
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
素晴らしい謎と解。間違いない名作。 全員で間違ったポアロの案を支持するという、驚きと感動のラストがとても良かった。すっきりしました。
0投稿日: 2025.11.09
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そして誰もいなくなった以来2作目のアガサ・クリスティ。 こういう古い小説を読むと今の小説とは違う点があって面白い。1番感じたのは、何回も刺してるから女の犯行だ、とかイギリス人だからこう、イタリア人だからこう、みたいな感じのセリフ回し。今の時代はこういう偏見にセンシティブだからその時代ならではの物を感じられた。 もちろん事件の方も面白かった。一見バラバラに見える乗客の関係性が繋がって真相に辿り着くのが気持ち良くてスッキリした。全員が犯人だっていうのは度肝抜かれた。昔のものだけど斬新で新鮮だと思った。その時代に描かれたものが今読んでも衝撃を与えてくれるのは本当にすごい。 終わり方も良くて面白かった。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログポアロの名推理!ここまでの情報でどうやって犯人を見つけるのかと思っていたら…。 翻訳を挟んでいるので難しい表現もないし、サラサラと読めました。 「まだわかりませんか。困ったものだ。」と呆れられながら読み進めました。一緒に話を聞いてるのに役に立たなくてごめんね、ポアロ。
0投稿日: 2025.11.03
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友人にお勧めしたら本当に読んでくれたのが嬉しくて、高校生の時に読んだぶり、二度目の読了。 結末とところどころのシーンは覚えていた。一度目では気づかなかった些細な描写が目について、二度目でもこんなに面白いんだって感動した。 第三部、ジグソーパズルのピースを当てはめていくように、パチリパチリと謎が解けていく感じが最高に気持ち良い。
0投稿日: 2025.10.27
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実は乗客全員が事件の関係者で被害者に恨みがあり、結託して行われた犯行。圧巻。そしてその真相ではなく違う仮説を警察に話そうと決めるラストは個人的には好きだった。倫理的にはアウトかもしれないけど被害者がクズすぎて犯人たちに同情するので胸スカ。 ハバード夫人の正体には驚いた。 ほぼ事情聴取ターンだったけど、怪しい点が見つかって二転三転していくのが面白くてのめり込んで読めました。
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ結末はなんとなく知っていたけどちゃんと読んだことがなかった作品。 アガサクリスティの作品はやはり面白い。 そして山本やよいさんの訳もとても良かった。ポアロと一緒に推理している気分になりつつもやはりどう頑張ってもブークと同じ立場になってしまう。ポアロの凄さを感じつつも自分も登場人物の1人になったような気分だった。 是非原文で読みたいし他の訳者のものも読んでみたい。 推理小説の金字塔だからこそいろんなパターンで読んでみたい。
1投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログまさかの結末…! そして、全ての証拠が騙しに使われていたなんて 最後のブーク車掌とコンスタンティ医師の気の計らいも粋だった 好きなのは「あなたの強さは腕力ではなく、意志の力にある」 まあ、これも結果違ったけれど。面白い あとは、立ち居振る舞いで周りを騙すの楽しそう。思いっきりレデイになってみよう❤︎
1投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ見事に落とし穴にはまってた ミステリの女王さすがです… ポアロの鼻につく感じはいつもちょっとイラつくけどそこがいい
1投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ初めてクリスティ文学を読みました。 登場人物の台詞から、今と違う時代背景のジェンダー感覚や性格、地政学が感じられて、ミステリー以外の側面からも楽しめました。 質問相手によって質問内容や態度を変えるポアロは面白かった。永遠の名作と言われ続ける所以も、最後に分かりました。凄い。
1投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ作品名はもちろん知ってるけど実は読んだことがなかったポワロシリーズ。というか初めてのアガサ・クリスティー作品。 普段海外文学を読まないから独特の言い回しが最初は少し読みにくかったけど、話が進むにつれて展開が気になって最後はどんどんページが進んだ。 解説の有栖川有栖さんが言っているように「スレてない初心者のうちに読んで楽し」めて良かった。ほかのポワロシリーズも読んでみたいと思える作品だった。 ポワロが外見に対して正直な表現をするなど個性の強い人物だったり、〜人はこうで〜とか国籍によって評価したり、表現が面白かった。昔の人達はこういう風に思ってたのかなぁと興味深かった。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログこんな結末ありか!?という感じは否めないが、これはこれで楽しく読めた。 翻訳も違和感なく、古臭くもなく、とても読みやすかった。
1投稿日: 2025.08.30
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2025/8/26読了 有栖川有栖、評するところの"華麗なる名作"。約90年前の作品だが古さは感じず、ストーリー展開がスムーズで読みやすく、謎解きも破綻がない、名作と言われる所以だろう。Audible版だと難があったが文庫本だと楽しく読めた
1投稿日: 2025.08.26
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うぉーーーーー面白かった!! そんなことある?でもむしろあるのではと思わせる納得の筆致。さすがクリスティ…
1投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログミステリといえばの作品に触れてみたくお盆に購入。 結末になるほどとなるとともに過去に読んだ作品にオマージュがあったことに気付きやはり名作は読んでおくと良いなと思いました。
1投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ全く予想することが出来なかった結末に驚きました。「そして誰もいなくなった」と同じくらい面白かったです。
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ有名な作品なのは知ってましたが内容まで知らず、、 「そして誰もいなくなった」でアガサ・クリスティの魅力に気付き読みました。 この作品もやっぱり好きな1冊になりました。
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初は、誰が犯人なんだろ?っとワクワクしながら読みました。そしたらまさかの展開!でもう奇想天外でした。この本には図などかいてあるので、自分も推理できます!とっっっっっっっっても面白い本なのでぜひぜひ読んでみてはいかがでしょう?
0投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ閉ざされた豪華列車という舞台設定だけでわくわくするし、その中で起こる殺人事件はまさに「古典的ミステリ」の醍醐味を凝縮している。 そして最後に明かされる真相は、理屈の上でも感情の上でも強烈な衝撃を与える。正義とは何か、という問いが読後にずっと残るし、この結末だからこそ世界的に愛され続けるのだと納得できる。 ●展開 名探偵ポアロが一人一人を丁寧に尋問していく過程は緊張感が途切れない。各人の証言やアリバイが絡み合い、すべての乗客にアリバイがある中、どの人が犯人なの、か誰もが怪しく、しかし誰もが犯人ではないように見える中で、真相を追い求めるドキドキ感が続いていく。 真相に近づくたびに少しずつピースがはまっていく感じが心地よく、最後にポアロが全貌を語る推理では、すべてが見事に一本の線でつながる。その瞬間の爽快さと納得感は、本格ミステリならではの醍醐味である。 ●真相 『名探偵コナン』で育った身としては、アリ? という感想になる。それでも悪い印象はなく、むしろ大胆で魅力的だと感じた。個人的には『そして誰もいなくなった』よりも好みかもしれない。 最初にこのトリックを考え、形にしたことに脱帽する。これを後年の作家がやれば非難を浴びただろうが、初めてやった人間だからこそ称賛され続けているのだと思う。
1投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ多様な登場人物が順次証言していき、いずれにも完璧なアリバイがある中、読者も犯人探しに頭を捻ったが、ラストにポアロが推理した内容は意外なものであった。なるほど、たしかにそれなら説明がつくなと思った。読み返してみると伏線はたくさん張り巡らされていた。 オリエント急行と雪という描写が、華やかで、不気味で、レトロな雰囲気を感じさせた。これはこの小説でしか味わえない唯一無二のものであると思う。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログはじめてアガサクリスティを読みました。全体的に文章が芸術的でとても読みやすかったです。最後の謎解きは、推理小説としては禁じ手の感じがしましたが、それでも、推理小説を読んでいることを忘れるくらい美しい謎解きでした。アガサクリスティが多くの人から愛されている理由がわかりました。
20投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ読んだことはなくても、誰もがタイトルを聞いたことがある名作。 何処かでネタバレを踏んでいたのか、真相について「こういうことか?」と思っていたら、見事当たってしまい、ちょっとショックでしたが、それでも満足。
1投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログミステリーの知識があればあるほど、謎解きの経験があればあるほど結末に騙される。 1934年にこんなにも内容の複雑で濃いミステリーがあるなんて幸せだっただろうなぁ。 薄い見た目ではないけれど数時間で読み終えてしまった、ポアロさんの最後の言葉がとっても素敵で好きです。 自分のミステリーの偏見を崩された作品、読んでよかった。 翻訳前の物も読んでみます。
1投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログミステリの傑作。新訳版の方が旧訳よりも読みやすかったです。 犯人がわかった上で読むのもおもしろいと思います。読めば読むほど犯人の意図や行動が理解できるので、何回でも読めます。 でも、初めて読んだときのミステリの常識を覆す驚きは、さすがミステリの女王クリスティーだと感じます。 犯人とはこんなはずだという常識を持っている人の意識を覆してくれるので、読後の爽快感がたまりません。ポアロが示す2つの解決策が犯人に対して心憎い。こんな珍しい終わり方も、このミステリの良さです。 有栖川有栖の解説も本格ミステリが好きな方にはおススメです。
5投稿日: 2025.05.21
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ポアロシリーズは全て早川で読んでいるが、この作品は訳が良い。 登場人物全員犯人は予想していなかった。 全員がアームストロング事件の関係者であると導き出すのは根拠が足りなすぎるのではと思ったが、ポアロレベルになると、数人が怪しいと踏むや、また、満席という異常事態を鑑み、推理しきるのはありうる。 名作と呼び声高い本作だが、期待を裏切らなかった。
1投稿日: 2025.04.06
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アガサ・クリスティーの最高傑作とも言える「オリエント急行殺人事件」事件の発端はアメリカの大富豪の幼い娘の誘拐殺人。何年も経ち、遠く離れたヨーロッパの地で復讐が始まる。一見して共通点のない乗客達全員、誰かが誰かのアリバイを証言して外部の人間の犯行だと思わせる。アガサ・クリスティーの特徴とも言える会話や証言を繋げて、その中の矛盾点から犯人を探っていくのは人によって好き嫌いが分かれるかもしれない。だが、証拠品や死体の状況なども描かれていて推理にはもってこいだ。何度も映像化されるだけある作品だ。
0投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログ1934年の作品。 ポアロシリーズ8作目。 イスタンブール発カレー行きのオリエント急行の車内で、アメリカ人の富豪サミュエル・ラチェットが殺害された。列車は雪のために足止めを食い警察がしばらく到着しないことから、鉄道会社の重役ブークは、たまたまこの列車に乗り合わせた友人のポアロに事件の調査を依頼する。 調査の結果、サミュエル・ラチェットというのは偽名で、かつてアメリカで起こった有名な少女誘拐殺人事件「アームストロング事件」の誘拐殺人犯、カセッティであることがわかった。 このカセッティに恨みをもつ人物、アームストロング事件の関係者が犯人なのでは?とポアロは推理を進めていくー アガサクリスティの代表作で、不朽の名作、一番人気といってもいい作品。 なんですが、個人的には他の作品の方が好きだったりします。(特にヘイスティングスもの) 犯人が悪人で殺されても誰も同情しない、という前提から、凶悪な殺人鬼が列車の中にいるという恐怖感はあまりなく、もう第二、第三の殺人は起こらないのかな…とうっすら感じるのであまりスリリングな感じはしないですね。 ハワード夫人の見せる子供の写真に、非常に不細工な子供の写真、とか感想を入れるところがシニカルで好きですねぇ。 優雅な寝台列車で起きる殺人事件、という舞台設定と衝撃のラストがドラマチックで人気のあるところなんでしょうね。
12投稿日: 2025.03.26
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初めてのアガサ・クリスティ ミステリ好きなのに、今まで読んでいなかったのは、「古い作品」だと思っていたから 読んでなるほど、映画や舞台に起用されるわけだ 華やかで芸術的で、結末も映える 頑張って推理しようと思って読んでいたけれど、ここまで嘘が重なると、分かるわけがなかった
1投稿日: 2025.03.17
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昔読んだことがあり、その後もテレビドラマや映画でも散々見たので、ネタは知っていた。それでも改めて読み返すと面白い。トリックや推理、犯人が追い詰められるまでの緊迫感といった、ミステリーとしての面白さというよりも、この全体が醸し出す雰囲気が、魅力だと思う。 真冬に欧州を横断する豪華列車オリエント急行の中は、日本に暮らす自分には、想像もできない空間である。 まず、公爵夫人や外交官の伯爵、大金持ちの紳士と、そのメイドや秘書たちに、貴婦人とセールスマン。こういった人たちは、国籍も違えば、使っている言葉も違う。そして、初対面にもかかわらず、車内で顔を合わせるうちに親しくなり話をするようになる。こんな豪華列車の一等・二等車両という社交空間は、今でも世界にはあるのか知らないが、自分には全く無縁の世界観である。 文庫版の冒頭に、著者アガサ・クリスティーの孫マシュー・プリチャードも「今日では、金持ちの乗客がこれほど多く乗り合わせていたとは想像しにくいことですが、1930年代にはまったくありえないことではありませんでした」と言っている。この舞台設定は、1930年代という時代の空気感が可能にした設定だったのだなと思うと、その空気感を小説から味わいたくなる。 個人的に印象的だったのは、エルキュール・ポアロの取り調べに立ち会った国際寝台車会社の重役ブークと、医師のコンスタンティンの言動だった。2人の推理は、全て「〇〇人」に対する偏見から出てくる。ナイフを使って殺人をするようなのはイタリア人だ。名誉を重んじる真っ正直なイギリス人が、12回も相手を刺すことはありえない。 そんな中、ポアロだけは、繰り返し「事実だけを見ていきましょう」と言う。そうして、並べた事実と事実の間に、矛盾がない説明を探し続けることで真相に辿り着く。文章からひしひしと伝わってくる、ポアロの人を小馬鹿にしたようなプライドの高い感じと相まって、かっこいい。 荷物検査の際に出てくる乗客の持ち物や、会話の度に何語ができるのかを確認するやりとり、取り調べる相手によって変わるブークやコンスタンティンの態度。そういった些細な物と振る舞いの描写に、当時の旅の常識や社会関係、それぞれの国のイメージといった時代の雰囲気が色濃く残っている。ポアロという人物の魅力と、車内を取り巻く時代の空気感が、ネタも結末も知っているのに、何度見ても面白い理由の一つだと思う。 「賛成ですとも」コンスタンティン医師は言った。「医学的な証拠に関してですが、わたしはーそのうーひとつかふたつ、的はずれなことを言ったようです」 「それでは」ポアロは言った。「事件の真相についての説明も終わりましたので、わたしはそろそろ退場するとしましょう……」 (p408) トリックを暴かれると、犯人たちは、淡々と事の経緯を語り出す。結末は、ずいぶんとあっさりとしている。犯人たちは、立ち会った者によって、その動機から、あっさりと「正義の殺人」を許されるのである。 これは、探偵がトリックを暴くところに物語の重心があるミステリーだからこそのすっきりさなのかもしれない。ただ、自分の今の境遇と重ね合わせて、犯罪に対するこうした結末の描き方に、とても共感する。
2投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログ鮮やかな名作 100年経った現代でも読み継がれる不朽の古典と呼ぶに相応しい本作では『アクロイド殺し』とは違った形で裏切られた。 ポアロの持つ探偵の格好良さはホームズにも繋がる所はあるのだが、彼ほど超人的ではない一方で、 読者がギリギリ気付くかどうかスレスレのライン(で、素人の私には全く気付かない一線)を際どく攻めている。加えて、それらのパーツを最後組み合わせて劇的なフィナーレに持ち込むのは最早芸術である。 クリスティの超有名作はザッと読んだと思うのだが、100冊近くあるのでまだまだ楽しみたい。 ハヤカワクリスティ文庫に感謝しながら課金する…
1投稿日: 2025.03.07
powered by ブクログさすがのアガサクリスティ。 予想を上回る犯人。 そしてキレイな終わりかた…芸術作品なんだよねぇ… ただ、登場人物の名前が覚えられないのが難点(* ´³З³`)トホホ… 読むのに時間がかかってしまう…途中で心が折れそうになってしまったけど最後まで読んでよかった。 大雪で足止めをくらってしまった列車の中で起こった殺人事件。 被害者はかつて幼い少女を殺害した殺人犯だった…… 雪に閉ざされ現状証拠と乗客の証言のみ事件を解決するしかない名探偵。 感動のラストでした ✧ (*´ `*) ✧ °
10投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログ面白かったです。 でも、海外小説だとどうしても登場人物の名前が覚えられなくて、誰が誰なのかよく分からないまま読み進めてました笑 オチはなるほどとなりました。もっと前に読んでればもっと衝撃が大きかったと思います…。(無念) それでも面白かったので、ミステリ初心者のうちに是非読んで下さい。
15投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログ子供の頃から気になってはいたが、手にしてなかった伝統的な推理小説を初めて読んだ。 とても読みやすく、ストーリーはドキドキした。場面が文字から目に浮かぶような描写も秀逸。 江戸川乱歩トリック論集 (中公文庫 え24-2)を読んで読みたくなった
0投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ大晦日に読み終わりました。何も知らない状況で読んだのでラストの衝撃は大変なものでした。人から恨みを抱いてしまったら、こういう事も起こり得るんだと思いました。読んでよかったです。
1投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログアガサクリスティの中でも人気の高い作品ですよね。 ラストがすごく素敵な終わり方ですよね。 実写より原作はさらにそう感じました!
1投稿日: 2024.12.25
powered by ブクログオリエント急行は現存するのだろうか? とても優雅で、お金持ちがゆっくり旅行を楽しむ列車というイメージ。 以外な人物が犯人なんだろうな。たぶんあいつだ。なーんて陳腐な推理のはるか彼方を行くラスト。 本当の事件が背景にあったと知り、著者の信念を垣間見た気がする。 さすが名作だ。だってこんな展開には今まで出会わなかったから。 なぜ名探偵はこのシンプロン=オリエント急行に乗車したのだろう。うわー、ひねくれすぎ。
36投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
推理小説として一切無駄のない洗練されたシナリオに加え、訳本特有の読みづらさもなくあっという間に読めた。常識を覆す型破りな結末に、またとない衝撃と今まで知らなかった新しいミステリーの世界に踏み込めた感覚が残った。大胆な発想、流石は女王。
3投稿日: 2024.10.29
powered by ブクログ有名すぎる作品なうえ、先に映画版も見ていたので、内容や犯人についてはわかっている状態で読んだ。その状態で読むと、「こいつやってんな~」と感じる場面がちょいちょいあってまた違う楽しさがある。 また、いまでは古典と化している作品なので感じにくいことではあるけど、それまで誰も思いつかなかったカラクリを生み出しているわけで、やはりこの発想はすごいなと思う。しかもこの作品以外でも型破りな手法をたくさん生み出しているのだから、改めて「女王」の名にふさわしい作家だ。 ちなみに私が観たのはケネス・ブラナーがポワロ役をやってる2017年版のやつ。美術や衣装が綺麗でしたねえ。
8投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログミステリーの古典。列車内での殺人、乗客全員のアリバイ、殺害方法や過去、びっくりするトリックはないけどおもしろい。訳の違和感や外国人の登場人物など読みにくい要素はあるがストーリー等は読みやすくてオススメできる。
7投稿日: 2024.10.06
powered by ブクログ紛れもない天才。それにつきます。 今更初読なのが恥ずかしいのですが、読みやすくて非常に面白かったです。
1投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ読みました。 洋書は苦手だったのですが、訳がめちゃくちゃ読みやすかったです。 キーとなる過去の事件は実在した事件をモチーフにしているそうですが、そのセンスの高さにも脱帽です。
1投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても面白かった トリックも予想を裏切られましたし、結末もあまり見られないパターンで良かった。 自分のとても大切な人を奪われたとき、きっと犯人と同じような考えをいだくと思います 本当に真理描写が秀逸です どこにも矛盾がみられない見事なトリックでネタバレ見ずに読めたことが幸運でした
1投稿日: 2024.09.11
powered by ブクログ一言で言うと、難しかった! 一つ前に読んだ「そして誰もいなくなった」と同様にするする読める文体。しかし、様々な国籍の登場人物たちの把握に苦戦してしまい、しっくり来ないまま終わりまで読んでしまいました。 当時の時代背景と常識、それぞれの国民性の違い、価値観…この辺りをもっと知っていれば何倍も楽しめるのだろうなと思うと悔しささえ感じます。 とはいえ、最後の予想外の展開は実に面白く、読んでみて良かったと思わされました。 今回の経験にめげずに、他の同著者作も読んでいきたいと思います!
9投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログ家族から「映画面白かったで~」と勧められ、手に取りました。 終始裏切られ裏切られ、のめりこみっぱなし。 洋書は氏名・習慣になじみがなく、且つ登場人物が多いため、 「読めるのだろうか・・」と若干不安になりながらページをめくったが 話の展開が面白すぎるので、 もし洋書に抵抗があって渋っているの方がいるのであれば 「心配無用!!」と断言してあげたい。 年代的にコナンになじみがあるのだが 随所に影響を感じ、 「名作から名作が生まれるんだなあ」としみじみ。 生きている限り、 人間が生み出す文化に触れ続けたい。
1投稿日: 2024.09.05
powered by ブクログ映画化されるほど有名な本作を、ネタバレなしに読めたのは正に幸運。『アクロイド殺し』のように、普通では考えられないような結末に驚きました。とても面白かったです。 あらすじ: イスタンブール発カレー行きの豪華列車オリエント急行が、雪のためユーゴスラビアで緊急停車して立ち往生。その間、何者かに乗客の一人が殺される事件が発生。偶然乗り合わせたポアロが捜査に乗り出しますが、乗客には完璧なアリバイがありました。そんな中、過去にアメリカで起きた”幼児誘拐殺人事件”が手がかりとして浮上してきます……。 『青列車の秘密』同様に、列車内での密室殺人事件。違いは、『青列車の秘密』のような登場人物それぞれの深掘りがなく、心の機微が分かりにくいこと。逆に、容疑者がたくさんいる中で手短かに聞き取りを行い、次々と情報が露見する中盤以降はテンポ良くグングン読ませます(車両の見取り図も、迷子にならずに良かった)。そして、この多くを語らない容疑者たちが、ポアロの推理で明るみになって大団円につながる様は、見事としか言いようがないほど素晴らしかったです。 ただ、その結末は善悪のありようではOKでも、法律的にはNGですよね。しかし、クリスティーとしては、それは小説なので抜きにして考えて欲しかったのだと思います。実際にあった”リンドバーグ誘拐殺人事件”が下地になっているだけに「こんなことが許されていいの?私は絶対許せない!」というクリスティーの心の声が聞こえてくるような泣ける描写ですね。また、直後に鉄道会社の重役ブークが、”咳払い”をしてから自分の意見を述べるところから最後までが上手いな〜と翻訳ですが唸ってしまいました。名作ですね。
30投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログミステリーの古典。 いつかは読まねばいけない作品の1つ 列車で起こった殺人。 すべての乗客には完璧なアリバイ ミステリーの面白さが詰まった1冊 ラストの破壊力は凄まじい 未読の人はなるべくネタバレを避けて ポアロの語る真相に驚いてほしい!
2投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログ名前だけなら聞いたことのある人も多いであろう、ミステリーの金字塔。 1934年の作品。 登場人物が多く、なかなか人物イメージがつきづらい。 しかし、そのオチは見事。 以前に読んだ「アクロイド殺し」もそうだったが、常識の枠組みの外から仕掛けてくるような構成には舌を巻く。 気付く人はあっという間に気付くのかもしれないが、個人的には、最後まで騙された。 そんな、読んでいて楽しさすら感じられる作品だった。
5投稿日: 2024.08.08
powered by ブクログ1934年の作品です。 あまりにも有名なミステリですが、初読みでした。 いやー面白かったですね。 ヨーロッパの豪華列車が舞台というだけでワクワクしますが、ミステリとしても超一級。 驚きの結末でした!
3投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ読んだ後に映画でも、観た後で本でもどちらも興味深く感じます。 この作品はアガサクリスティのよりワイドでディープなミステリー熱を強く感じます。 ポワロさん、良いキャラクター性してます。
1投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ【ポアロ】 三谷幸喜さんのドラマ(2015年)を観ているので、内容は知っていた。 小説を読むのは初めて。 三谷さんのドラマでは、犯行の計画や実際にどのようにして犯行に及んだか、犯人の心情など、犯人側が詳細に描かれていた。 小説ではその部分がほぼなかったので、あれは三谷さんのオリジナル部分だったんだと小説を読んで驚いた。 自分は倒叙のような犯人側の心情が1番好きなポイントなので、小説はあっさりしていて少し物足りなく感じてしまった。 先に小説を読んでいたらもっと違っていたかもしれないけど、この作品は三谷さんドラマの方が好きだった。 Audibleにて。
79投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ面白い! 動機や大掛かりなトリック全て含めてかなり読み応えがあった。 オチも含め、とても楽しめた作品だった。
1投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログミステリファンとしていつかは読まねばと思っていたクリスティ。 ハヤカワから続々と新訳が出て、こちらのオリエント急行に至ってはケネス・ブラナーで映画化ということで、映画観てから原作読むのできないマンなので、しゃーねーなー(意味不明)と、ついに2017年より、作品を吟味して読み始めました。 アクロイド、オリエント、ナイル、書斎の死体、そして誰もいなくなった 以上5作をとりあえず必修単位としてセレクトしました。 こちらのオリエント急行は噴飯ものでした。いやワロタ。ごちそうさまでした。
0投稿日: 2024.06.28
powered by ブクログイスタンブール発カレー行きオリエント急行。 豪華列車に名探偵が乗ってしまったなら、そりゃご多分に漏れず事件は起きてしまうわけで… 列車の中で老富豪が無惨にも刺殺される。乗り合わせた鉄道会社の重役に事件の解明を依頼されたポアロは捜査に動き出す。 容疑者の乗客達には完全なアリバイがあるなか、ポアロの冷静な洞察力と推理が冴え渡る。 今のような科学的な捜査手法も無い時代で、乗客の証言や物証のみを手掛かりに事実を積み上げ真相に迫っていく。 そして衝撃のラスト!! こんなこと…ある??って感じで、驚くとともにこのトリックやオチを生み出すのは、やっぱり著者は天才だと思う。サスペンス要素があるのに、読後感の余韻が清々しい。 時代を超えて今もなお多くの読み手を惹きつける作家さんだって、改めて気付かされる作品でした。 古典的名作、存分に楽しめました。
59投稿日: 2024.06.27
powered by ブクログ巻末の解説で有栖川有栖が「ミステリー慣れしていない人には逆に100%楽しめないかも」というようなことを書いていて確かにと思った。ミステリーにハマって読みまくっている中高生とかが読んだら衝撃を受けるのかもな〜
0投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
事件の詳細のところで結末がわかってしまった、、 登場人物が多いので誰が誰だか分からなくなります。雰囲気はすごく好きです。 昔読んだものだからもう一度読み返そうかな、 、
15投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ポアロシリーズ⑧ 雪のため立ち往生したオリエント急行。その一室で殺人事件が起こる。不可解な死体。残された物的証拠。乗客たちの証言。謎の人物。浮かび上がる過去の凄惨な事件。ポアロが導き出した結論は。 全ての証拠や証言が揃うと、それらを前にポアロは思索にふける。彼の目が開かれた時、次々と真実が明らかになりる。ポアロの真骨頂ですよね。 登場人物は多いけど、それぞれがとても個性的で、想像の中でいきいきと動き回る。 やっぱり何度読んでも面白い。 “あらゆる階級、あらゆる国籍、あらゆる年齢の人々が集まっている。三日間は、この人たち、お互いに赤の他人の人たちが仕方なく一緒に旅をしているのです。一つ屋根の下で眠り食べ、しかも、お互い離れることができないのです。そして、その三日間が終わると、みんな別れ別れになり、それぞれの道を行き、おそらく、二度と顔を合わせることはないでしょう”
79投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログアガサ・クリスティーの名作!すでに結末をご存知の方も多いでしょうが、なにも語りますまい。 本編以外についての感想を少々。 アガサ・クリスティーの小説のなにが好きかというと、この時代の小説にも関わらず、女性の登場人物にも意思があるとこです。昔の小説って、女性の登場人物が、お飾りというか、他の登場人物にとって都合よく動く、お人形みたいな存在だったりするんですよね。 (少女漫画に出てくる、冴えない主人公を好きになるイケメン先輩も似たような感じなので、そこはお互い様なんですけど。なので、私は少女漫画があまり好きじゃないです。いや、ありえなくね、とか思っちゃって…。) …が、アガサ・クリスティーの作品は当然、ご本人が女性なのもあってか、女性を含む登場人物ひとりひとりに意思があって、違和感ないのがめっちゃいいです!鋼のような女性がゴロゴロ出てくる(笑) と言いつつ、まだアガサ・クリスティー作品は2つしか読んでないので、これからどんどん読んでいこうと思います♪わくわく!
13投稿日: 2024.06.05
powered by ブクログ僕が悪かった。オチも最後の締め方もわかった上で読んだ僕が悪かった。記憶を消して読みたい作品。 各キャラの名前と設定全然覚えられない僕が読み手としてやっぱり悪かった。
1投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学生の時に友達に勧められて『そして誰もいなくなった』を読んだ。とても面白くてその後、これまでに何度か読み返している。この本がきっかけでアガサクリスティ作品をかなり読んだが、本作はこれまで読んでいなかった。何かのタイミングでネタバレしてしまったからであるが、この度、本屋で見かけてふとその気になり、読んでみた。他の作品も含め、評価の分かれる部分もあるようだが、私はどの作品もあり(フェア)派で、本作もやはり発想や意外性に魅力があるように感じた。
16投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ有名な作品なのでネタバレに怖かったが、ネタバレをされずに最後まで読めてよかった 始めてポアロの作品にふれたが、初心者でも分かりやすいように書かれてておもしろかった 登場人物が多かったから覚えるのが大変なのかなって思ったが、個性豊かで覚えやすかった
1投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログテレビで映画版(アルバートフィニー版ですが)見て懐かしくなり、久し振りに読み返しました。ポアロものでは、これが一番しっくり来ます。はじめて読んだ時あるいは見た時は、こンなのもアリなんだ❗っと思いましたが 動機やその他のことから考えれば納得ものです。そこのところをドラマチックに描いたのは映画版。両方おすすめです。
1投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログ初アガサ・クリスティでした。 まさか…そう来たか……というオチ。 確かに勘のいい読者なら気付きそう。自分は全く予想できませんでした。
0投稿日: 2024.04.24
powered by ブクログ『オリエント急行の殺人』— アガサ・クリスティーの不朽の名作 アガサ・クリスティーの『オリエント急行の殺人』は、ミステリー文学の中でも特に称賛される作品です。真冬のヨーロッパを走る豪華列車オリエント急行の中で発生する一連の事件を描いています。列車内で発見される老富豪の刺殺体という衝撃的な出来事から物語は始まり、偶然その列車に乗り合わせた名探偵エルキュール・ポアロが謎を解明していきます。 クリスティーは緻密なプロットと予測不可能な結末で知られており、この作品でもその才能が存分に発揮されています。列車という密室状態での殺人、完璧なアリバイを持つ乗客たち、そしてポアロの鋭い洞察力と緻密な推理が絡み合い、読者をページの先へと引きつけます。 この新訳版では、古典的な物語がより現代的な感覚で蘇り、翻訳も流れるような日本語で表現されており、クリスティーの作品が持つ時間を超えた魅力が新たな読者にも伝わりやすくなっています。物語の展開は、ミステリとしてはスタンダードながら、その解決に至るプロセスと最後のひねりは、今でも多くの読者に新鮮な驚きを提供しています。 『オリエント急行の殺人』は、ミステリのクラシックとしてその地位を不動のものとしています。エルキュール・ポアロの冷静な分析と鮮やかな推理は、何度読んでも色褪せることのない魅力を持ち、ミステリー初心者から熟練のファンまで、すべての読者を満足させることでしょう。アガサ・クリスティーの他の作品にも手を伸ばしたくなる、そんな一作です。
17投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログあまりにも有名なミステリ作品は、うっかり別のところでネタバレを踏みかねない、という怖い話を聞いたので、 「そして誰もいなくなった」「十角館の殺人」に続いてこちらも読了。 登場人物や部屋割りをなんども自分で振り返りながら読み進めたものの、結末は全く予想できず。 大変面白かったし、すごく前に書かれた作品とは思えない読みやすさでした。(翻訳の力も大いにありそう) 最後のポアロの粋な解決策も素敵だった。 事件を正確に解決することだけが彼の探偵としてのあり方ではないということが現れていてかっこいい。 こんなのってアリなんだ!をミステリ古典と言われるところでもうやってしまってるなんて。 解説で紹介されていた「アクロイド殺し」も気になる。
2投稿日: 2024.04.06
powered by ブクログアガサ・クリスティ大先生の有名すぎる作品。 最高に面白かったです!! 『そして誰もいなくなった』はパロディされた作品をいくつも読んだことがあったのでオチが読めてしまいましたが、本書はパロディ作品を読んだことがなかったため新鮮な気持ちで読めました。 オチが全く読めず、綺麗に騙されて気持ちがいいです。 噂通りの名作でした!
9投稿日: 2024.04.06
powered by ブクログあまりに有名すぎるため犯人と犯行の方法は既に知っていたけれど最後の結論が意外で、その落とし方に驚くとともに作者がこの作品を通してモデルとなった事件に対する怒りや悲しみを昇華させたのだろうなということが伺えた。 読み始める前は登場人物が多く名前も難しいと聞いて身構えていたが全くそんなことはなくスムーズに読むことができた。中高生でも読める難易度であり、現代に至るまでの様々な作品に影響を与えている一冊でもあるため、読書初心者には特におすすめしたい。 また話の本筋とはズレるが、相手のボロを出すために容疑者を挑発して怒鳴られた後のポアロの第一声「わたしは怒ったイギリス人を見るのが好きでしてね」で手を叩いて笑ってしまった。探偵はやはりこれぐらい面の皮が厚くてクセ強じゃなくちゃね。
0投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物の多さに頭がなかなかついていけなかったのと、和訳ならではの文章に苦労したけれど、終盤はだいぶ慣れて楽しめた。 事件の終わらせ方を2つ提示して、前者を選ぶシーンがとても好きだった。
0投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログとうとう読んでしまった。発売当時の読者の反応ってどんなんやったんやろうか。それってあり!?と盛り上がったに違いない。最後の終わり方が好き。
2投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ面白い!犯人は誰だ誰だと思いながら読み進めて最後の方にこう来たか!と思わせる小説だった。 他のアガサ・クリスティーの小説を読んでみようと思った。
0投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログ幸か不幸か、本も未読で、映画は見てなく… 読んで良かったです! ただ、登場人物がなかなか覚えられなくて、文庫本の最初の方にまとめて書かれてあって、助かりました! 部屋割りも載せていて、それもよく見てました。なんなら、地図も載せてほしかったです。 読後に映画もネトフリで見ましたが、そちらも面白かったです。俳優人も豪華で。 本も映画もスケールが違いますね!
0投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログずーーーっと何年も積読してたのを突然読んだ 1日で読んじゃった おもろすぎ 天才すぎ そんなことある?! こんな名作をネタバレなしで読めて嬉しい こんな面白いのが古典の部類なんだなぁ 社会情勢とかもあるだろうし、この時代の人たちはさらに面白く感じただろうなぁと羨ましくなりました。 つぎはそし誰読もうと思います
1投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログ生きてきてこの話のネタバレを踏まずに来れて良かったなと思いました。 長く続くポアロと乗客との会話。 多くの国の乗客が登場しますが、私に学がなく、いまいちその含んだ意味は汲み取れず。 ただ、最後の謎解きは圧巻。今までにないものでした。 個人的な好みでもっと人間の薄暗い部分の作品が好きなのでこの評価。 文学的な知識がある方ならより一層楽しめるんだと思います。
0投稿日: 2024.01.19
powered by ブクログ1934年にアガサクリスティーの書いた推理小説。湊かなえがイヤミスを書く原動力になった本。 あまりにも面白くて、読み終わってからプライムビデオで映画も見た。 ポアロの推理は事実に基づき軽快に進む。最後の二つの解決策はポアロの優しさが滲み出ている。 映画はところどころ変更されていて、最後のシーンは罪を隠すなら新たな罪を犯せと言う。 本と映画、この違いを味わうのも楽しめる。
0投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログ『そして誰もいなくなった』につづき2冊目。 今回も登場人物名を情報カードにメモし、栞として人物を確認しながら読了。(この方法で外国人名の苦手意識も減少) 映画にもなっていて、もしかしたら過去観た可能性もあったけれど記憶にないので新鮮に読めました。 途中から「これはもしかして…」と思ったら、やはりそうだったのか…!と。 ラストは、ポアロの粋な計らいと、過去の事件とそれぞれの想いに少しうるっと来てしまいました。 これから映像を観るぞ!
6投稿日: 2024.01.05
powered by ブクログ映画を見た人には絶対にこっちを見て欲しい。 映画だと大事なところですらカットされてたりする上に、本ならではの読者独自の想像がないため。 やっぱり犯人は最後まで想像出来ないし、従来のミステリーとは一線を画す。
0投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログ超名作を今更読了 いやー凄かった 全ての乗客のアリバイを逆手にとった手法 ちゃんと地味に伏線は張られていたのね 全然分からなかった ラストもキレイにおさめられて良かった
0投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ海外の文学、なるものを初めて読みました。 ミステリー小説としては、シンプルなストーリーかつ大胆なトリックで楽しめましたが、 原文ではないからでしょうか、表現やセリフにどこかぎこちなさを感じ、まるで人形劇を見ているような気分になりました。(あるいはそれが狙いなのかも?) 心に届くというよりも、頭で読む小説でした。
0投稿日: 2023.12.01
powered by ブクログアガサ・クリスティーの代表作、『名探偵ポアロ』シリーズの本作を初めて読了。 海外古典らしく、作中を通してどこか気品のある雰囲気が漂っており、世界観に没入できた イスタンブールからロンドンまでを走る豪華列車のオリエント急行。 ヴィンコヴツィとブロドの間で雪の吹き溜まりにはまってしまい、立ち往生する列車内で殺人事件が起きてしまう。 殺害されたのはアメリカの富豪サミュエル・ラチェット。 雪によって動かなくなってしまった列車内で容疑者となったのは、イスタンブールからカレー行き客車に乗っていた乗客12名+車掌1名の計13名。 身分や国籍、話せる言語すらまちまちのこの13名は、それぞれに確実なアリバイがあり、事件解決は難航を極める。 紳士的なポアロの口癖や仕草は、想像してみるとどこかチャーミング。それでいて灰色の脳細胞と自負するほどの圧巻の推理力。このギャップに打ちのめされた。 凄惨な事件が裏に隠された殺人事件でしたが、意外にも読了感は清々しく、ミステリーの女王の放つ不朽の名作に感嘆するばかり。近々、他ポアロシリーズも手に取ろうと思う。
27投稿日: 2023.10.26
powered by ブクログ何度でも読み返したくなる名作のひとつ。 特に肌寒くなる秋の終わり頃になると無性に恋しくなる作品。 きっと発表当時は相当な話題になったであろう結末、ミステリ好きならこのラストだけで数時間は議論できる。 実際に起きた事件を物語に組み込み“法”と“正義”の在り方を読者全てに問いかけ考えさせる内容は、個人的には森鷗外の「高瀬舟」を連想した。 誰が悪なのか、誰を、誰が罰するのか。 読む度に“正しさ”とは何なのか、法は“誰の為に”あるのかを考えさせられる作品。
2投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ情報が揃ってくる中盤から推理の畳み掛けには驚きがあり、読了後に思わず天を仰いでしまった。 これが名作か。
10投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログ翻訳の感じがあまり得意ではなく、中々没入出来なかったのが残念ですが、ストーリーと全体の謎はやはり名作。考えつきませんよね…。
6投稿日: 2023.09.21
powered by ブクログ読み終えた後の満足感たるや。詳細に浮かび上がる情景描写が臨場感を湧き立たせてくれた。まるで自分もポアロと一緒に列車内を動き回り、推理しているような気分になる。面白かった。 これはただの個人的な欲だが、後日談を知りたくなった。その好奇心を諦め切れず星4。
3投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ世界で最も有名なミステリーのひとつであるアガサ・クリスティの代表作。作者の作品はこれまで読んだことがなかったので、一度読んでみたいと思って購入した。 結論から言うと、まあまあ面白かった。 序盤〜中盤は表現が古く、共有していない前提情報が多いので読むのが苦痛だったが、終盤の解決パートは読み応えがあった。ラストシーンも意外性があって良かった。 また「イギリス人は〇〇」「アメリカ人は〇〇」というようなヨーロッパ人の民族観は我々日本人には馴染みがないのでなかなか理解するのが難しかったが、肌感覚としては分かった。 この作品は100年前に書かれたものだが、今でもこのようなバイアスは彼らヨーロッパ人には残っているだろう。こうした無意識の感覚を言語化して知れることも、こうした古典小説を読むことで得られるもののひとつだと思う。 有名な小説なのでストレートなストーリーなのかと思っていたが、終盤は捻ったつくりになっているので驚いた。あと、ポアロはかなり性格悪いと言うことを知った。
3投稿日: 2023.09.05
powered by ブクログ言わずと知れたミステリの古典。でも読んだ事無かった。それに気付いて改めて読んでみた。1974年版の映画は…確か見たな。けっこう映画のままだった感じがした。 1934年に、新作として読んだ人達は度肝を抜かれたんだろうなぁ。羨ましい。 ミステリは、『ネタバレ』したら興味を失ってしまう人が多いだろうから、まだミステリ慣れしていない小中学生にこそ、こういう"古典"を先に読んでもらうのがいいんじゃないかな。『小中学生にお薦めの本◯◯冊』とかには、ミステリはあんまり見かけないから、かえって新鮮なんじゃないかな?
38投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2017年の映画で犯人は知っていたけれど、すごく楽しめた。 舞台設定と背景、ポアロの推理の手腕、個性溢れる乗客たち、とても面白かった。 そして背後に流れる犯罪への怒り。
2投稿日: 2023.08.28
powered by ブクログ自身初読みかもしれない古典ミステリー。 事件の証拠や事実を集める中で 人種による性格を判断要素にいれたり(特に取り巻き。ポアロ自身はそれをそこまで優先してなさそうだが)、感情が推理に大きめに作用する感じが現代とはちょっと違う、時代を感じる。 それはともかくとても面白い作品でした。 有名な作品なので、感想なんて言わずもがななんでしょうけれど。 二度読みもとても楽しめそうなので間をおいて読みたいと思う。
12投稿日: 2023.08.22
powered by ブクログとある映画で結末を知ってしまってはいたのだけれど、何やかんやでちゃんと読了。やっぱり解決に向かう畳み掛けが面白い…!! 登場人物が多くて関係性等々をちゃんと覚えられなかったので雰囲気で読んでしまったから今度はきちんと整理しながら読みたいな。 きっとこの1冊を読んでいるだけでオマージュだ!とかよく分かるところが出てきたりするんだろうなー
1投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログザ・クラシック。 ところどころ、理性や分析よりも感情や直感に重きが置かれている。こういう「ゆるさ」のようなものが許され、その可能性を信じることができた時代を、うらやましく思う。
0投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログこれまでミステリーを避けてきたが、これは読んでおかなきゃなと思い手に取った。事件の全容がじわじわと明かされていくことにワクワクして、これがミステリーの面白さか!と初めて分かった気がする。そしてこの結末。謎の一片に至るまで詳らかにするという私のミステリーに対する偏見を、軽やかに打ち砕いてくれた。 ポアロとは仲良くなれそうにないが、ちょっと真似して「ほう!」とか「失礼、マダム」なんて言ってみたくなる。
1投稿日: 2023.07.14
powered by ブクログ不自然なほど混んでいる寝台列車、怪しい人物は出てくるのに明確な犯行の証拠は出てこない。そんな中で証言者の言葉から見えてくる犯人像に心が恐怖で侵食されていくーー アガサ・クリスティの長編は初めて読みましたが、ページを捲る度に出てくる謎が更なる謎を呼び、最後まで展開が予想できずハラハラしながら読み切ってしまいました。巧妙なトリック・綺麗な伏線回収もお見事ながら、ポアロの質問スタイルの使い分けや、男女や国籍のステレオタイプを用いた推理も興味深かったです。
11投稿日: 2023.07.10
powered by ブクログかの有名なオリエント急行読了! バラエティーにとんだキャラが沢山出てきて楽しかったです‥ 列車系の本は久しぶりに読んだためワクワクする時間を楽しめました!
2投稿日: 2023.06.26
powered by ブクログポアロシリーズ8作目。1934年の作品。 私が最初に読んだアガサ・クリスティーはたぶん『オリエント急行の殺人』で中学生の頃だったと思います。ポアロの気取ったキャラクターが好きになれず、えんえんと乗客の証言が続く展開も退屈だった印象があります。 その後、翻訳違いを3、4冊くらい読んでいるでしょうか。今回は2011年の新訳にしてみました。 あらためて読んでみると、イギリス人の大佐、ロシア人の公爵夫人、ハンガリー人の外交官夫婦、イタリア人のセールスマンと国籍、身分とも様々な乗客たちが乗り合わせているところにこの作品のおもしろさがあるわけですが、中学生の私にはアメリカ人とイギリス人の区別もつかず、この国際色はわからなかっただろうなあと思います。 オリエント急行自体がイスタンブールからイタリアを経由してフランスへと向かう路線で、今回のシンプロン・オリエント急行が雪で立ち往生するのはベオグラードを出たあたり、ユーゴスラビアになります。警察がすぐに乗り込んでこない場所であるから成立する話でもあり、ここらへんも中学生の私にはわからなかった。 アームストロング誘拐事件は、リンドバーグ愛児誘拐事件をモデルにしてますが、1932年に起きた事件を1934年に小説にしてしまうなんて、なかなか不謹慎でもあります。 ちなみにリンドバーグの事件は犯人は逮捕、処刑されていますが、冤罪説やリンドバーグ関与説などもあって謎も多い事件なのだと今回あらためて知りました。 ポアロの台詞に出てくる決して現れないムッシュー・ハリスとは、ディケンズの『マーティン・チャズルウィット』のハリス夫人のことだそうです。 「幸先のいい名前だ」ポアロは言った。「わたしはディケンズを読んでいるのでね。ハリスか。だったら、たぶん現れないでしょう」 映画の印象で犯行場面があるような気がしてたんですが、実際にどのように殺人が行なわれたのかという描写はないんですね。乗客の証言とポアロの推理、オリエント急行という舞台だけで描かれる物語。 犯人ありきの作品でありますが、巻末で有栖川有栖が解説しているように「この作品は、ある程度ミステリに予備知識がある人間に対してこそ効果を発揮する」。 怪しい容疑者が何人も登場し、証言や証拠から彼らの嘘と真実を見極め誰が犯人かを推理する、ミステリの大前提をあっさりと覆してしまってるわけです。そこがアンフェアと言われるところでもあり、おもしろいところでもある。 アガサ・クリスティー作品全部に言えることですが、私にとっては犯人が誰であるかはあまり問題ではなく、今回も乗客たちのキャラクターを楽しみました。特にハバード夫人が何度も「うちの娘が言うには」と楽しそうにおしゃべりしている真実に気がつくと震撼しますね。 以下、引用。 5 一九三〇年代にロンドンからイスタンブール、さらにその先に列車で向かうことは現在とは比べものにならない危険を伴う冒険でありました。フランスから、イタリア、トリエステを経由して、バルカン諸国、ユーゴスラビア、イスタンブールまでのオリエント急行は、交通手段であるだけでなく、異文化との出会いの場でもあったのです。 旅は人生そのものであり、冒険だったのです。 28 イスタンブール着は六時五十五分の予定でしょ。そこから船でボスポラス海峡を渡って、九時に向こう岸の駅を出るシンプロン・オリエント急行に乗らなきゃいけないんですもの。 39 「イギリスの男性で」車掌は乗客リストに目を通した。「ムッシュー・ハリスとおっしゃる方です」 「幸先のいい名前だ」ポアロは言った。「わたしはディケンズを読んでいるのでね。ハリスか。だったら、たぶん現れないでしょう」 70 「それはそうと、ここはどこの国ですの?」ハバード夫人が涙声で尋ねた。 ユーゴスラビアだと教えられると、こう言った。 「まあ!バルカン諸国のひとつだったの。何も期待できそうにないわね」 71 「悟るというのは、冷静に物事を見つめるという意味でしょう? わたしの場合は、もう少し利己的なんです。役に立たない感情は捨てることを学んだのです」 118 「それにしたって、なにもオリエント急行のなかで殺されなくたっていいのに。ほかにいくらでも場所があるでしょうが」 279 「そうかもしれません、ムッシュー・ポアロ。しかし、誰だって、自分の国の女がいちばん好みに合うんじゃないでしょうか」 282 「献身──それはお金で買えるものではありません」 292 「ロング・ディスタンス? 長距離電話のことをおっしゃってるのね」 「あ、それそれ、お国のイギリスでは、ええと〝カバン電話〟と言うんでしたな」 メアリ・デブナムは思わず苦笑した。 「カバンじゃなくて、トランクよ。イギリス風に言うと、トランク・コール」
0投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログもう30代だけどもこの作品のことを何も知らずに生きてきたことに感謝する。 どういうこと??ってなっだ人の中に。ミステリーが好きな人がいたら是非読んでほしい。
0投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログ若い頃に読んだけど、その時はそんなに わくわくしなかった気がする 今読むと登場人物の人生や感情を想像して 一気に読んだ 結末には驚いた 若い頃だったら、煙に巻かれた思いだっただろう 今回はじんわりしみた
1投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログはぁ〜〜面白い。400ページあるが1日くらい?ですぐ読み終わった。結末は知っていたが記憶が薄くなっており、途中まで初見の感覚で読んでいた(徐々に思い出したが)。ポアロがじっくり推理し、その後事実が判明しポアロが真相を説明するまでの流れがもう本当に面白くてワクワクした。乗客の話を聞いて、そこから見えないところを色々想像して全部頭の中で繋ぎ合わせて推理…すごい。 登場人物もみんな個性的で魅力的。できればトリックも何も知らない状態に戻って読んで真相が分かった時の衝撃をまた味わいたい。何十年経っても本当に色褪せない名作なんだなと改めて感じた。個人的に、ポアロがアーバスノット大佐を怒らせて「わたしは怒ったイギリス人を見るのが好きでしてね。じつにおもしろい…」ってセリフがめちゃくちゃ好き(笑)いい性格してんな〜(笑)
0投稿日: 2023.05.20
powered by ブクログエルキュール・ポワロシリーズ8作目。 結末自体は知っていたが、緻密な伏線や軽妙な語り口で最後まで楽しめた。
0投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログポアロシリーズの一番有名な作品。トリックも初読時は斬新でした。見た目がシュッとしたホームズと違って、小太りなおじさん設定が愛着沸かせる要素になってます。ドラマ版も好きでよくみましたが、そのイメージが定着して余計に可愛く思えるのかも。ドラマもクオリティに定評があるのでオススメです。 クリスティーの作品はイギリスや一部アフリカを舞台にしたものが多いです。土地や風俗について細かく書かれているため、旅気分も味わえてお得です♪
1投稿日: 2023.05.02
powered by ブクログ初ポアロ作品はこれにした。 もはや説明不要と思われる有名作。 数年前に三谷幸喜作品でドラマ化されたのだが、たまたま観ていなかったのか真相を忘れてしまったのか(笑)、新鮮に楽しめた。 (読み終えてから思ったけど、この真相と犯人を忘れるわけないので、やはりドラマは観ていなかったんだろう。蛇足だが。) ネタバレは当然ながらご法度なので詳しくは触れられないが、これありなん!?というのが率直な感想。批判というよりは驚き寄りの気持ち。 古典を読むときは、今の価値観で読んではいけない。「○○人(○○は国名)だから」とか「女性なのに」というような表現が、空気のように普通に出てくる。これが当時の空気を感じられる醍醐味だと私は思っていて、当世の全方位配慮的な頭で読むとびっくりする。 ポアロのキャラがとても好きなんだけど、「ポアロもの」で次読むとしたら何がいいのかな?やはり最初からだろうか。
1投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログ有名すぎるほどに有名なミステリー小説。 今回は2回目の読了なのですが、 読みながらだんだん「そうだった‥」と記憶が蘇る感じだった。 物語は寝台列車の中のみで展開され、 名探偵ポアロが乗客の話を聞きとることで推理していく。 登場人物もそれなりに多いし、各々から見た状況は当然異なるし、もはや推理しようとはならず… 真相の解明はポアロ探偵にすっかりまかせて、 ただただ雰囲気と結末まで登りつめていく流れを楽しみました!
1投稿日: 2023.04.27
powered by ブクログミステリー小説は初心者ですがとても楽しめました。ポアロの華麗な推察や乗客たちの過去に心動かされました。 アガサ・クリスティーの作品は、ミステリーの枠を超えて登場人物たちにも共感できる魅力的な作品だと思います。 クリスティーの他の作品も読んでみたいです
10投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログもう有名すぎる名作。何も知らずに読めてよかったぁ。 豪華列車オリエント急行で起きた密室殺人。 国籍も身分も様々な乗客が容疑者だが、みな完璧なアリバイがあった。 そんな状況下で、名探偵ポアロはどのように謎を解いていくのか。 ずっと列車の中で場面は変わらないが全然飽きさせない。 ポアロの軽妙な語り口とは裏腹な鋭い推理力。 そして、まさかの事件の真相。 え~!そんなのありなの~?!っと思ったけど、読み返すと確かにたくさん伏線は張られていた。 さすがポアロ。いや、さすがクリスティか。 あぁ~おもしろかった!
38投稿日: 2023.04.14
