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そして誰もいなくなった
そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー、青木久惠/早川書房
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総合評価

1033件)
4.2
398
377
163
16
2
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    (清水俊二訳を読了) 「ミステリーが好き」と言っておきながら今まで読んでこなかったのを後悔するくらい面白かった。後書きで赤川次郎も書いていたけれど、話の展開はもちろん、長さが丁度いい。長すぎるミステリーは読んでる途中で疲れてしまうことも多いけど、あっという間に読み終えた。 インシテミルの元ネタはこれだったのか…あと本当に恥ずかしながら作者が女性だと知らなかった。。

    1
    投稿日: 2021.07.04
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    ミステリーが好きで、様々な作品に影響を与えている。ということから、今回読んでみました。 無駄をとにかく削った文の構成といった印象を受けました。 ミステリー小説好きの方であれば、オマージュ作品がたくさんありますので、やはり一度は読んでおくと良いかもしれません。

    0
    投稿日: 2021.07.04
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     自分が読むアガサクリスティ二作目。設定自体現代においてこそ、まず孤島に上手い具合に同時期に十人が招き来れるのかというのはおいておき、徐々に加速度が増していくように読みすすめるのも良し、じっくりと推理しつつ堪能するのも良しと、どちらにも耐え得るものであり、どちらにしてもそう混乱することなく、十二分に楽しめるものであろう。  それにしてもこの作品全体を通して見事なまでに捉えた象徴たる題名『そして誰もいなくなった』からしても、もはやすごい構成さを感じざるを得ない。

    9
    投稿日: 2021.06.27
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    詩が基になってそれに沿って事件が起こって行く。この進み方のミステリー小説はよく見るが、そのパイオニアとなってるのはアガサクリスティなのではないかと思った。 あと題名が良い。ここまで惹きつけられる題はそんなにない。殺人事件が起きてるのに誰もいなくなる矛盾が非常に鳥肌モノ。

    0
    投稿日: 2021.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 読みながら誰が犯人?とドキドキしていた。 この人か!と思ったけど最後の最後にどんでん返し。すごいのが読者に不誠実ではないってところ。ちゃんと開示してある。開示してあるのにミスリード。すごいなぁ。

    0
    投稿日: 2021.06.23
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    1939年に刊行された話なのに、時代を感じさせない話でした。第三者視点で客観的に物事が描かれており、また、真実しか書いてないのに犯人がわからないという。この作品のオマージュが沢山出ているというのもわかる。間違いなく名作。

    0
    投稿日: 2021.06.23
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    名作は色褪せないからこそ名作。 孤島の殺人事件、詩の通りに殺されていく登場人物たち…どこかで見た展開ではあるが、すべてはここから始まっている。 ある程度展開が予想できるにも関わらず、ついつい読み進めてしまうこの魅力はなんだろうか。内容もさることながら、余計な人物回想録などを書かず、テンポよく進むストーリーも実に素晴らしいと思う。 時を置いて、またトリックを知った状態で読んでみたい。

    0
    投稿日: 2021.06.15
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    素晴らしいの一言に尽きる 細かい部分で都合が良すぎるだろと思うものはあるにせよ十分に辻褄が合う これがミステリーという分野があまり確立されてない時代に書かれたとは信じられない 本著が後世の作家に影響を与えたり、オマージュされているのも頷ける

    0
    投稿日: 2021.06.05
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    今邑彩さんの「そして誰もいなくなる」の為に、読み返そうと、購入。新訳だそうで、こちらは確か、未読。 旧訳の方を、何度読んだか…いまだに、楽しめる。やはり、名作なんだな…と、当たり前の事を感じました。でも… でも、正直、クリスティの作品では、そんなに好きな方じゃ、ないんだよなぁ。確かに「名作」なんだろうけど…僕は、「豚」「ナイル」「春にして」等の方が、全然好きです。他にも、幾らでも出てきそう┐( ∵ )┌「鏡」だって、「クイン」だって、「ねじれ」だって…。赤川次郎さんは、本書の解説で「一番好き」と書いておられますが。 余談ですが…ブラナーの「オリエント」は、楽しめました。「ナイル」は、まだ観てないけど…楽しみです。

    12
    投稿日: 2021.06.01
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    カタカナの名前は覚えにくいけどストーリーは読みやすかった。 驚きはあんまりなかったかな。 昔書かれた小説って考えるとすごいと思う。

    0
    投稿日: 2021.05.31
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    うーん、展開は早くて読み易い方だと思いますが、 何か奥深さが無いというか、先を知りたくなる没入感を得られることもなく、掴み所のない印象。 翻訳家さんが違かったらまた違うのかもしれません。 物足りなさだけが残りました。 余談ですが、 私日本人アルヨ。外国人の名前は覚え難いから呼称は統一して欲しいアルヨ。お願いアルヨ。

    0
    投稿日: 2021.05.22
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    孤島に集められた10人が、子守唄の通りに殺害されてゆく!恐ろしくて鬼気迫るストーリーでした。犯人は思っていた人でしたが、巧妙なトリックまでは見抜けず脱帽です。お勧めしたい作品です。

    37
    投稿日: 2021.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    洋ミステリーを読んだのが初めてで、いきなり登場人物が10人描かれて最初は読むのが大変だと感じたが、すぐに内容がするする入ってきた。 でもこの人誰だっけ…?って読んでて何回も登場人物の説明を見返した、 全員が生き残りをかけてそれぞれ命を受けていて、最初以外は殺される直前の人を殺してそれを繰り返していたという予想だったが、見当違いだったようだ。 最後に手紙で犯人が誰であるかわかるという構成だったが、それまで全く犯人に関する絶対的なヒントはなく、最後まで誰が犯人であるかまったくわからなかった。

    0
    投稿日: 2021.05.15
  • 影響大!

    一度読んでおきたいと思った名作を初読。 それぞれ訳ありの登場人物10人が、孤島に集められて、童謡の歌詞通りに殺されていくというミステリー。 この設定だけで、後の世界中の作品に影響を与えているのが分かった。 人物描写も巧みなうえ、スリリングで緊張感があるし、最後の謎解きにも唸った

    0
    投稿日: 2021.05.08
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    途中から怖くて止めることができず、午前3時くらいまでかかって読了した。その後うとうとしながらも怖い気持ちが残っており、家族の寝言でビックリして飛び起きた。犯人かな?と思った人物も途中で殺されて、最後まで読んでいてとにかく恐ろしかった。

    0
    投稿日: 2021.04.29
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    アガサクリスティの人気作品ですね。 寝る前にベッドの上でよく本を読むのですが、怖くて寝れなくなることが何度かありました。笑 それくらい描写が鮮明で、読んでいる最中主人公達が頭の中で生きた人間として存在しているようでした。 物語は10人の主人公が「兵隊島」という豪邸を構えた小さな島に招待され集まるところからスタート。タイトルからも分かる通り1人ずつ何者かによって消されていきます。最終的に誰もいなくなってしまいます。誰の仕業か分からない、かつ巧妙な殺人の手口が特徴的です。

    3
    投稿日: 2021.04.24
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    烏兎の庭 第六部 4.25.21 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto06/diary/d2104.html#0425

    0
    投稿日: 2021.04.24
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    孤島に呼び出された10人の男女が、童謡の歌詞と同じ手口で次々と殺されていくというストーリー。アガサ・クリスティーは初めてだが、意外とシンプルな設定で読みやすかった。真犯人は途中まで全くわからず、最後までハラハラしながら楽しめる作品ではないでしょうか。

    12
    投稿日: 2021.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【名作文学を読む】 ネタバレ注意です! 好き勝手書きます。 ついに、ついに手を出したこの作品‼ アガサ・クリスティーの代表作にして、かなり純度の高い本格ミステリ‼ 半世紀以上たっても、様々なオマージュが作られる不朽の名作! ・・・・・・・と、正直かなりの期待値がありました。結果、その人気に恥じることなき名作でしだったと思います。 今でこそありふれているかもしれないこの手のミステリですが、その斬新さや衝撃性、それに付随する面白さが今なお残っているのは、本当に圧巻としか言いようがありません。 ちなみに、私は「そして誰もいなくなった」を読む前に、綾辻行人さんの「十角館の殺人」を読んでいて、この作品は「そして誰もいなくなった」の影響が大きいらしい、ということことは知っていたのですが、思った以上に似ていてびっくりしました(笑) さて、内容に入っていくと、冒頭の、必要最低限の登場人物紹介から始まり、軍隊島と不吉な動揺、そして謎の人物、U・N・オーエンが行う制裁・・・・・・・。非常に淡々と進んでいく割に、緊張感はすさまじく、もうこの小説の虜です。確かにオーエンは狂っている殺人魔なのかもしれませんが、なかなかシャレた殺人をします。ちょっとお洒落でかっこよく、陶酔してしまうほどの魅力的なキャラクターです。また、オーエンに制裁を与えられる十人の人たちも然り、それぞれが闇をかかえた、かなり後ろめたくて目が離せない人物ばかりです。 そんな中、最初の犠牲者が!――アンソニーの死と同時、変な話、私はワクワクが止まりませんでした! 始まった! 「そして誰もいなくなった」が始まったぞ! そっからはもうバーッと。遺体の様子まで淡々と書かれていてびっくりしましたが、それに伴う人間の心理描写(特にヴェラ)も研究され尽くしていた・・・・・・・!  もし私がこの十人の中だったら、マッカーサーのように半ば嬉しそうに狂って、もうおしまいなのだ・・・・・・・! と言っていたかもしれない・・・・・・・そんなことも考えて(だから私はマッカーサーが結構好き)思ったよりも全然早い登場人物の次々の死を目の当たりにしていきましたね。 そして何といっても思ったのは、『まったくトリックが分からない‼』ということ。こちらが疑問に出す点は当然登場人物たちが話し合いで話題に持ち上がっていて、こちら以上に色々考えて行動してくれるものの、オーエンの特定には至らない。完璧すぎる、いつ分かるんだ? と言うかほんとにこの状況で殺人ができるのか? ついにはそんな疑問が出てくる始末です。前述しましたが、かなり高度な、研ぎ澄まされたミステリの所以は、言わずもがなここにある! だからこそ、ウォーグレイヴ判事の独白はすっきりしたし、戦慄しました。いや、お前が書いてくんなかったら誰も分かんねえよ!  一体一体消えていく兵隊さん・・・・・・・そして、誰もいなくなる。後味は思ったより悪く、気に入っています。美しい、とまで感じます。 なんだか支離滅裂になってしまいましたが、感想を書いている時も、あのシーンやこのシーン、次々と思い出してきて、すっと頭に刷り込まれたように感じています。そのくらい、私にかなりの衝撃と興奮を与えてくれたのでしょう。 読んでおいて損はなかった! 是非、他作でもアガサ・クリスティーのミステリを読んで味わってみたい!

    0
    投稿日: 2021.04.20
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    小学生の頃に、クラスの中で頭が良くて、少しませている友達から「とにかく凄いから読んでみて!!」と勧められていた事を思い出しました。 その子は小学校の卒業と同時に引っ越してしまったのですが、深夜ラジオを教えてくれたりして、その後の自分に影響を与えてくれました。 あれから数十年・・・。 ○○君、もっと早くに読めば良かったよ。 ミステリの全てが詰まっている作品でした。

    30
    投稿日: 2021.04.19
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    面白くて一気に読み切ってしまった。序盤は登場人物の名前が覚えられずにページを行ったり来たりしていたが、そのあたりを乗り越えるとやめ時を失うくらい面白い。 あの時代にこのクォリティのものを出されたらそりゃ人気出るよなという感想。謎が解かれないまま「誰もいなくな」ってラストを迎えるが、エピローグとしてトリックをきちんと教えてくれるのは親切。

    0
    投稿日: 2021.04.17
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    なるほど。この間まで本に全く興味がなかったためこの本の存在は先週知ったばかりであるが、評価が異様に高かったため、図書館で借りてきた。あらびっくり3時間程度で読み終わっただろうか?最後の赤川次郎によるあとがきも良い。後味がとてもいい作品。とっても読みやすい。混乱することがない。あと1番いいところは、章の中にも細かくシーンの移り変わりで区切られていて、ここまで読もう!やっぱここまで!ってマラソン方式でスイスイ進んじゃう。

    0
    投稿日: 2021.04.07
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    初アガサ•クリスティ作品。 十角館の殺人を先に見てしまったからなのか、期待以上ではなかった。 でも、最後の結末は騙された?感はあった。

    0
    投稿日: 2021.03.29
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    原作を英語で読んでから、日本語訳をよみました。 内容はそのままで、やはり日本語ということもあり読みやすかったです。 二回目だからそこ発見する面白さもありました。

    0
    投稿日: 2021.03.23
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    はじめてアガサ・クリスティを読んだ(というかAudibleで聴いた)。読み終わってみると意外に驚きが少ないように思えるのは、たぶんいまや推理小説にとっては当たり前のことがふんだんに盛り込まれているからなんだろう。映像化もされているようなので、Amazonプライムで観てみる。

    0
    投稿日: 2021.03.15
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    島に招待されたのは、前科者一歩手前の、過去に何かしら後ろ暗いエピソードを持つ10人の人々。 島には他に誰もいなくて、連続殺人の犯人はこの中にいる、誰だろう?そしてなぜ、何のためにこの人たちが集められたんだろう?と考えながら、1人ずついなくなるたび怖くなりながらも先が気になって一気に読んでしまった。 10人の名前を覚えるのが少し大変だったけど、テンポが非常に良いのですぐに慣れた。 現在活躍されているミステリー作家から影響を受けた作品として多く挙げられているくらいなので、今まで最近の作品をたくさん読んでいた人には既視感があったり物足りなかったかもしれないが、推理小説はそこまで読んでこなかった自分としては、新鮮な気持ちで読み進めることができた。 読後は、不思議と凄惨さによる気持ち悪さはなく、納得感ですっきりとしていた。 今度は犯人の視点で読み直してみたい。

    1
    投稿日: 2021.03.11
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    非現実的でSFものかな?と最初思ったけど、一人一人いなくなるのも、全てにちゃんとトリックがあって、なるほどなーと最後には感心してしまいました。

    1
    投稿日: 2021.03.10
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    小説を一気読みしたのは何年ぶりだろう。 最初は登場人物一覧を参照しながら読んでいたけど、ご飯も忘れて夢中になってしまった。映画も楽しみだ。

    0
    投稿日: 2021.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初に亡くなった人と医者がグルで亡くなったと見せかけるパターンかなと考えて、はじめは犯人はロジャースさんの奥さんかなって思ってた 後半になるにつれてこれはもう11人いるでしょってなった ちがっててくやしー 最初まだ誰ともあってないのにブロアがこれから集まる人たちの名前を知ってたのが謎 ヴェラに彼氏がわざわざ弟が生まれてなきゃ遺産が入ってお金持ちだったのにって言うの変だから、てっきりほんとに殺してくれって暗に言っていて実行したら知らんふりされたんだと思ってたんだけど、実際どうだったんだろう 判事は顔を見れば有罪かどうかわかるといってたけどそんなの本人が思ってるだけだしな

    0
    投稿日: 2021.03.04
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    臨場感溢れる、これぞサスペンス!という一冊。 最初から最後まで全員怪しい! ハラハラしっぱなしで一気読みしました。

    0
    投稿日: 2021.02.28
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    高校の課題として本を買い、何気なく読んでいたが とても面白かった。 当時そこまで本は好きではなかったが、後半までずっとハラハラした展開で夢中になって読むことができた。

    0
    投稿日: 2021.02.23
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    中二冬、読了。  誰が犯人なのか、予想しながら楽しく読めた。ミステリー好きな人には、ぜひ読んで欲しい

    7
    投稿日: 2021.02.23
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    名作と言われる理由がわかった! ミステリの醍醐味である伏線を改めて楽しむため、そして正直名前が多くて全部を理解できているとは言い難い部分もあったのでこれはすぐさま再読しようと思う。

    0
    投稿日: 2021.02.19
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    中学時代だったかな?これとアクロイド殺人事件でクリスティにどハマり。 表紙にはインディアンが描かれていたから、人形もインディアンだったはず。現在では兵隊さんになっているらしい。初版はblack boy的な言葉だったらしい。個人的にはできるだけ初版の表現を尊重してほしいと思うが、難しいところで、やはり配慮は必要なのかな。 映像化された作品もいくつかみたけれど、なかなか原作の面白さには追いつていない気がした。

    0
    投稿日: 2021.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小さい頃にテレビで見た兵隊さんの歌がトラウマのように記憶に残っていて、この本原作のドラマのものだったと知って読んでみた。登場人物が多かったので、登場人物について戻って確認しながら読んだ。ミステリーに子供の歌がでてくるとやっぱり怖い。犯人が想像つかなくて、トリックが最後わかった時感動した。

    0
    投稿日: 2021.02.11
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    訳本は読みにくいのでちょっと敬遠していたが、ずっと気になっていたので読んでみた。 前半50ページは人の名前と背景を覚えるのに精一杯で挫折しそうになったが、100ページ過ぎたあたりから物語に惹き込まれていった。 日本にはない独特な言い回しが逆に心地よく、みんなが怪しくみえたしオチもまったく読めなかった。 ただ結末を知ると確かになー、、と思わせてくれる、手が届きそうで届かない気持ち良さがあった。 全体的な完成度がとても高い、そりゃ世界的ベストセラーだと思わせるような名著だと感じた。 もう一回読みたいなー。

    0
    投稿日: 2021.02.07
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    そういえば読んだことない王道を読んでみたくて。ただただ、怖い。「分からない」っていうのが勿論怖いんやけど、後ろめたい気持ちがあるとなんでも怖いよなぁ、と思いました。ただ殺害方法は至ってシンプルでした。あとこういうのによく出てくる謎の歌も漏れなく怖い。

    0
    投稿日: 2021.02.04
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    海外文学は訳に違和感があると物語に入り込めない所があるけど、これはとても読みやすかった。物語も現代人が読んでも違和感なく読める。これが82年前の小説だとは信じられないぐらい面白かった。

    0
    投稿日: 2021.02.02
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    外国小説だから仕方ないけど、人物の名前と職業が覚え辛く、何度も人物紹介を、行ったり来たりしながら読み進めました。最後の女性のシーンがゾクゾクしまして。読み終わってみれば、確かに犯人らしい人物が、犯人でした。

    0
    投稿日: 2021.01.30
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    さくっと読める長さなのに設定がきちんと詰まっていて大変面白いです。これをたくさんの作家が読んで感動して影響を受けたんだなと思うと、胸がキュンとします。何年経っても面白いものは面白いんですね。

    6
    投稿日: 2021.01.26
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    ミステリー界では超有名作であり、何度とその名前を聞いていた。しかし今日に至るまでページをめくる日は来なかった。 自粛生活を迎えて時間ができたことをきっかけにこの本を手にしたのだが、ミステリとしてのトリックや動機・アリバイなどの不可解な事件を探偵が解決していくスタイルではない。 最後に犯人による手紙によって、我々読者は犯人を知ることになる。 もちろん読んでいる途中に犯人は誰なのか知りたいと思ったが、それ以上に窮地に追い込まれたときの人間の心情のリアルさに引き込まれた。 皆が封じ込めていた過ちを暴かれ、次々と死んでいく島の人間。誰が犯人なのか、いつ襲われるのかわからない恐怖。 「私は狂っていない、狂っているのはあいつだ。」や「私は正当なことをしたまでだ。あれは殺人ではない。」と言ったように各々が自分を正当化し、自分を優れたもののように思い込んでいる(一部悟りを開いているような人間もいたが)。 普段ならばそう言った我を出さないにしても、こう言った窮地に追い込まれると誰もが自分が正しいと思い込んでしまうのではないだろうか。そういったことを感じさせられた一冊だった。

    3
    投稿日: 2021.01.25
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    設定も面白かったし後半のスピード感につられて一気に読み切ったけど、特に意外性の無い真相だったなあ、と思いました。

    0
    投稿日: 2021.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典名作というかミステリを書こうと思っているなら読まなければいけないんじゃないかと勝手に思って読んだ。 1945年の映画はみたことあったけど、内容が全然違う。 ラストは「十角館の殺人」がオマージュで使っているのだなと知った。 孤島の館や雪山の山荘で、「リアルな今」を無視して書くミステリはアカンと思うわけです。今書くならば、今の時代で書かないとおもろくない。まあ、近未来はアリかもしれんけど。世界から隔絶された空間を作る手間が昔よりかかってしまって、そこでまず「なぜ隔絶されているのか」の仕掛けが今は必要。 いろいろな方法は考えられるのだけど、こんな手間のかかる犯罪をするのはお金持ちじゃ無きゃ無理だなーというのは時代が変っても同じかなと思う。 いろいろ、読みながらいくつかアイデアは泡のように浮かんでは消えするわけで、それが脳に蓄積されてひらめくのを待っている感じです。

    0
    投稿日: 2021.01.23
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    これは凄い。 題名は聞いたことあるけど、こんな話あるのかって感じ。 最後の最後に全てが明かされるまで、それこそオカルトか心理的な何かなんじゃないのかと思ってた。 謎解き、そしてその動機の全てを含めて、納得のすごいミステリーだと思う。

    0
    投稿日: 2021.01.20
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    ミステリー好きを名乗るには、まず読んでおかなくてはいけない作品!と思いつつも、なかなか手が出なかった本作。 先に「十角館の殺人」を読んでいたせいか、読後はあっさりした印象を受けました。 ただこれが、80年以上前に書かれた作品だと思うと圧巻ヽ(°▽、°)ノ 特に後半のスピード感はお見事で、読み進める手が止まりませんでした。 そして、小説を読んでいて今まで感じたことのない恐怖心を感じて、霊的なものはまったく登場しないにもかかわらず部屋に一人でいるのが怖いと思うことがありました。←なぜ 個人的に翻訳本は当たり外れがあるのですが、今年はもっと、アガサ•クリスティに挑戦してみたいと思います^ ^

    1
    投稿日: 2021.01.08
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    最初は、和訳の関係のせいか読みづらく感じたが、話が動き出すとそれも感じなくなりました。 最後まで犯人は分からなかったが、特に意外性も無く終わった感じ。 本作は、他のミステリー作品を読む中でも名前がよく挙がり気になっていたので、読めてスッキリしました。この作品から影響を受けて沢山のミステリー作品が生まれたと思うと感慨深いです…。

    0
    投稿日: 2021.01.03
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    アガサ・クリスティの作品で初めて読んだ作品。 タイトルは知ってたけど内容は知らなかったので楽しんで読む事ができた。 まさにタイトル通り。

    0
    投稿日: 2020.12.31
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    名作というのは知っていたけれど、今まで読んだことがなかった作品。1人が亡くなってからの展開に目が離せなくて、怖いんだけど続きが気になって仕方なかった。さすが名作と言われるだけあって、推理小説をあまり読まない私でも面白かった。こんな状況になったら、私ならどんな心理状態になるってしまうんだろう…と、怖かった。集められたのが法で裁けない人というのも、なんだか考えさせられた。

    0
    投稿日: 2020.12.29
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    皆んなのレビューがあまりに良過ぎて過剰に期待して読んだせいか、少し満足感に欠けます。 でも、トリックは全くの予想外でした。

    0
    投稿日: 2020.12.23
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    翻訳本が苦手だった自分でも楽しんで読めた。初めは10人の登場人物を読み分けるのが大変だったが性格が異なるのでイメージしやすかった。それにしてもこんなにバンバンテンポ良く人が死ぬ小説だと思ってなかったのでびっくり。

    3
    投稿日: 2020.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    推理小説の名作。 クローズドサークルの代表とのことで気になって読んだが、童話に準えた殺人、人が減るにつれ人形の数が減っていく、屋敷のおどろおどろしさ、様々なところで不気味な雰囲気が漂い、読むにつれてどうなるんだろうと興味を惹かれていった。 最後はネタバラシもあり、気持ちの悪かったのも晴れてスッキリした。 オススメしたい作品

    2
    投稿日: 2020.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    十人の男女が、偽の口実でデヴォンの孤島の豪邸に呼び出されるところから話ははじまります。最初の夜、どこからとまなく声が流れて、そこに集まった人々全員が過去において、殺人を犯したというのです。 そして、そのどれもが法律の手の届かないところで人が殺されているー 部屋に飾られた10体の小さな兵隊と、童謡。童謡と同じ方法で一人ずつ死んでゆく男女、そしてひとつずつ減っていく兵隊。犯人はこの中にいる、犯人はいったい誰?と、まるで自分がその邸宅にいるかのようにのめり込んで読めました。 最後の最後に明かされる、犯人。えー?あなたが犯人だったの!?犯人の答えを知ってから、もう一度読みたいな。 はじめてのアガサクリスティでした、ハマりそう。あぁ、面白かった。

    3
    投稿日: 2020.11.20
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    最初はひとりひとりの紹介も兼ねて、順番に出来事が語られていくのだが、そこで外国の名前を覚えるのが苦手な私は、誰が誰だか分からなくなってしまった。登場人物のところを見ながら、なんとか読み進めたが、途中で飽きそうになり読むのをやめようかと思ってしまった…。が!!我慢して読み進めていると、先が気になってきて止めようにもやめれない。結局眠い目を擦りながら最後まで一気に読んでしまった。兵隊の童謡になぞらえてひとりずつ殺されていくのは恐怖と緊張感があった。

    12
    投稿日: 2020.10.06
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    王道も王道の時代を越えて読み継がれる名作。 改めてその凄さを体感した。 イギリスで刊行されたのが1939年。 80年以上前の作品とは思えないエネルギーに圧倒されてしまった。

    1
    投稿日: 2020.09.25
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    ちょっと期待しすぎた、、、 十角館の殺人この本に影響受けすぎやろ笑 あとオチの衝撃度も個人的にそこまで大きくなかったかな。

    6
    投稿日: 2020.09.16
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    最近ミステリーが好きなので、いろんな作家さんのエッセイにも出てくるミステリーの名作を。まずもって80年以上前に書かれたとは思えない引き込まれ具合で、どんどん読み進められた。不朽の名作と言われる所以を身をもって体感した。読み終えてトリックを知ってから読み返し中。 風景が目に浮かぶようだし、最初覚え辛いかなと思った登場人物たちも個性豊かで読み進めていくうちにスッと入ってきた。 アガサ・クリスティーを知らずしてミステリ好きは名乗れないから、他の作品も少しずつ読んでいこう。

    24
    投稿日: 2020.09.07
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    スラスラと読めた!面白い! 細かいところでそれぞれの人が犯人なのではないか?と思ってしまうような仕掛けがあって目が離せなかった。

    3
    投稿日: 2020.09.01
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    【感想】 言わずと知れた、アガサクリスティーの代表作の1つ。 ・・・にも関わらず、タイトルは聞いたことがありますが、一度も読んだことがない作品でした。 (というより、洋書の小説自体あまり読んだことがない・・・) ただ、読み始めるとすぐにグイグイ作品に引き込まれていって、気が付けば読み終えていました。 作品のエピローグにてネタバレが書かれているのですが、正直それを読まなくっちゃ、なぜこのように物語が進行していったのかさえ分からない始末・・・笑 1冊全部を読み終えて、ようやく腹落ちというか納得できた1冊でした。 なにより1番スゴイのは、この本が1937年に出版されたという事ですね。 イイ意味で、時代を感じない不朽の名作だと思います。 【あらすじ】 その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。 だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が響く… そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく・・・ 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。 【メモ】 p358 副警視総監はテーブルを拳でドンとたたいた。 「こんなことがあっていいものか。ありえないことだぞ。岩だけの何もない島で、10人の人間が殺害されていた。そして我々には、誰が、なぜ、どのように殺したのかも分からない」 メイン警部は咳払いをして、言った。 「実は、そうとばかりも言えません、副総監。正義にやたらこだわる異常者がいた。そいつは法律の埒外にいる犯罪者を裁こうとしたのですよ。」 p364 「島にはほかに人間がいたはずなのです。すべてが終わったあとに後始末をした人間が。しかし、そいつはそれまでの間、一体どこにいたのでしょうか?そして、どこに消えたのでしょうか?」 ため息をついた副総監は首を振ってから身体を乗り出した。 「だが、そうなると、いったいぜんたい、誰が10人を殺した犯人なのだ」 p365? ・トロール漁船〈エマ・ジェイン号〉の船長より、ロンドン警視庁に送付された証拠文書

    71
    投稿日: 2020.08.24
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    ミステリの古典とも言える作品だが、今読んでも古さを感じない。 「金田一少年の事件簿」を彷彿とさせる展開で(こちらが元だろうけど)、読みやすいのでミステリ初心者にも良いのでは。

    2
    投稿日: 2020.08.17
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    名作らしいので一度読もうと思っていた。さすが面白かった。ストーリーだけでなく、表現も光景がイメージしやすくて、楽しみながら一気に読めた。

    1
    投稿日: 2020.08.15
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    9合目あたりまで読み進め、「これ、ちゃんと終わるのか?」と心配になる。そこからの回収がテンポ良くすっきり。読み終え、なんとなしに最初のページを見かえすと、示唆が隠されているような、感慨深い始まり方。ところで、表紙が「ジョジョの奇妙な冒険」みたいでとても良い。そんなことないかな。

    8
    投稿日: 2020.08.15
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    面白かった〜!スマホがない時代ならではの物語だよね…。あとがきにも赤川さんが書いていたけど、変にグロテスクだったりしないのがいい。

    1
    投稿日: 2020.08.06
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    ページをめくる手が止まりませんでした。本を読んだ後に、映画でも観ましたがやっぱり本の方がハラハラして好きです。

    1
    投稿日: 2020.08.06
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    ★★★★☆ 4.2 孤島というクローズドサークル、互いを知らない登場人物、マザーグースの歌、歌に出てくる兵隊人形、そして殺人。本当に天才じゃん。中学生の頃この本を読んでミステリーが好きになった。あの時はかなり興奮したのを覚えている。 本作はそのものが素晴らしいのは当然だし、何度も読みたくなる。たださらに凄いのは、夥しい数のオマージュ作品を生み出したこと。 そのオマージュ作品が私の大好物だから高評価しています。この人のおかげで沢山の作家が成功し、同時に苦しめられてるのじゃないかな。

    6
    投稿日: 2020.08.06
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    赤川次郎イチオシ作品。 ・・・・納得。 嵐の中、脱出できない孤島の10人が次々と、、 読み進まずにはいられません。 今朝も雨が降っています。。

    1
    投稿日: 2020.07.26
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    初めて読んだアガサクリスティーの本 集められた10人が次々と殺されていくが、最後の最後んで全然犯人がわからない!第三者がいるのか!?と思いきや、こいつが犯人か!!!と めちゃくちゃ楽しかった!!!

    1
    投稿日: 2020.07.22
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    初アガサ・クリスティ☆ミステリ好きには有名な作品を今やっと読むことが出来ました(∩´∀`∩)♡なんでもっと早く読まなかったのだろう

    8
    投稿日: 2020.07.22
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    2010年早川書房発行の文庫版。一応再読なはず。だが、犯人は覚えていなかった。読んだ直後から考えると、「法律で裁かれない犯罪者を裁く」人は犯人の人物しかありえないような気がする。読んでいる最中は「法律で裁かれない」云々と考えさせないサスペンスな部分が名作たる部分か。

    1
    投稿日: 2020.07.18
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    はじめに登場人物として人名と職業をまとめてあるページは、カタカナばかりの外国人名がいっぱい出てくると誰が誰だか分からなくなってしまう私にはありがたかった。 ロマンチック思考と、嗜虐趣味と、強い正義感の共存。一瞬怖いと思うけど、誰でもその傾向はあるのかもしれないと思った。

    7
    投稿日: 2020.07.05
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    よく考えてみると、ちゃんと読んだこと無かったかな、と、思い、読んでみた。 「さすが!」のひとこと。 映画やドラマ、他の作家の作品などで、読まなくてもほぼ「読んだ」気になっているほど、内容が解っているにもかかわらず、読みながら、ワクワクする自分に気づく。 人形が「インデアン」から「兵隊さん」に変わっても、面白さは安定している。

    6
    投稿日: 2020.06.18
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    かなり前にスペシャルドラマを見て、 童謡の通りに人が亡くなっていく展開がすごく面白いなと思っていた。原作を読んだことがなかっので読んでみた。一人亡くなっていくに連れて他の人達の焦りが読み手にも伝わってくる感じがすごく良かった。

    6
    投稿日: 2020.06.06
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    初めてのアガサ・クリスティ 恐怖感と不信感にずっとさいなまれながら読み進めていきました。怖いけれど先が気になって最後は一気に読んでしまってました。 裁くことのできない罪を裁くには…そんな意味も込められている気がした

    0
    投稿日: 2020.05.20
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    面白かったけど、 正直、読み辛いかな 具体的な作品は思い浮かばないけど、 なんか色々と既視感を時々感じたのだが、 つまり、この作品を参考に生み出されたネタが多いって事なのかな、と思った

    1
    投稿日: 2020.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人が死んでいるのに、残忍な気配がないのは、最後まで犯人の影がないからだろうか? 犯人は血も涙もない冷酷な犯罪者ほど、恐怖を長く味わって精神的に苦しめるべきだとし、ヴェラ・クレイソーンを最後に殺した。ヴェラについて考えてみると、もしヒューゴが、彼女の罪に気が付かないままでいたらと考えついたとき、その後の展開に嫌な感じがした。気が付かれないなら、問題ない、暗に思う気持ちは誰でも持ちえたのではないか。 空恐ろしく思った。 一番気の毒なのは、だれだったんだろう。

    0
    投稿日: 2020.05.17
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    今まで読んできたあれらの本はこれを基にしてたんだなぁと思った。 翻訳された小説を読むのが久しぶりなせいか、読み進めるのに苦労してしまった。個人的には、呼び方は統一して欲しかった…

    3
    投稿日: 2020.05.14
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    青春をニコ動と共に過ごした人達、特に東方projectと呼ばれる作品を知っている人達なら、まず聞いたことがあるであろうこのタイトル 『そして誰もいなくなった』 僕も例に漏れず、その1人だ。 なんだか、厨二心をくすぐるこのワード。読んだこともない海外の小説。ストーリーも何も知らなかったが、U.N.オーエンという言葉だけは、何年もずっと頭に残っていた。 特に何かきっかけがあった訳では無いが、今回初めて読むことにした。 面白い、あまりに面白い。こんなに夢中になって読み進めた小説はいつぶりだろう。翻訳の読みやすさもあるが、アガサ・クリスティーの構成力にも脱帽だ! 読んでる最中、常に緊張が走り続ける。ただそれはストレスがかかるほどの負担では無い。心地よいのだ。なぜかその緊張が快感であり、永遠に続けば良いとさえ思った。本書の解説でも述べられていたが、嫌に過激で残酷な描写がないこともその理由の一つだと思う。 謎もすべて納得がいくようになっていて、最後はちゃんとスッキリできる。 ゲーム『かまいたちの夜に』 サウンドノベル『うみねこのなく頃に』 映画『シャイニング』 そして、小説『そして誰もいなくなった』 これらを並列したのは、”人が近づけない閉鎖空間で起こる狂気の事件”という共通テーマがある。(うみねこのなく頃に に関しては、モロこの小説の影響を受けている) 僕が大好きな空間、設定だ。 なぜこんな、心惹かれるのだろう。挙げてないだけでも、そっくりな設定の話はいくつもあるだろう。それだけ、人を惹きつける何かがあるのかもしれない。ただ、その源流にこの小説が存在することは間違いない。そう思った。

    0
    投稿日: 2020.05.13
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    王道のミステリー小説 初めて推理小説を読まれる方にもオススメの1冊で。 トリックが凝りすぎている訳でもなく 登場人物も最低限ですので わかりやすく、スッと読めるかと思います。 舞台は海に囲まれた、島。 クローズドミステリー中のクローズドミステリー!笑 自分の周りの人たちが亡くなっていく。 それも、自殺ではないようだ。 一体自分以外の誰が犯人なのか。 そして、自分は助かるのか。 そんな、ドキドキしながら読める作品にもなっています。

    3
    投稿日: 2020.05.13
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    鎖された孤島っていうワンシーン作品としては、規格外の登場人物数。 活かし切れるのか不安な所やったけど、10人もの人物が本当に生きて行動を起こしてるかのように、関わり合いが有機的に機能してた。 それだけに、地の文での同一人物名の表記揺れが気になった。流石に単なるミスではないやろうし、セリフ中の呼称差への対応策やったんかな。 真犯人が自分の中で候補としてすら挙がってなかったのは初めてかもしれん。お見事!

    2
    投稿日: 2020.05.06
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    今まで本をあまり読んでこない人生だったので、今になり有名な作品を読んでみたいと思い購読。 こういった作品を読むこともほとんどなかったが、読むほどに面白く、早く先を読みたいと思う本であった。 人間の心理の描写などセリフが絵になって浮かんでくるような作品だった。 著者の他の作品も今後読んでいきたい。

    0
    投稿日: 2020.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クリスティといえば、三大ネタバレ厳禁トリックで 「オリエント急行殺人事件」 「アクロイド殺し」 「そして誰もいなくなった」 映像化されてますが、あの「やられた」読後感は 本なればこそ。  再販の版によって、差別的用語が書き変わっており、違いを見つける楽しみも。インディアン島➡︎兵隊島 「そして誰もいなくなった」 現題は「TEN LITTLE NIGGERS」 Niggerは黒人を侮蔑する際に使用される禁句ワード。もともと意訳タイトルなのですが、マザーグース見立てなのに、兵隊だと繋がらなくなりますね

    2
    投稿日: 2020.05.01
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    最後のエピローグまで読者に犯人を分からせず、最後の最後にスッキリするのは、流石である。 そして、もう一度、確認する為、初めから読み返した。 ただ、外国人の名前でなかなか頭に入ってこないところだけ難点だったが。 他のアガサクリスティの作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2020.05.01
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    ☆31-04-29から01-05-06ロシア旅行・シベリア鉄道読書 03-08-21_22コロナ緊急事態宣言中読書

    0
    投稿日: 2020.04.28
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    数年前から何度か挑戦していたが、何故か挫折していた。 今回は、挫折の原因となるシーンを軽く読み飛ばす事で克服した。 本書があまりに有名過ぎて読む前からあらすじもオチも知っていたが、改めて読んでみると楽しく読めた。 ただ、全ての事柄が犯人の思惑通りに運び過ぎて、少し納得いかない部分もあった。 しかし、総合的にはおもしろく良い時間となった。

    0
    投稿日: 2020.04.21
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    次に誰が死ぬのか、どうやって死ぬのか、早く知りたいという一心で読み進める手が止まらなかった!童謡に倣った死に方というのも興味深かった。 これは個人的な話ですが、祖父からの借り物なので登場人物の職業が名前の横にメモしてあって読みやすかった。 犯人はまあ分かるわけがないよなあ。最後の最後で私たちにだけ犯人が明かされるのも斬新で面白かった。だけど他の人がおっしゃっているように犯人の殺人の動機が浅い。いや、10人(9人)も殺すほどじゃないでしょ、みたいな。 和訳文庫ならではの表現も多々あって時々よくわからないところもあったけれど、本当に面白かったです。

    0
    投稿日: 2020.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルは知っていましたが、読んだことがなかったので読んでみました。 いやーーー。すごい。 正直最初は登場人物が覚えきれず、何度も手を止めては登場人物一覧を確認していましたが、ある一定のページからは、もうとにかく続きが気になってページをめくる手が止まらなかったです。 童謡に準じて人が死んでいくという所になんとも言えない恐怖感があって、こんなにヒントがあるはずなのに犯人がわからない。なのにどんどん人が死んで減っていく。 読み終えて犯人が分かった今、改めてもう一度読み直したいと思っています。 あ〜〜そういう!?となると同時に、人間の底知れぬ怖さというか精神性を垣間見た気がします。 いやーでもこのプロットを書けるって本当にすごい… シンプルなThe ミステリーっていう感じがします。 日本の文庫になれているからなのか、訳の関係でなのか冒頭はすらすら読めませんでしたが、事件が起こり始めてからはもう集中して読み進められました。 読みながら自分なりに犯人が誰なのか考えて頭使ったな〜〜って感じです。 この方の他の作品も読んでみたいなと思いました。 でもミステリーは長編だと疲れそうなので1日2日で読みきれそうな長さのものでチャレンジしたいです!

    0
    投稿日: 2020.03.29
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    島に集められた10人が、ある歌に沿って次々消えていく、、、 最後に犯人が読者にだけ明かされるのは最近のミステリーにはあまりないのではないかなぁ。 タイトルの通りになると分かっていても飽きがこないおもろしろい小説だった。

    1
    投稿日: 2020.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2、3日で読了 登場人部が多いため、覚えるのに苦労する が、これはちゃんと把握してから読んだほうが面白い アッサリ終わっちゃうから後味も軽いけど、冷静に考えるとサイコパス、、 狂ってる判事がいたらとても恐ろしいがしかし、人間誰しもそういう面はあるのかもと思ったり まぁ実行するかしないかで、堕ちるか否かが別れるけど wowakaさんがこの本が一番好きって言ってたけど、あの人はこれを読んで何を感じたんだろうか

    1
    投稿日: 2020.03.20
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    最初は登場人物が多く、名前と職業・性格・雰囲気などを一致させるのに戸惑ったが、それがしっかり把握できればあとはどっぷりとミステリーの世界に入り込め、一晩で読み終えてしまいました。全く予想できなかった犯人に驚きましたが、犯人がわかってももう一度読んでみたい、そう思わせてくれる作品でした。

    0
    投稿日: 2020.03.18
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    登場人物の死は、自分がその登場人物にどれだけ思い入れがあるか、どれだけその人物を理解しているかで衝撃が変わる。 今回は一人一人を理解する前に色々殺されたので、そこが物足りなさを感じる原因であると感じた。 そういった意味で人物描写って大事なんだなって思いました。

    0
    投稿日: 2020.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中までは面白かった。 ただ犯行の動機が浅い気がするし、最後の犠牲者も、殺されるのを怖がっていた割にあっさり自殺するし、色々と納得のいかないラストだった。

    0
    投稿日: 2020.03.12
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    ミステリー小説の代表のような本。なんとなーーーーく話のイメージは、ついたけどまぁ13階段とか容疑者xのような衝撃は、なかった。 昔からあるミステリーでシンプルだけどよみやすかった。ミステリーって犯人いるんだ〜って感じがした。でもすごくよみやすかった!

    0
    投稿日: 2020.02.13
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    ミステリー不朽の名作と言われる本書に興味を持ち、読み始めました。続きが気になり、気がつけば人数が三人になっていました。 法律では裁けない人間が殺されていくストーリーから感じることも多く、罪とは何かについても考えさせられました。恐怖と不安による人間内面の揺れ動きが細かに書かれており、そこも面白いと感じたポイントでした。 ミステリー小説の入門としてお勧めできる一冊です。

    2
    投稿日: 2020.02.10
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    とてもおもしろく一気に読んだ。たまらない緊迫感があった。様々なミステリーの元祖と言われるのが良くわかる。

    0
    投稿日: 2020.01.18
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    まともに読書してこなかった自分が大学4年に読んだ本。 初のミステリー本だったこともあると思うが最後は鳥肌ものの衝撃だった。 読書の面白さに気づかせてくれた忘れられない本。

    1
    投稿日: 2020.01.07
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    私にとって初めて読んだアガサクリスティーの作品である! 最後の最後で全ての経緯やトリックが明らかになるが、途中何となくこの人が犯人ではないか!?と考えさせるヒントが散りばめられている! しかし、私は最後まで分からなかった! それでも読み終わった時に嫌な後味が残らず、すっきりして終わる作品で、そういうところも魅力的だった!

    1
    投稿日: 2019.12.31
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    長い間、高い評価を受け続けている理由が分かった。 後書きにもあったが、登場人物が1人ずつ減るごとに人間関係が微妙に変わっていく様が描かれているのが印象深かった。 この作者のミステリーは絶対にはずれない!と思わせるような素晴らしい小説だった。

    1
    投稿日: 2019.12.27
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    著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)

    0
    投稿日: 2019.12.23
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    知り合いに勧められて読んだ本。 めちゃめちゃ面白い!この言葉に尽きる! 日本の作家さんとはまた違った面白みがある! 久しぶりに唸った作品でした。ストーリー展開がとても面白い

    0
    投稿日: 2019.12.21
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    オリエント急行、アクロイド殺しと並ぶであろう話のキモとなるトリックが超有名な、アガサの代表作。 話の筋は知っていても、後味が悪い結末だろうと今まで読まず嫌いをしていた。 が、読まずにいたことを後悔した。これは一度は読むべき一冊。 内容は確かに、重くて暗い。しかしポアロのカーテンを思わず連想した。そしてそれ以上に、ハラハラドキドキが止まらず、つまり頁をめくる手も止まらない、一気読みである。

    0
    投稿日: 2019.12.13
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    「ミステリー小説って登場人物多いし難しいトリックを使うから読むのがめんどくさいんだよね〜´д` ;」 と私は以前までそう思っていましたがこの本に出会ってからその偏見がなくなりました。 登場人物は10人ですが皆んな個性が豊かな人物なのですぐに覚えることができます。 そして頭の中に物語の情景が浮かび上がるのでまるで映画を見ている感じで本を読み進めることができます。 難しいトリックも出てきません。 ぜひ、夜中に布団の中で読んでみてください。 犯人は誰なんだろうと心がソワソワしながら読むのが楽しくなります。 最後まで読んで犯人が分かった状態で読み返すのも面白いですよ。

    0
    投稿日: 2019.12.11
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