
総合評価
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powered by ブクログ面白い。 クリスティの処女作とあって、後のような思いもつかないような書き方?はないものの、彼女の代表的なキーワードであるフーダニット(whodunit=who done it)の素晴らしさはこの時からあるのでは? 読んだのが昔すぎてあまり詳しく覚えていないので、また読み返したい。
2投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
5月の課題本でした。 クリスティはぼくの読書歴の中で二度目です。一度目は『そして誰もいなくなった』でした。まだ感想も言っていないのにこう言ってはなんですが、そして誰もいなくなったの方が面白かったように思います(読んだのは中学の頃) さてスタイルズ荘の怪事件でございますが、 ぼくはこういう落とし方が非常に苦手、というか嫌いでございまして、一度犯人説を否定しまった人物、実はそれが真犯人で…などと言われてしまったもうお手上げでございます。わかるわけないじゃん(合理化)。 あからさますぎる人物は犯人ではない、というミステリの定石を突き崩した、という観点からすれば非常にデキはいい気はしてる。でも納得がいってない、といった感じ。 クリスティの処女作というわけで、処女作ならではの荒削りな雰囲気はなかなかいいと思います。いうほどクリスティ読んでないから非常に生意気な発言ですけど。 ポアロ初登場にしてとんでもない奇行を重ねに重ねて登場人物の中で浮いていたなぁ、っていうのは著者の思惑通りといったところか。そういうキャラ付けですしね。まぁ、シンシアに突如婚約を申し込むヘイスティングスもどっこいだと思うけれども。 キャラが多すぎかつ同じような名前がいて、キャラごとに呼び方が変わるから非常にうっとうしいというか頭を混乱させられる。だんだん減っていくのかと思ったけどそんなことはなかった。(ただバウアスタイン博士は突然のスパイ設定で消えましたけど。一番度肝を抜かれたね)ここまで書いて思ったけど叙述(なのかなこれは)にしては情報が少ないなぁとも思ったり。とはいえ簡単に結論に到達するようなミステリじゃ面白味のかけらもありませんけどね。 そんなところです。ABCとアクロイド積んでたはずだから読まないとね。
0投稿日: 2013.05.22
powered by ブクログアガサデビュー作。ポアロシリーズを読んでいると、ポアロの『美しいもの、洗練されたもの、整頓されたもの』を大事にする性質は、人間にとってとても大切なものではないか?という問いかけを、何度も感じる。処女作ですでにそのテーマはしっかり根底にあるように思う。
0投稿日: 2013.03.31
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アガサ・クリスティのデビュー作にして、名探偵ポアロのデビュー作でもある。 エルキュール=ポアロ。 名前は知っている。 シャーロック・ホームズに並ぶ知名度ではないか。 日本だと赤川次郎さんのようにユーモアがある推理小説。 エンターテイメント性が高い。 どろどろし過ぎていない作風も良い。 だからと言って、軽いというわけでもなく。 海外小説が苦手な方にもおすすめ。
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログ今年はポアロシリーズを読んでみよう! …という事で、記念すべき一作目「スタイルズ荘の怪事件」。 何よりも嬉しかったのが、昨今ではあまり見られない上品さ、優美さ。 登場人物の会話一つとってみても、読んでいて心地よさを感じます。 (最近のは眉をひそめたくなるような会話も多いですから~^^;) 資産家の女主人の毒殺、というよくある設定ながらも、 これが現在のミステリを形作っているんだと思うと、感慨深いですね~。 ポアロのキャラも個性的で面白いし、 どこまでも振り回されるヘイスティングズが気の毒で(笑) 二転三転する犯人像、意外な共犯者。うーん、これは予想外だった。 面白かったです♪
3投稿日: 2013.01.09
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二重のオチというか でも冒頭のクリスティの孫?だかの文章読んでたのでなんとなく予想ついてしまったのは残念。
0投稿日: 2012.12.23
powered by ブクログポアロシリーズ。 旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早早事件に巻き込まれた。 屋敷の女主人が毒殺された。 難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、 ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。
0投稿日: 2012.12.19
powered by ブクログクリスティのデビュー作とのこと。 たどたどしいと感じる部分もあるが、後の作品にしばしば見られるような惰性もなく、練りに練った雰囲気が好ましいし、また実際面白かった。 ポアロがなんだか可愛らしい。
0投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログクリスティ文庫第一弾です。 クリスティのデビュー作です。 クリスティはこれを書き上げて、5つの出版会社に持ってったそうですが すべて却下され、最後の一つの会社から出版されたそうです~。 で、今は誰も名の知らない人はいないほどの大作家。 人生ってすごいね~。 でも5つの会社に受け入れてもらえなかった作品だから 安っぽい推理小説なのかと思って、おそるおそる読んでみたけど 行けるよ~!! だって、犯人最後まで分からなかったもん。 やっぱり名のある人の作品はすごいんだな~って思いました。 推理小説の王道を行く作品です。 ポアロも初めて拝めたし~。 クリスティ文庫、制覇します!!
0投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログさすが、クリスティーですよね。 久しぶりに読んで思いましたー。 女性が読むと面白いのかもしれない。
0投稿日: 2012.11.25
powered by ブクログ旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々事件に巻き込まれた。 屋敷の女主人が毒殺されたのだ。 難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。
0投稿日: 2012.11.18
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再読。 ポアロ初登場の作品。 様々な人の勘違いから、謎が一層絡まり合って難しくなってしまう一例の事件である。例えば、一会話の当事者の取り違えや、逢引きの当事者や、そのあたりである。しかし、口論の当事者が実は違っていたという点までは及び得なかった。 トリックの方は簡にして明快。本書を読む際に推理すべきポイントは、一に「どこから致死量のストリキニーネを摂取せしめたか」。どうして致死量のストリキニーネを嚥下せしめたか、を推理するのは難しい。まず、その点を押さえられればいいところ、なのではないかと読んで思う。臭化カリを混ぜると、ストリキニーネが固体となって沈澱するなどという知識は、およそ一般人が持っているはずもないだろうし。 本書の筋立ては、読者を飽きさせない。ポアロの人となりも魅力的だ。やはり、ミステリの巨匠たるやを改めて思い知らされる。
0投稿日: 2012.10.23
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ポアロ初登場の作品とあって、読み応えがあり少し難しく思いました。しかし、ポアロの説明はすべて納得のいくものであり、驚くような人間関係があって楽しめました。
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログミステリー作家として名高いアガサ・クリスティーの処女作であり、かつかの有名なエルキュール・ポアロが初めて登場する長編小説。 富豪の老婦人が殺されるというありふれた事件で、スリル満点とは言いがたいですが、二転三転する展開や最後の意外なトリックはさすがと言わざるをえません。 ポアロのキャラクターもとてもユニークで愛嬌たっぷりです。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログアガサクリスティの1冊目。典型的な推理小説。今まで読んだ他のアガサクリスティに比べると、興奮度は低め。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログ【再読】 ポアロ初登場、そしてアガサ・クリスティ処女作。 以前読んだのが小学生だったので15年前。すっかり犯人を忘れていたので驚きました。 ポアロシリーズは私がミステリー好きになったきっかけでもあります。 そういう人、多いんじゃないかな? 『アクロイド殺し』『オリエント急行殺人事件』はもう一度読もうかな。
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログアガサ・クリスティーを侮っていたとしか言いようがない!! ハラハラドキドキのスリルと疾走感すらないものの、 時代を超えて愛されるに足る安定感があるとおもう。 人物のせりふが回りくどかったり小難しかったりするのが難点だが、 最後のまとめかたはすき。
0投稿日: 2012.06.27
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ポアロさんとキャプテン・ヘイスティングの初登場のお話。勝手ながらヘイスティングの女性を見る目が(笑)となってしまいました。そして小学生の恋物語か!とちょっと突っ込みを入れてしまいました。このお話を推理小説として一緒に読み解こうとするとあちらの国の法律を知らないと分からないなぁと。当たり前ですが文化も語源も違う国で起きた事件を全く違う文化圏域の人間が考えるのは、生活背景が分からない分難しいと常々思います。でも人間の心理は国境を越えてどこも似たようなものですね。ポアロのキラキラした目を思い浮かべながらその足取りを追うことは、楽しげな迷宮に迷い込むような気持ちになります。
0投稿日: 2012.06.22
powered by ブクログ中学生のころにひととおり読んだ名探偵エルキュール・ポアロのシリーズ。 旧訳の文庫はぜんぶ実家なので、久しぶりに読みたくなって新訳のものを購入してしまいました。 久しぶりすぎてほとんど内容を覚えておらず(おおまかな流れとか犯人は読んでるうちに思い出したのですが)、すごーく新鮮な気持ちで読むことができました(笑)。 ポアロは好きな探偵なのですが、今読み返してみるとそれに振り回されるヘイスティングスの気持ちもわかっちゃう気がします。
0投稿日: 2012.06.02
powered by ブクログ戦傷の療養中に、旧友のカヴェンディッシュに招かれて スタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々、 屋敷の女主人が毒殺されるという事件に巻き込まれる。 この事件の調査に乗り出すことになったのは、 ベルギーから亡命して間もないエルキュール・ポアロだった。 親友であるヘイスティングズをときに戸惑わせながらも、 ポアロは驚くべき推理力で真相に迫っていく。 名探偵ポアロ初登場の作品であると同時に、 クリスティのデビュー作であるという記念碑的な作品。 原題「The Mysterious Affair at Styles」。 クリスティの作品は一、二作を除いて未読であるうえ、 読んだのがかなり前のことなので内容を忘れてしまっているため、 クリスティのミステリを読むのはほぼ初体験のような感覚だった。 まず、ポアロの造形が実に名探偵然としていて楽しめた。 やや過剰とも思えるほどに自信家であるところや、 もったいぶって最後まで真相を語りたがらないところ、 また、奇妙な言動で相棒を困惑させ、呆れさせるところなど、 「これぞ名探偵!」と快哉を上げたくなるほど。 まぁ、ポアロは、名探偵の歴史における始祖の一人であるから、 それは当然のことではあるのだが、それでもうれしくなってしまう。 そして、デビュー作とはとても思えないほどに上質な よく作りこまれたプロットには脱帽せざるをえない。 やや複雑な構成でありながら、説明が簡素であるため 少しわかりにくい印象を受けるかもしれないが、 最後の、ポアロの謎解きを読んでみれば、 随所に伏線が張られていたことに気づかされるだろう。 二転三転するストーリー、そして意外な犯人。 王道というか、やはり元祖、と言うべきか、とにかく素晴らしい。 クイーンとは違い、人物造形に茶目っ気が感じられるところや、 物語を彩るロマンスがどことなくかわいらしい印象なのは、 やはり女性ならではの持ち味ということなのだろうか。 個人的には、ヘイスティングズが、ポアロからの評価を やけに気にして一喜一憂しているところにおかしみを感じた。 今まで手にとらなかったことを深く後悔。 これからはクリスティもどんどん読んでいこうと思う。
0投稿日: 2012.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クリスティー自身の処女作であり 灰色の脳細胞を持つ、名探偵エルキュール・ポアロの デビュー作でもある。 幸運なことに、私自身も初めて手にしたクリスティー作品。 まだ十代始めの当時の私からすると 結構衝撃的な展開だったw 嫌いじゃなかったのー?! まさか!エー!と、なんだかあるのか、無いのかわからない 乙女心が、ちょっとだけ傷ついた様な・・w 大人はずるいのです…w 処女作。ということもあって 黄金期の作品と比べたら、少々荒さも感じたりしなくもないが それでも、十分に読み応えのある作品だと思う。
0投稿日: 2012.05.02
powered by ブクログアガサ・クリスティーの第一作ということで、アクロイド殺しに続き、本書を読んだ。今読むと、いたって普通のミステリだが、これが90年も前に書かれたと考えるとやはり、アガサは偉大だ。
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログポアロ初登場の本だそうで。 何となくポアロは現地調査とかしないイメージだったのですがこの本では一応しておりますね。初登場だったからかな? 序文のもっとも疑わしい人を疑わしく思わせないような工夫と言うのはなかなか面白い見方だな、と思いました。ただ何であの彼女がある人物を毛嫌いしているかわからなかったのでその辺りは疑問に思っていたんですけどね。最後になるほどこういうひっくり返し方があるのかあと思ったのですが何となくズルイやり方じゃないかとも思いました。
0投稿日: 2012.04.02
powered by ブクログ翻訳モノは苦手なんですが、とても読み易かったです。 訳がよいのか、クリスティの書き方がよいのか。両方かな。 恥ずかしながら初めてのクリスティ。 クリスティ文庫は刊行順なので、分かりやすくてよいですね。 まだまだたくさんあるので楽しみです。
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログアガサ・クリスティーのデビュー作! 第一作とは言っても全く隙なく私をおおいに迷わせ 見事に予想だにしない結末を見せてくれました。 ただ、以前読んだ作品と同じ手口が出てきたのが驚いた。 たくさん書きすぎて年とってこの手法使ったの忘れてたのかな。。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログわたしは、シャーロック・ホームズも刑事コロンボも映像から入って書籍へと流れてきたタイプで、エルキュール・ポアロも同様です。書籍を読んで映像が浮かぶよい作品でした。翻訳も問題なかったです。ヘイスティングの視点で物語は進むので、もう一度ポアロの視点で読み返したいと思いました。
0投稿日: 2011.12.05
powered by ブクログ青い鳥文庫に引き続いて読了。 驚くべきことに、青い鳥文庫とほとんど同じだった! 脚注、挿し絵と漢字にルビがあることと、細かな言い回しが違う程度の差。 文章や物語の一部が略されていることも無かった。 強壮剤のレシピと説明は、こっちの本の方が良かった。 ヘイスティングズは鈍いけど、ちょっとかわいそう…。 でもあのプロポーズは、誤爆としか言いようがないよね…。
2投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最高! 登場人物達の動きが実に自然で、その上で謎が起きている。 犯人がわかってしまうのが難点か。 ベッドの上で名前呼べば、メタ視点的にはそいつが犯人だわ。 まぁけどそいつがまず真っ先に疑われるけど、捜査でうまいぐあいに容疑者から外れるのがいい。
0投稿日: 2011.10.31
powered by ブクログ旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早早事件に巻き込まれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作が新訳で登場。
0投稿日: 2011.10.04
powered by ブクログほぼ初と言って良いくらいの洋書。 訳も回りくどくなくすらすらと読めた一冊。 なんだけども。 やはり文化の違いなのか、いまいち馴染みにくい。 ミスだとかミセスだとかミスターと言う呼び名に馴染みがなかったので、誰が誰だか分からなくなる、と言うこともままあり…… 流し読みで終わってしまって、何と言うか評価できるほど読み込めてない感じ。 どうすればもっと洋書に馴染めるのか考えさせられた作品でもあるかも。
0投稿日: 2011.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3年ぶりに、スタイルズ荘を読みました。 今度は、楽しく読めました。 アガサクリスティの小説は、 イギリスの文化を理解していないと、 なかなか想像できませんでした。 イギリスにおけるコーヒーとココアと紅茶の位置づけがよくわかっていませんでした。 また、ポアロものは、ベルギー人ということで、イギリスにおけるベルギー人の扱い、 イギリスにおける外国人に対する態度など、想像ができませんでした。 映像作品で、具体的に見ることができて、 ポアロの台詞、態度が想像できるようになりました。 文字を読んでいくと、映像が浮き上がってくるので、 話の筋に集中することができるようになりました。
0投稿日: 2011.08.04
powered by ブクログ推理小説の犯人は、いかにもって人物よりも、まさかあの人がって場合が多いんだけど、そう考えながら読むと面白い。と、冒頭の解説に書いてあったのでそのように読んでみた。正直混乱するだけだった。 ポアロ一作目だけどそれなりに作ってあって納得。
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ポアロの始まり。典型的なミステリなわけだけど、それでも良作。正直一作目から一事不再理取り扱うって結構すごいことなんじゃないかな。
0投稿日: 2011.04.15
powered by ブクログ超有名英ミステリ作家アガサ・クリスティの処女作。 映画化もされ、今もファンが多い名探偵ポアロものである。 正直者で、少しにぶい好中年ヘイスティングズの語り口で、物語は進む。 古典的なミステリの手法に乗っ取って、全ての手がかりを提示。読者が謎解きを楽しむことができる。 ……それより、私は、ヘイスティングズ氏の性格が好きです。
2投稿日: 2011.03.28
powered by ブクログかなり久しぶりに再読。 これがデビュー作とあって荒削りではあるし、今ではありがちなミステリでもあるけれどポアロの初登場作品でもあるし、ときたま読み返している。 ポアロの性格が後の作品と微妙に違っていたりして興味深い。 幸いにして(?)忘れっぽいというかザル頭なもので細かいトリックや犯人もうろ覚えという始末で、なんど読み返しても楽しめる…(汗) 他の作品も同様である。 アホも時にはいいもんだ。
0投稿日: 2011.03.21
powered by ブクログデビュー作だというのに、この安定感! ポアロのキャラクターがまだあんまり定まっていないのか、テンション高めだったのが可笑しかった。 ヘイスティングズもいい味出してるー
0投稿日: 2011.01.24
powered by ブクログうーん、やっぱり犯人には驚きました。 話のテンポはちょっと中だるみしていたようにも感じられましたが、読んでいて面白いと素直に思えました。これがデビュー作なんですねぇ。 また、若干の恋愛要素を入れるのは最初からだったんですか。まぁ、推理小説であろうとなかろうと、恋愛というのはどこかしら出てくることではありますが。
0投稿日: 2011.01.10
powered by ブクログクリスティーと名探偵ポアロのデビュー作。 デビューからこのレベルという事に正直脱帽☆ まさに”意外な犯人”が登場した事にビックリです。 美人に揺れるヘイスティングス大尉は初登場から変わらず。
0投稿日: 2010.12.23
powered by ブクログ初クリスティ。90年も前の作品なのに古臭さを全く感じなかったです。文章は勿論、設定も読みやすかったですし。スタイルズ荘の人々が、勝手にイメージしていたイギリスの富豪そのものだったので、余計に取っつきやすかったからかな?推理そのものは、本格と言われるだけあって奇をてらったものはありませんでしたが、それだけに端整。ドミノ倒しのような謎解きでした。驚いたのは、ポアロが思いのほかキュートでスマート(頭が切れるという意味で)だったこと。もっと偏屈なひとかと思っていたので、好感を抱きました。対してヘイスティングスの助手ぶりは…(笑)
0投稿日: 2010.10.21
powered by ブクログポワロもの。 ヘイスティングスは、友人のジョンの家を訪れている。ジョンの継母は誰が見ても財産目当てだろうと思われる男と再婚しており、それが家族の悩みの種。継母の友人は男を非難し、家を出て行く。暫くして継母が毒物死を遂げる。犯人は誰か。毒物はどうやって服薬させられたか。家族はお互い何かを隠しており、また庇い、複雑な状況。 ポワロは語り手ヘイスティングスよりずっと灰色の脳細胞が活発なのでw、ヘイスティングスの思わぬところで、ポワロが奇声あげたり、居なくなったり、犯人でないと知りつつ……あり。アガサが薬剤師だからこその、とても読み応えある作品。そして女性だからこそなのか。男がもどってくればそれでハッピーエンドなのだろうかと少し思ったり…
0投稿日: 2010.10.17
powered by ブクログポアロもの。ヘイスティングズによる語り。英国に帰還したヘイスティングズはポアロと偶然再会する。そのきっかけともいえる一家の主である老婦人が死亡し、二人は調査を開始する。婦人の夫には毒薬購入の証拠があり、犯行時のアリバイはなく、どう見ても犯人だったが、ポアロは警察に働きかけ、逮捕を見送らせる。
0投稿日: 2010.07.23
powered by ブクログクリスティと、そして彼女の生み出した名探偵ポワロの記念すべきデビュー作である。 ポワロはベルギー警察を引退しようかという年齢。恐らく60歳くらいかな。対して、相棒であるヘイスティングズは30歳。若いな^^ 旧友の招きでスタイルズ荘を訪れていたヘイスティングズは、その街でかつての友であるポワロと偶然出逢う。 ポワロは、祖国であるベルギーから戦争のためイギリスへ逃れてきており、それを援助していたのがスタイルズ荘の女主人ミセス・イングルソープだったのだ。 再会を喜び合う間もなく、ミセス・イングルソープが毒殺される。そうして、ポワロが解決へと乗り出すのだ。 本作品の初読は20数年前だが、今回で何度目の再読となるのかもうわからないほど読み返している。 それでも、やはり楽しめるのだから、素晴らしい。 冒頭部分はゆっくりと進み始め、終盤以降、スピードが増していく。 法廷の部分など、ページをめくる手を止めることができないくらい。結果がすでにわかっているというのに、だ。 ポワロの捜査の基本は会話だと思う。 人との会話。 ポワロの異国的な、そして滑稽な風貌から、人は警戒心を解き、饒舌になることが多い。 その会話の内容が真実であろうが、作り物であろうが、ポワロの中では整理され、必要な情報と不必要な情報とに分類される。 同じ会話を聞いているはずのヘイスティングズには、それがわからない。 ヘイスティングズのイライラする姿が、何となく可愛くてクスッとさせられるのは、読んでいる自分と重ね合わせているからだろうか。 本作は、クリスティ初期の作品であるので「謎解き」の部分がメインになってはいる。人物像も非常にわかりやすく描かれているのだが、多少大げさな感じもある。その分、不自然なぎこちなさが無いわけではない。 しかし、人の心の動きの描き方はとても巧い。 だからこそ、何度読んでも楽しめるのだ。 一度目は「謎解き」を楽しみ、二度目、三度目は、「伏線」を見つけることを楽しんだり、人の心の動きを追ってみたり。ストーリー自体を楽しむことのできるクリスティ作品。 この事件後、ポワロはいくつもの難事件を解決することになる。時にはヘイスティングズを相棒とし、時にはイギリス警視庁のジャッップ警部を相棒としながら。 そのデビュー作である本作は、クリスティを読む上で外すことのできない大切な作品である。
0投稿日: 2010.06.29
powered by ブクログ内容 旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早早事件に巻き込まれた。 屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、 ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。 不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作。
0投稿日: 2010.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アガサ・クリスティの処女作であり、名探偵エルキュール・ポアロが登場する初めての作品。クリスティファンであればぜひ読んでおきたい一冊。
0投稿日: 2010.06.11
powered by ブクログ初クリスティ。 初ポアロ。 最初のほうは相変わらずカタカナの名前に混乱したけど、結構すんなり登場人物は呑み込めた。ポアロかわいいです。 矢沢さんの訳、結構好きでした。読みやすくて。
0投稿日: 2010.04.14
powered by ブクログちょっと改稿。 それにしても、ポアロシリーズは長いですね。これが初登場ですが、こんなに書いてしまうと才能が枯渇しそうなのに、さすがです。 あらすじとしては下記のごとくです(ネタばれはありません)。 負傷したために、一時戦線離脱した ヘイスティングズ。彼は旧友である ジョン・カヴェンディッシュ の誘いを受け、彼の豪奢なスタイルズ荘を訪ねて殺人事件に出くわす。ジョンの義理の母であり、スタイルズ荘の現在の持ち主、 エミリー・イングルソープ夫人 が彼女の再婚した夫、 アルフレッド・イングルソープ の名を呼びながら死んでいく場面に出くわす。アルフレッドはイングルソープ夫人とは年の差二十歳以上であり・・・。遺産狙いかと疑われるアルフレッド。 しかし、スタイルズ荘の近くにはなんと亡命してきたベルギー人が多く住まう場所があった。そう、彼が近くに住んでいたのだ!元警察、名探偵で名をはせた エルキュール・ポアロ が! 助けてエルキュール・ポアロ!!!犯人は誰?! 登場人物 一、ポアロ-----------------------------------------私立探偵 二、ヘイスティングズ--------------------------ポアロの友達 三、エミリー・イングルソープ--------------「スタイルズ荘」の女主人 四、アルフレッド・イングルソープ---------エミリーと年の差のある夫 五、ジョン・カヴェンディッシュ------------エミリーの息子でヘイスティングズの友達 六、メアリー・カヴェンディッシュ---------ジョンの妻だけど・・・ 七、ローレンス・カヴェンディッシュ-------ジョンの弟、ぶっきらぼう 八、イブリン・ハワード--------------------------エミリーの友人でアルフレッドの血縁者 九、シンシア・マードック----------------------イングルソープ夫人の旧友の娘で養女 十、ドーカス、マニング--------------------------メイドと庭師 十一、ウィルキンズ--------------------エミリーの主治医 十二、バウアスタイン博士-----------近所に住む毒物薬学者 そして、ねじの回転のごとく、二回も三回もひねりが効いています。ねじの回転とは全く関係ないけれども(笑)ポアロはただの殺人事件だけを解決するわけではありません。人の恋路も解決します。気が利いています。 それから、この本もなんというかクリスティに振り回されて「あれ~~」といった感じが楽しめます。人によっては。(少なくとも私は^^) 以下ネタばれになってないネタバレ(読んでもネタばれてないですが一応) それにしても○○○○の○○が×××であったなんて・・・。古いとはいえ、こういうところに今読んでも面白いと思う構造を成しているのでしょうね。 しかし、●●の中から△△が出てくる事って・・・、現代の推理小説ではきっとありえないのだろうと思うとほほえましく思います。そんな簡単にヒントになるものって出てこないような。そうでもないのだろうか。 ネタばれじゃありませんでした。さっ記号を埋めてみましょう! そして、タイトルについても言いたい事がありますので、興味ある方は非公開メモをどうぞ (羽村)
0投稿日: 2010.02.19
powered by ブクログエルキュール・ポアロ登場。 アガサ・クリスティの処女作。 既に上手いもんですね~! 歴史に残る名作です。 疾病休暇中のヘイスティングズは、30歳。子どもの頃に泊まったことのあるスタイルズ荘に招かれる。 古い知人のジョン・カヴェンディッシュは45歳。2年前にメアリと結婚して、スタイルズ荘に住み、地方の名士として暮らしていた。 ヘイスティングズは、美しいメアリに強い印象を受ける。 スタイルズ荘はジョンの父が再婚した妻エミリーのために建てた物で、遺言で妻に残していた。 ジョンと弟のローレンスにとっては不本意な遺言だったろう。 エミリーは寛大な義母だったが、仕切り屋で、人に感謝されるのを好むタイプ。 そのエミリーが再婚したと聞いて驚くヘイスティングズ。 相手のアルフレッド・イングルソープは、70過ぎのエミリーよりも20歳以上年下で、財産目当てかと誰もが思うほど。 エミリーの長年の友人は、再婚が気に入らず、屋敷を出て行く。 鍵のかかった部屋で寝ていたエミリーが、夜中に発作を起こして死んでしまう。 毒殺か…? すぐ疑われたイングルソープには、アリバイがあった… 旧知のポアロと出会ったヘイスティングズは、捜査を依頼する。 1920年というのがすごい。この作品で、以後のミステリの歴史が変わったんですよね。 その割には古さを感じません。 わかりやすく、ポイントを押さえた展開。 今読むと、ある意味普通かも知れないけど… これ以後のミステリが、こういう設定や雰囲気に則って書かれているからね。 第一次世界大戦終結間際の設定で、ポワロはベルギーからの難民。もうすぐ定年ということで、後書きには60近いのではと書かれていますが、どうでしょう?当時の定年はもっと早いのでは… 卵のような頭の形、口ひげを大事にしていて、緑色の目がきらめく、几帳面で天才肌の奇妙な小男の個性は、既にはっきりしています。 急に走り出したり、喜んで躍り上がったりというあたりは後年の作品よりも若々しい。 若い女性に何だか可愛いとか言われていて。 ヘイスティングズの一人称によるユーモラスな語り口も楽しい。 ポワロとは対照的に~いかにもイギリス的な(たぶん)真面目で控え目だけどやや皮肉な性格。 30歳というのは、このときのクリスティ自身と同じ年頃の設定なんですね。 2009年初登録。 他の訳で前に何度も読んでますけど。 これは2003年発行の新訳。 以前のを正確に覚えているわけではないのだけど、微妙に読みやすいような気がしました。 アガサ・クリスティは1890年生まれ。 24歳の時に結婚してクリスティ姓に、1920年にこの作品でデビュー。 1926年に失そう騒ぎを起こし、28年に離婚。30年に考古学者と再婚。 1976年に亡くなるまで100を越す作品を発表し、世界中で読まれ愛され続けています。
10投稿日: 2010.01.18
powered by ブクログクリスティのポワロシリーズが大好きなので、 久しぶりに新訳で読み返しました。 ポワロのやさしさと、 ヘイスティングスのちょっと抜けた感じが 非常にいいコンビ。 大好きです。 途中ちょっと読みにくい箇所も。
0投稿日: 2010.01.08
powered by ブクログ灰色の脳細胞。大好きだ。 ポワロも、マドモワゼルといい、ステッキを持って 身だしなみに気を使い、女性にやさしい。
0投稿日: 2010.01.08
powered by ブクログ小学校6年から高校にかけて、クリスティの作品を片っ端から読んでいた。ただどれだけ読んだのかは記憶にないけど。 で、この「スタイルズ荘の怪事件」。ほぼ20年ぶりに読み返したが、犯人も展開もほぼ覚えていたが、それでも細部は覚えていないので、新鮮に読むことができた。 オーソドックスで好きな作品。
0投稿日: 2009.11.07
powered by ブクログスタイルズ荘の怪事件読み終わった。みんな怪しくて次々にだまされた…そしてキャラクタがみんな魅力的なのがクリスティの好きなとこ
0投稿日: 2009.08.20
powered by ブクログエルキュール・ポアロ・シリーズ 傷痍軍人として友人の住むスタイルズ荘に訪れたヘースティングス大尉。当主である女性の死。再婚相手の怪しい行動。再婚相手を嫌う家族たち。 元ベルギー警察の名探偵エルキュール・ポアロ初登場。 2009年7月 初読
0投稿日: 2009.07.10
powered by ブクログまさかの展開!! 犯人が何人も代わって最後は・・・あの人って感じの話でとっても面白かった ポアロはここから生まれたのです!!!
0投稿日: 2009.03.14
powered by ブクログ灰色の脳細胞を持つイギリスの私立探偵。 元ベルギー警察の捜査員。 身長5フィート4インチそこそこの小男。 卵形の頭にぴんとはねあがった口髭。 潔癖症でいつも小首をかしげているように見える。 どんな些細なものでも見逃さない観察力。 どんな話でも熱心に本気で聴く能力。 そして自分の能力に対する絶大なる自信。 それが彼の武器。 どんな複雑な真相をも解明する優れた頭脳を、 そのちょっと「可愛いおじさん」風の容姿や、 大げさな仕草や丁寧な礼儀に隠されて、 殺人犯や犯人を油断させるのも一種の彼の才能だと 言っていいかもしれない。 そして、著者クリスティーが、 一番大切にしたかったのかもしれない 「どんな人間でも、生きる権利がある」という信念。 そんな信念が、その外見からは予想もつかないほど、 この名探偵の心の内には燃えている。 これからこの灰色の脳細胞を持ったダンディーな名探偵が いかなる難解な事件、個性的な殺人者達に出遭い、 どのように闘っていくか・・・。 このシリーズの始まりと言える作品を読みながら、 考えただけでドキドキワクワク胸が躍る。 また著者アガサ・クリスティーのデビュー作であるため、 「全てはここから始まった」とも言うべき、 クリスティーファンにとっては記念碑的作品でもある。
0投稿日: 2009.03.04
powered by ブクログTOUCHING WORD for Future Generations : 人間は弱いもので、自分が正しい方向に進んでいるとわかれば励みになる。 by エルキュール・ポワロ http://www.touchingword.net/detail.php?id=1011
0投稿日: 2009.02.13
powered by ブクログアガサ・クリスティの処女作。本当に人を描くのがうまい人です。 じゃっかん文章が拙いように感じ、イライラすることが分かっていたので謎解きはしませんでした。他の本(彼女のこなれた文章)を先に読んでいたせいですねー。犯人は意外、謎も意外、でもやっぱり人の心の動き、そしてヘイスティングスの間抜けっぷりがとても楽しかったです。
0投稿日: 2008.06.28
powered by ブクログ初読:2005年8月8日 まんまとやられた。名探偵エルキュール・ポアロ誕生となる、記念すべき一冊。
0投稿日: 2007.09.03
powered by ブクログ旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々事件に巻き込まれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作
0投稿日: 2007.05.22
powered by ブクログポアロシリーズ1作目。 前に読んでたことを忘れて、ストーリーも忘れてた。 うん♪なかなか満足ですよ★
0投稿日: 2007.02.17
powered by ブクログ11月3日再読。ポアロの初登場の作品。ポアロという探偵が特別に好きというわけではないけれど、でもクリスティの作品は好きでよく読んでしまう。まあミステリ好きなら基本ですよね。
0投稿日: 2006.11.06
powered by ブクログ●クリスティデビュー作●『名探偵ポアロ』初登場!●とってもおもしろかった!!ポアロとヘイスティングズとの会話もテンポ良くて楽しい!そして何といっても最後にどんでん返しな結末が…おすすめです☆
0投稿日: 2006.10.29
powered by ブクログエルキュール・ポアロの初登場作品。この物語が一番好きというわけではないけれど、ポアロとヘイスティングスの長い物語の出発点ということでご紹介。そして、終着点である『カーテン』も是非。
0投稿日: 2006.10.21
powered by ブクログ犯人忘れた・・・ので読み直し。途中で思い出したけど、やっぱり見事!デビュー作だなんて信じられないですよ。やっぱりミステリーの基本はクリスティーにあると思った。
0投稿日: 2006.08.11
powered by ブクログ探偵の中ではポワロが一番好きです。ポワロシリーズの中でこの作品が一番好きだという訳ではないのですが、この作品が一番最初の作品なので。ポワロシリーズは面白いですよ!
0投稿日: 2006.04.06
powered by ブクログクリスティー、そしてポアロのデビュー作。 デビュー作とは思えないほどの秀逸な作品だと思います。 二転三転する事態、複雑な人間関係。 推理ゲームは、完敗しました。
0投稿日: 2005.12.30
powered by ブクログ旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々事件に巻き込まれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作が新訳で登場! 【感想】 http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/30279116.html
0投稿日: 2005.08.15
