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面白南極料理人
面白南極料理人
西村淳/新潮社
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総合評価

189件)
3.8
31
67
57
5
1
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    映画「南極料理人」が好きだ。 といっても、初めて見たのは1年半ぐらい前。Amazonプライムで、なんか面白そうな映画ないかなーとブラウズしていて、見てみた、というのがきっかけ。 なんだか、妙にツボにハマって、それから、何度となく見返している。 すっかりシーンを覚えてしまっているので、音だけ聞いていても楽しめるので、家事の合間にずーっとぐるぐる回していたりする。 あまりにも好きすぎるので、原作も読んだほうがいいんじゃね?と思って読んでみることにしました。 原作の本も面白かった! 読みながら映画のシーンを思い浮かべたり、映画で描かれていないシーンを、あの映画のメンツを思い浮かべて脳内映像化してみたりしながら読みました。 ところどころのページに入っている白黒の写真も想像力を掻き立てる。 というのか、「盆」さんの写真が、映画の「盆」とそっくり!再現性が高いのにびっくり! そして、1年間の南極ドーム基地での宴会三昧の日々と、そこに供される食事のメニューのバラエティの豊かさとゴージャスさによだれを垂らしながら読みました。 映画でも、いきなり最初からお刺身を盛り付けるシーンから始まるわけだけど、えー?そんな豪華で「家庭料理からはみ出した」料理を本当に食べていたの?と思ったけれど、本当に食べていたんだ!と、なんか、南極観測の裏側を知ってしまったような、得した気分になれました。 面白かったー。 そして、私は、また、映画「南極料理人」を見るのであった(笑)。

    14
    投稿日: 2025.10.04
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    再読です。南極が好きだし、南極観測隊の物語も好きだし、料理のお話も好きで、かつ著者の西村さんのユーモアが抜群で、とにかく全部好みの一冊です。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    8年ぶりに南極で、それも越冬という過酷な任務に参加することになった筆者。科学者やエンジニアたちを楽しませるため、日々贅沢な素材を使って料理を振る舞う。ウイスキーでさえ凍ってしまう南極のドームでの日々を描く。 映画にもなっていたしなあということで買ってみた。どうやら続編もあるようである。 すべての参加者が何らかのエキスパートであったり、研究者であるはずなのだが、正直なところ全編読んでも、筆者の西村氏が何のエキスパートなのかよくわからなかった。 また、料理人と言うが、全体のエピソードで料理の話は半分足らずというところ。だからといって不満というわけでもなく、南極が我々の想像するレベルのところではないことが、リアルな筆致によって伝わってくるところが醍醐味である。 -35℃で暖かくジンギスカンをやれば湯気が凍っていく。卵や牛乳はあっという間に使い物にならなくなるものの、天然の超低温フリーザーで肉や魚介類は保存が効くなどのエピソードが綴られる。野菜を凍らせられないということだけど、我慢して食べられないものなのかしら。 有名な南極アニメも、かなりこの本をベースに脚本が作られているのだろうというようなところが見られるため、あのアニメを見た人もぜひ一度読んでみるべきだろう。 勢い重視のエッセイのため、主語がないとか、デスマス、ダデアルが一致していなかったり、少々読みにくい部分もあるが、それも醍醐味だ。ただ「二三年」が「にさんねん」なのか「にじゅうさんねん」なのか考え込んでしまう部分も有ったので、そこは要改善というところである。

    1
    投稿日: 2025.07.14
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    第38次南極観測隊ドーム基地越冬隊9人の中で調理担当として過ごした日々のエッセイ。 標高3800m、平均気温-57℃の想像を絶する環境の中で、トラブルあり、笑いあり、ストレスあり、アルコールありの笑って、胸にグッとくる話でした。軽い語り口ですが、その裏にどれだけの苦労があったことか。 どんな時でも、どんな環境でも、食べるって大事だなぁと改めて思えました。そしてそれらを準備し、揃えることの大変さったら、、、。大量の食材を詰め込むところから興味深かったです。 そして、水の調達の大変さと貴重さに驚きました。あんなに雪や氷があっても、極寒の中でそれらを水に変えることは全然別のことなんですね。 それぞれの研究のため、そのサポートのためと集まったエキスパート達ですが、南極で過ごすには、人間力とか生命力みたいなのが必要なんでしょうね。上手く言えないですが。 ちょっと調べてみたら、現在、南極観測隊は第66次隊が活動していて、女性の隊員も、もちろんおられますし、夏隊の隊長は初の女性のようです。 しかも、ドーム基地は雪に埋没して建物の中での生活が危険な状態になったため、通年滞在を中止しているそうです。 昔と状況は変わってそうですが、大変なことには変わりないのでしょうね。

    84
    投稿日: 2025.03.14
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    南極で美味しくご飯を食べるために食材を吟味するところから面白い。こんなこと考えて準備してるんだ! この本をもとにした映画もゆるくて面白かったけど本も面白いです。

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    第38次南極観測隊ドーム基地越冬隊に料理担当として参加した海上保安官さんのユルくてとても面白いエッセイ。 この方は第30次の観測隊にも参加されているので、変なオジサンみたいな態だけど実はスゴイかたなのだと思います。 知識として昭和基地は知っていたけれど、それよりも千キロもの内陸の標高3800メートルの高地にペンギンもアザラシもウイルスさえも生存しない基地があったとは知りませんでした。 今ではコンプライアンス的に難しい表現とされちゃうものもありそうだけど、男だけのムサクルシイ世界というものも必要なもののように思いました。 知らんけど。 とにかく自分が知らない世界だし、文章もとても面白くて一気に読んでしまった。 そして、何か料理を作ってみたくなる本でした。 続編も読もう。

    0
    投稿日: 2024.07.12
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    富士山より高い標高3800m、年平均気温-57℃、酸素も薄い過酷な環境の南極ドーム基地での8人の仲間との一年の暮らしを綴った1冊。 おもしろかった! そしてラストはしっかりグッときた。 「そんな極寒地で人間って生きられるんだ」という驚きと笑いの1冊でした。 全然笑い事じゃない体験がいっぱいなんだけど、著者の語りが実に軽くて楽しげだから生死に関わる緊迫感が希薄で笑ってしまう。 南極観測隊のみなさん。 研究員と設営(サポート)隊員が派遣されるとのことで、著者は調理担当として海上保安庁から派遣。 著者の数々の料理や観測の様子、遊び心満載の仲間たちとの暮らしぶりが覗けます。 食材は信じられないくらい豪勢だけど、代わりに一年間この生活をするかと問われたら…御免被りたい。 特殊すぎて恐らく本書でしか味わえない体験ばかり。 -36℃で「今日は暖かいな」と感じる南極感覚。 人間の適応能力もすごいけど、彼らの肉体的・精神的タフさに拍手をおくりたい。 あと、知られざる冷凍食品のラインナップにも衝撃を受けました。

    9
    投稿日: 2023.12.09
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    本の交換会で、手に入れた本。 南極の低温状態で食べ物がどうなるのか? 想像もつかないことが書いてあって、とても興味深かった。 残念ながら、私は料理が嫌いなので、読み進められなかった。途中まで読んで、また本の交換会に持っていった。 私には合わないが、とても良い本なので、料理好きな人や理科好きな人に読んでほしい。

    0
    投稿日: 2023.12.03
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    この本を原作とした映画を観たので、原作の方も読んでみました。 個人的には映画より原作の方が面白いと思います。 南極の寒さが厳しいのは当然ですが、著者にとって2回目の越冬隊として過ごしたドームふじ基地(つまりは本書の主な舞台)は、日本の南極観測基地の中でも特に寒さが厳しく、それゆえの苦労について、面白おかしく書かれています。 また、ドームふじ基地では、家族以上の濃厚な人間関係を構築せざるを得ないのですが、その様子は「自分には耐えられそうにない」と思いながら読み進めました。 ちなみに、南極観測基地には、基本的には娯楽はないわけで、そうなると、最大の楽しみは「食」にならざるを得ないと思うのですが、そこを考慮してか、南極観測基地には、豪華な食材がたくさん持ち込まれていたのですね(この本の舞台は、今から20年ほど前)。 もし、現在、リアルタイムで、豪華な食材を使った南極観測基地での料理の内容が発信されたら、「税金の無駄遣い!」とか言う人がネット上にたくさんいそうな気がします。 そんなわけで、20年ほど前は、様々な苦労や環境に対して、まだまだ気遣いできる時代だったのかもしれない、などと思った一冊でもありました。

    0
    投稿日: 2023.10.29
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    映画「南極料理人」の原作。 おじさん丸出しの文章ではあるが、非常にユーモア溢れると共に、それぞれの登場人物の個性も引き立ち、とても面白かった。 何より、食事風景がとても素敵だった。

    0
    投稿日: 2023.10.03
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    これは面白い。本を読んで笑い転げたのは久々である。 ウイルスさえも生存を許さない極寒の地、南極。第38次越冬隊の男たちの笑い溢れる生活がここに描かれる。 想像を絶するほど過酷な状況だと思うのだが、それを笑いに変換できるメンタルに平伏した。まずこの状況、自分ならば日本に帰してくれと泣いて喚くかもしれない。 それでも男たちは創意工夫と選り抜きの食材、美味しそうな料理でもってその状況を乗り越えるのだ。8人の仲間たちとの抱腹絶倒の日々を皆さんもぜひ。

    0
    投稿日: 2023.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いかにもおじさんの文体なので、 苦手な人は苦手でしょう。 でもおじさんって言っても30〜40代くらいなんだよね… 思ったよりレシピ要素は強くなく、 日記的要素が強い。 料理以外のことがたくさん書いてあって、 それはそれで面白いけど、 もう少し料理の話を突っ込んで欲しかったな。

    0
    投稿日: 2023.08.10
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    標高3800m,平均気温-57℃、昭和基地から1000km離れた南極ドーム基地。 そんな過酷な条件下で一年間の生活を過ごす南極越冬隊の珍日記。 極限状態で男達5人が、学術的観測をしながらも日々を楽しく過ごすオッサン達の様子が克明に綴られる。 読み物として面白いのは間違いないが、南極越冬隊の暮らしぶりが事細かに知れるので、ぜひ読むことをお勧めしたい。 食生活に関しては恐ろしく豪勢な料理を食べいてあるようである。 しかし、一年間も下界と隔離され、たった9人で毎日を暮らすとなると、そのストレスは想像を絶する。 そんな中で、詳細に記された料理のレパートリーはプロ顔負けの品々だ。 食というものが、どれ程に重要なのかがひしと伝わる。 未読の方はぜひ、ご一読されたし。

    0
    投稿日: 2023.01.07
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    普通に生きていたら出会えないような 楽しくて愉快で豪快でちょっとむさ苦しい(笑) オジサンたちに会える本 オジサンたちに本の中に会いに行くのが 密かな楽しみになっていた それくらい世界観に引き込まれる 南極観測隊のことを知れるという意味でも 本を通して貴重な体験?ができる一冊

    0
    投稿日: 2022.08.28
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    なんというテキトーな体験記(褒め言葉)時代を感じる雑な表現もあるけど、なーんかおもしろそうだし美味しそうに思えてくる。映画みてみよー。

    0
    投稿日: 2022.08.23
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    再読 テレ東でドラマを放映していたので本棚から引っ張り出して再読。 ドラマは7人、実際は9人。 ドラマみたいにハチャメチャではない。 しかし、平均気温マイナス50℃、ウイルスさえ存在しない環境で、好例が外でのジンギスカンというのが、さすが北海道人といったところか。 有名な昭和基地から1,000kmも内陸に入り、標高も3,800mという環境での料理や生活はすごい経験だと思う。 1,000kmといったら、東京から札幌までの直線距離。 何かあってもすぐには行き来できない。 現在は越冬はしていないとのことだが、過去この基地で科学の進歩に貢献した人を称賛する。

    0
    投稿日: 2022.04.02
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    映画南極料理人、ドラマ面白南極料理人を見た後に読んだので、新鮮味はなかった。双方に出てくるドーム基地の個性あふれるメンバーが実在するのが驚く。

    0
    投稿日: 2022.02.13
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    読み始めてから入り込むまで時間がかかったけど、最後まで読んでよかった。映画でもそうだったけれど、出てくる料理がとにかく美味しそうで、でもそれは体力的にも精神的にも一般人にはとてもじゃないけど耐えられない環境にいる隊員たちに与えられる数少ない癒しや活力のようなものだったんだろうなぁ。極限状態にいるのに、(いるからこそなのか?)屋外でのジンギスカンやソフトボール大会、度々の宴会など、きっと全員超人であろうオジサンたちが楽しく過ごそうとしているのがかわいい。と同時に尊敬する。個人的には福田ドクターのキャラクターが好きでした。

    1
    投稿日: 2022.02.01
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    映画とドラマが良かったので、原作も読んでみた。 果たして映画とドラマ、どちらが原作に近いのだろうと期待いっぱい! 当たり前だが、映像化された作品にはストーリーがあるが、原作は一年を通して大きな流れはあるもののひとつひとつのエピソードという感じで、急に話が飛んだり場面や人物が把握できないこともあった。 文章も小説家が書いたものと違い読みにくいところもあったが、それを補ってリアルな南極生活を知れたことはあまりある。 映像ではイマイチ何をしているのかよくわからなかった気球を上げることや観測の様子も理解出来たし、それぞれの仕事やその目的もわかりやすかった。 一番驚いたのはドックのはちゃめちゃな元気っぷりが本当のことだったことだ。 超人の域で身体も精神も強い。 全ての医者がそうではないだろうが、人の生死を左右する仕事を続けている人は並の人とは基本が違うのだと感心した。

    0
    投稿日: 2021.12.25
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    極寒の地「南極」での暮らしはとても厳しい。食料の調達も調理も思うようにはいかない。トラブルだって起こる。でも,何はなくとも笑いはある!創意工夫とゆかいな仲間たちとで乗り切っていく日々がゆる~い感じで書かれた一冊です。

    1
    投稿日: 2021.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今、ドラマ面白南極料理人を見ている最中で、本を読んでみる気になりました。昭和基地から内陸に一千キロも入った高地、標高三千八百メートル。富士山より高い場所に小さなドームを設置した基地で男9人だけで1年を過ごす。気温はマイナス80度、半年の間は昼がなくなる。 精神のタフさと「いい加減さ」がないと、できるものではないと思いました。ドラマで面白おかしく描かれているエピソードの写真を見ると思った以上に男臭い。雰囲気が悪くならないように過ごす為に、ひとりひとりの誕生日、季節ごとのイベント。宴会を楽しくする為に限られた材料で工夫をして楽しく過ごせるようにガス抜きをする。 普段、思いやりとか雰囲気を察するって事に鈍感になっている私にとって良い刺激になった本でした。

    1
    投稿日: 2021.11.11
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    ノンフィクションであるから、記録長で書かれていてそこに魅力がある本。 抑揚はないように感じるが、おもしろい

    0
    投稿日: 2021.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    抱腹絶倒極寒南極グルメ日記。 ウイルスさえも生存を許されない極寒のドーム基地で、料理人として生活する日々を描いた日記。極限の閉ざされた環境の中で人はどう生きるのだろう。高尚な哲学や人生論ではなく、適度に緩く、たまにシモく、欲望には忠実で、だからこそリアルな南極の日々が描かれている。 堅物の大人が読んだら眉をしかめるだろうけど、意外とこういう赤裸々な体験談が、越冬隊への夢を膨らませるのではないか。 解説で指摘されていた著者が越冬隊に選抜された理由の推測が興味深い。著者は巡視船勤務の海上保安官で「狭い男の職場」に慣れた人である。メンバーに苦言を呈したことも書かれていたが、確かに彼の言動は(私が思う)「狭い男の職場」ではルール違反だ。 ここで描かれた第38次越冬隊から20年が経過している。さすがに女性も進出しただろう。通信環境も冷凍技術も防寒対策も進化しただろう。今の越冬隊について知りたくなった。

    0
    投稿日: 2021.08.20
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    南極といえば昭和基地。それと白瀬中尉かな。ドームふじ基地は知りませんでした(みずほ基地もあすか基地も)…いつか行ってみたいな、南極。 それにしても環境が過酷。…なはずなんですが、食材の調達や料理、宴会やみもふたもない隊員紹介(笑)が多いので、極地、それも半端ない地の果てでの生活がどういうものか、を垣間見ることができて貴重です。もう、ほぼSF笑、38次ドームふじ越冬隊。 オゾンホールを見つけた日本隊(原因を突き止めたのはアメリカで、その功績によりノーベル賞。ちょっと悔しい…)。現在は62次隊が、そして今年63次隊が11月に出港します。63次隊では第3期ドームふじ氷床深層掘削の新しいシステムを持ってくので、世界最古(80万年前)の更新に期待できますね。掘削したアイスコアから過去の気象を知り、現在の気候変動に対処する手掛かりが得られれば…頑張ってください!

    0
    投稿日: 2021.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったです。 著書のおおらかさ、人柄の良さにとても楽しい気分で読むことができました。 想像できないような極寒の地、南極。昼夜の概念がなく、自律神経乱れそう・・・それどころか標高は富士山よりはるかに高く少し作業するだけで酸欠状態になる・・・そんな過酷な状況で1年間過ごす、想像つきません。 著者はそんな過酷な中、隊員のお腹を満たす料理人。 こんな極限状態、毎日の楽しみってお料理ぐらいじゃないでしょうか。 著者は和食・イタリアン・フレンチ等リクエストがあればなんでも作りこなす。 隊員の心の支えになったことは間違いないと思います。 女性陣にも役に立つ“お料理“情報が載っていますので、普段全く料理しないズボラな私も適当にやればなんとかなるんだ!と学ぶことができました(笑) そして、著者含め、隊員のみなさまのキャラの濃いこと。 何度か「ふふっ」と笑ってしまいました。 公共の場で読む場合はご注意ください。

    0
    投稿日: 2021.07.19
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    越冬隊と夏隊、ドーム基地と昭和基地の関係が、やっと(曖昧ながら)何となく分かってきた。著者が料理人なので、食べ物・食事ネタが多いのは当然だけど、宴会を始めとするイベントの多いこと!とは言え、水道もない氷点下50℃とか70℃とかの極寒の地で、オッサン9人で1年間暮らす…のってホントに大変そう!

    0
    投稿日: 2021.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ウイルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。 とにかくこんな場所に住む、ということからして想像を超えるんだけど、そこに一年間も滞在し、料理するとは! まず設定からもう既に持って行かれ、更に軽妙な文体にまた持って行かれ、気がつけば一気読みしてしまっていた。 さすがにここまでの極地ともなると命に関わる危険とも隣り合わせ、満足にお風呂にも入れず、精神的にも肉体的にも限界ギリギリの生活のはず、なのに筆者の文体はあくまでお気楽、のほほんとした軽妙な筆運び。 この本の魅力としては色々挙げられるが、印象に残ったのは次の通り。 個性豊かな人間模様。特にドックにぐいぐい惹きつけられる。 観測隊のいろいろ。選ばれるまでの経過、それぞれの役割、研究内容など。 南極のいろいろ。寒さへの対策やそれぞれの基地、オーロラやペンギンのことなど。 生活のいろいろ。お風呂は?電話は?休暇は?自室は?などなど。 上記と一部被るけど、料理のいろいろ。南極では何が食べられるの?どんな食材が手に入るの?どれくらい食材を持っていくの?どうやって調達するの?どんなメニューを作るの?またそのレシピは? といった具合に興味を掻き立てられるネタが尽きず、どの角度から読んでも面白かった。 しかしながら、個人的な愚痴や批判もところどころ漏れ出ていて、私はあんまり見たくなかったかな〜。 というか、その方の処遇やその方との関係性に悪影響がないかが心配になった。 そして著者本人も時効とはいえ色々カミングアウトしちゃってるのでちょっと心配。 南極観測隊の予算が減らされたり、税金の無駄遣いだと批判を浴びないことを願うばかり。

    1
    投稿日: 2021.05.07
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    男、男、男。 男まみれの本である。 山極寿一先生のゴリラ関係の本(中にオスゴリラだけで構成された群れの話が出てくる)、映画『御法度』(大島渚監督作品)、箱根駅伝の「男だろ」問題、森前会長の失言を巡るドタバタ。いろーんな男社会のうんじゃらもんじゃらが頭の中で煮込まれている私が読むと、まぁ、この本、令和の世では出版に漕ぎ着けるのは難しいだろうなぁ、と思えてしまう。井上ひさしさんの『四捨五入殺人事件』や『吉里吉里人』を読んだ時も同じことを思った。 軽妙洒脱な語り口と美味しそうな料理の話に引っ張られて、するーんと最後まで読んでしまうのだけど、やっぱりこの世界、というか空気感、女性を「銃後の守り」に設定してそれを疑わない価値観が広く共有されてないと成立しないと思う。いわゆる旧制中学バンカラ校卒の私には懐かしい空気感(体育祭の後夜祭は女人禁制、応援団幹部に女子はなれない、男子だけが踊る踊りがある、などなど。theホモソーシャルの世界)の漂う本だったけど、今の高校生はこれ読んでどう思うんだろう?

    1
    投稿日: 2021.02.27
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    以前、映画化された時に1度読んでいた。今回、久しぶりに映画を見たので、本も久しぶりに読みたくなって読み始めた。 ゲラゲラ笑うことはないけど、クスっと笑える本。 南極越冬隊と言えば昭和基地のイメージが強いけれど、それよりもさらに過酷なドーム基地。想像もできない過酷な土地で黙々と日々をこなす隊員たち。

    0
    投稿日: 2020.10.17
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    上白石萌音ちゃんの本棚にある この書籍は 『南極料理人』 として 2009年に映画化されました。 https://cinema.ne.jp/recommend/nankyoku2020042317/ 監督は 沖田修一。 沖田修一監督は 2020年に公開予定だったものの コロナのために 公開延期になってしまった映画 『子供はわかってあげない』 を、妹の 上白石萌歌 主演で撮ることになります。 https://agenai-movie.jp/

    0
    投稿日: 2020.07.20
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    南極観測隊員の人となりがわかるような気がする、そんな1冊(今も同じようなのかは分からない)。 内容とは関係ないけど、最初に刊行されたのは平成13年で、もともとはWeb連載だったものらしくて、なんだかさきがけ的な感じがした(そうでもない?)。

    0
    投稿日: 2020.05.31
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    自粛生活をしてみてから この本に書かれていた 「生野菜への渇望」が とてもよく分かります 若いときは 肉とお菓子だけあれば 生きていけると思ってたけどなぁ

    1
    投稿日: 2020.04.23
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    ウイルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。でも、選り抜きの食材と創意工夫の精神、そして何より南極氷より固い仲間同士の絆がたっぷりとあった。第38次越冬隊として8人の仲間と暮した抱腹絶倒の毎日を、詳細に、いい加減に報告する南極日記。

    0
    投稿日: 2020.01.16
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    映画やドラマにもなった南極料理人の西村淳さんのエッセイ。何がびっくりしたかといえば、文庫化の解説が、大好きな作家の佐々木譲氏である!佐々木譲さんの解説がまた分かりやすく面白い。知り合い(故人)に設営部門での南極越冬経験者がいるけど、まさに佐々木譲さんの言うような精神的にタフな人だった。亡き知人を思い出しながら読む南極生活楽しいです、面白いです、お腹が空きます(笑)でも、どんなに高級食材食べれても(しかもタダ)絶対こんな場所で一年も生き残れない!南極とは人を選ぶ地である。

    0
    投稿日: 2019.03.19
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    文庫22刷です 人気なんですね 暖房ホッカホカの部屋で読んでます でも寒い マイナス70度 過酷な恐ろしい現場でのあほなおっさんの話 マイナス40度の外でジンギスカン おそろし たのしく読みました おそろし ≪ どこまでも 冷凍庫だよ 南極は ≫

    0
    投稿日: 2019.01.22
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    譏?逕サ縲悟漉讌オ譁咏炊莠コ縲阪?蜴滉ス懈悽縲らオょァ区?繧九¥霆ス縺?シ育ャ托シ峨ヨ繝シ繝ウ縺ョ繧ィ繝?そ繧、縺ェ縺ョ縺ァ譁?擇縺九i縺ゅ∪繧頑─縺倥i繧後↑縺?′逶ク蠖薙↓驕朱?縺ェ迥カ豕√〒縺ョ逕滓エサ縲ゅ◎縺薙〒縺?°縺ォ讌ス縺励¥譌・縲?r騾√k縺九?√Γ繝ウ繝舌?驕斐′閾ェ繧臥屁繧贋ク翫£縺ヲ縺?k縺ョ縺檎エ?譎エ繧峨@縺??ゅ♀隱慕函譌・繝代?繝?ぅ繝シ縺ォ縺?■縺?■縲鯉ス樊ュウ縺翫a縺ァ縺ィ縺?シ√?阪→縺区ィェ譁ュ蟷輔°縺代◆繧翫@縺ヲ縺?k縺ョ縺悟庄諢帙>縲

    0
    投稿日: 2018.12.11
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    映画「南極料理人」の元ネタとなったエッセイ。読んでいるとおなかが空いてくる!!実際の越冬隊では、準備期間から様々な食品の冷凍への挑戦、越冬基地への過酷な行程、現地での土木作業などがあり、映画では見えなかった実情がたくさん描かれていた。それをある程度はオヤジギャグ的に乗り切って行く筆者が面白く頼もしい。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    南極昭和基地から1000km、標高3800mにある平均気温-57℃のドーム基地の料理担当。チームワーク維持の肝が…ってよりも面白い!

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    南極での、それも昭和基地よりも過酷なドーム基地での越冬(1年間!)の記録。一見コミカルに書かれているけど実際ものすごく過酷なことだろう。 なんで毎晩毎晩豪華なディナーなのかと最初は思っていたけど、他の娯楽がない場所では食は唯一のエンターテイメントだろうし、「解説」にもあったけど9人が円満に過ごしていくのに食事の場というのが肝になっていくんだろうな。 出張先の打ち合わせでどんなにいがみあっても一緒にディナーを囲めば雰囲気が和らいだり、喧嘩していてもお腹いっぱいになれば急にどうでもよくなってきたりってあるもんな。

    0
    投稿日: 2018.05.06
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    TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」を観て、映画「南極料理人」を観て、自分の積読からこちらからを引っ張り出して一気読み。 面白くなければ、こんな読み方はしない。 当然のことながらこの本には、南極観測隊の実態とか、その中でも食にスポットを当てた内容を期待した。 期待はずれではない。実際に全編にわたってその内容が記されていた。興味深かった。 ただ…。 もう少しディティールがたらない。 求めるリアルなのに、あと少し届かない。 その代わりにあるのが、昭和の親父ギャグ。 それはもう、お腹いっぱい以上に食べさせていただける。 いや、それじゃないんだ。 欲しいのはそれじゃない。 そんなことを全編思いつつ、面白く読ませていただいた。

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    投稿日: 2018.04.13
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    南極という、マイナス50度、菌も死滅する極限環境、昭和基地よりさらに内陸の、水も少なく外界とも閉ざされた空間で、もってきた冷凍高級食材でいかに面白く美味しく温まる料理を作るか。 たまに出てくるぶっ飛んだイベント(屋外ジンギスカン、屋外露天風呂、ドラム缶転がし)と、それを打ち消すだけの隊員のキャラクターと創作料理が面白い。 超高級ステーキ、フォアグラフレッシュサラダ、伊勢海老の味噌汁、ちらし寿司、いいなぁ。

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    投稿日: 2017.12.03
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    もうちょっと客観的にわかるように文章を書いてほしかったけど、貴重な体験をされているので読む価値はあったな。

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    投稿日: 2017.11.06
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    南極越冬隊、それも過酷なドーム基地への派遣! 1年以上不自由を強いられる生活って、 富士山並みの高度の極寒の地での生活って、 強烈な刺激が必要なのか・・・。 それにしても、無茶苦茶。 それにしても、人間関係大変そう。 それにしても、美味しそう。

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    投稿日: 2017.11.03
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    映画化されているのを知り、興味を持ったのでこちらを先に読みました。西村淳さんの南極レポは少しネットで読んだことがあったのたが、それより更に面白く、読みやすい文章でした。 常に死と隣り合わせ、太陽が出てても-30℃。それですら暖かいと言ってしまえるような南極でこんな美味しそうな料理を作れるのかとびっくりの連続。大変なことも多いのに、それらを全て笑える出来事に変えてしまう西村さんすごい...。 出てくる料理真似したいなあと思います。

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    投稿日: 2017.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2004年(底本2001年)刊行。◆閉鎖された空間で過酷な業務に長期間従事する南極越冬隊。その隊員のほとんど唯一の楽しみは食事。それに工夫と情熱を傾ける著者。ほんわかする人間模様がビビッドに。一部、閉鎖空間における厳しい人間関係も垣間見せるが、総じて暖かなムードで展開される。越冬隊の記録としても、その役割を周知させる上でもこういうライトなエッセイは貴重と思う。

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    投稿日: 2017.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先に映画を観て 主人公を演じたのは堺雅人氏だったのだが 大泉洋氏のが合うのではないだろうか。。 というくらい濃い人物です。 でも、結構脚色しないと放送出来なそうでもあるから、そういう事なのだろうか。。 男尊女卑ではないけれど、漢と書いてオトコと読むような登場人物9人だからこその生活感なのだろうな、と。 皆さんキャラクターが濃すぎて。。 でも献立が本当凄くて、自分も誕生日リクエストしたらそれを作ってもらえるシチュエーションを1回位体験したい。。 他にも何冊か作品があるようなので、読んでいきたい。

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    投稿日: 2016.12.21
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    「読みたい本」に登録してから1年弱・・で、実現。  いやあ、おもしろ楽しく読了。-70℃越えの極限状況で1年以上を過ごす・・・・これは、かなり壮絶な出来事かと。  筆者の文体がまたユーモラスで語り口も面白いため、時折くすりと笑いをかみ殺しながら読んできた・・・。 面白おかしいエピソードがたくさんちりばめられてはいるけれど、それはまあ、描写が面白いからそう思えるのであって、実際に自分が南極にいて同じ同じ出来事が起きたなら・・・と考えると、きっと修羅場になりかけたことも何度もあるのだろうな、と。  出てくる料理、出てくる料理・・・とっても美味しそう。また、我々が普段気軽に食べることなどできないだろう高級食材のオンパレード。羨ましい・・・気も、少しだけ。  税金を使ってそんな贅沢な食生活を!!! ・・・などとは、決して言うことなかれ!!!!!!  そんな贅沢な食事が許されるくらいの生活を、彼らはしてきたんだなぁと、素直に納得できる。 ★5つ、9ポイント半。 2016.09.20.古。 ※南極生活エピソードはもちろん面白かったし、南極料理もすべて美味しそうだった・・・けれど、自分が一番心に残ったのは・・・ ドーム大学なる余興(?)にて筆者が語った「キャンプ講座」だった。まさしく、今すぐにでもキャンプに出かけてみたくなってしまった。 ※映画「南極料理人」も以前に視聴。あちらも面白かった。書籍とはまた違って、物語としても楽しめるので、未観の人にはそちらもぜひ、薦めたい。 ・・・西村さんを演じるのが堺雅人さん。すっごっくいい味を出していて、とても良かった。堺さん演じる西村さんと、この本で描写される筆者(西村淳)の姿とのギャップを楽しむのも、アリでしょう。 ※文庫本を読む際の楽しみの一つに、「巻末解説文」を読むことがある。評論家だったりタレントだったり作家だったり・・・が、それぞれどんな視点でその本を読み、それをどう語るのかが、とても楽しい。 (あらすじ列挙に終始した文は、除く) 今回は、佐々木譲さん。さすが。この解説文だけ提示して読ませられただけでも、本書を読んでみたくなることまちがいなし。こういう「巻末解説文」、好きだなぁ。

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    投稿日: 2016.09.23
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    タイトル通り、南極の観測隊で料理人として越冬した人のノンフィクション 越冬の経験は三十次の昭和基地と三十八次のドームふじのようで これはドームふじの方だけの記録 以前、越冬隊に参加した人の講義を受けた事があって「ちょっと行ってみたい」とか思ったものの これを読むと「やっぱ無理」と思った まぁ、僕が行きたがっても行くために必要な技術は何もないけどね とりあえず、昭和基地はとても快適で、ドームふじは過酷というのがわかった あと、南極での越冬はやはり食品の保存・保管なんだなぁというのがよくわかる 1年も補給なしで凌ぐってそりゃぁ何がしかの工夫が必要だよなぁ 生鮮食料品なんて手に入らないわけだし・・・

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    投稿日: 2016.07.21
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    初版から15年経過して読む機会を得た。 執筆当時、海上保安官であった筆者が、2度目の南極越冬(しかも極北により近く標高4800mのドーム基地で)した際の、食料・調理担当として様々なアプローチで活躍(暗躍?)した実録書である。 著者の個性が際立っていて、現実には過酷を極めていると想像される越冬の現場が、連日連夜の宴会に溺れる「楽しい(怪しい?)仲間集団」としか思えなくなってくるほどだ。 かと言って、決して過酷な現実の記載が無いわけではないので、「大抵の人間には勤まる所ではないな」ということもありありと伝わってくる。 映画化もされたが、そちらは未だに見ていない。 設定は多少変えられているだろうが、映画の方も是非見てみたいと思わされた作品だ。

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    投稿日: 2016.05.28
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    南極に足を踏み入れることができる人は、世界の人口の何%に当たるのだろうか。料理人として1年間、日常生活も困難を極める極寒の地、南極で過ごした貴重な体験が綴られている。映画で演じていた堺雅人さんの穏やかなイメージとは異なるが、豪放磊落でユーモア溢れる著者の人柄に、どんな困難でも人間なんとかなるものだとのタフさを感じ、スカッとする。

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    投稿日: 2016.05.04
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    すらすら読めた。しかし、笑える話、なんて面白い40代だろうと、カッコいいし、憧れる40代像であった。 マイナス40度で外でジンギスカンして、すぐ口に入れないと凍る話、涙を流せば凍る話、凍傷になると壊死するので必死に戻った話、外で露天風呂と称して風呂に入ったり、野球したり、ありえない事に果敢に挑戦、アホしまくりで、大変楽しませて頂いた。 特に料理は毎回豪華。料理がどんどん上手くなるドクターは羨ましい。食材使いまくりで、料理人から教えて貰えるから。とはいえ、極限の場所でのお仕事、こんな人達がいたんだと思うと、その仕事をしてる人達に脱帽です。 俺もキャンプくらい行きたいなと思えました。 他の西村さんの本、またこの本を題材にした映画も見てみようと思います。

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    投稿日: 2015.11.12
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    極地で高地,マイナス40~70度の世界。想像なんてできない。おじさん達の生活記。閉鎖空間だけにいかにルールを守り,且つ,集団の気持ちを前向きに明るくするかが大切のようで,そのためには食事と酒とイベントが大きな役割を果たすようだ。

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    投稿日: 2015.09.22
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    料理メニューは文字で見てるだけでも羨ましくなる物ばかりで。ただ、極限環境下でストレスが溜まるし、男9人色々と思うこともあるだろうし、雪がいっぱいあるし、南極ってクローズドサークルの舞台として申し分ないんだよなぁ。解説が佐々木譲ってのがまた意外で面白かった

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    投稿日: 2015.09.13
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    南極観測隊の1年を、調理担当の越冬隊員が記録した山あり谷ありエッセイ。 南極での1年なんて想像を絶するけれど、描かれる毎日は楽しそうで美味しそう。 日々「楽しむという努力も必要。みんなで頑張って楽しもう」という姿勢を見習いたい。

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    投稿日: 2015.07.04
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    堺雅人主演の映画『南極料理人』がとっても面白くとても気にいったため。 映画で料理人の西村さんを演じたのは堺雅人さんですが、本物の西村さんはヒゲぼうぼうのおじさんでした☆ 南極に持ち込めない食材は色々あるのでどういったもので代用できるか、知恵と工夫の数々に感心し通し… カレー+太田胃散=本格インドカレーには驚き。 やってみたいような、みたくないような。

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    投稿日: 2015.06.30
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    海上保安庁から南極越冬隊サポート要員としてドーム基地に渡った著者の食を中心とした記録エッセイ。気楽そうに読めるが、マイナス70度とかマトモな人間が生きて過ごせる気がしない。

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    投稿日: 2015.06.22
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    タイトルのとおり、面白い。南極越冬隊の料理人の本。料理の本ではなく、越冬隊生活の本。しかも、昭和基地ではなく、そこから内陸に1000km入った、標高3800m、気温マイナス70度のドーム既知での越冬。毎日の献立に悩んでいる人にもおすすめ。

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    投稿日: 2015.04.04
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    南極料理人ということだったので、食材を大切に使うノウハウが披露され、何とか料理の七変化が楽しめると思っていたが、それはほんの少し。 税金で高級食材や酒を大量に買いまくり、夜な夜な宴会が繰り広げられる、、、。 確かに食材が大切なのはわかるが何も高級食材でなくても。と思った人は多いはず。 ただ極寒の様子は興味深い。 南極なんて氷だらけだから水には困らないだろうと想像していたがそんなことは無いらしい。 水を手に入れることは南極でも砂漠でも同じ位大変なんだなぁ。

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    投稿日: 2014.11.07
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    南極開発の予算が見直しにならないか心配になるような暴露というかエピソードを面白可笑しく紹介。 正直、料理にあまり関心がないのでメニューや食材はチンプンカンプンでしたが(だったら何故この本を読むか?)、南極でのエピソードは興味深く読めました。 過酷な地に派遣されるので楽しみは飲み食いしかないですもんね。多少の贅沢はありありです。

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    投稿日: 2014.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

     この本を読むきっかけになったのは、小林聡美さんの対談集に出ていた 飯島奈美さんというフードスタイリストがきっかけです。 「かもめ食堂」のフードスタイリングを手掛けた人というのを知りました。 あの映画で、小林さんがおにぎりを握る音、コーヒーをドリップする音を映画館の音響で聞いて、すごく印象に残っていて。 で、ウィキペディアで調べたところ「南極料理人」という映画のフードスタイリングも手掛けているのだとか。 その作品がちょうど、今月の新刊シネマデイジーにありました。 早速聞いたのですが、どうも映画だけでは疑問に残る部分がいくつかありました。 (映画は映画でよかったですよ!) ということで、その映画の原作本を読んでみたというわけです。 なるほど、映画で疑問に思っていたことがいくつか解決されました。 出てくる料理のおいしそうなこと。 そして何より、平均気温マイナス60℃という過酷なところで一年暮らすその大変さを著者は面白おかしく書いていました。 極限状態の環境に追い込まれると、精神が破綻するんじゃないかと思うぐらい、すごい日常でした。 南極に興味を持つきっかけになった作品。

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    投稿日: 2014.07.19
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    南極という果てしなく遠い世界を、軽妙なオヤジ口調により少し近しいものとして感じる事が出来る。南極の過酷な状況と、その状況下で1年過ごす著者を始めとする越冬隊のエネルギーに圧倒される。そして、赤裸々な文章に笑わずにはいられない。お腹も空いてくる。色んな人に一読の価値アリとお勧めしたくなった。

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    投稿日: 2014.05.14
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    読書録「面白南極料理人」4 著者 西村淳 出版 新潮社 P48より引用 “しかし、一度油で揚げてある「サッポロ一番」他の即席ラーメ ンは、使いものにならないどころか、ドーム基地で越冬中でさえ も十分おいしくいただくことができた。”  目次から抜粋引用 “大雪原の小さな家  作業と宴会の日々  まじめでおかしな仲間たち  飲んで怒って笑って泣いて”  二度の南極観測を経験した著者による、二度目の観測越冬隊で の出来事を記した一冊。  出発前の雪中訓練の様子から一年の任務を終えての帰還まで、 非常に苛酷なはずの出来事でも面白く書かれています。  上記の引用は、南極観測船「しらせ」艦内での食料配布を記し た部分での一文。著者達が行く予定だったドーム基地は高地で、 水が85度で沸騰するので使えないと思っていたそうです。ウイル スも生きていられない中でなら、インスタントラーメンは極めて 便利な保存食になるようです。いつまででも置いておけそうです ね。  閉鎖された場所では、食べることと気分転換がとても重要なの だなと思いました。 ーーーーー

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    投稿日: 2014.02.25
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    映画を先に見てたので、いつか読もうと思ってた一冊。人情と愛とご飯に塗れてた。映画は誰かがバターを丸かじりしてた場面が印象的だったけど、原作にはないシーンだったのかな。さくさく読めて気持ち良く本を閉じられた。

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    投稿日: 2014.02.12
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    映画を観てからの原作。堺雅人演じる「西村くん」とは違った魅力で、なるほど本人はこういう人だったのねという感じ。そしてやっぱり笑った!ウイルスすら存在しない過酷な環境なんだってことをつい忘れてしまう。おバカで個性たっぷりなおじさん達サイコー。

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    投稿日: 2014.02.07
  • 思わず笑っちゃう

    一度は行ってみたい南極。その越冬生活を食を通して面白おかしく紹介。 読んでてついくすっと笑っちゃうことが何回もありました。 西村さん、アクは強いけど面白い。

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    投稿日: 2013.12.07
  • 何をどう保存し、調理するか。死ぬほどの寒さを生きるために。

    南極観測隊が向かう先の観測地帯は、ウイルスさえも生きていられないという、とても人間が住める場所ではなかった。そんな場所で1年に渡り、第38次越冬隊の隊員8人とともにその地に向かう隊員の食事を支える料理人が、著者である西村淳。 極寒の仕事、暖かさはあるも友人知人、家族や世間から隔離された生活。唯一心の安らぎがおいしいゴハンだったのは、ぬくぬくの日本にいても想像に難くありません。毎日の栄養源とエンターテイメントだった食事をつくりながら記録した、極寒の地でのゴハンと人のこと。

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    投稿日: 2013.12.05
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    ◆気温マイナス80度の抱腹絶倒南極日記◆ 「南極」と言うと昭和基地、ペンギンくらいしか思い浮かばない。実際はどんな所なのか、日本で暮らしていると全く未知の世界だ。 この本を読んで、世界一過酷な場所なのに、仲間同士の絆は強く温かいことを知る。特に創意工夫で豪快に料理を作る、極地の料理人の驚きの逸話にすっかり参ってしまった。 「性格はわがままにして怠け者。好奇心が強いものの、あきっぽい二面性を持つ」魅力的な著者の抱腹絶倒南極日記をご堪能あれ!

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    投稿日: 2013.11.19
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    映画化された元海上保安官出身の西村さんのエッセイです。 料理ってこんなに自由でいいの? という衝撃と南極での生活自体にビックリ。ぜひ映画もどうぞ。 どっちも面白いです。 九州大学 : 花

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    投稿日: 2013.11.18
  • 半分読みました

    個人的に、余計な言葉が少し多い気がして、大事なところに集中しづらいです。 何が言いたいのか読み逃して、また同じ所を読み直すというのを繰り返している感じ。 自分の読解力が足りていないんだけど。

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    投稿日: 2013.11.06
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    当たり前やけど映画と違ってホンマむさい! でもむさい方がより楽しそう。 他のシリーズも読もう。 西村さんは舞鶴の海上保安学校出身とのこと。親近感。

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    投稿日: 2013.09.23
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    魚や動物、細菌すら生息できない南極という辺境の地で繰り広げられた、約一年間の越冬記録。 南極という過酷な自然環境を生きるサバイバル術や、オーロラや白夜といった大自然の素晴らしさを満喫する旅行ガイド的な情報はほとんどない。 あくまで日常的な食事という行為にスポットをあてて、あらゆる冷凍食材を見事に調理して、美味しく食べてもらうことに全力を注ぐ姿がたまらなくカッコいい。

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    投稿日: 2013.09.16
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    高校の時に読んだ.確かこの本の中に、トイレットペーパーを潰して持ち歩いてると便利ってのがあって、今でもそれをやってる

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    投稿日: 2013.06.12
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    ヴァンゲリスのテーマとともに 健さんは、出て来ません もちろん、壮大な自然の描写とかも ほとんどないです(^_^;) 南極サヴァイバルって感じかな

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    投稿日: 2013.06.11
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    一年間も閉じ込められた空間に男だけでいると想像するだけでも背筋が寒くなるが、それが地球に残された最後の極地、南極である。 きっと事故や人間的軋轢も沢山あったのだろうが、やんわり表現なのは、この著者が料理人だからで、料理随筆?だからであろう。 ユーモアたっぷり、面白い!

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    投稿日: 2013.05.01
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    料理の苦手な私ですが、よし、料理作るぞー!ってなりました。あとなぜかドラム缶風呂のところ読んでるときに、けっきょく南極大冒険のBGMがなりっぱなしでした。面白かったです。

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    投稿日: 2013.03.10
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    南極の基地での料理というと、いろいろと制限がありそうな気がする。少なくとも以前読んだ、アムンゼンやスコットの記録では、冬中ほとんどアザラシの肉ばかりを食べている印象だった。 しかし、本書では日本から高級食材をしこたま持って行っており、もちろんいろいろ不自由はあるのだろうが、意外なほどいい食生活であることにびっくりした。 むしろ基地での人間模様の方が面白かった。

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    投稿日: 2013.02.20
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     堺雅人氏主演映画の原作という印象で読んでびっくりした。どちらかというとシャイな印象の堺氏のイメージではなく、豪快なおじさんたちの合宿物語という趣である。椎名誠の描くところの「怪しい探検隊」に似ていなくもない。  冗談めかした文体にだまされるけど、実際は零下70度という想像を絶する寒さと、周囲1000キロメートルに誰もいないという状況の中での生活である。実際に読んでいても、「一歩間違えたら全滅じゃないか」とハラハラするようなところもある。だけど、それも全部含めてガハハと笑い飛ばしてしまうところが、本当にすごいって思う。  零下何十度かの中で屋外ジンギスカンをやったり、ジョギングやラクビーをやったりである。もちろん、仕事は仕事できちんとやっているわけだから、たいしたものだ。それをぜんぜん対したものと感じさせず、笑い転げながら読ませてしまうのだから、この人、プロの文筆家以上である。  料理の話はもちろんおもしろい。これもやっぱり豪快である。厳しい環境だからこそ、食べることについては妥協していないという感じがする。なにもかも冷凍保存になってしまうから(環境自体が世界最大最冷の冷凍庫なのだ)、そのあたりの不便は大変なものだろうし、それをいろいろと工夫しながら乗り切っていくあたりはおもしろい。そのぶん、素材そのものはものすごく豪華で、読んでいてふと、「この食費の出所は?」って考えてしまった。  ともあれ、肩が凝らない楽しい本である。一読をおすすめしたい。

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    投稿日: 2013.02.15
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    酒飲みオヤジ料理人(失礼?)が、南極観測隊に参加した際の日常を書いているだけなんだけど、とても面白かった。 観測隊のメンバーが個性的だったのか、著者が個性的にデフォルメして書いているのか分からないけど、普通のオヤジ達のはずなのに、みんなキャラが立っていた。そのせいか、極寒の地で、下手をすると命の危険もある場所での生活なのに、バカばかりやっていて、部活の合宿みたいなイメージでとても楽しそうな生活に思えた。それは「オレも南極観測隊に参加したい。」と無責任に思ってしまうほど。 感動するシーンもちらほらあり、私はこの本好きです。 (分かりにくい会話の内容や、描写がいくつかあったのが残念。) 【独り言】 ・ジョージアのCMで「男は最低で最高だ」というのがあったけど、この本はその言葉がよく似合う気がする。 ・堺雅人主演の映画「南極料理人」も好きです。(エビフライのシーンなんて笑いをこらえるのが大変だった。) ・

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    投稿日: 2013.02.14
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    作家さんが書いた本ではないので、最初はやっぱり読みにくいなあと思ったのですが、作者のキャラに慣れてくるのか?途中から最初に感じた読みにくさは気にならなくなりました。参加してみたくなりました。 むしろ、やっぱり普通の方が体験できない事がつづられており、氷点下でのジンギスカンや露天風呂。面白かったです。 食材が税金なので、少し贅沢なのが腹立たしい部分もありますが、まあ、楽しみの少ない南極では、それぐらいはいいのかもと思います。 後、やたら夫婦仲がいいようで、それが伝わってきます。 あまり上手とは言えない写真も、ノンフィクションならではのいい味を出してます。そっかー、こういう人が南極越冬隊してるのだって分かります。やっぱり男同士だからもめないのかな?とも感じました。女同士だとこうは行かない気がします。そんな男同士のさっぱり感も伝わっていいかもしれません。

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    投稿日: 2013.02.13
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    映画が面白くて、原作を読んでみました。「南極でもジンギスカンしたり、フルコース食べたり、そういうことってあるんだな(過酷な状況を逆に楽しもうとするからこそ)」と。映画も原作も面白さはそこにつきます。映画のほうがよりキャッチーなエピソードやギャグをプラスしているので、とっつきやすく面白かったです。原作はちょっとおっさんくさい(笑)。「それがどーした?」と開き直ってる感じが味なんでしょうが。

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    投稿日: 2012.12.05
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    映画にもなった、南極観測隊の料理人であった著者の体験記。 南極なんて食材がなければ調理する環境としても最悪の環境で、娑婆の料理を再現するとあって、調理手順を簡略化したり食材を代用したりしていて面白い。 特に中華ドレッシングで酢豚を作っていたのが参考になった。 また、極限の環境で男9人で過ごすだけあって、いろいろおかしくなっているのも面白かった。 なんでも要点さえ抑えときゃなんとかなる。そんな一冊。

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    投稿日: 2012.11.27
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    軽妙な語り口であっという間に読み終わった。 映画化されていた様なんで今度レンタルして見てみようと思う。

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    投稿日: 2012.11.26
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    「堺さんの映画の原作だよなー」くらいの気持ちで購入。 この本に出会うまで、南極での食事なんて 保存の利く宇宙食みたいなものなのかと思ってたけど、 ちゃんと(?)調理してるとは! そして食材だけ見ると、なんという贅沢さ。 でも、南極では食事は大事な大事な楽しみなんだよね。 越冬隊のおじさんたちの南極での生活がコミカルな語り口で 描かれており、もちろんそれだけでも十分楽しめるけれど 日々の食事の支度で、冷蔵庫の中身を使い切ることに 情熱を燃やす自分としては 楽しみつつも大変参考にさせてもらいました(笑)

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    投稿日: 2012.10.29
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    南極に行くまで、行ってからの、料理の話とやってしまった日常の事。 ほとんど料理の話ない、と思っていたら、突如もりだくさん、とか。 結局、半分半分くらい?w 行くまでは、持って行くものの選び方。 そして保存できる食べ物を、できないと思って食べてしまった事。 悲しい感じがしたのは、冷凍できるか、と会社に問い合わせたら いたずら電話だと思われた事です。 しかし、逆の立場なら、確実にそう思いますねw 料理の食材は素晴らしいわ、豪勢な使い方をしているわ。 これが南極と言う、ある意味密室空間でなかったら 叩き倒したい状態だったかと。 食べ物の恨み(?)は怖いですから。 多分、たくさん大変な事はあったかと思われます。 けれど楽しそうな日常だけが書かれているので 南極に行くっていいなぁ、と。 ある意味、楽しそうです。 しかし本がないので、行けそうにもないですが。 ところで、電話代って…天引ですか??

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    投稿日: 2012.10.13
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    南極はんぱないね! スゲー寒い。-70度ってなんだ?! 狭いドームのなかで一年間9人で過ごす。すごいよね。 いかに寛容になるか、楽しみをつくるかなんだな、と思った。 しかし出てくる料理が美味しそうで美味しそうで…! 男のプライドもありつつ、男子のバカさも持ち合わせたみなさんすばらしいと思った。

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    投稿日: 2012.07.22
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    新潮文庫の『面白南極料理人』シリーズは、 全部揃えてるほど大好きなのですが、 いちばん好きなのは最初に読んだ『面白南極料理人』です。 西村さんの二度目の南極・ドームふじ基地での越冬期間を、 はじめから終わりまで通して書かれてますが、 西村さんが調理担当で越冬隊に参加していたということで、 料理を中心に語られています。 おかげで越冬通して宴会やってた、というイメージがついてしまいました…が… 第38次ドームふじ越冬隊の面々にも、 ものすごく愛着が湧いて、 『笑う食卓』での面々のエピソードとかもすごく好きです。

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    投稿日: 2012.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的に節食してる真っ最中なのである意味拷問のような読書時間だった 食事がとにかくおいしそうで基本の和食から会席、フランス料理、中国料理…等に普通に暮らしてる時には食べられない高級食材使いまくり、 料理人も海保の一流シェフならおいしくないわけがない。 文面では作者の照れからか適当な感じで描かれてる料理も手順をみれば手間暇こめて作ったことがよく分かり夜中にお腹がすいてくることしばしば。 しかし特においしそう!と思ったのはサッポロラーメンでした。一番身近にあるものだからだろうか… こんな料理が食べられるなんてうらやましい。と思う反面、平均気温マイナス57℃、ウィルスさえも死滅する地での仕事は自分は到底出来そうにもないので本で読んで行った気分にひたりました。 9人のメンバーのなかでも福田ドクターのキャラ濃くて面白かったです。180㌔の燃料ドラムを運んでしまう場面はかっこいい!と思いました。 映画を先に見ていたので、こんな話なんかな~と思っていた部分をいい意味で裏切られて良かったです。

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    投稿日: 2012.04.25
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    世界で一番過酷な場所での、超贅沢な食事風景を中心に描いた南極越冬話。こんなに軽ーい感じの越冬話は初めて。人間味溢れてて親近感が湧きます。そして、美味しいものを作って、食べて、飲みたくなる!

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    投稿日: 2012.04.18
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    南極観測隊での1年間の生活を、筆者の視点から書いたフィクション。 あまり知られていない南極での隊員の活動が細かに、時には大雑把に、ユーモア交えて書かれている。 今まで知らなかった生活に、とても興味が惹かれた。

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    投稿日: 2012.04.12
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    読み物として面白い。南極越冬隊の人たちが楽しそうで和む。 だがしかし、文章があまりにも読みづらいのが難点。

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    投稿日: 2012.03.20
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    面白かった~! マイナス60℃以下になる極地なのに、何故かパンツ一丁やTシャツ一枚の写真が多し。料理の写真はできればカラーで見たかったなあ~!本当は日本中から集められたその道のオーソリティの集まりで、厳しい環境の中、貴重な観測がなされているのだろうけど、そんな自慢はおくびにも出さず、ひたすら「どんな環境でも楽しむバイタリティー」で、南極の氷でも溶かしてしまうのではないかという、パワーあふれる一冊でした!

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    投稿日: 2012.03.14
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    なるほど、これを映画化したらああなったのね。となんだか納得。 淡々と綴られた平和な雰囲気が、読んでいて心地よい。 いい年をしたヒゲ面の男達が手書きのおめでとうボード(?)を飾って隊員の誕生日会をマメに催す様などは(写真掲載あり)見ていてほのぼのします。想像を絶する自然環境と生活環境の中にあって、そういったムードは何より大切だったのでしょうね。 サクサク読めてとても楽しい本でした。 (欲を言えば…料理写真はカラーで見たかったな)

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    投稿日: 2012.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画「南極料理人」の原作。 映画を観てから読んだので、筆者の印象が随分異なりました。 南極での馬鹿馬鹿しくも真面目で愉快な生活を綴った、読みやすいエッセイです。(そしてちょっと泣ける) 日々の献立が挙げられていて、「なんて豪華なものを食べているんだ!」と思いましたが、解説にもあるように、過酷な日々の業務の対価としてふさわしいのだとも思いました。 しかし、男ってバカだねー! 女だらけではこうはいかないよな。ちょっとうらやましい。

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    投稿日: 2012.02.23
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    映画を見てから、どんな人なのか気になって原作を読んでみた。映画の堺雅人のイメージとは真逆のような人。あまりにもたくましくて、面白くて一気に読めた。

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    投稿日: 2012.02.06
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    過酷な環境だと思うのに、それをみじんにも感じさせない軽快なのらりくらりな、おじさんのエッセイ。 食材の仕入れや、どうやって「普段の料理」を作るのかってところが興味深かった。

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    投稿日: 2012.01.21
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    堺正人さん主演の南極料理人の映画(DVD)を見て なんともおもしろおかしくて、本も読んでみた。 キムタクの「南極大陸」のような、波乱万丈の事件が 起きるわけでもなく、日常のリアルな生活が描かれている。 頻繁に開かれる宴会やお誕生日会等に登場する おいしそーな料理がそそられる。 でも私は南極生活は無理だろなー。

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    投稿日: 2012.01.18
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    映画がすごく良かったので原作も読んだ。おもろい。 ただし、筆者は物書きではないので映画のように整理されたプロットを期待して読むと厳しい。 良くいえば自由、悪くいえば野放図な感じ。後半になると文章が上手くなったのか、こっちが慣れたのかさほど違和感なく読めるようになった。

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    投稿日: 2012.01.15
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    映画『南極料理人』と同様楽しく読めました。何より、南極の極限を楽しんでいる所が、本当に素晴らしい。ドラマ『南極物語』なんて 真面目が過ぎてみてられなくなるほど。西村さんの人柄にホレボレします。

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    投稿日: 2011.12.22
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    目下ドラマ放映中の『南極大陸』の原作を読もうと思いましたが、ドラマが観ていてかなりつらい内容になってきたため、少し方向性を変えて、映画『南極料理人』の原作で、南極越冬隊の調理担当者のエッセイを読んでみました。 ドラマだと、調理担当者は中華料理店「来々亭」ののれんを持ちこんでいたため、なんとなく隊員たちはラーメンばかり食べていたようなイメージがありますが、この本を読むと、まったくそうではなく、メニューは多岐に富み、相当豪華な食環境だったことが伺い知れます。 その裏には当然、調理担当の涙ぐましい努力があるわけで、一つ一つの食材にこだわり、注意を払ったプロ意識が見られました。 著者が訪れたのは、昭和基地よりもさらに1000km離れた、標高3800mの場所にある、ドーム基地。 富士山よりも高い場所が、南極にはあるんですね。 平均気温マイナス57度に耐えうる食材を選ぶ大変さを、知りました。 たとえば凍らせたら使えなくなってしまう食材は、持って行けないわけです。 そんな気温の中でどうなるかわからない食材に関しては、自分たちで調べなくてはならないものの、製造元に問い合わせても、あまりに荒唐無稽な質問のため、冗談に思われてまともに請け合ってもらえず、たらいまわしにされた苦労話なども載っていました。 確かに、牛乳や卵などは、状態がどう変わるか想像がつきませんね。 働き盛り、食べ盛りの男性9人の越冬食料として、すさまじいほどの食料を運びこんだことがわかります。 それでも、過酷な自然環境の中、エネルギーは黙っていても消費されてしまうのでしょう。 常に贅沢三昧をしていたわけではなく、南極にはゴミ収集車はやってこない、よってゴミを残さない、というルールのもと、食材もとことんまで使いきる節約術も徹底していたことがわかりました。 "隊員の胃袋を「ゴミ処理工場」として使用する"、という、あられもない言い方をしていますが、そのやり方は、スープのだしを応用して、飽きないメニューを続ける、などと、工夫されています。 越冬隊の選抜メンバーは、一人一人がその道のプロ。 未知のデータを収集し、母国に報告するという使命を担っている、多忙な人々です。 著者は、そうした隊員たちを栄養面でサポートするという役目であるため、みんなが休憩するオフタイムを取り仕切る担当ということにもなり、そこでユーモラスなエッセイが生み出せたことがわかります。 また、著者は2度、南極観測隊に選ばれています。この作品では、2回目の越冬話が書かれているということは、初めて南極で過ごした時には、まったく余裕なく過ごしていたことが予想されます。 のんびりとした雰囲気さえ漂う文面は、2度目の経験者のゆとりに寄るところ大なのでしょう。 あとがきに「電車の中では読まないこと」と2回も念押しされていたため、(そんなに爆笑ものなのかな)と思いながらページをめくったとたんに見た「大雪原の小さな家」という見出しには、笑ってしまいました。 南極到着時、昭和基地内の見学なく、ドーム基地に行ったのは、昭和基地の快適さに比べてドーム基地があまりにも過酷な場所だからだ、と書かれており、どれほどのハードな環境だったのかと思いを巡らせます。 といっても、私たちにわかるはずもないのですが。 せまいドーム内に、バックグラウンドが違う専門家たちが9名、昼も夜も顔をつき合わせて暮らすのは、息が詰まるしストレスもたまるものでしょう。 防寒のために髭面になった男性ばかりの空間を、サティアンと呼んでいるところも、笑えました。 それを、無理矢理に我慢しようとせず、軽口をたたき、たがいに軽い毒を吐きながらも、明るく楽しく過ごそうとしている努力も見えます。 彼らが生活したのは、全てが日本では考えられない、異質の環境下ですが、読んでいると、その辺にいる普通のおじさんが好きなことを勝手気ままに書いているように感じられてくるのは、著者が、私たちの目線に合わせた文章にしているためで、この親しみやすさと読みやすさがなければ、南極越冬というプロジェクト自体、遥かに縁遠い、関わることのない話として、完全に人ごととしてとらえてしまったと思います。 ところでアンコウ鍋の具って、アンコウの身だけでなく、キモや骨や腸や皮なども一緒に楽しむものだということを、この本で知りました。 身だけのアンコウ鍋は、贅沢なように思えますが、著者は「野菜の入っていないカレーライス」「しらたきだけのすき焼き」などとご不満の様子でした。 また、「南極には高倉健も渡瀬恒彦もいない」とか「ヴァンゲリスの感動的な音楽は鳴らなかった」など、映画『南極物語』を意識したコメントが載っていることにも(現役の越冬隊員も、そんなことを考えていたんだ)と笑えました。 著者の明るい性格がよく出た楽しいエッセイ。 それでも、命を張って過ごした南極生活は、常に気を張っていたことでしょうし、特に調理担当者は、隊員たちの生命を預かっていると言っても過言ではありません。 笑いながらも、重い使命をまっとうした彼らの頑張りには脱帽します。 また、時折話に登場する隊員たちの家族も、ひたすら隊員の無事を祈って日本で待つつらさは、いかばかりのものだったかと思われます。 周囲の理解と協力あってこその南極越冬。 あまり話題にならないながら、現在までもずっと継続しているプロジェクトということで、関係者の方々には心からお疲れさまを言いたいものです。

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    投稿日: 2011.12.14
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    映画から入ったので西村くんのキャラクタリスティックに違和感があるも、まあ豪快な人間らしい面白さとあくまでコミカルに描いてある他の隊員との掛け合いに癒されました。

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    投稿日: 2011.11.30