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源氏物語 あさきゆめみし 完全版(1)
源氏物語 あさきゆめみし 完全版(1)
大和和紀/講談社
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総合評価

23件)
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    大河ドラマ「光る君へ」を見て、源氏物語を読んでみたいなと思い、まずはやはり漫画から。 高校生の頃に読んだ頃は、実はさっぱり意味がわからなかった。改めて読んでみると…いい!絵が美麗な事はもちろん、そこはかとなく切ない。 浮世離れしすぎてて、現実と対比しようなんて気も起こらないのがまたいいところ。 まだ3巻までしか読んでないが、最終巻まで楽しみです。

    15
    投稿日: 2025.03.08
  • 受験時代に大変お世話になりました。源氏物語が得意分野に!

    大学受験に必ずと言っていいほど大事な古文の科目。 徒然草・枕草子など数ある古文の中で大学の研究者が一番多いのは「源氏物語」です。 そのため、源氏物語は受験での頻出分野になります。 でも、源氏物語はとにかく長い。古文だけに時間をかけていられない。 そんな方はこの漫画で源氏物語を覚えてください。 私が受験生だったころ、予備校の古文講師が勧めるほどいい教材です。 「漫画が受験に使えるの?」と疑問に思う人が必ずいますが、 予備校の講師が勧めているのが何よりの証拠になります。 だって、予備校は受験生を志望校に合格させることが目的なんですから。 さらに、私の時は紙のモノクロでしたが、これはカラーですよ。 平安時代の十二単や宮廷がカラーで見られるなんて、なんて贅沢な!

    0
    投稿日: 2017.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    其の一~其の五 大和和紀が語る「あさきゆめみし」との日々 与謝野晶子 田辺聖子「新源氏物語」

    0
    投稿日: 2016.08.04
  • 昔単行本で読んだけど。。。

    『源氏物語 あさきゆめみし 完全版 The Tale of Genji』は カラーが多く それがとても綺麗で 感動しました。 作画は 当時のままですが やっぱり美しいです。 漫画なので 源氏物語の原文や訳したものを読むのは ちょっとと思われる方にも読みやすいので ぜひ 一度は手に取っていただきたい作品だと思います。 特に紫の上の美しさ優しさ 全てにおいて見習いたいものです。 光源氏は 罪なお人ですね~。^^

    0
    投稿日: 2015.12.10
  • まんがだと読みやすいです

    まんがですとやはり読みやすいです。取っ掛かりにいいと思います。 ただ、単行本で読んだ時の方が想像力をフルに使って読むので、ロマンチック度が増すと思います。

    0
    投稿日: 2015.08.07
  • 源氏物語だけど少女漫画

    源氏物語は、色々な方がそれぞれの解釈で独自の作品が作られている物語です。大和和紀 さんの「源氏物語 あさきゆめみし」もその一つです。 1巻だと、まだまだ光源氏は子供っぽいです。子供っぽい光源氏がどのような大人に成長していくか楽しみです。

    0
    投稿日: 2015.01.08
  • 訳でもダイジェストでもなく「作品」なのだ

    『源氏物語』を知りたい、でも原文や与謝野晶子訳を読むのはしんどい・・・そういう人におすすめ・・・ ・・・と言いたいところだが、それもあるが、やはりそれだけでは終わりたくない(笑) やはり、これは「訳」でも「解説」でもなく、「大和和紀の作品」なのだ。 この、完全版には本人による「制作秘話」もついており、その中に、こうある。 つまり少女漫画というフィルターに源氏物語をかけたのが『あさきゆめみし』なんですね。 でもじつは、原作を読んで描いたイメージと、漫画として描いたものがかなり違っていて、自分でも意外に感じることがありました。 と。そうだろう。それでこそ、「創作」なのではないか。 私は、「あさきゆめみし」を読んでいて、「別れ」や「隔たり」をあらわす構図の取り方を新鮮に感じた。 原文を読んで受けたイメージとはちょっと違って、「ああ、そういうのもありか」と思ったのだ。 そもそも「いずれの御時にか・・・」ではなく「私は母を知りません」から始まるのだ。 斬新ではないか、創作ではないか! 全体に、いい創作台詞が多いのだ。 さらに、作者は次のように言う。 原文とまではいかなくても、現代語訳を読み通してみてほしい。きっと違う源氏を発見なさるでしょう。 それぞれの源氏がそれぞれの心に生きるとしたら、それはとてもとても素敵なことです。 なにしろ、源氏物語は日本の宝なのですから。 と。 本当、その通りだと思うのだ。 大和和紀の源氏物語、『あさきゆめみし』。 それ以上でもなくそれ以下でもないもの。 だからこそ、心に残る、大切なたからもの。

    7
    投稿日: 2014.09.20
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    すべてのはじまりの物語 所詮源氏も藤壺も紫の上も桐壺帝と更衣のイミテーションに過ぎない もしかしてあのまま桐壺帝が更衣を忘れて藤壺を捨て置いたのなら源氏も、一番の被害者である紫の上の未来も、ひいては過去の因果応報によって産まれた宇治十帖の主人公である薫の人生ですら明るかったのかもしれない それを感じ取っていたからこそ桐壺帝は源氏と藤壺の不義を黙認したのかな けれどさすがは千年も現存する『源氏物語』 あの当時『更級日記』でも書かれているようにみんなが夢中になるのがわかる そしてそれをわかりやすく原作ほぼそのままに描いてくださった大和先生に感謝を

    0
    投稿日: 2013.12.30
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    源氏物語の世界を繊細に美しく雅やかに、かつ人間性の深みを失わずにバランスよく描いた作品だと思います。私の源氏のイメージはこの作品からきてますが、原作の源氏は今の感覚だと結構ヒドイ人らしい。いつかきちんと原作読んでみたい。

    0
    投稿日: 2013.11.08
  • 日本文学の最高傑作のコミカライズ

    これを読めば古典の成績が上がると言われる有名なマンガ。 まあそういう考えで無くても十分面白いし、絵もやや古さはあるが美しい。

    1
    投稿日: 2013.09.26
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    まさかの、Kindleストアで¥99というきっかけで読み出しました。 むかーし読んで、大好きだった記憶があり、読み返すとまた面白い! 続けて買ってしまいそうです。

    0
    投稿日: 2013.02.28
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    1~10巻、読了いたしました。 ずっと昔に、普通のコミックで途中まで読んでいたのですが、「源氏物語 千年の謎」の謎を観てから、ちゃんと読み返したくなり、調べてみると行きつけの(笑)図書館に揃っていたので、少しずつ読みました。 大和和紀氏の絵は本当に美しい。 この完全版は、雑誌掲載時のカラー原稿を完全再現しているものなので、その美しさを堪能できます。 恥ずかしながら、源氏物語は読んだことがないので、原作との比較はできませんが、このあさきゆめみし、本当に切ない物語です。 光源氏が年を重ねるにつれ、ちょっと寂しくなってきてしまい、ましてやはかなくなってしまったあとはもう十分と思っていたのですが、宇治十帖にもすっかり魅せられてしまいました。 というより、悲しすぎるストーリーがちょっと堪えました。 また少し時間があいたら、読み返してみたくなるのだと思います。

    0
    投稿日: 2012.06.04
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    こんなめちゃくちゃな設定の話は読みたくもない、と読む前までは思っていた。 が、ひょんなことから読み出したらもう止まらない。これがへ平安時代に書かれたとも思えない完成度の高さ。だからこそ今の時代まで残っているのだろうけども。

    0
    投稿日: 2012.03.01
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    定番中の定番。とにかく絵が綺麗。少女コミックの中の歴史物では一押し。何度も読み返しています。今では我が子が読んでいるのが本当に嬉しいです。

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    投稿日: 2011.11.26
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     ひさしぶりによむのだけど、さすが完全版だけあって、豪華で気持ちがよい。文字も絵も大きくて浸れる感じがある。高いけど、こっちで読みたいね。  改めて読むと思うのだけど、けっこうせわしいね。最初から末摘花までなら、やっぱり2冊で読みたい。空蝉のファンであるわけで、1カットというか1ページですまされると割り切れない思いがする。  そのぶん、桐壺のあたりはオリジナルストーリーでたっぷりと描かれる。なかなかこれがよい。すっと納得できる。ここからはいって源氏物語原文を読むとちょっとがっかりするかもしれないくらい、自然でいい話だ。(ただ、桐壺帝はかっこよすぎると思う)  個人的には頭中将の描き方が、うまいんけど違和感がある。いや、違和感があるんだけど漫画家の旨さを感じるってところかもしれない。もっと実直な人のイメージである。  ともかく、久しぶりに読み始めたフルコース。楽しみたいと思う。 2009/2/23

    0
    投稿日: 2010.09.10
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    初めて源氏物語を通読できました!漫画ですが。 大和和紀さんの絵が本当に素晴らしくて、カラーなどはため息がでますね。 みんな似たような服装や髪形なのに、あんなにたくさんの女性の顔を、しかも徐々に年を重ねさせつつ表情まで絶妙に描き分けられるなんてすごすぎます。 エピソードはどれも面白いのですが、やはり紫の上と明石の御方はふたりとも素敵な女性で、その友情や、紫の上の死の場面などは印象深いです。愛情と孤独にあふれた源氏の晩年も胸が締め付けられ、まさにあわれ。 しかし解せないのは、源氏の壮絶な生涯のあとの、宇治十帖。 私は正直、源氏よりも、薫と匂宮のほうが好きです。が、光る源氏の君の伝説的生涯に比べて、この十帖は見劣りしませんか…? なぜ、源氏の死のあと、最後の十帖だけ次の世代を描いたのか…。なぜ源氏の死で物語は終わらなかったのか。 紫式部に訊いてみたい。 わからないのはわたしの人生経験が少ないせいなのでしょうか、きっとそうかな…。 まだまだいろいろ考えてみたいです。 そしていつか原典を読んでみたい! 【2010.08.15】

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    投稿日: 2010.08.16
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    予想外にでした。「源氏物語」がこれほど面白いとは!昼ドラよりぜんぜん面白いです。 ただ、顔の区別つかないことと、登場人物の名前がやはりなじみにくく誰がどいつの子で誰に恋してるとか、しょっちゅうわからなくなります。 にしても、恋、恋、恋の連続で古文の授業でこんなんあつかってたんだなぁと思うと不思議です。オススメですよ☆

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    投稿日: 2010.08.13
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    全10巻です。個人的には8巻までで十分。 思った以上に面白くて良かった♪ これを読んでから古典の勉強をしたかったなぁ。 そしたら古典も授業も面白かっただろうに・・・。 8巻の最後にいろは歌と言われる 「いろはにほへと ちりぬるを・・・」が 書かれているんです。 これって単なるいろは歌だと思っていたけど 8巻まで読んだ後でのこの歌は すごく深くこんな深い意味があったのかと 感動しました!

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    投稿日: 2010.01.10
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    言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。 高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。

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    投稿日: 2009.09.09
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    新源氏物語を読んで以来、人の創造力とはすごいものだと思うようになった。 一人の作家があそこまで深い世界観を創り出してしまうなんて・・・もちろん紫式部だから出来たことではあるけれど。 そこで、独自の世界を持った創作にたくさん触れたいと考えている。 文学に限らず、漫画にも。 で、源氏×漫画ということで、有名な「あさきゆめみし」を読んでみた。 まず、絵がいいです。特に紫の上かわいい。 頭の中将ってあんなキャラだっけ・・・?と思いつつ、笑いを誘うのでよいかと。 平安貴族が「あちゃー」とか言ってるんだよ!!萌え〜 ただ時間の流れが、やっぱり漫画だとわかりにくいなあと思った。 2ページしか進んでないのにいつの間にか3年経ってるとか。ちょっと違和感。 でも源氏物語オリジナルの世界観を壊さない程度に少女漫画化されてるので、誰でも楽しめると思う。 あと完全版を買ったけど表紙が素敵。

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    投稿日: 2009.01.11
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    どう考えても光源氏はダメ男だと思うのですが(笑)許されるのが平安朝の日本なのでしょうか。まぁ…女子はいつの時代も強いのですなぁということで。とにかくこの本で古文の時間にちっとも理解できなかった源氏物語がわかりました。参考書にしてもいいくらい。 私は紫の上が好きですが、源氏物語占いだとどれをやってもだいたい夕顔になります。

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    投稿日: 2008.09.16
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    古典の勉強にもなる漫画です。 当時の人々はどのようにして恋をしていたのか。 この本でわかります。 数十メートル先にいても臭いで誰かがわかるくらい、臭いを強く焚き染める。 御簾を挟んでお話をして、和歌を詠み合う。 風流ですね!

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    投稿日: 2008.08.01
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    すばらしいですね。 子供のときわけがわからないまま読んでいたのはベルばらと同じだけど、ベルばらより意味を理解してたし、結構覚えている。 そして魅力は今の方がもちろん堪能できる! 女子のとりどりの楽しみのひとつに最高です。 革命とかなくて平和だし。きれいだし。大和和紀のこの時期の絵もいい。 服とか花とかも繊細で楽しい。 続き読むのが楽しみっていうのはいい。

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    投稿日: 2008.04.27