
総合評価
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powered by ブクログお馴染みの登場人物と一緒に行動しない。 俺はなんかやったっけ?流されてしつこく戻ったら解決したって感じ。 次のに期待したい。
0投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログススキノ探偵シリーズの1冊。 この本では「俺」さんも40代になって中年太りしているようだけど、どれだけ殴られてもとりあえず立ち上がるという根性はスゴイ。 シリーズ最初の頃は編にハードボイルドぶっている文体が苦手だったけれど、もう慣れたのでけっこう面白かった。北海道の人で地名がわかれば、場面場面のにおいも感じられてもっと面白いんだろうね。 物語自体は2時間ドラマっぽい展開で、読んだら忘れちゃいそうだけど、いろんなところにいろんな人が住んで、いろんなことがあって、いろんな感情を抱えて生きているんだなってことはわかった。 我が家もいろいろあるけれど、まずは恵まれている方だと思うので、真面目に生きなきゃな。 しばらく札幌に行っていないので、札幌にも行きたくなりました。できれば雪の季節にね。
0投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ東直己のススキノ探偵シリーズは、いわゆる第一期、つまり主人公の「俺」が20代後半から30代だった時代の作品(具体的に言うと『探偵はひとりぼっち』まで)しか読んでなかったので、このいきなり十年以上の年月が経過していて「俺」が春子と結婚し、別れ、そしてなんと中学生にもなる息子までいるという舞台の変化にあまり気持ちの良くないとまどいを感じたのは確か。 生活スタイルや行動様式はあまり変わっていないようでいて、しかしながら確実に時間の経過というものを認識せざるをえない、主人公の「俺」を含めおなじみの登場人物たちの「老い」を感じざるを得ないところに一抹の寂しさを感じてしまう。 とくにあまり登場シーンもなかったが高田とか。うーん、彼がチンピラ相手に大立ち回りを演じるシーンが毎回好きだったんだけどねぇ。 この『探偵は吹雪の果てに』はススキノではなく道内の田舎町が直接の舞台。作者の田舎町とそこに住む住民に対する呪詛とも思える嫌悪感がにじみ出ているような。 でもまあ、排他的な田舎の町って、日本中どこでもこういうところ、あるよね。常によそ者でありつづける宿命の転勤族には辛いのねん。
4投稿日: 2021.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「探偵はBARにいる」シリーズ。こんなんだっけ?ポツポツ出てくる闘いシーンがこれ今必要?って感じで、探偵らしい謎を探っていくこともほとんどない、ただ流されているだけ、友人に頼んでどうにかしてもらうばかり。そして最後の50ページぐらいで出てくる老人がものすごいキーマンで、一気に片が付く。しかもいろんな人が銃撃ちまくりで死にまくり。事件解決が雑すぎる、日本なんだからそんな銃撃ちまくったらただじゃすまない。 やっぱり小説より映画が面白いという少ないタイプのシリーズ。
0投稿日: 2019.05.07
powered by ブクログちんぴらに袋叩きにされて、“俺”は入院した。そこで偶然、病院の付添婦をしている昔の恋人と再会。彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになった探偵だが、町に着くなり身辺に不審な男たちの影がちらつき始め、理由も解明できないまま町を追い出されてしまう。やくざの組長の桐原の助けを借り、再び町に舞い戻った探偵に最大の危機が!雪原を血にそめる死闘の果ての意外な結末とは?
0投稿日: 2018.06.25
powered by ブクログ読み応え充分な内容。 俺も歳取ったな…と前半は流して読んでいたら、怒涛の後半はドンチャン大騒ぎ。 シリーズの伏線にもなっていて、おぉ!おぉ!とシリーズを読み返したくなりました。
0投稿日: 2018.02.06
powered by ブクログ「俺」も人並みに年をとり、45歳という世間的にはそれなりの年齢になっているのが本作である。 しかし、45歳になってはいても「俺」は変わらない。息子を持つ親父になっても「俺」は変わらない。 誰がなんと言っても譲れないものは譲れないのだ。 「俺」だけに通用する「俺ルール」が、けっこう好きだ。 男という生き物はなんと切ないのだろう。 甘ったるく、それでいて意地っ張りで、大切なものへの思いを胸に生きている「俺」が特別な存在なのだろうか。 男は夢に生き、女は現実に生きる。 まさに今回の騒動は、そんな男と女のしがらみが引き起こしたものかもしれない。 このシリーズはどれも好きだけれど、中でも「探偵は吹雪の果てに」は最高レベルではないかと思う。 何よりも物語の構成がいい。 スピード感あり、サスペンス要素あり、切なさもあり。 「俺」の不器用なあたたかさが心に沁みる。 ハードボイルドは少し苦手・・・そんな人にも受け入れられる作品ではないだろうか。
1投稿日: 2017.02.27
powered by ブクログこういうのはもう、聞き飽きた。こいつらは、オリジナリティというものに恵まれていない こういう怪我は、薄汚い、クズの金で治すべきだ 失楽園ミルトンのだぞ。渡辺淳一のじゃなくて。そこんとこ、間違えないでくれ。間違えないよ。あんたはクリスチャンなのか?親がな。だから、正義の陣営に入っちまった人間が、どれほどバカんなるか、それは知ってる 寄る年波には勝てない 卑下ひげ 今年で、45 になる もう60よ、私 俺の知識はいつも中途半端だ いわれ謂れ 女の腐ったみたいなヤツ 付添婦 深川市 清田区のホスピス 斗己誕 スピーカーはボーズ 奥寺御殿 心朗らかにシャワー・トイレを使った 坪内翁おきな この歳になって、自分のコミュニケーション能力が、目の前でめきめきと向上するのを感じて、俺はしみじみと老け込むには早い、と自分に言い聞かせた。まだまだ頑張ればいろんなことができる。 「人間てよぉ、なぁ、あんた、お客さん、スケベなもんがないと、生きてけないべさ。それは、田舎でも都会でも、同じだ。スケベなしじゃ、人間は生きてけないんだ」「スケベで汚いものば、スケベな汚いまんまで転がして置いたら、ダメだべさ。生きてること自体が、悲しくなるべさ」「俺はなぁ。…その、あそこでスケベな物を買うヤツのことを考えると、哀れで哀れで、侘しくて、情けなくて、やり切れない気持ちになるんだよ。あんな汚らしい、残飯やらゴミやら、すんごい臭いんだ、ひでぇニオイなんだ、そんなとこさ行って、スケベなもんを買うヤツのことを考えると、もう、哀れで侘しいさ」優等生たちは、居心地が悪そうだった。オチコボレたちは、わざと威嚇的な、押しつけるような態度で、我が物顔に振舞っている。情けなくて、心が薄ら寒くなるような光景だった。 兎唇としん=ミツクチ したっけ! ケンジ君を守るために、このまま斗己誕で骨を埋める気はない。豊平から来た、オカリナ奏者 ドンケルとヴァイセンを試してみた UA 青空 たかす鷹栖インター ウクライナの連中 スノー・モービル 金属バットの高校生 散弾銃 腐った鰊のような匂い 目は、両方とも、潰れているようだった。口を大きく開けているが、歯は見えなかった 。腕が、普通とは逆に曲がっていた。 士別でも、名寄でも、どこでもいい。 『レオン』や『ホームアローン』とは違う。現実は、映画じゃない、下手するとこっちが殺されるかもしれない。 「俺は勘違いはしていない。ただ純子が生きているから、それが嬉しいだけだ」 官依存根性が骨身にしみている
0投稿日: 2015.07.01
powered by ブクログ2015.4.21-24 相変わらず政官財の癒着は最後の種明かしにほんのサラリと触れるだのスタンスがこの著者の味なのか。決して軽い内容のものではないものの、台詞回しに毎度爆笑しつつ読めるのもあえてのものかと1日で読み終えた。
0投稿日: 2015.04.22私事ですが生涯大切な一冊です
とまあ、自分の書いたタイトルについて。 第一巻の 探偵はバーにいる を読んで、 俺 のカッコよさに痺れて、次に買った2冊目が 探偵は吹雪の中に 吹雪って、北海道じゃ普通じゃないの?(増田俊也著・七帝柔道記の影響、リーダーで読めます)と思いつつ・・・・・ 吹雪の意味、何故に吹雪の情景なのかも。 男のカッコ悪さやこだわり。男の不器用な純情。女(大人)への憧れ。 大人の男になった俺(あなた)が過去の自分と過去の女へ決着をつけに行く。 この様に書くとライトですが、相変わらずの命の張合いです。 ラストは何度読んでも、胸を打ちます。 ゛俺達“は今でも・・・・・・・な。 大人の銀河鉄道999です。 読まれた方の想いでの一ページになる事を期待いたします。 特に男児です。
0投稿日: 2015.04.06ちょっとだけ
地方(田舎)独特の風習的なものが意欲的に描かれていると思います。 ただ、前作との流れは薄く、春子と生まれてきた子供の描写はごくわずか。それも「えっ?」っていう感じでした。 また、ちょっとだけしつこいと感じたのは方言と、その方言を繰り返す人々の描写。言葉になじみがない上に、地方に住む人のいやらしさだけが強調されているようで、何となくイヤな気持ちになってしまったのは自分だけでしょうか? それでもやはり最後まで一気に読ませるストーリーとドキドキ感は最高です。 次作も期待して読みたいと思います。
0投稿日: 2014.11.29
powered by ブクログ既出のシリーズは全巻読んでいると思っていたのに、なんと初読のようです。 いつもの仲間たちがほんの脇役でしか登場せず、俺とエキストラだけでほぼ構成された珍しい一冊。田舎町の住民を徹底的に馬鹿にしたような記述のオンパレードは、中途半端な遠慮がなくて清々しいほどです。東氏の問題意識は北海道の政官民が結託した汚職と、頭の悪い若者、文化人気取りの3つに向けられていて、ブレないところが魅力です。
0投稿日: 2014.10.06
powered by ブクログ図書館で。前作で春子さんの妊娠発言が爆発したわけですが。 まさか14年経過してるとは思いませんでした(笑)。まあうまくいくとは思ってなかったけどね~、あの二人。というか彼が普通の家庭人になったらこのシリーズ終了だしな(笑)。でもだったら子供なんか作るべきじゃなかったんじゃないかなあなんて思ったりはします。 男の人は恋愛して結婚して、子供はほしいけど育てるのは母親が全面的に行って自分はフリーで居たい、という願望でもあるのかもしれない。だとしたら離婚した妻に子供がいて子供は母親が引き取って自分は慰謝料払って時々会って父親面して自分はきちんと父親の役目を果たしてるって自己満足に浸るのは最高のパターンなのかもしれない。 さて。 今回は男性的ロマン炸裂って感じのお話でした。ロマンチストだなあ、本当に。 別れても好きな人、ではないですが実際自分の恋人や女房に言われたり頼まれたらやらないことを初恋の年上の彼女だとホイホイ身銭を切ってでも果たしたくなるというこのロマン。男性的だ(笑) そして田舎の閉塞感がなんとも。まともなヤツはもうすでに町からいなくなってるってのはなかなか寂しいけれども真実なのかなあ。落ちこぼれの吹き溜まりのような街で孤軍奮闘する主人公はなんとなくピエロのようで少し哀れでもありました。
0投稿日: 2014.09.10
powered by ブクログ慕情。 まさしく、そんな副題が似合う一冊。 今回はハードボイルドだったな。 今ある自分の癖が別れた女の影響を受けていたなんて辺りや... 齢を重ねてからの思い、想い。 哀愁漂う慕情の一時。 今回は胸を打つ回だった。
0投稿日: 2014.06.1145歳の俺
シリーズ6作目。「探偵はひとりぼっち」の後、「駆けてきた少女」の前の作品になります。主人公の俺がいきなり45歳になっており前作から10年以上の時を経ていることにびっくりします。 後書きにあるように老いはじめた男女の恋愛を描いたとのことですが、私はこのストーリーもかなり評価してしまいます。シリーズベストスリーに入る話ではないかと。描写されている景色が吹雪で先がなかなか見えない様にストーリー展開もなかなか先が見えず、最後は予想もしていなかった展開になっていきます。 1作目で若いときに死なせてしまった女の存在がここであきらかになるのと、いよいよ普及してきた携帯電話に『俺』がどういう風に接するのかが見物です。シリーズを語る上でこの作品は見逃せません。
0投稿日: 2014.06.06
powered by ブクログシリーズものだが、本作では主人公が同年代になった。年齢と体力のギャップ、思い出したくない記憶など、感情移入のポイントが山盛り(笑)歳を取るって、なかなかよい。
0投稿日: 2014.04.14田舎描写が素晴らしい
前作の終わりから、「俺」がどんな暮らしをしているのかとワクワクしていましたが、 冒頭でいろいろとがっかり。 ですが、読み進めていくうちに、そんながっかり感も薄れ、 年をとってもあいかわらずの「俺」が巻き込まれていく事件に引き込まれていきました。 何よりも、本作品における情景描写が素晴らしく、 北国出身の自分としては、 あー、こんなんだよなーと、思わずしみじみ。 これだけでも、本作品を読む価値があると思います。
2投稿日: 2013.12.18
powered by ブクログ春子とのその後が気になり前作の後このシリーズを一旦休憩しようと思ってたけど読み出した。 ‥春子は!? 純子!?え?45歳!? 一旦休憩しても良かったかな。 書き方も少し年老いた感がありました。俺の動きも、傷の治りも。 でもまぁ相変わらず読みやすかった。若さと勢いはなかったけれど楽しめました。
0投稿日: 2013.12.08他探偵シリーズと異なる
探偵シリーズが好きで他もいくつか読みましたが、舞台が斗己誕(札幌ではない)準主役の高田 松尾の登場回数が少ない 等、過去私が読んだ探偵シリーズとちょっと異なる設定でした。個人的には俺(主人公)と準主役たちの会話が好きだったので 少しそこは残念です。ただ、今回のSTORYは大都市札幌では、ありえない田舎であることの環境(閉ざされた世界等)を巧みに 利用した環境設定がしっかりされていた作品だと思います。
1投稿日: 2013.11.05
powered by ブクログちんぴらから袋叩きにされ、入院するはめになったく俺〉はそこで偶然、付添婦をしている昔の恋人、純子と再会した。 彼女に頼まれ、雪の田舎町まで手紙を届けることになった(俺〉だったが、なかなか目的を果たすことごできない。 やがて。その町では少し前に起きた殺人事件と、町ぐるみの勢力争いに巻き込まれていく。 2013年10月17日読了。 前作まで、20代後半だった主人公が一気に45歳になっていて、かなり戸惑いました。 知人から聞いてはいたのですが、どうしても「?」な感じは否めず。。。 しかも、かなり閉鎖的な雰囲気で、今までと違う流れ。 今作は正直、いまいちという感想。次巻がどうなってるか……によって、シリーズを読み続けるかどうかを決めようと思います。
0投稿日: 2013.10.18
powered by ブクログこういう軽口な感じで書かれてる方が、 普段本を読みつけない人には とっつきやすいのだろうか? ワタシはあまり好きではないが、 映画化はしやすそうな内容だなと思った。
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログこのシリーズは第一作をずっと昔に挫折したっきりだったんですが、なんとなく久々に読んでみることに。 そして・・・やっぱりちょっとあわないな、と。あくまで個人的に。 ハードボイルド小説ってカテゴリなわけなんですが・・・なんというか、主人公の「かっこつけよう」という姿勢がちょっと逆にかっこ悪い。少なくともハードボイルドな感じはしない。ハードボイルドの探偵役はもっと超然としていてほしい。しつこいようですが、あくまで個人的な趣味です。 そして・・・・話の中身についても、振り返って考えてみると主人公は結局なにをしたんだろう?と。勝手に周りが曲解して勝手に騒いで巻き込まれて勝手に周りが収束・・・あれ?主人公なにもしてなくないか?
0投稿日: 2013.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すすきの探偵シーズなんだけどあんまりすすきのは登場しない。 前作からいきなり15年くらい?年月が流れててまず驚く。 前作でラブラブだった春子さんとも離婚し(前作巻末の衝撃発言「できちゃった・・」の子は無事生まれて成長しているらしい) 高田は店を開き、俺さんはあいかわらずすすきのを徘徊している。 昔の恋人とばったり出会い、依頼を受けて手紙を届けに行った先での大騒動。話的には比較的まとまっていたように思う。 おじさんになった俺さんの今後の活躍に期待か。
0投稿日: 2013.04.24
powered by ブクログ前作からのつながりを考えたら、 意表をつかれました。 話の内容は面白く、 いい感じでした。 さて、次も読みますよ!
0投稿日: 2013.03.10
powered by ブクログ男にとって一度愛した女はどれほど時間が経っても特別であることに変わりはない。閉鎖的・排他的な田舎の人間関係が文章からにじみ伝わってくるような描写は読み進めるのになかなか労力を使う。悲しくて、かっこいいお話。北海道では、手袋は「はく」と言うのだ。
0投稿日: 2012.12.07
powered by ブクログ前半ちょっとダルいけど、後半の展開はたたみかけてくるので、先が気になり読むのが止まらなかった。東直己の作品にもやっと馴れたかな。前作からいきなり15年?後の設定にはちょっとビックリ!
0投稿日: 2012.12.06
powered by ブクログ1作目からの伏線がふってある物語。 読みごたえはあったが、前作の続きを期待して読んでしまったので、残念である。気になってしょうがない。なんか心残りだ。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おー、結婚生活いつの間にやら、終わりを告げて 独り者の「俺」45歳、だっけ。 ずーっと、あの部屋は解約してなかったのかしらん。 今回の中年になった「俺」は自らが動くというよりは あれよ、あれよと巻き込まれる。 そのうちに、周りの人が解決。 ひょっとして、「俺」が行かなくても 遅kれ早かれ、同じことになったんじゃ?という感じ。 町の怪しげな感じが、すごーく嫌な感じで面白かった。 おじいちゃんのスノーモービルの後ろに しっかりつかまって乗る太った「俺」 いいねー。 携帯電話を持つべきか持たざるべきか・・ 悩む「俺」が可愛い。
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログ人を食った表現のオンパレードであるものの主人公の気持ちや感覚が手に取るようにわかるのが不思議。 基本的には主人公はなにもしていないにもかかわらず、勝手に周りがわらわら動いて抗いたい展開に巻き込まれていくのも、無理なく受け入れられる。
0投稿日: 2012.05.22
powered by ブクログ今回は「俺」の若い頃の彼女・純子が死んだと思っていたら生きていて 再会するところから始まり、事件に巻き込まれていく。 小説だから・・・といってしまえば仕方ないけど、どうしてこうも「俺」は 事件に巻き込まれるのか(笑) その度に、古い付き合いの高田や桐原、松尾に助けられ事件を 解決していく。 発売された順にシリーズを読破しようと読み進めていますが どのシリーズも面白くて、あっという間に読めてしまう。 昨日から駆けてきた少女を読み始めました。
0投稿日: 2012.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ススキノ探偵シリーズ第六作目。 前作のラストを読んで、俺がぬるくなったら 読むのをやめようと思ってたのですが そんなことはなかったですね。 ただ一気に15年ほど話が進むので、飛び過ぎな感はあります。 今回はススキノが舞台ではありません。 主要サブキャラもほとんど出てきません。 でも俺が僕になる話。 いつもと趣きは違うけど、楽しめました。 パンチ不足は否めないけど。
0投稿日: 2012.03.16
powered by ブクログうわぁ。『俺』45歳!? シリーズだと、登場人物も年を取るのですね タクシー運転手翁との会話…疲れた(´Д` )
0投稿日: 2012.03.13
powered by ブクログススキノ探偵シリーズ第5部。(短編除く) 前作までは30歳そこそこだった主人公・俺が、、、 胡散臭くて男臭くてかっこ良かった主人公・俺が、、、 本作では40代半ばに。中年太りのおっさんに。 結婚そして子供まで授かった前作ラスト。 そこからの近い将来の展開を楽しみにしていただけに、 冒頭でやや冷めざるを得ず。 まぁそれでも面白かったから良しとする。 細部に変化はあるものの、周りの登場人物の根本的な変わらなさは愛着すら湧く。 15年前後飛んでいるため、現代社会は当然急成長している。 しかし、探偵(便利屋)であるにも関わらず主人公・俺は、携帯すら持たないあり様。 そして相変わらず面倒な事に首を突っ込み、 巻き込まれていく。 変わる部分と変わらない部分。 本作でもシリーズものの魅力を大いに感じられる。
0投稿日: 2012.03.13
powered by ブクログススキノの「俺」のシリーズ6作目 いかん、一日で読んじゃった。前作の最後のエピソードでなんだか、ヌルい展開の話が一、二作続いたりしたらどう収拾をつけるつもりかな?と思ってたら、あっという間に年代をとばして「俺」のイメージダウンは免れた、「俺」がススキノの住人となる頃のエピソードを軸になかなか切ない展開でまたまた、ガーっと読ませて頂きました。
0投稿日: 2012.02.29
powered by ブクログ面白かったけど、ススキノ探偵シリーズの中ではいまいちかも。 田舎の人との会話が、なんかダメだったなぁ。
0投稿日: 2011.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このシリーズは私には合わないかも・・・ 過去に読んだ、私立探偵畝原シリーズは、重い内容だけどよかった。 でも、このススキノ探偵俺シリーズは、あんまり好きじゃないなぁ。 主人公「俺」があまり好きじゃない。 何をそんなにカッコつけてるんだと。カッコつけ過ぎてて、カッコ悪く見えるんですが・・・。 田舎の人たちとの会話もよくわかんないし。たしかに年寄りは同じことくりかえすけどねー。 会話が見えない、依頼の目的が見えないとよくわからないうちに話は進んでいくのですが、気がつけば、ある事件が解決してた! 一番カッコよかったのは、スノーモービルを乗りこなしてたおじいちゃんだな。うん。 いきなりこの作品を読んだので、ダメだったのかなぁ。シリーズを最初から読めば、よかったのかもしれない。 きっと、こういう俺をかっこいいと思うのは、こんな感じできままに不良して暮らしていけたら、いいなぁという憧れをもつ、普通のおじさんかもしれない。 主人公の関係者以外の人々が、嫌な奴度はやっぱりかなり高かったです。徹底的に嫌な奴に描くよなぁ。
0投稿日: 2011.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2010/12/18 Amazonより届く。 2015/12/11〜12/18 2年半ぶりのススキノ探偵シリーズ。久しぶりで忘れてしまっているのかもしれないが、「俺」って45歳だったんだ。春子さんと結婚してたこともすっかり忘れてた。映画で大泉洋さんが演じていたこともあり、痩せているイメージが植えつけられていたが、太ってたのね。今作品では、ススキノを離れ、斗己誕を舞台に暴れまわる。最後のシーンのせつなさは一級品。 これなんかも、映画化に向いていると思うけどなぁ、第3弾はないのかな?
0投稿日: 2010.12.18
powered by ブクログススキノの俺シリーズ第五弾。 チンピラに袋叩きにされて入院した病院で、かつての恋人と偶然再会した俺。 彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになったのだが……。 シリーズ最高峰との呼び声高き作品。 一度でも恋した奴なら、俺に共感できるはず。 巻末に著者の後書きがあるのも氏にしては珍しい趣向。
0投稿日: 2008.05.09
