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天使の眠り
天使の眠り
岸田るり子/徳間書店
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総合評価

59件)
3.0
2
13
23
13
2
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    うん、まずまずストーリーにのめり込めて且つトリックが分からなかったので先が気になり割と早いペースで読めた〜。 やっぱり入れ替わりトリックだったのか、、、でも中国人が入れ替えのためとはいえ看護師の仕事を数ヶ月でこなせるようになるものか? そこだけちょっと都合良すぎ。

    21
    投稿日: 2024.09.27
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    なかなかの仕掛けだった。 恋愛を何度繰り返しても本気になれない宗一。 それには若かりし日に3ヶ月だけ同棲をした恋人一二三の存在があった。 同僚の結婚式に出席した宗一は、13年前に突如として宗一の前から姿を消した一二三と再会することになる。 しかし彼女は13年の年月を感じぬほどに、いや…まったくの別人のように若々しく美しかった。 同姓同名? そんな疑問は隣に寄り添う少女によって瞬時に払拭される。緑色の目の少女。それは間違いなく一二三の娘。緑色の瞳、そんな偶然があるはずもない。 整形?いや別人?では娘は? 興味深い始まりである。 有り得なさそうで、ありそうな…。 そうそう上手く行くことではないけれど、動機は身勝手としか言いようがないけれど、上手くことが進むからこそ面白い!ミステリーとして最後まで楽しめました。 人はいろんな事情で天使にも鬼にもなる。 誰かにとって天使であってもその同じ人が誰かにとっては鬼となることは間違いなくある。 知らぬが仏。 13年間忘れられずにいた恋人の真実を知ったときの宗一の混乱と虚無感を思うと切ない。 親心は痛いほど分かるけれど、それでも我が子が背負った運命を親であっても変えることはできない。それよりも、親子としてもっと当たり前の愛情をもって生きて欲しかった。 自分が我が子を愛するように、誰にだってその人を愛する人たちがいるという想像力を失ってはならない。 今年の8冊目

    10
    投稿日: 2024.03.26
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     下鴨神社糺の森の夏の古書まつりで購入した一冊。図書館メールNews第209号の松田修先生のコラムに出てくる「岸田るり子」の名前を店先で見つけ、手に取った。  秋沢宗一は(本学がモデルと思われる)N医大の免疫学教室助手。彼は部下の結婚式で13年前の悲恋の相手と同姓同名の名札を見て激しく動揺する。しかし現れた亜木帆一二三を名乗る女性は姿形も仕草も全くの別人だった...。京都を舞台とした物語は宗一と一二三の娘江真の二つの視点で進行する。白人ミックスの江真は看護師 の母親と暮らしている。留守がちな母親とは気が合わず、かつていじめを受けた中学校ではひたすら目立たないように自分を殺して過ごしている。そんな中、母親に 変化が起きる。過去の恋を引きずったミステリーとして進む宗一のパートと瑞々しくも痛ましい青春小説としての江真のパート、二つの物語が交わる時、一つの悲し い事実が明らかにされる。  恋愛小説、青春小説、またネタバレになるので詳しくは書けないが医療ミステリーとしても楽しく読んだ。著者岸田るり子氏に関しては松田修先生のコラムに詳しい。  本書は現在図書館で開催中の企画展示「読後のつぶやき~センセイたちの推し本~」に展示中なので是非手に取って頂きたい。

    0
    投稿日: 2024.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2人の視点で進んでいくストーリーは飽きがこなくて、文章も読みやすい。だから逆に物足りなさは若干。 母親の最後は理解できない残念な結果に終わるが、最愛の娘を守るにはそうなるのかなぁ。

    2
    投稿日: 2023.10.18
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    してやられました。そんな結末は全然予想していませんでした。そんな驚きとともに、いろんな伏線が回収されて、気持ちいいくらいの裏切りでした。子を想う親の強さを感じました。

    3
    投稿日: 2023.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公・秋沢宗一、13年前に恋をしたあきほ一二三、アパートの隣に住む中国人の少女・レイカ、一二三の娘・江真。 4人の登場人物のそれぞれ行き交う本物の愛の形が切ない。けれど東野圭吾と比べてしまうと文章がだらだらしているように感じてしまってすこし飽きる部分がある。そのせいかこのような感動する話であるものの、読みながら泣くということはなかった。 結局江真は本当の母である向井さん(一二三)が死んでしまっても母だったということに気づかず、レイカを本当の母だと信じたまま話が終わってしまう。しかも致死性家族性不眠症の治療のために一二三とレイカは資金集めのための殺人をしていたのに、そこまでは描かれていないで想像に任される。 それでいて宗一は一二三に恋をしていたのに、最終的にはレイカと恋仲になる。そんなに丸くおさまるかな…。

    0
    投稿日: 2021.08.23
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    随分前に読みかけていたのを引っ張り出してなんの気無しによみはじめたら、、 文才というか伏線回収って小説を書く上で必須とは言わないまでもあって然るべきなんだなあ 小学生くらいの頃こういうミステリーものが好きで、その類の続きが気になって仕方がないという感覚を思い出した ここまでとらわれた一二三への想いが、一二三自身との繋がりの中では大した厚さではなかった事実が小説として楽しむには物足りなさを感じるけど、ある意味それってリアルなのかも こういう伏線が張ってある物語、よく読んでいた昔ならきっと途中で気づいたのに読み慣れてないと気づかないもんだな〜ちょっとかなし あとがきを読んで、岸田るり子さんが人間の記憶にフォーカスしている人、というところが腑に落ちる 人間の記憶は自分自身こそ1番自信を持てないというか確かなのにどこか不確かというか、、夢と現実とが折り混ざる感覚に似ている

    1
    投稿日: 2021.08.18
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    残念。 トリックが予想できる出来ない何かよりも、一二三が最後に行った行動が理解不能すぎる。とても子供への愛がある行動とは思えない。帯に騙されて買ってしまった作品。

    0
    投稿日: 2021.08.09
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    さくっと読めて面白かった。札幌も出てくるしフランスも出てくるし、なんとなくうれしくなる。とてもシンプルな文章で軽快なのに、ときにはたと立ち止まるような深くささる言葉がある。「人を殺すのに正義感をふりかざすのはやめて。……単純にお金のために殺したと認める方がまだましよ」。

    14
    投稿日: 2021.07.17
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    全てを犠牲にしてでも守りたい娘の命。 救う為には手段は選ばず、他人として生きる事を選ぶ。 それで解決したなら良かったかもしれないが、志半ばで自ら命を絶つという選択は理解出来ず、余りにも身勝手に感じてしまった。 本物の母親ではないこと、父親から遺伝した病気のこと、それら真実を知るであろう時に、自分が存在する意味を見つけ出せている事を願う。

    6
    投稿日: 2021.02.24
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    内容(「BOOK」データベースより) 京都の医大に勤める秋沢宗一は、同僚の結婚披露宴で偶然、十三年前の恋人・亜木帆一二三に出会う。不思議なことに彼女は、未だ二十代の若さと美貌を持つ別人となっていた。昔の激しい恋情が甦った秋沢は、女の周辺を探るうち驚くべき事実を掴む。彼女を愛した男たちが、次々と謎の死を遂げていたのだ…。気鋭が放つ、サスペンス・ミステリー。 令和2年7月5日~7日

    0
    投稿日: 2020.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結末が気になって一気読み。 良くも悪くも、ミステリーの展開としてはまあ予想できる範囲。 偶然再会した13年前の恋人は、当時とは別人になっていて、彼女を愛した男達が次々と死んでいる、と言うところから始まるストーリー。 少し、設定に無理があるように感じたし、いまいち登場人物達に感情移入が出来ずじまい。 最後に眠っている娘の横で一二三が自殺してしまうのは、同じ母親としても理解に苦しむ… 娘に残される傷が、大きすぎて読んでいて辛い。 看護師の資格がないものが有資格者として働く、なんていうのも現実的ではなさすぎて… かもなく不可もなく、暇つぶしに。 ハッピーエンド?となるのかも疑問。

    0
    投稿日: 2020.02.05
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    心理ミステリー ストーリー的にはかなり無理があるようにも思えますが、心理描写と構成が面白く、サクサクと読めました。 結末はあれでよかったのか?意見が分かれるところでもあるかと思います。 個人的には面白い本でした。

    12
    投稿日: 2019.07.23
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    愛した人が急に居なくなって、13年も過ぎた時に、目の前に、その時と、同じ美しい容貌であらわれた恋人! 主人公の京都の医大に勤務する秋沢宗一は、自分の目を疑う。 致死性家族性不眠症が、遺伝で、発症してしまうのか? それの新薬をフランスで、作るには5億円の費用が必須と言われたら、さてさて、どうする、、、、 一二三は、自分そっくりな人間を作り上げる。 普通では、考えられない事。 密航者のレイカは、借金返済もしないといけないし、中国人マフィアから軟禁されている。 どのようにしていくのか、、、 黒川博行氏の後妻業ではないが、結婚と同時に、遺産、もしくは、生命保険受け取り等、、、、と、同様なのか? 男たちの死により、財産を手にして、葬り去る女。 そして、謎の向井さんが、本当の一二三であったことが、最後にわかる。 最後の「無償の愛」の所で、娘 江真への手紙で、一番幸せになってくれることを願いながら書いたと思われる文章だが、子供への愛情と、生きて欲しいと願う気持ちが一二三を複雑な生涯へと導いたのだと、、、 この本の表紙の如く、子(赤ちゃん)は、天使である。 親も、清い心で、見つめていないといけない。 自分の子供だけでなく、人を不幸にして、永らえる事も、自分自身が、不幸を背負む事になる。

    0
    投稿日: 2018.03.29
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    トリック自体はそうなるよなって展開。あえて本人視点では書かない、多くを語らない最後の表現はとても良かった。

    0
    投稿日: 2018.01.23
  • 探偵の出ない推理小説?…

    前半から若干、ダラダラとした 登場人物ごとに心情的な物語を 「章区切り」で書いある。 ラストが近づいてきて、 「あれ?これ推理小説?」と 不思議な気持ちになりました。 ストーリーの謎解きの章があるだけ で、もちろん金田一少年やホームズ は出ません。 表題からは全然想像できない内容 でした。 一二三の献身愛が様々な人たちを 不幸に巻き込んでいく。 読み終えれば前半部分は、ほぼ伏線。 最後にチカラわざで合わせてきたが、 正直ムリがある感、満載。 フランスの研究所の成果は一体、 どうなったんだろう? 最終章江真はあれで幸せだったんだ ろうか? うぅ~ん謎が残ったまま(๑¯ω¯๑) ※表題はなぜ?天使の眠りなのだろう? 天使の眠り←は、どこにも関係して いないと思うけど。改題加筆修正すると もっと良くなりそう。 (あくまで個人的主観)

    0
    投稿日: 2018.01.20
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    それなりに面白く読んだのだけど、登場人物に一人も感情移入できなかったし、ちょっと無理があるトリックだったので、トータルで不完全燃焼。

    0
    投稿日: 2017.12.25
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    いやぁ・・・・あまりにも突拍子がない。 どんでん返しモノは好きなんだけど、これは気持ちのいいものではない。ムリがあるだろ。 そしてラスト、母親、なぜああなる? まったくわからん。

    0
    投稿日: 2017.11.01
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    13年ぶりに出会った昔の恋人。 わずかな時間だったが共に暮らし、そして行方をくらました女性は、以前とはまったく違う印象を宗一に与えた。 本当に本人なのか? 疑問を抱きながら宗一は一二三について調べ始める。 本当に面白かった。 幾重にも入り組んだ人間関係、張られた伏線はどう回収されるのか。 江間が感じている母親への違和感。 母として慕う気持ちはあっても、無償の愛のような包み込まれる愛情はなかなか感じられない。 それにしても、どうしてあんなラストになったのだろう。 人生のすべてを賭けて成し遂げようとしていたものを、あんなにもあっさりと・・・そう感じてしまった・・・手放すことにしたのだろう。 結局、よく考えもせずに身勝手な思い込みで子どもを生み、一人よがりな使命感に突き動かされて行動していたにすぎない。 意地もあるんじゃない。 お金がないってことだって惨めよ。 人間は自分が惨めであればあるほど、別の形でプライドを取り戻そうとするものよ。 人として正しいプライドのあり方とはどんなものなのか? そもそもプライドとは何なのか? 「誇り」と言いかえればわかりやすいのだろうか? 命は大切だ。 まして誰よりも大事な人の命は、出来ることならどんなことをしても守りたいと思うだろう。 けれど、それはあくまで常識の範囲でだ。 結果命が救われたとして、事実を知ったらどんなに衝撃を受けるか。考えなかったのだろうか? 生きていればいいというものではない。 当たり前の幸せを与えてあげることこそ、本当に大切なことだったように思う。 この物語は何を伝えたかったのだろう。 犯人にはいっさい共感できない。 協力者にも、すべての原因となった人物にも、共感ができない。 安易なラストにしてしまったために、意味のわからない物語になってしまった。

    1
    投稿日: 2017.03.17
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    円山公園 枝垂桜 妖艶な美しさ 亜木帆一二三 秋沢宗一36 火種にいきなりガソリン 田中江真 イアン アイルランド人 危惧 自分とかけ離れた遺伝子を子孫に残したい 品種改良 本能 自分の欠点を補う遺伝子 レプリカ 目眩 共通の闇 怪訝な目 げせわ下世話な興味 札幌大学の理学部 チャップリンの『ライムライト』 「運命に飲み込まれるって、具体的にどういう意味ですか?」「自分の不運の原因を他のものに押しつけちゃうってことよ」 夫婦円満の秘訣 感情の全く籠らない棒読み 『ラマン』という題名のフランス映画 フランス領インドシナ 中国人の青年を侮辱し続ける少女やその家族 ラム肉のシチュー タイムとロリエとブイヨン ただの金蔓みたいに扱って 人間は自分が惨めであればあるほど、別の形でプライドを取り戻そうとするものよ それしか手持ちのカードがなかったのよ 色素欠損人間 異質 舌先三寸 強力なアイロン 身のほど知らず 福建省 溜飲を下げる 恰幅がよく 甥御さん 伏見にある個人病院にレントゲン技師として勤めていた 河原町かわらまち 事後報告 MRI 頸動脈を深々とバッサリ 卑猥さ 旬は過ぎている 罵倒 半分憂さ晴らし 記憶回路を刺激するなにか 苛立ちを露わに 母はTPOを弁えていない 悲壮感に満ちていた 頑なに 悲恋 生きている人間というのは新たな歴史を作る権利があるのよ 独占欲 ただ利用しただけ 確率の問題 経済的事情 アナフィラキシーショック チアノーゼ 示唆を感じて 哀れみとも嘲弄ともつかない感情 プリオンという人間の体内に元から存在する蛋白質 よりインパクトファクターの高い研究をやること 濡れ衣 天然石のように光る緑の瞳が悪魔の象徴のようにも思えた 常軌を逸していた 憤慨 一升瓶 一種の逃避 死を覚悟した人間の凄み 高嶺の花 ボージョレーヌーヴォー 滞在ビザ 185 石狩鍋 味噌にバター コク 牛乳 鮭と蒟蒻 道産子。やけに新鮮な響きだった。 江真は、自分のルーツがはっきりしたことに感動し、気分が晴れ晴れとした。 致死性家族性不眠症 滑稽 金と社会的地位 憤慨 懐疑的 一種の防衛本能がパターン化していてそこから抜け出せないでいた 快活 凄みのある光景 血中アルコール濃度と比例して、彼女の心のガードが緩んでいくようだ。 烏丸御池 烏丸通 夷川通 大文字山 銀閣寺道 足利義政が建立こんりゅうした山荘 後世 天涯孤独に近い 哲学の道 百万遍 タコス サルサメヒカーナ 大群生 流暢 描写 頭が良くて勇敢な人間は不純な動機を見抜き、惰性に自分の身を任せることがない。つまり自分に対する甘やかしの部分のない冷徹さだった。 殆ど崇拝に近い感情で、イアンを愛した。 彼のウィットに富んだ人生観を一日一度は聞きたかった。それを吸収することによって生きる元気が湧いてくるのだ。 フランスのモンペリエ 画期かっき的な 閃かせた 密航者 淋しくて堪らない小さな子供が彼の心の奥底に潜んでいて、それが、一二三と出会ったことで顕在化けんざいかし始めている 疑心暗鬼に陥った 畏怖 向井智恵子 言い募った 幼児の性的虐待のシーン 驚愕に目を見開いた 蛇頭 双方の思いのギャップに愕然とした 火種 複雑骨折 母が華僑の人間なんだ 違う文化を背負った人間特有の香り 邂逅 仮借なく抉る パラレルな構成を成す 三人称多視点で綴られたものが多い 人間の記憶と密接に関係している 現実から半歩だけ異界に踏み出したかのような幻想的、神秘的な気配を添え、作風のひとつの魅力となっている。 無償の愛 深い陰影を帯びて再浮上してくる 上梓 心理描写の達人にしてトリックメーカー

    0
    投稿日: 2016.04.07
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    13年前に少しの間同棲したが、急に消えてしまった彼女との再会。 ただ、奇妙なのは同一人物だと思えないこと。 彼女の隠された謎を知りたいがため、彼女に近付く。 そして13年の時を埋めようとするが、そこには様々な事実が潜んでいた。 2015.8.30

    0
    投稿日: 2015.08.30
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    前半はぐいぐいと引き込まれたが後半はネタが見えてきてしまってちょっと失速。そしてラストは悪い意味で予想をを裏切る結末。ハッピーエンドは嫌いじゃないけどなんだか最後があっけなさすぎて物足りなかったかな。

    0
    投稿日: 2015.07.24
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    どういう展開になっていくのか最初は全然わかりませんでした。最後の展開は衝撃的でしたが、宗一やエマの話をじっくり書いた分最後の展開ももっとじっくり書いて欲しかった…。一二三のエマやイアンを愛する気持ちは最後結構伝わってきたけど、なぜ一二三は最後こういう選択になるんだ?宗一達はどう思ったんだ?など最後は腑に落ちない想いです…。

    0
    投稿日: 2014.12.28
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    主人公秋沢宗一の前に現れた亜木帆一二三。13年前突如消えた彼女は当時の彼女とは顔が違っていた。再開した日から彼女のことが頭から離れなくなった宗一は彼女のことを調査しだした。 前半、以前の一二三と変わっており、しかも彼女が結婚した男たちは殺されていたところは非常に面白く読んでいたのだが、最後の流れがあまりにあっさりしすぎていてそこまで引っ張っていったものが流れてしまったのが残念。真相は驚愕というほどではないがなるほどと納得できただけに最後をもう少し書き込んで欲しかった

    0
    投稿日: 2014.11.19
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    3  書き出しから三人称と一人称が混在する地の文でいきなりうんざりさせられる。仕掛けも話の中程で薄々感づいてしまうようなもので特に驚きもない。ただ、その途中で感づいた通りだとしたらかなり強引だなあと思って読み進め、結果その通りだったので逆に感心した。想像を下回られるより余程良い。仕掛けのための物語としてはまずまずか。

    0
    投稿日: 2014.07.12
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    最後の章で一気に謎が解けだすが・・「えぇっ!!」てなぐらい驚いた。 一二三の最後には納得が出来なかったけれど 読んでいるときは先が気になって一気読み。

    0
    投稿日: 2014.03.04
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     医大に勤める秋沢宗一は、自分が指導していた同僚の結婚式で、来賓テーブルにかつて数か月だが同棲していたことがある”亜木帆一二三”というプレートがあるのを見つける。あんなに珍しい名前がふたつとあるはずがない。しかしそのテーブルに着いた女性は、宗一の記憶の中にある一二三とは似ても似つかなかった。しかし隣に一緒にいるのは一二三の娘である田中江真に違いない。そして近づいていった宗一に気づいた一二三は驚きの表情と共に、かつてのように「しゅうさん・・・」と確かに呼んだのである。  物語としてはうまくできていると思う。気づきそうでなぜ気づかなかったのかという部分では、沼田まほかるの「ユリゴコロ」と同じような感想を抱いた。しかし、リアルにこの入れ替わりが可能かと言われると、まず無理だろう。指示するだけでなりきれるなら、看護学校はいらない。そして、なぜ最後に選ぶのが自殺という選択肢でそのタイミングなのかが心理的に理解できない。そこまでやったのならできる限り寄付して、自分に保険金もかけて・・・ぐらいやりそうなのに。

    0
    投稿日: 2014.02.16
  • 雰囲気は良いが…

    ちょっと構成が雑な感じが。全体を通して盛り上がりも少なく、登場人物もパッとしない。残念。

    0
    投稿日: 2013.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまり好きになれない本だなー、という印象で始まった。 エマがDVDみて、三年でなにがあったんだろう…って言ったところは、いつ誰が三年なんて言ったの?ってかんじ。小説として、ちゃんと詳細を書かないのはなしだ。一気に現実に戻らされてしまう。 でも、最後の衝撃で全てがよくなった。(笑) 衝撃すぎる…怪しいと思ったけど、彼女の正体がねえ… 予想がまったくつかなくて、一二三に…というか小説にイライラしたが、まあなかなか。 以上!! この本は会社の本棚から借りましたーー暫くここで借りよう。

    0
    投稿日: 2013.12.06
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    あまりのめりこめない単調で退屈なストーリーだったが、トリックはよくできていると思う。なるほど!と思ったとたんに理解不能なエンディングを迎え、またガックリ。話の重要なファクターである親子の愛情がよく伝わってこないため、どうも上滑りの感がある作品だった。

    0
    投稿日: 2013.08.01
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    13年前、自分の前から姿を消した亜木帆一二三。再会した女は一二三なのか?別人なのか?一二三の一人娘・江真に隠された秘密。 江真の父親の病名は本当にあるのか知らないが、どうも無理な設定だと思うのだが。そしてこんな終わり方がベストだったのかな。

    0
    投稿日: 2013.07.09
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    登場人物達にしては衝撃の事実かもしれないけれど。。。 読んでる方にしたらそんなに衝撃的でもないと思う。

    0
    投稿日: 2013.04.02
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    初めは読んでいてわけがわからないような感じに陥ったけど、その分、後半に感動や驚きや凝縮されている。誰かにとっての人生全てと思えるようなことでも、他の人からしたら歯車のほんの一部でしかない、そう考えるとちょっと怖くもなるような結末です。

    0
    投稿日: 2013.02.11
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    1211 本屋の宣伝に騙された感じ。トリックの意外性はあったけど、最後もしっくりせず。当然、帯にあった号泣は出来ませんでした。。。

    0
    投稿日: 2012.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公は、13年前の恋人と再会するが、彼女は別人のようだった、という冒頭は面白そうに思えた。しかし、回想シーンがやたら多く、読んでいて退屈した。 トリックに意外性はあったが、かなり強引なトリックだった上、トリックの解説が長すぎる。看護師の仕事がそれほどまでに簡単とは思えないし、向井が共犯者ではないかと疑われなかった理由が判らなかった。 また、本物の一二三が偽物の一二三(レイカ)を殺害しようと思った理由があまりにも短絡的でご都合主義的な印象があり、そうでもしなければ、作者が話の収集をつけられなかったためではないかとさえ思えた。

    1
    投稿日: 2012.10.20
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    後半の真実が語られてからのそれぞれの言葉の意味するものが変わっているのがとても興味深い。 母性愛。

    0
    投稿日: 2012.07.31
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    宗一の前に現れた一二三は一体何者なのか? そこが気になって、一気読みでした。 ただ、どうも宗一の言動に乗り切れず・・・ 一二三が現れてから後、それまで付き合っていた女性に対して 冷たすぎるでしょ! そして一二三に惑わされすぎ。13年前なのに引きずりすぎ。 ストーカーすぎ(笑) まぁ宗一が一二三の事を調べない事には話が進まないのですが。 それにしてもちょっと色々気になってしまいました(^_^;) ストーリーは色々気になる謎があって、ぐいぐい読ませるのですが最後がちょっと「う~ん・・・」って感じでした。 結局そうなるの?って感じでしたね~。 ネタバレになるのであまり書けませんが、最後の向井さんの行動が納得できない!!じゃあこの後どうなるの??って思ってしまって。宗一は宗一で「お前はそれでいいのか?」って聞きたいですし。 なんか否定的な事ばかり書いてますが、一気読みしたんですよ! 好みのラストではなかったですが、真相を知った上で再読すると また違った面白さを味わえます。 思わず軽く読み返しましたもの。

    0
    投稿日: 2012.06.13
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    おー。 期待せずに読んだせいなのか、満足の一冊! すっかり主人公の男性の気持ちになって読み、 登場人物・江真に同情し、読み終わって、 一二三の気持ちにしっかりと同調できて感動できた。 よく出来ていると思う。 一人称で述べられている事実と三人称で語られる状況は、 読み直しても破綻していないし、江真に対する向井さんの態度も、 宗一に対する一二三の驚きや「本当に覚えていないの」という台詞も、 すべてがフェアだ。 ただ、最後の部分が若干納得行かない。 自身に保険金をかけ、それで5億になるのかな?とも思ったが、 自殺で保険金は下りないのでは。。 と、すればこの死の意味は? なんとか自分を納得させた理由は、母親を正しく尊敬できる少女に、 江真を育てたかったから? あるいは十年以上ひたすらに思っていた人に会ってしまったら、 もう、解放してあげたかったとでも思ったのだろうか? その部分はちょっと、えーって感じだったけれど、 あまりにも読み直しての上手さに感心したので★4つ、つけておきます。 書評なんか見るとかなり評価は低いけれど、 あたしはこの構成力、かなり好き。 他の作品も読んでみよう。

    1
    投稿日: 2012.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「なんだこりゃ」が読み終わったあとの第一の感想。女流作家の作品らしく、心理描写主体のミステリー。愛がテーマなのだろう。 向井さんの行動に納得がいかない。あなたが死んで江真の治療費はどうするのよ。やるなら最後まで徹底的にやりなさい。彼女については、兄が逃げた時点で故郷の家族は村八分の目にあっていると思う。警察は、一二三の裏に向井さんがいることに気付かなかったんだろうか。名古屋に来てすぐの一二三の様子を見てりゃ分かるだろ。

    0
    投稿日: 2012.04.28
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    すべてを捨てて生きていく。 仕事、住まい、恋人に別れを告げて 誰も知らない土地で暮らす母。 忽然と恋人に姿を消された過去を背負い 色恋に向き合えず、適当に過す男。 時を越えて13年後に再会する二人。 それから、絡まりが徐々にほつれていく。 サスペンスであり、親子愛があり 恋愛がありの一冊・・・。

    0
    投稿日: 2012.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帯に騙されました。 「トリックが明かされるとき、極上のミステリー小説から極上の恋愛小説に変わる」「号泣」と書かれていたのですが、 私にはミステリー要素も恋愛要素も、号泣要素も感じられませんでした。 不自然な点が多くて辻褄が合わないと感じられる部分や、 最後には無理矢理ハッピーエンドで終わらせようとしている強引さが、 私の好みには合いませんでした。

    0
    投稿日: 2012.03.05
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    面白かった! 話しがどうなるのか気になってあっという間に読み終えた。 ハッピーエンドのお話しが好きだけど 終わりをなんとなくハッピーというか 臭いものにフタをしたという感じがもったいない

    0
    投稿日: 2012.02.28
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    2冊目を読了。タイトルをすっかり忘れていて、本屋のPOPにつられてついつい購入してしまったという。 ラスト数ページが思い出せず読み終えた。 誰に感情移入できるかというのは人によって異なりそう。 執念 無償の愛。

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    投稿日: 2012.02.01
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    岸田さんの作品は初めて読むけれど、それほどいい印象はなかった。 ストーリーはある程度面白いんだけど、それでいいのかって終わってしまう内容だった。 心情的にこの結末でいいのか? 一二三はおいて、幸せになっていいの? 病気はどうなったの? って、いろいろと疑問がうかんでくる。 2回目読むことはないかな。

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    投稿日: 2012.01.11
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    トリックというかタネは好きだったけに、最後の最後がどうも気に食わない。 画竜点睛を欠く、とはこの話のことか。

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    投稿日: 2011.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しまった・・・文庫だった・・ 医学部大学院に勤務する秋沢は13年前に激しく愛しあった女性を偶然みかける。やがて驚くべき事実を掴む。彼女を愛した男たちが次々と謎の死を遂げていた。 この話は 読めば読むほど 納得する話だった。 もつれた糸がほぐれていくような そんな一冊。 ・・・人の気持ちは 本人しか真実は判らない どんでん返し・・・というよりは やっぱりな気持ちのほうが 強かった

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    投稿日: 2011.10.23
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    話としては面白かったので、どんどん読み進められたけど、ミステリーとしては・・・?そして”号泣・泣ける”と謳う意味が少しわからない。 ハッピーエンド風に終わっていたけど、これって娘にとってハッピーエンドかな?ってちょっと謎でした。

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    投稿日: 2011.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分的には久々のサスペンス物。犯人が最後のほうまで分からないので、どんどん先を読みたくなる、と言う意味では面白いのかもしれない。しかし、結末は、ちょっと無理があるかな~。母親目線で気持ちは分からないでもないが、同情は出来ない。

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    投稿日: 2011.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予想外のめまぐるしい種明かしが最後に待っていた。 亜木帆一二三の人生は、とても悲しいけど、幸せなものだったと思う。 致死性家族性不眠症が本当にあるのか、調べてみたい。 --- 今日との医大に勤める秋沢宗一は、同僚の結婚披露宴で偶然、十三年前の恋人・亜木帆一二三に出会う。不思議なことに彼女は、いまだ二十代の若さと美貌を持つ別人となっていた。昔の激しい恋情が甦った秋沢は、女の周辺を探るうち驚くべき事実を掴む。彼女を愛した男たちが、次々と謎の死を遂げていたのだ。気鋭が放つ、サスペンス・ミステリー!

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    投稿日: 2011.09.29
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    京都が舞台ということと、帯に惹かれて買ったんだけど。 読んでいる間は先が気になったし、展開は悪くないんだけど、号泣はしないな。 特に人に勧めようとは思わないし、再読もない。 女性たちにまったく感情移入できなかったからかな。 トリックも現実には無理がある感じ。

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    投稿日: 2011.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女子のメイク力は凄い。 最近読んでいたミステリーは 話をつまらなくさせる無駄な情報が多くて、 読み進めるとどんどん気持ちが入り込めなくなっていった。 だけど、この本には、さほど無駄な情報がなくて、 読み進めるほどに続きというか、謎が気になってくる。 救いのある結末で、読み終わった後にホッとする。 この作家さんは理系さんみたいなので、 もっと理系ならではの作品が読んでみたい。

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    投稿日: 2011.08.29
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    これもまだ平積みされてるけども、正直そんなに面白いかな? 読んでいる間は先が気になってどんどん読み進んだので、面白くないわけではないのだけど、まあこんな作品もあるね、という程度で、特に人に勧めようとは思わないし、再読も絶対ないだろう。 謎は面白いのだけど…多分、主人公の女性にまったく感情移入できないのがネックなのかもしれない。最後まで読んでみて、そこに至る理由も心情も道のりも、ストーリーの種明かしとしては受け入れたものの、どうしてそんなことをしたのか、感情的にはぜんぜんシンクロしない感じ。 だから同情も憐憫も生まれないし、どこか現実味のない話だったな、で終わってしまうのかも。 ちょっと残念。 2011年7月読了。

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    投稿日: 2011.08.15
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    この結末は確かに予想出来なかったが、設定にはやや難があるかというのが正直な感想。最初からドラマ化を狙ったような書き方の小説はやはり合わないな、と感じた。

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    投稿日: 2011.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不自然な点が多々あり、解せない話だなあという印象。 そもそもいくら幼児の時期であれ、実の母親でなければ気づくのでは。 さいご無理矢理ハッピーエンディングに持って行ってるような。。 色々と突っ込みたくある点があった・・・帯で言ってるような号泣はできなかったな。

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    投稿日: 2011.08.05
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    元恋人が別人で前に現れた謎。最初の設定はすごく新鮮で、どうなるのかと、一気に読みました。最後に謎が解かれるが、子供を残して自殺するはずは無いのでは?と感じたのは、私だけでしょうか。 自分の夫が不治の病であった遺伝が子供にあった時、何をすればいいのか。そのすごい展開にハラハラしていたのだが、その子供がどうなったか。(どう、助かったのか)を知りたかったのに、何故、結末にあんな話しで、終わらせたのか。要は、アホな男は、自分の事しか考えてないのか、と、言う事を言いたかったのか。 まあ、ストーリーにもちょっと無理あり。 昔の彼女が若くなっているなんて、しかも、身代りの人が・・・だなんて、直ぐにバレバレ状態。

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    投稿日: 2011.07.30
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    謎が気になって読み進めてみましたが、うーーーん。 途中でちょっと謎に気がついた☆ (どうしてそうなるのか、理由はわからなかったけど・・・)

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    投稿日: 2011.07.21
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    帯の「トリックが明かされるときミステリー小説から恋愛小説に変わる」に興味を持ちましたが、さてさて。どこに恋愛を感じればいいのでしょう。トリックにまるで恋愛は絡んでいないし、愛情として盛り上げるなら強いていえば親子愛ではなかろうかと。13年前と今の一二三が別人になっていること、彼女の周りで男たちが次々死んでいくことがミステリ部分を担うのですが、トリックは途中で気づいてしまう上にあまりに実現不可能だし、理由もこじつけだし、なんだかなぁ…ともやもやします。そこへ医療を絡ませておきながら、看護士の仕事が簡単に習得できるもののような記述が出てきて一気に冷めてしまいました。希望であるはずの江真も、その後まともな人生を送れるとは思えないし。女性心理の負の部分を抉るのが得意な作家さんということなので、こちらの読解力不足だとは思うんですが、好ましく思える点が見あたりませんでした。

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    投稿日: 2011.07.09
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    最後、やっぱり驚かされました いつものミステリーとは違った、驚きが待ってます こんなに騙されると思ってもみませんでした

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    投稿日: 2011.06.23
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    最後まで読めばなるほどシンプルなトリックだった。ある意味、読了後すっきりできた感ある。主役の宗一だけの視点で描かれていなくパラレルな楽しみ方ができた。にしても主人公の空回りっぷりが凄かった。

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    投稿日: 2011.03.02