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向う端にすわった男
向う端にすわった男
東直己/早川書房
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総合評価

38件)
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    前作読了から数年経過しているせいか、物語に入っていけない感じでした 前2作はよかったけど、今回の短編集はいただけないです・・・ 調子のいい男はだらっとしてて、いただけないです

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    投稿日: 2025.08.04
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    ある夜「俺」のところに、結婚詐欺にまつわる依頼が舞い込んだ。詐欺を仕組んだのは、元一流商社マンの伊野田という男だという。さっそく「俺」は、札幌にメディア革命を起こそうと息巻くこの男の企画会社にもぐり込んだのだが…夢見る男の不気味な犯罪を描く中篇「調子のいい奴」ほか、バーにすわった謎の男をめぐる表題作など、5篇を収録。

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    投稿日: 2018.06.25
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    「探偵はBARにいる」の短編集。主役がけっこう強い、相棒が強いのはわかるけどこんな強かった?このシリーズは映画のほうが圧倒的に面白いな。

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    投稿日: 2017.12.26
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    以前読んだときはぱっとしないなと思ったが、再読したら意外によかった。探偵の失敗談が多く、ほろ苦い読後感になる作品が多い。一話目は、探偵の醸し出す緊張感がやけに強いなと思っていたら見事に裏切られて、気持ちいいし。

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    投稿日: 2017.09.07
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    ススキノを縄張りとした人助けの延長の探偵もどきが絡んだ事件もどきの短編集。 出てくる人たちは全員個性が強くてちょっとお腹いっぱいな感じはあるが、ヒマな時に読むには良いと思う。

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    投稿日: 2016.06.22
  • 大人の男に成りきる前の 俺 のお話し。

    何しろ、主人公の俺(あなた)は 肩肘張って、ハードボイルドな生き方を模索しています。 偽物に会い、ホンモノに会い、人の涙をぬぐい、弩級の本物との出会いと別れ。 弩級のホンモノは別れについて、”俺”は心情をあまり吐露しません。悔しく、ショックで目指す先が見えたのかと感じます。 俺が目指す、大人の男になりきる前に起きた出来事集です。 彼が垣間見た、カッコイイ、カッコ悪い、両方の大人達の姿を感じた後に、続編に繋がります。 作者が意図しているかどうかは別として、素敵な展開です。

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    投稿日: 2015.04.07
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    『探偵はバーにいる』シリーズの短篇集。 最新作では還暦を迎えている主人公の俺も、この頃はまだ二十代。 時の趨勢を感じる。 ただ、どうしても60年代、70年代辺りの話になるとどうも... ただ、今回の作品は巻末の著者後書きが面白い。 小説なのに、あたかもそこの登場人物のモデルがいるかのような問合せが多いとか。 世の中、それだけ腐った人間が跋扈してるということか。

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    投稿日: 2014.06.05
  • 28~29歳の俺

    5つのショートストーリーを集めた短編集。表題の「向う端にすわった男」はいきなり緊迫したストーリーなのに最後の落としどころの落差が楽しめる作品。2本目「調子のいい奴」は誰でも「こういう奴いるよなぁ」と、思える胸のすっきりする話。これだけでも元が取れた感があるかも。 まだ20代の俺の話なので2作目の「バーにかかってきた電話」と3作目の「消えた少年」の間に読んでおくのがおすすめです。

    0
    投稿日: 2014.05.16
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    ススキノ探偵シリーズの短編集。 本編と比べると話のスケールはなおしょうもないのだが、 出てくる人間のどうしようもなさが変にリアルで面白い。 全編とも最後は何とも言えないやりきれなさがある。

    0
    投稿日: 2014.04.24
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    図書館で。ススキノ探偵の短編集。 最初のお話はオチがイイですね~。その雰囲気にどっぷりつかってしまうと言うか。 救いの無い小学時代の同級生のお話も最後のやるせない話も。それが世の常と言ってしまうと辛い所ですがなかなか仕方が無いのかなあとか思ったり。 モデルが一杯いる大言壮語を吐く男の話も面白かったです。こういう人居るんだなあ…。でもって彼女がさらにしたたかになっていてまあそれはそれで良いんじゃないかな、と思いました。普通のサラリーマンの奥さんとか無理な人もいますものね。確かに。

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    投稿日: 2014.02.10
  • 安心して読めるシリーズ

    短編集でした。というか、こんなに話の長さが違う短編集は初めてでした。 ススキノ探偵シリーズは、自分が北海道出身で大泉洋が好きである贔屓目を差し引いても、楽しく読めるシリーズです。今回、短編集であっても、その安心感は変わりませんでした。 関係ないけど、自分も、一度でいいからこういう暮らしをしてみたい・・

    1
    投稿日: 2013.12.13
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    ススキのシリーズ 短編集 今まで通り一冊で事件が‥と思ったらアレ!?驚かされた。 なんだ、今回は短編集かと思って読んでたら‥また驚かされます。

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    投稿日: 2013.11.22
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    シリーズはひと通り読んだつもりだったのに、全く記憶に残っていないということは短編集なので後回しにしていたのかな。 「向こう端にすわった男」がまさかこんなオチだったとは、あんまり東氏らしくないですね。表題作より「調子のいい奴」の不気味さの方が、よっぽど持ち味が出ているように感じました。

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    投稿日: 2013.10.27
  • 向う端にすわった男

    映画『探偵はバーにーいる』のススキノ探偵シリーズの一作です。発行順に読んでいるのですが、他が一巻丸々の長編であるのに対し、これは短編集となっていました。忙しい合間にも読めますし、どんなものかと興味がある方のお試しとしても、適していると思います。お薦めします。

    1
    投稿日: 2013.09.29
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    やはり短編集は苦手かも。ススキノ探偵シリーズは長編の方がいいなあ。俺の人間臭さやストーリーのハードボイルドなところが短編では生かしきれていない。こじんまりとまとまりすぎて俺自身の活躍の見せ場がほとんどないのはかなり残念。次に期待するかなあ。

    0
    投稿日: 2013.09.18
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    映画を観て、ちょっと気分の良くなった<俺>はいつものバーで飲んでいた。 その店に後から入って来た男が背負っている哀愁みたいなものに惹かれた<俺>はちょっとしたお節介を焼くのだが......。(「向こう端に座った男」より) 2013年8月24日読了。 ススキノ探偵シリーズ初の短編集で表題作他に3編を収録しています。 いつもは自分の信念で事件を追いかける<俺>が滑稽に振り回されてしまうお話ばかり。 長編が続いたので、これはこれで肩の力を抜いて楽に読めました。

    1
    投稿日: 2013.08.24
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    ススキノハードボイルドシリーズの短編集。 こういった短いストーリーもこのシリーズには合っているのかも。 全編楽しく読めた1冊。 その日暮らしでしょっちょう危ない目にあっているのに なんとなく楽しげに軽やかにススキノの街で生きている「俺」の生き様が好き。 まーこんな男にホレちゃったらたいへんそうだけどね。

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    投稿日: 2013.07.23
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    トルコ アメリカホモ奇病エイズ フジタ 花岡組 本州資本 真駒内 川崎 結婚詐欺 SM 酒を飲んでエロくなる奴は好きになれない 稚内市 クルクルとドロボウ 北24条 高田 空手 ポーター客引き タンブラーグラス(英語:tumbler)は、シリンダー形のグラスで、通常、コップ(ガラスコップ)と呼ばれているもの「タンブラー」の語源は『倒れるもの、転ぶもの』。その理由は、もともとはこの言葉が獣の角で作られた器などを指していたからである。ハイボールグラスとも呼ばれる。ソフトドリンクやロングカクテルを飲むのに用いられる。 さげすみ蔑み/さげすむこと。軽蔑。「―の目で見る」 『ペンゴ』(Pengo)は、1982年にリリースされた、セガ販売のアーケードゲーム。また、その主人公キャラクターの名前。コアランドテクノロジー(現バンプレスト)開発とされている 携帯電話など各種プラットフォームに移植されている。

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    投稿日: 2013.07.10
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    短編集。 もともと短編小説全般が苦手ですが、こちらもダメでした。 とくに向こう端にすわった男は???となったまま終わりました。 なんかよく分かんないけど、探偵は大きい事件がない時はこんな風に過ごしてるってことですかね。

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    投稿日: 2013.05.28
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    短編集だったと知ったのは、最初の作品を読んでから。まだ続くと思って、続きを読んだら、それは続きではなくて、二作目だった。 けなしてません。褒めてます。それだけ、その先の続きを読みたくなる話だったということで。、

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    投稿日: 2013.04.25
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    ススキノ探偵シリーズの短篇集。 短編だけに読みやすいとは言えるがいまいち物足りないところも。 4作品どれもなかなかですが、個人的には「秋の終わり」「自慢の息子」がいいですかね。 まぁしょうがない人っているよねってなんとなく納得してしまいました。

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    投稿日: 2013.02.05
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    ススキノ探偵シリーズでは珍しい短篇集。表題作である「向こう端にすわった男」が一番イマイチだった。逆に「調子のいい奴」「消える男」などは短編で終わらすには勿体ない気がした。

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    投稿日: 2012.12.07
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    ススキノ探偵シリーズ第三弾 今回は短編集です。 今回読んで率直に感じたのが、このシリーズはある程度枚数があった方が面白いのでは無いか?と言う事です。 展開が早いからか話についていけない所が何度かあったり、最後がなぜそうなるのかよく分からない所がありました。 しかし、「調子のいい奴」は「俺」の良さがよく出ててなかなか面白かったです。あとがきを読むまで知らなかったんですが、モデル騒動と言うのがあったんですねぇ〜確かに調子のいい奴はどこにでも出没してそうです。あとがきもなかなか笑えました。 さて、次回作はどうなるのか期待したながらウィスキーでも飲みましょうか。。 お酒がよく合う小説に乾杯。。。

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    投稿日: 2012.06.13
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    気楽によめる短編集。相変わらず短編は敬遠しがちだけれど、1編ずつがしっかりまとまり、かつ満足できるのでいいリズムで読めた。

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    投稿日: 2012.04.22
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    ススキノの探偵「俺」の短編集。 「俺」の生活ってこんな感じなのね。 結構、巻き込まれにいってる感じもあり、 そういう人だから探偵なのかも。 どの話も、よかった。 表題作は、笑えた。 「俺」も若いね。

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    投稿日: 2012.04.02
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    短編集とはいえ「ススキノ探偵シリーズ」3作目。 5つの短編。 当然長編ほどの深みはないが、その分中だるみもなく面白い。 著者・東さん自身のあとがきも面白い。 確かになぜか登場人物や街並みがもの凄く具体的にイメージできてしまうのは、さすが。 1作・2作との繋がりもより色濃くなっている。 主人公・俺をはじめ登場人物の成長は勿論、ススキノという街の変化もタイムリーに描かれている。 ススキノ1回しか行った事ないけど。

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    投稿日: 2011.12.15
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    ススキノ探偵シリーズの三作目。 今回は珍しく短編集でした。 最初の頃に比べると、俺が随分オトナになっているような…街も少し変わっているような…。 中身としては、短編集なのでサクサク読めて楽しかったです(*^^*)

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    投稿日: 2011.11.09
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    短編とのことで探偵の身近な日常が伺えるような内容になっている。 長編の重みとはまた違った手軽な面白さというような感じ。 消える男、だったか、最後の話の結末が、ハードボイルドというやつなのかなぁ。ミステリに馴染んでいる身としては、続きは?と思わないでもないのだけど、それが味なんだろうなあ。もちろんこの余韻は嫌いじゃない。

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    投稿日: 2011.10.28
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    ススキノ探偵シリーズ第3弾にして初の短編集。まあまだったかなー、ちょっとすっきりしない話が多かった。てか、ススキノ探偵シリーズは軽めに読みたくて手に取るし実際文章も軽妙なんだけど、実は結末がすっきりしない場合が多い気がする。筆者は多分意図してやってるんだろうけど、いい悪いは別にして文体から受ける印象から予想のつかない結末が来てびっくりすることがある。

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    投稿日: 2011.10.17
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    マヌケなストーリーや興味深いストーリーなどいろいろ楽しめる。ただ、長編に馴染んでしまうと少し物足りない気がするので、ちょっと時間が空いたとき気軽に読みたい場合によいかも。

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    投稿日: 2011.10.15
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    ススキノ探偵シリーズの短編。 個人的に面白かったのは『調子のいい奴』。 残念な男が残念な結果になるお話で、面白かったです。 全部で5話で、読みやすいです。

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    投稿日: 2011.09.29
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    主人公は相変わらず酒をたくさん飲み続けている。短編集だから読みやすいが、文庫のわりには値段が高い気がする。

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    投稿日: 2011.09.24
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    短編集だったので、長編で来ていた私には、少し物足りなさがあったけど バラエティーに富んでて面白かった。 今までも一貫して盛り込まれていた 内容が今回少し気になるように作られていた気がする。

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    投稿日: 2011.09.21
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    短編集なのだが、作品によっては物足りない感があったり事件ですらないような物もあって、正直短編が上手ではない様な気がする。 ある程度ボリュームがあった「調子のいい奴」が一番面白かった。 物足りない感がありつつも「俺」やその他のキャラクターが非常に魅力的なので、全体的にはまぁ満足したかな。

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    投稿日: 2011.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。まぁ短編集なので、どうってことない。やっぱり長編の方が面白い。全部ちょっとしたエピソードって感じ。 2018.1.13 再読。旅のお供として。☆4くらいには面白かったけどなー。あとがきで「調子のいい男」のモデルはあの人でしょ的なことを皆に言われた、ってのが面白かった。

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    投稿日: 2011.08.03
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    2009/9/21 Amazonより届く 2011/9/24〜9/25 映画化され話題のススキノ探偵シリーズ第三弾にして、初の短編集。「向う端にすわった男」、「調子の良い奴」、「秋の終り」、「自慢の息子」、「消える男」の五編を収録。個人的には「調子の良い奴」、「消える男」が良かった。先日映画も見たが、こうやって読んで見ると、結構映像化向きかもしれないな。

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    投稿日: 2009.09.21
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    札幌のススキノを根城に定職にも着かず探偵紛いな事で糊口をしのぐ俺。 どこか抜けていて憎めない主人公が巻き込まれる5つの物語。 東直己が贈る新感覚ハードボイルド。 まずは短編から染まってください。

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    投稿日: 2007.05.06
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    ススキノを舞台に、ちょっと格好付けな『俺』が色々な問題事に首を突っ込んではボロボロになりつつ解決していく探偵。

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    投稿日: 2006.03.07