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若きウェルテルの悩み
若きウェルテルの悩み
ゲーテ、高橋義孝/新潮社
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総合評価

266件)
3.8
62
79
67
16
2
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    2011/11/14 愛のためにいのちを失うという作品をたくさん見てきた。 愛のために死ぬというのはこういうことなのだろう。 適い得ない片思いに対する解なのか、問いかけなのかはまだわからない。 内容だけでなく、書簡体や第三者視点への変化も面白いと思う。

    0
    投稿日: 2011.11.14
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    「どういたしまして。自分をもはたの人をも傷つけるものが、どうして悪徳じゃないでしょうか。お互いに仕合わせにすることができないだけでももうたくさんなのに、めいめいが時にはまだ自分から自分に与えることのできる楽しみまでも、その上なお奪い合おうというのですか。不機嫌でいてですね、しかもまわりの人たちのよろこびを傷つけないようにそれを自分の胸だけに隠しおおせるような、それほど見上げた心がけの人がいるんなら、おっしゃってみてくださいませんか。」 ゲーテさんの格言が凄い。 不機嫌についての考え方が好きだ。

    0
    投稿日: 2011.11.11
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    「僕は実にいろいろなものを持っている。 しかし彼女を慕う心がいっさいをのみこんでしまう。 僕は実にいろいろなものを持っている。 しかし彼女なくしてはいっさい無となる。」

    0
    投稿日: 2011.11.05
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    世界中のこの本を、暖炉にくべたい。 僕が拭い捨ててきた考えと、まだ拭い切れない気持ちを、見た。

    2
    投稿日: 2011.08.31
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    読みながら、もしかして…、という不安は抱いていたけど、えてして不安は的中した。 こういう知性と感情が手を組み理性を凌駕し暴走する若者はなぜ悲しい最期をたどるのだろう。 感受性が強すぎるゆえに傷つきやすいのだろうか。 斜陽の直治を思い出してしまう。 斜陽と言えば、太宰治の作品にこれと似た形式で書かれている正義と微笑という作品があるが、 こちらの主人公は命を絶たない。 雲の間から差す光に真っ直ぐ進んでいくような、むしろ太宰にしては珍しく明るい小説で、読後感も清々しい記憶がある。

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    何て痛い奴なんだウェルテル。 でも、笑えない。 片思いをしたことがあるなら、きっと誰も彼を笑えない。

    0
    投稿日: 2011.08.18
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     この本が、自殺の弁護本だという非難があるようだが僕には到底そうだと思えなかった。恋をすることで自殺をしてしまうのが不幸だとか、自分が人妻に恋をしたことがないから幸福だとか、そういうことでもなく。しかし、ここにはエゴイズムを描いていると決めつけられない。けれど明らかにここに挙げられているのは、ウェルテルの自分へのエゴの確認のように感じる。僕自身は、外面に出せる部分のエゴ・わがままよりも、例えば内面に書く部分(例えば手紙とか)のエゴの方が出すことが難しいと思う。たとえエゴでも手紙という形で、エゴのようなものを出せるウェルテルは、男らしいと思う。

    0
    投稿日: 2011.08.18
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    ウェルテルが誰よりも愛したロッテ。 しかし、ロッテには婚約者がいます。愛して止まない彼女を前に、ウェルテルの狂おしいほどに強い想いが暴走します。ロッテと出会い、真剣に愛したウェルテルの最後の選択とは・・・。 久しぶりに読了後に余韻の残る本でした。 200年も前に書かれた本なのに、時代を超えてこんなにも心に響くなんて。ウェルテルの生き方はなんて不器用なんだろう。だけど、どこまでも誠実であろうとする姿に共感を覚えてしまう。 ウェルテルのように「愛する人がこの世の全てだ」なんて思える恋をしたことのある人は、その人の言動に一喜一憂して、その人がいることに感謝せずにはいられないような恋を知っている人は、とても幸せだと思います。 たとえ、それを失おうとする時に訪れる絶望がどんなに大きくても。 晩年、ゲーテは「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」と語ったといいます。 ゲーテの言いたいことがわかる気がします。私もウェルテルが感じたような至福や苦悩がないのなら、世界は鮮やかさを失ってしまうように思います。 さすが世紀を越えて読まれるだけの名作だと思いました。

    1
    投稿日: 2011.07.31
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    「決心しました。ロッテ、僕は死にます―」 1774年、ドイツのゲーテによる作品。書簡体。 かのナポレオンも愛読したそうです。 俗世間にどうしても身を置くことができず、 熱烈に愛する女性には婚約者が存在する。 ウェルテルはこの状態に苦悩し続け、真の幸福を模索し続けるが、 八方ふさがりな環境、自分がロッテに与えている影響を考えた末に、 この世を去る決意をする。 人間の内面をこうも表現できるものなのか、と圧倒される作品です。 異性を愛する、この単純明快な人間の本能が表現されています。

    1
    投稿日: 2011.07.31
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    世にいる不機嫌を露わにする人を思い起こさせる文章。 「不機嫌はむしろ、自分のくだらなさに対するひそかな憤懣ではありませんか?愚劣な虚栄によって煽られた嫉妬とつねに結びついている、自己不満ではありませんか?」

    0
    投稿日: 2011.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ゲーテさんの書く恋愛男子はなんだかキモチワルイ。コレ褒め言葉。 なんか恋愛に詰んでる。 ○○が好き過ぎて生きるのが辛い、そんな感じ。 ヒロイン・ロッテちゃんの事を「天使、かな」って、ロッテちゃんマジ天使ってことか。 やべぇゲーテさん未来に生きてる。 一人称、しかも手紙形式なのでキモさ倍増です。 口説く方に一生懸命じゃなくて、相手の事を考えるのに一生懸命だからきっとキモく感じるんだと。 そう思えば主人公ウェルテルも、ちょっとは可愛く見え…… ない。 (こんな手紙、自分だったら絶対受け取りなくない) 下に兄弟がたくさんいるロッテ、その家族ポジションに入りこむ主人公。 家族から自然体に、そのスキルは素晴らしい。 婚約者がいる相手を好きになって、さらに婚約者とも友人になる主人公。 なんというポジション、どうしてこうなった。 腹黒くそのポジションとかなら分かるのに、気付いたらこうなってた。 ウェルテルさんよぉ……。 手紙にロッテロッテ書いてたのに、ロッテを恋愛対象として見ないふりをしてる。 兄弟だったらよかったのにというのが、すごくよく分かる。 一緒にいて楽しいし、波長があう相手同士。 最後のシーン、少しだけ胸が熱くなって泣きそうだった。 哀しいとかじゃなくて、高揚感で。 ヤンデレだな、と思う。 男性が想像するヤンデレとすこし違うかもしれないけれど。 好きな人には危害を加えない(加えないように思い悩む)、一途。 相手にどう思われてるか気がかり、相手に関係するもの全てに思いを馳せる。 最後には、自分にブレーキをかけた主人公。 作中にブレーキをかけられなかった男も出てきて、それも印象的。 ファウストより、ウェルテルくんの方が好き、カワイイ。 メフィストフェレスはちょい悪俺様気味だったから毛色が違うし。

    0
    投稿日: 2011.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    書簡体の小説は初めて読んだかもしれない。「愛」について深く考えるきっかけになるような一冊。ウェルテルのように人を愛したことがないなあと思いつつ。それは幸せなのか不幸なのかわからんけど。ウェルテルはちょっと重すぎてかキモいだなあとか、ロッテもたまったもんじゃないなとか、陳腐な感想がポコポコ浮かびます。そうそう。なんかウェルテルはミネタカズノブに似ていると感じた。愛の核を振り回すあたりが。ただミネタの場合は一方通行感が否めないけど。閑話休題。純愛小説だけど、とりあえずセカチューどころの騒ぎではありませんでした。人を愛するってのはどういうことなんですかね。ちょっと真面目に。 あ、これ1951年の出版だったんだ。道理で文中に「あすこ」とか出てくるわけだ。

    0
    投稿日: 2011.07.14
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    ゲーテ自身の絶望的な恋の体験を作品化した書簡体小説で、ウェルテルの名が、恋する純情多感な青年の代名詞となっている古典的名作である。 許婚者のいる美貌の女性ロッテを恋したウェルテルは、遂げられぬ恋であることを知って苦悩の果てに自殺する……。 多くの人々が通過する青春の危機を心理的に深く追求し、人間の生き方そのものをえがいた点で時代の制約をこえる普遍性をもつ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 4年ぶりくらいに再読! これは好きだな~! すごい、ほんとに普遍的だと感じる。 なんていうか、恋に限らずこの浮き沈みって身に覚えがあるよね… 楽しかったその後しばらくはふわふわしあわせな気持ちに浮き足立ってるんだけど、しばらくしたら、それでもこの幸せの先にはなにもないんだああって落ち込んで、好きだからこそ、いっそ死んでくれたら…ってね… で、相手が死ぬんじゃなくて、自分が死ねばいいんだー!って突っ走ってね… これを自分の精神が不安定なときに読むと、うっかり引っ張られそうで危ない笑 苦悩のすえに死ぬことが幸せな事に思えてしまって… 名作だねえ

    0
    投稿日: 2011.05.20
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    純粋に恋に苦しむ若い心を描いたところにこの作品の類稀なる価値がある。 ゲーテは「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」と言っている。まさにその通りである。

    0
    投稿日: 2011.05.15
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    ゲーテさん自身、「二十代の恋は幻想である、三十代の恋は浮気である、人は四十代に達してはじめて真のプラトニックな恋愛を知る」とおっしゃっているくらいなのだから、ぼくのような子供がウェルテルの悩みを理解できないのは至極当然なのだろう。 叶わぬ恋をし続けるために死を選ぶ。 ぼくは、本当にそれだけの恋をすることができるだろうか。 誰かのために、という仰々しい理由をつけた死はどの小説にもありふれているけれど、利己的な死をここまで読者の心に肉薄させて描いている小説は読んだことがない。 情景描写も、さすがドイツ文学、とても繊細だと感じた。 ただやはり、ドイツ人としての教養がないと読み込むのは難しいのだろう。 いくつか趣がわからない点は確かにあった。 十年、二十年の後に、是非とも原書で読んでみたい。

    2
    投稿日: 2011.05.08
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    似通った体験をしたばかりに、それに類似した内容の、 小説を読むことほど残酷なことはない。 加えて、主人公の思考の流れがつぶさに描かれており、 それが自分と極めて近しい場合には最悪だ。 なんどもなんども、読むのをやめようと思ったが、 それでも、踏ん張って読み進めた。 ウェルテルの気持ちはわかりすぎて、辛くなる。 しかし、自殺。 本気で愛するならば自殺せねばならぬのか? しかし、それはひとつの答えでしかない。 そういう答えもあるということ。 他にも答えがある。 しかし、生きていれば、他の誰かに恋をしてしまうかもしれない。 すっかりと忘れてしまうかもしれない。 その可能性は付きまとう。 自分をどこまで律し続けられるのか。 いや、それもちがう。 純粋にいつまで思い続けられているか。 それが途切れるとしたら? もはや自分を赦せない。 赦せないから未来を断つ。 そうすれば、今の自分のままで終われる。 酷く自己完結的な幸せだが、 人生なんて本来そのようなもの。 世のため人のため、社会に役立つ、 どれだけ格好良くはいっても最後は自己満足。 ただ、どうすれば、満足か、どうすれば、幸せか、 それがひとによって異なるというだけのもの。 ひとより裕福であらねばならぬ。 ひとより上であらねばならぬ。 そういう価値観がれっきとしてある。 だからこそ競争社会になり、それが資本主義で、 それにより社会は高まり、それこそが、人間というものの、 あるべき姿のひとつなのかもしれない。 けれど、それに縛られる必要なんてない。 この一冊は自殺賛美の一冊ではなくて、 こういう在り方もある、生き方もある、幸せもある、 という可能性のひとつを提示しているだけにすぎない。 これに流されて自殺するのは確かに軽すぎるが、 かといってこれを自殺賛美だといって馬鹿にするのも、 ナンセンスだ。 これはこういうものだと受け容れるのが、 ゲーテが望んだことではなかろうか? と、これしかゲーテを知らぬのに言ってみる。

    1
    投稿日: 2011.04.21
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    帯に惹かれてしまった。 あなたは恋のために死ねる? 絶対死ねない!!と思って手にとりました(^^) 今も恋のために死ぬという感覚は理解し難いけど ウェルテルに共感できる部分もいっぱいあった なんだか簡単に自殺を否定してはいけないような そんな気持ちになりました これ読んで自殺する人の気持ちは全然分からないけど(T_T) 死ぬならウェルテルくらいに考え抜いて 何かを悟ってから死にたい 暗くなるからもう一生読みません

    0
    投稿日: 2011.04.07
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    熱病に侵されたキチガイの自慰みたいなお話。 でもそのぶっとんだキチガイ男をなかなか憎めない。 人を狂おしいほど愛すれば、誰だって自分が世界だ。 理性や常識や世の中のいっさいが意味を持たなくなる。 情けない。ふがいない。 自分が何者であるかさえわからない。 一度は味わったことがあるだろう? 胸を掻きむしりたくなる衝動。 可笑しいくらいに制御のきかない性の欲望。 躁と鬱の極み。 愛しいあの人の ふれるとはじけて消え入ってまいそうなか弱い魂に手を伸ばし、 ふれんかふれまいか迷ったりしながら怯えているかと思うと、 全身の力を利き手にこめて、そいつを我が手で捻り潰してしまいたい 捩じれた愛情と支配欲に駆られたり。 相手の中に映し出された 見慣れない自分の姿に戸惑いを感じたり。 ときには現実が空虚に思えることもある。 かと思えば夢想に溺れて、息することさへできなくなって 現実世界に酸素を求めてはげしく呼吸する。 青春。 なんて不安定なんだろう。 なんて予測不可能なんだろう。 でもだからこそ面白い。 「生きている」と、「ここにいるんだよ」と感じることができる。 悩み苦しみ… 美しいじゃないか それが人間じゃないか。 …と熱く語っちまいましたが、 個人的にドイツ文学大好きなんですよ。ドイツ思考大好きなんですよ。 なんででしょうね。中学生くらいから。 しっかし、ゲーテさん、重い。 この小説にどっぷり感情移入したせいで 1週間ほどどんよりした気分が抜けやんくて大変やったよ。 でも人間くさくって大好きなんだよなー。

    0
    投稿日: 2011.03.23
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    ウェルテル女々しいよ!とか思ってしまう私はまだこの本の良さが半分もわかってないんでしょうね。でもまぁ、恋ってこんなものだなーとも思ったり。浮いたり沈んだり。

    0
    投稿日: 2011.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トーマス・マンの『ワイマルのロッテ』を読んだついでに読みました。 若かりしゲーテの、シャルロッテ嬢に対する成就しなかった悲恋を、書簡風の作体でつづる半自伝小説です。 あまりにも有名な本なので…あらすじは私が書くまでもないですね。はい。 感想。ひっじょうに面白く読み応えがありました。燃えるような恋をしたことのある人に…また、そういう恋愛にあこがれのある人に、読んでいただきたい作品です。決して遂げられない想いに身を焦がし…最愛の人のために命を散らす…誰だって一度はこんな空想をするんじゃないかしら。 本作品の主人公・ウェルテルも、(これは作者ゲーテ自身なのだけど)そんな空想の虜になった一人の男なのでした。 しかし、この若気の至りを遺憾なく発揮しまくるアイタターな青年ゲーテ(=ウェルテル)が、後年 世界の歴史に名を残す詩聖ゲーテになるとは。 この作品からはとても想像がつきませんねwww あ、ウンチクですが 製菓メーカーの“ロッテ”は、この作品のヒロイン シャルロッテの愛称“ロッテ”に由来するそうな。

    0
    投稿日: 2011.02.24
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    ヨーロッパではウェルテルを真似て自殺者が増えるといった社会現象を起こした作品です。 あまり印象はよくない先入観がつく内容ですが、本編はウェルテルの純粋な感情と青春を描いています。 一つの恋愛ストーリーというより、現代にも通ずる社会に適応出来ない「不器用な方」の生き様をあらわしています。 これに「不器用」という言葉を使用するのは自身的にはあんまり好きじゃないのだけれども、現代だけでなく本編の時代でもそう言ったと思う。 自分の感情に愚直な人には息苦しい世の中をあらわしているような・・・ この作品に感じた事を言葉で表すのはとても難しい(長くなる上に、それでも説明できない)ので、ぜひ一読してほしいです。

    0
    投稿日: 2011.02.11
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    書簡体というテクニックを用いたことによって、若き青年が苦悩に陥っていく推移は非常に解り易い。が、情景を掻き立てるには少々不十分。

    0
    投稿日: 2011.01.12
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    「確かに、日増しに確かになってくる、人間の存在なんて何でもないんだ、まったく何でもないんだ。」 自殺に関しては、アルベルトよりウェルテルに近い考え。 誰が悪いとかじゃなくて、どうしようもないことなんだろうな。 此処からどう生きていくか、これもきっと、大切なこと。

    0
    投稿日: 2011.01.10
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    ~101230 ネタバレ読んじゃったのに結構な衝撃だった。ウェルテル効果が生まれるくらいだもんなぁ。

    0
    投稿日: 2010.12.31
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    絵描きのウェルテルは新しい土地で暮らし始め、 舞踏会で知り合ったシャルロッテに恋をした。 しかし知り合う前からわかっていたことだが、 彼女には婚約者がいる。 それでも自分の気持ちが止められないウェルテルは ロッテの妹や弟たちとも親しくなり楽しいときを過ごす。 とうとう婚約者のアルベルトが到着してもつきあいは続き、 一度は遠くの公使に仕えるがやはり戻ってきてしまう。 ロッテへの激しい思いを綴った書簡体小説。 カバー装画:牛尾篤 名作古典を読もうキャンペーン。 ひたすら献身的な片想いに身をやつすと 最後はどちらかの死しか選択肢はないのだろうか。 ウェルテルとロッテしかり、下男と女主人しかり。 しかしもしこんな手紙が毎日のように届いたら げんなりするだろうなぁ… 途中の朗読のところで断念しそうになった。

    0
    投稿日: 2010.12.11
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    もし読んでいない人がいるなら、その人は絶対損をしていると思わせる本でした。 人生において感じる苦悩の一つが、ここにあります。それも究極的な形で。 ロッテへの遺書でしきりに「あなたはもうぼくのものなんだ!」とウェルテルは書きます。この矛盾を書いた、いや書かねばならなかった彼の心情が分かると言うのは、私の傲慢でしょうか。 しかしゲーテがこれを自らの体験に即して書いた、というのがすごい。見事な昇華です。 短いのですぐ読めます。お勧めです。

    0
    投稿日: 2010.10.15
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    ウェルテルの語りが、感情豊かで引き込まれる。 でも、豊かすぎるかなー、とも思う。 前半の安定している頃は安心して読んでいられるけど、後半、悩みに悩んでるとちょっと読んでてしんどいし、もう少し落ち着け、とも言いたくなる。

    0
    投稿日: 2010.10.15
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    情熱を傾けた相手が人の物と知りつつも自分の気持を抑えられない。人間はどうしてこうも悲しい生き物なのだろう。背徳感や倫理観に逆らうことでまた快感を覚えてしまう。 愛にたいする格言はたくさん存在するがうまく言い当てた言葉には未だ出会ったことがない。愛を表現するのま難しいのだ。 この本のなかの愛は誰ひとりとして救えていないではないか。 だから言わせてもらおう。 「愛とは救いがたいものである。」

    0
    投稿日: 2010.08.22
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    自分の感情不平・不満を友人に手紙で送るということに対して、私は、友人に言わず、自分で解決・消化しろよ!!と思ってしまいました。

    0
    投稿日: 2010.06.24
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    作品を構成する書簡ひとつひとつをゆっくりと読み進めると、ある事実に気づくはずです。ラブストーリーという筋書きからみれば、あってもなくても大差ない手紙がいくつもあるという事実。これらの手紙を通して語られるゲーテ自身の思いこそが『若きウェルテルの悩み』を名作に高めている大きな要因、魅力ではないかと... 【開催案内や作品のあらすじ等はこちら↓】 http://www.prosecute.jp/keikan/038.htm 【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】 http://prosecute.way-nifty.com/blog/2008/05/38_fd8a.html

    0
    投稿日: 2010.06.14
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    主人公のウェルテルの青年期特有の様々な悩みを手記形式でつづったもの。二百年以上も前に書かれたものであるのに、非常に共感する点が多いことにただただ驚くばかり。青年期の悩みというものはそれこそ普遍的なものであるなぁと感心してしまう。 理性的な面での悩み、というのはなかなか共感できる点が多かったが、ただ、主人公のウェルテルがここまで己の感情を激しく、豊かに発露していくところは置いてけぼりにされてしまうこともあったのも事実。

    0
    投稿日: 2010.06.08
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    〈非常に思い出深い〉  20歳前後、僕は本という本を本格的に読み始めた。  「本を読もう」と思って最初に手を付けたのは、一番古い記憶では漱石の『こころ』だった。そして、『こころ』に感動し、また何か読もうと本屋で目に止まったタイトルが『ウェルテル』だった。ゲーテなど一切知らず。当時の僕の心境が、このタイトルと呼応したのだ。  ウェルテルは恋の三角関係に悩み、最後はピストル自殺を図るのだが、そんなウェルテルに僕は僕自身を重ねた。  

    0
    投稿日: 2010.05.09
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    そうだ、僕は放浪者にすぎぬ。この世の巡礼者だ。しかし君たちもそれ以上のものなのだろうか。 人間はどうしてこうまで冷たくしていられるんだ。それを思うと胸をかきむしり、脳点を叩き壊したくなることがよくある。 おまえの運命は類がないものだ。ほかの人たちは幸福と言っていい、お前ほどの苦しみを味わったものはいないのだ。 人生はただ一場の夢のごとし、よく人のいうことだが、ぼくもやはりいつまでもそんな気持ちがしているのだ。 ぼくはまるでカミが聖者たちのためにとっておいたような幸福な日々を送っている。このさきざきがどうだろうと、ぼくは人生の歓びを、最も清らかな喜びを味わったんだ。 自分の情熱や自分の欲求からでもないのに、他人のため、カネのため、あるいは名誉とかなんとかのためにあくせくする人間はいつだって阿呆なんだ。

    0
    投稿日: 2010.03.21
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    ゲーテ初読。観点が深く、哲学的要素が溢れてたように思う。 そしてその素直さ、人間性が見えたようにも。 ロッテを想って止まない狂気が狡さを正当化させる。 嫌われる人間ではあるだろうけど、こういう考えや生き方は凄く好きだと思った。

    0
    投稿日: 2010.03.16
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     極端に言うと、中二病患者の恋愛相談。や、ホントに。そこまで面白いと思えなかった。。ただ、どうして身の破滅を選んだのかは気になる。

    0
    投稿日: 2010.02.19
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    皇帝ナポレオンの愛読書だったという本。それも納得、ゲーテの文章力はすごい。本当に文がきれいで、ヴェルテルの熱い思いが伝わってくる。 この本で思ったことが二つ。 ・ゲーテのようなきれいでいて、熱い思いが伝わるような文章が書きたい ・ヴェルテルが愛したロッテのような人と出会って、燃える恋がしたい 「彼女がぼくを愛してくれて以来というもの、ぼくはどれほどぼく自身をとうとぶようになっただろう」 こんな文章がかけるようになりたいし、こんなかっこいい恋愛がしたいもんだ。

    0
    投稿日: 2009.12.30
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    そんなに悩まなくても・・・ まあ、1杯飲みなよ(^^)つU

    0
    投稿日: 2009.12.04
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    初ゲーテ。 ウェルテル激情の物語。 ここまでの愛の物語を初めて読んだ。 最初は意味がわからないと思っていたけどラストは素敵。切ない気持ちでいっぱいになる。

    0
    投稿日: 2009.11.03
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    ここでだけ、人口に膾炙した「ウェルテル」のことを「ヴェッヘター」(ヴェルターでもいいけど)と記すことをお許しください。この文庫の解説をほとんど丸写しにして、それに「……先生も読んだほうがいいと思います」ってな一文を付け加えたリポートを見せてもらったことがありますよね。あのとき私たちは、アハハ!!と笑いましたが、決してそれを提出した彼女(でしたよね?)を嘲ったわけではありませんでした。或る文学作品、その翻訳、そしてそれを享受する私たち、……、いずれもの感性が互いに如何ほどに大切か、私たちは、それはわかっていたつもりだったからです。だからこそ、翻訳の成立可能性についても云々できたのだし、今朝のワイドショーの話題や今期のドラマのキャスティングについて、あるいはブリテン奏するところのバッハの好き嫌いについて、ほとんど何の構えも必要とせずにおしゃべりすることができたのです。そう、話題が何であれ「構え」の問題です。今度逢えたら、また話題には事欠きません。今度は、いつでしょうか、私はいつでも待っていますのに(ヴェッヘターとインメンゼーとクレーガー、だなんて、そんなんで、粋がらないでくださいよね、私だって最新の話題を携えて臨みますから)。

    0
    投稿日: 2009.07.05
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    確か去年買ったまま積読していて、なかなか読めなかった本。 児玉清が愛読している、と何かの雑誌に書いてあったのをみて買った。 児玉清といえば、かなりの読書家らしい。 昨夜読了。 人妻に恋をしてしまった超繊細な青年、ウェルテルの苦悩がせつせつと書かれていて 切ない。 どんなに時代が変わろうとも人を愛する心情というのはいつの時代も同じなんだな。 でも、今なら自分の恋が実らないと知って死んでしまう人は少ないだろう。 だからこそ切ない。 こんなにもロッテを愛していたのに、当のロッテは無神経な人だなぁ~と感じた。 途中、彼の心をもてあそぶような(結果として)態度をとったりして、ハンカチをかむ気持ちで 読んだ。 銃で自らの命を絶ってしまったラストシーンはあまりにもあっけなくて、 だから余計に切ない読後感が残った。 何度も読み返している、という児玉清さんの気持ちがよくわかった。

    0
    投稿日: 2009.06.15
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    本文の半分以上を占めるであろう、ウェルテルの熱すぎるモノローグに大爆笑でしてしまったのは私だけではないはずだ…

    0
    投稿日: 2009.06.06
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    文豪ゲーテの中編小説。当時の文学界に革命的な風を吹かせたとあとがきに書かれていた。今見ると相当古めかしいが、人の心の流れはいつの世も変わらない。主人公ウェルテルのウィルヘルムという友人に宛てた手紙の内容で話が進む。最後視点が切り替わり、第三者の目線で話は終わる。人は妄想の中で自分を神にも地獄のゴキブリにも仕立て上げる。蛇のような悪辣も、天使のごとき甘言も、詩人にも君主にも、様々なものに身をやつしながら、自らの納まるところを求め歩く。トルストイもドストエフスキーも、ヘッセもツルゲーネフも、ジッドも太宰も、これを書き記す。ゲーテも然り。 09/5/18

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    投稿日: 2009.05.18
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    恋をした相手がこの本と同じ状況ならばかなり苦しいだろうと共感した。 ただ、ドイツ語としては普通の表現なのかもしれないが、 翻訳で日本語にした場合直訳では通じないのではないかと思われる部分があった。

    0
    投稿日: 2009.05.03
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    <時代背景> この作品はゲーテが体験したシャルロッテへの実ることなき恋を基に描かれている。彼女には婚約者がいて、ゲーテは自分の情熱を抑えて彼女の前から去った。この体験はウェルテルの第一部そのままであろう。 その後、ゲーテの友人イェルーザレムが人妻に失恋し自殺をしてしまった。このことを契機に第二部でのウェルテルの自殺が描かれたのだ。 『若きウェルテルの悩み』が発表されるとヨーロッパで自殺が増加した。これはウェルテル効果と言われ連鎖的自殺の代名詞である。カリスマ的存在の自殺方法を模倣するわけだが、その心理は不可解である。自殺者に共感、共鳴しての自殺であるだろうが、それは自分が作品の登場人物になりきったという一種の自己陶酔ではないかと思う。 高橋義孝 訳/2005.5.20 第111刷/2006.12 購入/読了

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    投稿日: 2009.04.11
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    ウィルヘルムに対する解決されない謎。は、さておきだ こんな暗い気持ちにさせるなんてやはりゲーテは違うな

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    投稿日: 2009.04.07
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    婚約者のあるロッテに恋をしたウェルテルの、報われぬ恋の苦悩と結末。 「ウェルテル効果」という言葉が生まれるほど当時の人々に影響を与えた本だが、現在に通じる普遍性を備えている。 ウェルテル自身の書簡を元に編集者が作成した報告、という形をとっており、それがリアリティを付加している。 僕もこんな風に誰かを好きになることがあるのだろうか。 そんなことを考えてみたりする。 そして、たぶん僕には一生無理なのだろうと諦めていたりもする。

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    投稿日: 2009.03.23
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    私が読んだのは新潮文庫ではなく現代教養文庫(現在なくなっているようだ)で秋山英夫さんの訳でした。 検索したけれどないから、こちらにレビュー。 とにかく読みやすかった。そして題に若きって入ってるのが良いなと思う。 若いうちに読めてよかった。

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    投稿日: 2009.02.25
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    全部は読んでいない。 前半はまじめに読んでいたが、物語として読みたかった希望とは裏腹に、 書簡体という特別な形式も加わってか、読み続けられなくなった。 主人公のウェルテルの青春は、自殺という結末を迎える。 人妻のロッテへ寄せる思いを自分へ、内へ内へと向かわせた結果だ。 彼自身は行動的な性格ではなく、繊細な心の持主だ。 自殺という結末を迎えることをあらかじめ予告してのスタートは、新鮮であった。 刊行当時も自殺が流行するほどセンセーショナルな本だったらしい。 しかし、決して面白い小説ではないことは確かであった。 後々じわじわとくる小説かもしれない=古典的名著 共感がまったく出来ない自分がいて、受け付けなかった印象。 15歳くらいで読んでいたらまた熱中していたかも知れない。

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    投稿日: 2008.12.24
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    ●ドイツ文学 恋愛で死ぬ類の人間の話。 こんな男が身近にいたらふつーに倦厭しますけどね。

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    投稿日: 2008.10.23
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    有名なので気になっていたけれど、読んだことがありませんでした。 予想していたよりも、読み易い!そして面白い! 友人に宛てた手紙の形で書かれていて、ウェルテルの喜びも苦しみもストレートに伝わってきます。 恋ゆえの輝きと絶望。 親友のフィアンセに恋してしまうという設定自体は奇抜でも何でもないはずなのに、ぐいぐい惹きこまれました。

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    投稿日: 2008.10.02
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    21冊目。プアニューギニアに携行その1。恋愛自殺の奔り、とその名声に偽り無し。待っているのは甘い自己彷徨の罠。ポートモレスビーのホテルから外に出れなかったので、これと一日二回同じぐーちょこらんたんを見るのがわずかな慰めだった。

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    投稿日: 2008.09.22
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    2008/8/2 ロッテへの遂げられぬ想いに苦悶し、最後には自らの命を絶つ 青年ウェルテルの書簡と、その編者の語りからなる物語。 終止悲劇的な調子でありながらも、その言葉一つ一つの選び方や 語り口の美しさには共感せざるを得ない。

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    投稿日: 2008.08.02
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    ウェルテル効果に興味を持ち、読んだ本。 読んでいくにつれて、ウェルテルに共感していった。 ただ、こういう表現に慣れていないせいか、かなり読みにくかった。 ボクには難しかった。

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    投稿日: 2008.08.02
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    前半辺りまで、ウェルテルの女々しさがくどくてモヤモヤしていましたが、ページが進むにつれて感情移入していきました。 恋心の葛藤はいつの時代でも共有できるものですね。

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    投稿日: 2008.07.18
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    ウェルテルの心は本当に綺麗で純粋。だけどアルベルトが言った様に、彼には誇張して考えすぎてしまう所があるんだろうな。だからこそ、芸術家なんだろうとは思うけれど。ウェルテルに心を重ねるのもとっても素敵だけど、ロッテやアルベルトに心を重ねる事も忘れないでいたいな…

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    投稿日: 2008.06.23
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    ロッテみたいな女性になりてええええ なんか主題とは離れるけど、出会うタイミングも重要よねー なんてずいぶん俗っぽいことを考えてしまった

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    投稿日: 2008.06.19
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    これは青春の情熱を詠った美しい詩です。 詩情豊かに恋に酔い、苦しむ様子が描かれています。 すごい感性です!美しいです!

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    投稿日: 2008.06.13
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    婚約者のいる女性を愛したウェルテルの苦悩を描いたもの。苦悩の末に自害してしまう話。愛する女性を奪おうとは考えず、自分を戒める姿は紳士。複雑な心情が分かりやすく描かれており読み易い。おススメで☆

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    投稿日: 2007.11.27
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    恋に悩む、ウェルテル。 その苦しみは日々募り、残酷に冷酷にウェルテルを真綿で締めるように苦しめる。 ウェルテルの人生を綴った甘くも痛い日記。

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    投稿日: 2007.05.16
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    18歳ぐらいの時に読みましたが、すごいと思いました。若い頃にしかない衝撃とかってあると思うので、青春時代に読んでおきたい本。

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    投稿日: 2007.05.01
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    中学の頃に読みました。この種の本は若い頃に読むのも、老齢になってから読むのも適さないような気がします。当時、ウェルテルの感情の起伏は、まるで活劇でも見ているような、白々しさがありました。

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    投稿日: 2007.02.10
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    ゲーテも一度は読んどかな。と思って手にした一冊。 もどかしいウェルテルの気持ちがヒシヒシと伝わってくる。 あとがきまんまだが、書簡体という文書構成は新鮮。 なんか今のブログに近い気がする。

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    投稿日: 2007.02.09
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    現代の感覚で読むと笑うしかないが、それをさせないのがゲーテのすごいところ。 説明めいた文章も無いのに、前知識がなくともわりかしスンナリ入っていける。

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    投稿日: 2006.09.12
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    もし恋愛に形を与えるなら もし恋愛に形を与えることが出来るなら、その一つの形はもしかして この「若きウェルテルの悩み」かも知れません。それほど、美しく若者の 報われない恋を描いた作品。タイトルだけ知って、満足してないで、 どうかご一読願いたい。こんなに繊細な感情を扱える人がこの世に存在 するということは悩めるあなたの救いになるかもしれません。 ところで、解説によると後年ゲーテは「『ウェルテル』は、厭世という 病的状態から生まれたものであり、あの時代の病的風潮であったセンチ メンタリズムを文学的に記録した小説である」と言っている。 うむ。。。私も厭世的なセンチメンタリストである。。。うむ。まいった。

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    投稿日: 2005.05.07
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    純粋なウェルテルと、人妻ロッテとの青春一大恋愛物語。これからの僕の指南の書となるかもしれない。『ファウスト』がきっかけかなあ

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    投稿日: 2004.10.22
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    読んだ中学生当時は熱狂した。ほかの4冊と同等に。けれども受験後の高三のときに読み返したら印象が変わってしまっていた。今ではほかの四冊の痛烈な印象に比べ見劣りしてしまう。

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    投稿日: 2004.09.26