれていたので読後感は穏やか。 私は特に勇者と魔王に関する前半のお話が好き。勇者と、魔王の妻になった王女が特別印象に残ったなぁ。2人は、どんな選択肢を選んでいれば良かったのかなぁ。
2投稿日: 2019.01.08
powered by ブクログRPGに浸かっていた身分にはとても心地よい作品。魔物と、感情移入しやすい行動に従うキャラクター達が物語に引き込んでくれる。いつまでも浸っていたい世界。
1投稿日: 2018.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一言で言い表わせない面白さ。何か不思議で、非現実的なのに実際ありそう。神様を娶る話、普通はあれでめでたしめでたし、欲張りのお父さんは…な話かと思うけど、なぜお父さんが、というラストシーンが絶妙。
1投稿日: 2018.07.13
powered by ブクログ"「権平 わしを村まで送ってくれたせいで帰れなくなったんだな すまんかった すまんかったなぁ…」 「おみつ 違うぞおみつ 皆から忘れ去られ山を去ろうか迷っとった時にお前と会った 自分のことは忘れても お前のいるこの山を守りたいと思ったからこうして戻れた」"[p.110_代紺山の嫁探し] 「帰郷」 「魔王」 「魔王城問題」 「支配」 「代紺山の嫁探し」 「現代神話」 「進学天使」 「竜の学校は山の上」 「くず」 「あとがきマンガ 金食い虫くん」
0投稿日: 2017.11.25
powered by ブクログRPGで魔王を倒したことがある人は読むべき漫画だ、たぶん。 ゲームしないからわからんけど。 RPGというわかりやすい勧善懲悪ものも(知らないだけでそうでないのもあるかも)、久井ワールドでは「ラスボス1人倒しただけで世の中平和になったら苦労しないわ」ということになる。 ゲームにはゴールが必要だけれども、現実の世の中に「ここにさえたどり着けばすべてが解決」というゴールはない。 でも、じゃあ現実がゲームみたいだったらよかったのか? 答えが一つの世界ならよかったのか? 争いの元は絶やせばいい、猿人(ホモサピエンス)と馬人(ケンタウロス)のどちらかしかいない世界にすればいいのか? というと、 「そーかもね でもちょっとだけつまんなかったかもね」 (from『現代神話』) なのだと思う。 答えはわからんけど、諦めないよ。 諦めるということは見捨てるということと変わらない。 希望こそ、勇者がくれたものだ。 ……というなんか説教臭いレビューになってしまうんだけど、久井さんはこれを、全部ファンタジーの体をとっているのに妙に現実くさく、笑えるほどしょうもないレベルに落として、私の隣で喋ってくれるので、笑いながら、ぎくっとしたり、あああーーー…あるよなあ……となったりする。ないよ。同僚がケンタウロスだったり、クラスメートに羽生えてたりはしないんだけど。 でも似たような「異種」はいくらでも隣にいるんだろう。私が異の方かもしれない。 でもどんなに異に見えても、きっと「なーんにも変わらない」んだろう。ケンタウロスに言われてしまうとな…。 そんなもんだと考えれば、いくらか、一緒に暮らしていくための良い意味での諦めと希望が見えてくるような気がする。 まあ、しょうがないか、という感じで。
2投稿日: 2016.05.06
powered by ブクログダンジョン飯の人。この作品を買ってなかったらダンジョン飯を速攻で買おうとは思わなかったかもしれない。 ファンタジーものとして読み応えのある作品群です。
0投稿日: 2016.05.06
powered by ブクログ魔王退治から帰ってきた勇者の話「帰郷」 美女と野獣的な「魔王」 和風な神様の嫁探し「代紺山の嫁探し」 あたりが好きです。 でもこの本は馬人の話が長すぎだったと思う…。
0投稿日: 2016.02.14
powered by ブクログ九井さんの作品はなんか不思議な面白さがあるよなーと感じます。自分的には現代神話が良かったです。進学天使はなんか既読後の虚しさがあり少し悲しい気持ちになりました。
0投稿日: 2015.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ダンジョン飯」の作者さんの短編集 ファンタジーでありながら妙にリアル 現代の問題を内包しながら独特のタッチで描かれる話はどれも「なるほど!」と膝を打つ内容 どれも好きなお話でしたが 「進学天使」は、せつない初恋もの 価値観ってなんだろうって考えてしまう 最後の「くず」は、すごーく考えてしまった 読み終わったあと、怖いけど主人公に少し救いがあったのが私の中でも救いになった
1投稿日: 2015.10.03面白かった
絵が上手いしおもしれー 良い漫画家を発見した 作品をいろいろ集めてみようと思う
3投稿日: 2015.09.28
powered by ブクログ表紙の画的に、ダンジョン飯から入ったからそういうマンガかと思うじゃないですか。 最近割と書かれてるような気もする、「世界を救った後のファンタジー勇者」に関する話がいくつか。そこからグラデーション的に、現代日本にモーフィングしてくるファンタジー世界がやってきたら、のSFがいくつか。 面白い。ファンタジー好きなんだろうなぁ。 「必要なものと、これから必要になるもの」というのは、ものすごく重要な視座だと思いますよ。「今不必要なもの」に対する施策が如何に多様性を殺してきたのか。 おもしろい。
1投稿日: 2015.09.14
powered by ブクログこれほど雰囲気のしっくり来る作品は久しぶりだった。 素朴と幻想と、日常と非日常とがいっしょくたになった短篇集。丁寧。 中には納得の行かない結末が付けられているものもあったが、そのくらいでちょうど良い。
1投稿日: 2015.04.19
powered by ブクログリアリティに溢れるファンタジー。 舞台や設定はファンタジーだけれど、ストーリーや登場人物たちの思考、心情がとてもリアル。 細部まで徹底して作り込まれた設定が、現実にも起こりうるかも…というようなリアリティを生み出している。 そのリアルさに読者側も身につまされることも多いはず… ファンタジー要素を加えることで比喩的に、押し付けがましくなくメッセージを置いていってくれる。 そんな作品でした。
1投稿日: 2015.04.01
powered by ブクログ電子書籍にて。 風邪を引いて寝込んだ時に、読みたいものから選んでみました。 いろいろファンタジー詰め合わせ。 読みやすかったし面白かった。 ブラックがきいてたり普通に笑えたり。 帰郷 魔王 魔王城問題 支配 代紺山の嫁探し 現代神話 進学天使 竜の学校は山の上 くず
0投稿日: 2015.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
漫画喫茶で読みました。 ⇒ 購入しました。 勇者が魔王を倒した後の人間社会を題材にした漫画が多い。 まおゆう。 竜の活用法を探る漫画は非常に考えさせられる。 そうなんだよ。 本当に好きな人ってのは、むしろ現実を見ちゃうから苦悩するんだよね。 例えば超常現象なんかも、本当に好きな人は、そこらの盲信してる人と違って科学的に否定しながらもいつか本当の超常現象が現れることを待ちわびてる。 そんな感じ。
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ一話一話世界観を作り出す素晴らしい漫画家さんです…。いいなぁ。 その世界観が生半可なものじゃなくて、こんな問題があるとか、悩みとか、歴史とかそういうものがきちんと細部まで生み出されていて本当にすごい。 竜がでてくるからなのか日本昔ばなしのような教訓を得られる物語が多い。絵本にしたらまさに大人のための深い絵本になるんだろうな。是非やってほしい…。
1投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログこれは面白い。魔王討伐後の世界とか。ドラゴンが普通の現代とか。とか。とか。ファンタジーなのに地に足着いてる感じでするすると溶け込むように読めてしまう。沁みる。ケンタウロス族と人間が共存する世界のお話かわいかったな。
2投稿日: 2014.09.02
powered by ブクログネットで評判が良くて購入。期待通りの内容。絵柄もきれい。 どれもファンタジーをリアルな視点で描いたもので、どれも良かったんだがちょっと後半飽きたかも。最初の作品はとても好き。いや、ちゃんと全部良かったけど。 草食系男子が実は記憶を失った竜の神様だったってのはかっこよくてよかったなー。
0投稿日: 2014.08.03
powered by ブクログ現代の日本(?)に竜がいて竜学科のある大学があったり、背中に羽が生えていて飛べる人間がいたりと、世界観が独特で面白かった。 勇者が魔王を倒したその後の話は切なかった。
2投稿日: 2014.04.09
powered by ブクログ9つの短編作品。 味のある絵と、ひねりのある、かつ美しい物語が素敵。 前半のRPGゲームのようなファンタジックな世界観が特にすきです。魔法がいて、お姫様や剣士がいて、どこか後にひく物語が良い。
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ短編作品がたくさん。作品によって絵のタッチも違い、本当に同じ人が描いてるの?!と思うほど。次の作品も楽しみです。
0投稿日: 2014.01.25
powered by ブクログお、第五趾。 「セントールの悩み」との同時性は、シンクロニシティなのか、自力他力の情報交換があったのか、別の要因があるのか。
0投稿日: 2014.01.21やさしくて、しみる
典型的RPGの、魔王を倒した後(とか、魔王が○○とか)の話が、非日常が当たり前に日常になっている現代に近い話と、ちょっとした昔話など、短編ながら読み応えのある話が主です。 たんたんと話が進んでいくのですが、その中でも一言一言が優しかったり、切なかったりと、読んだ後は柔らかい気分になります。 個人的には 猿人(人間)と馬人(ケンタウルスみたいな)の話が好きです。 社会人と、夫婦の話が交互に描かれ、あり得ない話だけど、こんな世界があったかもしれないという気にさせます。最後の奥さんの言葉が好きです。ファンタジーだけども、今の世の中にも通用するんじゃないでしょうか。
4投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログ短篇集。すべてが明るく快活なおはなしというわけではないのに、読んだあとは穏やかな気分になれる。生活感のあるファンタジー、かな。
0投稿日: 2013.10.27ファンタジー成分が濃い話をファンタジーらしくない視点で描いた短編集
ネット小説や同人誌等のネタとしてよくある魔王を倒した後の勇者のその後や、人以外の種族や竜が現在社会に存在した場合の話等、ファンタジー成分が濃い話をファンタジーらしくない視点でを割りと真面目に描いています。 全9編の短編集で、個人的に気に入ったのが、下記の2点の作品です。 「竜の学校は山の上」 技術の発展によりただのお荷物になってしまった竜をなんとか有効活用できないかを検討するお話で、この漫画のタイトルになっています。 「現代神話」 働くのが大好きで優秀なケンタウロス(馬人、人口の3割)と、働くのが好きではなく、能力も劣る人(猿人、人口の7割)とが、馬人労働規制法をめぐって議論するお話です。 表紙のイラストはこのお話に登場する猿人に嫁いでいる馬人の女性で、妙に可愛らしい奥さんです。 この2点以外も短編らしくよく練られていて、なかなか読ませる作品になっていると思います。面白かったです。
8投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログせつないの、つらいの、かんがえるの、かわいいの、むつかしいの。おとぎ話のみえない痛いところを浮かび上がらせるけど、いいお話です。
0投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログ少しシニカル、ユーモアがあり、センチメンタル。 懐かしい感じがするショートショートSFです。 翼人や飛竜が飛び立つ場面が好きです。 若干痛みを伴う不思議な爽快感があります。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログやっぱり九井諒子は上手だなあ。今回もドラクエ的な剣と魔法の世界から日本昔話的な世界、それから現代っぽい世界でそれぞれちょこっとひねった展開。展開のパターンはそれほど多くはないけど、そのひねりが社会的にどんな影響を及ぼすかっていう一種の思考実験になっているのが九井諒子の特徴的なところで、そこが面白い。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログマンションで読む。正直、相性がよくない。どこがいいのか全く分からない。これは、著者の問題ではなく、読み手である僕の好みの問題です。
0投稿日: 2013.09.11
powered by ブクログこういう漫画かきたいなー。夏休み、プールから帰ってきたあとにピンクと緑が混じった素麺を啜り、遊び疲れて寝落ちた夕方、母のかけてくれた洗いたてのタオルケットの匂いを嗅ぎ、遠い蝉の鳴き声に微睡んだ時のような感覚になる一冊。馬人と猿人の夫婦が一番すき!
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログ久々に面白い短編集でした。タイトルになっている短編より、ケンタウロスの短編の方が、奥が深く考えさせられる内容でありながらくすりと笑ってしまうバランスが良かったです。
0投稿日: 2013.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集。 「竜の学校は山の上」 は竜学部のサークルの話。 竜の卵や 肉を食べるっていうシーンが なんか衝撃的。 好きなセリフは 「世の中には ふたつのものしかない 役に立つものと これから役に立つかもしれないものだ」 「役に立たないと諦めたら 捨ててしまうのとなにも変わらない。」 おぉ。部長 いいこと言う〜。 「大紺山の嫁探し」が好きだな。 最後の村長さんの心境が なんだか切ないけれど。 馬人と猿人(人間)の話も おもしろかったな。 あんな風に服を着るんだな。 そして 足が早いな。 トナカイの着ぐるみは無理があるな。。 あとがきは 金食い虫くんが 一円玉をボリボリ食べているシーン。 金食い虫って。 金食い虫って。 コインをそのまま食べるって 発想 今までなかったな。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログ九井 諒子の初単行本。読みきり集です。 前半は主に勇者が魔王を倒した後の少し哀しい後日談。 後半は竜やケンタウロスなどが溶け込んだ日常のファンタジー。 前半と後半で作風の毛色や絵のタッチが少し変わります。 全体的に時代背景や設定が飲み込みやすい作風で読みやすいと思います。 個人的に『ー魔王ー』と『現代神話』がお気に入りです。
0投稿日: 2013.06.10
powered by ブクログ恐るべし短編の鬼才。 緻密で幅のある画は見ているだけで楽しい。 それだけではない。 淡々と、それでいて深みのある物語がその独特な世界へと誘う。 全くジャンルは違うものの、どこかこのページの空白感、そこだけストンと抜け落ちた別世界のような感覚が、大友克洋のそれを彷彿とさせたのはなぜだろうか。
0投稿日: 2013.06.08
powered by ブクログこの物語はすべて、世界のどこかで起こっているかのようなお話。に、書き上げられている。 とんでもない設定なのに淡々と、自然に描かれているお陰だと思う。読み手がその世界に違和感を感じないように出来ていて、それがすごく良い。 馬人と猿人の話が特に好きです。
0投稿日: 2013.05.25
powered by ブクログファンタジーな短編集。 勇者は孤独な里帰り、 女子中学生の天使は進学に悩み、 ケンタウロスは馬車馬のように働く、 今日も大学の上空には竜が飛ぶ―… あたりまえのように、そこにある非日常。 現実(リアル)と幻想(ファンタジー)が入り混じる「九井ワールド」。 危うさが残るところがこの人の魅力かもしれない。。。
0投稿日: 2013.05.22
powered by ブクログ大体の作品がファンタジーで短編。雰囲気的にはおとなしい感じだったり、いい話だったり。短いのに中々深い話だと思う。馬人の話なども面白かったし、それぞれの立場があって考えさせされる。亜人(デミヒューマン)が現代に居たらこう言う感じなのかなと思ったりした。またこんな内容なら読んでみたいと思った。
0投稿日: 2013.05.10
powered by ブクログSFやファンタジー、お伽噺風の短編集。 神様の嫁取り「代紺山の嫁探し」とケンタウロスが共存する「現代神話」が好き。
0投稿日: 2013.04.22
powered by ブクログケンタウロス(馬人)が猿人と生活する現代を描いた「現代神話」 神様を村に嫁入りさせようとする村が舞台の「代紺山の嫁探し」 天使の羽のはえた同級生が登場する「進学天使」 が特にお気に入り。 特に現代神話はクスっとくる4コマ形式とちょっとシリアスなストーリーが交互にでてきて斬新。
0投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログ独特の世界観に引き込まれる。 日本昔話のようなストーリーがあったかと思えば、日常の中にちょっと不思議な存在(羽のある人間やケンタウルス)がいるお話だったりと様々なショートショートを楽しめる。 個人的にはもっとがっつり長編も読んでみたい。 本作では『代紺山の嫁探し』が一番好きだった。
0投稿日: 2013.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現在何度目かの読み直し中。 帰郷 魔王を倒した後の勇者の話 魔王 吟遊詩人が語る魔王の話 魔王城問題 王女が勇者に告げる言葉 「平和ではなく希望」 支配 製造機が魔王 代紺山の嫁探し 花姫もいいな。 現代神話 この馬人の奥さんいいなあ。 進学天使 分かれ道、どちらかしか選べない。 竜の学校は山の上 表題作。不要なもの→これから役に立つかもしれないもの。 くず 働きアリの半分は。 金食い虫くん
0投稿日: 2013.04.12
powered by ブクログ考えさせるファンタジー。 RPGで魔王を倒したその後の世界、勇者への扱いなんて考えたこと無かった!てことで魔王城問題が好き。 後ろの方に進むほど古い作品なのかな?画風が変化してる。
0投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログ「西には竜がいた」というファンタジーWebコミックを更新されていた九井諒子さんの作品、という事で、一も二もなく飛びついた。(「西には竜がいた」もそのうち単行本にして欲しい。Webだからこそ出来た形態ではあったのだが) 手元に置いておきたくなる美しい装幀。 話によって作風を変える器用さも持ち合わせているが、ひと目で九井さんの絵だ、と分かる。 絵も話も、整っているような、混沌としているような作風に、なんとなく山田章博氏を思い出すのだが、褒め過ぎだろうか。
0投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログ『竜のかわいい七つの子』がおもしろかったのでこちらも購入。 とてもおもしろかった。 ドラゴンクエストなどのRPGのような世界観と、そのテンプレートともいえる設定を皮肉ったようなストーリーで四本、昔話のような日本のとある田舎での神様の嫁取り、人間とケンタウロスがふつうに共存する世界での日常話、翼のある同級生の女の子の話、竜がいる世界の大学生の話、ちょっとアヤシイ実験?の話、が入っている。 最初の四本以外はどれも、日常にちょっとしたRPG要素が入っているような、ふしぎな世界観がおもしろい。 やはり特に好きなのは『現代神話』。奥さんがかわいくてならない(笑)。 この本が出版された直後、ケンタウロスが出てくる漫画があると聞き知っていた。ケンタウロスといえばえすとえむさんで、流行ってきてんの?と思った覚えが。『はたらけ!ケンタウロス』とある意味似ている世界である。
1投稿日: 2013.01.30
powered by ブクログ使命を終えた勇者の悲哀。ファンタジーと現代の融合。ちょっとだけ、現実とは違う物語たち。読み終わった後は少ししんみりとしました。 ボカロの歌にもあったけど、使命を終えた勇者はめでたしめでたしには周りがしてくれないんだろうな。権力者は利用価値を見出し、従わなければ排除され、守った一般人からは畏怖されてしまう。 村人が最後まで勇者の名前を呼ばなかったのは悲しかったなぁ。多分それも勇者の悲しい運命を示唆してるんだろうけど。 他には、もしこの星に人族だけでなく馬人族もいたらというお話や中学生の天使の話などなど。ちょっとだけ、現実とは違うけど馬人族の彼女が言っていたように結局は「なんにも変わらないよ」なんだろうと思う。
0投稿日: 2013.01.17
powered by ブクログありがちな設定なのにすごく新鮮でするする引き込まれる ファンタジーと現実の違和感の消し方がうますぎる
0投稿日: 2013.01.10
powered by ブクログキャッチーな表紙に気をとられ、うかつな気持ちで読み始めるとびっくりする。 1本1本は短いのだが、日常で見逃しがちな違和感をくっきりとした形で見せられるのでぎょっとする(絵がうまいのも、単純化が得意なのも効果的なのかな)。 いやー。漫画読むって感じじゃなかった。 面白かったのでお勧め。
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログ発売当時どこを探しても本屋に置いてなかったのにこのごろ新刊と一緒に平積みされている本。 九井さんは本当に絵が上手いなと思いながら読んでます。 話も斬新な話が多くて面白いです。
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログ不思議の一言につきる。 山の神様の話と馬人の話が特にすきだった。 多少の読みづらさは感じたものの、引き込まれて結局するする読んでしまった。
0投稿日: 2012.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魔王を倒した後の勇者の境遇や、現代社会にファンタジーの生き物を混ぜた社会の話が描かれています。タイトルにある竜のお話は、社会に必要とされなくなった竜とそれを残そうする人々について。最後が一番面白かったと思います。
0投稿日: 2012.11.25
powered by ブクログ魔王とか勇者の話とか、そういう目線があったのか! っていう なんか他とちょっと違うとこからみたような漫画 おもろい 話に引き込まれる 波打ち際にたってたら サーっと波にさらわれて スーっと波が浜まで帰してくれる そんな引き込まれ方 なかなかよろしい
0投稿日: 2012.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これぞファンタジーの極意と思います。 なにかというと、 現実の世界に明らかなるファンタジーを持ってきて、 かつそれが「本当らしく」感じさせることに成功している。 ファンタジーって、直裁に真実を描く以上に、鮮やかに細やかに強調されて、訴えることのできる 手法の一つみたいなもんだと思う。 現実の比喩みたいな。 ありえないことなのに、なんかわかっちゃう。 共感を抱くことのできるのは、作者さんの観察眼と表現力の賜物だ。 ただ「RPG」「美女と野獣?」の作品の筋書きが、改訂されているところは、残念だった。 正直説明的になってしまっていて、前の方が美しかったように思えるから。
1投稿日: 2012.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天使、竜、勇者、ケンタウロス・・・ もう、そんな言葉はおなかいっぱい。 飽きるほど読んだよ… って人にこそ!おすすめの一冊。 ファンタジーを読んで育った大人のための漫画です。 「全ての物事は、二面性を持つ」 ある小説の一文ですが、 これほどまでにしっくりとくる作品は他にはないのではないかと。 命と、人と、心と 決して派手ではないけれど、 それらをゆったりと丁寧に描いている一冊です。
0投稿日: 2012.11.07
powered by ブクログ短編ファンタジーです! 絵も丁寧に買い込まれていて とても読み応えがあります 迷っていいる方がいればぜひ読んでください! 今まで読んだ漫画の中で 気に入ってます
1投稿日: 2012.11.04
powered by ブクログブクログの紹介で見て、買ってみた本。 興味があって買ってみて、予想以上に内容が良く、うまいなぁと唸らされることが多かった本。 ファンタジーのこういう切り口があったか、と思いました。 レベル的にも安定していて、この先が楽しみな作家さんです。 でも自分の感想としては、すごいとは思いつつも、心が躍るまでは行かず、この先に期待って感じかな。 この本自身では、神様を嫁にもらう為にあちこちを尋ね歩く話が好き。 あと、ケンタウロスの奥さんの4コマ。 えすとえむさんの「働け!ケンタウロス」がすごく好きだったので、やっぱりついつい比較してしまうかも。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログ七つの子、の方を先によんでしまったからか こっちはちょっと印象が薄かったけど 七つの子と同様に日常に寄り添うファンタジー、というのが しかもそれが違和感なく溶け込んでいるのがとてもよかった。 絵も綺麗だし、久しぶりに素敵な漫画家さんに出会ったな、という気持ち。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログこれを読むまで、たくさんの事を失念していたなぁと思いました。学びの多い漫画に出会ったのは久し振りで、考えさせられる事も多かったです。ハッピーエンドのその後に、という感じでしょうか。自分の知っている勇者や英雄やキャラ達は物語が一段落したあとにどんな生活をしているのか、誰と出会い誰と別れたのか、誰を幸せにして誰の願いを裏切っていたのか考えるのも楽しそうです。
0投稿日: 2012.10.22
powered by ブクログまとめ読みしたので、二巻の方で先に感想を書いてしまいましたが、 独特の個性的な世界観。 ちょっとしんみりした話が多かった印象があるので(重いというほどではないけど)、最初は入っていきづらかったです。 (笑いがないわけではありません) 坂田靖子とか、蟲師とか、少し淡々とした静かなイメージの作品かな。
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ”短編であることのよさ“をこんなに感じられた作品は久しぶり。 ファンタジーなのかリアルなのかの境界が無意味に思われる。 1話目(『帰郷』)がものすごく好きだ。 言わせずに、ただコマと絵で魅せるだけ、という箇所が多々。 内容も好みだったしな。 3話目はタイトルも好き。 『魔王城問題』て。 いい話だった。 ただ、インパクトと愛おしさでいったら 『現代神話』のしーちゃん。 これを見て、やっと 「読め! ケンタウロス」の あの主婦ケンタウロス氏はこれだったのか、と気がついた。 しーちゃん、ともかくめちゃくちゃ可愛い…!! 全編に見逃せない細々としたものがちりばめられていて、 大変お気に入りな1冊になりました。 カバー下の隠しは必見!!
1投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ少し値段が高めで手を出せずにおりましたが、買ってみたら……面白い!! サイトで見たことがある物もそうでないものも、どちらも楽しめました。買ってよかった~!
1投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログWEBからの再録が多かったのはちょっと肩透かしだったけど、WEBで楽しませて頂いてる恩返しと思って単行本を購入。 代紺山の話が好きでした。最後もまた良し。 次の短篇集も買おうかなあ…。長編が出る日が楽しみ。
0投稿日: 2012.10.18
powered by ブクログ全然ノーチェックだったが、ちょっとビビるレベルで面白かった。RPG世界のラスボス倒した後のギスギスした日常やら星新一ライクな一つ大嘘をつく系の話等がメイン。個人的には天使の高校生が卒業間近で進路で迷う話の、あんまり救いが無いけど清々しい、青春っぽいオチの付け方に素晴らしい詩情を感じた。軽く調べたらPixivから浮いた人らしい。そういうのもう珍しくなくなってんですな。
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログやっと読んだ。 魔王勇者神様ケンタウルス天使竜のリアル考察てんこ盛り短編集だった~もうぎゅうぎゅう。 270頁もあったのね。どおりで重たかったわけだ~。普通は160~190頁くらい? ネタバレ感想覚書~~~~~~~~ 勇者はあんなはした金で後から援助もなく!確かに!! ケンタウルスの嫁…蹄に猫足ソックス履かせたい…萌え。 天使が全速で走るくらい筋肉使って飛ぶの超大変とかつってもやっぱ翔べるなら翔んで欲しいべー。電線やら狭い道路じゃ日本は無理かぁ~。 現代での竜の使い道…食肉には向いてなし。そもそもコストかぁ。竜に乗りたい子供達なんて掃いて捨てるほどいそうだけど安全面なぁ。そんで領空侵犯…orz 一緒にリアル妄想するの面白かった。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ最近、こういうのに弱いです。絵そのものもですが、女性のケンタオルスがネギ持ってる…即買いでした。 内容は、勇者とか竜とかケンタオルスや有翼人種等等、ファンタジーな内容の短編集になっていて、和洋古今様々です。一話一話はスッキリ終わると言うよりは、フワッーっと終わる感じ。 現実ではありませんが、何処か通じるものがあり、考えさせられるような内容で、切なさややり切れなさも残りますが、爽やかなので、そのまま暗さは無いです。面白い、楽しいという部類では無いですが、満足感は得られました。
0投稿日: 2012.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カテゴリはもちろんファンタジーなんだろう。しかしどの作品にも辛辣な視点からの現実的解釈が存在しており、まったく飽きさせない。この才能がなぜ今まで埋もれていたのかが甚だ疑問である。80点(100点満点)。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログPodcastの「聞かせられないラジオ」で紹介されて買ってみました。すっごく面白かったです。いっぱい考えさせられましたし。こういう野太い漫画って(笑)、イイですね!!
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天使の話だけpixivで見たことがあったけど、やっぱりこれが一番心に残るな。 能力を持つ者が持たぬ者に合わせる必要はなく、その能力でやるべきことをがやるのが持たぬ者にとっても救いでもある。それはむしろ能力を持った者の義務ですらある。男の子が空を飛んだ天使の子を見たとき、その美しさと何もない普通の自分を心の奥底で比較しながらこんなことを感じたんじゃないかと自分は思いました。 今はオリンピックもやっていて天才をよく見る機会もあるのでより一層こういうことを思ったのかもしれません。 あとはケンタウロスの話も良かった。これもやはり人々の能力の差とそれにつきまとう悩みやら笑いやらの話。
1投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログ才能ある新人。 デビュー前からweb漫画畑では大手だったけど、あまりにも読み辛くて当時は読む気がしなかった。 その読み辛かったものを紙にするとこうも読み易いということが判明。 やっぱりweb向けと紙向けのそれぞれに適した文法は全然違うんだなあ。 九井はweb時代から紙向けの文法で描いていたわけだ。
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラゴンクエストに代表されるゲーム的世界観と、現実世界の境界をモチーフとして、逆説的に現実世界の儚さ、美しさを描き出す作品。たとえば、「魔王が倒されてしまった後の世界」を生々しく描いたいくつかの物語。魔物と戦う必要がなくなった人間は、人間同士で争い始める。モチーフはファンタジーだが、そこに在る人間の心は痛々しいほどリアルだ。個人的には「進学天使」が一番好き。映画のワンシーンのよう。思春期における成長と現状維持、手を差し伸べることと何もせず見守ること、そんな危うい均衡点を探す若者の姿を、翼を持って生まれた少女というモチーフを想像することで克明に、かつ抒情的に描き切った。「竜の学校は山の上」では、最後の2ページのために綿密に世界観を作り上げていて語り手の姿勢としてはこれ以上ないほど真摯だと感じる。
0投稿日: 2012.07.23
powered by ブクログネットで薦められていてあまり期待せずに読んだのだけど、意外にも面白かった。魔王討伐後の勇者の物語や、ケンタウロスや竜が実社会にいたら・・など、ちょっと変わった視点の短篇集。それでいて、ファンタジーに振り過ぎないうまい立ち位置で描かれている。
1投稿日: 2012.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ファンタジーなのにリアル。 勇者、魔王、ケンタウロス、天使、ドラゴンなどが出てくるんだけど、それが現実世界とクロスしてる感じ。 魔王を倒した勇者はその後どうなったのか、とか。 人の倍働けるケンタウロスの雇用が増えたら、猿人と言われる私たち人間の就職率が下がってそれが問題になったり、とか。 天使の女の子だけど、飛ぶのは全力疾走位疲れる、だって人間一人浮かすには相当の筋肉と体力が必要、とか。 竜学部がある大学だけど、ドラゴンは全然需要がなくて、でも保護されてて、保護するにはお金がかかって、だから事業仕分されてどんどん縮小されてたり、とか。 もうとにかくリアルなんですよ。 でもファンタジーなの! だから面白い。 好き。 ただ私が一番好きなお話は「代紺山の嫁探し」。 お父さんがね、悲しすぎて。 的外れだったけど、でも娘の幸せを願ってたんだなぁと。 なんかしみじみしてしまった。
0投稿日: 2012.05.08
powered by ブクログ不思議な読後感。話としては、2ちゃんねるなんかで時々みるゲームの勇者の後日談とかが前半に。後半は竜や天使、ケンタウロスなどの生き物を現代社会のパラダイムのもと物語る。 親しみやすく面白く。一筋縄ではなかなかいかない物語もあり。唸らせられる。ただ若干、個々の話が薄味かなぁ。それぞれ切り口が斬新なので、もっと細かに進められた先の話が読みたくなった。 マンガの形になってるのはすごいので、こちらの方面からもっと読み込みたくなる作品。
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログこの面白さを誰かと共有したくてたまりません。 勇者、魔王、天使といったキーワードに心惹かれて購入しました。 切ない話が結構あるのですが、余韻が素晴らしく何度も読み返してしまいます。 ファンタジーとリアルが混ざった、表題作の竜の話が一番好きです。
0投稿日: 2012.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「孤独な勇者や、進学に悩む女子中学生天使、竜を学ぶ大学生活、労働規制されるケンタウロスなど、現実(リアル)と幻想(ファンタジー)を独自の感覚で交えて描く、9つの短編を収録」とのことで。 収録されている短篇は、ファンタジーの中で現実的なストーリーを展開するパターンと、現実の中にファンタジー的ガジェットを入れるパターンの二つがあります。どちらも楽しめましたが、より九井さんの独自性が光るのは後者であると思いました。 いわゆるマジック・リアリズムです。マジック・リアリズムの要諦は、非リアルガジェットをどのようにリアルと連続的に用いるか、というバランス感覚にあるように感じますが、九井さんはそれが大変に優れている。ファンタジー的ガジェットを中核に置いて、それを起点に物語を組み立てているのに、作品全体はファンタジーに振れ過ぎないマジック・リアリズムとして仕上がっています。シビアさとあたたかさの配分が完成されてブレない視点があり、問題意識というか作者の立場が一貫しているのが、素晴らしいと思いました。
0投稿日: 2012.03.12
powered by ブクログ【印象】 もしもこんな世界なら。人々はこんな風に考える、行動する。 各作品の題材はどれもありふれたものですが、それらの特有な点をより掘り下げてしっかりと描写している所に魅力があるように感じました。 【内容】 翼を持つクラスメイトが進路に悩んでいたり、 竜学部生のキャンパスライフだったり、 勇者のその後、同僚や奥さんがケンタウロス、など。 【画】 簡潔なものから細麗なものまで、各作品の内容や雰囲気に合わせて描き方を変えているようです。 多くの人に受け入れられるものだと思います、 【類別】 ファンタジー。ほんのりSF。 【備考】 短編作品集です。全9編。
0投稿日: 2012.02.29
powered by ブクログRPGと現代を混ぜ込んでよく練った、 そのセンスにひたすら脱帽 その癖日常感を描くことにも長けている 数多の絵柄を話によって描き分ける、 その技量にもただ感服するばかりでした
0投稿日: 2012.02.27
powered by ブクログ色んな話が収録されてますが、個人的に好みだったのは「現代神話」「進学天使」「竜の学校は山の上」の3つ。 実際こんな世界なら、ホントにそういう感じなんだろうなぁ、とスッと話が入ってきますね、ちょっとドキドキワクワクしながら。 ちょっと普通じゃない世界を描くのがとても上手で、この世界をもっともっと観てみたい!と思いました。
0投稿日: 2012.02.25
powered by ブクログ勇者が魔王を倒したあとの世界だったり、人間とケンタウロスが共生する世界だったり、RPG的な要素満載のファンタジー短編集。市川春子とも共振する「身近にある非日常」の感覚が今っぽいマンガですねー。
0投稿日: 2012.02.19
powered by ブクログ勇者や竜やケンタウロスに天使、様々なファンタジー要素を取り込んだ短編集。非日常をテーマにしているのに、物凄く社会的な問題を描けていて、凄いなと感心。どの物語も大好きですが、特に「大紺山の嫁探し」が一番好きです^^
0投稿日: 2012.02.12
