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オーデュボンの祈り
オーデュボンの祈り
伊坂幸太郎/新潮社
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総合評価

2597件)
4.0
789
986
565
87
23
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    コンビニ強盗に失敗した主人公の伊藤。気づいた時に何故か萩島という日本から遮断されている島に連れてこられていた。伊東に島を案内する男、唯一船を持っており島を行き来できる男、嘘しか言わない元画家、島で殺害を許された男、極めつけの言葉を話すカカシと魅力いっぱの登場人物。伊坂さんは元々好きだがデビュー作からこんなに面白いなんて。物語終盤にちりばめられた話をキレイに回収していくのがやっぱり好き。

    1
    投稿日: 2021.02.22
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    【始】胸の谷間にライターをはさんでいるバニーガールを追いかけているうちに、見知らぬ国へたどり着く、そんな夢を見ていた。 【終】とんぼが一斉に飛んだ。 軽い村上春樹という感じ。 面白いは面白いがこれも読み終わった後何も残らない系。思いついたキャラクターを詰め込んでみましたというような感じで読者はどこに焦点を当てたら良いのかわからない。ストーリーは最後までそんなに大きく動くことがないので退屈とまではいかないけど、もっとハラハラさが欲しくなる。 伊坂の軽さはマリアビートルなどスピード感のあるミステリーでこそ活かされるのかなと。

    0
    投稿日: 2021.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎の作品を初めて読んだ。 今まで読書をしてこなかった私がオススメされて鑑賞。 話す案山子や殺される案山子 あらすじだけでだいぶ惹きつけられる面白い設定 誰が犯人なのかワクワクが止まらなかった。 伊坂さんの作品もっと読んでいこうと思った。

    0
    投稿日: 2021.02.15
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    あんまり偏った読書はよくないかな?と思い何年か前、売れっ子作家伊坂氏の作品を何冊か読んだ。 どれも「目には見えない恐怖」を描きたがっているように見えた。稲中後の古谷実のように。私見だが、伊坂氏は元々は純文学志望だったのではなかろうかと感じた。文体からは村上春樹の匂いがした。しかし、人間の描写が非常に甘く、アイディア勝負で終わってしまっている作品しかないなという感想しか抱けなかった。逆に言ってしまえば難しい表現が全くないので読みやすく、読者を獲得しやすいのかもしれない。きっともっと深く描きたいのだろうが、才能が足りないのだろう。こんな事僕が言ったところで彼は売れてるんだから彼が正義なんだ。

    0
    投稿日: 2021.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「つまり、あの猫は虹を見ている」 言っている人物も相まって、この一文は何度読んでも顔がほころぶ。全ての事象は意味があり繋がっていると本作の鍵とも思える一言をこんなに可愛く伝えてくるなんて、心が沸き立つようだった。

    0
    投稿日: 2021.02.10
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    * 「カカシが買い被るか?」 そもそも、カカシは喋らないんだって。 * 喋るカカシに法律である男に寝っ転がる少女に熊みたいな男などなど沢山のキャラクター揃い。それぞれ繋がってそうで繋がらない部分もある不思議な世界観。 . 不思議な気持ちで読み進めたら終わってしまった。ここで言ってたのってこういう意味か!と後々分かるセリフが多々ある。 .

    0
    投稿日: 2021.02.09
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    とても面白かった。特に最後は痛快で良かった。日常的なようで非日常的な物語の世界を見ているのが楽しかった。

    0
    投稿日: 2021.02.08
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    ー 「会社を辞める」あの時、伊藤はつづけた。 「どうして?」と訳ねると、「目が痛くて」と彼は答えた。驚くことに、冗談ではないようだった。 「そんなことで辞めるの?」 「僕たちはエスカレーターに乗っているようなもんなんだ。このまま、働いて過ごすのかい?まあ、それは覚悟の上だとしても、目まで捧げる気はないよ」 ー 今更ながら伊坂幸太郎デビュー。 これは…ミステリーか…ミステリーだな。 独特な言い回しとか、会話とか、合理的に説明がつかない世界観とか、ちょっと疲れるけど面白かった。

    0
    投稿日: 2021.01.17
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    20年も前、夏のブックフェアで10冊ほどジャケ買いしたときに何故か全く好みではないし題名にも惹かれないしすじがきにも特にこれといって自分が読みたいと思えるワードもないのに何度も手に取り、戻し、手に取り、戻し、で結局最後の10冊目に選んで唯一未だに手元に置いてある一冊。 言わずもがな伊坂幸太郎ファンになったきっかけの一冊。 前置き長くなってしまいましたが、20年ぶりに読み返して、ほぼ内容を覚えておらず2回目なのにいちいち驚き笑い最後には興奮と感動。1度目に読んだ時にはそこまで解ってなかったであろう伏線にいくつも気づけたからか、伊坂ファンとしての読み方が身についているせいか、再び存分に楽しめました。不思議の国要素が散りばめられているのに人間臭さがただよいファンタジーにならない絶妙な塩梅が好き。やはり伊坂さん、改めて、天才だわ。

    1
    投稿日: 2021.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすが伊坂さん。 ページを捲る手が止まらなかった。 「だから、何があっても、それでも生きていくしかねえんだ」 この言葉が印象に残った。 全てを受け入れて生きることは時に残酷であるかもしれない。だが、一種の開き直りのように聞こえて、心が軽くなった。

    1
    投稿日: 2021.01.08
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    伊坂幸太郎氏のデビュー作。 仙台の先の牡鹿半島をずっと南に来たところの島に伊藤はいた。その島は150年もの間、外との交流を持たない閉鎖された島だった。島には奇妙な島民が暮らしており、彼らとの交流、不思議な事件、そしてこの島に欠けているものとは·····。 伊坂氏の著書を初めて手に取ったが、読んでみてふと村上春樹氏の作品が思い浮かんだ、村上春樹氏やジブリ作品のようなメッセージ性の強さを感じる。この本作品がデビュー作とは驚きのクオリティだ。これはノスタルジックな現実世界なのだろうか、いや、寓話、ファンタジー?現実と非現実が揺れ動く物語は不思議と心地よい。あとがきで吉野仁氏の「なんとシュールな小説か。」を見た時、これだ、「シュールな小説」この一言に尽きると思った。 様々な不思議な謎、サスペンス、が島民との普通の会話の中に散りばめられ、実在する人物や物語が混ざり、まさに文学的であり騙し絵を見ているようだ。 あれがこうしてこうなったと折り畳むような伏線回収は素晴らしく、気持ち良い。またいつか再読したい、シュールで不思議な物語です。 ★★★★★ 5.0 「オーデュボンの祈り」 目次なし

    9
    投稿日: 2021.01.06
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    伊坂幸太郎のデビュー作。 シュールな世界観かつ、掴みにくいストーリーで、読解が少し難しいかなとは思う。 ただ、中盤まで謎ばっかだった話を終盤で見事に解説していくのはすごいなと思う。 伊坂幸太郎作品の中では、いまいちと言われてしまう作品かもしれないけど、 メッセージ性の強さ、不思議な世界観が個人的にはクセになる好きな作品。 特に、何度も出てくる名探偵の表現が好き。

    1
    投稿日: 2021.01.04
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    この世界観はこれまでにない感覚だった。 世の中には知らないことがたくさんあることを 改めて知ったとでも言った方がよい。 オーデュボン リョコウバト 支倉常長 、、、、 なんだろうかこの感覚。 次はラッシュライフ しばらくは伊坂幸太郎の世界に浸ることになりそうだ。

    1
    投稿日: 2021.01.02
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    シュール。考えつかない世界観。 伏線がたくさんあったけど、最後全部拾われたのはすごい。 生きていくためのたくさん大切なことが書いてあった。

    1
    投稿日: 2020.12.20
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    正直驚いた、最初は著書の世界観になかなか入れないでいたが、自身興味のある単語に好奇心をくすぐられていた。「孤島」「現代社会からの断絶」色々と気になることばかり、しかし途中から進んでいくスピード感や疑問の解明素晴らしいとしか言えない、人はどうであれ自分は惹かれていった。著者の作品の原点、「もっと読みたい」更に伊坂ワールドに引き込まれて行く自分を感じた。

    9
    投稿日: 2020.12.19
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    2020.12.18 ミステリーとファンタジー 見知らぬ島 カカシ オーデュボン 伏線が凄すぎて簡単には読めなかったかな

    0
    投稿日: 2020.12.18
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    少しおかしな島でおかしな住人が繰り広げるミステリー。とにかくラストが良かった。「未来が予知できるカカシはなぜ死んだのか」。彼の選択とそれが島にもたらしたものも最高。

    8
    投稿日: 2020.12.11
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    一度挫折して寝かせていた本。読めたよ〜!!これがデビュー作と聞いて納得。デビュー作以降の伊坂さんの小説から読んでしまっているから、この原石が磨かれて後の作品があるんだなぁと思った。遠い時代が描かれてるわけではないのに、現実ではあり得ない設定のせいかファンタジーより?島の人たちの生活感があまり感じられないところも要因の一つかもしれない。

    0
    投稿日: 2020.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎のデビュー作。2000年発売。 文庫版の裏表紙には非常に好奇心をそそる文が書かれていた為、とてもわくわくして読み始めた。 ファンタジーとミステリーが融合した不思議な世界観が魅力だ。島の住民の生活感は、どうもピンとこないところがあるが、全体的に見ればそこまで気にはならない。 物語は後半に、辻褄合わせが一気にやってくる。 それまでは、一見必要の無い件に見えたものが、全て仕組まれている部分は、思わず唸る。 出来事の全容は、あくまで主人公等の推察に留まるため、本当のところは不明ではあるが、概ね納得。 以下、ネタバレ有り。 壮大な自殺であり、プレゼントを送る物語でもある。 個人的には、伊藤の祖母についての、伊藤の内情を後半にもっと掘り下げるのも有りだったのではないだろうか、と思う。 園山の件についても、もっと深く知りたい部分だ。 桜の存在は、非常に独特であり、この島以外の価値観と最も遠いところにある。殺人を許される者として、秩序を維持する為にあるのか、どうか。いつも詩を読んでいるため、知識や哲学はどのように形成されているのか気になる。 命の吹き込まれた案山子。優午は様々な生命体を宿し、心優しくも、残酷な一面を内包し、人間を殺し人間を救った。鳥達からオーデュボンの祈りを受け継ぎ、リョコウバトを守り続けた。 彼は鳥達と友達だった。人間は… 案山子の優午の思惑はいつからあったのだろう。 百年もの歳月に、何が優午の手から溢れたのだろう。 どうせ人は変わらない。優午自身は最後、生きていたのだろうか。重荷から解放されたのだろうか。 何か少し悲しさが残る物語であった。 読了。

    30
    投稿日: 2020.11.21
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    2020(R2)11.7-11.17 コンビニ強盗に失敗し、警察の手を逃れた伊藤は、気付くと見知らぬ島に。そこは江戸以来外界から遮断されている「鎖国の島」。 そこで起こる不思議な出来事と殺◯◯◯事件。 その謎を追ううちに伊藤には、この島に足りないものを見つける。 ファンタジーとミステリーが合体したような、不思議なお話。 途中までは時間がかかった。テンポがのんびりしている。でもそれは、後半に向けて必要な環境設定で、テンポが一気に加速したらページをめくる手が止まらなくなった。 と書けば、★5つのはずなんだけど…。 タイトルの「オーデュポン」の意味も理解できた。 「この島に足りないもの」も分かった。それをもたらしたものもよかった。 だけど、「で、それで?」感が先立ってしまう。 「なるほど!そういうことだったのか!」感が弱い。特に「この島に足りないもの」。なぜそれ? その理由はきっと物語のあちこちに散りばめられていたのだろうが、読解力の乏しい僕にはそれが分からなかった。だから、あまりスッキリしなかった。 もしかしたら、その「スッキリしないと感じる展開も含めての不思議さ」を味わうのが本書の醍醐味だとしたら、僕は完全に伊坂幸太郎の掌で説教を垂れる孫悟空だ。

    21
    投稿日: 2020.11.18
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    吉田松陰と萩が出てきた時はびっくり。丁度歴史を勉強していたので。 足りないものがわかった時はぞわっとした。 いい話。

    1
    投稿日: 2020.11.14
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    不思議な読後感だ。 このカカシは、島の皆によく愛されていたんだな。 長編ながらも、あっという間に読めた。

    8
    投稿日: 2020.11.14
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    1 まだ読んでなかったので。 登場人物のクロスオーバーがあるから続けて読みたいのに、「終末のフール」がはまらず止ってるから近々再予定

    0
    投稿日: 2020.10.27
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    「動物を食って生きている。木の皮を削って生きている。何十、何百の犠牲の上に一人の人間が生きている。 それでだ、そうまでして生きる価値のある人間が何人いるか、わかるか?」 「ゼロだ」 P.304

    4
    投稿日: 2020.10.26
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    ファンタジー? 伊坂ワールド全開の伏線回収しまくるストーリーは最後畳み掛けるように盛り上げてくる。 伊坂幸太郎さんは、他にももっと面白い話があるので、このお話は少し退屈に感じてしまった…。 memo かかしの優午が殺される話。

    1
    投稿日: 2020.10.19
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    著者のデビュー作とのことだったが結構変わった作品で驚いた。ミステリーというよりファンタジーな感じがするが、空想的な不可思議さというよりリアルでありながらどこか不思議に感じる面白い小説だった。

    2
    投稿日: 2020.10.11
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    伊坂さんデビュー作。何度目かの再読。 ミステリーのようで、ファンタジーのようで、不思議な世界観。 やっぱり面白い。

    13
    投稿日: 2020.10.10
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    伊坂幸太郎はゴールデンスランバー以来だが、本作はまるでジブリ映画のようなファンタジーとメッセージ性を感じた。 案山子が喋ったり、150年に渡り外との交流を断っている島があったりと、現実世界に生きる伊藤が非現実的なこの島という世界を徐々に受け入れるに至る描写は、読者がこの異様で不思議な設定に飲み込まれていく感覚と酷似している。 今自分が生きている世界は、いかに常識に守られているか。違う世界に行った途端、自分は脆い存在になってしまう。その理由とは。 常識の中で生きたい。 でも非常識の異世界に原風景と、人間のあるべき関係性を感じてしまう。

    10
    投稿日: 2020.09.19
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    今まで読んだことのない類のミステリーだった。 現実離れしていながら本当に存在すると思ってしまう世界観と登場人物が絶妙に面白い。 あと、ミステリーのはずだけど奇妙な土地での冒険譚みたいで、「犯人見つけるぞ!」って意気込むような作りなのも新鮮だった。

    1
    投稿日: 2020.09.15
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    ◯ 夜を楽しむのが夜景を楽しむことだ。星と夜と、真っ暗な海、だな。(250p) ★最初はワケがわからなかったが、最後にはこの島のことが好きになっていた。 ★優午の圧倒的存在感。 ★日比野は愛すべき人物だ。

    1
    投稿日: 2020.09.13
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    皮肉にも途中まで音楽を聴きながら読んでいた。 ここには大事なものが、はじめから、消えている。だから誰もがからっぽだ - 69ページ

    0
    投稿日: 2020.09.07
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    井坂ワールドだと思って読めば普通にハマれるが、私はまだその域には達していない(それなりには楽しめたが…)。 まずカカシ(優午)の存在が最期まで引っ掛かってダメだった(何らかのタネがあると思っていたが…) 世間から閉ざされた島があるとして、それならもう少し自己完結(自給自足)的なコミュニティーにするか、轟だけでなく、彼のようなブローカーが組織として確立している必要がある。 伊藤が連れてこられた訳も結局明かされないまま終わるのも解せない(優午の導きなんだろうけれども…) 城山はもっと虐めて欲しかった。

    3
    投稿日: 2020.09.07
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    伊坂幸太郎さんデビュー作。期待していた面白さではなく、なんとも言えない不思議な物語だった。 優午がどうしてもハウルの動く城のカブのイメージに重なる。

    14
    投稿日: 2020.08.29
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    デビュー作にして「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞の、なんとも不思議な物語。舞台設定や登場人物たちもとてもユニークで面白かった。人が1人生きていくのには、大きな犠牲を伴っているというのに共感した。生物や環境に対してほんとそうだと痛感。

    1
    投稿日: 2020.08.25
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    面白かった 表面上の物語や世界観について十分楽しむことができましたが、裏側の意図というか抽象的なメッセージについて整理ができないまま読み終えてしまって若干の心残りがあります。残尿感。 少し時間を空けてもう一度読み直したいと思います。

    0
    投稿日: 2020.08.23
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    田に立つカカシが殺され、その犯人を探る? こんなシュールな物語でミステリーの新人賞に応募したというのが、まずすごいし、受賞を決定した選考委員もすごいと思う。かといってファンタジーかと言われると、それもまた微妙。 疲れてしまった優しいカカシの心情を思うと、なんともしんみり。

    0
    投稿日: 2020.08.23
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    伊坂幸太郎デビュー作。 ミステリー風だけどファンタジーでもあるような不思議な世界観。村上春樹作品にも通じる雰囲気。仙台から連れて来られた伊藤が荻島の島内で、喋る案山子優午を始めとする風変わりな島民達と絡んでいく。特にどんでん返しがあるわけじゃないけど、物語に惹き込まれてどんどん先が読みたくなる。

    0
    投稿日: 2020.08.16
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    ★4+って感じ。読み終えた瞬間「おもしろい…」って思わず呟いた。そのくらい痺れた。 デビュー作でこのレベルか…すごいな。 複雑だけど、散らかってない。読みやすい。 確かに超シュールかつ空想世界だから違和感はあるんだけど、この世界観がクセになる。 普通の本土の人間なのに、異質な孤島よりも異質な城山は本当なんなの。しっかり吐き気がした。 けど、それすらも超える桜は存在がもはや芸術。 最初は不思議な話すぎて???って感じだったけど、見事に伏線がするする回収されて気持ちいい。 "狂気と受容。 狂うことと受け入れることは似ている" なるほどね。

    2
    投稿日: 2020.08.07
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    ★★★☆☆ 3.5くらい 世界観が大好き。確か、叙述ミステリーということで読んでいたけれど、叙述トリックはなかったのでは?しかし登場人物は本当に魅力的でファンタジー要素が上手に絡み合いページがめくれる作品

    2
    投稿日: 2020.08.06
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    なんとも不思議な世界観。 人が死ぬような事態が起こるのにどこか牧歌的な雰囲気で話が進む。 その分吐き気を催す邪悪の城山の存在が異質すぎる。

    0
    投稿日: 2020.07.29
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    なんかいつもの伊坂作品とちょっと違う??とか思いながら読んでたらこれがデビュー作でした。 デビュー作で既に完成された伊坂ワールドともいえるが、デビュー作と言われればなんとなく納得しちゃう。 島流しは夢なのか、喋るカカシは幻なのか、この物語は現実なのか虚像なのか、実在の固有名詞と空想が相まって不思議な世界を楽しめました。

    0
    投稿日: 2020.07.21
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    殺し屋3部作を読んで以降、伊坂作品を積極的に読みたい気分になっている。(まことさん、オススメを教えていただき、ありがとうございます!) コンビニ強盗に失敗した伊藤が逃げ込んだ荻島は江戸時代以来鎖国をしている。島には、喋ることができて、未来を知っている案山子・優午がいたが、伊藤が来た翌日、バラバラにされ、頭を持ち去られて死んでいた…。誰が、何のために案山子を殺したのか? そして、島民は「この島には何かが欠けている」 という。そして、それを外の人が置いていくのだと。荻島に欠けているものとは何か? 優午の死の真相と島に欠けているものの謎。 大きな二つのテーマを解き明かしていく物語。 この小説は伊坂さんのデビュー作。 まだまだ荒削りというか、洗練されていない印象。 読みはじめの方で感じたのは、文体がゴツゴツしていて、しかも随分地味な話だな、と。 途中からどんどん物語に引き込まれていきましたが。 まだ洗練されていないだけに、ありのままというか、むき出しの伊坂さんを見た気がした。 たとえば、主人公の伊藤は、この小説の中で最も悪いヤツである城山を思い出しながらこんなことを言う。 ー 僕は、勧善懲悪の物語が好きだ。天網恢恢疎にして洩らさず、という諺だって、好きだ。なぜなら、現実はそうじゃないからだ。 作品からそこはかとなく感じていた伊坂さんの思いを、デビュー作でこんな赤裸々に主人公に語らせていたことに、深い感慨を覚えた。 単行本は2000年12月発売

    38
    投稿日: 2020.07.06
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    次々と事件が起こるのに、なぜかストーリーは淡々と進む。この舞台に設定された不思議な歴史・文化や人間性によるもので、一方で作者特有の洒落っ気とか一人ひとりの個性はあるからおもしろい。 そして、そんな起伏のなさが最後の最後でじわじわとあたたくて大きな感動に変わり、心地よい読後感につつまれた。これがデビュー作ってすごいなぁ。好きな作品のひとつになりました。

    6
    投稿日: 2020.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3.8 カカシの謎がとけたときはそういうことか〜っと。 未来がわかるが、何もできないっていうのは複雑な思いがあるのだろうなと

    0
    投稿日: 2020.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これぞ伊坂幸太郎! 色んな伏線が散りばめられて、最後に一気にぐっと回収される。そしてサイコパスのような悪い奴も、スカッと最期を迎える勧善懲悪の物語。そしてラストは読者の想像が膨らむ展開で、読み終わった後の余韻に浸れる。これが読みたかったとなる本です。

    0
    投稿日: 2020.06.09
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    靄がかかったような、ヴェールに包まれたような、ぼーっとした文章。それだけならいいのだが、時折ヴェールが裂けて裂け目からネバネバしたものが顔を出す。正直前半はこの世界に慣れるのに苦戦した。 後半に入って、世界観に慣れたら、それなりに楽しめた。でも、続け様に読んでみたい作家ではない。

    3
    投稿日: 2020.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わって表紙を見たら、まさに最後の答えである「音楽」が描かれていて「やられた」と思いました。 出来事一つ一つが優午の命令で繋がっていたことは全く予想できなかったので面白かったです。

    0
    投稿日: 2020.06.06
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    前半は登場人物の多さとあまりのファンタジー感に挫折し、何度も読むことを諦めそうになったが、そこを乗り越えれば後半は秒、だった。伊藤や小山田の推理、次々と起こる事件にどんどん引き込まれていく。最後にはこんな島があるのなら、こんな人たちがいるのなら行ってみたい会ってみたいとまで感じてしまう。デビュー作でこの壮大なスケールのミステリー。伊坂幸太郎さんには参りました。 2020.5.28

    2
    投稿日: 2020.05.28
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    特異な設定と事件、それが解決していくのは面白かった でも、島に足りないものの落ちが少し弱い気がしてしまう

    1
    投稿日: 2020.05.24
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     これがデビュー作とは…凄いです! 後半から一気に点が線になる感じ。 疑問に対する答があるところも素晴らしい。 どんなに上手く悪いことをしても、それを上回る力があると思いたいし、勧善懲悪に憧れを持っているのかもしれない。 読み終わった後が爽快。心地良い。

    0
    投稿日: 2020.05.23
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    何度読んでも面白い本。物語が進むにつれて舞台や登場人物、事件の謎が過去の連想とともに明らかになっていく様子に興奮を覚えた。

    0
    投稿日: 2020.05.15
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    コンビに強盗に失敗した青年は、外界と交流を持たない島にたどり着く。 鎖国状態の島には、妙な人&ものがたくさん。 島に昔から伝わる「島の外からくる人間が、島に欠けている大切なものを置いていく」という迷信は本当なのか?青年は伝説の人物なのか? 最近伊坂作品にハマりつつあります。他の作品とゆるやかにつながっているのがステキですね♪他の作品を読んでいれば、作中にちりばめられているキーワードで2倍楽しめます。 「欠けているもの」の正体も他の伊坂作品とつながっている気がするけど、これがデビュー作って事はつながりはないのかなぁ…?気になる。 この人の話を読むと、すごく不思議な感覚に包まれる。なのに読み終わった後はなぜか爽快感☆ すごくオススメです!

    0
    投稿日: 2020.05.13
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    150年もの間、外と通信の無い島"荻島"。そこで目覚めた主人公。言葉をしゃべる案山子。嘘しか言わない画家。詩を愛し、拳銃を持つ男。と個性あふれるキャラに囲まれ、物語は進んでいく。そして事件が起こる。そしてまた、絡んでくるんだ。人は誰もが主人公で、誰もが脇役で、すべてがつながっている。意味の無い行動も、誰かにとっては意味がある。なんだか暖かい気持ちになれる。 『この島に足りないものは何だろう?』 そ、それだったのかぁ~!!

    4
    投稿日: 2020.05.02
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    変えることができない未来なんて知っても虚しいだけだよね。生きている意味が無くなっちゃいそうな気がする。切ないけど、これがその運命を持つ優午にとってのハッピーエンドだったんだろうなあって思った。 伊坂作品初めて読んだけどもっと他にも読んでみたい!

    0
    投稿日: 2020.04.30
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    デビュー作とは思えないほど、完成度の高い作品です。章ごとのイラストアイコンはデビュー作から始まっていたんですね。 伊坂作品の中ではファンタジー要素が強めですが、ストーリーはしっかりミステリーです。後半は続きが気になってしまい一気に読んでしまいました。 読んでて終始モヤモヤしていた事も、読み終わる頃にはスッキリ解決します。明るく、前向きな気持ちになりたい人にはピッタリです。 一番最後にわかる大切なものは、今の新型コロナウイルスのせいで、ピリッとしている日本にも通ずるのではないかなと思います。大切にしたいですね、こういう文化。

    0
    投稿日: 2020.04.28
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    伏線の魔法にかかってしまい、そんなバカなという設定にどんどん引き込まれた。 伊坂幸太郎さんも、谷川俊太郎さんを読んでるんだなぁ。好きなこととか、いろんなこと、ぼくと似てる。ほんとに。 いつか伊坂幸太郎さんがビックリして、笑い転げるような小説を書く!! 伊坂さんのデビュー作。

    13
    投稿日: 2020.04.22
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    これが伊坂幸太郎のデビュー作と思うと、感服せざるを得ない。 理解し得ない設定と登場人物たちを一から構想していく内容には天晴れである。

    0
    投稿日: 2020.04.19
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    一冊を通して伏線が張り巡らされており、最後までドキドキしながら読み進められた。最近、伊坂幸太郎さんの中でも短編の連続的な本を読むことが多かったから久々に一冊の本を通して一つの物語を読むことができて、伊坂ワールドを全開に感じた。 「私の意志は爪にあるのではない。ましてや、彼らが殴ってきた頭にあるわけでもない」 というセリフが頭に残った。 日常で爪を剥がされるような場面は、無いと信じたいけど、どんな局面でも自分の心に従って生きていきたいと思った。

    0
    投稿日: 2020.04.17
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    最近話題の伊坂幸太郎です。彼の作品を読むのは初めてです。 で、「オーデュボンの祈り」 う~ん、大人のおとぎ話って感じ。 シュールな話。 人間と会話できる案山子、150年も外部と閉ざされた島、殺人をゆるされてる美男子、肥って歩けなくなっちゃったカワイイご婦人・・・等が登場人物で、シュールな部分はまだまだ沢山あるけど、雰囲気的には村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に似てるかな。 こういう作品は、好きと嫌いと別れるかも。 嫌いって言うんじゃなくて「わからん」という感じかな。 読み終えると、なんだか不思議な感覚が味わえます。 150年も外部と閉ざされた島に足りないもの これが、謎になっていて最後まで読み進めないとわからないんだけど、それが○○だった、という結末。 その○○が、○○なのだという結果が私は嬉しい。 ネタバレするので書けませんが。 それと、リョコウバトという鳩の話が出てきます。 1800年代には北アメリカに50億匹もいて、世界で一番数が多い鳥類だったはずなのに人間の乱獲によって絶滅してしまった鳩。 これはホントの話ですが、そういった事も考えさせられます。 オーデュボンってのは、鳥類学者でリョコウバトを絵に描いた人。 その祈りってのが、このままでは絶滅しちゃうって事ですね。 ん?これもネタバレ?

    0
    投稿日: 2020.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の伊藤(28歳)が突如迷い込んだ非現実的な世界。150年も交流が無かった仮想上の島、萩島を舞台としている。貴重な鳥(オーデュポン)を殺そうとする異常者を排除するため、鳥を愛するカカシが生死をかけて戦いに挑む。

    0
    投稿日: 2020.04.12
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    読んでる途中はもやもやしたりしたんだけども、 やっぱりよかった! よくわからないけどなんかいいなみたいなそんな感じ

    0
    投稿日: 2020.03.24
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    設定はありえなくとも、その中にちゃんとリアリティ(特に人間関係)があるところがおもしろかった。だからこそ、はじめはファンタジー気味であまり得意じゃないなぁと思いながら、だんだん夢中になってしまったんだと思う。

    0
    投稿日: 2020.03.14
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    伊坂幸太郎の大ファンになった1冊 シュールとノスタルジーとミステリーと、とにかく色々な要素を伏線を絡めてあって本当に面白い。

    0
    投稿日: 2020.03.05
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    グロいキャラとかもでてきたり、不思議なキャラが出てきているが、それを面白く表すことが出来ている伊坂幸太郎はとても面白い。 この作家にとてもハマった作品です

    1
    投稿日: 2020.03.04
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    これがデビュー作なのか⁉︎ミステリーであるが、「SF」を読んでいるのかとも思える。 現実に歴史上で存在する人物を織り交ぜつつ、なぜかたどり着いてしまった架空の島で繰り広げられる人間模様と並行して内地での時の流れがどんどんと展開していく。 登場人物が一人一人粒立っているから、モヤモヤしたままでは読了できないと感じながら読んでいた。疑問を途中で残しながらも最後は"ひとつの線"で結ばれるからスッキリした。

    0
    投稿日: 2020.02.29
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    LINEノベルにて読了。読みやすくも独特のクセのある文体。設定の難しさを島民の鎖国体質と主人公の朴訥さで乗り切り、伏線回収を未来視のカカシに委ねるシンプルさが人気の秘訣なのかな。 〈驚きのラスト〉というタグがあってどんななのかと楽しみに読み進めたが、いきなり〈この作品は平成何年……新潮文庫より刊行された〉と結びの文章が出てきて「ここで終わりかよ!」と別の意味で驚かされた。敢えてクライマックスの直前で終わらせたのだとは思うが、LINEノベルだと目次チェックでもしない限りどこで終わるのか判らないので。

    9
    投稿日: 2020.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今更ながらやっとこさ読んだ。 伊坂好きを語る割に、まさかのオーデュボンの祈り読んだことなかったのを、やっと。 ああ、これが原点なのか、と。 でもやっぱり最近の伊坂節が当たり前になってる中で読むと、序盤のテンポがあんまり良くないというか、ちょっと長いなと感じた。長いなっていうのは、内容をもっとまとめたら、とか、こうしたらいいとかではなくて、他の小説ではあっという間に読んじゃうところ、あぁまだあんまり進んでないな、みたいな。体感のはなし。 あ、これ3日くらいのことなんや、ってくらい1日にいろいろありすぎて全然覚えられない。カカシに言われたことと鎖国の頃の話、何回も戻って読んで確認して、を繰り返す。 最後の方は、今までのわけわからん事象が一気に繋がっていくわけやけど、そこは一気に読めた。きたきた、って感じ。 あと、主人公の伊藤は、元の生活では優秀やったんやっけ?そこがよくわからないというか、島ではしょうもない感想しか言わないのが、なんだかなーとか思っちゃった。何でもかんでも、すごい良いと思う、本気できれいだと思った、心から好きだ、みたいなのばっかり。面白みのないやつだなと思ってあんまり共感できない。いや、あえてそういうもんなんでしょうが。 最後はきれいに終わるんだろうという安心感で読んだ結果、やっぱりきれいに終わってて、すっきり!めでたしめでたし。 そして伊坂幸太郎は、音楽が好きだな。

    2
    投稿日: 2020.02.10
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    伊坂幸多郎さんの作品をあまり読んだことないので、他のがどういうテイストなのか判らないが、この本はデビュー作とのこと。 最初からかかしが喋りだして未来がわかるとか、シュールで現実離れした世界で取っ付きにくいかと思ったが、読み進むうちにあまり気にならなくなって、この世界のストーリーが気になって、次々とページをめくる感じで読めた。 一般社会(世界)と、この100年以上も隔離された島の中の現実離れした社会(世界)で、最後は現実離れした世界で解決させてしまった感じがして、ちょっと呆気なかったかも。でもおもしろいお話しであった。

    4
    投稿日: 2020.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リアルとファンタジーの交じった感じですね。 想像して苦しくなってしまうような表現が散見されましたが、頑張って読み切りました。 様々な残虐性が入り交じって、一種の異様な雰囲気を感じました。 桜好きです。

    1
    投稿日: 2020.01.24
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    伊坂幸太郎作品を何冊か読んだが、本作が一番面白いと今は思っている。この作者はさりげなく残虐を混ぜ込むのがうまいな、そこが好きなんですけどね。読まれた方は絶対目にしている描写だと思うんですが、この島の強姦魔が女性の鼻の穴の間を切りそこを犯すという。よくもまあ、こんなこと思いつくなぁ、百骸九竅なんでもありか。で、桜が銃殺処刑するんですね。ここがどうしても頭から離れない。

    2
    投稿日: 2020.01.20
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    読んだ時の衝撃とほっこりしたあの感じは今でも忘れられない。この本は、ファンタジー要素とミステリー要素が絶妙に融合した最高の本です!この本で著者の本をたくさん読むきっかけになりました。

    0
    投稿日: 2019.12.28
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    ファンタジーは苦手で、いきなり江戸時代に飛んだ時はもう無理だと本棚に戻しましたが、気を取り直し(笑)そこを乗り越えると一気読みでした。確かにバラバラと思えたピースがハマってきて登場人物の名言も多く、現代に苦言を呈する話なのかなと思いました。電柱や広告に代表されるように煩雑な物がなく、優午や桜を基準と決め島民全員がゆるく生活してる。変わり者が多く差別的な発言するけど実は思いやっている。まさに心から多様性を認めてるんですよね。静香のような苦しさを感じるここを出て無性に島に行きたくなってます。読めて良かった。

    8
    投稿日: 2019.12.14
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    新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した、伊坂幸太郎さんのデビュー作です。 奇抜な設定と奇妙な世界観。 解説に書かれている「シュール」という言葉が相応しい作品なので、読む人によって大きく評価が分かれそう。 ミステリ、ファンタジーなどのジャンルとしての面白さもありますが、何より物語として面白く、何度読んでも独自のセンスに魅了されてしまいます。 残酷と思える描写が多いながらも、全体的に爽やかでほのぼのとした雰囲気は、不思議という他なく、ある意味寓話的という表現も出来そうですね。 デビュー作だけに原点となる作品でしょうし、伊坂さんのエッセンスがぎゅっと凝縮された一冊であることは、間違いないのではないでしょうか。

    5
    投稿日: 2019.12.10
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    トリックが最後の方まで分からない構成の緻密さも面白いですが、 登場人物の語る台詞に所々出てくる教訓めいた言葉が印象深かったです。 沢山、印象的な言葉がありましたが、 「動物を食って生きている。樹の皮を削って生きている。  何十、何百の犠牲の上に一人の人間が生きている。  そうまでして生きる価値のある人間が何人いるか」  という言葉がとても印象に残りました。  上の台詞を読むと優午の怒りも理解できると思います。  一見、風変わりな物語でしたが、深みがあって面白かったです。

    4
    投稿日: 2019.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    島にかけているものはまさかの、静香の「音楽」だった。 デビュー作でこれは凄いと思う。流石、伊坂幸太郎。読者を「伊坂ワールド」へ引きずり込みます。 また、「オーデュボンの祈り」というタイトルもセンスがあっていいと思いました。

    2
    投稿日: 2019.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【ネタバレ注意】 これぞ伊坂幸太郎ワールド、 点と点だったひとつひとつのエピソードが折り重なって回収されてく伏線。 さらに、この島に欠けているものという、 冒頭から投げ掛けられていた最大の謎のアンサーは『音楽』。 しかもそれを承認欲求の塊である静香が運んでくるとは。。 性格までも(いやそれこそが?)因果関係の輪のなかに入ってたのね、、という。ただただ感服。

    4
    投稿日: 2019.11.08
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    ミステリーではない。 謎の島と喋るカカシが登場するストーリー。結果オーライで読み続けられた。独特な世界観…。

    8
    投稿日: 2019.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読むのに少し時間がかかってしまった、 外界から遮断された島の不思議な物語。 喋る案山子と他にもユニークな登場人物たち。 世界観がなんとも独特だな、と。 外の世界の当たり前と、 島の世界の当たり前。 正しさの基準なんて曖昧なものだと なんだか考えさせられた… 終盤にかけての伏線回収はすっきり。 あと、桜が城山を撃った場面もすっきりしたので 私も勧善懲悪の物語が好きだ、と改めて思った。

    4
    投稿日: 2019.10.01
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    「人生ってのはエスカレーターでさ。自分はとまっていても、いつのまにか進んでいるんだ。乗った時から進んでいる。到着するところは決まっていてさ、勝手にそいつに向かっているんだ。」

    4
    投稿日: 2019.09.27
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    『死神の精度』や『フィッシュストーリー』などの独特な世界観と文章回しに惹きつけられ、伊坂幸太郎作品に手が伸びる。この度は『オーデュボンの祈り』を読了した。これがデビュー作だなんて、予備知識もなかった。  喋るカカシがいる孤島に連れてこられた、コンビニ強盗を試みたシステム・エンジニア。その彼が島民と出会い、「この島に足りないもの」を問われる。重量オーバーで、市場から動くことのできないウサギと呼ばれる女性、拳銃で撃つことがさも当たり前のようにされている、いつも詩集を愛読している男。現実味を帯びているようでそうでない、なんともおとぎ話のような作品。  ことあるごとにフラッシュバックするのは、祖母が生前に口にしていた言葉と交際していたこともある職場の女性のこと。  この主人公は、果たして足りないものを見つけることができたのだろうか。成し遂げることは、できたのだろうか。そこは描かれていないが、読者に委ねられている部分でもある。もしかしたら、この主人公は、読者一人一人なのかも知れない。

    2
    投稿日: 2019.09.18
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    これがデビュー作なのは圧巻。 やはり、法学部卒業という経歴が作品のテーマにも影響を与えているように感じる。

    1
    投稿日: 2019.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂さんのデビュー作を再読。幸い(?)結末は忘れてたので、ハラハラドキドキしながら読み進められた。想像を絶する世界。ばらまかれた多士済々なピースが少しずつ組み合わさる感覚。まさに小説の醍醐味を味わえる。終盤、「あ!」と思いだした。やっぱり、「桜」がスキだ。

    2
    投稿日: 2019.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結構長い時間をかけてこの作品を読んだ。リョコウバトの話やら、いろいろなちょっとした謎やら、優午が殺されてからは、劇的という言葉を使うほどのことは起こらなかったと思う。しかし、何というか、人間というものがどういうものなのかということを考えさせられる話だった。もちろん人間には優しさや温かさがある、しかし、リョコウバトの話は自分には少し難しかった。どうやって解決すればいいのか。とか。あと後味も少々悪い気がした、桜の存在とか…その島に馴染んでしまう主人公とか?やっぱよくわかんないや。何回も読んだら見えてくるかもしれない。

    2
    投稿日: 2019.08.16
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    友達に教えてもらって読んだ本。 一人一人のキャラクターの癖が強い よくこんな話思いつくなー スカッとする終わり方だった

    2
    投稿日: 2019.08.07
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    最初からミステリーな展開で、当事者の気分で楽しむことができました。 最後はすごく納得できる終わり方でした。

    4
    投稿日: 2019.07.30
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    ちょっと読むのに時間かかっちゃいました 著者のデビュー作 主人公が目覚めるとそこは閉鎖された島 いろんな個性的なキャラがでてきました 未来を知ることができる案山子は印象深い 読後感としては、それなりには収まった感じ かなというそんなものでした

    2
    投稿日: 2019.07.12
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    独特のキャラクターと物語で面白かった 一瞬で読み終えた ここで中心的キャラを演じている案山子の優午は、いわゆるラプラスの魔物といえる。 複雑な装置として感情や思考を持つ物体を創造するのは面白い発想だが、虫が走り回るだけでは大雑把すぎるため、せめてよりミクロ的なスケールで細菌やウィルスがそういった中身を構成してもよいのかなって思ってしまった

    1
    投稿日: 2019.07.10
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    とても惹かれる世界観で飽きることなく読めた作品。 友達に勧められて読みましたが、とても楽しんで読めました。 最後までドキドキしながら読めてとても楽しかった!

    2
    投稿日: 2019.06.11
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    ありえない世界の話なのに、各シーンが苦もなく思い浮かべられました。島の平和感と悪意の差が激しすぎて耳キーンなるわ。

    1
    投稿日: 2019.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作中の気になった言葉。 ・人生ってのはエスカレーターでさ。自分はとまっていても、いつのまにか進んでるんだ。乗った時から進んでる。到着するところは決まっていてさ、勝手にそいつに向かっているんだ。だけど、みんな気がつかねえんだ。自分のいる場所だけはエスカレーターじゃないって思ってんだよ。 ・エスカレーターなんてのは、どこで降りても大した違いはねえんだ。急いでいる人のためにエスカレーターの右端を空けておくってのは、ありゃ、何の常識だい? ・(歩行に難のある男性を見て)俺は普通に歩けている。あの男が、奇跡でも起きないかと祈っている願いが、俺にはすでにかなっている。どうだ、俺は十分マシじゃないか。そう思わないか? ・蟻の巣の中身は、中にいる蟻より、外から眺める人間の方がよく見えるんですよ ・(死にゆく人の手を握りながら見送る事について)彼らはきっと安心すると思いませんか。自分が消えてしまうのならば、それって、誰かに見ていてもらいたいじゃないですか。そうでなければ、自分がはじめからいなかったのと勘違いしちゃいますからね 伊藤のおばあちゃんと桜が好き。 城山の犯行を描ききらないので、読み手が想像を巡らせてしまう。この手法はヤバい。人間の想像力の怖さを思い知る。

    1
    投稿日: 2019.06.02
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    著者のデビュー作。江戸以来外界から遮断された島、荻島。そして、しゃべるカカシ。現実離れした設定だが、オーデュポンの話や、島に足りないものは何かとか、優午なぜ殺されたのかとかの話の奥には、他の伊坂幸太郎の著作から読み取れるような、示唆的なものがふんだんに含まれているように感じた。伊坂幸太郎作品の中で描かれる悪人は、徹底的に救いようのない人間ばかりで、胸糞悪くなる。桜は人殺しだが、この作品では一番好きな登場人物かもしれない。終盤の静香のサックスの登場が、物語を何とも言えない温かさで包むように思えた。

    2
    投稿日: 2019.05.26
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    伊坂作品は4作目だけど、今まで短編ばかりに手をつけていたのでそろそろ長編を読んでみようかな、とデビュー作であるこちらを選びました。この数日間この本のことしか考えられないくらい世界観に取り憑かれていて、読み終わった今は喪失感が残るぐらいです笑 登場人物の細かい設定だとか現実離れした島での出来事全てが面白かった! 終盤の伏線回収も気持ちが良いし、終わり方も良かった。 また読みたい!!

    2
    投稿日: 2019.04.22
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    ラジオドラマ化されて面白かったので、原作本を購入。 この作品がデビュー作だそうで、伊坂さんの作品は斬新で奇抜な設定が多いのですが、どこか現実にあるのではと思わせてくれます。キャラクターも面白く、どこからそういう考えが生まれてくるのかいつも発売するたびに思ってしまいます。 この作品もカカシが殺される?鎖国状態の島?など設定が面白いのですが、それぞれ登場人物が引き立っていて、物語をより深く引き立ててくれます。ありえない設定や人物がいるのに文章の力なのか不思議と受け入れてしまう自分がいました。 ラストへと伏線が片付けられていく感覚はとても新鮮だった記憶です。パズルをちょっとずつはめていくように完成したときは爽快感があり、その謎もまた、ニクイなと思いました。「死神の精度」を読んでいたので、そのせいかもしれませんが。この作品を機にもっとこの人の作品を読んでみようと思ったきっかけとしても印象深い思い出の作品です。

    2
    投稿日: 2019.04.09
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    外部からしゃ断され時代からも取り残された島で暮らす人々とそこで起こる数々の不思議な出来事。読み進めると、ドキドキは止まらずいつのまにかその独特な世界観に引き込まれてしまっていた。 読み終えた今は、普段何も気にしないような常識という概念も今一度考えないといけないような、そんな気がしています。

    9
    投稿日: 2019.03.29
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    直前に読んだのが陽気なギャングシリーズだったので忘れていましたが、伊坂さんって意外と残虐な描写多いんですよね。 それがちょっと苦手です。 あと出てくる登場人物も世界設定もちょっと荒唐無稽というかシュールというか… それになかなか馴染めず途中まで読み進めるのが困難でした。 けど、そのシュールな出来事の意味とか理由が分かってくると、逆にその世界にはまっていきどんどん面白くなって最後は一気に読んでしまいました。 なかなか奥が深い作品です。 あざやかな伏線の回収の仕方といい、不思議な世界観といい なるほど伊坂作品の原点に相応しい作品だなぁ、と思います。

    8
    投稿日: 2019.03.24
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    友達に勧められて読んだんだけど震えた。 最初の方は独特の世界観に読みづらさ感じたけど、だんだん引き込まれて、最後まで早く読みたい欲が溢れて一気に読む。 オチも最高だし、これが伊坂幸太郎デビュー作なのもビビる。 伊坂幸太郎作品は映画でよく観てて好きだったんだけど小説だとより好きになる。 また読みたくなるド名作

    4
    投稿日: 2019.03.23
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    小説ってこうじゃないと!と喝采をあげたくなるような、ファンファーレが聞こえるような見事な小説。読んだ後はじんわりと幸せな気持ちになります。

    6
    投稿日: 2019.03.22
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    友人の勧めで読みました。外界から遮断された島という設定は斬新だと思ったし、読んでいて浮かんでくる風景はとても爽やかで読んでいて気持ちが良くなるような描写が多かった。終わり方も爽やか。伊坂幸太郎を読むのは4作品目だが、他の作品と比べるとファンタジー色が強めだった。私は街中でバイオレンスな事件が起こる方が好みだが、他の作品とは異なる楽しみ方ができた。世界観が面白いし個性的なキャラが多くて実写化したら誰がやるのかとか考えるのが楽しい。桜好き

    2
    投稿日: 2019.03.11
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    『オーデュポンの祈り』全てがそこに収束されていく様は見事でした。 伊藤という男が島を歩き回るだけの物語ではなかった(笑) しゃべるカカシとかってファンタジーの合間に城山というこれまた現実を通り越している男の存在に驚愕。。 ユウゴの頭の謎までしっかり回収されてスッキリ。 探偵役、の意見についてはもう、ホントそうだよって!! 作者、スゴすぎ!デビュー作よね? あとがき読んで他の作品楽しみです♪

    2
    投稿日: 2019.03.07
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    伊坂さんのデビュー作とは知りませんでした。 時代から取り残された島。不思議な風習、人びと。 とにかく不思議な世界。 小説本の裏表紙に書かれた内容紹介(案山子)につられて買いました。

    6
    投稿日: 2019.03.03
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