
総合評価
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powered by ブクログ新シリーズが始まるので予習として。 鬼平役は松本幸四郎さんですが、原作中の中では小太りと表現されています。 どうギャップを埋めたものか、それも楽しみです。 時代物は読み慣れないので盗賊たちの俗称がなかなか覚えられないです…。 ちょっと色っぽい描写もありでした。
11投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログ学生時代に出会ってしまった鬼平。辛い時に何度読み返して、何度、平蔵さんたちに助けられたことやら。二十数年ぶりの再読。火付盗賊改方・長官の就任が42歳。丁度脂の乗った年頃か。何度、読んでも、やっぱり鬼平はいい。と、再確認した。火付盗賊改方も盗賊たちも普通で個性的で、それぞれにいい。捕物帳ではあるが、謎解きではない。盗賊にも市井にも火付盗賊改方にもそれぞれに生き様や言い分がある。娯楽も悲しみも楽しみもそれぞれにある。それがいい。あと解説の植草甚一がめっちゃいい。
0投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログ池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈1〉』を読みました。 池波正太郎の作品は4月に読んだ『新装版・殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)』以来ですね。 -----story------------- 斬り捨て御免の権限を持つ、江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵。 その豪腕ぶりは、盗賊たちに“鬼の平蔵”と恐れられている。 しかし、その素顔は「妾腹の子」として苦労をし、義理も人情も心得ている。 昔は大いに遊び、放蕩無頼の限りを尽くしたことも。 テレビに舞台に、人気絶大の鬼平シリーズ第一巻は「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」を収録。 ----------------------- 文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に1967年(昭和42年)12月号から1968年(昭和43年)7月号に連載された作品8篇を収録して1974年(昭和49年)に刊行された作品……実在の人物である火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物帳、鬼平犯科帳シリーズの第1作です。 ■唖の十蔵 ■本所・桜屋敷 ■血頭の丹兵衛 ■浅草・御厩河岸 ■老盗の夢 ■暗剣白梅香 ■座頭と猿 ■むかしの女 ■解説 植草甚一 斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵……盗賊からは"鬼の平蔵""鬼平"と恐れられている、、、 しかし、その素顔は義理も人情もユーモアも心得た、懐の深い人間である……新感覚の時代小説の世界を拓き、不動の人気を誇る「鬼平犯科帳」シリーズ第1巻は、同心・小野十蔵の物語から始まる……。 伝説の粋人・ジャズ評論家で、晩年は大の鬼平ファンでもあった植草甚一(1908年(明治41年)~1979年(昭和54年))が、第1巻で文庫解説を執筆。 テレビドラマでもお馴染みの鬼平犯科帳シリーズ……原作となる小説も面白いです! 本作品の収録作では、 平蔵が本所界隈を巡回中に、かつての道場仲間である岸井左馬之助、そして無頼漢でこの物語で密偵となる相模の彦十と再会する『本所・桜屋敷』、 野槌の弥平一味で捕縛されたが、かつての親分であった血頭の丹兵衛の名を汚す凶賊の探索を志願し放免され密偵となる小房の粂八との出会いとなる『血頭の丹兵衛』、 京都で隠居生活を送っていた元大盗賊・蓑火の喜之助が、江戸で茶汲み女のおとよと出会い、彼女のために大仕事を計画……哀しい結末を迎える『老盗の夢』……ちなみに蓑火の喜之助は『血頭の丹兵衛』でも印象に残る働きをしていましたね、 岸井左馬之助の機転が、意外なところで人の運命に影響を与える場面が印象的な『浅草・御厩河岸』、 平蔵は、金子半四郎という刺客に狙われるが、深川の船宿・鶴やの親爺が、実は半四郎の父の仇である森為之介であることが判明し、物語は意外な展開を見せる『暗剣白梅香』、 が印象的だったかな……連作短篇のカタチを取っており、1篇ずつでも愉しめるのですが、それぞれの短篇が繋がって大長篇としても読める構成なので、順番に読み進めると大河ドラマ的な愉しみがありますね。 第2作以降も順次、読んでいこうと思います。
0投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ普段まったく本を読まない夫が最近読書を始めまして、手に取ったのはこの作品。 私も鬼平は読んだことがなかったので読んでみました。 主人公はもちろん鬼平なんだけれど、影の主役は個性溢れる盗賊たち。 短編集なのでサクサク読めるし、当時の江戸の市井の雰囲気も感じられてとても面白かったです。ちょうど今大河ドラマでも若かりし鬼平が出てきているので、あんな感じだったんだなあと、読みながらニヤニヤしちゃいました笑 長いシリーズなので、夫と一緒に気長に読んでいこうと思います。
0投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時代劇って勧善懲悪が多いけど 鬼平は違う むしろ盗人が主人公だったりする 悪いやつは悪いやつなりに、心に正義と悪があり、それがとても人間臭く描かれているのが面白い 江戸時代に生きたこともないのに、目の前に江戸の街並みや食べ物の匂いまでもが広がるようで、本当にこの著者の表現力は鮮やかだなぁと感じます
2投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ狗となった粂八が全般通して平蔵達に重宝がられれるところが単純で印象深く、お江戸の色事情もなかなか艶めかしい。「迷わず切っちまえ」の心意気が痛快で話しの後半になるとスカッと爽快で一件落着、あい終わり。 2巻からもこの展開が続くのだろうか、気になるが読むかどうか悩む。
1投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログついにかの名作を初読。 最近の佐伯泰英氏のシリーズと比べると問答無用で悪人を斬るところなどは人情味に欠ける印象だけど、居眠り磐音も吉原裏同心も初巻はほぼ舞台設定に終始した印象があったことを考えると、この先平蔵を中心とした主要人物が個性を見せ始めるのだろうと期待したい。 故・池波氏と同じ台東区民としては、家の近所が頻繁に登場するので、当時の様子を想像するだけでも楽しいです。
0投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログ粋だ。義理と人情。妖艶な色香。旨そうな料理。優しさ。厳しさ。 第一話、啞の十蔵には泣かされる。切ない。
0投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログテレビ版なども見たことが無かった私は、 鬼平こと長谷川平蔵が悪人をやっつけてめでたしめでたし。みたいな話を想像してました。 そこには長谷川平蔵を中心にした江戸の民の生活があり、そこで起きる事件が1エピソードごとの短編になっている。 長谷川平蔵が中心にいる訳ではなく、エピソードごとのメインの人物がいる。 エピソードを跨いで出てくる登場人物もいて、他のエピソードに出てくるとなぜか嬉しい。 物語の最後は少し寂しい終わり方をするものばかりだが、それがまた良い。
1投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログ今更ながらこのシリーズを読もうと思う。 平蔵さんがあまり出てこない。 【啞の十蔵】夫殺しの女をかくまった同心の話。しょっぱなから暗め。粂登場。 【本所・桜屋敷】平蔵若い時の女性があんなことに。左馬之助・彦十登場。 【血頭の丹兵衛】粂、密偵になる。 【浅草・御厩河岸】立派な?盗賊を密告する苦悩。 【老盗の夢】引退しておけば良かったのに。 【暗剣白梅香】平蔵、刺客に狙われるが、この刺客が敵討ちの最中で… 【座頭と猿】盗賊が女を巡ってすったもんだ 【むかしの女】強請りたかりは、死ぬよ 今回の推しは、粂と酒井。 そういや「釘ぬき屋」って、闇の狩人に出てきたアレでしょうか?
0投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログあまりに有名ですが、ドラマも見た事なくそもそも時代劇を見て育ってもいないので読む機会もなかったのですが。。池波氏の『散歩のときなにか食べたくなって』や『男の作法』を読む中で、その生業としている作品を読んでおかねば、、と言う理由から。 さすがに面白かった。一つ一つは短編ですが、盗賊や登場人物が繋がっていて、少しずつその生い立ちなどが明かされ、絡み合って行くところが、さすが、と思ったし、人気シリーズとなる事にも納得。 そして江戸の街並み、情緒、人情。。。今更ながら好きです。今後もちょっとずつ読み進めていこうと思います。
0投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログ名作。時代劇を見ていたし、アニメも見ていて、原作を読んでみることに。池波正太郎さんの作品、難しいにちがいない!と、凝り固まった先入観で読み始めたが、面白い!そして、読みやすい。母が大好きな理由がわかった気がする。全作品読破目指します!
1投稿日: 2022.04.04
powered by ブクログ1982年 第14版で読んだのですが、古くてバーコードもなくて…とりあえず、こちらに感想を。 実はドラマの存在は知っているものの、一度も見たことがない。おもしろいんだろうな、とは思っていたけれど、今回、職場の方が全巻貸してくださるというので、今年は鬼平の年になりそうです! 鬼平さん、ちょっと不良だった過去があったのか!と新鮮な気持ちに。 様々な人間模様が書かれているけれど、人って変わってしまうんだな。という悲しさと、やっぱり人情だな!と思う温かさが印象的な第1巻だった。 個人的には、元盗賊が狗になるというシステムが、ものすごく好き。 まだ先は長い。どんどん読まないと、今年が終わってしまう(笑)
6投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログ2020.5.31 読了(再読) やっぱり面白い! 登場人物が いきいき描かれていて、 人物も魅力的。
0投稿日: 2020.05.31
powered by ブクログ鬼平犯科帳 (1) 職場の方が貸してくださるというので、ついに“鬼平”に手を出してしまいました(笑)。 個性豊かな盗賊達VS“鬼平”こと、長谷川平蔵率いる火付盗賊改方。 連作短編で、話と話がリンクしていく展開なので、スイスイ読めます。 昔はワルだったという、鬼平さんの過去も興味深かったです。
4投稿日: 2020.02.02
powered by ブクログ☆3.5 初池波正太郎さんです、と言いたいところだけれど、年始に読んだ「蘇る鬼平犯科帳」にも掲載されていました、そういえば。それが切欠でこちらを借りてみることにしたのです。 鬼平こと、長谷川平蔵が主人公のはずですが、短編ごとにスポットライトがあたるのは盗人たち。主役がダークサイドなので、基本的にハッピーエンドはありません。 ……あれ? そういう人たちの悲しい末路が書かれているのだから、一般的に言えばハッピーエンドに近いのかしら。 はっきりと白黒つけられない後味です。でも人生ってこういうものなのかもね、とこの年になるとなんとなくわかる気がしています。だから、10年前くらいに鬼平を読んでもピンとこなかったかも。 続刊は、心が元気なときに。
0投稿日: 2019.01.29
powered by ブクログ啞の十蔵 本所・桜屋敷 血頭の丹兵衛 浅草・御厩河岸 老盗の夢 暗剣白梅香 座頭と猿 むかしの女 「本所・桜屋敷」剣友、岸井左馬之助との再会。 「血頭の丹兵衞」小房の粂八が初めて密偵として動く。
0投稿日: 2018.09.15
powered by ブクログ名前は聞いたことがあるけれど、実はよく知らなかった鬼平さんの世界。 短いお話が進むにつれて、大きなお話がわかっていく構造で、これはハマるかも…。 せっかく東京に住んでいるんだから、舞台にあるあたりを涼しくなったら散策してみたいな。 今の司法と比べて悪人を証拠がなくても逮捕できるし、あっさりと処刑できるのがスゴイね。
1投稿日: 2018.07.22
powered by ブクログ1968年に最初の短編が発表された本シリーズ。何度も映像化もされていましたが、自分よりかなり上の世代が楽しむものと決めつけ、ついぞ手にすることも観ることも今までありませんでした。 唯一読むことのあった時代物といえば、司馬遼太郎や近いところでは宮部みゆきのものでしたが、その宮部みゆきさん対談で「鬼平犯科帖」に言及しているのを読んだ記憶がある程度でした。 最近、石田衣良「池袋ウェストゲートパーク(IWGP)」シリーズを読み、巻を重ねるも主人公が一向に老いることのないこのシリーズについて、Amazonのレビューに「(IWGPは)鬼平犯科帖を目指すのか」とあるのを目にし、にわかに興味を持った次第です。 古典という認識でしたが、人物造形、紐解かれるストーリーの流れに魅了されました。前半、文章中に記号が多用されるのは、発表当時まだ若かった(といっても40歳前後の)著者が実験的に取り組んだものなのでしょうか。微笑ましく、この点もたのしみました。
0投稿日: 2018.05.30
powered by ブクログドラマを見たことがないのだが、図書館で目についたので読んでみた。読む前は取っつきにくくて難しい作品かと思っていたが、想像以上に読みやすく、どこかしらユーモラスなところもある楽しい作品だった。想像と異なっていたのは、それほど鬼平が前面に出ているのではないこと。むしろ裁きを受ける盗賊の方が主役である。その盗賊同士のつながりが物語に深みを与え、扇の要のように鬼平が存在することで、作品全体に重厚感が出る。鬼平ファンは多い。その理由が分かった気がした。江戸時代の古地図を用意して読んでみたい作品だ。日本酒を呑みながら読んでも楽しいだろう。
0投稿日: 2018.01.03
powered by ブクログ主役は平蔵と思いきや、多分違う。 きっと主役は盗賊たち。 江戸に暗躍する様々な名前を持つ盗賊たちこそ、この物語の主役なのだろう。 ドラマの鬼平を飛ばし飛ばし見ていただけの私には、見知った名前が出てくるだけでなんだか嬉しかった。
0投稿日: 2017.11.19
powered by ブクログ有名かつロングセラーである本シリーズを、今更ながら手に取った。近頃は女流作家の手による時代小説を読んできたことから、このあたりで大御所を読んでみたくなったからだ。本書が私の生まれ年に連載スタートしたとは思えぬほど古さを感じさせず、随所に語られる江戸の町の風景の生き生きとした描写に心奪われ、物語に入り込んで読了できた。著者が語っていたという「独立した短編」が「大きな一つの長編」になっていることが、著者の力量のすごさを現しているのだな~
0投稿日: 2017.09.05
powered by ブクログすっごく久しぶりに再読。昔読んだときにはあまり感じなかったけれど、鬼平って問答無用切り捨てごめん的な結構凄い裁きかたなんだなって。時代には流されてないつもりでも世間に染まっていることを痛感。
0投稿日: 2017.08.03
powered by ブクログ伝法でべっとりとしてケレン味たっぷりだが、しゃきしゃきとシーンをめくっていくような爽快感が持ち味だろう。
0投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログ2016年末の鬼平犯科帳ドラマを初めてみて、鬼平にはまり、今年は、全巻読んでみよー!と、思いたち、一作目。 平蔵があまり活躍をしない物語も含まれていて、ん?という感じだったけど、江戸時代の人たちの生き様を見ている感覚。 盗人の三か条を守っていた偉大な泥棒が、年齢を重ねたら、人を殺めることも厭わなくなる。自分を癒してくれた純粋な女性が、人を騙したり、殺したりすることを厭わなくなるなど、人って、変わるよね。。。 昔を知っていて、それを信じていた人にとっては、変わってしまった姿は、悲しすぎるでしょう。。
0投稿日: 2017.02.15
powered by ブクログ連続短編集。 最初の話で、うっかり主役を忘れて読んでしまいました。 嫁に頭が上がらない人のはずでは…とw 全編通して、わき役だと思っていた人が 地味に出てきて話をつないで行ったり。 現代と違って、地域と人が狭いのですから この状態は当然といえば当然です。 侍の矜持、盗人の矜持、色々な矜持が出てきますが 女の変わり身の早さもすごかったです。 生きていくには当然、ではありますが。 老盗の夢、は全員取らぬ狸、をしすぎです。 しかしここまで考えるのが、普通だったのやも。
0投稿日: 2016.10.16
powered by ブクログ「鬼平犯科帳」シリーズ3度目の読み直しです。啞の十蔵、本所・桜屋敷、血頭の丹兵衛、浅草・御厩河岸、老盗の夢、暗剣白梅香、座頭と猿、むかしの女の8編。鬼平シリーズ事実上の第一作である。
0投稿日: 2016.07.11
powered by ブクログ会社の方から鬼平犯科帳全24冊いただいたのでちょっとずつ楽しんでゆく。 鬼平はドラマを見たことも漫画を読んだこともないのですが、 それでも中村吉衛門の二枚目っぷり、さいとうたかお絵の強面っぷりがすぐ浮かぶくらい。 原作でもそのイメージで読もうとしたら、”小太りで笑うと深い笑窪が浮かぶ穏やかな風貌の持ち主で、市中見回りの時はどこのくたびれた浪人かと思われるような服装”だというのだから、私の吉衛門&さいとうたかおのイメージからうまく変換できずちょっと混乱(苦笑) そんな穏やかな見かけの平蔵だが、若い頃は力に任せての暴力沙汰やら遊蕩三昧やら女遊びやら一通りの悪さは経験し、剣の技は常人をはるかに凌ぎ、盗人を捕まえれば自らが熾烈な拷問を加えて自白させるというかなりの剛健な男。 そんな鬼の平蔵、鬼平が江戸の盗人たちに睨みを利かす短編集。 === 盗賊追捕のお役目の十蔵が出会った盗人の妻。 そのころ火付け盗賊改めの新たな御頭として、鬼平の異名を持つ長谷川平蔵が赴任してきて… /「唖の十蔵」 市中警備の解説など、ご挨拶代わりの一作か。 鬼平は、かつて父の屋敷のあった場所で過去に思いを馳せる。 再会したかつての剣の友。そしてかつて憧れた女性は今では盗人の女房となっていた。 /「本所・桜屋敷」 鬼平の生い立ちが紹介されるエピソード。 元盗人の粂八は、かつて自分の親分であった丹兵衛の新たな強盗の噂を聞く。かつては「人を殺さない、女を手込めにしない、貧しいものからは盗まない」の仁義溢れる盗賊だった。しかし今では目を付けた屋敷に押し入り皆殺しにし女は犯す最低のクズ野郎となっているという…。 /「血頭の丹兵衛」 盗人集団同士で手下の貸し借りしたり、大掛かりだと数年かけて家に入り込んだり、その後の換金方法など…当時の盗人のやり口が描かれていく。 小料理屋の亭主岩五郎は、かつて盗人一味だった。 岩五郎の元に仕事の話が舞い込み… /「浅草・御厩河岸」 生きるために運命は過酷だったり、弱者は生きづらかったり、ちょっとの偶然で命運が崩れたり… 盗人を隠居したはずの蓑火の喜之助は、自らの血をたぎらせる女に出逢い、昔の仕事へと戻ろうと… /「老盗の夢」 女の私からすれば「な~にやってんだ」と思わないでもないんですが、男性からすると気持ちは分かるのでしょうか? 親の仇討のため国を出た男は、それから二十四年、殺しで生計を立てていた。 血の匂いを隠すための香油を纏い、狙うは長谷川平蔵… /「暗剣白梅香」 盲按摩を装う彦の市は、狙う屋敷に入り込み、中から盗人仲間を手引きする役目。 そんな彦の市は、情人としている女に間男がいると知り… /「座頭と猿」 鬼平は、かつての女に声をかけられる。女は昔の男たちを強請り同然で金を得ていた。そこに便乗する浪人崩れの無法者たち。 /「むかしの女」 鬼平は、捕えた盗人たちを働かせる施設を管理してもいますが、 働かせることも改心させることもおとなしくさせることも全く不可能な悪党どももいるといいます。 P301「雷神党のような浪人崩れには打つ手がないのだよ。おそらく大丸屋へゆすりをかけたのもこいつらだろうが…そのゆすり方ひとつ見ても分かる。まるで獣だよ。世の中の仕組みが何も分かってねえのだ。獣には人間のことばが通じねえわさ。刈り取るよりほかに仕方はあるまい」 取り締まる相手の悪党たちの特性を瞬時に察し、捕えるか殺すか判断し、そして実行できるのが鬼平なんですね。
11投稿日: 2016.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ついに去年末に全巻揃えたのですが、それまで読み終えてなかった本を読んでいたら、手を出すのが遅くなりました。 さすがは一巻。 粂八との出会い、大好きな彦十との再会。 酒井さんは元々盗賊改めだけど、前上司の組だったのかあ。 などなど、おなじみの方々の始まりが面白かったです。 TVシリーズ第一話も入ってました!! 本とは関係ないですが、TVシリーズでは今大人気の遠藤さんが演じられていて、一話を見直したときに気づいて感動しました。 二巻では忠吾出るかな、おまさの話あるかな。 あえて、あらすじを読まないように、全てにブックカバーをつけているので、わくわくです。
0投稿日: 2016.01.27
powered by ブクログ粂八は、妙にうるんだ声で、 「本物は、あ、あんな野郎じゃねえ……にせものですとも、にせものですとも……」 2015/04/16-05/01
0投稿日: 2015.04.16
powered by ブクログむかしの女。人は失敗して大きくなっていくのだなあ。 最初からちゃんとしている人は、あまりいない気がする。
0投稿日: 2015.01.21単なる歴史小説ではない
時代、生活、人情、様々な物を垣間見ることができる小説。 特に池波正太郎は食べ物の描写が上手い。ちょっとした日常ともいえるそういう物事の描写がありありと目の前に浮かぶようなものであるからこそ、血なまぐさいところも人情あふれるところも、また活きてくる。 単なる捕物小説としてのみならず、人情物としても鬼平シリーズはピカ一ではないでしょうか。 一話一話はまったく長くないのに、その重みはどっしりとした一冊物に匹敵するもの。読後になんともいえない後味が残る時もありますが、それもまた一つの味、うま味と楽しんで読みたいシリーズです。
7投稿日: 2014.11.11
powered by ブクログ第一話、「唖の十蔵」の途中から長谷川平蔵が火付盗賊改方の長官に。そして盗賊たちに恐れられる“鬼の平蔵”が誕生する。 第二話、平蔵が荒れていた若かりし頃の、かつての純な恋心の無残ななれの果てへの苦い感傷を桜によせる「本所・桜屋敷」など全八編。 登場する同心、盗賊、市井の人々すべてに、さまざまな過去があり、信念がある。善きも悪しきも決しておろそかにされないが、悪は必ず報いを受ける。懐深い捕り物模様。
0投稿日: 2014.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女の人に溺れて人生狂っている人が多いなぁ〜という印象。話により主人公が代わり、その都度色々な視点になるので新鮮。大物が出て来たと思っても意外にあっさり死んでしまったり、捕まってしまったり誰がどうなるか予想がつかない。盗賊の掟を守り抜いていた人物は捕まらず死なないで欲しかったなぁ…と思った。特に海老坂の与兵衛は粋な盗賊っぽかったので。
0投稿日: 2014.04.24
powered by ブクログ面白かった!短編集みたくなってて、読みやすかった☆前の話で出てきた人物がその後の話に出てきたり。続編も読もう。
0投稿日: 2014.03.01
powered by ブクログ言わずと知れた池波正太郎の有名作 ただ、期待し過ぎだったのか、なんだかイマイチな印象を受けた ただ単に強盗を捕まえる話しに感じる 「現代のサスペンスにも通じる」とか「人情話がいい」とか聞いたことがあったけど、それはもっと後なのかね? まぁ、美学のある「盗み」と「強盗」の違いはわからないでもないけど 結局やってる事は人様のものを盗む行為には違いないわけで そこに人情があるかと聞かれると考えてしまう 最後の方はストーリーが捕物帳ではないのもあったので、続編を読むのを楽しみな期待感はある
0投稿日: 2013.10.10時代背景を知ると、小説の肌理が全くちがって見えてくる
ご存知、池波正太郎作品を代表する火付盗賊改方長官長谷川平蔵シリーズ。火付盗賊改方とは、江戸時代に重罪とされた火付け(放火)、盗賊(強盗)、賭博を取り締まった今で言う警察、裁判機関。ストーリーは、江戸で起こる犯罪行為を“鬼の平蔵”と呼ばれる彼が解決していくもので、時代物全般に言えることですが、特に時代背景を知っておくとおもしろい作品。平蔵が長官だったのは1787年から95年。重商主義で一部資本家を優遇し、収賄なども横行した田沼意次時代が終わり、反動から緊縮財政、思想統制を強く行った松平定信の“寛政の改革”期とほぼ一緒。そうした偏った思想や経済の停滞があった時期に起きた犯罪や人間関係と考えるだけで、平蔵の判断ひとつにも様々な意味が読み取れてきますよ!(スタッフI)
2投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時代劇=テレビで観るもの、という意識だったので、「読む」ということを今までしなかったのですが、面白いですねぇ。いろいろな方がお薦めなのがよくわかりました。古めかしいイメージを勝手にもっていましたが、池波さん、全然古くありません。火付盗賊改方というのをこの鬼平で知りました。池波さん、もっと読みます!
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ司馬遼太郎の史実に基づいた小説はよく読んでいたんだけど、完全創作の池波正太郎のは初めて読んだ。 かつての大物盗賊が引退後、売春婦にいれあげて、金が足りなくなったので再び「おつとめ」に向かう。が、現代の盗賊は殺してなんぼの世界になってしまっており、結局は内輪もめで失敗し結局絶命してしまう。そのころ当の売春婦は別の男にいれあげていた・・・というストーリーが切なかった。女はいつもしたたか。
0投稿日: 2013.08.11
powered by ブクログ「剣客商売」を読み始めて、池波正太郎にはまり、並行して鬼平を読み始めた。 「鬼平犯科帳」のほうが「剣客商売」よりも圧倒的に有名(だと思ってる)なのに、第一巻を読み終えて「???」と感じてる。 なぜだろう? 第一巻では長谷川平蔵は脇役で様々な盗賊が主人公のような扱われ方をしている。 極悪非道の盗賊、人を殺めない盗賊、盗まれたら路頭に迷うような人々からは盗まない盗賊、盗賊の一味同士の人材(?)の貸し借り、などなど江戸の町の様子とともに語られていて、最後は鬼平が捕まえる、という風に進んでいく。 あまり、鬼平の魅力を感じないのだ(ところどころに人情味のある出来事や他の追従を許さない剣の切れ味などがちりばめてあるが)。 こんなはずはない、と思っている。 鬼平に圧倒的な魅力がなければこんなには人気のシリーズになるはずがないのだ。 これからだ。 巻が進むにしたがって鬼平の圧倒的な魅力が噴出するに違いないのだ。 …それとも中村吉右衛門の「鬼平」の印象が強烈すぎるのだろうか。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログいわずと知れた池波正太郎の有名作品。兄の蔵書から拝借。 時代物はどうもとっつくにくいイメージで今まで手を出してなかったのですが、読んでみたらとても読みやすくて面白かったです。もっと早くに読んでたらよかった。やはり時代劇のイメージが先行してあるので、脳内ビジュアルがはっきりしていてそれも読みやすさの一因だったかもしれません。 平蔵の人柄や捕り物の痛快さもさることながら、仁義に基づきつとめ(盗み)を行う盗人一味にも好感を持ってしまう。 噂に聞く「池波飯」が1巻ではまだあまり登場してなかったので、これからのシリーズが楽しみです。池波本は家にわんさかあるのでじっくり読んでいこうと思います。
0投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログ時代小説。鬼平シリーズ1。短編8作。 「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厠河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」 火付盗賊改方の長官、鬼平こと長谷川平蔵を中心に物語は続く。 盗みが「おつとめ」と呼ばれた訳とか、盗賊にも様々な種類の人間がいること。そして鬼平と左馬之介、小房の粂八などの昔のことも書かれている。 作者のシリーズの中で「剣客商売」を読み終えたので、こちらか仕掛人のどちらかを読もうと思っていますが、只今考え中です。 江戸の「粋」が、自分が関西人なのでもうひとつピンときていないのかもしれません。
1投稿日: 2013.06.17
powered by ブクログ池波正太郎の代表作のひとつ あまりにも有名(笑) わかりやすく勧善懲悪なので 頭を使わず読める感じ そのぶん、人情の機微はイマイチものたりないかも・・・
0投稿日: 2013.05.29
powered by ブクログついに手を出してしまった…。読み始めたら止まらなくなるだろうから、という理由で避けてきたのだが。 江戸の治安維持のために設けられた「火付盗賊改方」長官、長谷川平蔵とその部下たちの活躍を描いた池波正太郎の代表作の一つ。 物事の視点が、自分の研究対象としている時代(中国清代)にも通用するような気がして、より面白く感じる。 収録内容は、 「唖の十蔵」、「本所・桜屋敷」、「血頭の丹兵衛」、「浅草・御厩河岸」、「老盗の夢」、「暗剣白梅香」、「座頭と猿」、「むかしの女」の8編。
0投稿日: 2013.05.22
powered by ブクログ火付盗賊改、長谷川平蔵を人は、鬼平という。 おれも妾腹の上に、母親の顔も知らぬ男ゆえなぁ。 という鬼平。 そんな生い立ちから、若い頃にやんちゃをする。 マドンナがいたことが、軌道を変えることになる。 鬼平は、盗人に対する目が、優しく、厳しい。 池波正太郎の主人公は、いずれも勘ばたらきが良い。 その勘ばたらきが、自分の身を助け、盗人を捕まえることができる。 盗人の美学が、堂々と語られるが、それをものともしない輩が出てくる。 時代は、良きものが廃れて行く。 盗まれて難儀するものへは、手を出さぬこと。 つとめをするとき、人を殺傷せぬこと。 女を手篭めにせぬこと。という三カ条が、盗人のルール。 簑火の喜之助。年老いて、ししおき豊かな女に惚れて、 最後のおつとめをしようとするが、その結末と女の生き様が、 何とも言えぬのである。 鬼平では、いい女が少なく、悪女が多い。
0投稿日: 2013.03.06
powered by ブクログ3大シリーズ中 最も有名であろう鬼平シリーズ・1 全24巻 もちろん鬼平も読んでますよー^^ TV化もされているので ご存知の方も多いと思いますが 名前先行・・って感じで 内容はあまり知られていない可能性が高い^^; 原作はやはり凄い面白いですよ まぁこれも未完となっていることが 悔やまれますけどね 原作読んでからのほうが TVドラマも楽しめます (^O^)/ そろそろ鬼平も 読み直しの時期かなーと思います^^
0投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログ池波作品ここにありって感じがする。 剣客を読んでいると、平和の中での侍の生き方という、良くも悪くも、曖昧なテーマっぽいけど、これは、何が悪で、何が正義かがはっきりしているので、読んでで痛快!!!
0投稿日: 2012.12.12
powered by ブクログ何度も繰り返し読んでいます。第1巻は解説が植草甚一というのもポイントです。『情の裏うちなくしては智性おのずから鈍磨する』という文章を目にするだけでも購入の価値ありです。 ちなみに、鬼平犯科帳は24巻全て持っています。
0投稿日: 2012.10.19
powered by ブクログ名著、鬼平! シリーズを通して痛快。 鬼平の勘が冴え渡る事件、チーム鬼平(笑)の チームワークが冴える事件、鬼平が歯噛みする難事件、いろいろあって楽しい。 長いシリーズで読みごたえバッチリ♪ 剣客商売→鬼平→梅安→剣客に戻る、のループで読むと、時代に差があれ、それぞれの立場があって面白いのだ。
0投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読むことはないだろうと思っていたが、とあるシンガーソングライターがテレビ番組で旅行中に再度読み直している発言したので、とりあえず第1巻だけでもと読んでみた。 読む前は登場人物がほぼ固定されていて、単に短編が続く連作なんだろうと考えていた。 読んでみると本著には8作が収録されているが、予想通り連作になっているものの、あの時の話のあの人が実はここではこんなふうになっていて…、などと思わず前に戻って確認したくなる。 この第1巻は図書館で借りて読んだが、短編それぞれが絡んでいて全24巻もあるらしいので、全巻そろえて読み進んだほうがおもしろそう。
0投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログドラマは好きだったのに原作を読んだことがなかったので、じわじわ全巻制覇していこうと思う。 火付盗賊改、長谷川平蔵。盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられるが、情の深いなんとも粋な御仁。 盗賊側からも事件が描かれるのがまた良い。盗賊は盗賊で、真の盗賊もまた粋。うっかりすると盗賊側に肩入れしてお盗めの成功を願ったりしてしまうので危ない危ない。 男を悪の道へ狂わせるのは、生い立ちの不幸もあるが、だいたい女か金らしい。欲に目がくらんだら最後、畳の上で死ねないやな。 平蔵を慕う粂八や、旧友の左馬之助もお気に入り。
0投稿日: 2012.06.28
powered by ブクログシリーズを通して活躍する小房の粂八との出会い、そして、岸井佐馬之助、彦十との邂逅。 ここから始まる第1巻
0投稿日: 2012.05.27
powered by ブクログ二度目の読了。何度読んでも面白いし飽きないし新鮮な気持ちで読める。読み返すことで気がつくこともあったり。それが楽しみでしょうがない。
0投稿日: 2012.04.24
powered by ブクログ電子書籍のクーポンをいただいたのでそれを使って久しぶりに読んでみました。いやー、すばらしい、と改めて。「現代は人情蔑視の時代であるから、人間という生き物は情智ともにそなわってこそ[人]となるべきことを忘れかけている。情の裏うちなくしては智性おのずから鈍磨することに気づかなくなってきつつあるが、約二百年前のそのころは、この一事、あらためて筆舌にのぼせるまでもなく、上流下流それぞれの生活環境において生き生きと、しかもさりげなく実践されていたものなのである。」この一言に凝縮されている。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログずっと手元に置きたい本。 元はと言えば、中村吉右衛門のTVシリーズをはじめて見た時に、「何、これ!かっこいい!」と食いついたのが池波小説を読み始めた切っ掛け。 元々時代劇が好きだったのもあって、のめり込むのは早かった。
0投稿日: 2012.04.15
powered by ブクログ祖父の本棚にありました 時代物?読みにくいかな?と思っていましたが… 学生の頃に読んですっかりはまった一冊です
0投稿日: 2012.03.19
powered by ブクログ言わずと知れた池波正太郎の時代シリーズ。 火付け盗賊改方の長官、長谷川平蔵。鬼の平蔵、鬼平。 斬り捨て御免の特別任務のため、かなりの大捕物で盗賊も狗にする。 平蔵の出自や荒んだ若い日の頃のエピソード、初恋やむかしの女など 主人公に心入りする第一巻である。 盗賊の頭目たちの盛衰、女性たちの生き様、男と女の機微に友情。 働き盛りの平蔵の働きぶりもおもしろい。 出版年月日等1968 NDC 913.6 【江戸・時代小説】
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログお盗め(おつとめ)とか独特な盗人言語センスに痺れるシリーズ第一弾。 この巻では執拗に鬼平の命を狙う蛇の親分が存在感を出す。
0投稿日: 2011.11.26
powered by ブクログ読まず嫌いだった時代物。夢中で鬼平を読む同僚の姿がうらやましくなり、ついに「貸して」の一言で見事にはまった思い出の一冊。その後、時代物を書く人はみな独特な文体の持ち主で、実に気持ちがよいことを知り、すっかりとりこになってしまった。鬼平全巻を読んでるときは本当に幸せだったなぁ。何巻だったか忘れてしまったけれど、うちの菩提寺が出てきたときは狂気乱舞。同じ時代を生きてみたいと心から思ったね。
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログ初めて読んだのは小学生……中学生かな? ドラマ第1シーズンを放映していて懐しくなり、また記憶も曖昧だったので読み直す事にしました。 テレビとの差異に、こりゃ上手いことドラマ化したよなあ、と思ったり。 人情の機微に以前より深く感動したり。 読み進めると更に艶を増すシリーズと判っているので、何度でも愉しい。
0投稿日: 2011.09.22
powered by ブクログ読みやすい。とても。 なんかさらっとしてて、失礼な話時間つぶしにもってこいというか…いや本当に。お茶漬けみたいな本。 目の前にあったら読む、くらいのあっさり感。多分先入観でもっと堅いイメージだったから。 続編を読むのは後に再読を経て、だろうな。
0投稿日: 2011.09.21
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊たちには“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は義理も人情も心得た苦労人であ。彼を主人公に、さまざまな浮世の出来事を描き出し、新感覚の時代小説として評判高く、テレビに舞台に人気の集まる鬼平シリーズ第一巻。
0投稿日: 2011.09.19
powered by ブクログ一般には調子よく始まった鬼平も、作者の年齢と健康状態の悪化とともに、暗い影を帯びてくると言われているけれど、鬼平本人も年をとっていくわけで、いつまでも年を感じてくれなかったらかえって現実味がないと思った。その代わりに忠吾たちが育ってゆくわけだし。 一冊は薄く、連作短編集プラスたまに長編でも、24冊も読めば結構な量があるのにリズム感がいいので読み味がよくまったく苦に感じない。何がすごいってひらがなの妙味。うまいよなぁぁ。 英語に飽きてきたら、日本語の美しさをまた味わうためにドンと読もう。
0投稿日: 2011.09.11
powered by ブクログ「剣客商売」のように、いかにもおいしそうな食べ物の記述を期待して読んでみた。 結果は、それぞれのストーリーは十分面白かったのだけれど、”剣客”ほど食べ物についてのはなしがなく、ちょっと残念。しかし、我ながらヨコシマな読み方だとは思う。
0投稿日: 2011.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
会社の本棚にあったので、夏休みの読書用に4冊まとめ借り。 初版は私が生まれる前なので 仕方ないのかなぁと思うんだけど、「ふるい」印象。 あたりまえ、なんですけどね(笑) 最近の作品が起承転結がハッキリしている傾向なのか どうも単調に思えてしまう。 惰性で読んでしまった。。。
0投稿日: 2011.08.17
powered by ブクログ人間には善だけの人もいないし、悪だけの人もいないという視点がとても好きです。平蔵自体けっして聖人ではないし、それがまたいいという。たまに頭が固くなりがちな自分を戒めるためにときどき読み返す一冊です。
0投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログ長谷川平蔵かっこ良いなぁ。剣友左馬之介の活躍も今後楽しみです。なんと言っても江戸が舞台だけあって、日本橋、人形町、浅草、本所、押上、白河、横川といった地元が出てきて楽しいです。隅田川や仙台堀などの水郷深川も風情がある!
0投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログドラマでお馴染み。火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊からは鬼の平蔵と恐れられ、敵をバッサバッサと斬る!ではなく、盗賊も金科玉条の三カ条のモラルを守った真の盗賊と、急ぎ働きにより平気で殺しをする非道な盗賊に分別され、平蔵が柔軟な判断で敵を捕らえていく。時には人情厚く、極悪非道には容赦なく立ち向かう。とにかく面白い。
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ全24巻。池波正太郎の書く長谷川平蔵は「理想の上司」として今も人気だ。中村吉衛門がテレビと映画で演じた鬼平も良かった!
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログ鬼平シリーズ1作目。粋な鬼平が、「本所の銕(てつ)」と呼ばれる無頼放埓な若者だったという過去も魅力的。11.6.11
0投稿日: 2011.06.11
powered by ブクログ最初の時点では平蔵は火付盗賊改方の係ではなかった。そんな導入から始まっていく連作の数々。正直良い回と悪い回の差はあるけど、ファンなら全部読むでしょ。
0投稿日: 2011.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たくさんあるので1巻に代表して。 日本のハードボイルドの最高峰は間違いなく鬼平犯科帳でしょう。 ハードボイルドの名文句といえばフィリップ・マーロウの「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている資格はない」に尽きると思うのですが、長谷川平蔵は間違いなくマーロウよりもこの言葉を体現している! マーロウのシリーズは女性に読んでもらいたいのですが、鬼平は間違いなく男子が読むべきでしょう!
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログ鬼平犯科帳 全巻 読破 最終巻の「絶筆」が、たまらなく淋しい。 続きを妄想するにつけ、全くもって残念。
0投稿日: 2010.10.21
powered by ブクログ長谷川平蔵宣以、火付盗賊改方長官就任の巻。小房の粂八が密偵となる件やお順を養女とする話など、登場人物の成り立ちを知る上で読んでおかないと! また、暗剣白梅香では、蛇の平十郎との因縁が始まる。
0投稿日: 2010.10.09
powered by ブクログ「つくも神さん、お茶ください」で紹介されていました。 鬼平が白玉にお砂糖をかけてたくさん食べてお腹が痛くなったという件を読んで、畠中さんは白玉にお砂糖をかけて食べてみたら美味しくなかったと。でも後日、アドバイスを受け三温糖で食べてみたら美味しかったそうな。 そんなエッセイを読んで鬼平を読みたくなっちゃうなんて食いしん坊だよねー。 実家の父が全巻持っていたのに、読み飽きてお世話になった病院に寄付しちゃった。まぁぼちぼち図書館で借りて読みますか。
0投稿日: 2010.07.31
powered by ブクログ幕府の火付盗賊改方長官の長谷川平蔵。鬼の平蔵略して鬼平シリーズ第一巻。 宮部みゆきの時代小説っぽいんだけど、結構残酷なところが多い。斬り捨て御免だし、自白させるために拷問をやったり。でも義理とか人情もんはこの時代には多いよね。でも登場人物の描き方がおもしろい。短編なのに前々回で出てきた人が今回の主役になったり、とか。ちゃんと登場人物みんなの行く末がわかるのがなかなか良いかも。
0投稿日: 2010.07.11
powered by ブクログ鬼平って、理想の上司像とちゃう? あと出てくる料理が美味そうやわ 「これは良い」とかいいながらじっくり飲みたくなるね(笑)
0投稿日: 2010.06.06
powered by ブクログ名探偵コナン(コミックス)の裏表紙の裏側に書いてある、名探偵の紹介で興味持ったんですが。 これは探偵というよりは、登場人物の情だとか粋だとか、そういうものに重点があるように思います。 本当に江戸時代にこういう人がリアルにいたんじゃないだろうか、と。それくらいどの登場人物も人間味があるのです。 とくに「鬼の平蔵」とか言われているけど、別に冷酷非道なわけじゃなくて。奥さんも子供も大事にするし、友達も部下(それがたとえ元犯罪者であってもですよ)も大切にするし。 だけど過去には失敗もあって、と非常に人間くさくて格好いい。 過去があるから、今の平蔵が出来上がるんだなーと妙に納得させられてしまう感じでした。 ちょっと長いシリーズだけど、これからどうなるのか楽しみな作品でもあるので、時間とお金が許せば読んでみたいと思います
0投稿日: 2010.05.31
powered by ブクログ痛快な群像劇。スーパーヒーローをとりまく脇役の人間劇が面白い。人はいいことも悪いこともするというのを教えてくれる。何よりおいしい場面がたくさんでてくる。私食いしん坊なので、食事がふんだんにちりばめられてとても面白いんです(笑)
0投稿日: 2010.05.25
powered by ブクログ唖の十蔵 本所・桜屋敷 血頭の丹兵衛 浅草・御厩河岸 老盗の夢 暗剣白梅香 座頭と猿 むかしの女
0投稿日: 2010.05.24
powered by ブクログ積読 さだまさしのオススメ。さだは、買って読んで読み終わって人にあげて、で読みたくなったらまた買って読んで…を繰り返しているらしい。ちょっと読んだけどそれ以上進まなかった。時機を待つ。
0投稿日: 2010.04.15
powered by ブクログ全24巻。 絶筆。 またもやいいとこで終わってる。 どうなるの?池波先生。 言わずと知れた鬼平犯科帳。 時代物も、池波先生も苦手で敬遠してて今さら。 や。ごめんなさい。 久しぶりに終わってほしくなかった小説。 あと30巻くらい続きが読みたい。 DVD買おうかな。 梅安ほど、ストーリーが1本じゃなく、 料理もぐっとはこないんだけど、 もうこの世界にどっぷり浸ってしまう。 長いだけに。 1本1本の話の良し悪しってより、 それらの積み重ねが積もってく感じ。 自分の中に。 登場人物達もいちいち良い味が出ていて 電車の中でニヤリとしてしまう。 でも長いので 前半と後半でフューチャーされる脇役が 入れ替わってくのは少し寂しかった。 ウサギと粂八、後半影薄すぎ。 まあね。 なんせ鬼平がいぶし銀すぎる。 年取ったらキセル持とう。 というか実在したんだ。 鬼平。 びっくり。
0投稿日: 2010.04.12
powered by ブクログドラマから入って買いました。 割と時代劇は好きです。中でもこの作品が一番好きです。 カリスマ性、強い心、人情。大切です。 割と食事のシーンが多いのが印象的です。
0投稿日: 2010.03.25
powered by ブクログみなさんよくご存じ、あの「鬼平」こと火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵が主人公の時代小説である。 たまたま古本屋で目についたので買って読んでみたのだが、これが面白い! 各編各編がそれぞれに味があり、読んでいて飽きない。 短編小説集で基本的に一話完結なのだが、前話で登場した脇役の人物が後話の主人公であったり、後々にも端役で出てきたりするので、感情移入しやすいところも良い。 この巻の中では「本所・桜屋敷」が、僕の一番のお気に入りである。若かりし頃の鬼平とその友人、そして憧れの女性にまつわる話なのだが、読んでいて、胸が詰まってしまうくらい切ない内容だったからだ。
0投稿日: 2010.03.13
powered by ブクログ10代のころにハマッて、今もずっと大好きです。長谷川様の人柄に惹かれ、心から慕い敬う人々(与力・同心・密偵・盗賊…)の忠義や人の絆にシビレます。全巻通して何回泣いたかわかりません!
0投稿日: 2010.03.08
powered by ブクログ鬼平の異名を持つ、長谷川平蔵の、「おつとめ」に関わる者の短編集。 おつとめ、とは、平蔵自身のお勤めであり、盗人の「お盗め」。 妖艶な女性・愛する女性のために死んでいくストーリーが多いです。全ての作品にキーとなる女性が必ずいます。 おかがで、俺は目が覚めました。 俺自身が、今、ある女性に良いように転がされてた気がするから。笑 やっぱり素敵な女性なんだけどね。 昔も今も変わらない、精神性。自分の心を止め切れないほどの衝動。愛であったり、妬みであったり、残忍性であったり、金欲であったり。 過去の自分の生きた道に、負い目を感じず、堂々と温和に、されど冷静に生きた平蔵に誠に感服いたします。
0投稿日: 2010.02.28
powered by ブクログ「鬼平犯科帳」は私に読書の楽しさを知らしめてくれた小説です。 初めは図書館で借りて読んでいましたが、15巻でノックアウト! それから自分で買って読むようになりました。 池波小説もいろいろ読んでいます。 鬼平ファミリーが大好きです。
0投稿日: 2010.01.20
powered by ブクログ鬼平犯科帳の記念すべき第一巻。 鬼平、いい男です。 剣の腕も一流で、人情味にあふれ、男気もすばらしく、悪人は許さない。 情緒あるストーリーで読後には捕物帖にもかかわらず癒されているから不思議です。
0投稿日: 2010.01.15
powered by ブクログ心の故郷。活字の色っぽさ、ここに極まれり。 全部制覇は当たり前!(笑) 食物の描写は流石!これを読まずして、時代小説を語るなよっ!
0投稿日: 2009.12.05
powered by ブクログハードボイルドな世界の住人ですから、そりゃもうかっこいいわけですよ、長谷川平蔵さまは。 にもかかわらず、世間から打ち捨てられようとする咎人たちに慈愛の手を差し伸べるなんざぁなかなかどうしてできるもんじゃありません。清濁合わせ飲むというのは彼のことを指すのでしょうか。 その気持ちに応えようとする密偵たちも泣かせます。(密偵・伊三次が死に瀕する場面は涙なしには読めません。) ミステリーではないので、何度も何度も読み直し、至福の時を過ごせます。
0投稿日: 2009.11.20
powered by ブクログ全巻読みました。 本当は何度も読み返したいけど最後の巻の最後のページを見るのがせつなくて出来ずにいます。
0投稿日: 2009.11.07
powered by ブクログ言わずと知れた池波正太郎さんの代表作。人情味溢れるキャラクターを描かせたら天下一品。長谷川平蔵、その部下と密偵。全てのキャラクターに味がある。読んでて飽きない作品。
0投稿日: 2009.11.06
powered by ブクログ池波正太郎の代表作。 鬼平は途中から出てくる。最初から火盗改メではない。 江戸の風情も味わえる。
0投稿日: 2009.11.04
powered by ブクログ全24巻、未完の名作。何回も読み返した人も多いハズ。 捕り物といっても勧善懲悪ではなく、人間の弱さや愚かさなど心の奥深くを鋭くついていて、ふしぶしで泣けます。 この長谷川平蔵は私の永遠の憧れの人☆ 池波ワールドへまだ足を踏み入れていない方はぜひ!
0投稿日: 2009.10.26
powered by ブクログ私が時代モンの小説を読む、キッカケになった本です。 今のTVの時代劇で有名な方ですよね。 (中村吉右衛門さんが、主人公の長谷川平蔵を演じてらっしゃいます。) 旗本の嫡男として生まれたが、継母にいじめぬかれ、荒れ放題になった平蔵。荒んだ心のやりどころを友と共に、剣術にぶつける日々。 その後、父が死去後に跡を継ぎ、火付け盗賊改メ方(今でいうと警視庁と特殊部隊を兼ねたような感じ)の職を命ぜられる… ここから話が始まる。 昔の男性ってこんななんだろうか。出会ってみたかった… と、思わせる懐の深さとダンディズムさを兼ねそろえている主人公。 読めば読むほど次が読みたくなる本ですよ。 (20巻以上をオトナ買いしてしまいました…)
0投稿日: 2009.10.22
powered by ブクログ小説読むなら時代物。 平蔵さんが好きですが、何話に一回は女の人が犯されちゃう・・・ のがちょっとなぁと思います。 一本饂飩や軍鶏鍋など、食べ物が本当に美味しそうに 書かれているのも魅力の一つです。
0投稿日: 2009.09.17
powered by ブクログ池波正太郎モノをずっと読んでみたいと思っていた矢先、暇潰し用の本を求めてふらっと入った古書店で出会いました。 本当は『剣客商売』を読みたいと思ってたんだけど、でもとりあえずメジャーな方から。 いや、でも、面白いよ! 短編だからサクサク読めるし。 そんなに難しい言葉も使ってないから、充分読める。 とりあえずつまみ食いのつもりだったんだけど、このまま読み続けたらハマってしまいそうな予感ですお。 読むものがなくなったときにでも、2巻を読んでみよーっと。 ただ……全何巻あるんだっけ?(^ω^;) そして最後は未完なんだよね。。。
0投稿日: 2009.06.22
powered by ブクログ「鬼の平蔵」と謳われた火付盗賊改方の長である長谷川平蔵を中心に、盗賊絡みなどで次々と起こる事件を短い編で読み進めていくシリーズ物。 鬼平の剣友ら、部下である与力同心、そして元盗賊で現在は「狗」などと呼ばれる密偵たちも、一人ひとりに個性があって読んでいくのに飽きない作品である。 現在24巻まで発行されているが、作者逝去の為に最後の特別長編「誘拐」が未完結となっているので注意。 個人的にはかつてやんちゃばかりしていた頃からの友人である岸井左馬之助とのやり取りや、密偵らの緊迫感のあるやり取りがとても面白いと思っている。
0投稿日: 2009.05.01
powered by ブクログ全部読んでるけど実は一冊も手元にない。 もう少し内容を忘れてから大人買いで揃えたいシリーズ。 作者没の為に未完なのが哀しい。
0投稿日: 2009.04.09
powered by ブクログ言わずと知れた池波正太郎の代表作 1巻の1話目は読むのがツライですが、2巻目移行から面白くなっていきます 火付盗賊改方の話だと思って読むと、ちょっと違和感が出てきます これは、長官・長谷川平蔵と密偵との信頼関係、そして市井に生きる住人の物語です でも、時代小説初心者にはオススメしません 剣客商売から入った方がいいかもしれません
0投稿日: 2009.03.19
